JPWO2018042495A1 - 冷凍サイクル装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施の形態に係る冷凍サイクル装置100について説明する。
図1は、本実施の形態に係る冷凍サイクル装置100の冷媒回路Cの説明図である。
図2は、本実施の形態に係る冷凍サイクル装置100の油分離器2の説明図である。
本実施の形態の冷凍サイクル装置100は、例えば、空気調和装置、冷凍装置及びヒートポンプ給湯機等に適用することができる。なお、図1では図示を省略しているが、冷凍サイクル装置100は、四方弁を設け、冷房運転及び暖房運転を実行できるようにしてもよい。
また、冷凍サイクル装置100は、凝縮器3に付設される凝縮器ファン3Aと、蒸発器5に付設される蒸発器ファン5Aとを含む。
更に、冷凍サイクル装置100は、油分離器2に備えられた発光部21と、油分離器2に備えられた光検出センサー22と、光検出センサー22の検出結果が出力される制御装置50と、制御装置50によって制御される報知部51とを含む。
容器2Aは、筒状の側面部と、この側面部の下端に接続された底部と、この側面部の上端に接続された天面部(上面部)とを含む。容器2Aの側面部には、冷媒流入部2B1が接続されている。圧縮機1から吐出されたガス冷媒が冷媒流入部2B1から容器2A内に流入する。容器2Aの天面部は、冷媒流出部2B2が接続されている。冷媒流出部2B2の端部から、容器2A内のガス冷媒が流入することで、容器2Aからガス冷媒が流出する。容器2Aの底部には、油流出部2B3が接続されている。容器2A内の冷凍機油が流入する、油流出部2B3の端部の方が、容器2Aの底部よりも上側に配置されている。これにより、図2に示すように、容器2Aに冷凍機油Оiが一定量溜まってから冷凍機油Оiが流出することになり、光検出センサー22で冷凍機油の状態を検出しやすい。冷媒流入部2B1、冷媒流出部2B2及び油流出部2B3は配管で構成することができる。冷媒流入部2B1は冷媒配管P1に接続され、冷媒流出部2B2は冷媒配管P3に接続され、油流出部2B3は冷媒配管P7に接続される。
光透過部材2C及び光透過部材2Dは、容器2Aの上下方向において、容器2Aの下側に配置されている。光透過部材2Cは、発光部21の対向位置に配置されており、発光部21を出た光が容器2A内に入るように構成されている。光透過部材2Dは、光検出センサー22の対向位置に配置されており、発光部21を出て容器2A内に入った光が光検出センサー22で受光できるように構成されている。油分離器2には、発光部21、光透過部材2C、光透過部材2D及び光検出センサー22が、この順番で直線状に配置されている。なお、発光部21、光透過部材2C、光透過部材2D及び光検出センサー22を結ぶ直線上には、油流出部2B3が位置しないようにする。油流出部2B3によって発光部21の光が遮られてしまい、光検出センサー22で光を受光できなくなることを回避するためである。例えば、発光部21、光透過部材2C、光透過部材2D及び光検出センサー22を結ぶ直線上から、水平方向に予め定められた距離をずらした位置に、油流出部2B3が配置されていればよい。光透過部材2C及び光透過部材2Dは、例えば、透明のガラスで構成することもできるし、透明の樹脂で構成することもできる。
冷媒配管P2は、一端が油分離器2に接続され、他端が凝縮器3に接続されている。
冷媒配管P3は、一端が凝縮器3に接続され、他端が絞り装置4に接続されている。
冷媒配管P4は、一端が絞り装置4に接続され、他端が蒸発器5に接続されている。
冷媒配管P5は、一端が蒸発器5に接続され、他端がアキュムレータ6に接続されている。
冷媒配管P6は、一端がアキュムレータ6に接続され、他端が圧縮機1の吸入側に接続されている。
冷媒配管P7は、一端が油分離器2に接続され、他端が絞り装置7に接続されている。
冷媒配管P8は、一端が絞り装置7に接続され、他端が冷媒配管P5の中間部に接続されている。なお、冷媒配管P5の中間部は、冷媒配管P5の一端から他端までの間の部分である。
光検出センサー22は、受光した光の赤色波長、緑色波長及び青色波長をそれぞれ検出するRGBセンサーで構成されている。光検出センサー22は、発光部21に併設されている。具体的には、光検出センサー22は、発光部21の光照射方向に配置されており、発光部21の対向位置に設けられている。光検出センサー22は、容器2Aの外側に配置され、光透過部材2Dを介して容器2A内の空間に臨んでいる。光検出センサー22は、例えば、分光器と複数のCCD素子を備えたもので構成することができる。分光器は、例えば赤色の光、緑色の光及び青色の光に分解可能なプリズム等で構成することができる。
冷凍機油は酸化等して劣化すると圧縮機1の摺動部の摩耗を抑制する本来的な機能が損なわれる場合がある。ここで、冷凍機油は劣化すると茶色に変色する(第1の状態)。また、冷凍機油によって圧縮機1の摺動部が適切に潤滑できないと、摺動部が削れて冷凍機油が黒色に変色する(第2の状態)。そこで、制御装置50は、光検出センサー22の検出結果に基づいて、冷凍機油の色に関する判定を行う。この判定により、制御装置50は、冷媒回路C中の冷凍機油が劣化しているか否か、又は圧縮機1が損傷しているか否かを判定する。
図3は、本実施の形態に係る冷凍サイクル装置100の制御装置の説明図である。
図4Aは、冷凍機油が劣化しているときのヒストグラムの説明図である。
図4Bは、圧縮機1が損傷しているときのヒストグラムの説明図である。
制御装置50は、ヒストグラム作成部50Aと、判定部50Bと、報知制御部50Cと、アクチュエータ制御部50Dと、階調範囲設定部50Eと、明るさ設定部50Fとを備えている。
(1)ヒストグラム作成部50Aが作成した赤色の光の第1のヒストグラムに関し、判定部50Bは、画素頻度のピークが第1の階調範囲に入っている。
(2)ヒストグラム作成部50Aが作成した緑色の光の第2のヒストグラムに関し、判定部50Bは、画素頻度のピークが第2の階調範囲に入っている。
(3)ヒストグラム作成部50Aが作成した青色の光の第3のヒストグラムに関し、判定部50Bは、画素頻度のピークが第3の階調範囲に入っている。
また、第2の階調範囲は、例えば、0から10の範囲に設定することができる。
更に、第3の階調範囲は、例えば、0から10の範囲に設定することができる。
第1の階調範囲、第2の階調範囲及び第3の階調範囲にどの程度広がりを持たせるかについては、適宜、設定することができる。
なお、第1の階調範囲は、例えば、0から10の範囲に設定することができる。
また、第2の階調範囲は、例えば、0から10の範囲に設定することができる。
更に、第3の階調範囲は、例えば、0から10の範囲に設定することができる。
黒色の色判定の場合においても、どの程度、第1の階調範囲、第2の階調範囲及び第3の階調範囲に広がりを持たせるかは、適宜、設定することができる。
まず、アクチュエータ制御部50Dは、冷媒回路C中の冷凍機油が劣化しているか否か、又は圧縮機1が損傷しているか否かを判定するときよりも、発光部21の明るさを大きくする。例えば、アクチュエータ制御部50Dは、発光部21を最大の明るさとしてもよい。ここで、典型的には、白色光における第1のヒストグラム、第2のヒストグラム及び第3のヒストグラムの階調値は、全て255である。汚れがない場合には、発光部21から出た白色光が、光検出センサー22に届く。したがって、ヒストグラム作成部50Aで作成されるヒストグラムの階調は、赤色、緑色、青色、ともに255である。一方、汚れがある場合には、発光部21から出た白色光が、光検出センサー22に届きにくくなる。したがって、ヒストグラム作成部50Aで作成されるヒストグラムの階調は、赤色、緑色、青色、ともに255よりもかなり小さくなることが想定される。
そこで、アクチュエータ制御部50Dが発光部21の明るさを大きくした後に、判定部50Bは、光検出センサー22の検出結果に基づいて、赤色のヒストグラムのピークが第1の階調範囲に入り、緑色のヒストグラムのピークが第2の階調範囲に入り、青色のヒストグラムのピークが第3の階調範囲に入るか否かを判定する。
なお、第1の階調範囲は、例えば、0から245の範囲に設定することができる。
また、第2の階調範囲は、例えば、0から245の範囲に設定することができる。
更に、第3の階調範囲は、例えば、0から245の範囲に設定することができる。
次に、制御装置50の判定部50Bは、第1の判定を行う(ステップS2)。光透過部材2C等が汚れていないと判定した場合には、発光部21の明るさを第2の明るさに設定する(ステップS3)。なお、制御装置50は、光透過部材2C等が汚れていると判定した場合には、その旨を報知する(ステップS2−1)。その後、制御装置50は、第2の判定及び第3の判定の精度が低下するので、第2の判定及び第3の判定をせずに、フローを終了する(ステップS6)。
また、制御装置50の判定部50Bは、ステップS3の次に、第2の判定を行う(ステップS4)。圧縮機1が損傷していると判定した場合には、第1の報知を行い、圧縮機1の損傷を報知する(ステップS4−1)。なお、圧縮機1の損傷を報知した場合には、冷凍機油の色が黒色であるため、冷凍機油の劣化判定が難しい。このため、圧縮機1の損傷を報知した後には、ステップS5の冷凍機油の劣化判定をせずに、フローを終了する(ステップS6)。
また、圧縮機1が損傷していないと判定した場合には、引き続き、第3の判定を行う(ステップS5)。冷凍機油が劣化していると判定した場合には、第2の報知を行い、冷凍機油の劣化を報知する(ステップS5−1)。冷凍機油が劣化していないと判定した場合には、フローを終了する(ステップS6)。
例えば、制御装置50は、冷凍機油に関する色の初期値を記憶しておいてもよい。ここで、初期値とは、各ヒストグラムの各ピークの初期値である。例えば、第1のヒストグラムの階調値の初期値が250、第2のヒストグラムの階調値の初期値が240、第3のヒストグラムの階調値の初期値が230であったとする。制御装置50の記憶部は、これらの初期値を記憶しておく。そして、判定部50Bは、この初期値からのずれ量に基づいて、冷媒回路C中の冷凍機油が劣化している、又は、圧縮機1が損傷していると判定してもよい。なお、赤色のピークのずれ量は、冷媒回路C中の冷凍機油が劣化している場合よりも、圧縮機1が損傷している場合の方が大きく設定するとよい。なお、緑色のピークのずれ量及び青色のピークのずれ量は、冷媒回路C中の冷凍機油が劣化している場合と圧縮機1が損傷している場合とは同じ設定でよい。
図6は、本実施の形態に係る冷凍サイクル装置の変形例1のアキュムレータの説明図である。
容器6Aは、筒状の側面部と、この側面部の下端に接続された底部と、この側面部の上端に接続された天面部(上面部)とを含む。冷媒流入部6B1及び冷媒流出部6B2は、容器6Aの天面部に接続されている。
光透過部材6C及び光透過部材6Dは、容器6Aの上下方向において、容器6Aの下側に配置されている。本実施の形態では、液冷媒よりも冷凍機油が重いため、液冷媒の下に冷凍機油が貯留されるためである。なお、冷凍機油が液冷媒よりも軽ければ、光透過部材6C及び光透過部材6Dの位置を上側に変更すればよい。光透過部材6C及び光透過部材6Dの構成は、光透過部材2C及び光透過部材2Dと同様である。発光部21、光透過部材6C、光透過部材6D及び光検出センサー22は、この順番で直線状に配置されている。
図7Aは、本実施の形態に係る冷凍サイクル装置102の変形例2の冷媒回路の説明図である。
図7Bは、本実施の形態に係る冷凍サイクル装置102の変形例2の油貯留部の説明図である。
第1の配管P9は、一端が油戻し回路C1のうち絞り装置7(キャピラリーチューブ)よりも下流側の第1の部分Po1に接続されている。第2の配管P10は、一端が油戻し回路C1のうち第1の部分Po1よりも下流側の第2の部分Po2に接続されている。第1の配管P9の他端は、容器8A内に配置され、冷凍機油を容器8A内へ供給する開口部が形成されている。第2の配管P10の他端は、容器8A内に配置され、冷凍機油を容器8A外へ排出する開口部が形成されている。
容器8Aは、筒状の側面部と、この側面部の下端に接続された底部と、この側面部の上端に接続された天面部(上面部)とを含む。油流入部8B1は、容器8Aの天面部に接続され、油流出部8B2は、容器8Aの底部に接続されている。
油流出部8B2の上端(他端)には、冷凍機油を流出口となる開口部が形成されている。冷凍機油Oiが容器8Aに溜まりやすいように、油貯留部8は、油流出部8B2の上端が、容器6Aの底部から予め定められた距離L1をあけて配置されている。光透過部材8C及び光透過部材8Dは、容器8Aの上下方向において油流出部8B2の上端よりも下側に配置されている。これにより、冷凍機油Oiが貯留されている部分に光が通すことになり、冷凍機油Oiの劣化等の判定精度を向上させることができる。
図8は、本実施の形態に係る冷凍サイクル装置の変形例3の説明図である。
冷媒配管P5は、蒸発器5と圧縮機1とをアキュムレータ6及び冷媒配管P6を介して接続する配管である。
本実施の形態において、冷凍機油は冷媒より重いため、冷媒配管P5の下部に滞留しやすい。そこで、発光部21は、冷媒配管P5のうちの一部の上部及び下部のうちの一方に配置され、光検出センサー22は、発光部21に対向するように、冷媒配管P5のうちの一部の上部及び下部のうちの他方に配置されている。ここで、冷媒配管P5の一部とは、冷媒配管P5の一端と他端との間の部分を指す。変形例3では、発光部21が冷媒配管P5のうちの一部の上部に配置され、光検出センサー22が冷媒配管P5のうちの一部の下部に配置された態様を一例として示している。変形例3の構成により、冷媒配管P5に滞留する冷凍機油の色に関する判定を精度よく行うことができる。
図9は、本実施の形態に係る冷凍サイクル装置の変形例4の説明図である。
図9に示すように、変形例4では、圧縮機1に、発光部21及び光検出センサー22を設けるとともに、光透過部材1C及び光透過部材1Dを設けている。ここで、圧縮機1がスクロール圧縮機である場合を例に説明する。
また、圧縮機1は、冷媒を圧縮するのに利用される渦巻体が形成された揺動スクロール1Hと、揺動スクロール1Hを収容するフレーム1Jと、揺動スクロール1Hを回転させる軸SFと、軸SFを回転させる電動機1Eと、揺動スクロール1Hを揺動運動させるオルダムリング1Iとを含む。
ロータ1E2は、たとえば、内部に図示省略の永久磁石を有し、ステータ1E1の内周面との間に、予め設定された空隙が形成されるように軸SFに支持されている。そして、ロータ1E2は、ステータ1E1への通電がなされると回転駆動し、軸SFを回転させる。オルダムリング1Iは、揺動スクロール1Hの揺動運動中における自転運動を阻止するのに利用されるものである。
Claims (13)
- 圧縮機、凝縮器、絞り装置及び蒸発器を備えた冷媒回路と、
前記冷媒回路のうちの前記蒸発器、前記圧縮機及び前記凝縮器までの流路に設けられ、光を照射する発光部と、
前記発光部に併設され、前記発光部の光を検出する光検出センサーと、
前記光検出センサーの検出結果に基づいて、前記冷媒回路中の冷凍機油が劣化しているか否か、又は前記圧縮機が損傷しているか否かを判定する制御装置と、
前記冷媒回路中の冷凍機油が劣化しているか否か、又は前記圧縮機が損傷しているか否かを報知する報知部と、
を備えた
冷凍サイクル装置。 - 前記圧縮機の吐出側に設けられ、冷媒から分離した前記冷凍機油を貯留する油分離器と、
一端部が前記油分離器に接続され、他端部が前記圧縮機の吸入側に接続された油戻し回路とをさらに備え、
前記発光部及び前記光検出センサーは、
前記油分離器に設けられている
請求項1に記載の冷凍サイクル装置。 - 前記圧縮機の吐出側に設けられ、冷媒から分離した前記冷凍機油を貯留する油分離器と、
一端部が前記油分離器に接続され、他端部が前記圧縮機の吸入側に接続された油戻し回路と、
前記油戻し回路に設けられたキャピラリーチューブと、
前記油戻し回路に接続された分岐回路とをさらに備え、
前記分岐回路は、
一端が前記油戻し回路のうち前記キャピラリーチューブよりも下流側の第1の部分に接続された第1の配管と、
一端が前記油戻し回路のうち前記第1の部分よりも下流側の第2の部分に接続された第2の配管と、
前記第1の配管及び前記第2の配管の他端側が接続され、油を貯留する容器とを含み、
前記第2の配管の他端は、
前記容器内に配置され、前記冷凍機油が流れる開口部が形成され、
前記発光部及び前記光検出センサーは、
前記容器に設けられ、前記第2の配管の他端よりも下側に配置されている
請求項1に記載の冷凍サイクル装置。 - 前記圧縮機の吐出側に設けられ、冷媒から分離した前記冷凍機油を貯留する油分離器と、
一端部が前記油分離器に接続され、他端部が前記圧縮機の吸入側に接続された油戻し回路と、
前記油戻し回路に設けられたキャピラリーチューブとをさらに備え、
前記発光部及び前記光検出センサーは、
前記油戻し回路のうち前記キャピラリーチューブよりも下流側の部分に設けられている
請求項1に記載の冷凍サイクル装置。 - 前記圧縮機の吸入側に設けられたアキュムレータをさらに備え、
前記発光部及び前記光検出センサーは、
前記アキュムレータに配置されている
請求項1に記載の冷凍サイクル装置。 - 前記発光部及び前記光検出センサーは、
前記圧縮機に配置されている
請求項1に記載の冷凍サイクル装置。 - 前記冷媒回路は、
前記蒸発器と前記圧縮機とを接続する冷媒配管を含み、
前記発光部は、
前記冷媒配管のうちの一部の上部及び下部のうちの一方に配置され、
前記光検出センサーは、
前記発光部に対向するように、前記冷媒配管のうちの前記一部の上部及び下部のうちの他方に配置されている
請求項1に記載の冷凍サイクル装置。 - 前記制御装置は、
前記圧縮機が停止しているときの前記光検出センサーの検出結果に基づいて、前記冷媒回路中の冷凍機油が劣化しているか否か、又は前記圧縮機が損傷しているか否かを判定する
請求項7に記載の冷凍サイクル装置。 - 前記報知部は、
前記冷凍機油の色が茶色である第1の状態となっている場合には、前記冷媒回路中の前記冷凍機油が劣化していることを報知し、
前記報知部は、
前記冷凍機油の色が黒色である第2の状態となっている場合には、前記圧縮機が損傷していることを報知する
請求項1〜8のいずれか一項に記載の冷凍サイクル装置。 - 前記発光部は、
白色光を照射するように構成され、
前記光検出センサーは、
赤色、緑色及び青色の波長をそれぞれ検出するRGBセンサーで構成されている
請求項1〜9のいずれか一項に記載の冷凍サイクル装置。 - 前記制御装置は、
前記冷媒回路中の冷凍機油が劣化しているか否か、又は前記圧縮機が損傷しているか否かを判定するときよりも、前記発光部の明るさを大きくし、前記発光部側及び前記光検出センサー側のうちの少なくとも一方が汚れているか否かを判定する
請求項1〜10のいずれか一項に記載の冷凍サイクル装置。 - 前記発光部と前記光検出センサーとは、
対向位置に配置され、
前記発光部及び前記光検出センサーは、
光を透過する光透過部材を介して前記冷媒回路に臨んでいる
請求項1〜11のいずれか一項に記載の冷凍サイクル装置。 - 前記制御装置は、
前記冷媒回路中の冷凍機油が劣化しているか否かの判定及び前記圧縮機が損傷しているか否かを判定の両方を行うものにおいて、
前記圧縮機が損傷しているか否かを判定してから、前記冷媒回路中の冷凍機油が劣化しているか否かを判定する
請求項1〜12のいずれか一項に記載の冷凍サイクル装置。
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