JP4203292B2 - 空気圧縮機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は空気圧縮機に係り、特に空気圧縮部により生成された圧縮空気を貯留するタンクの圧力に応じて駆動部を駆動または停止させるよう構成された空気圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、建築現場などでは、圧縮空気の圧力で釘を木材などに打ち込む釘打ち機を使用している。このように、屋外で使用される釘打ち機は、搬送可能な空気圧縮機で生成された圧縮空気を供給して釘装填部に装填された釘を空気圧力で打ち込むように構成されている。
【0003】
この種の空気圧縮機は、空気を吸い込んで圧縮するピストン・シリンダ部(空気圧縮部)と、ピストンを駆動するモータ(駆動部)と、ピストン・シリンダ部及びモータを覆うカバーと、圧縮空気を貯留するタンクとを備えてなる。
【0004】
また、空気圧縮機に搭載された制御部は、タンクの圧力を監視しており、タンク内の圧力がタンクの上限値に達するまでモータを駆動させて圧縮空気をタンクに充填し、タンク内の圧力が上限値(モータ停止圧力)に達すると、モータを一時的に停止させ、タンク内の圧力が下限値に低下すると(モータ再起動圧力)、再びモータを起動させてタンクへ圧縮空気を充填する。
【0005】
空気圧縮機において、動作していない状態とは、電源がオフにされた場合と、タンク内圧力が上限値に達していてモータの運転が停止された場合とがある。そして、空気圧縮機の運転状態が継続している待機状態とは、電源がオンにされ、且つタンク内圧力が上限値に達していてモータの運転が停止された状態のことをいう。
【0006】
一方、近年、複数の釘打ち機を並列接続して同時に使用する場合、あるいはより高圧(例えば、1MPa以上)の圧力で使用される空気圧駆動式工具が併用されるといった使用が望まれている。よって、圧力不足にならないようにタンク内圧力を高圧(例えば、1MPa〜3MPa)に保つと共に、空気供給量を増大できるよう構成している。
【0007】
このような、高圧で空気供給量の多い圧縮空気を生成するよう構成された空気圧縮機の一例としては、例えば、一対のピストン・シリンダ機構からなる第1の空気圧縮機構と第2の空気圧縮機構とが対向配置された所謂水平対向型の2段式空気圧縮機がある(例えば、特許文献1参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開2000−283052号公報(第3頁、図3)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のようにタンク内圧力を高圧化させ、空気供給量を多くした空気圧縮機において、例えば、夜間等に一人の作業者が釘打ち機を使用する場合等は、昼間のように何人もの作業者が使用するような空気供給量を必要としない場合がある。また、作業内容によっては、高圧の圧力を必要としない場合がある。
【0010】
しかし、従来の空気圧縮機にあっては、上記のような場合であっても、タンク内を所定の高い圧力に保つように制御されており、また、空気の大量供給にも対応できるようにモータの回転速度(回転数)が高めに設定されている。
【0011】
このため、タンク内の圧力が高い圧力となるとモータの負荷が大きくなり、モータ等から発生する音が大きくなり、また、モータを高速度で回転させた場合にも、モータから発生する高周波音が大きくなり、特に夜間では騒音になるという問題がある。
【0012】
本発明は、高圧を必要としない場合や多量の空気供給を必要としない場合は、騒音の発生を抑えるように制御する圧縮機を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、以下のような特徴を有する。
上記請求項1記載の発明は、空気を吸い込んで圧縮する空気圧縮部と、空気圧縮部を駆動する駆動部と、空気圧縮部により生成された圧縮空気を貯留するタンクと、タンク内の圧力を検出する圧力検出手段と、圧力検出手段により検出されたタンク内の圧力が予め設定された目標圧力範囲内に保つように駆動部を制御する制御手段と、を備えてなる空気圧縮機において、制御手段は、外部からのスイッチ操作により目標圧力範囲を、通常目標圧力範囲と少なくとも上限値が通常目標圧力範囲の上限値より低圧となる低圧圧力範囲とに変更可能な目標圧力範囲変更手段と、外部からのスイッチ操作により前記駆動部の回転速度を、通常回転速度と該通常の回転速度より低速の低速回転速度とに変更可能な回転速度変更手段と、外部からのスイッチ操作により、前記目標圧力範囲を前記通常目標圧力範囲とすると共に前記駆動部の回転速度を前記通常回転速度とする通常モードと、前記目標圧力範囲を前記低圧圧力範囲とすると共に前記駆動部の回転速度を前記低速回転速度とする静音モードとに切り替えるモード切替手段と、を備えたものであり、目標圧力を低圧圧力範囲に変更することでモータ音が低下する回転数で低速運転されるように運転状態を切り替えることが可能になる。
【0015】
た、請求項記載の発明は、請求項において、回転速度変更手段は、電流を制御することで回転速度を切り替えることを特徴とするので、駆動部の回転速度を低速回転速度に変更することでモータ音が低下する回転数で低速運転されるように運転状態を切り替えることが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明の一実施例について説明する。
図1は本発明になる空気圧縮機の一実施例を示す斜視図である。図2はカバー22を外した状態を示す斜視図である。図3は空気圧縮機の側面図である。図4は空気圧縮機の平面図である。図5は空気圧縮機の正面図である。図6は空気圧縮機の背面図である。
【0017】
図1乃至図6に示されるように、空気圧縮機10は、例えば、建築現場などの屋外において、空圧式の釘打ち機(図示せず)に圧縮空気を供給するように構成された小型コンプレッサである。
【0018】
また、空気圧縮機10は、フレーム12に円筒形状に形成された一対のタンク14,16が平行に支持されており、タンク14,16の上部には圧縮空気を生成する空気圧縮部18と、空気圧縮部18を駆動する駆動部20とが搭載されている。さらに、タンク14,16の上部には、空気圧縮部18及び駆動部20を覆うように一体成型された樹脂製のカバー22が取り付けられている。
【0019】
また、タンク14,16の両端下部には、脚部24〜27が設けられている。さらに、フレーム12の両端部には、コ字状に形成された把持部28,30が固着されている。空気圧縮機10は、把持部28,30を把持されて搬送される。
【0020】
また、空気圧縮機10は、空気圧縮部18の両側に空気吐出部32,34が設けられている。空気吐出部32,34は、タンク14,16の取り出し管路(図示せず)に接続された圧力調整弁36,38と、圧力調整弁36,38により調整された吐出圧力値を表示する圧力計40,42と、圧力調整弁36,38により調整された圧力の圧縮空気を吐出する吐出口44〜47とを有する。
【0021】
圧力調整弁36,38は、ハンドル36a,38aが回わされて吐出圧力を調整する。また、吐出口44〜47は、釘打ち機に接続されたホース(図示せず)が接続されるクイックカプラが設けられている。
【0022】
この圧力調整弁36は、0〜0.8MPaまでの間の任意の値に調整可能であり、吐出口44、45には、一般的に0.7MPa程度で使用される低圧工具が接続される。ここで、この上限値0.8MPaが本発明の第2の圧力に該当し、吐出口44、45が低圧吐出口に該当する。
【0023】
また、圧力調整弁38は、0〜2.5MPaまでの間の任意の値に調整可能であり、一般的に1〜2.5MPaで使用される高圧工具が接続される。ここで、この上限値2.5MPaが本発明の第1の圧力に該当し、吐出口46、47が高圧吐出口に該当する。
【0024】
さらに、カバー22の上部には、操作パネル48が設けられている。この操作パネル48には、電源スイッチ及び各種表示ランプが設けられているが、物が置かれても電源オフにならないようにカバー22の凹部23内に設けられている。
【0025】
図2に示されるように、カバー22は、着脱自在に取り付けられており、空気圧縮部18及び駆動部20のメンテナンス時にはフレーム12から外される。このように、カバー22が外されると、タンク14,16の上部に設けられた空気圧縮部18及び駆動部20の他に圧力調整弁36,38、圧力計40,42、吐出口44〜47が露出された状態になる。
【0026】
ここで、圧縮部18及び駆動部20の構成について説明する。
図7は圧縮部18及び駆動部20の内部構成を示す横断面図である。
【0027】
図7に示されるように、圧縮部18は、ケーシング60の両側に配置されたピストン・シリンダ機構62,64を有する。このピストン・シリンダ機構62,64は、180°異なる向きに形成されている。
【0028】
ピストン・シリンダ機構62,64は、ピストン62a,64aと、シリンダ62b,64bと、連接棒62c,64cと、シリンダヘッド62d,64dとを有する。尚、図7において、ピストン64aは、隠れて見えない。
【0029】
また、ケーシング60は、圧縮部18の回転部分を収納する第1の部屋60aと、圧縮用空気の導入経路に設けられたフィルタ66を収納する第2の部屋60bと、駆動部20のモータ68を収納する第3の部屋60cとを有する。
【0030】
この圧縮部18は、2段圧縮方式で空気を高圧(例えば、高圧力値=2〜3MPa)に圧縮しており、第1段のピストン・シリンダ機構62で空気導入口22mから導入された空気を圧縮した後、第2段のピストン・シリンダ機構64でさらに圧縮してタンク14,16に貯留する。尚、タンク14,16は、互いに連通されているので、同じ圧力に保持されている。
【0031】
また、第1段のピストン・シリンダ機構62と第2段のピストン・シリンダ機構64との間は、連通管(図示せず)を介して接続されている。
【0032】
一方の連接棒62cは、一端がピストン62aと一体に形成されており、他端が軸受70を介して回転軸74に支持されている。他方の連接棒64cは、一端がピストン(図示せず)と一体に形成されており、他端が軸受72を介して回転軸74に支持されている。この回転軸74は、ケーシング60の隔壁60dに保持された軸受76と、モータカバー79の内部に保持された軸受78とにより回転自在に軸承されている。
【0033】
回転軸74の一端74aには、外気を第1の空気導入口22mから吸い込むための第1のファン(羽根車)80が固着されている。また、回転軸74の他端74bには、モータ冷却用の空気を空気導入口22nから吸い込むための第2のファン(羽根車)82が固着されている。
【0034】
第1のファン80により空気導入口22mから吸い込まれた空気は、ケーシング60及びピストン・シリンダ機構62,64の表面に吹き付けられて冷却すると共に、その一部がフィルタ66を通過してろ過された後に第1段のシリンダ62bで圧縮された後、第2段のシリンダ64bに供給されて更に圧縮される。
【0035】
また、第2のファン82は、モータカバー79の入り口79aに設けられており、モータ68を冷却するための空気を吸い込んでモータ68の周囲に送風する。モータ68は、回転軸74に固定されたマグネット(ロータ)68aと、マグネット68aの外周に配置されたステータ68bと、ステータ68bの内部に巻回されたコイル68cから構成されている。このモータ68は、小型化及び軽量化されており、回転軸74を介してピストン62a,64aを往復動させると共に、ファン80,82を回転駆動する。
【0036】
また、駆動部20は、円筒状のモータカバー78の内部にファン82とモータ68が収納されているので、このファン82の回転によって空気導入口22nから外部の空気を吸い込み、モータカバー79の内部を通過して複数の排気孔22sから排気される。モータカバー79の内部では、図8中矢印で示すように、ファン82の回転によって生じた空気流の流速が高まり、この空気流がモータ68の発熱を効率良く奪ってモータ68を冷却される。
【0037】
ここで、操作パネル48の構成について説明する。
図8は操作パネル48の構成を示す平面図である。
図8に示されるように、操作パネル48は、電源ONスイッチ90と、電源OFFスイッチ92と、静音モードスイッチ93と、タンク14,16内の圧力変化を表示する圧力表示用赤色LED88〜88(▲1▼〜▲6▼)と、運転モードを表示する運転モード表示用LED88(▲7▼)と、運転状態を表示する運転状態表示用LED88(▲8▼)とが設けられている。運転状態表示用LED88(▲8▼)は、2種類の運転モード(通常モード、静音モード)の違いが分かるように2色(緑、オレンジ)で分けて表示する。
【0038】
電源ONスイッチ90及び電源OFFスイッチ92は、押圧操作されたときにオフからオンに切り替わるメンブレンスイッチ(モーメンタリスイッチ)からなり、押圧操作されない状態では、オフのままである。
【0039】
上記LED88〜88(▲1▼〜▲8▼)は、操作パネル48の下方に配置された基板(図示せず)上に半田付けされた発光ダイオードからなり、操作パネル48には、長方形状のレンズが露出されている。尚、赤色LED88〜88(▲1▼〜▲6▼)は、タンク14,16内の圧力変化に応じて段階的に点灯または消灯され、点灯数によってタンク14,16内の圧力値を表示する。
【0040】
図9は空気圧縮機10に設けられた各電気系統の構成を示すブロック図である。
図9に示されるように、空気圧縮機10の制御部94には、上記LED88〜88(▲1▼〜▲8▼)、モータ68、電源ONスイッチ90、電源OFFスイッチ92、静音モードスイッチ93の他に圧力センサ98とが接続されている。制御部94は、後述するように圧力センサ98により検出された圧力値に応じたモータ68のオン・オフ制御と、各LED88〜88(▲1▼〜▲8▼)の点灯,消灯,点滅による表示制御を行う。
【0041】
また、静音モードスイッチ93は、例えば、夜間等に作業する場合や、1台の釘打ち機のみを使用する場合に操作されるスイッチである。圧力センサ98は、タンク14,16内の圧力を検出するための圧力検出手段であり、圧力の変化に応じた信号(電圧)を出力するように構成されている。
【0042】
制御部94は、後述するように静音モードスイッチ93がオンに操作されて通常モードから静音モードに切り替えられると、モータ68の回転数を予め設定された通常モードより低速回転数に減速して、回転速度を変更し、さらに、タンク圧力の目標圧力範囲を通常モード(通常目標圧力範囲)の上限値3MPa、下限値2.5MPaから静音モード(低圧圧力範囲)の上限値1.5MPa、下限値を0.8MPaに変更し、圧縮機の運転音を低減する静音モード制御を行なう。よって、制御部94は、目標圧力の範囲を任意の範囲に変更する目標圧力範囲変更手段を構成するとともに、駆動部であるモータ68の回転速度を低下させる回転速度変更手段を構成する。この通常モードのタンク内圧力の変化を図10(A)の実線で示し、静音モードのタンク内圧力の変化を図10(A)の破線で示す。
【0043】
図10(A)〜(H)はタンク内圧力変化及び圧力表示用赤色LED88〜88(▲1▼〜▲6▼)及びモータ68の制御動作例を示すタイミングチャートである。尚、タンク14,16に充填される圧力の上限値とは、モータ68が停止する圧力で、下限値とはモータ68の再起動を行うタンク圧力を言う。
図10(A)に示されるように、空気圧縮機10の運転開始(時間T1)によりタンク14,16内の圧力が徐々に上昇し、タンク14,16内の圧力が予め設定された上限値3.0MPaに達すると(時間T7)、図10(H)に示されるように、モータ68がオフ(待機状態)になり、その間にタンク14,16内の圧縮空気が釘打機(図示せず)等により消費されてタンク圧力が降下する。
【0044】
そして、図10(A)に示されるように、タンク14,16内の圧力が予め設定された下限値2.5MPaに低下すると(時間T8)、図10(H)に示されるように、モータ68の運転が再開されてタンク14,16への圧縮空気の供給が行われる。これにより、タンク14,16内の圧力は、圧縮空気の供給に伴って徐々に上昇する。
【0045】
その後、タンク14,16内の圧力が上限値3.0MPaに上昇すると(時間T9)、モータ68が再び停止して待機状態になる。このように、空気圧縮機10は、通常の運転モードにおいて、圧縮運転状態と待機状態とが交互に行われる。
【0046】
図10(B)に示されるように、圧力表示用赤色LED88(▲1▼)は、圧力センサ98により検出された圧力値が第1段圧力0.5MPaに達すると(時間T2)、点灯してタンク14,16内の圧力値が0.5MPaに達したことを表示する。
【0047】
図10(C)に示されるように、圧力表示用赤色LED88(▲2▼)は、圧力センサ98により検出された圧力値が第2段圧力1.0MPaに達すると(時間T3)、点灯してタンク14,16内の圧力値が1.0MPaに達したことを表示する。
【0048】
図10(D)に示されるように、圧力表示用赤色LED88(▲3▼)は、圧力センサ98により検出された圧力値が第3段圧力1.5MPaに達すると(時間T4)、点灯してタンク14,16内の圧力値が1.5MPaに達したことを表示する。
【0049】
図10(E)に示されるように、圧力表示用赤色LED88(▲4▼)は、圧力センサ98により検出された圧力値が第4段圧力2.0MPaに達すると(時間T5)、点灯してタンク14,16内の圧力値が2.0MPaに達したことを表示する。
【0050】
図10(F)に示されるように、圧力表示用赤色LED88(▲5▼)は、圧力センサ98により検出された圧力値が第5段圧力2.5MPaに達すると(時間T6)、点灯してタンク14,16内の圧力値が2.5MPaに達したことを表示する。
【0051】
図10(G)に示されるように、圧力表示用赤色LED88(▲6▼)は、圧力センサ98により検出された圧力値が第6段圧力3.0MPaに達すると(時間T7)、点灯してタンク14,16内の圧力値が3.0MPaに達したことを表示する。また、圧力表示用赤色LED88(▲6▼)は、圧力センサ98により検出された圧力値が2.5MPa以下に低下すると(時間T8)、消灯してタンク14,16内の圧力値が第5段圧力2.5MPaに低下したことを表示する。
【0052】
さらに、圧力表示用赤色LED88(▲6▼)は、モータ68のオン・オフに連動しており、タンク14,16内の圧力が第6段圧力3.0MPa(時間T9)に達してモータ68の運転が停止されると共に、点灯する。また、圧力表示用赤色LED88(▲6▼)は、タンク14,16内の圧力が第5段圧力2.5MPa以下に低下してモータ68の運転が再開されると共に、消灯する。
【0053】
このように、圧力表示用赤色LED88(▲6▼)をモータ68のオン・オフに連動して消灯または点灯させるため、モータ68のオン・オフを作業者は、視覚で確認でき、故障してモータ68が停止したのではないことを一目で分かるようにした。また、タンク圧力が上限値3.0MPa付近で温度変化等により変動したとしてもモータ68の運転が再開されるまで圧力表示用赤色LED88(▲6▼)が点灯した状態が継続されるので、圧力表示用赤色LED88(▲6▼)の表示が安定することになり、作業者に安心感を与えることが可能になる。
【0054】
図11(A)〜(C)はモータ68の特性の一例を示すグラフである。
図11(A)に示されるように、本実施例のモータ68は、通常モードIの場合、例えば、無負荷状態であれば100Vの電圧が印加されると、2400rpmで回転する性能を有している。そして、タンク14,16の圧力が上昇するのに連れて負荷が次第に増大するため、入力電圧一定の条件で制御した状態でタンク14,16の圧力が3MPaに達したときには、モータ68の回転数は2000rpmに下がっている。
【0055】
静音モードIIの場合、モータ回転数が1500rpmとなるように電流・電圧が制御される。また、静音モードIIの場合、タンク圧力の目標値となる上限値が1.5MPaに設定されるので、図11(A)に示されるように、通常モードの場合よりも低速回転でモータ68を回転駆動し、タンク圧力が1.5MPaに達した時点でモータ68を停止する。
【0056】
図11(B)に示されるように、モータ68は、タンク14,16の圧力が3MPaであるときに、印加電圧が100Vであるときは、2000rpmで回転している。また、モータ68は、タンク14,16の圧力が3MPaであるときに、電源電圧の低下により印加電圧が65Vまで下がると、負荷により回転数は1000rpmに下がってしまう。但し、この回転数と電圧との関係は、一例であり、モータ出力やタンク圧力などの条件によって変化するのは言うまでもない。
【0057】
また、静音モードの場合は、図11(C)に示すような関係になり、印加電圧が50Vまで下がると、回転数は1000rpmに下がってしまう。
【0058】
このことから、例えば、通常モードでは、モータ68への印加電圧は、80V〜100Vであれば回転数1500rpm以上でモータ68がピストン・シリンダ機構62,64を駆動することが可能になる。また、空気圧縮機10は、モータ68への印加電圧が65V以下に低下した場合には、回転数は1500rpm以下に下がってピストン・シリンダ機構62,64の負荷が相対的に増大して圧縮空気の生成量が低下するばかりか、モータ68、ピストン・シリンダ機構62,64を冷却するためのファン80,84の回転数が減速して冷却効率が大きく低下することになる。その場合、モータ68やピストン・シリンダ機構62,64の温度上昇が問題になる。
【0059】
同様に、静音モードでは、1200rpm以下(55V)に下がると、圧縮空気の生成量が低下するばかりか、モータ68の回転数が低下することになる。
【0060】
ここで、制御部94が実行するモータ制御処理について説明する。
図12は制御部94が実行するモータ制御処理を示すフローチャートである。図12において、制御部94は、ステップS11(以下「ステップ」を省略する)で空気圧縮機10の電源コード(図示せず)のプラグがAC100Vのコンセントに差し込まれた後、電源ONスイッチ90がオンに操作されると、S12に進み、モータ68への通電がオン状態かどうかをチェックする。S12において、モータ68への通電がオン状態でないときは、S13に進み、電源OFFスイッチ92が押圧操作されたかどうかをチェックする。そして、S13において、電源OFFスイッチ92が押圧操作された場合には、今回の処理を終了する。また、S13において、電源OFFスイッチ92が押圧操作されていなければ、S12に戻る。
【0061】
上記S12において、モータ68への通電がオン状態であるときは、S14に進み、モータ68を駆動してピストン・シリンダ機構62,64による圧縮運転を開始させる。
【0062】
次のS15では、モータ回転検出センサ102により検出されたモータ68の回転数Nが予め設定された所定値Na(例えば、Na=1900rpm)以下に減速されたかどうかをチェックする。S15において、モータ68の回転数Nが予め設定された所定値Na以下でないときは、S16に進み、後述する警告処理をオフにする。続いて、S17では、カウンタ値nをn=0にリセットする。
【0063】
そして、S18では、タンク14,16内の圧力変化に応じて赤色LED88〜88(▲1▼〜▲6▼)を段階的に点灯または消灯し、LED点灯数によってタンク14,16内の圧力値を表示する。その後、S12に戻り、S12以降の処理を行う。
【0064】
また、上記S15において、モータ68の回転数Nが予め設定された所定値Na以下であるときは、例えば、延長コードに接続された複数の電動工具が同時に使用されて電圧が65V(静音モード時は50V)以下に低下したものと判断してS19に進み、モータ68への通電をオフにしてモータ68を停止させる。続いて、S20に進み、電圧低下が生じたことを警告する。本実施例の警告方法としては、例えば、6個の赤色LED88〜88(▲1▼〜▲6▼)を一斉に点滅させてモータ68が電圧低下により停止状態であることを報知する。
【0065】
次のS21では、カウンタ値nをインクリメントしてn=1とする。続いて、S22に進み、カウンタ値nがn=4かどうかをチェックする。S22において、n<4であるときは、S23に進み、予め設定された所定時間T(例えば、T=5秒)が経過するまで待機する。
【0066】
S23において、所定時間Tが経過すると、S24に進み、モータ68への通電をオンに切り替える。これにより、ピストン・シリンダ機構62,64による圧縮運転が再開される。この後、上記S14に戻り、S14以降の処理を繰り返す。このとき、モータ回転検出センサ102により検出されたモータ68の回転数Nが所定値Na以上であるときは、通常運転が可能であるので、前述したS16,S17,S18の処理を実行する。
【0067】
また、上記S15において、モータ68の回転数Nが予め設定された所定値Na(例えば、Na=1000rpm)以下であるときは、例えば、延長コードに接続された複数の電動工具が同時に使用されて電圧が50V以下に低下したものと判断してS19〜S22の処理を再度実行する。そして、上記S19〜S22の処理が3回繰り返されると、S22において、カウンタ値nがn=4になるので、S25に進み、電源ONスイッチ90がオンに操作されたかどうかをチェックする。
【0068】
S25において、電源ONスイッチ90がオンに操作されたときは、S26に進み、電圧低下の警告をオフにする。すなわち、6個の赤色LED88〜88(▲1▼〜▲6▼)を一斉に消灯させる。さらに、S27に進み、カウンタ値nをn=0にリセットする。その後、S18で赤色LED88〜88(▲1▼〜▲6▼)を圧力表示に切り替えた後、S12に戻り、再度、S12以降の処理を実行する。
【0069】
また、S25において、電源ONスイッチ90がオンでないときは、S28に進み、電源OFFスイッチ92がオンに操作されたかどうかをチェックする。S28において、電源OFFスイッチ92がオンに操作されないときは、上記S25の処理に戻る。
【0070】
そして、S28において、電源OFFスイッチ92がオンに操作されたときは、S29に進み、電圧低下の警告をオフにする。すなわち、6個の赤色LED88〜88(▲1▼〜▲6▼)を一斉に消灯させてタンク14,16内の圧力表示に切り替える。さらに、S30に進み、カウンタ値nをn=0にリセットする。その後、今回の処理を終了する。
【0071】
このように、モータ68の回転数Nが予め設定された所定値Na以下であるときは、電圧が50V以下に低下したものと判断してモータ68を停止させ、所定時間が経過するのを待ってモータ68への通電をオンに切り替えることにより、モータ68の負担を軽減してモータ68の寿命を延ばすと共に、自動的にモータ68の運転を再開して作業者が、電源ONスイッチ90を操作する必要がないので、作業者の負担を軽減しうる。
【0072】
また、静音モード時は、図11(C)に示すように、電圧−回転数特性が変わるので、設定値Naは変化する。
【0073】
このように制御部94は、静音モードスイッチ93がオンに操作されると、目標圧力範囲を任意の圧力範囲に変更することでモータ音が低下する回転数で低速運転されるように運転状態を切り替えることが可能になる。そのため、例えば、夜間等に作業する場合や、1台の釘打ち機のみを使用する場合に、モータ68の回転数Nが低速回転数N2以下で運転するように制御できるので、モータ68の圧縮運転に伴う騒音を低減することが可能になる。
また、作業内容によって、高圧を必要とせず、低圧吐出口側しか使わない場合は、静音モードにしても、低圧吐出は十分使用できかつ、モータ等の騒音を低減することができる。
【0074】
尚、通常運転のときの騒音を測定したところ65dBであったが、上記のような静音モードでモータ68を駆動した場合60dBに低減することが確認された。
【0075】
また、静音モードでは、タンク内の目標圧力の上限値を低い値の静音モード値P2に設定することで、モータの負荷が軽減されるので、騒音を低減することができる。
【0076】
ここで、制御部94が実行する通常モードと静音モードの制御処理について説明する。
図13は制御部94が実行する通常モードと静音モードの制御処理を示すフローチャートである。
図13に示されるように、制御部94は、S41で静音モードが設定されているか否かを確認する。S41において、静音モードスイッチ93がオンに操作され、静音モードが設定されている場合、S42に進み、静音モードに切り替わり、運転モード表示用LED88(▲7▼)を緑点灯から橙点灯に切り替えて静音モードであることを表示する。
【0077】
次のS43では、モータ68の回転数Nを予め設定された低速回転数N2(例えば、1500rpm)に制御すると共に、タンク内の目標圧力Paを静音モード値P2(例えば、上限値を1.5MPa、下限値を0.8MPa)に設定する(目標圧力変更手段)。
【0078】
また、上記S41において、静音モードスイッチ93がオフに操作され、通常モードが設定されている場合、S44に進み、通常モードに切り替わり、運転モード表示用LED88(▲7▼)を橙点灯から緑点灯に切り替えて通常モードであることを表示する。
【0079】
続いて、S45では、モータ68の回転数Nを予め設定された回転数N1(例えば、2000rpm)に制御すると共に、タンク内の目標圧力Paを通常モード値P1(例えば、上限値を3.0MPa、下限値を2.5MPa)に設定する(目標圧力変更手段)。
【0080】
次のS46では、タンク内の圧力Pが設定されたモード(通常モードまたは静音モード)の下限値以下かどうかをチェックする。S46において、タンク内の圧力Pが当該設定モードの下限値以下の場合、S47に進み、モータ68への通電を継続させて当該設定モードに対応した回転数でモータ68を回転駆動させる。
【0081】
また、上記S46において、タンク内の圧力Pが当該設定モードの下限値以下でない場合、S48に進み、タンク内の圧力Pが設定されたモード(通常モードまたは静音モード)の上限値以上かどうかをチェックする。S48において、タンク内の圧力Pが当該設定モードの上限値以上の場合、S49に進み、モータ68への通電を停止させる。
【0082】
また、上記S48において、タンク内の圧力Pが当該設定モードの上限値以上でない場合は、今回の処理を終了して上記S41に戻る。
【0083】
このように制御部94は、静音モードスイッチ93がオンに操作されると、目標圧力を任意の圧力値に変更することでモータ音が低下する回転数で低速運転されるように運転状態を切り替えることが可能になる。そのため、例えば、夜間等に作業する場合や、1台の釘打ち機のみを使用する場合に、モータ68の回転数Nが低速回転数N2で運転するように制御できるので、モータ68の回転に伴う騒音を低減することが可能になる。
【0084】
尚、通常運転のときの騒音を測定したところ65dBであったが、上記のような騒音モードでモータ68を駆動した場合60dBに低減することが確認された。
【0085】
また、静音モードでは、タンク内の目標圧力Paを静音モード値P2(に設定することで、モータ68のロード運転時間が短くなり、アンロード運転時間が長くなるので、この点からも騒音を低減することができる。
【0086】
尚、上記実施例では、ピストン・シリンダ機構62,64により2段圧縮する構成を一例として挙げたが、これに限らず、ピストン・シリンダ機構を一つあるいは3つ以上設けた構成のものでも良い。
【0087】
また、上記実施例では、一対のタンク14,16を有する構成を一例として挙げたが、これに限らず、タンクを一つあるいは3つ以上設けた構成のものでも良い。
【0088】
上記実施の形態では、静音モードで、モータの回転速度と、目標圧力範囲を変更するものを示したが、モータの回転速度のみ、若しくは、目標圧力範囲のみ変更するようにしても良い。さらに、使用者が、モータの回転速度と目標圧力範囲の両方を下げる静音モードと、モータの回転速度のみ下げる少量供給静音モードと、目標圧力範囲のみ下げる低圧使用静音モードとを選択的に変更できるようにしても良い。
【0089】
上記実施の形態では、タンク圧力の目標圧力範囲を通常モード(通常目標圧力範囲)の上限値3MPa、下限値2.5MPaから静音モード(低圧圧力範囲)の上限値1.5MPa、下限値を0.8MPaする例を示したが、これに限らず、上限値のみ例えば2.7MPaに下げるようにしても良い。
【0090】
また、上記実施の形態では、回転速度変更手段は回転速度を低い値に設定し、その回転速度となるように電流・電圧を調整する例を示したが、本発明にあっては、回転速度が下がれば良いので、回転速度を直接制御するのではなく、交流モータであれば、一の周波数値を変化させたり、直流モータであれば、電圧を低い一の値に変更させるものであっても良い。
【0091】
また、上記実施の形態では、圧縮機をレシプロタイプのものを示したが、これに限らず、スクロールやスクリュータイプの圧縮機でも良い。
【0092】
また、上記実施の形態では、目標圧力範囲や回転速度を2段階に変更可能な例を示したが、多段階、更にはリニアに変更可能としても良い。
【発明の効果】
上記の如く、請求項1の発明にあっては、外部からのスイッチ操作により目標圧力範囲を、通常目標圧力範囲と少なくとも上限値が前記通常目標圧力範囲の上限値より低圧となる低圧圧力範囲とに変更可能な目標圧力範囲変更手段と、外部からのスイッチ操作により前記駆動部の回転速度を、通常回転速度と該通常の回転速度より低速の低速回転速度とに変更可能な回転速度変更手段と、外部からのスイッチ操作により、前記目標圧力範囲を前記通常目標圧力範囲とすると共に前記駆動部の回転速度を前記通常回転速度とする通常モードと、前記目標圧力範囲を前記低圧圧力範囲とすると共に前記駆動部の回転速度を前記低速回転速度とする静音モードとに切り替えるモード切替手段と、を備えたことにより、目標圧力を低圧圧力範囲に変更し、さらに駆動部の回転速度を低速回転速度に変更することで、モータの負荷を軽減でき、モータなどから発生する騒音を低減することができる。また、モータ音が低下する回転数で低速運転されるように運転状態を切り替えることが可能になる。
【0094】
さらに、請求項の発明にあっては、請求項において、回転速度変更手段は、電流を制御することで回転速度を切り替えることを特徴とするので、モータなどから発生する騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる空気圧縮機の一実施例を示す斜視図である。
【図2】空気圧縮機のカバー22を外した状態を示す斜視図である。
【図3】空気圧縮機の側面図である。
【図4】空気圧縮機の平面図である。
【図5】空気圧縮機の正面図である。
【図6】空気圧縮機の背面図である。
【図7】圧縮部18及び駆動部20の内部構成を示す横断面図である。
【図8】操作パネル48の構成を示す平面図である。
【図9】空気圧縮機10に設けられた各電気系統の構成を示すブロック図である。
【図10】タンク内圧力変化及び圧力表示用赤色LED88〜88(▲1▼〜▲6▼)及びモータ68の制御動作例を示すタイミングチャートである。
【図11】モータ68の特性の一例を示すグラフである。
【図12】制御部94が実行するモータ制御処理を示すフローチャートである。
【図13】制御部94が実行する通常モードと静音モードの制御処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 空気圧縮機
12 フレーム
14,16 タンク
18 空気圧縮部
20 駆動部
22 カバー
24〜27 脚部
28,30 把持部
32,34 空気吐出部
36,38 圧力調整弁
40,42 圧力計
44〜47 吐出口
48 操作パネル
60 ケーシング
62,64 ピストン・シリンダ機構
66 フィルタ
68 モータ
79 モータカバー
80 第1のファン
82 第2のファン
88〜88 圧力表示用赤色LED
88 運転モード表示用LED
88 運転状態表示用LED
90 電源ONスイッチ
92 電源OFFスイッチ
93 静音モードスイッチ
94 制御部
98 圧力センサ

Claims (2)

  1. 空気を吸い込んで圧縮する空気圧縮部と、
    該空気圧縮部を駆動する駆動部と、
    前記空気圧縮部により生成された圧縮空気を貯留するタンクと、
    前記タンク内の圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記圧力検出手段により検出された前記タンク内の圧力が予め設定された目標圧力範囲内に保つように前記駆動部を制御する制御手段と、
    を備えてなる空気圧縮機において、
    前記制御手段は、外部からのスイッチ操作により前記目標圧力範囲を、通常目標圧力範囲と少なくとも上限値が前記通常目標圧力範囲の上限値より低圧となる低圧圧力範囲とに変更可能な目標圧力範囲変更手段と、
    外部からのスイッチ操作により前記駆動部の回転速度を、通常回転速度と該通常の回転速度より低速の低速回転速度とに変更可能な回転速度変更手段と、
    外部からのスイッチ操作により、前記目標圧力範囲を前記通常目標圧力範囲とすると共に前記駆動部の回転速度を前記通常回転速度とする通常モードと、前記目標圧力範囲を前記低圧圧力範囲とすると共に前記駆動部の回転速度を前記低速回転速度とする静音モードとに切り替えるモード切替手段と、
    を備えたことを特徴とする空気圧縮機。
  2. 前記回転速度変更手段は、電流を制御することで回転速度を切り替えることを特徴とする請求項に記載の空気圧縮機。
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