JP2008019746A - 圧縮空気製造設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】省エネ効果を得つつ、供給圧力の安定性を高めることができる圧縮空気製造設備を提供する。
【解決手段】空気を圧縮する圧縮機1と、この圧縮機1を駆動する電動機2と、この電動機2の回転数を可変制御するインバータ3とを備えた圧縮機製造設備であって、圧縮機1の吐出側に接続された吐出空気系統7の上流側位置15aでの圧縮機1の吐出圧力を検出する圧力センサ9と、吐出空気系統7の圧力損失ΔPを電動機2の回転数Nに応じて演算し、これに基づき吐出空気系統7の下流側位置15bでの末端圧力が所定範囲となるように吐出空気系統7の上流側位置15aでの圧縮機1の吐出圧力の制御範囲を変更し、圧力センサ9で検出した圧縮機1の吐出圧力がその変更した制御範囲となるように、電動機2の回転数Nをインバータ3を介し可変制御する制御装置4とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、インバータにより回転数が可変制御される電動機によって駆動される圧縮機を備えた圧縮空気製造設備に関する。
圧縮空気製造設備は、例えば容量制御を行う可変速圧縮機ユニットとして、空気を圧縮する圧縮機と、この圧縮機を駆動する電動機と、この電動機の回転数を可変制御するインバータと、圧縮機の吐出圧力を検出する圧力センサと、この圧力センサで検出した吐出圧力と制御圧力との偏差に基づき、インバータを介し電動機の回転数を可変制御する制御装置とを備えている。そして、複数の可変速圧縮機ユニットを備えた構成では、並列運転するものや交互・追従運転するものが知られている。また、例えば少なくとも1台の可変速圧縮機ユニットを含む複数の圧縮機ユニットを備えた構成では、1台の可変速圧縮機ユニットを、対応する電動機の回転数をインバータを介し可変制御して運転するとともに、それ以外の圧縮機ユニットを、対応する電動機の回転数を上限値として運転する全負荷運転状態又は停止状態に切り換える台数制御運転を行うものが知られている。
ところで、圧縮機から吐出された圧縮空気を供給先に供給する吐出空気系統の圧力損失は、圧縮機の吐出空気量及び供給先の使用空気量の変化に応じて変化する。そのため、一般に、吐出空気系統の下流側位置での末端圧力(供給圧力)が所望の圧力値以上となるように、吐出空気系統の最大圧力損失を見込んで、吐出空気系統の上流側位置での圧縮機の吐出圧力の制御範囲を設定する。このような圧縮空気製造設備では、所望の圧縮空気を得ることができるものの、例えば使用空気量が少ない(すなわち、圧縮機の吐出空気量が少なくなる)場合は、吐出空気系統の圧力損失が小さくなるにも拘わらず、圧縮機の吐出圧力の制御範囲が高く設定されたままなので、必要以上に圧縮機を駆動することとなり、余分な電力を消費していた。
そこでこれに対応するため、例えば圧力センサで検出した吐出空気系統の上流側位置での圧縮機の吐出圧力に応じて、吐出空気系統の下流側位置での末端圧力が所定範囲となるように、電動機の回転数を可変制御する制御装置が提唱されている(例えば、特許文献1参照)。詳しく説明すると、この制御装置は、仕様圧力時における吐出空気系統の圧力損失(=上流側位置での圧縮機の吐出圧力−下流側位置での末端圧力)を予め記憶しており、圧力センサで検出した圧縮機の吐出圧力と仕様圧力との比により、吐出空気系統の圧力損失を演算するようになっている。そして、吐出空気系統の下流側位置での末端圧力の所定範囲に吐出空気系統の圧力損失の演算値を加算した圧縮機の吐出圧力の制御範囲を演算し、これに基づいて電動機の回転数を可変制御するようになっている。
特開2004−190583号公報
しかしながら、上記従来技術には以下のような改善の余地があった。
すなわち、上記制御装置は、圧力センサで検出した圧縮機の吐出圧力に応じて吐出空気系統の圧力損失を演算し、これに基づき吐出空気系統の下流側位置での末端圧力が所定範囲となるように圧縮機の吐出圧力の制御範囲を変更する第1の機能と、圧力センサで検出した圧縮機の吐出圧力が第1の機能で変更した制御範囲となるように、電動機の回転数をインバータを介し可変制御する第2の機能とを備えている。ところが、この第1の機能は、第2の機能による制御量(圧縮機の吐出圧力)と操作量(電動機の回転数)との関係が十分に保たれていることを前提とするものであり、第1の機能による圧縮機の吐出圧力の収束性と第2の機能による電動機の回転数の収束性とが互いに影響を及ぼすようになっている。そのため、例えば使用空気量が大きく変動するような場合、圧縮機の吐出圧力及び電動機の回転数がハンチングを生じ、吐出空気系統の下流側位置での末端圧力すなわち供給圧力が不安定となっていた。
本発明は、上記従来技術の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、省エネ効果を得つつ、供給圧力の安定性を高めることができる圧縮空気製造設備を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、空気を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機を駆動する電動機と、前記電動機の回転数を可変制御するインバータとを備えた圧縮機製造設備であって、前記圧縮機の吐出側に接続された吐出空気系統の圧力損失を前記電動機の回転数に応じて演算し、これに基づき前記吐出空気系統の下流側位置での末端圧力が所定範囲となるように前記吐出空気系統の上流側位置での前記圧縮機の吐出圧力の制御範囲を変更する吐出圧力変更手段と、前記吐出空気系統の上流側位置での前記圧縮機の吐出圧力を検出する圧力検出手段と、前記圧力検出手段で検出した前記圧縮機の吐出圧力が前記吐出圧力変更手段で変更した制御範囲となるように、前記電動機の回転数を前記インバータを介し可変制御する回転数制御手段とを備える。
本発明においては、吐出圧力更手段は、吐出空気系統の圧力損失を電動機の回転数に応じて演算し、これに基づき吐出空気系統の下流側位置での末端圧力が所定範囲となるように吐出空気系統の上流側位置での圧縮機の吐出圧力の制御範囲を変更する。そして、回転数制御手段は、圧力検出手段で検出した圧縮機の吐出圧力が吐出圧力変更手段で変更した制御範囲となるように、電動機の回転数をインバータを介し可変制御する。これにより、吐出空気系統の末端圧力を所定範囲に保ちながら、圧縮機の動力を最小限に抑えることができ、省エネ効果を得ることができる。また本発明においては、電動機の回転数に応じて圧縮機の吐出圧力の制御範囲を変更する吐出圧力変更手段と圧縮機の吐出圧力に応じて電動機の回転数を可変制御する回転数制御手段は、互いにフィードバック制御機能として働くので、圧縮機の吐出圧力及び電動機の回転数の収束性を高めることができる。その結果、吐出空気系統の末端圧力すなわち供給圧力を安定させることができる。したがって本発明においては、省エネ効果を得つつ、供給圧力の安定性を高めることができる。
(2)上記目的を達成するために、また本発明は、空気を圧縮する複数の圧縮機と、前記複数の圧縮機をそれぞれ駆動する複数の電動機と、前記複数の圧縮機のうちいずれか1つである第1の圧縮機を、対応する前記電動機の回転数をインバータを介し可変制御して運転するとともに、それ以外の第2の圧縮機を、対応する前記電動機の回転数を上限値として運転する全負荷運転状態又は停止状態に切り換える台数制御手段とを備えた圧縮空気製造設備であって、前記第1及び第2の圧縮機の吐出側に接続された吐出空気系統の圧力損失を、前記第1の圧縮機に対応する前記電動機の回転数及び前記第2の圧縮機に対応する前記電動機の回転数に応じて演算し、これに基づき前記吐出空気系統の下流側位置での末端圧力が所定範囲となるように前記吐出空気系統の上流側位置での前記第1の圧縮機の吐出圧力の制御範囲を変更する吐出圧力変更手段と、前記吐出空気系統の上流側位置での前記第1の圧縮機の吐出圧力を検出する圧力検出手段と、前記圧力検出手段で検出した前記第1の圧縮機の吐出圧力が前記吐出圧力変更手段で変更した制御範囲となるように、前記第1の圧縮機に対応する前記電動機の回転数を前記インバータを介し可変制御する回転数制御手段とを備える。
(3)上記(1)又は(2)において、好ましくは、前記吐出空気系統は、圧力損失特性が経時変化する補器類を有し、前記吐出圧力変更手段は、前記吐出空気系統の圧力損失を前記補器類の圧力損失特性の経時変化に応じて補正する。
(4)上記(2)において、好ましくは、前記吐出空気系統は、各圧縮機から吐出された圧縮空気を各供給先にそれぞれ供給可能な複数の供給系統と、前記複数の供給系統に連通した連通配管と、前記連通配管を遮断可能な開閉弁とを有する。
本発明によれば、省エネ効果を得つつ、供給圧力の安定性を高めることができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
本発明の第1の実施形態を図1及び図2により説明する。
図1は、本実施形態による圧縮空気製造設備の全体構成を表す概略図である。なお、実線の矢印は空気の流れを表し、点線の矢印は電気信号の流れを表している。
この図1において、圧縮空気製造設備は、例えばオイルフリー式のスクリュー圧縮機1と、この圧縮機1を駆動する電動機2と、この電動機2の回転数を可変制御するインバータ3と、このインバータ3を制御する制御装置4と、圧縮機1の吸込側に設けた吸込み絞り弁5と、この吸込み絞り弁5の上流側に設けられ、大気中の粉塵等を取り除く吸込みフィルタ6と、圧縮機1の吐出側に接続され、圧縮機1から吐出された圧縮空気を供給先に供給する吐出空気系統7とを備えている。
吐出空気系統7には、逆止弁8と、この逆止弁8の下流側に配置され圧縮機1の吐出圧力を検出する圧力センサ9(圧力検出手段)と、この圧力センサ9の下流側に配置され十分な容量を有する空気槽10と、この空気槽10の下流側に配置され、圧縮空気中の粉塵等を取り除くエアフィルタ11とが設けられている。
また、吐出空気系統7の逆止弁8の上流側には、圧縮機1から吐出された圧縮空気の一部を吸込み絞り弁5の操作用空気として導くための配管12が接続されており、この配管12には、制御装置4からの制御信号に応じて連通・遮断状態に切り換え可能な制御弁13が設けられている。そして、例えば制御弁13が遮断状態から連通状態に切り換えられた場合は、吸込み絞り弁5が駆動して圧縮機1の吸気を遮断し、圧縮機1を負荷運転(ロード運転)から無負荷運転(アンロード運転)に切り換えるようになっている。
なお、上記圧縮機1、電動機2、インバータ3、制御装置4、吸込み絞り弁4、吸込みフィルタ5、逆止弁8及び圧力センサ9を含む吐出空気系統7の一部、配管12、制御弁13等は筐体内に収納されており、圧縮機ユニット14として構成されている。
本実施形態の要部である制御装置4は、まず第1の機能(吐出圧力変更手段)として、吐出空気系統7の圧力損失ΔP(詳細には、吐出空気系統7における圧力センサ9の検出位置15a(上流側位置)から下流側位置15bまでの圧力損失)を電動機2の回転数Nに応じて演算し、これ基づき、吐出空気系統7の下流側位置15bでの末端圧力が所定範囲となるように、吐出空気系統7の上流側位置15aでの圧縮機1の吐出圧力の制御範囲を変更するようになっている。以下、その詳細を説明する。
吐出空気系統7の圧力損失ΔPは、圧縮機1の吐出空気量の二乗に比例する。制御装置4は、例えば圧縮機1の最大吐出空気量(言い換えれば、電動機2の最大回転数Nmax)時における吐出空気系統7の最大圧力損失ΔPmaxを予め設定記憶しており、式(1)に示すように、吐出空気系統7の最大圧力損失ΔPmaxに、圧縮機1の吐出空気量比に相当する電動機2の回転数比N/Nmax(例えば制御装置4から電動機2への回転数指令に相当)の二乗を積算することにより、吐出空気系統7の圧力損失ΔPを算出するようになっている。
ΔP=ΔPmax×(N/Nmax)・・・(1)
そして、圧縮機1の吐出圧力の制御値P1は、末端圧力の所定の値P2(本実施形態では、吐出空気系統7の最大圧力損失ΔPmaxを見越して予め設定された圧縮機1の吐出圧力の所定の制御設定値P1_0から最大圧力損失ΔPmaxを差し引いた値)に圧力損失ΔPを加算した値へ変更する(式(2)参照)。また、圧縮機1の吐出圧力の上限値P1uは、末端圧力の所定の上限値P2u(本実施形態では、吐出空気系統7の最大圧力損失ΔPmaxを見越して予め設定された圧縮機1の吐出圧力の所定の上限設定値P1u_0から最大圧力損失ΔPmaxを差し引いた値)に圧力損失ΔPを加算した値へ変更する(式(3)参照)。また、圧縮機1の吐出圧力の下限値P1dは、末端圧力の所定の下限値P2d(本実施形態では、吐出空気系統7の最大圧力損失ΔPmaxを見越して予め設定された圧縮機1の吐出圧力の所定の下限設定値P1d_0から最大圧力損失ΔPmaxを差し引いた値)に上記圧力損失ΔPを加算した値へ変更するようになっている(式(4)参照)。なお、圧縮機1の吐出圧力の所定の制御設定値P1_0、所定の上限設定値P1u_0、及び所定の下限設定値P1d_0は、制御装置4に予め設定記憶されている。
P1=P2+ΔP
=P1_0−ΔPmax+ΔP・・・(2)
P1u=P2u+ΔP
=P1u_0−ΔPmax+ΔP=P1u_0+(P1−P1_0)・・・(3)
P1d=P2d+ΔP
=P1d_0−ΔPmax+ΔP=P1d_0+(P1−P1_0)・・・(4)
図2は、上記式(1)及び(2)の演算結果により得られる電動機2の回転数比N/Nmaxと圧縮機1の吐出圧力の制御値P1との関係を表す特性図である。なお、実線は圧縮機1の吐出圧力の制御値P1を表し、点線は吐出空気系統7の末端圧力を表している。
この図2において、圧縮機1の吐出圧力の所定の制御設定値P1_0=0.69MPa、吐出空気系統7の最大圧力損失ΔPmax=0.2MPa(すなわち、末端圧力の所定の値P2=0.49MPa)に設定している。また、圧縮機1の吐出圧力の所定の上限設定値P1u_0=0.72MPa、圧縮機1の吐出圧力の所定の下限設定値P1d_0=0.66MPaに設定している。
そして、例えば電動機2の回転数比N/Nmax=0.5であるときは、吐出空気系統7の圧力損失ΔP=0.05MPaとなり、圧縮機1の吐出圧力の制御値P1=0.54となる。このとき、図示しないが、上記式(3)及び(4)の演算により、圧縮機1の吐出圧力の上限値P1u=0.57MPaとなり、下限値P1d=0.51MPaとなる。また、例えば電動機2の回転数比N/Nmax=0.2であるときは、吐出空気系統7の圧力損失ΔP=0.008MPaとなり、圧縮機1の吐出圧力の制御値P1=0.498となる。このとき、図示しないが、上記式(3)及び(4)の演算により、圧縮機1の吐出圧力の上限値P1u=0.528MPa、下限値P1d=0.468MPaとなる。また、例えば電動機2の回転数比N/Nmax=0であるときは、吐出空気系統7の圧力損失ΔP=0MPaとなり、圧縮機1の吐出圧力の制御値P1=0.49となる。このとき、図示しないが、上記式(3)及び(4)の演算により、圧縮機1の吐出圧力の上限値P1u=0.52MPa、下限値P1d=0.46MPaとなる。
図1に戻り、制御装置4は、第2の機能(回転数制御手段)として、圧力センサ9で検出した圧縮機1の吐出圧力が上述の演算した制御範囲となるように、電動機2の回転数Nをインバータ3を介し可変制御するようになっている。すなわち、制御装置4は、例えば圧力センサ9から入力した圧縮機1の吐出圧力と上述の演算した制御値P1との偏差に基づきPID演算を行い、その演算値(電動機2への回転数指令0〜1)をインバータ3に出力し、インバータ3は、制御装置4からの演算値に応じた周波数をモータ2に出力し、モータ2の回転数を可変制御するようになっている。
本実施形態による圧縮空気製造設備の動作及び作用効果を説明する。なお、供給先の使用空気量比及び圧縮機1の吐出空気量比は、圧縮機1の最大吐出空気量を基準(100%)として表す。
例えば使用空気量比が100%であるときは、電動機2の回転数比N/Nmaxが100%となり、圧縮機1の吐出空気量比が100%となる。このとき、吐出空気系統7の圧力損失ΔP=ΔPmax=0.2MPaとなり、圧縮機1の吐出圧力は所定の制御設定値P1_0=0.69MPaに維持される。その結果、吐出空気系統7の末端圧力は0.49MPaに維持される。
そして、例えば使用空気量比が100%から20%に変化すると、最初は圧縮機1の吐出空気量比が100%であるから、圧縮機1の吐出圧力は上昇しようとする。制御装置4は、まず、圧力センサ9で検出した圧縮機1の吐出圧力と制御設定値P1_0との偏差に基づきPID演算を行い、その演算値をインバータ3に出力して、電動機2の回転数Nを減少させる。その後、減少した電動機2の回転数Nに応じて上記式(1)より吐出空気系統7の圧力損失ΔPを演算し、上記式(2)〜(4)より圧縮機1の吐出圧力の制御範囲(制御値P1、上限値P1u、及び下限値P1d)を演算する。さらに、圧力センサ9で検出した圧縮機1の吐出圧力と前述の演算した制御値P1との偏差に基づきPID演算を行い、その演算値をインバータ3に出力して、例えば電動機2の回転数Nをさらに減少させる。このようにして制御装置4は、電動機2の回転数Nの可変制御と圧縮機1の吐出圧力の制御範囲の演算とを繰り返し行う。その結果、電動機2の回転数比N/Nmaxが20%まで減少し、圧縮機1の吐出圧力が制御値P1=0.498MPaとなる。このとき、吐出空気系統7の圧力損失ΔP=0.008MPaであり、吐出空気系統7の末端圧力は0.49MPaに維持される。
その後、例えば使用空気量比が20%から0%の範囲で変化すると、電動機2の回転数比N/Nmaxが下限値20%に達し、圧縮機1の吐出空気量比が20%であるから、圧縮機1の吐出圧力は0.528MPaまで上昇する(このとき、吐出空気系統7の末端圧力は0.52MPaまで上昇する)。制御装置4は、圧力センサ9で検出した圧縮機1の吐出圧力がアンロード開始圧力(本実施形態では、電動機2の回転数比N/Nmax=0.2に応じて演算した圧縮機1の吐出圧力の上限値P1u=0.528MPa)以上であると判定し、制御弁13を制御して吸込み絞り弁5を駆動させ、圧縮機1のアンロード運転に切り換える。
そして、圧縮機1のアンロード運転が継続されると、圧縮機1の吐出空気量比が0%であるから、圧縮機1の吐出圧力が0.498MPaまで降下する。制御装置4は、圧力センサ9で検出した圧縮機1の吐出圧力がロード復帰圧力(本実施形態では、電動機2の回転数比N/Nmax=0.2に応じて演算した圧縮機1の吐出圧力の制御値P1=0.498MPa)以下であると判定し、制御弁13を制御して吸込み絞り弁5を解放させ、圧縮機1のロード運転に切り換える。
また、例えば使用空気量比が0%ではないにも拘わらず、圧縮機1を停止させているときは、圧縮機1の吐出空気量比が0%であるから、圧縮機1の吐出圧力が0.46MPaに降下する(このとき、吐出空気系統7の末端圧力は0.46MPaまで降下する)。制御装置4は、圧力センサ9で検出した圧縮機1の吐出圧力が運転復帰圧力(本実施形態では、電動機2の回転数比N/Nmax=0に応じて演算した圧縮機1の吐出圧力の下限値P1d=0.46MPa)以下であると判定し、圧縮機1の運転を再開させる。
以上のように本実施形態においては、制御装置4は、吐出空気系統7の圧力損失ΔPを電動機2の回転数に応じて演算し、これに基づき吐出空気系統7の下流側位置15bでの末端圧力が所定範囲(本実施形態では、0.46MPa〜0.52MPa)となるように圧縮機1の吐出圧力の制御範囲を変更する。そして、圧力センサ9で検出した圧縮機1の吐出圧力がその変更した制御範囲となるように、インバータ3を介し電動機2の回転数を可変制御する。これにより、吐出空気系統7の末端圧力を所定範囲に保ちながら、圧縮機1の動力を最小限に抑えることができ、省エネ効果を得ることができる。また、本実施形態においては、電動機2の回転数に応じて圧縮機1の吐出圧力の制御範囲を変更する機能と圧縮機1の吐出圧力に応じて電動機2の回転数を可変制御する機能は、互いにフィードバック制御機能として働くので、圧縮機1の吐出圧力及び電動機2の回転数の収束性を高めることができる。その結果、吐出空気系統7の末端圧力すなわち供給圧力を安定させることができる。したがって本実施形態においては、省エネ効果を得つつ、供給圧力の安定性を高めることができる。
なお、上記第1の実施形態においては、制御装置4は、圧縮機1のアンロード運転時に、上記式(1)に電動機2の回転数比N/Nmax=0.2を代入して吐出空気系統7の圧力損失ΔPの演算する場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば、制御装置4は、圧縮機1のアンロード運転の切り換えに応じ、上記式(1)に代入する電動機2の回転数比N/Nmax=0.2をゼロに置き換えて演算してもよい。このような場合も、上記同様の効果を得ることができる。
本発明の第2の実施形態を図3及び図4により説明する。本実施形態は、複数の圧縮機ユニットを備えた場合の実施形態である。
図3は、本実施形態による圧縮空気製造設備の全体構成を表す概略図である。なお、上記第1の実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
この図3において、本実施形態の圧縮空気製造設備は、例えば2つの圧縮機ユニット14A,14Bを備えており、これら圧縮機ユニット14A,14Bは、上記圧縮機14と同様、空気を圧縮する圧縮機1と、この圧縮機1を駆動する電動機2と、この電動機2の回転数を可変制御するインバータ3と、このインバータ3を制御する制御装置4と、圧縮機1の吸込側に設けた吸込み絞り弁5と、この吸込み絞り弁5の上流側に設けられ、大気中の粉塵等を取り除く吸込みフィルタ6とをそれぞれ備えている。
圧縮機ユニット14A,14Bの圧縮機1の吐出側には吐出配管16A,16Bがそれぞれ接続されており、吐出配管16A,16Bには、逆止弁8と、この逆止弁8の下流側に配置され圧縮機1の吐出圧力を検出する圧力センサ9(圧力検出手段)とがそれぞれ設けられている。吐出配管16A,16Bは供給配管17に合流するように接続されており、供給配管17には、十分な容量を有する空気槽10と、この空気槽10の下流側に配置され、圧縮空気中の粉塵等を取り除くエアフィルタ11とが設けられている。そして、これら吐出配管16A,16B及び供給配管17が吐出空気系統18を構成している。なお、本実施形態では、吐出空気系統18における圧縮機ユニット14Aの圧力センサ9の検出位置19a(上流側位置)から下流側位置19bまでの圧力損失と、圧縮機ユニット14Bの圧力センサ9の検出位置19c(上流側位置)から下流側位置19bまでの圧力損失とがほぼ等しく、総称して吐出空気系統18の圧力損失ΔPとする。
また、圧縮機ユニット14A,14Bの制御装置4を集中制御する外部制御装置20が設けられている。この外部制御装置20は、圧縮機ユニット14A,14Bのうちのいずれか一方の圧縮機ユニット(以降、可変速側の圧縮機ユニットと称す)を、電動機2の回転数を可変制御して運転させるとともに、他方の圧縮機ユニット(以降、定速側の圧縮機ユニットと称す)を、可変速側の圧縮機ユニットの吐出空気量だけで補えない場合に電動機2の回転数を上限値とした全負荷運転状態に切り換え、可変速側の圧縮機ユニットの吐出空気量だけで補える場合は停止状態に切り換えて運転させるようになっている。また、外部制御装置20は、可変速側の圧縮機ユニットと定速側の圧縮機ユニットとを、所定の周期毎に交替させるように制御している。その結果、例えば可変速側の圧縮機ユニットが頻繁に運転されるような場合でも、圧縮機ユニット14A,14Bの運転時間が平準化されるようになっている。また、例えば何らかの理由で圧縮機ユニット14A,14Bのうちいずれか一方が故障した場合、故障していない圧縮機ユニットを単独運転に切り換えるように制御している。
そして、本実施形態の大きな特徴として、外部制御装置20は、圧縮機ユニット14Aの電動機2の回転数Na及び圧縮機ユニット14Bの電動機2の回転数Nbに応じて、吐出空気系統18の圧力損失ΔPを演算し、これに基づき、吐出空気系統18の下流側位置19bでの末端圧力が所定範囲となるように、可変速側の圧縮機ユニットにおける圧縮機1の吐出圧力の制御範囲を変更するようになっている。以下、その詳細を説明する。
吐出空気系統18の圧力損失ΔPは、圧縮機ユニット14A,14Bの総吐出空気量の二乗に比例する。外部制御装置20は、例えば圧縮機ユニット14A,14Bの最大総吐出空気量(言い換えれば、圧縮機ユニット14Aの電動機2の最大回転数Na_max及び圧縮機ユニット14Bの電動機2の最大回転数Nb_max)時における吐出空気系統18の最大圧力損失ΔPmaxを予め設定記憶しており、式(5)に示すように、吐出空気系統18の最大圧力損失ΔPmaxに、圧縮機ユニット14A,14Bの吐出空気量比にそれぞれ相当する電動機2の回転数比Na/Na_max,Nb/Nb_maxの平均値の二乗を積算することにより、吐出空気系統18の圧力損失ΔPを算出するようになっている。
ΔP=ΔPmax×{(Na/Na_max+Nb/Nb_max)/2}・・・(5)
そして、例えば圧縮機ユニット14Aの電動機2の回転数Naを可変制御させる場合、圧縮機ユニット14Aの吐出圧力の制御値P1は、末端圧力の所定の制御値P2に上記圧力損失ΔPを加算した値へと変更する(上記式(2)参照)。また、圧縮機ユニット14Aの吐出圧力の上限値P1uは、末端圧力の所定の上限値P2uに上記圧力損失ΔPを加算した値へと変更する(上記式(3)参照)。また、圧縮機ユニット14Aの吐出圧力の下限値P1dは、末端圧力の所定の下限値P2dに上記圧力損失ΔPを加算した値へと変更するようになっている(上記式(4)参照)。
同様に、例えば圧縮機ユニット14Bの電動機2の回転数を可変制御する場合、圧縮機ユニット14Bの吐出圧力の制御値P1は、末端圧力の所定の制御値P2に圧力損失ΔPを加算した値へと変更する(上記式(2)参照)。また、圧縮機ユニット14Bの吐出圧力の上限値P1uは、末端圧力の所定の上限値P2uに圧力損失ΔPを加算した値へと変更する(上記式(3)参照)。また、圧縮機ユニット14Bの吐出圧力の下限値P1dは、末端圧力の所定の下限値P2dに圧力損失ΔPを加算した値へと変更するようになっている(上記式(4)参照)。
そして、可変速側の圧縮機ユニットの制御装置4は、圧力センサ9で検出した圧縮機1の吐出圧力が外部制御装置20で演算した制御範囲となるように、電動機2の回転数Nをインバータ3を介し可変制御するようになっている。
本実施形態による圧縮空気製造設備の動作及び作用効果を説明する。図4は、本実施形態における使用空気量比、圧縮機ユニット14A,14Bにおける圧縮機1の吐出圧力、圧縮機ユニット14Aの電動機2の回転数比Na/Na_max、及び圧縮機ユニット14Bの電動機2の回転数比Nb/Nb_maxの経時変化を表すタイムチャートである。なお、圧縮機ユニット14Aにおける圧縮機1の吐出圧力は、ブロックA〜Gに表し、圧縮機ユニット14Bにおける圧縮機1の吐出圧力は、ブロックH〜Mに表している。
この図4において、圧縮機ユニット14A,14Bにおける圧縮機1の吐出圧力の所定の制御設定値P1=0.69MPa、所定の上限設定値P1u_0=0.72MPa、所定の下限設定値P1d_0=0.66MPa、吐出空気系統18の最大圧力損失ΔPmax=0.2MPaに設定している。また、供給先の使用空気量比及び圧縮機ユニット14A,14Bの総吐出空気量比は、各圧縮機ユニットの最大吐出空気量を基準(100%)として表す。
まず、使用空気量比が200%から0%に変化するとき、圧縮機ユニット14Aの電動機2を可変制御させる場合について説明する。
使用空気量比が200%であるときは、圧縮機ユニット14A,14Bの電動機2の回転数比Na/Na_max,Nb/Nb_maxがそれぞれ100%となり、圧縮機ユニット14A,14Bの吐出空気量比がそれぞれ100%となる。このとき、吐出空気系統18の圧力損失ΔP=ΔPmax=0.2MPaである。そして、圧縮機ユニット14Aにおいて、圧縮機1の吐出圧力は所定の制御設定値P1_0=0.69MPaに維持され、吐出空気系統18の末端圧力は0.49MPaに維持される。
使用空気量比が200%から120%に変化すると(図4中Aブロック)、最初は圧縮機ユニット14A,14Bの総吐出空気量比が200%であるから、圧縮機ユニット14Aにおける圧縮機1の吐出圧力は上昇しようとする。そのため、まず、圧縮機ユニット14Aの制御装置4は、圧力センサ9で検出した圧縮機1の吐出圧力と制御設定値P1_0との偏差に基づきPID演算を行い、その演算値をインバータ3に出力して電動機2の回転数Naを減少させる。そして、外部制御装置20は、圧縮機ユニット14A,14Bの制御装置4から電動機2の回転数Na,Nbを取得し、これら電動機2の回転数Na,Nbに応じて上記式(5)より吐出空気系統18の圧力損失ΔPを演算し、上記式(2)〜(4)より圧縮機ユニット14Aにおける圧縮機1の吐出圧力の制御範囲(制御値P1、上限値P1u、及び下限値P1d)を演算する。その後、圧縮機ユニット14Aの制御装置4は、圧力センサ9で検出した圧縮機1の吐出圧力と外部制御装置20で演算した制御値P1との偏差に基づきPID演算を行い、その演算値をインバータ3に出力して例えば電動機2の回転数Naをさらに減少させる。このようにして、圧縮機ユニット14Aの制御装置4による電動機2の回転数Naの可変制御と外部制御装置20による圧縮機1の吐出圧力の制御範囲の演算とが繰り返し行われる。その結果、圧縮機ユニット14Aの電動機2の回転数比Na/Na_maxは20%まで減少し、圧縮機ユニット14Aにおける圧縮機1の吐出圧力は制御値P1=0.562MPaとなる。このとき、吐出空気系統18の圧力損失ΔP=0.072MPaであり、吐出空気系統18の末端圧力は0.49MPaに維持される。
使用空気量比が120%から100%の範囲で変化すると(図4中Bブロック)、圧縮機ユニット14Aの電動機2の回転数比Na/Na_maxが下限値20%に達し、圧縮機ユニット14A,14Bの総吐出空気量比が120%であるから、圧縮機ユニット14Aにおける圧縮機1の吐出圧力は0.592MPaまで上昇する(このとき、吐出空気系統18の末端圧力は0.52MPaまで上昇する)。外部制御装置20は、圧縮機ユニット14Aにおける圧縮機1の吐出圧力がアンロード開始圧力(本実施形態では、圧縮機ユニット14Aの電動機2の回転数比Na/Na_max=0.2及び圧縮機ユニット14Bの電動機2の回転数比Nb/Nb_max=1に応じて演算した圧縮機ユニット14Aにおける圧縮機1の吐出圧力の上限値P1u=0.592MPa)以上であると判定し、圧縮機ユニット14Aをアンロード運転に切り換えさせる。
圧縮機ユニット14Aのアンロード運転を継続させていると(図4中Cブロック)、圧縮機ユニット14A,14Bの総吐出空気量比が100%であるから、圧縮機ユニット14Aにおける圧縮機1の吐出圧力が0.562MPaまで降下する。外部制御装置20は、圧縮機ユニット14Aにおける圧縮機1の吐出圧力がロード復帰圧力(本実施形態では、圧縮機ユニット14Aの電動機2の回転数比Na/Na_max=0.2及び圧縮機ユニット14Bの電動機2の回転数比Nb/Nb_max=1に応じて演算した圧縮機ユニット14Aにおける圧縮機1の吐出圧力の制御値P1=0.562MPa)に達するまでのアンロード運転時間を計測し、このアンロード運転時間が所定時間を越えた場合、圧縮機ユニット14Bの電動機2を停止させるとともに、圧縮機ユニット14Aの電動機2の回転数比Na/Na_maxを100%に切り換えさせる。
使用空気量比が100%で継続されると(図4中Dブロック)、圧縮機ユニット14Aの制御装置4による電動機2の回転数Naの可変制御と外部制御装置20による圧縮機1の吐出圧力の制御範囲の演算とが繰り返し行われ、圧縮機ユニット14Aにおける圧縮機1の吐出圧力が制御値P1=0.54MPaとなる。このとき、吐出空気系統18の圧力損失ΔP=0.05MPaであり、吐出空気系統18の末端圧力は0.49MPaに維持されている。
使用空気量比が100%から20%に変化すると(図4中ブロックE)、圧縮機ユニット14Aの制御装置4による電動機2の回転数Naの可変制御と外部制御装置20による圧縮機1の吐出圧力の制御範囲の演算とが繰り返し行われ、圧縮機ユニット14Aの電動機2の回転数比Na/Na_maxは20%まで減少し、圧縮機ユニット14Aにおける圧縮機1の吐出圧力は制御値P1=0.492MPaとなる。このとき、吐出空気系統18の圧力損失ΔP=0.002MPaであり、吐出空気系統18の末端圧力は0.49MPaに維持される。
使用空気量比が20%から0%の範囲で変化すると(図4中Fブロック)、圧縮機ユニット14Aの電動機2の回転数比Na/Na_maxが下限値20%に達し、圧縮機ユニット14A,14Bの総吐出空気量比が20%であるから、圧縮機ユニット14Aにおける圧縮機1の吐出圧力は0.522MPaまで上昇する(このとき、吐出空気系統18の末端圧力は0.52MPaまで上昇する)。外部制御装置20は、圧縮機ユニット14Aの圧力センサ9で検出した圧縮機1の吐出圧力がアンロード開始圧力(本実施形態では、圧縮機ユニット14Aの電動機2の回転数比Na/Na_max=0.2及び圧縮機ユニット14Bの電動機2の回転数比Nb/Nb_max=0に応じて演算した圧縮機ユニット14Aにおける圧縮機1の吐出圧力の上限値P1u=0.522MPa)以上であると判定し、圧縮機ユニット14Aをアンロード運転に切り換えさせる。
圧縮機ユニット14Aのアンロード運転を継続させていると(図4中Gブロック)、圧縮機ユニット14A,14Bの総吐出空気量比が0%であるから、圧縮機ユニット14Aにおける圧縮機1の吐出圧力が0.492MPaまで降下する。外部制御装置20は、圧縮機ユニット14Aの圧力センサ9で検出した圧縮機1の吐出圧力がロード復帰圧力(本実施形態では、圧縮機ユニット14Aの電動機2の回転数比Na/Na_max=0.2及び圧縮機ユニット14Bの電動機2の回転数比Nb/Nb_max=0に応じて演算した圧縮機ユニット14Aにおける圧縮機1の吐出圧力の制御値P1=0.492MPa)に達するまでのアンロード運転時間を計測し、このアンロード運転時間が所定時間を越えた場合、圧縮機ユニット14Aの電動機2を停止させる。
次に、使用空気量比が0%から200%に変化するとき、圧縮機ユニット14Bの電動機2を可変制御させる場合について説明する。
使用空気量比が0%から20%に変化すると(図4中ブロックH)、圧縮機ユニット14A,14Bの総吐出空気量比が0%であるから、圧縮機ユニット14Bにおける圧縮機1の吐出圧力が0.46MPaまで降下する(このとき、吐出空気系統18の末端圧力は0.46MPaまで降下する)。外部制御装置20は、圧縮機ユニット14Bにおける圧縮機1の吐出圧力が運転復帰圧力(本実施形態では、圧縮機ユニット14Aの電動機2の回転数比Na/Na_max=0及び圧縮機ユニット14Bの電動機2の回転数比Nb/Nb_max=0に応じて演算した圧縮機ユニット14Bにおける圧縮機1の吐出圧力の下限値P1d=0.46MPa)以下であると判定し、圧縮機ユニット14Bの電動機2の回転数比Nb/Nmaxを20%として駆動させる。
使用空気量比が20%で継続されると(図4中ブロックI)、圧縮機ユニット14Bの制御装置4による電動機2の回転数Nbの可変制御と外部制御装置20による圧縮機1の吐出圧力の制御範囲の演算とが繰り返し行われ、圧縮機ユニット14Bにおける圧縮機1の吐出圧力が制御値P1=0.492MPaとなる。このとき、吐出空気系統18の圧力損失ΔP=0.002MPaであり、吐出空気系統18の末端圧力は0.49MPaに維持される。
使用空気量比が20%から100%に変化すると(図4中ブロックJ)、圧縮機ユニット14Bの制御装置4による電動機2の回転数Nbの可変制御と外部制御装置20による圧縮機1の吐出圧力の制御範囲の演算とが繰り返し行われ、圧縮機ユニット14Bの電動機2の回転数比Nb/Nb_maxは100%まで増加し、圧縮機ユニット14Bにおける圧縮機1の吐出圧力は制御値P1=0.54MPaとなる。このとき、吐出空気系統18の圧力損失ΔP=0.05MPaであり、吐出空気系統18の末端圧力は0.49MPaに維持されている。
使用空気量比が100%から120%に変化すると(図4中ブロックK)、圧縮機ユニット14Bの電動機2の回転数比Nb/Nb_maxが上限値100%に達し、圧縮機ユニット14A,14Bの総吐出空気量比が100%であるから、圧縮機ユニット14Bにおける圧縮機1の吐出圧力は0.51MPaまで降下する(このとき、吐出空気系統18の末端圧力は0.46MPaまで降下する)。外部制御装置20は、圧縮機ユニット14Bの圧力センサ9で検出した圧縮機1の吐出圧力が運転復帰圧力(本実施形態では、圧縮機ユニット14Aの電動機2の回転数比Na/Na_max=0及び圧縮機ユニット14Bの電動機2の回転数比Nb/Nb_max=1に応じて演算した圧縮機ユニット14Bにおける圧縮機1の吐出圧力の下限値P1d=0.51MPa)以下であると判定し、圧縮機ユニット14Aの電動機2の回転数比Na/Na_maxを100%として駆動させるとともに、圧縮機ユニット14Bの電動機2の回転数比Nb/Nb_maxを20%に切り換えさせる。
使用空気量比が120%で継続されると(図4中ブロックL)、圧縮機ユニット14Bの制御装置4による電動機2の回転数Nbの可変制御と外部制御装置20による圧縮機1の吐出圧力の制御範囲の演算とが繰り返し行われ、圧縮機ユニット14Bにおける圧縮機1の吐出圧力が制御値P1=0.562MPaとなる。このとき、吐出空気系統18の圧力損失ΔP=0.072MPaであり、吐出空気系統18の末端圧力は0.49MPaに維持される。
使用空気量比が120%から200%に変化すると(図4中ブロックM)、圧縮機ユニット14Bの制御装置4による電動機2の回転数Nbの可変制御と外部制御装置20による圧縮機1の吐出圧力の制御範囲の演算とが繰り返し行われ、圧縮機ユニット14Bの電動機2の回転数比Nb/Nb_maxは100%まで増加し、圧縮機ユニット14Bにおける圧縮機1の吐出圧力は制御値P1=0.69MPaとなる。このとき、吐出空気系統18の圧力損失ΔP=0.2MPaであり、吐出空気系統18の末端圧力は0.49MPaに維持される。
以上のように本実施形態においては、外部制御装置20は、吐出空気系統7の圧力損失ΔPを圧縮機ユニット14A,14Bの電動機2の回転数に応じて演算し、これに基づき吐出空気系統7の下流側位置18bでの末端圧力が所定範囲(本実施形態では、0.46MPa〜0.52MPa)となるように可変速側の圧縮機ユニットにおける圧縮機1の吐出圧力の制御範囲を変更する。そして、可変速側の圧縮機ユニットの制御装置4は、圧力センサ9で検出した圧縮機1の吐出圧力が外部制御装置20で変更した制御範囲となるように、インバータ3を介し電動機2の回転数を可変制御する。これにより、吐出空気系統7の末端圧力を所定範囲に保ちながら、圧縮機1の動力を最小限に抑えることができ、省エネ効果を得ることができる。また、本実施形態においては、圧縮機ユニット14A,14Bにおける電動機2の回転数に応じて可変速側の圧縮機ユニットにおける圧縮機1の吐出圧力の制御範囲を変更する機能と、可変速側の圧縮機ユニットにおける圧縮機1の吐出圧力に応じて電動機2の回転数を可変制御する機能は、互いにフィードバック制御機能として働くので、可変速側の圧縮機ユニットにおける圧縮機1の吐出圧力及び電動機2の回転数の収束性を高めることができる。その結果、吐出空気系統7の末端圧力すなわち供給圧力を安定させることができる。したがって本実施形態においても、上記第1の実施形態同様、省エネ効果を得つつ、供給圧力の安定性を高めることができる。
なお、上記第2の実施形態においては、2台の圧縮機ユニット14A,14Bを備えた構成とし、圧縮機ユニット14A,14Bはともにインバータ3を介し電動機2の回転数を可変制御可能とする場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば3台以上の圧縮機ユニットを備えた構成としてもよい。また、例えば複数の圧縮機ユニットのうち少なくとも1台の圧縮機ユニットは、上記圧縮機ユニット14A,14Bと同様、インバータ3を介し電動機2の回転数を可変制御可能とし、それ以外の圧縮機ユニットは、電動機2の回転数を固定にしてもよい。このような場合も、上記第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、上記第1及び第2の実施形態においては、特に説明しなかったが、吐出空気系統7,18に設けたエアフィルタ11は、粉塵等の付着の影響により圧力損失特性が経時変化する。そこでこれに対応するため、吐出空気系統7,18の圧力損失ΔPをエアフィルタ11の圧力損失特性の経時変化に応じて補正してもよい。詳しく説明すると、例えば最大吐出空気量時におけるエアフィルタ11の圧力損失が例えば30日で0.01MPaずつ増加するような場合、タイマ機能によってエアフィルタ11の圧力損失増加分ΔPfを演算し、この圧力損失増加分ΔPfを上記式(1)〜(5)における最大圧力損失ΔPmaxに加算して補正する。また、例えばエアフィルタ11を新品に交換した場合は、エアフィルタ11の圧力損失増加分ΔPf=0に初期化する。なお、圧力損失特性が経時変化する吐出空気系統の補器類としては、エアフィルタ11以外に、例えば油潤滑式の圧縮機を採用した場合のオイルフィルタ等もあり、このような場合にも適用することが可能である。このような変形例においても、上記第1及び第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の第3の実施形態を図5により説明する。本実施形態は、複数の圧縮機ユニットに接続された吐出空気系統を分割可能な構成とした実施形態である。
図5は、本実施形態による圧縮空気製造設備の全体構成を表す概略図である。この図5において、上記第2の実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施形態では、吐出空気系統21は、圧縮機ユニット14Aの圧縮機1の吐出側に接続され、圧縮機1から吐出された圧縮空気を一の供給先に供給する供給系統22Aと、圧縮機ユニット14Bの圧縮機1の吐出側に接続され、圧縮機1から吐出された圧縮空気を他の供給先に供給する供給系統22Bとを有し、これら供給系統22A及び22Bには、下流側に向かう順序で、逆止弁8、圧力センサ9、空気槽10、及びエアフィルタ11がそれぞれ設けられている。また、供給配管系統22Aの空気槽10の上流側と供給配管系統22Bの空気槽10の上流側との間には連通配管23Aが接続され、供給配管系統22Aのエアフィルタ11の下流側と供給配管系統22Bのエアフィルタ11の下流側との間には連通配管23Bが接続されており、これら連通配管23A,23Bには開閉弁24がそれぞれ設けられている。なお、本実施形態では、吐出空気系統21における圧縮機ユニット14Aの圧力センサ9の検出位置25a(上流側位置)から下流側位置25bまでの圧力損失と、圧縮機ユニット14Bの圧力センサ9の検出位置25c(上流側位置)から下流側位置25bまでの圧力損失とがほぼ等しく、総称して吐出空気系統21の圧力損失ΔPとする。
外部制御装置20は、入力装置(図示せず)からの指令信号に応じた制御信号を開閉弁23に出力し、開閉弁23を連通・遮断状態に切り換えるようになっている。そして、例えば開閉弁23を連通状態に切り換えた場合は、圧縮機ユニット14A,14Bからの圧縮空気を合流させて供給先に供給する台数制御運転となり、上記第2の実施形態と同様な構成になる。すなわち、外部制御装置20は、圧縮機ユニット14A,14Bの電動機2の回転数Na,Nbに応じて、可変速側の圧縮機ユニットにおける圧縮機1の吐出圧力の制御範囲を変更する。そして、可変速側の圧縮機ユニットの制御装置4は、圧力センサ9で検出した圧縮機1の吐出圧力が外部制御装置20で変更した制御範囲となるように、インバータ3を介し電動機2の回転数を可変制御する。
一方、例えば開閉弁23を遮断状態に切り換えた場合は、各圧縮機ユニットからの圧縮空気を各供給先にそれぞれ供給する並列運転となり、各圧縮機ユニットが上記第1の実施形態と同様な構成になる。すなわち、圧縮機ユニット14A,14Bの各々において、制御装置4は、電動機2の回転数に応じて圧縮機1の吐出圧力の制御範囲を変更し、圧力センサ9で検出した圧縮機1の吐出圧力がその変更した制御範囲となるようにインバータ3を介し電動機2の回転数を可変制御する。
以上のように構成された本実施形態においても、上記第1及び第2の実施形態と同様、省エネ効果を得つつ、供給圧力の安定性を高めることができる。また、本実施形態においては、吐出空気系統21を供給系統22A,22Bに分割することが可能なので、圧縮空気の使用状況に容易に対応することができる。
本発明の圧縮空気製造設備の第1の実施形態の全体構成を表す概略図である。 本発明の圧縮空気製造設備の第1の実施形態における電動機の回転数比と圧縮機の吐出圧力の制御値との関係を表す特性図である。 本発明の圧縮空気製造設備の第2の実施形態の全体構成を表す概略図である。 本発明の圧縮空気製造設備の第2の実施形態における使用空気量比、圧縮機の吐出圧力、及び電動機の回転数比の経時変化を表すタイムチャートである。 本発明の圧縮空気製造設備の第3の実施形態の全体構成を表す概略図である。
符号の説明
1 圧縮機
2 電動機
3 インバータ
4 制御装置(吐出圧力変更手段、回転数制御手段)
7 吐出空気系統
9 圧力センサ(圧力検出手段)
11 エアフィルタ(補器類)
15a 上流側位置
15b 下流側位置
18 吐出空気系統
19a 上流側位置
19b 下流側位置
19c 上流側位置
20 外部制御装置(吐出圧力変更手段)

Claims (4)

  1. 空気を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機を駆動する電動機と、前記電動機の回転数を可変制御するインバータとを備えた圧縮機製造設備であって、
    前記圧縮機の吐出側に接続された吐出空気系統の圧力損失を前記電動機の回転数に応じて演算し、これに基づき前記吐出空気系統の下流側位置での末端圧力が所定範囲となるように前記吐出空気系統の上流側位置での前記圧縮機の吐出圧力の制御範囲を変更する吐出圧力変更手段と、
    前記吐出空気系統の上流側位置での前記圧縮機の吐出圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記圧力検出手段で検出した前記圧縮機の吐出圧力が前記吐出圧力変更手段で変更した制御範囲となるように、前記電動機の回転数を前記インバータを介し可変制御する回転数制御手段とを備えたことを特徴とする圧縮空気製造設備。
  2. 空気を圧縮する複数の圧縮機と、前記複数の圧縮機をそれぞれ駆動する複数の電動機と、前記複数の圧縮機のうちいずれか1つである第1の圧縮機を、対応する前記電動機の回転数をインバータを介し可変制御して運転するとともに、それ以外の第2の圧縮機を、対応する前記電動機の回転数を上限値として運転する全負荷運転状態又は停止状態に切り換える台数制御手段とを備えた圧縮空気製造設備であって、
    前記第1及び第2の圧縮機の吐出側に接続された吐出空気系統の圧力損失を、前記第1の圧縮機に対応する前記電動機の回転数及び前記第2の圧縮機に対応する前記電動機の回転数に応じて演算し、これに基づき前記吐出空気系統の下流側位置での末端圧力が所定範囲となるように前記吐出空気系統の上流側位置での前記第1の圧縮機の吐出圧力の制御範囲を変更する吐出圧力変更手段と、
    前記吐出空気系統の上流側位置での前記第1の圧縮機の吐出圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記圧力検出手段で検出した前記第1の圧縮機の吐出圧力が前記吐出圧力変更手段で変更した制御範囲となるように、前記第1の圧縮機に対応する前記電動機の回転数を前記インバータを介し可変制御する回転数制御手段とを備えたことを特徴とする圧縮空気製造設備。
  3. 請求項1又は2記載の圧縮空気製造設備において、前記吐出空気系統は、圧力損失特性が経時変化する補器類を有し、前記吐出圧力変更手段は、前記吐出空気系統の圧力損失を前記補器類の圧力損失特性の経時変化に応じて補正することを特徴とする圧縮空気製造設備。
  4. 請求項2記載の圧縮空気製造設備において、前記吐出空気系統は、各圧縮機から吐出された圧縮空気を各供給先にそれぞれ供給可能な複数の供給系統と、前記複数の供給系統に連通した連通配管と、前記連通配管を遮断可能な開閉弁とを有することを特徴とする圧縮空気製造設備。
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