JPWO2018030025A1 - 品質管理システム及び品質管理方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、作業者の負担を軽減でき、かつ、保管環境を逸脱した流通経路の段階を推測することができるシステムと方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る品質管理システムは、管理装置と、出力装置と、物品の流通経路の少なくとも終点に設置された入力装置と、を備え、入力装置は、環境変化部分のデータが入力される入力部と、入力部に入力された前記環境変化部分のデータと、入力場所又は前記入力装置の位置情報と、入力時刻と、を管理装置に送信する通信部と、を備え、管理装置は、流通経路における物品の荷姿情報を記憶する記憶部と、入力装置から送信された情報を受信する受信部と、環境変化部分のデータから保管環境を逸脱した物品の数を算出し、保管環境を逸脱した物品の数と、入力場所又は入力装置の位置情報と、入力時刻と、流通経路における物品の荷姿情報と、から保管環境を逸脱した流通経路の段階を推定する演算部と、演算結果を出力装置に送信する送信部と、を備え、出力装置は、演算結果を表示する表示部と備えることを特徴とする。

Description

本発明は、複数の流通経路を通って流通する複数の物品の品質管理を行うシステム及び方法に関する。
製造場所から複数の流通経路を経て消費場所へ輸送される物品の中には、温度、湿度、振動、ガス、及び気圧などの環境状態について適切な管理が必要なものがある。例えば、高温や低温の環境下におかれたときに生じる腐敗や味の変化などによって消費に適さない状態になる食品が存在する。また、高湿度の環境下や大気レベルの酸素の存在する環境下などにおかれたときに品質が劣化する食品が存在する。また、想定以上の振動が加えられた時に破壊する物品が存在する。
このような問題に対処するため、物品の輸送や保管を行うときは、物品の密閉容器への納入や、輸送コンテナ、輸送トラック、及び保管室の空調装置を用いた温度と湿度の管理や、振動測定による振動管理などの管理施策が行われる。ところが、装置の故障や管理のもれなどにより、物品の周囲の環境状態が管理範囲(好ましい環境状態)を逸脱することがある。
また、物品の周囲の環境状態が管理範囲を逸脱したという問題が発生したときに、その原因や場所の特定を助けるために、製造時などに物品に管理番号を付与し、複数の場所や複数の業者で扱った物品の管理番号を管理システムに入力し、そのデータを分析することがある。管理番号は、物品の製造、輸送、及び販売が行われる流通経路の複数の地点(拠点)で管理システムに入力される。
特許文献1には、温度測定装置付きバーコードリーダーを利用して、流通経路の複数個所で管理データと物品の温度を同時に検出し、これらのデータを管理装置へ送信して、物品の履歴を確認できるシステムが開示されている。このシステムは、バーコードと温度によって変色する示温図形とを組み合わせて用いる。
特開2002−87542号公報
製造場所から複数の流通経路を経て消費場所へ輸送される物品は、流通経路での物量の変化に伴い、荷姿(製品単体、ダンボール単位、パレット単位など)が変化するケースが多い。特に流通の終点近傍においては、流通が進むにつれて荷物を開封していくため、荷姿が小さくなり、物品が細分化することが多い。特許文献1に開示されている温度測定装置付きバーコードリーダーを利用して、流通経路の複数個所で管理データと物品の温度を同時に検出する手法では、荷姿が変化する流通経路に適用するためには、各荷姿の外側に荷物特定番号および温度データを含むか、荷物を開封して内部にある荷物特定番号および温度データを検出する必要がある。
特許文献1に開示されているシステムでは、物品の流通経路で逐次荷物特定番号および温度データを検出しなければ、温度の異常が生じた場所・時刻を検知することができない。一方で、安価な冷凍食品や生鮮食品などのコールドチェーンの品質管理に利用するためには、検出する拠点数や検出工数を少なくして、作業者の負担を減らすことが望ましい。
そこで本発明は、作業者の負担を軽減でき、かつ、保管環境を逸脱した流通経路の段階を推測することができるシステムと方法を提供することを目的とする。
本発明に係る品質管理システムは、管理装置と、出力装置と、物品の流通経路の少なくとも終点に設置された入力装置と、を備え、入力装置は、環境変化部分のデータが入力される入力部と、入力部に入力された前記環境変化部分のデータと、入力場所又は前記入力装置の位置情報と、入力時刻と、を管理装置に送信する通信部と、を備え、管理装置は、流通経路における物品の荷姿情報を記憶する記憶部と、入力装置から送信された情報を受信する受信部と、環境変化部分のデータから保管環境を逸脱した物品の数を算出し、保管環境を逸脱した物品の数と、入力場所又は入力装置の位置情報と、入力時刻と、流通経路における物品の荷姿情報と、から保管環境を逸脱した流通経路の段階を推定する演算部と、演算結果を出力装置に送信する送信部と、を備え、出力装置は、演算結果を表示する表示部と備えることを特徴とする。
本発明によると、作業者の負担を軽減でき、保管環境を逸脱した流通経路の段階を推測することができるシステムと方法を提供することができる。
2次元バーコードと環境変化部分を備える物品の例を示す図。 1次元バーコードと環境変化部分を備える物品の例を示す図。 品質管理システムの構成を示す概略図。 流通経路の段階での荷姿の変化の一例を模式的に表した図。 流通経路の段階での荷姿の変化を模式的に表した図。 物品の流通経路を模式的に表した図。 物品の流通経路と荷姿の変化を模式的に表した図。 物品の流通経路と荷姿の変化を模式的に表した図。 流通経路の終点における環境変化部分のデータを表形式で表した図。 流通経路の終点における環境変化部分のデータを表形式で表した図。 流通経路の終点における環境変化部分のデータを表形式で表した図。 流通経路の終点における環境変化部分のデータを表形式で表した図。 物品の流通経路の段階での荷姿の変化の一例を模式的表した図。
以下、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
本実施形態に係る物品の品質管理システムは、流通経路での物品の輸送量の変化に伴い荷姿が変化する物品の流通経路における環境状態を管理する。より具体的には、物品の流通経路の少なくとも終点で、物品に付与された管理番号と、各流通経路における荷姿情報と、を利用して、物品の周囲の環境状態を管理し、物品の周囲の環境状態に異常が発生したときに異常が発生した可能性の高い流通経路の段階を推定する。本明細書において、荷姿とは、輸送時の物品の梱包状態のことを言う。また、物品の周囲の環境状態が管理範囲(好ましい環境状態)を逸脱することを「環境異常」と呼び、周囲の環境状態が管理範囲を逸脱した物品のことを「環境異常の物品」と呼ぶ。
本実施形態に係る品質管理システムは、保管環境を逸脱すると変化する環境変化部分と管理番号とが付与された物品について、環境異常が発生した箇所を推定する。管理番号とは、物品の型式、種類、製造時期、及び製造番号等を識別する番号であり、製造時などに物品に付与されるものである。なお、本実施形態では、管理番号をバーコードとして表示した場合について説明するが、管理番号の表示方法はバーコードに限定されない。管理番号は通常の文字の形態(数字や文字列)で表示してもよい。
図1と図2は、バーコードと環境変化部分を備える物品の例を示す図である。図1に示した物品10には、典型的な2次元バーコード12と、環境変化部分21、22、23が表示される。図2に示した物品11には、典型的な1次元バーコード13と、環境変化部分24、25が表示される。
バーコード12、13では、数字やアルファベットなどの文字列で表される物品の管理番号がバーコードのパターンで表現されている。ただし、図1と図2に示したバーコード12、13は、本実施形態で用いられる実際の管理番号の文字列を表していない。バーコードには次元の違い以外に各種の規格が存在するが、本実施形態は、それらの規格に依存するものではない。また、文字列をパターン化するときに各種の変換処理が行われるが、本実施形態は、その変換処理方法に依存するものではない。
なお、バーコードが表す管理番号が物品の型式のみを区別する場合には、ロット番号や製造場所を表す記号を通常の文字の形態で物品に付与することがある。この場合には、バーコードが表す管理番号と通常の文字が表すロット番号などとを組合せたものを新たに管理番号として扱えば、ロット単位の区別をする管理番号を表すバーコードを用いた場合と同様の処理が可能である。同様に、製造日時や消費期限などを表す記号が通常の文字の形態で物品に付与されている場合には、これらの記号とバーコードが表す管理番号とを組合せたものを新たな管理番号として扱えば、やはり、ロット単位の区別をする管理番号を表すバーコードを用いた場合と同様の処理が可能である。
環境変化部分21〜25は、保管環境を逸脱したことを検知可能なものであればよい。環境変化部分としては、例えば、温度、湿度、振動、ガス、及び気圧などの物品の周囲の環境状態によって色が変化するインクが印刷され、表示する色により物品の周囲の環境状態を示すものを用いることができる。環境変化部分は、物品内の位置、形状、サイズ、及び個数などに制約はないが、表示する色(色データ)が画像データとしてバーコードと同時に読み取れるのが好ましい。例えば、環境変化部分の位置は、バーコードの近傍に配置するのが好ましい。形状は、正方形、長方形、円、楕円、及び角丸長方形など、特に制限はない。サイズは、バーコードのバーやドットの大きさよりも大きいのが好ましく、目視で確認しやすい大きさにしてもよい。
また、環境変化部分のインクに色がいったん変わると元に戻らない特性を有するものを用いると、流通経路で物品の周囲の環境状態がいったん変化し元に戻ったとしても、環境状態が訪韓環境を逸脱したこと知ることができる。また、インクの色が中間色を有するように(すなわち、複数の段階にわたって)変化すれば、物品の周囲の環境状態の変化を細かく把握することができる。
物品の周囲の環境状態として温度を検知する場合は、例えば、CoCl等の金属錯塩からなる無機系サーモクロミック材料や、スピロピラン系化合物等の縮合芳香環置換体からなる有機系サーモクロミック材料などの、従来から使われている材料を用いることができる。環境変化部分の色の変化により、物品の周囲の温度の変化を検知することができる。また、色の変化には可逆式と不可逆式がある。可逆式は、温度の上下に応じて何回でも色が変化するものであり、不可逆式は、色が特定の温度で変化すると元に戻らないものである。不可逆式では、例えば、温度により粘性が変化するインクが浸透材中を浸透するようにしておき、設定温度以上の温度に一定の時間曝されたときに、インクが浸透材中を浸透することで色を変化させることができる。環境変化部分を構成するインクとしては、これらの材料や浸透材の種類や構成に限定されるものではなく、環境変化部分には、環境変化に応じて変化するものであれば任意のものを用いることができる。
色の変化条件が異なる複数の環境変化部分を物品に配置すると、同時に複数の環境状態を把握することができる。例えば、異なる温度で色が変化する複数の環境変化部分を配置することや、温度で色が変化する環境変化部分と湿度で色が変化する環境変化部分とを配置することなどが考えられる。複数の環境変化部分は、形状やサイズが互いに同一でも異なってもよい。
環境変化部分は、保管環境を逸脱したことを目視で検知できることが好ましい。流通経路の終点で、目視で観察することにより、読み取りを実施しなくても環境異常物品の流通を停止することや、環境異常の注意喚起をすることができる。
1次元バーコード13を用いた場合には、バーコードの読取装置は、直線的に並んだデータを読み取ることがある。このため、環境変化部分24、25の色データをバーコードと同時に読取装置で読み取るためには、図2に示すように、環境変化部分24、25は、形状が線状であり、長さがバーコード13のバーの長さとほぼ同じであり、配置がバーコード13のバーの配置と同一方向であるのが好ましい。ただし、1次元バーコード13の態様がこのようなものに限定されない。
バーコード12、13及び環境変化部分21〜25は、物品10、11に直接印刷してもよいが、シールなどに印刷し、それを物品に貼り付けてもよい。また、管理番号を表す文字列を、バーコード12、13の近傍に通常の文字の形態で印刷してもよい。環境変化部分21〜25には、表示する色(色データ)と物品の周囲の環境状態との関係の説明を、通常の文字などで追記するのも好ましい。
バーコードが表す文字列中に環境変化部分の有無、数、種類、及び位置などのデータを含めておくと、これらのデータは、バーコードの読取装置で誤りなく簡単に読み取ることができる。ただし、この方式に限定されるものではない。好ましい方法のうち1つは、バーコードが表す文字列中に、管理番号などに加えて、環境変化部分の有無、数、種類、及び位置などのデータを含める方法である。このデータは、例えば、「1234567;count=3;temperature 10,1.2,0.1;temperature 20,1.2,0.2;moisture,1.2,0.3」のように表現される。この例では、「1234567」は、物品を表す管理番号である。「count=3」は、環境変化部分が3種類存在することを表している。管理番号以外の部分を全て表示しなくてもよい。「temperature 10,1.2,0.1」は、温度10度で変化する環境変化部が、横方向1.2、縦方向0.1の位置に存在することを表している。位置は、任意の基準点からの実際の距離(単位mmなど)で表すこともできるが、バーコードの大きさを利用した相対的な位置で表すのが好ましい。例えば、図1において、2次元バーコード12の左上の頂点を原点として、右上の頂点を横方向の1とし、左下の頂点を縦方向の1とする座標系を設定し、環境変化部分21〜23の中心の位置をこの座標系で表す。この方法を利用すると、環境変化部分を任意の位置に配置しても、環境変化部分の色データを読み取ることができる。
以上で説明した、物品に設けられたバーコードと環境変化部分のデータは、その物品を扱う人の操作に基づいて、入力装置に入力される。入力装置への入力は、少なくとも物品の流通経路の終点で行われる。
<品質管理システム>
図3は、本実施形態に係る品質管理システムの構成を示す概略図である。品質管理システムは、管理装置50と、入力装置60と、出力装置70を備える。入力装置と出力装置は、端末機器として一体となっていてもよい。
入力装置60は、物品10、11が表示する管理番号のデータと環境変化部分のデータが入力される入力部と、入力されたデータ(物品の管理番号と環境変化部分のデータ)と、データの入力場所又は入力装置の位置情報と、入力時刻と、を管理装置50に送信する。入力装置60には、例えば、バーコード12、13を読み取れるととともに、環境変化部分21〜25の色データを画像データとして読み取れる読取装置(例えば、バーコードリーダー)を用いることができる。通常の文字の形態で表示されたデータを人手で入力するときには、入力装置60にキーボードを用いてもよい。入力装置は、少なくとも流通経路の終点に設置されていればよいが、流通経路の各拠点に設置されていてもよい。
管理装置50は、データ受信部51、演算部52、データ送信部54、及びデータ記憶部53を備え、一般的な計算機で構成される。データ受信部51は、入力装置60から送信されたデータを受信し、管理装置50のデータ記憶部53に記録する。また、記憶部53には、予め各流通経路における物品の荷姿情報が記憶されている。各流通経路のおける物品の荷姿情報は、流通経路の変更、梱包形態の変更があった際は、適宜その情報を更新することが好ましい。演算部52は、演算処理を実行し、演算結果のデータをデータ記憶部53に記録する。演算部52は、データ受信部が受信した物品ごとの環境変化コードのデータから保管環境を逸脱した物品の数を算出する。保管環境を逸脱した物品の数と、入力場所又は入力装置の位置情報と、入力時刻と、記憶部に記憶されている各流通経路における荷姿情報と、から保管環境を逸脱した流通経路の段階を推定する。データ送信部54は、データ記憶部53に記録されているデータを出力装置70に送信する。
出力装置70は、管理装置50が出力したデータ、すなわち、管理装置50が求めた演算結果や入力装置60が入力したデータを画面に表示する表示部を備える。出力装置は、管理装置とともに設置されていても良いし、流通経路の各拠点に設置されていてもよい。
以下、本実施形態に係る品質管理システムを用いて、保管環境を逸脱した流通経路の段階を推定する方法を説明する。
図4は、流通経路での荷姿の変化の一例を模式的に表した図である。図4において、流通経路の始点では、物品11は複数個ずつ箱詰めされた荷物14の状態で輸送され、流通経路の途中で箱から取り出された状態で輸送される、又は流通経路の段階の終点で箱から取り出される。荷物14の状態であるときは、物品11に付与された環境変化部分16を読み取るには、荷物を開封する必要があり、作業者の負担が増加する。そこで、本実施形態に係る品質管理システムでは、環境変化部分を読み取る箇所を減らすことにより、作業者の負担を軽減する。
本実施形態に係る品質管理システムは、流通経路の少なくとも終点で、物品11に付与された環境変化部分の色を読み取ることにより保管環境を逸脱した流通経路の段階を推定する。環境異常が起こった流通経路の段階を推測するためには、物品11が荷物14中にいくつ包装されているか、および荷物14がどの流通経路の段階において開封され、物品11に分割されるか、について把握しておく必要がある。各流通経路における荷姿が分かれば、物品が何個ずつ梱包されて輸送されているかが判断できる。そこで、本実施形態に係る品質管理システムでは、管理装置の記憶部に、予め流通経路における荷姿情報を記憶させておく。
図5は、流通経路における物品の荷姿の変化を模式的に表した図である。図5において、荷姿Aを開封すると荷姿B3つになる。荷姿Bを開封すると荷姿C3つになる。荷姿Cを開封すると荷姿D3つになる。物品は、配送センタから中間拠点1〜3のいずれかを経由して販売店1〜9に配送される。中間拠点1〜3には、荷姿Bの状態で物品が配送され、販売店1〜9には、荷姿Cの状態で物品が配送される。このような、ある物品が流通経路において、何個単位で包装されているか、及び流通経路のどの段階で荷姿が変化するかを予め記憶する。
図6は、物品の流通経路を模式的に表した図である。ノードA〜Oは、製造、物流センタ、及び販売店などの地点(拠点)を表し、矢印は、ノード間での物品の輸送経路を表している。図6では、ノードAが物品の流通経路の始点(製造時など)を表しており、ノードI〜Oが物品の流通経路の終点(販売店など)を表している。
ノードAで表される流通経路の始点では、環境異常の物品が存在しないことを確認しておくことが好ましい。確認のために、物品を梱包する前に物品ごとに環境変化部分を読み取って置くことが好ましい。
ノードB〜Hで表される拠点は、物品の流通経路の始点と終点との間に位置する拠点であり、物流センタ、物流倉庫、及び問屋などである。これらの拠点においては、環境変化コードを読み取りは必須ではない。
ノードI〜Oで表される物品の流通経路の終点では、物品の入荷時から販売時までの任意の時点で、入力装置60に、物品ごとの管理番号及び環境変化部分の色データを入力する。入力装置60は、物品10、11ごとの管理番号及び環境変化部分の色データ、並びに入力日時、入力場所を、管理装置50に送信する。このとき、入力装置60の操作者の区別データ、入力装置60の区別データなどのデータも、入力装置60に入力して管理装置50に送信すると、後で管理装置50が行う各種分析に利用できる。入力場所のデータには、入力場所の名称や住所を使用してもよいが、入力装置の位置情報である緯度と経度を使用してもよい。特に物品が移動販売されるなど販売場所が変化する場合には、緯度と経度などの地理的に扱いやすい形式のデータを使用するのが好ましい。入力装置60は、物品の流通経路の終点でが、必ず上記のデータを入力する。換言すると、最後に読み取った地点が本実施形態における流通の終点となる。
なお、入力装置60は、環境変化部分の色データと物品の周囲の環境状態との関係についてのデータを予め保持してもよい。例えば、環境変化部分に、目視で環境異常の有無を判定できないものを用いた場合、入力装置60が管理装置50にデータを送信しなくても、色データの入力時に物品の品質管理の良否(すなわち、環境異常の有無)を判定でき、否の場合(すなわち、環境異常が起きている場合)に警告を表示したり警告音を出したりすることができる。また、バーコードが表す文字列中に基準値を含めておき、この基準値を用いて物品の品質管理の良否を判定することもできる。
管理装置50は、入力装置60から送信されたデータをデータ記憶部53に記録する。管理装置50の演算部は、入力装置60から送信されたデータのうち環境変化部分の色データから保管環境を逸脱した物品の数を算出する。その後、演算部は、保管環境を逸脱した物品の数と、入力装置の位置情報又は入力場所と、入力時刻と、記憶部に記憶された各流通経路における荷姿情報と、から保管環境を逸脱した流通経路の段階を推測する。
図7は、図5で示される流通経路における荷姿の変化の一例について、荷姿Dまで開封した後に環境変化部分を読み取り、異常発生箇所を推定する環境異常物品であるかどうかを確認した図である。本実施形態では、同じ荷姿中に内封された物品は、ある環境異常に晒された際、同じように環境異常物品に変化するものと考える。例えば、図7の経路1(配送センタから中間拠点3への配送過程)で環境異常にさらされた場合、経路1では荷姿Bの状態で輸送されているため、荷姿Bに含まれる9つの物品が環境異常物品になる。また、経路2で環境異常に曝された場合、経路2(中間拠点2から販売店5への配送過程)では荷姿Cの状態で輸送されているため、荷姿Cに梱包された3つの物品が環境異常物品になる。さらに、経路3(販売店2で荷物を開放した後)で環境異常に曝された場合は、荷姿D(包装されていない状態)で取り扱われるため、1つの物品が環境異常物品になる。
上記のように過程すると、例えば、荷姿Cの状態で販売店に物品が到着し、物品ごとに環境変化部分を読み取ったときに、販売店に届いた3つ中1つ又は2つの物品が管理環境を逸脱していることが分かった場合は、荷姿Cの状態から荷姿Dに開封した後で、環境異常に曝されたということが推測できる。また、3つとも管理環境を逸脱している場合は、販売店に到着する前の中流通経路の段階で環境異常に曝された可能性が高くなる。この場合は、他の拠点に流通された類似物品における検知結果を勘案して、どの流通経路の段階で環境異常物品になったかを推測することができる。たとえば、ある荷姿Cから荷姿Dまで開封した物品において、すべての物品が環境異常物品であった際に、データ入力場所およびデータ入力時間が近い他の物品の中に環境異常物品がなかった場合は、荷姿Cでの流通経路の段階で環境異常物品になったと推測できる。
環境変化部分のデータ入力場所およびデータ入力時間情報が近い他の物品の中に環境異常物品があった場合、荷姿の包装個数情報から、荷姿Aでの流通経路の段階で環境異常物品になったか、荷姿Bでの流通経路の段階で環境異常物品になったかについても推測可能である。
このように、本実施形態においては、管環境を逸脱した物品の数と、入力装置の位置情報又は入力場所と、入力時刻と、記憶部に記憶された各流通経路における荷姿情報と、から管理環境を逸脱した流通経路の段階を推定することができる。
図8に、図6の物品の流通経路を模式的に表した図に荷姿の開封段階を加えた図を示す。
図9〜図12には、一例として、各拠点I〜Oで入力され管理装置50に送信された環境変化コードの異常検知結果などのデータの一部を表形式で表した図である。
図9では、拠点Iにおいて1点環境異常物品が検知された。また、拠点Nにおいて2点環境異常物品が検知された。これらは、荷姿の個数と相関がないため、荷姿Dまで開封し、それ以降で環境異常物品になったと推測できる。
図10では、拠点Jにおいて24点中12点環境異常物品が検知された。これらは、荷姿Dまで開封し、拠点Jにおいて環境異常物品になった可能性、拠点E〜拠点Jにおいて、荷姿Cでの流通経路の段階で環境異常物品になった可能性がある。しかしながら、荷姿Dまで開封後に、他の拠点において環境異常物品が検出されなかったことから、荷姿Cでの流通経路の段階で環境異常物品になった可能性が高い。
図11では、拠点Lにおいて60点中24点環境異常物品が検知された。拠点Mにおいて48点中12点環境異常物品が検知された。これらは、荷姿Dまで開封し、拠点L、Mそれぞれにおいて環境異常物品になった可能性、拠点F〜拠点L、および拠点F〜拠点Mそれぞれにおいて、荷姿Cでの流通経路の段階で環境異常物品になった可能性、拠点B〜拠点Fにおいて、荷姿Bでの流通経路の段階で環境異常物品になった可能性がある。
図12では、拠点Nにおいて72点中72点環境異常物品が検知された。拠点Oにおいて36点中36点環境異常物品が検知された。これらは、荷姿Dまで開封し、拠点N、Oそれぞれにおいて環境異常物品になった可能性、拠点G〜拠点N、および拠点H〜拠点Oそれぞれにおいて、荷姿Cでの流通経路の段階で環境異常物品になった可能性、拠点C〜拠点G、および拠点C〜拠点Hにおいて、荷姿Bでの流通経路の段階で環境異常物品になった可能性、拠点A〜拠点Cにおいて、荷姿Aでの流通経路の段階で環境異常物品になった可能性がある。
本実施形態に係る品質管理システムにおいては、環境変化部分のデータを入力する物品の個数を増やせば増やすほど、推定精度が高くなる。換言すると、流通する物品数(環境変化部分の付与・読み取りの数)を増やすほど、推定精度が高まる。そのため、安価な示温マークを大量製造品に付与し、物品全品の品質検査するときなどに好ましく用いることができる。
また、環境異常物品になる確率が低い物品ほど検知箇所の特定精度が高くなる。環境異常物品になる確率が低い物品では、大きい荷姿の個数単位での環境異常物品が検知された場合、大きい荷姿の状態で環境異常に晒された可能性が高まる。
管理装置の演算部の演算結果、及び図9〜図12のような集計結果は、一覧表、グラフ、及び地図などの形態で出力装置70に表示することができる。一覧表では、詳細な測定データを表すことができ、条件ごとに集計値を表すこともできる。集計値は、グラフで表すこともできる。グラフの縦軸と横軸は、環境状態によって変化する値(例えば、温度や湿度)、日時、場所、物品の分類、及びデータの数などを表すことができる。また、入力場所のデータを利用し、入力場所を表す地図上の場所に特定の条件を満たすデータの数だけ点をプロットすると、この特定の条件を満たすデータの地理的分布を表すことができる。これらの調査結果を分析すると、物品の周囲の環境状態が当初の想定を超えたことに関する多くの情報を得ることができ、物品の品質管理方法の改善に役立てることができる。
環境異常物品の流通経路の段階推定結果を読み取ったビッグデータの活用方法については、特に限定されない。流通経路の各拠点における環境異常物品の発生確率をAI等の手法を用いて、推算することなどが挙げられる。
実施例2以下では、実施例1と異なる部分のみ説明し、実施例1と重複する部分の説明を省略する。
実施例2に係る品質管理システム及び品質管理方法は、実施例1の品質管理方法よりも保管環境を逸脱した流通経路の段階の推定精度を向上するために、入力装置に入力する情報を増やす。
本実施形態では、物品ごとに異なる個別の管理番号(以下、個別管理番号という。)を物品に付与する。入力装置の入力部には、流通経路の少なくとも終点で、環境変化部分のデータ及び個別管理番号が入力される。入力装置の通信部は、環境変化部分のデータと、個別管理番号と、入力場所又は入力装置の位置情報と、入力時刻と、を管理装置に送信する。管理装置の演算部は、保管環境を逸脱した物品の数と、入力場所又は入力装置の位置情報と、入力時刻と、記憶部に記憶された流通経路における荷姿情報と、保管環境を逸脱した物品の個別管理番号と、から保管環境を逸脱した流通段階を推定する。
例えば、物品ごとに個別管理番号が付与されており、荷姿の包装内に個別管理番号が連番で包装されている場合、図10のJ地点において、12個連番で環境異常物品が検知された場合、荷姿Cでの流通経路の段階で環境異常物品になった可能性が高まる。
また、記憶部には、予め物品の個別管理番号と流通経路との対応関係を記憶しておいてもよい。この場合、入力装置の位置情報又は入力場所に関する情報は必須ではない。管理装置の演算部は、物品の個別管理番号と流通経路との対応関係から保管環境を逸脱した物品の流通経路を特定する。その後、演算部は、保管環境を逸脱した物品の数と、保管環境を逸脱した物品の流通経路と、入力時刻と、記憶部に記憶された各流通経路における荷姿情報と、から保管環境を逸脱した段階を推定する。
物品の個別管理番号と流通経路との対応関係が分かっていれば、保管環境を逸脱した物品の管理番号から、保管環境を逸脱した物品の流通経路を特定できる。特定された流通経路と、流通経路における物品の荷姿情報と、保管環境を逸脱した物品の数と、から保管環境を逸脱した流通経路の段階を推定することにより、流通経路の推定精度を向上できる。
本実施形態では、流通経路の各拠点に入力装置が設置され、流通経路の始点と終点の間に位置する拠点で、環境変化部分と管理番号とが入力装置に入力される。例えば、図6において、物品の流通経路の始点と終点との間に位置する拠点であるノードB〜Hのうちの複数の拠点でも、環境変化部分のデータを入力装置に入力する。なお、流通経路の始点と終点の間に位置する全ての拠点でデータを入力する必要はない。また、入力装置への入力は、これらの拠点での物品の入荷時から出荷時までの任意の時点で行えばよい。入荷時から出荷時までの物品の保管期間の間にデータの入力と送信を複数回行うと、保管期間中の物品の状況をより詳しく把握することができる。
入力装置は、入力されたデータ、入力時刻、入力場所又は入力装置の位置情報を管理装置に送信する。なお、本実施形態のように複数箇所で入力装置に入力がなされる場合は、最後に入力された地点が流通経路の終点となる。
管理装置は、流通経路の途中に設置された入力装置から送信されたデータと、流通経路の終点に設置された入力装置から送信されたデータと、流通経路における物品の荷姿情報と、から保管環境を逸脱した流通経路の段階を推定する。
たとえば、図10のJ拠点において、荷姿Cから荷姿Dに開封する際に読み取りを実施して環境異常物品が検知された場合、荷姿Dまで開封しその後に環境異常物品になった可能性を排除できるため、荷姿Cでの流通経路の段階で環境異常物品になった可能性が極めて高い。
以上のように、環境変化部分のデータを入力する拠点を増やすことで環境異常箇所の推定精度を向上できる。なお、本実施形態では、流通経路の始点と終点の間に位置する拠点でもデータを入力するため、実施例1に比べて作業者の負担は増加してしまう。ただし、流通経路の始点と終点の間に位置する全ての拠点でデータを入力する必要はないため、流通経路の全ての拠点でデータを入力することで異常発生箇所を特定する方法より、作業者の負担を軽減できる。
実施例3のように流通経路の終点以外の拠点で環境変化部分を読み取るには、梱包された状態から物品を一つずつ取り出す必要がある。本実施形態では、荷姿にも環境変化部分付与することにより、作業者の負担を増やすことなく異常発生箇所の推定精度を高めることができる。
本実施形態では、物品は、流通経路の段階によって異なる荷姿で輸送され、物品だけでなく荷姿にも環境変化部分が表示される。図13に本実施形態に係る荷姿の変化の一例を示す。荷物18は、物品11を複数個梱包した状態(荷姿B)の荷物19が複数個箱詰めされたもの(荷姿A)である。荷姿Aは流通経路で、荷姿B、包装されていない物品11に梱包状態が変化する。物品11には環境変化部分と管理番号が付与されている。また、荷姿B、荷姿Aにもそれぞれ環境変化部分が付与されている。なお、物品11の表面と、荷姿Aの表面、荷姿Bの表面において、環境異常の起こる条件が異なる可能性がある。そのため、物品11の表面、荷姿Aの表面、荷姿Bの表面、に付与する環境変化部分の環境変化指標を変化させる等の工夫をすることが好ましい。
入力装置は、流通経路の終点と、流通経路において荷姿が変化する流通経路の拠点と、にそれぞれ設置される。作業者は、荷姿ごとに環境変化部分を読み取る。読取結果は入力装置に環境変化部分のデータとして入力される。入力装置は、入力されたデータ、入力時刻、入力場所又は入力装置の位置情報を管理装置に送信する。
管理装置は、流通経路の途中に設置された入力装置から送信されたデータと、流通経路の終点に設置された入力装置から送信されたデータと、流通経路における物品の荷姿情報と、から保管環境を逸脱した流通経路の段階を推定する。荷姿の環境変化部分のデータから環境異常を検知した場合、この荷姿の環境変化部分のデータが入力された場所よりも前の流通経路の段階で保管環境を逸脱したことが分かる。さらに、荷姿の環境変化部分のコードが入力された入力装置の位置情報と、から、環境変化部分のデータが入力された場所を特定できる。つまり、流通経路において保管環境を逸脱した可能性のある範囲を狭めることができる。この情報と、流通経路の終点において保管環境を逸脱した物品の数と、入力場所又は入力装置の位置情報と、入力時刻と、記憶部に記憶された流通経路における荷姿情報と、から保管環境を逸脱した流通段階を推定する。
以上のように、荷姿に環境変化部分を付与することにより、荷物を開封することなく、環境変化部分を読み取ることができる。その結果、作業者の負担を増やすことなく異常発生箇所の推定精度を高めることができる。
また、荷姿には、環境変化部分だけでなく荷姿ごとに異なる個別の番号を付与しても良い。荷姿に環境変化部分と荷姿ごとに異なる個別の番号(以下、荷姿の個別番号という。)を付与した場合は、入力装置の位置情報又は入力場所に関する情報は必須ではない。入力装置には、荷姿の環境変化部分と荷姿の個別番号とが入力される。入力装置の通信部は、読み取ったデータを管理装置に送信する。管理装置の記憶部には、荷姿の個別番号と流通経路の荷姿情報との対応関係を記憶しておく。荷姿の個別番号と流通経路との対応関係が分かっていれば、流通経路のどの段階で保管環境を逸脱した荷姿で輸送されていたかを特定できる。したがって、管理装置の演算部は荷姿の環境変化部分のデータと、記憶部に記憶されている荷姿の個別番号と流通経路の荷姿情報との対応関係とに基づき、流通経路において保管環境を逸脱した可能性のある範囲を狭めることができる。その後、狭められた範囲と、保管環境を逸脱した物品の数と、入力装置の位置情報又は入力場所と、入力時刻と、記憶部に記憶された各流通経路における荷姿情報と、から保管環境を逸脱した段階を推定する。
実施例5に係る品質管理システムは、保管環境を逸脱した流通経路の段階を推定後に、保管環境を逸脱したと推定された流通経路の段階に警告を送るものである。
流通経路の各拠点に端末機器として、入力装置と出力装置が設置されている。管理装置の演算部により、保管環境を逸脱した流通経路の段階を推定した後、演算部は、データ送信部に保管環境を逸脱した流通経路の段階に設けられた出力装置に、警告を表示するように指示を出す。
データ送信部は、指定された出力装置に警告を送信する。出力装置は、警告を受信後、表示部に警告を表示する。
例えば、図6において拠点Bから拠点Eに至る経路で保管環境を逸脱したと推定された場合は、拠点Bに設けられた出力装置に警告を表示する。
なお、保管環境を逸脱した推定箇所への警告方法や環境異常物品の流通を停止する手法については、本実施形態に限定されない。環境変化部分に警告マークと、流通停止マークを付与し、数日間警告マークを発色させた流通経路の拠点に警告する、流通停止マークが発色したら流通を停止してもよい。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、上記の実施例は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、本発明は、必ずしも説明した全ての構成を備える態様に限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能である。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、削除したり、他の構成を追加・置換したりすることが可能である。
10、11…物品、14、18、19…荷物、12…2次元バーコード、13…1次元バーコード、15、16、17…環境変化部分及びバーコード、21、22、23、24、25…環境変化部分、50…管理装置、51…データ受信部、52…演算部、53…データ記憶部、54…データ送信部、60…入力装置、70…出力装置

Claims (12)

  1. 保管環境を逸脱すると変化する環境変化部分と管理番号とが付与された物品の品質管理システムであって、
    管理装置と、出力装置と、前記物品の流通経路の少なくとも終点に設置された入力装置と、を備え、
    前記入力装置は、
    前記環境変化部分のデータが入力される入力部と、
    前記入力部に入力された前記環境変化部分のデータと、入力場所又は前記入力装置の位置情報と、入力時刻と、を前記管理装置に送信する通信部と、を備え、
    前記管理装置は、
    前記流通経路における物品の荷姿情報を記憶する記憶部と、
    前記入力装置から送信された情報を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記環境変化部分のデータから前記保管環境を逸脱した物品の数を算出し、前記保管環境を逸脱した物品の数と、前記入力場所又は前記入力装置の位置情報と、前記入力時刻と、前記記憶部に記憶された前記流通経路における物品の荷姿情報と、から前記保管環境を逸脱した流通段階を推定する演算部と、
    前記演算結果を前記出力装置に送信する送信部と、を備え、
    前記出力装置は、前記演算結果を表示する表示部と備えることを特徴とする品質管理システム。
  2. 請求項1に記載の品質管理システムであって、
    前記管理番号は前記物品ごとに異なる個別管理番号であり、
    前記入力部には、さらに前記個別管理番号と、が入力され、
    前記通信部は、さらに前記個別管理番号を前記管理装置に送信し、
    前記演算部は、前記保管環境を逸脱した物品の数と、前記入力場所又は前記入力装置の位置情報と、前記入力時刻と、前記記憶部に記憶された前記流通経路における荷姿情報と、前記保管環境を逸脱した物品の個別管理番号と、から前記保管環境を逸脱した流通段階を推定することを特徴とする品質管理システム。
  3. 請求項2に記載の品質管理システムであって、
    前記記憶部には前記個別管理番号と前記流通経路の対応関係が記憶され、
    前記演算部は、前記記憶部に記憶された前記個別管理番号と前記流通経路の対応関係と、前記保管環境を逸脱した物品の個別管理番号と、から前記保管環境を逸脱した物品の流通経路を特定し、算出された前記保管環境を逸脱した物品の数と、前記入力場所又は前記入力装置の位置情報と、前記入力時刻と、前記記憶部に記憶された前記流通経路における荷姿情報と、特定された前記保管環境を逸脱した物品の流通経路と、から前記保管環境を逸脱した流通段階を推定することを特徴とする品質管理システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の品質管理システムであって、
    前記物品は、流通経路の段階によって異なる荷姿で輸送され、
    前記荷姿には環境変化部分が表示され、
    前記入力装置は、前記流通経路の終点と、前記流通経路において前記荷姿が変化する流通経路の拠点と、にそれぞれ設置され、
    前記演算部は、前記保管環境を逸脱した物品の数と、前記入力場所又は前記入力装置の位置情報と、前記入力時刻と、前記記憶部に記憶された前記流通経路における荷姿情報と、前記荷姿の環境変化部分のデータと、から前記保管環境を逸脱した流通段階を推定する、ことを特徴とする品質管理システム。
  5. 請求項4に記載の品質管理システムであって、
    前記荷姿には、前記荷姿ごとに異なる個別の番号が付与されていることを特徴とする品質管理システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の品質管理システムであって、
    前記演算部により推定された保管環境を逸脱した流通経路の拠点に設置された出力装置に警告を表示することを特徴とする品質管理システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の品質管理システムであって、
    前記環境変化部分は、保管環境の逸脱したことを目視で検知可能であることを特徴とする品質管理システム。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の品質管理システムであって、
    前記管理番号は、1次元バーコード又は2次元バーコードとして物品に表示されていることを特徴とする品質管理システム。
  9. 保管環境を逸脱すると変化する環境変化部分と管理番号とが付与された物品の品質管理方法であって、
    前記物品の流通経路の少なくとも終点の物品の環境変化部分の変化の有無から前記保管環境を逸脱した物品の数を算出し、
    前記保管環境を逸脱した物品の数と、前記環境変化部分の変化の有無を確認した流通経路の拠点の位置情報と、前記環境変化部分の変化の有無を確認した時刻と、前記流通経路における荷姿情報と、から前記保管環境を逸脱した段階を推定することを特徴とする品質管理方法。
  10. 請求項9に記載の品質管理方法であって、
    前記管理番号は、前記物品ごとに異なる個別の管理番号であり、
    前記保管環境を逸脱した物品の数と、前記環境変化部分の変化の有無を確認した流通経路の拠点の位置情報と、前記環境変化部分の変化の有無を確認した時刻と、前記流通経路における荷姿情報と、前記保管環境を逸脱した物品の管理番号と、から前記保管環境を逸脱した段階を推定することを特徴とする品質管理方法。
  11. 請求項9又は10に記載の品質管理方法であって、
    前記物品は前記流通経路ごとに異なる荷姿で輸送され、
    前記荷姿には環境変化部分が表示され、
    前記荷姿が変化する流通経路の拠点における荷姿の環境変化部分の変化の有無から前記保管環境を逸脱した荷姿の数を算出し、前記各流通経路における荷姿情報から前記保管環境を逸脱した荷姿に梱包されていた物品の数を算出し、
    前記保管環境を逸脱した物品の数と、前記環境変化部分の変化の有無を確認した流通経路の拠点の位置情報と、前記環境変化部分の変化の有無を確認した時刻と、前記流通経路における荷姿情報と、前記保管環境を逸脱した荷姿に梱包されていた物品の数と、から前記保管環境を逸脱した流通段階を推定することを特徴とする品質管理方法。
  12. 請求項9乃至11のいずれか一項に記載の品質管理方法であって、
    前記保管環境を逸脱した流通経路の拠点に、警告を連絡することを特徴とする品質管理方法。
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