JP2002087542A - 荷物運送の追跡管理システム - Google Patents

荷物運送の追跡管理システム

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JP2002087542A
JP2002087542A JP2000282641A JP2000282641A JP2002087542A JP 2002087542 A JP2002087542 A JP 2002087542A JP 2000282641 A JP2000282641 A JP 2000282641A JP 2000282641 A JP2000282641 A JP 2000282641A JP 2002087542 A JP2002087542 A JP 2002087542A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】個々の荷物の温度確認を簡便な作業で行い、確
認された温度情報を追跡管理上の管理項目とすることで
荷物運送業における輸送時間の増大化防止と温度管理保
証の精度向上との両立をはかる。 【解決手段】温度測定装置付きバーコードリーダ220
はバーコード102が有する通常の運送管理データと荷
物の温度を同時に検出する。バーコードリーダ端末装置
200はかかるデータと荷物温度を中央管理装置401
内のサーバー402に送信し、これらの情報はデータベ
ース403に格納される。また、これらの情報と運送上
の温度管理のルールとに基づいてサーバー402は運送
状況を判断する。運送状況は異常と判断された場合はフ
ァクシミリ送信機404を通じて荷物の特定番号、判断
の内容および次善の策を現場作業者に自動送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は所定温度での維持管
理を要する荷物を運送する運送業における集荷から中間
の積み替えを経て顧客に配達するまでの運送の全工程を
追跡管理する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の運送業界において、商店や工場と
いった同種の物品をある単位量で配送する形態に加え
て、個人宅への直接配送、いわゆる宅配業が隆盛を極め
ている。この宅配業の特徴として、最終配送先である個
人宅は原則としてその時限りの配送先であり、交通経路
や中間の集配基地の選択に高度のノウハウを必要とす
る。これらの選択は宅配ドライバーや現場管理者個々の
ノウハウで賄われてきたが、昨今の電子機器の発達によ
り、バーコードを利用した情報記録装置や携帯通信シス
テムとコンピュータを有機的に結合し、運送会社の中枢
で荷物運送の全工程を一元管理するシステム(以下追跡
管理システムと呼ぶ)を運送業務に導入するようになっ
た。
【0003】追跡管理システムの流れについて図12お
よび図13を参照して説明する。図12は個々の荷物の
運送管理データを送信する際の流れに基づく追跡管理シ
ステムの概略図であり、図13は典型的な運送の流れと
運送管理データを受信する中央管理装置との関係を表す
図である。出荷、積み替え及び顧客への着荷の各工程に
おいて現場作業者は個々の荷物100に貼られてある送
り状101のバーコード102から荷物を特定する荷物
特定番号をバーコードリーダ201で読み取り、バーコ
ードリーダ201が内部に有するメモリに一時記録す
る。また、バーコードリーダ201は内部に時計機構を
有し、荷物特定番号を読み取った時刻(以下、読み取り
時刻と略す)も情報としてメモリに記録する。その後、
バーコードリーダ201は二点鎖線の矢印で示すように
バーコードリーダ端末装置200と接続し、荷物特定番
号と読み取り時刻の情報をその荷物の運送管理データと
してバーコードリーダ端末装置200に伝送する。バー
コードリーダ端末装置200は無線による通信手段30
0で本社400内の中央管理装置401に送信する。中
央管理装置401は荷物個々の運送管理データを受信
し、かかる情報を所定のルールに従って加工し、運送状
況を判断するサーバー402と、所定のルールに従って
運送管理データを加工した情報、および運送状況を判断
するためのルールやその他の管理上必要とする情報を記
録保持するデータベース403とを備える。無線による
通信手段300はバーコードリーダ端末装置200内の
送受信機能と、端末用アンテナ301と、サーバー40
2の送受信機能と中央管理装置用アンテナ302から成
る。中央管理装置401では受信した運送管理データか
ら荷物個々の輸送状況を時系列に把握し、配送まちがい
や遅配等の事故発生の有無を判断する。そして工程変更
等が必要と判断した場合、中央管理装置401のオペレ
ータが変更内容を携帯電話による音声連絡や運送車や支
店に備えられた無線ファクシミリを介して書面連絡で現
場作業者に伝達する。また、サーバー402はインター
ネット500上にホームページを有し、後述の荷物の集
荷完了(即ち、配送の開始を意味する)と配送完了を荷
物特定番号の認証を条件に開示する。運送情報の開示を
求める者は公衆回線網600を通じてインターネット5
00に端末700からかかるホームページにアクセス
し、開示を求める荷物の特定番号を入力して配送済みで
あるか配送途中であるかを知ることができる。
【0004】図13の図面下方のトラックの流れより荷
物運送の工程を説明する。まず、工程1で小型トラック
の運送ドライバーは荷送人からの荷物を集荷する。その
際、同時期に運送される異なる荷物に同一の番号が割り
当てられないよう留意した番号を情報として有するバー
コード102をその荷物の特定番号として割り当て、そ
のバーコード102が印刷された送り状101を荷物に
貼り付ける。荷物を受け取った宅配ドライバーは上述の
荷物特定番号と読み取り時刻の情報を中央管理装置40
1に送信する作業を行う。この送信により中央管理装置
401は配送が開始したと認識し、インターネット50
0上のホームページに現在配送途中である旨の情報を開
示する準備を整える。工程2で預かり店に荷物を降ろ
す。このときも荷物が正しい預かり店に到着したことを
確定するため、荷物特定番号と読み取り時刻の情報を中
央管理装置401に送信する作業を行う。そして工程3
で集荷用の小型トラックから、配達先近くの配達店まで
他の荷物とまとめて運送する大型トラック(いわゆる路
線便)に積み替える。このときも正しい路線便に積み込
まれたことを確定するために荷物特定番号と読み取り時
刻の情報を中央管理装置401に送信する作業を行う。
以下、工程4、工程5と配送先近くの配達店での積み降
ろし及び積み替えを行い、それらの工程毎に確認のデー
タ送信を行う。工程6では配達先に荷物が運び込まれ、
荷受人の受領確認後、荷物特定番号と読み取り時刻の情
報を中央管理装置401に送信する作業を行う。この送
信により中央管理装置401は配送が完了したと認識
し、インターネット500上のホームページに配送が完
了した旨の情報を開示する準備を整える。なお、路線便
での運送は一回に限られず、配達店の分布状況と配達先
との関係で積み替えられて複数回行われることもある。
また、預かり店と配達店のバーコードリーダ端末装置2
00にはその店を特定する店特定番号を記録保持するメ
モリを搭載し、荷物の特定番号の送信と同時に店特定番
号の送信も行うことができる。サーバー402はこの店
特定番号をデータベース403内に保持される店情報と
照会し、ホームページで開示する情報に預かり店名、配
達店名および、これらの店の電話番号等の付随情報を開
示してサービスの充実をはかっている。
【0005】図14に基づき、従来の運送情報の開示の
方法を説明する。図14にホームページでの開示画面の
一例を表す。画面501は荷物特定番号の入力画面であ
り、入力ボックス502に荷物特定番号を入力し、検索
を指示するボックス503をクリックする。荷物特定番
号の入力を間違えたときはクリアを指示するボックス5
04をクリックし、再度、荷物特定番号の入力を行う。
画面501で入力された荷物特定番号は図12のインタ
ーネット500を介してサーバー402に伝達され、サ
ーバー402はデータベース403内の情報に照会し、
入力された荷物特定番号の存否を確認する。荷物特定番
号が存在する場合、開示する画面を画面505又は画面
506に更新して荷物特定番号と対を成す運送情報をこ
れらの画面に表示する。画面505又は画面506は存
在を確認した荷物特定番号をお問い合わせ番号として開
示し、また出荷日時(集荷は配送者の立場での表現であ
り、開示画面では荷送人又は荷受人の立場に立って出荷
という表現を採用してある。)、預かり店名、預かり店
の電話番号、配達店、配達店の電話番号、荷物個数及び
運送状況を文章で表現する詳細表示を表示する。画面5
05の詳細表示は現在配送中の場合を表し、文章中の日
時はサーバー402が運送状況を判断し、画面を更新す
る時点のものを表示するものである。画面506の詳細
表示は配達完了の場合を表し、表示する日時は配達完了
時の荷物特定番号の読み取り時刻を表示するものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】冷蔵貨物や冷凍貨物の
輸送業は、所定温度での維持管理機能を有する輸送機器
を必要とするため、個人の実施が困難となり、このため
ニーズが高い業種と言える。特に生鮮食品や血液、薬品
等の品物は後々人体内に取り込まれるものなので集荷か
ら中間の積み替えを経て顧客に配達するまでの運送の全
工程における温度品質の維持管理が厳重であること要す
る。しかし、現状は冷蔵車及び冷凍車の輸送室内に温度
計を備え、積み替え時にその温度計をチェックするのみ
とする管理手法が慣行されている。これは作業時間の長
大化の防止、寒所での作業量の縮小化等の理由からと推
察される。しかし、この方法では冷凍室の冷凍機能の正
常異常を判断することはできるが、荷物個々の温度を厳
密に測定したことにはならない。例えば、積み替え時に
外に一旦積み上げられて温度上昇が発生した場合や冷蔵
室内の荷物配置の関係で荷物間で冷凍の程度に差が生じ
た場合などは、冷凍室温をもって冷凍具合の正常異常を
判断している限り表面化することがない。これら事態に
よる温度上昇が原因と推測される品質異常が発生しても
責任の所在が不明になり、顧客、輸送業者ともに困惑す
ることになる。前述のバーコードを情報媒体とした追跡
管理システムにおいても個々の荷物の温度情報は管理項
目となっていない。現状のバーコードリーダには温度測
定機能がないからである。
【0007】また、現状の送り状は荷送人や荷受人の名
前、住所、電話番号といった運送上の基本情報しか記載
されておらず、冷蔵品又は冷凍品については要冷凍又は
要冷蔵であることを積み替え作業者等に警告するための
ラベル(図12の要冷凍を警告するラベル103が相当
する)が追加されるに過ぎない。荷受人にとっては荷物
受取時の冷え具合とそのラベルのみが冷蔵又は冷凍輸送
されたことを認識する情報となる。この定性的でしかな
い品質提示が温度管理を適正に実施したのか?という顧
客の疑念を生じさせる原因の一つとなってしまう。図1
4で説明したインターネットのホームページによって運
送状況を開示するサービスも上述の運送現場での温度管
理の対応が無いためにサポートすることは考えられてい
ない。加えてインターネットによる開示サービスは運送
業者の営業時間外でも情報開示を行うことができる便利
なシステムであるが、コンピュータまたはブラウザ搭載
型の携帯端末でしか見ることができず、これらの機器を
有する顧客のみを対象としてある点で顧客優先のサービ
スと言えないところがある。
【0008】本発明は上記の課題に鑑みて為されたもの
であり、本発明の目的は、個々の荷物の温度確認を簡便
な作業で行い、確認された温度情報を追跡管理上の管理
項目とすることで荷物運送業における輸送時間の増大化
防止と温度管理保証の精度向上との両立をはかることに
ある。また、収集された荷物の温度情報を含む運送状況
を顧客に分かり易く開示し、かつ簡便に利用できる手段
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]所定温度での維持管理を要する荷物の運送におけ
る集荷から中間の積み替えを経て顧客に配達するまでの
各工程での該荷物毎の運送管理データを収集するデータ
収集手段と、前記データ収集手段にて収集された運送管
理データを記録する記録手段と、前期記録手段にて記録
された運送管理データを無線で送信する送信手段と、前
記送信手段によって送信された運送管理データを受信
し、受信した各荷物の運送管理データから運送上の温度
管理のルールに基づいて運送状況の正常又は異常の判断
をする中央管理手段と、前記中央管理手段による前記判
断の内容と該判断の理由となった運送管理データとを開
示する開示手段とを備え、前記運送管理データは少なく
とも、前記荷物特定する荷物特定番号と、前記データ収
集手段によってデータが収集された日時のデータと、該
荷物の温度のデータとを含み、前記中央管理手段は、前
記判断の内容と該判断の理由となった運送管理データと
を記録する記録機能と、前記運送管理データの開示を求
める者により操作される開示要求端末から前記開示手段
に前記荷物特定番号の提示があったとき、該開示要求端
末から提示された前記荷物特定番号を前記記録機能によ
り記録された運送管理データ内で照会し、一致する荷物
特定番号の存否の確認をする認証機能と、前記認証機能
による前記荷物特定番号の確認が得られたとき、前記判
断の内容と、前記温度のデータと、前記日時のデータと
を前記開示手段を介して前記開示要求端末に開示する開
示機能とを有することを特徴とする荷物運送の追跡管理
システム。
【0010】[2]前記運送管理データは前記データ収
集手段を特定するデータ収集手段特定番号を含み、前記
データ収集手段は前記中央管理装置からの連絡を受信す
る受信装置を併設されており、前記中央管理装置は、前
記受信装置を特定する受信装置特定番号と前記データ収
集手段特定番号との対応を内容とする対応データを記録
する対応データ記録手段を有し、前記運送上の温度管理
のルールは、前記運送管理データ中の前記荷物の温度が
所定の温度範囲内にあるか否かを前記運送状況の判断の
基準とし、前記荷物の温度が前記温度範囲内にない場合
は、少なくとも前記荷物の荷物特定番号と、前記温度範
囲内で前記荷物が管理されていない旨と、次工程で行う
べき作業内容とを前記対応データにおいて前記データ収
集手段特定番号に対応する前記受信手段に送信すること
を特徴とする[1]に記載の荷物運送の追跡管理システ
ム。
【0011】[3]前記開示手段はインターネット上に
開設されたホームページであり、前記開示機能は、イン
ターネットに接続して前記ホームページに前記判断の内
容および前記運送管理データを情報として提供するサー
バーとしての機能であり、前記提示とは、前記開示を求
める者が、前記開示要求端末によって前記ホームページ
にアクセスし、該ホームページが有する所定の入力用画
面に前記荷物特定番号を入力することであり、前記認証
機能とは、前記中央管理手段が前記ホームページに入力
された前記荷物特定番号を前記記録された運送管理デー
タ内で照会し、一致する荷物特定番号の存否を確認する
ことであり、前記開示手段による開示とは、前記判断の
内容と、前記温度データと、前記日時データとを前記ホ
ームページ上の開示用画面に開示することであることを
特徴とする[1]又は[2]に記載の荷物運送の追跡管
理システム。
【0012】[4]前記開示手段は電話回線に接続され
た自動音声応答装置であり、前記開示要求端末は電話回
線に接続された電話機であり前記開示機能は、前記自動
音声応答装置を介して前記判断の内容および前記運送管
理データを情報として前記電話機に提供する機能であ
り、前記提示とは、前記電話機から前記電話回線を介し
て前記自動音声応答装置に対してアクセスがあったと
き、前記自動音声応答装置が記録保持する第1の自動音
声案内を再生し、前記第1の自動音声案内は所定の方式
で前記荷物特定番号の入力の指示を行うものであり、前
記電話機から前記指示に従って前記荷物特定番号を入力
することであり、前記認証機能とは、前記中央管理手段
が前記自動音声応答装置に入力された前記荷物特定番号
を前記記録手段に記録された運送管理データ内で照会
し、一致する該荷物特定番号の存否を確認することであ
り、前記開示手段による開示とは、前記自動音声応答装
置が記録保持する第2の自動音声案内に、前記判断の内
容と、前記温度データと、前記日時データとを組み込ん
で音声にて伝達することであることを特徴とする[1]
又は[2]に記載の荷物運送の追跡管理システム。
【0013】[5]前記データ収集手段は、前記荷物特
定番号をコードで表すバーコードと、前記バーコードを
読み取るバーコードリーダと、前記荷物の温度を測定す
る温度測定装置とから成り、前記記録手段は前記バーコ
ードリーダに内蔵されるメモリであり、前記バーコード
は前記荷物の集荷時に前記荷物に貼り付けられるラベル
に印刷されるものであり、前記温度測定装置で測定され
た温度は前記メモリに記録保持され、前記バーコードリ
ーダは、時計を内蔵し、前記時計は、前記荷物特定番号
又は前記温度が記録される時の記録時刻を前記メモリに
伝達し、前記メモリは前記荷物特定番号又は前記温度と
対応させて前記記録時刻を記録保持することを特徴とす
る[1]乃至[4]に記載の荷物運送の追跡管理システ
ム。
【0014】[6]前記温度測定装置の温度検出方向と
前記バーコードリーダの前記バーコード読み取り方向が
同一方向となるように前記温度測定装置と前記バーコー
ドリーダが一体に形成され、前記バーコードリーダの読
み取りと前記温度測定装置の温度測定とを共通のスイッ
チで同時に行うことを特徴とする[5]に記載の荷物運
送の追跡管理システム。
【0015】[7]前記データ収集手段は、前記荷物特
定番号と運送状態で予想される前記荷物の温度とをコー
ドで表すバーコードと、現状の温度を判別して判別温度
に対応した表情を呈する温度呈示手段と、前記バーコー
ドを読み取るバーコードリーダとから成り、前記記録手
段は前記バーコードリーダに内蔵されるメモリであり、
前記バーコードは、予想される温度状態の数に応じた数
だけ備えられ、前記荷物の集荷時に前記荷物に貼り付け
られる送り状に印刷されるものであり、前記温度呈示手
段は、前記送り状に所定の図形に描画された示温インキ
でなり、前記図形は、前記予想される温度状態の数に応
じた数だけ前記送り状内に構成され、前記示温インキ
は、前記予想される温度に対して前記図形を変色、発色
又は消色する特性を有し、前記図形の変色は前記予想さ
れる温度毎に異なるものであり、前記図形の発色は前記
予想される温度毎に異なるものであり、前記図形の消色
は前記予想される温度毎に異なるものであり、前記予想
される温度状態に対応する図形及びバーコードは前記送
り状内で並列に配列してあり、前記バーコードリーダは
時計を内蔵し、前記時計は前記バーコードリーダが前記
バーコードから読み取った前記荷物特定番号と前記予想
される温度が前記メモリに記録される時の記録時刻を該
メモリに伝達し、前記メモリは前記荷物特定番号又は前
記温度と対応させて前記記録時刻を記録保持することを
特徴とする[1]乃至[4]に記載の荷物運送の追跡管
理システム。
【0016】[8]前記示温インキは温度変化に伴って
変色する液晶を樹脂のマイクロカプセルに封入したいわ
ゆる感温液晶マイクロカプセルを主成分とするインキで
あることを特徴とする[7]に記載の荷物運送の追跡管
理システム。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図3を参照して本
発明の第1の実施の形態を説明する。図1は本発明の第
1の実施の形態にかかる荷物運送の追跡管理システムの
全体概略図を表す。図1は図12でのバーコードリーダ
201が温度測定機能付きバーコードリーダ220であ
る点と、中央管理装置401内にサーバー402と接続
されてあるファクシミリ送信機404が追加されている
点で図12と相違する。まず、温度測定機能付きバーコ
ードリーダ220の構成について説明する。図2は温度
測定機能付きバーコードリーダ220の構成概略図であ
る。(a)は上面図、(b)は正面図(c)は側面図を
表す。バーコードリーダ220はバーコード読み取り部
221と、温度検知部222と、データ表示部223
と、キー入力部224とから構成される。バーコード読
み取り部221にはバーコードと対向させてバーコード
を半導体レーザーの光走査で読み取る一般的な方式を採
用してある。温度検知部222には対象物が放出してい
る赤外線波長を測定して温度を特定する一般的な放射温
度計を搭載してある。バーコード読み取り部221の読
み取り窓221aと温度検知部222の測定窓222a
はともに同一方向の荷物を対象とできるように配置され
てある。キー入力部224は電源を動作状態にするON
スイッチ225と、バーコードの読み取りと温度の検知
とのトリガーである読み取りスイッチ226と、温度測
定機能付きバーコードリーダ220が内部に有するメモ
リに記録保持されてあるデータの再生指示のトリガーと
なる再生スイッチ227と、かかるメモリに記録保持さ
れているデータの消去指示のトリガーとなる消去スイッ
チ228と、再生、消去を指示する際の荷物特定番号の
入力を可能とするテンキースイッチ229から構成され
る。読み取りスイッチ226への一回の押圧動作で本体
221によるバーコードの読み取り動作と温度検知部2
22による温度検知動作を同時に行うことができる。か
かる押圧動作後、温度測定機能付きバーコードリーダ2
20に取り込まれた荷物特定番号と荷物の温度はデータ
表示部223に表示される。データ表示部223中のI
Dが荷物特定番号に相当し、TEMPが荷物の温度に相
当する。温度測定機能付きバーコードリーダ220は内
部に時計機能を有し、入力動作時の日付と時刻も荷物の
特定番号と温度の情報に合わせて表示される。表示され
たこれらの情報は温度測定機能付きバーコードリーダ2
20が内部に有するメモリに記録保持される。本体側面
にはメモリ内のデータをバーコードリーダ端末装置20
0に伝達するための出力ポート230がある。メモリは
逐次入力によって記録保持される荷物特定番号、日付時
刻情報及び温度情報の他に温度測定機能付きバーコード
リーダ220を特定する番号(以下、シリアル番号と呼
ぶことにする)の情報を固有で保持する。出力ポート2
30とバーコードリーダ端末装置200は有線ケーブル
でメモリ同士を結合し、データの伝達を可能とする。
【0018】次に、第1の実施の形態における運送管理
データの流れを図1に基づいて説明する。本実施の形態
でのバーコードリーダ端末装置200に伝送された運送
管理データは、荷物特定番号、荷物特定番号を読み取っ
た時点の日付時刻から成る従来例の運送管理データと、
前述の温度測定機能付きバーコードリーダ220によっ
て荷物特定番号の読み取りと同時に測定した荷物個々の
温度及びバーコードリーダ220を特定するシリアル番
号から構成される。バーコードリーダ端末装置200
は、かかる運送管理データを本社400内の中央管理装
置401に送信し、中央管理装置401内のデータベー
ス403は送信されたデータを記録保持する。また、デ
ータベース403は、バーコードリーダ220のシリア
ル番号とそのバーコードリーダを貸与されている者が有
するファクシミリ受信機とを対応させてある登録データ
を有する。サーバー402はこの登録データに基づいて
温度測定機能付きバーコードリーダ220を貸与された
者が所有するファクシミリ送信機404を特定し、かか
るファクシミリ送信機404を介して指示を与えること
ができる。以上の運送管理データの検出と温度測定機能
付きバーコードリーダ220内への一時記録、中央管理
装置401への送信および、データベース403への記
録保持は、図12で説明した運送の各工程で行われる。
従って、運送管理データは時系列で記録されていく。ま
た、かかるデータの記録と同時に中央管理装置401内
のサーバー402は運送管理ルールとして従来例の配送
まちがいの判断ルール等のほかに各荷物に対する所定の
温度管理ルールを運用し、運送の各工程での温度管理状
態を判断する。データベース403に記録された運送管
理データはデータの開示を求めるもののインターネット
上のホームページへのアクセスに基づき開示する準備が
あるものである。
【0019】図3に基づき、温度管理ルールを実行する
際の流れを説明する。図3は温度管理ルールのフロー図
である。サーバー402は運送管理データを受信した後
(ステップ1)、温度管理ルールを実行するプログラム
をサーバー402から呼び出す(ステップ2)。続いて
サーバー402はかかるプログラムを実行して温度管理
が正常に行われているか否かを判断する(ステップ3と
ステップ4)。正常/異常の判断は温度管理運送として
設定された基準温度に対して上下限の公差を設け、公差
内か否かを比較判断するものである。プログラム上では
荷物温度と上限公差との比較(ステップ3)及び荷物温
度と下限公差との比較(ステップ4)の2段階で判断が
行われる。温度管理が異常であると判断した場合は以下
の一連のステップで対処される。送信してきた温度測定
機能付きバーコードリーダ220のシリアル番号を前述
の登録データで照会し、かかるシリアル番号と対応する
ファクシミリ受信機を特定し(ステップ3−1とステッ
プ4−1)、続いて警告を実行する。判断から警告まで
の詳細を説明すると、公差をはずれた温度の荷物がある
ときは、サーバー402が異常状態と判断し、所定のフ
ォーマットに従った警告文を作成する(ステップ3−2
とステップ4−2)。警告文は「○月×日△時□分にあ
なたが温度検査された荷物(特定番号XXXXXXXXXX)の温
度が管理温度公差より高く(又は低く)なっておりま
す。現在の作業を中断して至急調査をお願いします。」
といった内容のものである。続いてこの警告文をファク
シミリ送信機404に伝達する(ステップ3−3とステ
ップ4−3)。ファクシミリ送信機404はこの警告文
の伝達を発信の命令と認識し、ステップ3−1又はステ
ップ4−1で特定されたファクシミリ受信機にかかる警
告文を送信する。これを受けた作業者は紙に出力された
警告文を作業現場に持ち込み、問題の荷物を特定し、次
善の処置を行うことができる。以上の警告の手段は作業
者のブラウザ搭載型携帯電話を対象としてメールで警告
する方式にしてもよい。また、所定の様式の音声メッセ
ージに組み合わせて自動音声送信による電話連絡の方式
にしてもよい。温度管理が正常であった場合、異常であ
った場合ともに温度判断に使用された荷物の運送管理デ
ータと判断の内容の文書データとがデータベース403
内に記録保持される(ステップ5)。
【0020】図4乃至図6に基づき、運送管理データの
開示を求める者(以下、開示希望者と略す)への開示手
段である情報開示システムを説明する。図4と図5は本
実施の形態におけるホームページでの開示画面を表す。
荷物の特定番号の入力画面は従来例の入力画面(図14
の画面501と同じ)と同様の構成及び機能を果たす。
図14の画面501で入力された荷物特定番号は図1の
インターネット500を介してサーバー402に伝達さ
れ、サーバー402はデータベース403内の情報に照
会し、入力された荷物特定番号の存否を確認する。荷物
特定番号が存在する場合、開示する画面をまず図14の
画面511に更新して従来例と同様に荷物特定番号と対
を成す運送情報をこれらの画面に表示する。画面511
で開示される情報は図14の画面505で説明した従来
例の運送情報と同一である。ただし、データの開示には
第2画面が用意されており、開示希望者が更新を選択で
きる更新スイッチ512が備えられている点で図14の
画面505と異なる。更新スイッチ512によって画面
は更新され、温度管理状況を開示する画面513が表示
される。画面513は、運送管理データ読み取り時の荷
物の温度を時系列に箇条書きの文章で表示する部分と、
運送状況の判断結果を文章により表示する部分から構成
される。また、本画面は画面514のように箇条書きの
文章の代わりに日時と荷物温度の関係を表すグラフを表
示するものであってもよい。この場合、斜線で領域を区
別し、温度管理の正常域と異常域を表示すれば視覚的に
認識が容易になる。また、図3の判断で温度管理が異常
状態になった場合、図5の画面515又は画面516の
ように判断の結果を所定の文章フォーマットから選択し
て開示する。図5の両画面では温度管理に異常が発生し
た旨、問い合せ先および謝罪文を掲載してある。
【0021】次に運送管理データの情報開示システムの
流れについて説明する。図6は開示希望者のアクセスか
ら運送管理データの開示までの処理の流れを表す図であ
る。まず開示希望者は運送業者が提供するホームページ
にアクセスし(ステップ1)、開示を求める荷物の荷物
特定番号をホームページ上の入力ボックス502に入力
する(ステップ2)。サーバー402は荷物特定番号の
認証を行い(ステップ3)、荷物特定番号がデータベー
ス403に存在する場合、開示画面を画面501から画
面511に変更する(ステップ4)。開示希望者は配達
店等の情報を確認した後、更新スイッチ512をクリッ
クして運送温度の管理状態を表す画面に更新する(ステ
ップ5)。ステップ3において認証の結果、データベー
ス403に荷物特定番号が存在しない場合、特定番号の
再入力を要求するためステップ1とステップ2の間に処
理を戻す。
【0022】図7乃至図9に基づいて本発明の第2の実
施の形態を説明する。図7は第2の実施の形態にかかる
荷物運送の追跡管理システムの全体概略図を表す。図7
はサーバー402と接続されてある自動音声による応答
装置405が図1での中央管理装置401内に追加され
ている点と、図1でのインターネット500と端末70
0とがなくなった点と、公衆回線網600を介して自動
音声による応答装置405と開示希望者が端末として用
いる電話710とが接続されている点とで図1と異な
る。追跡管理システムの機能としては荷物からの運送管
理データの収集と送信、中央管理装置401での運送状
況の判断と運送管理データの記録保持までの一連の機能
において本実施の形態は第1の実施の形態と共通し、開
示希望者への運送管理データの開示手段のみが相異す
る。即ち、本実施の形態は開示希望者への運送管理デー
タの開示手段がサーバー402および自動音声による応
答装置405によって制御される自動電話応答システム
で有る点でホームページを開示手段とする第1の実施の
形態と異なる。
【0023】自動音声による応答装置405の構成につ
いて図8に基づいて説明する。図8は自動音声による応
答装置405のブロック構成図である。自動音声による
応答装置405は公衆回線網600と接続されてある電
話回線接続部451と、入力されたデータをしかるべき
処理部に振り分ける制御部452と、伝達された複数の
音声データを合成して一つの文章を構成する音声応答文
作成部453と、サーバー402でなされる運送管理上
の判断情報に基づいて最適な音声応答文を選択する音声
応答文選択部454と、サーバー402でなされる運送
管理上の判断情報とこれを音声であらわした応答文との
対応をデータとして有する判断/音声応答文対応テーブ
ル455と、定型の音声応答文を記録保持してある音声
応答文メモリ456とから構成される。音声応答文メモ
リ456には開示希望者の最初の電話問い合わせに対す
る荷物特定番号の入力を要求する定型応答文も含まれて
おり、開示希望者の電話問い合わせがアクセスされると
同時に音声応答文選択部454がかかる入力の要求をす
る定型応答文を開示希望者に通知する。かかる要求に応
じて開示希望者は荷物特定番号をプッシュホン入力す
る。電話回線接続部451で受信した荷物特定番号は制
御部452を経てサーバー402に伝達される。サーバ
ー402は荷物特定番号の認証を経て、応答すべきと判
断した場合は、荷物特定番号と、運送状況の判断結果
と、荷物の温度情報と、日付時刻の情報とを制御部45
2を経て音声応答文選択部454に伝達する。音声応答
文選択部454は判断/音声応答文対応テーブル455
に記録されてある数種類の運送状況の判断結果と音声応
答文の対応から伝達された運送状況の判断に適した音声
応答文の選択をする。この選択により音声応答文メモリ
456に記録保持されてある定型の音声応答文を選択
し、先に伝達されてある荷物特定番号と、荷物の温度情
報と、日付時刻の情報とを音声応答文作成部453に伝
達する。音声応答文作成部453は伝達された定型の音
声応答文に荷物特定番号と、荷物の温度情報と、日付時
刻の情報とを組み込み、制御部452に伝達する。制御
部452は電話回線接続部451を介して開示希望者に
音声応答を返信メッセージとして発信する。音声応答文
メモリ456に保持されてある音声応答文の例としては
次のようなものがある。温度管理が正常であった場合
「ご依頼の荷物XXXXXXXXXXの運送における温度管理状況
をお伝えします。○月×日△時□分−5℃で出荷、×時
□分−5℃、○時△分−3℃・・・○月○日▽時▽分−
5℃で配送完了。ご利用ありがとうございました。」と
いった内容のものが考えられる。温度管理に途中で異常
が発生した場合は「ご依頼の荷物XXXXXXXXXXの運送にお
ける温度管理状況をお伝えします。○月×日△時□分−
5℃で出荷、×時□分−5℃、○時△分−3℃・・・○
月○日▽時▽分0℃で温度異常発生。ご迷惑をおかけ
し、誠に申し訳ありません。お問い合わせはコレクトコ
ール0120−XX−XXXXに頂けるようお願いしま
す。」といった内容のものが考えられる。
【0024】次に運送管理データの開示の流れについて
説明する。図9は開示希望者の電話による問い合わせか
ら運送管理データの開示までの処理の流れを表す図であ
る。まず開示希望者は運送業者が提供する情報開示サー
ビスシステムのコレクトコール番号に電話する(ステッ
プ1)。この電話によるアクセスに応じて自動的に音声
応答文選択部454は音声応答文メモリ456に中か
ら、荷物特定番号の入力を要求する第1の応答文を選択
し、電話機710に伝達する。この要求を受けて開示希
望者は開示を求める荷物特定番号をプッシュホン等で入
力する(ステップ2)。自動音声による応答装置405
を介してサーバー402に荷物特定番号が伝達され、サ
ーバー402はかかるプッシュホン等で入力された電話
回線データ方式の荷物特定番号をデータベース403で
保持されているデータ方式に変換し(ステップ3)、続
いて荷物特定番号の認証を行う(ステップ4)。特定番
号がデータベース403に存在する場合、サーバー40
2はデータベース403内の運送管理データと運送管理
判断の内容を電話回線上のデータに変換して自動音声に
よる応答装置405に伝達する(ステップ5)。自動音
声による応答装置405はサーバー402から伝達され
たかかるデータを用いて図8で説明した音声応答文の作
成工程を実行し、開示希望者に自動応答する(ステップ
6)。ステップ3において認証の結果、データベース4
03に荷物特定番号が存在しない場合、荷物特定番号の
再入力を要求するためステップ1とステップ2の間に処
理を戻す。
【0025】図10と11に基づいて本発明の第3の実
施の形態を説明する。図10は本発明の第3の実施の形
態にかかる荷物運送の追跡管理システムの全体概略図を
表す。図10は図1における温度測定機能付きバーコー
ドリーダ220が従来例のバーコードリーダ201であ
る点と、荷物100に貼られてある送り状110の構成
が従来例と異なる点とで異なる。概略的に言えば第1と
第2の実施の形態ではバーコードリーダに温度検知機能
を担保させているのに対し、本実施の形態では送り状に
温度検知機能を担保させる構成を採用してある。図11
は本実施の形態にかかる送り状110の構成を表す。送
り状110は裏面に両面テープを備え、荷物の包装に貼
り付けられて荷物と一体で運送される。両面テープによ
る一体構成であることにより荷物の温度と送り状110
の温度は同一とみなすことができる。送り状110の構
成は、冷凍を要することを警告する注意書き111と、
社名等の情報文112と、予想温度情報(後述)を含む
所定の運送管理情報を内有するバーコード121、バー
コード122及びバーコード123と、バーコードの誤
認を防止する白色の背景部113と、示温インキによっ
て印刷された図形131、図形132及び図形133
(以下、これらの図形を順に示温図形131、示温図形
132、及び示温図形133と呼ぶ)と、各バーコード
及び示温図形とそれぞれ対応する温度表示141、温度
表示142及び温度表示143とから構成される。
【0026】各バーコードと温度表示の対応を説明す
る。示温図形131、示温図形132、および示温図形
133は運送途中で到達する可能性のある荷物の温度
(予想温度と略す)を列記したものである。これらの温
度表示と並列に配置された各バーコードはそれぞれ並列
配置で対応してある予想温度を情報として内有するもの
である。並列配置であることより各バーコードと各温度
表示とが列毎に対応することは、容易に判断することが
できる。図11の送り状110においてはバーコード1
21、バーコード122及びバーコード123は荷物の
温度がそれぞれ−10℃、−15℃及び−20℃である
という温度情報を内有する。
【0027】各示温図形と各温度表示の対応を説明す
る。本実施の形態にかかる示温インキは所定の温度境界
を境に変色するものである。各示温図形の配置は通常の
温度計同様に下から上に見るに従って低温から高温を示
すように配列した。示温図形131は−10℃以上にな
ると淡色から濃色に変化する変色感度を有し、示温図形
132は−15℃以上で淡色から濃色に変化する変色感
度を有し、示温図形133は−20℃以上で淡色から濃
色に変化する変色感度を有する。これより、温度計の水
銀柱が下から上へ伸びて頂点で温度を示すように本実施
の形態の示温図形も下から上へ濃色図形が増え、濃色図
形と淡色図形の境を現状温度として表示することができ
る。図1は送り状110、即ち荷物が−15℃であるこ
とを示すものである。
【0028】作業者の温度の判別及び記録の方法につい
て説明する。温度確認時において作業者は示温図形の変
色状態から荷物100の温度を認識する。図10では−
15℃まで濃色になっているので荷物が−15℃である
ことを認識する。この認識に基づいて作業者は対応する
バーコードであるバーコード122を選択してバーコー
ドリーダ201で読み取り、バーコードリーダ201の
メモリに荷物100の温度情報が記録保存される。その
際、荷物特定番号、読み取り時点の日付時刻もともに記
録されることは第1の実施例と同様である。バーコード
リーダ201による読み取り工程以降の情報伝達の経路
と処理は第1の実施の形態と同一である。尚、上記示温
インキは一般的なもので本実施の形態ではカガク印刷
(株)製のものを用いて送り状を試作し、視覚による認
識性等の効果を検証した。
【0029】第4の実施の形態として第3の実施の形態
を構成する送り状110における示温インキにいわゆる
感温液晶マイクロカプセルを主成分とするインクを採用
した場合の説明をする。追跡管理システム全体の構成は
図9と同一であり、送り状110の外観構成及びバーコ
ードの読み取り工程も第3の実施の形態と同一である。
第4の実施の形態は示温インキにいわゆる感温液晶マイ
クロカプセルを主成分とするインクを採用した点で一般
的な示温インキを採用してある第3の実施の形態と異な
る。感温液晶マイクロカプセルは米国EURAND社が
所有する特許(米国特許第866995号等)にかかる
発明品であり、一般的な示温インキに比べ、検知温度の
分解能が良い。一般的な示温インキが±2℃程度の分解
能であるのに対し、感温液晶マイクロカプセルを主成分
とする示温インキは±0.5℃の分解能を有する。
【0030】
【発明の効果】本発明にかかる荷物運送の追跡管理シス
テムは、以上に実施の形態を挙げて説明したように、従
来の追跡管理システムにおける運送管理データに運送の
各工程で荷物個々の温度を収集し、運送管理の基礎デー
タとして中央管理装置内に記録保持してある。この温度
情報と所定の温度管理のルールに基づいて運送状況の正
常/異常の判断をデータ受信の直後に行い、運送状況が
異常である場合には続いて現場作業者に指示を送信する
システムを構築してある。これより、荷物個々の温度管
理を行っていない従来においては事後的でかつ、現場作
業者の主観的な判断に委ねざるを得なかった運送状況の
判断を温度検知直後に迅速かつ客観的(温度データがあ
ることで定量的な判断も可能となる点で客観的であると
言える)に行うことができ、異常事態の放置や拡大を未
然に防ぐことが可能になる。
【0031】また、データ検知手段であるバーコードリ
ーダと温度測定装置とを一体にし、かつそのデータ特定
手段のシリアル番号でファクシミリ受信機、即ち読み取
り作業を行った作業者を特定する構成をとっている。こ
れより異常事態と直面した作業者を特定することがで
き、現場責任者の所在を明らかにできるとともに以降の
分析作業もはかどることになる。荷物温度とその他の運
送管理データは中央管理装置内のデータベースに記録保
持されるため、他の記録との比較等により事故の本格的
な分析や配送状況のリサーチにも役立てることができ
る。また、バーコードリーダと温度測定装置とが一体で
一回の測定動作でバーコードが有する情報の読み取りと
荷物の温度の測定を同時に行うことができ、収集データ
量が増大したにも関わらず、作業量を増やすことがな
い。これより迅速な積み替え等の運送作業と温度データ
収集との両立を図ることができる。
【0032】加えてインターネット上のホームページや
自動電話応答システム等により、情報の開示を求める者
に運送管理データを開示するシステムを採用してある。
顧客は運送業者の営業時間に関わらず自分が知りたい時
間に自分が依頼した又は受け取った荷物がどのような温
度管理状態で運送されたかを時系列に知ることができ、
更には運送状況についての正常/異常の判断についても
知ることができる。この開示システムは運送業者の正義
を証明する手段として最も有効なものであり、これより
顧客との堅い信頼関係を築くことができる。ホームペー
ジによる開示は視覚を通じての認識か可能なので非常に
分かり易いという効果を有する。自動電話応答システム
はインターネット接続手段を有さない人またはインター
ネットが苦手な人にも利用できる有効な開示手段であ
る。
【0033】更には本発明の一つは温度検知手段として
送り状に温度検知機能を持たせる手段も採用してある。
これより、温度検知装置を用いることなく従来のバーコ
ードリーダによる操作で温度情報を得ることができ、既
存の追跡管理システムのバージョンアップを労せず行う
ことが出きる。温度検知手段である示温インキには感温
液晶マイクロカプセルを主成分とするものを採用してあ
るので温度検知の分解能がよく、送り状に構成されるバ
ーコード内の温度情報も隣接する温度の差を小さくする
ことができる。これより高精度に荷物の温度を検知し、
中央管理装置での判断精度を向上することができ、上述
のホームページ等の開示情報の信頼性を向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る荷物運送の追
跡管理システムの全体概略図を表す。
【図2】その実施の形態に係る温度測定機能付きバーコ
ードリーダ220の構成概略図を表す。
【図3】その実施の形態に係る温度管理ルールのフロー
図を表す。
【図4】その実施の形態に係るホームページでの温度管
理正常時の開示画面を表す。
【図5】その実施の形態に係るホームページでの温度管
理異常時の開示画面を表す。
【図6】その実施の形態に係る開示希望者のアクセスか
ら運送管理データの開示までの処理の流れを表す。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る荷物運送の追
跡管理システムの全体概略図を表す。
【図8】その実施の形態に係る自動音声による応答装置
405のブロック構成図を表す。
【図9】その実施の形態に係る開示希望者の電話による
問い合わせから運送管理データの開示までの処理の流れ
を表す。
【図10】本発明の第3の実施の形態に係る荷物運送の
追跡管理システムの全体概略図を表す。
【図11】その実施の形態に係る送り状110の構成図
を表す。
【図12】従来の荷物運送の追跡管理システムの全体概
略図を表す。
【図13】典型的な運送の流れと運送管理データを受信
する中央管理装置との関係を表す。
【図14】従来の中央管理装置によるホームページ上で
の開示画面の一例を表す。
【符号の説明】
100…荷物 101…送り状 102…バーコード 110…送り状 111…冷凍を要することを警告する注意書き 112…社名等の情報文 113…白色の背景部 121…バーコード 122…バーコード 123…バーコード 131…示温図形 132…示温図形 133…示温図形 141…温度表示 142…温度表示 143…温度表示 200…バーコードリーダ端末装置 201…バーコードリーダ 220…温度測定機能付きバーコードリーダ 221…バーコード読み取り部 221a…読み取り窓 222…温度検知部 222a…測定窓 223…データ表示部 224…キー入力部 225…ONスイッチ 226…読み取りスイッチ 227…再生スイッチ 228…消去スイッチ 229…テンキースイッチ 230…出力ポート 300…通信手段 301…端末用アンテナ 302…中央管理装置用アンテナ 400…本社 401…中央管理装置 402…サーバー 403…データベース 404…ファクシミリ送信機 405…自動音声による応答装置 451…電話回線接続部 452…制御部 453…音声応答文作成部 454…音声応答文選択部 455…判断/音声応答文対応テーブル 456…音声応答文メモリ 500…インターネット 501…画面 502…入力ボックス 503…検索を指示するボックス 504…クリアを指示するボックス 505…画面 506…画面 511…画面 512…更新スイッチ 513…画面 514…画面 515…画面 516…画面 600…公衆回線網 700…端末 710…電話

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定温度での維持管理を要する荷物の運送
    における集荷から中間の積み替えを経て顧客に配達する
    までの各工程での該荷物毎の運送管理データを収集する
    データ収集手段と、 前記データ収集手段にて収集された運送管理データを記
    録する記録手段と、 前記記録手段にて記録された運送管理データを無線で送
    信する送信手段と、 前記送信手段によって送信された運送管理データを受信
    し、受信した各荷物の運送管理データから運送上の温度
    管理のルールに基づいて運送状況の正常又は異常の判断
    をする中央管理手段と、 前記中央管理手段による前記判断の内容と該判断の理由
    となった運送管理データとを開示する開示手段とを備
    え、 前記運送管理データは少なくとも、前記荷物特定する荷
    物特定番号と、前記データ収集手段によってデータが収
    集された日時のデータと、該荷物の温度のデータとを含
    み、 前記中央管理手段は、 前記判断の内容と該判断の理由となった運送管理データ
    とを記録する記録機能と、 前記運送管理データの開示を求める者により操作される
    開示要求端末から前記開示手段に前記荷物特定番号の提
    示があったとき、該開示要求端末から提示された前記荷
    物特定番号を前記記録機能により記録された運送管理デ
    ータ内で照会し、一致する荷物特定番号の存否の確認を
    する認証機能と、 前記認証機能による前記荷物特定番号の確認が得られた
    とき、前記判断の内容と、前記温度のデータと、前記日
    時のデータとを前記開示手段を介して前記開示要求端末
    に開示する開示機能とを有することを特徴とする荷物運
    送の追跡管理システム。
  2. 【請求項2】前記運送管理データは前記データ収集手段
    を特定するデータ収集手段特定番号を含み、 前記データ収集手段は前記中央管理装置からの連絡を受
    信する受信装置を併設されており、 前記中央管理装置は、 前記受信装置を特定する受信装置特定番号と前記データ
    収集手段特定番号との対応を内容とする対応データを記
    録する対応データ記録手段を有し、 前記運送上の温度管理のルールは、 前記運送管理データ中の前記荷物の温度が所定の温度範
    囲内にあるか否かを前記運送状況の判断の基準とし、 前記荷物の温度が前記温度範囲内にない場合は、少なく
    とも前記荷物の荷物特定番号と、前記温度範囲内で前記
    荷物が管理されていない旨と、次工程で行うべき作業内
    容とを前記対応データにおいて前記データ収集手段特定
    番号に対応する前記受信手段に送信することを特徴とす
    る請求項1に記載の荷物運送の追跡管理システム。
  3. 【請求項3】前記開示手段はインターネット上に開設さ
    れたホームページであり、 前記開示機能は、インターネットに接続して前記ホーム
    ページに前記判断の内容および前記運送管理データを情
    報として提供するサーバーとしての機能であり、 前記提示とは、前記開示を求める者が、前記開示要求端
    末によって前記ホームページにアクセスし、該ホームペ
    ージが有する所定の入力用画面に前記荷物特定番号を入
    力することであり、 前記認証機能とは、前記中央管理手段が前記ホームペー
    ジに入力された前記荷物特定番号を前記記録された運送
    管理データ内で照会し、一致する荷物特定番号の存否を
    確認することであり、 前記開示手段による開示とは、前記判断の内容と、前記
    温度データと、前記日時データとを前記ホームページ上
    の開示用画面に開示することであることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の荷物運送の追跡管理システム。
  4. 【請求項4】前記開示手段は電話回線に接続された自動
    音声応答装置であり、 前記開示要求端末は電話回線に接続された電話機であり
    前記開示機能は、前記自動音声応答装置を介して前記判
    断の内容および前記運送管理データを情報として前記電
    話機に提供する機能であり、 前記提示とは、 前記電話機から前記電話回線を介して前記自動音声応答
    装置に対してアクセスがあったとき、前記自動音声応答
    装置が記録保持する第1の自動音声案内を再生し、 前記第1の自動音声案内は所定の方式で前記荷物特定番
    号の入力の指示を行うものであり、 前記電話機から前記指示に従って前記荷物特定番号を入
    力することであり、 前記認証機能とは、前記中央管理手段が前記自動音声応
    答装置に入力された前記荷物特定番号を前記記録手段に
    記録された運送管理データ内で照会し、一致する該荷物
    特定番号の存否を確認することであり、 前記開示手段による開示とは、前記自動音声応答装置が
    記録保持する第2の自動音声案内に、前記判断の内容
    と、前記温度データと、前記日時データとを組み込んで
    音声にて伝達することであることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の荷物運送の追跡管理システム。
  5. 【請求項5】前記データ収集手段は、前記荷物特定番号
    をコードで表すバーコードと、前記バーコードを読み取
    るバーコードリーダと、前記荷物の温度を測定する温度
    測定装置とから成り、 前記記録手段は前記バーコードリーダに内蔵されるメモ
    リであり、 前記バーコードは前記荷物の集荷時に前記荷物に貼り付
    けられるラベルに印刷されるものであり、 前記温度測定装置で測定された温度は前記メモリに記録
    保持され、 前記バーコードリーダは、時計を内蔵し、 前記時計は、前記荷物特定番号又は前記温度が記録され
    る時の記録時刻を前記メモリに伝達し、 前記メモリは前記荷物特定番号又は前記温度と対応させ
    て前記記録時刻を記録保持することを特徴とする請求項
    1乃至4に記載の荷物運送の追跡管理システム。
  6. 【請求項6】前記温度測定装置の温度検出方向と前記バ
    ーコードリーダの前記バーコード読み取り方向が同一方
    向となるように前記温度測定装置と前記バーコードリー
    ダが一体に形成され、 前記バーコードリーダの読み取りと前記温度測定装置の
    温度測定とを共通のスイッチで同時に行うことを特徴と
    する請求項5に記載の荷物運送の追跡管理システム。
  7. 【請求項7】前記データ収集手段は、前記荷物特定番号
    と運送状態で予想される前記荷物の温度とをコードで表
    すバーコードと、現状の温度を判別して判別温度に対応
    した表情を呈する温度呈示手段と、前記バーコードを読
    み取るバーコードリーダとから成り、 前記記録手段は前記バーコードリーダに内蔵されるメモ
    リであり、 前記バーコードは、 予想される温度状態の数に応じた数だけ備えられ、 前記荷物の集荷時に前記荷物に貼り付けられる送り状に
    印刷されるものであり、 前記温度呈示手段は、 前記送り状に所定の図形に描画された示温インキでな
    り、 前記図形は、前記予想される温度状態の数に応じた数だ
    け前記送り状内に構成され、 前記示温インキは、前記予想される温度に対して前記図
    形を変色、発色又は消色する特性を有し、 前記図形の変色は前記予想される温度毎に異なるもので
    あり、 前記図形の発色は前記予想される温度毎に異なるもので
    あり、 前期図形の経路は前期予想される温度ごとに異なるもの
    であり、 前記予想される温度状態に対応する図形及びバーコード
    は前記送り状内で並列に配列してあり、 前記バーコードリーダは時計を内蔵し、 前記時計は前記バーコードリーダが前記バーコードから
    読み取った前記荷物特定番号と前記予想される温度が前
    記メモリに記録される時の記録時刻を該メモリに伝達
    し、 前記メモリは前記荷物特定番号又は前記温度と対応させ
    て前記記録時刻を記録保持することを特徴とする請求項
    1乃至4に記載の荷物運送の追跡管理システム。
  8. 【請求項8】前記示温インキは温度変化に伴って変色す
    る液晶を樹脂のマイクロカプセルに封入したいわゆる感
    温液晶マイクロカプセルを主成分とするインキであるこ
    とを特徴とする請求項7に記載の荷物運送の追跡管理シ
    ステム。
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