JP2002215043A - 商品ラベル及び温度管理方法 - Google Patents

商品ラベル及び温度管理方法

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JP2002215043A
JP2002215043A JP2001005998A JP2001005998A JP2002215043A JP 2002215043 A JP2002215043 A JP 2002215043A JP 2001005998 A JP2001005998 A JP 2001005998A JP 2001005998 A JP2001005998 A JP 2001005998A JP 2002215043 A JP2002215043 A JP 2002215043A
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temperature
product
label
display means
management method
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JP2001005998A
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Minoru Okada
実 岡田
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Nippon Yusoki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Yusoki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】商品の温度管理を正確に行うことができるとと
もに、不良の発生箇所を判断できる商品ラベル及び温度
管理方法を提供する。 【解決手段】商品10の情報を表示するため、この商品10
に貼付される商品ラベルにおいて、非可逆性の温度表示
手段としてサーモラベル14を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度管理が必要な
食品などに好適な商品ラベル及び温度管理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近、O−157やサルモネラ菌などによ
る食品被害が多発している。これらの細菌による食品被
害は、食品の周囲の温度が一定以上に上昇したときに発
生するおそれがある。従来、このような商品の温度管理
は、製造工程や保管行程において商品の周囲の温度を測
定することによって行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
温度管理方法では、商品の温度管理が適正であったか否
かを性格に判断するのは困難であった。また、製造工程
及び保管行程での温度管理が適正であったとしても、輸
送中に問題が発生したときに、製造工程及び保管行程で
の問題か、輸送中の問題かを即座に判断するのは困難で
あった。
【0004】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることであり、商品の温度管理を正確に行うことができ
るとともに、不良の発生箇所を判断できる商品ラベル及
び温度管理方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、商
品の情報を表示するため前記商品に貼付される商品ラベ
ルにおいて、非可逆性の温度表示手段を備えたことを特
徴とする商品ラベル(請求項1)によって達成できる。
【0006】また、前記温度表示手段はサーモラベルで
あることを特徴とする商品ラベル(請求項2)によって
達成できる。
【0007】本発明の上記目的は、商品に上述の商品ラ
ベルを貼付し、前記温度表示手段を監視することを特徴
とする温度管理方法(請求項3)、によって達成でき
る。
【0008】また、本発明の上記目的は、前記温度表示
手段をカメラで監視することを特徴とする温度管理方法
(請求項4)、前記温度表示手段をカラーカメラで監視
することを特徴とする温度管理方法(請求項5)、前記
温度表示手段をCCDカメラで監視することを特徴とす
る温度管理方法(請求項6)、前記温度表示手段を製造
工程及び保管行程の最後に監視することを特徴とする温
度管理方法(請求項7)、によって達成できる。
【0009】本発明の商品ラベルによれば、商品に貼付
された商品ラベルの非可逆性の温度表示手段にそれまで
の最高温度が表示されるので、規定値以下の温度で管理
されていたか否かを即座に判断できる(請求項1)。温
度表示手段をサーモラベルとした場合は、コストダウン
が可能になる(請求項2)
【0010】また、本発明の温度管理方法によれば、温
度表示手段を常時カメラで監視するので、温度管理を正
確にできる(請求項2)。
【0011】温度表示手段をカラーカメラで監視する場
合には、微妙な温度変化をより正確に監視できる(請求
項5)。温度表示手段をCCDカメラで監視する場合
は、監視装置をコンパクトにできる(請求項6)。ま
た、温度表示手段を製造工程及び保管行程の最後に監視
する場合は、各工程で温度管理を行うことができる(請
求項7)。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る商品ラベル及
び温度管理方法の実施の形態について、図面を参照して
詳細に説明する。図1は本発明に係る商品ラベル及び温
度管理方法を示す図である。図1に示すように、本発明
の商品ラベル1は、商品10の情報、例えば品名11,品番
12,ロット番号13などを表示するものであり、商品10の
適宜な位置に貼付される。これらの品名11,品番12,ロ
ット番号13以外にもバーコードを表示することもでき
る。
【0013】商品ラベル1には、さらに周囲の温度変化
を表示するため非可逆性の温度表示手段として、サーモ
ラベル14が設けられている。サーモラベル14は、色の変
化によって温度を表示するものであり、温度上昇に追従
して色が変化し、且つ、温度が下降しても色が復元しな
いものである。本実施の形態では、複数の温度を表示で
きるようにするため、サーモラベル14が複数設けられて
いる。
【0014】また、本発明の温度管理方法は、上述した
商品ラベル1のサーモラベル14をCCDカラーカメラ15
によって監視するようになっている。本実施形態では、
製造工程及び保管行程の最後にCCDカラーカメラ15
によってサーモラベル14を撮影することにより、温度管
理を行うようになっている。
【0015】商品ラベル1は、出荷データの一種とし
て、商品10にそのまま添付して出荷できる。この場合に
は、輸送中における温度変化が表示されるので、品質管
理の徹底を図ることができる。
【0016】このように、本発明の商品ラベル1によれ
ば、商品10に貼付された商品ラベル1の非可逆性のサー
モラベル14に製造工程及び保管行程の最高温度が表示さ
れるので、規定値以下の温度で管理されていたか否かを
即座に判断でき、品質管理を徹底できる。また、温度表
示手段として安価なサーモラベル14を使用したので、コ
ストダウンが可能になる。
【0017】また、本発明の温度管理方法によれば、サ
ーモラベル14の温度化をCCDカラーカメラ15で監視す
るので、色の微妙な変化を認識でき、温度管理を正確に
できるとともに、不良発生箇所を把握することができ
る。さらに、CCDカメラ15を使用しているので、装置
をコンパクトにでき、狭い場所でも監視が可能になる。
【0018】なお、上述の実施形態では、非可逆性の温
度表示手段としてサーモラベル14を使用したが、これ以
外にも水銀式温度計、スパイ針を備えたアナログ温度計
などを使用できる。また、CCDカラーカメラ15に代え
て、通常のカメラやモノクロカメラを使用することもで
きる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る商品
ラベルによれば、商品に貼付された商品ラベルの非可逆
性の温度表示手段に各工程での最高温度が表示されるの
で、規定値以下の温度で管理されていたか否かを即座に
判断でき、品質管理を徹底することができる(請求項
1)。温度表示手段をサーモラベルとした場合は、コス
トダウンが可能になる(請求項2)。
【0020】また、本発明の温度管理方法によれば、温
度表示手段を常時カメラで監視するので、温度管理を正
確にできるとともに、不良発生箇所を把握できる(請求
項3)。
【0021】温度表示手段をカラーカメラで監視する場
合には、微妙な温度変化をより正確に監視できる(請求
項5)。温度表示手段をCCDカメラで監視する場合
は、監視装置をコンパクトにできるので、狭い場所でも
温度管理が可能になる(請求項6)。温度表示手段を製
造工程及び保管行程の最後に監視する場合は、各工程で
温度管理を行うことができる(請求項7)
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る商品ラベル及び温度管理方法を説
明する図である。
【符号の説明】
1 商品ラベル 10 商品 14 サーモラベル(非可逆性の温度表示手段) 15 CCDカラーカメラ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の情報を表示するため前記商品に貼
    付される商品ラベルにおいて、非可逆性の温度表示手段
    を備えたことを特徴とする商品ラベル。
  2. 【請求項2】 前記温度表示手段はサーモラベルである
    ことを特徴とする請求項1に記載の商品ラベル。
  3. 【請求項3】 商品に請求項1又は2に記載の商品ラベ
    ルを貼付し、前記温度表示手段を監視することを特徴と
    する温度管理方法。
  4. 【請求項4】 前記温度表示手段をカメラで監視するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の温度管理方法。
  5. 【請求項5】 前記温度表示手段をカラーカメラで監視
    することを特徴とする請求項4に記載の温度管理方法。
  6. 【請求項6】 前記温度表示手段をCCDカメラで監視
    することを特徴とする請求項2から5の何れかに記載の
    温度管理方法。
  7. 【請求項7】 前記温度表示手段を製造工程及び保管行
    程の最後に監視することを特徴とする請求項2から6の
    何れかに記載の温度管理方法。
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