JPWO2018020697A1 - 荷重検知センサユニット - Google Patents

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Abstract

荷重検知センサユニット(1)は、シートクッション下に配置される荷重検知センサユニット(1)であって、荷重を検知する荷重検知センサ(5)と、荷重検知センサ(5)が載置される載置面(21S)を有し、フレームの開口に並べて張り渡される複数のばねであるSばね(100)のうち少なくとも互いに対向するばね部位の間に配置される台座(2)と、当該ばね部位と台座(2)との間の少なくとも一部に配置される緩衝部材(3)とを備える。台座(2)は、互いに対向するばね部位のそれぞれに掛け留められる一対のフック部(22)を有し、当該フック部(22)は、少なくともばね部位における上部(100C)及び互いに対向する側とは逆側の外側部(100B)を覆うように延在する。緩衝部材(3)は、台座(2)の硬度よりも小さい硬度を有し、フック部(22)とばね部位との間に配置される。

Description

本発明は、荷重検知センサユニットに関し、着座等による荷重を検知する場合に好適なものである。
車両における安全システムの一つとして、乗車時にシートベルトが非着用であることを警告するアラームシステムが実用化されている。このアラームシステムでは、人の着座が感知されている状態でシートベルトの着用が非感知となる場合に、警告が発せられる。この人の着座を感知する装置として、着座による荷重を検知する荷重検知センサが用いられる場合がある。
荷重検知センサとして、フレームの開口に並べて張り渡される複数のばね上に配置されるシートクッションの下方に配置されたものが開示されている(下記特許文献1参照)。下記特許文献1の荷重検知センサは台座に載置され、台座は互いに対向する2本のばねの間に配置されている。この台座には一対のフック部が設けられており、一方のフック部は互いに対向する2本のばねの一方に取り付けられ、他方のフック部は2本のばねの他方に取り付けられている。
特開2011−105278号公報
ところで、上記特許文献1の台座が金属等の比較的硬い部材とされた場合、台座とばねとの接触に起因して異音が生じ易くなる。その一方、上記特許文献1の台座が樹脂等の比較的柔らかい部材とされた場合、持続的な圧力に応じて台座にクリープ変形が生じ、そのクリープ変形によってばねとフック部との相対的な位置ずれが生じ易くなる。このため、ばねとフック部との相対的な位置ずれに起因して荷重検知センサがオンになる際の荷重量が変化し、適切に荷重を検知できなくなることが懸念される。特に、高温環境下ではクリープ変形が生じる傾向が高いので、ばねとフック部との相対的な位置ずれに起因してより適切に荷重を検知できなくなることが懸念される。
そこで、本発明は、異音の発生を抑制しつつも適切に荷重を検知することができる荷重検知センサユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の荷重検知センサユニットは、シートクッション下に配置される荷重検知センサユニットであって、荷重を検知する荷重検知センサと、前記荷重検知センサが載置される載置部を有し、フレームの開口に並べて張り渡される複数のばねのうち少なくとも互いに対向するばね部位に取り付けられる台座と、前記ばね部位と前記台座との間の少なくとも一部に配置される緩衝部材と、を備え、前記台座は、前記互いに対向するばね部位のそれぞれに掛け留められる一対のフック部を有し、前記フック部は、少なくとも前記ばね部位において上部及び互いに対向する側とは逆側の外側部を覆うように延在し、前記緩衝部材は、前記台座の硬度よりも小さい硬度を有し、前記フック部と前記ばね部位との間に配置されることを特徴とする。
このような荷重検知センサユニットでは、台座の硬度よりも小さい硬度を有する緩衝部材が、台座のフック部とばね部位との間に配置されているため、台座とばねとの衝突が和らげられ、当該台座とばねとの接触に起因して異音が生じ難くなる。
また、台座は緩衝部材の硬度よりも大きいのでクリープ変形が生じ難くなるため、そのクリープ変形に起因して、台座のフック部によってばね部位において上部及び外側部が覆われているばね部位とフック部との相対的な位置ずれも生じ難くなる。したがって、ばね部位とフック部との相対的な位置ずれに起因して荷重検知センサがオンになる際の荷重量の変化が抑制され、荷重検知センサに対して適切に荷重を検知させることが可能となる。
こうして、異音の発生を抑制しつつも適切に荷重を検知することができる荷重検知センサユニットが提供される。
また、前記フック部は、前記ばね部位の外側部から内側部に向けて前記緩衝部材を押し付けていることが好ましい。
このようにした場合、フック部の押し付けによってそのフック部が緩衝部材を介してばね部位に定置できるため、当該ばねが張り渡される方向及びその方向とは直交する方向におけるばね部位とフック部との相対的な位置ずれが規制される。したがって、荷重検知センサがオンになる際の荷重量が変化することをより一段と抑制することができる。
また、前記フック部が前記緩衝部材を押し付けている部位は、前記ばね部位の最下位よりも下方であることが好ましい。
このようにした場合、フック部が緩衝部材を介してばね部位を包み込むように定置できるため、ばね部位とフック部との相対的な位置ずれをより規制することができる。
また、前記緩衝部材は、前記ばね部位に嵌め込まれていることが好ましい。
このようにした場合、ばね部位とフック部との間に配置される緩衝部材自体がばね部位との相対的な位置ずれを抑制することができ、当該緩衝部材及びフック部の双方によってより強固に台座をばねに定置することが可能となる。
また、前記緩衝部材は、前記フック部が掛け留められる前記ばね部位から前記ばねの一方の端部側に向かって最も近い第1屈曲部と、当該ばね部位から前記ばねの他方の端部側に向かって最も近い第2屈曲部とのいずれか又は双方にまで延在していることが好ましい。
このようにした場合、フック部が掛け留められるばね部位から第1屈曲部と第2屈曲部とのいずれか又は双方にまでわたってばねが緩衝部材で覆われる。このため、ばねと緩衝部材との相対的な位置ずれをより一段と抑制することができ、当該緩衝部材及びフック部の双方によってより強固に台座をばねに定置することができる。
また、前記フック部は、前記ばね部位において互いに対向する側の内側部も覆うように延在していることが好ましい。
このようにした場合、フック部によってばねの両側部が覆われるため、そのばねが張り渡される方向とは直交する方向におけるばね部位とフック部との相対的な位置ずれが規制される。したがって、荷重検知センサがオンになる際の荷重量が変化することをより一段と抑制することができる。
また、前記載置部の前記載置面は、前記ばね部位の最下位よりも上方に位置していることが好ましい。
このようにした場合、載置面がばねよりも下方に突出しないので、そのばねの下方に設けられるものに台座が邪魔されず、かつ、ばね上に載置されるシートクッションに台座の載置面が近いため、適切に荷重を検知することができる。
また、前記載置部の前記載置面は、前記ばね部位の最上位よりも上方に位置しており、前記載置面と前記フック部とは、ばねの最上位よりも上方で繋がっていることが好ましい。
載置面がばね部位の最上位よりも上方に位置しており、載置面とフック部とは、ばねの最上位よりも上方で繋がっていることによって、台座におけるばね部位の上方の領域と荷重検知センサが配置される領域との段差を低減することができる。このため、台座の段差による荷重検知センサの配置上の制約が緩和され、互いに対向するばね部位の間の距離が短い場合であっても、荷重検知センサが比較的大きい場合であっても、荷重検知センサを安定した状態で配置することができる。
また、前記載置面は、前記フック部のうち前記ばね部位の上部を覆っている部分の最上位と同じ高さ又はその最上位よりも上方に位置していることが好ましい。
載置面がばねを覆うフック部の最上位以上に位置していることによって、当該載置面のうちばね部位の上方の領域によって荷重検知センサが配置される領域が邪魔になるといったことを低減できる。このため、より一段と荷重検知センサの配置上の制約を緩和されることができる。
また、前記緩衝部材は、前記台座に設けられる開口を介して前記台座に掛け留められる係止爪を有し、前記係止爪は、前記互いに対向するばね部位の内側部よりも外側に配置されることが好ましい。
このようにした場合、ばね部位の内側部よりも内側に係止爪が存在しないため、係止爪による荷重検知センサの配置上の制約が緩和され、互いに対向するばね部位の間の距離が短い場合であっても、荷重検知センサが比較的大きい場合であっても、荷重検知センサを安定した状態で配置することができる。
以上のように本発明によれば、異音の発生を抑制しつつも適切に荷重を検知することができる荷重検知センサユニットを提供することができる。
第1実施形態における荷重検知センサユニットの構成を示す分解図である。 荷重検知センサユニットがSばねに取り付けられた様子を示す断面図である。 荷重検知センサの分解図である。 荷重検知センサのオン状態の様子を示す図である。 第2実施形態における荷重検知センサユニットを図2と同じ視点で示す図である。 第2実施形態における荷重検知センサユニットの台座の載置面がフック部よりも上方に位置している場合を図2と同じ視点で示す図である。 第3実施形態の荷重検知センサユニットを図2と同じ視点で示す図である。 Sばねの上部を平面視した場合に互いに対向する2本のSばねにおけるばね部位の間に配置される台座の様子を模式的に示す図である。 Sばねの上部を平面視した場合に1本のSばねにおいて互いに対向するばね部位の間に配置される台座の様子を模式的に示す図である。 図8に示す台座の緩衝部材が、Sばねにおけるフック部の掛け留め部位以外の部位にまで延在している様子を示す図である。 図9に示す台座の緩衝部材が、Sばねにおけるフック部の掛け留め部位以外の部位にまで延在している様子を示す図である。
以下、本発明に係る荷重検知センサユニットの好適な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、理解の容易のため、それぞれの図のスケールと、以下の説明に記載のスケールとが異なる場合がある。
(1)第1実施形態
図1は第1実施形態の荷重検知センサユニットの構成を示す分解図であり、図2は荷重検知センサユニットが座席装置のSばねに取り付けられた様子を示す断面図である。なお、図2は、座席装置の左右方向に沿った面における荷重検知センサユニットの断面図である。図1、図2に示すように、荷重検知センサユニット1は、台座2、緩衝部材3、上部ケース4及び荷重検知センサ5を主な構成として備える。
台座2は、荷重検知センサ5が載置される載置部21と、当該載置部21に連結される一対のフック部22とを有している。本実施形態の場合、載置部21及び一対のフック部22は金属板を成形することで一体とされており、当該一体とされた台座2の板厚は例えば0.8mmとされる。
載置部21は、車両の座席装置における座席フレームの開口に並べて張り渡される複数のSばね100(図2)のうち互いに対向する2本のSばね100の間に配置可能な程度の大きさとされる。なお、Sばね100は、S状に蛇行するばねである。
この載置部21ではシートクッションSC(図2)に対向される側の面が載置面21Sとされ、当該載置面21S上には荷重検知センサ5においてスイッチSWが設けられるメインブロック50mが配置される。また、載置部21には、載置面21Sからその載置面21Sとは逆側の面にまで貫通する複数の貫通孔20H(図1)が形成される。さらに、載置部21には、載置面21Sからその載置面21Sとは逆側の面にまで貫通する開口として、複数の係止爪挿通口23(図1)及びケース止用開口24(図1)が形成されている。
一対のフック部22は、載置部21を挟んで互いに対向する載置部21の側面部分にそれぞれ設けられている。この一対のフック部22は、互いに対向する2本のSばね100の一部であるばね部位にそれぞれ掛け留められる。
また、一対のフック部22は互いに同じ構成とされており、内側壁部22A、外側壁部22B、上壁部22C及びアーム部22Dを有している。内側壁部22A、外側壁部22B及び上壁部22Cによって囲まれる空間には、Sばね100の一部であるばね部位が配置される。このばね部位と、内側壁部22A、外側壁部22B及び上壁部22Cとの間には緩衝部材3が配置される。フック部22は、内側壁部22A、外側壁部22B及び上壁部22Cによって緩衝部材3を介してばね部位を掛け留めて係止し得るようになっている。
内側壁部22Aは、載置部21の載置面21S側においてその載置面21Sと直交する方向に沿って載置部21から離れる方向に延在している。この内側壁部22Aは、内側壁部22A、外側壁部22B及び上壁部22Cによって囲まれる空間にばね部位が配置される場合、そのばね部位において互いに対向する側の内側部100Aを覆うように延在する。この場合、内側壁部22Aは、ばね部位との間に配置される緩衝部材3の内側の一部と接触する。
外側壁部22Bは、載置部21の載置面21S側においてその載置面21Sと直交する方向に対して斜めであって先端に向かうほど載置部21に近づくように延在している。この外側壁部22Bは、内側壁部22A、外側壁部22B及び上壁部22Cによって囲まれる空間にばね部位が配置される場合、そのばね部位において互いに対向する側とは逆側の外側部100Bを覆うように延在する。この場合、外側壁部22Bは、ばね部位との間に配置される緩衝部材3の外側の一部と接触し、そのばね部位の外側部100Bから内側部100Aに向かって緩衝部材3を押し付けるようになっている。なお、フック部22の外側壁部22Bが緩衝部材3を押し付ける押付部位22PTは、台座2側へ突出するように屈曲している。この押付部位22PTは、内側壁部22A、外側壁部22B及び上壁部22Cにより囲まれる空間に配置されるばね部位の最下位P1よりも下方になっている。
上壁部22Cは、載置部21の載置面21Sよりも上方に位置し、その載置面21Sと略平行に延在している。この上壁部22Cは、内側壁部22A、外側壁部22B及び上壁部22Cによって囲まれる空間にばね部位が配置される場合、そのばね部位における上部100Cを覆うように延在し、当該ばね部位との間に配置される緩衝部材3の上側の一部と接触する。
このようにフック部22の内側壁部22A、外側壁部22B及び上壁部22CはSばね100のばね部位を覆うように延在し、当該ばね部位を上側及び両側の3方向から緩衝部材3を介して包み込むように留め得るようになっている。
アーム部22Dは、載置部21の側部と内側壁部22Aの下部とを連結する帯状の部分であり、内側壁部22A、外側壁部22B及び上壁部22Cによって囲まれる空間に配置されるばね部位と台座2の載置部21とを所定の距離だけ離間させる。
このような一対のフック部22が2本のSばね100のばね部位に緩衝部材3を介して掛け留められた場合、台座2の載置面21Sは、そのばね部位の最下位P1よりも上方に位置している。またこの場合、台座2の載置面21Sは、フック部22のうちばね部位の上部を覆っている外側壁部22Bの最上位P2よりも下方であり、ばね部位の最上位P3よりも下方に位置している。
緩衝部材3は、台座2とSばね100との接触を和らげる部材である。この緩衝部材3は、台座2のフック部22における内側壁部22A、外側壁部22B及び上壁部22Cと、当該の内側壁部22A、外側壁部22B及び上壁部22Cによって囲まれる空間に配置されるSばね100のばね部位との間に配置される。
緩衝部材3は、緩衝本体31と、台座2の載置部21に設けられる係止爪挿通口23を介して載置部21に掛け留め可能な係止爪32とを有している。なお、係止爪挿通口23は、台座2に設けられる開口である。本実施形態の場合、緩衝本体31及び係止爪32は樹脂成形によって一体とされている。
緩衝本体31の下側壁には、Sばね100の上部側からSばね100の一部に被せるように挟み込んで嵌合可能なばね溝31Aが設けられている。このばね溝31Aの内周面には、当該ばね溝31Aに嵌合されるSばね100を押さえて溝内に留める一対のストッパ片31P(図2)が設けられている。
また、緩衝本体31の外部側の側壁には、台座2の外側壁部22Bに設けられる開口22Oに入れて押付部位22PTを留める留め片31Bが設けられている。さらに、緩衝本体31の内部側の側壁には、その側壁から載置面21Sに沿って延在した後に載置面21S側に折れ曲がって延在する係止爪32が設けられており、載置面21Sの逆面から係止爪挿通口23を介して載置部21に掛け留め可能とされる。
緩衝本体31のばね溝31Aにばね部位が嵌合され、載置部21の係止爪挿通口23に係止爪32が掛け留められた状態では、台座2とSばね100とが緩衝部材3により一定の位置関係で固定される。この状態において、緩衝本体31の留め片31Bにフック部22の押付部位22PTの一部が入れられた場合、緩衝本体31のばね溝31Aに嵌合されるばね部位と緩衝本体31とがフック部22によって3方向から包み込むように留められる。このため、台座2とSばね100とがより一段と強固に固定されることになる。
このような緩衝部材3は、台座2の硬度よりも小さい硬度を有している。例えば、緩衝部材3の材料として、アクリロニトリル,ブタジエン,スチレン共重合合成樹脂(ABS)、ポリアミド(PA)、ポリプロピレン(PP)、ポリアセタール(POM)等の樹脂が挙げられる。また台座2の材料として、ばね鋼、ステンレス材等の金属やポリカーボネート(PC)、ポリイミド(PI)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等の樹脂が挙げられる。台座2の材料として、大きい硬度を有するため、金属であることが好ましい。
緩衝部材3のロックウェル硬さはHRR30〜HRR120程度であり、台座2のロックウェル硬さはHRB80〜HRC68程度である。なお、緩衝部材3のロックウェル硬さがHRR30〜HRR120の範囲にある場合、台座2とSばね100との接触による異音をより軽減でき、かつ荷重による緩衝材の変形を抑制できるので好ましい。また、台座2のロックウェル硬さがHRB80〜HRC68の範囲にある場合、台座2は、Sバネ100よりも柔らかくありながら、十分な耐久性を有するので好ましい。
上部ケース4は、載置部21の載置面21Sに載置されるメインブロック50mを覆ってメインブロック50mのスイッチSWなどを保護する部材である。また、上部ケース4は、図2に示すように、シートクッションSCに押圧されることで荷重検知センサ5のスイッチSWを押圧する押圧部材でもある。
この上部ケース4は、頂壁45及び枠壁48を有する。頂壁45は概ね円形とされる板状の部材である。また、上部ケース4の枠壁48は複数に分割されて、頂壁45の外周状に接続されている。複数に分割されている枠壁48の各間において、フック片47が頂壁45に接続されている。それぞれのフック片47は、台座2の載置部21におけるケース止用開口24に嵌め込まれる構成とされる。それぞれのフック片47がケース止用開口24に嵌め込まれることで、台座2と上部ケース4との載置面21S方向における相対的な移動が規制される。
上部ケース4の頂壁45には、台座2の載置部21に対向される側の底面から突出する押圧部46が設けられている。この押圧部46の先端は平面形状とされる。なお、押圧部46の先端は凸状の曲面形状とされても良い。
また、上部ケース4の頂壁45には、押圧部46が設けられる側と同じ底面から突出する複数のリブ49が設けられている。これらのリブ49は、台座2の載置部21に形成される複数の貫通孔20Hと重なる位置に形成されている。台座2の載置部21に載置される荷重検知センサ5を上部ケース4が覆いそれぞれのケース止用開口24にそれぞれのフック片47が嵌め込まれた状態では、各リブ49は対応する貫通孔20Hに挿入される。これにより荷重検知センサ5のシート面全体が載置部21に接着されていなくても、当該荷重検知センサ5のスイッチSWと上部ケース4の押圧部46との載置面21S方向における相対的な移動が規制される。なお、本実施形態の場合、載置部21に載置される荷重検知センサ5を上部ケース4が覆い各ケース止用開口24に対応するフック片47が嵌め込まれた状態では、押圧部46の先端は荷重検知センサ5と接触しているが、接触していなくてもよい。
なお、上部ケース4は、シートクッションSCよりも硬質な材料から形成されている。従って、上部ケース4の一部である押圧部46もシートクッションSCよりも硬質な材料から形成されている。一般的にシートクッションSCは発泡されたウレタン樹脂からなるため、このような上部ケース4の材料としては、ポリカーボネート(PC)、ポリイミド(PI)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等の樹脂が挙げられる。
このような荷重検知センサユニット1が一対のSばね100に取り付けられた状態では、上部ケース4の頂壁45における上面45Sは、シートクッションSCの下面と所定の距離を空けて対向する。この上面45Sは平面状とされる。上面45SはシートクッションSCからの押圧を受ける受圧面であり、当該上面45Sの面積は押圧部46における荷重検知センサ5のスイッチSWと接触する部分の面積よりも大きくされている。
荷重検知センサ5は、スイッチSWを有し、可撓性を有するスイッチシート50と、金属板60と、スイッチシート50と金属板60とを接着する接着層70とを備える。接着層70により、スイッチシート50と金属板60とは、貼り合わされている。
スイッチシート50は、シート状のメンブレンスイッチとされ、概ね矩形のメインブロック50mと、メインブロック50mに接続されメインブロック50mよりも幅の狭いテールブロック50tとを有する。メインブロック50mにはスイッチSWが設けられている。また、テールブロック50tには幅の広い羽根部50fが形成されている。また、メインブロック50mの各頂点付近には、貫通孔50Hが形成されている。
金属板60は、図2に示すように、接着層70によってスイッチシート50における一方の面に貼り付けられる。本実施形態では、スイッチシート50の一部であるメインブロック50mのうち、座席装置のシートクッションSC側となる面であるクッション側面50mcsに金属板60が貼り付けられる。なお、クッション側面50mcsには、当該クッション側面50mcsに直交する方向においてスイッチシート50のスイッチSWと重なる領域が含まれる。
接着層70は、スイッチシート50と金属板60とを貼り合わす層状の部材である。本実施形態では、接着層70は、金属板60と同等の大きさとされる。この接着層70の材料としては、スイッチシート50と金属板60とを貼り合わすことができる限り、どのような材料でも良いが、例えば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂や光硬化樹脂等が挙げられる。また、接着層70としては、PETや不織布などの基材の両面に接着層が形成されているものでもよい。ここで、接着層70のガラス転移点Tgとしては、85℃以上であることが好ましい。ガラス転移点Tgが、85℃以上であることで、炎天下の自動車の車内の様に高温になる環境においても、流動しづらいため、接着層70の流動による着座の誤検知を抑制することができる。
次に、荷重検知センサ5についてより詳細に説明する。
図3は、荷重検知センサ5の分解図である。図3に示すように、スイッチシート50は、第1電極シート56とスペーサ58と第2電極シート57とを備える。第1電極シート56は、第1絶縁シート56sと、第1電極56eと、第1端子56cとを主な構成として有する。
第1絶縁シート56sは、可撓性を有する樹脂製の絶縁シートとされる。この第1絶縁シート56sは、スイッチシート50のメインブロック50mと同形状のメインブロック56mと、メインブロック56mに接続されスイッチシート50のテールブロック50tと概ね同形状のテールブロック56tとから成る。テールブロック56tの形状は、メインブロック56mと反対側の先端部位がテールブロック56tの他の部位よりも狭い幅となっている点において、スイッチシート50のテールブロック50tの形状と異なる。また、メインブロック56mには、スイッチシート50の貫通孔50Hと同様の位置に貫通孔56Hが形成されている。このような第1絶縁シート56sの材料としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリイミド(PI)又はポリエチレンナフタレート(PEN)等の樹脂を挙げることができる。なお、第1絶縁シート56sにおけるメインブロック56mのうち、スペーサ58と対向する側とは反対側の面が、スイッチシート50におけるメインブロック50mの台座対向面50mpsとなる(図2)。
第1電極56eは、メインブロック56mの概ね中央における一方の面上に設けられている。第1電極56eは、導体の層からなり、例えば略円形の金属印刷層とされる。第1端子56cは、導体の層からなり、例えば略四角形の金属層とされる。第1端子56cは、テールブロック56tの上記先端部位における第1電極56eが設けられている側の面上に設けられている。また、第1電極56eと第1端子56cとは第1配線56wを介して互いに電気的に接続されている。
第2電極シート57は、第2絶縁シート57sと、第2電極57eと、第2端子57cとを主な構成として有する。
第2絶縁シート57sは、第1電極シート56よりもシートクッションSC側に配置され(図2)、第1絶縁シート56sと同様に樹脂製の絶縁シートとされる。本実施形態の場合、第2絶縁シート57sは、第1絶縁シート56sのメインブロック56mと同じ形状のメインブロック57mと、メインブロック57mに接続され第1絶縁シート56sのテールブロック56tと先端部位以外の形状が同じ形状のテールブロック57tとから成る。テールブロック57tの先端部位はテールブロック57tの他の部位よりも狭い幅とされており、第1絶縁シート56sと第2絶縁シート57sとを重ねたときに、第1絶縁シート56sのテールブロック56tにおける先端部位と第2絶縁シート57sのテールブロック57tにおける先端部位とが互いに重ならないようにされている。また、メインブロック57mには、第1絶縁シート56sと同様にして、スイッチシート50の貫通孔50Hと同様の位置に貫通孔57Hが形成されている。第2絶縁シート57sの材料としては、第1絶縁シート56sと同様に、PET、PI又はPEN等の樹脂を挙げることができ、第2絶縁シート57sの材料は、第1絶縁シート56sの材料と同じであっても異なっていても良い。
第2電極57eは、第1電極56eと同様の構成とされ、第2絶縁シート57sのメインブロック57mの概ね中央における一方の面上に設けられている。また、第2電極57eが設けられる位置は、第1電極シート56と第2電極シート57とを重ねたときに第1電極56eと重なる位置とされる。第2端子57cは、第1端子56cと同様の構成とされ、テールブロック57tの上記先端部位における第2電極57eが設けられている側の面上に設けられている。また、上記のように、第1絶縁シート56sと第2絶縁シート57sとを重ねるとき、それぞれの絶縁シートの先端部位が互いに重ならないため、第1端子56c及び第2端子57cは、第1絶縁シート56sと第2絶縁シート57sとの間に位置せずに露出する。また、第2電極57eと第2端子57cとは第2配線57wを介して互いに電気的に接続されている。
スペーサ58は、第1電極シート56及び第2電極シート57の間に配置され、可撓性を有する樹脂製の絶縁シートとされる。このスペーサ58は、メインブロック58mと、メインブロック58mに接続されるテールブロック58tとから成る。メインブロック58mは、外形が第1絶縁シート56s、第2絶縁シート57sのメインブロック56m,57mの外形と同様とされる。また、メインブロック58mには、中央に開口58cが形成されており、また、第1絶縁シート56s、第2絶縁シート57sと同様にして、スイッチシート50の貫通孔50Hと同様の位置に貫通孔58Hが形成されている。テールブロック58tは、第1絶縁シート56s、第2絶縁シート57sのテールブロック56t,57tにおける幅が狭い先端部位を除く形状とされる。
開口58cは、略円形の形状であり、第1電極56e及び第2電極57eの直径よりも直径が僅かに小さく形成されている。そして、開口58cは、スペーサ58を第1電極シート56及び第2電極シート57と重ね合わせて、スペーサ58を平面視する場合に、開口58cが第1電極56e及び第2電極57e周縁の内側に位置するように形成されている。さらにスペーサ58には、開口58c内の空間とスイッチシート50の外部の空間とを接続するスリット58bが形成されている。このスリット58bは、第1電極シート56、スペーサ58、第2電極シート57をそれぞれ重ねたときに、エアベントとされる。なお、スペーサ58を第1電極シート56及び第2電極シート57と重ね合わせて、スペーサ58を平面視する場合に、開口58cが第1電極56e及び第2電極57e周縁の外側に位置するように形成してもよい。
スペーサ58の材料としては、第1絶縁シート56s及び第2絶縁シート57sと同様に、PET、PI又はPEN等の樹脂を挙げることができる。なお、スペーサ58の材料は、第1絶縁シート56s又は第2絶縁シート57sの材料と同じであっても異なっていても良い。また、スペーサ58の両面には、第1電極シート56及び第2電極シート57と接着されるための図示しない接着剤が塗布されている。
これらの第1電極シート56とスペーサ58と第2電極シート57とがこの順に貼着された状態で、第1電極シート56の第1電極56e、第1配線56w、及び、第2電極シート57の第2電極57e、第2配線57wは、第1絶縁シート56sと第2絶縁シート57sとの間に位置する。そして、第1電極56eと第2電極57eとが開口58cを介して対向してスイッチSWを構成する。また、第1電極シート56とスペーサ58と第2電極シート57とが重ねられた状態で、それぞれの貫通孔56H,57H,58Hが互いに重なり、スイッチシート50の貫通孔50Hとなる。
また、スイッチシート50の第1端子56c及び第2端子57cには、不図示の制御装置に接続される信号ケーブル19がそれぞれ接続されている。第1端子56c及び第2端子57cとそれぞれの信号ケーブル19とは導電性ペーストやはんだ付け等により接続される。信号ケーブル19が接続された第1端子56c及び第2端子57cを含むスイッチシート50のテールブロック50tの端部は、図1に示すように、端子封止樹脂18により覆われている。この端子封止樹脂18は、例えば、ホットメルトや光硬化樹脂等から成る。こうして、それぞれの信号ケーブル19がそれぞれの第1端子56c及び第2端子57cから外れることが抑制されると共に、第1端子56c及び第2端子57cが導電性の塵埃等により短絡することが抑制されている。
金属板60は、スイッチシート50に比べると撓み難い程度の可撓性を有する金属の板材から成る。金属板60の材料としては、導電性を有する金属である限り特に限定するものではないが、例えば銅やステンレスなどが挙げられる。本実施形態の場合、金属板60は、スイッチシート50のメインブロック50mと概ね同じ形状とされる。
この金属板60には、スイッチシート50の貫通孔50Hと同様の位置に貫通孔60Hが形成されており、スイッチシート50と金属板60とを重ねたときに、スイッチシート50の貫通孔50Hと金属板60の貫通孔60Hとが互いに重なる。また、スイッチシート50と金属板60とを重ねたときに、金属板60は、接着層70を介してスイッチシート50のスイッチSWを覆うようにしてクッション側面50mcsに貼り付けられる。
以上の構成の荷重検知センサ5は、図2に示すように、台座2の載置部21上に配置される。具体的には、スイッチSWを有するスイッチシート50のメインブロック50mが台座2の載置部21上に位置する。そして、スイッチシート50のテールブロック50t、端子封止樹脂18、一対の信号ケーブル19は、台座2から導出される。
また、上記のように、台座2に載置される荷重検知センサ5を上部ケース4が覆いそれぞれのケース止用開口24にそれぞれのフック片47が嵌め込まれた状態では、押圧部46は、先端が荷重検知センサ5の金属板60におけるスイッチSWと重なる位置に接触する。また、この状態では、各リブ49は、対応する金属板60の貫通孔60H、スイッチシート50の貫通孔50H及び台座2の貫通孔20Hを挿通する。従って、台座2と第1絶縁シート56sとが接着されていない状態であっても、当該荷重検知センサ5のスイッチSWと上部ケース4の押圧部46との相対的な移動が規制される。すなわち、リブ49は、台座対向面50mpsの方向おけるスイッチシート50と台座2との相対的な移動を規制する移動規制部材と理解できる。
次に、本実施形態の荷重検知センサユニット1による着座の検知について説明する。
図4は、荷重検知センサ5のオン状態を示す図である。座席装置に人が着座すると、シートクッションSCの下面が下方に移動し、シートクッションSCの下面は、上部ケース4の上面45Sに接触して、上面45Sを押圧する。そして、さらにシートクッションSCの下面が下方に移動すると、図4に示すように、押圧部46の先端が金属板60を押圧し、金属板60の撓みにより、第2絶縁シート57sのメインブロック57mも撓む。このとき、第1絶縁シート56sのメインブロック56mの台座対向面50mpsは台座2に接着されていないため、少なくともスイッチSWの周辺部分は金属板60の撓み方に追随するように変形する。その結果、第2電極57eは第1電極56eに接触して、荷重検知センサ5のスイッチSWはオン状態となる。そして、信号ケーブル19に接続される図示せぬ車両用制御ユニットにより着座が検知される。
以上の通り、本実施形態の荷重検知センサユニット1では、荷重検知センサ5の台座2が、互いに対向するばね部位のそれぞれに掛け留められる一対のフック部22を有している。一対のフック部22は、それぞれ、ばね部位における上部100C及びそのばね部位における台座2とは逆側に位置する外側部100Bを覆うように延在しており、当該ばね部位とフック部22との間には緩衝部材3が配置されている。この緩衝部材3は、台座2の硬度よりも小さい硬度を有している。
このような荷重検知センサユニット1では、台座2の硬度よりも小さい硬度を有する緩衝部材3が、台座2のフック部22とばね部位との間に配置されているため、台座2とばねとの衝突が和らげられ、台座2とSばね100との接触に起因して異音が生じ難くなる。
また、台座2は緩衝部材3の硬度よりも大きいのでクリープ変形が生じ難くなっており、その台座2のフック部22によってばね部位における上部100C及び外側部100Bが覆われているのでばね部位とフック部22との相対的な位置ずれがクリープ変形によって生じ難い。したがって、ばね部位とフック部22との相対的な位置ずれに起因して荷重検知センサ5のスイッチSWがオンになる際の荷重量の変化が抑制され、荷重検知センサ5に対して適切に荷重を検知させることが可能となる。
こうして、本実施形態の荷重検知センサユニット1は、異音の発生を抑制しつつも適切に荷重を検知することができる。
また本実施形態の場合、フック部22は、ばね部位における台座側に位置する内側部100Aも覆うように延在している。このため、フック部22によってSばね100の両側部が覆われるため、そのSばね100が張り渡される方向とは直交する方向におけるばね部位とフック部22との相対的な位置ずれが規制される。したがって、荷重検知センサ5のスイッチSWがオンになる際の荷重量の変化をより一段と抑制することができる。
また本実施形態の場合、フック部22は、ばね部位の外側部100Bから内側部100Aに向けて緩衝部材3を押し付けている。このため、フック部22の押し付けによってそのフック部22が緩衝部材3を介してばね部位に定置する。したがって、Sばね100が張り渡される方向及びその方向とは直交する方向におけるばね部位とフック部22との相対的な位置ずれが規制され、荷重検知センサ5のスイッチSWがオンになる際の荷重量の変化をより一段と抑制することができる。
また本実施形態の場合、フック部22が緩衝部材3を押し付けている押付部位22PTは、ばね部位の最下位P1よりも下方である。このため、フック部22が緩衝部材3を介してばね部位を包み込むように定置するため、当該ばね部位とフック部22との相対的な位置ずれをより規制することができる。
また本実施形態の場合、緩衝部材3はばね部位に嵌め込まれている。このため、ばね部位とフック部22との間に配置される緩衝部材3自体がばね部位との相対的な位置ずれを抑制することができ、当該緩衝部材3及びフック部22の双方によってより強固に台座2をSばね100に定置することが可能となる。
また本実施形態の場合、台座2における載置部21の載置面21Sは、ばね部位の最下位P1よりも上方に位置している。これにより載置部21の載置面21SがSばね100よりも下方に突出しないので、そのSばね100の下方に設けられるものに台座2が邪魔されず、かつ、Sばね100上に載置されるシートクッションSCに台座2の載置面21Sが近いため、適切に荷重を検知することができる。
(2)第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本実施形態を説明するにあたり、第1実施形態と同一又は同等の構成要素については、同一の参照符号を付して特に説明する場合を除き重複する説明は省略する。
図5は、第2実施形態における荷重検知センサユニットを図2と同じ視点で示す図である。図5に示すように、本実施形態における荷重検知センサユニットは、上記第1実施形態における緩衝部材3の係止爪32に代えて、当該係止爪32と異なる構造の係止爪132を採用している点で、上記第1実施形態と相違する。
上記第1実施形態の係止爪32は、緩衝本体31の内部側の側壁から内側に向かって載置面21Sと略平行に延在した後に載置面21S側に折れ曲がって延在しており、互いに対向するSばね100の内側部100Aよりも内側に配置されていた。これに対し、本実施形態の係止爪132は緩衝本体31の上壁から上方に向かって延在しており、互いに対向するSばね100の内側部100Aよりも外側に配置されている。このような係止爪132によって、載置面21Sの逆面から係止爪挿通口23を介して載置部21に緩衝本体31が掛け留められる。
これにより本実施形態における荷重検知センサユニットでは、上記第1実施形態のようにSばね100の内側部100Aよりも内側に係止爪32が存在しないため、係止爪132による荷重検知センサ5の配置上の制約が緩和される。したがって、互いに対向するばね部位の間の距離が短い場合であっても、荷重検知センサ5が比較的大きい場合であっても、荷重検知センサ5を安定した状態で配置することができる。
また本実施形態における荷重検知センサユニットは、上記第1実施形態における一対のフック部22を有する台座2に代えて、当該一対のフック部22と異なる構造の一対のフック部122を有する台座120を採用している点で、上記第1実施形態と相違する。
この一対のフック部122は互いに同じ構成とされており、上記第1実施形態と異なる内側壁部122Aと、上記第1実施形態と同じ外側壁部22B及び上壁部22Cとを有しており、上記第1実施形態のアーム部22Dは省略されている。
上記第1実施形態の内側壁部22Aは載置部21の載置面21Sと直交する方向に沿って延在していたのに対し、本実施形態の内側壁部122Aは載置面21Sに対して斜めの方向に沿って延在している。この内側壁部122Aによって、フック部122の外側壁部22Bの最上位P2よりも載置面21Sが低く位置される。
なお、この載置面21Sは、上記第1実施形態と同様に、フック部122により囲まれるばね部位の最下位P1よりも上方に位置している。さらに、本実施形態の載置面21Sは、ばね部位の最上位P3よりも上方に位置し、そのばね部位の最上位P3よりも上方で、ばね部位の内側部100Aを覆っていないフック部122と繋がっている。
これにより、台座2におけるばね部位の上方の領域と荷重検知センサ5が配置される領域との段差SP(図2)を低減することができる。したがって、台座2の段差SPによる荷重検知センサ5の配置上の制約が緩和され、互いに対向するばね部位の間の距離が短い場合であっても、荷重検知センサ5が比較的大きい場合であっても、荷重検知センサ5を安定した状態で配置することができる。
なお、本実施形態のフック部122を有する台座120に代えて、図6に示すフック部222を有する台座220が採用されてもよい。このフック部222は、ばね部位の内側部100Aを覆わず外側部100B及び上部100Cを覆っている。また、フック部222の内側壁部222Aは、ばね部位の上部100Cを覆う外側壁部22Bの最上位P2よりも上方に載置面21Sが位置するように傾斜している。このようにすれば、ばね部位の上方の領域によって荷重検知センサ5を配置される領域が邪魔になるといったことを低減でき、より一段と荷重検知センサ5の配置上の制約を緩和させることができる。
(3)第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、本実施形態を説明するにあたり、第1実施形態と同一又は同等の構成要素については、同一の参照符号を付して特に説明する場合を除き重複する説明は省略する。
図7は、第3実施形態における荷重検知センサユニットを図2と同じ視点で示す図である。図7に示すように、本実施形態における荷重検知センサユニットは、上記第2実施形態におけるフック部122を有する台座120に代えて、そのフック部122と異なる構造のフック部322を有する台座320を採用している点で、上記第2実施形態と相違する。
このフック部322は、ばね部位の内側部100Aを覆わず外側部100B及び上部100Cを覆っている。また、このフック部322では、載置面21Sに対して斜めの方向に沿って延在していた上記第2実施形態の内側壁部122Aが省略されており、当該載置面21Sは、フック部322のうちばね部位の上部100Cを覆っている部分の最上位P2と同じ高さとされる。
このように本実施形態の荷重検知センサユニットでは、載置面21Sに対して斜めの方向に沿って延在していた上記第2実施形態の内側壁部122Aが省略されており、その分だけ荷重検知センサ5とフック部322とを近づけることが可能となる。したがって、互いに対向するばね部位の間の距離が短い場合であっても、荷重検知センサ5を安定した状態で配置することができる。
(3)変形例
以上、本発明の荷重検知センサユニットについて上記実施形態を例に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記第1実施形態では、図8に示すように、フレーム150の開口151に並べて張り渡される複数のSばね100のうち互いに対向する2本のSばね100におけるばね部位の間に台座2が配置された。しかしながら、図9に示すように、フレーム150の開口151に並べて張り渡される複数のSばね100のうち1本のSばね100において互いに対向するばね部位の間に配置されても良い。なお、1本のSばね100のうち互いに対向するばね部位は、Sばね100のうち屈曲している部分において最も曲率が大きい屈曲位置Pから一方側に延在するばね部位101と他方側に延在するばね部位102である。
また、上記第2実施形態の台座120、上記第3実施形態の台座320についても、互いに対向する2本のSばね100におけるばね部位の間に配置されたが、1本のSばね100において互いに対向するばね部位の間に配置されても良い。なお、上述したように、互いに対向するばね部位の間の距離が短い場合であっても、荷重検知センサ5を安定した状態で配置する観点では、上記第1実施形態の台座2に比べ、上記第2実施形態の台座120又は上記第3実施形態の台座320が有用である。
また、上記実施形態では、座席フレームの開口に並べて張り渡されるばねとして、S状に蛇行するSばね100が採用された。しかしながら、Sばね100に代えて、例えば矩形波状に蛇行するばねが採用されても良い。なお、座席フレームの開口に並べて張り渡される複数のばねであれば、当該ばねの形状は種々の形状を適用可能であるが、蛇行する等して屈曲部位を有していることが好ましい。
また、上記実施形態では、Sばね100の直線部位にフック部22が掛け留められ、当該直線部位のみに緩衝部材3が嵌め込まれていた。しかしながら、フック部22が掛け留められる部位はSばね100の直線部位でなくても良い。ただし、フック部22が掛け留められる部位がSばね100の直線部位とされることが好ましい。また、緩衝部材3は、フック部22が掛け留められるばね部位以外の部位まで延在しても良い。ここで、フック部が掛け留められるばね部位以外の部位まで延在している緩衝部材3を図10及び図11に例示する。図10に示す緩衝部材3は、フック部22が掛け留められるばね部位からばね100の一方の端部側に向かって最も近い第1屈曲部FP1にまで延在するとともに、当該ばね部位からばね100の他方の端部側に向かって最も近い第2屈曲部FP2にまで延在している。また、図11に示す緩衝部材3も図10に示す緩衝部材3と同様に、フック部22が掛け留められるばね部位から第1屈曲部FP1にまで延在するとともに、当該ばね部位から第2屈曲部FP2にまで延在している。これら図10及び図11に示す緩衝部材3のばね溝31Aには、フック部22が掛け留められるばね部位から第1屈曲部FP1及び第2屈曲部FP2にまでわたってばね100が嵌め込まれる。このように緩衝部材3が延在している場合、フック部22が掛け留められるばね部位から第1屈曲部FP1及び第2屈曲部FP2にまでわたってばねが緩衝部材3で覆われる。このため、ばね100と緩衝部材3との相対的な位置ずれをより一段と抑制することができ、当該緩衝部材3及びフック部22の双方によってより強固に台座2をばねに定置することができる。
なお、図10及び図11に示す緩衝部材3は、フック部22が掛け留められるばね部位から第1屈曲部FP1と、当該ばね部位から第2屈曲部FP2との双方に延在している。しかしながら、緩衝部材3は、フック部22が掛け留められるばね部位から第1屈曲部FP1にまで延在し、当該ばね部位から第2屈曲部FP2側は上記実施形態と同様にSばね100におけるフック部22の掛け留め部位に留まっていても良い。また、緩衝部材3は、フック部22が掛け留められるばね部位から第2屈曲部FP2にまで延在し、当該ばね部位から第1屈曲部FP1側は上記実施形態と同様にSばね100におけるフック部22の掛け留め部位に留まっていても良い。
また、図10及び図11に示す緩衝部材3は、フック部22が掛け留められるばね部位から第1屈曲部FP1を超えてばね100の一方側に延在していても良い。なお、ばね100と緩衝部材3との相対的な位置ずれを抑制する観点では、緩衝部材3が、第1屈曲部FP1において最も曲率が大きい屈曲位置F1まで、もしくは、当該屈曲位置F1を超えていることが好ましい。ただし、緩衝部材3が第1屈曲部FP1にまで延在していれば、当該第1屈曲部FP1の屈曲位置F1に至っていなくても良い。
同様に、図10及び図11に示す緩衝部材3は、フック部22が掛け留められるばね部位から第2屈曲部FP2を超えてばね100の他方側に延在していても良い。なお、ばね100と緩衝部材3との相対的な位置ずれを抑制する観点では、緩衝部材3が、第2屈曲部FP2において最も曲率が大きい屈曲位置F2まで、もしくは、当該屈曲位置F2を超えていることが好ましい。ただし、緩衝部材3が第2屈曲部FP2にまで延在していれば、当該第2屈曲部FP2の屈曲位置F2に至っていなくても良い。
また、上記実施形態では、スイッチSWを含みそのスイッチSWよりも広いメインブロック50mが台座2又は120の載置面21S上に配置された。しかしながら、メインブロック50mとテールブロック50tの一部とが載置面21S上に配置されても良く、スイッチシート50全体が載置面21S上に配置されていても良い。要するに、荷重検知センサ5のうち少なくともスイッチSWを有する部分が載置面21S上に配置されていれば良い。
また、上記実施形態では、いわゆるメンブレンスイッチの荷重検知センサ5が適用された。すなわち、荷重検知センサ5は、互いに対向する一対の絶縁シート56s,57sと、絶縁シート56s,57sの間に配置されるスペーサ58とを有する。また、荷重検知センサ5は、スペーサ58の開口58cを介して距離を隔てて対向され一対の絶縁シート56s,57sの対向面上にそれぞれ設けられる一対の電極56e,57eと、絶縁シート57sのうち電極57eが設けられる側とは逆側の面上に設けられる金属板60とを有する。
しかしながら、荷重を検知するものである限り上記実施形態の荷重検知センサ5の構成以外の構成の荷重検知センサが適用可能である。例えば、絶縁シート56sに代えて、可撓性を有しない基板が採用されても良い。また、絶縁シート57sが省略され、金属板60が絶縁シート57sと電極57eとを兼ねるようにしても良い。さらに、スペーサ58に代えて、開口58cが省略された可撓性を有するシート状のスペーサが採用され、押圧力に応じてスペーサが撓んでそのスペーサを挟んで対向する電極56e,57e間の距離が小さくなることで変化する静電容量に基づいて荷重を検知する静電容量式の荷重検知センサが適用されても良い。
また、上記実施形態では、上部ケース4が設けられたが、当該上部ケース4が省略されていても良い。
上記の荷重検知センサユニットにおける各構成要素は、上記の実施形態や変形例に示された内容以外に、適宜、本願目的を逸脱しない範囲で組み合わせ、省略、変更、周知技術の付加などをすることができる。
本発明は、シートクッション下に配置されフレームの開口に並べて張り渡される複数のばねに取り付けられ、検知対象物から加わる荷重を検知する限り利用可能性がある。すなわち、上記実施形態では車両のフレームの開口に並べて張り渡される複数のばねに荷重検知センサユニットが取り付けられ、当該荷重検知センサユニットによって人の着座に起因する圧力を検知したが、上記実施形態に限らず他の形態が採用可能である。例えば、介護用ベッドのシートクッションの下方のフレームの開口に並べて張り渡される複数のばねに荷重検知センサユニットを取り付ける形態が挙げられる。このような形態であっても荷重検知センサユニットを用いて、介護用ベッドに人が存在しているかを示すことができる。なお、シートクッションとして、弾性部材をシートクッションとして用いても良い。弾性部材としては、弾性力を有しており検出対象物からの荷重を荷重検知センサユニットに伝えられる限り、いかなる材料を用いてもよいが、弾性部材の材料としては、例えば、ウレタン、シリコン、エチレンプロピレンなどが挙げられる。
1・・・荷重検知センサユニット
2,120,220,320・・・台座
3,130・・・緩衝部材
4・・・上部ケース
5・・・荷重検知センサ
21・・・載置部
21S・・・載置面
22,122,222,322・・・フック部
31・・・緩衝本体
32,132・・・係止爪
SC・・・シートクッション
SW・・・スイッチ

Claims (10)

  1. シートクッション下に配置される荷重検知センサユニットであって、
    荷重を検知する荷重検知センサと、
    前記荷重検知センサが載置される載置部を有し、フレームの開口に並べて張り渡される複数のばねのうち少なくとも互いに対向するばね部位に取り付けられる台座と、
    前記ばね部位と前記台座との間の少なくとも一部に配置される緩衝部材と、
    を備え、
    前記台座は、前記互いに対向するばね部位のそれぞれに掛け留められる一対のフック部を有し、
    前記フック部は、少なくとも前記ばね部位において上部及び互いに対向する側とは逆側の外側部を覆うように延在し、
    前記緩衝部材は、前記台座の硬度よりも小さい硬度を有し、前記フック部と前記ばね部位との間に配置される
    ことを特徴とする荷重検知センサユニット。
  2. 前記フック部は、前記ばね部位の外側部から内側部に向けて前記緩衝部材を押し付けている
    ことを特徴とする請求項1に記載の荷重検知センサユニット。
  3. 前記フック部が前記緩衝部材を押し付けている部位は、前記ばね部位の最下位よりも下方である
    ことを特徴とする請求項2に記載の荷重検知センサユニット。
  4. 前記緩衝部材は、前記ばね部位に嵌め込まれている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3いずれか1項に記載の荷重検知センサユニット。
  5. 前記緩衝部材は、前記フック部が掛け留められる前記ばね部位から前記ばねの一方の端部側に向かって最も近い第1屈曲部と、当該ばね部位から前記ばねの他方の端部側に向かって最も近い第2屈曲部とのいずれか又は双方にまで延在している
    ことを特徴とする請求項4に記載の荷重検知センサユニット。
  6. 前記フック部は、前記ばね部位において互いに対向する側の内側部も覆うように延在している
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5いずれか1項に記載の荷重検知センサユニット。
  7. 前記載置部の載置面は、前記ばね部位の最下位よりも上方に位置している
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6いずれか1項に記載の荷重検知センサユニット。
  8. 前記載置部の載置面は、前記ばね部位の最上位よりも上方に位置し、前記ばね部位の最上位よりも上方で前記フック部と繋がっている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5いずれか1項に記載の荷重検知センサユニット。
  9. 前記載置面は、前記フック部のうち前記ばね部位の上部を覆っている部分の最上位と同じ高さ又はその最上位よりも上方に位置している
    ことを特徴とする請求項8に記載の荷重検知センサユニット。
  10. 前記緩衝部材は、前記台座に設けられる開口を介して前記台座に掛け留められる係止爪を有し、
    前記係止爪は、前記互いに対向するばね部位の内側部よりも外側に配置される
    ことを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の荷重検知センサユニット。
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