JPWO2018008679A1 - アーム駆動装置 - Google Patents

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Abstract

第1伝達経路は、アーム(Ar)の関節(J1)に設けられ第1軸線(Ax1)を中心にして回転可能な関節回転部材(13A)と、電動モータ(11A)の回転を関節回転部材(13A)に伝える連結軸部(14A)とを有している。第2伝達経路は、アーム(Ar)の関節(J1)に設けられ第1軸線(Ax1)を中心にして回転可能な関節ギア(13B)と、電動モータ(11B)の回転を関節ギア(13B)に伝える連結軸部(14B)とを有している。連結軸部(14A)と連結軸部(14B)の双方が第1軸線(Ax1)を中心として回転可能であり、連結軸部(14B)は連結軸部(14A)の内側に配置される。関節ギア(13B)は、第1軸線(Ax1)に交差する第2軸線(Ax2)を中心として回転可能な関節ギア(15B)と係合している。この構造によると、アーム(Ar)の2つ動きが可能となり、且つアーム(Ar)の運動性能を向上できる。

Description

本発明はロボットが備えるアームの駆動に利用されるアーム駆動装置に関する。
特開2000−237985号公報に例示されているように、多くのロボットでは、アームを動かすために電動モータが利用されている。アームの関節は、複数の方向にアームを動かすことができるように構成される場合がある。例えば、人や動物を模したロボットでは、アームは胴体に対して前後方向に動かしたり、胴体に対して左右方向に動かすことができる。2方向へのアームの動きを可能とするために、関節には2つの軸が設けられ、アームは各軸を中心にして回転可能となっている。このように2方向へのアームの動きを実現するためには、2つの電動モータが必要となる。
電動モータがアーム自体に設けられていると、アームの重量が増し、アームを動かすのに大きな力(トルク)が必要となる。したがって、アームを駆動するのに2つの電動モータが必要となる場合でも、2つの電動モータをロボットの胴部などにまとめて配置できれば、アーム自体の重量を低減でき、アームの運動性能を向上できる。
本開示で提案するアーム駆動装置の一実施形態は、第1電動モータと第2電動モータとを有している駆動源ユニットと、前記駆動源ユニットに連結されている第1の関節を有しているアームと、前記アームに設けられ、前記第1電動モータの回転を伝える第1伝達経路と、前記アームに設けられ、前記第2電動モータの回転を伝える第2伝達経路と、を有している。前記第1伝達経路は、前記アームの前記第1の関節に設けられ第1の軸線を中心にして回転可能な第1関節回転部材と、前記第1の軸線を中心にして回転可能であり前記第1関節回転部材に接続されており、前記第1電動モータの回転を前記第1関節回転部材に伝える第1連結部とを有している。前記第2伝達経路は、前記アームの前記第1の関節に設けられ前記第1の軸線を中心にして回転可能な第2関節回転部材と、前記第1の軸線を中心にして回転可能であり前記第2関節回転部材に接続されており、前記第2電動モータの回転を前記第2関節回転部材に伝える第2連結部とを有している。前記第1連結部と前記第2連結部のうち一方は前記第1連結部と前記第2連結部のうち他方の内側に配置されている。前記第1関節回転部材と前記第2関節回転部材のうち少なくとも一方の関節回転部材は、前記第1の軸線と交差する第2の軸線を中心として回転可能な回転部材と係合している。
このアーム駆動装置によれば、アームの少なくとも2つ動きを実現でき、また2つの電動モータの位置を近づけて、アームの運動性能を向上できる。
本開示で提案するアーム駆動装置の一例を示す正面図である。 図1に示すアーム駆動装置の側面図である。 図1BのII−II線で得られるアーム駆動装置の断面図である。 図2の拡大図である。この図ではアームの関節と駆動源ユニットが示されている。 図2のIV−IV線で得られるアーム駆動装置の断面図である。 図2の拡大図であり、第1アーム部と第2アーム部の関節が示されている。 伝達経路Aの駆動ギアと電動モータとの位置関係を示す図である。(a)は図2のVIa−VIa線で得られるギアの断面図である。(b)は(a)のVIb−VIb線で得られるアーム駆動装置の断面図である。 伝達経路Bの駆動ギアと電動モータとの位置関係を示す図である。(a)は図2のVIIa−VIIa線で得られるギアの断面図である。(b)は(a)のVIIb−VIIb線で得られるアーム駆動装置の断面図である。 伝達経路Cの駆動ギアと電動モータとの位置関係を示す図である。(a)は図2のVIIIa−VIIIa線で得られるギアの断面図である。(b)は(a)のVIIIb−VIIIb線で得られるアーム駆動装置の断面図である。 伝達経路Dの駆動ギアと電動モータとの位置関係を示す図である。(a)は図2のIXa−IXa線で得られるギアの断面図である。(b)は(a)のIXb−IXb線で得られるアーム駆動装置の断面図である。
以下、本開示で提案するアーム駆動装置の一実施形態について説明する。図1Aはアーム駆動装置の一例の正面図であり、図1Bは図1Aに示すアーム駆動装置1の側面図である。図2は図1BのII−II線で得られるアーム駆動装置1の断面図である。図3は図2の拡大図であり、この図ではアームArの関節J1と駆動源ユニットPが示されている。図4は図2のIV−IV線で得られるアーム駆動装置1の断面図である。図4においては駆動源ユニットPのケース9は省略されている。図5は図2の拡大図であり、この図では第1アーム部Ar1と第2アーム部Ar2の関節J2が示されている。
アーム駆動装置1は、図1A及び図1Bに示すように、アームArと駆動源ユニットPとを有している。駆動源ユニットPはアームArの駆動源である複数の電動モータ11A、11B、11C、11Dを有している。電動モータ11A、11B、11C、11Dは、例えば複数の減速ギアを内蔵しているギヤードモータであるが、必ずしもそれに限られない。アームArの基部には関節J1が設けられている。駆動源ユニットPは関節J1に連結されている。アーム駆動装置1の例において、アームArは第1アーム部Ar1と第2アーム部Ar2とを有している。関節J1は第1アーム部Ar1の基部に設けられている。第2アーム部Ar2は関節J2を介して第1アーム部Ar1に接続しており、第1アーム部Ar1に対して相対的に動くことができる。以下では、関節J1を「第1関節」と称し、関節J2を「第2関節」と称する。アーム駆動装置1は必ずしも第2アーム部Ar2を有していなくてもよい。
アーム駆動装置1の例では、後において詳説するように、アームArは4つの動きが可能となるように構成されている。具体的には、第1アーム部Ar1は、図1A及び図1Bで示す第1軸線Ax1を中心にして動くことができ(図1Bの矢印R1参照)、図1A及び図1Bに示す第2軸線Ax2を中心にして動くことができる(図1Aの矢印R2参照)。第2アーム部Ar2は、図1Bに示す第3軸線Ax3を中心として回転できる、また、第2アームAr2は、図1Bに示す第4軸線Ax4を中心として動くことができる(矢印R4参照)。駆動源ユニットPは、上述の4つの動きの駆動源となる4つの電動モータ11A、11B、11C、11Dを有している。アーム駆動装置1は、4つの電動モータ11A、11B、11C、11Dの回転(動力)をアームArの各部に伝達して、上述の動きを実現する4つの伝達経路を有している。以下では、4つの伝達経路をそれぞれ、伝達経路A、伝達経路B、伝達経路C、伝達経路Dと称する。
[伝達経路A]
伝達経路Aは電動モータ11Aの回転をアームArに伝え、上述した第1軸線Ax1を中心とするアームArの動き(図1BのR1参照)を実現する。伝達経路Aは、図3に示すように、駆動源ユニットPに設けられ、第1軸線Axを中心にして回転可能な駆動ギア12Aを含んでいる。駆動ギア12Aには電動モータ11Aの回転(動力)が入力される。
図6は伝達経路Aの駆動ギア12Aと電動モータ11Aとの位置関係を示す図である。図6において、(a)は図2のVIa−VIa線で得られる駆動ギア12Aと電動モータ11Aに取り付けられているギア37Aの断面図である。(b)は(a)のVIb−VIb線で得られるアーム駆動装置1の断面図である。
図6(b)に示すように、アーム駆動装置1の例では、電動モータ11Aはその回転軸11aが第1軸線Axの方向に向くように配置されている。言い換えれば、回転軸11aは第1軸線Ax1と平行となっている。駆動ギア12Aは回転軸11aに取り付けられているギア37Aに係合している。アーム駆動装置1の例とは異なり、駆動源ユニットPには駆動ギア12Aに代えてプーリが設けられ、電動モータ11Aの回転軸11aにもギア37Aに代えてプーリが設けられてもよい。そして、2つのプーリはベルトで連結されてもよい。
伝達経路Aは、図3に示すように、第1関節J1に設けられ、第1軸線Ax1を中心にして回転可能な回転部材13Aを有している(以下では、回転部材13Aを「関節回転部材」と称する)。関節回転部材13Aは、第1軸線Ax1を中心にして駆動ギア12Aと一体的に回転するように駆動ギア12Aに連結されている。詳細には、伝達経路Aは、第1軸線Ax1を中心にして回転可能な連結軸部14Aを含んでいる。連結軸部14Aの一端に関節回転部材13Aが接続されている。駆動ギア12Aは連結軸部14Aを通して関節回転部材13Aに連結されている。電動モータ11Aの回転は、連結軸部14Aを通して関節回転部材13Aに伝えられる。
アーム駆動装置1の例において、連結軸部14Aは関節回転部材13Aと一体的に形成されている。駆動ギア12Aは連結軸部14Aの外側に嵌められ、連結軸部14Aの端部に固定されている。図6(a)に示すように、連結軸部14Aの外周面の一部には平らな面14aが形成されている。このことによって、関節回転部材13Aと連結軸部14Aと駆動ギア12Aは第1軸線Ax1を中心として一体的に回転する。
連結軸部14Aは筒状に形成されている。連結軸部14Aの内側に、後述する伝達経路B、C、Dの連結軸部14B、14C、14Dが配置されている。駆動ギア12Aと関節回転部材13Aとを連結する構造は、アーム駆動装置1の例に限られない。例えば、連結軸部14Aは関節回転部材13Aとは別体に形成されてもよい。また、連結軸部14Aは駆動ギア12Aと一体的に形成されてもよい。図3に示すように、駆動源ユニットPは、駆動ギア12Aや後述する駆動ギア12B、12C、12Dなどを保持するケース9を有している。連結軸部14Aはケース9に形成されている開口9aに嵌められている。連結軸部14Aは開口9aの内側で回転可能に保持されている。詳細には、開口9aの内側に軸受け36が配置されており、連結軸部14Aは軸受け36によって回転可能に支持されている。
アーム駆動装置1の例において、第1関節J1は、第1関節J1を構成する回転部材(具体的には、後述する支持軸33)を支持する関節ホルダ31を有している。関節ホルダ31は関節回転部材13Aに取り付けられ、関節回転部材13Aとともに第1軸線Axを中心として回転可能となっている。したがって、電動モータ11Aが駆動すると、駆動ギア12A、連結軸部14A、関節回転部材13A、間接ホルダ31、及び支持軸33が一体的に回転し、第1軸線Ax1を中心とするアームArの動き、すなわち図1Bに示す矢印R1の方向での動きが実現される。
アーム駆動装置1の例において、関節回転部材13Aは、後述する関節ギア13B、13C、13Dよりも駆動源ユニットP寄りに位置し、関節ホルダ31に取り付けられている。詳細には、図4で示すように、関節ホルダ31は、駆動源ユニットP寄りに位置している壁部31aを有し、この壁部31aに開口が形成されている。関節回転部材13Aはこの開口の内側に嵌められ、壁部31aに螺子などの固定具51aで固定されている。関節回転部材13Aと関節ホルダ31の取付構造はアーム駆動装置1の例に限られない。例えば、関節回転部材13Aと関節ホルダ31は一体的に形成されてもよい。
アーム駆動装置1は、第1軸線Ax1を中心とする周方向での第1アーム部Ar1の角度を検知するためのエンコーダ3Aを有している。アーム駆動装置1の例では、図6(b)で示すように、第1軸線Ax1を中心として駆動ギア12Aと一体的に回転するギア39が、駆動ギア12Aに取り付けられている。また、駆動源ユニットPは、第1軸線Ax1と平行に配置された軸部38aを有し、軸部38aを中心にして回転可能なギア38を有している。ギア38はギア39と係合している。エンコーダ3Aはこの軸部38aに取り付けられている。アーム駆動装置1を制御する制御装置(不図示)は、エンコーダ3Aの出力信号に基づいて、第1アーム部Ar1の角度を算出する。エンコーダ3Aの位置はアーム駆動装置1の例に限られない。例えば、エンコーダ3Aは連結軸部14Aに取り付けられてもよい。
[伝達経路B]
伝達経路Bは電動モータ11Bの回転をアームArに伝え、上述した第2軸線Ax2を中心とするアームArの動き(図1AのR2参照)を実現する。伝達経路Bは、図3に示すように、駆動源ユニットPに設けられ第1軸線Axを中心にして回転可能な駆動ギア12Bを含んでいる。駆動ギア12Bには電動モータ11Bの回転(動力)が入力される。
図7は伝達経路Bの駆動ギア12Bと電動モータ11Bとの位置関係を示す図である。図7において、(a)は図2のVIIa−VIIa線で得られる、伝達経路Bの駆動ギア12Bと電動モータ11Bに取り付けられているギア37Bの断面図であり、(b)は(a)のVIIb−VIIb線で得られるアーム駆動装置1の断面図である。
図7(b)に示すように、電動モータ11Bは、その回転軸11aが第1軸線Ax1の方向に向くように配置されている。駆動ギア12Bは回転軸11aに取り付けられているギア37Bに係合している。アーム駆動装置1の例とは異なり、駆動源ユニットPには駆動ギア12Bに代えてプーリが設けられ、電動モータ11Bの回転軸11aにもギア37Bに代えてプーリが設けられてもよい。そして、2つのプーリはベルトで連結されてもよい。
図3で示すように、上述した伝達経路Aの駆動ギア12Aの外径は駆動ギア12Bの外径よりも大きい。これによって、電動モータ11Aと駆動ギア12Aとの間の減速比を、電動モータ11Bと駆動ギア12Bとの間の減速比よりも大きくできる。その結果、伝達経路Aで実現されるアームArの第1の動きの力(トルク)を大きくできる。
上述したように、伝達経路Aの電動モータ11Aも、その回転軸11aが第1軸線Axの方向に向くように配置されている。図7(a)で示すように、電動モータ11A、11Bは第1軸線Ax1を中心とする周方向に並んでいる。アーム駆動装置1の例では、後述する電動モータ11C、11Dも、電動モータ11A、11Bとともに、第1軸線Ax1を中心とする周方向に並んでいる。このことによって、アーム駆動装置1のロボット等への搭載が容易となる。
伝達経路Bは、図3に示すように、第1関節J1に設けられ、第1軸線Ax1を中心にして回転可能な関節ギア13Bを有している。関節ギア13Bは駆動ギア12Bと一体的に回転するように駆動ギア12Bに連結されている。詳細には、伝達経路Bは、第1軸線Ax1を中心にして回転可能な連結軸部14Bを含んでいる。連結軸部14Bの一端に関節ギア13Bが接続されている。駆動ギア12Bは連結軸部14Bを通して関節ギア13Bに連結されている。電動モータ11Bの回転は、連結軸部14Bを通して関節ギア13Bに伝えられる。
図3に示すように、伝達経路Aの関節回転部材13Aと駆動ギア12Aは、第1軸線Ax1の方向において、伝達経路Bの関節ギア13Bと駆動ギア12Bとの間に配置されている。伝達経路Aの連結軸部14Aは筒状に形成されている。連結軸部14Aの内側に連結軸部14Bが配置されている。連結軸部14Bの両端は連結軸部14Aから突出している。連結軸部14Bの両端に関節ギア13Bと駆動ギア12Bがそれぞれ固定されている。連結軸部14Aの内面と連結軸部14Bの外面は互いに直接的に接してもよいし、それらの間にベアリングが配置されてもよい。また、連結軸部14Aの内面と連結軸部14Bの外面が直接的に接する場合には、それらの間に潤滑油が充填されてもよい。
アーム駆動装置1の例において、連結軸部14Bは関節ギア13Bと一体的に形成されている。駆動ギア12Bは連結軸部14Bの端部の外側に嵌められている。図4で示すように、駆動ギア12Bの中心部分が螺子などの固定具51bによって連結軸部14Bに固定される。このことによって、関節ギア13B及び連結軸部14Bは第1軸線Ax1を中心として駆動ギア12Bと一体的に回転する。駆動ギア12Bと関節ギア13Bとを連結する構造は、アーム駆動装置1の例に限られない。例えば、連結軸部14Bは関節ギア13Bとは別個に形成された部材でもよい。また、連結軸部14Bは駆動ギア12Bと一体的に形成されてもよい。
図4で示すように、伝達経路Bは、第1関節J1に設けられ且つ第1軸線Ax1と交差する第2軸線Ax2を中心として回転可能な関節ギア15Bを有している。第2軸線Ax2は第1軸線Ax1と第1アーム部Ar1の延伸方向の双方に交差する方向に向けられている。より詳細には、第2軸線Ax2は第1軸線Ax1と第1アーム部Ar1の延伸方向の双方に直交する方向に規定されている。伝達経路Bにある2つの関節ギア13B、15Bは傘歯ギアであり、互いに係合している。この構造によって、第1軸線Ax1を中心とするアームArの動き(伝達経路Aによる動き)とは異なる動きを実現できる。アーム駆動装置1の例においては、第1アーム部Ar1の基部は関節ギア15Bに取り付けられている。したがって、第1アーム部Ar1と関節ギア15Bは第2軸線Ax2を中心にして一体的に動く。電動モータ11Bが駆動すると、駆動ギア12B、連結軸部14B、及び関節ギア13B、15Bが一体的に回転し、第2軸線Ax2を中心とするアームArの動き、すなわち図1Aに示す矢印R2の方向での動きが実現される。関節ギア13Bと関節ギア15Bは減速機構を構成してもよい。例えば、関節ギア15Bの歯数は関節ギア13Bの歯数よりも多くてもよい。これによって、第2軸線Ax2周りでの第1アーム部Ar1のトルクを増すことができる。アーム駆動装置1の例とは異なり、関節ギア15Bの歯数は関節ギア13Bの歯数と同じでもよい。
図4に示すように、第1アーム部Ar1はその基部に連結部32aを有している。連結部32aは螺子などの固定具によって関節ギア15Bに固定されている。連結部32aは第2軸線Ax2の方向において、関節ギア15B及び後述する関節ギア15C、15Dの外側に位置している。第1アーム部Ar1の基部と関節ギア15Bの固定構造は、螺子などの固定具を利用するアーム駆動装置1の例に限られない。
図4に示すように、第1関節J1は第2軸線Axを中心にして回転可能な支持軸33を有している。関節ホルダ31は、支持軸33が第2軸線Axを中心にして回転可能となるように、支持軸33の端部を保持している。関節ギア15B及び連結部32aは支持軸33と一体的に回転するよう、支持軸33に設けられている。なお、伝達経路Aの電動モータ11Aが駆動するとき、支持軸33はこれを保持する関節ホルダ31とともに、第1軸線Ax1を中心として回転する。
関節ギア13B、15Bは第1軸線Ax1周りでの駆動ギア12Bの回転を第2軸線Ax2周りでの回転に変換できる構造であれば、必ずしも傘歯ギアでなくてもよい。例えば、関節ギア13B、15Bはフェースギアでもよいし、ウォームギアでもよい。
アーム駆動装置1は、第2軸線Ax2を中心とする周方向での第1アーム部Ar1の角度を検知するためのエンコーダ3Bを有している。図4で示すように、アーム駆動装置1の例では、エンコーダ3Bは支持軸33の端部に取り付けられ、支持軸33の回転位置に応じた信号を出力する。アーム駆動装置1を制御する制御装置(不図示)は、エンコーダ3Bの出力信号に基づいて、第2軸線Ax2周りでの第1アーム部Ar1の角度を算出する。エンコーダ3Bの位置はアーム駆動装置1の例に限られない。
[伝達経路C]
伝達経路Cは電動モータ11Cの回転をアームArに伝え、上述した第3軸線Ax3(図1A及び図1B参照)を中心とする第2アーム部Ar2の動きを実現する。伝達経路Cは、図3に示すように、駆動源ユニットPに設けられ第1軸線Axを中心にして回転可能な駆動ギア12Cを含んでいる。駆動ギア12Cには電動モータ11Cの回転(動力)が入力される。
図8は伝達経路Cの駆動ギア12Cと電動モータ11Cとの位置関係を示す図である。図8において、(a)は図2のVIIa−VIIa線で得られる、伝達経路Cの駆動ギア12Cと電動モータ11Cに取り付けられているギア37Cの断面図であり、(b)は(a)のVIIb−VIIb線で得られるアーム駆動装置1の断面図である。
図8に示すように、駆動ギア12Cは、電動モータ11Cの回転軸11aに取り付けられているギア37Cに係合している。なお、駆動源ユニットPには駆動ギア12Cに代えてプーリが設けられ、電動モータ11Cの回転軸11aにはギア37Cに代えてプーリが設けられてもよい。そして、2つのプーリはベルトで連結されてもよい。
図8(b)で示すように、電動モータ11Cは、その回転軸11aが第1軸線Axの方向に向くように配置されている。上述したように、伝達経路Aの電動モータ11Aと伝達経路Bの電動モータ11Bも、それらの回転軸11aが第1軸線Ax1の方向に向くように配置されている。電動モータ11A、11B、11Cは第1軸線Ax1を中心とする周方向で並んでいる(図8(a)参照)。
伝達経路Cは、図3で示すように、第1関節J1に設けられている関節ギア13C、15C、16Cを有している。関節ギア13Cは第1軸線Ax1を中心にして回転可能であり、駆動ギア12Cと一体的に回転するように駆動ギア12Cに連結されている。詳細には、伝達経路Cは、第1軸線Ax1を中心にして回転可能な連結軸部14Cを含んでいる。連結軸部14Cの一端に関節ギア13Cが接続されている。駆動ギア12Cは連結軸部14Cを通して関節ギア13Cに連結されており、電動モータ11Cの回転は、連結軸部14Cを通して関節ギア13Cに伝えられる。関節ギア13Cは関節回転部材13A及び関節ギア13Bと第1軸線Ax1の方向で並んでいる。関節ギア13Cは関節ギア13Bよりも小さな径を有している。
上述した伝達経路A、Bの関節回転部材13A、関節ギア13B、及び駆動ギア12A、12Bは、第1軸線Ax1の方向において関節ギア13Cと駆動ギア12Cとの間に配置されている。上述した連結軸部14A、14Bは筒状に形成されている。連結軸部14A、14Bの内側に連結軸部14Cが配置されている。連結軸部14Cの両端は連結軸部14A、14Bから突出しており、連結軸部14Cの両端に、関節ギア13Cと駆動ギア12Cがそれぞれ固定されている。連結軸部14Bの内面と連結軸部14Cの外面は互いに直接的に接してもよいし、それらの間にベアリングが配置されてもよい。また、連結軸部14Bの内面と連結軸部14Cの外面が直接的に接する場合には、それらの間に潤滑油が充填されてもよい。
アーム駆動装置1の例では、連結軸部14Cは関節ギア13Cと一体的に形成されている。駆動ギア12Cは連結軸部14Cの外側に嵌められている。図4で示すように、駆動ギア12Cの中心部分が螺子などの固定具51cによって連結軸部14Bに固定される。このことによって、関節ギア13Cは第1軸線Ax1を中心として駆動ギア12Cと一体的に回転する。駆動ギア12Cと関節ギア13Cとを連結する構造は、アーム駆動装置1の例に限られない。例えば、連結軸部14Cは関節ギア13Cとは別個に形成された部材でもよい。また、連結軸部14Cは駆動ギア12Cと一体的に形成されてもよい。
図4に示すように、関節ギア15Cは第2軸線Ax2を中心として回転可能となっている。関節ギア15Cは上述した支持軸33上に設けられ、伝達経路Bの関節ギア15Bと第2軸線Ax2の方向で並んでいる。関節ギア15Cは関節ギア15Bよりも小さな径を有し、関節ギア15Bに対して支持軸33の中心寄りに位置している。関節ギア15Cは、伝達経路Bの関節ギア15Bとは異なり、支持軸33に対して相対的に回転可能である。関節ギア13C、15Cは、上述した関節ギア13B、15Bと同様、傘歯ギアであり、互いに係合している。関節ギア15Cと関節ギア15Bの位置関係はアーム駆動装置1の例に限られない。例えば、関節ギア15Cと関節ギア15Bは支持軸33の中心(第1軸線Ax1と第2軸線Ax2との交点)を挟んで互いに反対側に位置してもよい。関節ギア13Cと関節ギア15Cは減速機構を構成してもよい。例えば、関節ギア15Cの歯数は関節ギア13Cの歯数よりも多くてもよい。これによって、第3軸線Ax3周りでの第2アーム部Ar2のトルクを増すことができる。アーム駆動装置1の例とは異なり、関節ギア15Cの歯数は関節ギア13Cの歯数と同じでもよい。
図3に示すように、関節ギア16Cは第3軸線Ax3を中心として回転可能となっている。上述したように、第3軸線Ax3は第1軸線Ax1と第2軸線Ax2の双方に交差する軸線である。アーム駆動装置1の例では、第3軸線Ax3は第1アーム部Ar1の延伸方向に規定され、第3軸線Ax3は第2軸線Ax2に対して直交している。関節ギア16Cは傘歯ギアであり、関節ギア15Cに係合している。アーム駆動装置1の例においては、関節ギア16Cの歯数は関節ギア15Cの歯数よりも少ない。アーム駆動装置1の例とは異なり、関節ギア16Cの歯数は関節ギア15Cの歯数と同じでもよいし、関節ギア15Cの歯数よりも多くてもよい。アーム駆動装置1の例においては、第2アーム部Ar2と関節ギア16Cとが第3軸線Ax3を中心として一体的に回転するように、第2アーム部Ar2は関節ギア16Cに連結されている。
詳細には、図3及び図5に示すように、第1アーム部Ar1は第3軸線Ax3を中心にして回転可能な連結軸部21Cを有している。関節ギア16Cは連結軸部21Cを介して第2アーム部Ar2に連結されている。すなわち、連結軸部21Cの一方の端部に関節ギア16Cが固定され、他方の端部に第2アーム部Ar2が接続されている。これによって、電動モータ11Cが駆動すると、駆動ギア12C、連結軸部14C、関節ギア13C、15C、16C、及び連結軸部21Cが一体的に回転し、第3軸線Ax3を中心とする第2アーム部Ar2の動きが実現される。
アーム駆動装置1の例では、図3に示すように、連結軸部21Cは上述した関節ギア16Cと一体的に形成されている第1軸部21aを有している。また、連結軸部21Cは、図5に示すように、第3軸線Ax3の方向で第1軸部21aに接続されている第2軸部21bと、第3軸線Ax3の方向で第2軸部21bに接続されている第3軸部21cとを含んでいる。3つの軸部21a、21b、21cは一体的に回転する。第2アーム部Ar2の基部には、第2関節J2を構成する関節ギア18D、19Dを保持する関節ホルダ34が設けられている。連結軸部21Cの第3軸部21cは螺子などの固定具53aによって関節ホルダ34に固定されている。
なお、伝達経路Cを構成する関節ギア13C、15C、16Cは、駆動ギア12Cの第1軸線Ax1周りでの回転を第3軸線Ax3周りでの回転に変換できるものであれば、必ずしも傘歯ギアでなくてもよい。例えば、関節ギア13C、15C、16Cはフェースギアでもよい。また、第2関節J2には、第3軸線Ax3を中心とする第2アーム部Ar2の動きを補助する弾性部材(例えば、ばね)が設けられてもよい。
図3に示すように、第1アーム部Ar1は軸部ホルダ32を有している。軸部ホルダ32は、その上端に、第1関節J1を構成する関節ギア15Bに固定されている連結部32a(図4参照)を有している。軸部ホルダ32は連結部32aから下方に伸びている。連結軸部21Cは軸部ホルダ32によって回転可能に保持されている。アーム駆動装置1の例では、軸部ホルダ32は、その上部に、筒状に形成されている第1の部分32bを有している。第1の部分32bの内側に、連結軸部21Cの第1軸部21aと第2軸部21bの基部が配置されている。第1軸部21aと第2軸部21bは第1の部分32bによって回転可能に保持されている。図5で示すように、軸部ホルダ32は、その下部に、筒状に形成されている第2の部分32cをさらに有している。第2の部分32cの内側に第3軸部21cが配置されている。第3軸部21cは回転可能となるように第2の部分32cで保持されている。軸部ホルダ32の形状はアーム駆動装置1の例に限られず、適宜変更されてよい。
第1アーム部Ar1は第3軸部Ax3を中心とする周方向での第2アーム部Ar2の角度(回転位置)を検知するためのエンコーダ3Cを有している。アーム駆動装置1の例では、図5に示すように、エンコーダ3Cは、連結軸部21Cの第2軸部21bの外側に嵌められ、軸部ホルダ32の第1の部分21bに取り付けられている。
[伝達経路D]
伝達経路Dは電動モータ11Dの回転をアームArに伝え、上述した第4軸線Ax4(図5参照)を中心とする第2アーム部Ar2の動き(図1Bの矢印R4参照)を実現する。伝達経路Dは、図3に示すように、駆動源ユニットPに設けられ、第1軸線Axを中心にして回転可能な駆動ギア12Dを含んでいる。駆動ギア12Dには電動モータ11Dの回転(動力)が入力される。
図9は伝達経路Dの駆動ギア12Dと電動モータ11Dとの位置関係を示す図である。図9において、(a)は図2のIXa−IXa線で得られる、伝達経路Dの駆動ギア12Dと電動モータ11Dの回転軸11aに取り付けられているギア37Dとの断面図である。(b)は(a)のIXb−IXb線で得られるアーム駆動装置1の断面図である。図9に示すように、駆動ギア12Dは、電動モータ11Dの回転軸11aに取り付けられているギア37Dに係合している。なお、駆動源ユニットPには駆動ギア12Dに代えてプーリが設けられ、電動モータ11Dの回転軸11aにはギア37Dに代えてプーリが設けられてもよい。そして、2つのプーリはベルトで連結されてもよい。
図9(b)で示すように、電動モータ11Dは、その回転軸11aが第1軸線Axの方向に向くように配置されている。上述したように、電動モータ11A、11B、11Cも、それらの回転軸11aが第1軸線Ax1の方向に向くように配置されている。電動モータ11A、11B、11C、11Dは第1軸線Ax1を中心とする周方向で並んでいる。
伝達経路Dは、図3で示すように、第1関節J1に設けられている関節ギア13D、15D、16Dを有している。関節ギア13Dは第1軸線Ax1を中心にして回転可能である。関節ギア13Dは関節回転部材13A及び関節ギア13B、13Cとともに、第1軸線Ax1の方向で並んでいる。関節ギア13Dは関節ギア13Cよりも小さな径を有している。
関節ギア13Dは駆動ギア12Dと一体的に回転するように駆動ギア12Dに連結されている。詳細には、図3で示すように、伝達経路Dは、第1軸線Ax1を中心にして回転可能な連結軸部14Dを含んでいる。連結軸部14Dの一端に関節ギア13Dが接続されている。駆動ギア12Dは連結軸部14Dを通して関節ギア13Dに連結されており、電動モータ11Dの回転は連結軸部14Dを通して関節ギア13Dに伝えられる。
図3で示すように、アーム駆動装置1の例では、連結軸部14Dと関節ギア13Dは一体的に形成されている。駆動ギア12Dは連結軸部14Dの外側に嵌められている。駆動ギア12Dは螺子などの固定具51d(図3参照)によって連結軸部14Dに固定される。これによって、関節ギア13Dは第1軸線Ax1を中心として駆動ギア12Dと一体的に回転する。図3に示すように、駆動ギア12Dの後部12aは駆動源ユニットPのケース9に形成された開口に嵌められ、開口の内側で回転可能となるように保持されている。
図3で示すように、上述した関節回転部材13A、関節ギア13B、13C、及び駆動ギア12A、12B、12Cは第1軸線Ax1の方向において関節ギア13Dと駆動ギア12Dとの間に位置している。連結軸部14A、14B、14Cは筒状に形成されており、それらの内側に連結軸部14Dは配置されている。連結軸部14Dの両端に関節ギア13Dと駆動ギア12Dがそれぞれ固定されている。連結軸部14Cの内面と連結軸部14Dの外面は互いに直接的に接してもよいし、それらの間にベアリングが配置されてもよい。連結軸部14Cの内面と連結軸部14Dの外面が直接的に接する場合には、それらの間に潤滑油が充填されてもよい。
駆動ギア12Dと関節ギア13Dとを連結する構造は、アーム駆動装置1の例に限られない。例えば、連結軸部14Dと関節ギア13Dは別個に形成されてもよい。また、連結軸部14Dは駆動ギア12Dと一体的に形成されてもよい。
図4に示すように、関節ギア15Dは第2軸線Ax2を中心として回転可能となっている。関節ギア15Dは支持軸33上に設けられ、支持軸33に対して相対的に回転可能となっている。関節ギア15Dは、上述した関節ギア15B、15Cとともに第2軸線Ax2の方向で並んでいる。関節ギア15Dは関節ギア15B、15Cよりも小さな径を有し、関節ギア15B、15Cに対して支持軸33の中心寄りに位置している。関節ギア13D、15Dは傘歯ギアであり、互いに係合している。関節ギア13Dと関節ギア15Dは減速機構を構成してもよい。例えば、関節ギア15Dの歯数は関節ギア13Dの歯数よりも多くてもよい。これによって、第4軸線Ax4周りでの第2アーム部Ar2のトルクを増すことができる。アーム駆動装置1の例とは異なり、関節ギア15Dの歯数は関節ギア13Dの歯数と同じでもよい。
図3に示すように、関節ギア16Dは第3軸線Ax3を中心として回転可能である。関節ギア16Dは、第3軸線Ax3の方向で伝達経路Cの関節ギア16Cと並んでいる。関節ギア16Dは関節ギア16Cよりも小さな外径を有し、関節ギア16Cに対して支持軸33寄りに位置している。関節ギア16Dも傘歯ギアであり、関節ギア15Dと係合している。アーム駆動装置1の例においては、関節ギア16Dの歯数は関節ギア15Dの歯数よりも少ない。アーム駆動装置1の例とは異なり、関節ギア16Dの歯数は関節ギア15Dの歯数と同じでもよいし、関節ギア15Dの歯数よりも多くてもよい。関節ギア13D、15D、16Dは第1軸線Ax1周りでの回転を第3軸線Ax3周りでの回転に変換できるものであれば、必ずしも傘歯ギアでなくてもよい。例えば、関節ギア13D、15D、16Dはフェースギアでもよい。
図5に示すように、第2アーム部Ar2の基部に設けられている第2関節J2は関節ギア19Dを有している。関節ギア19Dは第3軸線Ax3に対して交差する第4軸線Ax4を中心にして回転可能となっている。アーム駆動装置1の例では、第4軸線Ax4は第3軸線Ax3と直交している。関節ギア19Dは上述した第1関節J1の関節ギア16Dとともに回転するように、関節ギア16Dと連結されている。
アーム駆動装置1の例では、第1アーム部Ar1は、第3軸線Ax3を中心として関節ギア16Dと一体的に回転可能な連結軸部21Dを有している。関節ギア16Dは連結軸部21Dの端部と一体的に形成されている。関節ギア16Dと連結軸部21Dは別個に形成されていてもよい。図5に示すように、第2関節J2は第3軸線Ax3を中心として連結軸部21Dと一体的に回転可能な関節ギア18Dを有している。アーム駆動装置1の例では、関節ギア18Dは連結軸部21Dとは別体に形成され、例えば螺子などの固定具(不図示)によって、連結軸部21Dの他端部に取り付けられている。関節ギア18D、19Dの双方は傘歯ギアであり、互いに係合している。関節ギア18D、19Dは第3軸線Ax3周りでの回転を第4軸線Ax4周りでの回転に変換できるものであれば、必ずしも傘歯ギアでなくてもよい。例えば、関節ギア18D、19Dはフェースギアやウォームギアでもよい。
図2に示すように、第2アーム部Ar2は第2関節J2から伸びているアーム本体35を有している。アーム本体35の基部35aは、アーム本体35と関節ギア19Dが第4軸線Ax4を中心として一体的に回転するように、関節ギア19Dに連結されている。アーム駆動装置1の例では、図5で示すように、基部35aは軸部35b、35cを有している。第2関節J2は関節ホルダ34を有している。関節ホルダ34は、軸部35b、35cが第4軸線Ax4を中心として回転可能となるように、軸部35b、35cを保持している。上述した関節ギア19Dは軸部35bに形成されている孔に嵌められており、軸部35bに螺子などの固定具(不図示)によって固定されている。これによって、アーム本体35は第4軸線Ax4を中心として、関節ギア19Dと一体的に回転する。その結果、電動モータ11Dが駆動すると、駆動ギア12D、連結軸部14D、関節ギア13D、15D、16D、連結軸部21D、及び関節ギア18D、19Dが一体的に回転し、第4軸線Ax4を中心とする第2アーム部Ar2の動きが実現される。なお、第2関節J2には、第4軸線Ax4を中心とする第2アーム部Ar2の動きを補助する弾性部材(例えば、ばね)が設けられてもよい。
上述したように、アーム駆動装置1は、複数の電動モータ(11A、11B、11C、又は11D)を含んでいる駆動源ユニットPと、駆動源ユニットPに連結されている関節J1を有しているアームArと、アームArに設けられ、電動モータ(11A、11B、11C、又は11D)の回転を伝える第1伝達経路(A、B、C、又はD)と、アームArに設けられ、電動モータの(11A、11B、11C、又は11D)回転を伝える第2伝達経路(A、B、C、又はD)と、を有している。第1伝達経路は、アームArの関節J1に設けられ第1軸線Axを中心にして回転可能な第1関節回転部材と、第1軸線Ax1を中心にして回転可能であり第1関節回転部材に接続されており、第1電動モータの回転を第1関節回転部材に伝える第1連結部とを有している。ここで、第1関節回転部材は、上述した関節回転部材13A、及び関節ギア13B、13C、13Dのうちのいずれか一つであり、第1連結部は、上述した連結軸部14A、14B、14C、14Dのうち、第1関節回転部材に接続されている連結軸部である。第2伝達経路は、アームArの関節J1に設けられ第1軸線Ax1を中心にして回転可能な第2関節回転部材と、第1軸線Ar1を中心にして回転可能であり第2関節回転部材に接続されており、第2電動モータの回転を第2関節回転部材に伝える第2連結部とを有している。ここで、第2関節回転部材は、上述した関節回転部材13A及び関節ギア13B、13C、13Dのうちのいずれか一つであり且つ第1関節回転部材とは異なる部材である。例えば、第1関節回転部材が関節回転部材13Aである場合には、第2関節回転部材は関節ギア13B、13C、13Dのうちのいずれか一つである。第2連結部は、上述した連結軸部14A、14B、14C、14Dのうち、第2関節回転部材に接続されている連結軸部である。第1連結部と第2連結部のうち一方は第1連結部と第2連結部のうち他方の内側に配置されている。また、第1関節回転部材と第2関節回転部材は第1軸線Ax1の方向で並んでおり、第1関節回転部材と第2関節回転部材のうち少なくとも一方の関節回転部材は第1軸線Axと交差する軸線Ax2を中心として回転可能な回転部材(15B、15C、又は15D)と係合している。
このアーム駆動装置1によれば、第1連結部と第2連結部の双方が第1の軸線を中心として回転可能である。また、第1連結部と第2連結部のうち一方は第1連結部と第2連結部のうち他方の内側に配置される。このことにより、2つの電動モータの位置を互いに近づけることができるので、2つの電動モータを、例えばロボットの胴部にまとめて配置できる。アーム駆動装置1の例では、4つの電動モータ11A、11B、11C、11Dが軸線Ax1を中心として周方向に配置されている。その結果、例えばアームに電動モータが配置される構造に比べて、アームArの重量を低減でき、アームArの運動性能を向上できる。また、アーム駆動装置1では、第1関節回転部材(13A、13B、13C、又は13D)と第2関節回転部材(13A、13B、13C、又は13D)のうち少なくとも一方の回転部材は、第1軸線Ax1と交差する第2軸線Ax2を中心として回転可能な回転部材(15B、15C、又は15D)と係合しているため、アームの2つの動きを実現できる。例えば第1軸線Ax1を中心とするアームの動きと、第1軸線Ax1と交差する第2軸線Ax2を中心とするアームArの動きとを実現できる。
本発明は以上説明したアーム駆動装置1に限られず、種々の変更がなされてよい。例えば、アーム駆動装置1は4つの伝達経路A,B、C、Dを有していた。伝達経路の数は4つよりも少なくてもよいし、4つよりも多くてもよい。また、アーム駆動装置1は関節回転部材として、関節ホルダ31と一体的に回転する関節回転部材13Aと関節ギア13B、13C、13Dを有していた。しかしながら、アーム駆動装置1は必ずしも関節回転部材13Aを有していなくてもよい。また、アームArは第2アーム部Ar2を必ずしも有していなくてもよい。

Claims (12)

  1. 第1電動モータと第2電動モータとを有している駆動源ユニットと、
    前記駆動源ユニットに連結されている第1の関節を有しているアームと、
    前記アームに設けられ、前記第1電動モータの回転を伝える第1伝達経路と、
    前記アームに設けられ、前記第2電動モータの回転を伝える第2伝達経路と、を有し、
    前記第1伝達経路は、前記アームの前記第1の関節に設けられ第1の軸線を中心にして回転可能な第1関節回転部材と、前記第1の軸線を中心にして回転可能であり前記第1関節回転部材に接続されており、前記第1電動モータの回転を前記第1関節回転部材に伝える第1連結部とを有し、
    前記第2伝達経路は、前記アームの前記第1の関節に設けられ前記第1の軸線を中心にして回転可能な第2関節回転部材と、前記第1の軸線を中心にして回転可能であり前記第2関節回転部材に接続されており、前記第2電動モータの回転を前記第2関節回転部材に伝える第2連結部とを有し、
    前記第1連結部と前記第2連結部のうち一方は前記第1連結部と前記第2連結部のうち他方の内側に配置され、
    前記第1関節回転部材と前記第2関節回転部材のうち少なくとも一方の関節回転部材は、前記第1の軸線と交差する第2の軸線を中心として回転可能な回転部材と係合している
    ことを特徴とするアーム駆動装置。
  2. 前記第1伝達経路は、前記第2の軸線を中心として回転可能な前記回転部材として、前記第1関節回転部材と係合している第1−2回転部材を有し、
    前記第2伝達経路は、前記第2の軸線を中心として回転可能な前記回転部材として、前記第2関節回転部材と係合している第2−2回転部材を有している
    ことを特徴とする請求項1に記載されるアーム駆動装置。
  3. 前記アームの前記前記第1の関節は、前記第1の軸線と前記第2の軸線の双方と交差する第3の軸線を中心として回転可能な回転部材をさらに有し、
    前記第1−2回転部材と前記第2−2回転部材のうちの一方は前記第3の軸線を中心として回転可能な前記回転部材と係合している
    ことを特徴とする請求項2に記載されるアーム駆動装置。
  4. 前記前記第1の関節を構成する部材を保持し、前記第1の軸線を中心として回転可能なホルダ部をさらに有し、
    前記第1関節回転部材と前記第2関節回転部材のうちの他方は前記ホルダ部と連結され、前記ホルダ部とともに前記第1の軸線を中心として回転可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載されるアーム駆動装置。
  5. 前記アームは前記第1の関節を介して前記駆動源ユニットに連結されている第1アーム部と、第2の関節を介して前記第1アーム部に連結されている第2アーム部とを有し、
    前記第1伝達経路と前記第2伝達経路のうちの少なくとも一方は前記第2アーム部に力を伝える
    ことを特徴とする請求項1に記載されるアーム駆動装置。
  6. 前記駆動源ユニットは、
    前記第1電動モータの回転が入力され且つ前記第1連結部を通して前記第1関節回転部材に連結される第1駆動回転部材と、
    前記第2電動モータの回転が入力され且つ前記第2連結部を通して前記第2関節回転部材に連結される第2駆動回転部材と、を含み、
    前記第1駆動回転部材と前記2駆動回転部材の双方は前記第1の軸線を中心として回転可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載されるアーム駆動装置。
  7. 前記第1駆動回転部材と前記第1関節回転部材は前記第1の軸線に沿った方向において、前記第2駆動回転部材と前記第2関節回転部材の間に位置している
    ことを特徴とする請求項6に記載されるアーム駆動装置。
  8. 前記第1連結部は筒状であり、
    前記第2連結部は前記第1連結部の内側に配置されている
    ことを特徴とする請求項7に記載されるアーム駆動装置。
  9. 前記駆動源ユニットには第3電動モータがさらに設けられ、
    前記アームは、前記第3電動モータの回転を伝える第3伝達経路を有し、
    前記第3伝達経路は、前記アームの前記第1の関節に設けられ第1の軸線を中心にして回転可能な第3関節回転部材と、前記第1の軸線を中心にして回転可能であり前記第3関節回転部材に接続されており、前記第3電動モータの回転を前記第3関節回転部材に伝える第3連結部とを有し、
    前記第3連結部は、前記第1連結部と前記第2連結部のうち少なくとも一方の外側に配置され、又は前記第1連結部と前記第2連結部のうち少なくとも一方の内側に配置され、
    前記第1関節回転部材と前記第2関節回転部材と前記第3関節回転部材は前記第1の軸線の方向で並んでいる
    ことを特徴とする請求項1に記載されるアーム駆動装置。
  10. 前記第1電動モータと前記第2電動モータと前記第3電動モータは、それらの回転軸が前記第1軸線の方向に沿った方向に向くように配置されており、前記第1の軸線を囲む周方向において並んでいる
    ことを特徴とする請求項9に記載されるアーム駆動装置。
  11. 前記第1関節回転部材と前記第2関節回転部材のうち前記少なくとも一方の関節回転部材と、前記少なくとも一方の関節回転部材に係合している前記回転部材は、傘歯ギアである
    ことを特徴とする請求項1に記載されるアーム駆動装置。
  12. 第1関節回転部材、前記第1−2回転部材、前記第2関節回転部材、及び前記第2−2回転部材は、傘歯ギアである
    ことを特徴とする請求項2に記載されるアーム駆動装置。




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