JPWO2017216943A1 - 変状進展判定装置及び変状進展判定方法 - Google Patents

変状進展判定装置及び変状進展判定方法 Download PDF

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Abstract

この同一の変状を特定するために、構造物の基準点から撮影箇所までの距離を測定して変状の位置情報を記録し、このようにして得た正確な位置情報によって同一の変状を特定して進展を判定する必要があった。また、対象物に対して同じような位置関係で撮影することにより撮影領域内の変状の位置が同じとなるようにしても、完全に同じ撮影領域となるよう撮影することは難しく誤差が生じる。この誤差を修正する方法もあるが、同一の変状を特定できる程度まで誤差を修正するためには計算処理の負荷が高くなってしまう。本発明によれば、同一の変状を探索する際、変状を検出する検出対象領域を複数に分割した探索領域に存在する変状を同一の変状として形状情報を比較して変状の進展を判定するので、対象物の変状を検出する位置情報に誤差があっても、この誤差による検出位置のずれが探索領域の範囲内であれば同一の変状を特定できる。

Description

本発明は、対象物の測定データを用いて進展がある変状を判定する変状進展判定装置及び変状進展判定方法に関する。
トンネルや橋梁などのコンクリートを用いた構造物は、ひび割れや遊離石灰の析出などの変状がコンクリート表面に生じる。これらの変状には、施工直後に生じる進展しない変状と、経年劣化により進展する変状がある。進展する変状を放置すると、構造物の機能性や耐久性が低下し、コンクリートの剥離などにつながるため、早期に発見して措置を取る必要がある。このため、従来、進展する変状を検出する方法として、一定期間ごとに構造物を撮影し、撮影した画像から進展がある変状を検出する方法がある。例えば、特許文献1には、構造物を撮影した画像をもとに、一定期間ごとに同一の構造物に関するデータを蓄積し、異なる撮影時刻に対応したデータを比較することにより変状の進展を監視する方法がある。
特開2002−162260号公報
変状の進展を監視するために撮影時刻の異なるデータから同一の変状を特定して比較する必要がある。特許文献1では、構造物の基準点から撮影箇所までの距離を測定し、変状の形状と共に変状の位置情報を記録し、同一の変状を特定していたため、正確な位置情報が必要であった。特許文献1のような正確な位置情報を測定せずに対象物に対して同じような位置関係で撮影することにより、撮影領域から変状の位置情報を得て同一の変状を一致させる方法もある。しかし、変状の進展を検出するための計測は期間を置いて行われるため、同じ撮影領域となるよう対象物を撮影することは難しく、変状の位置情報に誤差が生じるため同一の変状を特定して進展を判定することができなかった。
本発明は、上述のような問題点を解決するためになされたものであり、対象物の変状を検出する際の検出位置に誤差があっても変状の進展を判定できる装置を得ることを目的とする。
本発明に関わる変状進展判定装置は、対象物の変状を検出する変状検出部、変状検出部が変状を検出する検出対象領域内の探索領域において変状検出部にて検出された変状の存否を判定する変状存否判定部、変状存否判定部で変状が存在すると判定した探索領域の識別情報と、探索領域に存在する変状の識別情報とを対応させた探索テーブルを変状検出部が検出した変状の検出時刻毎に記憶する探索テーブル記憶部、探索テーブル記憶部に異なる検出時刻毎に記憶された探索領域の識別情報に基づき変状の進展を判定する進展判定部を備えたものである。
本発明に関わる変状進展判定方法は、対象物の変状を検出する変状検出ステップ、変状検出ステップにて前記変状を検出する検出対象領域を複数に分割した探索領域において変状検出ステップにて検出された前記変状の存否を判定する変状存否判定ステップ、変状存否判定ステップにて変状が存在すると判定した探索領域の識別情報と、探索領域に存在する変状の識別情報とを対応させた探索テーブルを変状検出ステップにて検出した変状の検出時刻毎に記憶する探索テーブル記憶ステップ、探索テーブル記憶ステップにて異なる検出時刻毎に記憶された探索領域の識別情報に基づき変状の進展を判定する進展判定ステップを備えたものである。
本発明によれば、同一の変状を探索する際、変状を検出する検出対象領域を複数に分割した探索領域に存在する変状を同一の変状として形状情報を比較して変状の進展を判定するので、対象物の変状を検出する位置情報に誤差があっても、この誤差による検出位置のずれが探索領域の範囲内であれば変状の進展を判定することができる。
本実施の形態1に係る変状進展判定装置の構成を示す構成図である。 本実施の形態1に係る変状進展判定装置の検出対象領域を示す概念図である。 検出対象領域の他の例を示す概念図である。 本実施の形態1に係る変状進展判定装置の変状情報テーブル記憶部が記憶する変状情報テーブルの概念図である。 本実施の形態1に係る変状進展判定装置の変状存否判定部が検出対象領域を計算格子に分割したことを示す概念図である。 本実施の形態1に係る変状進展判定装置の検出対象領域において探索領域を示した概念図である。 本実施の形態1に係る変状進展判定装置の別の検出対象領域において探索領域を示した概念図である。 本実施の形態1に係る変状進展判定装置の探索テーブル記憶部が記憶する探索テーブルの概念図である。 本実施の形態1に係る変状進展判定装置の時刻1の測定データを入力した場合の動作を示すフローチャートである。 本実施の形態1に係る変状進展判定装置の時刻2の測定データを入力した場合の動作を示すフローチャートである。 本実施の形態1に係る変状進展判定装置の検出対象領域を示す概念図である。 本実施の形態1に係る変状進展判定装置の変状情報テーブル記憶部が記憶する変状情報テーブルの概念図である。 本実施の形態1に係る変状進展判定装置の検出対象領域において探索キーを示した概念図である。 本実施の形態1に係る変状進展判定装置の探索キーとなる探索領域を示した概念図である。 本実施の形態1に係る変状進展判定装置の変状情報テーブル記憶部が記憶する変状情報テーブルの補正前と補正後を示した説明図である。 本実施の形態1に係る変状進展判定装置のハードウェア構成図である。
実施の形態1.
本実施の形態では、異なる測定時刻の測定データを変状進展判定装置1に入力し、測定データから検出される変状であるひび割れの進展を判定し、進展判定結果として出力する場合について説明する。測定データは、最初に時刻1の測定データが入力され、次に時刻2の測定データが入力されるものとする。
図1は、本実施の形態に係る変状進展判定装置1の構成を示す構成図である。変状進展判定装置1は、測定データから対象物の変状を検出する変状検出部2、変状検出部2に検出された変状の識別情報と変状の形状を示す形状情報とを対応させた変状情報テーブルを記憶する変状情報テーブル記憶部3、変状検出部2が変状を検出する検出対象領域を複数に分割した探索領域において変状検出部2にて検出された変状の存否を判定する変状存否判定部4、変状存否判定部4で変状が存在すると判定した探索領域の識別情報と、探索領域に存在する変状の識別情報とを対応させた探索テーブルを変状検出部2が検出した変状の検出時刻毎に記憶する探索テーブル記憶部5、探索テーブル記憶部5に異なる検出時刻毎に記憶された探索領域の識別情報に対応して変状情報テーブル記憶部に記憶された形状情報に基づき変状の進展を判定する進展判定部6とから構成される。
変状進展判定装置1には、対象物の測定データとして画像データが入力される。
対象物は、経年劣化により変状が進展するものが対象であり、例えばトンネルや架橋などのコンクリート構造物である。変状は、対象物の表面に現れるひび割れである。
測定データは、対象物の表面をカメラで撮影した画像データであり、変状検出部2が対象物の表面の変状であるひび割れが認識できるものであればよい。変状進展判定装置1に入力される測定データとしての画像データには、変状を検出する対象である検出対象領域の画像が含まれている。また、変状進展判定装置1は、入力された測定データから変状を検出し、測定時刻の異なる測定データから検出した変状との位置及び形状を比較することにより進展を判定する。また、測定時刻が異なる測定データの検出対象領域を重ね合わせた場合に、位置情報が大体一致する必要があるが、正確に一致している必要はない。時刻の異なる測定データの検出対象領域は、対象物に対して同じような位置関係で測定時刻の異なる測定データを取得することにより位置情報を一致させてもいいし、測定データを取得した後に測定データ内の検出対象領域を指定して位置情報を一致させてもよい。
変状検出部2は、測定データが入力されると対象物の変状を検出する。
具体的には、変状検出部2は、測定データとして対象物であるコンクリート表面を撮影した画像データが入力される。変状検出部2は入力された画像データから変状を検出する対象である検出対象領域100に対してひび割れ検出処理を行い、変状を検出する。図2は、本実施の形態1の変状進展判定装置1の変状検出部2が画像データから生成した検出対象領域100の概念図を示す。変状検出部2は、検出対象領域100からひび割れ101を検出する。変状検出部2は、変状を一つ検出するごとに、後述する変状の識別情報と変状の形状を示す形状情報とを変状情報テーブル記憶部3に通知し、検出対象領域100から未検出の変状がなくなるまで検出対象領域100内の変状の検出を行う。
また、図3に示すように検出対象領域100内に分岐したひび割れが存在する場合がある。この場合には、交点を持たないひび割れとなるよう分岐したひび割れを分解する。例えば図3においてはひび割れを2つに分け、それぞれを1つのひび割れ101、102として検出する。本実施の形態では説明を容易にするため、図2に示す検出対象領域100においてひび割れ101のみが検出された場合について説明する。
変状情報テーブル記憶部3は、変状検出部2に検出された変状の識別情報と変状の形状を示す形状情報とを対応させた変状情報テーブルを記憶する。
変状の識別情報は、1つ1つのひび割れをそれぞれ識別するための情報であり、1つのひび割れが検出される毎に1つのひびIDが付与される。例えば図2において検出されるひび割れ101には、ひびID「101」が付与され、その後ひび割れが検出されると順にひびIDが「102」、「103」・・・と付与される。
形状情報は、変状検出部2によって検出された変状の形状を示す情報であり、この実施の形態では、検出したひび割れの開始点および終了点の位置座標、ひび割れの幅の大きさの情報である。ここで、ひび割れの開始点とはひび割れの両端のうち原点に近い方の座標であり、他端をひび割れの終了点と定義する。図2においては、検出対象領域100に存在するひび割れ101の両端のうち、検出対象領域100の左下を原点Oとした場合、原点Oに近い左下の端が開始点、もう一方の端である右上が終了点となる。また、ひび割れの幅の大きさについては、ひび割れの幅が最も大きい部分の大きさで代表させて定義する。
なお、形状情報の表現形式は、上記の例に限らず、変状の形状を示す情報であればよく、例えば変状の形状を表す点群データでもよいし、一定のルールによって変状の大きさをベクトルで表した情報でもよい。
図4は、実施の形態1に係る変状進展判定装置1の変状情報テーブル記憶部3が記憶する変状情報テーブル120の概念図である。図4において、ひびID「101」に対応した形状情報は、開始点の座標はx軸方向が0.06m、y軸方向が0.24m、終了点の座標はx軸方向が0.25m、y軸方向が0.41m、ひびの幅2mmであることを示している。
変状存否判定部4は、変状検出部2が変状を検出する検出対象領域内の複数の探索領域において変状検出部2にて検出された変状の存否を判定する。
探索領域は、検出対象領域内の領域であり、測定時刻の異なる測定データの検出対象領域に対して同じ探索領域となるものである。
具体的には、変状存否判定部4は、図5に示すように検出対象領域を10cmの正方形を1マスとして計算格子に分割する。計算格子の大きさは、例えば測定時刻の異なる対象検出領域の位置情報の誤差によりユーザが設定する。そして、図6に示すように連続する縦3マス、横3マスから成る9マスの格子を探索領域110として探索領域の識別情報である探索領域IDを付与する。探索領域IDは、図5に「00」、「01」・・・と示したような計算格子に置き換えた座標から単純に計算できるよう割り付ける。例えば原点に対して探索領域11の左下の格子の座標についてx軸座標値、y軸座標値のそれぞれ上位N桁の数値を組み合わせたものを探索領域IDとする。図6において、探索領域110の探索領域IDは「0001」となる。
なお、探索領域は検出対象領域内に完全に重ならないものが複数あればよく、上述したような計算格子への分割や連続する縦3マス、横3マスから成る9マスに限るものではない。上述した方法で探索領域を決定する場合は、1回の測定ごとに検出対象領域の位置情報に10cmの誤差が予測される場合、1つの格子の大きさを10cmとすることにより、粗すぎず細かすぎない探索領域が作成できる。すなわち、探索領域は、変状が存在する領域から測定時刻の異なる検出対象領域の位置情報の誤差内の大きさとするとよい。
変状存否判定部4は、変状情報テーブル120に記憶された形状情報の開始点の座標を用いてそれぞれの探索領域における変状の存否を判定する。探索領域が変状情報テーブルに記憶された形状情報の開始点の座標を含まない場合は変状が存在しないと判定する。探索領域が変状情報テーブルに記憶された形状情報の開始点の座標を含む場合は変状が存在すると判定する。
例えば、図6において探索領域ID「0001」はひび割れ101の開始点の座標を含むため、変状が存在すると判定される。一方、図7において探索領域ID「0202」はひび割れ101の開始点の座標を含まないため、変状が存在しないと判定される。変状存否判定部4は、変状が存在すると判定した場合は、変状が存在すると判定した探索領域IDと、探索領域に存在するひび割れのひびIDとを探索テーブル記憶部5に通知する。
探索テーブル記憶部5は、変状存否判定部4で変状が存在すると判定した探索領域の識別情報と、探索領域に存在する変状の識別情報とを対応させた探索テーブルを変状検出部2が検出した変状の検出時刻毎に記憶する。
具体的には、探索テーブル記憶部5は、変状存否判定部4が探索領域110に変状が存在すると通知を受けると、その探索領域110の識別情報である探索領域IDとその探索領域110に存在する変状のひびIDを用いて、図8に示すような探索テーブル130を作成する。探索テーブル130は、変状検出部2が検出した変状の検出時刻毎に作成され、記憶される。変状検出部2が検出した変状の検出時刻は、測定データを測定した時刻毎に探索テーブルを分けて作成するものであればよいが、変状検出部2が変状を1つ検出した時刻毎、つまり変状一つずつについて探索テーブルを作成するような構成としてもよい。
なお、探索テーブル記憶部5は、変状が存在すると判定した探索領域の識別情報と、探索領域に存在する変状の識別情報とを対応させた探索テーブルを変状検出部2が検出した変状の検出時刻毎に記憶する他に、変状が存在すると判定した探索領域と重畳する探索領域や隣り合う探索領域の識別情報と、変状存否判定部4で変状が存在すると判定した探索領域に存在する変状の識別情報とを対応させた探索テーブルを記憶してもよい。
進展判定部6は、探索テーブル記憶部5に異なる検出時刻毎に探索領域の識別情報から探索候補となる探索キーを生成し、探索キーに対応して変状情報テーブル記憶部3に記憶された形状情報に基づき変状の進展を判定する。
具体的には、時刻2の検出対象領域を時刻1の検出対象領域と同じ計算格子である10cmの正方形を1マスとして計算格子に分割する。そして、連続する縦3マス、横3マスから成る9マスの格子から成る探索領域のうち、中央の格子にひび割れの開始点がある探索領域IDを探索キーとする。進展判定部6は、探索キーと一致する探索領域IDを探索テーブル記憶部5に記憶された異なる測定時刻である時刻1の探索テーブル130から探索する。一致する探索領域IDが存在しない場合は、時刻1の測定時には存在しなかったひび割れが検出されたこととなるため、「進展あり」と判断する。また、同一のひび割れが存在するがひび割れが進展したことにより、ひび割れの開始点の座標が変わり、探索テーブルに探索キーと一致する探索領域IDが存在しない場合もあるが、その場合もひびが進展したことにより探索領域IDが検出できないので「進展あり」と判断する。一致する探索領域IDが存在する場合は、その探索領域内のひび割れは同一のひび割れであると推定できるので、進展判定部6はこれらのひび割れの形状情報を比較してそのひび割れの進展の有無を判定する。すなわち、進展判定部6は変状情報テーブル記憶部3に記憶された変状情報テーブルを用いてその探索領域IDと対応するひびIDの形状情報である開始点と終了点の座標及び幅の長さが一致するかを判定する。形状情報が一致する場合はひび割れが進展していないこととなるので「進展なし」、形状情報が一致しない場合はひび割れが進展しているとして「進展あり」として進展判定結果を出力する。
なお、進展を判定する形状情報として、ひび割れの開始点と終了点の座標及び幅の長さを用いたが、大きさや形などの形状に関する情報から変状の進展を判断できればよく、例えばひび割れの開始点と終了点の座標のみを用いてひび割れの進展を判定してもよい。
次に、実施の形態1の変状進展判定装置1の動作について説明する。
変状進展判定装置1は、2つ以上の異なる時刻の測定データによって変状の進展を判定する。よって、時刻1の測定データを入力した時と時刻2の測定データを入力した時とで動作を分けて説明する。
まず、時刻1の測定データが入力された場合の動作について説明する。図9は、実施の形態1に係る変状進展判定装置1に時刻1の測定データが入力された場合の動作を示すフローチャートである。
ステップS001にて、変状検出部2に対象物の時刻1の測定データとして画像データが入力される。画像データが入力されると、ステップS002へ進む。
ステップS002にて、変状検出部2は、ステップS001にて入力された測定データから対象物の変状を検出する。
まず、変状検出部2は、入力された画像データから検出対象領域100を決定する。撮影された画像を表わす画像データに基づいて、撮影された画像を復元し、この画像のうち変状を検出する対象領域を検出対象領域100を生成する。これは画像中の決められた範囲を自動的に検出対象領域100としてもよいし、ユーザによって指定されてもよい。検出対象領域100から変状であるひび割れ101を検出し、変状の識別情報と変状の形状を示す形状情報とを変状情報テーブル記憶部3に通知し、ステップS003へ進む。変状検出部2は、検出対象領域100の変状が全て検出済みの場合は動作を終了する。
ステップS003にて、変状情報テーブル記憶部3は、変状検出部2に検出された変状の識別情報と変状の形状を示す形状情報とを対応させた変状情報テーブルを記憶する。
変状情報テーブル記憶部3は、ステップS002によって変状検出部2がひび割れ101を検出したことを通知されると、検出されたひび割れ101の識別情報であるひびIDとそのひび割れ101の形状情報とを対応させた図4に示す変状情報テーブル120を記憶する。変状情報テーブル記憶部3は、変状情報テーブル120を変状存否判定部4に出力する。
ステップS004にて、変状存否判定部4は、変状検出部2が変状を検出する検出対象領域内の複数の探索領域において変状検出部2にて検出された変状の存否を判定する。探索領域において変状が存在すると判断した場合はステップS005に進み、存在しないと判定した場合はステップS002へ戻る。
変状存否判定部4は、10cmの正方形を1マスとして計算格子に分割する。そして、連続する縦3マス、横3マスから成る9マスの格子を探索領域110として探索領域の識別情報である探索領域IDを付与する。変状存否判定部4は、変状情報テーブル記憶部3から変状情報テーブル120を受け取る。そして、変状情報テーブル120に記憶された形状情報の開始点の座標を用いてそれぞれの探索領域110における変状の存否を判定する。探索領域110が変状情報テーブル120に記憶された形状情報の開始点の座標を含む場合は、変状が存在すると判定し、その探索領域に変状が存在することを、変状が存在すると判定した探索領域IDと探索領域に存在するひび割れのひびIDを送ることで探索テーブル記憶部5に通知し、ステップS005に進む。
ステップS005にて、探索テーブル記憶部5は、変状存否判定部4で変状が存在すると判定した探索領域の識別情報と、探索領域に存在する変状の識別情報とを対応させた図8に示すような探索テーブルを変状検出部2が検出した変状の検出時刻毎に記憶する。
探索テーブル記憶部5は、変状存否判定部4から探索領域110に変状が存在すると通知を受けると、その探索領域110の識別情報とその探索領域110に存在する変状の変状情報を対応させた探索テーブル130を作成する。探索テーブル記憶部5は、探索テーブル130を作成するとステップS002へ戻る。
全ての変状が検出されると、ステップS002にて変状を検出しないと判断され、動作が終了する。
以上が時刻1の測定データを入力した場合の動作である。
次に、時刻2の測定データが入力された場合の動作について説明する。図10は、実施の形態1に係る変状進展判定装置1に時刻2の測定データが入力された場合の動作を示すフローチャートである。
ステップS101にて、ステップS001と同様にして変状検出部2に対象物の測定データとして時刻2の測定データとして画像データが入力される。時刻2の画像データは、時刻1の画像データと対象物に対して同じような位置関係で撮影され、時刻1の画像データの検出対象領域100とほぼ同じ位置情報を有するように撮影されたものである。
次に、ステップS102にて、変状検出部2は、ステップS002と同様にステップS101にて入力された測定データから対象物の変状を検出する。
変状検出部2は、入力された画像データから検出対象領域100とほぼ同じ位置情報を有する検出対象領域200を決定する。図11は、実施の形態1に係る変状進展判定装置1の変状検出部2がひび割れを検出する検出対象領域200の概念図を示す。検出対象領域200内にあるひび割れ201は、異なる時刻に測定されているがひび割れ101と同一のひび割れである。図11に点線で示したひび割れ101は、位置情報を用いて検出対象領域100と検出対象領域200を単純に重ね合わせた場合、検出対象領域は測定ごとに位置座標に誤差が生じるため、同一のひび割れに対して位置情報のずれが生じていることを表している。
変状検出部2は、検出対象領域200から変状であるひび割れ201を検出し、変状情報テーブル記憶部3に通知する。変状検出部2は、検出対象領域100から変状が全て検出済みである場合は動作を終了する。
ステップS103にて、変状情報テーブル記憶部3は、ステップS003と同様にして変状検出部2に検出された変状の識別情報と変状の形状を示す形状情報とを対応させた変状情報テーブルを記憶する。図12は、実施の形態1に係る変状進展判定装置1の変状情報テーブル記憶部3が作成する変状情報テーブル220の概念図である。変状情報テーブル記憶部3は、変状情報テーブル220を進展判定部6に出力する。
ステップS104からステップS108にて、進展判定部6は、探索テーブル記憶部5に異なる検出時刻毎に探索領域の識別情報から探索候補となる探索キーを生成し、探索キーに対応して変状情報テーブル記憶部3に記憶された形状情報に基づき変状の進展を判定する。
ステップS104にて、進展判定部6は、探索キー240を作成する。
探索キーは、異なる測定時刻の探索テーブルに記憶された探索領域IDから時刻2において検出された変状と同一の変状を検出する際に、候補となる探索領域IDを決定するものである。探索キーとなる探索領域IDは1つでも良いし、複数あってもよい。
進展判定部6は、変状検出部2が変状を検出する検出対象領域200を検出対象領域100と同じ計算格子である10cmの正方形を1マスとして計算格子に分割する。そして、連続する縦3マス、横3マスから成る9マスの格子から成る探索領域のうち中央の格子にひび割れ201の開始点がある探索領域IDを探索キー240とする。図13は、実施の形態1に係る変状進展判定装置1の進展判定部6が作成した探索キー240の概念図である。ひび割れ201は、探索領域ID「0001」にひび割れ201の開始点が中央の格子にある。進展判定部6は、図14に示すように、ひび割れ201の探索領域ID「0001」とひびID「201」とを対応させた探索キー240を作成する。
進展判定部6は、探索キー240を作成するとステップS105に進む。
なお、ステップS104にて進展判定部6が探索キーを作成する動作は、時刻1の画像データを入力した場合の動作を時刻2の画像データについても行い、作成した探索テーブルの中から探索キーを決定してもよい。その場合は、ステップS103の後、変状存否判定部4、探索テーブル記憶部5によりステップS004、ステップS005のようなステップを経て、探索テーブルを作成し、探索テーブルの中から探索領域の中央に変状がある探索領域IDを探索キーを作成する。探索テーブルに記憶された探索領域ID全てを探索キーとしてもよい。
ステップS105にて、進展判定部6は、ステップS104で作成した探索キー240と一致する探索領域IDを探索テーブル記憶部5に記憶された時刻2と異なる検出時刻の探索テーブルから探索する。一致する探索領域が存在しない場合はステップS106へ進む。一致する探索領域IDが存在する場合はステップS107へ進む。
探索キー240の探索領域ID「0001」は、探索テーブル記憶部5に記憶された時刻1の探索テーブル130に一致する探索領域ID「0001」が存在する。よって、ステップS107へ進む。
この動作により、測定時刻の異なる測定データの検出対象領域100、200の位置情報に誤差があっても、その誤差によるひび割れのずれが探索領域の範囲内であれば探索テーブル130及び探索キー240を用いて同一のひび割れを推定することができる。すなわち、異なる検出時刻の2つの探索テーブルにおいて同じ探索領域IDが存在するということは、その探索領域に異なる時刻においてもひび割れが存在しているということなので、多少ひび割れの位置がずれていても、それらのひびは同一のひび割れであると推定できるものであり、この推定に基づいて同一と思われるひび割れ同士を比較することで、ひび割れの進展を判定することができる。
一方、進展があるひび割れの場合はひび割れの開始点の位置が移動していることがあり、先に存在していた探索領域を超えて別の探索領域に移動してしまっている場合がある。このため、同一のひび割れであっても上記方法で同一のひび割れであると特定することができない場合がある。このような場合は、ひび割れが進展したことにより検出できないこととなるので、「進展あり」と判断することとする。
ステップS107にて、進展判定部6は、一致する探索領域IDに対応して変状情報テーブル記憶部3に記憶された変状情報テーブルの形状情報が一致するかを判定する。
探索領域IDに対応するひびIDは、探索テーブルに対応するひびIDと探索キーに対応するひびIDが存在する。進展判定部6は、まず、それぞれのひびIDの開始点の座標を比較し、開始点の座標の誤差を計算する。次に、進展判定部6は、開始点の座標の誤差を用いて一方のひびIDの開始点及び終了点の座標を補正し、それぞれのひびIDの補正後の終了点の座標と幅の長さが一致するかを判定する。一致しない場合はステップS106へ進み、一致する場合はステップS108に進む。
探索テーブル130に一致する探索領域ID「0001」に対応するひびIDは「101」であり、探索キー240の探索領域ID「0001」に対応するひびIDは「201」である。進展判定部6は、変状情報テーブル記憶部3から変状情報テーブル120、220においてひびID「101」とひびID「201」の形状情報が一致するかを判定する。図15は、ひびID「101」及び「201」を抽出した補正前と補正後の変状情報テーブルの説明図である。ひびID「101」の開始点はひびID「201」の開始点よりも、x軸方向にマイナス0.1m座標が異なる。進展判定部6は、ひびID「101」の開始点及び終了点をx軸方向にプラス0.1m補正する。進展判定部6は、補正後の形状情報からひびID「101」と「201」の終了点の座標及び幅を比較する。ひびID「101」と「201」の形状情報は、幅の長さは一致するが、終了点の座標は一致しないのでステップS106へ進む。
なお、形状情報が一致するかの判定は、終了点の座標と幅の長さが完全に一致する場合に限らず、閾値を設け一定の範囲に収まる場合は一致すると判定するようにしてもよい。また、形状情報が一致するかの判定には、必ずしも開始点及び終了点の座標、幅を用いる必要はなく、比較することにより変状の進展を判定できるものであればよい。
ステップS105にて探索キーと一致する探索領域IDが存在しない場合、ステップS107にて変状情報が一致しないと判定された場合、ステップS106にて、進展判定部6は変状に進展があるとして、進展判定結果を出力する。進展判定部6は、進展判定結果を出力すると、ステップS102へ戻る。
ステップS107にて変状情報が一致しないと判定された場合、ステップS108にて、進展判定部6は変状に進展がないとして、進展判定結果を出力する。進展判定部6は、進展判定結果を出力すると、ステップS102へ戻る。
変状進展判定装置1から得られた進展判定結果を用いることにより、ユーザは進展のある変状を知ることができる。進展判定結果は、進展の有無だけでなく、進展があると判定された変状の画像や、比較した形状情報の違いの大きさを示す情報をでも良い。
以上のように、実施の形態1に係る変状進展判定装置1によれば、同一の変状を探索する際、変状を検出する検出対象領域を複数に分割した探索領域に存在する変状を同一の変状として形状情報を比較して変状の進展を判定するので、対象物の変状を検出する位置情報に誤差があっても、この誤差による検出位置のずれが探索領域の範囲内であれば変状の進展を判定することができる。さらに、探索領域の識別情報に基づき変状の進展を判定するようにしたので、所定の領域内において対象となる変状の存否を検出するよりも計算処理の負荷が低減される。また、進展判定部6において探索キーを生成したので、効率的に探索テーブルから同一の変状を検出することができる。
なお、本実施の形態では、ひび割れの変状を検出する場合について説明したが、変状進展判定装置が進展判定対象とする変状はひび割れに限らず、例えば、遊離石灰の析出など進展により形状が変化する変状であっても本発明は適用可能である。さらには、変状を2次元の画像情報から検出するのみでなく、変状検出処理によって変状を検出し、その変状の大きさや形状が認識できるものであればよく、例えばレーザ測定によって得られた3次元データを用いた変状検出の場合に適用できる。
なお、本実施の形態では、検出対象領域に1つのひび割れが検出される場合について説明したが、検出対象領域から複数のひび割れが検出され、探索テーブル記憶部5にて1つの探索領域IDに複数のひびIDが対応して探索テーブルが作成される場合がある。その場合は、進展判定部6にて1つの変状の探索キーに対して探索テーブルから複数のひびIDに対応する探索領域IDが同一の変状の候補として抽出されることとなる。1つの探索領域IDに対して複数のひびIDが対応する場合は、全てのひびIDに対して変状情報テーブルの変状情報が一致するかを判定する。一致するものがない場合は「進展あり」と判定する。一致するものがある場合は「進展なし」と判定する。変状情報が一致するひびIDが存在する場合は、次のひび割れの進展を判定する際に既に同一のひび割れであると判定されたひびIDについては処理を行う必要がないので、そのひびIDは探索テーブルから除外するように設定してもよい。
なお、本実施の形態では、時刻1及び時刻2の測定データを用いて変状の進展があるかを判定した。しかし、時刻の異なる複数の測定データを用いた場合には、測定時刻が経過するにつれて変状が進展する速度がわかる。
上記実施の形態は、図16に示すハードウェア構成において実現される。図16は、ハードウェアで実現する場合の構成図である。変状検出部2、変状情報テーブル記憶部3、変状存否判定部4、探索テーブル記憶部5、進展判定部6は、演算装置であるプロセッサ10で構成される。変状情報テーブル、探索テーブルは必要に応じて記憶装置20に記憶される。インタフェースとしてネットワークインタフェースを使用する場合は、変状情報テーブルや探索テーブルを外部のデータベースに記憶しておき、実行時にデータベースから取り出すことも可能である。変状進展判定装置1への測定データの入力及び進展判定結果の出力は、Ethernet(登録商標)などの通信インタフェースやUSBのようなデバイスインタフェースであるインタフェース30により入出力する。測定データは、外部データベースに記憶されている。
本発明の変状進展判定装置1は、パソコンやサーバなどの汎用なハードウェアで動作するソフトウェアとして実現することもできる。
1. 変状進展判定装置
2. 変状検出部
3. 変状情報テーブル記憶部
4. 変状存否判定部
5. 探索テーブル記憶部
6. 進展判定部
100.200. 変状検出領域
101.102. ひび割れ
110. 探索領域
120.220. 形状情報テーブル
130. 探索テーブル
240. 探索キー
10. プロセッサ
20. 記憶装置
30. インタフェース
40. 外部データベース

Claims (6)

  1. 対象物の変状を検出する変状検出部、
    前記変状検出部が前記変状を検出する検出対象領域内の探索領域において前記変状検出部にて検出された前記変状の存否を判定する変状存否判定部、
    前記変状存否判定部で前記変状が存在すると判定した前記探索領域の識別情報と、前記探索領域に存在する前記変状の識別情報とを対応させた探索テーブルを前記変状検出部が検出した前記変状の検出時刻毎に記憶する探索テーブル記憶部、
    前記探索テーブル記憶部に異なる検出時刻毎に記憶された前記探索領域の識別情報に基づき変状の進展を判定する進展判定部
    を備えた変状進展判定装置。
  2. 前記進展判定部は、
    前記探索テーブル記憶部に異なる検出時刻毎に前記探索領域の識別情報から探索候補となる探索キーを生成し、前記探索キーに基づき変状の進展を判定することを特徴とする請求項1に記載の変状進展判定装置。
  3. 前記探索テーブル記憶部は、
    前記変状存否判定部で前記変状が存在すると判定した前記探索領域、および前記変状が存在すると判定した前記探索領域と重畳する探索領域の識別情報と、前記変状存否判定部で前記変状が存在すると判定した前記探索領域に存在する前記変状の識別情報とを対応させた探索テーブルを記憶することを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれかに記載の変状進展判定装置。
  4. 前記探索テーブル記憶部は、
    前記変状存否判定部で前記変状が存在すると判定した前記探索領域、および前記変状が存在すると判定した前記探索領域と隣り合う探索領域の識別情報と、前記変状存否判定部で前記変状が存在すると判定した前記探索領域に存在する前記変状の識別情報とを対応させた探索テーブルを記憶することを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれかに記載の変状進展判定装置。
  5. 前記変状進展判定装置は、
    前記変状検出部に検出された前記変状の識別情報と前記変状の形状を示す形状情報とを対応させた変状情報テーブルを記憶する変状情報テーブル記憶部を有し、
    前記進展判定部は、
    前記探索テーブル記憶部に異なる検出時刻毎に記憶された前記探索領域の識別情報に対応して前記変状情報テーブル記憶部に記憶された前記形状情報に基づき変状の進展を判定する請求項1から請求項4のいずれかに記載の変状進展判定装置。
  6. 対象物の変状を検出する変状検出ステップ、
    前記変状検出ステップにて前記変状を検出する検出対象領域の探索領域において前記変状検出ステップにて検出された前記変状の存否を判定する変状存否判定ステップ、
    前記変状存否判定ステップにて前記変状が存在すると判定した前記探索領域の識別情報と、前記探索領域に存在する前記変状の識別情報とを対応させた探索テーブルを前記変状検出ステップにて検出した前記変状の検出時刻毎に記憶する探索テーブル記憶ステップ、
    前記探索テーブル記憶ステップにて異なる検出時刻毎に記憶された前記探索領域の識別情報に基づき変状の進展を判定する進展判定ステップ
    を備えた変状進展判定方法。
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