JPWO2017183145A1 - レーザーセンサー及び外装部品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

高精度な光学窓53を有し、防塵防水性が良好であるレーザーセンサー100を提供する。投光部10と、投光部10からのレーザー光L1が射出された検出対象OBからの反射光L2を検知する受光部20と、投光部10と受光部20とを覆う外装部品50とを有するレーザーセンサー100であって、外装部品50は、レーザー光L1及び反射光L2を透過させる光学窓53と、光学窓53の外周を囲む保持部54とを有し、光学窓53及び保持部54は、レーザー光L1の波長域で透過性を有する樹脂製の一体成形品であり、光学窓53は、曲面状の一対の対向する光学面を有し、保持部54は、光学窓53から相対的に離れた位置にゲート部57を有し、少なくとも光学窓53に隣接してレーザー光L1及び外乱光を遮光する遮光部58を有する。

Description

本発明は、対象物で反射されたレーザー光から対象物を検出するレーザーセンサー及びレーザーセンサー用外装部品の製造方法に関する。
レーザー光を照射することにより検出対象から戻ってきた反射光を利用することで、対象物の大きさ、速度、センサーからの距離等を識別するセンサーが公知となっている(例えば、特許文献1及び2参照)。当該センサーは保護用の外装部品で覆われており、この外装部品には、内部にあるレーザー光源からの投光ビームを外部の対象物に向けて射出させ、検出対象からの反射光を内部にある受光部に入射させるために、照射されるレーザーの波長域の光を透過させる光学窓が設けられている。特許文献1及び2では、光学窓本体と光学窓以外の部品とが別々に製造され、これらを接合することによりセンサーの外装部品としている。
上述の手法で外装部品を製造すると、光学窓の精度、外装部品の防塵防水性、軽量化、及び小型化の点において問題がある。まず、光学窓の精度に関しては、光学窓が曲面を有する場合、曲げ加工時の形状誤差や射出成形時の厚み誤差等といった製造誤差が生じやすいという問題がある。また、光学窓を取り付ける部品に接着剤等で接合すると、応力で光学窓の面形状が歪みやすくなるという問題がある。このように、光学窓の精度が不良であると、狙ったところにレーザーを投受光できず光量が落ちてしまい、特に遠距離側において検出精度が著しく悪化するおそれがある。また、防塵防水性に関しては、光学窓が樹脂であり、これを取り付ける部品が金属の場合、温度等の環境変化の際に線膨張差から接合部が剥離しやすくなり、粉塵や湿気が内部に入り込む状態となるという問題がある。また、軽量化及び小型化に関しては、強度確保等の観点で接合用の部品や接合範囲の確保といった事項に関連して制限が生じ、ドローン等の小型移動体等に適用することが難しくなるという問題がある。
特開2015−215282号公報 特開2011−141261号公報
本発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、高精度な光学窓を有し、防塵防水性が良好であるレーザーセンサーを提供することを目的とする。
また、本発明は、上記レーザーセンサーを構成し当該センサーの外側を覆うレーザーセンサー用の外装部品の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るレーザーセンサーは、投光部と、投光部からのレーザー光が射出された検出対象からの反射光を検知する受光部と、投光部と受光部とを覆う外装部品とを有するレーザーセンサーであって、外装部品は、レーザー光及び反射光を透過させる光学窓と、光学窓の外周を囲む保持部とを有し、光学窓及び保持部は、レーザー光の波長域で透過性を有する樹脂製の一体成形品であり、光学窓は、曲面状の一対の対向する光学面を有し、保持部は、光学窓から相対的に離れた位置にゲート部を有し、少なくとも光学窓に隣接してレーザー光及び外乱光を遮光する遮光部を有する。ここで、外乱光とは、太陽光や蛍光灯の光等の受光部での検出に不要な光を意味する。
上記レーザーセンサーでは、外装部品の光学窓及び保持部が樹脂の一体成形品であることにより、光学窓を別途保持部に接合する必要がないため、防塵防水性に優れたものとなる。また、光学窓及び保持部を一体化することで、レーザーセンサーの外装部品は、比較的高い剛性を有し、かつ成形時の収縮及び変形による形状のばらつきが少なくなり、高精度な光学窓を有するものとなる。さらに、光学窓及び保持部を一体化することで、別途光学窓を接合する場合よりも構造的又は形状的な制限が少なくなり、レーザーセンサーの軽量化及び小型化に対応することができる。
また、本発明に係る外装部品の製造方法は、レーザーセンサー用の外装部品の製造方法であって、外装部品のうち少なくともレーザーセンサーのレーザー光及び反射光を透過させる光学窓を形成する窓転写部と、光学窓の外周を囲む保持部を形成する保持転写部とを備える金型を用いて、レーザー光の波長域で透過性を有する樹脂から外装部品を一体的に成形する成形工程と、保持部にレーザー光及び外乱光を遮光する遮光部を形成する遮光処理工程と、を備え、窓転写部は、曲面の転写面を有し、保持転写部は、窓転写部から相対的に離れた位置にゲートを有する。
上記外装部品の製造方法では、外装部品の光学窓及び保持部を樹脂を用いて一体成形することにより、光学窓を別途保持部に接合する必要がないため、防塵防水性に優れた外装部品を得ることができる。また、光学窓及び保持部を一体化することで、外装部品は、比較的高い剛性を有し、かつ成形時の収縮及び変形による形状のばらつきが少なくなり、高精度な光学窓を有するものとなる。さらに、光学窓及び保持部を一体化することで、別途光学窓を接合する場合よりも構造的又は形状的な制限が少なくなり、外装部品の軽量化及び小型化に対応することができる。また、ゲートが窓転写部から相対的に離れた位置に設けられることにより、成形時のゲート部の歪により光学窓の面形状の変形が生じることを抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係るレーザーセンサーの構造を説明する概略図である。 図2A〜2Cは、図1に示すレーザーセンサーのうち外装部品の主外装部を説明する斜視図、横断面図、及び平面図である。 図3A〜3Cは、外装部品の主外装部の製造方法を説明する図である。 図4A〜4Dは、ハードコート処理を説明する図である。 図5A〜5Dは、外装部品の主外装部の製造方法を説明する図である。 第2実施形態に係る外装部品の主外装部を製造するための金型を説明する図である。 図7A〜7Cは、第3実施形態に係る外装部品の主外装部の製造方法を説明する図である。 図8A〜8Dは、第3実施形態に係る外装部品の主外装部の製造方法を説明する図である。 第4実施形態に係るレーザーセンサーの構造を説明する概略図である。 図10A及び10Bは、ハードコート処理及び反射防止処理の変形例を説明する図である。 図2C等に示す主外装部の変形例を説明する図である。 図3Bに示す主外装部の製造方法の変形例を説明する図である。
〔第1実施形態〕
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態に係るレーザーセンサー及びその外装部品の製造方法等について説明する。
〔レーザーセンサー〕
図1に、本発明の第1実施形態であるレーザーセンサー100の概略的な構造を示す。レーザーセンサー100は、例えば屋内外監視用途や車載用途の物体検出装置であり、検出対象の存在や当該検出対象までの距離を検出する。レーザーセンサー100は、投光部10と、受光部20と、回転反射部30と、制御部40と、外装部品50とを備える。本実施形態において、投光部10、受光部20、回転反射部30、及び制御部40は、レーザーセンサー100の内蔵部品として、外装部品50の内部に設けられている。
レーザーセンサー100のうち投光部10は、後述する回転反射部30の反射鏡31にレーザー光L1を投射する。投光部10は、図示を省略するが、レーザー光源とカップリングレンズとを有する。前者のレーザー光源は、制御部40の制御下で動作することによって所定のタイミングでパルス光をレーザー光L1として射出する。後者のカップリングレンズは、レーザー光源と回転反射部30との間の光路上に配置され、レーザー光L1を平行光又はわずかに発散した発散光とする。レーザー光L1は、反射鏡31で反射され、後述する外装部品50の光学窓53を介して検出対象OB側、つまり外装部品50の外部に射出される。
受光部20は、外装部品50の光学窓53を介して入射し、回転反射部30の反射鏡31で反射された検出対象OBからの反射光L2を受光する。より詳細には、検出領域内に物体等の検出対象OBがあると、レーザーセンサー100から射出されたレーザー光L1が検出対象OBで反射され、検出対象OBで反射された光の一部が反射光L2としてレーザーセンサー100の受光部20に戻される。受光部20は、図示を省略するが、集光レンズとセンサーとを有する。前者の集光レンズは、回転反射部30とセンサーとの間の光路上に配置され、この反射光L2を集光する。後者のセンサーは、高速で動作する1次元又は2次元の光検出デバイスであり、集光レンズを介して反射光L2を受光し、受光光量や受光位置に対応した信号を制御部40に出力する。
回転反射部30は、反射鏡31と回転駆動部32とを有する。反射鏡31は、1回反射型のポリゴンミラーであり、光路折り曲げ用の第1反射部31aを有する。第1反射部31aはZ軸方向に中心軸を有する角錐状の形状を有する。反射鏡31は、Z軸に平行に延びる回転軸RXを中心に回転し、レーザー光L1及び反射光L2をXY面に沿って走査する。反射鏡31において、第1反射部31aの鏡面は、Z軸に対して傾斜しており、紙面上で下方向である−Z方向から入射したレーザー光L1を略直交する方向に反射し、紙面上で左方向の検出対象OB側へ導く。検出対象OBで反射された一部の反射光L2は、レーザー光L1の経路と逆の経路をたどり、受光部20で検出される。つまり、反射鏡31は、検出対象OBで反射された反射光L2すなわち戻り光を、第1反射部31aの鏡面で再度反射させ、受光部20側へ導く。反射鏡31が回転すると、Z軸方向に直交する平面(つまり、XY面であり、Z軸方向が鉛直方向である場合、水平面に相当)内において、レーザー光L1の進行方向が変化する。つまり、レーザー光L1は、反射鏡31の回転に伴って、Y軸方向に沿って走査される。レーザー光L1によって走査される角度領域が検出領域となる。投光用のレーザー光L1の進行方向である+X軸方向に対する傾斜角が投光角度であり、走査開始点でのレーザー光L1の進行方向と走査終了点でのレーザー光L1の進行方向とのなす角度が照射角となる。本実施形態において、レーザー光L1の照射角は、外装部品50の基準軸TXに垂直な方向、つまりXY面に水平な方向に60°以上となっている。この照射角がレーザーセンサー100の検出領域又は測定範囲に対応している。この検出領域は、具体的にはXY面に沿った水平方向に広がり、鉛直のZ方向に狭いものとなっている。なお、外装部品50の基準軸TXとは、外装部品50を設置する際に基準となる軸である。本実施形態において、基準軸TXは、後述する外装部品50の蓋部55に垂直な軸であり、反射鏡31の回転軸RXに平行でありZ軸に平行である。
制御部40は、投光部10のレーザー光源、受光部20のセンサー、回転反射部30の回転駆動部32等の動作を制御する。また、制御部40は、受光部20のセンサーで受光した反射光L2から変換された電気信号から検出対象OBの物体情報を得る。具体的には、センサーにおける出力信号が所定の閾値以上である場合、制御部40において、センサーが検出対象OBからの反射光L2を受光したと判断される。この場合、レーザー光源での発光タイミングとセンサーでの受光タイミングとの差から検出対象OBまでの距離が求められる。また、センサーでの反射光L2の受光位置等によって検出対象OBの位置、大きさ、形状等の物体情報を求めることができる。
外装部品50は、レーザーセンサー100の内蔵部品を覆い、保護するためのものである。外装部品50は、蓋状の主外装部51と、円筒容器状の副外装部52とを有する。主外装部51と副外装部52とは、これらの縁部51a,52aにおいてシール部材等を挿入して、外装部品50の内部の機密性を保った状態でボルト等の留め具で着脱可能に固定されている。
図2A〜2Cに示すように、主外装部51は、特定の光線を透過させるといった光学的機能を有する点で外装部品50の主要部分を構成する部材であり、円錐台状の外形を有する。主外装部51は、光学窓53と保持部54とを有する。光学窓53及び保持部54は、レーザー光L1の波長域で透過性を有する樹脂製の一体成形品となっている。光学窓53及び保持部54は、レーザー光L1に対して透過性を有するだけでなく、レーザー光の波長域の以外の外乱光を遮光する材料で形成されている。具体的には、レーザー光L1が特定波長の赤外線(例えば波長900nmの光等)であれば、光学窓53は、その波長を透過(例えば80%以上)させる樹脂材料を用いる。その一方、レーザー光L1が赤外線(例えば波長900nmの光等)であれば、太陽光や蛍光灯等の可視域の外乱光の影響を受けて、ノイズ発生や部品劣化のないように、光学窓53等は、400nm以上700nm以下の波長域の光を遮光する樹脂材料で形成されることが好ましい。このような樹脂としては、例えば、染料・顔料等の添加剤により可視光域の透過率を抑えたPMMAやPC等が用いられる。なお、光学窓53及び保持部54の材料は、レーザー光L1とは異なる波長を有しノイズとなり得るその他の赤外線の透過を相対的に抑制するものであることがより望ましい。
外装部品50のうち光学窓53は、レーザー光L1及び反射光L2を透過させるものであり、一様な厚みを有し、全体として湾曲している。光学窓53は、曲面状の一対の対向する第1光学面53aと第2光学面53bとを有する。第1光学面53aは、外装部品50の表側、つまり外側の面であり、具体的には円錐面である。第2光学面53bは、外装部品50の裏側、つまり内側の面であり、具体的には円錐面である。両光学面53a,53bは、基準軸TXのまわりに略対称に配置されている。光学窓53は、レーザー光の照射角に対応して外装部品50の基準軸TXに垂直なXY面に水平な方向に60°以上となる測定範囲をカバーする領域に存在する。光学窓53は、所定の曲率を有し輪郭に沿って互いに対向する第1辺53cと第2辺53dとを有する。+Z側の第1辺53cの曲率半径は、−Z側の第2辺53dの曲率半径と異なっている。本実施形態において、両光学面53a,53aが円錐面であることに対応して、後述する保持部54の蓋部55に隣接する第1辺53cの曲率半径は、第2辺の曲率半径よりも小さくなっている。光学窓53の表面(つまり、第1及び第2光学面53a,53b)は、基準軸TXに対して勾配を有する。光学窓53が基準軸TXに対して勾配を有することにより、光学窓53において投光であるレーザー光L1の逆進を抑えつつ、外装部品50の小型化を達成できる。光学窓53は、第1光学面53a上に耐擦傷性のハードコート層53eを有する。これにより、外界に曝される光学窓53に解像度劣化の原因となる傷等が発生することを抑制できる。ハードコート層53eは、フィルムを用いた転写及び加飾、塗布のいずれかで形成される。ここで、塗布には、ディップ、スプレー等も含まれる。また、光学窓53は、反射防止層53fを有する。反射防止層53fは、フィルムを用いた転写及び加飾、蒸着、スパッタ、塗布のいずれかで形成される。なお、反射防止層53fは、ハードコート層53eの外側に設けることが好ましい。光学窓53に反射防止層53fを設けることにより、光学窓53での透過効率の低下を抑制することができるだけでなく、光学窓53でのレーザー光L1の反射によってノイズ光が発生することを防止することができる。また、反射は、光学窓53の両面で起こるため、図2Bに一部拡大して示すように、第1及び第2光学面53a,53bの両面上に反射防止層53fを設けることが好ましい。ハードコートは、例えばシロキサン系の有機膜として処理されているが、アクリル系、ウレタン系の有機膜でも構わないし、フッ素やSiO等の添加剤を付与した材料でも構わない。反射防止層53fの形成は、例えばSiO及びAlからなる低屈折率層と、TiOからなる高屈折率層との交互層による構成で処理されているが、材料はこれらの物質に限らないし、低屈折層の単層のものや、アルミニウムをベーマイト化させる方式、微細な凹凸のモスアイ形状による方式でも構わない。
保持部54は、光学窓53の外周を囲むものであり、光学窓53の外縁を支持する枠部54aと、枠部54aの+Z側から延びて図1に示す反射鏡31を+Z側又は上側から覆う蓋部55と、枠部54aの側部から背面側に延びて反射鏡31を主に−X側から覆う壁部56とを有する。本実施形態において、蓋部55は、略円形又は扇形であり、光学窓53の上側の第1辺53c側で円弧状の輪郭を有する。つまり、蓋部55は、光学窓53の第1辺53cから枠部54aを介して間接的に延びるように設けられている。壁部56は、主外装部51の円錐台の側面に相当し、+Z側で蓋部55との間に境界を有するとともに、光学窓53の第1辺53cに隣接する第3及び第4辺53g,53h側で枠部54aとの間に直線的に延びる境界を有する。つまり、壁部56は、光学窓53の第3及び第4辺53g,53hから枠部54aを介して間接的に延びるように設けられている。保持部54は、光学窓53から相対的に離れた位置に成形に伴うゲート部57を有する。ゲート部57は、光学窓53に対して対称的な位置、つまりX方向に延びる中心線に沿った位置に形成されることが望ましい。ゲート部57は、光学窓53から近いと成形時のゲート部の歪により面形状の変形が起こるため、ゲートサイズの10倍以上離れることが望ましい。例えば、ゲート径がΦ1.5mmの場合、15mm以上離れていることが望ましい。本実施形態において、ゲート部57は、保持部54の蓋部55に設けられている。具体的には、蓋部55の略中央に設けられている。これは、成形時にゲート部57からの樹脂が均一に光学窓53に到達して、水平方向における光学的に重要な転写性・厚み精度を維持するためである。本実施形態において、ゲート部57と蓋部55とは段差なく面一状でも良いし、ゲート部57が蓋部55から凸状に突出しても良い。いずれの場合も、ゲート痕からゲート部57の位置を判断することができる。保持部54、すなわち枠部54a、蓋部55、及び壁部56は、第1光学面53aに隣接してこれを囲むようにレーザー光及び外乱光を遮光する遮光部58を有する。本実施形態において、遮光部58は、主外装部51のうち光学窓53を除く保持部54の外側表面に層状に設けられている。遮光部58は、レーザー光及び外乱光を遮光する材料を塗布又は蒸着等することによって形成される。遮光部58の材料としては、例えばシリコン系やウレタン系の材料に白や黒等任意の色の顔料等により着色され遮光性のある塗料等を用いる。保持部54の縁部(つまり、主外装部51の縁部51a)には、別部材である副外装部52に着脱可能に連結するための環状の接続部59が設けられている。接続部59は、XY面に沿って平坦に延び、接続部59の複数個所には、不図示の留め具を通す孔部59aが設けられている。
副外装部52は、主外装部51を取り付ける相手部品であり、投光部10、受光部20、制御部40等を収納している。副外装部52は、例えば遮光性を有する樹脂で形成されており、この樹脂は、主外装部51と同様の線膨張率を有することが好ましい。副外装部52は、主外装部51と同様の樹脂で形成されていてもよいが、この場合、遮光性を確保するために、遮光部58と同様のものが塗装等によって設けられている。図示を省略するが、副外装部52の縁部52aにも、主外装部51に連結するための接続部が設けられており、孔部59aに対応する位置に留め具を通す孔部が複数設けられている。
〔外装部品50の成形用金型〕
以下、外装部品50のうち主外装部51を成形するための金型について説明する。図3Aに示すように、金型70は、第1金型71と第2金型72とを有する。本実施形態において、第1金型71を固定金型とし、第2金型72を可動金型としている。金型70の転写面は、成形品である主外装部51の成形面を反転させたものとなっている。第1金型71と第2金型72とは、型合わせ面PLで型合わせされ、金型71,72間に成形空間70aを形成する(図3C参照)。成形空間70aに臨むように、第1金型71には、主外装部51の表側、つまり外側の形状を転写するための第1窓転写部71aと第1保持転写部71bとが形成されている。第1窓転写部71aは、光学窓53の第1光学面53aの形状を転写するためものであり、曲面の転写面及び鏡面を有する。第1保持転写部71bは、保持部54の表側の形状を転写するためのものであり、蓋部55の形状を転写する第1蓋転写部71cと、壁部56の形状を転写する第1壁転写部71dとが形成されるとともに、枠部54aの形状を転写するための枠転写部も形成されている。第2金型72には、主外装部51の裏側、つまり内側の形状を転写するための第2窓転写部72aと第2保持転写部72bとが形成されている。第2窓転写部72aは、光学窓53の第2光学面53bの形状を転写するものであり、曲面の転写面及び鏡面を有する。第2保持転写部72bは、保持部54の裏側の形状を転写するためのものであり、蓋部55の形状を転写する第2蓋転写部72cと、壁部56の形状を転写する第2壁転写部72dとが形成されるとともに、枠部54aの形状を転写するための枠転写部も形成されている。第1及び第2窓転写部71a,72aは、曲率を有し輪郭に沿って互いに対向する第1辺A1と第2辺A2とを有する。第1辺A1の曲率半径は、第2辺A2の曲率半径と異なり、第1及び第2窓転写部71a,72aの表面又は転写面は、外装部品50の基準軸TX(つまり、第1及び第2保持転写部71b,72bの基準軸)に対して勾配を有する。第1保持転写部71bには、第1窓転写部71aから相対的に離れた位置(例えば、10mm以上)に成形空間70aに連通するゲートGAが設けられている。これにより、成形された光学窓53において、ゲート部57の歪みの影響を回避することができる。本実施形態において、ゲートGAは、第1保持転写部71bのうち第1辺A1から枠転写部を介して間接的に延びる第1蓋転写部71cに設けられている。具体的には、ゲートGAは、第1金型71の第1保持転写部71bのうち第1蓋転写部71cの略中央に設けられている。このように、ゲートGAは、第1窓転写部71aから同距離の位置に配置されていることが好ましい。これにより、樹脂の射出圧が均一にかかり、光学窓53の長手方向の厚さが均一な主外装部51を作製することができる。ゲートGAは、樹脂を供給するためのランナーRA、スプルー(不図示)等と繋がっており、スプルーからの溶融樹脂Jは、ランナーRAを充填し、ゲートGAを介して成形空間70aを充填する。
〔外装部品の製造方法〕
以下、図3〜図5等を参照しつつ、主に金型70を用いた主外装部51の製造方法について説明する。本実施形態では、成形工程と並行して光学窓53にハードコート処理工程を行う例を説明する。
A)成形工程・ハードコート処理工程
まず、不図示の金型温度調節機により、両金型71,72を成形に適する温度まで加熱する。
次に、ハードコート処理の下準備を行う。ハードコート処理は、フィルムを用いた転写や加飾等によって行う。図3Bに示すように、第1金型71の第1窓転写部71aに対応する位置にハードコート用フィルム91を吸着、貼りつけ等によって固定する。ハードコート用フィルム91は、例えば図4A〜4Dに示すように、成形方法に応じて2種類のものを用いる。具体的には、インモールド成形又はインサート成形によってハードコート層53eを形成する。インモールド成形によってハードコート膜93のみを転写する場合、図4Aに示すように、フィルム基材92とハードコート膜93との間に離型層94を有し、ハードコート膜93と成形樹脂MCとの間に接着層95が介在する構成のフィルム91を用いる。この場合、成形後、図4Bに示すように、フィルム基材92を剥離することで、成形樹脂MC側には、ハードコート層53eのみが残る。また、インサート成形によってフィルム91ごと加飾する場合、図4Cに示すように、離型層94を設けず、ハードコート膜93とフィルム基材92とが一体化しており、フィルム基材92と成形樹脂MCとの間に接着層95が介在する構成のフィルム91を用いる。この場合、成形後は、図4Dに示すように、ハードコート層53eがハードコート膜93とフィルム基材92とで一体化した状態となっている。
次に、図3Cに示すように、第1金型71と第2金型72とを型合わせする。型合わせ後は、第1金型71と第2金型72とを必要な圧力で締め付ける型締めを行う。
次に、図3Cに示すように、不図示の射出装置により、成形空間70a中に必要な圧力で溶融樹脂Jを注入する射出を行う。成形用の樹脂は、レーザー光の波長域で透過性を有するとともに、好ましくはその他の波長域で透過性を抑えたものを用いる。成形空間70aに樹脂が充填された後、金型70は、成形空間70a中の樹脂圧を保ち、溶融樹脂Jを放熱によって緩やかに冷却する。以上により、ランナーRAに対応するランナー部81と、ゲートGAに対応するゲート部57と、成形空間70aに対応する製品部83(後の主外装部51の原形)とを備える半成形品MPが形成される。
次に、図5Aに示すように、可動側の第2金型72を後退させる型開きを行う。この際にまず不図示のストリッパープレートと固定側の第1金型71との離間が起こり、この結果、半成形品MPからゲート部57が切断される。その次に、第1金型71と第2金型72との離間が起こり、その結果、製品部83が、第2金型72に保持された状態で第1金型71から離型される。その後、不図示のエジェクターピン等によって、製品部83の突き出しを行う。この結果、製品部83は、第1金型71側に押し出されて第2金型72から離型される。
次に、可動側の第2金型72を後退させる型開きの際に不図示の取出装置を動作させて、第1及び第2金型71,72間から製品部83を取り出して外部に搬出する。製品部83は、光学窓53と保持部54とが一体化した樹脂成形品となっている。また、製品部83には、ハードコート層53eも、成形に際して光学窓53の第1光学面53a上に密着して一体化されている。これにより、光学窓53が複雑な形状であっても、均一にハードコート層53eを設けることができる。なお、この段階において、光学窓53及び保持部54は、いずれも光透過性を有しているため、後の工程で保持部54に遮光処理を行う必要がある。
B)反射防止処理工程
次に、製品部83の光学窓53に反射防止層53fを形成する。反射防止層53fは、第1及び第2光学面53a,53bの両面に行うことが好ましい。反射防止層53fは、光学窓53の全面に均一に形成されているが、保持部54側にもはみ出して形成されていてもよい。反射防止処理は、フィルムを用いた転写や加飾、蒸着、スパッタ、塗布等によって行う。具体的には、反射防止処理は、屈折率が異なる材料を複数層成膜して作製する光学的な方式でもよいし、微細な凹凸を有するモスアイ構造とする方式でもよい。また、蒸着や塗布等による成形品への直接成膜でもよいし、反射防止機能フィルムを用いた複合的な処理でもよい。フィルムを用いた方式として、成形品にフィルムを加飾する3次元ラミネートでも構わないし、転写フィルムを用いたホットスタンプ等によって反射防止層53fを形成してもよいし、粘着剤・接着剤を塗布したフィルムを成形品に貼り付けて形成してもよい。また、詳細は後述するが、前述したように成形時に一体的に付着させても構わない。その場合の第1光学面53a側のフィルムは、前述したハードコート層53eの上に反射防止層53fを有する構成で用意すればよい(図10A及び10B参照)。
C)遮光処理工程
次に、製品部83の保持部54に遮光部58を形成する。具体的には、図5Bに示すように、光学窓53の第1光学面53a上にマスクMAをした後、図5Cに示すように、保持部54の外側の表面にレーザー光や外乱光を遮光する材料を塗装する。マスクMAとしては、例えばポリエチレンのマスキングフィルムを用いる。用途に合わせてポリプロピレン、ポリエステル等のマスキングフィルムでも構わない。本実施形態において、主外装部51のうち保持部54全体に遮光部58が形成される。遮光処理工程後、図5Dに示すように、マスクMAを光学窓53から除去することで主外装部51を得る。その後、別途製造した副外装部52内に内蔵部品を組み込んで固定した状態で、主外装部51の縁部51aと、副外装部52の縁部52aとを位置決めして、防塵防水のためにフッ素ゴム等の材料で形成されたシール部材を介して、ボルト等の留め具で固定する。これにより、レーザーセンサー100が完成する。
以上説明したレーザーセンサー等によれば、外装部品50の光学窓53及び保持部54が樹脂の一体成形品であることにより、光学窓53を別途保持部54に接合する必要がないため、光学窓53と保持部54との間に接合層等がない。そのため、光学窓53の面形状への影響もなく、防塵防水性に優れており、メンテナンスも容易である。主外装部51は、相手部品である副外装部52と接合する必要はあるものの、この接合において光学窓53の光学面53a,53bへの影響はなく、シール部材を用いてボルト等で脱着可能な組立が可能となっている。また、光学窓53及び保持部54を一体化することで、レーザーセンサー100の外装部品50は、比較的高い剛性を有し、かつ成形時の収縮及び変形による形状のばらつきが少なくなり、高精度な光学窓53を有するものとなる。さらに、光学窓53及び保持部54を一体化することで、別途光学窓53を接合する場合よりも構造的又は形状的な制限が少なくなり、レーザーセンサー100の軽量化及び小型化に対応することができる。
外装部品50の光学窓53は、狙ったところに投受光するために、高い形状精度が求められている。従来のように、平板から光学窓の原型を切り出し、曲げ加工することによって光学窓を作製する方法では、治具の当たり具合により形状誤差が発生するため、加工精度が出ず、ばらつきが生じ、高精度のR形状加工が難しい。このことは、特に、光学窓の上辺(本実施形態の第1辺53cに相当)と下辺(本実施形態の第2辺53dに相当)とで曲率半径が異なり、かつ光学面が外装部品の基準軸に対して勾配を有する場合において顕著である。なお、光学窓の上辺と下辺とで曲率半径が同じ円柱状形状である場合、曲率半径が異なる場合よりも加工しやすいが、内面反射が大きくなり、反射光がノイズとなるという問題が生じる。また、光学窓を射出成形によって作製する方法では、ゲート部が光学窓から近いと、光学面が歪んでしまったり、ゲート位置によりゲート側と反ゲート側とで製品厚みが変化して、高精度の厚み制御が難しかったりする。また、光学窓が、U字状の形状を有すると、剛性が低いため、成形後の収縮や離型等で形状がばらつき、R形状に誤差が生じる。また、曲げ加工及び射出成形のいずれの場合も、作製した光学窓の剛性が低いため、部品の評価のために変形させずに保持することが難しく、また、接触式で測定すると変形が起こるため品質管理が難しい。
また、外装部品50は、監視用途等で屋外の使用が実施されるため、太陽光や雨等に対する耐候性、防塵防水性が求められる。従来のように、光学窓を取り付ける部品と接着剤等で接合すると、その応力で光学窓の面形状が歪んでしまうという不具合が発生する。また、光学窓と光学窓を取り付ける部品とを接合する際に、光学窓の形状と相手部品の形状とで誤差がある場合、かみ合わない部分が生じる。また、接着剤等による歪みにより光学面が変形する不具合が発生する。また、接着剤等による接合の場合、接着剤の劣化等により剥離が起こり、防塵防水性が維持することが難しい。特に、光学窓が樹脂であり、光学窓をこれを取り付ける部品が金属である場合、温度等の環境が変化した際に、これらとの部材の線膨張率に差があるため、より接合部が剥離しやすい。
以上のように、光学窓53が複雑な形状を有していても、本実施形態のレーザーセンサー100のように、光学窓53と保持部54とを樹脂の一体的成形品とすることにより、防塵防水性を確保しつつ、高精度な光学窓53を有するものとなる。
〔第2実施形態〕
以下、第2実施形態に係る外装部品の製造方法等を説明する。なお、第2実施形態に係る外装部品の製造方法等は、第1実施形態の外装部品の製造方法等を一部変更したものであり、特に説明しない事項は、第1実施形態と同様である。
図6に示すように、本実施形態の外装部品50を製造するための金型70において、第1金型71が可動金型であり、第2金型72が固定金型となっている。すなわち、第1実施形態で説明した金型70の構成が逆となっており、第2金型72側にゲートGAが設けられている。そのため、成形される主外装部51において、ゲート部57は、保持部54蓋部55の裏側の面の略中央に形成される。
〔第3実施形態〕
以下、第3実施形態に係る外装部品の製造方法等を説明する。なお、第3実施形態に係る外装部品の製造方法等は、第1実施形態の外装部品の製造方法等を一部変更したものであり、特に説明しない事項は、第1実施形態と同様である。
以下、本実施形態の外装部品の製造方法を説明する。第1実施形態では、成形工程とハード処理工程とを並行して行ったが、本実施形態では、成形工程後にハードコート処理工程を行う。
A)成形工程
まず、図7Aに示すように、第1実施形態と同様の金型70を用意し、図7Bに示すように、第1及び第2金型71,72を型締めし、成形空間70a内に溶融樹脂Jを射出する。その後、図7Cに示すように、第1及び第2金型71,72を離間し、製品部83を取り出す。
B)ハードコート処理工程
次に、図8Aに示す製品部83の光学窓53にハードコート層53eを形成する。ハードコート層53eは、第1光学面53aの全面に均一に形成されるが、保持部54側にはみ出して形成されてもよいし、内側の第2光学面53bを含む全領域に形成されてもよい。ハードコート処理は、ハードコートフィルムを用いた転写や加飾、ハードコート液の塗布等によって行う。フィルムを用いた転写や加飾を行う場合、第1実施形態で用いたハードコート用フィルム91を用いることができる(図4A〜4D参照)。フィルムを用いた方式として、成形品にフィルムを加飾する3次元ラミネートでも構わないし、転写フィルムを用いたホットスタンプ等によってハードコート層53eを形成してもよいし、粘着剤・接着剤を塗布したフィルムを成形品に貼り付けて形成してもよい。塗布する方式としては、ディップ方式、スプレー方式、スピン方式等形状に合わせて選択して構わない。
C)反射防止処理工程
次に、製品部83の光学窓53に反射防止層53fを形成する。反射防止層53fは、第1及び第2光学面53a,53bの両面に行うことが好ましい。反射防止層53fは、光学窓53の全面に均一に形成されているが、保持部54側にもはみ出して形成されていてもよい。反射防止処理は、フィルムを用いた転写や加飾、蒸着、スパッタ、塗布等によって行う。
D)遮光処理工程
次に、製品部83の保持部54に遮光部58を形成する。具体的には、図8Bに示すように、光学窓53の第1光学面53a上にマスクMAをした後、図8Cに示すように、保持部54の外側の表面にレーザー光や外乱光を遮光する材料を塗装する。これにより、主外装部51のうち保持部54全体に遮光部58が形成される。遮光処理工程後、図8Dに示すように、マスクMAを光学窓53から除去することで主外装部51を得る。
〔第4実施形態〕
以下、第4実施形態に係るレーザーセンサー等を説明する。なお、第4実施形態に係るレーザーセンサー等は、第1実施形態のレーザーセンサー等を一部変更したものであり、特に説明しない事項は、第1実施形態と同様である。
本実施形態において、図9に示すように、レーザーセンサー100は、第1実施形態と同様に、投光部10と、受光部20と、回転反射部30と、制御部40と、外装部品50とを備える。ここで、本実施形態の回転反射部30の反射鏡31は、2回反射型のポリゴンミラーであり、光路折り曲げ用の第1反射部31aと第2反射部31bとを有する。第1及び第2反射部31a,31bは、Z方向に平行に延びる回転軸RXに沿って上下にそれぞれ配置されている。第1及び第2反射部31a,31bは角錐状の形状を有しており、これらの境界部分に対して略対称となっている。反射鏡31において、第1反射部31aの鏡面は、Z軸に対して傾斜しており、紙面上で左方向である+X方向から入射したレーザー光L1を略直交する方向に反射し、紙面上で上方向の第2反射部31bの鏡面に導く。第2反射部31bの鏡面は、Z軸に対して傾斜しており、紙面上で下方向である−Z方向から入射したレーザー光L1を略直交する方向に反射し、紙面上で左方向の検出対象OB側へ導く。検出対象OBで反射された一部の反射光L2は、レーザー光L1の経路と逆の経路をたどり、受光部20で検出される。つまり、反射鏡31は、検出対象OBで反射された反射光L2すなわち戻り光を、第2反射部31bの鏡面で再度反射させ、第1反射部31aの鏡面に導く。続いて、反射光L2を第1反射部31aの鏡面で再度反射させ、受光部20側へ導く。反射鏡31が回転すると、Z軸方向に直交する平面(つまり、XY面)内において、レーザー光L1の進行方向が変化する。つまり、レーザー光L1は、反射鏡31の回転に伴って、Y軸方向に沿って走査される。レーザー光L1によって走査される角度領域が検出領域となる。本実施形態の回転反射部30は、2回反射型であるため、1回反射型よりもZ軸方向の検出領域が広くなっている。
以上、実施形態や実施例に即して本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態等に限定されるものではない。例えば、第1実施形態において、成形工程と並行してハードコート処理工程を行ったが、成形工程と並行してハードコート処理工程と反射防止処理工程とを行ってもよい。この場合、例えば図10A及び10Bに示すようなフィルム191を用いる。具体的には、インモールド成形の場合、図10Aに示すように、ハードコート膜93の上に反射防止膜96を設け、これらの上に離型層94及びフィルム基材92を設けた構成のフィルム191を用いる。これにより、図10Bに示すように、成形後、フィルム基材92を剥離すると、成形樹脂MCにハードコート層53e及び反射防止層53fが形成される。このようなフィルムを用いた反射防止処理は、光学窓53の第2光学面53bにも施すことができ、この場合、フィルムとしては図10A及び10Bに示すフィルム191からハードコート膜93を除いたものを用いればよい。また、図示を省略するが、インサート成形する場合、図4C及び4Dに示すフィルム91において、ハードコート膜93上に反射防止膜を付与したものを用いる。
また、第3実施形態において、遮光処理工程と、ハードコート処理工程及び反射防止処理工程とを逆に行ってもよい。つまり、遮光処理工程において、光学窓53にマスクMAをした状態で塗装した後、マスクMAを除去してハードコート処理工程及び反射防止処理工程を行う。
また、上記実施形態において、レーザーセンサー100の内蔵部品やその配置は適宜変更することができる。例えば、レーザーセンサー100において、回転反射部30と光学窓53との間にレーザー光L1及び反射光L2の光路を曲げる折り返しミラーを設けてもよい。また、受光部20において、センサーの手前に光学フィルター等を設けてもよい。また、迷光を避けるため、受光部20の周囲に遮光部材を設けてもよい。
また、上記実施形態において、主外装部51を上側とし、副外装部52を下側とする構成としたが、主外装部51を下側とし、副外装部52を上側とする構成としてもよい。この場合、主外装部51の蓋部55が、外装部品50の下側、つまり、光学窓53の第2辺53dから延びる構成となる。また、主外装部51及び副外装部52の構造又は形状は、適宜変更することができる。例えば、主外装部51の剛性に影響がない範囲で、主外装部51を、光学窓53及び蓋部55のみの構成、光学窓53及び壁部56のみの構成、光学窓53及び枠部54aのみの構成としてもよい。また、保持部54において、円錐台形状の一部が欠けた形状としてもよい。また、副外装部52を用いずに、別部材としてレーザーセンサー100を取り付ける部分に直接取り付ける構成としてもよい。
また、上記実施形態において、ゲート部57の位置を保持部54の蓋部55の略中央に設けたが、光学窓53の面精度を維持できれば、他の位置に設けてもよい。例えば、蓋部55の光学窓53からさらに離れた位置や、図11に示すように、壁部56の光学窓53に対向する位置等に設けてもよい。
また、上記実施形態における金型70の構成を図12に示すような構成とすることができる。具体的には、可動側の第2金型72において、製品形状に接するエアベント(空気逃げ溝)Vに繋がる吸引管73aを設けることで、金型70内のエアー及び溶融樹脂Jからのガスを除去でき、溶融樹脂Jを成形空間70a内に導入しやすくすることができる。また、可動側の第2金型72において、製品部83の取出しを容易にするためのエジェクター73bを設けることができる。エジェクター73bには、製品部83(つまり、主外装部51)の蓋部55のゲート部57の周辺部に対応する位置や接続部59に対応する位置に複数のエジェクターピン73cが設けられている。また、第1実施形態において、反射防止用のフィルム91を第1金型71に吸着又は貼りつけ等によって固定したが、具体的には、例えば固定側の第1金型71に吸着管74aを設けてフィルム91を吸着させてもよい。また、フィルム91をアーム75等を用いて、第1窓転写部71aに誘導してもよい。
また、上記実施形態において、投光部10及び受光部20にレンズを設けたが、投光部10及び受光部20の構成は適宜変更することができる。

Claims (19)

  1. 投光部と、前記投光部からのレーザー光が照射された検出対象からの反射光を検知する受光部と、前記投光部と前記受光部とを覆う外装部品とを有するレーザーセンサーであって、
    前記外装部品は、前記レーザー光及び前記反射光を透過させる光学窓と、前記光学窓の外周を囲む保持部とを有し、
    前記光学窓及び前記保持部は、前記レーザー光の波長域で透過性を有する樹脂製の一体成形品であり、
    前記光学窓は、曲面状の一対の対向する光学面を有し、
    前記保持部は、前記光学窓から相対的に離れた位置にゲート部を有し、少なくとも前記光学面に隣接して前記レーザー光及び外乱光を遮光する遮光部を有するレーザーセンサー。
  2. 前記保持部は、前記光学窓の外縁から延び、内蔵部品を覆う蓋部及び壁部の少なくとも一方を有する、請求項1に記載のレーザーセンサー。
  3. 前記光学窓は、前記レーザー光の照射角が前記外装部品の基準軸に垂直な方向に60°以上となる測定範囲をカバーする領域を有する、請求項1及び2のいずれか一項に記載のレーザーセンサー。
  4. 前記光学窓は、曲率を有し輪郭に沿って互いに対向する第1辺と第2辺とを有し、
    前記第1辺の曲率半径は、前記第2辺の曲率半径と異なり、
    前記光学窓の表面は、前記外装部品の基準軸に対して勾配を有する、請求項1から3までのいずれか一項に記載のレーザーセンサー。
  5. 前記保持部のうち前記第1及び第2辺のいずれか一方から延びる前記蓋部は、前記ゲート部を有する、請求項4に記載のレーザーセンサー。
  6. 前記光学窓及び前記保持部は、400nm以上700nm以下の波長域の光を遮光する樹脂製である、請求項1から5までのいずれか一項に記載のレーザーセンサー。
  7. 前記保持部は、別部材に連結する接続部を有し、前記別部材に対して着脱可能である、請求項1から6までのいずれか一項に記載のレーザーセンサー。
  8. 前記光学窓は、ハードコート層を有する、請求項1から7までのいずれか一項に記載のレーザーセンサー。
  9. 前記ハードコート層は、フィルムを用いた転写及び加飾、及び塗布のいずれかで形成される、請求項8に記載のレーザーセンサー。
  10. 前記光学窓は、反射防止層を有する、請求項1から9までのいずれか一項に記載のレーザーセンサー。
  11. 前記反射防止層は、フィルムを用いた転写及び加飾、蒸着、スパッタ及び塗布のいずれかで形成される、請求項10に記載のレーザーセンサー。
  12. レーザーセンサー用の外装部品の製造方法であって、
    外装部品のうち少なくとも前記レーザーセンサーのレーザー光及び反射光を透過させる光学窓を形成する窓転写部と、前記光学窓の外周を囲む保持部を形成する保持転写部とを備える金型を用いて、前記レーザー光の波長域で透過性を有する樹脂から外装部品を一体的に成形する成形工程と、
    前記保持部にレーザー光及び外乱光を遮光する遮光部を形成する遮光処理工程と、
    を備え、
    前記窓転写部は、曲面の転写面を有し、
    前記保持転写部は、前記窓転写部から相対的に離れた位置にゲートを有する外装部品の製造方法。
  13. 前記保持転写部は、前記光学窓の外縁から延びる蓋部及び壁部の少なくとも一方を形成する蓋転写部及び壁転写部の少なくとも一方を有する、請求項12に記載の外装部品の製造方法。
  14. 前記窓転写部は、曲率を有し輪郭に沿って互いに対向する第1辺と第2辺とを有し、
    前記第1辺の曲率半径は、前記第2辺の曲率半径と異なり、
    前記窓転写部の表面は、前記外装部品の基準軸に対して勾配を有する、請求項12及び13のいずれか一項に記載の外装部品の製造方法。
  15. 前記保持転写部のうち前記第1及び第2辺のいずれか一方から延びる前記蓋転写部は、前記ゲートを有する、請求項14に記載の外装部品の製造方法。
  16. 前記光学窓にハードコート処理を施すハードコート処理工程を備える、請求項12から15までのいずれか一項に記載の外装部品の製造方法。
  17. 前記ハードコート処理は、フィルムを用いた転写及び加飾、及び塗布のいずれかで施される、請求項16に記載の外装部品の製造方法。
  18. 前記光学窓に反射防止処理を施す反射防止処理工程を備える、請求項12から17までのいずれか一項に記載の外装部品の製造方法。
  19. 前記反射防止処理は、フィルムを用いた転写及び加飾、蒸着、スパッタ及び塗布のいずれかで施される、請求項18に記載の外装部品の製造方法。
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