JPWO2017183116A1 - 無線通信端末、無線通信システム、無線通信方法、およびプログラム - Google Patents

無線通信端末、無線通信システム、無線通信方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

無線通信端末は、第1の通信機と、第2の通信機と、1つまたは複数のプロセッサとを有する。第1の条件および第2の条件が満たされるとき、前記プロセッサは、指示情報を前記第2の通信機によって外部端末の第4の通信機に送信する。前記指示情報は、前記無線通信端末への接続要求の送信を前記外部端末に指示する情報である。前記第1の条件は、第2の通信プロトコルに基づく第2の通信接続が前記第2の通信機と前記第4の通信機との間で確立されているという条件である。前記第2の条件は、前記第1の通信機が前記第1のモードで動作しているという条件である。前記指示情報が前記第4の通信機に送信された後、前記第3の通信機によって送信された前記接続要求が前記第1の通信機によって受信された場合、前記プロセッサは、前記第1の通信機によって、第1の通信プロトコルに従って外部端末の第3の通信機と第1の通信接続を確立する。

Description

本発明は、無線通信端末、無線通信システム、無線通信方法、およびプログラムに関する。
近年、スマートフォンの高性能化および高機能化に伴い、種々の機器とスマートフォンとの無線接続による連携が増えてきている。例えば、カメラとスマートフォンとが無線接続し、カメラで撮影されかつ保存された画像がスマートフォンに送信される。様々な種類の無線技術が、それぞれの機器とスマートフォンとの無線接続に使用される。代表的な無線技術として、IEEE802.11およびそのシリーズである無線LAN(Local Area Network)がよく利用されている。その他にBluetooth(登録商標)もよく利用されている。これらの複数の無線技術の組み合わせが利用されることもある。
例えば、特許文献1に開示された技術において、無線通信端末が所定の装置とBluetooth(登録商標)で接続した場合、無線通信端末は無線LANを動作状態にする。さらに、無線LANが切断されている場合、無線通信端末は無線LANの接続を試みる。この技術において、Bluetooth(登録商標)の接続が契機になることにより無線通信端末は所望のタイミングで無線LANにより接続することができる。
一般的に、無線LANにおいて、モバイル機器とスマートフォンとがこれら2つの機器とは別のアクセスポイント(AP)経由で接続する場合よりも、これら2つの機器が直接接続する場合が多い。スマートフォンはステーション(STA)として動作する場合が多い。このため、無線LANによりこれら2つの機器が直接接続する場合、スマートフォンと接続するモバイル機器(例えばカメラ)はAPとして動作する必要がある。無線LANが動作している間の消費電力は大きい。このため、モバイル機器は、無線通信していない間は、スマートフォンとの間の無線LANを切断する、あるいは無線LANを停止する。無線LANが切断された場合、接続状態は解消されるが、無線LANの動作(例えば、ビーコンの送信)は継続する。無線LANが停止した場合、電波の送信および受信が停止する。無線LANの切断または停止の後、モバイル機器はスマートフォンへのデータの送信時に再度無線接続することにより、消費電力を削減することができる。
日本国特開2013−191933号公報
しかしながら、上述したようにスマートフォンがSTAとして動作し、かつモバイル機器がAPとして動作する場合、以下に示す問題がある。無線LANの接続はSTAからAPに対して行われるが、逆にAPからSTAに対して接続することはできない。そのため、無線LANが切断または停止している状態において、APであるモバイル機器からSTAであるスマートフォンに接続することはできない。つまり、無線LANが切断または停止している状態において、カメラからスマートフォンに対する画像等のデータの送信が必要な状況が発生した場合でも、スマートフォンがカメラへの接続を行わない限り、カメラはデータをスマートフォンに送ることができない。そのため、無線LANが切断または停止している状況でカメラがデータをスマートフォンに送るためには、ユーザがスマートフォンを操作することによりスマートフォンを無線LANでカメラに接続させる必要がある。その後、ユーザは、カメラを操作することによりカメラからスマートフォンにデータを送る必要がある。これはユーザにとって不便である。特許文献1に開示された無線通信端末はSTAとして動作するため、APであるカメラは所望のタイミングで無線LANにより無線通信端末に接続することができない。
本発明は、第1のモードおよび第2のモードのうち第2のモードで動作する端末のみが接続要求を送信することができる通信プロトコルに従う無線通信に関する。具体的には、本発明は、第1のモードで動作できる無線通信端末が、第2のモードで動作する外部端末と無線通信端末からのトリガにより無線接続することができる無線通信端末、無線通信システム、無線通信方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様によれば、無線通信端末は、第1の通信機と、第2の通信機と、1つまたは複数のプロセッサとを有する。前記第1の通信機は、第1の通信プロトコルに従って無線通信を行う。前記第2の通信機は、第2の通信プロトコルに従って無線通信を行う。外部端末は、第3の通信機と、第4の通信機とを有する。前記第3の通信機は、前記第1の通信プロトコルに従って無線通信を行う。前記第4の通信機は、前記第2の通信プロトコルに従って無線通信を行う。前記第1の通信プロトコルおよび前記第2の通信プロトコルは、少なくともデータリンク層のプロトコルを含む。前記第1の通信プロトコルにおいて、第1のモードと第2のモードとが定義されている。前記第2の通信プロトコルは、前記第1の通信プロトコルと異なる。前記第1の通信機が前記第1のモードで動作し、かつ前記第3の通信機が第2のモードで動作しているとき、前記第1の通信機および前記第3の通信機の間で前記第1の通信プロトコルに従って、データリンク層よりも上位の層のデータ通信のための第1の通信接続が確立できる。前記第1の通信機が前記第1のモードで動作し、かつ前記第3の通信機が前記第2のモードで動作しているとき、前記第1の通信機および前記第3の通信機のうち前記第3の通信機のみが前記第1の通信プロトコルに従って接続要求を送信できる。第1の条件および第2の条件が満たされるとき、前記プロセッサは、指示情報を前記第2の通信機によって前記第4の通信機に送信する。前記指示情報が前記第4の通信機に送信されたとき、前記第1の通信機と前記第3の通信機との間で前記第1の通信接続は確立されてない。前記指示情報は、前記無線通信端末への前記接続要求の送信を前記外部端末に指示する情報である。前記第1の条件は、前記第2の通信プロトコルに基づく第2の通信接続が前記第2の通信機と前記第4の通信機との間で確立されているという条件である。前記第2の条件は、前記第1の通信機が前記第1のモードで動作しているという条件である。前記指示情報が前記第4の通信機に送信された後、前記第3の通信機によって送信された前記接続要求が前記第1の通信機によって受信された場合、前記プロセッサは、前記第1の通信機によって、前記第1の通信プロトコルに従って前記第3の通信機と前記第1の通信接続を確立する。前記第1の通信接続が確立された後、前記プロセッサは、前記第1の通信機によって前記第3の通信機と前記データ通信を行う。
本発明の第2の態様によれば、第1の態様において、前記第1の通信機のデータ通信量が所定量以下である場合、または前記無線通信端末が第1の状態から第2の状態になった場合、前記プロセッサは、前記第1の通信機に前記第1のモードの動作を停止させてもよい。前記第2の状態における前記無線通信端末の消費電力は、前記第1の状態における前記無線通信端末の消費電力よりも小さくなるように制御される。前記第1の条件が満たされ、かつ前記第2の条件が満たされない場合、前記プロセッサは、前記第1の通信機を前記第1のモードで動作させた後、前記指示情報を前記第2の通信機によって前記第4の通信機に送信してもよい。
本発明の第3の態様によれば、第1の態様において、前記無線通信端末は、イメージセンサをさらに有してもよい。前記無線通信端末は、第3のモードで動作することができてもよい。前記第3のモードは、前記イメージセンサが撮像を行うことにより生成された画像データを前記外部端末に送信するモードである。前記プロセッサは、前記第3のモードが前記無線通信端末に設定されたか否かを判断してもよい。前記第1の条件、前記第2の条件、および第3の条件が満たされるとき、前記プロセッサは、前記指示情報を前記第2の通信機によって前記第4の通信機に送信してもよい。前記第3の条件は、前記第3のモードが前記無線通信端末に設定されたと前記プロセッサが判断するという条件である。
本発明の第4の態様によれば、第3の態様において、前記プロセッサは、前記第1の通信機と前記第3の通信機との間の前記第1の通信接続の状態を判断してもよい。前記第1の通信接続の前記状態は、接続状態と切断状態とのいずれか1つであってもよい。前記第1の条件、前記第2の条件、前記第3の条件、および第4の条件が満たされるとき、前記プロセッサは、前記指示情報を前記第2の通信機によって前記第4の通信機に送信してもよい。前記第4の条件は、前記第1の通信接続の前記状態が前記切断状態であるという条件である。前記指示情報が送信されるタイミングは、前記第3のモードが前記無線通信端末に設定されたと前記プロセッサが判断したタイミング、または前記イメージセンサが撮像を行うタイミングであってもよい。
本発明の第5の態様によれば、第3の態様において、前記第1の通信機のデータ通信量が所定量以下である場合、または前記無線通信端末が第1の状態から第2の状態になった場合、前記プロセッサは、前記第1の通信機に前記第1のモードの動作を停止させてもよい。前記第2の状態における前記無線通信端末の消費電力は、前記第1の状態における前記無線通信端末の消費電力よりも小さくなるように制御される。前記第1の条件および前記第3の条件が満たされ、かつ前記第2の条件が満たされない場合、前記プロセッサは、前記第1の通信機を前記第1のモードで動作させた後、前記指示情報を前記第2の通信機によって前記第4の通信機に送信してもよい。前記指示情報が送信されるタイミングは、前記第3のモードが前記無線通信端末に設定されたと前記プロセッサが判断したタイミング、または前記イメージセンサが撮像を行うタイミングであってもよい。
本発明の第6の態様によれば、第1の態様において、前記プロセッサは、第1の指示または第2の指示が受け付けられたか否かを判断してもよい。前記第1の指示は、前記外部端末が保持するセンサデータを取得する指示である。前記第2の指示は、通信不可能状態である前記第1の通信機を通信可能状態にする指示である。第1の条件、第2の条件、および第5の条件が満たされるとき、前記プロセッサは、前記指示情報を前記第2の通信機によって前記第4の通信機に送信してもよい。前記第5の条件は、前記第1の指示または前記第2の指示が受け付けられたと前記プロセッサが判断するという条件である。
本発明の第7の態様によれば、第1の態様において、前記第2の通信接続が前記第2の通信機と前記第4の通信機との間で確立された状態で前記第1の通信機の電源がオフになった場合、前記プロセッサは、前記第2の通信機と前記第4の通信機との間で確立された前記第2の通信接続を維持してもよい。前記第1の通信機の前記電源がオフであるときに前記第1の通信機の前記電源をオンにする指示を前記プロセッサが受け付けた場合、前記プロセッサは、前記第1の通信機の前記電源をオンにしてもよい。
本発明の第8の態様によれば、無線通信システムは、無線通信端末と外部端末とを有する。前記無線通信端末は、第1の通信機と、第2の通信機と、1つまたは複数のプロセッサとを有する。前記第1の通信機は、第1の通信プロトコルに従って無線通信を行う。前記第2の通信機は、第2の通信プロトコルに従って無線通信を行う。前記外部端末は、第3の通信機と、第4の通信機とを有する。前記第3の通信機は、前記第1の通信プロトコルに従って無線通信を行う。前記第4の通信機は、前記第2の通信プロトコルに従って無線通信を行う。前記第1の通信プロトコルおよび前記第2の通信プロトコルは、少なくともデータリンク層のプロトコルを含む。前記第1の通信プロトコルにおいて、第1のモードと第2のモードとが定義されている。前記第2の通信プロトコルは、前記第1の通信プロトコルと異なる。前記第1の通信機が前記第1のモードで動作し、かつ前記第3の通信機が第2のモードで動作しているとき、前記第1の通信機および前記第3の通信機の間で前記第1の通信プロトコルに従って、データリンク層よりも上位の層のデータ通信のための第1の通信接続が確立できる。前記第1の通信機が前記第1のモードで動作し、かつ前記第3の通信機が前記第2のモードで動作しているとき、前記第1の通信機および前記第3の通信機のうち前記第3の通信機のみが前記第1の通信プロトコルに従って接続要求を送信できる。第1の条件および第2の条件が満たされるとき、前記プロセッサは、指示情報を前記第2の通信機によって前記第4の通信機に送信する。前記指示情報が前記第4の通信機に送信されたとき、前記第1の通信機と前記第3の通信機との間で前記第1の通信接続は確立されてない。前記指示情報は、前記無線通信端末への前記接続要求の送信を前記外部端末に指示する情報である。前記第1の条件は、前記第2の通信プロトコルに基づく第2の通信接続が前記第2の通信機と前記第4の通信機との間で確立されているという条件である。前記第2の条件は、前記第1の通信機が前記第1のモードで動作しているという条件である。前記指示情報が前記第4の通信機に送信された後、前記第3の通信機によって送信された前記接続要求が前記第1の通信機によって受信された場合、前記プロセッサは、前記第1の通信機によって、前記第1の通信プロトコルに従って前記第3の通信機と前記第1の通信接続を確立する。前記第1の通信接続が確立された後、前記プロセッサは、前記第1の通信機によって前記第3の通信機と前記データ通信を行う。前記第4の通信機は、前記第2の通信機によって送信された前記指示情報を受信する。前記指示情報が受信された後、前記第3の通信機は、前記接続要求を前記第1の通信機に送信する。前記接続要求が送信された後、前記第3の通信機は、前記第1の通信機と前記第1の通信接続を確立する。前記第1の通信接続が確立された後、前記第3の通信機は、前記第1の通信機と前記データ通信を行う。
本発明の第9の態様によれば、無線通信方法は、無線通信端末によって実行される第1のステップと、第2のステップと、第3のステップとを有する。前記無線通信端末は、第1の通信機と、第2の通信機とを有する。前記第1の通信機は、第1の通信プロトコルに従って無線通信を行う。前記第2の通信機は、第2の通信プロトコルに従って無線通信を行う。外部端末は、第3の通信機と、第4の通信機とを有する。前記第3の通信機は、前記第1の通信プロトコルに従って無線通信を行う。前記第4の通信機は、前記第2の通信プロトコルに従って無線通信を行う。前記第1の通信プロトコルおよび前記第2の通信プロトコルは、少なくともデータリンク層のプロトコルを含む。前記第1の通信プロトコルにおいて、第1のモードと第2のモードとが定義されている。前記第2の通信プロトコルは、前記第1の通信プロトコルと異なる。前記第1の通信機が前記第1のモードで動作し、かつ前記第3の通信機が第2のモードで動作しているとき、前記第1の通信機および前記第3の通信機の間で前記第1の通信プロトコルに従って、データリンク層よりも上位の層のデータ通信のための第1の通信接続が確立できる。前記第1の通信機が前記第1のモードで動作し、かつ前記第3の通信機が前記第2のモードで動作しているとき、前記第1の通信機および前記第3の通信機のうち前記第3の通信機のみが前記第1の通信プロトコルに従って接続要求を送信できる。第1の条件および第2の条件が満たされるとき、前記第1のステップにおいて、前記第2の通信機は、指示情報を前記第4の通信機に送信する。前記指示情報が前記第4の通信機に送信されたとき、前記第1の通信機と前記第3の通信機との間で前記第1の通信接続は確立されてない。前記指示情報は、前記無線通信端末への前記接続要求の送信を前記外部端末に指示する情報である。前記第1の条件は、前記第2の通信プロトコルに基づく第2の通信接続が前記第2の通信機と前記第4の通信機との間で確立されているという条件である。前記第2の条件は、前記第1の通信機が前記第1のモードで動作しているという条件である。前記指示情報が前記第4の通信機に送信された後、前記第3の通信機によって送信された前記接続要求が前記第1の通信機によって受信された場合、前記第2のステップにおいて、前記第1の通信機は、前記第1の通信プロトコルに従って前記第3の通信機と前記第1の通信接続を確立する。前記第1の通信接続が確立された後、前記第3のステップにおいて、前記第1の通信機は前記第3の通信機と前記データ通信を行う。
本発明の第10の態様によれば、プログラムは、第1のステップと、第2のステップと、第3のステップとを無線通信端末のコンピュータに実行させるためのプログラムである。前記無線通信端末は、第1の通信機と、第2の通信機とを有する。前記第1の通信機は、第1の通信プロトコルに従って無線通信を行う。前記第2の通信機は、第2の通信プロトコルに従って無線通信を行う。外部端末は、第3の通信機と、第4の通信機とを有する。前記第3の通信機は、前記第1の通信プロトコルに従って無線通信を行う。前記第4の通信機は、前記第2の通信プロトコルに従って無線通信を行う。前記第1の通信プロトコルおよび前記第2の通信プロトコルは、少なくともデータリンク層のプロトコルを含む。前記第1の通信プロトコルにおいて、第1のモードと第2のモードとが定義されている。前記第2の通信プロトコルは、前記第1の通信プロトコルと異なる。前記第1の通信機が前記第1のモードで動作し、かつ前記第3の通信機が第2のモードで動作しているとき、前記第1の通信機および前記第3の通信機の間で前記第1の通信プロトコルに従って、データリンク層よりも上位の層のデータ通信のための第1の通信接続が確立できる。前記第1の通信機が前記第1のモードで動作し、かつ前記第1の通信機および前記第3の通信機のうち前記第3の通信機が前記第2のモードで動作しているとき、前記第3の通信機のみが前記第1の通信プロトコルに従って接続要求を送信できる。第1の条件および第2の条件が満たされるとき、前記第1のステップにおいて、前記第2の通信機は、指示情報を前記第4の通信機に送信する。前記指示情報が前記第4の通信機に送信されたとき、前記第1の通信機と前記第3の通信機との間で前記第1の通信接続は確立されてない。前記指示情報は、前記無線通信端末への前記接続要求の送信を前記外部端末に指示する情報である。前記第1の条件は、前記第2の通信プロトコルに基づく第2の通信接続が前記第2の通信機と前記第4の通信機との間で確立されているという条件である。前記第2の条件は、前記第1の通信機が前記第1のモードで動作しているという条件である。前記指示情報が前記第4の通信機に送信された後、前記第3の通信機によって送信された前記接続要求が前記第1の通信機によって受信された場合、前記第2のステップにおいて、前記第1の通信機は、前記第1の通信プロトコルに従って前記第3の通信機と前記第1の通信接続を確立する。前記第1の通信接続が確立された後、前記第3のステップにおいて、前記第1の通信機は前記第3の通信機と前記データ通信を行う。
上記の各態様によれば、無線通信端末への接続要求の送信を外部端末に指示する指示情報が無線通信端末の第2の通信機によって外部端末の第4の通信機に送信される。外部端末の第3の通信機によって送信された接続要求が無線通信端末の第1の通信機によって受信された場合、第1の通信機と第3の通信機との間で第1の通信接続が確立される。このため、第1のモードで動作できる無線通信端末が、第2のモードで動作する外部端末と無線通信端末からのトリガにより無線接続することができる。
本発明の第1の実施形態の無線通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の無線通信端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の外部端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の無線通信端末の動作の手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における通信の手順を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態の変形例の無線通信端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態の無線通信端末の動作の手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の無線通信端末の動作の手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における通信の手順を示すシーケンス図である。 本発明の第3の実施形態の無線通信端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態の無線通信端末の動作の手順を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の無線通信端末の動作の手順を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態における通信の手順を示すシーケンス図である。 本発明の第3の実施形態における通信の手順を示すシーケンス図である。 本発明の第3の実施形態の変形例の無線通信端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態の無線通信端末の動作の手順を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態の無線通信端末の動作の手順を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態における通信の手順を示すシーケンス図である。 本発明の第4の実施形態における通信の手順を示すシーケンス図である。 本発明の第4の実施形態における通信の手順を示すシーケンス図である。 本発明の第5の実施形態の無線通信端末の動作の手順を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施形態における通信の手順を示すシーケンス図である。
図面を参照し、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態の無線通信システム11の構成を示している。図1に示すように、無線通信システム11は、無線通信端末101と外部端末201とを有する。無線通信端末101および外部端末201は、無線通信を行う。図1では、1つの無線通信端末101と1つの外部端末201とが示されている。複数の無線通信端末101または複数の外部端末201が存在してもよい。
図2は、無線通信端末101のハードウェア構成を示している。図2に示すように、無線通信端末101は、プロセッサ111と、第1の通信機121と、第2の通信機131とを有する。
図3は、外部端末201のハードウェア構成を示している。図3に示すように、外部端末201は、プロセッサ211と、第3の通信機221と、第4の通信機231とを有する。
無線通信端末101および外部端末201の概略構成を説明する。第1の通信機121は、第1の通信プロトコルに従って無線通信を行う。第2の通信機131は、第2の通信プロトコルに従って無線通信を行う。第3の通信機221は、第1の通信プロトコルに従って無線通信を行う。第4の通信機231は、第2の通信プロトコルに従って無線通信を行う。第1の通信プロトコルおよび第2の通信プロトコルは、少なくともデータリンク層のプロトコルを含む。第1の通信プロトコルにおいて、第1のモードと第2のモードとが定義されている。第2の通信プロトコルは、第1の通信プロトコルと異なる。第1の通信機121が第1のモードで動作し、かつ第3の通信機221が第2のモードで動作しているとき、第1の通信機121および第3の通信機221の間で第1の通信プロトコルに従って、データリンク層よりも上位の層のデータ通信のための第1の通信接続が確立できる。第1の通信機121が第1のモードで動作し、かつ第3の通信機221が第2のモードで動作しているとき、第1の通信機121および第3の通信機221のうち第3の通信機221のみが第1の通信プロトコルに従って接続要求を送信できる。
第1の条件および第2の条件が満たされるとき、プロセッサ111は、指示情報を第2の通信機131によって第4の通信機231に送信する。指示情報が第4の通信機231に送信されたとき、第1の通信機121と第3の通信機221との間で第1の通信接続は確立されてない。指示情報は、無線通信端末101への接続要求の送信を外部端末201に指示する情報である。第1の条件は、第2の通信プロトコルに基づく第2の通信接続が第2の通信機131と第4の通信機231との間で確立されているという条件である。第2の条件は、第1の通信機121が第1のモードで動作しているという条件である。
指示情報が第4の通信機231に送信された後、第3の通信機221によって送信された接続要求が第1の通信機121によって受信された場合、プロセッサ111は、第1の通信機121によって、第1の通信プロトコルに従って第3の通信機221と第1の通信接続を確立する。第1の通信接続が確立された後、プロセッサ111は、第1の通信機121によって第3の通信機221とデータ通信を行う。第4の通信機231は、第2の通信機131によって送信された指示情報を受信する。指示情報が受信された後、第3の通信機221は、接続要求を第1の通信機121に送信する。接続要求が送信された後、第3の通信機221は、第1の通信機121と第1の通信接続を確立する。第1の通信接続が確立された後、第3の通信機221は、第1の通信機121とデータ通信を行う。
第1の通信プロトコルおよび第2の通信プロトコルは、少なくともデータリンク層のプロトコルを含む通信プロトコルであればよい。データリンク層は、OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルの1つの層である。例えば、第1の通信プロトコルは、無線LANである。例えば、第1のモードは親機モードであり、かつ第2のモードは子機モードである。無線LANにおいて、第1のモードで動作する端末は、アクセスポイント(AP)である。無線LANにおいて、第2のモードで動作する端末は、ステーション(STA)である。接続要求は、第1の通信プロトコルで定義された形式のメッセージである。例えば、データリンク層よりも上位の層のデータ通信は、アプリケーション層のデータ通信である。例えば、第2の通信プロトコルは、Bluetooth(登録商標)である。第2の通信プロトコルは、NFC、RFID、TransferJet(登録商標)、および赤外線通信などのいずれであってもよい。指示情報は、第2の通信プロトコルで定義された形式のメッセージである。
第2の通信機131および第4の通信機231は、第2の通信プロトコルに従って動作する。第2の通信プロトコルにおいて、第1の通信プロトコルの第1のモードと同様な第1のモードが定義され、かつ第1の通信プロトコルの第2のモードと同様な第2のモードが定義されていてもよい。あるいは、第2の通信プロトコルにおいて第1のモードおよび第2のモードが定義されていなくてもよい。第2の通信プロトコルにおいて第1のモードおよび第2のモードが定義されている場合、第2の通信機131および第4の通信機231は、第1のモードおよび第2のモードのうちどちらのモードで動作してもよい。
無線通信端末101および外部端末201の詳細構成を説明する。無線通信端末101は、1つまたは複数のプロセッサを有する。図2において、1つのプロセッサ111が示されている。例えば、プロセッサ111は、CPU(Central Processing Unit)で構成されている。プロセッサ111は、特定用途向け集積回路(ASIC)またはFPGA(Field−Programmable Gate Array)で構成されてもよい。プロセッサ111は、無線通信端末101の動作を制御する。
例えば、プロセッサ111の機能は、プロセッサ111の動作を規定する命令を含むプログラムをプロセッサ111が読み込んで実行することにより、ソフトウェアの機能として実現可能である。このプログラムは、例えばフラッシュメモリのような「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」により提供されてもよい。また、上述したプログラムは、このプログラムが保存された記憶装置等を有するコンピュータから、伝送媒体を介して、あるいは伝送媒体中の伝送波により無線通信端末101に伝送されてもよい。プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように、情報を伝送する機能を有する媒体である。また、上述したプログラムは、前述した機能の一部を実現してもよい。さらに、上述したプログラムは、前述した機能をコンピュータに既に記録されているプログラムとの組合せで実現できる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
例えば、第1の通信機121は、無線モジュールである。第1の通信機121は、ベースバンド回路122と、RF回路123と、アンテナ124とを有する。ベースバンド回路122は、プロセッサ111からの指示に従いデジタル信号処理を行い、デジタル信号をD/A変換によりアナログ信号に変換する。ベースバンド回路122によって生成されたアナログ信号はRF回路123に出力される。また、ベースバンド回路122は、RF回路123から出力されたアナログ信号をA/D変換によりデジタル信号に変換し、かつデジタル信号に対する処理を行う。ベースバンド回路122によってデジタル信号に対して行われる処理のうち、MAC(Media Access Control)層の処理の一部は、プロセッサ111によって制御される。MAC層は、データリンク層に含まれる。
RF回路123は、ベースバンド回路122から出力されたアナログ信号を搬送波の周波数帯のアナログ信号に変調する。RF回路123によって変調されたアナログ信号は、アンテナ124に出力される。また、RF回路123は、アンテナ124から出力された搬送波の周波数帯のアナログ信号を復調する。RF回路123によって復調されたアナログ信号は、ベースバンド回路122に出力される。アンテナ124は、RF回路123から出力されたアナログ信号を電波に変換し、かつ電波を外部端末201に送信する。また、アンテナ124は、外部端末201から送信された電波を受信し、かつ受信された電波をアナログ信号に変換する。アンテナ124によって処理されたアナログ信号は、RF回路123に出力される。
第1のモードおよび第2のモードのうち第1のモードのみが第1の通信機121に設定できる。第1の通信機121は、第1のモードが設定された状態と、第1のモードの設定が解除された状態とになることができる。
例えば、第2の通信機131は、無線モジュールである。第2の通信機131は、ベースバンド回路132と、RF回路133と、アンテナ134とを有する。ベースバンド回路132の機能は、ベースバンド回路122の機能と同様である。RF回路133の機能は、RF回路123の機能と同様である。アンテナ134の機能は、アンテナ124の機能と同様である。
プロセッサ111は、データまたは情報を第1の通信機121または第2の通信機131によって外部端末201に送信する。具体的には、プロセッサ111は、データまたは情報が外部端末201に送信されるように第1の通信機121または第2の通信機131を制御する。つまり、プロセッサ111は、外部端末201に対するデータまたは情報を第1の通信機121または第2の通信機131に送信させる。これによって、第1の通信機121または第2の通信機131は、データまたは情報を外部端末201に送信する。プロセッサ111は、データまたは情報を第1の通信機121または第2の通信機131によって外部端末201から受信する。具体的には、プロセッサ111は、データまたは情報が外部端末201から受信されるように第1の通信機121または第2の通信機131を制御する。つまり、プロセッサ111は、外部端末201から送信されたデータまたは情報を第1の通信機121または第2の通信機131に受信させる。これによって、第1の通信機121または第2の通信機131は、データまたは情報を外部端末201から受信する。
無線通信端末101は、図2に示されていない構成を有してもよい。例えば、無線通信端末101は、モニタ、操作部、およびメモリの少なくとも1つを有してもよい。
図2に示すように、アンテナ124およびアンテナ134は、通信機内に配置されている。アンテナ124およびアンテナ134は、通信機外に配置されてもよい。アンテナ124が第1の通信機121内に配置され、かつアンテナ134が第2の通信機131外に配置されてもよい。あるいは、アンテナ124が第1の通信機121外に配置され、かつアンテナ134が第2の通信機131内に配置されてもよい。図2に示すように、アンテナ124およびアンテナ134は、互いに異なるアンテナとして構成されている。1つのアンテナが第1の通信機121と第2の通信機131とで共用されてもよい。
外部端末201は、1つまたは複数のプロセッサを有する。図3において、1つのプロセッサ211が示されている。例えば、プロセッサ211は、CPUで構成されている。プロセッサ211は、特定用途向け集積回路またはFPGAで構成されてもよい。プロセッサ211は、外部端末201の動作を制御する。プロセッサ211は、本発明の各態様の無線通信装置が無線通信する外部端末の構成として必須ではない。
例えば、プロセッサ211の機能は、プロセッサ211の動作を規定する命令を含むプログラムをプロセッサ211が読み込んで実行することにより、ソフトウェアの機能として実現可能である。このプログラムの実現形態は、プロセッサ111の機能を実現するプログラムの実現形態と同様である。
例えば、第3の通信機221は、無線モジュールである。第3の通信機221は、ベースバンド回路222と、RF回路223と、アンテナ224とを有する。ベースバンド回路222は、プロセッサ211からの指示に従いデジタル信号処理を行い、デジタル信号をD/A変換によりアナログ信号に変換する。ベースバンド回路222によって生成されたアナログ信号はRF回路223に出力される。また、ベースバンド回路222は、RF回路223から出力されたアナログ信号をA/D変換によりデジタル信号に変換し、かつデジタル信号に対する処理を行う。ベースバンド回路222によってデジタル信号に対して行われる処理のうち、MAC層の処理の一部は、プロセッサ211によって制御される。
RF回路223は、ベースバンド回路222から出力されたアナログ信号を搬送波の周波数帯のアナログ信号に変調する。RF回路223によって変調されたアナログ信号は、アンテナ224に出力される。また、RF回路223は、アンテナ224から出力された搬送波の周波数帯のアナログ信号を復調する。RF回路223によって復調されたアナログ信号は、ベースバンド回路222に出力される。アンテナ224は、RF回路223から出力されたアナログ信号を電波に変換し、かつ電波を無線通信端末101に送信する。また、アンテナ224は、無線通信端末101から送信された電波を受信し、かつ受信された電波をアナログ信号に変換する。アンテナ224によって処理されたアナログ信号は、RF回路223に出力される。
第1のモードおよび第2のモードのうち第2のモードのみが第3の通信機221に設定できる。第3の通信機221は、第2のモードが設定された状態と、第2のモードの設定が解除された状態とになることができる。第1の通信機121および第3の通信機221のうち第3の通信機221のみが第1の通信プロトコルに従って接続要求を送信できる。
例えば、第4の通信機231は、無線モジュールである。第4の通信機231は、ベースバンド回路232と、RF回路233と、アンテナ234とを有する。ベースバンド回路232の機能は、ベースバンド回路222の機能と同様である。RF回路233の機能は、RF回路223の機能と同様である。アンテナ234の機能は、アンテナ224の機能と同様である。
プロセッサ211は、データまたは情報を第3の通信機221または第4の通信機231によって無線通信端末101に送信する。具体的には、プロセッサ211は、データまたは情報が無線通信端末101に送信されるように第3の通信機221または第4の通信機231を制御する。つまり、プロセッサ211は、無線通信端末101に対するデータまたは情報を第3の通信機221または第4の通信機231に送信させる。これによって、第3の通信機221または第4の通信機231は、データまたは情報を無線通信端末101に送信する。プロセッサ211は、データまたは情報を第3の通信機221または第4の通信機231によって無線通信端末101から受信する。具体的には、プロセッサ211は、データまたは情報が無線通信端末101から受信されるように第3の通信機221または第4の通信機231を制御する。つまり、プロセッサ211は、無線通信端末101から送信されたデータまたは情報を第3の通信機221または第4の通信機231に受信させる。これによって、第3の通信機221または第4の通信機231は、データまたは情報を無線通信端末101から受信する。
外部端末201は、図3に示されていない構成を有してもよい。例えば、外部端末201は、モニタ、操作部、およびメモリの少なくとも1つを有してもよい。
図3に示すように、アンテナ224およびアンテナ234は、通信機内に配置されている。アンテナ224およびアンテナ234は、通信機外に配置されてもよい。アンテナ224が第3の通信機221内に配置され、かつアンテナ234が第4の通信機231外に配置されてもよい。あるいは、アンテナ224が第3の通信機221外に配置され、かつアンテナ234が第4の通信機231内に配置されてもよい。図3に示すように、アンテナ224およびアンテナ234は、互いに異なるアンテナとして構成されている。1つのアンテナが第3の通信機221と第4の通信機231とで共用されてもよい。
無線通信端末101の動作を説明する。図4は、無線通信端末101の動作を示している。
(ステップS101)
プロセッサ111は、第2の通信機131によって、第2の通信プロトコルに基づく第2の通信接続を第4の通信機231と確立する。つまり、プロセッサ111は、第2の通信接続の確立を第2の通信機131に指示する。第2の通信機131は、第4の通信機231と第2の通信接続を確立する。これによって、無線通信端末101と外部端末201との間で第2の通信接続が確立される。
第2の通信接続の確立に関して、無線通信端末101は外部端末201に対して接続の確立を行う、または外部端末201から接続を受け入れる。第2の通信プロトコルが対応する無線通信方式の種類によっては、端末の役割が、接続を行う役割または接続を受け入れる役割に限定される。例えば、無線通信端末101は、第2の通信プロトコルにより接続を行う役割を有し、かつ外部端末201は、第2の通信プロトコルにより接続を受け入れる役割を有する。あるいは、無線通信端末101は、第2の通信プロトコルにより接続を受け入れる役割を有し、かつ外部端末201は、第2の通信プロトコルにより接続を行う役割を有する。端末の役割が限定されない場合、無線通信端末101および外部端末201は、第2の通信プロトコルによる接続の実行と接続の受け入れとの両方が可能である。第2の通信接続の確立に関して、一方の端末から他方の端末に対する1回のみの通信が行われる。あるいは、一方の端末と他方の端末との間で複数回の通信が行われる。
(ステップS102)
第2の通信接続が確立された後、プロセッサ111は、第1の通信機121を第1のモードで動作させる。つまり、プロセッサ111は、第1のモードの動作の開始を第1の通信機121に指示する。第1の通信機121は、第1のモードの動作を開始する。ステップS101およびステップS102における処理の順番は、図4に示す順番に限らない。例えば、ステップS102における処理が行われた後、ステップS101における処理が行われてもよい。
(ステップS103)
第1のモードの動作が開始された後、プロセッサ111は、第1の通信接続の状態を第1の通信機121に問い合わせる。第1の通信接続の状態は、接続中状態または切断状態である。接続中状態は、接続が維持されている状態である。つまり、接続中状態は、第1の通信機121と第3の通信機221とがデータ通信を行うことができる状態である。切断状態は、第1の通信機121と第3の通信機221とが接続されていない状態である。つまり、切断状態は、第1の通信機121と第3の通信機221とがデータ通信を行うことができない状態である。第1の通信機121は、第1の通信接続の状態をプロセッサ111に応答する。プロセッサ111は、第1の通信機121からの応答に基づいて第1の通信接続の状態を判断する。第1の通信接続の状態が切断状態であるとプロセッサ111が判断した場合、プロセッサ111は、指示情報を第2の通信機131によって第4の通信機231に送信する。つまり、プロセッサ111は、指示情報の送信を第2の通信機131に指示する。第2の通信機131は、指示情報を第4の通信機231に送信する。
ステップS103において指示情報が第4の通信機231に送信されたとき、第1の通信機121と第3の通信機221との間で第1の通信接続は確立されていない。ステップS103において、第2の通信接続が第2の通信機131と第4の通信機231との間で既に確立されている。つまり、第1の条件が満たされる。ステップS103において、第1の通信機121は第1のモードで動作している。つまり、第2の条件が満たされる。
(ステップS104)
第3の通信機221から接続要求が送信された場合、第1の通信機121は、接続要求を受信する。無線LANにおける接続要求は、Association Requestである。プロセッサ111は、第1の通信機121を監視し、かつ接続要求が受信されたか否かを判断する。接続要求が受信されていないとプロセッサ111が判断した場合、ステップS104における処理が継続する。
(ステップS105)
接続要求が受信されたとプロセッサ111が判断した場合、プロセッサ111は、第1の通信機121によって、第1の通信プロトコルに従って第3の通信機221と第1の通信接続を確立する。つまり、プロセッサ111は、第1の通信接続の受け入れを第1の通信機121に指示する。第1の通信機121は、第1の通信接続を受け入れる。これによって、第1の通信機121は、第3の通信機221と第1の通信接続を確立する。この結果、無線通信端末101と外部端末201との間で第1の通信接続が確立される。
例えば、第1の通信接続の受け入れは、以下の処理により行われる。プロセッサ111は、接続要求により通知されたセキュリティおよび通信速度が許容できるか否かを判断する。セキュリティおよび通信速度が許容できる場合、プロセッサ111は、外部端末201との第1の通信接続が受け入れられた後に無線通信端末101に接続している端末の数が上限を超えているか否かを判断する。端末の数が上限を超えていないとプロセッサ111が判断した場合、第1の通信接続が受け入れられる。
(ステップS106)
第1の通信接続が受け入れられた後、第1の通信機121は、プロセッサ111からの第1の通信接続の受け入れの指示に基づいて、接続要求応答を第3の通信機221に送信する。これによって、接続要求の送信元である外部端末201に接続要求応答が送信され、かつ第1の通信接続の確立が完了する。無線LANにおける接続要求応答は、Association Responseである。プロセッサ111は、無線ネットワークの設定に応じて、第1の通信機121によって、認証のための通信を第3の通信機221と行う。認証のための通信は必須ではない。認証が成功した場合、無線通信端末101は、通信不可能状態からデータ通信可能状態に遷移する。あるいは、認証のための通信が不要である場合、無線通信端末101は、通信不可能状態からデータ通信可能状態に遷移する。
(ステップS107)
接続要求応答が送信された後、プロセッサ111は、第1の通信機121によって第3の通信機221とデータ通信を行う。つまり、プロセッサ111は、データ通信を第1の通信機121に指示する。第1の通信機121は、第3の通信機221とデータ通信を行う。第1の通信機121が第3の通信機221からデータを受信することによりデータ通信が開始されてもよい。無線通信端末101と外部端末201との間で送信されるデータは、画像データ、音声データ、および文書データのいずれであってもよい。無線通信端末101と外部端末201との間で送信されるデータは、これら以外のデータであってもよい。例えば、第5の実施形態で説明するように、無線通信端末101と外部端末201との間で送信されるデータは、センサデータであってもよい。
第1の通信接続が確立された後、第1の通信プロトコルに従うデータ通信において認証およびデータ通信の暗号化が行われてもよい。第2の通信接続が確立された後、第2の通信プロトコルに従うデータ通信において認証およびデータ通信の暗号化が行われてもよい。
無線通信端末101の動作に対応する外部端末201の動作を説明する。プロセッサ211は、第3の通信機221を第2のモードで動作させる。つまり、プロセッサ211は、第2のモードの動作の開始を第3の通信機221に指示する。第3の通信機221は、第2のモードの動作を開始する。
プロセッサ211は、第4の通信機231によって、第2の通信プロトコルに基づく第2の通信接続を第2の通信機131と確立する。つまり、プロセッサ211は、第2の通信接続の確立を第4の通信機231に指示する。第4の通信機231は、第2の通信機131と第2の通信接続を確立する。
第4の通信機231は、指示情報を第2の通信機131から受信する。指示情報が受信された場合、プロセッサ211は、接続要求を第3の通信機221によって第1の通信機121に送信する。つまり、プロセッサ211は、接続要求の送信を第3の通信機221に指示する。第3の通信機221は、接続要求を第1の通信機121に送信する。
接続要求が送信された後、プロセッサ211は、第3の通信機221によって、第1の通信プロトコルに従って第1の通信機121と第1の通信接続を確立する。つまり、プロセッサ211は、第1の通信接続の確立を第3の通信機221に指示する。第3の通信機221は、第1の通信機121と第1の通信接続を確立する。第3の通信機221は、接続要求応答を第1の通信機121から受信する。これによって、第1の通信接続の確立が完了する。
プロセッサ211は、第3の通信機221によって第1の通信機121とデータ通信を行う。つまり、プロセッサ211は、データ通信を第3の通信機221に指示する。第3の通信機221は、第1の通信機121とデータ通信を行う。第3の通信機221が第1の通信機121からデータを受信することによりデータ通信が開始されてもよい。
図5は、無線通信端末101および外部端末201の間の通信の手順を示している。図5を参照し、各端末の動作を説明する。
外部端末201において、第3の通信機221は第2のモードの動作を開始する。一方、無線通信端末101において、プロセッサ111は第2の通信接続の確立を第2の通信機131に指示する(ステップS101)。第2の通信機131は第4の通信機231と第2の通信接続を確立する(ステップS101)。
第2の通信接続が開始された後、プロセッサ111は、第1のモードの動作の開始を第1の通信機121に指示する(ステップS102)。第1の通信機121は、第1のモードの動作を開始する(ステップS102)。
第1の通信機121が第1のモードの動作を開始した後、プロセッサ111は、第1の通信接続の状態を第1の通信機121に問い合わせることにより、第1の通信接続の状態を確認する(ステップS103)。第1の通信機121は、第1の通信接続の状態が切断状態であることをプロセッサ111に応答する(ステップS103)。第1の通信接続の状態が切断状態であるため、プロセッサ111は、指示情報の送信を第2の通信機131に指示する(ステップS103)。第2の通信機131は、指示情報を第4の通信機231に送信する(ステップS103)。
外部端末201において、第4の通信機231は指示情報を第2の通信機131から受信する。指示情報が受信された後、第3の通信機221は、接続要求を第1の通信機121に送信する。
無線通信端末101において、第1の通信機121は接続要求を第3の通信機221から受信する(ステップS104)。第1の通信機121は、接続要求の受信をプロセッサ111に通知する(ステップS104)。
接続要求が受信された後、プロセッサ111は、第1の通信接続の受け入れを第1の通信機121に指示する(ステップS105)。第1の通信機121は、第1の通信接続を受け入れる(ステップS105)。その後、第1の通信機121は、接続要求応答を第3の通信機221に送信する(ステップS106)。
接続要求応答が送信された後、プロセッサ111は、データ通信を第1の通信機121に指示する(ステップS107)。第1の通信機121は、第3の通信機221とデータ通信を行う(ステップS107)。
第3の通信機221による第2のモードの動作は、図5に示されるタイミングよりも遅いタイミングで開始されてもよい。例えば、第2の通信接続が確立された後、かつ指示情報が受信される前に第3の通信機221は第2のモードの動作を開始してもよい。
本発明の各態様の無線通信方法は、図4に示す動作に基づく。無線通信方法は、無線通信端末101によって実行される第1のステップ(ステップS103)と、第2のステップ(ステップS105)と、第3のステップ(ステップS107)とを有する。第1の条件および第2の条件が満たされるとき、第1のステップにおいて、第2の通信機131は、指示情報を第4の通信機231に送信する。第1の条件は、第2の通信プロトコルに基づく第2の通信接続が第2の通信機131と第4の通信機231との間で確立されているという条件である。第2の条件は、第1の通信機121が第1のモードで動作しているという条件である。指示情報が第4の通信機231に送信された後、第3の通信機221によって送信された接続要求が第1の通信機121によって受信された場合、第2のステップにおいて、第1の通信機121は、第1の通信プロトコルに従って第3の通信機221と第1の通信接続を確立する。第1の通信接続が確立された後、第3のステップにおいて、第1の通信機121は第3の通信機221とデータ通信を行う。
本発明の各態様の無線通信方法は、上記の第1から第3のステップに対応する処理以外の処理を有していなくてもよい。
上記のように、無線通信端末101への接続要求の送信を外部端末201に指示する指示情報が無線通信端末101の第2の通信機131によって外部端末201の第4の通信機231に送信される。外部端末201の第3の通信機221によって送信された接続要求が無線通信端末101の第1の通信機121によって受信された場合、第1の通信機121と第3の通信機221との間で第1の通信接続が確立される。このため、第1のモードで動作できる無線通信端末101が、第2のモードで動作する外部端末201と無線通信端末101からのトリガにより無線接続することができる。
(第1の実施形態の変形例)
図6は、本発明の第1の実施形態の変形例の無線通信端末101aのハードウェア構成を示している。図6に示す構成について、図2に示す構成と異なる点を説明する。
無線通信端末101aにおいて、図2に示す無線通信端末101における第1の通信機121が第1の通信機121aに変更され、かつ図2に示す無線通信端末101における第2の通信機131が第2の通信機131aに変更される。第1の通信機121aは、ベースバンド回路122と、RF回路123と、アンテナ124と、プロセッサ125とを有する。プロセッサ125は、ベースバンド回路122を制御する。第1の通信機121aにおいて、プロセッサ125以外の構成は、第1の通信機121における構成と同一である。第2の通信機131aは、ベースバンド回路132と、RF回路133と、アンテナ134と、プロセッサ135とを有する。プロセッサ135は、ベースバンド回路132を制御する。第2の通信機131aにおいて、プロセッサ135以外の構成は、第2の通信機131における構成と同一である。プロセッサ111は、プロセッサ125およびプロセッサ135を制御する。プロセッサ111、プロセッサ125、およびプロセッサ135は、互いに共同して無線通信を制御する。上記以外の点については、図6に示す構成は、図2に示す構成と同様である。
第1の通信機121aおよび第2の通信機131aのうち第1の通信機121aのみが図2に示す第1の通信機121に変更されてもよい。あるいは、第1の通信機121aおよび第2の通信機131aのうち第2の通信機131aのみが図2に示す第2の通信機131に変更されてもよい。外部端末201において、第3の通信機221および第4の通信機231の少なくとも1つが、ベースバンド回路を制御するためのプロセッサを有してもよい。
(第2の実施形態)
図2に示す無線通信端末101と図3に示す外部端末201とを使用して本発明の第2の実施形態を説明する。
第2の通信接続が第2の通信機131と第4の通信機231との間で確立された状態で第1の通信機121の電源がオフになった場合、プロセッサ111は、第2の通信機131と第4の通信機231との間で確立された第2の通信接続を維持する。第1の通信機121の電源がオフであるときに第1の通信機121の電源をオンにする指示をプロセッサ111が受け付けた場合、プロセッサ111は、第1の通信機121の電源をオンにする。
電源のオンおよびオフに関する処理は図示されていない。例えば、電源のオンまたはオフの指示が、操作部を介してユーザによって入力される。電源のオフの指示が操作部を介して入力された場合、少なくとも第1の通信機121の電源がオフになり、かつ少なくとも第2の通信機131の電源がオンに維持される。例えば、電源のオフの指示が操作部を介して入力された場合、第2の通信機131以外の構成の電源がオフになり、かつ第2の通信機131の電源のみがオンに維持される。電源のオフの指示が操作部を介して入力された場合、第1の通信機121の電源のみがオフになり、かつ第1の通信機121以外の構成の電源がオンに維持されてもよい。
第1の通信機121のデータ通信量が所定量以下である場合、または無線通信端末101が第1の状態から第2の状態になった場合、プロセッサ111は、第1の通信機121に第1のモードの動作を停止させる。第2の状態における無線通信端末101の消費電力は、第1の状態における無線通信端末101の消費電力よりも小さくなるように制御される。第1の条件が満たされ、かつ第2の条件が満たされない場合、プロセッサ111は、第1の通信機121を第1のモードで動作させた後、指示情報を第2の通信機131によって第4の通信機231に送信する。
前述したように、第1の条件は、第2の通信プロトコルに基づく第2の通信接続が第2の通信機131と第4の通信機231との間で確立されているという条件である。前述したように、第2の条件は、第1の通信機121が第1のモードで動作しているという条件である。第2の通信接続が確立され、かつ第1の通信機121が第1のモードの動作を停止している場合、第1の通信機121は第1のモードの動作を開始する。その後、指示情報が送信される。
例えば、アクティブモード(通常モード)が無線通信端末101に設定された場合、無線通信端末101は第1の状態である。例えば、スリープモード、休止モード、サスペンドモード、省電力モード、および低電力モードのいずれか1つが無線通信端末101に設定された場合、無線通信端末101は第2の状態である。
無線通信端末101の動作を説明する。図7および図8は、無線通信端末101の動作を示している。無線通信端末101の電源がオフであり、かつ無線通信端末101の電源をオンにする指示が受け付けられたとき、図7および図8に示す処理が行われる。図7および図8に示す処理について、図4に示す処理と異なる点を説明する。
(ステップS121)
ステップS101において第2の通信接続が確立された後、プロセッサ111は、第2の通信接続の状態を第2の通信機131に問い合わせる。第2の通信接続の状態は、接続中状態または切断状態である。接続中状態は、接続が維持されている状態である。つまり、接続中状態は、第2の通信機131と第4の通信機231とがデータ通信を行うことができる状態である。切断状態は、第2の通信機131と第4の通信機231とが接続されていない状態である。つまり、切断状態は、第2の通信機131と第4の通信機231とがデータ通信を行うことができない状態である。第2の通信機131は、第2の通信接続の状態をプロセッサ111に応答する。プロセッサ111は、第2の通信機131からの応答に基づいて第2の通信接続の状態を判断する。
例えば、無線通信端末101と外部端末201との距離が大きくなることにより無線通信端末101における受信状態が悪くなった場合、第2の通信接続が切断する。あるいは、無線通信端末101と外部端末201との間に障害物が発生することにより受信状態が悪くなった場合、第2の通信接続が切断する。あるいは、外部端末201から切断の処理が行われた場合、第2の通信接続が切断する。あるいは、第2の通信接続の切断の指示または第2の通信機131の停止の指示が操作部を介して入力された場合、第2の通信接続が切断する。
第2の通信接続の状態が接続中状態であるとプロセッサ111が判断した場合、ステップS127における処理が行われる。第2の通信接続の状態が切断状態であるとプロセッサ111が判断した場合、ステップS123における処理が行われる。第2の通信接続の状態が切断状態である場合、プロセッサ111は、図示しない任意のタイミングで第2の通信接続を確立するように第2の通信機131に指示してもよい。あるいは、第2の通信接続が開始されたことを示すメッセージが第2の通信機131によって第4の通信機231から受信された後、プロセッサ111は、接続の受け入れを第2の通信機131に指示してもよい。
(ステップS127)
プロセッサ111は、第1の通信機121が第1のモードで動作中であるか否かを判断する。例えば、プロセッサ111が第1のモードの動作の開始を第1の通信機121に1回も指示していない場合、プロセッサ111は、第1の通信機121が第1のモードで動作していないと判断する。一方、プロセッサ111が第1のモードの動作の開始を第1の通信機121に1回または複数回指示し、かつその指示が最後に与えられた後、プロセッサ111が第1のモードの動作の停止を第1の通信機121に指示していない場合、プロセッサ111は、以下の判断を行う。プロセッサ111が第1のモードの動作の停止通知を第1の通信機121から受け取っていない場合、プロセッサ111は、第1の通信機121が第1のモードで動作中であると判断する。そうでない場合、プロセッサ111は、第1の通信機121が第1のモードで動作中でないと判断する。例えば、プロセッサ111は、第1のモードの動作中であるか否かを第1の通信機121に問い合わせてもよい。プロセッサ111は、第1の通信機121からの応答に基づいて、第1の通信機121が第1のモードで動作中であるか否かを判断してもよい。第1の通信機121が第1のモードで動作中であるとプロセッサ111が判断した場合、ステップS103における処理が行われる。第1の通信機121が第1のモードで動作中でないとプロセッサ111が判断した場合、ステップS128における処理が行われる。
(ステップS128)
プロセッサ111は、第1のモードの動作の開始指示を受け付けたか否かを判断する。例えば、スリープモードが無線通信端末101に設定された後、スリープモードの解除および外部端末201へのデータの送信が指示された場合、プロセッサ111は、第1のモードの動作の開始指示を受け付けたと判断する。スリープモードの解除の指示および外部端末201へのデータの送信の指示は、操作部を介してユーザによって入力される。スリープモードの解除が指示された場合、プロセッサ111は、無線通信端末101に対するスリープモードの設定を解除する。後述するようにデータ通信量の減少によりスリープモードが無線通信端末101に設定された後、外部端末201へのデータの送信が指示された場合、プロセッサ111は、第1のモードの動作の開始指示を受け付けたと判断してもよい。スリープモードが無線通信端末101に設定された後、スリープモードの解除または第1の通信プロトコルに従う無線通信の要求を示すメッセージが第2の通信機131によって受信された場合、プロセッサ111は、第1のモードの動作の開始指示を受け付けたと判断してもよい。このメッセージが受信された場合、プロセッサ111は、無線通信端末101に対するスリープモードの設定を解除する。第1のモードの動作の開始指示を受け付けたとプロセッサ111が判断した場合、ステップS122における処理が行われる。第1のモードの動作の開始指示を受け付けていないとプロセッサ111が判断した場合、ステップS129における処理が行われる。
(ステップS129)
プロセッサ111は、第1のモードの動作の停止指示により第1の通信機121が停止中であるか否かを判断する。この判断は、後述するステップS126における処理の結果に基づく。ステップS126における処理により第1のモードの動作が停止された場合、プロセッサ111は、第1のモードの動作の停止指示により第1の通信機121が停止中であると判断する。無線通信端末101の電源がオンになった直後のタイミングではプロセッサ111は、第1のモードの動作の停止指示により第1の通信機121が停止中でないと判断する。第1のモードの動作の停止指示により第1の通信機121が停止中であるとプロセッサ111が判断した場合、ステップS127における処理が行われる。第1のモードの動作の停止指示により第1の通信機121が停止中でないとプロセッサ111が判断した場合、ステップS122における処理が行われる。
(ステップS122)
プロセッサ111は、第1の通信機121を第1のモードで動作させる。つまり、プロセッサ111は、第1のモードの動作の開始を第1の通信機121に指示する。第1の通信機121は、第1のモードの動作を開始する。第1のモードの動作が開始された後、ステップS103における処理が行われる。第1のモードの動作が開始された後、第1の通信機121が外部端末201から第1の通信接続を受け入れることができる状態になったことを示す通知をプロセッサ111が第1の通信機121から受け取るまでプロセッサ111は待機してもよい。プロセッサ111が待機した後、ステップS103における処理が行われてもよい。あるいは、プロセッサ111が上記の通知を受け取るまで待機せずに即座にステップS103における処理が行われてもよい。
ステップS128において第1のモードの動作の開始指示が受け付けられた場合、第1の通信機121は第1のモードの動作を停止している。あるいは、無線通信端末101の電源がオンになった直後にステップS129における処理が行われたとき、第1の通信機121は第1のモードの動作を停止している。つまり、第2の条件は満たされない。一方、ステップS121における判断の結果、第2の通信接続が第2の通信機131と第4の通信機231との間で既に確立されている。つまり、第1の条件が満たされる。このとき、ステップS122における処理により、第1の通信機121は、第1のモードの動作を開始する。
(ステップS123)
ステップS107においてデータ通信が行われた後、プロセッサ111は、第1の通信プロトコルによるデータ通信の通信量が閾値以下であるか否かを判断する。閾値は、0以上である。閾値は0であってもよい。例えば、プロセッサ111は、データ通信が完了したか否かを判断することにより、データ通信の通信量が0以下であるか否かを判断する。データ通信の通信量が閾値以下になった瞬間にプロセッサ111は、データ通信の通信量が閾値以下であると判断してもよい。あるいは、データ通信の通信量が閾値以下である状態が所定時間継続した場合にプロセッサ111は、データ通信の通信量が閾値以下であると判断してもよい。第1の通信プロトコルによるデータ通信の通信量が閾値以下であるとプロセッサ111が判断した場合、ステップS125における処理が行われる。第1の通信プロトコルによるデータ通信の通信量が閾値よりも大きいとプロセッサ111が判断した場合、ステップS124における処理が行われる。
(ステップS124)
プロセッサ111は、無線通信端末101のモードがスリープモードに移行したか否かを判断する。例えば、スリープモードへの移行の指示が操作部を介してユーザによって入力された場合に無線通信端末101のモードはスリープモードに移行する。一定時間、操作部が操作されない場合に無線通信端末101のモードがスリープモードに移行してもよい。スリープモードへの移行が行われる時刻が操作部を介してユーザによって設定され、かつその時刻になったときに無線通信端末101のモードがスリープモードに移行してもよい。第1の通信機121、第2の通信機131、または図示しない他の通信機が指示を外部端末201から受信した場合に無線通信端末101のモードがスリープモードに移行してもよい。スリープモードにおいて、プロセッサ111は、無線通信端末101の消費電力が、アクティブモード(通常モード)における無線通信端末101の消費電力よりも小さくなるように無線通信端末101の全体を制御する。無線通信端末101のモードがスリープモードに移行したとプロセッサ111が判断した場合、ステップS125における処理が行われる。無線通信端末101のモードがスリープモードに移行していないとプロセッサ111が判断した場合、ステップS121における処理が行われる。
(ステップS125)
プロセッサ111は、第1の通信機121が第1のモードで動作中であるか否かを判断する。この処理は、ステップS127における処理と同様である。第1の通信機121が第1のモードで動作中であるとプロセッサ111が判断した場合、ステップS126における処理が行われる。第1の通信機121が第1のモードで動作中でないとプロセッサ111が判断した場合、ステップS121における処理が行われる。
(ステップS126)
プロセッサ111は、第1の通信機121に第1のモードの動作を停止させる。つまり、プロセッサ111は、第1のモードの動作の停止を第1の通信機121に指示する。第1の通信機121は、第1のモードの動作を停止する。第1のモードの動作が停止した後、ステップS121における処理が行われる。
上記以外の点については、図7および図8に示す処理は、図4に示す処理と同様である。
図7および図8に示す動作において、第1の通信機121のデータ通信量が所定量よりも小さい場合(ステップS123)、または無線通信端末101が第1の状態から第2の状態になった場合(ステップS124)、プロセッサ111は、第1の通信機121に第1のモードの動作を停止させる(ステップS126)。第1の条件が満たされ、かつ第2の条件が満たされない場合、プロセッサ111は、第1の通信機121を第1のモードで動作させる(ステップS122)。その後、プロセッサ111は、指示情報を第2の通信機131によって第4の通信機231に送信する(ステップS103)。
図7および図8に示す動作において、ステップS123およびステップS124のいずれか1つにおける処理が行われなくてもよい。例えば、ステップS123において第1の通信プロトコルによるデータ通信の通信量が閾値よりも大きいとプロセッサ111が判断した場合、ステップS124における処理が行われず、かつステップS121における処理が行われてもよい。あるいは、ステップS107における処理が行われた後、ステップS123における処理が行われず、かつステップS124における処理が行われてもよい。
図9は、無線通信端末101および外部端末201の間の通信の手順を示している。図9に示す動作について、図5に示す動作と異なる点を説明する。
第2の通信機131および第4の通信機231によって第2の通信接続が確立されるまでの動作は、図5に示す動作と同様である。第2の通信接続が開始された後、第2の通信接続の状態は接続中状態であり(ステップS121)、かつ第1の通信機121は第1のモードで動作していない(ステップS127)。さらに、第1のモードの動作の開始指示は受け付けられてなく(ステップS128)、かつステップS126における処理により第1のモードの動作は停止されていない(ステップS129)。このため、プロセッサ111は、第1のモードの動作の開始を第1の通信機121に指示する(ステップS122)。第1の通信機121は、第1のモードの動作を開始する(ステップS122)。
第1の通信機121によって第1のモードの動作が開始された後、データ通信が開始されるまでの動作は、図5に示す動作と同様である。データ通信が行われた後、プロセッサ111は、閾値以下のデータ通信量を検出する(ステップS123)。図9に示す動作において、プロセッサ111は、第1の通信機121のデータ通信量を監視することにより、閾値以下のデータ通信量を検出する。第1の通信機121がデータ通信量を監視してもよい。第1の通信機121は、閾値以下のデータ通信量が検出されたとき、プロセッサ111に通知を出してもよい。
閾値以下のデータ通信量が検出されたとき、第1の通信機121は第1のモードで動作している(ステップS125)。このため、プロセッサ111は、第1のモードの動作の停止を第1の通信機121に指示する(ステップS126)。第1の通信機121は、第1のモードの動作を停止する(ステップS126)。
上記以外の点については、図9に示す動作は、図5に示す動作と同様である。
図6に示す無線通信端末101aが、第2の実施形態の無線通信端末101と同様に動作してもよい。
上記のように、第1の通信機121が第1のモードの動作を停止している場合であっても、プロセッサ111が第1の通信機121に第1のモードの動作を開始させた後、指示情報が送信される。このため、無線通信端末101は、無線通信端末101からのトリガにより第1の通信プロトコルに従って外部端末201と無線接続することができる。
(第3の実施形態)
図10は、本発明の第3の実施形態の無線通信端末101bのハードウェア構成を示している。図10に示す構成について、図2に示す構成と異なる点を説明する。
無線通信端末101bは、図2に示す無線通信端末101が有する構成に加えて、イメージセンサ141(撮像素子)を有する。イメージセンサ141は、撮像を行うことにより、撮像信号を生成する。イメージセンサ141によって生成された撮像信号は、図2に示していないA/D変換器によって画像データに変換される。イメージセンサ141がA/D変換器を有し、かつイメージセンサ141が画像データを生成してもよい。
無線通信端末101bは、第3のモード(撮像転送モード)で動作することができる。第3のモードは、イメージセンサ141が撮像を行うことにより生成された画像データを外部端末201に送信するモードである。プロセッサ111は、第3のモードが無線通信端末101bに設定されたか否かを判断する。第1の条件、第2の条件、および第3の条件が満たされるとき、プロセッサ111は、指示情報を第2の通信機131によって第4の通信機231に送信する。第3の条件は、第3のモードが無線通信端末101bに設定されたとプロセッサ111が判断するという条件である。
前述したように、第1の条件は、第2の通信プロトコルに基づく第2の通信接続が第2の通信機131と第4の通信機231との間で確立されているという条件である。前述したように、第2の条件は、第1の通信機121が第1のモードで動作しているという条件である。第2の通信接続が確立され、かつ第1の通信機121が第1のモードの動作を行い、かつ第3のモードが無線通信端末101bに設定された場合、指示情報が送信される。
第3のモードが無線通信端末101bに設定された後のデータ通信において、プロセッサ111は、画像データを第1の通信機121によって第3の通信機221に送信する。第3の通信機221は、画像データを第1の通信機121から受信する。
プロセッサ111は、第1の通信機121と第3の通信機221との間の第1の通信接続の状態を判断する。第1の通信接続の状態は、接続状態と切断状態とのいずれか1つである。第1の条件、第2の条件、第3の条件、および第4の条件が満たされるとき、プロセッサ111は、指示情報を第2の通信機131によって第4の通信機231に送信する。第4の条件は、第1の通信接続の状態が切断状態であるという条件である。指示情報が送信されるタイミングは、第3のモードが無線通信端末101bに設定されたとプロセッサ111が判断したタイミング、またはイメージセンサ141が撮像を行うタイミングである。
第2の通信接続が確立され、かつ第1の通信機121が第1のモードの動作を行い、かつ第3のモードが無線通信端末101bに設定され、かつ第1の通信接続の状態が切断状態である場合、指示情報が送信される。例えば、指示情報が送信されるタイミングは、第3のモードが無線通信端末101bに既に設定されているとプロセッサ111が判断したタイミングである。指示情報が送信されるタイミングは、第3のモードの設定指示が受け付けられたタイミングであってもよい。指示情報が送信されるタイミングは、イメージセンサ141が撮像を行ったとプロセッサ111が判断したタイミングであってもよい。上記以外の点については、図10に示す構成は、図2に示す構成と同様である。
無線通信端末101bの動作を説明する。図11および図12は、無線通信端末101bの動作を示している。図11および図12に示す処理について、図4に示す処理と異なる点を説明する。
(ステップS121)
ステップS102において第1の通信機121が第1のモードの動作を開始した後、プロセッサ111は、第2の通信接続の状態を判断する。この処理は、図7に示すステップS121における処理と同様である。第2の通信接続の状態が接続中状態であるとプロセッサ111が判断した場合、ステップS144における処理が行われる。第2の通信接続の状態が切断状態であるとプロセッサ111が判断した場合、第2の通信接続の状態が接続中状態に移行するまで、ステップS121における処理が繰り返される。
(ステップS144)
プロセッサ111は、イメージセンサ141によって撮像が行われたか否かを判断する。例えば、イメージセンサ141が撮像を行った場合、イメージセンサ141は撮像の実行をプロセッサ111に通知する。撮像の実行がイメージセンサ141によってプロセッサ111に通知された場合、プロセッサ111は、イメージセンサ141によって撮像が行われたと判断する。それ以外の場合、プロセッサ111は、イメージセンサ141によって撮像が行われていないと判断する。イメージセンサ141によって撮像が行われたとプロセッサ111が判断した場合、ステップS145における処理が行われる。イメージセンサ141によって撮像が行われていないとプロセッサ111が判断した場合、ステップS146における処理が行われる。
(ステップS145)
プロセッサ111は、第3のモードが無線通信端末101bに設定されているか否かを判断する。つまり、プロセッサ111は、無線通信端末101bが第3のモードで動作中であるか否かを判断する。第3のモードが無線通信端末101bに設定されているとプロセッサ111が判断した場合、ステップS147における処理が行われる。この場合、第3の条件が満たされる。第3のモードが無線通信端末101bに設定されていないとプロセッサ111が判断した場合、ステップS146における処理が行われる。
(ステップS146)
プロセッサ111は、第3のモードの設定指示が受け付けられたか否かを判断する。例えば、第3のモードの設定指示は、操作部を介してユーザによって入力される。例えば、GUI上でキーまたはボタンが操作されることにより第3のモードの設定指示が入力される。タッチパネルが操作されることにより第3のモードの設定指示が入力されてもよい。第3のモードの専用ボタンまたはモードダイヤルが操作されることにより第3のモードの設定指示が入力されてもよい。第1の通信機121、第2の通信機131、または図示しない他の通信機が指示を外部端末201から受信した場合に第3のモードの設定指示が受け付けられてもよい。第3のモードの設定指示が受け付けられたとプロセッサ111が判断した場合、ステップS147における処理が行われる。第3のモードの設定指示が受け付けられることにより、プロセッサ111は無線通信端末101bに第3のモードを設定する。第3のモードの設定指示が受け付けられていないとプロセッサ111が判断した場合、ステップS121における処理が行われる。
(ステップS147)
プロセッサ111は、第1の通信接続の状態を第1の通信機121に問い合わせる。第1の通信機121は、第1の通信接続の状態をプロセッサ111に応答する。プロセッサ111は、第1の通信機121からの応答に基づいて第1の通信接続の状態を判断する。第1の通信接続の状態が切断状態であるとプロセッサ111が判断した場合、ステップS103における処理が行われる。この場合、第4の条件が満たされる。第1の通信接続の状態が切断状態でないとプロセッサ111が判断した場合、ステップS148における処理が行われる。
(ステップS148)
ステップS106において接続要求応答が送信された後、プロセッサ111は、外部端末201に送信できる画像データが存在するか否かを判断する。例えば、プロセッサ111は、イメージセンサ141が撮像を行うことにより生成された画像データが、図10に示していないバッファに格納されているか否かを判断する。外部端末201に送信できる画像データが存在するとプロセッサ111が判断した場合、ステップS107における処理が行われる。外部端末201に送信できる画像データが存在しないとプロセッサ111が判断した場合、ステップS121における処理が行われる。
ステップS107において、プロセッサ111は、画像データを第1の通信機121によって第3の通信機221に送信する。つまり、プロセッサ111は、データ通信を第1の通信機121に指示する。第1の通信機121は、画像データを第3の通信機221に送信する。
上記以外の点については、図11および図12に示す処理は、図4に示す処理と同様である。
図11および図12に示す動作において、プロセッサ111は、第3のモードが無線通信端末101bに設定されたか否かを判断する(ステップS145およびステップS146)。第1の条件、第2の条件、および第3の条件が満たされるとき、プロセッサ111は、指示情報を第2の通信機131によって第4の通信機231に送信する(ステップS103)。
図11および図12に示す動作において、プロセッサ111は、第1の通信機121と第3の通信機221との間の第1の通信接続の状態を判断する(ステップS147)。第1の条件、第2の条件、第3の条件、および第4の条件が満たされるとき、プロセッサ111は、指示情報を第2の通信機131によって第4の通信機231に送信する(ステップS103)。第3のモードが無線通信端末101bに設定されたとプロセッサ111が判断したタイミング(ステップS145およびステップS146)、またはイメージセンサ141が撮像を行うタイミング(ステップS144)で指示情報が送信される。
図13および図14は、無線通信端末101bおよび外部端末201の間の通信の手順を示している。図13に示す通信が行われた後、図14に示す通信が行われる。図13および図14に示す動作について、図5に示す動作と異なる点を説明する。
第2の通信機131および第4の通信機231によって第2の通信接続が確立されるまでの動作は、図5に示す動作と同様である。第2の通信接続が開始された後、第2の通信接続の状態は接続中状態であり(ステップS121)、かつイメージセンサ141によって撮像は行われていない(ステップS144)。その後、第3のモードが無線通信端末101bに設定される(ステップS146)。第1の通信接続の状態は切断状態である(ステップS147)。このため、プロセッサ111は、指示情報の送信を第2の通信機131に指示する(ステップS103)。第2の通信機131は、指示情報を第4の通信機231に送信する(ステップS103)。
指示情報が送信された後、接続要求応答が送信されるまでの動作は、図5に示す動作と同様である。イメージセンサ141によって撮像が行われていないため、外部端末201に送信できる画像データは存在しない(ステップS148)。このため、データ通信は行われない。第2の通信接続の状態は接続中状態である(ステップS121)。接続要求応答が送信された後、イメージセンサ141は1回目の撮像を行う。イメージセンサ141は、撮像の実行をプロセッサ111に通知する(ステップS144)。このとき、第3のモードが無線通信端末101bに既に設定されている(ステップS145)。
プロセッサ111は、第1の通信接続の状態を第1の通信機121に問い合わせることにより、第1の通信接続の状態を確認する(ステップS147)。第1の通信機121は、第1の通信接続の状態が接続中状態であることをプロセッサ111に応答する(ステップS147)。イメージセンサ141による1回目の撮像によって、外部端末201に送信できる画像データは存在する(ステップS148)。このため、プロセッサ111は、データ通信を第1の通信機121に指示する(ステップS107)。第1の通信機121は、第3の通信機221とデータ通信を行う(ステップS107)。
その後、何らかの理由により、第1の通信接続において切断が発生する。例えば、電波状態が悪化することにより、切断が発生する。あるいは、外部端末201において一定時間が経過することにより外部端末201が省電力状態となった場合、切断が発生する。第2の通信接続の状態は接続中状態である(ステップS121)。切断が発生した後、イメージセンサ141は2回目の撮像を行う。イメージセンサ141は、撮像の実行をプロセッサ111に通知する(ステップS144)。このとき、第3のモードが無線通信端末101bに既に設定されている(ステップS145)。
プロセッサ111は、第1の通信接続の状態を第1の通信機121に問い合わせることにより、第1の通信接続の状態を確認する(ステップS147)。第1の通信機121は、第1の通信接続の状態が切断状態であることをプロセッサ111に応答する(ステップS147)。第1の通信接続の状態が切断状態であるため、プロセッサ111は、指示情報の送信を第2の通信機131に指示する(ステップS103)。第2の通信機131は、指示情報を第4の通信機231に送信する(ステップS103)。
指示情報が送信された後、接続要求応答が送信されるまでの動作は、図5に示す動作と同様である。イメージセンサ141による2回目の撮像によって、外部端末201に送信できる画像データは存在する(ステップS148)。このため、プロセッサ111は、データ通信を第1の通信機121に指示する(ステップS107)。第1の通信機121は、第3の通信機221とデータ通信を行う(ステップS107)。
上記以外の点については、図13および図14に示す動作は、図5に示す動作と同様である。
上記のように、第1の通信機121が第1のモードで動作している場合、第3のモードが無線通信端末101bに既に設定されているとプロセッサ111が判断したタイミングで、指示情報が送信される。あるいは、第1の通信機121が第1のモードで動作している場合、第3のモードの設定指示が受け付けられたタイミングで指示情報が送信される。あるいは、第1の通信機121が第1のモードで動作している場合、イメージセンサ141が撮像を行うタイミングで指示情報が送信される。このため、無線通信端末101bは、第3のモードの設定に関するタイミングまたは撮像が行われるタイミングで第1の通信接続を確立することができる。また、無線通信端末101bは、イメージセンサ141によって撮像が行われたとき、画像データを外部端末201に即座に転送することができる。
第3のモードの設定に関するタイミングで第1の通信接続が確立された後、何らかの理由により第1の通信接続の状態が切断状態になりうる。しかし、第3のモードの動作が継続している場合、イメージセンサ141によって撮像が行われることにより、第1の通信接続が確立される。さらに、無線通信端末101bは、画像データを外部端末201に即座に転送することができる。したがって、無線通信端末101bにおいて撮像が行われたとき、無線通信端末101bは第1の通信プロトコルに従って外部端末201と無線接続することができる。
(第3の実施形態の変形例)
図15は、本発明の第3の実施形態の変形例の無線通信端末101cのハードウェア構成を示している。図15に示す構成について、図10に示す構成と異なる点を説明する。
無線通信端末101cにおいて、図10に示す無線通信端末101bにおける第1の通信機121が第1の通信機121aに変更され、かつ図10に示す無線通信端末101bにおける第2の通信機131が第2の通信機131aに変更される。第1の通信機121aは、図6に示す無線通信端末101aにおける第1の通信機121aと同一である。第2の通信機131aは、図6に示す無線通信端末101aにおける第2の通信機131aと同一である。上記以外の点については、図15に示す構成は、図10に示す構成と同様である。
第1の通信機121aおよび第2の通信機131aのうち第1の通信機121aのみが図10に示す第1の通信機121に変更されてもよい。あるいは、第1の通信機121aおよび第2の通信機131aのうち第2の通信機131aのみが図10に示す第2の通信機131に変更されてもよい。
(第4の実施形態)
図10に示す無線通信端末101bと図3に示す外部端末201とを使用して本発明の第4の実施形態を説明する。
第1の通信機121のデータ通信量が所定量以下である場合、または無線通信端末101bが第1の状態から第2の状態になった場合、プロセッサ111は、第1の通信機121に第1のモードの動作を停止させる。第2の状態における無線通信端末101bの消費電力は、第1の状態における無線通信端末101bの消費電力よりも小さくなるように制御される。第1の条件および第3の条件が満たされ、かつ第2の条件が満たされない場合、プロセッサ111は、第1の通信機121を第1のモードで動作させた後、指示情報を第2の通信機131によって第4の通信機231に送信する。指示情報が送信されるタイミングは、第3のモードが無線通信端末101bに設定されたとプロセッサ111が判断したタイミング、またはイメージセンサ141が撮像を行うタイミングである。前述したように、第1の条件は、第2の通信プロトコルに基づく第2の通信接続が第2の通信機131と第4の通信機231との間で確立されているという条件である。前述したように、第2の条件は、第1の通信機121が第1のモードで動作しているという条件である。前述したように、第3の条件は、第3のモードが無線通信端末101bに設定されたとプロセッサ111が判断するという条件である。
第2の通信接続が確立され、かつ第1の通信機121が第1のモードの動作を停止し、かつ第3のモードが無線通信端末101bに設定された場合、第1の通信機121は第1のモードの動作を開始する。その後、指示情報が送信される。
無線通信端末101bの動作を説明する。図16および図17は、無線通信端末101bの動作を示している。第3の実施形態における図11に示す処理が、図16および図17に示す処理に変更される。第3の実施形態における図12に示す処理は、第4の実施形態においても同様である。図16および図17に示す処理について、図11に示す処理と異なる点を説明する。
ステップS101における処理が行われた後、ステップS102における処理は行われず、かつステップS121における処理が行われる。ステップS121において、第2の通信接続の状態が切断状態であるとプロセッサ111が判断した場合、ステップS123における処理が行われる。ステップS123からステップS126における処理は、図8に示すステップS123からステップS126における処理と同一である。
ステップS127における処理は、図7に示すステップS127における処理と同一である。ステップS127において、第1の通信機121が第1のモードで動作中であるとプロセッサ111が判断した場合、ステップS144における処理が行われる。ステップS127において、第1の通信機121が第1のモードで動作中でないとプロセッサ111が判断した場合、ステップS151における処理が行われる。
ステップS144において、イメージセンサ141によって撮像が行われていないとプロセッサ111が判断した場合、ステップS146における処理は行われず、かつステップS123における処理が行われる。ステップS145において、第3のモードが無線通信端末101bに設定されていないとプロセッサ111が判断した場合も、ステップS146における処理は行われず、かつステップS123における処理が行われる。
(ステップS151)
プロセッサ111は、イメージセンサ141によって撮像が行われたか否かを判断する。この処理は、ステップS144における処理と同様である。イメージセンサ141によって撮像が行われたとプロセッサ111が判断した場合、ステップS152における処理が行われる。スリープモードが無線通信端末101bに設定されている状態でこの判断が行われた場合、プロセッサ111は、無線通信端末101bに対するスリープモードの設定を解除する。イメージセンサ141によって撮像が行われていないとプロセッサ111が判断した場合、ステップS153における処理が行われる。
(ステップS152)
プロセッサ111は、第3のモードが無線通信端末101bに設定されているか否かを判断する。つまり、プロセッサ111は、無線通信端末101bが第3のモードで動作中であるか否かを判断する。この処理は、ステップS145における処理と同様である。第3のモードが無線通信端末101bに設定されているとプロセッサ111が判断した場合、ステップS122における処理が行われる。第3のモードが無線通信端末101bに設定されていないとプロセッサ111が判断した場合、ステップS153における処理が行われる。
(ステップS153)
プロセッサ111は、第3のモードの設定指示が受け付けられたか否かを判断する。この処理は、ステップS146における処理と同様である。第3のモードの設定指示が受け付けられたとプロセッサ111が判断した場合、ステップS122における処理が行われる。第3のモードの設定指示が受け付けられることにより、プロセッサ111は無線通信端末101bに第3のモードを設定する。スリープモードが無線通信端末101bに設定されている状態でこの判断が行われた場合、プロセッサ111は、無線通信端末101bに対するスリープモードの設定を解除する。第3のモードの設定指示が受け付けられていないとプロセッサ111が判断した場合、ステップS128における処理が行われる。
ステップS128およびステップS129における処理は、図7に示すステップS128およびステップS129における処理と同一である。
上記以外の点については、図16および図17に示す処理は、図11および図12に示す処理と同様である。
図16および図17に示す動作において、第1の通信機121のデータ通信量が所定量以下である場合(ステップS123)、または無線通信端末101bが第1の状態から第2の状態になった場合(ステップS124)、プロセッサ111は、第1の通信機121に第1のモードの動作を停止させる(ステップS126)。第1の条件および第3の条件が満たされ、かつ第2の条件が満たされない場合、プロセッサ111は、第1の通信機121を第1のモードで動作させる(ステップS122)。その後、プロセッサ111は、指示情報を第2の通信機131によって第4の通信機231に送信する(ステップS103)。第3のモードが無線通信端末101bに設定されたとプロセッサ111が判断したタイミング(ステップS152およびステップS153)、またはイメージセンサ141が撮像を行うタイミング(ステップS151)で指示情報が送信される。
図18から図20は、無線通信端末101bおよび外部端末201の間の通信の手順を示している。図18に示す通信が行われた後、図19に示す通信が行われる。図19に示す通信が行われた後、図20に示す通信が行われる。図18から図20に示す動作について、図13および図14に示す動作と異なる点を説明する。
第2の通信機131および第4の通信機231によって第2の通信接続が確立されるまでの動作は、図13および図14に示す動作と同様である。第2の通信接続が開始された後、第2の通信接続の状態は接続中状態であり(ステップS121)、かつ第1の通信機121は第1のモードで動作していない(ステップS127)。イメージセンサ141によって撮像は行われていない(ステップS151)。その後、第3のモードが無線通信端末101bに設定される(ステップS153)。このため、プロセッサ111は、第1のモードの動作の開始を第1の通信機121に指示する(ステップS122)。第1の通信機121は、第1のモードの動作を開始する(ステップS122)。第1の通信機121が第1のモードの動作を開始した後、プロセッサ111は、指示情報の送信を第2の通信機131に指示する(ステップS103)。第2の通信機131は、指示情報を第4の通信機231に送信する(ステップS103)。
指示情報が送信された後、接続要求応答が送信されるまでの動作は、図13に示す動作と同様である。イメージセンサ141によって撮像が行われていないため、外部端末201に送信できる画像データは存在しない(ステップS148)。このため、データ通信は行われない。第2の通信接続の状態は接続中状態であり(ステップS121)、かつ第1の通信機121は第1のモードで動作している(ステップS127)。接続要求応答が送信された後、イメージセンサ141は1回目の撮像を行う。イメージセンサ141は、撮像の実行をプロセッサ111に通知する(ステップS144)。このとき、第3のモードが無線通信端末101bに既に設定されている(ステップS145)。
イメージセンサ141による1回目の撮像によって、外部端末201に送信できる画像データは存在する(ステップS148)。このため、プロセッサ111は、データ通信を第1の通信機121に指示する(ステップS107)。第1の通信機121は、第3の通信機221とデータ通信を行う(ステップS107)。
データ通信が行われた後、第2の通信接続の状態は接続中状態であり(ステップS121)、かつ第1の通信機121は第1のモードで動作している(ステップS127)。イメージセンサ141による1回目の撮像が行われた後、イメージセンサ141によって撮像は行われていない(ステップS144)。その後、プロセッサ111は、閾値以下のデータ通信量を検出する(ステップS123)。図19に示す動作において、プロセッサ111は、第1の通信機121のデータ通信量を監視することにより、閾値以下のデータ通信量を検出する。第1の通信機121がデータ通信量を監視してもよい。第1の通信機121は、閾値以下のデータ通信量が検出されたとき、プロセッサ111に通知を出してもよい。
閾値以下のデータ通信量が検出されたとき、第1の通信機121は第1のモードで動作している(ステップS125)。このため、プロセッサ111は、第1のモードの動作の停止を第1の通信機121に指示する(ステップS126)。第1の通信機121は、第1のモードの動作を停止する(ステップS126)。
第2の通信接続の状態は接続中状態であり(ステップS121)、かつ第1の通信機121は第1のモードで動作していない(ステップS127)。第1の通信機121が第1のモードの動作を停止した後、イメージセンサ141は2回目の撮像を行う。イメージセンサ141は、撮像の実行をプロセッサ111に通知する(ステップS151)。このとき、第3のモードが無線通信端末101bに既に設定されている(ステップS152)。このため、プロセッサ111は、第1のモードの動作の開始を第1の通信機121に指示する(ステップS122)。第1の通信機121は、第1のモードの動作を開始する(ステップS122)。第1の通信機121が第1のモードの動作を開始した後、プロセッサ111は、指示情報の送信を第2の通信機131に指示する(ステップS103)。第2の通信機131は、指示情報を第4の通信機231に送信する(ステップS103)。指示情報が送信された後の動作は、図14に示す動作と同様である。
上記以外の点については、図18から図20に示す動作は、図13および図14に示す動作と同様である。
図15に示す無線通信端末101cが、第4の実施形態の無線通信端末101bが行う処理と同様の処理を行ってもよい。
上記のように、第1の通信機121が第1のモードで動作していない場合、第3のモードが無線通信端末101bに既に設定されているとプロセッサ111が判断したタイミングで、第1の通信機121が第1のモードの動作を開始し、かつ指示情報が送信される。あるいは、第1の通信機121が第1のモードで動作している場合、第3のモードの設定指示が受け付けられたタイミングで、第1の通信機121が第1のモードの動作を開始し、かつ指示情報が送信される。あるいは、第1の通信機121が第1のモードで動作している場合、イメージセンサ141が撮像を行うタイミングで、第1の通信機121が第1のモードの動作を開始し、かつ指示情報が送信される。このため、無線通信端末101bは、第3のモードの設定に関するタイミングまたは撮像が行われるタイミングで第1の通信接続を確立することができる。また、無線通信端末101bは、イメージセンサ141によって撮像が行われたとき、画像データを外部端末201に即座に転送することができる。
第3のモードの設定に関するタイミングで第1の通信接続が確立された後、データ通信量の減少またはスリープモードの開始により第1の通信機121が第1のモードの動作を停止しうる。しかし、第3のモードの動作が継続している場合、イメージセンサ141によって撮像が行われることにより、第1の通信機121が第1のモードの動作を開始し、かつ第1の通信接続が確立される。さらに、無線通信端末101bは、画像データを外部端末201に即座に転送することができる。したがって、無線通信端末101bにおいて撮像が行われたとき、無線通信端末101bは第1の通信プロトコルに従って外部端末201と無線接続することができる。
(第5の実施形態)
図2に示す無線通信端末101と図3に示す外部端末201とを使用して本発明の第5の実施形態を説明する。
プロセッサ111は、第1の指示または第2の指示が受け付けられたか否かを判断する。第1の指示は、外部端末201が保持するセンサデータを取得する指示である。第2の指示は、通信不可能状態である第1の通信機121を通信可能状態にする指示である。第1の条件、第2の条件、および第5の条件が満たされるとき、プロセッサ111は、指示情報を第2の通信機131によって第4の通信機231に送信する。第5の条件は、第1の指示または第2の指示が受け付けられたとプロセッサ111が判断するという条件である。
例えば、外部端末201は、GPS(Global Positioning System)センサ、圧力センサ、および温度センサの少なくとも1つを有する。GPSセンサは、センサデータとして位置データを生成する。圧力センサは、センサデータとして圧力データを生成する。温度センサは、センサデータとして温度データを生成する。外部端末201が有するセンサは、これら以外のセンサであってもよい。
無線通信端末101の動作を説明する。図21は、無線通信端末101の動作を示している。図21に示す処理について、図4に示す処理と異なる点を説明する。
(ステップS161)
ステップS102において第1の通信機121が第1のモードの動作を開始した後、プロセッサ111は、センサデータの取得指示(第1の指示)または第1の通信機121を通信可能状態にする指示(第2の指示)が受け付けられたか否かを判断する。例えば、第1の指示および第2の指示は、操作部を介してユーザによって入力される。第2の通信機131、または図示しない他の通信機が第2の指示を外部端末201から受信してもよい。第1の指示および第2の指示のいずれも受け付けられていないとプロセッサ111が判断した場合、ステップS161における処理が継続する。第1の指示および第2の指示のいずれか1つが受け付けられたとプロセッサ111が判断した場合、ステップS103における処理が行われる。この場合、第5の条件が満たされる。
無線通信端末101の電源がオンになった直後のタイミングでは第1の通信接続が確立されていないため、第1の通信機121は通信不可能状態である。前述したように、第1の通信接続が確立されることにより、無線通信端末101は、通信不可能状態からデータ通信可能状態に遷移する。
上記以外の点については、図21に示す処理は、図4に示す処理と同様である。
図22は、無線通信端末101および外部端末201の間の通信の手順を示している。図22に示す動作について、図5に示す動作と異なる点を説明する。
第1の通信機121が第1のモードの動作を開始するまでの動作は、図5に示す動作と同様である。第1の通信機121が第1のモードの動作を開始した後、プロセッサ111は、センサデータの取得指示が受け付けられたと判断する(ステップS161)。このため、プロセッサ111は、第1の通信接続の状態を第1の通信機121に問い合わせることにより、第1の通信接続の状態を確認する(ステップS103)。第1の通信機121は、第1の通信接続の状態が切断状態であることをプロセッサ111に応答する(ステップS103)。第1の通信接続の状態が切断状態であるため、プロセッサ111は、指示情報の送信を第2の通信機131に指示する(ステップS103)。第2の通信機131は、指示情報を第4の通信機231に送信する(ステップS103)。
指示情報が送信された後の動作は、図5に示す動作と同様である。上記以外の点については、図22に示す動作は、図5に示す動作と同様である。
図10に示す無線通信端末101aが、第5の実施形態の無線通信端末101が行う処理と同様の処理を行ってもよい。
上記のように、第1の指示または第2の指示が受け付けられたタイミングで指示情報が送信される。このため、第1の指示または第2の指示が受け付けられたタイミングで、無線通信端末101は第1の通信プロトコルに従って外部端末201と無線接続することができる。
上記の第1の指示および第2の指示以外の指示が受け付けられたタイミングで指示情報が送信されてもよい。例えば、第1の通信機121が第1のモードの動作を停止し、かつ第2の通信機131または図示しない他の通信機が、第1の通信機121に第1のモードの動作を開始させる指示を外部端末201から受信した場合に指示情報が送信されてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれら実施形態およびその変形例に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。また、本発明は前述した説明によって限定されることはなく、添付のクレームの範囲によってのみ限定される。
本発明の各実施形態によれば、第1のモードで動作できる無線通信端末が、第2のモードで動作する外部端末と無線通信端末からのトリガにより無線接続することができる。
11 無線通信システム
101,101a,101b,101c 無線通信端末
111,125,135,211 プロセッサ
121,121a 第1の通信機
122,132,222,232 ベースバンド回路
123,133,223,233 RF回路
124,134,224,234 アンテナ
131,131a 第2の通信機
141 イメージセンサ
201 外部端末
221 第3の通信機
231 第4の通信機

Claims (10)

  1. 第1の通信プロトコルに従って無線通信を行う第1の通信機と、
    第2の通信プロトコルに従って無線通信を行う第2の通信機と、
    1つまたは複数のプロセッサと、
    を有する無線通信端末であって、
    外部端末は、
    前記第1の通信プロトコルに従って無線通信を行う第3の通信機と、
    前記第2の通信プロトコルに従って無線通信を行う第4の通信機と、
    を有し、
    前記第1の通信プロトコルおよび前記第2の通信プロトコルは、少なくともデータリンク層のプロトコルを含み、
    前記第1の通信プロトコルにおいて、第1のモードと第2のモードとが定義され、
    前記第2の通信プロトコルは、前記第1の通信プロトコルと異なり、
    前記第1の通信機が前記第1のモードで動作し、かつ前記第3の通信機が第2のモードで動作しているとき、前記第1の通信機および前記第3の通信機の間で前記第1の通信プロトコルに従って、データリンク層よりも上位の層のデータ通信のための第1の通信接続が確立でき、
    前記第1の通信機が前記第1のモードで動作し、かつ前記第3の通信機が前記第2のモードで動作しているとき、前記第1の通信機および前記第3の通信機のうち前記第3の通信機のみが前記第1の通信プロトコルに従って接続要求を送信でき、
    第1の条件および第2の条件が満たされるとき、前記プロセッサは、指示情報を前記第2の通信機によって前記第4の通信機に送信し、
    前記指示情報が前記第4の通信機に送信されたとき、前記第1の通信機と前記第3の通信機との間で前記第1の通信接続は確立されてなく、前記指示情報は、前記無線通信端末への前記接続要求の送信を前記外部端末に指示する情報であり、前記第1の条件は、前記第2の通信プロトコルに基づく第2の通信接続が前記第2の通信機と前記第4の通信機との間で確立されているという条件であり、前記第2の条件は、前記第1の通信機が前記第1のモードで動作しているという条件であり、
    前記指示情報が前記第4の通信機に送信された後、前記第3の通信機によって送信された前記接続要求が前記第1の通信機によって受信された場合、前記プロセッサは、前記第1の通信機によって、前記第1の通信プロトコルに従って前記第3の通信機と前記第1の通信接続を確立し、
    前記第1の通信接続が確立された後、前記プロセッサは、前記第1の通信機によって前記第3の通信機と前記データ通信を行う
    無線通信端末。
  2. 前記第1の通信機のデータ通信量が所定量以下である場合、または前記無線通信端末が第1の状態から第2の状態になった場合、前記プロセッサは、前記第1の通信機に前記第1のモードの動作を停止させ、前記第2の状態における前記無線通信端末の消費電力は、前記第1の状態における前記無線通信端末の消費電力よりも小さくなるように制御され、
    前記第1の条件が満たされ、かつ前記第2の条件が満たされない場合、前記プロセッサは、前記第1の通信機を前記第1のモードで動作させた後、前記指示情報を前記第2の通信機によって前記第4の通信機に送信する
    請求項1に記載の無線通信端末。
  3. イメージセンサをさらに有し、
    前記無線通信端末は、第3のモードで動作することができ、前記第3のモードは、前記イメージセンサが撮像を行うことにより生成された画像データを前記外部端末に送信するモードであり、
    前記プロセッサは、前記第3のモードが前記無線通信端末に設定されたか否かを判断し、
    前記第1の条件、前記第2の条件、および第3の条件が満たされるとき、前記プロセッサは、前記指示情報を前記第2の通信機によって前記第4の通信機に送信し、前記第3の条件は、前記第3のモードが前記無線通信端末に設定されたと前記プロセッサが判断するという条件である
    請求項1に記載の無線通信端末。
  4. 前記プロセッサは、前記第1の通信機と前記第3の通信機との間の前記第1の通信接続の状態を判断し、前記第1の通信接続の前記状態は、接続状態と切断状態とのいずれか1つであり、
    前記第1の条件、前記第2の条件、前記第3の条件、および第4の条件が満たされるとき、前記プロセッサは、前記指示情報を前記第2の通信機によって前記第4の通信機に送信し、前記第4の条件は、前記第1の通信接続の前記状態が前記切断状態であるという条件であり、
    前記指示情報が送信されるタイミングは、前記第3のモードが前記無線通信端末に設定されたと前記プロセッサが判断したタイミング、または前記イメージセンサが撮像を行うタイミングである
    請求項3に記載の無線通信端末。
  5. 前記第1の通信機のデータ通信量が所定量以下である場合、または前記無線通信端末が第1の状態から第2の状態になった場合、前記プロセッサは、前記第1の通信機に前記第1のモードの動作を停止させ、前記第2の状態における前記無線通信端末の消費電力は、前記第1の状態における前記無線通信端末の消費電力よりも小さくなるように制御され、
    前記第1の条件および前記第3の条件が満たされ、かつ前記第2の条件が満たされない場合、前記プロセッサは、前記第1の通信機を前記第1のモードで動作させた後、前記指示情報を前記第2の通信機によって前記第4の通信機に送信し、
    前記指示情報が送信されるタイミングは、前記第3のモードが前記無線通信端末に設定されたと前記プロセッサが判断したタイミング、または前記イメージセンサが撮像を行うタイミングである
    請求項3に記載の無線通信端末。
  6. 前記プロセッサは、第1の指示または第2の指示が受け付けられたか否かを判断し、前記第1の指示は、前記外部端末が保持するセンサデータを取得する指示であり、前記第2の指示は、通信不可能状態である前記第1の通信機を通信可能状態にする指示であり、
    第1の条件、第2の条件、および第5の条件が満たされるとき、前記プロセッサは、前記指示情報を前記第2の通信機によって前記第4の通信機に送信し、前記第5の条件は、前記第1の指示または前記第2の指示が受け付けられたと前記プロセッサが判断するという条件である
    請求項1に記載の無線通信端末。
  7. 前記第2の通信接続が前記第2の通信機と前記第4の通信機との間で確立された状態で前記第1の通信機の電源がオフになった場合、前記プロセッサは、前記第2の通信機と前記第4の通信機との間で確立された前記第2の通信接続を維持し、
    前記第1の通信機の前記電源がオフであるときに前記第1の通信機の前記電源をオンにする指示を前記プロセッサが受け付けた場合、前記プロセッサは、前記第1の通信機の前記電源をオンにする
    請求項1に記載の無線通信端末。
  8. 無線通信端末と外部端末とを有する無線通信システムであって、
    前記無線通信端末は、
    第1の通信プロトコルに従って無線通信を行う第1の通信機と、
    第2の通信プロトコルに従って無線通信を行う第2の通信機と、
    1つまたは複数のプロセッサと、
    を有し、
    前記外部端末は、
    前記第1の通信プロトコルに従って無線通信を行う第3の通信機と、
    前記第2の通信プロトコルに従って無線通信を行う第4の通信機と、
    を有し、
    前記第1の通信プロトコルおよび前記第2の通信プロトコルは、少なくともデータリンク層のプロトコルを含み、
    前記第1の通信プロトコルにおいて、第1のモードと第2のモードとが定義され、
    前記第2の通信プロトコルは、前記第1の通信プロトコルと異なり、
    前記第1の通信機が前記第1のモードで動作し、かつ前記第3の通信機が第2のモードで動作しているとき、前記第1の通信機および前記第3の通信機の間で前記第1の通信プロトコルに従って、データリンク層よりも上位の層のデータ通信のための第1の通信接続が確立でき、
    前記第1の通信機が前記第1のモードで動作し、かつ前記第3の通信機が前記第2のモードで動作しているとき、前記第1の通信機および前記第3の通信機のうち前記第3の通信機のみが前記第1の通信プロトコルに従って接続要求を送信でき、
    第1の条件および第2の条件が満たされるとき、前記プロセッサは、指示情報を前記第2の通信機によって前記第4の通信機に送信し、
    前記指示情報が前記第4の通信機に送信されたとき、前記第1の通信機と前記第3の通信機との間で前記第1の通信接続は確立されてなく、前記指示情報は、前記無線通信端末への前記接続要求の送信を前記外部端末に指示する情報であり、前記第1の条件は、前記第2の通信プロトコルに基づく第2の通信接続が前記第2の通信機と前記第4の通信機との間で確立されているという条件であり、前記第2の条件は、前記第1の通信機が前記第1のモードで動作しているという条件であり、
    前記指示情報が前記第4の通信機に送信された後、前記第3の通信機によって送信された前記接続要求が前記第1の通信機によって受信された場合、前記プロセッサは、前記第1の通信機によって、前記第1の通信プロトコルに従って前記第3の通信機と前記第1の通信接続を確立し、
    前記第1の通信接続が確立された後、前記プロセッサは、前記第1の通信機によって前記第3の通信機と前記データ通信を行い、
    前記第4の通信機は、前記第2の通信機によって送信された前記指示情報を受信し、
    前記指示情報が受信された後、前記第3の通信機は、前記接続要求を前記第1の通信機に送信し、
    前記接続要求が送信された後、前記第3の通信機は、前記第1の通信機と前記第1の通信接続を確立し、
    前記第1の通信接続が確立された後、前記第3の通信機は、前記第1の通信機と前記データ通信を行う
    無線通信システム。
  9. 無線通信端末によって実行される第1のステップと、第2のステップと、第3のステップとを有する無線通信方法であって、
    前記無線通信端末は、
    第1の通信プロトコルに従って無線通信を行う第1の通信機と、
    第2の通信プロトコルに従って無線通信を行う第2の通信機と、
    を有し、
    外部端末は、
    前記第1の通信プロトコルに従って無線通信を行う第3の通信機と、
    前記第2の通信プロトコルに従って無線通信を行う第4の通信機と、
    を有し、
    前記第1の通信プロトコルおよび前記第2の通信プロトコルは、少なくともデータリンク層のプロトコルを含み、
    前記第1の通信プロトコルにおいて、第1のモードと第2のモードとが定義され、
    前記第2の通信プロトコルは、前記第1の通信プロトコルと異なり、
    前記第1の通信機が前記第1のモードで動作し、かつ前記第3の通信機が第2のモードで動作しているとき、前記第1の通信機および前記第3の通信機の間で前記第1の通信プロトコルに従って、データリンク層よりも上位の層のデータ通信のための第1の通信接続が確立でき、
    前記第1の通信機が前記第1のモードで動作し、かつ前記第3の通信機が前記第2のモードで動作しているとき、前記第1の通信機および前記第3の通信機のうち前記第3の通信機のみが前記第1の通信プロトコルに従って接続要求を送信でき、
    第1の条件および第2の条件が満たされるとき、前記第1のステップにおいて、前記第2の通信機は、指示情報を前記第4の通信機に送信し、
    前記指示情報が前記第4の通信機に送信されたとき、前記第1の通信機と前記第3の通信機との間で前記第1の通信接続は確立されてなく、前記指示情報は、前記無線通信端末への前記接続要求の送信を前記外部端末に指示する情報であり、前記第1の条件は、前記第2の通信プロトコルに基づく第2の通信接続が前記第2の通信機と前記第4の通信機との間で確立されているという条件であり、前記第2の条件は、前記第1の通信機が前記第1のモードで動作しているという条件であり、
    前記指示情報が前記第4の通信機に送信された後、前記第3の通信機によって送信された前記接続要求が前記第1の通信機によって受信された場合、前記第2のステップにおいて、前記第1の通信機は、前記第1の通信プロトコルに従って前記第3の通信機と前記第1の通信接続を確立し、
    前記第1の通信接続が確立された後、前記第3のステップにおいて、前記第1の通信機は前記第3の通信機と前記データ通信を行う
    無線通信方法。
  10. 第1のステップと、第2のステップと、第3のステップとを無線通信端末のコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記無線通信端末は、
    第1の通信プロトコルに従って無線通信を行う第1の通信機と、
    第2の通信プロトコルに従って無線通信を行う第2の通信機と、
    を有し、
    外部端末は、
    前記第1の通信プロトコルに従って無線通信を行う第3の通信機と、
    前記第2の通信プロトコルに従って無線通信を行う第4の通信機と、
    を有し、
    前記第1の通信プロトコルおよび前記第2の通信プロトコルは、少なくともデータリンク層のプロトコルを含み、
    前記第1の通信プロトコルにおいて、第1のモードと第2のモードとが定義され、
    前記第2の通信プロトコルは、前記第1の通信プロトコルと異なり、
    前記第1の通信機が前記第1のモードで動作し、かつ前記第3の通信機が第2のモードで動作しているとき、前記第1の通信機および前記第3の通信機の間で前記第1の通信プロトコルに従って、データリンク層よりも上位の層のデータ通信のための第1の通信接続が確立でき、
    前記第1の通信機が前記第1のモードで動作し、かつ前記第3の通信機が前記第2のモードで動作しているとき、前記第1の通信機および前記第3の通信機のうち前記第3の通信機のみが前記第1の通信プロトコルに従って接続要求を送信でき、
    第1の条件および第2の条件が満たされるとき、前記第1のステップにおいて、前記第2の通信機は、指示情報を前記第4の通信機に送信し、
    前記指示情報が前記第4の通信機に送信されたとき、前記第1の通信機と前記第3の通信機との間で前記第1の通信接続は確立されてなく、前記指示情報は、前記無線通信端末への前記接続要求の送信を前記外部端末に指示する情報であり、前記第1の条件は、前記第2の通信プロトコルに基づく第2の通信接続が前記第2の通信機と前記第4の通信機との間で確立されているという条件であり、前記第2の条件は、前記第1の通信機が前記第1のモードで動作しているという条件であり、
    前記指示情報が前記第4の通信機に送信された後、前記第3の通信機によって送信された前記接続要求が前記第1の通信機によって受信された場合、前記第2のステップにおいて、前記第1の通信機は、前記第1の通信プロトコルに従って前記第3の通信機と前記第1の通信接続を確立し、
    前記第1の通信接続が確立された後、前記第3のステップにおいて、前記第1の通信機は前記第3の通信機と前記データ通信を行う
    プログラム。
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