JPWO2017179207A1 - レゾルバ - Google Patents

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Abstract

周方向に隣り合う一対のステータコアブロックの間における漏れ磁束による検出精度への影響を抑制することができるレゾルバを得る。少なくとも2つ以上のティースを持つ、少なくとも1つ以上のステータコアブロックから構成されるステータコアと、ステータコアに対向して回転するレゾルバロータと、ステータコアに巻き回された励磁巻線と、ステータコアに巻き回された出力巻線とを備え、ステータコアブロックは、隣り合う一対のティースから成るティース群を少なくとも1つ有し、あるティース群の一対のティースに巻き回される励磁巻線は互いに逆方向に巻き回され、ティース群は異なるが、互いに隣り合う2つのティースに巻き回される励磁巻線は、同一方向に巻き回されている。

Description

この発明は、ステータコアが複数のステータコアブロックに分割されたレゾルバに関する。
従来、分割されたステータコアを持つレゾルバとして、複数のステータコアブロックを有する環状のステータコアと、ステータコアに対向して回転するレゾルバロータと、ステータコアに巻き回された励磁巻線と、ステータコアに巻き回された出力巻線とを備え、それぞれのステータコアブロックは、ティースを一個有しているレゾルバが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−62973号公報
しかしながら、ステータコアが複数のステータコアブロックに分割されているので、周方向に隣り合う一対のステータコアブロックの間において漏れ磁束が発生する。これにより、出力巻線の出力電圧が低下し、レゾルバの検出角度の精度が低下してしまうという問題点があった。
この発明は、周方向に隣り合う一対のステータコアブロックの間における漏れ磁束による検出精度への影響を抑制し、生産性を向上することができるレゾルバを提供するものである。
この発明に係るレゾルバは、少なくとも2つ以上のティースを持つ、少なくとも1つ以上のステータコアブロックから構成されるステータコアと、ステータコアに対向して回転するレゾルバロータと、ステータコアに巻き回された励磁巻線と、ステータコアに巻き回された出力巻線とを備え、ステータコアブロックは、レゾルバロータの軸線を中心として周方向に隣り合う一対のティースから成るティース群を少なくとも1つ有し、あるティース群の一対のティースに巻き回される励磁巻線は互いに逆方向に巻き回され、ティース群は異なるが、互いに隣り合う2つのティースに巻き回される励磁巻線は、同一方向に巻き回されている。
この発明に係るレゾルバによれば、複数のステータコアブロックからレゾルバステータを構成する場合、ステータコアブロック間の磁束は減少するが、本発明によるレゾルバでは、ティース群内の隣り合う一対のティースには、励磁巻線が互いに逆方向に巻き回され、ステータコアブロックの間における隣り合う一対のティースには励磁巻線が同一方向に巻き回されているので、レゾルバのステータコアブロック内ではティース群の一対のティースを通る磁束が主磁束となり、ステータコアブロック間の磁束減少の影響を小さくすることができ、検出精度への影響を抑制することができる。
この発明の実施の形態1に係るレゾルバを示す平面図である。 図1のレゾルバの要部を示す斜視図である。 図2の励磁巻線に電流が供給された状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2に係るレゾルバのステータコアブロックを示す斜視図である。 図4のステータコアブロックを変形させた状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態3に係るレゾルバステータを示す斜視図である。 図6のレゾルバステータをハウジングに固定する様子を示す斜視図である。 図6のレゾルバステータおよびハウジングの変形例を示す分解斜視図である。 図8のレゾルバステータおよびハウジングの変形例を示す分解斜視図である。 この発明の実施の形態4に係るレゾルバを示す平面図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るレゾルバを示す平面図、図2は図1のレゾルバの要部を示す斜視図である。図において、レゾルバは、レゾルバステータ1と、レゾルバステータ1に対向して設けられ、レゾルバステータ1に対して回転するレゾルバロータ2とを備えている。レゾルバは、図1に示すように、レゾルバステータ1を固定するためのハウジング3をさらに備えてもよい。なお、レゾルバは、ハウジング3を備えていなくてもよい。また、レゾルバは、インナーロータ型に限らず、アウターロータ型など、その他のレゾルバであってもよい。
レゾルバステータ1は、ステータコア11と、ステータコア11に巻き回される励磁巻線12と、図示していないがステータコア11に巻き回される第1出力巻線および第2出力巻線とを有している。ステータコア11は、少なくとも1つ以上のステータコアブロック111から構成されている。ステータコアブロック111は、一対のティース112から成るティース群113を少なくとも1つ以上有している。また、ステータコアブロック111は、ティース群113が固定されたコアバック114を有している。本実施の形態では、ステータコアブロック111が2つ以上の場合を例として、以降の説明を続ける。
図2では、ティース112を2つ有するステータコアブロック111を示している。また、図2では、周方向に隣り合う2つのステータコアブロック111の中の一方をステータコアブロック111aとし、他方をステータコアブロック111bとする。また、図2では、ステータコアブロック111aにおける周方向に隣り合う2つのティース112の中の一方をティース112aとし、他方をティース112bとする。また、図2では、ステータコアブロック111bにおける周方向に隣り合う2つのティース112の中の一方をティース112cとし、他方をティース112dとする。また、図2では、ティース112bとティース112cとが、周方向に隣り合っている。
励磁巻線12は、単一の導線が複数のステータコアブロック111に跨って巻き回されている。なお、励磁巻線12は、複数の導線が電気的に直列に繋がって、複数のステータコアブロック111に跨って巻き回された巻線群であってもよい。
第1出力巻線は、正弦波状の出力電圧が得られるような巻数で、複数のステータコアブロック111に巻き回されている。なお、第1出力巻線は、複数の導線が電気的に直列に繋がって、複数のステータコアブロック111に巻き回された巻線群であってもよい。
第2出力巻線は、正弦波状の出力電圧が得られるような巻数で、複数のステータコアブロック111に巻き回されている。なお、第2出力巻線は、複数の導線が電気的に直列に繋がって、複数のステータコアブロック111に巻き回された巻線群であってもよい。
第1出力巻線および第2出力巻線は、互いに出力電圧の位相が異なるようにステータコアブロック111に巻き回されている。
図3は図2の励磁巻線12に電流が供給された状態を示す斜視図である。ステータコアブロック111aにおけるティース群113のティース112aとティース112bとに巻き回された励磁巻線21は、互いに逆方向に巻き回されている。また、ステータコアブロック111bにおけるティース群113のティース112cとティース112dとに巻き回された励磁巻線21は、互いに逆方向に巻き回されている。
ステータコアブロック111aとこのステータコアブロック111aに周方向に隣り合うステータコアブロック111bとの間で、周方向に隣り合う一対のティース112b、ティース112cのそれぞれに巻かれた励磁巻線21は、互いに同一方向に巻き回されている。言い換えれば、ステータコアブロック111aにおけるステータコアブロック111b側のティース112bに巻かれた励磁巻線21と、ステータコアブロック111bにおけるステータコアブロック111a側のティース112cに巻かれた励磁巻線21とは、互いに同一方向に巻き回されている。
励磁巻線21に電流が供給されると、ティース群113の互いに逆方向に励磁巻線21が巻き回されたティース112aとティース112bとには、径方向について互いに逆方向に起磁力が発生する。これにより、矢印Aに示すように、ティース112aと、ティース112bと、レゾルバロータ2と、コアバック114とを通る磁気閉回路が形成され、ティース112aと、ティース112bと、レゾルバロータ2と、コアバック114とを磁束が通過する。一方、隣り合う一対のティース112であって、互いに同一方向に励磁巻線12が巻き回された一対のティース112、例えば、ティース112bとティース112cとには、励磁巻線12に電流が供給されると、径方向について同一方向に起磁力が発生する。これにより、ティース112bとティース112cとの間には、磁気閉回路が形成されず、ティース112bとティース112cとの間には、磁束がほとんど流れない。すなわち、励磁巻線12が発生させる総磁束に対して、ティース群113を構成する一対のティース112間を通過する主磁束の割合が増加する。これにより、隣り合う一対のステータコアブロック111の間で発生する漏れ磁束が及ぼす、出力電圧への影響が相対的に小さくなる。
実施の形態2.
実施の形態2では、実施の形態1のレゾルバがさらにコアバック114における周方向中間部の内周面に可動部を有している構成について説明する。図4はこの発明の実施の形態2に係るレゾルバのステータコアブロックを示す斜視図、図5は図4のステータコアブロックを変形させた状態を示す斜視図である。コアバック114における周方向中間部の内周面には、可動部115が形成されている。これにより、コアバック114は、隣り合うティース112の間の周方向についての距離が変化するように変形可能となっている。なお、可動部115は、カシメや切欠きなど、ステータコアブロック111の任意の隣り合う一対のティース112の間の周方向についての距離が変形可能となるティース間距離可変機構を有していればよい。
コアバック114が可動部115を有していることで、励磁巻線12、第1出力巻線および第2出力巻線を巻き回す際に、隣り合う一対のティース112の間を広げるように可動部115を変形させ、巻線後にティース112の間を狭めるように可動部115を変形させることで、巻線のための作業スペースを確保することができる。なお、以降では、2つ以上のステータコアブロック111を有している構成を例として、本実施の形態を説明する。図示はしていないが、本発明は、複数のティース112を有するステータコアブロック111が1つの場合で、かつステータコアブロック111の一方の端ともう一方の端を向い合せるようにしてステータコア11を構成する場合においても適用可能である。
レゾルバステータ1を構成するステータコアブロック111の数は、励磁巻線12の巻線パターンの空間的な繰り返し回数である励磁次数と一致してもよい。この場合、複数のステータコアブロック111のそれぞれについて、同じ巻線パターンで励磁巻線12を巻き回すことができる。そのため、巻線プログラムを用いて巻線機を駆動させてそれぞれのティース112に励磁巻線12を巻き回す場合には、同一の巻線プログラムを用いて、複数のステータコアブロック111のそれぞれについて、励磁巻線12を巻き回すことができる。
具体的な例としては、例えば、ティース数が24、励磁次数が6次、軸倍角が9次、出力次数が3次のレゾルバにおいては、4つのティース112でステータコアブロック111を構成し、6個のステータコアブロック111でステータコア11を構成してもよい。この場合、励磁巻線12については同一の巻線プログラムで巻き回すことができるため、生産性を向上させることができる。
レゾルバステータ1を構成するステータコアブロック111の数は、第1出力巻線および第2出力巻線のそれぞれの巻線パターンの空間的な繰り返し回数である出力次数と一致してもよい。この場合、複数のステータコアブロック111のそれぞれについて、同じ巻線パターンで第1出力巻線および第2出力巻線を巻き回すことができる。励磁巻線12と同様に、巻線プログラムを用いて巻線機を駆動させてそれぞれのティース112に第1出力巻線および第2出力巻線を巻き回す場合には、同一の巻線プログラムを用いて、複数のステータコアブロック111のそれぞれについて、第1出力巻線および第2出力巻線を巻き回すことができる。
なお、レゾルバステータ1を構成するステータコアブロック111の数は、出力次数と不一致であってもよい。ステータコアブロック111の数と出力次数とが一致する場合には、レゾルバステータ1全体として見たときにステータコア11が出力次数の変形モードとなってしまい、磁束の通り易さであるパーミアンスが影響を受けて、出力次数と一致する次数の漏れ磁束を含む磁気高調波成分に影響を及ぼして角度誤差の要因となってしまう。言い換えれば、ステータコアブロック111の数が出力次数と一致する場合には、磁束分布が脈動し、出力次数と一致するため、第1出力巻線および第2出力巻線の少なくともどちらか一方は、磁束の脈動を拾ってしまい電圧のオフセット成分となり、角度誤差に繋がってしまう。したがって、レゾルバステータ1を構成するステータコアブロック111の数が出力次数と不一致である場合、角度誤差を低減させるこができる。
具体的な例としては、例えば、ティース数が24、励磁次数が6次、軸倍角が9次、出力次数が3次のレゾルバにおいて、8つのティース112でステータコアブロック111を構成し、3個のステータコアブロック111でステータコア11を構成してもよい。この場合、励磁巻線12、第1出力巻線および第2出力巻線については、それぞれ同一の巻線プログラムで巻き回すことができるため、生産性を向上させることができる。なお、本実施の形態において具体的な数値を用いて説明したが、別のティース数、励磁次数、および出力次数においても本発明は適用可能である。
実施の形態3.
実施の形態1および実施の形態2では、分割コア構造を持つレゾルバにおいて、位置検出精度を確保するためには、ステータコア11のティース112の相対位置の位置決めが必要となる。実施の形態3では、ステータコア11のティース112の位置決め方法について説明する。
ステータコア11の相対位置ずれがあると、設計上のパーミアンスと比べて、実際のパーミアンスが空間高調波成分を含んでしまい、位置検出精度の影響してしまう恐れがある。すなわち、一円状に一体で製造されるステータコアに対して、ステータコア11が分割コア構造となるレゾルバでは、ステータコア11の製造時の寸法誤差に加えて、組立によりティース112同士の相対位置ずれが発生し、ステータコア11の相対位置ずれが大きくなってしまう。
図6はこの発明の実施の形態3に係るレゾルバステータを示す斜視図、図7は図6のレゾルバステータをハウジングに固定する様子を示す斜視図である。励磁巻線12、第1出力巻線および第2出力巻線が巻き回されたステータコアブロック111を、ティース112が円環状に並ぶように並べ、第1出力巻線、第2出力巻線および励磁巻線12は、それぞれ電気的に直列に結合されて、レゾルバステータ1となる。このステータコア11のティース112の位置決めを、樹脂モールドしてハウジング3を形成したり、ハウジング3にレゾルバステータ1を焼嵌めや、圧入などをしたりして、ティース112の位置決めを行う。
図8は図6のレゾルバステータおよびハウジングの変形例を示す斜視図、図9は図8のレゾルバステータおよびハウジングの変形例を示す分解斜視図である。また、ティース112の位置決めを行うため、ステータコアブロック111のコアバック114には、穴部116が形成され、また、ハウジング3が位置決めを行うためのピン部31を有し、コアバック114の穴部116にハウジング3のピン部31を差し込むことによって位置決めを行ってもよい。なお、本実施の形態による固定方法においては、ステータコア11を一円となるような加工を行った場合においても、一円となる加工を行わない場合においても、ステータコア11のティース112の位置決めを行うことができる。一円となる加工を行わない場合、溶接によって一円となる加工を実施する場合と比べて、加工歪によるティース112の相対位置ずれが発生せず、ティース112の相対位置ずれを小さくすることができる。
穴部116とピン部31とによる位置決めを行う場合、1つのステータコアブロック111に対し穴部116の数は、2つ以上あることが望ましい。これは、固定の方法にもよるが、一円となる加工を実施せず穴部116が1か所だけだとステータコアブロック111が回転自由となってしまい、ティース112の相対位置が設計の所望の位置に比べてずれてしまい、角度誤差が拡大してしまう恐れがあるからである。なお、ピン部31を差し込む場合、片側から差し込んでも、両側から挟み込むように差し込んでも、位置決めを行うことができるのであれば、どちらでも問題ないことは言うまでもない。
また、ハウジング3の素材は、磁性体素材である場合には、磁束の迂回路となることができるので、位置決めだけでなく、さらに、磁性体素材でない場合と比較して、漏れ磁束による影響を小さくすることが期待できる。
実施の形態4.
図10はこの発明の実施の形態4に係るレゾルバを示す平面図である。実施の形態4では、周方向に隣り合うステータコアブロック111の間を溶接などにより結合しない場合に、周方向に隣り合う一対のステータコアブロック111からの磁束漏れをさらに低減する方法について説明する。
レゾルバ、周方向に隣り合うステータコアブロック111の間に設けられる補極部材4をさらに備えている。補極部材4は、磁性体から構成されている。また、補極部材4は、積層された電磁鋼板から構成されていることが望ましい。これにより、補極部材4に発生する鉄損が低減される。なお、補極部材4は、漏れ磁束を低減させることができる磁性体から構成されていればよく、積層された電磁鋼板に限らず、厚さ、素材の種類などは、その他の場合であってもよい。
以上説明したように、この発明の実施の形態4に係るレゾルバによれば、隣り合う一対のステータコアブロック111の間に設けられ、磁性体から構成された補極部材4をさらに備えているので、周方向に隣り合う一対のステータコアブロック111からの磁束漏れをさらに低減させることができる。
なお、上記実施の形態4では、補極部材4がハウジング3と別体である構成について説明したが、補極部材4がハウジング3と一体に形成された構成であってもよい。
この発明に係るレゾルバは、少なくとも2つ以上のティースを有するステータコアブロックを2つ以上用いて構成されるステータコアと、ステータコアに対向して回転するレゾルバロータと、ステータコアに巻き回された励磁巻線と、ステータコアに巻き回された出力巻線とを備えたレゾルバであって、ステータコアブロックのそれぞれにおいて、レゾルバロータの軸線を中心として周方向に隣り合う一対のティースは、ティース群を成しティース群が同一で、かつ、互いに隣り合うティースには、励磁巻線が互いに逆方向に巻き回され、ティース群が異なり、かつ、互いに隣り合うティースには、励磁巻線が互いに同一方向に巻き回されている。

Claims (7)

  1. 少なくとも2つ以上のティースを持つ、少なくとも1つ以上のステータコアブロックから構成されるステータコアと、
    前記ステータコアに対向して回転するレゾルバロータと、
    前記ステータコアに巻き回された励磁巻線と、
    前記ステータコアに巻き回された出力巻線と
    を備え、
    前記ステータコアブロックは、前記レゾルバロータの軸線を中心として周方向に隣り合う一対の前記ティースから成るティース群を少なくとも1つ有し、
    ある前記ティース群の一対の前記ティースに巻き回される前記励磁巻線は、互いに逆方向に巻き回され、
    前記ティース群は異なるが、互いに隣り合う2つの前記ティースに巻き回される前記励磁巻線は、同一方向に巻き回されているレゾルバ。
  2. 前記ステータコアブロックは、複数の前記ティースと、前記ティースが固定されるコアバックとを有しており、
    前記コアバックは、可動部を有しており、前記可動部が可動することにより隣り合う前記ティース同士の距離が変更可能である請求項1に記載のレゾルバ。
  3. 前記ステータコアブロックを固定するためのハウジングをさらに備え、
    前記ステータコアブロックは、前記コアバックに前記ステータコアブロックの位置決めのための穴部を有し、
    前記ハウジングは、前記ステータコアブロックの位置決めのためのピン部を有し、
    前記ピン部が前記ステータコアブロックの前記穴部に挿入されることによって前記ステータコアブロックの位置決めが行われる請求項1または請求項2に記載のレゾルバ。
  4. 隣り合う一対の前記ステータコアブロックの間に設けられ、磁性体から構成された補極部材をさらに備えている請求項1から請求項3までの何れか一項に記載のレゾルバ。
  5. 前記ステータコアブロックの数は、前記励磁巻線の巻線パターンの空間的な繰り返し回数である励磁次数と一致する請求項1から請求項4までの何れか一項に記載のレゾルバ。
  6. 前記ステータコアブロックの数は、前記出力巻線の巻線パターンの繰り返し回数である出力次数と異なる数である請求項1から請求項5までの何れか一項に記載のレゾルバ。
  7. 前記ステータコアブロックの数は、前記出力巻線の巻線パターンの繰り返し回数である出力次数と一致する請求項1から請求項5までの何れか一項に記載のレゾルバ。
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