JPWO2017154708A1 - 毛髪処理方法及び毛髪処理剤セット - Google Patents

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Abstract

本発明は、毛髪の損傷を抑制し、補修しながら、ヘアカラー剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤縮毛矯正剤はトリートメント剤から選択される処理剤の効果を高めることができる毛髪処理方法及び毛髪処理剤セットを提供することを課題とし、本課題は、毛髪に、下記[I剤]を塗布する工程と、次いで、ヘアカラー剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤又は縮毛矯正剤から選択される処理剤Xを塗布する工程と、を有することを特徴とする毛髪処理方法によって解決され、また、下記[I剤]及び下記[II剤]からなる毛髪処理剤セットによって解決される。
[I剤]:
ケラチン、コラーゲン及びジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウムを少なくとも含有する毛髪処理剤
[II剤]:
重量平均分子量300〜500のケラチン、重量平均分子量3000〜5000のケラチン及びpH調整剤を少なくとも含有する毛髪処理剤

Description

本発明は、毛髪処理方法及び毛髪処理剤セットに関し、より詳しくは、毛髪の損傷を抑制し、補修しながら、ヘアカラー剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤、縮毛矯正剤又はトリートメント剤から選択される処理剤の効果を高めることができる毛髪処理方法及び毛髪処理剤セットに関する。
近年、ヘアカラー剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤、縮毛矯正剤、トリートメント剤などの処理剤を用いた毛髪処理を行うことが一般的に行われている。
しかし、これら処理剤の中には、アルカリ剤や酸化剤、還元剤などといった種々の成分が配合されており、毛髪処理を施した毛髪は、少なからず化学的損傷を受けるものがある。毛髪が化学的損傷を受けると、つや、ハリコシ、しっとり感、さらさら感、やわらかさなどが損なわれ、日々の手入れが大変になるばかりか、その損傷度合によっては、視覚的に美しい毛髪とは言えない状態となってしまう。
また、毛髪損傷を受けながらも、所望の効果を得るために毛髪処理を行ったとしても、必ずしも所望の効果を得られるとは限らない。毛髪処理における効果の出具合は、被処理者の髪質や毛髪状態によって様々であり、該効果の持続性もまた様々である。
処理を行う者は、個人差による効果の出具合や持続性の差を低減するため、各被処理者に対して毛髪処理方法を微調整することもあるが、毛髪の損傷を抑制して補修することと、上記処理剤による毛髪処理の効果を十分に出すことの両立は困難であった。
特許文献1では、第1剤と第2剤とからなるパーマネントウェーブ剤である毛髪処理剤を開示している。特許文献1は、第1剤に、0.01〜10重量%のチオグリセリンと、アンモニアと、N−アセチルシステインと、チオグリコール酸及びその塩類と、システイン及びその塩類と、アルギニンとを含有させることによって、毛髪損傷、および施術者の手荒れを抑制し、なおかつウェーブ形成力、つや感、手触りに優れるとしている。
しかしながら、特許文献1では、パーマネントウェーブを形成するための毛髪処理剤として、上記のような特定の構成を有する処理剤を用いる必要があり、任意の処理剤を使用できない点で汎用性に欠ける。さらに、特許文献1のような技術を用いても、毛髪の損傷を抑制し、補修しながら、パーマ等の処理剤の効果を高める点においては、更なる改善の余地がある。
特許5301584号
そこで、本発明の課題は、毛髪の損傷を抑制し、補修しながら、ヘアカラー剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤、縮毛矯正剤又はトリートメント剤から選択される処理剤の効果を高めることができる毛髪処理方法及び毛髪処理剤セットを提供することにある。
また本発明の他の課題は、以下の記載によって明らかとなる。
上記課題は、以下の各発明によって解決される。
1.毛髪に、下記[I剤]を塗布する工程と、
次いで、ヘアカラー剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤、縮毛矯正剤又はトリートメント剤から選択される処理剤Xを塗布する工程と、を有することを特徴とする毛髪処理方法。
[I剤]:
ケラチン、コラーゲン及びジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウムを少なくとも含有する毛髪処理剤
2.毛髪に、下記[I剤]を塗布する工程と、
次いで、ヘアカラー剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤、縮毛矯正剤又はトリートメント剤から選択される処理剤Xを塗布する工程と、
次いで、下記[II剤]を塗布する工程と、を有することを特徴とする毛髪処理方法。
[I剤]:
ケラチン、コラーゲン及びジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウムを少なくとも含有する毛髪処理剤
[II剤]:
重量平均分子量300〜500のケラチン、重量平均分子量3000〜5000のケラチン及びpH調製剤を含有する毛髪処理剤
3.毛髪に、下記[I剤]を塗布する工程と、
次いで、ヘアカラー剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤、縮毛矯正剤又はトリートメント剤から選択される処理剤Xを塗布する工程と、
次いで、下記[I剤]を塗布する工程と、を有することを特徴とする毛髪処理方法。
[I剤]:
ケラチン、コラーゲン及びジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウムを少なくとも含有する毛髪処理剤
4.毛髪に、下記[II剤]を塗布する工程と、
次いで、ヘアカラー剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤、縮毛矯正剤又はトリートメント剤から選択される処理剤Xを塗布する工程と、
下記[I剤]を塗布する工程と、を有することを特徴とする毛髪処理方法。
[II剤]:
重量平均分子量300〜500のケラチン、重量平均分子量3000〜5000のケラチン及びpH調製剤を含有する毛髪処理剤
[I剤]:
ケラチン、コラーゲン及びジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウムを少なくとも含有する毛髪処理剤
5.下記[I剤]及び下記[II剤]からなる毛髪処理剤セット。
[I剤]:
ケラチン、コラーゲン及びジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウムを少なくとも含有する毛髪処理剤
[II剤]:
重量平均分子量300〜500のケラチン、重量平均分子量3000〜5000のケラチン及びpH調整剤を少なくとも含有する毛髪処理剤
本発明によれば、毛髪の損傷を抑制し、補修しながら、ヘアカラー剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤、縮毛矯正剤又はトリートメント剤から選択される処理剤の効果を高めることができる毛髪処理方法及び毛髪処理剤セットを提供できる。
さらに、本発明によれば、処理剤の処理時間を短縮できるにも拘わらず、処理剤の効果を長期に渡って持続させる効果も得られる。
本発明の毛髪処理方法の工程を説明する図
以下に、本発明を実施するための形態について詳しく説明する。
<毛髪処理方法>
図1は、本発明の毛髪処理方法の工程を説明する図である。
1.実施形態1
図1(A)に示す実施形態1に係る毛髪処理方法は、[I剤]を塗布する第1工程と、次いで、ヘアカラー剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤、縮毛矯正剤又はトリートメント剤から選択される処理剤Xを塗布する第2工程とからなる。
処理剤Xは、所望の毛髪処理が可能な処理剤であれば格別限定されず、市販品を好適に用いることができる。
処理剤Xは、アルカリ性である。処理剤Xとして市販品を用いる場合、一般的に市販されるヘアカラー剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤、縮毛矯正剤は、アルカリ性であるためそのまま用いることができる。
トリートメント剤として市販品を用いる場合は、通常市販されるトリートメント剤が酸性であるため、アルカリ剤を添加してアルカリ性にして用いる。
アルカリ剤は格別限定されないが、アルギニン等を好ましく用いることができる。
本発明の毛髪処理剤である[I剤]は、ケラチン、コラーゲン及びジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウムを少なくとも含有してなる。[I剤]は酸性である。
[I剤]におけるケラチン、コラーゲン及びジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウムの含有量は、例えば、該3成分の総重量部を100重量部とした場合、ケラチンが10〜80重量部、コラーゲンが10〜80重量部、ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウムが1〜50重量部であることが好ましい。
[I剤]に含有されるケラチンは、格別限定されないが、羊毛由来の加水分解ケラチン、羽毛由来の加水分解ケラチン、ヒドロキシプロピル加水分解ケラチン、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン等を例示することができる。
[I剤]に含有されるケラチンは、1種のケラチンを単独で用いてもよく、複数のケラチンを混合して用いてもよいが、本発明の効果をより高める観点から、特に、複数のケラチンを混合して用いることが好ましい。複数のケラチンを混合する場合には、各ケラチンの重量平均分子量が異なることが好ましく、重量平均分子量の異なるケラチンが、6種以上混合されることがさらに好ましい。これにより、毛髪の損傷を抑制し、補修する効果を更に高めることができる。
[I剤]に含有されるコラーゲンは、格別限定されないが、加水分解コラーゲン、イソステアロイル加水分解コラーゲンAMPD等を例示することができる。
[I剤]に含有されるコラーゲンは、1種のコラーゲンを単独で用いてもよく、複数のコラーゲンを混合して用いてもよいが、本発明の効果をより高める観点から、特に、複数のコラーゲンを混合して用いることが好ましい。複数のコラーゲンを混合する場合には、各コラーゲンの重量平均分子量が異なることが好ましく、重量平均分子量の異なるコラーゲンが、2種以上混合されることがさらに好ましい。これにより、毛髪の損傷を抑制し、補修する効果を更に高めることができる。
毛髪の損傷を抑制し、補修する効果を好適に得るためには、毛髪処理剤に含有される成分の重量平均分子量が重要となる。毛髪の損傷部分のサイズと度合に応じた重量平均分子量のケラチン及びコラーゲンを供給することによって、損傷の抑制や補修を促進することができるためである。よって、毛髪の損傷を抑制し、補修することができる本願の効果を得るためには、毛髪の損傷部分の補修内容によって、重量平均分子量の異なるケラチンやコラーゲンを選択し、組み合わせることは好ましいことである。
ケラチン及びコラーゲンの重量平均分子量と、それらの毛髪への効果の目安は次の通りである。
(1)重量平均分子量が数万:毛髪の繊維強化、造膜性強化、ハリコシ強化
(2)重量平均分子量が数千:ハリコシとやわらかさのバランス
(3)重量平均分子量が数百:やわらかさ、しなやかさの促進
特に、処理剤Xの効果を高める観点から、重量平均分子量が数千のケラチン及びコラーゲンを含有することは、更に好ましいことである。
また、[I剤]は、ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウムを含有する。ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウムは、毛髪に対して高い浸透性と損傷部位の補修機能を有し、処理剤Xの効果を高めることができる。ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウムの市販品としては、例えば、旭化成ケミカルズ社製「ぺリセアL−30」等が挙げられる。
[I剤]は、起泡性成分を含有することも好ましいことである。起泡性成分を含有することによって、[I剤]を泡状で毛髪に塗布することができるため、ムラなく均一に塗布すると共に、少ない塗布量でも効率的に毛髪全体に塗布することができるので好ましい。また、泡状で塗布することによって、[I剤]及び処理剤Xの浸透率が向上し、施術時間が短縮される効果も期待できる。
起泡性成分としては、[I剤]を泡状にすることができるものであれば格別限定されず、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤及びノニオン界面活性剤等を用いることができるが、[I剤]に含有する他の成分との相性の観点から、両性界面活性剤が好ましい。
[I剤]には、本発明の効果を損なわない範囲で、その他、保湿成分、植物由来等エキスなどの他の成分を適宜配合することができる。
保湿成分としては、ベタイン、尿素、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等を好ましく例示することができる。保湿成分は、格別限定されないが、効果的な保湿を実現する観点から複数の保湿成分を含有することが好ましい。効果的な保湿が実現されることによって、本発明の毛髪処理後の毛髪は、つや、ハリコシ、しっとり感、さらさら感、やわらかさ、処理剤の効果度合等が強化される。
植物由来等エキスとしては、ツボクサエキス、イタドリ根エキス、オウゴンエキス、カンゾウ根エキス、チャ葉エキス、カミツレ花エキス、ローズマリー葉エキス、ダイズ種子エキス等を例示することができる。
[I剤]には、その他、本発明の効果を損なわない範囲で、水、エタノール、グリセリン、ジプロピレングリコール、PCAイソステアリン酸PEG−40水添ヒマシ油、ゼラチン、ココイルグルタミン酸TEA、ラウラミノプロピオン酸ナトリウム、アラニン、グリシン、アルギニン、EDTA−2ナトリウム、フェノキシエタノール、プロピルパラベン、メチルパラベン、香料等を適宜配合することができる。
実施形態1の毛髪処理方法により、毛髪の損傷を抑制し、補修しながら、ヘアカラー剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤、縮毛矯正剤又はトリートメント剤から選択される処理剤Xの効果を高めることができる効果を奏する。
また、実施形態1の毛髪処理方法において、[I剤]を泡状で塗布することによって、処理剤Xの処理時間を短縮できる効果も得られる。
2.実施形態2
図1(B)に示す実施形態2に係る毛髪処理方法は、[I剤]を塗布する第1工程と、次いで、ヘアカラー剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤、縮毛矯正剤又はトリートメント剤から選択される処理剤Xを塗布する第2工程と、更に次いで、[II剤]を塗布する第3工程とを有する。
実施形態2では、実施形態1よりも優れた効果を発揮する。そのメカニズムは明らかではないが、始めに[I剤]を塗布することで、[I剤]に含まれるケラチン等の毛髪栄養分を供給して毛髪表面に留めておき、次いで処理剤Xを塗布して、処理剤Xもまた毛髪表面に留めておき、更に次いで、[I剤]と処理剤を被覆するように[II剤]を塗布することによって、[II剤]に含まれるpH調整剤が毛髪を膨潤させた際に、毛髪表面に留まっている[I剤]及び処理剤Xの毛髪内部への浸透が一気に促進されるためであると推測される。後述するが、[II剤]はアルカリ性である。本分野では、通常、アルカリ性のものは、毛髪を膨潤させ、毛髪内の栄養分を毛髪の外に出してしまうと考えられてきた。よって、アルカリ性の処理剤Xで毛髪を処理した後には、酸リンスなどによって毛髪を中和させることが常識であった。しかし、本発明によれば、処理剤Xでの毛髪処理後に、アルカリ性の[II剤]を塗布することによって、毛髪を膨潤させながらも、毛髪内の栄養分を毛髪の外に出してしまうことを抑制できるので、毛髪の損傷を抑制し、補修しながら、処理剤Xの効果を高めることができる効果を奏する。
[I剤]は、上述したものを用いることができ、処理剤Xは、所望の毛髪処理が可能な処理剤であれば格別限定されず、市販品を好適に用いることができる。処理剤Xが、トリートメント剤の場合には、アルカリ剤を添加したアルカリ性のものを用いることができる。
毛髪処理剤である[II剤]は、重量平均分子量300〜500のケラチン、重量平均分子量3000〜5000のケラチン及びpH調整剤を少なくとも含有してなることを特徴とする。
[II剤]における重量平均分子量300〜500のケラチン及び重量平均分子量3000〜5000のケラチンの含有量は、例えば、該2成分の総重量部を100重量部とした場合、重量平均分子量300〜500のケラチンが10〜80重量部、重量平均分子量3000〜5000が10〜80重量部であることが好ましい。pH調整剤は、所定のpHに調整できる量であればよい。
[II剤]に含有されるケラチンは、重量平均分子量300〜500のものと、重量平均分子量3000〜5000のものが混合される。ケラチンの重量平均分子量と、その毛髪への効果の目安は上述した通りである。重量平均分子量の異なるケラチンを混合して用いることによって、毛髪の損傷部分のサイズと度合に応じたケラチンを供給して、効果的に損傷部分の補修を行うことができる。この結果、毛髪の損傷を抑制し、補修しながら、ヘアカラー剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤、縮毛矯正剤又はトリートメント剤から選択される処理剤Xの効果を高めることができるという本発明の効果を得ることができる。
[II剤]は、重量平均分子量300〜500のケラチンと重量平均分子量3000〜5000のケラチンをそれぞれ1種ずつ含有してもよいが、これらケラチンを2種以上複数含有してもよい。また、上記重量平均分子量以外のケラチンを追加的に含有してもよい。
さらに、[II剤]は、pH調整剤を含有する。pH調整剤としては、毛髪のpHを、弱アルカリ性〜アルカリ性に調整できるものであれば格別限定されないが、塩基性アミノ酸であるアルギニンであることが好ましい。アルギニンは、元来毛髪に含有されるアミノ酸の一種でもあるため、毛髪や頭皮に負担をかけることなくケラチンの供給を促進することができると共に、毛髪に保湿性を与えることができるため好ましい。
[II剤]は、[I剤]と同様に、起泡性成分を含有することも好ましいことである。起泡性成分を含有することによって、[II剤]を泡状で毛髪に塗布することができるため、ムラなく均一に塗布すると共に、少ない塗布量でも効率的に毛髪全体に塗布することができるので好ましい。また、泡状で塗布することによって、[II剤]及び処理剤Xの浸透率が向上し、施術時間が短縮される効果も期待できる。
起泡性成分としては、[II剤]を泡状にすることができるものであれば格別限定されず、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤及びノニオン界面活性剤等を用いることができるが、[II剤]に含有する他の成分との相性の観点から、両性界面活性剤が好ましい。
[II剤]には、本発明の効果を損なわない範囲で、その他、保湿成分等の他の成分を適宜配合することができる。
保湿成分としては、ベタイン、尿素、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等を好ましく例示することができる。保湿成分は、格別限定されないが、効果的な保湿を実現する観点から複数の保湿成分を含有することが好ましい。効果的な保湿が実現されることによって、本発明の毛髪処理後の毛髪は、つや、ハリコシ、しっとり感、さらさら感、やわらかさ、処理剤Xの効果度合等が強化される。
[II剤]には、その他、本発明の効果を損なわない範囲で、水、グリセリン、ジプロピレングリコール、ラウラミドプロピルベタイン、ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム、フェノキシエタノール、メチルパラベン等を適宜配合することができる。
実施形態2の毛髪処理方法により、毛髪の損傷を抑制し、補修しながら、ヘアカラー剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤、縮毛矯正剤又はトリートメント剤から選択される処理剤Xの効果を高めることができる効果を奏する。
また、実施形態2の毛髪処理方法において、[I剤]を泡状で塗布することによって、処理剤の処理時間を短縮できる効果も得られる。
3.実施形態3
図1(C)に示す実施形態3は、[I剤]を塗布する第1工程と、次いで、ヘアカラー剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤、縮毛矯正剤又はトリートメント剤から選択される処理剤Xを塗布する第2工程と、更に次いで、[I剤]を塗布する第3工程とを有する。
これにより、毛髪の損傷を抑制し、補修しながら、ヘアカラー剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤、縮毛矯正剤又はトリートメント剤から選択される処理剤Xの効果を高めることができる効果を奏する。
[I剤]は、上述したものを用いることができ、処理剤Xは、所望の毛髪処理が可能な処理剤であれば格別限定されず、市販品を好適に用いることができる。
4.実施形態4
図1(D)に示す実施形態4は、[II剤]を塗布する第1工程と、次いで、ヘアカラー剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤、縮毛矯正剤又はトリートメント剤から選択される処理剤Xを塗布する第2工程と、更に次いで、[I剤]を塗布する第3工程とを有する。
これにより、毛髪の損傷を抑制し、補修しながら、ヘアカラー剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤、縮毛矯正剤又はトリートメント剤から選択される処理剤Xの効果を高めることができる効果を奏する。
[II剤]及び[I剤]は、上述したものを用いることができ、処理剤Xは、所望の毛髪処理が可能な処理剤であれば格別限定されず、市販品を好適に用いることができる。
5.その他の態様
以上、実施形態1〜4について説明したが、本発明の毛髪処理方法はこれに限定されるものではない。例えば、第1工程の前に、別途の前処理剤を用いたり、第3工程の後に、別途の後処理剤を用いてもよく、このとき、該前処理剤や該後処理剤が、[I剤]又は[II剤]であってもよい。また、[I剤]及び[II剤]を混合して用いてもよい。
[I剤]及び[II剤]の塗布方法は、格別限定されず、泡状、液状、ミルク状、ジェル状、クリーム状等で塗布することができる。特に、ムラなく均一に塗布すると共に、少ない塗布量で効率的に毛髪全体に塗布できる観点から、泡状で塗布することが好ましい。
[I剤]と[II剤]は、そのまま塗布してもよいし、水等で希釈して塗布してもよい。
<毛髪処理剤セット>
本発明の毛髪処理剤セットは、上述した[I剤]及び[II剤]により構成される。[I剤]及び[II剤]を組み合わせて用いることによって、本発明の効果をより高めることができる。
また、本発明の効果を最も高める観点から、第1工程で用いられる毛髪処理剤として[I剤]を、第3工程で用いられる毛髪処理剤として[II剤]を使用することは好ましいことである。
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明はかかる実施例により限定されない。
1.塗布液I及び塗布液IIの調製
以下のようにして塗布液I及び塗布液IIを調製した。
(塗布液I)
[I剤]と水を1:3の比率で混合し、塗布液Iを得た。
[I剤]は、ケラチン、コラーゲン及びジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウムを、1:1:0.2(重量比)で含有する。
(塗布液II)
[II剤]と水を1:3の比率で混合し、塗布液IIを得た。
[II剤]は、重量平均分子量300〜500のケラチン及び重量平均分子量3000〜5000のケラチンを1:1(重量比)で含有し、pH調整剤によって弱アルカリ性に調整されている。
2.毛髪処理
(実施例1)
上記塗布液I及び塗布液IIを用いて、以下の手順で、ヘアカラー剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤、縮毛矯正剤又はトリートメント剤から選択される処理剤Xを用いる毛髪処理を行った。
第1工程:塗布液Iを泡状として、濡れた毛髪全体に塗布する。
第2工程:次いで、洗髪することなく、塗布液Iの上から、ヘアカラー剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤、縮毛矯正剤又はトリートメント剤から選択される1種の処理剤Xを毛髪全体に塗布する。
第3工程:次いで、洗髪することなく、前記処理剤の上から、塗布液IIを泡状として、毛髪全体に塗布する。その後、上記処理剤Xの所望の効果が得られるまで放置した。
次いで、下記バッファ剤(酸リンス)によって毛髪のpHを弱酸性程度に調整してから、洗髪し、毛髪全体が乾燥するまでドライヤーにて乾燥させた。
バッファ剤:
グリコール酸、クエン酸、低分子のカチオン、高分子のカチオンを含有し、pH1.25〜1.55程度の強酸である酸リンス
3.官能試験
<実験1>
上記「2.の毛髪処理」を受けた10名のパネリストを対象として、官能試験を行った。具体的には、毛髪処理後の毛髪状態を、毛髪処理前と比較して、つや、ハリコシ、しっとり感、さらさら感、やわらかさの5項目について3段階評価で評価し、その評価点に対応する人数を調べた。
また、本発明の[I剤]と[II剤]を用いない場合と比較して、処理剤Xの効果度合について3段階評価で評価し、その評価点に対応する人数を調べた。
各評価項目の3段階評価基準は、以下の通りである。結果は、表1〜6に示す。
<つや>
3:施術前と比較して、つやが増した
2:施術前と比較してほぼ変化なし
1:施術前と比較して、つやが落ちた
<ハリコシ>
3:施術前と比較して、ハリコシが増した
2:施術前と比較してほぼ変化なし
1:施術前と比較して、ハリコシが無くなった
<しっとり感>
3:施術前と比較して、しっとり感が増した
2:施術前と比較してほぼ変化なし
1:施術前と比較して、乾燥した
<さらさら感>
3:施術前と比較して、さらさら感が増した
2:施術前と比較してほぼ変化なし
1:施術前と比較して、さらさら感が落ちた
<やわらかさ>
3:施術前と比較して、やわらかさが増した
2:施術前と比較してほぼ変化なし
1:施術前と比較して、硬くなった
<処理剤Xの効果度合>
3:処理剤Xのみで施術した場合と比較して、処理剤Xの効果がさらに出た
2:処理剤Xのみで施術した場合と比較してもほぼ差異なし
1:処理剤Xのみで施術した場合と比較して、処理剤Xの効果が出難くなった
(実施例2)
実施例1の第3工程において、塗布液IIに代えて塗布液Iを用いた以外は、実施例1と同様にして毛髪処理を行い、官能試験を行った。その結果を表1〜5に示す。
(実施例3)
実施例1の第1工程において、塗布液Iに代えて塗布液IIを用い、第3工程において、塗布液IIに代えて塗布液Iを用いた以外は、実施例1と同様にして毛髪処理を行い、官能試験を行った。その結果を表1〜5に示す。
(比較例)
実施例1の第1工程において、塗布液Iに代えて塗布液IIを用い、第3工程において、塗布液IIの塗布を省略した以外は、実施例1と同様にして毛髪処理を行い、官能試験を行った。その結果を表1〜5に示す。
表1は、つや感についての官能試験結果を示す。
Figure 2017154708
表2は、ハリコシについての官能試験結果を示す。
Figure 2017154708
表3は、しっとり感についての官能試験結果を示す。
Figure 2017154708
表4は、さらさら感についての官能試験結果を示す。
Figure 2017154708
表5は、やわらかさについての官能試験結果を示す。
Figure 2017154708
表6は、処理剤の効果度合についての官能試験結果を示す。
Figure 2017154708
<評価>
第1工程で塗布液IIを用いて、第3工程を省略した毛髪処理方法(比較例)では、施術前と比べて、つや、しっとり感が増したと回答したパネリストが半数近くいるものの、特にハリコシ、さらさら感、やわらかさ、処理剤の効果度合については、変化なしと回答したものが多かった。
これに対して、第1工程で塗布液I、第2工程で処理剤、第3工程で塗布液Iを塗布する毛髪処理方法(実施例3)では、全ての評価において、過半数が評価3と回答しており、比較例に比べて本発明の効果が得られていると言える。
また、第1工程で塗布液II、第2工程で処理剤、第3工程で塗布液Iを塗布する毛髪処理方法(実施例2)では、実施例3よりも更に本発明の効果が得られた。特にしっとり感、さらさら感、やわらかさ、処理剤の効果度合において本発明の効果が顕著である。
さらに、第1工程で塗布液I、第2工程で処理剤、第3工程で塗布液IIを塗布する毛髪処理方法(実施例1)では、全ての評価において更に顕著な効果が得られる。特に、実施例1の方法であれば、つや、ハリコシが格段に上がっており、全パネリストが、1本1本の髪質が良くなったと感じる、と追加的に回答した。
[I剤]と[II剤]からなる本発明の毛髪処理剤セットを使用した実施例1、2では、[I剤]のみを使用した実施例3に比べ、本発明の効果が更に顕著に奏されることがわかる。
上記結果より、本発明の毛髪処理方法及び毛髪処理剤セットによると、毛髪の損傷を抑制し、補修しながら、処理剤Xの効果を高めることができることがわかる。
また、実施例1〜3では、処理剤Xによる処理時間が、比較例と比べて短縮された。
<実験2>
実験1の対象パネリスト10名により、上記「2.毛髪処理」後の毛髪の質感や、処理剤の効果の持続性について官能試験を行い、3段階評価で実験1と同様に評価した。3段階評価基準は、以下の通りである。結果は、表7に示す。
3:効果が2ヶ月以上持続した
2:効果が1〜2ヶ月持続した
1:効果が持続したのは1ヶ月未満だった
Figure 2017154708
<評価>
比較例では、10人中10人のパネリストが、1ヶ月未満で毛髪処理後の毛髪の質感や処理剤の効果が感じられなくなったと回答した。
これに対し、実施例1〜3では、10人中10人のパネリストが、少なくとも1ヶ月以上効果が持続したと回答しており、中でも実施例1の毛髪処理方法を実施したパネリストは、全員2ヶ月以上持続したと回答した。

Claims (5)

  1. 毛髪に、下記[I剤]を塗布する工程と、
    次いで、ヘアカラー剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤、縮毛矯正剤又はトリートメント剤から選択される処理剤Xを塗布する工程と、を有することを特徴とする毛髪処理方法。
    [I剤]:
    ケラチン、コラーゲン及びジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウムを少なくとも含有する毛髪処理剤
  2. 毛髪に、下記[I剤]を塗布する工程と、
    次いで、ヘアカラー剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤、縮毛矯正剤又はトリートメント剤から選択される処理剤Xを塗布する工程と、
    次いで、下記[II剤]を塗布する工程と、を有することを特徴とする毛髪処理方法。
    [I剤]:
    ケラチン、コラーゲン及びジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウムを少なくとも含有する毛髪処理剤
    [II剤]:
    重量平均分子量300〜500のケラチン、重量平均分子量3000〜5000のケラチン及びpH調製剤を含有する毛髪処理剤
  3. 毛髪に、下記[I剤]を塗布する工程と、
    次いで、ヘアカラー剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤、縮毛矯正剤又はトリートメント剤から選択される処理剤Xを塗布する工程と、
    次いで、下記[I剤]を塗布する工程と、を有することを特徴とする毛髪処理方法。
    [I剤]:
    ケラチン、コラーゲン及びジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウムを少なくとも含有する毛髪処理剤
  4. 毛髪に、下記[II剤]を塗布する工程と、
    次いで、ヘアカラー剤、ブリーチ剤、パーマネントウェーブ剤、縮毛矯正剤又はトリートメント剤から選択される処理剤Xを塗布する工程と、
    下記[I剤]を塗布する工程と、を有することを特徴とする毛髪処理方法。
    [II剤]:
    重量平均分子量300〜500のケラチン、重量平均分子量3000〜5000のケラチン及びpH調製剤を含有する毛髪処理剤
    [I剤]:
    ケラチン、コラーゲン及びジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウムを少なくとも含有する毛髪処理剤
  5. 下記[I剤]及び下記[II剤]からなる毛髪処理剤セット。
    [I剤]:
    ケラチン、コラーゲン及びジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウムを少なくとも含有する毛髪処理剤
    [II剤]:
    重量平均分子量300〜500のケラチン、重量平均分子量3000〜5000のケラチン及びpH調整剤を少なくとも含有する毛髪処理剤
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