JPWO2017122441A1 - 誘電体導波管共振器の結合窓およびそれを用いた誘電体導波管フィルタ - Google Patents

誘電体導波管共振器の結合窓およびそれを用いた誘電体導波管フィルタ Download PDF

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Abstract

誘電体導波管共振器の結合窓(40)は、立方体形状の誘電体の外装を導体膜で被覆された、共振モードがTEモードの誘電体導波管共振器(10,20)どうしを結合する。この誘電体導波管共振器の結合窓(40)は、E面に対して並行な第1の直線部と、第1の直線部の一端または両端から第1の直線部と直交する方向に延出する第2の直線部と、第2の直線部の端から第1の直線部と並行な方向に延出する第3の直線部で構成される。

Description

本発明は、直方体形状の誘電体ブロックの周囲を導体膜で被覆した誘電体導波管共振器どうしを結合するための結合窓およびそれを用いた誘電体導波管フィルタに関する。
誘電体導波管フィルタ等では、複数の誘電体導波管共振器を結合して用いている。
直方体形状の誘電体の周囲を導体膜で被覆したTEモードの誘電体導波管共振器どうしを結合する場合、誘電体導波管共振器の対峙する側面に、誘電体が露出する結合窓を設けて誘電体導波管共振器どうしを結合する。以降、結合窓の電界E方向の長さを結合窓の高さ、電界E方向と直交する方向、すなわち、磁界H方向の長さを窓の幅と呼ぶ。
結合窓は、窓の幅に対する窓の高さを大きくすると概ね誘導性結合となり、窓の幅に対する窓の高さを小さくすると概ね容量性結合となる。
図11は、誘電体導波管共振器どうしを従来の結合窓で結合した場合を示す分解透視斜視図である。外形が幅A、長さL、高さHの直方体形状で、共振モードがTE101の誘電体導波管共振器1、2が、長さL方向に並べられ、接続面3の中央に設けられた、高さh、幅wの容量性の結合窓4で結合されている。
図11において、誘電体導波管共振器1、2を、幅A=3.4[mm]、長さL=3.8[mm]、高さH=1.5[mm]とした場合の結合係数kの変化を電磁界シミュレーションした結果を、図12と図13に示す。
図12は、結合窓の高さh=0.1[mm]とし、結合窓の幅wを変化させた場合の結合係数kの変化を示すグラフである。図12において、縦軸は結合係数k、横軸は結合窓の高さw[mm]を示す。
図13は、結合窓の幅w=3.4[mm]とし、結合窓の高さhを変化させた場合の結合係数kの変化を示すグラフである。図13において、縦軸は結合係数k、横軸は結合窓の幅h[mm]を示す。
図12と図13の結果から、結合窓の結合係数を小さくするには、結合窓の高さを小さくするか、結合窓の幅を広くすればよいことが分かる。
特開2012−191474号公報
図12と図13において、結合係数kはおおよそ0.1〜0.15の範囲である。しかし、この値は、一般的な誘電体導波管フィルタを設計するには大きすぎる。そのため、結合窓の幅を広くするか、結合窓の高さを低くして、結合係数を小さくする必要がある。
しかし、結合窓の幅は、共振器の幅までしか広げることができず、結合窓の高さは、低くするほど耐電力特性が劣化したり、加工に過大な精度が必要になったりするという問題が生じる。
上記した問題を解決する方法として、特許文献1に記載されているように、誘電率の高い誘電体板を接続する側面に挟む方法が考案されている。しかし、この方法は誘電体板による損失が増えてしまうという問題が生じる。
このように、従来の誘電体導波管共振器の結合窓では、耐電力特性が高く、結合係数が小さな容量性結合を得ることが困難であった。
本発明の目的は、耐電力特性が高く、小さな結合係数で容量性結合させる誘電体導波管共振器の結合窓、およびそれを備える誘電体導波管フィルタを得ることにある。
本発明の誘電体導波管共振器の結合窓は、立方体形状の誘電体の外装を導体膜で被覆された、共振モードがTEモードの誘電体導波管共振器の間を、前記誘電体が露出する結合窓で結合する誘電体導波管共振器の結合窓であって、前記結合窓は、H面に対して並行な第1の直線部と、前記第1の直線部の一端または両端から前記第1の直線部と直交する方向に延出する前記第2の直線部と、前記第2の直線部の端から前記第1の直線部と並行な方向に延出する第3の直線部からなることを特徴とする。
本発明によれば、耐電力特性が高く、結合係数の小さな、容量性結合を得ることができる誘電体導波管共振器の結合窓を提供することができる。
また本発明の誘電体導波管共振器の結合窓を、飛び越し結合を用いた誘電体誘電体フィルタに用いることにより、耐電力特性が高い誘電体導波管フィルタを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る誘電体導波管共振器の結合窓を説明するための分解透視斜視図である。 図1に示した誘電体導波管共振器の結合窓の平面図である。 図1に示した誘電体導波管共振器の電磁界シミュレーション結果である。 本発明の第2実施形態に係る誘電体導波管共振器の結合窓の平面図である。 図4に示した誘電体導波管共振器の電磁界シミュレーション結果である。 本発明の第3実施形態に係る誘電体導波管共振器の結合窓の平面図である。 図6に示した誘電体導波管共振器の電磁界シミュレーション結果である。 本発明の第4実施形態に係る誘電体導波管フィルタの分解斜透視視図である。 図8に示した誘電体導波管フィルタの模式等価回路図である。 図8に示した誘電体導波管フィルタの電磁界シミュレーション結果である。 従来の誘電体導波管共振器の結合窓の分解斜視図である。 図11の誘電体導波管共振器の電磁界シミュレーション結果である。 図11の誘電体導波管共振器の電磁界シミュレーション結果である。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る誘電体導波管共振器の結合窓を説明するための分解透視斜視図であり、図2は、その結合窓を詳しく説明するための平面図である。
図1と図2に示すように、外形が幅A、長さL、高さHの直方体形状で、共振モードがTE101の誘電体導波管共振器10、20が、長さL方向に並べられ、誘電体導波管共振器10、20の間の接続面30に略S字形状の結合窓40が設けられている。
結合窓40は、
H面に並行な第1の直線部40aと、
第1の直線部の両端からE面方向に並行かつ互いに逆方向に延出する第2の直線部40bと、
第2の直線部40bのそれぞれの先端からH面に並行かつ対峙する方向に延出する第3の直線部40cとからなる。
第1の直線部40aの長さ(図1中に示す磁界H方向の長さ)はL40a、
第2の直線部40bの長さ(図1中に示す電界E方向の長さ)はL40b、
第3の直線部40cの長さ(図1中に示す磁界H方向の長さ)はL40c、であり、
第1〜第3の直線部40a、40b、40cの幅は、w40である。
図3は、図1に示した誘電体導波管共振器において、
結合窓40の第3の直線部L40cの長さを調節することにより、結合窓40の全長L40(=L40a+L40b×2+L40c×2)を変化させた場合の結合係数kを電磁界シミュレーションした結果を示すグラフである。
誘電体導波管共振器10、20は、図11と図12に示した、従来例の誘電体導波管共振器の接続窓のシミュレーションの場合と同様であり、幅A=3.4[mm]、長さL=3.8[mm]、高さH=1.5[mm]である。結合窓40は、L40a=2.8[mm]、L40b=1.2[mm]、w40=0.3[mm]である。図2において、縦軸は結合係数k、横軸は全長L40[mm]を示す。
図3の結果から、第1実施形態の誘電体導波管共振器の結合窓は、結合窓の幅w40が0.3[mm]にもかかわらず、結合係数を略0.033まで小さくできることが分かる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、結合窓の第1の直線部40aの両端を延出したが、一端だけを延出する形状であってもよい。
図4は、第2実施形態に係る誘電体導波管共振器の結合窓を詳しく説明するための平面図である。結合窓41以外の構成は、図1と同一構成であるため、詳しい説明は省略する。
誘電体導波管共振器10、20の間の接続面30に、図4に示す略J字形状の結合窓41が設けられている。
結合窓41は、
H面に並行な第1の直線部41aと、
第1の直線部の一端からE面方向に並行に延出する第2の直線部41bと、
第2の直線部41bの先端からH面に並行かつ第1の直線部41aと同じ方向に延出する第3の直線部41cとからなる。
第1の直線部41aの長さはL41a、
第2の直線部41bの長さはL41b、
第3の直線部41cの長さはL41c、であり、
第1〜第3の直線部41a、41b、41cの幅は、w41である。
図5は、図4に示した誘電体導波管共振器において、
結合窓41の第3の直線部L41cの長さを調節することにより、結合窓41の全長L41(=L41a+L41b+L41c)を変化させた場合の結合係数kを電磁界シミュレーションした結果を示すグラフである。
誘電体導波管共振器10、20は、図1に示した第1実施形態の誘電体導波管共振器の電磁界シミュレーションの場合と同様である。結合窓41は、L41a=1.5[mm]、L41b=0.46[mm]、w41=0.3[mm]である。図5において、縦軸は結合係数k、横軸は全長L41[mm]を示す。
図5の結果から、第2実施形態の誘電体導波管共振器の結合窓は、結合窓の幅w41が0.3[mm]にもかかわらず、結合係数を略0.035まで小さくできることが分かる。
(第3実施形態)
第1実施形態では、結合窓の第1の直線部40aの両端を夫々逆方向に延出したが、同じ側に延出してもよい。
図6は、第3実施形態に係る誘電体導波管共振器の結合窓を詳しく説明するための平面図である。結合窓42以外の構成は、図1と同一構成であるため、詳しい説明は省略する。
誘電体導波管共振器10、20の間の接続面30に、図6に示す略C字形状の結合窓42が設けられている。
結合窓42は、
H面に並行な第1の直線部42aと、
第1の直線部の両端からE面方向に並行かつ互いに同じ方向に延出する第2の直線部42bと、
第2の直線部42bのそれぞれの先端からH面に並行かつ互いに対峙する方向に延出する第3の直線部42cとからなる。
第1の直線部42aの長さはL42a、
第2の直線部42bの長さはL42b、
第3の直線部42cの長さはL42c、
第1〜第3の直線部42a、42b、42cの幅は、w42である。
図7は、図6に示した誘電体導波管共振器において、
結合窓42の第3の直線部L42cの長さを調節することにより、結合窓42の全長L42(=L42a+L42b×2+L42c×2)を変化させた場合の結合係数kを電磁界シミュレーションした結果を示すグラフである。
誘電体導波管共振器10、20は、図2に示した第1実施形態の誘電体導波管共振器の電磁界シミュレーションの場合と同様である。結合窓42は、L42a=1.6[mm]、L42b=0.65[mm]、w42=0.3[mm]である。図7において、縦軸は結合係数k、横軸は全長L42[mm]を示す。
図7の結果から、第3実施形態の誘電体導波管共振器の結合窓では、結合窓の幅w42が0.3[mm]にもかかわらず、結合係数を略0.040まで小さくできることが分かる。
なお、第1実施形態では、第1の直線部40aが、接続面の高さ方向の中央に配置されているが、第2実施形態と第3実施形態では、第1の直線部41a,42aが、接続面の高さ方向の中央からオフセットされて配置されている。このように、結合窓の位置がE面方向の中心からずれると、結合係数が小さくなるという効果が得られる。
なお、結合窓の全長が長いと、不要な共振が生じてフィルタの高調波に影響が出やすいため、なるべく短い方が良い。したがって、第1実施形態より第2実施形態の方が望ましく、第2実施形態より第3実施形態の方がより望ましい。
(第4実施形態)
図8は、第3実施形態の誘電体導波管共振器の結合構造を用いた誘電体導波管フィルタの一例を説明するための分解斜視図であり、図9はその模式等価回路図である。
図8と図9に示すように、誘電体導波管フィルタ100は、2つの棒状の誘電体導波管共振器群101、102からなる。誘電体導波管共振器群101および誘電体導波管共振器群102は、それぞれ、アイリス50で分割されて、誘電体導波管共振器11、12,13および誘電体導波管共振器21、22、23が構成されている。
誘電体導波管共振器群101と誘電体導波管共振器群102は、
誘電体導波管共振器11と誘電体導波管共振器21、
誘電体導波管共振器12と誘電体導波管共振器22、および、
誘電体導波管共振器13と誘電体導波管共振器23とが隣接するように配置される。
誘電体導波管共振器12と誘電体導波管共振器22との間には、結合窓44が設けられ、
誘電体導波管共振器13と誘電体導波管共振器23との間には、第3実施形態のC字形状の結合窓43が設けられている。
誘電体導波管フィルタ100は、誘電体導波管共振器11→12→13→23→22→21を主経路、誘電体導波管共振器12→22を飛び越し結合とする、誘電体導波管フィルタであり、アイリス50、結合窓43は容量性の結合窓である。
図10は、図8に示した、第4実施形態にかかわる誘電体導波管フィルタの電気特性を電磁界シミュレーションした結果を示すグラフであり、実線は、S21(インサーションロス)、点線は、S11(リターンロス)を示し、横軸は周波数、縦軸は[dB]である。図10の結果から、誘電体導波管フィルタ100は減衰極が存在するので、結合窓43は容量性の結合窓であることが分かる。
上記したように、結合窓の先端方向を接続面の中で、例えば、略S字形状、略J字形状、略C字形状に折り曲げた形状とすることにより、結合窓の全長を、共振器の幅より大きくすることができる。このとき、単なる直線形状の結合窓とするよりも、結合係数を大幅に小さくすることができる。その結果、誘電体導波管フィルタ等の設計に好適な結合係数を有する結合窓とすることができる。さらに、本発明の誘電体導波管共振器の結合窓は、耐電力特性が高いので、飛び越し結合を用いた誘電体導波管フィルタに好適である。
上記した実施形態は、上記の例示的な実施形態に限定されるものではない。当業者は変形および変更が可能である。本明細書中に明示的に記載されている又は示唆されているか否かに関わらず、当業者であれば、本明細書の開示内容に基づいて本発明の実施形態に種々の改変を加えて実施し得る。
100 誘電体導波管フィルタ
101、102 誘電体導波管共振器群
1、2、10、20、11、12、13、21、22、23 誘電体導波管共振器
3、30 接合面
4、40、41、42、43、44 結合窓
40a,41a,42a 第1の直線部
40b,41b,42b 第2の直線部
40c,41c,42c 第3の直線部
50 アイリス
図12は、結合窓の高さh=0.1[mm]とし、結合窓の幅wを変化させた場合の結合係数kの変化を示すグラフである。図12において、縦軸は結合係数k、横軸は結合窓のw[mm]を示す。
図13は、結合窓の幅w=3.4[mm]とし、結合窓の高さhを変化させた場合の結合係数kの変化を示すグラフである。図13において、縦軸は結合係数k、横軸は結合窓の高さh[mm]を示す。
本発明の誘電体導波管共振器の結合窓は、直方体形状の誘電体と、当該誘電体の外装を被覆する導体膜とを有する、それぞれTEモードで共振する二つの誘電体導波管共振器間を結合させる結合窓であって、前記結合窓は、H面に対して並行な第1の直線部と、前記第1の直線部の一端または両端から前記第1の直線部と直交する方向に延出する前記第2の直線部と、前記第2の直線部の端から前記第1の直線部と並行な方向に延出する第3の直線部と、からなることを特徴とする。
結合窓40は、
H面に並行な第1の直線部40aと、
第1の直線部40aの両端からE面方向に並行かつ互いに逆方向に延出する第2の直線部40bと、
第2の直線部40bのそれぞれの先端からH面に並行かつ対峙する方向に延出する第3の直線部40cとからなる。
誘電体導波管共振器10、20は、図11と図12に示した、従来例の誘電体導波管共振器の結合窓のシミュレーションの場合と同様であり、幅A=3.4[mm]、長さL=3.8[mm]、高さH=1.5[mm]である。結合窓40は、L40a=2.8[mm]、L40b=1.2[mm]、w40=0.3[mm]である。図において、縦軸は結合係数k、横軸は全長L40[mm]を示す。
結合窓41は、
H面に並行な第1の直線部41aと、
第1の直線部41aの一端からE面方向に並行に延出する第2の直線部41bと、
第2の直線部41bの先端からH面に並行かつ第1の直線部41aと同じ方向に延出する第3の直線部41cとからなる。
結合窓42は、
H面に並行な第1の直線部42aと、
第1の直線部42aの両端からE面方向に並行かつ互いに同じ方向に延出する第2の直線部42bと、
第2の直線部42bのそれぞれの先端からH面に並行かつ互いに対峙する方向に延出する第3の直線部42cとからなる。
誘電体導波管フィルタ100は、誘電体導波管共振器11→12→13→23→22→21を主経路、誘電体導波管共振器12→22を飛び越し結合とする、誘電体導波管フィルタであり、アイリス50は誘導性の結合窓であり、結合窓43は、容量性の結合窓である。

Claims (5)

  1. 立方体形状の誘電体の外装を導体膜で被覆された、共振モードがTEモードの誘電体導波管共振器の間を、前記誘電体が露出する結合窓で結合する誘電体導波管共振器の結合窓であって、
    前記結合窓は、H面に対して並行な第1の直線部と、
    前記第1の直線部の一端または両端から前記第1の直線部と直交する方向に延出する第2の直線部と、
    前記第2の直線部の端から前記第1の直線部と並行な方向に延出する第3の直線部からなることを特徴とする誘電体導波管共振器の結合窓。
  2. 前記結合窓は、略J字形状である、請求項1に記載の誘電体導波管結合窓。
  3. 前記結合窓は、略S字形状である、請求項1に記載の誘電体導波管結合窓。
  4. 前記結合窓は、略C字形状である、請求項1に記載の誘電体導波管結合窓。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の誘電体導波管共振器の結合窓を備える、誘電体導波管フィルタ。
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