JPWO2017104024A1 - 自動車用ドアロック装置 - Google Patents

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幹雄 一瀬
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Abstract

自動車用ドアロック装置1は、ストライカと噛合する噛合機構と、ドアのハンドル操作による噛合機構の噛合解除を可能とするアンロック状態及び不能とするロック状態に、施解錠用モータ13の駆動によって切替可能な施解錠機と、施解錠機構がアンロック状態にある場合のドアのインサイドハンドルの操作による噛合機構の噛合解除を可能とするチャイルドアンロック状態及び不能とするチャイルドロック状態に、チャイルド兼ダブルロック用モータ35の駆動によってのみ切替可能なチャイルドロック機構27と、衝突センサ46が衝突を検出した場合に、衝突検出から所定時間経過後に施解錠用モータ13をアンロック駆動制御し、且つチャイルド兼ダブルロック用モータ35をアンロック駆動制御する制御装置ECUと、を備える。

Description

本発明は、自動車用ドアロック装置に関する。
自動車用ドアロック装置は、一般に、ストライカと噛合することによりドアを閉鎖状態に保持するための噛合機構と、噛合機構の噛合を解除可能なアンロック状態及び解除不能なロック状態に選択的に切替可能な施解錠機構とを備える。施解除機構は、例えばアクチュエータの駆動によってアンロック状態及びロック状態に選択的に切り替えられ、施解錠機構がアンロック状態にあるときにドアハンドルが操作されることによって噛合機構の噛合が解除されて開扉される。
また、チャイルドロック機構をさらに備えたドアロック装置も知られている。チャイルドロック機構は、施解錠機構がアンロック状態にあるときのインサイドドアハンドルの操作による噛合機構の噛合解除を可能とするチャイルドアンロック状態及び不能とするチャイルドロック状態に切替可能であり、例えばチャイルドロックアクチュエータの駆動によってチャイルドアンロック状態及びチャイルドロック状態に切り替えられる(特許文献1参照)。
日本国特許第4923274号公報
施解錠機構やチャイルドロック機構によって噛合機構の噛合が解除不能にロックされることにより、例えば走行時において、予期しない開扉によって乗員が車外に放り出されることが防止されるが、一方で、衝突事故などの非常時においては、乗員の脱出或いは救助に際して迅速な開扉の妨げとなる虞もある。
アクチュエータの駆動によってチャイルドアンロック状態及びチャイルドロック状態の切替がなされるチャイルドロック機構において、アクチュエータの駆動は、例えば、運転席側に設けたリモートコントロールスイッチによって操作され、又はギヤレンジやフットブレーキの操作に連動して制御される。一方、チャイルドロック機構は、典型的にはリヤドアのドアロック装置に設けられる。このため、衝突時などの非常時において、運転者が身動きとれない状況にあって運転者によるリモートコントロールスイッチ等の操作が望めない場合に、チャイルドロック機構をチャイルドアンロック状態に切り替えることができず、リヤドアの開扉に支障を生じる虞がある。
本発明は、上述した事情に鑑みなされたものであり、チャイルドロック機構を備え、非常時における開扉を迅速に行うことができる自動車用ドアロック装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の自動車用ドアロック装置は、ストライカと噛合することによりドアを閉鎖状態に保持するための噛合機構と、前記ドアの車外側に設けられる外部機械的操作要素の操作及び前記ドアの車内側に設けられる内部機械的操作要素の操作による前記噛合機構の噛合解除を可能とするアンロック状態及び不能とするロック状態に、施解錠用電動機の駆動によって切替可能な施解錠機構と、前記施解錠機構がアンロック状態にある場合の前記内部機械的操作要素の操作による前記噛合機構の噛合解除を可能とするチャイルドアンロック状態及び不能とするチャイルドロック状態に、チャイルドロック用電動機の駆動によってのみ切替可能なチャイルドロック機構と、自動車の衝突を検出する衝突検出手段が衝突を検出した場合に、衝突検出から所定時間経過後に前記施解錠機構をアンロック状態に切り替えるべく前記施解錠用電動機をアンロック駆動制御し、且つ前記チャイルドロック機構をチャイルドアンロック状態に切り替えるべく前記チャイルドロック用電動機をアンロック駆動制御する制御装置と、を備える。
本発明によれば、チャイルドロック機構を備え、非常時における開扉を迅速に行うことができる自動車用ドアロック装置を提供することができる。
本発明に係る自動車用ドアロック装置を、カバーを取り外して車内側より見た側面図である。 同じく、ケーシングを取り外した自動車用ドアロック装置を、車外側の斜め前方より見た斜視図である。 同じく、自動車用ドアロック装置の後面図である。 チャイルドロック機構とダブルロックレバーの分解斜視図である。 チャイルドレバーとダブルロックレバーの連係関係を説明するための斜視図である。 チャイルドレバーが第1位置にあるときのダブルロックレバーとの連係関係を、車内側より見た側面図である。 同じく、チャイルドレバーが第2位置に移動したときのダブルロックレバーとの連係関係を、車内側より見た側面図である。 同じく、チャイルドレバーが第3位置に移動したときのダブルロックレバーとの連係関係を、車内側より見た側面図である。 オープンリンクとダブルロックレバーとの連係関係を説明するための斜視図である。 チャイルドロック機構がチャイルドアンロック状態にある場合の自動車用ドアロック装置を、車内側より見た要部の側面図である。 チャイルドロック機構をチャイルドロック状態としたときの自動車用ドアロック装置を、車内側より見た要部の側面図である。 ダブルロックレバーをダブルロック状態としたときの自動車用ドアロック装置を、車内側より見た要部の側面図である。 ダブルロックレバーをダブルロック状態としたときの自動車用ドアロック装置を、車外側より見た要部の側面図である。 チャイルドレバーとダブルロックレバーとの連動手段の変形例を、車内側より見た側面図である。 制御回路を示すブロック図である。 制御回路の変形例を示すブロック図である。
以下、本発明の自動車用ドアロック装置の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図3に示すように、自動車用ドアロック装置1は、図示しない車両のリヤドア(以下、ドアと略称する)の後端部内に設けられ、車内側に設けられるロックノブのアンロック操作を不能とするダブルロック機構と、車内側のインサイドハンドルによるドア開操作を不能とするチャイルドロック機構とを備えるドアロック装置である。このドアロック装置1は、ドアを閉止位置に保持するための噛合ユニット2と、噛合ユニット2に一体的に結合され、噛合ユニット2の後述する噛合機構を操作可能なアクチュエータユニット3とを備えている。なお、アクチュエータユニット3の内部構造を明示するために、図1においては、アクチュエータユニット3の車内側の側面を覆うカバー4を、図2においては、アクチュエータユニット3の車外側の側面及び噛合ユニット2の前面を覆うケーシング5を、それぞれ省略してある。
図3に示すように、噛合ユニット2は、後面が開口された合成樹脂製の箱状のボディ6と、ボディ6の後面に固定され、かつ複数のボルト(図示略)によりボディ6と共にドアのインナパネルの後端部の内面に固定される金属製のカバープレート7と、前後方向のラッチ軸8に支持されてボディ6とカバープレート7との間の内部空間に収容され、車体側のストライカSが係合可能な係合溝9aを有するラッチ9と、同じく前後方向のラチェット軸10に支持されてボディ6とカバープレート7との間の内部空間に収容され、ラッチ9に係合することにより、ラッチ9のオープン方向(ストライカSとの係合を解除する方向)への回動を阻止するラチェット11と、ボディ6の前面側においてラチェット軸10に固着され、ラチェット11と一体的に回動するオープンレバー12(図1、図2参照)とを備えている。なお、上記ラッチ9とラチェット11は、本発明の噛合機構に相当する。
アクチュエータユニット3は、噛合ユニット2のボディ6に固定される上述した合成樹脂製のケーシング5と、ケーシング5内の前上部に回転軸を斜め前下方に向けて収容され、リモートコントロールスイッチ等(図示略)の操作に基づいて正逆回転する施解錠用モータ13と、施解錠用モータ13の下方を向く回転軸に固着されたウォーム14と、ウォーム14に噛合し、車内外方向を向く軸15によりケーシング5に枢支されたウォームホイール16と、ケーシング5に車内外方向を向く軸17により枢支され、ドアの開操作を可能とするアンロック位置、及び不能とするロック位置に回動可能な施解錠レバー18と、上述したカバー4の上部に設けられた車外方向を向く軸19により枢支され、ドアの車内側に設けられる手動操作用のロックノブ(図示略)に、ボーデンケーブル等の操作力伝達部材D1により連結されるとともに、下部が施解錠レバー18の上端部に設けられた車内方向を向くピン20に連結されたノブレバー21と、施解錠レバー18と連動してアンロック位置及びロック位置に回動可能なオープンリンク22と、後述するチャイルドレバー33と近接する上方において、下端部がケーシング5に設けた車内外方向を向く軸23に枢支され、上端部がドアの車内側に設けられるドア開操作用の内部機械的操作要素としてのインサイドハンドル(図示略)に、ボーデンケーブル等の操作力伝達部材D2により連結されるインサイドレバー24と、ボディ6に前後方向の軸25により枢支され、ドアの車外側に設けられる外部機械的操作要素としてのアウトサイドハンドル(図示略)に、図示しないロッド等により連結されるアウトサイドレバー26と、インサイドハンドルによるドアの開操作を、インサイドレバー24を介してオープンリンク22及び噛合ユニット2のラチェット11に伝達可能とするチャイルドアンロック状態、及び伝達不能とするチャイルドロック状態に切り替え可能とするチャイルドロック機構27と、オープンリンク22及びチャイルドロック機構27に連係され、オープンリンク22のロック方向への移動を許容可能なダブルアンロック位置、及びロック位置にあるオープンリンク22のアンロック位置方向への移動を不能とするダブルロック位置に移動可能なダブルロックレバー28と、外部の通電用コネクタ(図示略)が接続される雌型コネクタ291を有するスイッチプレート29とを備えている。なお、上記施解錠レバー18及びオープンリンク22は、本発明に係る施解錠機構に相当する。
ウォームホイール16は、施解錠用モータ13の正逆回転に基いて、スプリング30の付勢力に抗して中立位置から正逆回転し、施解錠用モータ13の回転が停止すると、スプリング30の付勢力により回転した位置から中立位置に自動的に復帰するようになっている。
施解錠レバー18は、ウォームホイール16の中心部に設けられた歯部161に噛合する歯部181を有し、施解錠用モータ13の回転に基づいてウォームホイール16が正逆回転することにより、施解錠レバー18は、アウトサイドハンドル及びインサイドハンドルによるドアの開操作を可能とするアンロック位置、及びドアの開操作を不能とするロック位置に回動させられる。
ノブレバー21は、ロックノブのアンロック操作及びロック操作に基いて、アンロック位置とロック位置とに回動可能であり、ロックノブをロック操作した場合、図1に示すアンロック位置から反時計方向に所定角度回動し、ロック位置に移動する(図12参照)。この際、ノブレバー21に連結された施解錠レバー18、及び施解錠レバー18に連結されたオープンリンク22は、アウトサイドハンドル及びインサイドハンドルによるドアの開操作を可能とするアンロック位置及び不能とするロック位置に回動させられる(図10、図12参照)。
インサイドレバー24は、オープンリンク22と後述するチャイルド兼ダブルロック用モータ35との間に配置され、インサイドハンドルの開操作により、ばね42の付勢力に抗して、図1における反時計方向に回動し、施解錠レバー18がアンロック位置にあって、かつチャイルドロック機構27がチャイルドアンロック状態にある場合に、インサイドレバー24に連係される後述のリリースレバー31とオープンリンク22を介して、オープンレバー12をリリース方向に回動させ、ラチェット11とラッチ9との係合を解除することによりドアを開くことができる。
インサイドレバー24の軸23寄りの下部には、後述するコネクトレバー34に設けられた上連結突部341bが嵌合可能な概ねL字状の嵌合孔241が形成されている(図4参照)。嵌合孔241の上部の上下方向を向く縦長孔部241aには、チャイルドロック機構27がチャイルドアンロック状態にある場合に、上連結突部341bが上下方向に移動可能に嵌合し、インサイドハンドルによるドア開操作時において、インサイドレバー24のリリース方向の駆動力が、上連結突部341bを介して後述のリリースレバー31に伝達可能となる。また、チャイルドロック機構27をチャイルドロック状態とした場合には、上連結突部341bが、縦長孔部241aと連続する下部の後方(インサイドレバーのリリース作動方向と反対方向)を向く幅広の後向き孔部241bまで下方に移動する。これにより、インサイドハンドルによりドア開操作した場合に、インサイドレバー24を空振りさせることにより、インサイドレバー24のリリース作動が上連結突部341bを介してリリースレバー31に伝達されないようになる(詳細な説明は後述する)。
オープンリンク22は、下部がアウトサイドレバー26における車内側の連結端部261に、前後方向に所定角度回動可能に連結されるとともに、上部が施解錠レバー18に上下方向に移動可能に連結され、施解錠レバー18の回動動作に連動して、アウトサイドレバー26の連結端部261を中心に、ばね43の付勢力に抗して、図1に示すアンロック位置から反時計方向へ所定角度回動するロック位置まで移動する。オープンリンク22がアンロック位置にある場合に、オープンリンク22の上下方向の中間部に設けられたリリース解除部221の上面が、オープンレバー12の被リリース解除部121の下面に当接可能となる。
ドアが全閉状態にあって、施解錠レバー18及びオープンリンク22がアンロック位置にある場合に、アウトサイドハンドルの開操作に基いてアウトサイドレバー26がリリース作動すると、オープンリンク22が上方へ移動してオープンレバー12をリリース方向へ回動させることにより、オープンレバー12と一体的に回動するラチェット11とラッチ9との係合状態が解除され、ドアを開くことができる(図10参照)。
また、ドアが全閉状態にロックされている場合に、携帯用のリモートコントロールスイッチ等により、施解錠用モータ13をロック方向に作動させ、施解錠レバー18及びオープンリンク22をロック位置に移動させると、オープンリンク22がアウトサイドレバー26のリリース作動により上方へ移動しても、リリース解除部221がオープンレバー12の被リリース解除部121に対して空振り移動するので、ドアを開けることができなくなる(図12参照)。
チャイルドロック機構27は、図4及び図9にも示すように、インサイドレバー24の車外側の面と重合するように、中間部がインサイドレバー24の軸23に回動可能に支持され、軸23よりも上方の部分に上下方向の長孔311が形成されたリリースレバー31と、ケーシング5におけるやや後方寄りの下端部内において、前後方向の中間部がケーシング5に設けた車内外方向の支持軸32に枢支された前後方向を向く合成樹脂製のチャイルドレバー33と、リリースレバー31の車外側の面に重合するとともに、上下方向に移動可能に設けられ、下部と上部の端部に車内方向を向く下連結突部341a、及び上連結突部341bを有するとともに、両連結突部341a、341bとの間に、軸23が貫通する上下方向の貫通孔342を有する上下方向のコネクトレバー34とを備えている。なお、支持軸32の車内側の端部は、カバー4の内面に、同じく車外側の端部は、ケーシング5の内面に、それぞれ支持されている。
リリースレバー31の後端部には、オープンリンク22の下端に当接することにより、このオープンリンク22を上方(リリース方向)に移動可能な車外方向を向くリリース部312が一体的に形成されている。
コネクトレバー34の上連結突部341bは、リリースレバー31の長孔311を摺動可能に貫通して、インサイドレバー24の嵌合孔241に嵌合されている。また、コネクトレバー34の下連結突部341aは、軸23の下方においてチャイルドレバー33の前部寄りに形成された前後方向に長い円弧状の連結孔331に摺動可能に嵌合されている。
ケーシング5内の前下部には、正逆回転可能なチャイルド兼ダブルロック用モータ35が、回転軸線を前傾させて収容され、その回転軸に固着された螺旋状ギヤ36には、その正逆回転により軸方向へ移動する円筒状の移動部材37が螺合されている。移動部材37には、車内外方向を向く1対の駆動ピン371が突設されている。
チャイルドレバー33の前端部には、移動部材37を後方より挟みうる二又状の連結部332が形成され、この連結部332に形成されたU字状の切欠溝333を、移動部材37の1対の駆動ピン371に後方より嵌合することにより、チャイルドレバー33の前端部が移動部材37に連結されている。チャイルドレバー33の前端部には、後上方に向かって延出する検知レバー部334が、連結部332と連続するように一体的に形成されている。
チャイルドレバー33が図1に示すチャイルドアンロック位置にある場合には、検知レバー部334の上端部の前面が、スイッチプレート29の下端部に設けられたチャイルドロック検出スイッチ38のスイッチピン381に接触して、これを押し込むことにより、チャイルドアンロック状態が検知される。また、チャイルド兼ダブルロック用モータ35の作動により、チャイルドレバー33が図1に示すチャイルドアンロック位置から、チャイルドロック位置まで、反時計方向へ回動した場合には、検知レバー部334の上端部の前面が、スイッチピン381から離間して下方に移動することにより、チャイルドロック状態が検知される(詳細は後述する)。
スイッチプレート29は、施解錠用モータ13、ドア開閉検出スイッチ39及び施解錠検出スイッチ40に通電する第1スイッチプレート292と、チャイルド兼ダブルロック用モータ35、チャイルドロック検出スイッチ38、及びダブルロック検出スイッチ41に通電する第2スイッチプレート293とからなり、第1スイッチプレート292に第2スイッチプレート293を連結して構成されている。なお、ドア開閉検出スイッチ39と施解錠検出スイッチ40は、第1スイッチプレート292に、チャイルドロック検出スイッチ38とダブルロック検出スイッチ41は、第2スイッチプレート293にそれぞれ取り付けられている(図1参照)。
図9及び図13に詳細に示すように、オープンリンク22における車外側の側面の下半部には、車外方向と下方に解放された上下方向の凹部222が形成されている。また、オープンリンク22に上下方向の一部が対向しているダブルロックレバー28の車内側の側面には、上半部がオープンリンク22の凹部222内に前後方向に相対移動しうるように遊びをもって嵌合される上下方向を向くリブ状のブロック部285が突設されている。
オープンリンク22及びダブルロックレバー28が、図1及び図10に示すアンロック位置にある場合、ダブルロックレバー28のブロック部285は、オープンリンク22の凹部222内において、被ブロック部である前側の被ブロック壁部223aに近接または当接して対向し、凹部222内の後側の壁部223bに対しては離間している。従って、ダブルロックレバー28がダブルアンロック位置にある場合、オープンリンク22は、ノブレバー21のロック操作に基づいて、図1及び図10に示すアンロック位置からロック位置方向(反時計方向)へ移動するのが許容される。また、詳細な説明は後述するが、オープンリンク22がロック位置にあり、かつダブルロックレバー28がダブルロック位置に移動している場合にも、ダブルロックレバー28のブロック部285は、オープンリンク22の前側の被ブロック壁部223aに近接または当接し、オープンリンク22がアンロック位置方向へ移動するのがブロックされるようになっている。
図4〜図8に示すように、ダブルロックレバー28の下端部には、前後方向の軸孔281が形成され、この軸孔281を、チャイルドレバー33を支持する支持軸32に回動可能に嵌合することにより、ダブルロックレバー28は、その上下方向を向く部分の一部がオープンリンク22の車外側の側面の一部と重なるようにして、チャイルドレバー33と共に支持軸32により支持されている。ダブルロックレバー28の下端部である支持軸32に支持される中心部の車内側の側面には、軸孔281を中心として円周方向に離間する前後2個の被駆動突部282a、282bが、車内方向に向かって突出され、両被駆動突部282a、282bの対向面間には、車内方向と上下両方向に解放された所要幅の隙間283が形成されている。
一方、チャイルドレバー33におけるダブルロックレバー28の下端部と対向する部分、すなわちチャイルドレバー33における支持軸32に支持される中心部の車外側の側面には、軸孔335が形成された車外方向を向く突部336が形成されている。突部336の下面には、支持軸32にダブルロックレバー28の軸孔281とチャイルドレバー33の軸孔335を嵌合させた場合に、車外側の先端部がダブルロックレバー28の被駆動突部282a、282b間の隙間283に余裕をもって嵌合される厚さの板状の駆動突部337が、下向きに一体的に突設されている。
なお、詳細な説明は後述するが、駆動突部337と被駆動突部282a、282bとの連係関係、及びチャイルドレバー33とダブルロックレバー28との連動関係は、次のようになっている。
チャイルドレバー33が図1及び図10に示す第1位置(チャイルドアンロック位置)にある場合には、図6に拡大して示すように、ダブルロックレバー28の隙間283に嵌合されている駆動突部337は、前側の被駆動突部282aと近接または当接し、後側の被駆動突部282bに対しては離間している。
図11に示すように、チャイルドレバー33が、チャイルド兼ダブルロック用モータ35により上記第1位置から第2位置(チャイルドロック位置)まで、反時計方向に回動した場合には、図7に示すように、駆動突部337が、隙間283内を、後側の被駆動突部282bと近接または当接する位置まで回動するだけで、チャイルドレバー33の回転力がダブルロックレバー28には伝達されない。
図11に示すように、チャイルドレバー33が、チャイルド兼ダブルロック用モータ35により上記第2位置から第3位置(ダブルロック位置)まで、さらに反時計方向に回動した場合は、図8に示すように、駆動突部337の回転駆動力が後側の被駆動突部282bに伝達されることにより、ダブルロックレバー28は、チャイルドレバー33と連動して、支持軸32を中心に反時計方向に回動させられ、ダブルロック状態となる。
次に、チャイルドロック機構27、及びダブルロックレバー28の作用について詳細に説明する。
チャイルドロック機構27がチャイルドアンロック状態にある場合、チャイルドレバー33は、図1及び図9に示す第1位置(チャイルドアンロック位置)に停止している。この場合には、上述したように、コネクトレバー34の上連結突部341bは、リリースレバー31の長孔311を貫通して、インサイドレバー24の縦長孔部241aに嵌合されている。したがって、施解錠レバー18及びオープンリンク22がアンロック位置にあるときには、図示しないインサイドハンドルによるドア開操作に基いて、インサイドレバー24をドア開方向(図1、図9の反時計方向)にリリース作動させると、その駆動力は、上連結突部341bを介してリリースレバー31に伝達され、リリースレバー31は、インサイドレバー24と連動して反時計方向に回動する。これにより、リリースレバー31のリリース部312がオープンリンク22の下端と当接して当該オープンリンク22を押し上げ、オープンレバー12をリリース方向に回動させることにより、ラッチ9とラチェット11との係合が解除され、ドアを開くことができる。
一方、図10に示すように、チャイルドロック機構27をチャイルドロック状態とした場合、すなわち例えば運転席側等に設けたリモートコントロールスイッチ等をチャイルドロック操作するか、車速、パーキングレンジ、フットブレーキ等を条件として、チャイルド兼ダブルロック用モータ35をロック方向へ作動させ、チャイルドレバー33を、螺旋状ギヤ36の回転により第2位置(チャイルドロック位置)まで反時計方向に移動させると、チャイルドレバー33の連結孔331に嵌合している下連結突部341aを介して、コネクトレバー34が下方に移動させられる。すると、上連結突部341bが、インサイドレバー24の嵌合孔241の後向き孔部241bの上部まで下降する。なお、チャイルドレバー33が第2位置であるチャイルドロック位置まで移動すると、検知レバー部334が、チャイルドロック検出スイッチ38のスイッチピン381より離れ、制御回路装置等にチャイルドロック信号を送信することにより、チャイルド兼ダブルロック用モータ35は停止する。
チャイルドレバー33が第2位置まで移動すると、ドアロック装置1はチャイルドロック状態となり、ドア内の図示しないロックノブをアンロック操作して、施解錠レバー18をアンロック状態とし、インサイドレバー24をリリース方向へ操作しても、インサイドレバー24は空振りするのみとなるので、インサイドレバー24の駆動力が、上連結突部341bを介してリリースレバー31に伝達されなくなる。従って、チャイルドロック状態のときには、リリースレバー31及びオープンリンク22を介して、オープンレバー12をリリース方向に移動させることができなくなるため、子供等が車内側からインサイドレバー24をリリース作動させてドアを開くことはできない。なお、チャイルドロック状態でも、施解錠レバー18がアンロック位置にある場合には、ドアのアウトサイドハンドルを操作して、アウトサイドレバー26をドア開方向にリリース作動させれば、オープンリンク22を介してオープンレバー12をリリース方向に移動させうるので、ドアを車外側から開くことができる。また、上述したように、チャイルドレバー33が第2位置であるチャイルドロック位置まで移動して停止した場合、図7に示すように、チャイルドレバー33に設けた駆動突部337は、ダブルロックレバー28に設けた隙間283内を、後方の被駆動突部282b側に向かって移動するのみであるので、チャイルド兼ダブルロック用モータ35によるチャイルドレバー33の駆動力が、ダブルロックレバー28に伝達されることはない。なお、チャイルドロック状態を解除する場合には、運転席側等に設けたリモートコントロールスイッチ等をチャイルドアンロック操作するか、車速、パーキングレンジ、フットブレーキ等を条件として、チャイルド兼ダブルロック用モータ35を、上記とは反対にアンロック方向へ作動させ、チャイルドレバー33を第1位置まで移動させれば、チャイルドアンロック状態に切り替えることができる。
ドアが全閉状態にあって、施解錠レバー18及びオープンリンク22がロック位置にある場合に、携帯用のリモートコントロールスイッチ等をダブルロック操作し、チャイルド兼ダブルロック用モータ35をロック方向へ作動させると、図11に示すように、チャイルドレバー33は、第1位置から、第2位置を通過して第3位置(ダブルロック位置)まで、反時計方向に移動させられる。すると、上述したように、ダブルロックレバー28の隙間283内に嵌合されているチャイルドレバー33の駆動突部337が、図8及び図12に示すように、駆動突部337の回動方向側である後側の被駆動突部282bに当接することにより、ダブルロックレバー28は、チャイルドレバー33と連動して、支持軸32を中心にダブルロック方向(図11の反時計方向)へ所定角度回動させられる。
なお、ダブルロックレバー28がダブルロック位置まで回動すると、その上端部に形成された前方に向かって延出する検知レバー部284の先端部が、第2スイッチプレート293に取付けられたダブルロック検出スイッチ41のスイッチピン411に接触してこれを押動することにより、制御回路装置等にダブルロック信号を送信し、チャイルド兼ダブルロック用モータ35は停止する。
ダブルロックレバー28がダブルロック位置まで移動すると、図13(図12を裏側から見た図)に示すように、ダブルロックレバー28に設けたブロック部285の上端部が、施解錠レバー18と共にロック位置に移動しているオープンリンク22の凹部222内において、その前側(図13において右側)の被ブロック壁部223aに近接または当接して対向し、ドアロック装置1はダブルロック状態となる。
ダブルロック状態においては、車内のロックノブがアンロック操作されても、施解錠レバー18、及び施解錠レバー18に連係されたオープンリンク22が、ロック位置からアンロック位置方向へ移動するのが阻止される。すなわち、ダブルロック状態においてロックノブがアンロック操作され、施解錠レバー18及びオープンリンク22が、アンロック位置方向(図1、図10の位置)へ移動しようとすると、図13に示すように、ダブルロック位置に停止しているダブルロックレバー28のブロック部285に、オープンリンク22の前側の被ブロック壁部223aが当接することにより、オープンリンク22及び施解錠レバー18のアンロック位置方向への移動がブロックされる。
これにより、ドアロック装置1がダブルロック状態にある場合には、ドアのアウトサイドハンドルによるドアの開操作はもとより、車内のロックノブがアンロック位置方向に車外等から不正に操作されても、ドアが開かれるおそれはない。なお、ダブルロックレバー28をダブルアンロック位置方向へ移動させて、ダブルロック状態を解除する場合は、携帯用のリモートコントロールスイッチ等をアンロック操作し、チャイルド兼ダブルロック用モータ35を、上記とは反対にアンロック方向へ作動させて、チャイルドレバー33を第3位置から第1位置まで移動させればよい。この際のダブルロックレバー28のダブルアンロック位置方向への駆動は、チャイルドレバー33の駆動突部337が、その回動方向側であるダブルロックレバー28の前側の被駆動突部282aに当接することにより行われる。
以上説明したドアロック装置1においては、チャイルドロック機構27のチャイルドレバー33とダブルロックレバー28とを、車内外方向の支持軸32により同軸上に支持し、かつそれらの回転中心部の対向面に設けた連動手段により、ダブルロックレバー28を、チャイルドレバー33と連動させて、ダブルロック位置方向及びダブルアンロック位置方向に直接駆動するようにしているので、ケーシング5内に、チャイルドロック機構27とダブルロックレバー28とを接近させてコンパクトに収容することができ、ケーシング5並びにドアロック装置の小型化が図られる。
また、チャイルド兼ダブルロック用モータ35によりチャイルドロック機構27のチャイルドレバー33を直接駆動し、チャイルドレバー33を第1位置、第2位置、第2位置を通過する第3位置へ、またその逆方向へ移動させるだけで、チャイルドロック機構27をチャイルドロック及びチャイルドアンロック状態としうるとともに、ダブルロックレバー28をダブルロック位置及びダブルアンロック位置に移動させうるので、チャイルド及びダブルロック機構が簡素化される。
さらに、チャイルドロック機構27を構成しているリリースレバー31とコネクトレバー34は、インサイドレバー24と重合するようにして、オープンリンク22とチャイルド兼ダブルロック用モータ35間に配置され、かつチャイルドレバー33と近接する上方において、インサイドレバー24を支持する軸23により支持して組み付けられているので、チャイルドロック機構27の構成部材がオープンリンク22とチャイルド兼ダブルロック用モータ35間に集約され、ドアロック装置のより一層の小型化が図れる。
チャイルドレバー33とダブルロックレバー28との連動手段を、チャイルドレバー33側に設けられた駆動突部337と、ダブルロックレバー28側に設けられ、駆動突部337が嵌合される隙間283が形成された2個の被駆動突部282a、282bとからなるものとし、チャイルドレバー33が第2位置を通過して第3位置に移動する場合には、駆動突部337が被駆動突部282bに、同じく第3位置から第1位置に移動する場合には、被駆動突部282aにそれぞれ当接することにより、チャイルドレバー33に連動してダブルロックレバー28がダブルロック位置方向、及びダブルアンロック位置方向へそれぞれ移動させられるようにしているので、連動手段の構成が簡単であり、しかも駆動突部337と被駆動突部282a、282bは、チャイルドレバー33及びダブルロックレバー28における支持軸32に支持される中心部の対向面に一体的に設けられているので、連動手段を支持軸32回りにコンパクトに収めることができる。
オープンリンク22とダブルロックレバー28とを一部が対向するように配置し、オープンリンク22がロック位置にあって、ダブルロックレバーがダブルロック位置にある場合に、ダブルロックレバー28側の対向面に設けたブロック部285が、オープンリンク22側の対向面に設けた凹部222内において、その一方のブロック壁部223aに近接または当接することにより、オープンリンク22がアンロック位置方向へ移動するのがブロックされるようにしてあるので、ドアロック装置をダブルロック状態とする手段の構成が簡単となる。
なお、ドアロック装置1では、チャイルドレバー33とダブルロックレバー28とを連動させる連動手段を、チャイルドレバー33側に設けられた駆動突部337と、ダブルロックレバー28側に設けられ、互いの対向面間に駆動突部337が嵌合される隙間283が形成された2個の被駆動突部282a、282bとからなるものとしているが、図14に示すような連動手段を用いることもできる。
すなわち、ダブルロックレバー28に設けた2個の被駆動突部282a、282bのうち、前側の被駆動突部282aを省略して、後側の被駆動突部282bのみとし、チャイルドレバー33が第2位置を通過して第3位置に移動する場合には、上記実施形態と同様に、チャイルドレバー33側に設けられた駆動突部337が被駆動突部282bと当接することにより、チャイルドレバー33に連動してダブルロックレバー28がダブルロック位置方向に移動するようにする。また、ダブルロックレバー28をダブルアンロック位置方向へ移動させる手段に、一端がケーシング5等の不動部材に係止された引張りばね44等(支持軸32に嵌合したねじりばねでもよい)を用い、チャイルドレバー33が第3位置から第1位置に移動するのと同時に、ダブルロック位置にあるダブルロックレバー28を、引張りばね44の付勢力によりダブルアンロック位置方向に移動させ、ケーシング5等に設けたストッパ45により、ダブルアンロック位置で停止するようにする。
次に、本実施形態に係る制御装置ECUを含む電気回路について説明する。
図15に示すように、制御装置ECUは、制御プログラムを記憶しているROMと、CPUのワークエリアとして機能するRAMとともに一体型のワンチップCPUとして構成され、ROMに記憶された制御プログラムにより一連の制御処理を実行する。
制御装置ECUの入力ポートには、上記のチャイルドロック検出スイッチ38、ドア開閉検出スイッチ39、施解錠検出スイッチ40、及びダブルロック検出スイッチ41がそれぞれ電気的に接続されて各信号が入力される。さらに、制御装置ECUの入力ポートには、自動車の衝突を検出する衝突センサ46と、着座者の有無を検出する着座センサ47とがそれぞれ電気的に接続されて各信号が入力される。また、制御装置ECUの出力ポートには、施解錠用モータ13及びチャイルド兼ダブルロック用モータ35がそれぞれ電気的に接続される。なお、図示は省略するが、制御装置ECUの入力ポートには、施解錠用モータ13を作動させるリモートコントロールスイッチや、チャイルド兼ダブルロック用モータ35を作動させるリモートコントロールスイッチも電気的に接続されて各信号が入力される。
衝突センサ46は、自動車の各所に適宜設けられ、例えば自動車に作用する加速度に基づいて衝突を検出し、衝突を検出した場合に衝突検出信号を制御装置ECUに送信する。
着座センサ47は、後席に設けられ、例えば後席の座面に負荷される荷重や圧力に基づいて後席の着座者を検出し、着座者を検出した場合に着座者検出信号を制御装置ECUに送信する。
制御装置ECUは、衝突センサ46の衝突検出信号を受信した場合に、各リヤドアのドアロック装置1の施解錠機構をアンロック状態に切り替えるべく施解錠用モータ13のアンロック駆動制御を行い、また、各リヤドアのドアロック装置1のチャイルドロック機構27をチャイルドアンロック状態に切り替えるべくチャイルド兼ダブルロック用モータ35のアンロック駆動制御を行う。
制御装置ECUは、自動車に搭載されるバッテリ電源PS1から電力の供給を受けて動作し、施解錠用モータ13及びチャイルド兼ダブルロック用モータ35もまた、制御装置ECUの駆動制御のもと、バッテリ電源PS1から電力の供給を受けて動作する。
次に、衝突センサ46が衝突を検出した場合のドアロック装置1の動作について説明する。
衝突を検出した衝突センサ46は衝突検出信号を制御装置ECUに送信し、衝突検出信号を受信した制御装置ECUは、衝突検出信号を受信したときから所定時間経過後にドアロック装置1の施解錠機構をアンロック状態に切り替えるべく施解錠用モータ13のアンロック駆動制御を行う。
さらに、衝突検出信号を受信した制御装置ECUは、衝突検出信号を受信したときから所定時間経過後にドアロック装置1のチャイルドロック機構27をチャイルドアンロック状態に切り替えるべくチャイルド兼ダブルロック用モータ35のアンロック駆動制御を行う。
制御装置ECUの駆動制御によって施解錠用モータ13及びチャイルド兼ダブルロック用モータ35がそれぞれアンロック駆動されることにより、ドアロック装置1の施解錠機構がアンロック状態に、そしてチャイルドロック機構27がチャイルドアンロック状態にそれぞれ切り替えられる。施解錠機構がアンロック状態に切り替わることにより、アウトサイドハンドルのドア開操作によって車外からリヤドアを開くことが可能となり、さらにチャイルドロック機構27がチャイルドアンロック状態に切り替わることにより、インサイドハンドルのドア開操作によって車内からもリヤドアを開くことが可能となる。
以上の動作が、施解錠用モータ13やチャイルド兼ダブルロック用モータ35を作動させる運転席側のリモートコントロールスイッチの操作にかかわらず、衝突検出を契機にして制御装置ECUによって自動的に行われるので、運転者が身動きとれない状況にあって運転者によるリモートコントロールスイッチの操作が望めない場合にも、リヤドアの迅速な開扉が可能となる。
衝突検出から施解錠用モータ13及びチャイルド兼ダブルロック用モータ35のアンロック駆動制御の実行までの所定時間は、衝突から停止に至るまでに典型的に要する時間を考慮して適宜設定でき、例えば30秒とすることができる。所定時間経過後に施解錠用モータ13及びチャイルド兼ダブルロック用モータ35のアンロック駆動制御を行うことにより、停止に至る前に不用意にドアが開いて後席乗員が車外に放り出されることを防止することができる。
なお、施解錠用モータ13のアンロック駆動制御の実行と、チャイルド兼ダブルロック用モータ35のアンロック駆動制御の実行とは同時であってもよいが、好ましくは施解錠用モータ13のアンロック駆動制御が実行された後に、チャイルド兼ダブルロック用モータ35のアンロック駆動制御が実行される。
また、ドアロック装置1では、ノブレバー21に連係されるロックノブの操作によって施解錠機構をアンロック状態に切り替え可能であり、ドアロック装置1がチャイルドアンロック状態にあり且つダブルアンロック状態にある場合に、後席乗員がロックノブを自ら操作して施解錠機構をアンロック状態に切り替え、そのうえでドアを開いて脱出することも想定される。そこで、衝突検出から所定時間経過後であって、且つ着座センサ47によって着座者が検出されている場合、即ち所定時間経過した時点で後席乗員が車内にいる場合に、制御装置ECUが施解錠用モータ13及びチャイルド兼ダブルロック用モータ35のアンロック駆動制御を行うように構成してもよい。
図16は、制御装置ECUを含む電気回路の変形例を示す。
図16に示す例は、施解錠用モータ13及びチャイルド兼ダブルロック用モータ35に電力を供給可能な補助電源PS2を設けたものである。なお、補助電源PS2は、施解錠用モータ13とチャイルド兼ダブルロック用モータ35とで別々に設けられてもよいが、好ましくは施解錠用モータ13及びチャイルド兼ダブルロック用モータ35の両方に電力を供給可能に構成され、施解錠用モータ13及びチャイルド兼ダブルロック用モータ35で共用される。
補助電源PS2としては、蓄電装置であれば特に限定されないが、充放電に化学変化を伴うバッテリに対し、化学変化を伴わずに電荷として蓄えることで効率及び寿命に優れるキャパシタを好適に用いることができる。
補助電源PS2はバッテリ電源PS1に電気的に接続されており、エンジンが動作され或いは電装品が動作されるスタータースイッチ48のオン期間にバッテリ電源PS1から供給される電力によって充電される。
そして、制御装置ECUは、施解錠用モータ13及びチャイルド兼ダブルロック用モータ35の駆動制御において、それらの駆動に要する電力を供給する電源をバッテリ電源PS1と補助電源PS2とで選択的に切替可能とされている。
以上の構成において、制御装置ECUは、衝突検出信号を受信したときから所定時間経過後に、バッテリ電源PS1を電源として、各リヤドアのドアロック装置1の施解錠用モータ13及びチャイルド兼ダブルロック用モータ35をアンロック駆動制御する。
ここで、衝突に伴いバッテリ電源PS1と施解錠用モータ13及びチャイルド兼ダブルロック用モータ35それぞれとを接続する電線が断線するなどしてバッテリ電源PS1から施解錠用モータ13やチャイルド兼ダブルロック用モータ35への電力供給が遮断されている場合に、バッテリ電源PS1からの電力供給が遮断されている施解錠用モータ13のアンロック駆動がなされずに施解錠施解錠機構はロック状態に維持され、またバッテリ電源PS1からの電力供給が遮断されているチャイルド兼ダブルロック用モータ35のアンロック駆動がなされずにチャイルドロック機構27はチャイルドロック状態に維持される。
制御装置ECUは、バッテリ電源PS1を電源とした施解錠用モータ13のアンロック駆動制御を実行した後、施解錠検出スイッチ40によって施解錠機構のロック状態が検出されるリヤドアがある場合に、電源を補助電源PS2に切り替えて施解錠用モータ13のアンロック駆動制御を再度実行する。
また、制御装置ECUは、チャイルド兼ダブルロック用モータ35のアンロック駆動制御を実行した後、チャイルドロック検出スイッチ38によってチャイルドロック機構27のチャイルドロック状態が検出されるリヤドアがある場合に、電源を補助電源PS2に切り替えてチャイルド兼ダブルロック用モータ35のアンロック駆動制御を再度実行する。
なお、補助電源PS2を電源とした施解錠用モータ13のアンロック駆動制御は、全てのリヤドアに対して行ってもよいし、施解錠機構のロック状態が検出されたリヤドアに対してのみ行ってもよい。補助電源PS2を電源としたチャイルド兼ダブルロック用モータ35のアンロック駆動制御もまた、全てのリヤドアに対して行ってもよいし、チャイルドロック機構27のチャイルドロック状態が検出されたリヤドアに対してのみ行ってもよい。
以上により、バッテリ電源PS1から施解錠用モータ13やチャイルド兼ダブルロック用モータ35への電力供給が遮断された場合にも、補助電源PS2を電源として施解錠用モータ13やチャイルド兼ダブルロック用モータ35を動作させることができ、衝突時における車内及び車外からの迅速な開扉に係るドアロック装置1の動作確実性を高めることができる。
補助電源PS2は、全てのリヤドアの施解錠用モータ13及びチャイルド兼ダブルロック用モータ35に共用されてもよいが、好ましくはドア毎に設けられる。ドア毎に設けるようにすれば、補助電源PS2と施解錠用モータ13及びチャイルド兼ダブルロック用モータ35とを接続する電線を短縮して断線の可能性を低減することができ、ドアロック装置1の動作確実性を一層高めることができる。
以上、ダブルロック機構とチャイルドロック機構とを備えるドアロック装置1を例にして本発明の実施形態について説明したが、本発明は、チャイルドロック機構を備えるドアロック装置であれば適用可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、上記実施形態に対して、次のような種々の変形や変更、又はそれらの組み合わせを施すことが可能である。
(1)車速センサが停止状態から走行を検出した場合、全てのドアのドアロック装置1の施解錠用モータ13をロック駆動制御し、施解錠機構をロック状態に切り替えるようにする。
(2)車速センサが停止状態から走行を検出した場合、全てのドアのドアロック装置1のチャイルド兼ダブルロック用モータ35をロック駆動制御し、チャイルドロック機構27をチャイルドロック状態に切り替えるようにする。
1 自動車用ドアロック装置
2 噛合ユニット
3 アクチュエータユニット
4 カバー
5 ケーシング
6 ボディ
7 カバープレート
8 ラッチ軸
9 ラッチ
9a 係合溝
10 ラチェット軸
11 ラチェット
12 オープンレバー
13 施解錠用モータ
14 ウォーム
15 軸
16 ウォームホイール
17 軸
18 施解錠レバー
19 軸
20 ピン
21 ノブレバー
22 オープンリンク
23 軸
24 インサイドレバー
25 軸
26 アウトサイドレバー
27 チャイルドロック機構
28 ダブルロックレバー
29 スイッチプレート
30 スプリング
31 リリースレバー
32 支持軸
33 チャイルドレバー
34 コネクトレバー
35 チャイルド兼ダブルロック用モータ
36 螺旋状ギヤ
37 移動部材
38 チャイルドロック検出スイッチ
39 ドア開閉検出スイッチ
40 施解錠検出スイッチ
41 ダブルロック検出スイッチ
42、43、44 ばね
45 ストッパ
46 衝突センサ
47 着座センサ
48 スタータースイッチ
121 被リリース解除部
161、181 歯部
221 リリース解除部
222 凹部
223a 被ブロック壁部(被ブロック部)
223b 壁部
241 嵌合孔
241a 縦長孔部
241b 後向き孔部
261 連結端部
281 軸孔
282a、282b 被駆動突部(被駆動部)
283 隙間
284 検知レバー部
285 ブロック部
291 雌型コネクタ
292 第1スイッチプレート
293 第2スイッチプレート
311 長孔
312 リリース部
331 連結孔
332 連結部
333 切欠溝
334 検知レバー部
335 軸孔
336 突部
337 駆動突部(駆動部)
341a 下連結突部(下連結部)
341b 上連結突部(上連結部)
342 貫通孔
371 駆動ピン
381、411 スイッチピン
D1、D2 操作力伝達部材
S ストライカ

Claims (11)

  1. ストライカと噛合することによりドアを閉鎖状態に保持するための噛合機構と、
    前記ドアの車外側に設けられる外部機械的操作要素の操作及び前記ドアの車内側に設けられる内部機械的操作要素の操作による前記噛合機構の噛合解除を可能とするアンロック状態及び不能とするロック状態に、施解錠用電動機の駆動によって切替可能な施解錠機構と、
    前記施解錠機構がアンロック状態にある場合の前記内部機械的操作要素の操作による前記噛合機構の噛合解除を可能とするチャイルドアンロック状態及び不能とするチャイルドロック状態に、チャイルドロック用電動機の駆動によってのみ切替可能なチャイルドロック機構と、
    自動車の衝突を検出する衝突検出手段が衝突を検出した場合に、衝突検出から所定時間経過後に前記施解錠機構をアンロック状態に切り替えるべく前記施解錠用電動機をアンロック駆動制御し、且つ前記チャイルドロック機構をチャイルドアンロック状態に切り替えるべく前記チャイルドロック用電動機をアンロック駆動制御する制御装置と、
    を備える自動車用ドアロック装置。
  2. 請求項1記載の自動車用ドアロック装置であって、
    前記制御装置は、前記施解錠用電動機の前記アンロック駆動制御を行い、その後に前記チャイルドロック用電動機のアンロック駆動制御を行う自動車用ドアロック装置。
  3. 請求項1又は2記載の自動車用ドアロック装置であって、
    前記制御装置は、前記衝突検出手段による衝突検出から所定時間経過後で、且つ着座者の有無を検出する着座検出手段によって着座者が検出されている場合に、前記施解錠用電動機及び前記チャイルドロック用電動機をアンロック駆動制御する自動車用ドアロック装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項記載の自動車用ドアロック装置であって、
    前記施解錠用電動機及び前記チャイルドロック用電動機は、自動車に搭載されるバッテリ電源から供給される電力によって動作される自動車用ドアロック装置。
  5. 請求項1から3のいずれか一項記載の自動車用ドアロック装置であって、
    前記施解錠用電動機に電力を供給可能な補助電源をさらに備える自動車用ドアロック装置。
  6. 請求項5記載の自動車用ドアロック装置であって、
    前記制御装置は、自動車に搭載されるバッテリ電源から供給される電力によって前記施解錠用電動機のアンロック駆動制御を行った後、前記施解錠機構の状態を検出する施解錠検出手段によって前記施解錠機構のロック状態が検出されるドアがある場合に、少なくとも当該ドアの前記施解錠機構に対して前記補助電源から供給される電力によって前記施解錠用電動機をアンロック駆動制御する自動車用ドアロック装置。
  7. 請求項1から3のいずれか一項記載の自動車用ドアロック装置であって、
    前記チャイルドロック用電動機に電力を供給可能な補助電源をさらに備える自動車用ドアロック装置。
  8. 請求項7記載の自動車用ドアロック装置であって、
    前記制御装置は、自動車に搭載されるバッテリ電源から供給される電力によって前記チャイルドロック用電動機のアンロック駆動制御を行った後、前記チャイルドロック機構の状態を検出するチャイルドロック検出手段によって前記チャイルドロック機構のロック状態が検出されるドアがある場合に、少なくとも当該ドアの前記チャイルドロック機構に対して前記補助電源から供給される電力によって前記チャイルドロック用電動機をアンロック駆動制御する自動車用ドアロック装置。
  9. 請求項5から8のいずれか一項記載の自動車用ドアロック装置であって、
    前記補助電源は、前記施解錠用電動機及び前記チャイルドロック用電動機の両方に電力を供給可能である自動車用ドアロック装置。
  10. 請求項5から9のいずれか一項記載の自動車用ドアロック装置であって、
    前記補助電源は、前記ドアそれぞれに設けられている自動車用ドアロック装置。
  11. 請求項5から10のいずれか一項記載の自動車用ドアロック装置であって、
    前記補助電源は、スタータースイッチのオン期間に、自動車に搭載されるバッテリ電源によって充電される自動車用ドアロック装置。
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