JPWO2017072979A1 - ロボット教示装置、コンピュータプログラム及びロボット教示方法 - Google Patents

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Abstract

オフラインティーチングにおいて、エンドエフェクタの作動位置や軌跡等を可視化し、オフラインティーチング作業の生産性を高めること。ロボット教示装置(1)は、少なくともエンドエフェクタ(3a)を有するロボット(3)と、作業対象物(4)の3次元モデルが配置される3次元モデリング空間内における、エンドエフェクタ(3a)の通過目標位置となる教示点を示す教示点マーカ(5)をGUI上に表示する教示点マーカ表示部と、連続する前記教示点間を連結する軌跡である連結軌跡(6)を前記GUI上に表示する連結軌跡表示部と、エンドエフェクタ(3a)の作動状態の変化位置を示す変化位置マーカ(7)を前記GUI上に表示する変化位置マーカ表示部と、を有する。

Description

本発明は、ロボット教示装置、コンピュータプログラム及びロボット教示方法に関する。
ティーチングプレイバック方式のロボットのティーチングを、コンピュータグラフィックスを利用して、実機を用いることなく仮想空間内で行ういわゆるオフラインティーチングの手法が近年広く用いられつつある。
特許文献1には、ロボットの所定の制御点を原点とする3次元座標軸を操作可能な操作ハンドルを含む仮想画像を生成し、かかる操作ハンドルに対してオペレータの操作を受け付けるロボットシミュレータが記載されている。
特開2014−161921号公報
一般に、汎用の産業用ロボットのアームの先端には、ロボットハンドや溶接トーチ、スプレーガン等のエンドエフェクタが取り付けられ、エンドエフェクタにより作業対象に何らかの作用を及ぼすことにより、所望の作業がなされる。そのため、エンドエフェクタの作動位置や、その正確な軌跡を予測できることは、望ましい結果を得るために重要である。
本発明の解決しようとする課題は、オフラインティーチングにおいて、エンドエフェクタの作動位置や軌跡等を可視化し、オフラインティーチング作業の生産性を高めることである。
本発明の一側面に係るロボット教示装置は、少なくともエンドエフェクタを有するロボットと、作業対象物の3次元モデルが配置される3次元モデリング空間内における、前記エンドエフェクタの通過目標位置となる教示点を示す教示点マーカをGUI上に表示する教示点マーカ表示部と、連続する前記教示点間を連結する軌跡である連結軌跡を前記GUI上に表示する連結軌跡表示部と、前記エンドエフェクタの作動状態の変化位置を示す変化位置マーカを前記GUI上に表示する変化位置マーカ表示部と、を有する。
また、本発明の一側面に係るロボット教示装置は、前記エンドエフェクタの移動の軌跡である実軌跡を前記GUI上に表示する実軌跡表示部を有してよい。
また、本発明の一側面に係るロボット教示装置では、前記教示点マーカ表示部は、前記GUIを用いて前記教示点の位置が変更される際に、前記教示点マーカの表示位置を動的に変化させ、前記実軌跡表示部は、前記教示点の位置が変更される際に、前記実軌跡を動的に変化させてよい。
また、本発明の一側面に係るロボット教示装置では、前記連結軌跡表示部は、前記連結軌跡を、通過目標位置となる教示点に対応する移動命令の種別に応じた曲線で表示してよい。
また、本発明の一側面に係るロボット教示装置は、指定された命令の実行位置を示す実行位置マーカを前記GUI上に表示する実行位置マーカ表示部を有してよい。
また、本発明の一側面に係るロボット教示装置では、少なくとも、前記教示点マーカと、前記変化位置マーカは、区別できる態様で表示されてよい。
また、本発明の一側面に係るロボット教示装置では、前記変化位置は、一の前記教示点からの相対距離及び相対時間の少なくともいずれかにより指定されてよい。
また、本発明の一側面に係るロボット教示装置では、前記連結軌跡表示部は、前記変化位置に応じて、前記連結軌跡の表示の態様を変化させてよい。
本発明の一側面に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、上述のいずれかのロボット教示装置として機能させる。
本発明の一側面に係るロボット教示装置は、少なくともエンドエフェクタを有するロボットと、作業対象物の3次元モデルが配置される3次元モデリング空間内における、前記エンドエフェクタの通過目標位置となる教示点を示す教示点マーカをGUI上に表示する教示点マーカ表示部と、連続する前記教示点間を連結する軌跡である連結軌跡を、通過目標位置となる教示点に対応する移動命令の種別に応じた曲線で前記GUI上に表示する連結軌跡表示部と、を有する。
本発明の一側面に係るロボット教示方法は、少なくともエンドエフェクタを有するロボットと、作業対象物の3次元モデルが配置される3次元モデリング空間内における、前記エンドエフェクタの通過目標位置となる教示点を示す教示点マーカをGUI上に表示し、連続する前記教示点間を連結する軌跡である連結軌跡を前記GUI上に表示し、前記エンドエフェクタの作動状態の変化位置を示す変化位置マーカを前記GUI上に表示し、少なくとも前記教示点マーカ及び前記変化位置マーカのいずれかに対し、前記GUI上で操作を行うことにより、前記ロボットに対する教示を行う。
本発明の一側面に係るロボット教示方法は、少なくともエンドエフェクタを有するロボットと、作業対象物の3次元モデルが配置される3次元モデリング空間内における、前記エンドエフェクタの通過目標位置となる教示点を示す教示点マーカをGUI上に表示し、連続する前記教示点間を連結する軌跡である連結軌跡を、通過目標位置となる教示点に対応する移動命令の種別に応じた曲線で前記GUI上に表示し、少なくとも前記教示点マーカに対し、前記GUI上で操作を行うことにより、前記ロボットに対する教示を行う。
本発明の実施形態に係るロボット教示装置の物理的な構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るロボット教示装置の機能的な構成例を示す機能ブロック図である。 GUI制御部によりモニタ上に表示されるGUI画面の例を示す図である。 図3で示した番号6の教示点マーカ付近を、そのスプレー方向から見た拡大図である。 図4Aにおけるオペレータによる操作の例を示す図である。 本発明の実施形態に係るロボット教示装置の動作の例を示すフローチャートである。
図1は本発明の実施形態に係るロボット教示装置1の物理的な構成例を示すブロックである。ロボット教示装置1としては一般的なコンピュータを用いてよく、本実施形態においても、CPU(Central Processing Unit)1a、RAM(Random Access Memory)1b、外部記憶装置1c、GC(Graphics Controller)1d、入力デバイス1e及びI/O(Inpur/Output)1fがデータバス1gにより相互に電気信号のやり取りができるよう接続されている一般的なコンピュータを用いている。ここで、外部記憶装置1cはHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の静的に情報を記録できる装置である。またGC1dからの信号はCRT(Cathode Ray Tube)やいわゆるフラットパネルディスプレイ等の、使用者が視覚的に画像を認識するモニタ1hに出力され、画像として表示される。入力デバイス1eはキーボードやマウス、タッチパネル等の、ユーザが情報を入力するための機器であり、I/O1fはロボット教示装置1が外部の機器と情報をやり取りするためのインタフェースである。コンピュータをロボット教示装置1として機能させるためのアプリケーションプログラムは外部記憶装置1cにインストールされ、必要に応じてRAM1bに読みだされてCPU1aにより実行される。また、かかるプログラムは、適宜の光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等の適宜のコンピュータ可読情報記録媒体に記録されて提供されても、インターネット等の情報通信回線を介して提供されてもよく、さらに、I/O1fを介して外部のネットワークに接続されたサーバによりロボット教示装置1としての機能が提供される、いわゆるクラウドコンピューティングにより提供されてもよい。
図2は本発明の実施形態に係るロボット教示装置1の機能的な構成例を示す機能ブロック図である。本図に示す各機能ブロックは、上述のロボット教示装置1の物理的構成を用いて、例えば、CPU1aにより所定のプログラムを実行したり、RAM1bや外部記憶装置1cに所定の情報を記憶する領域を割り当てたりすることにより仮想的に実現されており、ロボット教示装置1が有する機能に着目して個別に示したものである。従って、本図に示す機能ブロックは必ずしもロボット教示装置1の物理的構成や、ロボット教示装置1が実行するプログラム自体が機能ブロック毎に区分されることを意味しない。また、本図にはロボット教示装置1が有する全ての機能が示されているわけではなく、本発明と技術的関連の低い部分は省略されている。
GUI(Graphical User Interface)制御部2は、表示制御部11により生成された画像をモニタ1hに表示し、また、入力デバイス1eによりなされたオペレータの操作を、モニタ1h上に表示された画像に対してなされたものとして操作受付部12に引き渡すことにより、オペレータにとり視覚的な操作を実現する。
表示制御部11は、モデル表示部11a、教示点マーカ表示部11b、変化位置マーカ表示部11d、実行位置マーカ表示部11e及び実軌跡表示部11fを含み、記憶部13より取得したモデルデータに基いて、少なくともエンドエフェクタを有するロボット3と、作業対象物の3次元グラフィクスを生成するとともに、記憶部13より取得したティーチングプログラムに基いて、ロボット3に対する教示点と、エンドエフェクタに対するものを含む各種の実行命令のデータに基く各種マーカ及び軌跡の3次元グラフィクスを生成し、GUI制御部10に出力し、表示させる。教示点、各種マーカ及び軌跡の種別や表示の態様については後述する。
記憶部13は、エンドエフェクタを有するロボット3及び作業対象物の3次元モデルを記憶するモデルデータ記憶部13aと、ロボット3が実行するティーチングプログラムを記憶するティーチングプログラム記憶部13bを含む。ロボット3及び作業対象物の3次元モデルは、図示しない公知の構成により、ロボット教示装置1自身を用いて作成してもよいし、別途3次元CADにより作成したモデルデータや、メーカなどのベンダーより提供されたモデルデータを読み込み記憶することとしてもよい。ティーチングプログラム記憶部13bは、初期状態ではティーチングプログラムを記憶していないが、ロボット教示装置1自身により新たに作成したり、既存のティーチングプログラムをロボットコントローラ2等から読み込み記憶するようにしてよい。
ロボット教示装置1により作成または編集され、ティーチングプログラム記憶部13bに記憶されたティーチングプログラムは、I/O1fを介して接続されたロボットコントローラ2に転送され、ロボット3の制御に用いられる。なお、ロボット教示装置1によるティーチングプログラムの作成や編集の際には、ロボット教示装置1とロボットコントローラ2との接続は必ずしも必要でなく、ロボット教示装置1単独でのティーチングプログラムの作成や編集(いわゆるオフラインティーチング)が可能である。また、ロボット教示装置1とロボットコントローラ2との接続は、必ずしも直接結線による接続である必要はなく、例えば、通信ネットワークを介して遠隔地よりデータを送受信する形態であってもよい。
図3は、GUI制御部10によりモニタ1h上に表示されるGUI画面の例を示す図である。画面中には、モデル表示部11aにより、3次元モデリング空間中に配置された、エンドエフェクタ3aが先端に装着されたロボット3と、作業対象物4の3次元画像が生成され、示されている。なお、画面に表示する際の3次元モデリング空間に対する視点の位置や方向、倍率等は、オペレータが入力デバイス1eを用いて指示することにより、GUI制御部10が適宜変更する。なお、本実施形態では、エンドエフェクタ3aの一例として、スプレーガンを想定している。作業対象物4は、ここでは単なる直方体として示しているが、任意のモデルでよく、一例として、自動車のボディである。
さらに、画面中には、ロボット3が動作する際の、エンドエフェクタ3aの基準点が通過すべき位置である教示点の3次元モデリング空間中の位置が、教示点マーカ表示部11bにより、教示点マーカ5(代表として、図中の最初のもののみ参照番号を付して示した)として示されている。ここでは、教示点マーカ5は、円錐として表示される。教示点マーカの形状や色、大きさは、オペレータが適宜変更できるようにしてよい。
ここで、教示点は、ティーチングプログラム記憶部13bに記憶されたティーチングプログラム中の、ロボット3に対する移動命令の目標座標に他ならない。例えば、ロボット3の制御基準点、ここでは、エンドエフェクタ3aの基準点を現在位置から座標(x,y,z)に直線的に動作させる命令として、ティーチングプログラム中に「MOVL x y z」という命令が含まれている場合、この点(x,y,z)は教示点として教示点マーカ表示部11bにより抽出され、対応する位置に教示点マーカ5が示される。図示の例では、教示点マーカ5は8つ示されているから、この例におけるティーチングプロクラムには、8つの移動命令が含まれていることになる。各教示点マーカ5の脇には、エンドエフェクタ3aが通過する順に通し番号が表示されている。
また、画面中には、連続する教示点間を連結する軌跡である連結軌跡6が、連結軌跡表示部11cにより表示されている。連結軌跡6は、ロボット3が理想的な動作をした時、すなわち、極めて低速の状態で作動したと仮定した場合にエンドエフェクタ3aが通過する軌跡である。後述するが、実際の動作では、ロボット3を高速で動作させるほど、エンドエフェクタ3aが実際に通過する軌跡(これを実軌跡9と称する)と連結軌跡6との間にはずれが生じる。したがって、連結軌跡6は、エンドエフェクタ3aの理想的な軌跡といえ、オペレータは、この連結軌跡6を辿ることで、ティーチングプログラムがロボット3にどのような動作をさせることを意図しているのかを視覚的に認識することができる。
なお、本例での連結軌跡6は、図示するように細線で示されている部分と太線で示されている部分があるが、これについては後述する。また、連結軌跡6は、必ずしも連続する教示点間を直線で結ぶものに限定されない。教示点に対応するティーチングプログラム中の移動命令が、最速移動(すなわち、ロボット3の各モータを、それぞれ目標値に対して直線的に駆動する移動方式)を指示する命令であれば、連結軌跡6は、ロボット3の姿勢に応じた、やや複雑な曲線となる軌跡となり、移動命令が円弧その他の曲線移動を指示する命令であれば、連結軌跡6は、指示された通りの曲線として表示される。すなわち、連結軌跡表示部11cは、連結軌跡6を、通過目標となる教示点に対応する移動命令の種別に応じた曲線で表示することになる。
さらに、画面中には、エンドエフェクタ3aの作動状態の変化位置を示す変化位置マーカ7が、変化位置マーカ表示部11dにより表示されている(代表として、図中の最初のもののみ参照番号を付して示した)。ここでは、変化位置マーカ7は、球体として表示されているが、形状等をオペレータが変更してもよい点については、先の教示点マーカ5と同様である。
ここでのエンドエフェクタ3aの作動状態とは、特に作業対象物4に対する作用が変化するような作動状態を指しており、この例では、スプレーのON/OFFの切替である。このエンドエフェクタ3aの作動状態の変化は、該当するティーチングプログラム中の命令より変化位置マーカ表示部11dにより抽出され、3次元モデリング空間中の位置が特定される。例えば、エンドエフェクタ3aの作動状態を変化させる命令として、スプレーをONとする命令である、「SPYON」という命令がティーチングプログラム中に含まれている場合、変化位置マーカ表示部11dは、当該命令が実行される教示点の位置に、変化位置マーカ7を表示する。このとき、変化位置マーカ7の位置が教示点マーカ5や後述する実行位置マーカ8と同一位置となる場合、教示点マーカ5や実行位置マーカ8と重なり合うように表示してもよいし、重なり合わないように、それらマーカと隣接する位置に表示してもよい。
また、該当するティーチングプログラム中の命令が、作動状態を変化させるタイミングとして、隣接する教示点からの相対距離又は相対時間を指定している場合、変化位置マーカ表示部11dは、かかる相対距離又は相対時間を加味して、変化位置マーカ7の位置を決定する。例えば、エンドエフェクタ3aの作動状態を変化させる命令として、スプレーをONとする命令が、「SPYON ANT=1.00sec」のように、次の教示点からの相対時間を指定するものである場合(この場合は、エンドエフェクタ3aが次の教示点を通過後1.00秒経過後にスプレー開始することを示している)、変化位置マーカ表示部11dは、次の教示点から、ロボット3の移動速度を加味して、連結軌跡6上のスプレーONとなる位置を決定する。図3では、参照番号を付して示した変化位置マーカ7は、番号2が付された教示点マーカ5に対して指定時間又は指定距離経過後となる連結軌跡6上の位置に示されている。また、参照番号が付されていない変化位置マーカ7は、番号7が付された教示点マーカ5に対して指定時間又は指定距離経過前となる連結軌跡6上の位置に示されている。
このように、実際にエンドエフェクタ3aの作動状態が変化する位置を連結軌跡6上に変化位置マーカ7により示すことにより、作業対象物4に対し、エンドエフェクタ3aによる作用がなされる位置をオペレータが視覚的に確認することができる。また、作動状態を変化させるタイミングとして、一の教示点からの相対距離や相対時間が指定された場合にも、該当する位置が3次元モデリング空間内で視覚的に把握できる。
さらに、連結軌跡表示部11cは、エンドエフェクタ3aの作動状態の変化に応じて、連結軌跡6の表示の態様を変化させてよい。例えば、図3に示すように、スプレーONとなる区間を太線で表示し、スプレーOFFとなる区間を細線で表示する等である。連結軌跡6の表示の態様の変化は、線の太さだけでなく、色や線種の変化によってもよい。また、エンドエフェクタの状態が3種以上に変化する場合には、それぞれの状態ごとに異なる連結軌跡6の表示の態様を選択してよい。さらに、本例では、連結軌跡6の表示の態様が変化する位置は、変化位置マーカ7の位置となっているが、教示点間の区間ごとに表示の態様を変化させてもよい。例えば、スプレーONとなる部分が含まれる区間(例えば、図中の教示点マーカ2番と3番の間の区間や、6番と7番の間の区間)はスプレーONの区間として太線で表示する等である。
このように、エンドエフェクタ3aの作動状態に応じて異なる態様で連結軌跡6を示すことで、オペレータは、エンドエフェクタ3aによる作用が作業対象物4に対しなされる範囲を視覚的に確認することができる。
さらに、画面中には、指定された命令の実行位置を示す実行位置マーカ8が、実行位置マーカ表示部11eにより表示されている。ここでは、実行位置マーカ8は、立方体として表示されているが、形状等をオペレータが変更してもよい点については、先の教示点マーカ5、変化位置マーカ7と同様である。
ここでの指定された命令とは、ティーチングプログラムに含まれ、先の移動命令や、エンドエフェクタ3aの作動状態を変化される命令とは異なる命令であって、特にGUI上で表示しておくことが都合がよいものである。ここでは、「PAINTSET」命令が該当しており、同命令は、スプレーガンの初期パラメータ、例えばバルブの開度や使用する塗料等を指定するものである。このように、エンドエフェクタ3aの動作パラメータをティーチングプログラム上で指定しておく必要がある場合に、かかる命令が実行される位置を実行位置マーカ8として表示することにより、オペレータは、エンドエフェクタ3aの動作パラメータが設定されていることをGUI上で視覚的に確認することができるほか、後述するように、GUI上でエンドエフェクタ3aの動作パラメータの設定やその変更が可能となる。
なお、実行位置マーカ8として表示されるティーチングプログラム中の命令は、エンドエフェクタ3aの動作パラメータを設定するものに限定されず、任意のものであってよい。特に、オペレータが、実行位置マーカ8として表示すべき命令を指定できるようにしてもよい。さらに、異なる命令に対応する実行位置マーカ8は、それぞれ、異なる態様(例えば異なる色や形状、大きさなど)で表示するようにしてもよい。
以上のように、教示点マーカ5、変化位置マーカ7及び実行位置マーカ8は、互いに区別できる態様でGUI上に表示される。これにより、オペレータは、エンドエフェクタ3aの軌道を規定する教示点の位置や、エンドエフェクタ3aの動作の位置、所望の命令が実行される位置をそれぞれ区別して視覚的に把握することができる。
なお、各マーカの追加や編集の操作は、既存の3次元グラフィクスに対するGUIの操作と同様のものを用いてよい。例えば、マーカの位置の変更は、GUI上でオペレータが該当するマーカをドラッグすることによりなされてよい。また、オペレータがGUI上の適宜のマーカを指定することによりダイアログを表示し、各種操作ができるようにしてよい。例えば、マーカを指定することにより、当該マーカの修正位置の座標入力を受け付けたり、当該マーカに対応するティーチングプログラム上の命令を編集したり、当該マーカの前又は後に新たなマーカを追加したり、当該マーカを削除できてよい。このとき、追加したマーカに対応する命令がティーチングプログラムに追加され、また、削除したマーカに対応する命令がティーチングプログラムから削除されるか、コメントアウトされる。或いは、連結軌跡6上の任意の位置を指定することにより新たなマーカを連続するマーカ間に挿入したり、GUI上の適宜の位置を指定し、新たなマーカを追加したりしてよい。この場合にも同様に、新たなマーカに対応する命令がティーチングプログラムに追加される。
GUI上の特筆すべき操作として、変化位置マーカ7を連結軌跡6に沿ってドラッグすることにより、エンドエフェクタ3aの作動状態が変化する位置を、教示点に対する相対位置又は相対時間として指定できる。この時、ティーチングプログラムの対応する命令(例えば、上述の「SPYON」命令)における相対位置又は相対時間の指定が変更される。相対位置を用いるか相対時間を用いるかは、現時点での命令が用いている方をそのまま用いればよく、その指定が無い場合(例えば、相対位置の指定がされていない場合等)には、いずれか片方、例えば相対距離、を用いるものとしておくとよい。また、この時、変化位置マーカ7のドラッグ可能範囲を、連結軌跡6上に制限する。
このように、GUI上のマーカを追加していくことによりティーチングプログラムが作成され、GUI上のマーカに対する操作により、ティーチングプログラムの編集がなされる。GUI制御部10により受け付けられたオペレータの操作は、操作受付部12により解釈され、ティーチングプログラムの命令に変換されて、ティーチングプログラム記憶部13bにティーチングプログラムとして記憶される。
また、モデル表示部11aは、画面中の任意のマーカがオペレータにより指定された際に、かかるマーカにより指定された時点におけるロボット3の姿勢及び、作業対象物4の3次元画像を生成し、表示してよい。こうすることにより、オペレータは、作業中のロボットの姿勢を確認でき、また、ロボット3や作業対象物4が作業中に移動する場合(例えば、それぞれ台車などのキャリアに乗せられ、移動しながら作業を行う等)に、それぞれの作業時点におけるロボット3と作業対象物4との位置関係を視覚的に把握することができる。ロボット3や作業対象物4が作業中に移動する場合には、あらかじめ、その移動の方向や速度を指定しておく。
さらに、画面中には、エンドエフェクタ3aの移動の実軌跡9が、実軌跡表示部11fにより表示されてよい。一般に多関節ロボットの制御において、ロボット3の動作が高速になるほど、ロボット3の先端に取り付けられたエンドエフェクタ3aが描く実軌跡9は、各教示点を理想的に結んだ軌跡(これは、連結軌跡6に等しい)からのずれが生じる。このずれの量は、ロボット3の動作速度や、各モータの制御パラメータ、ロボット先端質量などに依存するが、この実軌跡9は、ロボット3や、エンドエフェクタ3aの諸元が分かっている場合には、シミュレーションにより、或いは軌道計算により求めることができる。
実軌跡表示部11fは、かかる実軌跡9をシミュレーション或いは軌道計算により求め、GUI上に表示するものであり、図3中では破線で示したように、連結軌跡6とは異なる態様で示される。これにより、オペレータは、エンドエフェクタ3aの理想的な軌跡である連結軌跡6だけでなく、実際にエンドエフェクタ3aが通過する実軌跡9をGUI上で確認できることになる。
たとえば、本例で示すようにエンドエフェクタ3aがスプレーガンである場合に、図示するように実軌跡9が連結軌跡6のコーナー部分の内側を回るような軌跡を描く場合、かかる部分の周辺では塗りむらが生じたり、塗り残しが生じるなど、作業対象物4に対する作用が不十分となる場合があり得た。発明者の知見によれば、従来、オペレータは、実機による塗装結果を確認したり、経験的知見や、別途実行するシミュレーションの結果に基いて、教示点の位置を意図的に変更することにより、実軌跡9が所望の軌跡を描くように調整していたが、この調整作業は、実機を動作させたり、経験知を要求する等、非常に熟練や時間、コストを要求するものであり、オフラインティーチングをする際の大きな負担となっていた。
そこで、本実施形態のように、実軌跡9が、教示点マーカ5や連結軌跡6、作業対象物4と同時に3次元モデリング空間内に表示されることで、実軌跡9と教示点及び作業対象物4との関係を確認しながら教示点の位置を視覚的に変更することができ、オフラインティーチングの際のオペレータの負担やコストが大幅に軽減され、その生産性を著しく向上させるととともに、オペレータの熟練を要求しないものとすることができる。
さらに、教示点マーカ表示部11bは、GUIを用いて教示点の位置を変更する際に、教示点マーカ5の位置を動的に変化させる。すなわち、オペレータが任意の教示点マーカ5をドラッグした際に、当該教示点マーカ5は、オペレータの操作に応じてリアルタイムにその表示位置が変化する。そして、この教示点マーカ5の動的な位置変化に応じて、連結軌跡表示部11c及び実軌跡表示部11fは、その表示する連結軌跡6及び実軌跡9をそれぞれ動的に変化させてよい。すなわち、オペレータが任意の教示点マーカ5をドラッグしてその表示位置を変化させると、その変化に応じて連結軌跡6及び実軌跡9も共にリアルタイムに追従し変化するのである。
このようにすることにより、特に、実軌跡9がリアルタイムに変化することにより、オペレータは、教示点マーカ5の位置をリアルタイムに変化させながら、実軌跡9を所望の軌跡に合わせこむという作業ができることになる。
例えば、図4Aは、図3で示した番号6の教示点マーカ5付近を、そのスプレー方向から見た拡大図である。図示のように、番号6の教示点付近では、実軌跡9は、連結軌跡6のコーナーの大きく内側を通過する軌跡となっており、作業対象物4の角付近に塗り残しが生じることが懸念される。
そこで、図4Bに示すように、オペレータが、番号6の教示点マーカ5を、元あった教示点マーカの位置(参照番号5’を付して破線で示した)から図中右上方向にドラッグすると、かかる操作に応じて連結軌跡6及び実軌跡9は図中示したように変化する。オペレータは、実軌跡9が、所望の軌跡を描くように教示点マーカ5の位置を調節し、ドラッグを解除してその位置を決定することにより、簡単に所望の軌跡に近い実軌跡9が得られることになる。このように、本実施形態では、実機の作動や、熟練による経験知を必要とすることなく、極めて容易に実軌跡9の作業対象物4に対する合わせこみが可能となるのである。
続いて、図5に示したフローチャートを用いて、本実施形態に係るロボット教示装置1の動作を、特に本願発明と関連する部分に関して示す。
まず、ステップST1において、モデル表示部11aは、モデルデータ記憶部13aからエンドエフェクタ3aを有するロボット3のモデルデータ及び、作業対象物4の3次元モデルを読み込み、続くステップST2において、3次元モデリング空間内にロボット3及び作業対象物4を配置し、GUI上に表示する。
さらに、ステップST3において、ティーチングプログラム記憶部13bからティーチングプログラムを読み込み、かかるティーチングプログラムに基いて、ステップST4で教示点マーカ表示部11bがGUI上の3次元モデリング空間内に教示点マーカ5を表示し、ステップST5で連結軌跡表示部11cがGUI上の3次元モデリング空間内に連結軌跡6を表示し、ステップST6で変化位置マーカ表示部11dがGUI上の3次元モデリング空間内に変化位置マーカ7を表示し、ステップST7で実行位置マーカ表示部11eがGUI上の3次元モデリング空間内に実行位置マーカ8を表示し、ステップST8で実軌跡表示部11fがGUI上の3次元モデリング空間内に実軌跡9を表示する。
その後、ステップST9でGUIに対するオペレータ入力を待つ。オペレータ入力があった場合、ステップST10で、オペレータからの指示が、処理の終了を指示するものであるかどうかを判定し、肯定(処理の終了を意味する)の場合、ロボット教示装置1の動作を終了し、そうでなければ、ステップST11へと進む。
ステップST11で、オペレータからの指示が、マーカの追加、変更及び削除に関するものであるか否かを判定し、肯定(マーカの追加、変更及び削除を意味する)の場合、ステップST12に進み、オペレータからの入力内容に応じて、操作受付部12によりティーチングプログラムの変更がなされ、ティーチングプログラム記憶部13bに変更が記憶される。その後ステップST4に戻り、ティーチングプログラムに加えられた変更は、直ちに教示点マーカ5、連結軌跡6、変化位置マーカ7、実行位置マーカ8及び実軌道9の変化としてGUI上に表示され、反映される。これにより、オペレータがマーカに対してする操作が、GUI上にリアルタイムに反映されることになる。なお、教示点マーカ表示部11b、連結軌跡表示部11c、変化位置マーカ表示部11d、実行位置マーカ表示部11e及び実軌跡表示部11fは、その表示に変更を要する場合のみにGUI上の表示を変更すればよく、オペレータによる操作が表示に変更をもたらさないものである場合には、あらためて表示をやり直すことをせずに、ロボット教示装置1の負荷を低減するようにしてもよい。
ステップST11で、否定(マーカの追加、変更及び削除を意味しない)の場合、ステップST13へと進み、オペレータの指示に応じたその他の処理を行う。処理の終了後は、GUI上の表示に変更を加える必要はないので、ステップST8へと戻り、さらなるオペレータの入力を待つ。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、この実施形態に示した具体的な構成は一例として示したものであり、本発明の技術的範囲をこれに限定することは意図されていない。当業者は、これら開示された実施形態を適宜変形してもよく、本明細書にて開示される発明の技術的範囲は、そのようになされた変形をも含むものと理解すべきである。

Claims (12)

  1. 少なくともエンドエフェクタを有するロボットと、作業対象物の3次元モデルが配置される3次元モデリング空間内における、前記エンドエフェクタの通過目標位置となる教示点を示す教示点マーカをGUI上に表示する教示点マーカ表示部と、
    連続する前記教示点間を連結する軌跡である連結軌跡を前記GUI上に表示する連結軌跡表示部と、
    前記エンドエフェクタの作動状態の変化位置を示す変化位置マーカを前記GUI上に表示する変化位置マーカ表示部と、
    を有するロボット教示装置。
  2. 前記エンドエフェクタの移動の軌跡である実軌跡を前記GUI上に表示する実軌跡表示部を有する請求項1に記載のロボット教示装置。
  3. 前記教示点マーカ表示部は、前記GUIを用いて前記教示点の位置が変更される際に、前記教示点マーカの表示位置を動的に変化させ、
    前記実軌跡表示部は、前記教示点の位置が変更される際に、前記実軌跡を動的に変化させる請求項2に記載のロボット教示装置。
  4. 前記連結軌跡表示部は、前記連結軌跡を、通過目標位置となる教示点に対応する移動命令の種別に応じた曲線で表示する請求項1〜3のいずれかに記載のロボット教示装置。
  5. 指定された命令の実行位置を示す実行位置マーカを前記GUI上に表示する実行位置マーカ表示部を有する請求項1〜4のいずれかに記載のロボット教示装置。
  6. 少なくとも、前記教示点マーカと、前記変化位置マーカは、区別できる態様で表示される請求項1〜5のいずれかに記載のロボット教示装置。
  7. 前記変化位置は、一の前記教示点からの相対距離及び相対時間の少なくともいずれかにより指定される請求項1〜6のいずれかに記載のロボット教示装置。
  8. 前記連結軌跡表示部は、前記変化位置に応じて、前記連結軌跡の表示の態様を変化させる請求項1〜7のいずれかに記載のロボット教示装置。
  9. コンピュータを、請求項1〜8のいずれかに記載のロボット教示装置として機能させるコンピュータプログラム。
  10. 少なくともエンドエフェクタを有するロボットと、作業対象物の3次元モデルが配置される3次元モデリング空間内における、前記エンドエフェクタの通過目標位置となる教示点を示す教示点マーカをGUI上に表示する教示点マーカ表示部と、
    連続する前記教示点間を連結する軌跡である連結軌跡を、通過目標位置となる教示点に対応する移動命令の種別に応じた曲線で前記GUI上に表示する連結軌跡表示部と、
    を有するロボット教示装置。
  11. 少なくともエンドエフェクタを有するロボットと、作業対象物の3次元モデルが配置される3次元モデリング空間内における、前記エンドエフェクタの通過目標位置となる教示点を示す教示点マーカをGUI上に表示し、
    連続する前記教示点間を連結する軌跡である連結軌跡を前記GUI上に表示し、
    前記エンドエフェクタの作動状態の変化位置を示す変化位置マーカを前記GUI上に表示し、
    少なくとも前記教示点マーカ及び前記変化位置マーカのいずれかに対し、前記GUI上で操作を行うことにより、前記ロボットに対する教示を行う、
    ロボット教示方法。
  12. 少なくともエンドエフェクタを有するロボットと、作業対象物の3次元モデルが配置される3次元モデリング空間内における、前記エンドエフェクタの通過目標位置となる教示点を示す教示点マーカをGUI上に表示し、
    連続する前記教示点間を連結する軌跡である連結軌跡を、通過目標位置となる教示点に対応する移動命令の種別に応じた曲線で前記GUI上に表示し、
    少なくとも前記教示点マーカに対し、前記GUI上で操作を行うことにより、前記ロボットに対する教示を行う、
    ロボット教示方法。
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