JPWO2017025999A1 - 表示システム - Google Patents

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Abstract

この発明は、駅構内の空間設計の自由度を損なわず、利用者に伝えたい情報を確実に電車の側面に投影させることが出来る表示システムを得ることを目的とするものである。この発明に係る表示システム1は、ホームに到着する列車の運転情報を前記列車の側面に照射する投影装置3と、列車が走行する走行路とホームを仕切るホームドア2と、を備え、投影装置がホームドアに配置されたことを特徴とする。

Description

この発明は、駅のホームにおいて様々な情報を利用者に伝える表示システムに関する。
従来から、利用者に運行情報を伝えるため、行先又は回送中か否等の情報を列車の側面上部にある表示部に表示していた。しかし、その表示部が小さかったため、利用者は、ホームに来た列車の運行情報を視覚で識別し難いという問題があった。
この問題を解決するために、駅のホームの天井にLED等の照射手段を備え、利用者に伝える情報に応じた色の光を列車の側面に照射することで、利用者に列車の運行情報を視覚により判り易く知らせていた。(特許文献1)
特開平11−238195号公報
しかし、上述の特許文献1に記載の構成では、照射手段と列車の間に、天井から吊り下げられている駅名標、監視カメラ、または、柱、駅構内店舗、自動販売機等があるため、照射手段の設置位置が厳しく制約される。さらに、駅の利用者が照射手段と列車の間に入り込む恐れがあり、照射した情報が一部遮られるという問題があった。
この発明は、このような課題を解決するためになされたもので、駅構内の空間設計の自由度を損なわず、利用者に伝えたい情報を確実に列車の側面に投影させることが出来る表示システムを得ることを目的とする。
この発明に係る表示システムは、ホームに到着する列車の運転情報を列車の側面に照射する投影装置と、列車が走行する走行路とホームを仕切るホームドアと、を備え、投影装置がホームドアに配置されたことを特徴とするものである。
この発明に係る表示システムは、投影装置がホームドアに配置されたことで、駅構内の空間設計の自由度を損なわず、利用者に伝えたい情報を確実に列車の側面に投影させることが可能となる。
実施の形態1に係る表示システムにおける投影装置と及びホームドアの配置関係を説明する図。 実施の形態1に係る投影装置の機能ブロック図。 実施の形態1に係る表示システムの一連の処理の流れ示すフローチャート。 実施の形態1に係る表示システムにより、列車に情報を投影した場合の一例を示す図。 実施の形態2に係る投影装置の機能ブロック図。 実施の形態2に係る表示システムの一連の処理の流れ示すフローチャート。 実施の形態2に係る表示システムにより、列車に情報を投影した場合の一例を示す図。 実施の形態3に係る表示システムにおける投影装置と及びホームドアの配置関係を説明する図。 実施の形態1〜3における投影装置のハードウェア構成図。
実施の形態1
本発明の実施の形態1に係る表示システムの構成について図1から図4を用いて説明する。図1は、実施の形態1に係る表示システムにおける投影装置と及びホームドアの配置関係を説明する図である。図2は、実施の形態1に係る投影装置の機能ブロック図である。図3は、実施の形態1に係る表示システムの一連の処理の流れ示すフローチャートである。図4は、実施の形態1に係る表示システムにより、列車に情報を投影した場合の一例を示す図である。
図1に示すように、実施の形態1に係る表示システム1は、駅のホームの縁部に設けられ、列車が走行する走行路とホームを仕切るホームドア2と、ホームに到着する列車に関する情報を列車の側面に投影する投影装置3を備えている。
ホームドア2は、列車の停車時に列車のドアと対向する位置に設けれ、列車のドアの開閉に対応して開閉可能な可動部と2aと、可動部2aが開いた際に、可動部2aを収容する本体部2bとで構成される。可動部2aは、列車が停車し安全に乗車できる時以外は閉まった状態になっている。本体部2bは、列車が停車した時に、乗降の障害とならないように、列車のドアと対向しない位置すなわち、列車本体の側面と対向する位置に配置される。このような構成にすることで、利用者のホームからの転落や運行中の列車との接触を防ぎ、かつ快適な乗降を可能としている。なお、図1に示すホームドア2の高さはホームから列車の天井までの中間付近程度となっているが、これに限るものではない。
図1に示すように投影装置3は、列車の進行方向に対して本体部2bの中央部に配置している。また、投影装置3の照射部3d(図1で図示せず)を構成する投写部は、ホームドア2の本体部2bの走行路側に配置されている。このように配置することで、列車の扉、窓という情報の投影が難しいエリアではなく、投影が容易な列車本体の側面に照射することが容易となる。さらに、照射部3dは、本体部2bの上端部すなわち、ホームから列車の天井までの中間付近に配置している。このように配置することで、高さ方向で幅広いエリアを照射することが容易となる。照射部3dは、光源、表示部、ミラー、レンズを適宜組み合わせて構成される光学系と、光学系で合成された光を外部に投写する投写部で構成される。例えば、表示部に液晶パネルを用いるLCD(Liquid Crystal Display)方式では、光源から出る光をミラーにより赤、緑、青の三色に分解し、それぞれの色を受け持つ液晶パネル3枚に透過させ、その後、三原色の光をプリズムにより合成し、レンズを通して投写される。また、表示部にDLPチップを用いるDLP(Digital Light Processing)方式では、光源から出る光を高速回転するカラーホイールにより赤、緑、青の三原色に時間軸で分解し、その光をDLPチップに反射させ、レンズを通して投写される。上記2つの方式では投写部はレンズであるが、これに限定するものではなく、ガラスや、穴であってもよい。なお、照射部3dのうち少なくとも、投写部が走行路側にあれば、利用者が入り込むことにより、照射した情報の一部が遮られるという課題を解決することが出来る。また、投写部が走行路側になくても、例えば、反射板等を利用して列車の側面に光を投写できる構成であってもよい。
続いて、図2を用いて、投影装置3の機能ブロック図の説明を行う。
投影装置3は情報取得部3a、情報記憶部3b、投影情報選択部3c、照射部3d、運行状態判断部3eで構成される。情報取得部3aは、列車に備えられた車上装置4から、運行計画ダイヤに従って走行する列車に関する様々な情報を取得する。様々な情報とは、例えば、走行路上の位置、走行速度、路線の種類、快速運転と各駅運転等の種別、列車内のトイレの有無、目的地、遅延時間、車内の混雑度、空調の設定、列車内の温度に関する情報である。もちろん列車に関する情報であれば、これらに限らない。また、取得する方法は、車上装置4ではなく、別の手段で取得しても良い。
続いて、情報取得部3aは取得した情報を情報記憶部3bに蓄積する。情報記憶部3bは情報取得部3aから随時又は一定間隔で運転情報を取得している。投影情報選択部3cは、情報記憶部3bに記憶されている前述した様々な情報の中から、利用者に伝えるべき情報を選択する。利用者に伝えるべきか否かの判断基準は、例えば、情報の内容の重みづけに基づいて決定する。重みづけの方法は、情報記憶部3b内で予め設定している判断基準に基づいて重みづけをしてもいいし、または、駅員が状況に応じて選択することで重みづけをしてもいいし、さらには、利用者が知りたい情報を選択することで重みづけをしてもいい。
投影情報選択部3cは投影する情報の選択が終われば、照射部3dに投影する情報を送信する。運行状態判断部3eは、情報記憶部3bに記憶された列車の位置、速度情報を受信し、運行状況は正常か、さらに、ホームの所定の位置に停車したかを判断する。そして、運行状態判断部3eは、列車が所定の位置に停止したと判断した場合は、その旨を照射部3dに送信する。すると、照射部3dは投影する情報を照射する。
続いて、図3及び図4を用いて、具体的な状況における、投影装置の一連の処理の流れを説明する。ここでは、列車に投影する情報(すなわち、重みづけされ重要度が高い情報)が、列車内の混雑度、空調の設定、列車内の温度、の場合を説明する。列車内の混雑度は、例えば「混雑度1」、「混雑度2」、「混雑度3」の3段階で判断され、「混雑度1」が一番混雑していない状態であり、「混雑度3」が一番混雑している状態である。空調の設定は、例えば「弱」、「中」、「強」の3段階で判断され、「弱」が一番エアコンの強さが弱い状態であり、「強」が一番エアコンの強さが強い状態である。列車内の温度は例えば、「℃」単位で判断される。
実施の形態1に係る表示システム1の情報取得部3aは、対象とする走行中の列車に関する情報を取得する(ST1)。ここでは、上述した、走行路上の位置、走行速度、路線の種類、快速運転と各駅運転等の種別、列車内のトイレの有無、目的地、遅延時間、列車内の混雑度、空調の設定、列車内の温度に関する情報を取得する。列車内の混雑度に関する情報は、各車両毎でもいいし、より詳細に各車両の前部、中部、後部に分けて情報を取得してもよい。なお、列車内の混雑度は、各車両に設けられている重量計で判断することが出来る。そして、ここで取得した情報は情報記憶部3bに随時記憶される。続いて、投影情報選択部3cは、重みづけされて優先順位の高い情報を情報記憶部3bから選択する(ST2)。ここでは、優先順位の高い情報は列車内の混雑度、空調の設定、列車内の温度に関する情報である。続いて、運行状態判断部3eは、情報記憶部3bに記憶された走行路上の位置、走行速度に関する情報から、列車がホームの所定の位置に停止したか判断する(ST3)。そして、運行状態判断部3eが、列車がホームの所定の位置に停止したと判断した場合(ST3:Yes)は投影情報選択部3cで選択された情報、ここでは、列車内の混雑度、空調の設定、列車内の温度に関する情報を、照射部3dが列車の側面に照射する(ST4)。また、列車がホームの所定の位置に停止していない場合(ST3:No)は、列車に関する情報を取得(ST1)、投影情報の選択(ST2)を繰り返す。
図4は、上述した投影装置3の一連の処理を実行した場合の列車への投影方法の一例である。ここでは、列車のある車両の混雑度が、前部が「混雑度2」、中部が「混雑度3」、後部が「混雑度1」、空調の設定が「弱」、列車内の温度が「26℃」の場合を示している。列車内の混雑度情報5は、人が吊り革を持っている人数の多少で表示しており、「混雑度1」の場合は吊り革を持っている人数が一人、「混雑度2」の場合は、人が吊り革を持っている人数が二人、「混雑度3」の場合は、人が吊り革を持っている人数が三人で表示している。空調の設定情報6は、弱の場合は文字で「弱」と表示している。列車内の温度情報7は26℃の場合は文字及び数字で「26℃」と表示している。なお、もちろんこの表示態様に限るものではない。
図4では、列車内の混雑度情報5、空調の設定情報6、列車内の温度情報7の投影する大きさは全て同じであるが、重要度に応じて大きさを変更してもよい。例えば重要度が高い情報を大きく表示し、重要度が低い情報を小さく表示する。こうすることで、重要な情報を確実に利用者に知らせることができる。また、重要度に応じて表示位置を変更してもよい。重要度が高い情報は利用者の注意を惹きやすい位置、例えば列車の側面上部、重要度が低い情報は利用者の注意を惹きにくい位置、例えば列車の側面下部に表示する。こうすることで、重要な情報を確実に利用者に知らせることができる。また、投写部は列車の速度に応じて稼働する可動機構を設けてもよい。こうすることで、動いている列車にも情報を投影させることができる。
このように、本発明の実施の形態1に係る表示システムは、投影装置がホームドアに配置されたことで、駅構内の空間設計の自由度を損なわず、利用者に伝えたい情報を確実に列車の側面に投影させることが可能となる。また、利用者により遮られることがないので、より細かい文字、詳細な図を含んだ情報を列車側面に投影することができる。
実施の形態2
実施の形態1に係る表示システムは、投影装置がホームドアに配置され、列車の側面に投影する情報は運転情報に関するものであったのに対し、実施の形態2に係る表示システムは、投影装置がホームドアに配置され、列車の側面に投影する情報はエンターテイメント要素を含むコンテンツ情報に関するものである。
実施の形態2に係る表示ユニットについては図5から図7を用いて説明する。図5は、実施の形態2に係る投影装置の機能ブロック図である。図6は、実施の形態2に係る表示システムの一連の処理の流れ示すフローチャートである。図7は、実施の形態2に係る表示システムにより、列車に情報を投影した場合の一例を示す図である。なお、本実施の形態2では実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1と同様の構成及び効果については省略する。また、実施の形態1と同一の構成については同一の符号を用いる。
図5を用いて、表示システムの機能ブロック図の説明を行う。
投影装置30は情報取得部3a、情報記憶部3b、投影情報選択部3c、照射部3d、運行状態判断部3eで構成される。情報取得部3aは、列車に備えられた車上装置4から、運行計画ダイヤに従って走行する列車に関する様々な情報を取得する。様々な情報とは、例えば、走行路上の位置、走行速度、路線の種類、快速運転と各駅運転等の種別、列車内のトイレの有無、目的地、遅延時間、車内の混雑度、空調の設定、列車内の温度に関する情報である。もちろん列車に関する情報であれば、これらに限らない。また、取得する方法は、車上装置4ではなく、別の手段で取得しても良い。
さらに、情報取得部3aは、外部のコンテンツ情報配信装置8からコンテンツ情報を受信する。ここで、コンテンツ情報とは、例えば、コンサートやバーゲンセールの開催等のイベント情報、さらには、ニュースや天気予報等の日常の情報であり、運転情報と直接関係ないが利用者に知らせたい情報のことをいう。
続いて、情報取得部3aは取得した情報を情報記憶部3bに蓄積する。情報記憶部3bは情報取得部3aから随時又は一定間隔で運転情報を取得している。投影情報選択部3cは、情報記憶部3bに記憶されている前述した様々な情報の中から、利用者に伝えるべき情報を選択する。なお、ここでの情報は運転情報に加え、コンテンツ情報も含む。利用者に伝えるべきか否かの判断基準は、例えば、情報の内容の重みづけに基づいて決定する。重みづけの方法は、情報記憶部3b内で予め設定している判断基準に基づいて重みづけをしてもいいし、または、駅員が状況に応じて選択することで重みづけをしてもいいし、さらには、利用者が知りたい情報を選択することで重みづけをしてもいい。
投影情報選択部3cは投影する情報の選択が終われば、照射部3dに投影する情報を送信する。運行状態判断部3eは、情報記憶部3bに記憶された列車の位置、速度情報を受信し、運行状況は正常か、さらに、ホームの所定の位置に停車したかを判断する。そして、運行状態判断部3eは、列車が所定の位置に停止した場合は、その情報を照射部3dに送信する。すると、照射部3dはその情報を照射する。
続いて、図6及び図7を用いて、具体的な状況における、投影装置30の一連の処理の流れを説明する。ここでは、列車に投影する情報(すなわち、重みづけされ重要度が高い情報)がミュージシャンのコンサート開催情報、の場合を説明する。
実施の形態2に係る表示システム1の情報取得部3aは、対象とする走行中の列車に関する情報を取得する(ST1)。ここでは、実施の形態1と同様、走行路上の位置、走行速度、路線の種類、快速運転と各駅運転等の種別、列車内のトイレの有無、目的地、遅延時間、列車内の混雑度、空調の設定、列車内の温度に関する情報を取得する。そして、ここで取得した情報は情報記憶部3bに随時記憶される。さらに、情報取得部3aはコンテンツ配信装置8からコンテンツ情報、ここではミュージシャンのコンサート開催情報を取得する(ST2)。続いて、投影情報選択部3cは、重みづけされて優先順位の高い情報を情報記憶部3bから選択する(ST3)。ここでは、優先順位の高い情報はミュージシャンのコンサート開催情報である。続いて、運行状態判断部3eは、情報記憶部3bに記憶された走行路上の位置、走行速度に関する情報から、列車がホームの所定の位置に停止したか判断する(ST4)。そして、運行状態判断部3eが、列車がホームの所定の位置に停止したと判断した場合(ST4:Yes)は投影情報選択部3cで選択された情報、ここでは、ミュージシャンのコンサート開催情報を、照射部3dが列車の側面に照射する(ST5)。また、列車がホームの所定の位置に停止していない場合(ST4:No)は、列車に関する情報を取得(ST1)、コンテンツ情報の取得(ST2)、投影情報の選択(ST3)を繰り返す。
図7は、上述した投影装置30の一連の処理を実行した場合の列車への投影方法の一例である。ここでは、コンサート開催情報9は、コンサートを開催するミュージシャンの顔画像及びコンサートを開催する旨の文字情報を表示する。なお、もちろんこの表示態様に限るものではない。
さらに、情報記憶部3bに駅の位置情報を記憶させておき、投影情報選択部3cは駅の位置情報に基づいて、その駅の近くで開催しているイベント情報を選択し、列車の側面に表示することで、利用者に有用な情報を提示することが可能となる。
このように、本発明の実施の形態2に係る表示システムは、投影装置がホームドアに配置されたことで、駅構内の空間設計の自由度を損なわず、利用者に伝えたいコンテンツ情報を確実に列車の側面に投影させることが可能となる。また、利用者により遮られることがないので、より細かい文字、詳細な図を含んだ情報を列車側面に投影することができる。
実施の形態3
実施の形態1に係る表示システムは、投影装置をホームドアの走行路側に1つ配置したものであったのに対し、実施の形態3に係る表示システムは、投影装置をホームドアの走行路側に複数配置したものである。
実施の形態3に係る表示ユニットについては図8を用いて説明する。図8は、実施の形態3に係る表示システムにおける投影装置と及びホームドアの配置関係を説明する図である。なお、本実施の形態3では実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1と同様の構成及び効果については省略する。また、実施の形態1と同一の構成については同一の符号を用いる。
図8に示すように、実施の形態3に係る表示システムは、駅のホームの縁部に設けられ、列車が走行する走行路とホームを仕切るホームドア2と、ホームに到着する列車に関する情報を列車の側面に投影する複数の投影装置3を備えている。投影装置3を複数備えることでより詳細な情報を列車の側面部に照射することが出来る。また、3個以上の投影装置3を本体部2bに等間隔に配置することで、1台で照射する領域を均等にすることができ、表示の鮮明さに差が出るのを抑制することできる。なお、ここでは、実施の形態1に係る投影装置3を複数配置する場合について説明したが、実施の形態2に係る投影装置30でも同様の効果を得ることができる
本発明の実施の形態3に係る表示システムは、投影装置をホームドアの走行路側に複数配置したことで、利用者に伝えたい詳細な情報を確実に列車の側面に投影させることが可能となる。また、利用者により遮られることがないので、より細かい文字、詳細な図を含んだ情報を列車側面に投影することができる。
図9に基づいて、投影装置3、30のハードウェア構成例について説明する。
投影装置3、30は、プロセッサ9 メモリ10と、を備えるコンピュータである。これらは通信線11を介して接続されている。プロセッサ9は、プロセッシングを行うICであり、他のハードウェアを制御する。プロセッサ9の一例は、CPUとDSPとGPUである。ICはIntegrated Circuitの略称である。CPUはCentral Processing Unitの略称であり、DSPはDigital Signal Processorの略称であり、GPUはGraphics Processing Unitの略称である。メモリ10は、データを記憶する。例えば、ROM、RAM、フラッシュメモリ、HDDである。ROMはRead Only Memoryの略称であり、RAMはRandom Access Memoryの略称であり、HDDはHard Disk Driveの略称である。
情報取得部3a、投影情報選択部3c、運行状態判断部3eはプロセッサ9がメモリ10に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。また、複数のプロセッサおよび複数のメモリが連携して上記機能を実行してもよい。
1 表示システム、2 ホームドア、2a 可動部、2b 本体部、3 投影装置、3a 情報取得部、3b 情報記憶部、3c 投影情報選択部、3d 照射部、3e 運行状態判断部、4 車上装置、5 列車内の混雑度情報、6 空調の設定情報、7 列車内の温度情報、8 コンテンツ情報配信装置、9 コンサート開催情報、10 プロセッサ、11 メモリ、12 通信線、30 投影装置、
この発明に係る表示システムは、列車が走行する走行路とホームを仕切るホームドアと、ホームドアに配置され、ホームに到着する列車の運転情報を列車の側面に照射する投影装置と、を備え、投影装置は、ホームドアの開閉状況に応じて表示内容を変更することを特徴とするものである。

Claims (8)

  1. ホームに到着する列車の運転情報を前記列車の側面に照射する投影装置と、
    前記列車が走行する走行路とホームを仕切るホームドアと、を備え、
    前記投影装置が前記ホームドアに配置されたことを特徴とする表示システム。
  2. 前記投影装置の照射部は、光を合成する光学系と、前記光学系で合成された光を外部に投写する投写部とを備え、前記投写部を前記ホームドアの前記走行路側に配置したことを特徴とする請求項1に記載の表示システム。
  3. 前記ホームドアは、
    前記列車の停車時に前記列車のドアと対向する位置に設けれ、前記列車のドアの開閉に対応して開閉可能な可動部と、
    前記可動部が開いた際に、前記可動部を収容する本体部と、を備え、
    前記投写部が前記本体部の中央部に配置されたことを特徴とする請求項2に記載の表示システム。
  4. 前記本体部に複数の前記投影装置を配置したことを特徴とする請求項3に記載の表示システム。
  5. 前記複数の投影装置を等間隔に配置したことを特徴とする請求項4に記載の表示システム。
  6. 前記投影装置は、
    前記列車の運転情報を取得する情報取得部と、
    前記運転情報から前記列車に投影する内容を選択する投影情報選択部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の表示システム。
  7. 前記投影情報選択部は、前記ホームドアの開閉状況に応じて、表示内容を変更する請求項6に記載の表示システム
  8. 前記投写部は稼働可能であり、列車の運行速度に応じて、稼働速度を変更することを特徴とする請求項2から7のいずれか1項に記載の表示システム。
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