JPWO2017017876A1 - 熱電装置および熱電変換ユニット - Google Patents

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Abstract

本発明は、熱電素子を用いた熱電装置および熱電変換ユニットに関する。本発明は、解体作業の際の熱電素子の破損を抑制できる熱電装置および熱電変換ユニットを提供することを目的とする。熱電装置(41)は、熱電変換器(12)と、第1の熱伝導体(13)および第2の熱伝導体(14)と、第1の間隙充填材(24a)と、第1のシート材(26a)とを備える。熱電変換器(12)は、熱電素子を内蔵している。第1の熱伝導体(13)および第2の熱伝導体(14)は、熱電変換器(12)を間に挟んで対向している。第1の間隙充填材(24a)は、熱電変換器(12)と第1の熱伝導体(13)との間に設けられている。第1のシート材(26a)は、第1の熱伝導体(13)と第1の間隙充填材(24a)との間または熱電変換器(12)と第1の間隙充填材(24a)との間の少なくとも一方に設けられ、可撓性を有している。第1のシート材(26a)の第1の間隙充填材(24a)と反対側の面は、第1の間隙充填材(24a)よりも粘着性が弱い非粘着面(28)である。

Description

本発明は、熱電素子を用いた熱電装置および熱電変換ユニットに関する。
このような熱電装置または熱電変換ユニットの一例として、従来から熱電素子を用いた発電装置や熱電素子を用いた熱交換装置が知られている。例えば、特許文献1には、熱電素子を用いた発電装置が開示されている。また、特許文献2には、熱電素子を用いた熱交換装置が開示されている。
特開2013−211471号公報 実開平1−60159号公報
これらの装置においては、定期的なメンテナンスや故障の時に、装置を解体して、部品の補修や交換、あるいは、内部の清掃などを行なう必要がある。しかしながら、装置の解体作業は容易ではなく、そのため解体作業の際に、熱電素子が破損してしまうことがある。
本発明は、解体作業の際の熱電素子の破損を抑制できる熱電装置および熱電変換ユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る熱電装置は、熱電変換器と、第1の熱伝導体および第2の熱伝導体と、第1の間隙充填材と、第1のシート材とを備える。熱電変換器は、熱電素子を内蔵している。第1の熱伝導体および第2の熱伝導体は、熱電変換器を間に挟んで対向している。第1の間隙充填材は、熱電変換器と第1の熱伝導体との間に設けられている。第1のシート材は、第1の熱伝導体と第1の間隙充填材との間または熱電変換器と第1の間隙充填材との間の少なくとも一方に設けられ、可撓性を有している。第1のシート材の第1の間隙充填材と反対側の面は、第1の間隙充填材よりも粘着性が弱い非粘着面である。
また、本発明の一態様に係る熱電変換ユニットは、第1の熱伝導体と第2の熱伝導体との間に設けられ、熱電変換器と、第1の間隙充填材と、第1のシート材とを備える。熱電変換器は、熱電素子を内蔵している。第1の間隙充填材は、熱電変換器と第1の熱伝導体との間に設けられている。第1のシート材は、第1の熱伝導体と第1の間隙充填材との間または熱電変換器と第1の間隙充填材との間の少なくとも一方に設けられ、可撓性を有している。第1のシート材の第1の間隙充填材と反対側の面は、第1の間隙充填材よりも粘着性が弱い非粘着面である。
上記の構成を有することにより、本発明に係る熱電装置および熱電変換ユニットは、解体作業の際の熱電素子の破損を抑制できる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る熱電装置の断面図である。 図2は、本発明の実施の形態1に係る変形例の熱電装置の断面図である。 図3は、本発明の実施の形態1に係る変形例の熱電装置の断面図である。 図4は、本発明の実施の形態1に係る変形例の熱電装置の断面図である。 図5は、本発明の実施の形態1に係る変形例の熱電装置の断面図である。 図6は、本発明の実施の形態1に係る変形例の熱電装置の断面図である。 図7Aは、本発明の実施の形態2に係る熱電装置の構成部品の断面図である。 図7Bは、本発明の実施の形態2に係る熱電装置の構成部品の正面図である。 図8は、本発明の実施の形態2に係る熱電装置の断面図である。 図9は、熱電変換器の外観を示す斜視図である。 図10は、熱電変換器の内部を示す斜視図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態において、共通する構成要素には同一の参照符号を付し、その重複する説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る熱電装置41の断面図である。熱電装置41は、熱電変換器12と、第1の熱伝導体13と、第2の熱伝導体14とを備える。
第1の熱伝導体13および第2の熱伝導体14は、熱電変換器12を間に挟んで対向している。第1の熱伝導体13は第1の媒体15に接し、第2の熱伝導体14は第2の媒体16に接する。第1の媒体15および第2の媒体16は、いずれか一方が高温媒体であり、他方が低温媒体である。高温媒体は、低温媒体よりも相対的に高温であり、例えば、スチーム、油、排気ガス、溶融金属などの媒体、あるいは、他の熱源から熱の供給を受ける部材であってよい。低温媒体は、高温媒体よりも相対的に低温であり、例えば、冷却水、油、空気などの媒体、あるいは、他の低温媒体に熱を放出させる部材であってよい。
第1の熱伝導体13は、例えば、第1の媒体15を流通させる管路であってよく、あるいは、第1の媒体15と熱交換可能に結合された部材であってよい。第2の熱伝導体14は、例えば、第2の媒体16を流通させる管路であってよく、あるいは、第2の媒体16と熱交換可能に結合された部材であってよい。第1の熱伝導体13および第2の熱伝導体14は、アルミニウムやステンレスなどの金属からなる構造物、樹脂製の構造物、フィルム等であってよい。
熱電変換器12は、熱電変換モジュールとも呼ばれ、熱電素子17(図10参照)を内蔵している。熱電変換器12の一例を図9および図10に示す。
図9は熱電変換器12の外観を示す斜視図であり、図10は熱電変換器12の内部を示す斜視図である。図9および図10において、熱電変換器12は、一対の基板18の間に複数の熱電素子17を有する。複数の熱電素子17は、一対の基板18のそれぞれの表面に形成された複数の電極19を介して電気的に接続され、入出力のための一対のリード線20に電気的に接続される。複数の熱電素子17および複数の電極19は、封止材21を用いて一対の基板18の間で封止される。図10の熱電変換器12は、図9の熱電変換器12から上側の基板18および封止材21を取り除いたものである。熱電素子17としては、例えば、N型半導体およびP型半導体が用いられる。熱電変換器12は、一対の基板18間の温度差によって、熱電素子17に生じる熱起電力を利用して発電を行い、一対のリード線20に電力を出力できる。あるいは、熱電変換器12の一対のリード線20に電力を投入して、一方の基板18からの吸熱を促進するとともに、他方の基板18からの放熱を促進することによって、一対の基板18間の熱交換を行なうことができる。図9および図10に示した熱電変換器12の構成は一例であり、他の公知の様々な構成を適用できる。
熱電装置41(図1参照)においては、定期的なメンテナンスや故障の時に、熱電変換器12などの部品の補修や交換、あるいは、内部の清掃などを行なう必要がある。そのため、熱電装置41は、少なくとも熱電変換器12と第1の熱伝導体13とが分離可能に構成されている。すなわち、熱電装置41を解体する場合、例えば、熱電変換器12と、熱電装置41は、第1の熱伝導体13と、第2の熱伝導体14とに別個に解体される場合がある。あるいは、熱電装置41は、第2の熱伝導体14に接合された状態の熱電変換器12と、第1の熱伝導体13とに解体される場合がある。第1の熱伝導体13および第2の熱伝導体14は、例えば、ボルト(図示せず)およびナット(図示せず)などの組立部材を用いて組立てられている。
さらに、熱電装置41は、第1の熱伝導体13と熱電変換器12との間の熱伝達ロスを低減し、発電効率または熱交換効率を確保するとともに、熱電素子17の破損を抑制するために、第1の間隙充填材24aと可撓性を有する第1のシート材26aとを備える。熱電装置41において、第1の間隙充填材24aは熱電変換器12と第1の熱伝導体13との間に設けられており、第1のシート材26aは熱電変換器12と第1の間隙充填材24aとの間に設けられている。また、熱電装置41は、第2の間隙充填材24bを備える。第2の間隙充填材24bは、熱電変換器12と第2の熱伝導体14との間に設けられている。熱電装置41において、取り外し可能で熱電変換機能を有するユニットが、熱電変換ユニット51である。熱電変換ユニット51は、熱電変換器12と、第1の間隙充填材24aと、第1のシート材26aと、第2の間隙充填材24bとによって構成される。熱電変換器12の故障時には、熱電装置41から熱電変換ユニット51が取り外され、交換または修理される。また、熱電変換機能が不要になった場合には、熱電変換ユニット51は熱電装置41から取り外される。熱電装置41において、第1の熱伝導体13と第2の熱伝導体14とは、熱電変換ユニット51を間に挟んで所定の力で締結される。
第1の間隙充填材24aおよび第2の間隙充填材24bは、第1の熱伝導体13、第2の熱伝導体14、熱電変換器12などの表面の微細な凹凸、および、第1の熱伝導体13と熱電変換器12との間あるいは第2の熱伝導体14と熱電変換器12との間の微細な隙間を充填する。これにより、第1の間隙充填材24aおよび第2の間隙充填材24bは、第1の熱伝導体13と第2の熱伝導体14との間の熱の伝達特性を向上させる。第1の間隙充填材24aおよび第2の間隙充填材24bは、接触面の微細な凹凸や隙間に対して追随可能な表面を有する。熱電装置41において、第1の間隙充填材24aおよび第2の間隙充填材24bは、熱伝導グリスである。熱伝導グリスは放熱グリスとも呼ばれ、一般的に比較的粘度の高い液体やゲル状の物質が熱伝導グリスに用いられる。熱伝導グリスのベースには液状あるいはゲル状の変性シリコン樹脂が使用されることが多く、熱伝導グリスの内部には熱伝導率の高い金属あるいは金属酸化物が分散されている場合が多い。熱伝導グリスは、液状またはゲル状の他に、半固体状のものであってもよく、粘着剤や接着剤のような様態のものであってもよい。なお、第1の間隙充填材24aおよび第2の間隙充填材24bは、熱伝導グリスの他に、例えば、熱伝導特性の良好なグリス、接着剤、粘着剤、樹脂シートなどであってもよい。
第1のシート材26aは、可撓性を有するシートであり、例えば、アルミニウム箔、銅箔などの金属箔や樹脂製のシートである。第1のシート材26aの厚みは、例えば、1μm〜500μmである。第1のシート材26aは、可撓性を有することにより、密着する面の微細な凹凸や隙間に追随でき、熱の伝達ロスを低減できる。第1のシート材26aの第1の間隙充填材24aと反対側の面は、第1の間隙充填材24aよりも粘着性が弱い非粘着面28である。熱電装置41において、第1のシート材26aの非粘着面28は熱電変換器12に接触している。これにより、熱電装置41が第1の熱伝導体13と熱電変換器12とに解体される際に、熱電変換器12に加わる応力が低減される。そのため、熱電装置41は熱電素子17の破損を抑制できる。また、第1のシート材26aの非粘着面28は、熱電変換器12と第1の熱伝導体13との間の吸着力を低減する。そのため、熱電装置41の解体作業が容易になり、熱電変換器12の交換あるいは修理の作業効率が向上する。第1のシート材26aは、非粘着面28と反対側の面で第1の間隙充填材24aに接し、第1の熱伝導体13と第1のシート材26aとの間で第1の間隙充填材24aを密封している。すなわち、第1の間隙充填材24aは、第1のシート材26aを用いて密封されている。
以上のように、熱電装置41は、熱電変換器12と、第1の熱伝導体13および第2の熱伝導体14と、第1の間隙充填材24aと、第1のシート材26aとを備える。熱電変換器12は、熱電素子17を内蔵している。第1の熱伝導体13および第2の熱伝導体14は、熱電変換器12を間に挟んで対向している。第1の間隙充填材24aは、熱電変換器12と第1の熱伝導体13との間に設けられている。第1のシート材26aは、熱電変換器12と第1の間隙充填材24aとの間に設けられ、可撓性を有している。第1のシート材26aの第1の間隙充填材24aと反対側の面は、第1の間隙充填材24aよりも粘着性が弱い非粘着面28である。
また、第1の熱伝導体13と第2の熱伝導体14との間に設けられる熱電変換ユニット51は、熱電変換器12と、第1の間隙充填材24aと、第1のシート材26aとを備える。熱電変換器12は、熱電素子17を内蔵している。第1の間隙充填材24aは、熱電変換器12と第1の熱伝導体13との間に設けられている。第1のシート材26aは、熱電変換器12と第1の間隙充填材24aとの間に設けられ、可撓性を有している。第1のシート材26aの第1の間隙充填材24aと反対側の面は、第1の間隙充填材24aよりも粘着性が弱い非粘着面28である。
上記構成を有することにより、熱電装置41および熱電変換ユニット51は、熱電変換器12と第1の熱伝導体13との間の熱伝達ロスを低減できる。また、熱電装置41および熱電変換ユニット51は、熱電変換器12と第1の熱伝導体13とに解体される際に内部の熱電素子17の破損を抑制できる。すなわち、非粘着面28を有する第1のシート材26aがなければ、第1の間隙充填材24aの粘着性のために、熱電変換器12と第1の熱伝導体13との間の気密性が保たれる。そのため、熱電変換器12と第1の熱伝導体13との間の吸着力により、第1の熱伝導体13から熱電変換器12をずらすことも引き剥がすことも困難になる。熱電装置41が非粘着面28を有する第1のシート材26aを備えることにより、第1の熱伝導体13から熱電変換器12を引き剥がす際に、非粘着面28と熱電変換器12との隙間に容易に空気が流入できる。そのため、熱電装置41は、熱電変換器12に過度の応力が加わることなく解体されるため、内部の熱電素子17の破損を抑制できる。
また、熱電装置41および熱電変換ユニット51は、第1の熱伝導体13と第2の熱伝導体14との温度差が大きい環境で使用される場合が多い。そのため、運転時あるいは運転前後には、部材間の熱膨張率の違いにより、熱電装置41および熱電変換ユニット51の内部にひずみや応力が加わる場合が多い。熱電装置41および熱電変換ユニット51は、第1のシート材26aの非粘着面28を熱電変換器12に接触させた構成により、熱電変換器12に加わる応力を低減できる。そのため、熱電装置41および熱電変換ユニット51は、熱電装置41の運転時あるいは運転前後の熱電素子17の破損も抑制できる。
ここで、第1のシート材26aの非粘着面28は、第1の間隙充填材24aよりも粘着性が弱い。すなわち、非粘着面28は、解体作業時に熱電変換器12の吸着力を抑制できる程度の粘着性を有していてもよく、全く粘着性や吸着性を有さないわけではない。例えば、第1のシート材26aの非粘着面28にごく微量の機械油や水分が付着してしまった場合に、非粘着面28は第1の間隙充填材24aよりも弱い粘着性を有することがある。しかし、解体作業への影響は小さいため、熱電装置41は熱電素子17の破損を抑制できる。
なお、熱電装置41および熱電変換ユニット51は、第1の間隙充填材24aとして、熱伝導グリスを用いることにより、第1の熱伝導体13と熱電変換器12との間の熱伝達効率を向上できる。
さらに、熱電装置41および熱電変換ユニット51は、第1のシート材26aとして、金属箔を用いることにより、第1の熱伝導体13と熱電変換器12との間の熱伝達効率を向上できる。また、熱電装置41および熱電変換ユニット51は容易に非粘着面28を形成できる。
さらに、熱電装置41および熱電変換ユニット51は、少なくとも熱電変換器12と第1の熱伝導体13とが分離可能に構成されているため、熱電変換器12の修理および交換が容易である。また、熱電装置41および熱電変換ユニット51は、第1の間隙充填材24aおよび第2の間隙充填材24bの補充および交換も容易である。そのため、熱電装置41の性能が適切に維持されやすい。
さらに、熱電装置41および熱電変換ユニット51は、第1のシート材26aの非粘着面28を熱電変換器12に接触させることにより、熱電変換器12に対する第1の間隙充填材24aの付着を抑制できる。そのため、熱電変換器12の修理および交換作業が容易にかつ効率的になる。また、第1の間隙充填材24aの付着による熱電変換器12の汚れが低減する。
さらに、熱電装置41および熱電変換ユニット51は、第1のシート材26aを用いて、第1の熱伝導体13と第1のシート材26aとの間に第1の間隙充填材24aを密封しているため、第1の間隙充填材24aの流出および劣化を抑制できる。そのため、第1の間隙充填材24aの補充量および交換頻度が低減され、熱電装置41および熱電変換ユニット51は経済的である。
以上に説明した熱電装置41および熱電変換ユニット51は、発電装置、あるいは、熱交換装置として動作する。
熱電装置41および熱電変換ユニット51が発電装置として動作する場合は、高温媒体に接した熱伝導体(第1の熱伝導体13および第2の熱伝導体14のいずれか一方)と、低温媒体に接した熱伝導体(第1の熱伝導体13および第2の熱伝導体14のいずれか他方)との間の温度差を利用して、熱電素子17の熱起電力により、発電が行なわれる。熱電装置41および熱電変換ユニット51は、第1の熱伝導体13と第2の熱伝導体14との温度差により、発電装置として動作する。これにより、熱電素子17の破損が抑制された発電装置が実現できる。
熱電装置41および熱電変換ユニット51が熱交換装置として動作する場合には、熱電変換器12に電力が供給され、熱電素子17に流れる電流の向きに応じて、第1の熱伝導体13から第2の熱伝導体14へと、あるいは、第2の熱伝導体14から第1の熱伝導体13へと、熱の伝達を促進または抑制する動作が行なわれる。熱電装置41および熱電変換ユニット51は、熱電変換器12に電力が供給されることにより、第1の熱伝導体13および第2の熱伝導体14の一方から他方へと熱の伝達を促進または抑制させる熱交換装置として動作する。これにより、熱電素子17の破損が抑制された熱交換装置が実現できる。
図2は、本発明の実施の形態1に係る変形例の熱電装置42の断面図である。図2に示す熱電装置42は、図1に示す熱電装置41の構成に加えて、さらに可撓性を有する第2のシート材26bを備える。第2のシート材26bは、熱電変換器12と第2の間隙充填材24bとの間に設けられている。熱電装置42において、熱電変換ユニット52は、熱電変換器12と、第1の間隙充填材24aと、第2の間隙充填材24bと、第1のシート材26aと、第2のシート材26bとによって構成される。第2のシート材26bは、第1のシート材26aと同様に、可撓性を有するシートであり、例えば、アルミニウム箔、銅箔などの金属箔や樹脂製のシートである。第2のシート材26bの第2の間隙充填材24bと反対側の面は、第2の間隙充填材24bよりも粘着性が弱い非粘着面28である。熱電装置42において、第2のシート材26bの非粘着面28は熱電変換器12に接触している。第2のシート材26bは、非粘着面28と反対側の面で第2の間隙充填材24bに接し、第2の熱伝導体14と第2のシート材26bとの間で第2の間隙充填材24bを密封している。熱電装置42は、熱電変換器12と第2の熱伝導体14とが分離可能に構成されている。
図2に示す熱電装置42および熱電変換ユニット52は、第2の間隙充填材24bと、第2のシート材26bとをさらに備える。第2の間隙充填材24bは、熱電変換器12と第2の熱伝導体14との間に設けられている。第2のシート材26bは、熱電変換器12と第2の間隙充填材24bとの間に設けられ、可撓性を有している。第2のシート材26bの第2の間隙充填材24bと反対側の面は、第2の間隙充填材24bよりも粘着性が弱い非粘着面28である。
この構成により、熱電装置42および熱電変換ユニット52は、熱電変換器12と第2の熱伝導体14との間の熱伝達ロスを低減できる。また、熱電装置42および熱電変換ユニット52は、熱電変換器12と第2の熱伝導体14とに解体される際に内部の熱電素子17の破損を抑制できる。
また、熱電装置42および熱電変換ユニット52において、熱電変換器12の両面に、第1のシート材26aの非粘着面28と第2のシート材26bの非粘着面28とがそれぞれ接触している。これにより、熱電変換器12に対する第1の間隙充填材24aおよび第2の間隙充填材24bの付着を抑制できる。そのため、熱電変換器12の修理および交換作業が容易にかつ効率的になる。
図3は、本発明の実施の形態1に係るさらに他の変形例の熱電装置43の断面図である。図3に示す熱電装置43は、図2に示す熱電装置42の構成と比べて、第1のシート材26aおよび第2のシート材26bが設けられている位置が異なる。すなわち、第1のシート材26aは第1の熱伝導体13と第1の間隙充填材24aとの間に設けられており、第1のシート材26aの第1の間隙充填材24aと反対側の面は、第1の間隙充填材よりも粘着性が弱い非粘着面28である。また、第2のシート材26bは第2の熱伝導体14と第2の間隙充填材24bとの間に設けられており、第2のシート材26bの第2の間隙充填材24bと反対側の面は、第2の間隙充填材よりも粘着性が弱い非粘着面28である。熱電装置43において、熱電変換ユニット53は、熱電変換器12と、第1の間隙充填材24aと、第1のシート材26aと、第2の間隙充填材24bと、第2のシート材26bとによって構成される。
熱電装置43および熱電変換ユニット53において、第1のシート材26aの非粘着面28は第1の熱伝導体13に接触している。第1の間隙充填材24aの一方の面は第1のシート材26aの非粘着面28と反対側の面に接触し、第1の間隙充填材24aの他方の面は熱電変換器12に接触している。また、第2のシート材26bの非粘着面28は第2の熱伝導体14に接触している。第2の間隙充填材24bの一方の面は第2のシート材26bの非粘着面28と反対側の面に接触し、第2の間隙充填材24bの他方の面は熱電変換器12に接触している。
このように、熱電装置43は、熱電変換器12と、第1の熱伝導体13および第2の熱伝導体14と、第1の間隙充填材24aと、第1のシート材26aとを備える。熱電変換器12は、熱電素子17を内蔵している。第1の熱伝導体13および第2の熱伝導体14は、熱電変換器12を間に挟んで対向している。第1の間隙充填材24aは、熱電変換器12と第1の熱伝導体13との間に設けられている。第1のシート材26aは、第1の熱伝導体13と第1の間隙充填材24aとの間に設けられ、可撓性を有している。第1のシート材26aの第1の間隙充填材24aと反対側の面は、第1の間隙充填材24aよりも粘着性が弱い非粘着面28である。
また、第1の熱伝導体13と第2の熱伝導体14との間に設けられる熱電変換ユニット53は、熱電変換器12と、第1の間隙充填材24aと、第1のシート材26aとを備える。熱電変換器12は、熱電素子17を内蔵している。第1の間隙充填材24aは、熱電変換器12と第1の熱伝導体13との間に設けられている。第1のシート材26aは、第1の熱伝導体13と第1の間隙充填材24aとの間に設けられ、可撓性を有している。第1のシート材26aの第1の間隙充填材24aと反対側の面は、第1の間隙充填材24aよりも粘着性が弱い非粘着面28である。
上記構成を有することにより、熱電装置43および熱電変換ユニット53は、熱電装置41における説明と同様に、熱電変換器12と第1の熱伝導体13との間の熱伝達ロスを低減できる。また、熱電装置43および熱電変換ユニット53は、熱電変換器12と第1の熱伝導体13とに解体される際に内部の熱電素子17の破損を抑制できる。
また、熱電装置43および熱電変換ユニット53は、第1のシート材26aの非粘着面28を第1の熱伝導体13に接触させたことにより、第1の熱伝導体13に対する第1の間隙充填材24aの付着を抑制できる。そのため、熱電変換器12の修理および交換作業が容易にかつ効率的になる。また、第1の間隙充填材24aの付着による第1の熱伝導体13の汚れが低減する。
また、熱電装置43および熱電変換ユニット53は、第2のシート材26bの非粘着面28を第2の熱伝導体14に接触させたことにより、第2の熱伝導体14に対する第2の間隙充填材24bの付着を抑制できる。そのため、熱電変換器12の修理および交換作業が容易にかつ効率的になる。また、第2の間隙充填材24bの付着による第2の熱伝導体14の汚れが低減する。
図4は、本発明の実施の形態1に係るさらに他の変形例の熱電装置44の断面図である。図4に示す熱電装置44は、図1に示す熱電装置41の構成に加えて、第1の熱伝導体13と第1の間隙充填材24aとの間に第1のシート材26aを設けている。すなわち、第1のシート材26aは、第1の熱伝導体13と第1の間隙充填材24aとの間および熱電変換器12と第1の間隙充填材24aとの間の両方に設けられている。熱電装置44において、第1の間隙充填材24aと、第1のシート材26aとは、第1のシート材ユニット30aを構成する。第1のシート材ユニット30aは、第1のシート材26aを用いて第1の間隙充填材24aを両面から挟むとともに第1の間隙充填材24aの外周を密封したものである。すなわち、第1のシート材ユニット30aの外面は、第1のシート材26aの非粘着面28である。また、第1のシート材26aの非粘着面28は、第1の熱伝導体13および熱電変換器12の両方に接触している。なお、第1のシート材ユニット30aにおいて、第1の間隙充填材24aは、図4に示すように複数の第1のシート材26aで挟まれていてもよいし、一枚の第1のシート材26aで挟まれていてもよい。熱電装置44において、熱電変換ユニット54は、熱電変換器12と、第1のシート材ユニット30aと、第2の間隙充填材24bとによって構成される。
このように熱電装置44において、第1のシート材26aは、第1の熱伝導体13と第1の間隙充填材24aとの間および熱電変換器12と第1の間隙充填材24aとの間の両方に設けられている。第1のシート材26aの非粘着面28は、第1の熱伝導体13および熱電変換器12の両方に接触している。
この構成により、熱電装置44において、第1の熱伝導体13および熱電変換器12の両方が第1の間隙充填材24aに接触しない。そのため、第1の熱伝導体13および熱電変換器12の両方に対して第1の間隙充填材24aが付着したり、第1の熱伝導体13および熱電変換器12がべたついたりするおそれが少ない。そのため、熱電装置44の解体時の作業性が向上する。
また、熱電装置44は、第1のシート材26aを用いて第1の間隙充填材24aを密封したことにより、第1の間隙充填材24aの成分の蒸発、酸化および劣化を抑制できる。そのため、第1の間隙充填材24aおよび第1の間隙充填材24aを挟む第1のシート材26aが長い期間使用でき、熱電装置44は経済的である。
図5は、本発明の実施の形態1に係るさらに他の変形例の熱電装置45の断面図である。熱電装置45は、図4における熱電装置44の構成において、第2の間隙充填材24bの代わりに第2のシート材ユニット30bを備える。第2のシート材ユニット30bは、第1のシート材ユニット30aと同様に、第2のシート材26bを用いて第2の間隙充填材24bを両面から挟むとともに第2の間隙充填材24bの外周を密封したものである。すなわち、第2のシート材ユニット30bの外面は、第2のシート材26bの非粘着面28である。熱電装置45において、熱電変換ユニット55は、熱電変換器12と、第1のシート材ユニット30aと、第2のシート材ユニット30bとによって構成される。
このように、熱電装置45において、第2のシート材26bは、第2の熱伝導体14と第2の間隙充填材24bとの間および熱電変換器12と第2の間隙充填材24bとの間の両方に設けられている。第2のシート材26bの非粘着面28は、第2の熱伝導体14および熱電変換器12の両方に接触している。
この構成により、熱電装置45は、第2の熱伝導体14および熱電変換器12の両方が第2の間隙充填材24bに接触しない。そのため、第2の熱伝導体14および熱電変換器12の両方に対して第2の間隙充填材24bが付着したり、第2の熱伝導体14および熱電変換器12がべたついたりするおそれが少ない。そのため、熱電装置45の解体時の作業性が向上する。
図6は、本発明の実施の形態1に係るさらに他の変形例の熱電装置46の断面図である。熱電装置46は、図5における熱電装置45の構成に加えて、断熱材33をさらに備える。断熱材33は、例えば、熱伝導性の低い樹脂などで構成される。断熱材33は、第1のシート材26aの非粘着面28と第2のシート材26bの非粘着面28との間における、熱電変換器12が存在しない部分に設けられている。熱電装置46において、熱電変換ユニット56は、熱電変換器12と、第1のシート材ユニット30aと、第2のシート材ユニット30bと、断熱材33とによって構成される。
図6に示す熱電装置46は、断熱材33をさらに備える。第1のシート材26aは、第1の熱伝導体13と第1の間隙充填材24aとの間および熱電変換器12と第1の間隙充填材24aとの間の両方に設けられている。第1のシート材26aの非粘着面28は、第1の熱伝導体13および熱電変換器12の両方に接触している。第2のシート材26bは、第2の熱伝導体14と第2の間隙充填材24bとの間および熱電変換器12と第2の間隙充填材24bとの両方に設けられている。第2のシート材26bの非粘着面28は、第2の熱伝導体14および熱電変換器12の両方に接触している。断熱材33は、第1のシート材26aの非粘着面28と第2のシート材26bの非粘着面28との間における、熱電変換器12が存在しない部分に設けられている。
この構成により、熱電装置46は、第1の熱伝導体13と第2の熱伝導体14との間において熱電変換器12を介さない熱の流れを抑制できる。そのため、熱電変換器12の発電効率あるいは熱交換効率が向上する。また、第1のシート材26aと第2のシート材26bとの直接の接触が断熱材33により防止されるため、発電ロスあるいは熱交換ロスが低減する。
以上に説明された熱電装置41〜46または熱電変換ユニット51〜56は、以下に示される別の変形例および変形例が組み合わされた形態を取り得る。
(1)図1の熱電装置41および熱電変換ユニット51は、第2の間隙充填材24bを備えなくてもよい。熱電装置41および熱電変換ユニット51は、第2の間隙充填材24bを備えなくても、解体作業の際の熱電素子17の破損を抑制する効果を有する。
(2)図1の熱電装置41および熱電変換ユニット51において、第1のシート材26aの非粘着面28は、熱電変換器12に接触していなくてもよい。例えば、非粘着面28と熱電変換器12との間に別のシートが介在していてもよい。また、熱電装置41および熱電変換ユニット51において、第1のシート材26aの非粘着面28と反対側の面は、第1の間隙充填材24aに接触していなくてもよい。例えば、第1のシート材26aの非粘着面28と反対側の面と第1の間隙充填材24aとの間に別のシートが介在していてもよい。
(3)図2の熱電装置42および熱電変換ユニット52において、第2のシート材26bの非粘着面28は、熱電変換器12に接触していなくてもよい。また、熱電装置41および熱電変換ユニット51において、第2のシート材26bの非粘着面28と反対側の面は、第2の間隙充填材24bに接触していなくてもよい。
(4)図3の熱電装置43および熱電変換ユニット53において、第1のシート材26aの非粘着面28は、第1の熱伝導体13に接触していなくてもよい。また、熱電装置43および熱電変換ユニット53において、第2のシート材26bの非粘着面28は、第2の熱伝導体14に接触していなくてもよい。
(5)図1の熱電装置41および熱電変換ユニット51において、第1の間隙充填材24aは、第1のシート材26aを用いて密封されていなくてもよい。
(6)図3の熱電装置43および熱電変換ユニット53において、第1の間隙充填材24aは、第1のシート材26aを用いて密封されていてもよい。すなわち、第1のシート材26aは、非粘着面28と反対側の面で第1の間隙充填材24aに接し、熱電変換器12と第1のシート材26aとの間で第1の間隙充填材24aを密封してもよい。
(実施の形態2)
図7Aは、本発明の実施の形態2に係る熱電装置47(図8参照)を構成する第1のシート材ユニット35aまたは第2のシート材ユニット35bの断面図である。図7Bは、第1のシート材ユニット35aまたは第2のシート材ユニット35bの正面図である。
図7A,Bにおいて、第1のシート材ユニット35aは、コアシート36と、第1の間隙充填材である樹脂膜37と、第1のシート材である金属膜38とを有する。第2のシート材ユニット35bは、第1のシート材ユニット35aと同様に、コアシート36と、第2の間隙充填材である樹脂膜37と、第2のシート材である金属膜38とを有する。
コアシート36は、例えば、アルミ箔、銅箔などの金属箔である。樹脂膜37は、例えば、シート状のシリコン樹脂からなり、内部に金属や金属酸化物などの熱伝導の良好な粒子が分散されたものであってもよい。樹脂膜37は、例えば、コアシート36の一方の面に、シート状の樹脂を接着する方法、あるいは、液状の樹脂を所望のパターンに印刷し熱や光で重合させる方法により形成されることができる。金属膜38は、例えば、アルミニウムや銅からなる金属の膜である。金属膜38は、樹脂膜37を形成したコアシート36の表面に、例えば、蒸着、無電解めっき、電解メッキ、あるいは、これらの組み合わせにより形成されることができる。
第1のシート材ユニット35aおよび第2のシート材ユニット35bにおいて、樹脂膜37は柔軟性を有する間隙充填材として機能し、金属膜38は可撓性を有するシート材として機能する。金属膜38の樹脂膜37と反対側の表面は、樹脂膜37よりも粘着性が弱い非粘着面39である。
図8は、本発明の実施の形態2に係る熱電装置47の断面図である。熱電装置47は、熱電変換器12と、第1の熱伝導体13および第2の熱伝導体14と、第1のシート材ユニット35aと、第2のシート材ユニット35bとを備える。第1のシート材ユニット35aは熱電変換器12と第1の熱伝導体13との間に設けられ、第2のシート材ユニット35bは熱電変換器12と第2の熱伝導体14との間に設けられている。第1のシート材ユニット35aおよび第2のシート材ユニット35bは、間隙充填材である樹脂膜37を有することにより、熱電変換器12や第1の熱伝導体13や第2の熱伝導体14の表面の微細な凹凸形状に追随して変形できる。そのため、第1の熱伝導体13と第2の熱伝導体14との間の熱伝達ロスが低減する。第1のシート材ユニット35aおよび第2のシート材ユニット35bは、可撓性を有するシート材である金属膜38を有する。金属膜38の表面である非粘着面39は、熱電変換器12、第1の熱伝導体13および第2の熱伝導体14に接触している。これにより、第1の熱伝導体13の側、あるいは、第2の熱伝導体14の側に対する熱電変換器12の吸着力が抑制される。このように、熱電装置47は、熱電装置47の解体時に熱電変換器12に加わる応力を低減できるため、内部の熱電素子17の破損を抑制できる。
また、第1のシート材ユニット35aおよび第2のシート材ユニット35bは、熱電変換器12と第1の熱伝導体13との間および熱電変換器12と第2の熱伝導体14との間の吸着力を低減する。これにより、熱電装置47の解体が容易になり、熱電変換器12の交換あるいは修理の作業効率が向上する。
このように、熱電装置47は、熱電変換器12と、第1の熱伝導体13および第2の熱伝導体14と、第1の間隙充填材(樹脂膜37)と、第1のシート材(金属膜38)とを備える。熱電変換器12は、熱電素子17を内蔵している。第1の熱伝導体13および第2の熱伝導体14は、熱電変換器12を間に挟んで対向している。第1の間隙充填材(樹脂膜37)は、熱電変換器12と第1の熱伝導体13との間に設けられている。第1のシート材(金属膜38)は、第1の熱伝導体13と第1の間隙充填材(樹脂膜37)との間または熱電変換器12と第1の間隙充填材(樹脂膜37)との間の少なくとも一方に設けられ、可撓性を有している。第1のシート材(金属膜38)の第1の間隙充填材(樹脂膜37)と反対側の面は、第1の間隙充填材(樹脂膜37)よりも粘着性が弱い非粘着面39である。
この構成により、熱電装置47は、熱電変換器12と第1の熱伝導体13との間の熱伝達ロスを低減できるとともに、熱電変換器12と第1の熱伝導体13とに解体される際に内部の熱電素子17の破損を抑制できる。
さらに、熱電装置47は、第2の間隙充填材(樹脂膜37)と、第2のシート材(金属膜38)とを備える。第2の間隙充填材(樹脂膜37)は、熱電変換器12と第2の熱伝導体14の間に設けられている。第2のシート材(金属膜38)は、第2の熱伝導体14と第2の間隙充填材(樹脂膜37)との間または熱電変換器12と第2の間隙充填材(樹脂膜37)との間の少なくとも一方に設けられ、可撓性を有している。第2のシート材(金属膜38)の第2の間隙充填材(樹脂膜37)と反対側の面は、第2の間隙充填材(樹脂膜37)よりも粘着性が弱い非粘着面39である。
この構成により、熱電装置47は、熱電変換器12と第2の熱伝導体14との間の熱伝達ロスを低減できるとともに、熱電変換器12と第2の熱伝導体14とに解体される際に内部の熱電素子17の破損を抑制できる。
実施の形態2において、熱電変換ユニット57は、図8に示すように、熱電変換器12と、これを両側から挟む一対のシート材ユニット35a,35bとによって構成される。
熱電変換ユニット57は、第1の熱伝導体13と第2の熱伝導体14との間に設けられ、熱電変換器12と、第1の間隙充填材(樹脂膜37)と、第1のシート材(金属膜38)とを備える。熱電変換器12は、熱電素子17を内蔵している。第1の間隙充填材(樹脂膜37)は、熱電変換器12と第1の熱伝導体との間に設けられている。第1のシート材(金属膜38)は、第1の熱伝導体13と第1の間隙充填材(樹脂膜37)との間または熱電変換器12と第1の間隙充填材(樹脂膜37)との間の少なくとも一方に設けられ、可撓性を有している。第1のシート材(金属膜38)の第1の間隙充填材(樹脂膜37)と反対側の面は、第1の間隙充填材(樹脂膜37)よりも粘着性が弱い非粘着面39である。
この構成により、熱電変換ユニット57は、熱電変換器12と第1の熱伝導体13との間の熱伝達ロスを低減できる。また、熱電装置47が熱電変換器12と第1の熱伝導体13とに解体される際に、熱電変換器12に加わる応力が低減する。そのため、熱電変換ユニット57は、内部の熱電素子17の破損を抑制できる。
さらに、熱電変換ユニット57は、第2の間隙充填材(樹脂膜37)と、第2のシート材(金属膜38)とを備える。第2の間隙充填材(樹脂膜37)は、熱電変換器12と第2の熱伝導体14との間に設けられている。第2のシート材(金属膜38)は、第2の熱伝導体14と第2の間隙充填材(樹脂膜37)との間または熱電変換器12と第2の間隙充填材(樹脂膜37)との間の少なくとも一方に設けられ、可撓性を有している。第2のシート材(金属膜38)の第2の間隙充填材(樹脂膜37)と反対側の面は、第2の間隙充填材(樹脂膜37)よりも粘着性が弱い非粘着面である。
この構成により、熱電変換ユニット57は、熱電変換器12と第2の熱伝導体14との間の熱伝達ロスを低減できる。また、熱電装置47が熱電変換器12と第2の熱伝導体14とに解体される際に、熱電変換器12に加わる応力が低減する。そのため、熱電変換ユニット57は、内部の熱電素子17の破損を抑制できる。熱電変換ユニット57は、熱電変換器12の両側にそれぞれ第1のシート材ユニット35aおよび第2のシート材ユニット35bを有しているが、片側のみに第1のシート材ユニット35aまたは第2のシート材ユニット35bを有した構成であってもよい。この構成であっても、熱電変換ユニット57は、熱電素子17の破損を抑制する効果を有する。
本発明の熱電装置および熱電変換ユニットは、温度差を利用した発電装置、あるいは、熱電素子を用いた熱交換装置として有用である。
12 熱電変換器
13 第1の熱伝導体
14 第2の熱伝導体
15 第1の媒体
16 第2の媒体
17 熱電素子
18 基板
19 電極
20 リード線
21 封止材
24a 第1の間隙充填材
24b 第2の間隙充填材
26a 第1のシート材
26b 第2のシート材
28,39 非粘着面
30a,35a 第1のシート材ユニット
30b,35b 第2のシート材ユニット
33 断熱材
36 コアシート
37 樹脂膜
38 金属膜
41,42,43,44,45,46,47 熱電装置
51,52,53,54,55,56,57 熱電変換ユニット

Claims (14)

  1. 熱電素子を内蔵した熱電変換器と、
    前記熱電変換器を間に挟んで対向した第1の熱伝導体および第2の熱伝導体と、
    前記熱電変換器と前記第1の熱伝導体との間に設けられた第1の間隙充填材と、
    前記第1の熱伝導体と前記第1の間隙充填材との間または前記熱電変換器と前記第1の間隙充填材との間の少なくとも一方に設けられ、可撓性を有する第1のシート材とを備え、前記第1のシート材の前記第1の間隙充填材と反対側の面は、前記第1の間隙充填材よりも粘着性が弱い非粘着面である熱電装置。
  2. 前記第1の間隙充填材は、熱伝導グリスである請求項1に記載の熱電装置。
  3. 前記第1のシート材は、金属箔である請求項1に記載の熱電装置。
  4. 前記熱電変換器と前記第1の熱伝導体とが分離可能に構成されている請求項1に記載の熱電装置。
  5. 前記非粘着面は、前記第1の熱伝導体に接触している請求項1に記載の熱電装置。
  6. 前記非粘着面は、前記熱電変換器に接触している請求項1に記載の熱電装置。
  7. 前記第1のシート材は、前記第1の熱伝導体と前記第1の間隙充填材との間および前記熱電変換器と前記第1の間隙充填材との間の両方に設けられており、
    前記第1のシート材の前記非粘着面は、前記第1の熱伝導体および前記熱電変換器の両方に接触している請求項1に記載の熱電装置。
  8. 前記第1の間隙充填材は、前記第1のシート材を用いて密封されている請求項1に記載の熱電装置。
  9. 前記熱電変換器と前記第2の熱伝導体との間に設けられた第2の間隙充填材と、
    前記第2の熱伝導体と前記第2の間隙充填材との間または前記熱電変換器と前記第2の間隙充填材との間の少なくとも一方に設けられ、可撓性を有する第2のシート材とをさらに備え、
    前記第2のシート材の前記第2の間隙充填材と反対側の面は、前記第2の間隙充填材よりも粘着性が弱い非粘着面である請求項1に記載の熱電装置。
  10. 前記第1のシート材は、前記第1の熱伝導体と前記第1の間隙充填材との間および前記熱電変換器と前記第1の間隙充填材との間の両方に設けられ、前記第1のシート材の前記非粘着面は、前記第1の熱伝導体および前記熱電変換器の両方に接触しており、
    前記第2のシート材は、前記第2の熱伝導体と前記第2の間隙充填材との間および前記熱電変換器と前記第2の間隙充填材との間の両方に設けられ、前記第2のシート材の前記非粘着面は、前記第2の熱伝導体および前記熱電変換器の両方に接触しており、
    前記第1のシート材の前記非粘着面と前記第2のシート材の前記非粘着面との間における、前記熱電変換器が存在しない部分に断熱材が設けられている請求項9に記載の熱電装置。
  11. 前記第1の熱伝導体と前記第2の熱伝導体との温度差により、発電装置として動作する請求項1に記載の熱電装置。
  12. 前記熱電変換器に電力が供給されることにより、前記第1の熱伝導体および前記第2の熱伝導体の一方から他方へと熱の伝達を促進または抑制させる熱交換装置として動作する請求項1に記載の熱電装置。
  13. 第1の熱伝導体と第2の熱伝導体との間に設けられる熱電変換ユニットであって、
    熱電素子を内蔵した熱電変換器と、
    前記熱電変換器と前記第1の熱伝導体との間に設けられた第1の間隙充填材と、
    前記第1の熱伝導体と前記第1の間隙充填材との間または前記熱電変換器と前記第1の間隙充填材との間の少なくとも一方に設けられ、可撓性を有する第1のシート材とを備え、前記第1のシート材の前記第1の間隙充填材と反対側の面は、前記第1の間隙充填材よりも粘着性が弱い非粘着面である熱電変換ユニット。
  14. 前記熱電変換器と前記第2の熱伝導体との間に設けられた第2の間隙充填材と、
    前記第2の熱伝導体と前記第2の間隙充填材との間または前記熱電変換器と前記第2の間隙充填材との間の少なくとも一方に設けられ、可撓性を有する第2のシート材とをさらに備え、
    前記第2のシート材の前記第2の間隙充填材と反対側の面は、前記第2の間隙充填材よりも粘着性が弱い非粘着面である請求項13に記載の熱電変換ユニット。
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