JPWO2016189668A1 - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2016189668A1
JPWO2016189668A1 JP2017520136A JP2017520136A JPWO2016189668A1 JP WO2016189668 A1 JPWO2016189668 A1 JP WO2016189668A1 JP 2017520136 A JP2017520136 A JP 2017520136A JP 2017520136 A JP2017520136 A JP 2017520136A JP WO2016189668 A1 JPWO2016189668 A1 JP WO2016189668A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
sample
selection
display area
container number
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017520136A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6752784B2 (ja
Inventor
山本 浩平
浩平 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Publication of JPWO2016189668A1 publication Critical patent/JPWO2016189668A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6752784B2 publication Critical patent/JP6752784B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography
    • G01N30/04Preparation or injection of sample to be analysed
    • G01N30/24Automatic injection systems
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/00584Control arrangements for automatic analysers
    • G01N35/00722Communications; Identification
    • G01N35/00732Identification of carriers, materials or components in automatic analysers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0481Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] based on specific properties of the displayed interaction object or a metaphor-based environment, e.g. interaction with desktop elements like windows or icons, or assisted by a cursor's changing behaviour or appearance
    • G06F3/0482Interaction with lists of selectable items, e.g. menus
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/00584Control arrangements for automatic analysers
    • G01N35/00722Communications; Identification
    • G01N2035/00891Displaying information to the operator
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/00584Control arrangements for automatic analysers
    • G01N35/00722Communications; Identification
    • G01N2035/00891Displaying information to the operator
    • G01N2035/0091GUI [graphical user interfaces]

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Abstract

分析条件の設定時に容器番号が誤って入力されるのを効果的に防止することができる自動分析装置する。設定画面60に画像表示領域61及びテキスト表示領域62を設ける。画像表示領域61には、各試料容器に対応する容器番号ごとに選択領域612が割り当てられた画像611を表示させる。操作部の操作によって画像表示領域61における選択領域612が選択された場合には、選択された選択領域612を表す容器番号をテキスト表示領域62(容器番号入力部626,628)に表示させる。操作部の操作によってテキスト表示領域62(容器番号入力部626,628)に選択された試料容器を表す容器番号が表示された場合には、当該容器番号に対応する選択領域612の表示態様を切り替える。

Description

本発明は、複数の試料容器内の試料に対して自動で分析を行うための自動分析装置に関するものである。
例えば液体クロマトグラフ(LC)やガスクロマトグラフ(GC)などの自動分析装置は、複数の試料容器(バイアル)を保持する容器保持部を備えており、各試料容器内の試料に対する分析を自動で行うことができるようになっている。分析時には、各試料容器内の試料がプローブにより順次分注され、予め設定されている分析条件に基づいて各試料に対する分析が行われる。
試料に対する分析条件は、作業者が各種パラメータを入力することによりメソッドファイルとして予め設定される。そして、各試料容器に割り当てられた容器番号と、各試料容器内の試料に対して実行するメソッドファイルとが対応付けられることにより、バッチファイルが作成される。このようにして作成されたバッチファイルは記憶部に記憶され、当該バッチファイルに基づいて各試料に対する分析が順次行われることとなる(例えば、下記特許文献1参照)。
容器保持部には、それぞれ異なる容器番号に対応付けて複数の試料容器を保持することができるようになっている。バッチファイルを作成する際には、例えば作業者が各試料容器を容器保持部に順次セットするとともに、表示部に表示される設定画面を確認しながら操作部を操作することにより、各試料容器に割り当てられた容器番号を入力する作業、及び、各容器番号にメソッドファイルを対応付ける作業が行われる。
特開2009−8402号公報
上記設定画面では、例えば任意の容器番号が入力されるとともに、当該容器番号に対応付けるメソッドファイルが選択される。しかしながら、設定画面を確認しながら設定作業を行う作業者にとっては、容器保持部に保持されている各試料容器に割り当てられた容器番号が直感的に認識しづらいため、容器番号を誤って入力してしまう場合があった。
また、分析には複数種類の試料が用いられる場合がある。例えば、分析対象となる未知の成分を含む試料(未知試料)の他に、既知の成分を含む標準試料や、未知試料に添加されるコントロール試料など、目的に応じて各種試料が用いられる。従来は、これらの複数種類の試料について、それぞれ異なる設定画面が表示部に表示され、各種類の試料が収容されている試料容器の容器番号を各設定画面で入力する作業が行われていた。そのため、各設定画面で誤って同一の容器番号を入力してしまう場合があった。
上記のように容器番号を誤って入力してしまい、そのままバッチファイルが作成された場合には、所望の分析が行われず、誤った分析結果が得られてしまう。特に、複数の試料容器内の試料に対して自動で分析を行う自動分析装置においては、一部の試料について誤った分析結果が得られたとしても作業者が気付かないおそれがあるため、誤った分析結果がそのまま用いられるおそれがある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、分析条件の設定時に容器番号が誤って入力されるのを効果的に防止することができる自動分析装置することを目的とする。
本発明に係る自動分析装置は、容器保持部、表示部、操作部、表示制御部、記憶部及び自動分析制御部を備えている。前記容器保持部は、複数の試料容器をそれぞれ異なる容器番号に対応付けて保持する。前記表示部は、各試料容器内の試料に対する分析条件を設定するための設定画面を表示する。前記操作部は、前記設定画面に対する設定を行う際に操作される。前記表示制御部は、前記操作部の操作に基づいて、前記設定画面の表示を切り替える。前記記憶部は、前記設定画面により設定された各試料容器内の試料に対する分析条件を記憶する。前記自動分析制御部は、前記記憶部に記憶されている分析条件に基づいて、各試料容器内の試料に対する分析を自動で行う。
前記設定画面には、画像表示領域及びテキスト表示領域が含まれている。前記画像表示領域には、各試料容器に対応する容器番号ごとに選択領域が割り当てられた画像が表示される。前記テキスト表示領域には、選択された試料容器を表す容器番号が表示される。前記表示制御部は、前記操作部の操作によって前記画像表示領域における前記選択領域が選択された場合に、選択された前記選択領域を表す容器番号を前記テキスト表示領域に表示させる。又は、前記表示制御部は、前記操作部の操作によって前記テキスト表示領域に選択された試料容器を表す容器番号が表示された場合に、当該容器番号に対応する選択領域の表示態様を切り替える。
このような構成によれば、作業者が、設定画面の画像表示領域に表示される画像によって、各試料容器に対応する容器番号を直感的に認識しやすい。また、画像表示領域における選択領域を選択することにより、テキスト表示領域に対する容器番号の入力作業を行ったり、又は、テキスト表示領域に対する容器番号の入力作業を行うことにより、当該容器番号に対応する選択領域の表示態様を切り替えたりすることができるため、選択された試料容器の容器番号が視覚的に分かりやすい。したがって、分析条件の設定時に容器番号が誤って入力されるのを効果的に防止することができる。
前記表示制御部は、複数種類の試料が用いられる場合に、各種類の試料に対応する前記テキスト表示領域を前記設定画面に同時に表示させてもよい。
このような構成によれば、複数種類の試料についての分析条件の設定を1つの設定画面で行うことができるため、異なる種類の試料について同一の容器番号を誤って入力してしまうのを防止することができる。したがって、複数種類の試料が用いられる場合であっても、分析条件の設定時に容器番号が誤って入力されるのを効果的に防止することができる。
前記表示制御部は、前記操作部の操作によって前記画像表示領域における前記選択領域が選択されたときに、当該選択領域が異なる種類の試料について既に選択されている場合には、いずれか一方の選択を解除して、選択されている方の試料に対応する前記テキスト表示領域に、選択された前記選択領域を表す容器番号を表示させてもよい。
このような構成によれば、異なる種類の試料について同一の選択領域が選択された場合であっても、一方の選択が解除されるため、同一の容器番号が誤って入力されることがない。したがって、複数種類の試料が用いられる場合であっても、分析条件の設定時に容器番号が誤って入力されるのを確実に防止することができる。
前記表示制御部は、前記操作部の操作によって前記画像表示領域における2つの選択領域が選択された場合に、当該2つの選択領域、及び、当該2つの選択領域の間の選択領域に対応する容器番号を予め定められた順序に従って選択し、選択された前記選択領域を表す容器番号を前記テキスト表示領域に表示させてもよい。
このような構成によれば、2つの選択領域を選択するだけで、当該2つの選択領域、及び、当該2つの選択領域の間の選択領域に対応する容器番号を選択し、テキスト表示領域に対する容器番号の入力作業を行うことができるため、作業効率を向上することができる。
前記設定画面には、当該設定画面で選択された各試料容器の容器番号が、各試料容器内の試料に対する分析条件に対応付けられたバッチテーブルを表示するバッチテーブル表示領域が含まれていてもよい。
このような構成によれば、設定画面で作成されたバッチファイルの内容が、バッチテーブルとして設定画面内のバッチテーブル表示領域に表示されるため、作成されたバッチファイルの内容を容易に確認することができる。したがって、各試料容器の容器番号と、各試料容器内の試料に対する分析条件との関係を容易に確認することができるため、分析条件の設定時に容器番号が誤って入力されるのをさらに効果的に防止することができる。
前記画像表示領域には、前記バッチテーブルに追加された容器番号に対応する前記選択領域と、前記バッチテーブルに追加されておらず前記設定画面で選択されている試料容器の容器番号に対応する前記選択領域と、前記バッチテーブルに追加されておらず前記設定画面で選択されていない試料容器の容器番号に対応する前記選択領域とが、それぞれ異なる態様で表示されてもよい。
このような構成によれば、各選択領域の表示態様によって、バッチテーブルに追加された容器番号に対応する選択領域、バッチテーブルに追加されておらず設定画面で選択されている試料容器の容器番号に対応する選択領域、バッチテーブルに追加されておらず設定画面で選択されていない試料容器の容器番号に対応する選択領域のいずれであるかを容易に確認することができる。したがって、各選択領域についての設定状態が視覚的に分かりやすいため、分析条件の設定時に容器番号が誤って入力されるのをさらに効果的に防止することができる。
本発明によれば、作業者が各試料容器に対応する容器番号を直感的に認識しやすく、選択された試料容器の容器番号が視覚的に分かりやすいため、分析条件の設定時に容器番号が誤って入力されるのを効果的に防止することができる。
本発明の一実施形態に係る自動分析装置の構成例を示したブロック図である。 表示部に表示される設定画面の一例を示した図である。 設定画面の画像表示領域で各試料容器の容器番号を選択する際の態様について説明するための図である。 設定画面の画像表示領域で各試料容器の容器番号を選択する際の態様について説明するための図である。 設定画面の画像表示領域で各試料容器の容器番号を選択する際の態様について説明するための図である。 テキスト表示領域に対する設定操作を行う際の制御部による処理の一例を示したフローチャートである。 画像表示領域に対する設定操作を行う際の制御部による処理の一例を示したフローチャートである。
図1は、本発明の一実施形態に係る自動分析装置の構成例を示したブロック図である。本実施形態に係る自動分析装置は、例えば液体クロマトグラフ(LC)又はガスクロマトグラフ(GC)であり、複数の試料容器内の試料に対して自動で分析を行うことができる。この自動分析装置には、例えば容器保持部1、プローブ2、駆動部4、制御部5、表示部6、操作部7及び記憶部8などが備えられている。
容器保持部1には、それぞれ試料が収容された複数の試料容器を保持することができる。容器保持部1には複数の凹部(図示せず)が形成されており、複数の試料容器が各凹部に収容された状態で保持される。容器保持部1には、各凹部に対応付けて、それぞれ異なる番号が記載されている。これにより、各凹部内に試料容器を収容した状態では、各試料容器をそれぞれ異なる番号(容器番号)に対応付けて保持することができる。
プローブ2は、容器保持部1に保持されている各試料容器内に順次挿入され、その先端部から各試料容器内の試料を吸引する。具体的には、容器保持部1が回転することにより、容器保持部1に保持されている各試料容器が吸引位置に順次移動し、当該吸引位置へと移動されるプローブ2によって各試料容器内の試料が吸引される。プローブ2は、試料を吸引した後、予め定められた分注位置へと移動し、当該分注位置に試料を吐出することにより分注が完了する。
分注位置に分注された試料に対しては、予め設定されている分析条件に基づいて分析が順次行われる。このような容器保持部1及びプローブ2の動作は、例えばモータ(図示せず)などを含む駆動部4の駆動によって行われる。
制御部5は、例えばCPU(Central Processing Unit)を含む構成であり、自動分析装置の全体の動作を制御する。制御部5は、CPUがプログラムを実行することにより、自動分析制御部51、表示制御部52及び入力受付部53などとして機能する。制御部5には、上述した駆動部4の他、表示部6、操作部7及び記憶部8などが電気的に接続されている。
表示部6は、例えば液晶表示器により構成されており、分析条件を設定するための設定画面や分析結果などが表示される。操作部7は、例えばキーボード又はマウスなどにより構成されており、当該操作部7を作業者が操作することにより各種設定を行うことができるようになっている。記憶部8は、例えばハードディスク又はRAM(Random Access Memory)などにより構成されており、設定された分析条件や分析結果などの各種情報が記憶される。
自動分析制御部51は、記憶部8に記憶されている分析条件に基づいて駆動部4を制御することにより、各試料容器内の試料に対する分析を自動で行う。すなわち、容器保持部1の回転、並びに、プローブ2の移動、吸引及び吐出などが、自動分析制御部51の制御により自動的に行われ、分注位置に分注された試料に対する分析が行われる。
表示制御部52は、表示部6に対する表示を制御する。入力受付部53は、操作部7の操作により入力された情報を受け付ける処理を行う。表示制御部52は、入力受付部53により受け付けられた情報に基づいて、表示部6の表示を切り替えることができる。また、記憶部8には、入力受付部53により受け付けられた情報を記憶することができる。
表示部6には、表示制御部52の制御により、各試料容器内の試料に対する分析条件を設定するための設定画面が表示される。作業者は、操作部7を操作することにより、表示部6に表示された設定画面に対する設定を行うことができる。設定画面において操作部7が操作されることにより、設定画面に対する入力作業が行われた場合には、表示制御部52が設定内容に応じて設定画面の表示を切り替える。
設定画面により設定された各試料容器内の試料に対する分析条件は、記憶部8に記憶される。設定画面においては、各試料容器に対応付けられた容器番号ごとに、その試料容器内に収容されている試料の種類(サンプルタイプ)と、その試料に対する分析条件としての各種パラメータからなるメソッドファイルとが設定される。これにより、容器番号、サンプルタイプ及びメソッドファイルが対応付けられたバッチファイルが作成され、その作成されたバッチファイルが記憶部8に記憶される。
サンプルタイプとしては、分析対象となる未知の成分を含む試料(未知試料)の他に、既知の成分を含む標準試料や、未知試料に添加されるコントロール試料などを例示することができる。これらの複数種類の試料は、目的に応じて使い分けられる。ただし、サンプルタイプは、未知試料、標準試料及びコントロール試料に限らず、他の各種試料を用いて分析を行うことができる。
自動分析制御部51が自動で分析を行う際には、記憶部8に記憶されているバッチファイルに基づいて、各試料容器に対応する容器番号ごとにサンプルタイプ及びメソッドファイルが記憶部8から読み出される。そして、読み出された情報に基づいて、自動分析制御部51が各容器番号に対応する試料容器内の試料に対する分析を順次行うことにより、各試料容器内の試料に対する分析が連続して自動で実行される。
図2は、表示部6に表示される設定画面60の一例を示した図である。設定画面60には、例えば画像表示領域61、テキスト表示領域62及びバッチテーブル表示領域63が含まれる。作業者は、操作部7を用いて画像表示領域61又はテキスト表示領域62に対する設定操作を行うことにより、バッチファイルを作成することができる。作成されたバッチファイルの内容は、バッチテーブルとしてバッチテーブル表示領域63に表示される。
画像表示領域61には、容器保持部1の平面図を模した画像611が表示される。具体的には、容器保持部1の外形を表す円形の画像611中に、容器保持部1における試料容器を収容するための複数の凹部に対応付けて、複数の選択領域612が表示される。各選択領域612は、作業者が操作部7を操作することにより個別に選択することができる。
この例では、容器保持部1に保持可能な試料容器の数と同数の150個の選択領域612が設けられており、各選択領域612に「1」〜「150」の容器番号が対応付けて表示されている。これにより、各試料容器に対応する容器番号ごとに選択領域612が割り当てられた画像611が、画像表示領域61に表示されることとなる。複数の選択領域612のうち、最も小さい容器番号(この例では「1」)に対応する選択領域612は、他の選択領域612とは異なる態様で表示されることにより、作業者が容易に識別できるようになっている。
画像表示領域61に表示される画像611は、容器保持部1の種類に応じて変更することができる。この場合、画像611の外形だけでなく、画像611中に表示される選択領域612の数や、各選択領域612に対応付けられた容器番号の順序なども、容器保持部1の種類に応じて変更することができる。
画像表示領域61には、例えば標準キー613及び未知キー614が設けられている。すなわち、複数のサンプルタイプに対応付けて、各サンプルタイプを選択するためのキー613,614が画像表示領域61に設けられており、いずれかのキー613,614を選択した上で、画像611中の任意の選択領域612を選択することができる。これにより、選択したサンプルタイプに対応付けて容器番号の設定を行うことができる。
テキスト表示領域62には、例えばメソッドファイル選択部621、サンプルタイプ選択部622及びテキスト入力部623が含まれる。メソッドファイル選択部621には、作業者が操作部7を操作してメソッドファイルを選択することにより、選択されたメソッドファイル名が表示される。サンプルタイプ選択部622には、作業者が操作部7を操作してサンプルタイプを選択することにより、選択されたサンプルタイプが表示される。
この例では、サンプルタイプとして「標準」、「未知」又は「標準+未知」のいずれかをサンプルタイプ選択部622で選択することができる。「標準」は、標準試料に対する分析条件を設定する際に選択される。「未知」は、未知試料に対する分析条件を設定する際に選択される。「標準+未知」は、標準試料及び未知試料に対する分析条件を同時に設定する際に選択される。
テキスト入力部623には、サンプルタイプ選択部622で選択されたサンプルタイプに対応する画面が表示される。この例では、サンプルタイプとして「標準+未知」がサンプルタイプ選択部622で選択されることにより、標準試料に対する分析条件を設定するための標準試料用入力部624と、未知試料に対する分析条件を設定するための未知試料用入力部625とが、テキスト入力部623に表示されている。なお、サンプルタイプとして「標準」が選択された場合には、標準試料用入力部624のみがテキスト入力部623に表示され、サンプルタイプとして「未知」が選択された場合には、未知試料用入力部625のみがテキスト入力部623に表示されることとなる。
標準試料用入力部624には、例えば容器番号入力部626及び容器数入力部627が含まれる。容器番号入力部626には、標準試料が収容されている複数の試料容器の中から選択された試料容器を表す容器番号が表示される。作業者は、操作部7を用いて容器番号入力部626に容器番号を直接入力することにより、当該容器番号に対応する試料容器を選択することができる。この場合、選択された試料容器に対応する画像表示領域61の選択領域612が、未選択時とは異なる態様で表示されるようになっている。
また、作業者は、操作部7を操作することにより、画像表示領域61において標準キー613を選択した上で、標準試料が収容されている試料容器に対応する選択領域612を選択することによって、選択した選択領域612に対応する容器番号を容器番号入力部626に自動で入力させることもできる。この場合、画像表示領域61の選択領域612を選択したときに、その選択された選択領域612が未選択時とは異なる態様で表示されるとともに、選択された選択領域612に対応する容器番号が容器番号入力部626に表示されることとなる。
この例では、複数の試料容器に対応する容器番号を選択して容器番号入力部626に表示させることができる。具体的には、容器番号入力部626に容器番号の開始番号と終了番号を入力すれば、これらの容器番号(開始番号と終了番号)、及び、これらの間の容器番号が選択されて容器番号入力部626に表示される。図2では、標準試料用入力部624の容器番号入力部626に、開始番号として「6」が入力されるとともに、終了番号として「6」が入力されることにより、1つの容器番号「6」のみが選択されている。選択されている容器番号の数は、容器数入力部627に表示される。
上記のような設定画面60の表示態様は、未知試料用入力部625についても同様である。すなわち、未知試料用入力部625にも、例えば容器番号入力部628及び容器数入力部629が含まれる。容器番号入力部628には、未知試料が収容されている複数の試料容器の中から選択された試料容器を表す容器番号が表示される。作業者は、操作部7を用いて容器番号入力部628に容器番号を直接入力することにより、当該容器番号に対応する試料容器を選択することができる。この場合、選択された試料容器に対応する画像表示領域61の選択領域612が、未選択時とは異なる態様、かつ、標準試料の選択時とは異なる態様で表示されるようになっている。
また、作業者は、操作部7を操作することにより、画像表示領域61において未知キー614を選択した上で、未知試料が収容されている試料容器に対応する選択領域612を選択することによって、選択した選択領域612に対応する容器番号を容器番号入力部628に自動で入力させることもできる。この場合、画像表示領域61の選択領域612を選択したときに、その選択された選択領域612が未選択時とは異なる態様、かつ、標準試料の選択時とは異なる態様で表示されるとともに、選択された選択領域612に対応する容器番号が容器番号入力部628に表示されることとなる。
この例では、標準試料の選択時と同様に、複数の試料容器に対応する容器番号を選択して容器番号入力部628に表示させることができる。具体的には、容器番号入力部628に容器番号の開始番号と終了番号を入力すれば、これらの容器番号(開始番号と終了番号)、及び、これらの間の容器番号が選択されて容器番号入力部628に表示される。図2では、未知試料用入力部625の容器番号入力部628に、開始番号として「31」が入力されるとともに、終了番号として「31」が入力されることにより、1つの容器番号「31」のみが選択されている。選択されている容器番号の数は、容器数入力部629に表示される。
このように、本実施形態では、操作部7の操作によって画像表示領域61における選択領域612が選択された場合に、選択された選択領域612を表す容器番号がテキスト表示領域62(テキスト入力部623)に表示される。また、操作部7の操作によってテキスト表示領域62(テキスト入力部623)に選択された試料容器を表す容器番号が表示された場合に、当該容器番号に対応する選択領域612の表示態様が切り替えられる。
上記のような設定画面60の表示態様によれば、作業者が、設定画面60の画像表示領域61に表示される画像611によって、各試料容器に対応する容器番号を直感的に認識しやすい。また、画像表示領域61における選択領域612を選択することにより、テキスト表示領域62に対する容器番号の入力作業を行ったり、テキスト表示領域62に対する容器番号の入力作業を行うことにより、当該容器番号に対応する選択領域612の表示態様を切り替えたりすることができるため、選択された試料容器の容器番号が視覚的に分かりやすい。したがって、分析条件の設定時に容器番号が誤って入力されるのを効果的に防止することができる。
また、図2の例のように、複数種類の試料(例えば標準試料及び未知試料)が用いられる場合には、各種類の試料に対応するテキスト表示領域62(標準試料用入力部624及び未知試料用入力部625)が設定画面60に同時に表示される。この場合、複数種類の試料についての分析条件の設定を1つの設定画面60で行うことができるため、異なる種類の試料について同一の容器番号を誤って入力してしまうのを防止することができる。したがって、複数種類の試料が用いられる場合であっても、分析条件の設定時に容器番号が誤って入力されるのを効果的に防止することができる。
上記のような態様で画像表示領域61又はテキスト表示領域62に対する設定操作を行った後、設定画面60に設けられた追加キー64が選択された場合には、画像表示領域61及びテキスト表示領域62において設定された内容が追加されたバッチファイルが作成される。これに伴い、バッチテーブル表示領域63には更新されたバッチファイルの内容がバッチテーブルとして表示される。
このとき、1つのメソッドファイルに複数の容器番号を対応付けて、設定された内容をバッチファイルに追加することができる。すなわち、メソッドファイル選択部621で1つのメソッドファイルを選択した上で、標準試料用入力部624の容器番号入力部626又は未知試料用入力部625の容器番号入力部628に複数の容器番号を表示させ、追加キー64を選択した場合には、選択されている各容器番号に共通のメソッドファイルが対応付けられてバッチファイルに追加される。
このように、バッチテーブル表示領域63には、設定画面60(画像表示領域61及びテキスト表示領域62)で選択された各試料容器の容器番号が、各試料容器内の試料に対する分析条件(メソッドファイル)に対応付けられて、バッチテーブルとして表示される。すなわち、設定画面60で作成されたバッチファイルの内容が、バッチテーブルとして設定画面60内のバッチテーブル表示領域63に表示されるため、作成されたバッチファイルの内容を容易に確認することができる。したがって、各試料容器の容器番号と、各試料容器内の試料に対する分析条件との関係を容易に確認することができるため、分析条件の設定時に容器番号が誤って入力されるのをさらに効果的に防止することができる。
上記のようなバッチテーブル表示領域63への追加は、画像表示領域61又はテキスト表示領域62に対する設定操作、及び、追加キー64の選択操作を繰り返すことにより、複数回行うことができる。このようにしてバッチファイルを作成した後、設定画面60に設けられた分析開始キー65が選択された場合には、作成されたバッチファイルに基づいて各容器番号に対応する試料容器内の試料に対する分析が順次行われることにより、自動分析が実行される。
図3A〜図3Cは、設定画面60の画像表示領域61で各試料容器の容器番号を選択する際の態様について説明するための図である。
図3Aでは、画像表示領域61において標準キー613が選択されている。この状態で任意の選択領域612を選択することにより、その選択した選択領域612に対応する容器番号を標準試料用入力部624の容器番号入力部626に自動で入力させることができる。このとき、選択領域612を1つずつ個別に選択(個別選択)することができるだけでなく、複数の選択領域612を一度に選択(複数選択)することもできるようになっている。
選択領域612の複数選択は、例えば2つの選択領域612を選択することにより行われる。このとき選択される一方の選択領域612(612A)に対応する容器番号が開始番号となり、他方の選択領域612(612B)に対応する容器番号が終了番号となることにより、これらの容器番号(開始番号と終了番号)、及び、これらの間の容器番号が容器番号入力部626に表示される。なお、本実施形態では、開始番号から終了番号までの範囲表示によって、選択された選択領域612を表す容器番号が容器番号入力部626に表示されるようになっている。
選択された2つの選択領域612A,612Bの間の選択領域612に対応する容器番号は、予め定められた順序に従って選択される。上記予め定められた順序は、例えば容器番号の順序であり、図3Aの例では、開始番号が「6」、終了番号が「30」であるため、これらの間の容器番号「7」〜「29」が自動的に選択されるようになっている。
選択領域612の複数選択の方法としては、例えば開始番号に対応する選択領域612Aをマウスでクリックし、そのクリックした状態(押状態)のまま終了番号に対応する選択領域612Bまでマウスを移動させ、その位置でクリック状態を解除する。これにより、簡単な操作で開始番号及び終了番号を選択することができる。
すなわち、上記のような操作で2つの選択領域612A,612Bを選択するだけで、当該2つの選択領域612A,612B、及び、当該2つの選択領域612A,612Bの間の選択領域612に対応する容器番号を選択し、容器番号入力部626に対する容器番号の入力作業を行うことができるため、作業効率を向上することができる。ただし、2つの選択領域612A,612Bを選択する方法は、上記のような方法に限らず、例えば開始番号に対応する選択領域612Aを選択する際と、終了番号に対応する選択領域612Bを選択する際とで、選択モードが切り替えられるような構成であってもよい。
上記のようにして標準試料が収容されている試料容器に対応する選択領域612が選択された場合には、選択された選択領域612が、選択されていない選択領域612とは異なる態様(例えば異なる色)で表示される。容器数入力部627には、選択された選択領域612の数(この例では「25」)が表示される。
図3Bでは、図3Aの状態から画像表示領域61において未知キー614が選択されている。この状態で任意の選択領域612を選択することにより、その選択した選択領域612に対応する容器番号を未知試料用入力部625の容器番号入力部628に自動で入力させることができる。このとき、図3Aの場合と同様に、選択領域612を個別選択することができるだけでなく、複数選択することもできるようになっている。
選択領域612の複数選択は、図3Aの場合と同様の態様で行うことができ、例えば2つの選択領域612を選択することにより行われる。このとき選択される一方の選択領域612(612C)に対応する容器番号が開始番号となり、他方の選択領域612(612D)に対応する容器番号が終了番号となることにより、これらの容器番号(開始番号と終了番号)、及び、これらの間の容器番号が容器番号入力部628に表示される。
選択された2つの選択領域612C,612Dの間の選択領域612に対応する容器番号は、予め定められた順序に従って選択される。上記予め定められた順序は、例えば容器番号の順序であり、図3Bの例では、開始番号が「31」、終了番号が「45」であるため、これらの間の容器番号「32」〜「44」が自動的に選択されるようになっている。
上記のようにして未知試料が収容されている試料容器に対応する選択領域612が選択された場合には、選択された選択領域612が、選択されていない選択領域612や、標準試料に対応付けて選択された選択領域612とは異なる態様(例えば異なる色)で表示される。容器数入力部629には、選択された選択領域612の数(この例では「15」)が表示される。
また、既にバッチテーブルに追加されている容器番号(この例では「1」〜「5」)に対応する選択領域612も、選択されていない選択領域612や、標準試料に対応付けて選択された選択領域612や、未知試料に対応付けて選択された選択領域612とは異なる態様(例えば異なる色)で表示される。このように、画像表示領域61には、バッチテーブルに追加された容器番号に対応する選択領域612と、バッチテーブルに追加されておらず設定画面60で選択されている試料容器の容器番号に対応する選択領域612と、バッチテーブルに追加されておらず設定画面60で選択されていない試料容器の容器番号に対応する選択領域612とが、それぞれ異なる態様で表示されるようになっている。
これにより、各選択領域612の表示態様によって、バッチテーブルに追加された容器番号に対応する選択領域612、バッチテーブルに追加されておらず設定画面60で選択されている試料容器の容器番号に対応する選択領域612、バッチテーブルに追加されておらず設定画面60で選択されていない試料容器の容器番号に対応する選択領域612のいずれであるかを容易に確認することができる。したがって、各選択領域612についての設定状態が視覚的に分かりやすいため、分析条件の設定時に容器番号が誤って入力されるのをさらに効果的に防止することができる。
図3Cでは、図3Aの状態から画像表示領域61において未知キー614が選択されているが、その後の選択領域612の選択の態様が図3Bの場合とは異なっている。具体的には、既に標準試料に対応付けて選択されている選択領域612(612E)が選択されることにより、当該選択領域612Eに対応する容器番号が開始番号となり、続けて選択された選択領域612Fが終了番号となっている。
このように、異なる種類の試料について既に選択されている選択領域612が選択された場合には、既に行われている選択が解除され、新たに行われた選択が優先される。その結果、新たに選択された選択領域612に対応する容器番号(開始番号と終了番号)、及び、これらの間の容器番号が容器番号入力部628に表示される。
図3Cの例では、開始番号が「26」、終了番号が「45」であるため、これらの間の容器番号「27」〜「44」が自動的に選択され、これらの容器番号の範囲が容器番号入力部628に表示されている。容器数入力部629には、選択された選択領域612の数(この例では「20」)が表示される。また、上記のような既に行われている選択の解除に伴い、標準試料用入力部624の容器番号入力部626において終了番号が「30」から「25」に変更されるとともに、容器数入力部627の数が「25」から「20」に変更されている。
このように、本実施形態では、異なる種類の試料について同一の選択領域612が選択された場合であっても、一方の選択が解除されるため、同一の容器番号が誤って入力されることがない。したがって、複数種類の試料が用いられる場合であっても、分析条件の設定時に容器番号が誤って入力されるのを確実に防止することができる。
ただし、上記のように既に行われている選択が解除され、新たに行われた選択が優先されるような構成に限らず、例えば新たに選択された選択領域612のうち、既に選択されている選択領域612についての選択が解除されるような構成であってもよい。また、新たに選択された選択領域612が既に選択されている旨を表示部6に表示させることにより、作業者に報知するような構成としてもよい。
図4は、テキスト表示領域62に対する設定操作を行う際の制御部5による処理の一例を示したフローチャートである。テキスト表示領域62においては、メソッドファイル選択部621、サンプルタイプ選択部622又はテキスト入力部623に対する操作によって入力作業を行うことができる(ステップS101〜S103)。
例えば、メソッドファイル選択部621に対する操作によりメソッドファイルが選択された場合には(ステップS101でYes)、選択されたメソッドファイル名が当該メソッドファイル選択部621に表示される(ステップS104)。サンプルタイプ選択部622に対する操作によりサンプルタイプが選択された場合には(ステップS102でYes)、選択されたサンプルタイプが当該サンプルタイプ選択部622に表示される(ステップS105)。このとき、選択されたサンプルタイプ(例えば、「標準」、「未知」又は「標準+未知」)に応じて、テキスト入力部623の表示が切り替えられる(ステップS106)。
容器番号入力部626,628などのテキスト入力部623に対する入力作業が行われた場合には(ステップS103でYes)、入力された数字などの文字情報がテキスト入力部623に表示されるだけでなく、その内容が画像表示領域61に反映される(ステップS107)。このようにして任意に設定操作が行われた後、追加キー64が選択された場合には(ステップS108でYes)、選択されている各容器番号及びメソッドファイルが対応付けられてバッチファイルが作成されることにより、バッチテーブル表示領域63のバッチテーブルが更新される(ステップS109)。
上記のような選択操作が繰り返し行われ、各容器番号にサンプルタイプ及びメソッドファイルが対応付けられたバッチテーブルが作成された後、分析開始キー65が選択された場合には(ステップS110でYes)、作成されたバッチファイルに基づいて自動分析が実行される(ステップS111)。
図5は、画像表示領域61に対する設定操作を行う際の制御部5による処理の一例を示したフローチャートである。画像表示領域61においては、標準キー613又は未知キー614によりサンプルタイプが選択された場合に(ステップS201でYes)、選択されたサンプルタイプについての入力モードに設定される(ステップS202)。
この状態で、いずれかの選択領域612が選択された場合には(ステップS203でYes)、その選択領域612のみが選択された場合と、それ以外の選択領域612も続けて選択された場合とで異なる処理が行われる。すなわち、1つの選択領域612のみが選択された場合には(ステップS204でNo)、その選択領域612のみを個別選択する処理が行われ(ステップS205)、選択された選択領域612に対応する容器番号が容器番号入力部626又は容器番号入力部628に表示されることにより、テキスト表示領域62に反映される(ステップS207)。
一方、図3A〜図3Cにおいて例示したような態様で複数の選択領域612が続けて選択されることにより、開始番号と終了番号が選択された場合には、選択領域612を複数選択する処理が行われる(ステップS206)。そして、選択された複数の選択領域612に対応する容器番号が容器番号入力部626又は容器番号入力部628に表示されることにより、テキスト表示領域62に反映される(ステップS207)。
以上の実施形態では、開始番号から終了番号までの範囲表示によって、選択された選択領域612を表す容器番号が容器番号入力部626,628に表示されるような構成について説明した。しかし、このような構成に限らず、例えば開始番号から終了番号までの全ての容器番号が容器番号入力部626,628に表示されるような構成であってもよい。
また、以上の実施形態では、画像表示領域61において設定した内容がテキスト表示領域62に反映され、テキスト表示領域62において設定した内容が画像表示領域61に反映されるような構成について説明した。しかし、このような構成に限らず、画像表示領域61において設定した内容のみがテキスト表示領域62に反映されるような構成、又は、テキスト表示領域62において設定した内容のみが画像表示領域61に反映されるような構成であってもよい。
画像表示領域61は、容器保持部1の平面図を模した画像611が表示されるような構成に限られるものではない。すなわち、各試料容器に対応する容器番号ごとに選択領域が割り当てられた画像が画像表示領域61に表示されるような構成であれば、上記画像611に限らず、他の任意の画像を表示させることができる。
1 容器保持部
2 プローブ
4 駆動部
5 制御部
6 表示部
7 操作部
8 記憶部
51 自動分析制御部
52 表示制御部
53 入力受付部
60 設定画面
61 画像表示領域
62 テキスト表示領域
63 バッチテーブル表示領域
64 追加キー
65 分析開始キー
611 画像
612 選択領域
613 標準キー
614 未知キー
621 メソッドファイル選択部
622 サンプルタイプ選択部
623 テキスト入力部
624 標準試料用入力部
625 未知試料用入力部
626 容器番号入力部
627 容器数入力部
628 容器番号入力部
629 容器数入力部

Claims (6)

  1. 複数の試料容器をそれぞれ異なる容器番号に対応付けて保持する容器保持部と、
    各試料容器内の試料に対する分析条件を設定するための設定画面を表示する表示部と、
    前記設定画面に対する設定を行う際に操作される操作部と、
    前記操作部の操作に基づいて、前記設定画面の表示を切り替える表示制御部と、
    前記設定画面により設定された各試料容器内の試料に対する分析条件を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている分析条件に基づいて、各試料容器内の試料に対する分析を自動で行う自動分析制御部と備え、
    前記設定画面には、
    各試料容器に対応する容器番号ごとに選択領域が割り当てられた画像が表示される画像表示領域と、
    選択された試料容器を表す容器番号が表示されるテキスト表示領域とが含まれており、
    前記表示制御部は、前記操作部の操作によって前記画像表示領域における前記選択領域が選択された場合に、選択された前記選択領域を表す容器番号を前記テキスト表示領域に表示させ、又は、前記操作部の操作によって前記テキスト表示領域に選択された試料容器を表す容器番号が表示された場合に、当該容器番号に対応する選択領域の表示態様を切り替えることを特徴とする自動分析装置。
  2. 前記表示制御部は、複数種類の試料が用いられる場合に、各種類の試料に対応する前記テキスト表示領域を前記設定画面に同時に表示させることを特徴とする請求項1に記載の自動分析装置。
  3. 前記表示制御部は、前記操作部の操作によって前記画像表示領域における前記選択領域が選択されたときに、当該選択領域が異なる種類の試料について既に選択されている場合には、いずれか一方の選択を解除して、選択されている方の試料に対応する前記テキスト表示領域に、選択された前記選択領域を表す容器番号を表示させることを特徴とする請求項2に記載の自動分析装置。
  4. 前記表示制御部は、前記操作部の操作によって前記画像表示領域における2つの選択領域が選択された場合に、当該2つの選択領域、及び、当該2つの選択領域の間の選択領域に対応する容器番号を予め定められた順序に従って選択し、選択された前記選択領域を表す容器番号を前記テキスト表示領域に表示させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動分析装置。
  5. 前記設定画面には、当該設定画面で選択された各試料容器の容器番号が、各試料容器内の試料に対する分析条件に対応付けられたバッチテーブルを表示するバッチテーブル表示領域が含まれることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自動分析装置。
  6. 前記画像表示領域には、前記バッチテーブルに追加された容器番号に対応する前記選択領域と、前記バッチテーブルに追加されておらず前記設定画面で選択されている試料容器の容器番号に対応する前記選択領域と、前記バッチテーブルに追加されておらず前記設定画面で選択されていない試料容器の容器番号に対応する前記選択領域とが、それぞれ異なる態様で表示されることを特徴とする請求項5に記載の自動分析装置。
JP2017520136A 2015-05-26 2015-05-26 自動分析装置 Active JP6752784B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2015/065137 WO2016189668A1 (ja) 2015-05-26 2015-05-26 自動分析装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2016189668A1 true JPWO2016189668A1 (ja) 2017-11-30
JP6752784B2 JP6752784B2 (ja) 2020-09-09

Family

ID=57393871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017520136A Active JP6752784B2 (ja) 2015-05-26 2015-05-26 自動分析装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10697943B2 (ja)
JP (1) JP6752784B2 (ja)
CN (1) CN107615072B (ja)
WO (1) WO2016189668A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7392282B2 (ja) * 2019-05-08 2023-12-06 株式会社島津製作所 クロマトグラフ用データ処理装置および自動試料注入装置
JP2021012170A (ja) 2019-07-09 2021-02-04 株式会社島津製作所 クロマトグラフ用データ処理装置および自動試料注入装置
WO2021026374A1 (en) * 2019-08-06 2021-02-11 Leica Biosystems Imaging, Inc. Graphical user interface for slide-scanner control
CN115219606A (zh) * 2021-04-20 2022-10-21 广州禾信仪器股份有限公司 水样自动前处理装置、处理方法以及水样自动检测系统

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03255366A (ja) * 1990-03-03 1991-11-14 Hitachi Ltd 自動分析方法
JPH05172825A (ja) * 1991-12-26 1993-07-13 Yokogawa Electric Corp オートサンプラー
JPH0886784A (ja) * 1994-09-14 1996-04-02 Hitachi Ltd 自動分析装置
JPH0972911A (ja) * 1995-09-04 1997-03-18 Jeol Ltd 化学分析装置のユーザインターフェース
JP2010527469A (ja) * 2007-04-17 2010-08-12 グアヴァ テクノロジーズ インコーポレイテッド 位置特有のマルチパラメータデータセットを分析し比較するグラフィックユーザインターフェイス
JP2012108010A (ja) * 2010-11-18 2012-06-07 Hitachi High-Technologies Corp 自動分析装置
WO2012117844A1 (ja) * 2011-03-03 2012-09-07 株式会社日立ハイテクノロジーズ 分析装置用の試料データ処理装置、オートサンプラ装置、液体クロマトグラフ装置、試料データ処理方法および分析方法
JP2013024785A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Hitachi High-Technologies Corp 自動分析装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4949764B2 (ja) * 2006-08-02 2012-06-13 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置のオーダリング方法
JP4851267B2 (ja) 2006-08-18 2012-01-11 シスメックス株式会社 試料分析装置
JP5157281B2 (ja) 2007-06-26 2013-03-06 株式会社島津製作所 マルチディメンジョナルガスクロマトグラフ装置
US10527636B2 (en) * 2014-03-20 2020-01-07 Beckman Coulter, Inc. Instrument interface with presentation unit display

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03255366A (ja) * 1990-03-03 1991-11-14 Hitachi Ltd 自動分析方法
JPH05172825A (ja) * 1991-12-26 1993-07-13 Yokogawa Electric Corp オートサンプラー
JPH0886784A (ja) * 1994-09-14 1996-04-02 Hitachi Ltd 自動分析装置
JPH0972911A (ja) * 1995-09-04 1997-03-18 Jeol Ltd 化学分析装置のユーザインターフェース
JP2010527469A (ja) * 2007-04-17 2010-08-12 グアヴァ テクノロジーズ インコーポレイテッド 位置特有のマルチパラメータデータセットを分析し比較するグラフィックユーザインターフェイス
JP2012108010A (ja) * 2010-11-18 2012-06-07 Hitachi High-Technologies Corp 自動分析装置
WO2012117844A1 (ja) * 2011-03-03 2012-09-07 株式会社日立ハイテクノロジーズ 分析装置用の試料データ処理装置、オートサンプラ装置、液体クロマトグラフ装置、試料データ処理方法および分析方法
JP2013024785A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Hitachi High-Technologies Corp 自動分析装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016189668A1 (ja) 2016-12-01
CN107615072A (zh) 2018-01-19
CN107615072B (zh) 2021-08-10
US20180156761A1 (en) 2018-06-07
US10697943B2 (en) 2020-06-30
JP6752784B2 (ja) 2020-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2016189668A1 (ja) 自動分析装置
US20130288382A1 (en) Electric Pipetting Apparatus, and Method for Operating an Electric Pipetting Apparatus
EP2269077B1 (en) Direct pipetting in computer-controlled liquid handling workstations
JP6264997B2 (ja) 自動分析装置用制御装置
JP5591742B2 (ja) 検体検査装置の処理能力情報生成装置、検体検査装置、検体検査装置の処理能力情報生成方法、及びコンピュータプログラム
US11499984B2 (en) Pretreatment apparatus and analysis system comprising the same
US10449534B2 (en) Control unit for pipetting machines
JP2010539489A (ja) ピペットのソフトウェアインターフェース
US20070156278A1 (en) Monitoring device for machining apparatus
JP4563279B2 (ja) 分析装置
US20130311950A1 (en) Apparatus and method for inputting cutting shape using interactive program in computer numerical control machine tool
JP4890146B2 (ja) プログラマブル表示器、プログラム表示方法および表示プログラム
JP2013229004A (ja) 携帯端末、端末表示方法、及び端末表示プログラム
JP2006201064A (ja) クロマトグラフ制御装置
JP2009047592A (ja) 分析装置
CN111912928A (zh) 色谱用数据处理装置以及试样自动注入装置
JP2008096182A (ja) 分析装置
US20240075469A1 (en) Hand-held pipetting device
JP2014055907A (ja) 検体前処理システム、及び検体検査前処理システムの制御装置
JP6846157B2 (ja) 制御装置および工作機械
US20200368739A1 (en) Control device for automated pipetting systems
US7355586B2 (en) Method for associating multiple functionalities with mouse buttons
JP6014533B2 (ja) 検体分析システム
US20200116682A1 (en) Pretreatment apparatus and analysis system comprising the same
CN112858700A (zh) 一种样本分析设备及其样本测试方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180724

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180919

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181106

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190416

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190716

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20190830

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20191101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200406

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200819

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6752784

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151