JPWO2016186024A1 - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

この発明は、磁気的空隙部への冷媒の流入を抑えて摩擦熱の発生を抑制し、かつ冷媒が永久磁石に接する構造として永久磁石の冷却性能を高めることができる回転電機を得る。冷媒流路は、磁石収容穴から内周側に離間して回転子鉄心を軸方向に貫通する筒状流路となっている主流路と、磁石収容穴内の永久磁石の内周側に形成され、永久磁石の内周側の面を流路の一部とする磁石冷却流路と、主流路と磁石冷却流路とを連結して回転子鉄心を軸方向に貫通する中継流路と、を備え、第1端板が、主流路の軸方向の一端を開放し、かつ磁石冷却流路および中継流路の軸方向の一端を塞口し、第2端板は、主流路、磁石冷却流路、および中継流路の軸方向の他端を開放し、主流路に軸方向の一端から供給された冷媒が、中継流路を介して磁石冷却流路に流入し、磁石冷却流路内を永久磁石に接しながら流通するように構成されている。

Description

この発明は、永久磁石が埋設された回転子を有する回転電機に関し、特に、永久磁石の冷却構造に関するものである。
従来の回転電機では、V字形に配置されて周方向に等角ピッチで配設された複数の永久磁石対と、周方向の複数箇所に配置されて軸方向に延びる複数の軸方向冷媒流路と、各軸方向冷媒流路に接続され、回転軸の内側から供給される冷媒を各軸方向冷媒流路に向かって流す複数の内径側接続冷媒流路と、を備え、各軸方向冷媒流路が、各永久磁石対の回転方向の一方側の永久磁石にのみ片寄って配置されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−187834号公報
特許文献1に記載の従来の回転電機では、軸方向冷媒流がV字状に配置された永久磁石対の回転方向の一方側の永久磁石にのみ片寄って配置されているので、軸方向冷媒流がV字状に配置された永久磁石対のそれぞれの永久磁石に配置される場合に比べて、永久磁石の冷却性能が低下してしまうという課題があった。さらに、軸方向冷媒流路を流れる冷媒は、永久磁石に接していないので、永久磁石の冷却性能が低下してしまうという課題もあった。
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、冷媒が永久磁石に接する構造として永久磁石を効果的に冷却し、永久磁石の冷却性能を高めることができる回転電機を得ることを目的とする。
この発明に係る回転電機は、ハウジングと、上記ハウジングに回転可能に支持された回転軸、上記回転軸に固着されている状態で上記ハウジング内に配設された回転子鉄心、それぞれ上記回転子鉄心を軸方向に貫通している状態で周方向に複数形成された磁石収容穴、上記磁石収容穴のそれぞれに収容された永久磁石、上記永久磁石のそれぞれを冷却する冷媒を流通させる冷媒流路、および上記回転子鉄心の軸方向両端に配設されて上記永久磁石の軸方向への脱落を阻止する第1端板および第2端板を有する回転子と、上記回転子を囲繞するように上記ハウジングに保持された円環状の固定子と、を備えている。上記冷媒流路は、上記磁石収容穴から内周側に離間して形成された、上記回転子鉄心を軸方向に貫通する筒状流路となっている主流路と、上記磁石収容穴に収容された上記永久磁石の内周側に上記永久磁石に沿って形成され、上記回転子鉄心を軸方向に貫通しているとともに、上記永久磁石の内周側の面が流路の一部となっている磁石冷却流路と、上記主流路と上記磁石冷却流路とを連結している状態で上記回転子鉄心を軸方向に貫通している中継流路と、を備え、上記第1端板は、上記回転子鉄心の軸方向の一端に配設され、上記主流路の軸方向の一端を開放し、かつ上記磁石冷却流路と上記中継流路の軸方向の一端を塞口しており、上記第2端板は、上記回転子鉄心の軸方向の他端に配設され、上記主流路、上記磁石冷却流路、および上記中継流路の軸方向の他端を開放しており、上記主流路に軸方向の一端から供給された冷媒が、上記中継流路を介して上記磁石冷却流路に流入し、上記磁石冷却流路内を上記永久磁石に接しながら流通するように構成されている。
この発明によれば、冷媒が永久磁石の内周側の面に接しながら磁石冷却流路内を流れるので、永久磁石を効果的に冷却することができ、永久磁石の冷却性能が高められる。
この発明の実施の形態1に係る回転電機を示す縦断面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機における冷媒の流れを説明する縦断面図である。 図1のA−A矢視断面図である。 図3のC部拡大図である。 図1のB−B矢視断面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機における回転子の磁石収容穴周りを負荷側から見た要部平面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機における磁石冷却流路の第1変形例を示す要部断面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機における磁石冷却流路の第2変形例を示す要部断面図である。 この発明の実施の形態2に係る回転電機における回転子の磁石収容穴周りを反負荷側から見た要部平面図である。 この発明の実施の形態3に係る回転電機における回転子の磁石収容穴周りを反負荷側から見た要部平面図である。 この発明の実施の形態3に係る回転電機における回転子の磁石収容穴周りの磁束の流れを説明する要部平面図である。 この発明の実施の形態4に係る回転電機における流路プレートの主流路周りを示す要部断面図である。 この発明の実施の形態4に係る回転電機における回転子の磁石収容穴周りを負荷側から見た要部平面図である。 この発明の回転電機における回転子鉄心に形成される冷媒流路の第1変形例を示す要部平面図である。 この発明の回転電機における回転子鉄心に形成される冷媒流路の第2変形例を示す要部平面図である。 この発明の回転電機における回転子鉄心に形成される冷媒流路の第3変形例を示す要部平面図である。 この発明の回転電機における回転子鉄心に形成される冷媒流路の第4変形例を示す要部平面図である。 この発明の回転電機における回転子鉄心に形成される冷媒流路の第5変形例を示す要部平面図である。 この発明の回転電機における回転子鉄心に形成される冷媒流路の第6変形例を示す要部平面図である。 この発明の回転電機における回転子鉄心に形成される冷媒流路の第7変形例を示す要部平面図である。 この発明の回転電機における回転子鉄心に形成される冷媒流路の第8変形例を示す要部平面図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る回転電機を示す縦断面図、図2はこの発明の実施の形態1に係る回転電機における冷媒の流れを説明する縦断面図、図3は図1のA−A矢視断面図、図4は図3のC部拡大図、図5は図1のB−B矢視断面図、図6はこの発明の実施の形態1に係る回転電機における回転子の磁石収容穴周りを負荷側から見た要部平面図である。なお、縦断面図とは回転軸の軸心を含む平面における断面図である。また、図2は、冷媒の流れを説明するものであり、一部の構成にのみ符号を付している。
図1において、回転電機は、ハウジング100と、ハウジング100内に回転可能に配設された回転子8と、回転子8を囲繞して回転子8と同軸に配置されて、ハウジング100に保持された円環状の固定子1と、を備えている。ここでは、ハウジング100は、センターフレーム3と、フロントフレーム5と、リアフレーム7と、に3分割されている。また、固定子1と回転子8との間には、磁気的空隙部が形成されている。
固定子1は、例えば、コイルが巻装された分割鉄心を円環状に配列させ、鉄製の筒状のフレーム2に、圧入や焼き嵌めなどにより、内嵌状態に挿入、固定されて構成される。さらに、固定子1は、フレーム2に固定された状態で、圧入や焼き嵌めなどにより、アルミ製の筒状のセンターフレーム3に内嵌合状態に固定されている。コイルの各相に給電するためのバスバー9がバスバーホルダ10に収容されて、固定子1の反負荷側の端面に配設されている。なお、コイルの固定子1の軸方向両端部に突出する部分が、コイルエンド部11である。
フロントフレーム5とリアフレーム7は、軸方向両側からセンターフレーム3を挟み込むように配設され、締着ボルト(図示せず)の締着力により、一体化される。これにより、固定子1が、フロントフレーム5とリアフレーム7に保持される。そして、回転子8の回転軸12が、フロントフレーム5およびリアフレーム7に保持された軸受4,6に支持されている。
回転子8は、電磁鋼板を積層して構成され、軸心位置を貫通する回転軸12に固着された回転子鉄心15と、回転子鉄心15を貫通するように埋設された永久磁石16と、回転子鉄心15の軸方向の両端に配設されて、永久磁石16の脱落を防止する第2端板としての負荷側端板17および第1端板としての反負荷側端板18と、反負荷側端板18の軸方向外側に配設された流路プレート19と、負荷側端板17の軸方向外側に配設されて、回転子鉄心15の脱落を防止するリング20と、を備える。
磁石収容穴14は、図4に示されるように、回転軸12の軸心と直交する断面形状が、第1外周側磁石保持壁104a、第1内周側磁石保持壁104b、第2外周側磁石保持壁105、内周側長辺106からなる矩形であり、回転子鉄心15を軸方向に貫通するように形成されている。そして、磁石収容穴14の対が、磁石収容穴14の断面矩形の長辺が回転子鉄心15の外周側に広がるV字形に配置されて、回転子鉄心15の外周側に、周方向に等角ピッチで10対配設されている。さらに、冷媒流路を構成する貫通穴13が、磁石収容穴14のそれぞれの内周側に、回転子鉄心15を軸方向に貫通するように形成されている。
永久磁石16は、断面矩形の棒状体に作製され、磁石収容穴14の断面矩形の短辺で構成される第1外周側磁石保持壁104aおよび内周側磁石保持壁104bと、磁石収容穴14の断面矩形の長辺で構成される第2外周側磁石保持壁105と、に接することで、位置決めされ、第2外周側磁石保持壁105に接着剤などで固定されている。これにより、外周側に広がるV字形に配置された永久磁石16の対が、周方向に等角ピッチで配列される。そして、周方向に配列された永久磁石16の対の外周側の極性が、周方向に交互にN極とS極とになるように、永久磁石16のそれぞれが着磁配向されている。
空隙部107が、磁石収容穴14の第1外周側磁石保持壁104aと内周側磁石保持壁104bのそれぞれの第2外周側磁石保持壁105側を磁石収容穴14の断面矩形の長辺の長さ方向の外方に膨出させて形成されている。
主流路101が、回転軸12の軸心と直交する断面形状を円形として、磁石収容穴14の内周側に磁石収容穴14から離間して、回転子鉄心15を軸方向に貫通するように形成されている。磁石収容穴14は、断面矩形の長辺の長さが、永久磁石16の断面矩形の長辺の長さと同じ、又は僅かに長くなっており、断面矩形の短辺の長さが、永久磁石16の断面矩形の短辺の長さより長くなっている。そこで、第2外周側磁石保持壁105に固着された永久磁石16は、磁石収容穴14内に外周側に片寄って収容され、磁石収容穴14の永久磁石16の内周側に磁石冷却流路103が形成される。永久磁石16の内周側を向く面が磁石冷却流路103の一部を構成する。さらに、中継流路102が、主流路101と磁石冷却流路103とを連結して、回転子鉄心15を軸方向に貫通するように形成されている。そして、中継流路102の幅が、主流路101の径より狭くなっている。すなわち、主流路101の断面積が、中継流路102の断面積より大きくなっている。なお、中継流路102の幅とは、磁石収容穴14の断面矩形の長辺の長さ方向の中継流路102の長さである。
貫通穴13は、主流路101と、中継流路102と、磁石冷却流路103と、から構成され、一定の断面形状で回転子鉄心15を軸方向に貫通するように形成されている。そして、貫通穴13と磁石収容穴14は1つの穴として形成され、永久磁石16が磁石収容穴14に収容されることで、磁石冷却流路103と空隙部107が形成される。ここで、主流路101は、軸方向に延びる筒状流路となっている。磁石冷却流路103は、永久磁石16の内周側を永久磁石16に沿って軸方向に回転子鉄心15を貫通している。中継流路102は、主流路101と磁石冷却流路103とをつないでいる。この中継流路102は、その周方向幅が主流路101および磁石冷却流路103の周方向幅より狭くなっており、主流路101と磁石冷却流路103との間でくびれている。このくびれにより、図4に示される磁束201が永久磁石16から回転子鉄心15に流れる際に、磁束201が通る回転子鉄心15の面積が広くなる。
負荷側端板17は、図6に示されるように、外径が回転子鉄心15の外径以下のリング状平板に作製され、永久磁石16の負荷側端部を覆っている。さらに、負荷側端板17には、貫通孔17aが形成され、主流路101、中継流路102および磁石冷却流路103の負荷側端部を開放している。なお、主流路101、中継流路102および磁石冷却流路103の負荷側端部が全開されているが、主流路101、中継流路102および磁石冷却流路103のそれぞれの負荷側端部の少なくとも一部が開放されていればよい。
反負荷側端板18は、図5に示されるように、外径が回転子鉄心15の外径以下のリング状平板に作製され、永久磁石16の反負荷側端部を覆っている。さらに、反負荷側端板18には、貫通孔18aが形成され、主流路101の反負荷側端部を開放し、中継流路102の反負荷側端部の少なくとも一部を開放している。なお、磁石冷却流路103の反負荷側端部は、反負荷側端板18により塞口されている。
流路プレート19は、図5に示されるように、外径が回転子鉄心15の外径以下のリング状平板に作製され、反負荷側端板18に接して配設されている。連通路19aが、流路プレート19の反負荷側端板18側の面に放射状に凹設され、連通路19aの外周側端部が貫通孔18aのそれぞれと軸方向に重なっている。
第1シャフト流路21が、回転軸12の軸心位置に反負荷側端部から回転子鉄心15の反負荷側端部の内径側に至るように形成されている。さらに、第2シャフト流路22が、第1シャフト流路21の負荷側端部から径方向外方に延びるように回転軸12に形成され、第1シャフト流路21と連通路19aのそれぞれとを連通している。
センターフレーム3には、外部のポンプ23から圧送された、冷媒としての冷却油を導入する入口24と、入口24から導入された冷却油をフロントフレーム5とリアフレーム7に流すための、センターフレーム3を軸方向に貫通する第1流路25と、が形成されている。
フロントフレーム5には、第1流路25から流入した冷却油をコイルエンド部11に向けて噴射するコイル噴射孔26と、軸受4に向けて噴射する軸受噴射孔27とが形成されている。リアフレーム7には、第1流路25から流入した冷却油をコイルエンド部11に噴射するコイル噴射孔26と、後述する冷媒導入部29に向けて噴射するシャフト噴射孔32とが形成されている。
カバー28が、リアフレーム7の軸方向内方に配設されている。さらに、リアカバー34が、リアフレーム7から突出する回転軸12の端部を覆うように、リアフレーム7の軸方向外方に配設されている。そして、冷媒導入部29と冷媒貯留部30からなる第2流路31が、リアフレーム7とカバー28の間に形成されている。また、第3流路35が、第1シャフト流路21に面するようにリアカバー34に形成されている。そして、貫通孔33が、リアフレーム7に形成され、冷媒貯留部30と第3流路35とを連通している。
段部36が、リアフレーム7の冷媒貯留部30の下端面を構成する部位に、負荷側を低くして形成されている。さらに、小穴37が、段部36と回転子鉄心15側とを連通するようにカバー28に形成されている。
このように構成された回転電機における永久磁石16の冷却方法について図2を参照しつつ説明する。なお、図2中、矢印は冷却油の流れを示している。
冷却油が、外部のポンプ23により入口24から第1流路25に圧送され、フロントフレーム5とリアフレーム7に流入する。フロントフレーム5内に流入した冷却油は、コイル噴射孔26からコイルエンド部11に向かって噴射され、軸受噴射孔27から軸受4に向かって噴射される。これにより、フロント側のコイルエンド部11と軸受4が冷却される。また、リアフレーム7内に流入した冷却油は、コイル噴射孔26からコイルエンド部11に向かって噴射される。これにより、リア側のコイルエンド部11が冷却される。さらに、リアフレーム7内に流入した冷却油は、シャフト噴射孔32から冷媒導入部29に向かって噴射される。これにより、冷却油は、冷媒導入部29を通って冷媒貯留部30に貯留される。冷媒貯留部30に貯留された冷却油は、段部36から小穴37を通って軸受6に浴びせられる。これにより、リア側の軸受6が冷却される。
また、冷媒貯留部30に貯留された冷却油は、貫通孔33を通って第3流路35に流入する。第3流路35に流入した冷却油は、第1シャフト流路21から第2シャフト流路22、連通路19aを通って貫通孔18aから主流路101に流入する。主流路101に流入した冷却油は、回転子鉄心15の熱を吸熱しつつ主流路101内を軸方向に流れ、貫通孔17aから負荷側に流出する。主流路101内を流通する冷却油の一部が、遠心力により、中継流路102を通って磁石冷却流路103に流入し、永久磁石16の熱を吸熱しつつ磁石冷却流路103内を軸方向に流れ、貫通孔17aから負荷側に流出する。
この実施の形態1によれば、永久磁石16を冷却する冷却油が、回転子鉄心15内を軸方向に流れ、固定子1と回転子8との間の磁気的空隙部に流れ出ないので、磁気的空隙部に冷却油が存在することによる摩擦熱の発生が抑えられ、永久磁石16の冷却性能の低下が抑制される。
また、磁石冷却流路103が永久磁石16のそれぞれを冷却するように形成されているので、永久磁石16の冷却性能を高めることができる。さらに、冷却油が、永久磁石16に接しながら磁石冷却流路103内を流れるので、永久磁石16の冷却性能をさらに高めることができる。
また、回転子鉄心15の磁石冷却流路103の内周側を軸方向に貫通する主流路101を備え、永久磁石16の冷却に供されず、暖められていない冷却油を主流路101に流している。また、主流路101の直径が中継流路102の幅より大きくなっているので、主流路101の断面積を大きくでき、冷却油の流通量を増大させることができる。そこで、発熱源である回転子鉄心15を効果的に冷却することができる。なお、主流路101を流れる冷却油は、回転子8の回転による遠心力により中継流路102を通って磁石冷却流路103に供給されるので、中継流路102の幅を狭くしても、問題はない。
ここで、永久磁石16の磁束201は、図4に矢印で示されるように、断面矩形の長辺で構成される内周側の面から出て、固定子鉄心を介して、永久磁石16の断面矩形の長辺で構成される外周側の面に戻るように流れる。すなわち、磁石冷却流路103における磁束密度が最も高くなる。空隙部107が、磁石収容穴14の第1外周側磁石保持壁104aと内周側磁石保持壁104bのそれぞれの第2外周側磁石保持壁105側を磁石収容穴14の断面矩形の長さ方向の外方に膨出させて形成されているので、永久磁石16の断面矩形の長辺で構成される内周側の面から流れ出た磁束が、空隙部107の外側を通って、永久磁石16の断面矩形の長辺で構成される外周側の面に戻る磁路の磁気抵抗が大きくなり、漏洩磁束の発生が抑制される。
また、磁石冷却流路103の径方向厚みが永久磁石16の断面矩形の短辺より小さく、中継流路102の幅が主流路101の直径より小さくなっているので、永久磁石16の断面矩形の長辺で構成される内周側の面から磁石冷却流路103を通って回転子鉄心15に向かう磁束の流れは阻害されない。
ここで、上記実施の形態1では、磁石冷却流路103が永久磁石16の断面矩形の長辺と同じ長さの長辺とする断面矩形の穴形状に形成されているが、磁石冷却流路103の断面形状は矩形に限定されない。例えば、磁石冷却流路103は、図7Aに示されるように、永久磁石16の断面矩形の長辺より短い長さの長辺とする断面矩形の穴形状に形成されてもよい。また、磁石冷却流路103は、図7Bに示されるように、下底を永久磁石16の断面矩形の長辺と同じ長さとし、上底を永久磁石16の断面矩形の長辺より短い長さとする断面等脚台形の穴形状としてもよい。
実施の形態2.
図8はこの発明の実施の形態2に係る回転電機における回転子の磁石収容穴周りを反負荷側から見た要部平面図である。
図8において、第1主流路101aと第2主流路101bが、同じ直径の断面円形の穴形状で、磁石冷却流路103の内径側に、磁石収容穴14の断面矩形の長辺の長さ方向に離間して、回転子鉄心15を軸方向に貫通するように形成されている。第1中継流路102aと第2中継流路102bが、同じ幅で、かつ同じ断面積で、それぞれ、第1主流路101aと磁石冷却流路103とを連結して、あるいは第2主流路101bと磁石冷却流路103とを連結して、回転子鉄心を軸方向に貫通するように形成されている。この構成においても、図5で示した構造と同様に、貫通穴18aが、第1主流路101aと第2主流路101bの反負荷側端部を開放し、第1中継流路102aと第2中継流路102bの反負荷側端部の少なくとも一部を開放するように、反負荷側端板に形成される。また、図5で示した構造と同様に、連通路19aが、外周側端部を反負荷側端板に形成された貫通穴に軸方向に重なるように、流路プレートに形成されている。さらに、図6で示した構造と同様に、第1主流路101a、第2主流路101b、第1中継流路102a、第2中継流路102b、磁石冷却流路103の負荷側端部は、開放されている。
なお、実施の形態2の他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態2では、永久磁石16を冷却する冷却油が、回転子鉄心15内を軸方向に流れ、固定子1と回転子8との間の磁気的空隙部に流れ出ない。また、磁石冷却流路103が永久磁石16のそれぞれを冷却するように形成されている。さらに、冷却油が、永久磁石16に接しながら磁石冷却流路103内を流れる。したがって、この実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
例えば、冷却油を磁石冷却流路103に断面矩形の長辺の長さ方向の中央から供給した場合には、磁石冷却流路103の断面矩形の長辺の長さ方向の両端部に冷却油の淀みが生じやすい。そして、磁石冷却流路103内に冷却油の淀みが生じると、永久磁石16の冷却性能が低下することになる。
この実施の形態2によれば、第1主流路101aと第2主流路101bが、磁石収容穴14の断面矩形の長辺の長さ方向に離間して、配設されているので、冷却油が、磁石収容穴14の断面矩形の長辺の長さ方向に離間する2箇所から磁石冷却流路103に供給される。これにより、冷却油が磁石冷却流路103内を淀みなく流れ、永久磁石16の冷却性能を高めることができる。
なお、上記実施の形態2では、磁石収容穴の断面矩形の長辺の長さ方向に離間して2つの主流路を形成しているが、主流路の個数は3個以上でもよい。
実施の形態3.
図9はこの発明の実施の形態3に係る回転電機における回転子の磁石収容穴周りを反負荷側から見た要部平面図、図10はこの発明の実施の形態3に係る回転電機における回転子の磁石収容穴周りの磁束の流れを説明する要部平面図である。
図9において、第1主流路101aと第2主流路101bのうち、内周側に配置される第2主流路101bの断面積が、外周側に配置される第1主流路101aの断面積より、大きくなっている。さらに、第2主流路101bと磁石冷却流路103とを連結する第2中継流路102bの幅が、第1主流路101aと磁石冷却流路103とを連結する第1中継流路102aの幅より広くなっている。すなわち、第2中継流路102bの断面積が、第1中継流路102aの断面積より大きくなっている。
なお、実施の形態3の他の構成は、上記実施の形態2と同様に構成されている。
したがって、実施の形態3においても、上記実施の形態2と同様の効果が得られる。
ここで、内周側の第2主流路101b内を流れる冷却油に作用する遠心力は、外径側の第1主流路101a内を流れる冷却油に作用する遠心力より小さくなるので、冷却油は、内周側の第2主流路101bから第2中継流路102bを介して磁石冷却流路103に供給されにくい。実施の形態3によれば、内周側の第2主流路101bの断面積を外周側の第1主流路101aの断面積より大きくしているので、第2主流路101b内を流れる冷却油の流量が増大し、第2主流路101bから磁石冷却流路103への冷媒油の供給量が多くなり、永久磁石16の冷却性能を高めることができる。
さらに、永久磁石16の冷却性能を低下させることなく、外径側の第1主流路101aの断面積を小さくできるので、図10に示されるように、固定子のコイルが発生した磁束202の経路である永久磁石16の対間の磁路断面積が大きくなり、磁束202の流れを阻害することがない。
なお、上記実施の形態3では、磁石収容穴の断面矩形の長辺の長さ方向に離間して2つの主流路を形成しているが、主流路の個数は3個以上でもよい。
実施の形態4.
図11はこの発明の実施の形態4に係る回転電機における流路プレートの主流路周りを示す要部断面図、図12はこの発明の実施の形態4に係る回転電機における回転子の磁石収容穴周りを負荷側から見た要部平面図である。
図11および図12において、負荷側端板17の貫通孔17aの主流路101の出口に相対する部分の穴直径D2が、主流路101の穴直径D1より小さくなっている。
なお、実施の形態4の他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
したがって、実施の形態4においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
実施の形態4によれば、負荷側から負荷側端板17を見たときの主流路101における流路口の開口面積が、反負荷側から反負荷側端板18を見たときの主流路101における流路口開口面積より小さい。つまり、主流路101の出口が負荷側端板17により直径D1から直径D2に絞られる。そこで、主流路101内での圧力損失が大きくなるので、主流路101に供給された冷却油が中継流路102から磁石冷却流路103に効果的に流され、永久磁石16の冷却性能が高められる。
なお、上記実施の形態4では、主流路を部分的に覆うように負荷側端板の貫通孔を小さくして、負荷側から負荷側端板を見たときに、主流路の開口面積を小さくしているが、負荷側端板の貫通孔を小さくせず、回転子鉄心の負荷側端部を構成する電磁鋼板のみの主流路を構成する開口の直径を小さくして、負荷側から負荷側端板を見たときに、主流路の開口面積を小さくしてもよい。
ここで、主流路101および中継流路102の変形例について図13Aから図13Hを参照しつつ説明する。図13Aから図13Hはそれぞれこの発明の回転電機における回転子鉄心に形成される冷媒流路の変形例を示す要部平面図である。
上記実施の形態1では、主流路101および中継流路102が磁石収容穴14の断面矩形の長さ方向の中央部に配置しているが、主流路101および中継流路102は、図13Aに示されるように、磁石収容穴14の断面矩形の長さ方向の一端側(内周側)に寄せて配置してもよいし、磁石収容穴14の断面矩形の長さ方向の他端側(外周側)に寄せて配置してもよい。
上記実施の形態1では、中継流路102が磁石冷却流路103に磁石収容穴14の断面矩形の長さ方向に対して垂直に連結されているが、中継流路102は、図13Bに示されるように、磁石冷却流路103に磁石収容穴14の断面矩形の長さ方向に対して傾斜して連結されてもよい。図13Bでは、中継流路102は、磁石収容穴14の断面矩形の長さ方向に対して外周側が鋭角となるように傾斜して磁石冷却流路103に連結されているが、中継流路102は、磁石収容穴14の断面矩形の長さ方向に対して内周側が鋭角となるように傾斜して磁石冷却流路103に連結されてもよい。
上記実施の形態1では、中継流路102の軸方向と直交する断面形状が矩形であるが、中継流路102の軸方向と直交する断面形状は、図13Cに示されるように、主流路101との連結部を上底とし、磁石冷却流路103との連結部を下底とする等脚台形でもよい。
上記実施の形態1では、主流路101の軸方向と直交する断面形状が円形であるが、主流路101の軸方向と直交する断面形状は円形に限定されない。主流路101の軸方向と直交する断面形状は、例えば、図13Dおよび図13Eに示されるように、楕円でもよく、図13Fに示されるように、三角形でもよく、図13Gに示されるように、三角形の角部にRを付けたものでもよく、図13Hに示されるように、正八角形でもよい。
また、主流路101は、主流路101の中心を通り、磁石収容穴14の断面矩形の長辺と直交する線分に対して対称な断面形状に形成されているが、主流路101は、主流路101の中心を通り、磁石収容穴14の断面矩形の長辺と直交する線分に対して非対称な断面形状でもよい。
このように、主流路101および中継流路102は、主流路101に流通する冷却油を中継流路102を介して磁石冷却流と103に供給できれば、種々の断面形状や配置をとることができる。
主流路101および中継流路102が1つの磁石冷却流路103に対して複数配設される場合においても、複数の主流路101および複数の中継流路102は、主流路101に流通する冷却油を中継流路102を介して磁石冷却流と103に供給できれば、種々の断面形状や配置をとることができる。また、複数の主流路101および複数の中継流路102の断面形状は、互いに異なってもよい。
なお、上記各実施の形態では、冷却油をコイル噴射孔からコイルエンド部に直接噴射するようにしているが、冷却油が直接コイルエンド部に噴射できないようにコイル噴射孔の位置や形状を変えて、別部材を介してコイルエンド部に冷却油を誘導するようにしてもよい。
また、上記各実施の形態では、冷却油を軸受噴射孔から軸受に直接噴射するようにしているが、冷却油が直接軸受に噴射できないように軸受噴射孔の位置や形状を変えて、別部材を介して軸受に冷却油を誘導するようにしてもよい。
また、上記各実施の形態では、コイル噴射孔、軸受噴射孔、シャフト噴射孔がフロントフレームおよびリアフレームに1個ずつ形成されているが、コイル噴射孔、軸受噴射孔、シャフト噴射孔は、フロントフレームおよびリアフレームに複数個ずつ形成されてもよい。
また、上記各実施の形態では、ハウジングが、フロントフレーム、センターフレーム、リアフレームに3分割されているが、ハウジングは、センターフレームとフロントフレーム又はリアフレームを一体に作製し、残る一つとの2分割に構成してもよい。
また、上記各実施の形態では、外周側に広がるV字形に配置された永久磁石の対が、周方向に等角ピッチで配設されているが、永久磁石が周方向に等角ピッチで1つずつ配設されてもよい。この場合、主流路、中継流路および磁石冷却流路が、永久磁石の内周側に配設され、かつ冷却油が永久磁石に接しながら磁石冷却流路を流れればよい。
また、上記各実施の形態では、永久磁石が断面矩形に作製されているが、永久磁石の断面形状は矩形で限定されず、例えば円弧形でもよい。
なお、上記各実施の形態では、ポンプによる圧送された冷却油を第1シャフト流路、第2シャフト流路および流路プレートの連通路を介して主流路に供給しているが、主流路への冷却油の供給方法はこれに限定されないことは言うまでもないことである。
この発明による回転電機を車両に用いた場合、永久磁石などの回転電機の内部部品を直接冷却することができるので、冷却性能が高くなり、回転電機の小型化および軽量化が可能となる。そして、回転電機の小型化により、車両への設置制約を少なくすることができ、回転電機の軽量化により、車両のエネルギー効率、すなわち消費電力や燃費などを向上することができる。また、この発明による回転電機を産業機器に用いた場合、筐体外形を大きくすることなく、出力を向上させることができる。これにより、例えば、輸送機器においては、運搬する物体の大重量化が可能となる。また、工作機械においては、被加工物の移動にかかる時間を短縮することができる。

Claims (7)

  1. ハウジングと、
    上記ハウジングに回転可能に支持された回転軸、上記回転軸に固着されている状態で上記ハウジング内に配設された回転子鉄心、それぞれ上記回転子鉄心を軸方向に貫通している状態で周方向に複数形成された磁石収容穴、上記磁石収容穴のそれぞれに収容された永久磁石、上記永久磁石のそれぞれを冷却する冷媒を流通させる冷媒流路、および上記回転子鉄心の軸方向両端に配設されて上記永久磁石の軸方向への脱落を阻止する第1端板および第2端板を有する回転子と、
    上記回転子を囲繞するように上記ハウジングに保持された円環状の固定子と、を備え、
    上記冷媒流路は、上記磁石収容穴から内周側に離間して形成された、上記回転子鉄心を軸方向に貫通する筒状流路となっている主流路と、上記磁石収容穴に収容された上記永久磁石の内周側に上記永久磁石に沿って形成され、上記回転子鉄心を軸方向に貫通しているとともに、上記永久磁石の内周側の面が流路の一部となっている磁石冷却流路と、上記主流路と上記磁石冷却流路とを連結している状態で上記回転子鉄心を軸方向に貫通している中継流路と、を備え、
    上記第1端板は、上記回転子鉄心の軸方向の一端に配設され、上記主流路の軸方向の一端を開放し、かつ上記磁石冷却流路と上記中継流路の軸方向の一端を塞口しており、
    上記第2端板は、上記回転子鉄心の軸方向の他端に配設され、上記主流路、上記磁石冷却流路、および上記中継流路の軸方向の他端を開放しており、
    上記主流路に軸方向の一端から供給された冷媒が、上記中継流路を介して上記磁石冷却流路に流入し、上記磁石冷却流路内を上記永久磁石に接しながら流通するように構成された回転電機。
  2. 上記中継流路は、上記主流路と上記磁石冷却流路とより周方向幅が小さく、上記主流路と上記磁石冷却流路との間でくびれている請求項1記載の回転電機。
  3. 上記主流路の軸方向と直交する断面積が、上記中継流路の軸方向と直交する断面積より大きい請求項1又は請求項2記載の回転電機。
  4. 上記冷媒流路は、複数の上記主流路と、1つの上記磁石冷却流路と、複数の上記主流路のそれぞれと上記磁石冷却流路とを連結する複数の上記中継流路と、を備え、
    複数の上記主流路の軸方向と直交する断面積が同じであり、複数の上記中継流路の軸方向と直交する断面積が同じである請求項3記載の回転電機。
  5. 上記冷媒流路は、複数の上記主流路と、1つの上記磁石冷却流路と、複数の上記主流路のそれぞれと上記磁石冷却流路とを連結する複数の上記中継流路と、を備え、
    複数の上記主流路の軸方向と直交する断面積が互いに異なり、複数の上記中継流路の軸方向と直交する断面積が互いに異なる請求項3記載の回転電機。
  6. 複数の上記主流路と複数の上記中継流路は、断面積が内径側ほど大きくなるように配列されている請求項5記載の回転電機。
  7. 上記軸方向の他側から上記第2端板を見たときの上記主流路における流路口の開口面積が、上記軸方向の一側から上記第1端板を見たときの上記主流路における流路口の開口面積より小さい請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の回転電機。
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