JPWO2016174794A1 - サーマルプロテクタ - Google Patents
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Abstract
Description
図1A〜図1Cは、本発明の一実施の形態に係るサーマルプロテクタ1を示す斜視図である。
図3A〜図3Hは、サーマルプロテクタ1の組立てを説明するための斜視図である。
また、図3A〜図3Cに示すように、基台6の長手方向の中央には、後述する可動板10の底面が接触可能な台座部6aが形成されている。この台座部6aは、図1Cに示すように、基台6の長手方向において可動接点8側に近づくほど高さが低くなっている。
バイメタル9は、設定温度を境界として反り返り方向を反転する熱応動素子である。詳しくは後述するが、平常時は、バイメタル9は、全体が上方に凸状に反転しており、凸状部分を挟んだ両側が下方に向いている。
図7に示すサーマルプロテクタ30は、第1の絶縁ブロック部4と第2の絶縁ブロック部5との間に梁部31が配置されている点のみにおいて、上述の一実施の形態に係るサーマルプロテクタ1と相違する。そのため、本実施の形態では、梁部31のみについて説明する。
電気製品の電気回路を開閉するサーマルプロテクタであって、
それぞれ外部回路に接続される第1の端子及び第2の端子と、
前記第1の端子を保持する第1の絶縁ブロック部と、
前記第2の端子を保持する第2の絶縁ブロック部と、
前記第1の絶縁ブロック部と前記第2の絶縁ブロック部とを連結する基台と、
前記第1の端子に連結された固定接点と、
前記固定接点と対向する位置に配置された可動接点と、
設定温度を境界として反り返り方向を反転するバイメタルと、
前記バイメタルと係合し、前記可動接点を固定され、前記第2の端子に連結され、前記基台に固定された弾性変形可能な可動板と、を備え、
前記バイメタル及び前記可動板は、前記第1の絶縁ブロック部と前記第2の絶縁ブロック部とにより挟まれた領域に収まるように、且つ、前記第1の絶縁ブロック部及び前記第2の絶縁ブロック部の全ての面と非平行となるように配置されている、
ことを特徴とするサーマルプロテクタ。
前記第1の絶縁ブロック部及び前記第2の絶縁ブロック部は、互いに同一線上に位置する中心軸を有する四角柱形状を呈し、
前記第1の絶縁ブロック部と前記第2の絶縁ブロック部とは、前記中心軸を取り囲む4つの側面が互いに同一面上に位置する、
ことを特徴とする付記1記載のサーマルプロテクタ。
前記バイメタル及び前記可動板は、前記第1の絶縁ブロック部及び前記第2の絶縁ブロック部の前記中心軸に直交する一方の対角線の方向と平行に配置されていることを特徴とする付記2記載のサーマルプロテクタ。
前記第1の端子及び前記第2の端子の底面は、前記第1の絶縁ブロック部及び前記第2の絶縁ブロック部の底面と、前記基台の底面と、のうち少なくとも一方と同一面上に位置することを特徴とする付記2又は付記3記載のサーマルプロテクタ。
前記固定接点の前記可動接点に対する接触面は、前記中心軸に直交する断面において、前記可動接点側への突出量が両端よりも中央で大きいアーチ形状を呈することを特徴とする付記2から付記4のいずれか記載のサーマルプロテクタ。
前記可動板は、一端側で前記基台に片持ち状に固定され、他端側に前記可動接点が固定され、
前記バイメタル及び前記可動板は、少なくとも前記他端側で該他端に近づくほど幅が狭くなっている、
ことを特徴とする付記1から付記5のいずれか記載のサーマルプロテクタ。
前記バイメタル及び前記可動板を挟んで前記基台と反対側に位置し、前記第1の絶縁ブロック部と前記第2の絶縁ブロック部とを連結する梁部を更に備えることを特徴とする付記1から付記6のいずれか記載のサーマルプロテクタ。
前記梁部は、前記第1の絶縁ブロック部と前記第2の絶縁ブロック部とにより挟まれた領域の1辺に沿って配置され、該1辺を挟んで隣接する2面に沿うL字板状、前記バイメタル及び前記可動板に平行な板状、又は、前記バイメタル及び前記可動板に垂直な板状を呈することを特徴とする付記7記載のサーマルプロテクタ。
2 第1の端子
2a 折り曲げ部
3 第2の端子
3a 折り曲げ部
4 第1の絶縁ブロック部
5 第2の絶縁ブロック部
6 基台
6a 台座部
7 固定接点
8 可動接点
9 バイメタル
10 可動板
10a 係合爪
10b 曲げ板部
10c 自由端
10d 固定端
11 固定具
31,32,33 梁部
111 十字状絶縁板
112 ニクロム線
121 円筒ケース
Claims (8)
- 電気製品の電気回路を開閉するサーマルプロテクタであって、
それぞれ外部回路に接続される第1の端子及び第2の端子と、
前記第1の端子を保持する第1の絶縁ブロック部と、
前記第2の端子を保持する第2の絶縁ブロック部と、
前記第1の絶縁ブロック部と前記第2の絶縁ブロック部とを連結する基台と、
前記第1の端子に連結された固定接点と、
前記固定接点と対向する位置に配置された可動接点と、
設定温度を境界として反り返り方向を反転するバイメタルと、
前記バイメタルと係合し、前記可動接点を固定され、前記第2の端子に連結され、前記基台に固定された弾性変形可能な可動板と、を備え、
前記バイメタル及び前記可動板は、前記第1の絶縁ブロック部と前記第2の絶縁ブロック部とにより挟まれた領域に収まるように、且つ、前記第1の絶縁ブロック部及び前記第2の絶縁ブロック部の全ての面と非平行となるように配置されている、
ことを特徴とするサーマルプロテクタ。 - 前記第1の絶縁ブロック部及び前記第2の絶縁ブロック部は、互いに同一線上に位置する中心軸を有する四角柱形状を呈し、
前記第1の絶縁ブロック部と前記第2の絶縁ブロック部とは、前記中心軸を取り囲む4つの側面が互いに同一面上に位置する、
ことを特徴とする請求項1記載のサーマルプロテクタ。 - 前記バイメタル及び前記可動板は、前記第1の絶縁ブロック部及び前記第2の絶縁ブロック部の前記中心軸に直交する一方の対角線の方向と平行に配置されていることを特徴とする請求項2記載のサーマルプロテクタ。
- 前記第1の端子及び前記第2の端子の底面は、前記第1の絶縁ブロック部及び前記第2の絶縁ブロック部の底面と、前記基台の底面と、のうち少なくとも一方と同一面上に位置することを特徴とする請求項2記載のサーマルプロテクタ。
- 前記固定接点の前記可動接点に対する接触面は、前記中心軸に直交する断面において、前記可動接点側への突出量が両端よりも中央で大きいアーチ形状を呈することを特徴とする請求項2記載のサーマルプロテクタ。
- 前記可動板は、一端側で前記基台に片持ち状に固定され、他端側に前記可動接点が固定され、
前記バイメタル及び前記可動板は、少なくとも前記他端側で該他端に近づくほど幅が狭くなっている、
ことを特徴とする請求項1記載のサーマルプロテクタ。 - 前記バイメタル及び前記可動板を挟んで前記基台と反対側に位置し、前記第1の絶縁ブロック部と前記第2の絶縁ブロック部とを連結する梁部を更に備えることを特徴とする請求項1記載のサーマルプロテクタ。
- 前記梁部は、前記第1の絶縁ブロック部と前記第2の絶縁ブロック部とにより挟まれた領域の1辺に沿って配置され、該1辺を挟んで隣接する2面に沿うL字板状、前記バイメタル及び前記可動板に平行な板状、又は、前記バイメタル及び前記可動板に垂直な板状を呈することを特徴とする請求項7記載のサーマルプロテクタ。
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