JPWO2016166799A1 - 制御システム及びプログラマブルロジックコントローラ - Google Patents

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Abstract

プログラマブルロジックコントローラ(3)と、プログラマブルロジックコントローラ(4)とを有する制御システムであって、プログラマブルロジックコントローラ(3)は、更新後のファームウェアのバージョンを指定する情報であるプログラマブルロジックコントローラ(4)のファームウェア更新設定を記憶するファームウェア更新設定記憶部(302)と、ファームウェアデータを記憶するファームウェアデータ記憶部(303)とを有し、プログラマブルロジックコントローラ(4)は、プログラマブルロジックコントローラ(3)からファームウェア更新設定及びファームウェアデータを取得するファームウェア更新設定処理部(401)と、ファームウェア更新設定に従いファームウェアデータにより、ファームウェア更新設定によって指定されたバージョンでファームウェアを更新するファームウェア更新実行部(411)とを有する。

Description

本発明は、マスタ局となるプログラマブルロジックコントローラとスレーブ局となるプログラマブルロジックコントローラとをネットワークを通じて接続した制御システム及びプログラマブルロジックコントローラに関する。
従来、プログラマブルロジックコントローラのファームウェアを更新する場合、ユーザがメーカのウェブサイトから対象機種のあるバージョンのファームウェアのデータを取得し、各プログラマブルロジックコントローラに対してファームウェアをインストールしていた。上記方法では、ファームウェアの更新作業は、プログラマブルロジックコントローラ1台ずつ行われており、プログラマブルロジックコントローラを複数用いた大規模な制御システムでは、作業工数が増大してしまう。
特に、各プログラマブルロジックコントローラのファームウェアのバージョンを確認した上で、更新が必要か否か及びいずれのバージョンで更新するかを判断する作業に時間を要する。
特許文献1には、マスタCPUが、スレーブCPUにおける書き換えるべきファームウェアを有し、マスタCPUにネットワークで接続されたスレーブCPUのファームウェアを更新する手法が提案されている。また、特許文献2には、ファームの更新時に、新しいバージョンに更新するか古いバージョンに戻すかを設定により選択可能とすることが開示されている。
特開2001−67215号公報 特開2003−15879号公報
しかしながら、特許文献1に記載の手法では、スレーブCPUのファームウェア更新時にファームウェアのバージョンを指定できないため、特定のスレーブCPUのファームウェアを特定のバージョンに戻したり、特定の制御向けにカスタマイズされたファームウェアを特定のスレーブCPUにインストールしたりすることはできない。また、特定のバージョンのファームウェアに特化されたプログラムが存在する場合、ファームウェアを更新した結果、制御の振る舞い及びタイミングにずれが生じることを防止できない。
また、特許文献2に記載の手法では、ファームを更新するか否か及びアップグレードかダウングレードかの選択は、設定により可能であるが、特許文献1と同様にファームウェアのバージョンを指定することはできないため、特許文献1と同様の問題が生じる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、システム中のプログラマブルロジックコントローラのファームウェアを、バージョンを指定して更新できる制御システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第1のプログラマブルロジックコントローラと、第1のプログラマブルロジックコントローラにネットワークで接続される少なくとも一つの第2のプログラマブルロジックコントローラとを有する制御システムを提供する。第1のプログラマブルロジックコントローラは、更新後のファームウェアのバージョンを指定する情報である第2のプログラマブルロジックコントローラのファームウェア更新設定を記憶するファームウェア更新設定記憶部と、ファームウェアデータを記憶するファームウェアデータ記憶部とを有する。第2のプログラマブルロジックコントローラは、第1のプログラマブルロジックコントローラからファームウェア更新設定及びファームウェアデータを取得するファームウェア更新設定処理部と、ファームウェア更新設定に従いファームウェアデータにより、ファームウェア更新設定によって指定されたバージョンでファームウェアを更新するファームウェア更新実行部とを有する。
本発明にかかる制御システムは、システム中のプログラマブルロジックコントローラのファームウェアを、バージョンを指定して更新できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかるプログラマブルロジックコントローラを用いた制御システムの概略構成を示す図 実施の形態1にかかる制御システムの構成を示す図 実施の形態1にかかる制御システムを構成するプログラミングツールに適用される情報処理装置のハードウェア構成を示す図 実施の形態1にかかる制御システムのマスタ局であるプログラマブルロジックコントローラのハードウェア構成を示す図 実施の形態1にかかるスレーブ局であるプログラマブルロジックコントローラのハードウェア構成を示す図 実施の形態1にかかる制御システムのファームウェア情報の収集の流れを示すシーケンス図 実施の形態1にかかるプログラミングツールが表示させるファームウェア情報一覧表示画面の一例を示す図 実施の形態1にかかる制御システムでのファームウェア更新設定の流れを示すシーケンス図 実施の形態1にかかるプログラミングツールが表示させるファームウェア更新設定画面の一例を示す図 実施の形態1にかかるスレーブ局であるプログラマブルロジックコントローラのプル型でのファームウェア更新処理の流れを示すフローチャート 実施の形態1にかかるプログラミングツールが表示させるファームウェア更新状態一覧表示画面の一例を示す図 本発明の実施の形態2にかかる制御システムの構成を示す図 実施の形態2にかかる制御システムに用いられるメモリカードにデータを記録するプログラミングツールに適用される情報処理装置のハードウェア構成を示す図 実施の形態2にかかる制御システムのマスタ局であるプログラマブルロジックコントローラのハードウェア構成を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる制御システム及びプログラマブルロジックコントローラを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかるプログラマブルロジックコントローラを用いた制御システムの概略構成を示す図である。制御システムは、マスタ局となる第1のプログラマブルロジックコントローラであるプログラマブルロジックコントローラ3と、スレーブ局となる第2のプログラマブルロジックコントローラでありネットワーク5で接続されたプログラマブルロジックコントローラ3によって制御されるプログラマブルロジックコントローラ4と、プログラマブルロジックコントローラ3に接続されたプログラミングツール2と、プログラミングツール2に接続されたサーバ1とを有する。
サーバ1は、プログラマブルロジックコントローラ3,4を製造するメーカによって運用される。サーバ1には、プログラマブルロジックコントローラ3,4のファームウェアが格納されている。プログラミングツール2とサーバ1との間は、インターネット又はローカルエリアネットワークによって接続される。
図2は、実施の形態1にかかる制御システムの構成を示す図である。なお、図1中のプログラマブルロジックコントローラ4は全て同じ構成であるため、図2にはプログラマブルロジックコントローラ4を一つだけ図示している。プログラミングツール2は、プログラマブルロジックコントローラ3,4のプログラムを作成する装置である。プログラミングツール2は、ファームウェア更新設定画面を表示するファームウェア更新設定部21、各プログラマブルロジックコントローラのファームウェア情報を収集して一覧表示するファームウェア情報収集部22、プログラマブルロジックコントローラの制御プログラムに動作を許可する特定のファームウェアのバージョンを設定する制御プログラム設定部23、プログラマブルロジックコントローラの制御プログラムを記憶する制御プログラム記憶部24及び制御システム全体のファームウェアの更新状態を画面上に一覧表示するファームウェア更新状態表示部25を有する。
図3は、実施の形態1にかかる制御システムを構成するプログラミングツールに適用される情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。プログラミングツール2は、情報処理装置50がプログラミングツールソフトウェア531を実行することによって実現されている。すなわち、プログラミングツールソフトウェア531を実行中の情報処理装置50は、プログラミングツール2となる。情報処理装置50は、プログラミングツールソフトウェア531を実行する演算装置51、演算装置51がワークエリアに用いるメモリ52、プログラミングツールソフトウェア531を記憶する記憶装置53、情報入力用のユーザインタフェースである入力装置54、情報を表示する表示装置55、サーバ1との通信用の通信装置56及びプログラマブルロジックコントローラ3との通信用の通信装置57を備える。演算装置51には、CPU(Central Processing Unit)を適用できる。メモリ52には、RAM(Random Access Memory)を適用できる。記憶装置53には、ハードディスクドライブ又はソリッドステートドライブを適用できる。入力装置54にはキーボード及びマウスを適用できる。表示装置55には液晶表示装置を適用できる。
図2に示すファームウェア更新設定部21、ファームウェア情報収集部22、制御プログラム設定部23及びファームウェア更新状態表示部25は、演算装置51がメモリ52をワークエリアに用いてプログラミングツールソフトウェア531を実行することによって実現されている。また、複数の演算装置及び複数のメモリが連携して上記機能を実行してもよい。制御プログラム記憶部24は、記憶装置53によって実現されている。
図2に示すように、プログラマブルロジックコントローラ3は、ファームウェア更新設定を管理するファームウェア更新設定管理部301、更新後のファームウェアのバージョンを指定する情報であるプログラマブルロジックコントローラ3,4のファームウェア更新設定を記憶するファームウェア更新設定記憶部302、プログラマブルロジックコントローラ3,4のファームウェアデータを記憶するファームウェアデータ記憶部303、プログラミングツール2からファームウェア情報収集コマンドを受信するとプログラマブルロジックコントローラ4に対してファームウェア情報を要求するファームウェア情報収集管理部304及びプログラマブルロジックコントローラ4のファームウェア更新状態を収集するファームウェア更新状態収集部305を有する。また、プログラマブルロジックコントローラ3は、ファームウェア更新設定及びファームウェアデータをファームウェア更新設定記憶部302及びファームウェアデータ記憶部303に記憶させるファームウェア更新設定処理部306、ファームウェア情報を処理するファームウェア情報処理部307、ファームウェア情報を記憶するファームウェア情報記憶部308、制御プログラム設定部23の要求を受けてプログラム動作設定記憶部310に記憶されているプログラム動作設定を返す制御プログラム設定処理部309、プログラム動作設定を記憶するプログラム動作設定記憶部310、制御プログラムを記憶する制御プログラム記憶部311、ファームウェア更新状態を管理するファームウェア更新状態管理部312、ファームウェア更新状態を表示するファームウェア更新状態表示部313、ファームウェアの更新を実行するファームウェア更新実行部314、実行用のファームウェアが格納されるファームウェア格納部315、プログラマブルロジックコントローラ3,4にかかっている負荷を監視する負荷監視部316及びプログラマブルロジックコントローラ3にかかっている負荷を測定する負荷算出部317を有する。
図4は、実施の形態1にかかる制御システムのマスタ局であるプログラマブルロジックコントローラのハードウェア構成を示す図である。プログラマブルロジックコントローラ3は、ファームウェアを実行する演算装置61、演算装置61がワークエリアに用いるメモリ62、演算装置61が実行するファームウェアを記憶する記憶装置63、制御プログラムのようなデータを記憶する記憶装置64、プログラミングツール2との通信用の通信装置65及びプログラマブルロジックコントローラ4との通信用の通信装置66を備える。演算装置61には、CPU(Central Processing Unit)を適用できる。メモリ62には、RAM(Random Access Memory)を適用できる。記憶装置63には、不揮発性半導体メモリを適用できる。記憶装置64には、不揮発性半導体メモリを適用できる。
図2に示すファームウェア更新設定管理部301、ファームウェア情報収集管理部304及びファームウェア更新状態収集部305は、演算装置61がメモリ62をワークエリアに用いて記憶装置63に記憶されているファームウェアを実行することによって実現される。また、複数の演算装置及びメモリが連携して上記機能を実行してもよい。ファームウェア更新設定記憶部302及びファームウェアデータ記憶部303は、記憶装置64によって実現される。
図2に示したファームウェア更新設定処理部306、ファームウェア情報処理部307、制御プログラム設定処理部309、ファームウェア更新状態管理部312及びファームウェア更新実行部314は、演算装置61がメモリ62をワークエリアにして記憶装置63に記憶されているファームウェアを実行することによって実現される。ファームウェア情報記憶部308、プログラム動作設定記憶部310及び制御プログラム記憶部311は、記憶装置64によって実現される。ファームウェア格納部315は、記憶装置63により実現される。ファームウェア更新状態表示部313は、表示ランプ67により実現される。
図2に示すように、プログラマブルロジックコントローラ4は、プログラマブルロジックコントローラ3からファームウェア更新設定及びファームウェアデータを取得するファームウェア更新設定処理部401、ファームウェア更新設定を記憶するファームウェア更新設定記憶部402、ファームウェアデータを記憶するファームウェアデータ記憶部403、ファームウェア情報を処理するファームウェア情報処理部404、ファームウェア情報を記憶するファームウェア情報記憶部405、制御プログラム設定部23の要求を受けてプログラム動作設定記憶部407に記憶されているプログラム動作設定を返す制御プログラム設定処理部406、プログラム動作設定を記憶するプログラム動作設定記憶部407、制御プログラムを記憶する制御プログラム記憶部408、ファームウェア更新状態を管理するファームウェア更新状態管理部409、ファームウェア更新状態を表示するファームウェア更新状態表示部410を有する。また、プログラマブルロジックコントローラ4は、ファームウェアの更新を実行するファームウェア更新実行部411、実行用のファームウェアが格納されるファームウェア格納部412及びプログラマブルロジックコントローラ4にかかっている負荷を測定する負荷算出部413を有する。
図5は、実施の形態1にかかるスレーブ局であるプログラマブルロジックコントローラのハードウェア構成を示す図である。プログラマブルロジックコントローラ4は、ファームウェアを実行する演算装置71、演算装置71がワークエリアに用いるメモリ72、演算装置71が実行するファームウェアを記憶する記憶装置73、制御プログラムのようなデータを記憶する記憶装置74、プログラマブルロジックコントローラ3との通信用の通信装置75及び複数の点灯色及び点灯パターンを持つ表示ランプ76を備える。演算装置71には、CPU(Central Processing Unit)を適用できる。メモリ72には、RAM(Random Access Memory)を適用できる。記憶装置73には、不揮発性半導体メモリを適用できる。記憶装置74には、不揮発性半導体メモリを適用できる。表示ランプ76にはLED(Light Emitting Diode)ランプを適用できる。
図2に示したファームウェア更新設定処理部401、ファームウェア情報処理部404、制御プログラム設定処理部406、ファームウェア更新状態管理部409及びファームウェア更新実行部411は、演算装置71がメモリ72をワークエリアにして記憶装置73に記憶されているファームウェアを実行することによって実現される。ファームウェア更新設定記憶部402、ファームウェアデータ記憶部403、ファームウェア情報記憶部405、プログラム動作設定記憶部407、制御プログラム記憶部408は、記憶装置74によって実現される。ファームウェア格納部412は、記憶装置73により実現される。ファームウェア更新状態表示部410は、表示ランプ76により実現される。
次に、実施の形態1にかかる制御システムでのファームウェア情報の収集処理について説明する。図6は、実施の形態1にかかる制御システムのファームウェア情報の収集の流れを示すシーケンス図である。ステップS1でプログラミングツール2のファームウェア情報収集部22は、プログラマブルロジックコントローラ3に対し、ファームウェア情報収集コマンドを発行する。
プログラマブルロジックコントローラ3のファームウェア情報収集管理部304は、ファームウェア情報収集コマンドを受信すると、ステップS2で、プログラマブルロジックコントローラ3に接続されているプログラマブルロジックコントローラ4の各々に対し、ファームウェア情報を要求する。また、ステップS2では、ファームウェア情報処理部307は、ファームウェア情報記憶部308からファームウェア情報を読み出す処理も行う。
プログラマブルロジックコントローラ3からファームウェア情報を要求されたプログラマブルロジックコントローラ4は、ステップS3で、ファームウェア情報処理部404が、ファームウェア情報記憶部405に記憶されているファームウェア情報を取得して、プログラマブルロジックコントローラ3へ送信する。
ファームウェア情報は、現在のファームウェアのバージョン、ファームウェアの更新可否、プログラマブルロジックコントローラ4の機器情報を含んでいる。プログラマブルロジックコントローラ4の機器情報は、プログラマブルロジックコントローラ4の型名及びネットワークにおけるプログラマブルロジックコントローラ4のアドレス情報を含んでいる。アドレス情報にはインターネットプロトコルアドレスを用いることができる。
ステップS4で、プログラマブルロジックコントローラ3のファームウェア情報収集管理部304は、プログラマブルロジックコントローラ4から収集したファームウェア情報及びファームウェア情報処理部307がファームウェア情報記憶部308から読み出したファームウェア情報を、ファームウェア情報収集コマンドに対しての応答でプログラミングツール2のファームウェア情報収集部22に返す。
ステップS5で、プログラミングツール2のファームウェア情報収集部22は、収集したプログラマブルロジックコントローラ4の各々のファームウェア情報を一覧表示する。
図7は、実施の形態1にかかるプログラミングツールが表示させるファームウェア情報一覧表示画面の一例を示す図である。ファームウェア情報一覧表示画面80は、番号欄81、アドレス情報欄82、型名欄83、現ファームウェアバージョン欄84及び更新可否欄85を有する。番号欄の番号は、制御システム中のプログラマブルロジックコントローラ4についての通し番号になっている。アドレス情報欄82、型名欄83及び現ファームウェアバージョン欄84は、ファームウェア情報に含まれていた情報がそのまま表示される。
次に、実施の形態1にかかる制御システムでのファームウェア更新設定の処理について説明する。図8は、実施の形態1にかかる制御システムでのファームウェア更新設定の流れを示すシーケンス図である。ステップS11で、プログラミングツール2のファームウェア更新設定部21は、ファームウェア情報収集部22が収集したファームウェア情報を基に、ファームウェア更新設定画面を表示する。図9は、実施の形態1にかかるプログラミングツールが表示させるファームウェア更新設定画面の一例を示す図である。ファームウェア更新設定画面90は、図7に示したファームウェア情報一覧表示画面80の番号欄81、アドレス情報欄82、型名欄83、現ファームウェアバージョン欄84及び更新可否欄85と同様の番号欄91、アドレス情報欄92、型名欄93、現ファームウェアバージョン欄94及び更新可否欄95に加え更新設定欄96を有している。更新設定欄96は、ファームウェアデータ欄961と更新後ファームウェアバージョン欄962とを備えている。
ファームウェアデータ欄961は、ファームウェア更新設定画面90上で指定可能なファームウェアデータのファイルの選択肢をリスト形式で表示し、リストの中からファイルを選択できる。ただし、更新可否欄95で更新不可に設定されているプログラマブルロジックコントローラに対しては、更新するファームウェアデータのファイルを指定できない。
更新後ファームウェアバージョン欄962は、ファームウェアデータ欄961でファームウェアデータのファイルを指定することによって、指定したファイルのファームウェアで更新した場合にファームウェアがどのバージョンになるかが表示される。更新後ファームウェアバージョン欄962の内容は、確認のために表示されるものであり、ユーザが設定内容を変更することはできない。
ステップS12で、プログラミングツール2のファームウェア更新設定部21は、ファームウェア更新設定画面90に対しての更新設定の設定操作を、入力装置54を介して受け付ける。
ステップS13で、プログラミングツール2のファームウェア更新設定部21は、ステップS12で受け付けた操作により設定されたファームウェア更新設定をプログラマブルロジックコントローラ3のファームウェア更新設定管理部301に送信する。
ステップS14で、プログラマブルロジックコントローラ3のファームウェア更新設定管理部301は、ファームウェア更新設定記憶部302にファームウェア更新設定を書き込む。
ステップS15で、プログラミングツール2のファームウェア更新設定部21は、ファームウェアデータ欄で指定したファームウェアデータをサーバ1から取得する。
ステップS16で、プログラミングツール2のファームウェア更新設定部21は、ステップS15で取得したファームウェアデータをプログラマブルロジックコントローラ3のファームウェア更新設定管理部301に送信する。
ステップS17で、プログラマブルロジックコントローラ3のファームウェア更新設定管理部301は、ファームウェアデータ記憶部303にファームウェアデータを書き込む。
次に、実施の形態1にかかる制御システムでのファームウェア更新処理について説明する。ファームウェアの更新は、スレーブ局であるプログラマブルロジックコントローラ4の各々が、マスタ局であるプログラマブルロジックコントローラ3から取得したファームウェアデータ及びファームウェア更新設定を基に、ファームウェア更新実行部411で自局の記憶装置に記憶されたファームウェアデータを書き換えることにより実行する。
プログラマブルロジックコントローラ4がファームウェアの更新処理を行う手法は、プッシュ型かプル型かを選択可能である。プッシュ型では、ファームウェア更新設定管理部301は、プログラミングツール2から受信したファームウェアデータ及びファームウェア更新設定をファームウェアデータ記憶部303及びファームウェア更新設定記憶部302に書き込んだ後、即座にファームウェア更新設定に従って、プログラマブルロジックコントローラ4の各々のファームウェア更新設定処理部401に対してファームウェアデータを送信し、書き込みを行う。
一方、プル型では、ファームウェア更新設定管理部301は、プログラマブルロジックコントローラ4からの要求を受けて要求元のプログラマブルロジックコントローラ4のファームウェア更新設定処理部401に対してファームウェアデータを送信し、書き込みを行う。
プッシュ型かプル型かは、使用状況に応じて選択される。プッシュ型は、スレーブ局であるプログラマブルロジックコントローラ4が稼働中にファームウェア更新を実行できるが、ファームウェア更新処理の負荷により、プログラマブルロジックコントローラ4で動作する制御プログラムの実行に影響が及ぶ可能性がある。一方、プル型は、スレーブ局であるプログラマブルロジックコントローラ4の起動処理の中で実行するため、制御プログラムへの影響はないが、ファームウェアの更新に先立ってプログラマブルロジックコントローラ4の電源を切る必要がある。
実施の形態1では、負荷算出部317,413により、プログラマブルロジックコントローラ3,4の負荷状況を測定し、既定の閾値よりも負荷が低い場合はプッシュ型、既定の閾値よりも負荷が低くない場合はプル型を選択して、ファームウェアの更新処理を実行する。
負荷算出部413は、演算装置71の使用率及びメモリ72の使用率に基づいて、プログラマブルロジックコントローラ4の負荷を算出する。負荷監視部316は、プログラマブルロジックコントローラ4の負荷算出部413からプログラマブルロジックコントローラ4の負荷の情報を取得する。負荷監視部316は、規定の閾値を保持しており、プログラマブルロジックコントローラ4から取得した情報が示す負荷と閾値とを比較し、閾値よりも負荷が低ければプッシュ型、低くなければプル型を選択して、選択結果をファームウェア設定管理部301に通知する。
図10は、実施の形態1にかかるスレーブ局であるプログラマブルロジックコントローラのプル型でのファームウェア更新処理の流れを示すフローチャートである。プログラマブルロジックコントローラ4は、電源投入後のイニシャル処理でファームウェアの更新処理を行う。ステップS21で、ファームウェア更新実行部411は、自局のファームウェアの更新が可能となっているか否かを確認する。ファームウェアが更新可能か否かの判断は、ファームウェア情報記憶部405に記憶されたファームウェア情報を参照して行う。ファームウェアを更新可能な状態であれば、ステップS21でYesとなり、ステップS22で、ファームウェア更新設定処理部401は、プログラマブルロジックコントローラ3のファームウェア更新設定管理部301からファームウェア更新設定を取得する。
自局のファームウェアの更新が可能でなければ、ステップS21でNoとなり、処理を終了する。
ステップS23で、ファームウェア更新設定管理部301は、自局の更新設定が存在するか否かを確認する。自局の更新設定が存在するか否かの確認は、ファームウェア更新設定記憶部402に記憶されているファームウェア更新設定に自局のエントリが存在するか否かに基づいて行う。自局の更新設定が存在すれば、ステップS23でYesとなり、ステップS24で、ファームウェア更新設定処理部401は、プログラマブルロジックコントローラ3からファームウェアデータを取得する。ファームウェアデータを取得する際には、ファームウェア更新設定処理部401は、ファームウェア更新設定記憶部402に記憶されているファームウェア更新設定に基づいて、更新設定で指定されているバージョンのファームウェアデータを取得する。
自局の更新設定が存在しなければ、ステップS23でNoとなり、処理を終了する。
ステップS25で、ファームウェア更新実行部411は、ファームウェアデータ記憶部403に記憶されているファームウェアデータを、ファームウェア格納部412に書き込むことによりファームウェアの更新を実行する。
ステップS26で、ファームウェア更新実行部411は、ファームウェア情報記憶部405内のファームウェア情報を更新する。
マスタ局となるプログラマブルロジックコントローラ3は、スレーブ局となるプログラマブルロジックコントローラ4と同様に、演算装置61の使用率及びメモリ62の使用率に基づいて、プログラマブルロジックコントローラ3の負荷を算出する負荷算出部317とファームウェア更新設定を管理するファームウェア更新設定処理部306とを備えているため、プログラマブルロジックコントローラ3の内部でプッシュ型又はプル型のファームウェア更新処理を行える。
なお、プログラマブルロジックコントローラ4は、ファームウェア更新実行部411によるファームウェア更新処理の実行状態について、ファームウェア更新状態管理部409で監視している。ファームウェア更新処理の実行状態は更新中又は更新完了である。ファームウェア更新状態管理部409は、ファームウェア更新状態表示部410にて、ファームウェアの更新処理の実行状態を表示させる。一例を挙げると、ファームウェア更新状態管理部409は、ファームウェア更新状態表示部410をなす表示ランプ76の点灯色及び点灯パターンを変化させることで、ファームウェアの更新処理の実行状況を表示させる。
マスタ局であるプログラマブルロジックコントローラ3も同様に、ファームウェア更新実行部314によるファームウェア更新処理の実行状態について、ファームウェア更新状態管理部312で監視している。ファームウェア更新処理の実行状態は更新中又は更新完了である。ファームウェア更新状態管理部312は、ファームウェア更新状態表示部313にて、ファームウェアの更新処理の実行状態を表示させる。一例を挙げると、ファームウェア更新状態管理部312は、ファームウェア更新状態表示部313をなす表示ランプ67の点灯色及び点灯パターンを変化させることで、ファームウェアの更新処理の実行状況を表示させる。
マスタ局であるプログラマブルロジックコントローラ3は、ファームウェア更新状態収集部305が、ファームウェア更新状態管理部312が保持するファームウェアの更新状態と、スレーブ局であるプログラマブルロジックコントローラ4のファームウェア更新状態管理部409が保持するファームウェア更新状態とを取得することにより、制御システム全体でのファームウェア更新状態を収集する。プログラミングツール2のファームウェア更新状態表示部25は、ファームウェア更新状態収集部305が収集した制御システム全体でのファームウェア更新状態を、ファームウェア更新状態一覧表示画面で表示する。
図11は、実施の形態1にかかるプログラミングツールが表示させるファームウェア更新状態一覧表示画面の一例を示す図である。ファームウェア更新状態一覧表示画面110は、図9に示したファームウェア更新設定画面90の番号欄91、アドレス情報欄92、型名欄93、現ファームウェアバージョン欄94、更新可否欄95及び更新設定欄96と同様の番号欄111、アドレス情報欄112、型名欄113、現ファームウェアバージョン欄114、更新可否欄115及び更新設定欄116に加え、更新状態欄117を有している。更新状態欄117にはプログラマブルロジックコントローラ4のファームウェアの更新状態が表示される。
次に、実施の形態1にかかる制御システムにおけるプログラム動作設定について説明する。プログラミングツール2では、制御プログラム設定部23において、マスタ局であるプログラマブルロジックコントローラ3で動作させる制御プログラム及びスレーブ局であるプログラマブルロジックコントローラ4で動作させる制御プログラムに対し、動作を許可する特定のファームウェアバージョンを設定することにより、設定されたバージョンと異なるバージョンのファームウェアへの更新の実行を不可とする。
具体的には、制御プログラム設定部23は、プログラミングツール2で作成されて制御プログラム記憶部24に記憶されている制御プログラムに対し、動作を許可する特定のファームウェアのバージョンを設定し、制御プログラム設定処理部309,406に送信して、制御プログラム記憶部311,408に記憶させる。特定のファームウェアバージョンが設定された場合、制御プログラム設定処理部309,406は、ファームウェア情報記憶部308,405内のファームウェア情報に対して、ファームウェア更新可否の情報を追加記録する。ファームウェア更新可否に不可の設定がなされたプログラマブルロジックコントローラ3,4に対しては、ファームウェア更新設定を行うことができなくなる。
上記のように、実施の形態1にかかる制御システムは、複数のプログラマブルロジックコントローラをネットワークで接続して構成しても、ファームウェアの更新処理を行う際の作業工数の増加を抑えることができる。また、特定のプログラマブルロジックコントローラに対して特定のバージョンのファームウェアを指定したい場合に、プログラマブルロジックコントローラごとにファームウェアのバージョンを指定できる。また、特定のファームウェアに特化された制御プログラムが存在する場合、ファームウェアの更新可否に不可を設定することにより、誤ってファームウェアを更新してしまい、制御の振る舞い又はタイミングがずれるなどの問題が生じることを防止できる。
実施の形態2.
図12は、本発明の実施の形態2にかかる制御システムの構成を示す図である。実施の形態2にかかる制御システムは、ファームウェアの更新を実行する際にプログラミングツールを使用せず、プログラマブルロジックコントローラ3’がファームウェア更新設定41及びファームウェアデータ42をメモリカード40から取得する点で実施の形態1と相違している。
マスタ局であるプログラマブルロジックコントローラ3’は、ファームウェア更新設定41及びファームウェアデータ42をメモリカード40から読み出す自己ファームウェア更新処理部318を有する点で、実施の形態1のプログラマブルロジックコントローラ3と相違している。
メモリカード40には、プログラミングツールによりファームウェア更新設定41及び更新対象となるプログラマブルロジックコントローラ4の分のファームウェアデータ42が記録されている。
図13は、実施の形態2にかかる制御システムに用いられるメモリカードにデータを記録するプログラミングツールに適用される情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。情報処理装置50’は、メモリカードライタ58を備える点で、実施の形態1の制御システムを構成するプログラミングツール2に適用される情報処理装置50と相違している。
図12に示すファームウェア更新設定41及びファームウェアデータ42は、演算装置51がメモリ52をワークエリアに用いて記憶装置53に記憶されているファームウェアを実行し、メモリカードライタ58を用いることによってメモリカード40に書き込まれる。
図14は、実施の形態2にかかる制御システムのマスタ局であるプログラマブルロジックコントローラのハードウェア構成を示す図である。プログラマブルロジックコントローラ3’は、メモリカードリーダ68を備える点で、実施の形態1の制御システムのマスタ局であるプログラマブルロジックコントローラ3と相違している。
図12に示す自己ファームウェア更新処理部318は、演算装置61がメモリ62をワークエリアに用いて記憶装置63に記憶されているファームウェアを実行し、メモリカードリーダ68を用いることによって実現される。また、複数の演算装置及びメモリが連携して上記機能を実行してもよい。
マスタ局であるプログラマブルロジックコントローラ3’を起動することにより、自己ファームウェア更新処理部318によって、ファームウェア更新設定41及びファームウェアデータ42がメモリカード40から読み出され、ファームウェア更新設定管理部301によりファームウェア更新設定記憶部302及びファームウェアデータ記憶部303に記憶される。
ファームウェア更新設定記憶部302内のファームウェア更新設定及びファームウェアデータ記憶部303内のファームウェアデータを用いてプログラマブルロジックコントローラ3’,4のファームウェアを更新する処理は、実施の形態1と同様である。
実施の形態2によれば、遠隔地でファームウェアの更新を実施したい場合などに、メモリカード40を送付すれば、プログラミングツールが無くてもプログラマブルロジックコントローラ3’,4のファームウェアを更新できるため、メンテナンスコストを低減できる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 サーバ、2 プログラミングツール、3,3’,4 プログラマブルロジックコントローラ、5 ネットワーク、21 ファームウェア更新設定部、22 ファームウェア情報収集部、23 制御プログラム設定部、24 制御プログラム記憶部、25 ファームウェア状態表示部、40 メモリカード、41 ファームウェア更新設定、42 ファームウェアデータ、51,61,71 演算装置、52,62,72 メモリ、53,63,64,73,74 記憶装置、54 入力装置、55 表示装置、56,57,65,66,75 通信装置、58 メモリカードライタ、68 メモリカードリーダ、67,76 表示ランプ、80 ファームウェア情報一覧表示画面、81,91,111 番号欄、82,92,112 アドレス情報欄、83,93,113 型名欄、84,94,114 現ファームウェアバージョン欄、85,95,115 更新可否欄、90 ファームウェア更新設定画面、96,116 更新設定欄、110 ファームウェア更新状態一覧表示画面、117 更新状態欄、301、ファームウェア更新設定管理部、302,402 ファームウェア更新設定記憶部、303,403 ファームウェアデータ記憶部、304 ファームウェア情報収集管理部、305 ファームウェア更新状態収集部、306,401 ファームウェア更新設定処理部、307,404 ファームウェア情報処理部、308,405 ファームウェア情報記憶部、309,406 制御プログラム設定処理部、310,407 プログラム動作設定記憶部、311,408 制御プログラム記憶部、312,409 ファームウェア更新状態管理部、313,410 ファームウェア更新状態表示部、314,411 ファームウェア更新実行部、315,412 ファームウェア格納部、316 負荷監視部、317,413 負荷算出部、318 自己ファームウェア更新処理部、531 プログラミングツールソフトウェア、961 ファームウェアデータ欄、962 更新後ファームウェアバージョン欄。
負荷算出部413は、演算装置71の使用率及びメモリ72の使用率に基づいて、プログラマブルロジックコントローラ4の負荷を算出する。負荷監視部316は、プログラマブルロジックコントローラ4の負荷算出部413からプログラマブルロジックコントローラ4の負荷の情報を取得する。負荷監視部316は、規定の閾値を保持しており、プログラマブルロジックコントローラ4から取得した情報が示す負荷と閾値とを比較し、閾値よりも負荷が低ければプッシュ型、低くなければプル型を選択して、選択結果をファームウェア更新設定管理部301に通知する。

Claims (8)

  1. 第1のプログラマブルロジックコントローラと、該第1のプログラマブルロジックコントローラにネットワークで接続される少なくとも一つの第2のプログラマブルロジックコントローラとを有する制御システムであって、
    前記第1のプログラマブルロジックコントローラは、更新後のファームウェアのバージョンを指定する情報である前記第2のプログラマブルロジックコントローラのファームウェア更新設定を記憶するファームウェア更新設定記憶部と、前記第2のプログラマブルロジックコントローラのファームウェアデータを記憶するファームウェアデータ記憶部とを有し、
    前記第2のプログラマブルロジックコントローラは、前記第1のプログラマブルロジックコントローラから前記ファームウェア更新設定及び前記ファームウェアデータを取得するファームウェア更新設定処理部と、前記ファームウェア更新設定に従い前記ファームウェアデータにより、前記ファームウェア更新設定によって指定されたバージョンでファームウェアを更新するファームウェア更新実行部とを有することを特徴とする制御システム。
  2. 前記ファームウェア更新設定は、ファームウェアの更新可否を指定する情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記第1のプログラマブルロジックコントローラ及び前記第2のプログラマブルロジックコントローラが処理する制御プログラムを作成するプログラミングツールを有し、
    前記プログラミングツールは、前記ファームウェア更新設定記憶部及び前記ファームウェアデータ記憶部に前記ファームウェア更新設定及び前記ファームウェアデータを書き込むファームウェア更新設定部を有することを特徴とする請求項2に記載の制御システム。
  4. 前記プログラミングツールは、
    前記第2のプログラマブルロジックコントローラが実行する制御プログラムに動作を許可するファームウェアのバージョンを設定する制御プログラム設定部を有し、
    前記ファームウェア更新設定部は、前記制御プログラムにおいて動作を許可するバージョンが設定された第2のプログラマブルロジックコントローラのファームウェアの更新を不可にして前記ファームウェア更新設定を作成することを特徴とする請求項3に記載の制御システム。
  5. 前記第2のプログラマブルロジックコントローラは、ファームウェアの更新状態を監視するファームウェア更新状態管理部を有し、
    前記第1のプログラマブルロジックコントローラは、前記第2のプログラマブルロジックコントローラから、前記ファームウェアの更新状態を示す情報を収集するファームウェア更新状態収集部を有し、
    前記プログラミングツールは、前記ファームウェア更新状態収集部が収集した情報に基づいて、前記第2のプログラマブルロジックコントローラのファームウェアの更新状態を表示するファームウェア状態表示部を有することを特徴とする請求項3又は4に記載の制御システム。
  6. リムーバブル記憶媒体に記憶された前記ファームウェア更新設定及び前記ファームウェアデータを読み出し、前記ファームウェア更新設定記憶部及び前記ファームウェアデータ記憶部に記憶させることを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
  7. スレーブ局となる他のプログラマブルロジックコントローラにネットワークを通じてされてマスタ局となるプログラマブルロジックコントローラであって、
    更新後のファームウェアのバージョンを指定する情報である前記第2のプログラマブルロジックコントローラのファームウェア更新設定を記憶するファームウェア更新設定記憶部と、前記ファームウェア更新設定によって指定されたバージョンの前記他のプログラマブルロジックコントローラのファームウェアのファームウェアデータを記憶するファームウェアデータ記憶部とを有することを特徴とするプログラマブルロジックコントローラ。
  8. マスタ局となる他のプログラマブルロジックコントローラにネットワークを通じてされてスレーブ局となるプログラマブルロジックコントローラであって、
    前記他のプログラマブルロジックコントローラから、更新後のファームウェアのバージョンを指定する情報であるファームウェア更新設定及び前記ファームウェア更新設定によって指定されたバージョンのファームウェアのファームウェアデータを取得するファームウェア更新設定処理部と、前記ファームウェア更新設定に従い前記ファームウェアデータによりファームウェアを更新するファームウェア更新実行部とを有することを特徴とするプログラマブルロジックコントローラ。
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