JPWO2016158843A1 - 車載用射出成形体並びにそれを用いた自動車ライトガイド、自動車内装パネル及び自動車ランプレンズ - Google Patents
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Abstract
Description
また、同じ構造単位から得られる熱可塑性樹脂であれば、ガラス転移温度(Tg)が低いほど、流動性や転写性に優れた成形体が得られる傾向がある。しかし、Tgをあまりに低くすると、耐熱性に優れた射出成形体を得ることができなくなる。
しかし、近年の光学材料用途の広がりに伴い、BPA−PCでは耐衝撃性が不足する場合があるため、耐衝撃性が改善された大型・薄型の車載用射出成形体の開発が強く求められている。
特許文献4には長鎖アルキル基を末端基として有する、流動性が改善されたポリカーボネート樹脂を用いた導光板が提案されている。しかし、大型化には更なる流動性の改善が求められ、耐衝撃性についても改善する余地があった。
特許文献5には、長鎖アルキル基を末端基として有するポリカーボネート樹脂を用いて耐熱変色を改良した光学情報記録媒体用基板が提案されているが、車載用成形体としては、耐衝撃性や転写性をさらに改善する余地があった。
すなわち、本発明は、以下に示すポリカーボネート樹脂を含む車載用射出成形体に関する。
<1>下記一般式(1)に示す末端構造を有し、かつ、粘度平均分子量が18,000〜24,000であるポリカーボネート樹脂を含有する、車載用射出成形体。
R1は炭素数5〜23のアルキル基、又は、炭素数8〜36のアルケニル基を表し、
R2〜R5はそれぞれ独立に、水素、ハロゲン、置換基を有してもよい炭素数1〜20のアルキル基及び置換基を有してもよい炭素数6〜12のアリール基からなる群のうちいずれかを表す。)
<2>前記ポリカーボネート樹脂が、下記一般式(2)で表される構造単位を含有するものである、<1>に記載の成形体。
R6〜R13はそれぞれ独立に、水素、ハロゲン、置換基を有してもよい炭素数1〜5のアルコキシル基、置換基を有してもよい炭素数1〜20のアルキル基、置換基を有してもよい炭素数1〜5のアルコキシ基、置換基を有してもよい炭素数6〜12のアリール基、置換基を有してもよい炭素数7〜17のアラルキル基及び置換基を有してもよい炭素数2〜15のアルケニル基からなる群のうちいずれかを表し、
Xは、単結合、−O−、−S−、−SO−、−SO2−、−CO−及び下記一般式(3)〜(6)からなる群のうち、いずれかの構造である。)
R14及びR15はそれぞれ独立に水素、ハロゲン、置換基を有してもよい炭素数1〜20のアルキル基、置換基を有してもよい炭素数1〜5のアルコキシ基、置換基を有してもよい炭素数6〜12のアリール基、置換基を有してもよい炭素数2〜5のアルケニル基、及び置換基を有してもよい炭素数7〜17のアラルキル基からなる群のうちいずれかを表し、
cは1〜20の整数を表す。)
<3>前記末端構造が、下記一般式(8)で示される構造を有する、<1>または<2>に記載の成形体。
<4>前記一般式(8)におけるR1が、2−エチルヘキシル基、2−ヘキシルデシル基、ヘキサデシル基及びドコシル基からなる群のうち、いずれか一種以上である、<3>に記載の成形体。
<5>前記一般式(2)におけるXが、前記式(3)の構造を有する、<2>〜<4>のいずれかに記載の成形体。
<6>前記ポリカーボネート樹脂のQ値が、10×10-2cc/sec以上である、<1>〜<5>のいずれかに記載の成形体。
<7>前記ポリカーボネート樹脂のIzod衝撃強度が、200J/m以上である、<1>〜<6>のいずれかに記載の成形体。
<8>前記ポリカーボネート樹脂のガラス転移温度が、105℃以上である、<1>〜<7>のいずれかに記載の成形体。
<9><1>〜<8>のいずれかに記載の成形体を部材として含有する自動車ライトガイド。
<10><1>〜<8>のいずれかに記載の成形体を部材として含有する自動車内装パネル。
<11><1>〜<8>のいずれかに記載の成形体を部材として含有する自動車ランプレンズ。
本発明の車載用射出成形体は、特定の構造および粘度平均分子量を有するポリカーボネート樹脂を含有している。以下にそのポリカーボネート樹脂について説明する。
本発明の車載用射出成形体に含有されるポリカーボネート樹脂は、下記一般式(1)に示す末端構造を有し、かつ、粘度平均分子量が18,000〜24,000である。
本発明の車載用射出成形体に含有されるポリカーボネート樹脂に用いるジヒドロキシ化合物は、分子中に二つの水酸基を有するフェノール系化合物であれば特に限定されないが、得られる成形体の耐衝撃性と、純度が高く、流通量が多いという観点から一般式(7)で表される2価フェノールのものが好ましい。このような2価フェノールを用いることで、得られるポリカーボネート樹脂が一般式(2)で表される構造単位を有することとなる。
これらのジヒドロキシ化合物は、単独で、又は、2種以上を混合して使用することができる。
本発明の車載用射出成形体に含有されるポリカーボネート樹脂に用いる炭酸エステル形成化合物は、ホスゲン、トリホスゲン、炭酸ジエステル、及び、カルボニル化合物が例示される。炭酸エステル形成化合物の中でも、特にホスゲンが、得られる樹脂の色相や安定性などの品質、更にはコストの観点から好ましい。
本発明の車載用射出成形体に含有されるポリカーボネート樹脂に用いる末端停止剤は、下記一般式(1a)で表される1価フェノールである。
一般式(1a)におけるR1の炭素数が23以下の場合は、本発明の車載用射出成形体に含有されるポリカーボネート樹脂のTgが比較的高くなり、熱安定性が向上する傾向があり、R1の炭素数が5を上回る場合、流動性と耐衝撃性が向上する傾向がある。
一般式(8a)中、R1は、炭素数5〜23のアルキル基を表す。より好ましいR1は炭素数6〜22、さらに好ましくは炭素数6〜20、特に好ましくは炭素数8〜16のアルキル基である。
さらに、パラヒドロキシ安息香酸2-エチルヘキシルエステル、パラヒドロキシ安息香酸ヘキサデシルエステルのいずれかもしくは両方を末端停止剤として使用することが、耐熱性に加え、入手のし易さの観点からより好ましい。
併用してもよい末端停止剤としては、フェノール、p−クレゾール、o−クレゾール、2,4−キシレノール、p−t−ブチルフェノール、o−アリルフェノール、p−アリルフェノール、p−ヒドロキシスチレン、p−ヒドロキシ−α−メチルスチレン、p−プロピルフェノール、p−クミルフェノール、p−フェニルフェノール、o−フェニルフェノール、p−トリフルオロメチルフェノール、p−ノニルフェノール、p−ドデシルフェノール、オイゲノール、アミルフェノール、ヘキシルフェノール、ヘプチルフェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノール、デシルフェノール、ドデシルフェノール、ミリスチルフェノール、パルミチルフェノール、ステアリルフェノール、ベヘニルフェノール等のアルキルフェノール及びパラヒドロキシ安息香酸のメチルエステル、エチルエステル、プロピルエステル、ブチルエステル、アミルエステル、ヘキシルエステル、ヘプチルエステル等のパラヒドロキシ安息香酸アルキルエステルが挙げられる。また、上記末端停止剤を2種類以上併用して使用することも可能である。特に併用してもよい末端停止剤は、純度やコストの観点から、p−t−ブチルフェノールである。
他の末端停止剤を使用する場合は、全末端停止剤中の20mol%以下であることが好ましく、10mol%以下であることがより好ましい。
本発明の車載用射出成形体に含まれるポリカーボネート樹脂は、末端停止剤の使用量によって分子量が制御される。
主骨格のために使用するジヒドロキシ化合物の重合度と、末端停止剤の使用量は下記数式(I)に示される。
本発明の車載用射出成形体には、必要に応じて、他の樹脂が含まれていてもよい。このような他の樹脂としては、例えば、本発明で用いるポリカーボネート樹脂以外のポリカーボネート樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET樹脂)、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT樹脂)、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT樹脂)等の熱可塑性ポリエステル樹脂;ポリスチレン樹脂(PS樹脂)、高衝撃ポリスチレン樹脂(HIPS)、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS樹脂)、メチルメタクリレート−スチレン共重合体(MS樹脂)等のスチレン系樹脂;メチルメタクリレート−アクリルゴム−スチレン共重合体(MAS)等のコア/シェル型のエラストマー、ポリエステル系エラストマー等のエラストマー;環状シクロオレフィン樹脂(COP樹脂)、環状シクロオレフィン(COP)共重合体樹脂等のポリオレフィン樹脂;ポリアミド樹脂(PA樹脂);ポリイミド樹脂(PI樹脂);ポリエーテルイミド樹脂(PEI樹脂);ポリウレタン樹脂(PU樹脂);ポリフェニレンエーテル樹脂(PPE樹脂);ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS樹脂);ポリスルホン樹脂(PSU樹脂);ポリメタクリレート樹脂(PMMA樹脂);ポリカプロラクトン等を挙げることができる。特に好ましい混合樹脂としては、PS樹脂、AS樹脂、PMMA樹脂が挙げられる。
本発明の車載用射出成形体中における、他の樹脂の成分割合は、全樹脂成分の10質量%以下であることが好ましく、1質量%以下がさらに好ましい。他の樹脂の成分割合を10質量%以下とすることで、諸物性を維持することができる。
本発明の車載用射出成形体には、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の添加剤が配合されていてもよい。添加剤としては、熱安定剤、酸化防止剤、難燃剤、難燃助剤、紫外線吸収剤、離型剤及び着色剤から成る群から選択された少なくとも1種類の添加剤が例示される。
また、所望の諸物性を著しく損なわない限り、帯電防止剤、蛍光増白剤、防曇剤、流動性改良剤、可塑剤、分散剤、抗菌剤等を添加してもよい。
また、フルオロアルカン−スルホン酸金属塩として、アルカリ金属塩およびアルカリ土類金属塩を挙げることができ、その中でもアルカリ金属塩が好ましい。フルオロアルカンスルホン酸金属塩の炭素数としては、1〜8が好ましく、2〜4がより好ましい。このような範囲とすることにより、高い透明性を維持できるという効果が得られる。好ましいフルオロアルカン−スルホン酸金属塩の具体例として、パーフルオロブタン−スルホン酸ナトリウム、パーフルオロブタン−スルホン酸カリウム、パーフルオロエタン−スルホン酸ナトリウム、パーフルオロエタン−スルホン酸カリウム、等を挙げることができる。
離型剤の添加割合は、配合する場合、ポリカーボネート樹脂100質量部に対して、好ましくは0.001質量部以上、より好ましくは0.01質量部以上であり、また、2質量部以下、より好ましくは1質量部以下である。離型剤の添加割合が少なすぎると、成形時の離型性の効果が十分でない場合があり、離型剤の添加割合が多すぎると、成形体の耐加水分解性の低下、射出成形時の金型汚染等が生じる可能性がある。
着色剤の添加割合は、配合する場合、ポリカーボネート樹脂100質量部に対して、例えば5質量部以下、好ましくは3質量部以下、より好ましくは2質量部以下である。着色剤の添加割合が多すぎると成形体の耐衝撃性が十分で無くなる可能性がある。
本発明の成形体に含まれるポリカーボネート樹脂は、公知の方法に基づき合成することができ、例えば、界面重合法、ピリジン法、エステル交換法、環状カーボネート化合物の開環重合法をはじめとする各種合成方法を挙げることができる。具体的には、ジヒドロキシ化合物と、炭酸エステル形成化合物とを、反応させることによって直鎖状熱可塑性ポリカーボネートの重合体が得られる。また、上記ポリヒドロキシ化合物や多官能化合物を併用した場合は、分岐状熱可塑性ポリカーボネートの共重合体が得られる。
<分子量>
本発明の成形体に含まれるポリカーボネート樹脂の分子量はウベローデ粘度計を用い、以下に示す条件にて測定した粘度平均分子量(Mv)にて評価する。
測定機器:ウベローデ毛管粘度計
溶媒:ジクロロメタン
樹脂溶液濃度:0.5グラム/デシリットル
測定温度:25℃
上記条件で測定し、ハギンズ定数0.45で極限粘度[η]デシリットル/グラムを求め、下記数式(II)により算出する。
本発明の車載用射出成形体に含まれるポリカーボネート樹脂の溶融流動性は高化式フローテスターを用い、以下に示す条件にて測定した容量流速(Q値)にて評価する。Q値が高いと溶融流動性が高いことを示し、Q値が低いと溶融流動性が低いことを示す。
測定機器:流動特性評価装置フローテスター
荷重:160kgf/cm2
オリフィス:直径1mm×長さ10mm
測定温度:280℃
試験には例えば、株式会社島津製作所製CFT−500Dを使用することができる。
測定機器:示差走査熱量測定機(DSC)
加温速度:10℃/分
ガスフロー環境:窒素20ml/分
試料前処理:300℃加熱融解
試験には例えば、株式会社島津製作所製示差走査熱量測定機(DSC)DSC−50を使用することができる。
本発明の成形体に含まれるポリカーボネート樹脂の耐衝撃性は、ASTM−D256に基づいて、Izod衝撃強度により評価する。試験には例えば、東洋精機製作所製Izod衝撃試験機を使用することができる。
本発明の車載用射出成形体は、従来のポリカーボネート樹脂よりなる成形体に比べて、優れた耐熱性および耐衝撃性を有し、微細構造を有する成形体となり得ることから、車載用の電気電子部品、機械部品、車輌部品として好適に使用できる。このような部品の例としては、例えば、自動車内装パネル、自動車ランプレンズ、自動車インナーレンズ、自動車レンズ保護カバー、自動車ライトガイド等が挙げられる。本発明の一態様によれば、本発明の成形体を部材として含有する、自動車ライトガイド、自動車内装用パネルおよび自動車ランプレンズが提供される。
本発明の車載用射出成形体の製造方法は、特に限定されず、ポリカーボネート樹脂について一般に採用されている成形法を任意に採用することができる。その例を挙げると、溶融射出成形法、超高速射出成形法、射出圧縮成形法、二色成形法、ガスアシスト等の中空成形法、断熱金型を使用した成形法、急速加熱金型を使用した成形法、押出成形法、シート成形法、熱成形法、回転成形法、積層成形法、プレス成形法等が挙げることができる。また、ホットランナー方式を使用した成形法を用いることもできる。特に好ましくは、溶融射出成形法である。
本実施例において得られた成形体に含まれるポリカーボネート樹脂の分子量は、ウベローデ粘度計を用い、以下に示す条件にて測定した粘度平均分子量(Mv)にて評価した。
測定機器:ウベローデ毛管粘度計
溶媒:ジクロロメタン
樹脂溶液濃度:0.5グラム/デシリットル
測定温度:25℃
上記条件で測定し、ハギンズ定数0.45で極限粘度[η]デシリットル/グラムを求め、下記数式(II)により算出した。
射出成形機(ソディック社製「HSP100A」)により、樹脂温度340℃、金型温度105℃で3mm×3mm×300mmのライトガイド型試験片を成形し、その際に充填不足や成型品に変形・割れの発生の有無等により、成形体の評価を行った。
測定機器:流動特性評価装置フローテスター
荷重:160kgf/cm2
オリフィス:直径1mm×長さ10mm
測定温度:280℃
測定機器:株式会社島津製作所製CFT−500D
測定機器:示差走査熱量測定機(DSC)
加温速度:10℃/分
ガスフロー環境:窒素20ml/分
試料前処理:300℃加熱融解
測定機器:株式会社島津製作所製示差走査熱量測定機(DSC)DSC−50
本発明の成形体の耐衝撃性は、STM−D256に基づいて、ノッチ付きIzod衝撃強度により評価した。
測定機器:東洋精機製作所製Izod衝撃試験機
<製造例1>
有機化学ハンドブック(第3版:有機合成化学協会編:技術堂発行)の第143頁〜150頁の記載に基づき、東京化成工業株式会社製の4−ヒドロキシ安息香酸と東京化成工業株式会社製の1−ブタノールを用いて脱水反応によるエステル化を行い、パラヒドロキシ安息香酸ブチル(末端停止剤1)を得た。
1−ブタノールを三菱化学株式会社製の2−エチルヘキサノールに変更した以外は、製造例1と同様にして、パラヒドロキシ安息香酸2-エチルヘキシルエステル(末端停止剤2)を得た。
1−ブタノールを東京化成工業株式会社製の1−ヘキサデカノールに変更した以外は、製造例1と同様にして、パラヒドロキシ安息香酸ヘキサデシルエステル(末端停止剤3)を得た。
1−ブタノールを東京化成工業株式会社製の1−ドコサノールに変更した以外は、製造例1と同様にして、パラヒドロキシ安息香酸ドコシルエステル(末端停止剤4)を得た。
1−ブタノールを東京化成工業株式会社製の1−テトラコサノールに変更した以外は、製造例1と同様にして、パラヒドロキシ安息香酸テトラコシルエステル(末端停止剤5)を得た。
<実施例1>
9w/w%の水酸化ナトリウム水溶液57.2kgに、新日鉄住金化学株式会社製ビスフェノールA(BPA)7.1kg(31.14mol)とハイドロサルファイト30gを加えて溶解した。これにジクロロメタン40kgを加え、撹拌しながら、溶液温度を15℃〜25℃の範囲に保ちつつ、ホスゲン4.33kgを30分かけて吹き込んだ。
末端停止剤2の量を503g(2.01mol)に変更した以外は、実施例1と同様にしてポリカーボネート樹脂粉末を得た。
末端停止剤2の量を628g(2.51mol)に変更した以外は、実施例1と同様にしてポリカーボネート樹脂粉末を得た。
291g(1.16mol)の末端停止剤2を664g(1.83mol)の末端停止剤3に変更した以外は、実施例1と同様にしてポリカーボネート樹脂粉末を得た。
291g(1.16mol)の末端停止剤2を730g(2.01mol)の末端停止剤3に変更した以外は、実施例1と同様にしてポリカーボネート樹脂粉末を得た。
291g(1.16mol)の末端停止剤2を897g(2.47mol)の末端停止剤3に変更した以外は、実施例1と同様にしてポリカーボネート樹脂粉末を得た。
291g(1.16mol)の末端停止剤2を1119g(2.51mol)の末端停止剤4に変更した以外は、実施例1と同様にしてポリカーボネート樹脂粉末を得た。
291g(1.16mol)の末端停止剤2を1267g(2.84mol)の末端停止剤4に変更した以外は、実施例1と同様にしてポリカーボネート樹脂粉末を得た。
291g(1.16mol)の末端停止剤2を1565g(3.51mol)の末端停止剤4に変更した以外は、実施例1と同様にしてポリカーボネート樹脂粉末を得た。
291g(1.16mol)の末端停止剤2を155g(0.80mol)の末端停止剤1に変更した以外は、実施例1と同様にしてポリカーボネート樹脂粉末を得た。
フェノール2の量を443g(1.77mol)に変更した以外は、実施例1と同様にしてポリカーボネート樹脂粉末を得た。
フェノール2の量を643g(2.57mol)に変更した以外は、実施例1と同様にしてポリカーボネート樹脂粉末を得た。
291g(1.16mol)の末端停止剤2を632g(1.74mol)の末端停止剤3に変更した以外は、実施例1と同様にしてポリカーボネート樹脂粉末を得た。
291g(1.16mol)の末端停止剤2を1143g(3.14mol)の末端停止剤3に変更した以外は、実施例1と同様にしてポリカーボネート樹脂粉末を得た。
291g(1.16mol)の末端停止剤2を834g(1.87mol)の末端停止剤4に変更した以外は、実施例1と同様にしてポリカーボネート樹脂粉末を得た。
291g(1.16mol)の末端停止剤2を1717g(3.85mol)の末端停止剤4に変更した以外は、実施例1と同様にしてポリカーボネート樹脂粉末を得た。
291g(1.16mol)の末端停止剤2を1506g(3.18mol)の末端停止剤5に変更した以外は、実施例1と同様に操作してポリカーボネート樹脂粉末を得た。
上述のように流動性、衝撃強度に優れたポリカーボネート樹脂を含むことにより、耐熱性及び耐衝撃性が良好な車載用射出成形体を提供することができた。
<1>下記一般式(1a)で表わされる1価フェノールを末端停止剤として反応させて得られるポリカーボネート樹脂を含有する、車載用射出成形体。
<2>前記ポリカーボネート樹脂が、下記一般式(2)で表される構造単位を含有するものである、<1>に記載の成形体。
<3>前記ポリカーボネート樹脂の粘度平均分子量が、18,000〜24,000である、<1>又は<2>に記載の成形体。
<4>前記1価フェノールが、下記一般式(8a)である、<1>〜<3>のいずれかに記載の成形体。
<5>前記一般式(8a)におけるR1が、2−エチルヘキシル基、ヘキサデシル基及びドコシル基からなる群のうち、いずれか一種以上である、<4>に記載の成形体。
<6>前記一般式(2)におけるXが、前記式(3)である、<2>〜<5>に記載の成形体。
<7>前記ポリカーボネート樹脂のQ値が、10×10-2cc/sec以上である、<1>〜<6>のいずれかに記載の成形体。
<8>前記ポリカーボネート樹脂のIzod衝撃強度が、200J/m以上である、<1>〜<7>のいずれかに記載の成形体。
<9>前記ポリカーボネート樹脂のガラス転移温度が、105℃以上である、<1>〜<8>のいずれかに記載の成形体。
<10><1>〜<9>のいずれかに記載の成形体を部材として含有する自動車ライトガイド。
<12><1>〜<9>のいずれかに記載の成形体を部材として含有する自動車内装パネル。
<13><1>〜<9>のいずれかに記載の成形体を部材として含有する自動車ランプレンズ。
Claims (11)
- 下記一般式(1)に示す末端構造を有し、かつ、粘度平均分子量が18,000〜24,000であるポリカーボネート樹脂を含有する、車載用射出成形体。
R1は炭素数5〜23のアルキル基、又は、炭素数8〜36のアルケニル基を表し、
R2〜R5はそれぞれ独立に、水素、ハロゲン、置換基を有してもよい炭素数1〜20のアルキル基及び置換基を有してもよい炭素数6〜12のアリール基からなる群のうちいずれかを表す。) - 前記ポリカーボネート樹脂が、下記一般式(2)で表される構造単位を含有するものである、請求項1に記載の成形体。
R6〜R13はそれぞれ独立に、水素、ハロゲン、置換基を有してもよい炭素数1〜5のアルコキシル基、置換基を有してもよい炭素数1〜20のアルキル基、置換基を有してもよい炭素数1〜5のアルコキシ基、置換基を有してもよい炭素数6〜12のアリール基、置換基を有してもよい炭素数7〜17のアラルキル基及び置換基を有してもよい炭素数2〜15のアルケニル基からなる群のうちいずれかを表し、
Xは、単結合、−O−、−S−、−SO−、−SO2−、−CO−及び下記一般式(3)〜(6)からなる群のうち、いずれかの構造である。)
R14及びR15はそれぞれ独立に水素、ハロゲン、置換基を有してもよい炭素数1〜20のアルキル基、置換基を有してもよい炭素数1〜5のアルコキシ基、置換基を有してもよい炭素数6〜12のアリール基、置換基を有してもよい炭素数2〜5のアルケニル基、及び置換基を有してもよい炭素数7〜17のアラルキル基からなる群のうちいずれかを表し、
cは1〜20の整数を表す。)
- 前記末端構造が、下記一般式(8)で示される構造を有する、請求項1または2に記載の成形体。
- 前記一般式(8)におけるR1が、2−エチルヘキシル基、2−ヘキシルデシル基、ヘキサデシル基及びドコシル基からなる群のうち、いずれか一種以上である、請求項3に記載の成形体。
- 前記一般式(2)におけるXが、前記式(3)の構造を有する、請求項2〜4のいずれか一項に記載の成形体。
- 前記ポリカーボネート樹脂のQ値が、10×10-2cc/sec以上である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の成形体。
- 前記ポリカーボネート樹脂のIzod衝撃強度が、200J/m以上である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の成形体。
- 前記ポリカーボネート樹脂のガラス転移温度が、105℃以上である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の成形体。
- 請求項1〜8のいずれか一項に記載の成形体を部材として含有する自動車ライトガイド。
- 請求項1〜8のいずれか一項に記載の成形体を部材として含有する自動車内装パネル。
- 請求項1〜8のいずれか一項に記載の成形体を部材として含有する自動車ランプレンズ。
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