JPWO2016158250A1 - 車両用空調ユニット - Google Patents

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Abstract

車両用空調ユニットの空調ケースは、第1空気通路(122)と、その第1空気通路を迂回させ且つ車室内に向けて空気を流す第2空気通路(123)とを形成する。また、加熱用熱交換器は第1空気通路に配置され、空気流入面(181a)から流入した空気を加熱して空気流出面(181b)から流出させる。また、スライドドアは、空調ケース内において、空気流入面から空気流出面への基準空気流れ方向(FLhc)で加熱用熱交換器に対し空気流れ下流側に配置され、基準空気流れ方向に交差するドア開閉方向(DRoc)へスライド移動することで第1空気通路を開閉する。また、ドア案内部は、空調ケース内において基準空気流れ方向で加熱用熱交換器に対し空気流れ下流側に配置され、スライドドアをドア開閉方向へ案内する。更に、ドア案内部は、スライドドアを、ドア案内部に対し基準空気流れ方向での空気流れ下流側にて、ドア開閉方向へ案内する。

Description

関連出願への相互参照
本出願は、2015年4月2日に出願された日本特許出願番号2015−76155号に基づくもので、ここにその記載内容が参照により組み入れられる。
本開示は、車室内へ空調風を吹き出す車両用空調ユニットに関するものである。
従来、この種の車両用空調ユニットとして、例えば特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載された車両用空調ユニットは、スライドドアにより、車両用空調ユニットから吹き出される空調風の温度調節を行うものである。具体的に、その特許文献1の車両用空調ユニットは、温風通路およびその温風通路と並列的に設けられた冷風通路を形成する空調ケースと、加熱用熱交換器と、冷却用熱交換器と、エアミックスドアとを備えている。その加熱用熱交換器は温風通路に配置され、空気を加熱する。また、冷却用熱交換器は温風通路および冷風通路に対する空気流れ上流側に配置され、空気を冷却する。
また、エアミックスドアは、温風通路を流れる風量と冷風通路を流れる風量とを調節する。そして、そのエアミックスドアは、スライド機構によってドア開閉方向へスライド移動させられるスライドドアであり、加熱用熱交換器に対し空気流れ上流側に配置されている。
特開平11−105535号公報
特許文献1の車両用空調ユニットにおいてエアミックスドアは、上記したようにスライドドアである。特許文献1には、そのスライドドアをドア開閉方向へ案内する機械的な構造は明確には記載されていないが、そのスライドドアをドア開閉方向へ案内するドア案内部が少なくともスライドドアと加熱用熱交換器との間には必要となる。
そのようにドア案内部がスライドドアと加熱用熱交換器との間に設けられるとすれば、そのドア案内部は、スライドドアをドア案内部のスライドドア側にて摺動させることとなる。
すなわち、そのスライドドアは加熱用熱交換器に対し空気流れ上流側に配置されることからドア案内部に対しても空気流れ上流側に配置されるので、ドア案内部は、スライドドアをドア案内部の空気流れ上流側にて摺動させる。従って、ドア案内部のうちスライドドアを案内するドア案内側、具体的にはドア案内部のうちスライドドアが摺動するドア摺動側は、空気流れ上流側になる。例えばスライドドアが摺動するドア案内部の部位が摺動面であるとするならば、その摺動面は空気流れ上流側を向き、空調ケース内の空気流れに対向した面になる。
ここで、特許文献1の車両用空調ユニットについて図11を用いて説明する。図11は、特許文献1の車両用空調ユニットのようにスライドドア92が加熱用熱交換器に対し空気流れ上流側に配置される構成において、ドア案内部90の摺動面901と空調ケース内の空気流れとの関係を模式的に示した図である。この図11では、摺動面901は上記のように空気流れ上流側を向いており、スライドドア92がその摺動面901に対して摺動して矢印SL1、SL2のようにスライド移動する。
この図11に示すように、特許文献1の車両用空調ユニットでは、スライドドア92が摺動する摺動面901は空調ケース内の空気流れに対向する。そのため、特許文献1の車両用空調ユニットでは、空調ケース内の空気流れに混入した異物94が摺動面901に付着しやすい。発明者らの詳細な検討の結果、以上のようなことが見出された。
本開示は上記点に鑑みて、空調ケース内の空気流れに混入した異物が、ドア案内部のうちスライドドアを案内するドア案内側に付着しにくい車両用空調ユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示の1つの観点によれば、車両用空調ユニットは、
車室内に向けて空気を流す第1空気通路、および、その第1空気通路を迂回させ且つ車室内に向けて空気を流す第2空気通路を形成する空調ケースと、
第1空気通路に配置され、空気流入面と空気流出面とを有し、空気流入面から流入した空気を加熱して空気流出面から流出させる加熱用熱交換器と、
空調ケース内において、空気流入面から空気流出面に至る空気流れの方向である基準空気流れ方向で加熱用熱交換器に対し空気流れ下流側に配置され、基準空気流れ方向に交差するドア開閉方向へスライド移動することで第1空気通路を開閉するスライドドアと、
空調ケース内において基準空気流れ方向で加熱用熱交換器に対し空気流れ下流側に配置され、スライドドアをドア開閉方向へ案内するドア案内部とを備え、
ドア案内部は、スライドドアを、ドア案内部に対し基準空気流れ方向での空気流れ下流側にて、ドア開閉方向へ案内する。
上述の開示によれば、ドア案内部は、スライドドアを、ドア案内部に対し基準空気流れ方向での空気流れ下流側にて、ドア開閉方向へ案内する。そのため、ドア案内部のうちスライドドアを案内するドア案内側は空気流れ下流側になる。従って、特許文献1の車両用空調ユニットのようにドア案内部のドア案内側(例えば、上記ドア摺動側)が空気流れ上流側になる構成と比較して、空調ケース内の空気流れに混入した異物がドア案内部のうちドア案内側の部位に付着しにくいというメリットがある。
そのメリットを説明するために、例えば、スライドドア92が摺動するドア案内部90の部位が摺動面901であるとして上述の開示の一構成を模式的に表した図が図12として示されている。上述の開示では、図12に示すように、摺動面901が空気流れ下流側を向き、スライドドア92がその摺動面901に対して摺動して矢印SL1、SL2のようにスライド移動する。従って、空調ケース内の空気流れに混入した異物94は、摺動面901とは反対側に形成され空気流れ上流側を向いた面902に専ら付着し、その一方で、異物94は摺動面901に付着しにくい。なお、確認的に述べるが、図12は、上述の開示が適用された一構成を例示するものである。そして、図12は、スライドドアがドア案内部に摺動する例を示すが、上述の開示は、スライドドアがドア案内部に摺動することに限定されるものではない。
第1実施形態において車両用空調ユニットの主要な構成を示す図であって、車両用空調ユニットを車両幅方向から視た断面図である。 図1におけるII−II断面図である。 図2から空調ケースを抜粋して、空調ケースを単体で表示した断面図である。 第1実施形態と比較される比較例において車両用空調ユニットの最大冷房時の状態を示した図であって、図1と同じ断面で切断した断面図である。 第1実施形態において車両用空調ユニットの最大冷房時の状態を示した図であって、図1と同じ断面で切断した断面図である。 図4の比較例において車両用空調ユニットの温度コントロール時の状態を示した図であって、図1と同じ断面で切断した断面図である。 第1実施形態において車両用空調ユニットの温度コントロール時の状態を示した図であって、図1と同じ断面で切断した断面図である。 第1実施形態において車両用空調ユニットの最大暖房時の状態を示した図であって、図1と同じ断面で切断した断面図である。 第2実施形態において車両用空調ユニットの主要な構成を示す断面図であって、第1実施形態の図1に相当する図である。 第3実施形態において車両用空調ユニットの主要な構成を示す断面図であって、第2実施形態の図9に相当する図である。 特許文献1の車両用空調ユニットのようにスライドドアが加熱用熱交換器に対し空気流れ上流側に配置される構成において、ドア案内部の摺動面と空調ケース内の空気流れとの関係を模式的に示した図である。 図11に相当する図であって、その図11とは逆にスライドドアが加熱用熱交換器に対し空気流れ下流側に配置される構成において、ドア案内部の摺動面と空調ケース内の空気流れとの関係を模式的に示した図である。
以下、本開示の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態において車両用空調ユニット10の主要な構成を示す図であって、車両用空調ユニット10を車両幅方向から視た断面図である。図1および後述の図2において上下前後左右の各矢印DR1、DR2、DR3は、車両用空調ユニット10が車両に搭載された車両搭載状態での向きを示す。すなわち、図1の矢印DR1は車両上下方向DR1を示し、矢印DR2は車両前後方向DR2を示し、図2の矢印DR3は車両幅方向DR3(言い換えれば、車両左右方向DR3)を示している。車両上下方向DR1、車両前後方向DR2、および車両幅方向DR3は互いに直交する方向である。
図1に示す車両用空調ユニット10は、車両のエンジンルームに配設されたコンプレッサおよびコンデンサ等を含む車両用空調装置の一部を構成する。車両用空調ユニット10は、車室内最前部に設けられたインストルメントパネルの内側に配置されている。
図1に示すように、車両用空調ユニット10は、空調ケース12、蒸発器16、ヒータコア18、エアミックスドア20、ドア案内部22、ドア駆動部24、および不図示の送風機等を備えている。本実施形態の車両用空調ユニット10では、例えば送風機が蒸発器16に対して空気流れ上流側に配置され、その送風機は矢印FLinのように蒸発器16へ送風する。
空調ケース12は、車両用空調ユニット10の外殻を成す樹脂製の部材であり、車両前後方向DR2に延びたほぼ直方体状の外形を成している。図1では、空調ケース12全体のうち本開示に関わる主要部分が抜粋されて図示されている。
空調ケース12は、その空調ケース12の内側に、上流側空気通路121と、第1空気通路としての温風通路122と、第2空気通路としての冷風通路123とを形成している。上流側空気通路121、温風通路122、および冷風通路123は何れも、車室内に向けて空気を流す空気通路である。
上流側空気通路121は、温風通路122および冷風通路123に対して空気流れ上流側に設けられている。すなわち、温風通路122および冷風通路123は上流側空気通路121の空気流れ下流側に互いに並列的に接続されている。そのため、冷風通路123は、上流側空気通路121からの空気を温風通路122を迂回させて流す。また、上流側空気通路121には、送風機によって、車室外の空気である外気または車室内の空気である内気が矢印FLinのように導入される。なお、本実施形態では、冷風通路123は、温風通路122よりも上側に配置されている。
蒸発器16は、不図示のコンプレッサ、コンデンサ、および膨張弁とともに、冷媒を循環させる周知の冷凍サイクル装置を構成している。蒸発器16は、蒸発器16を通過する空気を冷媒の蒸発により冷却する。
具体的に、蒸発器16は上流側空気通路121に配置されている。すなわち、蒸発器16は、上流側空気通路121を流れる空気を冷却する冷却用熱交換器、言い換えれば冷却器である。従って、蒸発器16は、矢印FLinのように上流側空気通路121へ流入した外気または内気を冷却してから温風通路122および冷風通路123の一方または両方へ流す。例えば、蒸発器16は、上流側空気通路121を流れる空気の全部が蒸発器16を通り抜けるように上流側空気通路121に配置されている。
蒸発器16の構造は、車両用空調装置に一般的に用いられる周知の蒸発器と同じであり、具体的に蒸発器16は、コア部161と、そのコア部161の両端にそれぞれ接続された第1ヘッダタンク部162および第2ヘッダタンク部163とから構成されている。蒸発器16のコア部161は、ヘッダタンク部162、163にそれぞれ連通し扁平断面形状を有する複数本の冷媒チューブと、その冷媒チューブ同士の間に設けられ波状に成形された複数のコルゲートフィンとから構成されている。そして、そのコア部161は、車両幅方向DR3(図2参照)に冷媒チューブとコルゲートフィンとが交互に積層された構造になっている。
蒸発器16では、冷媒チューブ内を流れる低温の冷媒とコア部161を通り抜ける空気とが熱交換され、それによってその空気が冷却される。また、コア部161は冷媒チューブとコルゲートフィンとによって複数の細かな空気通路に区切られているので、コア部161では、空気は専らコア部161の厚み方向へ流れる。本実施形態では、蒸発器16の冷媒チューブは車両上下方向DR1に延び、そのコア部161の厚み方向は車両前後方向DR2になっている。
ヒータコア18は温風通路122に配置されている。すなわち、ヒータコア18は、蒸発器16から流出し温風通路122を流れる空気を、温水であるエンジン冷却水により加熱する加熱用熱交換器、言い換えれば加熱器である。例えば、ヒータコア18は、温風通路122を流れる空気の全部がヒータコア18を通り抜けるように温風通路122に配置されている。
ヒータコア18の構造は、車両用空調装置に一般的に用いられる周知の加熱用熱交換器と同じである。具体的にヒータコア18は、コア部181と、そのコア部181の両端にそれぞれ接続された第1ヘッダタンク部182および第2ヘッダタンク部183とから構成されている。
ヒータコア18のコア部181は、ヘッダタンク部182、183にそれぞれ連通し扁平断面形状を有する複数本の温水チューブと、その温水チューブ同士の間に設けられ波状に成形された複数のコルゲートフィンとから構成されている。そして、そのコア部181は、車両幅方向DR3(図2参照)に温水チューブとコルゲートフィンとが交互に積層された構造になっている。このような構造により、コア部181に流入した空気は加熱されつつコア部181を通過する。
このヒータコア18のコア部181の外形を図1のように直方体形状と見れば、コア部181の空気流れ上流側の面は、空気が流入する空気流入面181aになり、且つ、コア部181の空気流れ下流側の面は、空気が流出する空気流出面181bになる。すなわち、コア部181は、その空気流入面181aと空気流出面181bとの間に構成されている。
このような構成から、ヒータコア18は、温水チューブ内を流れる高温のエンジン冷却水と空気流入面181aからコア部181へ流入した空気とを熱交換させ、それによってその空気を加熱し、空気流出面181bから流出させる。
また、コア部181は温水チューブとコルゲートフィンとによって複数の細かな空気通路に区切られているので、コア部181では、空気は専らコア部181の厚み方向へ流れる。本実施形態では、ヒータコア18の温水チューブは車両上下方向DR1に延び、第1ヘッダタンク部182が第2ヘッダタンク部183よりも上方に位置している。すなわち、第1ヘッダタンク部182がヒータコア18の上端部となっており、第2ヘッダタンク部183がヒータコア18の下端部となっている。
また、空調ケース12は、ヒータコア18の第1ヘッダタンク部182を支持する第1タンク支持部124と、ヒータコア18の第2ヘッダタンク部183を支持する第2タンク支持部125とを空調ケース12内に有している。ヒータコア18は、第1タンク支持部124が形成するU字状の溝に第1ヘッダタンク部182が嵌り込むと共に、第2タンク支持部125が形成するU字状の溝に第2ヘッダタンク部183が嵌り込むことにより、空調ケース12に対して支持される。
エアミックスドア20は、空調ケース12内に配置されたスライドドアである。エアミックスドア20は、ヒータコア18に対し、ヒータコア18を通過する空気の流れ方向において下流側に配置されている。詳細に言えば、エアミックスドア20は、ヒータコア18の空気流入面181aから空気流出面181bに至る空気流れの方向FLhcである基準空気流れ方向FLhcにおいて、ヒータコア18に対し空気流れ下流側に配置されている。そして、エアミックスドア20はドア開閉方向DRocへスライド移動することにより、ヒータコア18の空気流出面181bを開閉する。要するに、温風通路122を開閉する。
エアミックスドア20のドア開閉方向DRocは、基準空気流れ方向FLhcに交差する方向、例えばヒータコア18の空気流出面181bに沿った方向である。その空気流出面181bに沿った方向とは、空気流出面181bと平行な方向に限らず技術常識に鑑みて概ね平行な方向を含んでいる。本実施形態ではヒータコア18に対する上側に冷風通路123が配置されているので、ドア開閉方向DRocは車両上下方向DR1に沿った方向となっている。
詳細には、エアミックスドア20のスライド範囲が温風通路122から冷風通路123に跨っているので、エアミックスドア20は、ドア開閉方向DRocへのスライド移動により、温風通路122を開閉すると共に冷風通路123も開閉する。従って、エアミックスドア20はそのスライド位置に応じて、温風通路122を流れる空気と冷風通路123を流れる空気との風量割合を調節する。
具体的に、エアミックスドア20は、温風通路122を全閉にすると共に冷風通路123を全開にする最大冷房位置から、温風通路122を全開にすると共に冷風通路123を全閉にする最大暖房位置までの間で連続的に移動させられる。そのエアミックスドア20の最大冷房位置とはマックスクール位置とも呼ばれ、エアミックスドア20が最大冷房位置になると、蒸発器16を通過した空気の全量が冷風通路123へ流れる。すなわち、車両用空調ユニット10が最も強力に冷房する最大冷房時には、エアミックスドア20は最大冷房位置に位置決めされる。
その一方で、エアミックスドア20の最大暖房位置とはマックスホット位置とも呼ばれ、エアミックスドア20が最大暖房位置になると、蒸発器16を通過した空気の全量が温風通路122へ流れる。すなわち、車両用空調ユニット10が最も強力に暖房する最大暖房時には、エアミックスドア20は最大暖房位置に位置決めされる。
エアミックスドア20は最大冷房位置と最大暖房位置との間の中間位置に位置決めされることもあり、その場合には、蒸発器16を通過した空気は、エアミックスドア20のスライド位置に応じた風量割合で、温風通路122と冷風通路123とへそれぞれ流れる。そして、温風通路122を通りヒータコア18で加熱された温風と冷風通路123を通った冷風とが、空調ケース12内に形成され温風通路122と冷風通路123とが合流するエアミックス空間126にて混ざり合い、車室内へ吹き出される。従って、矢印FLinのように空調ケース12内に流入した空気は、エアミックスドア20のスライド位置に応じて温度調節されて車室内へ吹き出される。
また、エアミックスドア20は、ドア駆動部24からの作動力を受けるために、基準空気流れ方向FLhcにおいてエアミックスドア20の空気流れ下流側の面にラック201を有している。すなわち、そのラック201は、エアミックスドア20のうち基準空気流れ方向FLhcにおいて空気流れ下流側に配置されている。また、エアミックスドア20のラック201は、図1のII−II断面図である図2に示すように2本設けられている。詳細にはその2本のラック201は、エアミックスドア20のうち車両幅方向DR3の両側の縁部にそれぞれ配置され一対を成している。また、2本のラック201はそれぞれ、車両上下方向DR1におけるエアミックスドア20の全長に亘って延びるように形成されている。
図1および図2に示すように、ドア案内部22は、空調ケース12内において温風通路122から冷風通路123に及ぶように設けられており、エアミックスドア20をドア開閉方向DRocへ案内する。ドア案内部22は、空調ケース12内において基準空気流れ方向FLhcでヒータコア18に対し空気流れ下流側に配置されている。更に言えば、エアミックスドア20に対し空気流れ上流側に配置されている。要するに、ドア案内部22は、基準空気流れ方向FLhcにおいてヒータコア18とエアミックスドア20との間に設けられている。従って、ドア案内部22は、エアミックスドア20をドア案内部22に対し基準空気流れ方向FLhcでの空気流れ下流側にて摺動させることにより、ドア開閉方向DRocへ案内する。
具体的に、ドア案内部22は、空調ケース12の内側に突き出たリブ221、222、223と、第1タンク支持部124の下流側部位124aと、第2タンク支持部125の下流側部位125aとから構成されている。その第1タンク支持部124の下流側部位124aは、第1タンク支持部124のうち基準空気流れ方向FLhcでの空気流れ下流側を構成する部位である。また、第2タンク支持部125の下流側部位125aは、第2タンク支持部125のうち基準空気流れ方向FLhcでの空気流れ下流側を構成する部位である。
すなわち、ドア案内部22は、その一部分において第1タンク支持部124および第2タンク支持部125と重複して構成されている。
そして、ドア案内部22は、基準空気流れ方向FLhcでの空気流れ下流側を向いた摺動面22aを形成している。その摺動面22aは、詳細に言えば、第1〜第5摺動面221a、222a、223a、124b、125bから構成されており、例えば連続した一平面を成している。
ドア案内部22の摺動面22aのうちの第1摺動面221aは、ドア案内部22の第1リブ221が形成する面である。そして、第1摺動面221aは、図2および図3に示すように、空調ケース12内において車両幅方向DR3の一方に配置され、温風通路122から冷風通路123に亘って車両上下方向DR1に延設されている。図3は、図2から空調ケース12を抜粋して、空調ケース12を単体で表示した断面図である。
第2摺動面222aは、ドア案内部22の第2リブ222が形成する面である。そして、第2摺動面222aは、空調ケース12内において車両幅方向DR3の第1摺動面221a側とは反対側に配置され、温風通路122から冷風通路123に亘って車両上下方向DR1に延設されている。
第3摺動面223aは、ドア案内部22の第3リブ223が形成する面である。そして、第3摺動面223aは、空調ケース12内において、冷風通路123に対し車両上下方向DR1に沿って温風通路122側とは反対側に配置され、車両幅方向DR3に延設されている。車両幅方向DR3における第3摺動面223aの一端は第1摺動面221aに連結し、第3摺動面223aの他端は第2摺動面222aに連結している。
第4摺動面124bは、第1タンク支持部124の下流側部位124aが形成する面である。そして、第4摺動面124bは、空調ケース12内において温風通路122と冷風通路123との境目に配置され、車両幅方向DR3に延設されている。車両幅方向DR3における第4摺動面124bの一端は第1摺動面221aに連結し、第3摺動面223aの他端は第2摺動面222aに連結している。
第5摺動面125bは、第2タンク支持部125の下流側部位125aが形成する面である。そして、第5摺動面125bは、空調ケース12内において、温風通路122に対し車両上下方向DR1に沿って冷風通路123側とは反対側に配置され、車両幅方向DR3に延設されている。車両幅方向DR3における第5摺動面125bの一端は第1摺動面221aに連結し、第5摺動面125bの他端は第2摺動面222aに連結している。
エアミックスドア20は、このように構成された摺動面22aを摺動し、それによりドア開閉方向DRocへスライド移動する。例えば、エアミックスドア20が最大冷房位置に位置決めされた場合には、エアミックスドア20の周縁部分は、第4摺動面124bと、第5摺動面125bと、第1摺動面221aおよび第2摺動面222aのうち第4摺動面124bと第5摺動面125bとの間に設けられた部分とから成る摺動面と接触する。これにより、エアミックスドア20は、冷風通路123を開放すると共に、温風通路122を通る空気流れを遮断する。
その一方で、エアミックスドア20が最大暖房位置に位置決めされた場合には、エアミックスドア20の周縁部分は、第3摺動面223aと、第4摺動面124bと、第1摺動面221aおよび第2摺動面222aのうち第3摺動面223aと第4摺動面124bとの間に設けられた部分とから成る摺動面と接触する。これにより、エアミックスドア20は、温風通路122を開放すると共に、冷風通路123を通る空気流れを遮断する。
図1および図2に示すように、ドア駆動部24は、エアミックスドア20をスライド移動させるドア作動機構である。ドア駆動部24は、回転軸241と一対のギヤ242とを含んで構成されている。そして、ドア駆動部24は空調ケース12内に配置されている。すなわち、回転軸241およびギヤ242も空調ケース12内に配置されている。
ドア駆動部24の回転軸241は、車両幅方向DR3に沿った一軸心であるドア駆動部軸心CLdrまわりに回転する円柱形状の部材である。回転軸241は、例えば、空調ケース12の外壁面に取り付けられた不図示のモータに連結されており、そのモータによって回転駆動される。
ドア駆動部24の一対のギヤ242はそれぞれ回転軸241に固定され、回転軸241と共にドア駆動部軸心CLdrまわりに回転する。また、一対のギヤ242はそれぞれ、エアミックスドア20に設けられた一対のラック201と噛み合っている。
そして、ドア駆動部24とエアミックスドア20との位置関係では、ドア駆動部24の回転軸241およびギヤ242は何れも、エアミックスドア20に対し基準空気流れ方向FLhcにおいて空気流れ下流側に配置されている。
また、ドア駆動部24は、ドア開閉方向DRocにおいてエアミックスドア20のストローク全長の中の中央に配置されている。従って、ドア駆動部24は、第2タンク支持部125よりも第1タンク支持部124に近接して設けられている。そして、ドア駆動部24の一部、詳細にはドア駆動部24の殆どの部分は、第1タンク支持部124とヒータコア18の第1ヘッダタンク部182とから成るタンク全体部26に対し基準空気流れ方向FLhcにおいて空気流れ下流側に重ねて設けられている。なお、本実施形態では第1ヘッダタンク部182は加熱用熱交換器のタンク部に対応し、第1タンク支持部124は空調ケースのタンク支持部に対応する。
ドア駆動部24の配置に関して更に述べると、図1に示すように、ドア駆動部24の回転軸241は、タンク全体部26に対し基準空気流れ方向FLhcにおいて空気流れ下流側に配置されている。そして、ドア駆動部軸心CLdrに沿った向きから見た場合、例えば図1に示す断面で見た場合に、回転軸241の全部は、タンク全体部26に対し基準空気流れ方向FLhcに重ねて設けられている。このことは、車両上下方向DR1におけるタンク全体部26の幅WDtkと回転軸241の直径とを比較すれば明らかである。
また、エアミックスドア20は、基準空気流れ方向FLhcにおいてドア案内部22の摺動面22aとドア駆動部24のギヤ242とに挟まれるように配置され、それにより空調ケース12に対して基準空気流れ方向FLhcに拘束されている。
空調ケース12は、ヒータコア18に対する空気流れ下流側において温風通路122を冷風通路123側すなわち上側に曲げる温風通路下流側壁127を有している。そのため、温風通路122は、温風通路下流側壁127の下流端127aにまで延びており、温風通路122の下流端は図1の二点鎖線L1edによって表される。従って、ドア駆動部24の回転軸241は温風通路122内に配置されている。なお、ドア駆動部軸心CLdrに直交し温風通路122を切断する仮想断面たとえば図1において、回転軸241の全部が温風通路122内に配置されていてもよいし、その回転軸241の一部が温風通路122内に配置されているだけであってもよい。
空調ケース12には、温度調節された空調風を吹き出す複数の空気吹出口128、129、130が形成されている。その複数の空気吹出口128、129、130は何れもエアミックス空間126に接続されており、エアミックス空間126を経た空調風は、その複数の空気吹出口128、129、130の何れかを介して車室内へ吹き出される。
具体的に、その複数の空気吹出口128、129、130は、フェイス吹出口128、フット吹出口129、およびデフロスタ吹出口130である。そのフェイス吹出口128は、車室内の乗員の上半身に向けて空調風を吹き出す吹出口である。また、フット吹出口129は、乗員の足元に向けて空調風を吹き出す吹出口である。また、デフロスタ吹出口130は、車両前面窓ガラスの内側面に向けて空調風を吹き出す吹出口である。
また、複数の空気吹出口128、129、130にはそれぞれ、不図示の開閉ドアが設けられており、その開閉ドアの開閉動作によってその空気吹出口128、129、130の開度がそれぞれ変更される。これにより、車両用空調ユニット10において複数の吹出モードが択一的に実現される。
例えば、その吹出モードとしては、フェイスモード、フットモード、デフロスタモード、バイレベルモード、フットデフロスタモードなどがある。フェイスモードでは、フェイス吹出口128が開放され且つフット吹出口129およびデフロスタ吹出口130が閉塞される。フットモードでは、フット吹出口129が開放され且つフェイス吹出口128およびデフロスタ吹出口130が閉塞される。デフロスタモードでは、デフロスタ吹出口130が開放され且つフェイス吹出口128およびフット吹出口129が閉塞される。バイレベルモードでは、フェイス吹出口128とフット吹出口129との両方が開かれ且つデフロスタ吹出口130が閉塞される。フットデフロスタモードでは、フット吹出口129とデフロスタ吹出口130との両方が開かれ且つフェイス吹出口128が閉塞される。
上述したように、本実施形態によれば、図1に示すように、ドア案内部22は、エアミックスドア20をドア案内部22に対し基準空気流れ方向FLhcでの空気流れ下流側にて摺動させることにより、ドア開閉方向DRocへ案内する。そのため、ドア案内部22のうちエアミックスドア20が摺動するドア摺動側すなわち摺動面22aが形成されている側は空気流れ下流側になる。従って、特許文献1の車両用空調ユニットのように上記ドア摺動側が空気流れ上流側になる構成と比較して、図12を用いて前述したように、空調ケース12内の空気流れに混入した異物がドア案内部22のうちドア摺動側の摺動面22aに付着しにくいというメリットがある。
また、本実施形態によれば、図1に示すように、ドア案内部22は、空調ケース12内において温風通路122から冷風通路123に及ぶように設けられている。従って、エアミックスドア20が最大冷房位置から最大暖房位置までスライド移動するようにエアミックスドア20を案内することができる。そして、ドア案内部22に接触して摺動するエアミックスドア20の摺動面がエアミックスドア20のストロークにおいて幅広くドア案内部22に覆われるので、その分、そのエアミックスドア20の摺動面にも異物が付着しにくい。
また、本実施形態によれば、第1摺動面221aおよび第2摺動面222aは、図2に示すように、ドア開閉方向DRocにおいて、温風通路122から冷風通路123にわたる空調ケース12内の全幅に及ぶように延設されている。従って、第1摺動面221aおよび第2摺動面222aに対向して摺動するエアミックスドア20の摺動面は、エアミックスドア20が最大冷房位置から最大暖房位置までストロークの何れの位置にあっても、第1摺動面221aと第2摺動面222aとに覆われる。そのため、そのエアミックスドア20の摺動面に異物が付着しにくい。
また、本実施形態によれば、ドア駆動部24の殆どの部分は、第1タンク支持部124とヒータコア18の第1ヘッダタンク部182とから成るタンク全体部26に対し基準空気流れ方向FLhcにおいて空気流れ下流側に重ねて設けられている。従って、冷風通路123の空気流れがドア駆動部24によって妨げられにくい。このことを、図4および図5を用いて説明する。
例えば、本実施形態とは逆にドア駆動部24がタンク全体部26に対し基準空気流れ方向FLhcにおいて空気流れ上流側に重ねて設けられている比較例を想定する。その比較例においてエアミックスドア20が最大冷房位置にある場合には、図4に示すようになる。すなわち、図4に示す比較例では、蒸発器16から流出する冷風は矢印FLmcのように流れる。
そして、その矢印FLmcで示される冷風の流通経路にドア駆動部24の回転軸241が存在するので、その冷風の風量が低下してしまう。更に、図4に示す比較例では、ドア駆動部24およびラック201は蒸発器16からの吹出空気に対し直接的に晒されるので、ドア駆動部24のギヤ242およびエアミックスドア20のラック201に異物が付着しやすい。
これに対し、本実施形態においてエアミックスドア20が最大冷房位置にある場合には、図5に示すようになる。すなわち、本実施形態では、エアミックスドア20が図5に示すように最大冷房位置にある場合には、蒸発器16から流出する冷風は矢印FLmcのように流れる。
そして、ドア駆動部24は、その矢印FLmcで示される冷風の流れを妨げにくい配置となっているので、ドア駆動部24が設けられていることに起因した冷風の風量低下を抑えることが可能である。更に、本実施形態では、ドア駆動部24およびラック201は蒸発器16からの吹出空気に対しタンク全体部26の背後に隠れるので、ドア駆動部24のギヤ242およびエアミックスドア20のラック201に異物が付着しにくい。なお、図4および図5における吹出モードは何れもフェイスモードである。
また、本実施形態によれば、図1に示すように、ドア駆動部24の回転軸241およびギヤ242は、エアミックスドア20に対し基準空気流れ方向FLhcにおいて空気流れ下流側に配置されている。そして、エアミックスドア20のラック201は、エアミックスドア20のうち基準空気流れ方向FLhcにおいて空気流れ下流側に配置されている。従って、蒸発器16に対し回転軸241、ギヤ242、およびラック201がエアミックスドア20の背後に隠れるように配置されるので、蒸発器16からの吹出空気に含まれる異物がその回転軸241、ギヤ242、およびラック201へ付着しにくい。
また、本実施形態によれば、図1に示すように、ドア駆動部24の回転軸241は、タンク全体部26に対し基準空気流れ方向FLhcにおいて空気流れ下流側に配置されている。そして、ドア駆動部軸心CLdrに沿った向きから見た場合に、その回転軸241の全部は、タンク全体部26に対し基準空気流れ方向FLhcに重ねて設けられている。従って、車両用空調ユニット10の最大冷房時には、図5に示すように、回転軸241が冷風の流れを妨げにくく、その回転軸241の配置に起因した風量低下を抑えることが可能である。
また、本実施形態によれば、ドア駆動部24の回転軸241は、温風通路122内に配置されている。詳細に言えば、その回転軸241は、空調ケース12内の空気流れにおいてヒータコア18に対して空気流れ下流側に配置されている。従って、エアミックスドア20が最大冷房位置と最大暖房位置との間の中間位置に位置決めされる温度コントロール時には、温風通路122を流れる温風が回転軸241周りを通過することによって撹拌される。このことを、図6および図7を用いて説明する。
例えば、図4を用いて説明した比較例においてエアミックスドア20が中間位置に位置決めされる温度コントロール時を想定する。図6は、図4の比較例における車両用空調ユニット10の温度コントロール時の状態、すなわちエアミックスドア20が中間位置に位置決めされた状態を示している。この図6に示すように、比較例での温度コントロール時には、蒸発器16から流出する冷風は、矢印FL2mxのように冷風通路123を流れると共に、それと並行して矢印FL1mxのように温風通路122を流れる。そして、温風通路122へ流入した冷風はヒータコア18で加熱され温風となって、冷風通路123からの冷風とエアミックス空間126にて合流し混合される。
このとき、図6の矢印FL1mx、FL2mxに対するドア駆動部24の回転軸241の位置関係から判るように、その回転軸241は、矢印FL1mx、FL2mxで示される空気流れの何れに対しても、その空気流れを撹拌する作用をあまり生じない。従って、矢印FL1mxで示される温風と矢印FL2mxで示される冷風とはエアミックス空間126にて混じり合うものの、エアミックス空間126における空調空気の温度混合性が良くないこと、すなわち温度むらが大きいことが生じ得る。そして、エアミックス空間126から矢印FLfc、FLftのように車室内へ吹き出される空調空気において温度むらが大きいと、乗員の快適性が損なわれるおそれがある。
これに対し、本実施形態における車両用空調ユニット10の温度コントロール時には、図7に示すようになる。すなわち、本実施形態では、エアミックスドア20が図7に示すように中間位置にある場合には、蒸発器16から流出する冷風は、矢印FL1mx、FL2mxのように温風通路122および冷風通路123をそれぞれ流れる。そして、その温風通路122へ流入した冷風はヒータコア18で加熱され温風となって、冷風通路123からの冷風とエアミックス空間126にて合流し混合される。
このとき、本実施形態では上記の比較例とは異なり、矢印FL1mxのように温風通路122を流れヒータコア18から流出した空気の一部は回転軸241に衝突して矢印FL1swのように撹拌され例えば渦または乱れ等を生じる。従って、矢印FL1mxで示される温風と矢印FL2mxで示される冷風とがエアミックス空間126にてよく混じり合う。その結果、エアミックス空間126から矢印FLfc、FLftのように車室内へ吹き出される空調空気の温度混合性を例えば上記比較例に比して向上させることが可能である。言い換えれば、その空調空気の均質化が図られ温度むらを低減することが可能である。なお、図6および図7における吹出モードは何れもバイレベルモードである。
なお、本実施形態では、上記の図7を用いて説明したように温度コントロール時には空調空気の温度混合性を向上させるという効果が得られる。その一方で、最大暖房時には、図8に示すように、蒸発器16からの吹出空気は矢印FLmhのように温風通路122を流れる。すなわち、ドア駆動部24の回転軸241は温風通路122内に配置されているので、その矢印FLmhで示す空気流れを乱す一因となり得る。しかし、最大暖房時には最大冷房時と比較して、車室内へ吹き出される風量を大きくする必要がないので、大きな問題とはならない。図8は、本実施形態における車両用空調ユニット10の最大暖房時の状態を示した断面図であり、図8における吹出モードはフットモードである。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。本実施形態では、前述の第1実施形態と異なる点を主として説明する。また、前述の実施形態と同一または均等な部分については省略または簡略化して説明する。後述の第3実施形態でも同様である。
図9は、本実施形態において車両用空調ユニット10の主要な構成を示す断面図であって、第1実施形態の図1に相当する図である。この図9に示すように、本実施形態の車両用空調ユニット10は、温風通路122と冷風通路123とから成る空気通路群が上流側空気通路121の下流側に並列に2つ設けられている。この点が第1実施形態と異なる。
具体的に本実施形態では、空調ケース12は、蒸発器16に対する空気流れ下流側において空気流れの沿って延びる第1および第2通路分離壁131、132を有している。そして、その通路分離壁131、132の上側には、1本の温風通路122と1本の冷風通路123とから成る上側空気通路群133が形成され、通路分離壁131、132の下側には、1本の温風通路122と1本の冷風通路123とから成る下側空気通路群134が形成されている。その上側空気通路群133および下側空気通路群134は通路分離壁131、132を挟んで並列に設けられている。
また、上側空気通路群133の中では、温風通路122は冷風通路123に対して下側に設けられ、逆に、下側空気通路群134の中では、温風通路122は冷風通路123に対して上側に設けられている。すなわち、上側空気通路群133の温風通路122と下側空気通路群134の温風通路122とは通路分離壁131、132を介して互いに隣接している。そして、ヒータコア18は通路分離壁131、132を横切って上側空気通路群133の温風通路122と下側空気通路群134の温風通路122とに跨るように配設されている。従って、第1通路分離壁131はそのヒータコア18に対して空気流れ上流側に配置され、第2通路分離壁132はそのヒータコア18に対して空気流れ下流側に配置されている。
また、図9は、最大冷房時であって且つ吹出モードがフェイスモードである場合の車両用空調ユニット10を示しており、矢印FLmcはそのときの空調ケース12内の空気流れを示している。
本実施形態では、前述の第1実施形態と共通の構成から奏される効果を第1実施形態と同様に得ることができる。例えば、最大冷房時にドア駆動部24の回転軸241が冷風の流れを妨げにくいという効果、および、異物が摺動面22a、回転軸241、ギヤ242、およびラック201へ付着しにくいという効果などを、第1実施形態と同様に得ることができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。本実施形態では、前述の第2実施形態と異なる点を主として説明する。
図10は、本実施形態において車両用空調ユニット10の主要な構成を示す断面図であって、第2実施形態の図9に相当する図である。この図10に示すように、本実施形態の車両用空調ユニット10では、空調ケース12内の空気流れは全体として車両前後方向DR2に沿っており、蒸発器16およびヒータコア18は互いに平行に配置されている。そして、エアミックスドア20のドア開閉方向DRocはヒータコア18の空気流出面181bに沿った向きになっている。これらの点では、第2実施形態と同様である。
しかし、本実施形態の車両用空調ユニット10では、蒸発器16およびヒータコア18は車両上下方向DR1に対して傾斜して配置されている。この点が第2実施形態と異なる。従って、本実施形態においては、基準空気流れ方向FLhcは車両上下方向DR1および車両前後方向DR2に対して傾き、エアミックスドア20のドア開閉方向DRocも車両上下方向DR1および車両前後方向DR2に対して傾いている。
なお、図10では、各空気吹出口128、129、130は図9と同様であるので、その図示が省略されている。また、図10は、最大冷房時の車両用空調ユニット10を示しており、矢印FLmcはそのときの空調ケース12内の空気流れを示している。
本実施形態では、前述の第2実施形態と共通の構成から奏される効果を第2実施形態と同様に得ることができる。
(他の実施形態)
(1)上述の第1実施形態において、ドア駆動部24の一部はタンク全体部26に対し基準空気流れ方向FLhcにおいて空気流れ下流側に重ねて設けられている。しかしながら、これは一例であり、ドア駆動部24の一部ではなく全部が、タンク全体部26に対し基準空気流れ方向FLhcにおいて空気流れ下流側に重ねて設けられていても差し支えない。すなわち、ドア駆動部24の少なくとも一部が、タンク全体部26に対し基準空気流れ方向FLhcにおいて空気流れ下流側に重ねて設けられていればよい。
(2)上述の各実施形態において、例えば図1に示すように、ドア駆動部軸心CLdrに沿った向きから見た場合に、回転軸241の全部がタンク全体部26に対し基準空気流れ方向FLhcに重ねて設けられており、その方が好ましい。しかしながら、これは一例であり、回転軸241の一部分がタンク全体部26に対し基準空気流れ方向FLhcに重ねて設けられているだけでもよい。すなわち、回転軸241の少なくとも一部が、タンク全体部26に対し基準空気流れ方向FLhcに重ねて設けられておればよい。
(3)上述の各実施形態において、ドア案内部22はそのドア案内部22の摺動面22aにおいてエアミックスドア20に接触するので、ドア案内部22とエアミックスドア20との接触は面接触であるが、面接触に限定される必要はない。例えば、ドア案内部22は、ドア案内部22のエアミックスドア20側に突き出ると共にドア開閉方向DRocに延びる案内リブを有し、エアミックスドア20は、その案内リブの先端と線接触しつつドア案内部22に対して摺動しても差し支えない。
(4)上述の各実施形態において、ドア案内部22は、空調ケース12内において基準空気流れ方向FLhcでヒータコア18に対し空気流れ下流側に配置されている。これに関し、そのドア案内部22の全体がヒータコア18に対し空気流れ下流側に配置されている必要はない。例えば、ドア案内部22全体のうち、温風通路122に重なる部分がヒータコア18に対する空気流れ下流側にあればよく、冷風通路123に重なる部分はヒータコア18に対する空気流れ下流側になくてもよい。
(5)上述の各実施形態において、エアミックスドア20は、そのエアミックスドア20のうちの摺動部分がドア案内部22の摺動面22aに対して摺動することでドア開閉方向DRocへ案内される。これに関し、その摺動面22aに対してエアミックスドア20の摺動部分を挟んで対向する反対側の摺動面が設けられていても差し支えない。そのようにした場合、その摺動面22aと反対側の摺動面とによってエアミックスドア20がドア開閉方向DRocへ案内されるが、エアミックスドア20を案内する役割を果たすのは主として摺動面22aの方になる。従って、摺動面22aに比して上記反対側の摺動面の面積を格段に小さくできるので、その反対側の摺動面への異物の付着は大きな問題とならない。
(6)上述の各実施形態において、車両用空調ユニット10は蒸発器16を備えているが、例えば空調ケース12に導入される空気を冷却する必要がない環境で車両用空調ユニット10が使用されるのであれば、蒸発器16は無くても差し支えない。
(7)上述の各実施形態において、ドア案内部22の摺動面22aは、連続した一平面を成しているが、曲面であっても差し支えない。
(8)上述の第1実施形態の図1において、エアミックスドア20のドア開閉方向DRocはヒータコア18の空気流出面181bに対し平行に記載されているが、そのドア開閉方向DRocは空気流出面181bに対して傾いた方向であっても差し支えない。このことは、第2および第3実施形態についても同様である。
なお、本開示は上記した実施形態に限定されるものではない。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。
上記目的を達成するため、本開示の1つの観点によれば、車両用空調ユニットは、
車室内に向けて空気を流す第1空気通路、および、その第1空気通路を迂回させ且つ車室内に向けて空気を流す第2空気通路を形成する空調ケースと、
第1空気通路に配置され、空気流入面と空気流出面とを有し、空気流入面から流入した空気を加熱して空気流出面から流出させる加熱用熱交換器と、
空調ケース内において、空気流入面から空気流出面に至る空気流れの方向である基準空気流れ方向で加熱用熱交換器に対し空気流れ下流側に配置され、基準空気流れ方向に交差するドア開閉方向へスライド移動することで第1空気通路を開閉するスライドドアと、
空調ケース内において基準空気流れ方向で加熱用熱交換器に対し空気流れ下流側に配置され、スライドドアをドア開閉方向へ案内するドア案内部と
空調ケース内に配置され、スライドドアをスライド移動させるドア駆動部とを備え、
ドア案内部は、スライドドアを、ドア案内部に対し基準空気流れ方向での空気流れ下流側にて、ドア開閉方向へ案内し、
加熱用熱交換器は、空気流入面と空気流出面との間に構成され空気が加熱されつつ通過するコア部と、そのコア部に接続されたタンク部とを有し、
空調ケースは、タンク部を支持するタンク支持部を空調ケース内に有し、
ドア駆動部の少なくとも一部は、タンク部とタンク支持部とから成るタンク全体部に対し基準空気流れ方向において空気流れ下流側に重ねて設けられている

Claims (13)

  1. 車両用空調ユニットであって、
    車室内に向けて空気を流す第1空気通路(122)、および、該第1空気通路を迂回させ且つ前記車室内に向けて空気を流す第2空気通路(123)を形成する空調ケース(12)と、
    前記第1空気通路に配置され、空気流入面(181a)と空気流出面(181b)とを有し、前記空気流入面から流入した空気を加熱して前記空気流出面から流出させる加熱用熱交換器(18)と、
    前記空調ケース内において、前記空気流入面から前記空気流出面に至る空気流れの方向である基準空気流れ方向(FLhc)で前記加熱用熱交換器に対し空気流れ下流側に配置され、前記基準空気流れ方向に交差するドア開閉方向(DRoc)へスライド移動することで前記第1空気通路を開閉するスライドドア(20)と、
    前記空調ケース内において前記基準空気流れ方向で前記加熱用熱交換器に対し空気流れ下流側に配置され、前記スライドドアを前記ドア開閉方向へ案内するドア案内部(22)とを備え、
    前記ドア案内部は、前記スライドドアを、前記ドア案内部に対し前記基準空気流れ方向での空気流れ下流側にて、前記ドア開閉方向へ案内する車両用空調ユニット。
  2. 前記ドア案内部は、前記基準空気流れ方向での空気流れ下流側を向いた摺動面(22a)を形成し、前記スライドドアは該摺動面を摺動する請求項1に記載の車両用空調ユニット。
  3. 前記ドア案内部は、前記空調ケース内において前記第1空気通路から前記第2空気通路に及ぶように設けられている請求項1または2に記載の車両用空調ユニット。
  4. 前記空調ケース内に配置され、前記スライドドアをスライド移動させるドア駆動部(24)を備え、
    前記加熱用熱交換器は、前記空気流入面と前記空気流出面との間に構成され空気が加熱されつつ通過するコア部(181)と、該コア部に接続されたタンク部(182)とを有し、
    前記空調ケースは、前記タンク部を支持するタンク支持部(124)を前記空調ケース内に有し、
    前記ドア駆動部の少なくとも一部は、前記タンク部と前記タンク支持部とから成るタンク全体部(26)に対し前記基準空気流れ方向において空気流れ下流側に重ねて設けられている請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用空調ユニット。
  5. 前記ドア駆動部は、一軸心(CLdr)まわりに回転する回転軸(241)と、該回転軸に固定され前記一軸心まわりに回転するギヤ(242)とを含んで構成され、
    前記スライドドアは、前記ギヤと噛み合うラック(201)を有している請求項4に記載の車両用空調ユニット。
  6. 前記ドア駆動部の回転軸およびギヤは、前記スライドドアに対し前記基準空気流れ方向において空気流れ下流側に配置され、
    前記ラックは、前記スライドドアのうち前記基準空気流れ方向において空気流れ下流側に配置されている請求項5に記載の車両用空調ユニット。
  7. 前記回転軸は、前記タンク全体部に対し前記基準空気流れ方向において空気流れ下流側に配置され、
    前記一軸心に沿った向きから見た場合に、前記回転軸の少なくとも一部は、前記タンク全体部に対し前記基準空気流れ方向に重ねて設けられている請求項5または6に記載の車両用空調ユニット。
  8. 前記回転軸は、前記タンク全体部に対し前記基準空気流れ方向において空気流れ下流側に配置され、
    前記一軸心に沿った向きから見た場合に、前記回転軸の全部は、前記タンク全体部に対し前記基準空気流れ方向に重ねて設けられている請求項5または6に記載の車両用空調ユニット。
  9. 前記回転軸は、前記タンク全体部に対し前記基準空気流れ方向において空気流れ下流側に配置され、
    前記回転軸の少なくとも一部は、前記タンク全体部に対し前記基準空気流れ方向に重ねて設けられている請求項5または6に記載の車両用空調ユニット。
  10. 前記回転軸は、前記タンク全体部に対し前記基準空気流れ方向において空気流れ下流側に配置され、
    前記回転軸の全部は、前記タンク全体部に対し前記基準空気流れ方向に重ねて設けられている請求項5または6に記載の車両用空調ユニット。
  11. 前記回転軸は前記第1空気通路内に配置されている請求項5ないし10のいずれか1つに記載の車両用空調ユニット。
  12. 前記スライドドアは、前記第1空気通路を開閉すると共に前記第2空気通路も開閉し、前記第1空気通路を流れる空気と前記第2空気通路を流れる空気との風量割合を調節する請求項1ないし11のいずれか1つに記載の車両用空調ユニット。
  13. 前記加熱用熱交換器は、前記空気流入面から流入した空気をエンジン冷却水との熱交換によって加熱する請求項1ないし12のいずれか1つに記載の車両用空調ユニット。
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