JPWO2016152837A1 - 通路形成装置 - Google Patents

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Abstract

一連の物品搬送路の一部を構成すると共に、作業者が物品搬送路を横切る際には、通過用の通路を開く通路形成装置において、固定側コンベア装置と移動側コンベア装置を有し、移動側コンベア装置を昇降させる昇降機能と、移動側コンベア装置を直線移動させる直線移動機能を備え、固定側コンベア装置は一定の高さ位置にあり、移動側コンベア装置が固定側コンベア装置側から片持ち状に張り出すと共に、固定側コンベアと略同じ高さであって固定側コンベアに対して直線的に並ぶ物品搬送時姿勢と、前記昇降機能によって移動側コンベア装置の高さが下げられると共に、前記直線移動機能によって固定側コンベア装置側に移動し、移動側コンベア装置が固定側コンベア装置の下にあって移動側コンベア装置の一部又は全部が固定側コンベア装置と同一平面上に重なる通路開放姿勢をとることが可能であることを特徴とする通路形成装置。

Description

本発明は、物品を搬送路に沿って搬送する搬送装置に設けられ、搬送路上に搬送路を横切ることができる通路を形成する通路形成装置に関するものであり、通路上にコンベア装置を配置して当該コンベア装置が搬送路の一部を構成し、当該通路を作業者、搬送車、フォークリフト等が通過する際には通路上からコンベア装置を退避させることができる通路形成装置に関するものである。
昨今の搬送装置は、物品を様々な方向へ搬送するための多数の搬送路を有する。一方、工場内等の搬送装置が設置される領域は限られており、この限られた領域に多数の搬送路が配置されている。そのため、作業者、搬送車、フォークリフト等の作業車両が搬送装置内を移動するのは容易ではない。
作業者や作業車両が搬送装置内を移動できるように、従来は、渡り階段や跳ね上げ式コンベア装置を設置していた。
ところが渡り階段は、作業者は通過できるが、作業車両は通過することができない。また、跳ね上げ式コンベア装置は、固定されたコンベア装置に隣接して設置されるものであり、跳ね上げ式コンベア装置における跳ね上げ可動部が、固定されたコンベア装置の上方に移動する。そのため、固定されたコンベア装置の上方に、跳ね上げ可動部が移動することができる空間を確保しなければならない。また、跳ね上げ可動部を動作させるための大きな動力が必要である。
そこで、これらの不具合を解消するため、伸縮可能なコンベア装置で一方の搬送路と他方の搬送路を接続することが考えられる。
すなわち、コンベア装置を伸ばして全長を長くすると、一方の搬送路と他方の搬送路が接続されて、物品を搬送することができるようになり、コンベア装置を縮めて全長を短くすると、一方の搬送路と他方の搬送路の間が遮断されて、作業者や作業車両が通過可能な空間を形成することができるようになる。また、伸縮可能なコンベア装置であれば、固定されたコンベア装置の上方に空間を確保する必要がない。
ところが、本発明者らが調査したところ、この様な従来技術を発見することができず、類似すると思われる特許文献1を発見した。
特開平7−144729号公報
特許文献1に開示されているコンベアでは、キャリヤローラがチェーンに固定されている。そして、チェーンの繰り出し操作又は巻取り操作によってキャリヤローラを水平移動させている。キャリヤローラを回転駆動する駆動源は存在せず、キャリヤローラ上の物品は作業者が手で押す等しなければ、隣接する他のコンベアに移動させることはできない。すなわち、特許文献1に開示されているコンベアは、本件出願人が所望する作用効果を奏することができるコンベアではない。
そこで本発明は、移動可能なコンベア装置を固定されたコンベア装置内に退避させて、作業者や作業車両の通路を形成することができ、移動可能なコンベア装置を通路に配置した際には、物品の重量に関わらず、一定の高さにコンベア装置の搬送面を維持することができる通路形成装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための本発明の1つの様相は、一連の物品搬送路の一部を構成すると共に、作業者が物品搬送路を横切る際には、通過用の通路を開く通路形成装置において、固定側コンベア装置と移動側コンベア装置を有し、移動側コンベア装置を昇降させる昇降機能と、移動側コンベア装置を直線移動させる直線移動機能を備え、固定側コンベア装置は一定の高さ位置にあり、移動側コンベア装置が固定側コンベア装置側から片持ち状に張り出すと共に、固定側コンベアと略同じ高さであって固定側コンベアに対して直線的に並ぶ物品搬送時姿勢と、前記昇降機能によって移動側コンベア装置の高さが下げられると共に、前記直線移動機能によって固定側コンベア側に移動し、移動側コンベア装置が固定側コンベア装置の下にあって移動側コンベア装置の一部又は全部が固定側コンベア装置と同一平面上に重なる通路開放姿勢をとることが可能であることを特徴とする通路形成装置である。
本様相では、移動側コンベア装置を昇降させる昇降機能と、移動側コンベア装置を直線移動させる直線移動機能を備えているので、移動側コンベア装置は昇降移動と直線移動が可能である。ここで直線移動とは、水平方向又は略水平方向の移動を意味している。
移動側コンベア装置は、物品搬送時姿勢と、通路開放姿勢をとることが可能である。
すなわち、移動側コンベア装置が直線移動することにより、固定側コンベア装置側から片持ち状に張り出し、さらに移動側コンベア装置は張り出した状態で上昇することにより、一定の高さ位置にある固定側コンベア装置と略同じ高さに配置される。
その結果、移動側コンベア装置を固定側コンベア装置に対して直線的に並べることができ、固定側コンベア装置の搬送面と移動側コンベア装置の搬送面が略同じ高さとなり、直線的に繋がる(物品搬送時姿勢)。また、移動側コンベア装置は、固定側コンベア装置側から片持ち状に張り出すので、移動側コンベア装置が固定側コンベア装置側に収容されると、通路上には何も存在しない状態となり、作業者等が通過することができる。
移動側コンベア装置は、固定側コンベア装置側から片持ち状に張り出すものであり、剛性を有している。よって、移動側コンベア装置の搬送面に物品を載置しても、移動側コンベア装置の搬送面が撓んで下がることはない。そのため、移動側コンベア装置と、移動側コンベア装置の搬送方向下流側に隣接する他のコンベア装置の間を、物品が円滑に移動することができる。
また、昇降機能によって移動側コンベア装置の高さが下げられると共に、直線移動機能によって固定側コンベア装置側に移動し、移動側コンベア装置が固定側コンベア装置の下にあって移動側コンベア装置の一部又は全部が固定側コンベア装置と同一平面上に重なる(通路開放姿勢)。すなわち、固定側コンベア装置の下方に移動側コンベア装置を収容することができ、通路開放姿勢時の省スペース化を図ることができる。
好ましくは、移動側コンベア装置が直線的に移動する様にガイドする直線ガイドと、直線移動する係合部材と、カムとを有し、係合部材が移動側コンベア装置と係合して移動側コンベア装置を押し引きし、移動側コンベア装置がカムと係合して昇降する。
本様相では、直線ガイドによって移動側コンベア装置が確実に直線的に移動することができる。すなわち、直線ガイドが水平方向にのびていると、移動側コンベア装置は、直線ガイドに沿って水平方向に移動することができる。
係合部材が、移動側コンベア装置と係合して移動側コンベア装置を押し引きするので、移動側コンベア装置は直線ガイドに沿って直線的に往復移動する。
すなわち、移動側コンベア装置は、係合部材に押圧されて固定側コンベア装置から離れる方向に係合部材と共に直線移動する。また、移動側コンベア装置は、係合部材に引っ張られて、係合部材と共に固定側コンベア装置に接近する方向に直線移動する。
移動側コンベア装置がカムと係合して昇降する。すなわち、カムによって昇降機能を簡素に構成することができる。
好ましくは、前記係合部材に前記カムが形成され、移動側コンベア装置が固定側コンベア装置側から片持ち状に張り出した状態であって且つ移動側コンベア装置と固定側コンベア装置が同一平面上に重ならない状態の際を終点位置としてそれ以上移動側コンベア装置が固定側コンベア装置から離れる方向に移動することを阻止する移動阻止手段を有し、移動側コンベア装置が終点位置にある際に係合部材がさらに移動し、係合部材に設けられたカムによって移動側コンベア装置が上昇して固定側コンベア装置と略同じ高さに至る。
本様相では、係合部材が移動側コンベア装置を固定側コンベア装置から離れる方向に押圧すると、移動側コンベア装置は終点位置に至るまでは直線移動する。そして、移動側コンベア装置が終点位置に達すると、移動阻止手段によって移動側コンベア装置の直線移動は停止する。すなわち、係合部材は、終点位置を超えて移動側コンベア装置を直線移動させることができない。
換言すると、移動阻止手段によって、固定側コンベア装置から移動側コンベア装置が最大限片持ち状に張り出した終点位置で、移動側コンベア装置の水平方向の直線移動を確実に阻止することができる。
移動側コンベア装置が、固定側コンベア装置から最大限片持ち状に張り出した終点位置にあるとき、移動側コンベア装置と固定側コンベア装置が同一平面上に重ならないので、移動側コンベア装置は固定側コンベア装置と衝突することなく上昇することができる。
また、係合部材にカムが形成されているので、係合部材がさらに直線移動すると、直線方向の移動が停止した移動側コンベア装置が、カムに持ち上げられて上昇する。そして、移動側コンベア装置は、固定側コンベア装置と略同じ高さに至ることができる。
逆に、係合部材が固定側コンベア装置側に移動すると、まず、カムによって持ち上げられた移動側コンベア装置が下降する。係合部材がさらに固定側コンベア装置側に移動すると、終点位置にある移動側コンベア装置は、係合部材に引っ張られて固定側コンベア装置側に直線移動する。
好ましくは、固定側コンベア装置側と移動側コンベア装置の間には、中間介在部材が設けられており、前記中間介在部材は、固定側コンベア装置に対して直線移動が可能であり、さらに移動側コンベア装置は、中間介在部材に対して直線移動が可能であり、固定側コンベア装置に対する中間介在部材の直線移動方向と、中間介在部材に対する移動側コンベア装置の直線移動方向とが一致している。
本様相では、固定側コンベア装置側と移動側コンベア装置の間には、中間介在部材が設けられており、前記中間介在部材は、固定側コンベア装置に対して直線移動が可能であるので、中間介在部材が固定側コンベア装置に対して直線移動すると、移動側コンベア装置も固定側コンベア装置に対して直線移動する。
また、移動側コンベア装置は、中間介在部材に対して直線移動が可能であり、固定側コンベア装置に対する中間介在部材の直線移動方向と、中間介在部材に対する移動側コンベア装置の直線移動方向とが一致しているので、移動側コンベア装置は固定側コンベア装置に対して、さらに同方向に直線移動することができる。そのため、移動側コンベア装置の直線移動距離は長く、長い移動側コンベア装置を使用することができる。
換言すると、長い移動側コンベア装置を固定側コンベア装置内に収容することにより、幅の広い通路を確保することができる。
好ましくは、環状部材と、当該環状部材を走行させる駆動モータを有する駆動手段が設けられ、前記環状部材の途中に前記係合部材が設けられている。
本様相では、環状部材と、当該環状部材を走行させる駆動モータを有する駆動手段を設け、前記環状部材の途中に前記係合部材が設けられているので、駆動モータを駆動すると、環状部材と共に係合部材が直線移動する。駆動モータを逆方向に回転させると、係合部材を逆方向に走行させることができる。
好ましくは、係合部材は、一つの前記駆動モータによって往復移動する。
本様相では、係合部材は、一つの駆動モータによって往復移動するので、移動側コンベア装置の直線移動と昇降移動を一つの駆動モータによって実施することができる。
本発明の通路形成装置によると、移動側コンベア装置を固定側コンベア装置内に退避させて作業者や作業車両の通路を形成することができる。また、移動側コンベア装置を通路に配置した際には、物品の重量に関わらず、移動側コンベア装置の搬送面を一定の高さに維持することができる。
本発明の一実施形態に係る通路形成装置を有する搬送装置の部分斜視図であり、通路形成装置の移動側コンベア装置が固定側コンベア装置側から張り出した物品搬送時姿勢を示す。 本発明の一実施形態に係る通路形成装置を有する搬送装置の部分斜視図であり、通路形成装置の移動側コンベア装置が固定側コンベア装置側に収容された通路開放姿勢を示す。 本発明の一実施形態に係る通路形成装置の斜視図であり、移動側コンベア装置が固定側コンベア装置側から張り出した状態を示す。 本発明の一実施形態に係る通路形成装置の斜視図であり、図3に示す状態から移動側コンベア装置が上昇して物品搬送時姿勢となった状態を示す。 本発明の一実施形態に係る通路形成装置の斜視図であり、移動側コンベア装置が固定側コンベア装置側に収容された通路開放姿勢を示す。 本発明の一実施形態に係る通路形成装置の分解斜視図である。 駆動装置の一部を破断して示す斜視図である。 移動側コンベア装置の下方から見た斜視図である。 駆動装置におけるチェーンの掛かり方を示す斜視図である。 中間介在部材と係合部材の斜視図であり、両部材に対するチェーンの掛かり方を示す。 通路形成装置の一部を破断して示す正面図であり、移動側コンベア装置が下降している状態を示す。 通路形成装置の一部を破断して示す正面図であり、移動側コンベア装置が上昇している状態を示す。 通路形成装置の主要部を透過して示した側面図であり、(a)は、通路開放姿勢を示し、(b)は、移動側コンベア装置が固定側コンベア装置側から張り出した状態を示し、(c)は、(b)の状態から移動側コンベア装置が上昇した物品搬送時姿勢を示す。 本発明の2つの通路形成装置を搬送路上に設置するレイアウトを示す平面図である。
以下、図面を参照しながら説明する。
図1、図2に示す様に、搬送装置1(物品搬送路)は、上流側コンベア2、下流側コンベア3、通路形成装置6を有する。上流側コンベア2と下流側コンベア3の間に通路形成装置6が配置されている。
図1、図2では、搬送装置1は上流側コンベア2、下流側コンベア3、通路形成装置6しか描写していないが、その他にも多数のコンベアが隣接配置されている。
上流側コンベア2及び下流側コンベア3は、複数のローラを備えたローラコンベアである。複数のローラのうちの一つがモータ内蔵ローラ(駆動ローラ)であり、その他は従動ローラである。各ローラは、ベルトで連結されて動力が伝達されている。すなわち、モータ内蔵ローラを駆動すると従動ローラも回転し、物品Wを搬送することができる。上流側コンベア2及び下流側コンベア3のモータ内蔵ローラは、図示しないセンサによって物品Wが検出されると駆動される。
通路形成装置6は、図3、図4に示す様に、固定側コンベア装置4、移動側コンベア装置5を有する。
固定側コンベア装置4は、枠状の筐体4aと、駆動プーリ81a、従動プーリ81bとを備えたベルトコンベア装置である。駆動プーリ81aと従動プーリ81bの間には複数のコロ81cが配置されている。駆動プーリ81a、従動プーリ81b、及び複数のコロ81cの各軸は、筐体4aに固定されている。
固定側コンベア装置4は、駆動装置7の上に設置されている。
駆動装置7は、図6に示す様に、直方体形状の筐体8、中間介在部材25、受け部材26a、26b、係合部材27a、27bを有する。
図7に示す様に、筐体8の内部には空間10が形成されている。筐体8における物品Wの搬送方向下流側側面には開口11が設けられている。
図7に示す様に、空間10には、駆動ローラ12(駆動モータ)、スプロケット支持軸13a〜13d、直線ガイド18、19が設置されている。スプロケット支持軸13a〜13cと駆動ローラ12は、略同一高さ位置に配置されている。物品Wの搬送方向の下流側から順に、スプロケット支持軸13a、スプロケット支持軸13b、駆動ローラ12、スプロケット支持軸13cが配置されている。スプロケット支持軸13cの真上には、スプロケット支持軸13dが配置されている。
スプロケット支持軸13a〜13dは、筐体8に支持されている。
スプロケット支持軸13aには、所定の間隔をおいてスプロケット14a、15aが装着されている。スプロケット14a、15aは、同様のスプロケットであり、図示しない軸受を介してスプロケット支持軸13aに装着されている。すなわち、スプロケット14a、15aはスプロケット支持軸13aに対して回転可能である。
同様に、スプロケット支持軸13b〜13dには、スプロケット14b〜14d、15b〜15dが所定の間隔をおいて図示しない軸受を介して装着されている。
駆動ローラ12は、モータ内蔵ローラであり、ローラ本体12aと軸12bを有する。ローラ本体12aの内部には、図示しないモータと減速機が配置されている。軸12bは、筐体8に固定されている。モータの駆動力は、減速機を介してローラ本体12aに伝達される。すなわち、モータを駆動すると、ローラ本体12aが回転する。ローラ本体12aの外周面には、所定の間隔をおいてスプロケット16、17が固定されている。すなわち、スプロケット16、17は、ローラ本体12aと一体に回転可能である。
図9に示す様に、スプロケット14a〜14d、及びスプロケット16は、同一鉛直面内に配置されており、チェーン50aを含めて一連のチェーン駆動機構を構成している。同様に、スプロケット15a〜15d、及びスプロケット17は、別の同一鉛直面内に配置されており、チェーン50bを含めて一連のチェーン駆動機構を構成している。
直線ガイド18、19は、筐体8における物品Wの搬送方向の上流側から下流側にのびる側壁8a、8bの内側の面に沿って配置されている。直線ガイド18、19は水平で同じ高さにあり、互いに対向している。直線ガイド18、19の両端は閉塞されている。特に、直線ガイド18、19の下流側端部は、閉塞部材20、21によって閉塞されている。
中間介在部材25は、図6、図10に示す様に、側板22a、22bと、スプロケット支持軸23a、23bを有する。
側板22a、22bは、同じ形状及び大きさの板部材であり、剛性を有している。側板22a、22bは、鉛直姿勢で互いに対向している。
図6に示す様に、側板22bにおける側板22aとの対向する側の面には、直線ガイド31が設けられている。直線ガイド31は、溝部31aを有し、溝部31aが物品Wの搬送方向の上流側から下流側にのびる様に、側板22bに固定されている。同様に、側板22aにも溝部30a(図11、図12)を有する直線ガイド30が固定されている。直線ガイド30、31は、同じ長さであり、平行であって高さが一致している。
直線ガイド31の両端には、溝部31aを閉鎖する閉塞部材41a、41bが設けられている。同様に、直線ガイド30の両端にも、溝部30a(図11、図12)を閉鎖する閉塞部材40a、40bが設けられている。
側板22aにおける直線ガイド30を設けた側とは反対側の面には、コロ32a、33aが設けられている。コロ32a、33aは、同じ高さ位置に配置されている。コロ33aは、側板22aにおける物品Wの搬送方向の上流側の端部付近に配置されており、コロ32aは、側板22aにおける物品Wの搬送方向の上流側から下流側に至る中央部分、又は中央部分よりも上流側に偏った位置に配置されている。側板22bにも側板22aと同様にコロ32b、33b(図6には取付け中心位置のみを示す)が設けられている。
図11に示す様に、側板22aのコロ32aと側板22bのコロ32bの間隔、及び側板22aのコロ33aと側板22bのコロ33bの間隔は、筐体8に設けた直線ガイド18の溝部18aと直線ガイド19の溝部19aの間隔と一致している。
スプロケット支持軸23a、23bは同じ長さであり、スプロケット支持軸23aにはスプロケット36a、37aが、図示しない軸受を介して装着されており、スプロケット支持軸23bにはスプロケット36b、37bが、図示しない軸受を介して装着されている。スプロケット36a、37aの間隔、及びスプロケット36b、37bの間隔は、筐体8のスプロケット支持軸13aに装着されたスプロケット14a、15aの間隔と一致している。
スプロケット支持軸23a、23bは各々側板22a、22bの間に配置されており、スプロケット支持軸23a、23bの両端は、各々側板22a、22bに固定されている。すなわち、スプロケット支持軸23aは、側板22a、22bにおける下流側の端部付近に固定されており、スプロケット支持軸23bは、側板22a、22bにおける上流側の端部付近に固定されている。スプロケット支持軸23aは、スプロケット支持軸23bよりも高い位置に配置されており、スプロケット36a、37aの最下部の高さと、スプロケット36b、37bの最上部の高さとが一致している。
受け部材26a、26bは、図6に示す様に、物品Wの搬送方向の上流側から下流側にのびる、横断面がL字形を呈する板部材であり、剛性を有している。
受け部材26aは、直交する水平部38aと鉛直部39aを有する。水平部38aには、ガイド部材42aが設けられている。ガイド部材42aは、水平部38aよりも幅が狭く細長い板状の部材である。ガイド部材42aは、水平部38aの幅方向の中央に配置されている。そのため、水平部38aの幅方向の中央部分はガイド部材42aで覆われているが、幅方向の両側には水平部38aが露出している。この水平部38aの露出部分とガイド部材42aは、後述の係合部材27aを導くレールとして機能する。
鉛直部39aには、コロ43a、44aが設けられている。コロ43a、44aは、鉛直部39aにおける水平部38aが設けられた側とは反対側の面に設けられている。コロ44aは、鉛直部39aにおける物品Wの搬送方向の上流側の端部付近に設けられている。コロ43aは、鉛直部39aにおける物品Wの搬送方向の中央部分、又は中央部分よりも上流側に偏った位置に設けられている。コロ43a、44aは、同じ高さ位置に配置されている。
受け部材26bは、受け部材26aと勝手違いではあるが、同様の構成を備えている。すなわち、受け部材26bは、水平部38bと鉛直部39bが直交した横断面がL字形の部材であり、水平部38bの幅方向の中央部分にはガイド部材42bが設けられており、鉛直部39bにはコロ43b、44b(図6には取付け中心位置のみを示す)が設けられている。
図11に示す様に、受け部材26aのコロ43aと受け部材26bのコロ43bの間隔、及び受け部材26aのコロ44aと受け部材26bのコロ44bの間隔が、中間介在部材25の直線ガイド30の溝部30aと直線ガイド31の溝部31aの間隔と一致する様に、受け部材26a、26bは配置されている。
図6に示す様に、受け部材26a、26bは、水平にのびる様に、平行に互いに対向する様に配置されている。受け部材26aの水平部38aは、受け部材26b側に配置されており、同様に受け部材26bの水平部38bは、受け部材26a側に配置されている。
係合部材27aは、図6、図10に示す様に、板状の本体34aを有する。
本体34aの下部には複数対のコロ45a(45b)、46a(46b)、47a(47b)、48a(48b)、49a(49b)が設けられている。すなわち、本体34aの幅方向の一方の側にはコロ45a〜49aが配置されており、幅方向の他方の側にはコロ45b〜49b(図11、図12にはコロ45bのみ描写)が配置されている。各コロは、本体34aよりも下方に突出しており、各コロを接地すると、本体34aの下部と地面の間には隙間が生じる。
本体34aの上部には、物品Wの搬送方向の下流側から順に、下流側係合部61a、上流側係合部62aが設けられている。
下流側係合部61aは、物品Wの搬送方向の下流側から順に、下流側下凹部51a、下流側カム部52a、下流側上凹部53aを有する。
下流側下凹部51aは、円弧状に窪んだ部位であり、下流側下凹部51aの下流側には起立部57aが設けられている。
下流側下凹部51aと下流側カム部52a、及び下流側カム部52aと下流側上凹部53aは、それぞれ滑らかに連続している。下流側カム部52aは、凸状の滑らかなカム面を構成している。
下流側上凹部53aの上流側には起立部58aが設けられている。
上流側係合部62aは、上流側下凹部54a、上流側カム部55a、上流側上凹部56aを有し、下流側係合部61aと同様の構造を有する。
すなわち、上流側下凹部54aと上流側上凹部56aは、各々下流側下凹部51aと下流側上凹部53aに対応しており、上流側カム部55aは、下流側カム部52aと同じ形状及び大きさのカム面を有する。
また、上流側下凹部54aの下流側には起立部59aが設けられており、上流側上凹部56aの上流側には起立部60aが設けられている。
係合部材27bも、係合部材27aと同じ構造を備えている。
すなわち、係合部材27bは、板状の本体34b、車輪であるコロ65a(65b)、66a(66b)、67a(67b)、68a(68b)、69a(69b)を有する。また、本体34bには、下流側係合部61bと上流側係合部62bが設けられている。以下、重複する説明は省略する。
係合部材27a、27bは、互いに対向しており、両者は接続部材24で接続されている。接続部材24は、細長い角柱状の部材である。接続部材24には、連結部材28a、28bが設置されている。すなわち、連結部材28a、28bには、接続部材24を固定する固定部29a、29bが設けられている。連結部材28a、28bは、板状部材の複数箇所を屈曲させて形成されたものであり、固定部29a、29bは横断面がコの字形を呈している。この固定部29a、29bのコの字部分に接続部材24を収容することにより、連結部材28a、28bと接続部材24は係合している。
また、連結部材28a、28bにおける固定部29a、29bの両側には、各々下流側接続部63a、63b、上流側接続部64a、64bが設けられている。
連結部材28aの下流側接続部63aには、チェーン50a(環状部材)の一端が接続されており、連結部材28aの上流側接続部64aには、チェーン50a(環状部材)の他端が接続されている。
同様に、連結部材28bの下流側接続部63bには、チェーン50b(環状部材)の一端が接続されており、連結部材28bの上流側接続部64bには、チェーン50b(環状部材)の他端が接続されている。
チェーン50a、50bについては後述する。
移動側コンベア装置5は、枠状の筐体5aと、駆動プーリ83a、従動プーリ83b(とを備えたベルトコンベア装置である。駆動プーリ83aと従動プーリ83bの間には複数のコロ83cが配置されている。駆動プーリ83a、従動プーリ83b、及び複数のコロ83cの各軸は、筐体5aに固定されている。
図8に示す様に、移動側コンベア装置5の筐体5aの下部には一対の細長い板状の支持部材71a、71bが設けられている。支持部材71a、71bは、互いに対向しており、起立姿勢で、移動側コンベア装置5における物品Wの搬送方向の上流側から下流側にのびる様に配置されている。
支持部材71aには、コロ72a、73aが装着されている。コロ72aは、支持部材71aにおける物品Wの搬送方向の下流側の端部付近に設けられており、コロ73aは、支持部材71aにおける物品Wの搬送方向の上流側の端部付近に設けられている。
同様に、支持部材71bには、下流側から順にコロ72b、73b(図11、図12)が装着されている。
支持部材71aのコロ72a、73aの間隔は、係合部材27aの下流側係合部61aと上流側係合部62aの間隔と同じである。また、コロ72aの直径は、係合部材27aの下流側下凹部51aの内径と、下流側上凹部53aの内径と一致している。コロ73aの直径は、係合部材27aの上流側下凹部54aの内径、及び上流側上凹部56aの内径と一致している。
同様に、支持部材71bのコロ72b、73bの間隔は、係合部材27bの下流側係合部61bと上流側係合部62bの間隔と同じである。また、コロ72bの直径は、係合部材27bの下流側下凹部51bの内径、及び下流側上凹部53bの内径と一致している。コロ73bの直径は、係合部材27bの下流側下凹部54bの内径、及び下流側上凹部56bの内径と一致している。
さらに、支持部材71aのコロ72aと、支持部材71bのコロ72bの間隔は、図12に示す様に、係合部材27a(本体34a)と係合部材27b(本体34b)の間隔と一致している。
移動側コンベア装置5の下流側端部には、蓋部材70が設けられている。
次に、通路形成装置6の各部材の係合関係について説明する。
駆動装置7の筐体8のフランジ部9には、固定側コンベア装置4が載置され、筐体8と固定側コンベア装置4はねじ止め等の固定手段によって一体に固定されている。
駆動装置7の筐体8内の空間10には、中間介在部材25が配置されている。中間介在部材25のコロ32a、33aは、図11に示す様に、筐体8に固定された直線ガイド18の溝部18aに嵌まっている。コロ32a、33aは、直線ガイド18の溝部18aに沿って移動可能である。
また、中間介在部材25のコロ32b、33bは、図11に示す様に、筐体8に固定された直線ガイド19の溝部19aに嵌まっている。コロ32b、33bは、直線ガイド19の溝部19aに沿って移動可能である。よって、中間介在部材25は、筐体8に対して上流側から下流側、又はその逆向きに移動することができる。中間介在部材25が下流側へ移動すると、中間介在部材25の一部が、筐体8の開口11から突出する(図1、図4)。逆に、中間介在部材25が上流側へ移動すると、中間介在部材25は、筐体8内に収容される(図2、図5)。
中間介在部材25のコロ32a、32bが、直線ガイド18、19に設けられた閉塞部材20、21(移動阻止手段)に当接すると、中間介在部材25は停止する。すなわち、コロ32a、32bが閉塞部材20、21に当接すると、中間介在部材25はそれ以上は筐体8から張り出すことができない。すなわち、閉塞部材20、21は、筐体8から中間介在部材25が脱落するのを防止する機能を有する。
筐体8に中間介在部材25が装着されると、筐体8側のスプロケット14a〜14d及びスプロケット16と、中間介在部材25側のスプロケット36a、36bが、同一鉛直面内に配置される。同様に、筐体8側のスプロケット15a〜15d及びスプロケット17と、中間介在部材25側のスプロケット37a、37bが、別の同一鉛直面内に配置される。
同一鉛直面内に配置された筐体8側の各スプロケット14a〜14d、16と、中間介在部材25側のスプロケット36a、36bには、チェーン50a(環状部材)が懸架されている。別の同一鉛直面内に配置された筐体8側の各スプロケット15a〜15d、17と、中間介在部材25側のスプロケット37a、37bには、チェーン50b(環状部材)が懸架されている。
チェーン50a、50bの懸架の仕方は、図9、図10に描写されている。すなわち、図10に示す様に、チェーン50aの一端は、接続部材24に係合した連結部材28aの下流側接続部63aに接続されている。チェーン50aは、下流側接続部63aから中間介在部材25のスプロケット36a、36b、筐体8内のスプロケット14a、14b、16、14c、14dを経由している。そして、チェーン50aの他端は、接続部材24に係合した連結部材28aの上流側接続部64aに接続されている。
すなわち、チェーン50aは、連結部材28aの下流側接続部63aから下流方向にのび、中間介在部材25のスプロケット36aに懸架されて向きが反転して上流方向にのび、スプロケット36bで向きが反転して下流方向にのび、駆動装置7側のスプロケット14aに懸架されて向きが反転して上流方向にのび、スプロケット14bの下方と、スプロケット16の上方と、スプロケット14cの下方を経由して上方向にのび、スプロケット14dで下流方向を向き、他端が連結部材28aの上流側接続部64aに接続されている。チェーン50aは、スプロケット36a、36b、14aを介して、順に下方に移動する。
チェーン50aには撓みがない。
同様に、チェーン50bの一端は、接続部材24に係合した連結部材28bの下流側接続部63bに接続されている。チェーン50bは、下流側接続部63bから中間介在部材25のスプロケット37a、37b、筐体8内のスプロケット15a、15b、17、15c、15dを経由している。そして、チェーン50bの他端は、接続部材24に係合した連結部材28bの上流側接続部64bに接続されている。
すなわち、チェーン50bは、連結部材28bの下流側接続部63bから下流方向にのび、中間介在部材25のスプロケット37aに懸架されて向きが反転して上流方向にのび、スプロケット37bで向きが反転して下流方向にのび、駆動装置7側のスプロケット15aに懸架されて向きが反転して上流方向にのび、スプロケット15bの下方と、スプロケット17の上方と、スプロケット15cの下方を経由して上方向にのび、スプロケット15dで下流方向を向き、他端が連結部材28bの上流側接続部64bに接続されている。チェーン50bは、スプロケット37a、37b、15aを介して、順に下方に移動する。
チェーン50bには撓みがない。
また、中間介在部材25の直線ガイド30、31には、受け部材26a、26bのコロ43a(44a)、43b(44b)が係合している。すなわち、直線ガイド30の溝部30aには、受け部材26aのコロ43a、44aが嵌まっている。同様に、直線ガイド31の溝部31aには、受け部材26bのコロ43b、44bが嵌まっている。
さらに受け部材26aの水平部38a上には、係合部材27aのコロ45a(45b)、46a(46b)、47a(47b)、48a(48b)、49a(49b)が載置されている。コロ45a、46a、47a、48a、49aは、ガイド部材42aの一方側に配置されており、コロ45b、46b、47b、48b、49bは、ガイド部材42aの他方側に配置されている。そのため、各コロは、ガイド部材42aに沿って往復移動が可能であり、水平部38a及びガイド部材42aは、各コロを導くレールとして機能する。
同様に、受け部材26bの水平部38b上には、係合部材27bのコロ65a(65b)、66a(66b)、67a(67b)、68a(68b)、69a(69b)が載置されている。コロ65a、66a、67a、68a、69aは、ガイド部材42bの一方側に配置されており、コロ65b、66b、67b、68b、69bは、ガイド部材42bの他方側に配置されている。そのため、各コロは、ガイド部材42bに沿って往復移動が可能であり、水平部38b及びガイド部材42bは、各コロを導くレールとして機能する。
係合部材27a、27bの下流側係合部61a、61bには、移動側コンベア装置5のコロ72a、72bが係合(載置)されている。同様に、係合部材27a、27bの上流側係合部62a、62bには、移動側コンベア装置5のコロ73a、73bが係合(載置)されている。
次に、通路形成装置6の動作について説明する。
通路形成装置6は、図5、図13(a)に示す通路開放姿勢と、図4、図13(c)に示す物品搬送時姿勢をとることができる。
図13(a)に示す様に、通路開放姿勢時には、移動側コンベア装置5が固定側コンベア装置4の下方、すなわち、筐体8の内部に収容されている。
このとき、中間介在部材25も筐体8の内部に収容されている。筐体8内では、中間介在部材25のコロ33a、33bが、直線ガイド18、19の上流側端部付近に位置している。
また、受け部材26a、26bも筐体8内に収容されている。受け部材26aのコロ44aは、中間介在部材25の直線ガイド30の上流側の閉塞部材40bに当接して停止している。同様に、受け部材26bのコロ44bは、中間介在部材25の直線ガイド31の上流側の閉塞部材41bに当接して停止している。
さらに、係合部材27a、27bは、受け部材26a、26bの水平部38a、38bの上流側の端で停止している。
移動側コンベア装置5のコロ72a、72bは、係合部材27a、27bの下流側下凹部51a、51bに係合しており、コロ73a、73bは、係合部材27a、27bの上流側下凹部54a、54bに係合している。下流側下凹部51a、51bの上流側には下流側カム部52a、52bが連続しており、上流側下凹部54a、54bの上流側には上流側カム部55a、55bが連続している。そのため、コロ72a、72b、73a、73bと、係合部材27a、27bの間に相当大きな力が作用しない限り、コロ72a、72bが下流側カム部52a、52bに沿って上昇移動し、コロ73a、73bが上流側カム部55a、55bに沿って上昇移動することはない。すなわち、移動側コンベア装置5と係合部材27a、27bは一体に上流側から下流側へ移動する。
詳述すると、チェーン50a、50bによって係合部材27a、27bが下流側へ牽引されると、最初に、受け部材26aのコロ43a、44aと受け部材26bのコロ43b、44bが、中間介在部材25の直線ガイド30、31に沿って移動し、コロ43a、43bが、直線ガイド30、31の閉塞部材40a、41aに衝突すると、受け部材26a、26bの中間介在部材25に対する移動が停止する。このとき、移動側コンベア装置5は、係合部材27a、27bと一体に上流側から下流側へ移動している。
さらにチェーン50a、50bによって係合部材27a、27bが下流側へ牽引されると、中間介在部材25のコロ32a、33a、32b、33bが、筐体8の直線ガイド18、19に沿って移動し、コロ32a、32bが閉塞部材20、21に衝突すると、中間介在部材25の筐体8に対する移動が停止する。このとき、移動側コンベア装置5は、係合部材27a、27b及び中間介在部材25と一体に上流側から下流側へ移動している。
そして、さらにチェーン50a、50bによって係合部材27a、27bが下流側へ牽引されると、係合部材27a、27bのみが下流側へ移動し、移動側コンベア装置5は下流側へ移動しない。
すなわち、係合部材27a、27bが移動側コンベア装置5に対して下流側へ移動し、係合部材27a、27bの下流側カム部52a、52bが、移動側コンベア装置5のコロ72a、72bの下を通過し、移動側コンベア装置5のコロ72a、72bをリフトすると共に、係合部材27a、27bの上流側カム部55a、55bが、移動側コンベア装置5のコロ73a、73bの下を通過し、移動側コンベア装置5のコロ73a、73bをリフトする。よって、移動側コンベア装置5は、固定側コンベア装置4と同じ高さまで上昇する。
このとき、移動側コンベア装置5のコロ72a、72b、73a、73bは、各々係合部材27a、27bの下流側上凹部53a、53b、上流側上凹部56a、56bに係合する。すなわち、上昇した移動側コンベア装置5の高さ位置が固定される。
チェーン50a、50bが、下流側から上流側に走行する様に駆動されると、係合部材27a、27bが下流側から上流側へ移動する。その際には、移動側コンベア装置5のコロ72a、72b、73a、73bが、係合部材27a、27bの下流側上凹部53a、53b、上流側上凹部56a、56bから外れ、さらに下流側カム部52a、52b、上流側カム部55a、55bに沿って下降し、下流側下凹部51a、51b、上流側下凹部54a、54bに係合する。
下流側下凹部51a、51bの下流側には起立部57a、57bが設けられている。起立部57a、57bは、コロ72a、72bの下流側への移動を阻止するストッパとして機能する。上流側下凹部54a、54bの下流側にも起立部59a、59bが設けられている。起立部59a、59bは、コロ73a、73bの下流側への移動を阻止するストッパとして機能する。
そのため、係合部材27a、27bが下流側から上流側へ移動する際には、移動側コンベア装置5のコロ72a、72b、73a、73bが起立部57a、57b、59a、59bに押圧される。その結果、移動側コンベア装置5は、係合部材27a、27bと一体に下流側から上流側へ移動する。
そして、移動側コンベア装置5は、筐体8内に収容されて、蓋部材70は、筐体8の開口11(図5、図6)を閉じる。
通路形成装置6が、通路開放姿勢から物品搬送時姿勢に姿勢を変更する際には、駆動装置7の駆動ローラ12(スプロケット16、17)を駆動し、チェーン50a、50bに連結された係合部材27a、27bを下流方向に移動させる。
図13(b)に示す様に、係合部材27a(27b)は、チェーン50a、50bに牽引されて、下流側へ移動するが、このとき、受け部材26a、26bも係合部材27a、27bと共に下流側へ移動し、筐体8から突出し、片持ち状に張り出す。また、係合部材27a、27bとコロ72a、72b、73a、73bで係合している移動側コンベア装置5も係合部材27a、27bと共に下流側へ移動する。
同時に、中間介在部材25も下流側へ移動し、筐体8から突出する。筐体8からの中間介在部材25の張り出し量(突出量)は、移動側コンベア装置5の張り出し量(突出量)の半分である。すなわち、移動側コンベア装置5の張り出し量が中間介在部材25の張り出し量の倍になるように、各スプロケットにチェーン50a、50bが懸架されている。
通路形成装置6が図13(a)に示す状態から図13(b)に示す状態になっても、受け部材26a、26bと係合部材27a、27bの相対移動はない。すなわち、係合部材27a、27bは、チェーン50a、50bで牽引されて移動するが、係合部材27a、27bの各コロ(車輪)45a〜49a(45b〜49b)と受け部材26a、26bの水平部38a、38bの間にはコロ43a、43bが直線ガイド30、31に沿って移動する際の摩擦力よりも大きい摩擦力が作用しており、各コロ(車輪)45a〜49a(45b〜49b)は、受け部材26a、26bの水平部38a、38b上を走行しない。そして、係合部材27a、27bと受け部材26a、26bは、一体に下流側へ移動し、図13(b)に示す状態になる。すなわち、係合部材27a、27bは、移動側コンベア装置5と係合して移動側コンベア装置5を押し引きすることができる。
このとき、中間介在部材25のコロ32a、32bが、閉塞部材20、21(移動阻止手段)に当接しており、中間介在部材25の下流側への移動が停止している。中間介在部材25は、図13(b)に示すように、略半分の長さ分が筐体8から張り出している。
また、受け部材26a及び移動側コンベア装置5は、全長に渡って筐体8から張り出している。このとき、受け部材26a、26bのコロ43a、43bは、中間介在部材25の直線ガイド30、31の下流側端部まで移動しており、閉塞部材40a、41aに当接して停止している。
ここで、筐体8に対して移動側コンベア装置5を直線移動させる直線移動機能は、係合部材27a、27bの下流側係合部61a、61bの下流側下凹部51a、51bと、上流側係合部62a、62bの上流側下凹部54a、54bによって構成されている。すなわち、係合部材27a、27bの下流側下凹部51a、51bと、上流側下凹部54a、54bに移動側コンベア装置5のコロ72a、72b、73a、73bが係合し、係合部材27a、27bと移動側コンベア装置5は、一体に直線方向(水平方向)に移動する。
図13(b)に示す状態では、筐体8から移動側コンベア装置5が張り出しているが、移動側コンベア装置5の搬送面の高さは、固定側コンベア装置4の搬送面の高さよりも低い。
ここで、受け部材26a、26bのコロ43a、43bが閉塞部材40a、40bに当接しており、受け部材26a、26bが中間介在部材25に対して、それ以上下流側へ移動することができない(終点位置)。すなわち、移動側コンベア装置5が筐体8(固定側コンベア装置4側)から最大限片持ち状に張り出した終点位置で受け部材26a、26bは確実に停止する。このとき、固定側コンベア装置4と移動側コンベア装置5は、平面視して重ならない。そこで、さらにチェーン50a、50bを駆動すると、係合部材27a、27bの各コロ(車輪)45a〜49a(45b〜49b)と受け部材26a、26bの水平部38a、38bの間の摩擦力に打ち勝ち、係合部材27a、27bが、受け部材26a、26bに対して相対移動を開始する。
係合部材27a、27bが、受け部材26a、26bに沿って移動すると、移動側コンベア装置5のコロ72a、72bが、係合部材27a、27bの下流側カム部52a、52bに沿って下流側下凹部51a、51bから下流側上凹部53a、53bに上昇移動する。同様に、移動側コンベア装置5のコロ73a、73bが、係合部材27a、27bの上流側カム部55a、55bに沿って上流側下凹部54a、54bから上流側上凹部56a、56bに上昇移動する。
すなわち、コロ72a、72b、73a、73bがリフトされ、図13(b)に示す高さ位置から図13(c)に示す高さ位置まで移動する。その結果、図13(c)に示す様に、移動側コンベア装置5が上昇し、移動側コンベア装置5の搬送面の高さが、固定側コンベア装置4の搬送面の高さと揃う。このとき、通路形成装置6は、図4に示す物品搬送時姿勢になる。
ここで、係合部材27a、27bの下流側係合部61a、61bの下流側カム部52a、52bと、上流側係合部62a、62bの上流側カム部55a、55bによって昇降機能が構成されている。
物品搬送時姿勢から通路開放姿勢になるときには、前述の動作の逆の手順を実施することになる。すなわち、駆動ローラ12を逆方向に駆動し、チェーン50a、50bによって係合部材27a、27bを物品Wの搬送方向の上流側に牽引する。その結果、移動側コンベア装置5のコロ72a、72b、73a、73bは、下流側カム部52a、52b、上流側カム部55a、55bに沿って下降し、各々下流側上凹部53a、53b、上流側上凹部56a、56bから下流側下凹部51a、51b、上流側下凹部54a、54bに移動し、移動側コンベア装置5は、図13(b)に示す様に下降する。
さらに係合部材27a、27bが上流側に牽引されると、係合部材27a、27bと共に受け部材26a、26bが上流側へ移動し、受け部材26a、26bのコロ44a、44bが中間介在部材25の直線ガイド30、31の閉塞部材40b、41bに当接する。その後は、中間介在部材25のコロ32a、32b、33a、33bが筐体8の直線ガイド18、19に沿って移動し、係合部材27a、27b、受け部材26a、26b、及び中間介在部材25が一体に上流側へ移動する。その結果、図13(a)に示す通路開放姿勢になる。
次に通路形成装置6の使用形態について説明する。
通路形成装置6は、前述した様に、搬送装置1の搬送路の一部を構成している。
通路形成装置6は、図1に示す様に、固定側コンベア装置4の下流側に移動側コンベア装置5が配置されている。図1には、通路形成装置6の物品搬送時姿勢が示されており、上流側コンベア2の各ローラ、及び固定側コンベア装置4のベルト82によって構成された搬送面の高さと、移動側コンベア装置5のベルト84によって構成された搬送面の高さとが一致している。
すなわち、図13(c)に示すように、通路形成装置6は、固定側コンベア装置4と移動側コンベア装置5が隣接してベルト82とベルト84が水平方向に連続的に並んで配置されている。
図1に示す様に、上流側コンベア2上の物品Wは、上流側コンベア2によって下流側の通路形成装置6まで搬送され、固定側コンベア装置4上に移動する。物品Wは、固定側コンベア装置4及び移動側コンベア装置5を通過し、さらに下流側コンベア3によって下流側へ搬送される。固定側コンベア装置4のベルト82及び移動側コンベア装置5のベルト84は、常時走行していてもよいが、物品Wの接近をセンサで検知し、物品Wが接近したときのみ走行するようにしてもよい。
物品Wを搬送する際には、通路形成装置6は、図1及び図4に示す様に、移動側コンベア装置5が固定側コンベア装置4と隣接して配置され、固定側コンベア装置4と移動側コンベア装置5によって、連続したベルトコンベア装置が形成されている。そして、物品Wは、通路形成装置6を介して上流側コンベア2から下流側コンベア3へ移動する。移動側コンベア装置5は、剛性を有しているので、物品Wが載置されても撓むことがなく、搬送面の高さは変化しない。
一方、作業者又は作業車両が搬送装置1を横切る必要があるときには、上流側コンベア2を停止して物品Wの搬送を停止し、さらに通路形成装置6を通路開放姿勢(図2)にする。図2に示す通路開放姿勢では、通路形成装置6は、搬送路の一部に、搬送路と交差する通路90を形成している。すなわち、作業者又は作業車両は、通路形成装置6が通路開放姿勢になることによって、通路90を通過することができるようになる。
移動側コンベア装置5は、固定側コンベア装置4側から片持ち状に張り出すので、移動側コンベア装置5が固定側コンベア装置4側に収容されると、通路90上には何も存在しない状態となり、作業者等が通過することができる。
以上説明した様に、通路形成装置6は、一つの駆動ローラ12(モータ内蔵ローラ)によって、係合部材27a、27bを往復移動させることができる。そのため、移動側コンベア装置5の水平移動と昇降移動を、一つの駆動ローラ12で実施することができる。
環状部材としては、例示したチェーン50a、50b以外に、ベルト、ロープ等のひも状物を採用することができる。
上記した例では、固定側コンベア装置と移動側コンベア装置を同程度の長さとしたが、移動側コンベア装置の長さを固定側コンベア装置の長さよりも短くしてもよい。この場合においても、移動側コンベア装置を固定側コンベア装置の下方の空間に収容することができる。
また、上記した例では、受け部材26a、26bを使用したが、場合によっては受け部材26a、26bは省略することができる。すなわち、上流側から下流側へ向かう方向の移動側コンベア装置5の長さが、固定側コンベア装置の長さの半分程度である場合には、受け部材26a、26bを省略し、受け部材26a、26bに設けられている水平部38a、38bを中間介在部材25の側板22a、22bに設けて、係合部材27a、27bを載置する。
また、図14(a)、図14(b)に示す様に、通路形成装置6を2つ向かい合わせに配置して使用することもできる。この場合には、通路開放姿勢時に、通路91を広く確保することができ、より大きな作業車両等を通過させることができる。
上記した例では、固定側コンベア装置4及び移動側コンベア装置5はベルトコンベアであるが、ローラコンベアであってもよい。
1 搬送装置(物品搬送路)
4 固定側コンベア装置
5 移動側コンベア装置
6 通路形成装置
7 駆動装置(駆動手段)
12 駆動ローラ
18、19 直線ガイド
20 閉塞部材(移動阻止手段)
21 閉塞部材(移動阻止手段)
25 中間介在部材
27a、27b 係合部材
40a、40b 閉塞部材(移動阻止手段)
41a、41b 閉塞部材(移動阻止手段)
50a、50b チェーン(環状部材)
52a、52b 下流側カム部(カム)
55a、55b 上流側カム部(カム)
90 通路
91 通路

Claims (6)

  1. 一連の物品搬送路の一部を構成すると共に、作業者が物品搬送路を横切る際には、通過用の通路を開く通路形成装置において、
    固定側コンベア装置と移動側コンベア装置を有し、
    移動側コンベア装置を昇降させる昇降機能と、移動側コンベア装置を直線移動させる直線移動機能を備え、
    固定側コンベア装置は一定の高さ位置にあり、
    移動側コンベア装置が固定側コンベア装置側から片持ち状に張り出すと共に、固定側コンベアと略同じ高さであって固定側コンベアに対して直線的に並ぶ物品搬送時姿勢と、
    前記昇降機能によって移動側コンベア装置の高さが下げられると共に、前記直線移動機能によって固定側コンベア装置側に移動し、移動側コンベア装置が固定側コンベア装置の下にあって移動側コンベア装置の一部又は全部が固定側コンベア装置と同一平面上に重なる通路開放姿勢をとることが可能であることを特徴とする通路形成装置。
  2. 移動側コンベア装置が直線的に移動する様にガイドする直線ガイドと、直線移動する係合部材と、カムとを有し、
    係合部材が移動側コンベア装置と係合して移動側コンベア装置を押し引きし、移動側コンベア装置がカムと係合して昇降することを特徴とする請求項1に記載の通路形成装置。
  3. 前記係合部材に前記カムが形成され、
    移動側コンベア装置が固定側コンベア装置側から片持ち状に張り出した状態であって且つ移動側コンベア装置と固定側コンベア装置が同一平面上に重ならない状態の際を終点位置としてそれ以上移動側コンベア装置が固定側コンベア装置から離れる方向に移動することを阻止する移動阻止手段を有し、
    移動側コンベア装置が終点位置にある際に係合部材がさらに移動し、係合部材に設けられたカムによって移動側コンベア装置が上昇して固定側コンベア装置と略同じ高さに至ることを特徴とする請求項2に記載の通路形成装置。
  4. 固定側コンベア装置側と移動側コンベア装置の間には、中間介在部材が設けられており、前記中間介在部材は、固定側コンベア装置に対して直線移動が可能であり、さらに移動側コンベア装置は、中間介在部材に対して直線移動が可能であり、
    固定側コンベア装置に対する中間介在部材の直線移動方向と、中間介在部材に対する移動側コンベア装置の直線移動方向とが一致していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の通路形成装置。
  5. 環状部材と、当該環状部材を走行させる駆動モータを有する駆動手段が設けられ、
    前記環状部材の途中に前記係合部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の通路形成装置。
  6. 係合部材は、一つの前記駆動モータによって往復移動することを特徴とする請求項5に記載の通路形成装置。
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