JPWO2016151729A1 - 作業車両の昇降ステップ - Google Patents

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Abstract

昇降ステップ(10)において、最上部に位置した段の前側連結部材(11)および後側連結部材(12)の上端は、車両本体(2)の側方位置に回動自在に連結され、かつ車両前後方向に所定間隔を空けて並設され、最上部に位置した段よりも下部に位置した段の前側連結部材(14)および後側連結部材(15)の上端は、直上に位置する段の踏板(13)の車両前後方向の両端に回動自在に連結され、最下部に位置した段よりも上部に位置した段のうち、少なくとも最上部に位置した段の前側連結部材(11)および後側連結部材(12)は、剛性部材であり、最上部に位置した段よりも下部に位置した段のうち、少なくとも最下部に位置した段の前側連結部材(14)および後側連結部材(15)は、弾性変形可能に設けられている。

Description

本発明は、作業車両の昇降ステップに関する。
従来、ホイールローダ等の作業車両においては、オペレータが地上とエンジンルームとを行き来するために昇降ステップを設けることが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような昇降ステップは、後輪のさらに後方において、車両本体から下方に向けて垂設されている。
ところが、ホイールローダの昇降ステップでは、後輪の接地部と車両後方のカウンタウエイト下面とを結ぶ背離角規定線を越えて下方に垂下した部分は、地山を登りながら掘削する掻き上げ作業時にて車両本体の前側が上向きに傾斜した場合、地面と接触して損傷する可能性がある。
そこで、特許文献1に記載の昇降ステップでは、上踏板を車両前方側に配置された固定踏部と、これに対して回動自在に連結された車両後方側の回動踏板部とで構成するとともに、弾性変形自在な第1吊下部材の上端を固定踏板の前端に回動自在に連結し、同じく弾性変形自在な第2吊下部材の上端を回動踏板の後端に連結し、第1、第2吊下部材の下端間に下踏板を回動自在に連結させている。
このような構成によれば、掻き上げ作業時に下踏板が地面に接触すると、当該下踏板は後方に追いやられるように外力を受けるが、当該下踏板が第1、第2吊下部材に対して回動し、第1、第2吊下部材が固定踏板や回動踏板に対して回動し、さらに回動踏板が固定踏板に対して上方に回動することで、昇降ステップ全体が車両本体への固定部と地面との間、つまり地面と同じレベルとなった背離角規定線の上方で折り畳まれて逃げることとなり、下踏板等の損傷を防止できるとしている。
一方、特許文献2には、車両前方にラダーを有する大型の油圧ショベルが記載されている。そして。特許文献2では、そのようなラダーの下端にさらに昇降ステップを設けることが提案されている。この昇降ステップは、オペレータが車両前方から昇降するためのもので、ラダーの車幅方向の一方側の側板には2本の平行リンクが車両前後方向に回動自在に垂設され、同様に他方側の側板にも2本の平行リンクが車両前後方向に回動自在に垂設され、車幅方向に離間した平行リンク間に踏板を回動自在に設けて4節リンクとした構成である。
このような昇降ステップでも、軟弱地において車両の重量によって地盤が沈下して昇降ステップの下端が地面に接触した場合など、踏板が平行リンクの下端に対して回動し、平行リンクがラダーの側板に対して回動し、よって踏板が上方に逃げることとなり、やはり踏板等の損傷を防止できるとしている。また、そのような昇降ステップは、ラダーの下端に追加されて踏板が地面に近い位置にあるので、昇降ステップを介して地上およびラダー間のアクセスを容易にできるといったメリットもある。
特開2013−2209号公報 特開2008−240278号公報
ところで、近年においては、地上から昇降ステップの最下段の踏板までの高さをより低くし、アクセスを一層容易にすることが要求されている。
しかし、特許文献1に記載の従来の昇降ステップでは、第1、第2吊下部材自体が自在に弾性変形するので、そのような第1、第2吊下部材の長さを単に長くし、必要に応じて踏板を増やすだけでは、昇降時に踏板に踏み入った際に、第1、第2吊下部材がねじれる等して変形し、昇降するオペレータから見て昇降ステップが奥側に大きく振られて安定せず、昇降し難いという問題が生じる。
また、特許文献2に記載の従来の昇降ステップでは、踏板の両端に連結されたリンクが金属製であることから、昇降時の昇降ステップの安定性については、特許文献1の昇降ステップ程は大きく低下しないと考えられるものの、踏板が地上に近くなる分だけ地上の岩塊等とぶつかる頻度が高まることから、リンクが著しく変形する可能性があり、耐久性に問題が生じる。特に、ホイールローダのように、作業中にリンクが地上と接触するような場合には、そのような問題が顕著となる。
本発明の目的は、地上からの高さを低くした場合でも、昇降し易く、かつ耐久性に優れた作業車両の昇降ステップを提供することにある。
本発明の作業車車両の昇降ステップは、踏板と、下端が前記踏板の車両前後方向両端に回動自在に連結された前側連結部材および後側連結部材とで1つの段が形成されるとともに、前記段が複数にわたって設けられる作業車両の昇降ステップであって、最上部に位置した段の前側連結部材および後側連結部材は、その上端が車両本体の側方位置に回動自在に連結され、かつ車両前後方向に所定間隔を空けて並設され、最上部に位置した段よりも下部に位置した段の前側連結部材および後側連結部材の上端は、直上に位置する段の踏板の車両前後方向の両端に回動自在に連結され、最下部に位置した段よりも上部に位置した段のうち、少なくとも前記最上部に位置した段の前側連結部材および後側連結部材は、剛性部材であり、最上部に位置した段よりも下部に位置した段のうち、少なくとも前記最下部に位置した段の前側連結部材および後側連結部材は、弾性変形可能に設けられていることを特徴とする。
本発明の作業車両の昇降ステップは、上端が車両本体の側方位置に回動自在に連結され、かつ車両前後方向に所定間隔を空けて並設された第1前側連結部材および第1後側連結部材と、前記第1前側連結部材および第1後側連結部材の下端間に回動自在に連結された第1踏板と、上端が前記第1踏板の車両前後方向の両端に回動自在に連結された第2前側連結部材および第2後側連結部材と、前記第2前側連結部材および第2後側連結部材の下端間に回動自在に連結された第2踏板とを備えた2段構成とされ、前記第1前側連結部材および第1後側連結部材は剛性部材であり、前記第2前側連結部材および第2後側連結部材は弾性変形可能に設けられていることを特徴とする。
本発明の作業車両の昇降ステップは、上端が車両本体の側方位置に回動自在に連結され、かつ車両前後方向に所定間隔を空けて並設された第1前側連結部材および第1後側連結部材と、前記第1前側連結部材および第1後側連結部材の下端間に回動自在に連結された第1踏板と 上端が前記第1踏板の車両前後方向の両端に回動自在に連結された第2前側連結部材および第2後側連結部材と、前記第2前側連結部材および第2後側連結部材の下端間に回動自在に連結された第2踏板と、上端が前記第2踏板の車両前後方向の両端に回動自在に連結された第3前側連結部材および第3後側連結部材と、前記第3前側連結部材および第3後側連結部材の下端間に回動自在に連結された第3踏板とを備え、前記第1前側連結部材、第1後側連結部材、第2前側連結部材、および第2後側連結部材は剛性部材であり、前記第3前側連結部材および第3後側連結部材は弾性変形可能に設けられていることを特徴とする。
なお、「剛性部材」とは、積極的に弾性変形させないための材料等からなる部材をいい、そのような構成で用いられる部材が有する物性上の弾性変形は許容される。一方、「弾性変形可能」とは、積極的に弾性変形できることをいう。
本発明によれば、昇降ステップの最も上部にあり、かつ車両本体に連結される前側連結部材および後側連結部材が剛性部材であるので、昇降ステップの垂下部分の長さを長くし、地上からの高さを低くした場合でも、最も下部の踏板に踏み入った際の奥側への振れ等を抑制でき、昇降を容易にできる。また、最も下部の前側連結部材および後側連結部材が弾性変形可能に設けられているため、垂下部分の長さを長くして地上からの高さを低くした分、地面との接触頻度が増えることになっても、容易に損傷することがなく、耐久性を向上させることができる。
本発明の作業車両の昇降ステップにおいて、弾性変形可能な前側連結部材および後側連結部材は、複数の弾性プレートの積層体を含んで構成されていることが好ましい。
本発明の作業車両の昇降ステップにおいて、全ての前側連結部材および後側連結部材の上端および下端は、前記車両本体に固定された連結ブラケットまたは全ての踏板の車両前後方向両端に設けられた連結ブラケットに対して回動自在に連結され、前記連結ブラケットには、上方および下方の少なくとも一方に向かって開放し、回動する前側連結部材および後側連結部材が収容される切欠開口が設けられていることが好ましい。
本発明の作業車両のス昇降テップにおいて、車両本体に設けられた車輪と車両本体の車両後方下部とを結ぶ背離角規定線と、前記車両本体に連結される前側連結部材および後側連結部材の当該車両本体への連結位置との間に折り畳まれることが好ましい。
本発明の第1実施形態に係る昇降ステップが採用された作業車両の斜視図。 昇降ステップの斜視図。 作業車両による掻き上げ作業時の昇降ステップを示す側面図。 本発明の第2実施形態に係る昇降ステップの斜視図。
〈第1実施形態〉
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る昇降ステップ10が採用された作業車両としてのホイールローダ1の斜視図である。図2は、昇降ステップ10の斜視図である。
[ホイールローダの全体説明]
図1、図2において、ホイールローダ1は、車両本体2、作業機3、キャブ4、走行装置5、および動力部6を備えている。
車両本体2は、作業機3、キャブ4、および動力部6を支持する鋼製フレーム体から構成されている。この車両本体2の前方側には、車両本体2に対して左右方向に回転自在に構造体21が設けられ、この構造体21のさらに前方側には、作業機3が設けられている。
作業機3は、構造体21に枢軸されるブーム31と、このブーム31に上下に枢軸されるバケット32と、ブーム31の中間部分にブーム31に枢軸されるベルクランク33とを備えている。
ブーム31は、車幅方向に一対配置され、構造体21に対して上下に回動自在に枢軸されている。このブーム31の中間部には、リフトシリンダ(図示略)が枢軸され、リフトシリンダの基端部分は、構造体21に枢軸されている。そして、このリフトシリンダを油圧によって伸縮させることにより、ブーム31が上下に回動するようになっている。
バケット32は、掘削土等を積み込む部分である。バケット32は、ブーム31との枢軸位置よりも上部にリンク(図示略)が枢軸されており、リンクの他端側はベルクランク33の下端部に枢軸されている。
ベルクランク33は、一対のブーム31の間に枢軸され、下端は前記リンクの基端部分が接続されている。ベルクランク33の上端には、チルトシリンダ34が枢軸され、このチルトシリンダ34の基端部分は、構造体21に枢軸されている。
そして、バケット32を地上位置近辺に位置させた状態で前進し、バケット32を土砂等の掘削対象に突入させつつ、リフトシリンダを伸ばすと、バケット32内に掘削土が積み込まれた状態でブーム31が上方に回動して、掘削作業を行うことができる。さらに、バケット32が上方に位置した状態で、チルトシリンダ34を縮めると、ベルクランク33の上端部分が車両本体2側に回動し、ベルクランク33の下端部分が車両前方側に回動する。すると、リンクによってバケット32の上部が車両前方側に押され、これによりバケット32が回動して、バケット32内に積み込まれた掘削土をダンプトラック等の荷台に降ろすことができる。
走行装置5は、車両本体2の側面4箇所に設けられる前輪5Aおよび車輪としての後輪5Bと、図1および図2では図示を略したが、それぞれの前後輪5A,5Bを車両本体2に対して回転自在に支持するアクスルと、このアクスルと車両本体2の車幅方向略中央部でディファレンシャルを介して接続される駆動軸とを備えている。駆動軸は、トルクコンバータを介して動力部6内に設置されたエンジンに接続され、エンジンが回転すると、トルクコンバータを介してトランスミッションによって回転速度が変換されて、駆動軸が回転し、ディファレンシャルおよびアクスルを介して前後輪5A,5Bに伝達され、ホイールローダ1は走行する。
ここで、車両本体2の側方位置で後輪5Bと車両本体2の端部としての後方端部2Aとの間には、オペレータやメンテナンスマンが地上とエンジンルームとを行き来するための昇降ステップ10が設けられている。このような昇降ステップ10では近年、アクセスをより容易にできるよう、地面GLからの高さを低くすることが望まれており(本実施形態では600mmを想定)、車両本体2からの垂下部分の長さが従来よりも長くなっている。この結果、昇降ステップ10の下端側は、従来に比して背離角規定線DLを大きく越えて垂下することとなる。なお、背離角規定線DLは、後輪5Bと車両本体2の車両後方下部としてのカウンタウエイト下面2Bとを結ぶ線であり、背離角θを規定する線である。
ホイールローダ1による作業の1つとして掻き上げ作業がある。この作業は、車両前方の地山をバケット32にて掘削しながら登っていく作業で、地山を登るに連れて車両本体2全体はその前方が上向となるように傾斜し、この際の最大傾斜可能な範囲が背離角θによって決定される。このため、そのような掻き上げ作業時には、車両本体2をぎりぎりまで傾斜させることもあり、昇降ステップ10の背離角規定線DLを越えて垂下した部分は、地面GLと接触する。このため、昇降ステップとしては一般に、地面GLとの接触時に折り畳まって逃げる折畳み構造が採用され、本実施形態の昇降ステップ10においても、折畳み構造を採用しつつ、垂下部分の長さがより長くなった場合に生じる問題を解決している。以下、昇降ステップ10について詳細に説明する。
[昇降ステップ全体の説明]
図2は、昇降ステップ10の斜視図である。図3は、ホイールローダ1による掻き上げ作業時の昇降ステップ10の状態を示す側面図である。
図2、図3において、昇降ステップ10は、上端が車両本体2の側方位置に回動自在に連結され、かつ車両前後方向に所定間隔を空けて並設された第1前側連結部材11および第1後側連結部材12と、第1前側連結部材11および第1後側連結部材12の下端間に回動自在に連結された第1踏板13と、上端が第1踏板13の車両前後方向の両端に回動自在に連結された第2前側連結部材14および第2後側連結部材15と、第2前側連結部材14および第2後側連結部材15の下端間に回動自在に連結された第2踏板16とを備えた2段構成とされている。第1前側連結部材11および第1後側連結部材12は、金属材料等により剛性部材であり、第2前側連結部材14および第2後側連結部材15は、弾性材料を含んで形成されて弾性変形可能に設けられている。
つまり、昇降ステップ10では、第1踏板13と、下端が第1踏板13に回動自在に連結された第1前側連結部材11および第1後側連結部材12とで1つの段が形成され、第2踏板16と、下端が第2踏板16に回動自在に連結された第2前側連結部材14および第2後側連結部材15とで1つの段が形成され、全体として踏板(第1踏板13および第2踏板16)が2段にわたって設けられた2段構成になっている。そして、第2前側連結部材14および第2後側連結部材15の上端は、直上の段の第1踏板13の両端に連結されている。
[昇降ステップの折畳み構造の説明]
より具体的に、車両本体2の側方にはバッテリボックスやツールボックス等の箱状体2Cが設けられ、この箱状体2Cの側面にボルトにより車両前後方向に間隔を空けて一対の金属製の連結ブラケット17が固定され、これらの連結ブラケット17に対して第1前側連結部材11および第1後側連結部材12の上端が回動自在に取り付けられている。第1前側連結部材11および第1後側連結部材12の上端は円筒部11A,12Aとなっており、円筒部11A,12Aが連結ブラケット17に設けられた一対の取付片17A間に介装され、円筒部11A,12Aおよび取付片17Aを車幅方向に貫通する水平なボルト17Eを回動軸として回動する。また、本実施形態では、前後の連結ブラケット17は、3枚の鋼板製の板材18Aによって接合されており、これらの板材18Aにより最上部踏板18が形成されている。
第1前側連結部材11および第1後側連結部材12の下端、第2前側連結部材14および第2後側連結部材15の上端も円筒部11B,12B,14A,15Aとされ、第1踏板13の車両前後方向両端に設けられた連結ブラケット19の一対の取付片19A間にボルト19Eを回動軸として回動自在に取り付けられている。
第1踏板13は、前後の連結ブラケット19間に接合された鋼板製の3枚の板材13Aにて形成されている。
同様に第2前側連結部材14および第2後側連結部材15の下端も円筒部14B,15Bとされ、第2踏板16の車両前後方向両端に設けられた連結ブラケット22の一対の取付片22A間にボルト22Eを回動軸として回動自在に取り付けられている。
第2踏板16も、前後の連結ブラケット22間に接合された鋼板製の3枚の板材16Aにて形成されている。
連結ブラケット19,22も金属製である。
このように、連結部材11,12,14,15および踏板13,16が互いに回動することで、昇降ステップ10の折畳み構造を実現している。
[連結部材の弾性構造の説明]
この際、第2前側連結部材14および第2後側連結部材15は、合成ゴムや天然ゴム等の弾性材料で形成された複数の弾性プレート23Aをリベット止めにより一体にしたブロック状の積層体23を備え、この積層体23の上端および下端に前述した円筒部14A,14B,15A、15Bが形成された金属製のヒンジ部材14C,15Cを座板24、ボルト25、およびナット26によって固定した構成である。第2前側連結部材14および第2後側連結部材15は、弾性変形可能な積層体23を備えることで、それらが地上の岩塊等に接触しても損傷し難い構造になっている。
[連結ブラケットの干渉防止構造の説明]
また、連結ブラケット17は、取付片17Aおよび最上部踏板18が接合された接合片17Bを有している。前方の連結ブラケット17において、接合片17Bの取付片17A間に対応した位置には、下方に向かってU字形状に開放した切欠開口17Cが設けられている。切欠開口17Cには回動した第1前側連結部材11および第1後側連結部材12の上端側が収容されることとなり、昇降ステップ10が折り畳まれたときに第1前側連結部材11および第1後側連結部材12と連結ブラケット17とが互いに干渉するのを防止している。なお、後方の連結ブラケット17の下面には、後輪5B側すなわち前方への回動を規制する規制板17Dが設けられている。規制板17Dは、昇降ステップ10全体が前方へ折り畳まれた際に、その下端が後輪5Bに達して巻き込まれないよう、その折り畳み量を規定している。
同様に、連結ブラケット19の接合片19Bにおいて、取付片19A間に対応した位置には、上方に向かってU字形状に開放した切欠開口19Cおよび下方に向かってU字形状に開放した切欠開口19Dが設けられている。切欠開口19Cには回動した第1前側連結部材11および第1後側連結部材12の下端側が収容されることとなり、切欠開口19Dには回動した第2前側連結部材14および第2後側連結部材15の上端側が収容されることとなり、第1前側連結部材11および第1後側連結部材12と連結ブラケット19との干渉の他、第2前側連結部材14および第2後側連結部材15と連結ブラケット19との干渉を防止している。
そして、連結ブラケット22の接合片22Bにも、取付片22A間に対応した位置には、上方に向かってU字形状に開放した切欠開口22Cが設けられている。切欠開口22Cには回動した第2前側連結部材14および第2後側連結部材15の下端側が収容されることとなり、第2前側連結部材14および第2後側連結部材15と連結ブラケット22との干渉を防止している。
[掻き上げ作業時の説明]
以上に説明した昇降ステップ10が採用されたホイールローダ1により掻き上げ作業を行うと、図3に示すように、ホイールローダ1は最大、背離角規定線DLが地面GLと一緒になる位置まで車両本体2の前方が上向きとなるように傾斜可能である。このように傾斜していく途中では、昇降ステップ10の下端側が次第に地面GLに近づき、所定の傾斜以上になると、下端側の第2前側連結部材14、第2後側連結部材15、および第2踏板16が回動し初め、続いて第1前側連結部材11、第1後側連結部材12、および第1踏板13が回動し、昇降ステップ10全体が車両後方側に回動して、背離角規定線DLと車両本体2への連結位置との間に折り畳まれる。
一方、地山の掘削が終え、ホイールローダ1が後退する際には、背離角規定線DLすなわちカウンタウエイト下面2Bが地面GLから次第に離れていくことから、昇降ステップ10も折畳み状態が徐々に解除され、もとの状態に戻る。
[実施形態の効果]
以上の本実施形態によれば、昇降ステップ10を構成する最も上部の第1前側連結部材11および第1後側連結部材12が剛性部材であるので、昇降ステップ10の垂下部分の長さを長くし、地上からの高さを低くした場合でも、最も下部の第2踏板16に踏み入った際の奥側への振れ等を抑制でき、昇降を容易にできる。また、最も下部の第2前側連結部材14および第2後側連結部材15が弾性変形可能に設けられているため、垂下部分の長さを長くして地上からの高さを低くした分、地面との接触頻度が増えることになっても、容易に損傷することがなく、耐久性を向上させることができる。
〈第2実施形態〉
図4は、本発明の第2実施形態に係る昇降ステップ10Aの斜視図である。
昇降ステップ10Aは、上端が車両本体2の側方位置に回動自在に連結され、かつ車両前後方向に所定間隔を空けて並設された第1前側連結部材11および第1後側連結部材12と、第1前側連結部材11および第1後側連結部材12の下端間に回動自在に連結された第1踏板13と、上端が第1踏板13の車両前後方向の両端に回動自在に連結された第2前側連結部材14および第2後側連結部材15と、第2前側連結部材14および第2後側連結部材15の下端間に回動自在に連結された第2踏板16と、上端が第2踏板16の車両前後方向の両端に回動自在に連結された第3前側連結部材27および第3後側連結部材28と、第3前側連結部材27および第3後側連結部材28の下端間に回動自在に連結された第3踏板29とを備えた3段構成とされている。本実施形態では、第1前側連結部材11、第1後側連結部材12、第2前側連結部材14、第2後側連結部材15は、金属材料等により剛性部材であり、第3前側連結部材27および第3後側連結部材28は、弾性材料により弾性変形可能に設けられている。
つまり、昇降ステップ10Aでは、第1踏板13と、下端が第1踏板13に回動自在に連結された第1前側連結部材11および第1後側連結部材12とで1つの段が形成され、第2踏板16と、下端が第2踏板16に回動自在に連結された第2前側連結部材14および第2後側連結部材15とで1つの段が形成され、第3踏板29と、下端が第3踏板29に回動自在に連結された第3前側連結部材27および第3後側連結部材28とで1つの段が形成され、全体として踏板(第1踏板13、第2踏板16、および第3踏板29)が3段にわたって設けられた3段構成になっている。そして、第2前側連結部材14および第2後側連結部材15の上端は、直上の段の第1踏板13の両端に連結さ、第3前側連結部材27および第3後側連結部材28の上端は、直上の段の第2踏板16の両端に連結されている。
このうち、第3踏板29についても第1実施形態と同様、3枚の金属製の板材29Aで形成されている。第3前側連結部材27および第3後側連結部材28は、合成ゴムや天然ゴム等の弾性材料で形成された複数の弾性プレート23Aをリベット止めにより一体にしたブロック状の積層体23を備え、この積層体23の上端および下端に前述した円筒部27A,27B,28A、28Bが形成された金属製のヒンジ部材27C,28Cを座板24、ボルト25、およびナット26によって固定した構成である。その他の具体的な構造、例えば、昇降ステップ10A全体の折畳み構造なども、第1実施形態と同じである。そして、第1実施形態と同様に用いられる連結ブラケットやボルト等の部品については、第1実施形態での符号をそのまま用いて図示することとし、その詳細な説明については省略する。
本実施形態においても、車両本体2に連結される最も上部の第1前側連結部材11および第1後側連結部材12が剛性部材であるから、最も下部の第3踏板29に踏み入った際の奥側への振れ等を抑制でき、昇降を容易にできる。また、最も下部の第3前側連結部材27および第3後側連結部材28が弾性変形可能に設けられているため、垂下部分の長さを長くして地上からの高さを低くした分、地面との接触頻度が増えることになっても、容易に損傷することがなく、耐久性を向上させることができる。
なお、本発明は前述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、最上部踏板18が設けられている形態について説明したが、そのような最上部踏板18は本発明に必須の構成ではなく、第1踏板13とエンジンルームとの距離などを勘案して適宜省略可能である。
連結ブラケット17,19,22の接合片17B,19B、22Bには、切欠開口17C,19C,19D,22Cが設けられていたが、取付片や接合片の形状を変更するなどして、そのような切欠開口を設けずに連結部材と連結ブラケットとの干渉を防止してもよい。しかしながら、取付片の大きさや接合片の形状等が大きく変更されると、連結ブラケット全体の強度に影響する可能性があることから、切欠開口を設けて干渉を避ける構造にすることが好ましい。
昇降ステップ10が車体後方側に折れ畳まれた状態を図示して説明したが、昇降ステップ10は当然に、後輪5Bに巻き込まれる心配がない場合において、規制板17Dを省略し、車体後方側へ折り畳まれた状態とは対称的な状態で車体前方側にも折り畳まる構造としてもよい。
弾性変形可能な連結部材については、1枚のゴム製の板材を用いて弾性変形可能に設けてもよいし、ゴム製の板材と鉛等の軟性を有する金属板との複合部材にて弾性変形可能に設けてもよい。
本発明の昇降ステップは、2段構成あるいは3段構成とされる他、4段以上の複数段に構成されていてもよい。その中で、最下部に位置した段よりも上部に位置した段のうち、少なくとも最上部に位置した段の前側連結部材および後側連結部材が剛性部材であり、最上部に位置した段よりも下部に位置した段のうち、少なくとも最下部に位置した段の前側連結部材および後側連結部材が弾性変形可能に設けられていればよい。従って、最上部および最下部の間の前側連結部材および後側連結部材を剛性部材であるかまたは弾性変形可能に設けるかは、昇降ステップ全体の段数や要求される剛性等を勘案して任意に決められてよい。
本発明はホイールローダに採用できる他、オフロードダンプトラック等の作業車両にも利用することができる。
1…ホイールローダ(作業車両)、2…車両本体、5B…後輪(車輪)、10,10A…昇降ステップ、11…第1前側連結部材、12…第1後側連結部材、13…第1踏板、14…第2前側連結部材、15…第2後側連結部材、16…第2踏板、17,19,22…連結ブラケット、17C,19C,19D,22C…切欠開口、23…積層体、23A…弾性プレート、27…第3前側連結部材、28…第3後側連結部材、29…第3踏板、DL…背離角規定線。

Claims (6)

  1. 踏板と、下端が前記踏板の車両前後方向両端に回動自在に連結された前側連結部材および後側連結部材とで1つの段が形成されるとともに、前記段が複数にわたって設けられる作業車両の昇降ステップであって、
    最上部に位置した段の前側連結部材および後側連結部材は、その上端が車両本体の側方位置に回動自在に連結され、かつ車両前後方向に所定間隔を空けて並設され、
    最上部に位置した段よりも下部に位置した段の前側連結部材および後側連結部材の上端は、直上に位置する段の踏板の車両前後方向の両端に回動自在に連結され、
    最下部に位置した段よりも上部に位置した段のうち、少なくとも前記最上部に位置した段の前側連結部材および後側連結部材は、剛性部材であり、
    最上部に位置した段よりも下部に位置した段のうち、少なくとも前記最下部に位置した段の前側連結部材および後側連結部材は、弾性変形可能に設けられている
    ことを特徴とする作業車両の昇降ステップ。
  2. 上端が車両本体の側方位置に回動自在に連結され、かつ車両前後方向に所定間隔を空けて並設された第1前側連結部材および第1後側連結部材と、
    前記第1前側連結部材および第1後側連結部材の下端間に回動自在に連結された第1踏板と、
    上端が前記第1踏板の車両前後方向の両端に回動自在に連結された第2前側連結部材および第2後側連結部材と、
    前記第2前側連結部材および第2後側連結部材の下端間に回動自在に連結された第2踏板とを備えた2段構成とされ、
    前記第1前側連結部材および第1後側連結部材は剛性部材であり、
    前記第2前側連結部材および第2後側連結部材は弾性変形可能に設けられている
    ことを特徴とする作業車両の昇降ステップ。
  3. 上端が車両本体の側方位置に回動自在に連結され、かつ車両前後方向に所定間隔を空けて並設された第1前側連結部材および第1後側連結部材と、
    前記第1前側連結部材および第1後側連結部材の下端間に回動自在に連結された第1踏板と、
    上端が前記第1踏板の車両前後方向の両端に回動自在に連結された第2前側連結部材および第2後側連結部材と、
    前記第2前側連結部材および第2後側連結部材の下端間に回動自在に連結された第2踏板と、
    上端が前記第2踏板の車両前後方向の両端に回動自在に連結された第3前側連結部材および第3後側連結部材と、
    前記第3前側連結部材および第3後側連結部材の下端間に回動自在に連結された第3踏板とを備えた3段構成とされ、
    前記第1前側連結部材、第1後側連結部材、第2前側連結部材、および第2後側連結部材は剛性部材であり、
    前記第3前側連結部材および第3後側連結部材は弾性変形可能に設けられている
    ことを特徴とする作業車両の昇降ステップ。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の作業車両の昇降ステップにおいて、
    弾性変形可能な前側連結部材および後側連結部材は、複数の弾性プレートの積層体を含んで構成されている
    ことを特徴とする作業車両の昇降ステップ。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の作業車両の昇降テップにおいて、
    全ての前側連結部材および後側連結部材の上端および下端は、前記車両本体に固定された連結ブラケットまたは全ての踏板の車両前後方向両端に設けられた連結ブラケットに対して回動自在に連結され、
    前記連結ブラケットには、上方および下方の少なくとも一方に向かって開放し、回動する前側連結部材および後側連結部材が収容される切欠開口が設けられている
    ことを特徴とする作業車両の昇降ステップ。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の作業車両の昇降ステップにおいて、
    車両本体に設けられた車輪と車両本体の車両後方下部とを結ぶ背離角規定線と、前記車両本体に連結される前側連結部材および後側連結部材の当該車両本体への連結位置との間に折り畳まれる
    ことを特徴とする作業車両の昇降ステップ。
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