JPWO2016084864A1 - 膨張黒鉛シート及びその膨張黒鉛シートを用いた電池 - Google Patents

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敏弘 細川
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Abstract

本発明は、空気電池用正極等に用いた場合であっても、膨潤するのを抑制できる膨張黒鉛シート及びその膨張黒鉛シートを用いた電池を提供することを目的としている。膨張黒鉛を含み、表面の水接触角が90°以上で、表面抵抗率が70mΩ/sq以下であることを特徴とするものであり、膨張黒鉛シート中にポリオレフィン樹脂が分散されて含有されていることが望ましく、上記ポリオレフィン樹脂はポリプロピレンであることが望ましい。

Description

本発明は膨張黒鉛シート及びその膨張黒鉛シートを用いた電池に関する。
空気電池は、リチウム二次電池等と比べて、電池容器内に占める負極活物質の割合を高めることが可能になるため、放電容量が大きくなって、電池の小型化や軽量化が容易となる。また、正極活物質として用いる酸素は資源的な制約がなくクリーンな材料であるため、空気電池は環境負荷が小さい。したがって、空気電池は、電気自動車用電池、ハイブリッド車用電池、燃料電池自動車用電池などへの利用が期待されている。
ここで、上記空気電池の正極としては、導電性、化学的安定性、及び酸素由来の水酸化物イオン供給力が要求される。このため、テフロン(登録商標)粉末に活性炭、触媒に加え成形した触媒層を有する空気電池用正極(特許文献1)や、ガスを透過し、液体を透過しない炭素材料を用いた空気電池用正極(特許文献2)が開示されている。
しかしながら、上記特許文献1に記載の様な従来の空気電池用正極では、表面に顕在する炭素質成分の表面積が小さくなり、炭素質成分以外の成分によって水酸化物イオンの供給が阻害される。また、特許文献1及び2に開示されるような従来の空気電池用正極では、水酸化物イオン供給に必要な酸素供給に伴い、正極の厚さ方向に酸素ガスを透過させるため、連通気孔を設ける必要がある。ところが、その連通気孔を通じて電解液が蒸発する度合が大きくなるため、電解液が減少する。この結果、電池の出力低下等の不具合を生じるという課題を有していた。更に、上記特許文献2に挙げられたHOPGは高価な材質なため、電池の製造コストが高騰するという課題を有していた。
そこで上記課題を解決するために、膨張黒鉛シートを空気電池用正極として用いることが考えられている。
特開平10−189006号公報 WO2010/084614号公報
しかしながら、空気電池用正極として通常の膨張黒鉛シートを用いた場合には、以下に示す課題を有していた。即ち、電解液として水系のものを用いた場合には膨張黒鉛シートが膨潤する場合があるといった課題を有していた。したがって、改良の余地がある。
そこで本発明は、空気電池用正極等の液体と接する用途に用いた場合であっても、膨潤するのを抑制できる膨張黒鉛シート及びその膨張黒鉛シートを用いた電池を提供することを目的としている。
本発明は上記目的を達成するために、膨張黒鉛を含み、表面の水接触角が90°以上であり、表面抵抗率が70mΩ/sq以下であることを特徴とする。
本発明によれば、空気電池用正極等の液体と接する用途に用いた場合であっても、膨張黒鉛シートが膨潤するのを抑制できるといった優れた効果を奏する。
シートA1〜A5、A10〜A12、Zの引張強度を示すグラフである。 シートA1〜A12、Zの表面抵抗率を示すグラフである。 シートA3、A8〜A12、Zのガス透過率を示すグラフである。 ガス透過率測定装置を示す説明図である。 サンプル載置板の上面図である。 ゴムパッキンの上面図である。 金属フランジの上面図である。
本発明は上記目的を達成するために、膨張黒鉛を含み、表面の水接触角が90°以上であり、表面抵抗率が70mΩ/sq以下であることを特徴とする。
表面の水接触角が90°以上であれば、撥水性に優れる(水に対する濡れ性が悪くなる)。したがって、膨張黒鉛シートが水や水系の電解液等(以下、水等と称する)に曝された場合であっても水等が膨張黒鉛シート内に浸入するのを抑えることができるので、膨張黒鉛シートが膨潤するのを抑制することができる。
膨張黒鉛シート中にポリオレフィン樹脂が分散された状態で含有されていることが望ましい。
ポリオレフィン樹脂は撥水性に優れるので、膨張黒鉛シート中にポリオレフィン樹脂が存在していれば、上述した作用効果が十分に発揮される。また、ポリオレフィン樹脂が分散された状態で存在すれば、膨張黒鉛シートの表面や内部には、ポリオレフィン樹脂の他に膨張黒鉛も存在する。したがって、ポリオレフィン樹脂の存在に起因する膨張黒鉛シートの導電性の低下を抑制できる。
膨張黒鉛とポリオレフィン樹脂とを含み、表面抵抗率が70mΩ/sq以下であることを特徴とする。また、上記ポリオレフィン樹脂が分散された状態で含有されていることが望ましい。
このような構成であれば、上述した効果と同様の効果が発揮される。
表面の水接触角が90°以上であることが望ましい。
これは、上述した理由と同様の理由による。
上記ポリオレフィン樹脂はポリプロピレンであることが望ましい。
ポリプロピレンは溶融した場合の粘度が低くなるので、膨張黒鉛と混合した後熱処理する際、非常に均一に分散される。したがって、膨張黒鉛シート中で、ポリプロピレンが極めて均一に分散されることになる。
上記膨張黒鉛100重量部に対し、上記ポリオレフィン樹脂が3重量部以上20重量部以下含有されていることが望ましい。
膨張黒鉛100重量部に対するポリオレフィン樹脂の割合が3重量部未満であれば、ポリオレフィン樹脂の添加効果が十分に発揮されないことがある一方、当該割合が20重量部を超えると、膨張黒鉛シートの導電性が低下することがある。
ガス透過率が6.0×10−5以下であることが望ましい。
上記構成であれば、膨張黒鉛シートを空気電池用正極として用いた場合、酸素ガスの透過に長時間を要することになるため、酸素ガスと黒鉛質とが長時間接触する。この結果、空気電池の容量が大きくなることが期待できる。
上述の膨張黒鉛シートを含むことを特徴とする空気電池用正極。
また、上述の膨張黒鉛シートを電極として用いたことを特徴とする電池。
空気電池用正極として、上述の膨張黒鉛シートを用いた場合には、以下に示す作用効果が発揮される。即ち、電解液として水系のものを用いた場合に、膨張黒鉛シートが膨潤するのが抑制されるので、電極の割れを抑制できる。したがって、空気電池の信頼性が向上し、且つ、空気電池の長寿命化を図ることができる。また、膨張黒鉛の連通気孔にポリオレフィンが存在していれば、このポリオレフィンによって酸素ガスの通り道が狭くなるため、酸素ガスの透過に長時間を要することになる。このため、上述の如く、空気電池の容量が大きくなることが期待できる。
なお、ポリオレフィンの量が多くなり過ぎると、表面抵抗が高くなるため、電圧低下を招来するおそれがあったり、酸素を送り込めないことによる電池容量の低下を招来するおそれがある。このようなことを考慮すれば、 膨張黒鉛100重量部に対するポリオレフィン樹脂の割合は20重量部以下であることが望ましい。
(実施例1)
先ず、濃度98%の濃硫酸100重量部に酸化剤としての過酸化水素を5重量部添加した酸処理液に、灰分が0.01重量%以下の天然黒鉛を30分浸漬し攪拌して反応させて、酸処理黒鉛を得た。次に、この酸処理黒鉛を上記酸処理液から取り出した後、十分水洗することにより、pHを7に近付け、更に乾燥を行った。
次いで、上記水洗後の酸処理黒鉛を、温度1000℃の電気炉に30秒間投入して過熱膨張化処理を行った。これによって、30〜100メッシュの粒度である膨張黒鉛を作製した。
その後、上記膨張黒鉛7.2gとポリプロピレン〔(株)セイシン企業製のLMS−30(平均粒径5μm)、融点163℃〕0.36gとを混合した(即ち、膨張黒鉛100重量部に対するポリプロピレンの割合を5重量部とした)。次に、予備成形を行った後、かさ密度が1.00Mg/mとなるようにシート化し、更に熱処理を行うことにより、膨張黒鉛シートを作製した。熱処理条件は100℃の電気炉に投入した後、160℃まで温度を上昇させ、160℃で10分間保持するという条件である。尚、この膨張黒鉛シートの厚さは0.48mmであった。
このようにして作製した膨張黒鉛シートを、以下、シートA1と称する。
(実施例2)
ポリプロピレンの添加量を0.72g(即ち、膨張黒鉛100重量部に対するポリプロピレンの割合を10重量部)とした以外は、上記実施例1と同様にして膨張黒鉛シートを作製した。尚、この膨張黒鉛シートの厚さは0.5mmであった。
このようにして作製した膨張黒鉛シートを、以下、シートA2と称する。
(実施例3)
ポリプロピレンの添加量を1.08g(即ち、膨張黒鉛100重量部に対するポリプロピレンの割合を15重量部)とした以外は、上記実施例1と同様にして膨張黒鉛シートを作製した。尚、この膨張黒鉛シートの厚さは0.5mmであった。
このようにして作製した膨張黒鉛シートを、以下、シートA3と称する。
(実施例4)
シート化する際の圧力を高くすることにより、かさ密度を1.36Mg/mとした以外は、上記実施例1と同様にして膨張黒鉛シートを作製した。尚、この膨張黒鉛シートの厚さは0.35mmであった。
このようにして作製した膨張黒鉛シートを、以下、シートA4と称する。
(実施例5)
シート化する際の圧力を高くすることにより、かさ密度を1.68Mg/mとした以外は、上記実施例1と同様にして膨張黒鉛シートを作製した。尚、この膨張黒鉛シートの厚さは0.29mmであった。
このようにして作製した膨張黒鉛シートを、以下、シートA5と称する。
(実施例6)
シート化する際の圧力を高くすることにより、かさ密度を2.00Mg/mとした以外は、上記実施例1と同様にして膨張黒鉛シートを作製した。尚、この膨張黒鉛シートの厚さは0.23mmであった。
このようにして作製した膨張黒鉛シートを、以下、シートA6と称する。
(実施例7)
ポリプロピレン1.08gをエタノール40ml中に分散させて、膨張黒鉛7.2gに対して均一に噴霧し、自然乾燥させて膨張黒鉛とポリプロピレンとの混合物を得たこと以外は、上記実施例3と同様にして膨張黒鉛シートを作製した。尚、この膨張黒鉛シートの厚さは0.5mmであった。
このようにして作製した膨張黒鉛シートを、以下、シートA7と称する。
(実施例8)
膨張黒鉛の量を15.2gとし、更に、ポリプロピレンの添加量を3.05g(即ち、膨張黒鉛100重量部に対するポリプロピレンの割合を20重量部)とした以外は、上記実施例1と同様にして膨張黒鉛シートを作製した。尚、この膨張黒鉛シートの厚さは0.5mmであった。
このようにして作製した膨張黒鉛シートを、以下、シートA8と称する。
(実施例9)
膨張黒鉛の量を15.2gとし、更に、ポリプロピレンの添加量を3.77g(即ち、膨張黒鉛100重量部に対するポリプロピレンの割合を25重量部)とした以外は、上記実施例1と同様にして膨張黒鉛シートを作製した。尚、この膨張黒鉛シートの厚さは0.5mmであった。
このようにして作製した膨張黒鉛シートを、以下、シートA9と称する。
(実施例10)
ポリプロピレン1.53gをエタノール40ml中に分散させて、膨張黒鉛15.2gに対して均一に噴霧し、自然乾燥させて膨張黒鉛とポリプロピレンとの混合物を得た(即ち、膨張黒鉛100重量部に対するポリプロピレンの割合を10重量部)こと以外は、上記実施例1と同様にして膨張黒鉛シートを作製した。尚、この膨張黒鉛シートの厚さは0.5mmであった。
このようにして作製した膨張黒鉛シートを、以下、シートA10と称する。
(実施例11)
ポリプロピレン1.52gをエタノール40ml中に分散させて、膨張黒鉛15.2gに対して均一に噴霧し、自然乾燥させて膨張黒鉛とポリプロピレンとの混合物を得る(即ち、膨張黒鉛100重量部に対するポリプロピレンの割合を10重量部)と共に、シート化する際の圧力を高くすることにより、かさ密度を1.30Mg/mとした以外は、上記実施例1と同様にして膨張黒鉛シートを作製した。尚、この膨張黒鉛シートの厚さは0.38mmであった。
このようにして作製した膨張黒鉛シートを、以下、シートA11と称する。
(実施例12)
ポリプロピレン1.54gをエタノール40ml中に分散させて、膨張黒鉛15.2gに対して均一に噴霧し、自然乾燥させて膨張黒鉛とポリプロピレンとの混合物を得る(即ち、膨張黒鉛100重量部に対するポリプロピレンの割合を10重量部)と共に、シート化する際の圧力を高くすることにより、かさ密度を1.60Mg/mとした以外は、上記実施例1と同様にして膨張黒鉛シートを作製した。尚、この膨張黒鉛シートの厚さは0.31mmであった。
このようにして作製した膨張黒鉛シートを、以下、シートA12と称する。
(比較例)
上記膨張黒鉛にポリプロピレンを添加しなかった以外は、上記実施例1と同様にして膨張黒鉛シートを作製した。尚、この膨張黒鉛シートの厚さは0.5mmであった。
このようにして作製した膨張黒鉛シートを、以下、シートZと称する。
(実験)
上記シートA1、A2、A4、A5の引張強度、表面抵抗率及び接触角を、下記の条件で調べた。また、上記シートA3、Zの引張強度、表面抵抗率、接触角及びガス透過率を、下記の条件で調べた。更に、上記シートA6、A7の表面抵抗率及び接触角を、下記の条件で調べた。加えて、上記シートA8、A9の表面抵抗率及びガス透過率を、下記の条件で調べた。また、上記シートA10〜A12の引張強度、表面抵抗率及びガス透過率を、下記の条件で調べた。以上、シートA1〜A12、Zの実験結果を表1に示す。尚、引張強度と表面抵抗率とガス透過率とについては、それぞれ、図1〜図3にも示している。
〔引張強度〕
JIS R7222の「引張強さの測定方法」と同様にして測定した。測定装置としては、オートグラフを用いた。
〔表面抵抗率〕
四端子法に基づいて測定した。測定装置としては、共和理研社製K-705RSを用いた。
〔接触角〕
各シートの表面に水を1μl滴下して測定した。測定装置としては、温度20℃の雰囲気下、自動接触角計CA-VP型(協和界面社製)を用い、1つの試料に1μlの水滴を10個注射器で作り、それぞれの接触角を上記装置で測定し、その平均値を求めた。この操作を10回繰り返し、その平均値をもって接触角の測定値とした。
〔ガス透過率〕
ガス透過率の測定は、図4に示すガス透過率測定装置を用いて行った。
図4に示すように、台座4上に配置されたOリング10の上には、サンプル載置板5と、サンプル6と、ゴムパッキン7とが順に配置されており、上記ゴムパッキン7上に配置された金属フランジ8と上記台座4とをボルトで締め付ける構成である。上記サンプル載置板5には、図5に示すように、直径1mmの貫通穴5aが25個形成されている。また、上記ゴムパッキン7は、図6に示すように、ドーナツ状をなしている。更に、上記金属フランジ8は、図7に示すように、ドーナツ状を成している。尚、8aはボルトを通すための貫通穴である。上記図5〜図7において、L1は78mm、L2は15mm、L3は30mm、L4は80mm、L5は48mm、L6は110mm、L7は63mmとなっている。
また、上記台座4の下方には、管路9を介して、真空ポンプ1と、測定タンク2と、マノメータ(真空計)3とが接続されている。尚、V1〜V5はバルブである。
上記ガス透過率測定装置を用いて、以下のようにしてガス透過率を測定した。
(1)バルブV1、V4を開き、 バルブV2、V3、V5を閉じた状態で、真空ポンプ1を起動させる。
(2)バルブV2、V3を開く。
(3)測定タンク2の到達圧が190paとなった後、バルブV3を閉める。
(4)マノメータ3の数値を計測する(このときの測定値をPとする)。
(5)上記(3)でバルブV3を閉じてから30分後のマノメーターの数値を計測する(このときの測定値をPとする)。
(6)以下の式より、ガス透過率を算出した。
ガス透過率(cm2/s)=(気体の透過量)×(厚さ)/(透過面積)×(時間)×(圧力差)
=(V・Δp)・t/ A・T・(P−P)
上記式において、
Δp= P―P
:大気圧(測定前、参考値:101,325Pa)
V:測定タンクの体積(11,050cm
A:透過面積 φ2cm(3.14cm
T:測定時間(30×60sec)
t:サンプル厚み(cm)
Figure 2016084864
上記表1及び図1から明らかなように、シートA1〜A5、A10〜A12はシートZに比べて、引張強度が大きくなっていることが認められる。また、シートA1〜A3を比べた場合、シートA1、シートA2、シートA3の順で引張強度が大きくなっているので、ポリプロピレンの割合が多い程、引張強度が大きくなることがわかる。更に、シートA1、A4、A5、A6を比べた場合、シートA1、シートA4、シートA5、シートA6の順で引張強度が大きくなっており、また、シートA10〜A12を比べた場合、シートA10、シートA11、シートA12の順で引張強度が大きくなっている。したがって、膨張黒鉛シートのかさ密度が高い程、引張強度が大きくなることがわかる。
上記表1から明らかなように、シートA1〜A7はシートZに比べて、接触角が大きくなっていることが認められる。また、シートA1〜A3を比べた場合、シートA1、シートA2、シートA3の順で接触角が大きくなっているので、ポリプロピレンの割合が多い程、接触角が大きくなることがわかる。更に、シートA1、A4〜A6を比べた場合、シート間で大した差異はなかったので、膨張黒鉛シートのかさ密度は接触角に余り影響しないことがわかる。
上記表1及び図2から明らかなように、シートA1〜A5、A7〜A12はシートZに比べて、表面抵抗率が若干高くなっているが、実用上は問題のないレベルの上昇であることがわかる。また、シートA6はシートZに比べて、表面抵抗率が低くなっていることが認められる。更に、シートA1〜A3を比べた場合、シート間で大した差異はなかった。したがって、ポリプロピレンの割合が少ない場合(膨張黒鉛100重量部に対し、上記ポリオレフィン樹脂が15重量部以下程度の場合)には、ポリプロピレンの割合は、表面抵抗率に余り影響しないことがわかる。但し、シートA1〜A3とA8、A9とを比べた場合、シートA8、A9はシートA1〜A3に比べて、表面抵抗率が高くなっていることが認められる。したがって、ポリプロポリプロピレンの割合が多い場合(膨張黒鉛100重量部に対し、上記ポリオレフィン樹脂が20重量部以上程度の場合)には、表面抵抗率が若干上昇することがわかる。また、シートA4〜A6を比べた場合、シートA4、シートA5、シートA6の順で表面抵抗率が低くなっており、また、シートA10〜A12を比べた場合、シートA10、シートA11、シートA12の順で表面抵抗率が低くなっていることが認められる。したがって、膨張黒鉛シートのかさ密度が高い程、表面抵抗率が低くなることがわかる。
また、シートA3とシートA7は、ポリプロピレンの配合量は同一であるものの、表面抵抗率、接触角はシートA7の方が高くなっている。これは、シートA7ではポリプロピレンを溶媒中に均一に分散させて噴霧することで混合しているため、膨張黒鉛粒子の周囲により均一にポリプロピレンが配置されたためと推測される。
シートA1〜A12に示されるように、表面抵抗率は70mΩ/sq以下に抑えられる。表面抵抗率は、65mΩ/sq以下とするのが好ましく、更に60mΩ/sq以下に抑えることが好ましい。
上記表1及び図3から明らかなように、シートA3、A8〜A12はシートZに比べて、ガス透過率が低くなっていることが認められる。ここで、膨張黒鉛シートを空気電池用正極として用いた場合、ガス透過率がある程度低ければ、酸素ガスの透過に時間を要するため、酸素ガスと黒鉛質とが長時間接触することとなって、電気容量が大きくなることが期待できる。
なお、シートA3、A8、A9を比べた場合、シートA3、シートA8、シートA9の順でガス透過率が低くなっていることが認められる。したがって、ポリプロピレンの割合が多いほどガス透過率が低下することがわかる。また、シートA10〜A12を比べた場合、シートA10、シートA11、シートA12の順でガス透過率が低くなっていることが認められる。したがって、かさ密度が高いほどガス透過率が低下することがわかる。
(その他の事項)
(1)原料である黒鉛としては、上記天然黒鉛に限定するものではなく、熱分解黒鉛、キッシュ黒鉛などであっても良いが、工業的に入手が容易な天然鱗片状黒鉛を使用するのが好ましい。但し、如何なる黒鉛を用いた場合であっても、灰分量は少ないのが好ましい。
(2)酸化剤としては、上記過酸化水素に限定するものではなく、過酸化アンモニウム、過酸化カリウム等であっても良く、また、その添加量は硫酸100重量部に対して、1〜10重量部であれば良い。
(3)酸処理黒鉛を中和する方法としては十分な水洗を行うことに限定するものではなく、アルカリ土類金属の酸化物、水酸化物、炭酸塩等から選択される固体中和剤を用いて行っても良い。
(4)膨張黒鉛シートのかさ密度としては、0.5〜1.8g/cm(特に、0.7〜1.6g/cm)であることが好ましい。また、膨張黒鉛シートを空気用電極として用いる場合、膨張黒鉛シートの厚みは0.02〜1.5mmであることが好ましい。
(5)膨張黒鉛に配合する樹脂は、ポリプロピレン以外にも、ポリエチレンテレフタレート(PET)、アクリルブタジエンスチロール(ABS)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフッ化エチレン(PTFE)等を用いても良い。また分散性を考慮すると、融点付近におけるMFR(メルトフローレート)の大きい樹脂を用いるのが好ましい。
(6)またポリオレフィン樹脂としては、上記ポリプロピレンに限定するものではなく、ポリエチレン等であっても良い。
本発明は、空気電池の正極等に用いることができる。

Claims (10)

  1. 膨張黒鉛を含み、表面の水接触角が90°以上であり、表面抵抗率が70mΩ/sq以下であることを特徴とする膨張黒鉛シート。
  2. 膨張黒鉛シート中にポリオレフィン樹脂が分散された状態で含有されている、請求項1に記載の膨張黒鉛シート。
  3. 膨張黒鉛とオリオレフィン樹脂とを含み、表面抵抗率が70mΩ/sq以下であることを特徴とする膨張黒鉛シート。
  4. 上記ポリオレフィン樹脂が分散された状態で含有されている、請求項3に記載の膨張黒鉛シート。
  5. 表面の水接触角が90°以上である、請求項3又は4に記載の膨張黒鉛シート。
  6. 上記ポリオレフィン樹脂はポリプロピレンである、請求項2〜5の何れか1項に記載の膨張黒鉛シート。
  7. 上記膨張黒鉛100重量部に対し、上記ポリオレフィン樹脂が3重量部以上20重量部以下含有されている、請求項2〜6の何れか1項に記載の膨張黒鉛シート。
  8. ガス透過率が6.0×10−5以下である、請求項1〜7の何れか1項に記載の膨張黒鉛シート。
  9. 請求項1〜8の何れか1項に記載の膨張黒鉛シートを含むことを特徴とする空気電池用正極。
  10. 請求項1〜8の何れか1項に記載の膨張黒鉛シートを電極として用いたことを特徴とする電池。
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