JPWO2016063874A1 - 採石破砕装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の採石破砕装置(1)は、採石操作部(4)が、挿入部(5)の基端に接続された第1本体(30)と、操作ワイヤ(10)が接続されるとともに第1本体(30)に対して進退可能な把持部(41)とを有し、破砕操作部(50)が、把持部(41)と接続可能な第2本体(52)と、第1本体(30)と接続可能な移動体(69)と、移動体(69)を第2本体(52)に対して進退させる回転ノブ(75)とを有し、破砕操作部(50)は、回転ノブ(75)の回転により移動体(69)を破砕操作部(50)に対して離間する方向へ移動させることで、把持部(41)を第1本体(30)に対して離間する方向へ移動させてバスケット部を駆動させる。

Description

本発明は、採石破砕装置に関する。
本願は、2014年10月24日に、日本に出願された特願2014−217193号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
胆管や膀胱等の臓器内に発生した結石を除去する手技として、結石を破砕して除去する手技と、結石を破砕せずに採石して除去する手技とが知られている。
結石を破砕する場合には、内視鏡に挿通可能な結石破砕装置を用いて経内視鏡的に処置を行うことが知られている。結石を破砕する一般的な手技において、挿入部の先端から突出したバスケット部に結石が取り込まれる。その後バスケット部の一部が挿入部に引き戻され、結石が締め付けられ、結石が破砕される(例えば、特許文献1参照)。
一般的に、破砕する必要がない大きさの結石であると診断された場合には、採石用のバスケット部及びこのバスケット部を伸縮させる操作部を備えた採石装置が用いられる。この採石装置は、結石の破壊に必要な力をかけることが想定されていないので、簡素な操作部を有していることが多い。
これに対して、結石破砕装置は、結石の破砕に必要な力を効率よくバスケットに伝達するために、複雑な構造の操作部を有していることが多い。
結石を破砕せずに除去しようとして採石装置を用いた場合に、体内でこの結石を破砕する必要が生じた場合には、採石装置から結石破砕装置へ交換することとなる。
特開2006−314715号公報
結石を破砕しない採石と、結石の破砕とを1つの装置で兼用しようとした場合、結石の破砕のために複雑な構造とされた操作部を備えるので、採石の際にはさほど大きな力が必要ないにも関わらず、大きく重い操作部を使用しなければならず、不便である。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、採石と破砕とのいずれの手技でも操作しやすい採石破砕装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、内視鏡のチャンネルに挿通可能な筒状の挿入部と、前記挿入部の先端に位置する処置部と、前記挿入部の中に進退可能に挿通され前記処置部を駆動させるための操作ワイヤと、前記挿入部の基端に設けられた第1操作部と、前記第1操作部に対して着脱可能に設けられた第2操作部と、を備え、前記第1操作部は、前記挿入部の基端に接続された第1本体と、前記操作ワイヤが接続されるとともに前記第1本体に対して進退可能な把持部と、を有し、前記第2操作部は、前記把持部と接続可能な第2本体と、前記第1本体と接続可能な移動体と、前記移動体を前記第2本体に対して進退させる回転ノブと、を有し、前記第2操作部は、前記回転ノブの回転により前記移動体を前記第2操作部に対して離間する方向へ移動させることで、前記把持部を前記第1本体に対して離間する方向へ移動させて前記処置部を駆動させる採石破砕装置である。
前記操作ワイヤと前記移動体とは、互いに異なる軸線に沿って進退移動してもよい。
本発明によれば、採石と破砕とのいずれの手技でも操作しやすい採石破砕装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態の採石破砕装置を示す全体図である。 同採石破砕装置の破砕具の一部を示す側面図である。 同採石破砕装置の破砕具の一部を示す断面図である。 同採石破砕装置の破砕具を示す拡大図である。 同採石破砕装置の採石操作部を示す断面図である。 同採石破砕装置の破砕操作部を示す断面図である。 同採石破砕装置の破砕操作部を示す断面図である。 同採石破砕装置の破砕操作部を示す断面図である。 同採石破砕装置の破砕操作部の外面を示す平面図である。 同採石破砕装置のラチェット機構を示す断面図である。 同採石破砕装置のラチェット機構を示す断面図である。 同採石破砕装置の使用時の一過程を説明するための図である。 同採石破砕装置の使用時の一過程を説明するための図である。 同採石破砕装置の作用を説明するための図である。 同採石破砕装置の作用を説明するための図である。 同採石破砕装置の使用時の一過程を説明するための図である。 本発明の第2実施形態の採石破砕装置の破砕具を示す側面図である。 同実施形態の採石破砕装置の破砕操作部を示す断面図である。 同破砕操作部の端部接続部を示す断面図である。 同破砕操作部の連結部を示す断面図である。 同破砕操作部の連結部を示す断面図である。 同破砕操作部の作用を説明するための断面図である。
(第1実施形態)
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態の採石破砕装置1を示す全体図である。図2は、採石破砕装置1の破砕具2の一部を示す側面図である。図3は、採石破砕装置1の破砕具2の一部を示す断面図である。図4は、採石破砕装置1の破砕具2を示す拡大図である。図5は、採石破砕装置1の採石操作部4を示す断面図である。
図1に示す本実施形態の採石破砕装置1は、内視鏡に挿通されて用いられ、体内の結石を採取あるいは破砕する手技に用いられる。
図1に示すように、採石破砕装置1は、破砕具2と、破砕具2の採石操作部(第1操作部)4に対して着脱可能な破砕操作部50(第2操作部)とを有している。
破砕具2は、採石操作部4と、採石操作部4の先端から延びる長尺の挿入部5と、挿入部5の先端から突没自在な処置部であるバスケット部6とを有している。
バスケット部6は、複数の弾性ワイヤ7を有している。弾性ワイヤ7の先端部は、先端チップ8によって1つに結束されている。弾性ワイヤ7の基端部は、連結部材9によって束ねられた状態で操作ワイヤ10の先端部に固定されている。弾性ワイヤ7は、先端チップ8から連結部材9までの間に、複数の屈折部を有している。弾性ワイヤ7は、自然状態で籠状に膨らむように構成されている。ここで、バスケット部6は、先端チップ8を除き挿入部5内に収納可能である。バスケット部6の先端チップ8は、弾性部材から製造されている。図2に示すように、先端チップ8の先端から側部にかけて、孔11が貫通している。さらに、先端チップ8は、孔11の側部側の開口近傍を中心にしてオフセットするようにして湾曲しており、全体として略S字形になっている。
図2及び図3に示すように、挿入部5は、可撓性を有する筒状部材である。挿入部5は、コイルシース20と、このコイルシース20内に配されたチューブシース21と、コイルシース20の外周を覆う外側シース22とを有している。チューブシース21内に操作ワイヤ10が進退自在に挿通されている。
コイルシース20は、金属製の平板を密巻きにして製造されている。コイルシース20は、隣り合う平板同士間の密着度合いを変化させることで、先端側に可撓性が相対的に高い柔軟部20Aを形成している。コイルシース20のうち柔軟部20Aよりも基端側は、柔軟部20Aよりも可撓性が低い硬質部20Bになっている。柔軟部20Aを形成する手法としては、例えば、コイルシース20を巻くときの張力を変化させることがあげられる。なお、柔軟部20Aを形成する手法はこれに限定されない。
コイルシース20の先端部には、先端カバー23がロー付け、若しくはレーザ溶接等により固定されている。先端カバー23は、環状の金属からなる。先端カバー23の先端部には、弾性ワイヤ7を受け入れ可能な凹部24が弾性ワイヤ7の数に対応して形成されている。
結石を破砕する際には、これら凹部24に弾性ワイヤ7が入り込むことで、破砕操作部50側の締付力を挿入部5を通して結石に作用させる。
チューブシース21は、樹脂製のチューブからなる。チューブシース21は、金属製のコイルシース20と金属製の操作ワイヤ10の間に挿入されることでバスケット部6及び操作ワイヤ10を軸線回りに回転させ易くする。さらに、チューブシース21は、金属製のコイルシース20と金属製の操作ワイヤ10の間に挿入されることで、バスケット部6を開閉させ易くしている。
外側シース22は、例えばフッ素系の樹脂から製造されている。本実施形態では、外側シース22は、自然状態で挿入部5の先端部を湾曲させるような曲げ癖(プリカーブ)が付けられている。外側シース22に付けられた曲げ癖によって、挿入部5は、軸線に対して湾曲している。例えば、挿入部5は、バスケット部6を挿入部5内に収容した状態で、先端チップ8の先端から150mmのところを起点として、この起点よりも基端側の軸線に対して2°〜32°の範囲内で、外側シース22に付けられた曲げ癖によって、ゆるやかに湾曲している。このような曲げ癖を付ける方法としては、挿入部5を組み立てる前又は挿入部5を組み立てた後に外側シース22に熱処理を加えることや、外側シース22をしごいて変形させることなどがあげられる。
図5に示すように、採石操作部4は、第1本体30と、第1本体30の先端側に一体的に突設された固定部31と、後述する操作ワイヤ10の基端に固定された把持部41とを有する。
第1本体30には、固定部31の先端から第1本体30の基端にかけて軸線方向に貫通する挿通孔35と、挿通孔35の途中で挿通孔35から分岐された連通孔36とが形成されている。また、第1本体30には、後述する破砕操作部50の連結部90に係合する略円柱状の係合突起30Aが形成されている。
挿通孔35は、操作ワイヤ10が進退自在に挿通される貫通孔である。
連通孔36は、第1本体30の外周部に開口する。連通孔36の周辺部に、シリンジ等を接続することが可能な口金37が形成されている。
造影剤などが収容されたシリンジを口金37に装着すると、口金37を介して造影剤などを体内に注入することができる。さらに、挿通孔35において、連通孔36の形成位置よりも基端側は、拡径されており、この拡径部分35AにはOリングなどのシール部材38が挿入されている。
シール部材38は、挿通孔35に進退自在に挿通される操作ワイヤ10と第1本体30との間に液密構造を構成する。シール部材38よりも基端側には、キャップ39が螺着されている。
キャップ39は、操作ワイヤ10が挿通される貫通孔を有する。
固定部31は、略管状になっている。固定部31の外周には、先端に向かって縮径するテーパ面31Aと、チューブシース21を引っ掛ける凹部31Bと、雄ネジ31Cとが、先端側からこの順に形成されている。固定部31の外周には、チューブシース21の基端部が挿入されている。チューブシース21は、凹部31Bに相当する部分に糸32を巻きつけることで固定されている。さらに、雄ネジ31Cには、雌ネジ33Aが刻まれたカバー部材33が螺入されている。カバー部材33は、金属材料から製造されている。カバー部材33の先端部の内周側に、コイルシース20の基端部がロー付けされている。このカバー部材33には、その外周を覆うように外筒部材34が圧入されている。
操作ワイヤ10は、採石操作部4を貫通して延びている。操作ワイヤ10の基端には、把持部41が固定されている。図4に示すように、操作ワイヤ10には、マーキング43が施されている。このマーキング43は、操作ワイヤ10を採石操作部4から引っ張って、バスケット部6が挿入部5内に収容されたときに、採石操作部4から外部に露出する位置に形成されている。
把持部41は、操作ワイヤ10を移動させるために操作者が把持することができるように操作ワイヤ10に固定された部材である。
把持部41は、操作ワイヤ10よりも太い棒状に形成された棒状部41aと、後述する破砕操作部50のカバー52bに把持部41を連結するためのピン41bとを有する。
把持部41の外面のうちピン41bの周囲は、カバー52bの外面形状に倣った形状とされている。また、把持部41の外面のうちピン41bの反対側となる面は、操作者が把持部41をカバー52bに対して押さえつけて固定することが容易となるように、平坦あるいや緩やかな曲面形状とされている。さらに、把持部41の外面には、操作ワイヤ10の進退及び回転操作をする際に指が滑りにくくなるように、滑り止めとして機能する凹凸等が形成されていてもよい。
次に、このような破砕具2に装着される破砕操作部50について説明する。図6から図8は、採石破砕装置1の破砕操作部50を示す断面図である。図9は、採石破砕装置1の破砕操作部50の外面を示す平面図である。図10は、採石破砕装置1のラチェット機構58を示す断面図である。図11は、採石破砕装置1のラチェット機構58を示す断面図であり、図10とは異なる断面を示す。
図6に示すように、破砕操作部50は、操作者によって把持される第2本体52と、第2本体52内に配され破砕具2の採石操作部4が取り付けられる移動体69と、移動体69を進退移動させる機構部51とを有する。
第2本体52は、機構部51を上下に挟むように機構部51を覆うカバー52aとカバー52bとを有している。カバー52bには、破砕具2の採石操作部4の把持部41に形成されたピン41b(図5参照)が挿通される凹部53が形成されている。凹部53は、ピン41bの挿抜方向に対して交差する方向へのピン41bの移動を規制する。このため、凹部53にピン41bが挿入され移動体69に第1本体30が取り付けられた状態では、第2本体52に対する移動体69の移動により、把持部41が第1本体30に対して、移動体69の移動方向に沿って移動する。
移動体69は、ラック体71と、連結部90とを有する。
ラック体71は、後述するガイド部55及び駆動部56のそれぞれの内周側に進退自在に支持されている。カバー52b側から螺入されるネジ72によって、ラック体71の軸線を回転中心とするラック体71の回転が防止されている。さらに、ラック体71には、ラック73が軸線方向に所定の長さで形成されている。ラック73と噛み合うピニオン74は、駆動部56に固定されたベアリングに回転自在に支持されている。
連結部90は、第1本体30の係合突起30Aが挿入される窪みが形成された有底筒状とされている。また、連結部90は、カバー52a,52bに当接可能な突き当て面94を有している。
機構部51は、筒状のガイド部55と、ガイド部55の端部にネジ止めされる駆動部56とを有する。
ガイド部55と駆動部56とには、それぞれ、移動体69が挿通される貫通孔が形成されている。ガイド部55の貫通孔と駆動部56の貫通孔とは同軸状をなしている。ガイド部55の貫通孔及び駆動部56の貫通孔は、移動体69の進退をガイドするガイド孔57となっている。
図6及び図8に示すように、駆動部56は、ラック73を移動させるピニオン74と、ピニオン74の軸74Aに固定された回転ノブ75と、ピニオン74の軸74Aの回転を規制するラチェット機構58とを有する。ピニオン74の軸74Aは、カバー52aの外側まで延びている。
図8及び図9に示すように、回転ノブ75は、軸74Aの両端のうちの一方である第1端に固定されている。回転ノブ75は、扁平形状を有している。回転ノブ75の形状は、術者が回転ノブ75を掴み易く、かつ術者が回転ノブ75に力を加え易い形状である。
図8に示すように、ラチェット機構58は、軸74Aの両端のうちの他方である第2端に固定された歯車76と、歯車76に噛み合うラチェット爪77と、ラチェット爪77を駆動部56に連結する支持軸78と、ラチェット爪77が歯車76に係合するようにラチェット爪77を付勢する板バネ79とを有する。
ラチェット爪77は、駆動部56に支持軸78を介して回動自在に支持された略L字形状の部材であり、支持軸78よりも先端側に延びる腕部77Aは、板バネ79によって歯車76に係合するように付勢されている。
板バネ79は、駆動部56に固定された弾性部材である。
このようなラチェット機構58を機能させることで、ラック体71が先端部に向かう方向には、歯車76(ピニオン74)の回転を禁止することができる。さらに、このようなラチェット機構58を機能させることで、ラック体71を基端部側に引き戻す方向には、歯車76(ピニオン74)を段階的に回転させることが可能になる。ラチェット機構58は、歯車76の回転、つまりピニオン74の回転を規制できるようになっている。
さらに、ラチェット爪77の他方の腕部77Bは、支持軸78から下方、かつ基端側に延び、その基端面77Cは、下方かつ基端に向かって傾斜している。さらに、基端面77Cに係合可能な切替スイッチ80が、側面視で支持軸78よりも基端側に配設されている。
図10及び図11に示すように、切替スイッチ80は、軸線方向に平行な支持軸81を介して駆動部56に回動自在に支持された基部80Bを有している。切替スイッチ80の先端部80Aは、カバー52a,52bの上部に形成されたスリット52Aを通ってカバー52a,52bの外側に延びている。基部80Bは、回動方向に所定の角度を持って延びる扇方形状を有している。基部80Bの回動方向における一方の側面80Cは、回動方向に垂直な面になっている。したがって、切替スイッチ80は、ラチェット爪77の基端面77Cを押圧可能であり、ラチェット爪77の基端面77Cを切替スイッチ80が押圧すると、ラチェット爪77が支持軸78回りに回動し、ラチェット爪77と歯車76との噛み合いが解除される(このときの切替スイッチ80の位置をOFF位置とする)。
これに対して、切替スイッチ80が、ラチェット爪77に干渉しない位置では、ラチェット爪77は歯車76に噛み合い、ラチェット爪77は本来のラチェット機能を発現する(このときの切替スイッチ80の位置をON位置とする)。
また、ラック体71の基端側の外周部には、溝85が環状に形成されており、この溝85に3つのピン86が摺動自在に挿入されている。これらピン86は、連結部90に固定されている。
次に、本実施形態の採石破砕装置1の作用について説明する。図12及び図13は、採石破砕装置1の使用時の一過程を説明するための図である。図14及び図15は、採石破砕装置1の作用を説明するための図である。図16は、採石破砕装置1の使用時の一過程を説明するための図である。
本実施形態では、結石を破砕する必要がない場合には、破砕具2に破砕操作部50を取り付けることなく、破砕具2単独で使用可能である。破砕具2は、図12に示すように、ガイドワイヤWに沿って、採石の対象となる結石Xがある管腔まで、内視鏡111を用いて案内される。
バスケット部6を開閉動作させる操作ワイヤ10の操作は、操作ワイヤ10の近位端に固定された把持部41(図1参照)を操作者が把持することで行われる。これは、図12及び図13に示すように結石Xをバスケット部6内に取り込んで採石する過程で操作ワイヤ10を強い力で移動させる必要がないからである。本実施形態では、採石操作部4は、破砕操作部50と比較して小型且つ軽量であり、操作しやすい。
次に、結石Xを破砕する必要がある場合には、把持部41を操作者が把持して操作ワイヤ10を牽引するだけでは破砕するのに十分な力量が得られないことがある。この場合、図14に示すように、採石操作部4に、破砕操作部50の連結部90を取り付け、把持部41のピン41bを、破砕操作部50の第2本体52のカバー52bの凹部53に差し込む。続いて、回転ノブ75を回転させると、図15に示すように、ピニオン74がラック体71を移動させるように回転する。ピニオン74がラック体71を移動させることにより、移動体69が、採石操作部4と把持部41とを離間させる。移動体69が採石操作部4と把持部41とを離間させる動作は、採石操作部4において操作ワイヤ10を牽引してバスケット部6を挿入部5内に引き込む動作となる。
回転ノブ75を用いることで、把持部41を把持して操作ワイヤ10を牽引するよりも、大きな力で操作ワイヤ10を牽引することができる。その結果、図16に示すように、バスケット部6を用いて、結石Xを破砕するのに十分な力量を掛けて、結石を破砕することができる。
このように、本実施形態では、結石の破砕が必要ない採石の処置では小型軽量であり操作しやすく、結石の破砕が必要な場合には軽い力で十分な力量をかけることができる。その結果、本実施形態では、採石と破砕とのいずれの手技でも操作しやすい採石破砕装置1となっている。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、第1実施形態ですでに説明された構成要素と同様の構成要素には、第1実施形態と同一の符号が付され、重複する説明は省略されている。図17は、本実施形態の採石破砕装置1Aの破砕具110を示す側面図である。図18は、採石破砕装置1Aの破砕操作部50Aを示す断面図である。図19は、破砕操作部50Aの端部接続部54を示す断面図である。図20は、破砕操作部50Aの連結部90を示す断面図である。図21は、破砕操作部50Aの連結部90を示す断面図である。図22は、破砕操作部50Aの作用を説明するための断面図である。
本実施形態では、第1実施形態で説明した破砕具2に加えて、上述した破砕具2とは一部の構造が異なる公知の破砕具110(図17参照)を取り付け可能な破砕操作部50A(図18参照)を有している点で、上記の第1実施形態と構成が異なっている。
本実施形態における破砕具110の構成について説明する。
図17に示すように、破砕具110は、上記第1実施形態で説明した把持部41に代えて、操作ワイヤ10の基端部分の一部が縮径された縮径部41Aと、縮径部41Aの基端に固定された抜け止めチップ42Aとを有している。
さらに、破砕具110は、第1本体30を破砕操作部50Aに連結するための係合部40を、第1本体30の基端部に有している。破砕具110の係合部40は、破砕操作部50Aへの挿入をガイドするテーパ面40Aと、破砕操作部50Aからの抜け止めとして機能するテーパ面40Bとを有する。
破砕具110は、採石操作部4近傍の構成が破砕具2と異なっている他は、第1実施形態の破砕具2と同様の構成を有している。
本実施形態の破砕具110は、操作者が縮径部41Aや抜け止めチップ42Aを把持して操作ワイヤ10を移動させてもよいが、縮径部41Aや抜け止めチップ42Aが破砕操作部50Aに好適に連結されることを意図した器具である。
本実施形態の破砕操作部50Aは、図18に示すように、機構部51が、破砕具110を取り付けるための端部接続部54をさらに有している。
図18及び図19に示すように、端部接続部54は、リング体60を有する。破砕具2側のキャップ39に形成された係合部40を受け入れ可能なテーパ面60Aが、リング体60の内孔61に形成されている。
リング体60の基端部は、操作ワイヤ10のみを挿通可能に開口している。リング体60よりも先端側には、キャップ62がネジ固定されている。キャップ62には、内孔61に略等しい孔が形成されている。さらに、キャップ62とリング体60との間の隙間には、シース接続ボタン63が軸線と直交する方向に移動自在に挿入されている。
シース接続ボタン63は、移動方向に延びる長穴64を有している。長穴64の長軸は、リング体60の内孔61の最大径よりも長く、長穴64の短軸はリング体60の内孔61の最大径に略等しい。長穴64の下端には、係止突起65が長穴64の開口面積を減少させるように突出しており、シース接続ボタン63の開口部は全体としてU字形状になっている。このシース接続ボタン63は、コイルバネなどの弾性部材66によってリング体60に対して付勢されている。シース接続ボタン63は、自然状態で係止突起65が突出し、リング体60の内孔61の開口面積を減少させる位置にある。なお、シース接続ボタン63を押し込むと、係止突起65が退避して内孔61の開口面積を確保できるようになっている。
端部接続部54のリング体60に基端には、ガイド管70が内孔61に連通するように固定されている。このガイド管70は、機構部51のガイド孔57内に同軸上に延びている。このガイド管70には、その外周を覆うようにラック体71が軸線方向に進退自在に装着されている。
また、本実施形態では、移動体69は、図21に示すように、破砕具110の操作ワイヤ10に形成された縮径部41A及び抜け止めチップ42Aを利用して、操作ワイヤ10を移動体69に固定することができるようになっている。すなわち、連結部90は、操作ワイヤ10の基端部分が挿入される孔91と、孔91内に挿入された操作ワイヤ10の縮径部41Aに係合するワイヤ接続ボタン96を有している。
図18及び図20に示すように、ワイヤ接続ボタン96は、連結部90から突出する頭部96Aにストッパ100が螺入されており、ワイヤ接続ボタン96の先端部96Bは、連結部90内に引き込まれて孔91を越えて延びており、コイルバネ等の弾性部材102によって連結部90に対して付勢されている。弾性部材102の付勢方向は、ワイヤ接続ボタン96を連結部90から押し出すような方向であり、止めピン103をワイヤ接続ボタン96の長孔104に貫通させることで、連結部90からの抜け落ちを防止している。
さらに、図18に示すように、ワイヤ接続ボタン96には、頭部96Aから先端部96Bに至るまでの間に挿通孔101が形成されている。挿通孔101は、連結部90の軸線と平行にワイヤ接続ボタン96を貫通している。挿通孔101は、ワイヤ接続ボタン96を押し込んだときに、挿通孔101の中心と、連結部90の孔91の中心とが略一致するような位置に形成されており、挿通孔101の先端側の内周には、先端側に向かって開くようにテーパ面101Aが形成されている。このテーパ面101Aは、ワイヤ接続ボタン96が自然状態で弾性部材102によって付勢されているときには、連結部90の孔91の軸線上に配置されている。
ストッパ100は、ワイヤ接続ボタン96の頭部96Aの外周を拡げるような環状の部材である。ストッパ100を連結部90に向かってねじ込むと、その分だけワイヤ接続ボタン96を連結部90に押し込む方向へのストロークを規制することができる。さらに、ストッパ100は、孔91に連通する挿入孔97に挿入されたピン95を挿入孔97に沿って移動させる。ストッパ100の外径は、ワイヤ接続ボタン96の軸線とピン95の軸線との間の距離よりも長いので、ストッパ100をねじ込んだ状態では、ストッパ100がピン95の頭部を押圧することにより、ピン95が孔91に向かって押し込まれる。
次に、この実施の形態の作用について説明する。
まず、破砕操作部50Aに破砕具110を装着するときには、図17に示すように操作ワイヤ10の基端側のマーキング43が露出するまで操作ワイヤ10を引き出してから、図22に示すように、操作ワイヤ10の基端部を破砕操作部50Aの端部接続部54からガイド管70内へと挿入する。操作ワイヤ10が破砕操作部50A内に収まると、次に破砕具110のキャップ39が端部接続部54の内孔61内に進入する。このとき、キャップ39を端部接続部54に挿入するだけで、破砕具110の採石操作部4が破砕操作部50Aに装着される。具体的には、キャップ39の係合部40のテーパ面40Aがシース接続ボタン63の突起65に当接するので、キャップ39を押し込むことで、突起65が弾性部材66を圧縮させる方向に押される。その結果、シース接続ボタン63全体が移動して開口面積を拡がるので、そのままキャップ39を押し込むと、キャップ39の突き当て面39Aとリング体60のキャップ62とが当接する。このとき、キャップ39の位置と突起65の突設位置とが一致し、弾性部材66の復元力によってシース接続ボタン63が戻り、キャップ39上の凹部に突起65が係合する。また、取り付けた破砕具110の基端部が破砕操作部50に対して円周方向に自由に回転しないように、例えば、キャップ62に設けた凸部と突き当て面39Aに設けた凹部とが装着時に噛み合い、回転不能となっている。
図21に示すように、操作ワイヤ10の抜け止めチップ42Aは、連結部90内に進入し、孔91の経路上にあるワイヤ接続ボタン96のテーパ面101Aに突き当たる。操作ワイヤ10がさらに挿入されると、テーパ面101Aが押し込まれることでワイヤ接続ボタン96全体が弾性部材102を収縮させる方向に移動する。その結果、挿通孔101と孔91との連通面積が増え、操作ワイヤ10がワイヤ接続ボタン96を越えて連結部90の基端部まで挿入される。
このとき、操作ワイヤ10の縮径部41Aの形成位置と、ワイヤ接続ボタン96の挿通孔101の位置とが一致し、弾性部材102の復元力によってワイヤ接続ボタン96が戻り、ワイヤ接続ボタン96と連結部90とが協働して操作ワイヤ10を挟み込む。これによって、操作ワイヤ10の軸線方向の移動が防止される。なお、初期状態として連結部90が機構部51から引き出してあったときには、端部接続部54とキャップ39との接続が最初に行われ、その後連結部90を押し込んだときに操作ワイヤ10の接続が行われる。接続時のメカニズムは、前記と同じである。
ここで、このままでは連結部90に対して操作ワイヤ10が空回りするので、図21に示すように、ストッパ100をねじ込んでピン95を押し込む。ピン95と孔91の内周面との間で操作ワイヤ10が挟み込まれ、連結部90と操作ワイヤ10とを一体的に回転できるようになる。
ピン95がない場合、ワイヤ接続ボタン96のみで操作ワイヤ10を一体的に回転できるように固定することは可能だが、固定力はピン95がある方が強くなる。また、ストッパ100とピン95とが当接するので、ワイヤ接続ボタン96を押そうとしてもワイヤ接続ボタン96は移動しなくなり、操作ワイヤ10と連結部90の接続が使用中に解除されないようになる。
採石破砕装置1Aを用いた手技は、上記第1実施形態と略同様であり、採石と、結石の破砕とを破砕操作部50を用いて行うことができる。さらに、本実施形態では、図22に示すように、破砕操作部50Aは、第1実施形態で説明した破砕具2と、上記の本実施形態の破砕具110とのどちらも好適に取り付け可能である。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明は、結石の採取及び破砕をするための医療器具に利用可能である。
1,1A 採石破砕装置
2 破砕具
4 採石操作部
5 挿入部
6 バスケット部
7 弾性ワイヤ
8 先端チップ
9 連結部材
10 操作ワイヤ
11 孔
20 コイルシース
20A 柔軟部
20B 硬質部
21 チューブシース
22 外側シース
23 先端カバー
24 凹部
30 第1本体
30A 係合突起
31 固定部
31A テーパ面
31B 凹部
31C 雄ネジ
32 糸
33 カバー部材
33A 雌ネジ
34 外筒部材
35 挿通孔
35A 拡径部分
36 連通孔
37 口金
38 シール部材
39 キャップ
39A 突き当て面
40 係合部
40A テーパ面
41 把持部
41a 棒状部
41b ピン
41A 縮径部
42A 抜け止めチップ
43 マーキング
50,50A 破砕操作部
51 機構部
52 第2本体
52A スリット
52a,52b カバー
53 凹部
54 端部接続部
55 ガイド部
56 駆動部
57 ガイド孔
58 ラチェット機構
60 リング体
60A テーパ面
61 内孔
62 キャップ
63 シース接続ボタン
64 長穴
65 係止突起
66 弾性部材
69 移動体
70 ガイド管
71 ラック体
72 ネジ
73 ラック
74 ピニオン
74A 軸
75 回転ノブ
76 歯車
77 ラチェット爪
77A 腕部
77B 他方の腕部
77C 基端面
78 支持軸
79 板バネ
80 切替スイッチ
80A 先端部
80B 基部
80C 一方の側面
81 支持軸
85 溝
86 ピン
90 連結部
91 孔
93 先端部
94 突き当て面
95 ピン
96 ワイヤ接続ボタン
96A 頭部
96B 先端部
97 挿入孔
98 長穴
99 止めピン
100 ストッパ
101 挿通孔
101A テーパ面
102 弾性部材
103 止めピン
104 長孔
110 破砕具
111 内視鏡
本発明の一態様は、内視鏡のチャンネルに挿通可能な筒状の挿入部と、前記挿入部の先端に位置する処置部と、前記挿入部の中に進退可能に挿通され前記処置部を駆動させるための操作ワイヤと、記挿入部の基端に接続された第1本体と、記操作ワイヤが接続されるとともに前記第1本体に対して進退可能な把持部と、記把持部と接続可能な第2本体と、前記第2本体に設けられて前記第1本体と接続可能な移動体と、前記第2本体に設けられて前記移動体を前記第2本体に対して進退させる回転ノブと、有し、前記移動体は、前記回転ノブの回転によって前記第1本体を前記第2本体に対して離間する方向へ移動させる、採石破砕装置である。
前記操作ワイヤと前記移動体とは、互いに異なる軸線に沿って進退移動してもよい。
上記態様の採石破砕装置は、前記挿入部の基端に設けられた第1操作部と、前記第1操作部に対して着脱可能に設けられた第2操作部と、を備えて、前記第1操作部は、前記第1本体と前記把持部とを有し、前記第2操作部は、前記第2本体と前記移動体と前記回転ノブとを有していてもよい。
前記第2操作部は、前記回転ノブの回転により、前記移動体を前記第2本体に対して離間する方向へ移動させることで、前記把持部を前記第1本体に対して離間する方向へ移動させるように操作してもよい。

Claims (2)

  1. 内視鏡のチャンネルに挿通可能な筒状の挿入部と、
    前記挿入部の先端に位置する処置部と、
    前記挿入部の中に進退可能に挿通され前記処置部を駆動させるための操作ワイヤと、
    前記挿入部の基端に設けられた第1操作部と、
    前記第1操作部に対して着脱可能に設けられた第2操作部と、
    を備え、
    前記第1操作部は、
    前記挿入部の基端に接続された第1本体と、
    前記操作ワイヤが接続されるとともに前記第1本体に対して進退可能な把持部と、
    を有し、
    前記第2操作部は、
    前記把持部と接続可能な第2本体と、
    前記第1本体と接続可能な移動体と、
    前記移動体を前記第2本体に対して進退させる回転ノブと、
    を有し、
    前記第2操作部は、前記回転ノブの回転により前記移動体を前記第2操作部に対して離間する方向へ移動させることで、前記把持部を前記第1本体に対して離間する方向へ移動させて前記処置部を駆動させる
    採石破砕装置。
  2. 請求項1に記載の採石破砕装置であって、
    前記操作ワイヤと前記移動体とは、互いに異なる軸線に沿って進退移動する
    採石破砕装置。
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