JPWO2016051573A1 - 分散型制御システム用制御機器及びユニット - Google Patents

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Abstract

リモートユニット(20)は、フィールドネットワーク(30)を通じて通信する機能を持つ基本ユニット(100)と、基本ユニット(100)を介してフィールドネットワーク(30)に接続される増設ユニット(200)とを含み、基本ユニット(100)は、増設ユニット(200)の動作を決める増設ユニットパラメータを、フィールドネットワーク(30)を通じてプログラマブルロジックコントローラから受信するCPU(103)と、プログラマブルロジックコントローラから受信した増設ユニットパラメータを記憶する基本ユニット内蔵メモリ(101)とを有し、増設ユニット(200)は、基本ユニット内蔵メモリ(101)に記憶されている増設ユニットパラメータ(121)を基本ユニット(100)から取得して増設ユニット(200)の動作に反映させるCPU(202)を有する。

Description

本発明は、産業用の分散型制御システム用制御機器に関する。
産業用の分散型制御システムを構成する制御機器は、リモートユニットと称されている。リモートユニットは、通常、複数台使用されており、各リモートユニットには、動作を決めるためのパラメータが設定されている。従って、リモートユニットが故障した場合に、ユニットを交換する際には、リモートユニットからパラメータを読み出すか、予めパラメータを読み出してバックアップしておき、新しいユニットに交換した際に、パラメータ設定を行う必要がある。
パラメータの一例には、リモートユニットが動作するための設定情報又はユニットの個体差を吸収するための調整情報が挙げられる。調整情報の一例を挙げると、アナログユニットにおけるオフセット及びゲインである。
リモートユニットには二つのユニットで構成されるものがある。リモートユニットを構成するユニットのうち、ネットワーク通信機能を有するユニットは「基本ユニット」と称されている。また、リモートユニットを構成するユニットのうち、ネットワーク通信機能を持たず、基本ユニットに接続して使用するものは「増設ユニット」と称されている。基本ユニット及び増設ユニットで構成されるリモートユニットの場合、基本ユニット及び増設ユニットの双方にパラメータが書き込まれる必要がある。
特許文献1には、ネットワークを介してリモートユニットにパラメータを書き込む手法が開示されている。
また、特許文献2には、通信ユニットと通信ユニットに取り付けて使用するI/Oユニットとで構成され、リモートターミナル装置を動作させる設定値情報を、通信ユニット内部の不揮発性ICにバックアップするリモートターミナル装置が開示されている。
特開2009−15401号公報 特開2007−102764号公報
リモートユニットへパラメータを設定するためには、ネットワークを管理するCPUユニットとコンピュータとを接続し、コンピュータ上で動作する専用ツールによる操作が必要となる。
また、分散型制御システムでは、システムの制御を行う周辺装置とリモートユニットとは離れて設置されていることが多く、ユニットの故障などでユニットを交換した場合、新しいリモートユニットを設置し直してから、制御を行うプログラマブルロジックコントローラのところへ移動し、パラメータ書き込み信号を出す必要があった。従って、ユニットの交換に手間がかかっていた。
また、基本ユニット及び増設ユニットで構成されるリモートユニットは、二つのユニットを持つため、ユニットの交換の頻度も高くなってしまう。従って、基本ユニット及び増設ユニットで構成されるリモートユニットは、交換後のユニットへのパラメータの書き込みを行わなければならない回数も多くなる傾向にある。
上記特許文献1,2に開示される発明は、これらの問題を解決することはできなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユニットの交換時に、交換前のユニットで使用していたパラメータを交換後のユニットへ確実に自動的に継承できる分散型制御システム用制御機器を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、マスタ局となる制御装置にフィールドネットワークを通じて接続されて分散型制御システムのリモート局となる分散型制御システム用制御機器であって、フィールドネットワークを通じて通信する機能を持つ基本ユニットと、基本ユニットを介してフィールドネットワークに接続される増設ユニットとを含み、基本ユニットは、増設ユニットの動作を決める増設ユニットパラメータを、フィールドネットワークを通じて制御装置から受信する基本ユニット中央制御装置と、制御装置から受信した増設ユニットパラメータを記憶する基本ユニット内蔵メモリとを有し、増設ユニットは、分散型制御システム用制御機器の起動時に、基本ユニット内蔵メモリに記憶されている増設ユニットパラメータを基本ユニットから取得して増設ユニットの動作に反映させる増設ユニット中央制御装置を有することを特徴とする。
本発明に係る分散型制御システム用制御機器は、ユニット交換時に、交換前のユニットで使用していたパラメータを交換後のユニットへ確実に自動的に継承できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る分散型制御システムの構成図 実施の形態1に係るリモートユニットの構成を示すブロック図 実施の形態1に係るリモートユニットの外観図 実施の形態1に係る分散型制御システムのパラメータ設定処理の流れを示すフローチャート 実施の形態1に係る分散型制御システムのパラメータ設定処理の流れを示すフローチャート 実施の形態1に係る分散型制御システムの増設ユニットの交換後のリモートユニットの起動処理の流れを示すフローチャート 本発明の実施の形態2に係るリモートユニットの構成を示すブロック図 実施の形態2に係る分散型制御システムのパラメータ設定処理の流れを示すフローチャート 実施の形態2に係る分散型制御システムのパラメータ設定処理の流れを示すフローチャート 実施の形態2に係る分散型制御システムの基本ユニットの交換後のリモートユニットの起動処理の流れを示すフローチャート 本発明の実施の形態3に係るリモートユニットの構成を示すブロック図 実施の形態3に係る分散型制御システムのパラメータ設定処理の流れを示すフローチャート 実施の形態3に係る分散型制御システムの増設ユニットの交換後のリモートユニットの起動処理の流れを示すフローチャート
以下に、本発明に係る分散型制御システム用制御機器の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る分散型制御システムの構成図である。分散型制御システム50は、マスタ局となる制御装置であるプログラマブルロジックコントローラ10とリモート局となるリモートユニット20,21とがフィールドネットワーク30で接続されて構成されている。分散型制御システム50において、リモートユニット20は、本発明の実施の形態1に係る分散型制御システム用制御機器であるが、リモートユニット21は、一般的な分散型制御システム用制御機器である。なお、分散型制御システム50は、本発明の実施の形態1に係る分散型制御システム用制御機器を複数用いて構築することも可能である。
リモートユニット20は、基本ユニット100と増設ユニット200とで構成されている。基本ユニット100は、フィールドネットワーク30に接続されており、フィールドネットワーク30を通じてプログラマブルロジックコントローラ10又はリモートユニット21と通信する機能を備えている。一方、増設ユニット200は、フィールドネットワーク30を通じてプログラマブルロジックコントローラ10又はリモートユニット21と通信する機能を備えておらず、基本ユニット100を介してフィールドネットワーク30に接続される。フィールドネットワーク30は、マスタ局であるプログラマブルロジックコントローラ10とリモート局であるリモートユニット20,21との間で制御信号及びデータの送受信を行うことを主な目的としたネットワークである。
基本ユニット100及び増設ユニット200には、制御対象機器40が接続される。基本ユニット100及び増設ユニット200は、制御対象機器40が出力する信号を取り込んだり、制御対象機器40へ制御信号を出力したりする処理を行う。
分散型制御システム50の設定作業を行う際には、プログラマブルロジックコントローラ10にはコントロールネットワーク70を通じてエンジニアリングツール60が接続される。なお、エンジニアリングツール60は、プログラマブルロジックコントローラ10の設定用のソフトウェアがインストールされたコンピュータである。コントロールネットワーク70は、マスタ局であるプログラマブルロジックコントローラ10が、リモート局ではない他の装置との間で制御信号及びデータの送受信を行うことを主な目的としたネットワークである。分散型制御システム50のユーザが、エンジニアリングツール60に対してプログラマブルロジックコントローラ10及びリモートユニット20,21の設定内容を入力する操作を行い、コントロールネットワーク70を通じてプログラマブルロジックコントローラ10へ送信する。プログラマブルロジックコントローラ10は、リモートユニット20,21の設定のデータは、フィールドネットワーク30を通じてリモートユニット20,21へ送信する。
なお、プログラマブルロジックコントローラ10とエンジニアリングツール60とは、専用線で接続することも可能である。プログラマブルロジックコントローラ10とエンジニアリングツール60とは、常時接続されている必要はなく、設定作業時以外は切り離されていても良い。
図2は、実施の形態1に係るリモートユニットの構成を示すブロック図である。基本ユニット100は、基本ユニット内蔵メモリ101、通信インタフェース102、CPU(central processing unit)103、機器制御部104及びコネクタ105を備える。基本ユニット内蔵メモリ101は、情報を記憶するメモリであり、不揮発性メモリを適用できる。ただし、基本ユニット内蔵メモリ101は、不揮発性メモリに限定されることはない。基本ユニット内蔵メモリ101には、基本ユニットパラメータ111、増設ユニットパラメータ121及び増設ユニットパラメータ型名情報131が記憶される。通信インタフェース102は、フィールドネットワーク30を通じてプログラマブルロジックコントローラ10又はリモートユニット21と通信するためのインタフェースである。CPU103は、基本ユニット100全体を統括制御する機能部であり、増設ユニット200の動作を決める増設ユニットパラメータを、フィールドネットワーク30を通じてプログラマブルロジックコントローラ10から受信し、基本ユニット内蔵メモリ101に記憶させる基本ユニット中央制御装置である。機器制御部104は、制御対象機器40から情報を取り込んだり、制御対象機器40へ制御信号を出力したりする処理を行う。コネクタ105は、増設ユニット200を接続するためのコネクタである。
増設ユニット200は、コネクタ201、CPU202、増設ユニット内蔵メモリ203及び機器制御部204を備える。コネクタ201は、基本ユニット100を接続するためのコネクタである。CPU202は、増設ユニット200全体を統括制御する機能部であり、リモートユニット20の起動時に、基本ユニット内蔵メモリ101に記憶されている増設ユニットパラメータ121を基本ユニット100から取得して増設ユニット200の動作に反映させる増設ユニット中央演算装置である。増設ユニット内蔵メモリ203は、情報を記憶するメモリであり、不揮発性メモリを適用できる。ただし、増設ユニット内蔵メモリ203は、不揮発性メモリに限定されることはない。増設ユニット内蔵メモリ203には、増設ユニットパラメータ213及び増設ユニットパラメータ型名情報223が記憶される。機器制御部204は、制御対象機器40から情報を取り込んだり、制御対象機器40へ制御信号を出力したりする処理を行う。
図3は、実施の形態1に係るリモートユニットの外観図である。リモートユニット20は、基本ユニット100の通信インタフェース102によりフィールドネットワーク30に繋がっている。
一般的には、基本ユニットに接続する増設ユニットは、基本ユニットとの接続に対応した種別の中から選ぶことができる。従って、増設ユニット200は、種別を識別できるようにするために、ユニット固有の増設ユニットパラメータ型名情報223が増設ユニット内蔵メモリ203に記憶されている。増設ユニットパラメータ型名情報223は、通常、書き換えられることはない。
分散型制御システム50のユーザは、エンジニアリングツール60を操作し、基本ユニットパラメータ及び増設ユニットパラメータを入力する。
エンジニアリングツール60に入力された基本ユニットパラメータ及び増設ユニットパラメータは、コントロールネットワーク70を通じてプログラマブルロジックコントローラ10へ送信される。プログラマブルロジックコントローラ10は、エンジニアリングツール60から受信した基本ユニットパラメータ及び増設ユニットパラメータを、フィールドネットワーク30を通じてリモートユニット20へ送信する。
基本ユニットパラメータ及び増設ユニットパラメータをプログラマブルロジックコントローラ10から受信したリモートユニット20は、パラメータ設定処理を実行し、受信した基本ユニットパラメータ及び増設ユニットパラメータを設定に反映させる。
図4及び図5は、実施の形態1に係る分散型制御システムのパラメータ設定処理の流れを示すフローチャートである。ここでは、基本ユニット100及び増設ユニット200にすでに設定されているパラメータを更新する場合を想定して処理の流れを説明する。ステップS11において、CPU103は、基本ユニットパラメータ、増設ユニットパラメータ及び増設ユニットパラメータ型名情報を、フィールドネットワーク30経由でプログラマブルロジックコントローラ10から受信する。CPU103が受信する増設ユニットパラメータ型名情報は、増設ユニットパラメータ型名情報とともに受信する増設ユニットパラメータが、どの種別の増設ユニットのパラメータであるのかを示している。通常、増設ユニットパラメータ型名情報は、増設ユニットパラメータの一部に含まれる。
ステップS12において、CPU103は、プログラマブルロジックコントローラ10から受信した基本ユニットパラメータを基本ユニット100の設定に反映させる。すなわち、CPU103は、基本ユニット100を統括制御するにあたって、プログラマブルロジックコントローラ10から受信した基本ユニットパラメータを使用する。これにより、基本ユニット100は、プログラマブルロジックコントローラ10から受信した基本ユニットパラメータに従って動作している状態となる。
ステップS13において、CPU103は、プログラマブルロジックコントローラ10から受信した基本ユニットパラメータを基本ユニット内蔵メモリ101へ書き込む。CPU103によって基本ユニット内蔵メモリ101に書き込まれた基本ユニットパラメータは、基本ユニットパラメータ111となる。
ステップS14において、CPU103は、基本ユニット内蔵メモリ101への書き込みが正常に終了したか否かを判断する。基本ユニット内蔵メモリ101への書き込みが正常に終了していない場合(ステップS14:No)、ステップS13に戻り、CPU103は、プログラマブルロジックコントローラ10から受信した基本ユニットパラメータを基本ユニット内蔵メモリ101へ書き込む。一方、基本ユニット内蔵メモリ101への書き込みが正常に終了した場合は(ステップS14:Yes)、ステップS15に進む。
ステップS15において、CPU103は、基本ユニット100に増設ユニット200が接続されているかを確認する。基本ユニット100に増設ユニット200が接続されていなければ(ステップS15:No)、パラメータ設定処理を終了する。基本ユニット100に増設ユニット200が接続されていれば(ステップS15:Yes)、ステップS16に進む。
ステップS16において、CPU103は、増設ユニット200から増設ユニットパラメータ型名情報223を取得する。具体的には、CPU103は、増設ユニット内蔵メモリ203に記憶されている増設ユニットパラメータ型名情報223の読み出しをCPU202に要求する。CPU202は、CPU103の要求に答えて、増設ユニット内蔵メモリ203から増設ユニットパラメータ型名情報223を読み出し、CPU103に送信する。
ステップS17において、CPU103は、プログラマブルロジックコントローラ10から受信した増設ユニットパラメータ型名情報と、増設ユニット200から取得した増設ユニットパラメータ型名情報223とが一致するかを確認する。プログラマブルロジックコントローラ10から受信した増設ユニットパラメータ型名情報と、CPU202から受信した増設ユニットパラメータ型名情報223とが一致する場合(ステップS17:Yes)、ステップS18に進む。なお、プログラマブルロジックコントローラ10から受信した増設ユニットパラメータ型名情報と、増設ユニット200から取得した増設ユニットパラメータ型名情報223とが一致する場合、プログラマブルロジックコントローラ10からCPU103が受信した増設ユニットパラメータは、現在接続されている増設ユニット200に適応することになる。
ステップS18において、CPU103は、プログラマブルロジックコントローラ10から受信した増設ユニットパラメータを増設ユニット200に送信する。CPU202は、CPU103から受信した増設ユニットパラメータを、増設ユニット200の設定に反映させる。すなわち、CPU202が増設ユニット200を統括制御するにあたって、基本ユニット100がプログラマブルロジックコントローラ10から受信した増設ユニットパラメータを使用する。これにより、増設ユニット200は、基本ユニット100がプログラマブルロジックコントローラ10から受信した増設ユニットパラメータに従って動作する状態となる。
ステップS19において、CPU202は、基本ユニット100から受信した増設ユニットパラメータを増設ユニット内蔵メモリ203へ書き込む。CPU202によって増設ユニット内蔵メモリ203に書き込まれた増設ユニットパラメータは、増設ユニットパラメータ213となる。
ステップS20において、CPU202は、増設ユニット内蔵メモリ203への書き込みが正常に終了したか否かを判断する。増設ユニット内蔵メモリ203への書き込みが正常に終了していない場合(ステップS20:No)、ステップS19に戻り、CPU202は、基本ユニット100から受信した増設ユニットパラメータを増設ユニット内蔵メモリ203へ書き込む。一方、増設ユニット内蔵メモリ203への書き込みが正常に終了した場合は(ステップS20:Yes)、ステップS21に進む。
ステップS21において、CPU103は、プログラマブルロジックコントローラ10から受信した増設ユニットパラメータ及び増設ユニットパラメータ型名情報を基本ユニット内蔵メモリ101へ書き込む。CPU103によって基本ユニット内蔵メモリ101に書き込まれた増設ユニットパラメータは、増設ユニットパラメータ121となる。また、CPU103によって基本ユニット内蔵メモリ101に書き込まれた増設ユニットパラメータ型名情報は、増設ユニットパラメータ型名情報131となる。
ステップS22において、CPU103は、基本ユニット内蔵メモリ101への書き込みが正常に終了したか否かを判断する。基本ユニット内蔵メモリ101への書き込みが正常に終了していない場合(ステップS22:No)、ステップS21に戻り、CPU103は、プログラマブルロジックコントローラ10から受信した増設ユニットパラメータ及び増設ユニットパラメータ型名情報を基本ユニット内蔵メモリ101へ書き込む。一方、基本ユニット内蔵メモリ101への書き込みが正常に終了した場合は(ステップS22:Yes)、パラメータ設定処理を終了する。
また、プログラマブルロジックコントローラ10から受信した増設ユニットパラメータ型名情報と、増設ユニット200から取得した増設ユニットパラメータ型名情報223とが一致しない場合(ステップS17:No)、プログラマブルロジックコントローラ10からCPU103が受信した増設ユニットパラメータは、現在接続されている増設ユニット200に適応しないことになるため、ステップS23において、CPU103は、エラー処理を行う。エラー処理では、基本ユニット100の種別ごとに予め定められている動作を行う。エラー処理の具体的な内容については本発明の要点ではないため、説明は省略する。
プログラマブルロジックコントローラ10から受信した増設ユニットパラメータ型名情報と、増設ユニット200から取得した増設ユニットパラメータ型名情報223とが一致しない原因は、分散型制御システム50のユーザが、エンジニアリングツール60を操作して基本ユニットパラメータ及び増設ユニットパラメータを入力する際の入力ミスが考えられる。
上記の説明では、ステップS23において、CPU103はエラー処理を行っているが、CPU103はエラー処理を行わず、CPU202は前回設定された増設ユニットパラメータ、換言すると増設ユニット内蔵メモリ203に記憶されている増設ユニットパラメータ213を用いて動作を継続しても良い。また、増設ユニット200に予め記憶されているデフォルト値を適用して動作を行っても良い。
次に、増設ユニットを交換した後のリモートユニットの起動処理について説明する。図6は、実施の形態1に係る分散型制御システムの増設ユニットの交換後のリモートユニットの起動処理の流れを示すフローチャートである。ステップS41において、CPU103は、基本ユニットパラメータ111、増設ユニットパラメータ121及び増設ユニットパラメータ型名情報131を基本ユニット内蔵メモリ101から読み出す。
ステップS42において、CPU103は、基本ユニットパラメータ111を基本ユニット100の設定に反映させる。これにより、基本ユニット100は、基本ユニットパラメータ111に従って動作する状態となる。
ステップS43において、CPU103は、基本ユニット100に増設ユニット200が接続されているかを確認する。基本ユニット100に増設ユニット200が接続されていなければ(ステップS43:No)、ステップS50に進む。基本ユニット100に増設ユニット200が接続されていれば(ステップS43:Yes)、ステップS44に進む。
ステップS44において、CPU103は、増設ユニット200から増設ユニットパラメータ型名情報223を取得する。具体的には、CPU103は、増設ユニット内蔵メモリ203に記憶されている増設ユニットパラメータ型名情報223の読み出しをCPU202に要求する。CPU202は、CPU103の要求に答えて、増設ユニット内蔵メモリ203から増設ユニットパラメータ型名情報223を読み出し、CPU103に送信する。
ステップS45において、CPU103は、基本ユニット内蔵メモリ101から読み出した増設ユニットパラメータ型名情報131と、増設ユニット200から取得した増設ユニットパラメータ型名情報223とが一致するかを確認する。増設ユニットパラメータ型名情報131と増設ユニットパラメータ型名情報223とが一致する場合(ステップS45:Yes)、ステップS46に進む。なお、増設ユニットパラメータ型名情報131と増設ユニットパラメータ型名情報223とが一致する場合、増設ユニットパラメータ121は、現在接続されている増設ユニット200に適応することになる。
ステップS46において、CPU103は、基本ユニット内蔵メモリ101から読み出した増設ユニットパラメータ121をCPU202に送信する。CPU202は、CPU103から受信した増設ユニットパラメータ121を、増設ユニット200の設定に反映させる。これにより、増設ユニット200は、プログラマブルロジックコントローラ10から受信した増設ユニットパラメータ121に従って動作する状態となる。
ステップS47において、CPU202は、基本ユニット100から受信した増設ユニットパラメータを増設ユニット内蔵メモリ203へ書き込む。CPU202によって増設ユニット内蔵メモリ203に書き込まれた増設ユニットパラメータは、増設ユニットパラメータ213となる。
ステップS48において、CPU202は、増設ユニット内蔵メモリ203への書き込みが正常に終了したか否かを判断する。増設ユニット内蔵メモリ203への書き込みが正常に終了していない場合(ステップS48:No)、ステップS47に戻り、CPU202は、基本ユニット100から受信した増設ユニットパラメータを増設ユニット内蔵メモリ203へ書き込む。一方、増設ユニット内蔵メモリ203への書き込みが正常に終了した場合は(ステップS48:Yes)、ステップS50に進む。
また、基本ユニット内蔵メモリ101から受信した増設ユニットパラメータ型名情報131と、CPU202から受信した増設ユニットパラメータ型名情報223とが一致しない場合(ステップS45:No)、基本ユニット内蔵メモリ101に記憶されている増設ユニットパラメータ121は、現在接続されている増設ユニット200に適応しないことになるため、ステップS49において、CPU103は、エラー処理を行った後、ステップS50に進む。
基本ユニット内蔵メモリ101から読み出した増設ユニットパラメータ型名情報131と、CPU202から受信した増設ユニットパラメータ型名情報223とが一致しない原因は、分散型制御システム50のユーザが、増設ユニットの交換時に異なる種別の増設ユニットに交換してしまったことが考えられる。
上記の説明では、ステップS49において、CPU103はエラー処理を行っているが、CPU103はエラー処理を行わず、CPU202は前回設定された増設ユニットパラメータ、換言すると増設ユニット内蔵メモリ203に記憶されている増設ユニットパラメータ213を用いて動作しても良い。また、増設ユニット200に予め記憶されているデフォルト値を適用して動作を行っても良い。増設ユニット200に予め記憶されているデフォルト値を適用して動作を行う場合には、増設ユニット内蔵メモリ203への増設ユニットパラメータ213のバックアップを省略することも可能である。
ステップS50において、CPU103は、パラメータ設定以外の起動処理を行う。基本ユニット100又は増設ユニット200がアナログ入力ユニットの場合は、パラメータ設定以外の起動処理の具体例には、ハードウェアのイニシャル設定処理を挙げることができる。また、基本ユニット100又は増設ユニット200がアナログ出力ユニットの場合は、パラメータ設定以外の起動処理の具体例には、コンデンサの充電時間の設定を挙げることができる。
上記のように、リモートユニットは、基本ユニット内蔵メモリ101にバックアップされている増設ユニットパラメータ121を、自動的に増設ユニット200に反映させる。従って、交換前の増設ユニットに適用していたパラメータを、交換後の増設ユニットに自動で継承することができる。
上記のように、パラメータ設定処理と起動処理とを組み合わせることで、増設ユニットのパラメータをユーザが手動でバックアップする必要がなくなる。これにより、増設ユニットを交換するだけで、自動でパラメータを継承できる。
なお、CPU103が基本ユニット内蔵メモリ101に自動的にバックアップし、リモートユニットの起動時に自動的に増設ユニット200に反映させるデータは、パラメータではなく、調整情報が対象であっても良い。調整情報の一例を挙げると、アナログユニットにおけるオフセット及びゲイン値である。また、基本ユニット内蔵メモリ101にバックアップされる増設ユニットパラメータ121及び増設ユニットパラメータ型名情報131の種類を増やし、複数の種別の増設ユニットを対象にしても良い。
上記のように、実施の形態1においては、基本ユニット100は、フィールドネットワーク30を通じてプログラマブルロジックコントローラ10から受信した、増設ユニット20の動作を決める増設ユニットパラメータを記憶する基本ユニット内蔵メモリ101を有し、増設ユニット200は、基本ユニット内蔵メモリ101に記憶されている増設ユニットパラメータ121を基本ユニット100から取得して増設ユニット200の動作に反映させるCPU202を有する。従って、増設ユニットパラメータ213をユーザが手動でバックアップする必要がなく、増設ユニット200を交換するだけで、自動でパラメータを継承できる。
上記の説明においては、リモートユニットが増設ユニットを一つ含む構成を例としたが、リモートユニットに含まれる増設ユニットは2以上であってもよい。複数の増設ユニットを含むリモートユニットにおいては、増設ユニットパラメータ型名情報を用いて増設ユニットを識別することにより、プログラマブルロジックコントローラから受信した増設ユニットパラメータを、適応する増設ユニットに反映させ、交換前の増設ユニットに適用していたパラメータを、交換後の増設ユニットに自動で継承することができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る分散型制御システムの構成は、図1に示した実施の形態1の分散型制御システム50と同様である。図7は、本発明の実施の形態2に係るリモートユニットの構成を示すブロック図である。実施の形態1のリモートユニット20とは、基本ユニット内蔵メモリ101及び増設ユニット内蔵メモリ203に記憶される情報が異なっている。実施の形態2においては、基本ユニット内蔵メモリ101には、基本ユニットパラメータ111及び基本ユニットパラメータ型名情報134が記憶される。増設ユニット内蔵メモリ203には、増設ユニットパラメータ213及び基本ユニットパラメータ型名情報224に加え、基本ユニットパラメータ233が記憶される。基本ユニットパラメータ型名情報224は、通常は書き換えられることはない。
実施の形態2においては、CPU103は、フィールドネットワーク30を通じてプログラマブルロジックコントローラ10から受信した基本ユニットパラメータを、増設ユニット200へ出力して増設ユニット内蔵メモリ203に記憶させる処理と、リモートユニット20の起動時に、増設ユニット内蔵メモリ203に記憶されている基本ユニットパラメータ233を増設ユニット200から取得して基本ユニット100の動作に反映させる処理とを行う基本ユニット中央制御装置である。
図8及び図9は、実施の形態2に係る分散型制御システムのパラメータ設定処理の流れを示すフローチャートである。ここでは、基本ユニット100及び増設ユニット200にすでに設定されているパラメータを更新する場合を想定して処理の流れを説明する。ステップS61において、CPU103は、基本ユニットパラメータ、増設ユニットパラメータ及び基本ユニットパラメータ型名情報をフィールドネットワーク30経由でプログラマブルロジックコントローラ10から受信する。CPU103が受信する基本ユニットパラメータ型名情報は、基本ユニットパラメータ型名情報とともに受信する基本ユニットパラメータが、どの種別の基本ユニットのパラメータであるのかを示している。通常、基本ユニットパラメータ型名情報は、基本ユニットパラメータの一部に含まれる。
ステップS62において、CPU103は、基本ユニット100に増設ユニット200が接続されているかを確認する。基本ユニット100に増設ユニット200が接続されていなければ(ステップS62:No)、パラメータ設定処理を終了する。基本ユニット100に増設ユニット200が接続されていれば(ステップS62:Yes)、ステップS63に進む。
ステップS63において、CPU103は、増設ユニット200から基本ユニットパラメータ型名情報224を取得する。具体的には、CPU103は、増設ユニット内蔵メモリ203に記憶されている基本ユニットパラメータ型名情報224の読み出しをCPU202に要求する。CPU202は、CPU103の要求に答えて、増設ユニット内蔵メモリ203から基本ユニットパラメータ型名情報224を読み出し、CPU103に送信する。
ステップS64において、CPU103は、プログラマブルロジックコントローラ10から受信した基本ユニットパラメータ型名情報と、増設ユニット200から取得した基本ユニットパラメータ型名情報224とが一致するかを確認する。プログラマブルロジックコントローラ10から受信した基本ユニットパラメータ型名情報と、CPU202から受信した基本ユニットパラメータ型名情報224とが一致する場合(ステップS64:Yes)、ステップS65に進む。なお、プログラマブルロジックコントローラ10から受信した基本ユニットパラメータ型名情報と、増設ユニット200から取得した基本ユニットパラメータ型名情報224とが一致する場合、プログラマブルロジックコントローラ10からCPU103が受信した基本ユニットパラメータは、基本ユニット100に適応することになる。
ステップS65において、CPU103は、プログラマブルロジックコントローラ10から受信した基本ユニットパラメータを基本ユニット100の設定に反映させる。すなわち、CPU103が基本ユニット100を統括制御するにあたって、プログラマブルロジックコントローラ10から受信した基本ユニットパラメータを使用する。これにより、基本ユニット100は、プログラマブルロジックコントローラ10から受信した基本ユニットパラメータに従って動作する状態となる。
ステップS66において、CPU103は、プログラマブルロジックコントローラ10から受信した基本ユニットパラメータを基本ユニット内蔵メモリ101へ書き込む。CPU103によって基本ユニット内蔵メモリ101に書き込まれた基本ユニットパラメータは、基本ユニットパラメータ111となる。
ステップS67において、CPU103は、基本ユニット内蔵メモリ101への書き込みが正常に終了したか否かを判断する。基本ユニット内蔵メモリ101への書き込みが正常に終了していない場合(ステップS67:No)、ステップS66に戻り、CPU103は、プログラマブルロジックコントローラ10から受信した基本ユニットパラメータを基本ユニット内蔵メモリ101へ書き込む。一方、基本ユニット内蔵メモリ101への書き込みが正常に終了した場合は(ステップS67:Yes)、ステップS68に進む。
ステップS68において、CPU103は、プログラマブルロジックコントローラ10から受信した基本ユニットパラメータ及び増設ユニットパラメータを増設ユニット200に送信する。CPU202は、CPU103から受信した増設ユニットパラメータを、増設ユニット200の設定に反映させる。すなわち、CPU202が増設ユニット200を統括制御するにあたって、基本ユニット100がプログラマブルロジックコントローラ10から受信した増設ユニットパラメータを使用する。これにより、増設ユニット200は、基本ユニット100がプログラマブルロジックコントローラ10から受信した増設ユニットパラメータに従って動作する状態となる。
ステップS69において、CPU202は、基本ユニット100から受信した基本ユニットパラメータ及び増設ユニットパラメータを増設ユニット内蔵メモリ203へ書き込む。CPU202によって増設ユニット内蔵メモリ203に書き込まれた増設ユニットパラメータは、増設ユニットパラメータ213となる。CPU202によって増設ユニット内蔵メモリ203に書き込まれた基本ユニットパラメータは、基本ユニットパラメータ233となる。
ステップS70において、CPU202は、増設ユニット内蔵メモリ203への書き込みが正常に終了したか否かを判断する。増設ユニット内蔵メモリ203への書き込みが正常に終了していない場合(ステップS70:No)、ステップS69に戻り、CPU202は、基本ユニット100から受信した基本ユニットパラメータ及び増設ユニットパラメータを増設ユニット内蔵メモリ203へ書き込む。一方、増設ユニット内蔵メモリ203への書き込みが正常に終了した場合は(ステップS70:Yes)、処理を終了する。
また、プログラマブルロジックコントローラ10から受信した基本ユニットパラメータ型名情報と、増設ユニット200から取得した基本ユニットパラメータ型名情報224とが一致しない場合(ステップS64:No)、プログラマブルロジックコントローラ10からCPU103が受信した基本ユニットパラメータは、基本ユニット100に適応しないことになるため、ステップS71において、CPU103は、エラー処理を行う。
プログラマブルロジックコントローラ10から受信した基本ユニットパラメータ型名情報と、増設ユニット200から取得した基本ユニットパラメータ型名情報224とが一致しない原因は、分散型制御システム50のユーザが、エンジニアリングツール60を操作して基本ユニットパラメータ及び増設ユニットパラメータを入力する際の入力ミスが考えられる。
上記の説明では、ステップS71において、CPU103はエラー処理を行っているが、CPU103はエラー処理を行わず、CPU103は前回設定された基本ユニットパラメータ、換言すると基本ユニット内蔵メモリ101に記憶されている基本ユニットパラメータ111を用いて動作を継続しても良い。また、基本ユニット100に予め記憶されているデフォルト値を適用して動作を行っても良い。
次に、基本ユニットを交換した後のリモートユニットの起動処理について説明する。図10は、実施の形態2に係る分散型制御システムの基本ユニットの交換後のリモートユニットの起動処理の流れを示すフローチャートである。ステップS81において、CPU103は、基本ユニットパラメータ型名情報134を基本ユニット内蔵メモリ101から読み出す。
ステップS82において、CPU103は、基本ユニット100に増設ユニット200が接続されているかを確認する。基本ユニット100に増設ユニット200が接続されていなければ(ステップS82:No)、ステップS91に進む。基本ユニット100に増設ユニット200が接続されていれば(ステップS82:Yes)、ステップS83に進む。
ステップS83において、CPU103は、増設ユニット200から基本ユニットパラメータ型名情報224を取得する。具体的には、CPU103は、増設ユニット内蔵メモリ203に記憶されている基本ユニットパラメータ型名情報224の読み出しをCPU202に要求する。CPU202は、CPU103の要求に答えて、増設ユニット内蔵メモリ203から基本ユニットパラメータ型名情報224を読み出し、CPU103に送信する。
ステップS84において、CPU103は、基本ユニット内蔵メモリ101から読み出した基本ユニットパラメータ型名情報134と、増設ユニット200から取得した基本ユニットパラメータ型名情報224とが一致するかを確認する。基本ユニットパラメータ型名情報134と基本ユニットパラメータ型名情報224とが一致する場合(ステップS84:Yes)、ステップS85に進む。
ステップS85において、CPU202は、増設ユニットパラメータ213を、増設ユニット内蔵メモリ203から読み出し、増設ユニット200の設定に反映させる。これにより、増設ユニット200は、増設ユニットパラメータ213に従って動作する状態となる。
ステップS86において、CPU103は、基本ユニットパラメータ233を増設ユニット200から取得する。具体的には、CPU103は、増設ユニット内蔵メモリ203に記憶されている基本ユニットパラメータ233の読み出しをCPU202に要求する。CPU202は、CPU103の要求に答えて、増設ユニット内蔵メモリ203から基本ユニットパラメータ233を読み出し、CPU103に送信する。
ステップS87において、CPU103は、基本ユニットパラメータ233を基本ユニット100の設定に反映させる。これにより、基本ユニット100は、基本ユニットパラメータ233に従って動作する状態となる。
ステップS88において、CPU103は、増設ユニット200から受信した基本ユニットパラメータを基本ユニット内蔵メモリ101へ書き込む。CPU103によって基本ユニット内蔵メモリ101に書き込まれた基本ユニットパラメータは、基本ユニットパラメータ111となる。
ステップS89において、CPU103は、基本ユニット内蔵メモリ101への書き込みが正常に終了したか否かを判断する。基本ユニット内蔵メモリ101への書き込みが正常に終了していない場合(ステップS89:No)、ステップS88に戻り、CPU103は、増設ユニット200から受信した基本ユニットパラメータ233を基本ユニット内蔵メモリ101へ書き込む。一方、基本ユニット内蔵メモリ101への書き込みが正常に終了した場合は(ステップS89:Yes)、ステップS91に進む。
また、基本ユニット内蔵メモリ101から読み出した基本ユニットパラメータ型名情報134と、CPU202から受信した基本ユニットパラメータ型名情報224とが一致しない場合(ステップS84:No)、ステップS90において、CPU103は、エラー処理を行った後、ステップS91に進む。
基本ユニット内蔵メモリ101から読み出した基本ユニットパラメータ型名情報134と、CPU202から受信した基本ユニットパラメータ型名情報224とが一致しない原因は、分散型制御システム50のユーザが、増設ユニットの交換時に異なる種別の増設ユニットに交換してしまったことが考えられる。
上記の説明では、ステップS90において、CPU103はエラー処理を行っているが、CPU103はエラーを出さず、基本ユニット100に予め記憶されているデフォルト値を適用して動作を行っても良い。
ステップS91において、CPU103は、パラメータ設定以外の起動処理を行う。基本ユニット100又は増設ユニット200がアナログ入力ユニットの場合は、パラメータ設定以外の起動処理の具体例には、ハードウェアのイニシャル設定処理を挙げることができる。また、基本ユニット100又は増設ユニット200がアナログ出力ユニットの場合は、コンデンサの充電時間の設定を挙げることができる。
上記のように、リモートユニットは、増設ユニット内蔵メモリ203にバックアップされている基本ユニットパラメータ233を、自動的に基本ユニット100に反映させる。従って、交換前の基本ユニットに適用していたパラメータを、交換後の基本ユニットに自動で継承することができる。
上記のように、パラメータ設定処理と起動処理とを組み合わせることで、基本ユニット100のパラメータをユーザが手動でバックアップする必要がなくなる。これにより、基本ユニット100を交換するだけで、自動でパラメータを継承できる。
なお、CPU202が増設ユニット内蔵メモリ203に自動的にバックアップし、リモートユニットの起動時に自動的に基本ユニット100に反映させるデータは、パラメータの他に、調整情報が対象であっても良い。調整情報の一例を挙げると、アナログユニットにおけるオフセット及びゲイン値である。また、増設ユニット内蔵メモリ203にバックアップする基本ユニットパラメータ233の種類を増やし、複数の種別の基本ユニットを対象にしても良い。
上記の説明においては、リモートユニットが増設ユニットを一つ含む構成を例としたが、リモートユニットに含まれる増設ユニットは2以上であってもよい。複数の増設ユニットを含むリモートユニットにおいては、複数の増設ユニットのいずれかの増設ユニット内蔵メモリに基本ユニットパラメータを書き込んでおけば、プログラマブルロジックコントローラから受信した基本ユニットパラメータを、交換前の基本ユニットに適用していたパラメータを、交換後の基本ユニットに自動で継承することができる。
実施の形態2においては、増設ユニット200は、基本ユニット100の動作を決める基本ユニットパラメータ233を記憶する増設ユニット内蔵メモリ203を有し、基本ユニット100は、増設ユニット内蔵メモリ203に記憶されている基本ユニットパラメータ233を増設ユニット200から取得して基本ユニット100の動作に反映させるCPU103を有する。従って、基本ユニットパラメータ111をユーザが手動でバックアップする必要がなく、基本ユニット100を交換するだけで、自動でパラメータを継承できる。
なお、実施の形態1,2を組み合わせて、基本ユニットパラメータを増設ユニット内蔵メモリにバックアップするとともに、増設ユニットパラメータを基本ユニット内蔵メモリにバックアップすることも可能である。基本ユニットパラメータを増設ユニット内蔵メモリにバックアップするとともに、増設ユニットパラメータを基本ユニット内蔵メモリにバックアップすることにより、基本ユニット及び増設ユニットのどちらを交換した場合でも、自動でパラメータを継承できる。
実施の形態3.
図11は、本発明の実施の形態3に係るリモートユニットの構成を示すブロック図である。実施の形態1のリモートユニット20とは、基本ユニット内蔵メモリ101及び増設ユニット内蔵メモリ203に記憶される情報が異なっている。実施の形態3においては、基本ユニット内蔵メモリ101には、基本ユニットパラメータ111及び増設ユニットパラメータ121が記憶される。増設ユニット内蔵メモリ203には、増設ユニットパラメータ213が記憶される。
実施の形態3においては、基本ユニット100には、唯一の種別の増設ユニット200のみが接続可能となっている。なお、ここでの接続とは、基本ユニット100と通信可能な状態を意味し、単に物理的に連結しただけの状態を含まない。
基本ユニット100のCPU103及び基本ユニット100に接続可能な唯一の種別の増設ユニット200のCPU202は、ユニークな通信プロトコルを用いて通信する機能を備えている。このため、接続可能な唯一の種別とは異なる種別の増設ユニットを基本ユニット100に連結しても、上述のユニークな通信プロトコルを用いての通信は行えないようになっている。
図12は、実施の形態3に係る分散型制御システムのパラメータ設定処理の流れを示すフローチャートである。ここでは、基本ユニット100及び増設ユニット200にすでに設定されているパラメータを更新する場合を想定して処理の流れを説明する。ステップS215以前の動作は、図4に示した実施の形態1でのステップS11〜S14の動作と同様であるため、図示及び説明は省略する。
ステップS215において、CPU103は、基本ユニット100に増設ユニット200が接続されているかを確認する。基本ユニット100に増設ユニット200が接続されているかを確認する際には、CPU103は、上述したユニークな通信プロトコルを用いてCPU202と通信可能な状態にあるか否かに基づいて、基本ユニット100に増設ユニット200が接続されているか否かを判断する。具体的には、上述したユニークな通信プロトコルでCPU202宛てにメッセージを送信し、CPU202から応答があった場合に基本ユニット100に増設ユニット200が接続されていると判断する。
基本ユニット100に増設ユニット200が接続されていなければ(ステップS215:No)、パラメータ設定処理を終了する。基本ユニット100に増設ユニット200が接続されていれば(ステップS215:Yes)、ステップS216に進む。
ステップS216において、CPU103は、プログラマブルロジックコントローラ10から受信した増設ユニットパラメータを増設ユニット200に送信する。CPU202は、CPU103から受信した増設ユニットパラメータを、増設ユニット200の設定に反映させる。すなわち、CPU202が増設ユニット200を統括制御するにあたって、基本ユニット100がプログラマブルロジックコントローラ10から受信した増設ユニットパラメータを使用する。これにより、増設ユニット200は、基本ユニット100がプログラマブルロジックコントローラ10から受信した増設ユニットパラメータに従って動作する状態となる。
ステップS217以降の処理は、実施の形態1のステップS19以降の処理と同様であるので、重複する説明は省略する。
次に、増設ユニットを交換した後のリモートユニットの起動処理について説明する。図13は、実施の形態3に係る分散型制御システムの増設ユニットの交換後のリモートユニットの起動処理の流れを示すフローチャートである。ステップS241において、CPU103は、基本ユニットパラメータ111及び増設ユニットパラメータ121を基本ユニット内蔵メモリ101から読み出す。
ステップS242において、CPU103は、基本ユニットパラメータ111を基本ユニット100の設定に反映させる。これにより、基本ユニット100は、基本ユニットパラメータ111に従って動作する状態となる。
ステップS243において、CPU103は、基本ユニット100に増設ユニット200が接続されているかを確認する。基本ユニット100に増設ユニット200が接続されていなければ(ステップS243:No)、ステップS247に進む。基本ユニット100に増設ユニット200が接続されていれば(ステップS243:Yes)、ステップS244に進む。
ステップS244において、CPU103は、基本ユニット内蔵メモリ101から読み出した増設ユニットパラメータ121をCPU202に送信する。CPU202は、CPU103から受信した増設ユニットパラメータ121を、増設ユニット200の設定に反映させる。これにより、増設ユニット200は、プログラマブルロジックコントローラ10から受信した増設ユニットパラメータ121に従って動作する状態となる。
ステップS245において、CPU202は、基本ユニット100から受信した増設ユニットパラメータを増設ユニット内蔵メモリ203へ書き込む。CPU202によって増設ユニット内蔵メモリ203に書き込まれた増設ユニットパラメータは、増設ユニットパラメータ213となる。
ステップS246において、CPU202は、増設ユニット内蔵メモリ203への書き込みが正常に終了したか否かを判断する。増設ユニット内蔵メモリ203への書き込みが正常に終了していない場合(ステップS246:No)、ステップS245に戻り、CPU202は、基本ユニット100から受信した増設ユニットパラメータを増設ユニット内蔵メモリ203へ書き込む。一方、増設ユニット内蔵メモリ203への書き込みが正常に終了した場合は(ステップS246:Yes)、ステップS247に進む。
ステップS247において、CPU103は、パラメータ設定以外の起動処理を行う。基本ユニット100又は増設ユニット200がアナログ入力ユニットの場合は、パラメータ設定以外の起動処理の具体例には、ハードウェアのイニシャル設定処理を挙げることができる。また、基本ユニット100又は増設ユニット200がアナログ出力ユニットの場合は、コンデンサの充電時間の設定を挙げることができる。
実施の形態3においては、基本ユニット100には、基本ユニットと通信可能である唯一の種別の増設ユニット200が接続可能であり、増設ユニット200は、基本ユニット100に接続された場合に、基本ユニット100がプログラマブルロジックコントローラ10から受信した増設ユニットパラメータを基本ユニット100から取得する。そして、基本ユニット100と通信可能な唯一の種別の増設ユニット200が基本ユニット100に接続されている場合には、増設ユニット200の型名は一意に定まる。従って、実施の形態1とは異なり、増設ユニットパラメータ型名情報によって、増設ユニット200の型名を照合する処理は不要となる。すなわち、基本ユニット100に増設ユニット200を接続するだけで、認証手段を別途要することなく増設ユニット200の増設ユニットパラメータ213を更新できる。
上記の例では、ユニークな通信プロトコルによる通信が可能か否かで増設ユニットが特定の型名の増設ユニットであるかを判断しているが、基本ユニットの増設ユニットとの当接面をユニークな形状とし、特定の型名の増設ユニット以外は基本ユニットと物理的な干渉が生じてコネクタを接続できないようにしてもよい。
なお、実施の形態2と同様に、基本ユニットパラメータを増設ユニット内蔵メモリにバックアップすることも可能である。また、基本ユニットパラメータを増設ユニット内蔵メモリにバックアップするとともに、増設ユニットパラメータを基本ユニット内蔵メモリにバックアップすることも可能である。基本ユニットパラメータを増設ユニット内蔵メモリにバックアップするとともに、増設ユニットパラメータを基本ユニット内蔵メモリにバックアップすることにより、基本ユニット及び増設ユニットのどちらを交換した場合でも、自動でパラメータを継承できる。
10 プログラマブルロジックコントローラ、20,21 リモートユニット、30 フィールドネットワーク、40 制御対象機器、50 分散型制御システム、60 エンジニアリングツール、70 コントロールネットワーク、100 基本ユニット、101 基本ユニット内蔵メモリ、102 通信インタフェース、103,202 CPU、104,204 機器制御部、105,201 コネクタ、111,233 基本ユニットパラメータ、121,213 増設ユニットパラメータ、131,223 増設ユニットパラメータ型名情報、134,224 基本ユニットパラメータ型名情報、200 増設ユニット、203 増設ユニット内蔵メモリ。

Claims (5)

  1. マスタ局となる制御装置にフィールドネットワークを通じて接続されて分散型制御システムのリモート局となる分散型制御システム用制御機器であって、
    前記フィールドネットワークを通じて通信する機能を持つ基本ユニットと、該基本ユニットを介して前記フィールドネットワークに接続される増設ユニットとを含み、
    前記基本ユニットは、前記増設ユニットの動作を決める増設ユニットパラメータを、前記フィールドネットワークを通じて前記制御装置から受信する基本ユニット中央制御装置と、前記制御装置から受信した前記増設ユニットパラメータを記憶する基本ユニット内蔵メモリとを有し、
    前記増設ユニットは、前記分散型制御システム用制御機器の起動時に、前記基本ユニット内蔵メモリに記憶されている前記増設ユニットパラメータを前記基本ユニットから取得して前記増設ユニットの動作に反映させる増設ユニット中央制御装置を有することを特徴とする分散型制御システム用制御機器。
  2. 前記基本ユニットは、前記増設ユニットの種別を示す増設ユニットパラメータ型名情報を前記基本ユニット内蔵メモリに記憶し、
    前記増設ユニットは、前記基本ユニットが前記制御装置から前記増設ユニットパラメータとともに受信した増設ユニットパラメータ型名情報が、前記基本ユニット内蔵メモリに記憶されている増設ユニットパラメータ型名情報と一致する場合に、前記基本ユニットが前記制御装置から前記増設ユニットパラメータ型名情報とともに受信した増設ユニットパラメータを前記基本ユニットから取得することを特徴とする請求項1に記載の分散型制御システム用制御機器。
  3. 前記基本ユニットは、唯一の種別の前記増設ユニットが接続可能であり、
    前記増設ユニットは、前記基本ユニットに接続された場合に、前記基本ユニットが前記制御装置から受信した増設ユニットパラメータを前記基本ユニットから取得することを特徴とする請求項1に記載の分散型制御システム用制御機器。
  4. 前記増設ユニットは、前記基本ユニットの動作を決める基本ユニットパラメータを記憶する増設ユニット内蔵メモリを有し、
    前記基本ユニットは、前記増設ユニット内蔵メモリに記憶されている前記基本ユニットパラメータを前記増設ユニットから取得して前記基本ユニットの動作に反映させる基本ユニット中央制御装置を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の分散型制御システム用制御機器。
  5. マスタ局となる制御装置にフィールドネットワークを通じて接続されて分散型制御システムのリモート局となる分散型制御システム用制御機器であって、
    前記フィールドネットワークを通じて通信する機能を備えた基本ユニットと、該基本ユニットを介して前記フィールドネットワークに接続される増設ユニットとを含み、
    前記増設ユニットは、前記基本ユニットの動作を決める基本ユニットパラメータを記憶する増設ユニット内蔵メモリを有し、
    前記基本ユニットは、前記フィールドネットワークを通じて前記制御装置から受信した前記基本ユニットパラメータを、前記増設ユニットへ出力して前記増設ユニット内蔵メモリに記憶させる処理と、前記分散型制御システム用制御機器の起動時に、前記増設ユニット内蔵メモリに記憶されている前記基本ユニットパラメータを前記増設ユニットから取得して前記基本ユニットの動作に反映させる処理とを行う基本ユニット中央制御装置を有することを特徴とする分散型制御システム用制御機器。
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