JPWO2016038853A1 - 反射防止部材およびその製造方法 - Google Patents

反射防止部材およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2016038853A1
JPWO2016038853A1 JP2016547688A JP2016547688A JPWO2016038853A1 JP WO2016038853 A1 JPWO2016038853 A1 JP WO2016038853A1 JP 2016547688 A JP2016547688 A JP 2016547688A JP 2016547688 A JP2016547688 A JP 2016547688A JP WO2016038853 A1 JPWO2016038853 A1 JP WO2016038853A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film thickness
antireflection
antireflection layer
inclination angle
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016547688A
Other languages
English (en)
Inventor
利治 大石
利治 大石
高英 藤本
高英 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Publication of JPWO2016038853A1 publication Critical patent/JPWO2016038853A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B1/00Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
    • G02B1/10Optical coatings produced by application to, or surface treatment of, optical elements
    • G02B1/11Anti-reflection coatings
    • G02B1/118Anti-reflection coatings having sub-optical wavelength surface structures designed to provide an enhanced transmittance, e.g. moth-eye structures
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/38Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor characterised by the material or the manufacturing process
    • B29C33/3842Manufacturing moulds, e.g. shaping the mould surface by machining
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D11/00Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
    • B29D11/0074Production of other optical elements not provided for in B29D11/00009- B29D11/0073
    • B29D11/00798Producing diffusers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B3/00Layered products comprising a layer with external or internal discontinuities or unevennesses, or a layer of non-planar form; Layered products having particular features of form
    • B32B3/26Layered products comprising a layer with external or internal discontinuities or unevennesses, or a layer of non-planar form; Layered products having particular features of form characterised by a particular shape of the outline of the cross-section of a continuous layer; characterised by a layer with cavities or internal voids ; characterised by an apertured layer
    • B32B3/30Layered products comprising a layer with external or internal discontinuities or unevennesses, or a layer of non-planar form; Layered products having particular features of form characterised by a particular shape of the outline of the cross-section of a continuous layer; characterised by a layer with cavities or internal voids ; characterised by an apertured layer characterised by a layer formed with recesses or projections, e.g. hollows, grooves, protuberances, ribs
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/02Diffusing elements; Afocal elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2011/00Optical elements, e.g. lenses, prisms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/34Electrical apparatus, e.g. sparking plugs or parts thereof
    • B29L2031/3475Displays, monitors, TV-sets, computer screens
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B1/00Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
    • G02B1/10Optical coatings produced by application to, or surface treatment of, optical elements
    • G02B1/11Anti-reflection coatings
    • G02B1/113Anti-reflection coatings using inorganic layer materials only
    • G02B1/115Multilayers

Abstract

反射防止部材は、微細凹凸構造を有する防眩層と、積層された複数の膜を有し、防眩層より上層に形成される反射防止層とを有する。防眩層において、微細凹凸構造の表面の傾斜角のバラツキに起因して生じる反射防止層の膜厚バラツキが膜厚比±20%以内となる傾斜角を有する面が、微細凹凸構造が形成された領域のうち60%以上を占める。

Description

本発明は、反射防止部材およびその製造方法に関する。
近年、ディスプレイの多用途化が進んでおり、例えば外光または照明が当たる状況など、視認性が低下しやすい状況でディスプレイが使用されることがある。このため、ディスプレイの表示パネルの反射処理性能の向上が求められている。
反射処理の技術には、多層膜により反射光を打ち消し合わせて反射光を少なくさせるAR(Anti−Reflection)技術と、微細凹凸構造を有する防眩層により反射光を拡散させて目立たなくするAG(Anti−Glare)技術とがある。しかし、照明などが反射する場合、AR技術では、照明の輪郭が視認できてしまい、この点、表示の視認性が低下する。また、AG技術では、拡散した反射光により、反射部分が白く光って、表示の視認性が低下する。
従来の技術として、特許文献1には、基材に塗布された透明樹脂に微細凹凸模様が設けられた防眩プラスチックフィルムが開示されている。特許文献2には、微細凹凸構造を有する防眩層の上に低屈折率層が形成された反射防止フィルムが開示されている。低屈折率層は、樹脂を塗布および硬化して形成される。
特開平6−234175号公報 国際公開第2008/084604号
本発明は、反射処理性能の高い反射防止部材およびその製造方法を提供する。
本発明の一態様に係る反射防止部材は、微細凹凸構造を有する防眩層と、積層された複数の膜を有し、防眩層より上層に形成される反射防止層とを有する。防眩層において、微細凹凸構造の表面の傾斜角のバラツキに起因して生じる反射防止層の膜厚バラツキが膜厚比±20%以内となる傾斜角を有する面が、微細凹凸構造が形成された領域のうち60%以上を占める。
本発明の一態様に係る反射防止部材の製造方法は、凹凸面を有する型を用いた成形処理を行って基材に微細凹凸構造を形成する防眩層形成工程と、微細凹凸構造よりも上層に、積層された複数の膜を有する反射防止層を成膜する反射防止層形成工程とを有する。型の凹凸面は、転写された凹凸面の傾斜角のバラツキに起因して生じる反射防止層の膜厚バラツキが膜厚比±20%以内となる傾斜角を有する面が、60%以上を占めるように形成される。
本発明によれば、防眩層より上層に形成される反射防止層の特性を良好にし、反射防止部材の反射処理性能をより向上できる。また、急勾配な傾斜面で囲まれた溝部または凹部を少なくして、溝部または凹部への汚れの付着による視認性の低下も少なくできる。
実施の形態1の反射防止部材を示す模式図 実施の形態1の微細凹凸構造の傾斜角を説明する図 実施の形態2の反射防止部材を示す模式図 実施の形態2の微細凹凸構造の傾斜角を説明する図 反射防止層を示す図 反射防止層の膜厚比と反射率との関係を示すグラフ 比較例の微細凹凸構造の一例の傾斜角を示す模式図 比較例の微細凹凸構造の一例の上面図 反射防止部材の形状の第1の変形例を説明する図 反射防止部材の形状の第2の変形例を説明する図 反射防止部材の形状の第3の変形例を説明する図 反射防止部材の形状の第4の変形例を説明する図 防眩層を形成する型の製造方法の第1例の第1工程を説明する図 防眩層を形成する型の製造方法の第1例の第2工程を説明する図 防眩層を形成する型の製造方法の第1例における最終的な型の形状を示す模式図 防眩層を形成する型の製造方法の第2例の第1工程を説明する図 防眩層を形成する型の製造方法の第2例の第2工程を説明する図 防眩層を形成する型の製造方法の第2例における最終的な型の形状を示す模式図 図10Cに示す型を用いて作製した微細凹凸構造を示す模式図 防眩層を形成する型の製造方法の第3例の第1工程を説明する図 防眩層を形成する型の製造方法の第3例における最終的な型の形状を示す模式図 図12Bに示す型を用いて作製した微細凹凸構造を示す模式図
本発明の実施の形態の説明に先立ち、従来の技術における問題点を簡単に説明する。AG技術の防眩層上にAR技術の反射防止層を設けることで、各々の欠点を補って反射処理性能を向上することができる。しかしながら、なんら工夫なく、防眩層の凹凸に反射防止層の多層膜を形成すると、凹凸の傾斜によって膜厚がばらつき、反射防止層の良好な特性が得られない。
また、防眩層の凹凸構造に急勾配な傾斜面で囲まれた溝部または凹部が形成されると、ここに汚れが付着して、視認性が低下する。
以下、本発明の各実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、実施の形態において、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は重複するので省略する。
<反射防止部材>
(実施の形態1、2)
図1は、実施の形態1の反射防止部材を示す模式図である。図2は、実施の形態1の微細凹凸構造の傾斜角を説明する図である。
実施の形態1の反射防止部材10は、シート状の基材12と、基材12の一方の面に形成された微細凹凸構造20と、微細凹凸構造20の上に成膜された反射防止層14とを有している。
微細凹凸構造20は、光を拡散させる防眩層として機能する。微細凹凸構造20は、表面に多数の凹凸(例えば多数の球面状の凸部21)を有する構造である。凹凸の横方向のピッチは、0.5〜10[μm]の範囲で、具体的一例として2[μm]程度である。本実施の形態の防眩層は、層内部に光拡散する(ヘイズ(haze)とも言う)微粒子を有さない構成が採用される。
微細凹凸構造20は、図2に示すように、凹凸表面の傾斜角θが管理されて形成されている。実施の形態1では、傾斜角が、特定角度θ1=36.8°以下となる面が、微細凹凸構造20の形成面中、平面視したときの面積で60%以上の範囲を占めるように形成されている。傾斜角は、基材12の上面からの傾斜角を示している。図2中、太線により特定角度θ1を超える範囲を示している。図2中、V0は基材12の上面の垂線を示し、h0は凹凸表面の法線を示している。
傾斜角が特定角度θ1以下となる部分は、反射防止層14の特性を良好にできる部分である。したがって、この範囲が増えると、反射防止部材10の反射防止の特性を向上できる。よって、傾斜角が特定角度θ1以下となる部分が占める範囲は、微細凹凸構造20の形成面中、より好ましくは70%以上、さらに好ましくは80%以上にしてもよい。
実施の形態1において、傾斜角が特定角度θ1以下となる面の割合を60%以上としている理由については後述する。
反射防止層14の詳細は、後述する。
図3は、実施の形態2の反射防止部材を示す模式図である。図4は、実施の形態2の微細凹凸構造の傾斜角を説明する図である。
実施の形態2の反射防止部材10Aは、シート状の基材12と、基材12の一方の面に形成された微細凹凸構造20と、微細凹凸構造20の上に成膜された反射防止層14Aとを有している。
微細凹凸構造20は、図4に示すように、凹凸表面の傾斜角θが管理されて形成されている。実施の形態2では、傾斜角が、特定角度θ2=48.1°以下となる範囲が、微細凹凸構造20の形成面中、平面視したときの面積で70%以上の範囲を占めるように形成されている。図4中、太線により特定角度θ2を超える範囲を示している。
傾斜角が特定角度θ2以下の部分は、反射防止層14Aの特性を良好にできる部分である。したがって、この範囲が増えると、反射防止部材10Aの反射防止の特性を向上できる。よって、傾斜角が特定角度θ2以下となる部分が占める範囲は、微細凹凸構造20の形成面中、より好ましくは80%以上、さらに好ましくは90%以上にしてもよい。
実施の形態2において、傾斜角が特定角度θ2以下となる面の割合を70%以上としている理由については後述する。
図5は、反射防止層の一例を示す図である。図6は、一例の反射防止層の膜厚比と反射率との関係を示すグラフである。
反射防止層14、14Aは、3層以上の複数種類の膜を積層して構成される。反射防止層14、14Aは、各層の屈折率と膜厚とがコントロールされて形成され、各界面を反射した光が異なる位相で重なることで、互いの光をキャンセルさせて反射光を低減させる。反射防止層14、14Aの全体の厚みは、膜の種類および数によって変わるが、300〜500nmなどであり、微細凹凸構造20の凹凸量に比べて非常に薄い。反射防止層14、14Aは、例えば、SiO、TiO、Alなどの透明な金属酸化物で構成される。
反射防止層14、14Aの各膜は、蒸着法、スパッタ法などのドライプロセスを用いて形成されてもよい。蒸着法、スパッタ法は、真空中で蒸発させた材料物質を面上に凝縮させる方法に含まれる。また、上記各膜は、化学液相成長などのウエットプロセスを用いて形成されてもよい。また、反射防止層14、14Aは、ドライプロセスの薄膜とウエットプロセスの薄膜とが積層されていてもよい。すなわち、反射防止層14、14Aの各膜のうち、少なくとも1つは、真空中で蒸発させて材料物質を面上に凝縮させる処理により形成されていてもよく、ウエットプロセスにより形成されていてもよい。
図6に示すように、反射防止層14、14Aは、膜厚が変わることで、可視光の反射率が変化する。膜厚と反射率との関係グラフにおいて、各界面の反射した光が効率的にキャンセルされることにより反射率が1パーセント以下となる範囲など、他の領域より反射率が低くなる膜厚領域がある。この膜厚領域より膜厚が大きくなるか、或いは、小さくなると反射率が急激に増加する。
反射防止層14、14Aにおいて、反射率が低くなる膜厚領域の中央の膜厚を、膜厚比1とすると、図6に示すように、反射率が低くなる領域は、膜厚比0.8〜1.2となる。
実施の形態1の反射防止層14は、基板の傾斜角がゼロのときに、膜厚比1の膜厚が得られるように形成される。このとき、傾斜角θを有する部分には、例えば蒸着により飛散してくる一定量の薄膜粒子に対して、傾斜角θだけ薄膜粒子が付着する面積が大きくなる。このため、傾斜角θを有する部分の膜厚は、傾斜角ゼロの部分と比べて薄くなる。傾斜角ゼロの部分を膜厚Xとすれば、傾斜角θを有する部分の膜厚X1は、次式(1)のように表わされる。
Figure 2016038853
よって、実施の形態1の反射防止層14では、傾斜角が0°〜特定角度θ1(=36.8°)の面に形成される薄膜の膜厚は、図6の範囲W1に示すように、膜厚比1〜0.8の膜厚となる。この膜厚領域では、反射率が1%以下となり、反射防止の特性が良好となる。傾斜角が特定角度θ1を超える面では、傾斜角が大きくなるに従って反射防止層14の反射率が急激に上昇する。
前述したが、実施の形態1では、傾斜角が0°〜特定角度θ1(=36.8°)となる範囲が60%以上を占めることで、反射防止層14の良好な性能が得られる。
実施の形態2の反射防止層14Aは、基板の傾斜角がゼロのときに、膜厚比1.2の膜厚が得られるように形成されている。
上述のように、傾斜角ゼロの部分を膜厚Xとすれば、傾斜角θを有する部分の膜厚X1は、式(1)のように表わされる。よって、傾斜角が0°〜特定角度θ2(=48.1°)の面に形成される反射防止層14Aの膜厚は、図6の範囲W2に示すように、膜厚比1.2〜0.8の膜厚となる。この膜厚範囲の反射防止層14Aは、反射率が1%以下となり、反射防止の特性が良好となる。傾斜角が特定角度θ2を超える面では、傾斜角が大きくなるに従って反射防止層14Aの反射率が急激に上昇する。
前述したが、実施の形態2においても、傾斜角が0°〜特定角度θ2(=48.1°)となる範囲が70%以上を占めることで、反射防止層14の良好な特性が得られる。
<比較例>
ここでは、実施の形態1において、傾斜角が特定角度θ1以下となる面積を60%以上とした理由、および、実施の形態2において、傾斜角が特定角度θ2以下となる面積を70%以上とした理由を、図7A、図7Bを参照しながら説明する。
図7Aは、比較例の微細凹凸構造の傾斜角を示す模式図を示し、図7Bは比較例の微細凹凸構造の上面図を示す。
図7A、図7Bに示される比較例の微細凹凸構造は、基材50の一つの面に同一径の半球を密に整列させたモデルである。図7Aの太線部分、および、図7Bの斜線部分は、反射防止層の膜厚比が0.8〜1.2を外れる傾斜角の部位を、模式的に示している。
ここで、反射防止層を、平面に膜厚比1.0で作製するのであれば、前述の通り、図7Aの傾斜角θは36.8°となる。また、反射防止層を、平面に膜厚比1.2で作製するのであれば、図7Aの傾斜角θは48.1°となる。
平面視で、微細凹凸構造が形成された領域に対する、図7Aの太線部分の割合は、図7Bの正三角形Tにおける斜線部分の割合と相似の関係にある。r2は、平面視したときに、太線部分の内周側の円の半径であり、r1は、平面視したときに、太線部分の外周側の円の半径である。これらの条件から、平面視したときの太線部分以外の面積の割合は、次のように求めることができる。
まず、正三角形Tの一辺の長さは2×r1なので、その面積S0は、次式(2)となる。
Figure 2016038853
次に、正三角形Tに含まれる斜線部の面積S1は、次式(3)となる。
Figure 2016038853
平面視で太線部分以外の面積の割合R1と、半径r1、r2の関係とは、次式(4)、(5)となる。
Figure 2016038853
これらの結果から、上記比較例のモデルにおいて、平面視で膜厚比が0.8〜1.2となる面積の割合R1は、膜厚比1.0の成膜をする場合(θ=36.8°)に42%となり、膜厚比1.2の成膜をする場合(θ=48.1°)に60%となる。
実施の形態1では、平面視において、膜厚比が0.8〜1.2となる面積の割合が60%以上であり、半球を密に整列させただけの特別な工夫を施していないモデルの割合42%と比較して十分に大きい。よって、実施の形態1の特有な構成により、反射防止層の作用を十分に得ることができる。
実施の形態2では、平面視において、膜厚比が0.8〜1.2となる面積の割合が70%以上であり、半球を密に整列させただけの特別な工夫を施していないモデルの割合60%と比較して十分に大きい。よって、実施の形態2の特有な構成により、反射防止層の作用を十分に得ることができる。
以上のように、実施の形態1、2の反射防止部材10、10Aによれば、防眩層の微細凹凸構造20により、AG技術の特性が得られ、反射防止層14,14Aにより、良好な反射防止特性が得られる。よって、高い反射処理性能を有する反射防止部材10、10Aを実現できる。
また、実施の形態1、2の反射防止部材10、10Aによれば、微細凹凸構造20の傾斜角の管理によって、急勾配な傾斜面で囲まれた溝部または凹部が少なくなるので、溝部または凹部への汚れの付着による視認性の低下も少なくできる。
なお、上記実施の形態1、2では、微細凹凸構造20として、複数の球面状の凸部21が形成された例を示したが、凹凸の形状は、これらに限られることはない。
また、上記実施の形態1、2では、微細凹凸構造20の傾斜角の管理と、傾斜角ゼロの面に膜厚比1または膜厚比1.2の反射防止層14,14Aを形成することで、反射防止層14,14Aの良好な膜厚を実現している。しかしながら、傾斜角ゼロの面に形成される膜厚は、膜厚比0.8〜1.2の何れかにする必要はない。傾斜角ゼロの面に形成される膜厚が、膜厚比1.2以上であっても、微細凹凸構造20の傾斜角の設け方によって、反射防止層14,14Aの膜厚バラツキを、反射率の低くなる領域で膜厚比±20%以内に抑えることが可能である。また、このような傾斜角の面の割合を一定以上に制御することも可能である。
また、図8A〜図8Dに示すように、反射防止部材の形状は、特に制限されるものでない。反射防止部材10B〜10Eは、図8Aのように板状としても、図8Bのようにフィルム状としても、図8Cのように帯状としても、図8Cのようにブロック状としてもよい。反射防止部材10B〜10Eの各形状において、少なくとも1つの面に、上述した防眩層と反射防止層とを有すればよい。
また、反射防止層14、14Aの各薄膜の種類、積層数、膜厚は、図示した具体例に限られず、種々に変更可能である。薄膜の積層数は3層以上とするとよい。
<反射防止部材の製造方法>
次に、反射防止部材の製造方法の一例について説明する。
反射防止部材の製造方法は、工程順に、防眩層形成工程と、反射防止層形成工程とを有する。
防眩層形成工程では、微細凹凸構造を有する型30(図9C参照)と、透明な基材12(図1〜図4参照)と、硬化型透明樹脂とが用いられる。型30は、例えば金型である。基材12は、例えば、ヘイズの少ない、透明樹脂または透明ガラスなどである。透明樹脂には、例えば、PET(ポリエチレンテレフタラート)、PC(ポリカーボネート)、または、アクリル樹脂が含まれる。硬化透明樹脂としては、例えば、紫外線硬化型の透明レジンを適用できる。
型30は、傾斜角が管理された凹凸面を有する。型30の凹凸面は、転写された凹凸面において、傾斜角のバラツキに起因して生じる反射防止層の膜厚バラツキが膜厚比±20%以内となる傾斜角を有する面が60%以上を占めるように形成される。具体的には、実施の形態1の反射防止部材10を製造する型30は、転写された凹凸面の中で、傾斜角36.8°以下の部分が60%以上を占めるように形成される。実施の形態2の反射防止部材10Aを製造する型30は、転写された凹凸面の中で、傾斜角48.1°以下の部分が60%以上を占めるように形成される。型30の製造方法は後述する。
防眩層形成工程では、型30を用いた型成形により、型30の凹凸を転写した形状で、基材12の上面に硬化型透明樹脂を硬化させる。これにより、基材12の上面に透明な微細凹凸構造20が付加されて防眩層が形成される。
反射防止層形成工程では、微細凹凸構造20を有する基材12に対して、ドライプロセス或いはウエットプロセスの成膜処理を複数回行う。各成膜処理は、薄膜の膜厚が管理されて行われる。実施の形態1の反射防止部材10を製造する場合には、傾斜角0°の面に膜厚比1の反射防止層が形成されるように、膜厚が管理される。実施の形態2の反射防止部材10Aを製造する場合には、傾斜角0°の面に膜厚比1.2の反射防止層が形成されるように、膜厚が管理される。これにより、防眩層の微細凹凸構造20より上層に、所定の反射防止層が形成される。
以上の工程により、実施の形態1、2の反射防止部材10、10Aを製造することができる。
なお、反射防止部材の製造方法において、防眩層形成工程と反射防止層形成工程との間に、別の成膜処理が含まれていてもよい。
<型の製造方法>
続いて、防眩層形成工程で使用される型30の製造方法の一例について説明する。
図9A〜図9Cは、型の製造方法の第1例を説明する図である。図9Aは第1工程の説明図、図9Bは第2工程の説明図、図9Cは最終的な型の形状を示す模式図である。
型30の製造方法の第1例は、先ず、図9Aに示すように、型材31に、ブラスト加工、エッチング加工、又は、放電加工を及ぼして、型材31の一面に、防眩作用が得られる光学距離のピッチで凹凸を形成する。次に、図9Bに示すように、凹凸の下端部を、研磨又はエッチングにより、除去する。図9Bの研磨又はエッチングの処理量により、傾斜角が大きくなる範囲の割合を調整することができる。
これにより、図9Cに示すように、実施形態1、2の微細凹凸構造20を転写したような凹凸を有する型30を製造することができる。
図10A〜図10Cは、型の製造方法の第2例を説明する図である。図10Aは第1工程の説明図、図10Bは第2工程の説明図、図10Cは最終的な型の形状を示す模式図である。
型30の製造方法の第2例は、先ず、図10Aに示すように、型材31の一面に、ブラスト加工、又は、エッチング加工により、防眩作用を及ぼす光学距離のピッチで凹凸を形成する。次に、図10Bに示すように、凹凸の個々の凹部より小さな径の粒子32を用いて追加のブラスト加工を行う。追加のブラスト加工では、凹凸の下端部など、薄い部分は、大きく削られ、凹部の中央など、厚みのある部分の削り量は小さくなる。これにより、図10Cに示すように、傾斜角の大きな範囲が削られた微細凹凸構造を有する型30を製造することができる。
図11は、図10Cに示す型を用いて作製した微細凹凸構造を示す模式図である。
第2例の型30を用いて防眩層を形成することで、図11のような微細凹凸構造20Aを作製することができる。微細凹凸構造20Aは、特定の角度を超えた傾斜角の面(図中、太線で示す)を、所定割合以下に制御することができる。
図12A、図12Bは、防眩層を形成する型の製造方法の第3例を説明する図である。図12Aは第1工程の説明図、図12Bは最終的な型の形状を示す模式図である。
型30の製造方法の第3例は、図12Aに示すように、微細模様加工45を施した電極40を用いて、型材31に放電加工を行うものである。これにより、図12Bに示すように、微細模様加工45に応じた一律の微細凹凸形状を有する型30を形成することができる。
図13は、図12Bに示す型を用いて作製した微細凹凸構造を示す模式図である。
第3例の型30を用いて防眩層を形成することで、図13のような一律の凹凸形状を有する微細凹凸構造20Bを作製することができる。微細凹凸構造20Bは、例えば、断面台形形状の凹凸構造である。これにより、微細凹凸構造20Bの全エリアにおいて、反射防止層の膜厚バラツキが、膜厚比±20%以内となるように、傾斜角の制御が可能となる。
以上、本発明の各実施の形態について説明した。
なお、上記実施の形態では、反射防止部材の微細凹凸構造の製造方法として型成形を示し、型の製造方法を幾つか具体的に示した。しかし、反射防止部材の微細凹凸構造の製造方法は、特に制限されるものではなく、発明により特定される傾斜角を有する微細凹凸構造が製造できれば、どのような製造方法を用いてもよい。
本発明は、ディスプレイの反射を防止する反射防止部材に利用することができる。
10,10A,10B,10C,10D,10E 反射防止部材
12,50 基材
14,14A 反射防止層
20,20A,20B 微細凹凸構造
21 凸部
30 型
31 型材
32 粒子
40 電極
45 微細模様加工

Claims (12)

  1. 基材と、
    微細凹凸構造を有し、前記基材の表面に設けられた防眩層と、
    積層された複数の膜を有し、前記防眩層より上層に形成された反射防止層と、を備え、
    前記防眩層において、前記微細凹凸構造の表面の、前記基材の前記表面に対する傾斜角のバラツキに起因して生じる前記反射防止層の膜厚バラツキが膜厚比±20%以内となる傾斜角を有する面が、前記微細凹凸構造が形成された領域のうち60%以上を占める、
    反射防止部材。
  2. 前記傾斜角が0°である面に、膜厚Xの前記反射防止層を形成したときに、前記傾斜角がθである面に形成される膜厚がX・cosθになるものとして、前記傾斜角と前記反射防止層の膜厚バラツキとの関係が定義される、
    請求項1記載の反射防止部材。
  3. 前記反射防止層の膜厚と反射率との関係グラフにおいて反射率が他の領域と比較して低くなる膜厚領域の中央値を膜厚比1として、
    前記反射防止層は、前記傾斜角が0°である面に膜厚比1の膜厚で形成され、
    前記防眩層は、前記微細凹凸構造が形成された領域のうち、前記傾斜角が36.8°以下である面が60%以上を占める、
    請求項1記載の反射防止部材。
  4. 前記反射防止層の膜厚と反射率との関係グラフにおいて、前記反射率が他の領域と比較して低くなる膜厚領域の中央値を膜厚比1として、
    前記反射防止層は、前記傾斜角が0°である面に膜厚比1.2の膜厚で形成され、
    前記防眩層は、前記微細凹凸構造が形成された領域のうち、前記傾斜角が48.1°以下である面が70%以上を占める、
    請求項1記載の反射防止部材。
  5. 前記反射防止層の前記複数の膜のうち、少なくとも1つは、真空中で蒸発させた材料物質を面上に凝縮させる処理により形成されている、
    請求項1記載の反射防止部材。
  6. 前記反射防止層の前記複数の膜のうち、少なくとも1つは、ウエットプロセスにより形成されている、
    請求項1記載の反射防止部材。
  7. 凹凸面を有する型を用いた成形処理を行って基材に微細凹凸構造を形成する防眩層形成工程と、
    前記微細凹凸構造よりも上層に、積層された複数の膜を有する反射防止層を形成する反射防止層形成工程と、を備え、
    前記型の前記凹凸面において、転写された凹凸面の、前記基材の表面に対する傾斜角のバラツキに起因して生じる前記反射防止層の膜厚バラツキが膜厚比±20%以内となる前記傾斜角を有する面が60%以上を占めるように形成されている、
    反射防止部材の製造方法。
  8. 前記型の前記凹凸面は、型材の一面にブラスト加工、エッチング加工、或いは放電加工によって形成した凹凸に、前記凹凸より小さい径の粒子を用いて追加のブラスト加工を行って形成される、
    請求項7記載の反射防止部材の製造方法。
  9. 前記型の前記凹凸面は、型材の一面にブラスト加工、エッチング加工、或いは放電加工によって形成した凹凸面を、研磨或いはエッチングして形成される、
    請求項7記載の反射防止部材の製造方法。
  10. 前記型の前記凹凸面は、型材の一面に、凹凸模様が形成された電極を用いた放電加工を行って形成される、
    請求項7記載の反射防止部材の製造方法。
  11. 前記反射防止層の膜厚と反射率との関係グラフにおいて、前記反射率が他の領域と比較して低くなる膜厚領域の中央値を膜厚比1として、
    前記反射防止層形成工程では、前記傾斜角が0°である面に膜厚比1の膜厚で前記反射防止層を形成し、
    前記型の前記凹凸面は、前記転写された凹凸面の中で、前記傾斜角が36.8°以下の部分が60%以上を占めるように形成されている、
    請求項7記載の反射防止部材の製造方法。
  12. 前記反射防止層の膜厚と反射率との関係グラフにおいて、前記反射率が他の領域と比較して低くなる膜厚領域の中央値を膜厚比1として、
    前記反射防止層形成工程では、前記傾斜角が0°である面に膜厚比1.2の膜厚で前記反射防止層を形成し、
    前記型の前記凹凸面は、前記転写された凹凸面の中で、前記傾斜角が48.1°以下の部分が70%以上を占めるように形成されている、
    請求項7記載の反射防止部材の製造方法。
JP2016547688A 2014-09-08 2015-09-02 反射防止部材およびその製造方法 Pending JPWO2016038853A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014182642 2014-09-08
JP2014182642 2014-09-08
PCT/JP2015/004457 WO2016038853A1 (ja) 2014-09-08 2015-09-02 反射防止部材およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2016038853A1 true JPWO2016038853A1 (ja) 2017-06-15

Family

ID=55458625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016547688A Pending JPWO2016038853A1 (ja) 2014-09-08 2015-09-02 反射防止部材およびその製造方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20170205539A1 (ja)
EP (1) EP3193194A4 (ja)
JP (1) JPWO2016038853A1 (ja)
CN (1) CN106574984A (ja)
WO (1) WO2016038853A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113678028A (zh) * 2019-03-27 2021-11-19 株式会社可乐丽 微细凹凸图案薄膜和平视显示器装置
WO2021230337A1 (ja) 2020-05-15 2021-11-18 大日本印刷株式会社 防眩フィルム及び画像表示装置
JP7162098B2 (ja) * 2020-05-15 2022-10-27 大日本印刷株式会社 防眩フィルム及び画像表示装置

Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004035941A (ja) * 2002-07-03 2004-02-05 Konica Minolta Holdings Inc 表面処理方法及び光学部品
JP2004333936A (ja) * 2003-05-08 2004-11-25 Fuji Photo Film Co Ltd 防眩性フィルム及びその製造方法、反射防止フィルム、偏光板、画像表示装置
JP2005195819A (ja) * 2004-01-06 2005-07-21 Daicel Chem Ind Ltd 防眩性膜
JP2006178071A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 Canon Inc 焦点板及び撮像装置
WO2008020578A1 (fr) * 2006-08-18 2008-02-21 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Filtre avant pour dispositif d'affichage à plasma, et dispositif d'affichage a plasma
WO2008069324A1 (ja) * 2006-12-08 2008-06-12 Mitsubishi Rayon Co., Ltd., 光拡散性光学フィルム及びその製造方法、プリズムシート、並びに面光源装置
JP2009086410A (ja) * 2007-10-01 2009-04-23 Konica Minolta Opto Inc 防眩フィルム、その製造装置、防眩性反射防止フィルム、偏光板、及び表示装置
JP2009204687A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Sumitomo Chemical Co Ltd 防眩フィルム、防眩性偏光板および画像表示装置
JP2010078886A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Fujifilm Corp 防眩フィルム、反射防止フィルム、偏光板および画像表示装置
JP2010079101A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Fujifilm Corp 光学フィルム、偏光板、及び画像表示装置
JP2010079099A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Fujifilm Corp 防眩フィルム、反射防止フィルム、偏光板及び画像表示装置
JP2010079274A (ja) * 2008-08-29 2010-04-08 Canon Inc 光学素子及び光学系
JP2011095310A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Nippon Electric Glass Co Ltd 光学素子
JP2012128321A (ja) * 2010-12-17 2012-07-05 Canon Inc 反射防止膜形成方法及び反射防止膜形成装置
WO2013180231A1 (ja) * 2012-06-01 2013-12-05 凸版印刷株式会社 異方性反射表示体、並びに異方性反射表示体を用いた情報記録体
WO2014034720A1 (ja) * 2012-08-31 2014-03-06 日本電気硝子株式会社 防眩・反射防止部材及びその製造方法

Patent Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004035941A (ja) * 2002-07-03 2004-02-05 Konica Minolta Holdings Inc 表面処理方法及び光学部品
JP2004333936A (ja) * 2003-05-08 2004-11-25 Fuji Photo Film Co Ltd 防眩性フィルム及びその製造方法、反射防止フィルム、偏光板、画像表示装置
JP2005195819A (ja) * 2004-01-06 2005-07-21 Daicel Chem Ind Ltd 防眩性膜
JP2006178071A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 Canon Inc 焦点板及び撮像装置
WO2008020578A1 (fr) * 2006-08-18 2008-02-21 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Filtre avant pour dispositif d'affichage à plasma, et dispositif d'affichage a plasma
WO2008069324A1 (ja) * 2006-12-08 2008-06-12 Mitsubishi Rayon Co., Ltd., 光拡散性光学フィルム及びその製造方法、プリズムシート、並びに面光源装置
JP2009086410A (ja) * 2007-10-01 2009-04-23 Konica Minolta Opto Inc 防眩フィルム、その製造装置、防眩性反射防止フィルム、偏光板、及び表示装置
JP2009204687A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Sumitomo Chemical Co Ltd 防眩フィルム、防眩性偏光板および画像表示装置
JP2010079274A (ja) * 2008-08-29 2010-04-08 Canon Inc 光学素子及び光学系
JP2010078886A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Fujifilm Corp 防眩フィルム、反射防止フィルム、偏光板および画像表示装置
JP2010079099A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Fujifilm Corp 防眩フィルム、反射防止フィルム、偏光板及び画像表示装置
JP2010079101A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Fujifilm Corp 光学フィルム、偏光板、及び画像表示装置
JP2011095310A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Nippon Electric Glass Co Ltd 光学素子
JP2012128321A (ja) * 2010-12-17 2012-07-05 Canon Inc 反射防止膜形成方法及び反射防止膜形成装置
WO2013180231A1 (ja) * 2012-06-01 2013-12-05 凸版印刷株式会社 異方性反射表示体、並びに異方性反射表示体を用いた情報記録体
WO2014034720A1 (ja) * 2012-08-31 2014-03-06 日本電気硝子株式会社 防眩・反射防止部材及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP3193194A4 (en) 2017-10-18
EP3193194A1 (en) 2017-07-19
US20170205539A1 (en) 2017-07-20
WO2016038853A1 (ja) 2016-03-17
CN106574984A (zh) 2017-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9766376B2 (en) Optical film
JP4632589B2 (ja) 反射防止機能付きの透明タッチパネル、及びそれを用いた表示装置
KR101504391B1 (ko) 투명 도전막, 도전성 광학 소자 및 그 제조 방법
KR101141232B1 (ko) 다수의 반사 방지 박막이 형성된 고 투과율의 전도성 필름, 이를 이용한 터치 패널 및 이들의 제조방법
WO2011080890A1 (ja) 導電性光学素子
US8907224B2 (en) Transparent conductive element, input device, and display device
JP2003004916A (ja) 表示装置の窓材、その製造方法、及び表示装置
TWI480572B (zh) A transparent conductive element, an input device, and a display device
WO2016038853A1 (ja) 反射防止部材およびその製造方法
WO2016047059A1 (ja) 反射防止部材
US20170307783A1 (en) Optical element, optical composite element, and optical composite element having protective film
WO2019230758A1 (ja) 微細パターンフィルム、及び、ヘッドアップディスプレイ装置
CN106461962B (zh) 线栅偏振器及制造方法
TWI544500B (zh) Transparent conductive film and electrostatic capacity type touch panel having the same, and a method for manufacturing a translucent conductive film
JPS62143846A (ja) 透明基板の反射防止処理方法
TW201331613A (zh) 反射防止構造體及反射防止構造體之製造方法
KR101751260B1 (ko) 디스플레이장치용 반사방지층 제조방법
KR20170028190A (ko) 차량용 디스플레이의 글래스 또는 필름 코팅층 및 그 코팅방법
TWI830245B (zh) 透鏡、透鏡組合以及行動電子裝置
KR101892037B1 (ko) 방현 및 반사 방지 필름 및 그 제조방법
WO2023047805A1 (ja) 反射型透明部材および映像表示システム
EP3803994B1 (en) Light extraction substrate of organic light-emitting device and method of fabricating the same
KR102160762B1 (ko) 플라스틱 커버 윈도우 및 이의 제조방법
TW202132819A (zh) 光學膜片及顯示裝置
JP3984429B2 (ja) カラーフィルタ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161212

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180829

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20190118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190917

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200331