JPWO2016035373A1 - ローラー式ロッカーアーム - Google Patents

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Abstract

【課題】 4ストローク内燃機関のロッカーアーム式動弁機構において、フリクションを低減するすべり式ローラーロッカーアームを提供する。【解決手段】 4ストローク内燃機関のロッカーアーム式動弁機構において、構成する部品の一つであるロッカーアームが、ボディ110と、ローラー軸120と、ローラー軸120に支持された内輪ローラー130と外輪ローラー140の二つのローラーの合計四部品で構成され、すべりしながら摺動する方式のロッカーアームにおいて、内輪ローラーを樹脂材料から構成し、摺動によるフリクションを低減する。さらには、強化繊維を内輪ローラーの摺動方向に対して平行に配置し、よりフリクションが低減するようにする。【選択図】 図6

Description

本発明は、内燃機関のロッカーアーム式動弁機構に関し、特に、フリクション性能を向上させたすべり式ローラーロッカーアームの構造に関する。
4ストローク内燃機関の動弁機構において、吸排気バルブを開閉させるためのカムシャフトのリフト動作を、タペットを使用して伝達するものを直打式、ロッカーアームを使用して伝達するものをロッカーアーム式として分類している。タペット、ロッカーアーム共に、両者はカムシャフトと吸排気バルブの間に設置され、バルブ開時は、バルブスプリング反力に打ち勝ちながらリフトし、閉時はバルブスプリングによって押し戻されながら運動し、これと動弁系の慣性力を合成した荷重が常時生じている。
近年は、燃費向上を目的として、ロッカーアームにローラーを設けたものが多く採用されている。このローラー式は、ボディと称される本体、カムシャフトと摺動する外輪ローラー、外輪ローラーを支持する軸、軸と外輪ローラーとの間にコロと称する小径の実軸あるいは内輪と称する中空のローラーの合計四部品で構成される。前者のコロを用いた方式をころがり式、後者の内輪ローラーを用いた方式をすべり式と分類されている。
図1(A)にすべり式のロッカーアームの概略斜視図を示し、図1(B)にころがり式のロッカーアームの概略斜視図を示す。但し、ここにはロッカーアームのボディが省略されている。すべり式のロッカーアーム10は、ローラー軸12と、ローラー軸12の回転可能に取付けられた内輪ローラー14と、内輪ローラー14の外周上に回転可能に取付けられた外輪ローラー16とを有する。ころがり式のロッカーアーム20は、ローラー軸22と、ローラー軸22の外周に回転可能に取付けられた複数のニードルコロ24と、ニードルコロ24の外周上を回転可能に取付けられたローラー26とを有する。
図2は、カムシャフトのカムと吸排気バルブのバルブステムとの間に設置されたころがり式のロッカーアームの一例を示す図である。ロッカーアームは、図1(B)に示すようなローラー26を回転可能に保持したボディ30を含み、ボディ30の一方の端部32がピボット部34によって支持され、他方の端部36が吸排気バルブのバルブステム37のキャップ38に当接され、キャップ38の下方には、ロッカーアームの端部36を付勢するバルブスプリング39が取付けられる。こうして、ローラー26はカム40に当接され、カム40の回転運動がボディ30に伝達され、カム40の回転に応じて他方の端部36が吸排気バルブを上下動させる。すべり式のロッカーアームもまたこれと同様に用いられる。図2Aは、ロッカーアームが油圧式のラッシュアジャスタによって支持された他の例を示している。同図に示すように、ロッカーアームの一方の端部32が、頂部が半球状になっているプランジャ52に当接され、プランジャ52がラッシュアジャスタ50によって支持される。ラッシュアジャスタ50は、プランジャ52を軸方向に摺動可能に支持する。このようなラッシュアジャスタ式のロッカーアームは、特許文献1、2に開示され、ラッシュアジャスタを介して潤滑油をローラー軸の潤滑油孔に容易に供給することを可能にする。
ころがり式は、エンジン運転時にコロが転がる状態で使用されるため、すべり式と比較してフリクション性能は良好となる。しかし、コロは、軸あるいは外輪と線接触に近い摺動状態となる。特にコロと軸は、コロの外径が小さく軸と凸R同士の接触となるため、ヘルツの接触理論より面圧が高くなる。
一方、すべり式は、カムシャフトのリフト荷重を外輪ローラーの内周と内輪ローラーの外周、内輪ローラーの内周とローラー軸の外周の面で支持する。最も面圧が高くなる内輪ローラーとローラー軸は、コロと比較して内輪ローラーの内径が大きく、ローラー軸に対し凹Rと凸Rの接触となるため、ころがり式よりも面圧が低い状態で使用される。各摺動面には、クリアランスが存在し、すべりながら相対運動をするため、特に低回転域では境界潤滑状態となってフリクション性能は悪化する。
燃費向上のためには、これら摺動部のフリクションを減ずることが必要である。また、長期にわたって円滑にリフト動作を伝達する機能を確保するためには、これらの摺動部は磨耗しないことや焼付かないことが必要である。このような従来のロッカーアームにおいて、磨耗を抑制したり(特許文献3)、潤滑油を効率的に供給したり(特許文献4、5)する技術が開示されている。また、内輪ローラーの周面に潤滑性皮膜を加工することにより、損傷や焼付を防止する技術が開示されている(特許文献6)。
特開2011−1906号公報 特開2012−154226号公報 特開2008−255883号公報 特開2007−23817号公報 特開2007−263023号公報 特開2000−34907号公報
すべり式ロッカーアームは、外輪ローラーの内周と内輪ローラーの外周、内輪ローラーの内周とローラー軸の外周がそれぞれ摺動面として機能し、これらの部分にクリアランスを設けてある。従来は、この摺動面の製作は、研磨で形状を作成した後、バレルにて面粗度の調整を行った加工仕上げとなっている。
運動時、この摺動面への潤滑は、シリンダーヘッド内部の雰囲気中に存在する飛沫状態の潤滑油を利用した飛沫給油を行っているため、元々潤滑油の供給量が少ない。故に、摺動面のフリクションが懸念されるところであった。特に、従来のすべり式ロッカーアームは、低回転域(主にアイドリング時などの1000rpm以下の低回転)においては、境界潤滑状態となってころがり式ロッカーアームよりもフリクションが大きいという課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するため、エンジンの低回転域から高回転域までフリクションの低減を図るローラー式ロッカーアームを提供することを目的とする。
本発明に係るローラー式ロッカーアームは、カムの回転動作を吸排気バルブに伝達する機能を備えたものであって、ローラー軸と、前記ローラー軸の外周面上に摺動可能に取付けられた内輪ローラーと、前記内輪ローラーの外周面上に摺動可能に取付けられた外輪ローラーとを有し、前記内輪ローラーは、樹脂材料から構成される。
好ましくは前記樹脂材料は、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ボリベンゾイミダゾール(PBI)、ポリイミド(PI)またはポリアミドイミド(PAI)樹脂である。好ましくは前記樹脂材料は、炭素繊維、CNT(カーボンナノチューブ)、CNC(カーボンナノコイル)、またはガラス繊維で強化した強化繊維を含む。好ましくは前記強化繊維は、前記内輪ローラーの摺動方向に対して略平行に配置される。好ましくは前記内輪ローラーの外周面および内周面と摺動する相手方の部材の少なくとも一方には、非晶質硬質炭素被膜が形成される。
本発明によれば、内輪ローラーを樹脂材料により構成することで、従来のころがり式ローラーロッカーアームよりも、エンジンの低回転域から高回転域まで摺動によるフリクションを低減させることができる。
図1(A)は、従来のローラー式ロッカーアーム(すべりタイプ)を示した概要斜視図、図1(B)は、従来のローラー式ロッカーアーム(ころがりタイプ)を示した概略斜視図である。 ロッカーアームがカムによって動作される一例を示す模式図である。 ロッカーアームが内燃機関に適用された他の例を示す模式図である。 本発明の実施例に係るローラー式ロッカーアームの模式的な外観斜視図である。 図3に示すロッカーアームのボディの一部を除去したときの模式図である。 本発明の実施例に係るロッカーアームの各部構成部品を示した図であり、図5(A)はローラー軸の斜視図、図5(B)は内輪ローラーの斜視図、図5(C)は外輪ローラーの斜視図である。 本発明の実施例に係るローラー式ロッカーアームの断面図である。
次に、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、図面は、分かり易くするために各部を強調して示してあり、実際のスケールとは異なることに留意すべきである。
図3は、本発明の実施例に係るロッカーアームの全体を示した斜視図、図4は、図3に示すロッカーアームのボディの一部を除去した図、図5は、各部品の斜視図、図6は、ロッカーアームの概略断面図である。本発明の実施例に係るロッカーアームは、4ストローク内燃機関のロッカーアーム式動弁機構を構成する部品の一つであり、総すべりしながら摺動するロッカーアームに関する。
本実施例に係るロッカーアーム100は、図3および図4に示すように、ボディ110と、ボディ110内に固定されるローラー軸120と、ローラー軸120の外周上に回転可能に取付けられた内輪ローラー130と、内輪ローラー130の外周上に回転可能に取付けられた外輪ローラー140とを含んで構成される。
ボディ110は、ローラー軸120、内輪ローラー130および外輪ローラー140を支持する金属部材であり、一方の端部112にはピボット部34(図2を参照)を支持するための開口112Aが形成され、他方の端部114が吸排気バルブのバルブステムのキャップ38に当接される。ボディ110の一方の端部112と他方の端部114との間には、離間された一対の側壁116A、116Bが形成され、一対の側壁116A、116Bには、円形状の貫通孔118がそれぞれ形成される。一対の側壁116A、116Bの貫通孔118内には、ローラー軸120が取付けられる。
ローラー軸120は、図5(A)に示すように、一様な直径D1を有する円筒状の金属部材であり、上記したように一対の側壁116A、116Bの各貫通孔118内に挿入される。好ましくは、ローラー軸120の直径D1は、貫通孔118の直径とほぼ等しいかそれよりも幾分大きく形成され、ローラー軸120が貫通孔118内にカシメなどにより締結される。
内輪ローラー130は、一対の側壁116A、116B間で、ローラー軸120の外周を覆うように取付けられる環状の部材であり、樹脂材料から構成される。内輪ローラー130は、図5(B)に示すように、内径D2の内周面132と外径D3の外周面134とを有する。内径D2は、ローラー軸120の直径D1よりも幾分大きく、つまりD2>D1となるように一定のクリアランスを持つように形成される。その結果、内輪ローラー130の内周面132は、ローラー軸120の外周面122上を摺動可能である。
外輪ローラー140は、一対の側壁116A、116B間で、内輪ローラー130の外周を覆うように取付けられる環状の金属部材である。外輪ローラー140は、図5(C)に示すように、内径D4の内周面142と外周面144を有する。外輪ローラー140の内径D4は、内輪ローラー130の外径D3よりも幾分大きく、つまりD4>D3となるように一定のクリアランスを持つように形成される。その結果、外輪ローラー140の内周面142は、内輪ローラー130の外周面134上を摺動可能である。
本実施例のロッカーアームの特徴的な点は、上記したように内輪ローラー130が樹脂材料から構成される点にある。樹脂材料は、好ましくは、金属材料との摺動特性に優れ、耐磨耗性があり、かつ潤滑油と親和性があるようなもの、例えば、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PES(ポリエーテルサルフォン)、PBI(ボリベンゾイミダゾール)、PI(ポリイミド)、PAI(ポリアミドイミド)等である。このような樹脂材料を成型することにより内輪ローラー130が形成される。
さらに好ましくは、樹脂材料の機械的強度や耐摩耗性等を強化するため、樹脂材料に強化部材を混在させる。強化部材は、例えば、炭素繊維、CNT(カーボンナノチューブ)、CNC(カーボンナノコイル)、ガラス繊維などの強化繊維である。なお、前記強化繊維とともに、黒鉛や二硫化モリブデンなどの潤滑性材料、金属やセラミックなどの耐摩耗微粒子を混在させてもよい。さらに、このような強化繊維を樹脂材料に含ませる場合には、強化繊維は、内輪ローラー130の摺動方向(円周方向)に対して、略平行となるように配置され、これによりフリクションをさらに低減させる。
表1は、本実施例のロッカーアームと他の構成のロッカーアームとの評価実験を行ったときのフリクショントルクを対比したものである。比較例1は、ころがり式ローラーロッカーアーム(図1(B)参照)、比較例2は、従来の金属材からなるすべり式ローラーロッカーアーム(図1(A)参照)である。数値は、比較例1の各カム回転におけるフリクショントルクを1としたときの対比データである。
評価実験からは、従来のすべり式ロッカーアーム(比較例2)のフリクショントルクは、高回転域ではころがり式ロッカーアーム(比較例1)よりも低くなるが、低回転域では高くなる。これに対し、本実施例のロッカーアームでは、ころがり式ロッカーアーム(比較例1)よりも低回転域でもフリクションが低く、高回転域も従来のすべり式ロッカーアーム(比較例2)よりも低くなることがわかる。このように、本実施例によれば、内輪ローラー130を樹脂材料により構成することで、エンジンの低回転域から高回転域において、従来のすべり式ロッカーアームよりもフリクションを低減させることができる。
Figure 2016035373
次に、本発明の第2の実施例について説明する。第2の実施例では、樹脂製の内輪ローラー130と摺動する相手方の部材の摺動面、すなわち、外輪ローラー140の内周面およびローラー軸120の外周面の少なくとも一方に、非晶質硬質炭素被膜(以下、DLC(Diamond like carbon)被膜という)が形成される。このようなDLC被膜は、PVD法、CVD法、PACVD法などによって形成することができる。例えばPVD法、特にアークイオンプレーティング法により形成された水素含有量が0.5原子%以下であるものが硬度及び耐摩耗性の観点で好ましい。DLC被膜の膜厚は、例えば、PVD法であれば、0.3〜1.5μmであり、好ましくは1.0μm以下である。CVD法であれば、20μm程度の膜厚を有することができる。
樹脂製の内輪ローラー130と摺動するローラー軸120の摺動面および外輪ローラー140の摺動面にDLC被膜を形成することで、内輪ローラー130とローラー軸120および/または外輪ローラー140間のフリクションを軽減させることができる。
なお、上記実施例では、内輪ローラー130と摺動する相手方の部材の摺動面にDLC被膜を形成する例を示したが、上記の構成以外にも、フリクションの軽減の効果を得ることができるのであれば、内輪ローラー130の外周面や内周面にDLC被膜を形成してもよく、外輪ローラー140の内周面と内輪ローラー130の外周面、ローラー軸120の外周面と内輪ローラー130の内周面のそれぞれにDLC被膜を形成してもよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は、特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明は、特許請求の範囲に基づき本発明の要旨を逸脱しない範囲で変形、変更が可能である。
100:ロッカーアーム
110:ボディ
120:ローラー軸
122:外周面
130:内輪ローラー
132:内周面
134:外周面
140:外輪ローラー
142:内周面
144:外周面

Claims (5)

  1. カムの回転動作を吸排気バルブに伝達する機能を備えたローラー式ロッカーアームであって、
    ローラー軸と、前記ローラー軸の外周面上に摺動可能に取付けられた内輪ローラーと、前記内輪ローラーの外周面上に摺動可能に取付けられた外輪ローラーとを有し、
    前記内輪ローラーは、樹脂材料から構成されるローラー式ロッカーアーム。
  2. 前記樹脂材料は、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリテトラフルオロエチレン樹脂、ポリエーテルサルフォン樹脂、ボリベンゾイミダゾール樹脂、ポリイミド樹脂またはポリアミドイミド樹脂である、請求項1に記載のローラー式ロッカーアーム。
  3. 前記樹脂材料は、炭素繊維、CNT(カーボンナノチューブ)、
    CNC(カーボンナノコイル)、またはガラス繊維で強化した強化繊維を含む、請求項1または2に記載のローラー式ロッカーアーム。
  4. 前記強化繊維は、前記内輪ローラーの摺動方向に対して略平行に配置される、請求項3に記載のローラー式ロッカーアーム。
  5. 前記内輪ローラーの外周面および内周面と摺動する相手方の部材の少なくとも一方には、非晶質硬質炭素被膜が形成される、請求項1ないし4いずれか1つに記載のローラー式ロッカーアーム。
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