JPWO2016010137A1 - 発光装置 - Google Patents

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Abstract

発光量の低下を抑制することができる発光装置を提供する。発光装置(10)であって、内部に放電空間となる凹部が設けられたセラミックパッケージ(2)および凹部を塞いで接合材(7)からなる接合層(7a)を介して取り付けられた透光性部材(3)を有する容器部材(1)と、放電空間内に封入された不活性ガス(6)と、セラミックパッケージ(2)の凹部内に互いに間を空けて配置された一対の放電用電極(4)とを備えており、接合材(7)は、白色を呈するガラスからなり、酸化物系セラミック粉末を含んでいる。

Description

本発明は、例えば、放電灯などの発光装置に関するものである。
従来、例えば、放電灯などの発光装置は、ガラス管内に不活性ガスが充填された構造が知られている。従来の発光装置において、一対の放電用電極は、ガラス管の端部から放電空間内に突き出るような状態でガラス管に固定されており、放電誘発用電極は、ガラス管の外周部に設けられている。このような放電灯としては、例えば、特開平09−180677号公報に開示されたものがある。
近年、例えば、放電灯などの発光装置は、携帯型端末等に搭載するために、小型化に関する改善が求められている。しかしながら、従来のガラス管からなる発光装置の構造は、小型化しにくいという問題点があった。このような小型化の問題に対して、パッケージと該パッケージに接合された透光性部材とで構成され、容器部材の内部に放電空間を有する発光装置の構造が知られている。このような発光装置としては、例えば、特開2011−96562号公報に開示されたものがある。
上述のパッケージと該パッケージに接合された透光性部材とで構成される発光装置は、パッケージと透光性部材とが接合材を介して接合されており、放電空間の内部で発生した光が接合材に吸収されやすくなり、発光量が低下するという問題点があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、パッケージと透光性部材とを接合する接合材によって発光量が低下するのを抑制することができる発光装置を提供することにある。
本発明の一つの態様による発光装置は、内部に放電空間となる凹部が設けられたセラミックパッケージおよび該セラミックパッケージに前記凹部を塞いで接合材からなる接合層を介して取り付けられた透光性無機部材を有する容器部材と、前記放電空間内に封入された不活性ガスと、前記セラミックパッケージの前記凹部内に互いに間を空けて配置された一対の放電用電極とを備えており、前記接合材は、白色を呈するガラスからなり、酸化物系セラミック粉末を含んでいる。
(a)は接合材を除いた本発明の一つの実施の形態における発光装置を示す分解斜視図であり、(b)は(a)に示された発光装置の放電誘発用電極を説明するためにセラミックパッケージを分解した分解斜視図である。 図1に示す発光装置の下面側の状態を示す斜視図である。 (a)は本発明の一つの実施の形態における発光装置の平面図であり、(b)は透光性部材および接合材を除いた発光装置の平面図である。 (a)は図3(a)のA−A線で切断した断面図であり、(b)は図3(a)のB−B線で切断した断面図である。 (a)は図4(a)において符号Aによって示す部分の拡大図であり、(b)は図4(b)において符号Bによって示す部分の拡大図である。 (a)および(b)は、それぞれ本発明の他の実施の形態における発光装置の他の例であり、図3(a)のA−A線で切断した断面図である。 酸素雰囲気中でのアルミナ添加量と反射率およびHeリークレートとの関係を表すグラフである。 非酸素雰囲気中でのアルミナ添加量と反射率およびHeリークレートとの関係を表すグラフである。 非酸素雰囲気中でのアルミナ添加量と発光量との関係を表すグラフである。
以下、本発明の実施形態に係る発光装置について、図面を参照しながら説明する。また、発光装置は、説明の便宜上、直交座標系XYZを定義するとともに、Z方向の正側を上方として、適宜、上面(表面)もしくは下面の語を用いるものとする。
また、実施形態等の説明において、既に説明した構成と同一もしくは類似する構成については、同一の符号を付して説明を省略することがある。
<実施の形態>
本発明の実施の形態に係る発光装置10について、図1ないし図5を参照しながら以下に説明する。発光装置10は、例えばスマートフォンなどの携帯端末やデジタルカメラなどの撮像装置に内蔵するものである。発光装置10は、例えば、希ガスの放電作用を利用して、LEDと比較して、瞬間的に大光量の閃光を発することができる。
本発明の一つの実施の形態に係る発光装置10は、図1ないし図5に示すような構成であり、容器部材1と、不活性ガス6と、一対の放電用電極4とを備えている。容器部材1は、内部に放電空間となる凹部2bが設けられたセラミックパッケージ2と、凹部2bを塞ぐように、接合材7からなる接合層7aを介してセラミックパッケージ2に接合された透光性無機部材である透光性部材3とを有している。また、一対の放電用電極4は、セラミックパッケージ2の対向する側壁2aに設けられているとともに、互いに対向するように配置された対向部4bを有している。そして、接合材7は、白色を呈するガラスであり、酸化物系セラミック粉末を含んでいる。また、発光装置10の光出射方向は、Z方向の正側である。
また、発光装置10は、放電空間Sにおいて放電の始動を容易にするために、放電誘発用電極5をセラミックパッケージ2内に備えていてもよい。発光装置10は、環状の放電誘発用電極5が、セラミックパッケージ2の内部に一対の放電用電極4の下方に位置するとともに凹部2bを囲むように設けられている。また、一対の放電用電極4は、平面透視において対向部4bが放電誘発用電極5の内周よりも内側に位置している。
このような構成によって、発光装置10は、小型化を図りつつ一対の放電用電極4間において放電が発生しやすくなる。また、発光装置10は、容器部材1がセラミックパッケージ2の内部に放電空間Sを十分に確保できるとともに、放電用電極4の電極面積を大きくできるので、一対の放電用電極4間で放電を効果的に生じさせることができる。
また、発光装置10は、環状の放電誘発用電極5を備えることによって、不活性ガス6全体をイオン化することができる、特に、放電用電極4付近の不活性ガス6をイオン化することができるので、一対の放電用電極4間で放電が発生しやすくなる。このように、発光装置10は、放電誘発用電極5が放電の始動を容易にするとともに、一対の放電用電極4が効果的に放電を起こすことができる。
発光装置10は、放電灯であり、一対の放電用電極4間での不活性ガス6の放電による発光を利用するものである。また、セラミックパッケージ2およびセラミックパッケージ2の側壁2aに接合された透光性部材3を含む容器部材1と、対向する一対の放電用電極4および放電誘発用電極5とが、発光管(放電管)を構成している。例えば、スマートフォン等の携帯端末装置は、被写体を撮影するためにカメラ機能を有しており、夜間等の暗所での撮影時の照明光源を備えている。発光装置10は、発光管(放電管)を放電させて閃光を発生させるように構成されており、スマートフォン等の携帯端末装置に用いることができる。また、発光装置10は、用途が照明光源に限定されず、例えば急速加熱等の短時間で高出力のエネルギーを必要とする用途等に用いることができる。
容器部材1は、セラミックパッケージ2と、セラミックパッケージ2の側壁2aに接合材7からなる接合層7aを介して取り付けられた透光性部材3とを含んでいる。容器部材1は、放電空間Sを有しており、放電空間Sはセラミックパッケージ2と透光性部材3とによって画定されている。
また、放電用電極4とは、電位差によって気体に絶縁破壊を生じさせて、気体に電流を流すために用いられる電極のことをいい、陽極および陰極で一対である。また、放電誘発用電極とは、放電空間に放電を開始させるために、放電用電極4に追加して設けられる電極であり、一対の放電用電極4間の気体(不活性ガス)をイオン化させることにより、放電の始動を容易にする電極のことをいう。なお、放電誘発用電極5は、トリガー電極ともいう。
発光装置10は、図1ないし図5に示すように、セラミックパッケージ2が、対向する側壁2aに一対の段差部2cを有しており、この一対の段差部2cに一対の放電用電極4が設けられている。また、発光装置10は、長手方向(X方向)の長さが、例えば3.2mm〜50mmであり、短手方向(Y方向)の長さが、例えば1.2mm〜30mmであり、高さが、例えば0.3mm〜5mmであり、図1ないし図5に示すような構成を備えており、小型化、薄型化または低背化を図ることができる。
容器部材1のセラミックパッケージ2が対向する側壁2aに一対の段差部2cを有し、この一対の段差部2cに一対の放電用電極4が設けられている構成について以下に説明する。なお、後述するように、発光装置10において、一対の放電用電極4は、一部が放電空間S内に露出して、一対の放電用電極4間で放電が生じるように設けられていればよい。
セラミックパッケージ2には、図1に示すように、側壁2aに囲まれて放電空間Sとなる凹部2bが設けられている。この凹部2bの形状は、図4(b)に示すような断面視形状が矩形状に限定されるものではなく、放電空間Sとなる凹部2bで放電による発光が生じるような断面視形状であればよい。凹部2bの形状は、例えば断面視形状がV型形状であってもよく、また、セラミックパッケージ2の上方側から下方側に向かって開口の幅が漸次狭くなるような形状であってもよい。
容器部材1は、セラミックパッケージ2に一対の放電用電極4を設けるために、対向する側壁2a(X方向の対向する側壁2a)のそれぞれに段差部2cが設けられており、これらの段差部2cが一対の段差部2cとなっている。すなわち、セラミックパッケージ2は、周縁部の4つの側壁2aで中央部を含む領域を囲むようにして凹部2bが設けられており、長手方向(X方向)において、互いに対向する一対の側壁2aの内周側に一対の段差部2cが設けられており、この一対の段差部2cに一対の放電用電極4が設けられている。このように、容器部材1は、長手方向(X方向)の一対の段差部2c上に一対の放電用電極4を設けることによって、放電空間Sにおいて距離の長い長手方向(X方向)で放電を起こし、より多くの不活性ガス6を励起するので、発光効率を向上させることができる。
また、容器部材1は、セラミックパッケージ2に一対の放電用電極4を設けるために、短手方向(Y方向)において、互いに対向する側壁2a(Y方向において対向する側壁2a)に一対の段差部2cが設けられていてもよい。容器部材1は、短手方向(Y方向)に一対の放電用電極4を設けることによって、一対の放電用電極4間の距離が短くなるので、放電空間Sにおいて放電が生じやすくなる。
図4に示すように、放電用電極4は段差部2cに設けられており、断面視において、段差部2cの上面は、凹部2bの底面2ba(X軸)に対して略平行に設けられている。また、略平行とは、段差部2cの上面と凹部2bの底面2ba(X軸)との成す角度が0°〜±5°の範囲内であることをいう。なお、角度0°が、段差部2cの上面と底面2baとが平行の場合である。
また、段差部2cの上面は、凹部2bの底面2baに向かって傾斜していてもよい。すなわち、段差部2cは、上面が、凹部2bの底面2ba(X軸)に対して10°〜60°の範囲内で傾いていてもよい。傾いた段差部2cの上面に一対の放電用電極4を設けることによって、擬似的ではあるが、一対の放電用電極4は互いに向き合う面積が増加することになる。このように一対の放電用電極4の対向する面積が増加すると、電極寿命の低下を抑制することができる。
また、一対の段差部2cは、凹部2bの底面2baからの高さが略同等となるようにセラミックパッケージ2の側壁2aの内周側に設けられている。一対の段差部2cの底面2baからの高さ(側面2caの高さ)は、例えば10μm〜500μmである。また、略同等とは、他方の段差部2cの底面2baからの高さが、一方の段差部2cの底面2baからの高さに対して65%〜135%の範囲内にあることをいう。
また、セラミックパッケージ2は、実質的に絶縁材料からなり、平面視において略矩形形状を有している。セラミックパッケージ2の絶縁材料の例としては、例えばセラミック材料またはエポキシ樹脂またはポリエステル樹脂等の樹脂材料が挙げられる。また、セラミックパッケージ2は、例えばセラミック材料であって絶縁性の白色を呈する材料からなる。そしてセラミックパッケージ2は、放電で発生した光をセラミックパッケージ2の凹部2bの内壁面で効率よく反射させるために、例えば、可視光領域(およそ400nmから800nmの波長範囲)のすべての波長において反射率が70%以上の白色を呈する材料からなるものを用いることができる。このような材料の例としては、酸化アルミニウム質焼結体(アルミナセラミックス)または低温同時焼成セラミックス等が挙げられる。セラミックパッケージ2が白色を呈することによって、セラミックパッケージ2の凹部2bの内壁面の反射率を高くすることができるので、発光量の低下を抑制することができる。また、容器部材1は、セラミックスからなるセラミックパッケージ2を含むことにより、使用耐性に関して改善される。
図1および図2に示すように、セラミックパッケージ2が略矩形形状を有しているとは、例えば搬送時または実装時などにおける損傷の可能性を低減させることを目的に、セラミックパッケージ2の4つの角部分に内側方向へ曲線状に窪んだ構造を有する形状、また、4つの角部分がC面取りまたはR面取りされた構造を有する形状を含んでいる。また、平面視とは、図1において、上方からZ軸の負方向への視線によるものである。この曲線状の窪みは、セラミックパッケージ2の角部において、セラミックパッケージ2の上面から下面にかけて溝状に設けられている。この窪みの横断面形状は、曲面形状を有している。
また、セラミックパッケージ2が略矩形形状を有しているとは、図1および図2に示すように、容器部材1の下面側に、放電用電極4に接続された外部電極4aおよび放電誘発用電極5に接続された外部電極5aを設けるため、容器部材1の側面に内側方向へ曲線状に凹んだ構造を有する形状を含んでいてもよい。この場合には、この曲線状の凹みの壁面に外部電極4aおよび外部電極5aがそれぞれ設けられる。また、発光装置10は、このように容器部材1の下面に外部電極4a、5aを有する表面実装型にすることができる。そして、発光装置10は、小型化、薄型化または低背化が可能であり、例えば電子機器などに搭載されることが可能となる。電子機器は、例えばデジタルカメラ、カメラ付き携帯電話、カメラ付きスマートフォン等である。
また、曲線状の凹みは、上述の曲線状の窪みと同様に、セラミックパッケージ2の側面においてセラミックパッケージ2の上面から下面にかけて溝状に設けられている。この凹みの横断面形状は曲面形状を有しており、例えば半円形状となっている。なお、この凹みの横断面形状は、半円形状に限らず、半長円形状または半楕円形状等であってもよく、形状は特に限定されない。
透光性部材3は、平面視において略矩形形状を有する透光性無機部材であり、セラミックパッケージ2の凹部2bを塞ぐように接合材7からなる接合層7aを介してセラミックパッケージ2の側壁2aの上面に接合されている。透光性部材3において、略矩形形状とは、例えば組み立て時などにおける損傷の可能性を低減させることを目的に、4つの角部分に外側方向へ曲線状に膨らんだ構造を有する形状を含んでいる。
また、発光装置10においては、図3ないし図5に示すように、セラミックパッケージ2の上面側に位置する側壁2aの内周側に全周にわたって段差部2dを設けて、この全周の段差部2dにセラミックパッケージ2の凹部2bを塞ぐように接合材7からなる接合層7aを介して透光性部材3を接合してもよい。この場合も、容器部材1は、セラミックパッケージ2とセラミックパッケージ2の側壁2aに凹部2bを塞ぐように接合材7からなる接合層7aを介して接合された透光性部材3とで形成された中空の放電空間Sを内部に有することになる。
ここで、透光性部材3における透光性とは、放電空間S内における発光によって放射された光の少なくとも一部の波長が透過できることをいう。透光性部材3を構成する透光性無機部材は、実質的に絶縁材料からなる。絶縁材料の例としてはガラスであり、例えばホウケイ酸ガラスまたは石英ガラス等である。なお、接合材7からなる接合層7aを介してのセラミックパッケージ2と透光性部材3との接合についての詳細は後述する。
放電空間Sは、平面視において略矩形形状を有している。放電空間Sにおいて、略矩形形状とは、例えば組み立て時などにおける損傷の可能性を低減させることを目的に、4つの角部分に外側方向へ曲線状に膨らんだ構造を有する形状を含んでいる。また、容器部材1において、放電空間Sは、縦断面においてセラミックパッケージ2の段差部2cを有する側壁2aで形成される凹部2bと透光性部材3とによって画定される。
放電空間S内には、不活性ガス6が封入されている。不活性ガス6は、例えばキセノン(Xe)、クリプトン(Kr)、アルゴン(Ar)、ネオン(Ne)、ヘリウム(He)を主成分とするもの、もしくはこれらの混合ガスである。
一対の放電用電極4は、図3に示すように、一端部側(側面2ca側)が段差部2cに設けられて、上面の一部が放電空間S内に露出しており、他端部側の残りの部分がセラミックパッケージ2の側壁2aの内部に設けられている。一対の放電用電極4は、図4においては、先端が段差部2cの側面2caと同一面となるように設けられている。また、一対の放電用電極4は、対向部4bが放電誘発用電極5の内周よりも内側に位置していれば、段差部2cの側面2caよりも外側に位置するように段差部2cの上面に設けられていてもよい。
一対の放電用電極4は、図3に示すように、セラミックパッケージ2の互いに対向する側壁2aの段差部2cに設けられているとともに、互いに対向するように配置された対向部4bを有している。このように、一対の放電用電極4は、対向部4bが放電空間S内に互いに対向して位置するように設けられている。すなわち、一対の放電用電極4は、放電空間S内で放電を発生させるために、放電空間S内に少なくとも一部が露出するように、セラミックパッケージ2の側壁2aの段差部2cの上面に設けられている。
また、放電用電極4は、図4に示すように、段差部2cの上面の全てを覆うように設けられている。また、放電用電極4は、段差部2cの上面のY方向の両側の一部が露出するように段差部2cの上面に設けられていてもよい。
一対の放電用電極4は、段差部2cの上面に設けられているので、放電用電極4とセラミックパッケージ2の底面2baとの間での放電が生じにくく、発光効率の低下を抑制することができる。
また、図3に示すように、一対の放電用電極4は、互いの先端部が対向部4bであり、先端同士が互いに対向するように放電空間S内に配置されている。また、一対の放電用電極4の対向部4b間の間隔は、例えば3mm〜20mmである。
また、対向する一対の段差部2cのそれぞれの高さ(側面2caの高さ)は、他方の段差部2cの底面2baからの高さが、一方の段差部2cの底面2baからの高さに対して65%〜135%の範囲内になるように設けられる。したがって、Z方向において、一対の段差部2cのそれぞれの高さは上記の範囲内にあり、この段差部2cに一対の放電用電極4が設けられる場合には、一対の放電用電極4は、互いに対向するように配置された対向部4bを有しているものとする。すなわち、Z方向において、一対の放電用電極4は、対向部4bが上記の範囲内でずれていてもよい。また、一対の放電用電極4は、Z方向において互いに対向するように配置された対向部4bを有していれば、放電用電極4がY方向にずれていてもよい。
一対の放電用電極4は、図1ないし図3に示すように、セラミックパッケージ2の長手方向(X方向)のそれぞれの側面において、容器部材1の放電空間S内から外部電極4aによって容器部材1の下面側に引き出されており、放電用電極4と外部電極4aとは、電気的および物理的に接続されている。なお、外部電極4aは、容器部材1の下面に設けられている電極も含んでいる。また、外部電極4aの材料例は、例えばタングステン、モリブデン、マンガン、ストロンチウム、ランタンまたは白金等である。
また、一対の放電用電極4のうち、一方の放電用電極4が陽極であり、他方の放電用電極4が陰極である。放電用電極4が陽極の場合には、放電用電極4の材料例は、タングステンなどを含む高融点金属である。また、放電用電極4が陰極の場合には、放電用電極4の材料例は、主成分であるタングステンの他に、電子放出特性に優れた酸化ランタン、酸化イットリウムまたは酸化セリウムを含んでいてもよい。放電用電極4は、電極の厚みが、例えば5μm〜500μmである。
放電誘発用電極5は、図3に示すように、環状の形状を有しており、一対の放電用電極4の下方に位置するとともに、平面透視において凹部2bを囲むようにセラミックパッケージ2の内部に設けられている。また、放電誘発用電極5は、図2に示すように、環状の形状を有しており、凹部2bの底面2ba(底部)を囲むように設けられている。放電誘発用電極5は、凹部2bがV型形状の場合には、一対の放電用電極4の下方に位置するとともに、凹部2bの底面2ba(底部)を囲むように、または凹部2bの内壁面に近接するようにセラミックパッケージ2の内部に設けることができる。なお、放電誘発用電極5は、図3(b)においては点線で示している。
このように、環状の放電誘発用電極5は、凹部2bの底面2baを囲むとともに放電空間Sに露出しないようにセラミックパッケージ2の内部に設けられているので、発光装置10では、放電空間S内で放電誘発用電極5が起因となるような発光の乱反射が生じにくくなる。また、発光装置10では、発光の妨げにならないように、環状の放電誘発用電極5が放電空間Sに露出しないように一対の放電用電極4の下方のセラミックパッケージ2の内部に設けられているので、発光量の低下が抑制される。
また、放電誘発用電極5は、一対の放電用電極4の下方に位置しており、放電空間S内に露出しないように、容器部材1のセラミックパッケージ2の内部に設けられている。すなわち、放電誘発用電極5は、図3および図4に示すように、セラミックパッケージ2の内部の側壁2aの周辺部に設けられているので、X方向またはZ方向において、放電用電極4と放電誘発用電極5との距離を短くすることができる。これにより、放電誘発用電極5によって放電空間S内での放電が誘発されやすくなる。また、一対の放電用電極4は、図3に示すように、平面透視において対向部4bが環状の放電誘発用電極5の内周よりも内側に位置している。
また、放電誘発用電極5は、電極の厚みが例えば5μm〜300μmであり、電極の幅が例えば30μm〜500μmである。
また、平面透視で放電用電極4と放電誘発用電極5とが重なっている領域において、Z方向における放電用電極4と放電誘発用電極5との間隔は、例えば25μm〜300μmである。環状の放電誘発用電極5が放電用電極4に接触しない範囲であれば、放電を誘発しやすくするために、距離を短くすることができる。
また、セラミックパッケージ2の側壁2aの内周面(側面2ca)と放電誘発用電極5の内周との距離は、例えば10μm〜500μmである。この距離は、環状の放電誘発用電極5が側壁2aの内周面に露出しない範囲であれば、放電を誘発しやすくするために、短くすることができる。
放電誘発用電極5は、図1ないし図3に示すように、セラミックパッケージ2の短手方向(Y方向)のそれぞれの側面において、容器部材1の内部から外部電極5aによって容器部材1の下面側に引き出されており、放電誘発用電極5と外部電極5aとは、電気的および物理的に接続されている。なお、外部電極5aは、容器部材1の下面に設けられている電極も含んでいる。また、外部電極5aの材料例は、例えばタングステン、モリブデン、ストロンチウム、ランタン、マンガンまたは白金等である。また、放電誘発用電極5の材料例は、タングステン、モリブデン、ストロンチウム、ランタン、マンガンまたは白金などの高融点金属である。発光装置10は、放電誘発用電極5を含んでいることにより、予備放電を行なえるものになる。したがって、発光装置10は、一対の放電用電極4および放電誘発用電極5によって、主放電の開始が安定することになる。
上述のように、透光性部材3は、図3ないし図5に示すように、接合材7からなる接合層7aを介してセラミックパッケージ2の側壁2aに接合されている。また、発光装置10は、図3ないし図5に示すように、段差部2dがセラミックパッケージ2の側壁2aの内周側に全周にわたって設けられており、その段差部2dに透光性部材3が接合材7からなる接合層7aを介して接合されている。
接合材7は、白色を呈するガラスであり、このガラスに酸化物系セラミック粉末が含まれていることから、酸化物系セラミック粉末の分子がガラスの分子間に存在することになる。特に、セラミックパッケージ2と透光性部材3の材料のガラス等との接合性が良好であるものとして、低融点ガラスを用いることができる。低融点ガラスとは、融点が400℃〜650℃の範囲にあるガラスをいう。
接合材7は、例えば、酸化ビスマス、酸化亜鉛または酸化ケイ素を主成分とする低融点ガラスに酸化物系セラミック粉末としてアルミナ(酸化アルミニウム、Al)粉末またはジルコニア(二酸化ジルコニウム、ZrO)粉末を添加したものである。
低融点ガラスおよび酸化物系セラミック粉末は、それぞれ同程度の粒径のものを粉末状態で3本ロールを用いて混合してペースト化する。そのため、低融点ガラス内に添加した酸化物系セラミック粉末は低融点ガラス内に均一に分散した状態であるので、ガラスの溶融温度が大きく変わることはない。また、低融点ガラスおよび酸化物系セラミック粉末は、共に酸化物であるため、両者の間で接合性が良く、低融点ガラスと酸化物系セラミック粉末との間で空隙等が生じにくい。さらに、酸化ビスマス系低融点ガラスは、熱膨張係数、ガラス転移点、軟化温度等のガラス特性を酸化亜鉛、酸化ケイ素、酸化ホウ素、アルカリ土類金属酸化物の微量添加による組成制御によって調整することが可能なため、接合対象物に合わせた材料設計ができる。
なお、セラミックパッケージ2と透光性部材3との接合は、例えば加熱温度が500℃〜700℃で行なわれる。ここで、酸化ビスマス、酸化亜鉛または酸化ケイ素を主成分とする低融点ガラスとは、その主成分が50〜90質量%で構成され、残りの成分として酸化ビスマス、酸化亜鉛、酸化ケイ素、酸化ホウ素、アルカリ土類金属酸化物のいずれかを含むガラスのことをいう。
また、酸化物系セラミック粉末は、例えば、可視光領域(およそ400nmから800nmの波長範囲)のすべての波長において反射率が70%以上の白色を呈する材料からなる粉末のことをいい、そのような材料としては、アルミナ以外には例えばジルコニア等である。また、酸化物系セラミック粉末は、白色を呈しているので、低融点ガラスに添加することによって反射率を高めることができる。
このように、発光装置10は、図3ないし図5に示すように、セラミックパッケージ2と透光性部材3とが接合材7からなる接合層7aを介して接合されており、接合層7aが段差部2dと透光性部材3との間に位置しており、接合層7aの一部が放電空間S内に面している。
接合材7は、具体的には、酸化ビスマスを主成分とする低融点ガラスにアルミナ粉末またはジルコニア粉末を添加したものであり、例えばBi/SiO/Bを含む低融点ガラスにアルミナ粉末が添加されている。また、酸化亜鉛を主成分とする低融点ガラスにアルミナ粉末またはジルコニア粉末を添加したものであり、例えばZnO/SiO/B/RO(Rはアルカリ金属でリチウム、ナトリウムまたはカリウム)を含む低融点ガラスにアルミナ粉末またはジルコニア粉末が添加されている。また、酸化ケイ素を主成分とする低融点ガラスにアルミナ粉末またはジルコニア粉末を添加したものであり、例えばSiO/RO/RO(Rはアルカリ金属でリチウム、ナトリウムまたはカリウム)を含む低融点ガラスにアルミナ粉末が添加されている。
ここで、接合材7として、白色を呈する低融点ガラスが酸化ビスマスを主成分とするものであり、酸化物系セラミック粉末がアルミナ粉末である場合について以下に説明する。
図7には、アルミナ添加量(質量%)と反射率との関係およびアルミナ添加量(質量%)とHeリークレートとの関係を示している。図7では、酸素雰囲気中において、セラミックパッケージ2と透光性部材3とが接合材7で接合される場合におけるアルミナ粉末添加量(質量%)と反射率との関係およびアルミナ粉末添加量(質量%)とHeリークレートとの関係を示している。
また、接合材7は、アルミナ粉末添加量が0質量%の場合には低融点ガラスのみであり、また、アルミナ粉末添加量が100質量%の場合にはアルミナ粉末のみである。ただし、アルミナ粉末添加量が100質量%の場合は、接合材としては機能しない。また、接合材7は、例えばアルミナ粉末添加量が40質量%の場合は低融点ガラスが60質量%であることを示している。
ここで、図7に示す反射率とHeリークレートについてそれぞれ以下に説明する。
反射率は、酸化ビスマスを主成分とする低融点ガラスに対してアルミナ粉末の添加量を変えたものについての値を示している。反射率は、透光性部材3上にアルミナ粉末を添加した低融点ガラスを100nm程度の厚みで塗布し、セラミックパッケージ2の製造プロセスと同じ熱履歴を加えて作製したサンプルを用いて、分光光度計によって可視光領域にて測定した。
また、Heリークレートは、Heリーク試験で得られるものであり、セラミックパッケージ2と透光性部材3との接合による容器部材1の気密性を評価するものである。測定方法は、まず、容器部材1(セラミックパッケージ2と透光性部材3とが接合されたもの)をHe加圧下に置く。そして、仮にHe加圧下におかれた容器部材1にリークパス(気密性が破壊された部分)が存在する場合には、リークパスからHeが容器部材1の内部に入ることになる。したがって、容器部材1の内部に入ったHeを真空引きして効率的に容器部材1の内部から取り出して、検出されたHeガス量からHeリークレートを求めることができる。
容器部材1は、接合材7からなる接合層7aを介して、セラミックパッケージ2に対して透光性部材3が取り付けられたものであり、接合層7aが側壁2aの段差部2dと透光性部材3との間に位置しており、接合層7aの一部が放電空間S内に面している。したがって、容器部材1の放電空間S内で一対の放電用電極4間の放電によって発生した光は、一部が接合層7aに入射されることになる。例えば、接合層7aに入射した光は、一部の光が接合層7aで反射され、残りの光が接合層7aを透過して内部で拡散反射されて容器部材1の内部または外部に放射されたり、接合層7aの内部に吸収されたりするので、容器部材1は、接合層7aで光の損失が生じやすくなる。このように、接合層7aでの光の損失によって、発光装置10は、発光量の低下が生じてしまうおそれがある。
しかしながら、発光装置10は、接合材7からなる接合層7aを介してセラミックパッケージ2と透光性部材3とが接合されており、接合材7が酸化ビスマスを主成分とする低融点ガラスにアルミナ粉末を添加したものであるので、図7に示すように、アルミナ粉末添加量が増加するにつれて反射率が高くなっている。例えば、アルミナ粉末添加量が10質量%の場合には、反射率が50%となっており、アルミナ粉末を添加しないアルミナ粉末添加量が0質量%の場合の反射率30%よりも高くなっている。発光装置10は、接合材7にアルミナ粉末を添加することによって反射率が高くなっているが、反射率をさらに向上させるために、低融点ガラスに対するアルミナ粉末添加量を20質量%以上とするとよい。
したがって、発光装置10において、接合層7aに入射した光は、接合層7aの反射率が高くなることによって、放電空間S内に反射される光量が多くなり、発光量の低下を抑制することができる。このように、接合層7aの反射率の向上によって、発光装置10は、例えば、接合層7aで反射した光が一対の放電用電極4の上面(表面)に入射し、入射した光が放電用電極4の上面(表面)で反射されて透光性部材3を透過して外部に放射されることになり、発光量の低下を抑制することができる。また、発光装置10は、接合層7aで反射した光がセラミックパッケージ2内部の内壁面に入射し、入射した光が内壁面で反射されて透光性部材3を透過して外部に放射されることになり、発光量の低下を抑制することができる。
また、一方、図7に示すように、アルミナ粉末添加量が増加するにつれて、気密性の低下が生じやすくなり、容器部材1の内部に封入された不活性ガス6の気密性を保持するためには、発光装置10は、Heリークレートが1.0×10−10Pa・m/secよりも小さいことが好ましい。なお、図7のグラフでは1.0×10−10を1.0E−10と表示している。したがって、発光装置10は、低融点ガラスに対するアルミナ粉末添加量を40質量%以下とすることが好ましい。なお、接合性または気密性の観点からは、アルミナ粉末添加量を50質量%未満とすることが好ましい。
したがって、発光装置10は、反射率と気密性との両立を考慮して、低融点ガラスに対するアルミナ粉末添加量を20質量%以上40質量%以下の範囲とすることができる。
また、図8には、非酸素雰囲気中において、セラミックパッケージ2と透光性部材3とが接合材7で接合される場合におけるアルミナ粉末添加量(質量%)と反射率との関係およびアルミナ粉末添加量(質量%)とHeリークレートとの関係を示している。図8では、非酸素雰囲気中において、発光装置10のセラミックパッケージ2と透光性部材3とが接合材7からなる接合層7aを介して接合される場合のアルミナ粉末添加量と反射率およびHeリークレートとの関係を示している。図8において、非酸素雰囲気中は窒素雰囲気中である。
一対の放電用電極4は、放電時の熱に耐えられるように、タングステンまたはモリブデン等の高融点金属材料が用いられる。ただし、高融点金属材料は、酸化されやすい性質を有している。一対の放電用電極4として、例えばタングステンが用いられている場合には、酸素雰囲気中においてセラミックパッケージ2と透光性部材3とを接合材7からなる接合層7aを介して接合を行なうと、接合層7aが酸化されて、放電用電極としての機能が低下して、放電効率の低下が生じやすくなる。さらに、放電用電極4の酸化が進行すると放電しなくなる。したがって、セラミックパッケージ2と透光性部材3とは、一対の放電用電極4に酸化しやすい金属材料が用いられる場合には、一対の放電用電極4の酸化を抑制するために非酸素雰囲気中で接合される。
上述のように、セラミックパッケージ2と透光性部材3との接合は非酸素雰囲気で行なわれているが、非酸素雰囲気中は窒素雰囲気中に限らない。非酸素雰囲気中でのセラミックパッケージ2と透光性部材3との接合は、例えば、真空中またはフォーミングガス(水素とアンモニアの混合ガス)中であってもよく、また、還元性雰囲気中であればよい。なお、真空中では、加熱によって酸化ビスマスの解離(還元)が生じて亜酸化状態から金属状態になりやすい。また、フォーミングガス中では水素ガスの還元作用によって酸化ビスマスが亜酸化状態から金属状態になりやすい。
図8に示すように、窒素雰囲気中においてアルミナ粉末添加量が0質量%の場合には、反射率が10%となっている。この理由は以下の通りである。すなわち、窒素雰囲気中において、接合材7からなる接合層7aを介してセラミックパッケージ2と透光性部材3とを接合すると、雰囲気中の窒素の還元性によって、酸化ビスマスは酸素が奪われて、亜酸化状態になりやすい。これによって、接合材7は、ビスマスの金属成分の色になりやすく、黒色化されて、反射率が酸素雰囲気中で接合した場合よりも低くなる。したがって、反射率は、酸素雰囲気中においてアルミナ粉末添加量が0質量%の場合の反射率30%よりも低くなっている。
添加されたアルミナ粉末は、亜酸化状態の酸化ビスマスに対して酸素を供給することになり、これによって、亜酸化状態の酸化ビスマスはアルミナ粉末から酸素を貰うことで酸化が進行して元の酸化ビスマスの白色を維持することができるので、反射率の低下を抑制することができる。さらに、白色を呈するアルミナ粉末の添加によっても、反射率を高くすることができる。
接合材7は、酸化ビスマスを主成分とする低融点ガラスにアルミナ粉末を添加したものであり、図8に示すように、低融点ガラスに対するアルミナ粉末添加量が増加するにつれて反射率が高くなっている。例えば、アルミナ粉末添加量が10%の場合には反射率が25%となっており、アルミナ粉末を添加しないアルミナ粉末添加量が0質量%の場合の反射率10%よりも高くなっている。
このように、アルミナ粉末の添加は、反射率を高くするとともに、亜酸化状態の酸化ビスマスに酸素を供給することによって、酸化ビスマスが亜酸化状態になることを抑制して、酸化ビスマスの白色を維持して、反射率の低下を抑制することができる。
発光装置10は、アルミナ粉末を添加することによって反射率が高くなっているが、反射率をさらに向上させるために、低融点ガラスに対するアルミナ粉末添加量を20質量%以上とすることができる。
したがって、発光装置10によれば、接合層7aに入射した光は、接合層7aの反射率が向上することによって、放電空間S内に反射される光量が多くなり、発光量の低下を抑制することができる。このように、発光装置10によれば、接合層7aの反射率の向上によって、例えば接合層7aで反射した光が一対の放電用電極4の上面(表面)に入射し、入射した光が放電用電極4の上面(表面)で反射されて透光性部材3を透過して外部に放射されることになり、発光量の低下を抑制することができる。また、発光装置10は、例えば接合層7aで反射した光がセラミックパッケージ2内部の内壁面に入射し、入射した光が内壁面で反射されて透光性部材3を透過して外部に放射されることになり、発光量の低下を抑制することができる。
また、一方、図8に示すように、アルミナ粉末添加量が増加するにつれて、気密性の低下が生じやすくなり、容器部材1の内部に封入された不活性ガス6の気密性を保持するためには、Heリークレートが1.0×10−10Pa・m/secよりも小さくてもよい。なお、図8のグラフにおいても1.0×10−10を1.0E−10と表示している。したがって、発光装置10は、低融点ガラスに対するアルミナ粉末添加量が40質量%以下であってもよい。
このように、発光装置10は、反射率と気密性とを両立させることを考慮すると、低融点ガラスに対するアルミナ粉末添加量は20質量%以上40質量%以下の範囲内にあってもよい。
また、図9には、アルミナ粉末添加量(質量%)と発光量比率(%)との関係を示している。図9では、接合材7のアルミナ粉末添加量が0質量%の場合には低融点ガラスのみであり、また、アルミナ粉末添加量が100質量%の場合にはアルミナ粉末のみである。ただし、アルミナ粉末添加量が100質量%の場合は、接合材としては機能しない。また、接合材7は、例えば、アルミナ粉末添加量が40質量%の場合は低融点ガラスが60質量%であることを示している。
ここで、図9に示す発光量比率について説明する。発光量比率は、アルミナ粉末添加量が0質量%の場合を基準に、アルミナ粉末添加量を増やしたときの発光量の比率を示している。低融点ガラスにアルミナ粉末添加量を増やしていくと、アルミナ粉末添加量が40質量%まで発光装置の発光量が改善することが分かる。さらにアルミナ粉末添加量を増やした場合は、接合材7の低融点ガラス量が少なくなるため、発光装置の気密不良が発生することにより測定不可であった。なお、発光量の測定は、測定計器はコニカミノルタ製CM-A148を用いて、測定波長領域は360nm以上740nm以下とし、全光束測定によって発光量を測定した。
ここで、発光装置10の製造方法について以下に説明する。
セラミックパッケージ2は、互いに積層された複数の絶縁層で構成されている。絶縁層は、例えば酸化アルミニウム質焼結体、窒化アルミニウム質焼結体、炭化珪素質焼結体、窒化珪素質焼結体、ムライト質焼結体またはガラスセラミックス等のセラミック材料等の電気絶縁材料から成るものである。セラミックパッケージ2は、例えば、セラミックグリーンシート積層法等を用いて、複数層のセラミックグリーンシートを積層することで形成される。
セラミックパッケージ2が、例えば酸化アルミニウム質焼結体からなる場合であれば、まず、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化カルシウムまたは酸化マグネシウム等の原料粉末に適当な有機バインダーおよび溶剤等を添加混合して泥漿状にする。その後、これをドクターブレード法等のシート形成方法によってシート状にすることによって、絶縁層となるセラミックグリーンシートを得る。
そして、セラミックパッケージ2の一対の放電用電極4および放電誘発用電極5等の構成に応じて、例えば、セラミックグリーンシートにスクリーン印刷等を用いて、一対の放電用電極4および放電誘発用電極5となるペースト層を形成する。また、同様にして、セラミックグリーンシートにスクリーン印刷等を用いて、セラミックパッケージ2の下面の外部電極4aおよび外部電極5aとなるペースト層を形成する。
また、セラミックパッケージ2の側面の外部電極4aおよび外部電極5aは、同様にして、セラミックグリーンシートにスクリーン印刷等を用いて、外部電極4aおよび外部電極5aとなるペースト層を形成する。そして、セラミックグリーンシート積層法等を用いて、外部電極4aおよび外部電極5aの位置に打ち抜き加工された複数層のセラミックグリーンシートを積層することで形成される。
また、セラミックパッケージ2の凹部2bを形成するために、セラミックグリーンシートに打ち抜き金型等を用いた孔加工方法によって凹部2bとなる貫通孔を形成する。
セラミックパッケージ2が、例えばセラミック材料からなる場合には、それぞれの電極には、例えばタングステン(W)、モリブデン(Mo)、モリブデン−マンガン(Mo−Mn)、銅(Cu)、銀(Ag)または銀−パラジウム(Ag−Pd)等の金属材料を用いることができる。
上述したセラミックパッケージ2用のセラミックグリーンシートを作製する工程において、電極となる導体ペーストは、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、モリブデン−マンガン(Mo−Mn)、銅(Cu)、銀(Ag)または銀−パラジウム(Ag−Pd)等の粉末に適当な有機バインダーおよび溶媒等を添加混合して得られる。この導体ペーストを、セラミックパッケージ2となるセラミックグリーンシートに対して、予めスクリーン印刷法を用いて所定のパターンに印刷塗布しておくことにより、ペースト層を形成する。その後、セラミックパッケージ2となる積層された複数のセラミックグリーンシートと同時に焼成することによって、セラミックパッケージ2の所定位置に、一対の放電用電極4、放電誘発用電極5、外部電極4aおよび外部電極5aが被着形成される。
これらのセラミックグリーンシートを適当な大きさに切断して、セラミックパッケージ2の構成となるように複数のセラミックグリーンシートを積層して積層体を作製する。その後、この積層体を還元雰囲気中で約1600℃の温度で焼成することによって、複数の絶縁層が積層されたセラミックパッケージ2が作製される。また、還元雰囲気中は、例えば窒素雰囲気中である。
上述のようにして、セラミックパッケージ2は、一対の放電用電極4および放電誘発用電極5が設けられ、側面および下面には放電用電極4に接続された外部電極4aおよび放電誘発用電極5に接続された外部電極5aが設けられることになる。
このセラミックパッケージ2に対して、凹部2bを塞ぐように接合材7からなる接合層7aを介して透光性部材3を接合する。
酸素雰囲気中において接合を行なう場合には、次のような方法によって行なうことができる。すなわち、セラミックパッケージ2と透光性部材3との接合領域の形状に合わせてスクリーン印刷法を用いて、接合材7としてのガラスペースト(アルミナ粉末を添加した低融点ガラスに適当なバインダーおよび溶剤等を添加混合して得られたもの)を側壁2aまたは透光性部材3の接合領域に塗布する。次に、透光性部材3またはセラミックパッケージ2の形状に合わせたアライメント治具を用いて、セラミックパッケージ2の側壁2aの段差部2dに透光性部材3を落とし込んで、例えば200℃〜300℃の加熱温度で、接合材7に含まれる溶剤成分またはバインダー成分を除去するための脱バインダーを行なう。次に、例えば500℃〜700℃の加熱温度で、セラミックパッケージ2と透光性部材3とを接合する。これらの工程によって、容器部材1を得ることができる。
なお、例えば放電用電極4がタングステン等の酸化しやすい金属材料であっても、加熱温度が200℃〜300℃では酸化しにくい。
また、非酸素雰囲気中において接合を行なう場合には、酸素雰囲気中で接合を行なう場合と同様の方法によって接合する。なお、200℃〜300℃の加熱温度で、接合材7としてのガラスペーストに含まれる溶剤成分またはバインダー成分を除去する脱バインダーを、酸素雰囲気中で行なってもよい。
また、例えばセラミックパッケージ2には容器部材1に不活性ガス6を導入するためのガス導入孔(図示せず)が設けられており、そのガス導入孔を通して、容器部材1の内部に不活性ガス6(Xeガス)が導入される。なお、ガス導入孔は、不活性ガス6の導入後に封止される。
次に、接合材7として、白色を呈する低融点ガラスに酸化物系セラミック粉末を添加する方法について説明する。
接合材7は、粉末からなる酸化ビスマスを主成分とする低融点ガラスと粉末からなるアルミナとを適当な溶剤もしくはバインダーを用いて乳鉢により粉末を解砕しながら混合し、さらに、3本ロール等を用いて分散させることで得られる。
また、酸化ビスマスを主成分とする低融点ガラスは、例えば粒径が0.5μm〜10μmの粉末であり、アルミナ粉末は、例えば粒径が0.2μm〜10μmである。
本発明は、上述の実施の形態の発光装置10に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。以下に本発明の他の実施の形態について説明する。なお、他の実施の形態に係る発光装置のうち、実施の形態に係る発光装置10と同様な部分については、同一の符号を付して適宜説明を省略する。
発光装置10Aは、図6(a)に示すように、一対の放電用電極4が側壁2aの内周面に沿って下方側(底面2ba側)に延在するような構成であってもよい。この場合には、一対の放電用電極4は、下方側に延在して内周面に設けられた部分が対向部4bである。
また、一対の放電用電極4は、放電空間S内に露出しており、不活性ガス6(Xe)中において、露出している一方の放電用電極4から、対向する他方の放電用電極4に対して電極間距離が一番短い部分に対して放電することになる。このとき、放電用電極4は、局所的に放電した部分が摩耗して丸みを帯びることになり、次回の放電では、一方の放電用電極4の別の箇所から他方の放電用電極4に対して放電することになる。
また、発光装置10Bは、図6(b)に示すように、一対の放電用電極4は、側壁2aの内部から内周面に到達するようにセラミックパッケージ2の側壁2aに設けられ、内周面に到達した部分から側壁2aの内周面(側面2ca)に沿って下方側(底面2ba側)に延在するように設けられてもよい。この場合には、一対の側壁2aの内周面(側面2ca)に設けられた箇所が、放電用電極4の対向部4bである。

Claims (4)

  1. 内部に放電空間となる凹部が設けられたセラミックパッケージおよび該セラミックパッケージに前記凹部を塞いで接合材からなる接合層を介して取り付けられた透光性無機部材を有する容器部材と、
    前記放電空間内に封入された不活性ガスと、
    前記セラミックパッケージの前記凹部内に互いに間を空けて配置された一対の放電用電極とを備えており、
    前記接合材は、白色を呈するガラスからなり、酸化物系セラミック粉末を含んでいることを特徴とする発光装置。
  2. 前記ガラスは、酸化ビスマス、酸化亜鉛または酸化ケイ素のいずれかを主成分とする低融点ガラスであることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記酸化物系セラミック粉末は、アルミナ粉末であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記セラミックパッケージの内部に、前記一対の放電用電極の下方に位置するとともに前記凹部を囲むように環状の放電誘発用電極を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の発光装置。
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