JPWO2016009732A1 - バルブの再生方法および再生装置 - Google Patents

バルブの再生方法および再生装置 Download PDF

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Abstract

バルブ(50)の弁箱(53)に弁蓋(54)を組み付けている古いボルト(55)及びナット(56)を、新しいボルト(2B)及びナット(5N)に交換する交換工程と、交換後に、バルブ(50)の弁箱(53)よりも上の弁蓋(54)を含む上部構造(59)を、作業弁(V)付のタンク(T)で囲繞する囲繞工程と、タンク(T)の外から操作して新しいボルト(2B)又はナット(5N)を取り外す工程と、作業弁(V)を開閉して上部構造(59)および弁蓋(54)内の弁体(5V)を取り出す取出工程と、上部構造(59)または新しい弁蓋(54)と新しい弁体(5V)とを弁箱(53)に組み付ける組付行程とを備える。

Description

本発明はバルブの再生方法および再生装置に関する。
既設の管路に長年にわたって設置された仕切弁は、錆の発生や異物の混入により、作動不良を起こしている場合が多い。弁体がラバーの場合、弁体自体が劣化していることが多い。このような場合に予め備え、不断流下において、弁箱を残したまま弁体を取り換える再生方法は公知である(特許文献1)。
JP2012−237387A(要約) JP2007−177945A(要約) JP2012−207719A(要約) JP2014−119012A(要約) JP2014−29194A(要約) JP2014−29195A(要約)
しかし、前記特許文献1の発明は、新たにバルブを設置する場合には適用できても、既設の例えばJIS規格等の一般的な既設バルブについては再生することができない。
したがって、本発明の目的は、不断流下で、既設の仕切弁を再生することのできる再生方法および再生装置を提供することである。
また、既設の仕切弁の弁箱の弁蓋との接合面は、シール用のラバーが劣化している場合等が考えられる。この場合、前記弁箱の前記接合面の清掃を行わないと、前記接合面をシールできないおそれがある。しかし、前記各文献には、かかる清掃に関して開示されていない。
したがって、本発明の別の目的は、不断流下で、既設の仕切弁の弁箱の弁蓋との接合面を清掃することのできる再生方法および再生装置を提供することである。
本発明方法は、1つの局面において、前記バルブの弁箱に弁蓋を組み付けている古いボルト及びナットを、新しいボルト及びナットに交換する工程と、
前記交換後に、前記バルブの弁箱よりも上の前記弁蓋を含む上部構造を、作業弁付のタンクで囲繞する工程と、
前記タンクの外から操作して前記新しいボルト又はナットを取り外す工程と、
前記作業弁を開閉して前記上部構造および前記弁蓋内の弁体を取り出す工程と、
前記上部構造または新しい弁蓋と新しい弁体とを前記弁箱に組み付ける工程とを備える。
この局面において、既設のバルブの弁箱については、そのまま残し、前記弁箱よりも上の弁蓋などの上部構造や弁体を取り換える。そのため、バルブ全体をタンクで囲繞する必要がなく、施工のための掘削や装置の小型化を図り得る。
また、前記上部構造を囲繞するタンクを用いるので、例えばJIS規格などの一般的な既設バルブを再生することができる。
また、前記囲繞工程に先立って、弁箱に弁蓋を組み付けている古いボルト及びナットを新しいボルト及びナットに交換するので、後の工程において、タンクの外から操作して、前記新しいボルト又はナットを取り外す作業を確実に実行することができる。
本発明方法は別の局面において、管路の流体の流れ方向に直交する方向に移動する仕切弁体3を有し、既設の管路に設置されたバルブ1を不断流下において再生する方法であって、
前記バルブ1の弁箱53よりも上の弁蓋54を含む少なくとも上部構造59を作業弁V付のタンクTで囲繞する工程と、
前記弁蓋54のフランジ54Fを前記弁箱53のフランジ53Fから離間させて、前記弁箱53の前記フランジ53Fの上面を露出させる工程と、
前記タンクTの外から操作される清掃具Swで、前記弁箱53の前記フランジ53Fの前記上面を清掃する工程と、
前記仕切弁体3とは別の新しい仕切弁体を含む上部構造を前記弁箱53に組み付ける組付工程とを備える。
本発明装置は、管路の流体の流れ方向D1に直交する移動方向D2に移動する仕切弁体3を有し既設の管路に設置されたバルブ1を再生するための再生装置であって、
前記バルブ1の弁箱53よりも上の弁蓋54を含む、少なくとも上部構造59を囲繞する作業弁V付のタンクTと、
前記弁蓋54のフランジ54Fに接合された前記弁箱53のフランジ53Fの上面を清掃するために、前記タンクTの外から操作される清掃具Swとを備える。
これらの方法および装置では弁箱53のフランジ53Fの上面を露出させた状態において、同フランジ53Fの上面を清掃することができる。したがって、同弁箱53のフランジ53Fの上面に沿って流体が漏れるのを防止し得る。
本別の局面において、「弁蓋54を含む少なくとも上部構造59を囲繞する」とは、タンクTが既設のバルブ1の全体を覆う場合も含むことを意味する。
図1Aおよび図1Bは本発明の実施例1にかかるバルブの再生方法の工程を示す側面図である。 図2Aおよび図2Bは同一部断面して示す側面図である。 図3は同一部断面して示す側面図である。 図4は同一部断面して示す側面図である。 図5は同一部断面して示す側面図である。 図6は同一部断面して示す側面図である。 図7Aおよび図7Bは同一部断面して示す側面図である。 図8は完成した再生バルブを止水状態で示す一部断面した側面図である。 図9は完成した再生バルブを開弁状態で示す一部断面した正面図である。 図10は実施例2にかかる再生方法の工程を示す側面図である。 図11は同実施例の工程を示す正面図である。 図12Aおよび図12Bは実施例3にかかるバルブの再生方法の工程を示す側面図および一部断面した正面図である。 図13Aおよび図13Bは同側面図および一部断面した正面図である。 図14Aおよび図14Bは同一部断面した正面図である。 図15は同一部断面した正面図である。 図16Aおよび図16Bは同側面図および一部断面した正面図である。 図17は同一部断面した正面図である。 図18Aおよび図18Bは同一部断面した正面図である。 図19は下部タンクの横断面図である。 図20は清掃具の一例を示す断面図である。 図21は引上具の一例を示す断面図である。
本発明方法の前記1つの局面において、好ましくは、前記交換する工程は前記バルブの弁箱に弁蓋を組み付けている古いボルト及びナットを、前記弁箱のフランジに固定された新しいナットと前記弁蓋のフランジを貫通し前記新しいナットに螺合する新しいボルトに交換することにより実行される。
この場合、弁蓋のフランジを貫通する新しいボルトに予め交換する。そのため、後の工程において、新しいナットではなく新しいボルトを取り外すなどの作業が容易になるであろう。
より好ましくは、コンクリートを打設して前記弁箱の一部または全部をコンクリートブロックで覆う工程と、
前記コンクリートブロックの表面と前記タンクのフランジとの間にシール部材を介挿して、前記コンクリートブロックに前記タンクを組み付ける工程とを更に備える。
この場合、コンクリートブロックが弁箱の一部又は全部を囲繞する。そのため、作業用のタンクが可及的に小さくなる。
更に好ましくは、前記交換する工程において前記新しいナットとして袋ナットが用いられ、前記コンクリートブロックで覆う工程において前記袋ナットが前記コンクリートブロック内に埋設される。
この場合、袋ナットはコンクリートブロック内に埋設される。そのため、新しいボルトを不断流下において袋ナットにねじ込む際に、同ナットの回り止めが可能になる。また、袋ナットは一端が閉塞しているので、打設中のコンクリートが袋ナットのネジ山内に入るのが防止される。
好ましくは、前記バルブに接続された既設管または前記バルブに連結具を介して前記タンクを連結する連結工程を更に備える。
この場合、連結具がタンクと既設管等との間を連結し、そのため、水圧(流体圧)によりタンクが上方に浮き上がるのを阻止することができる。
好ましくは、前記取外工程に先立って、前記弁蓋が前記弁箱から離れるのを阻止する弁蓋押えにより前記弁蓋を押さえる押え工程を更に備える。
この場合、弁蓋押さえにより弁蓋を押さえることで作業中に弁蓋と弁箱との間から水(流体)が噴出するのを阻止できる。そのため、タンクに作業弁を付けることなく、前記新しいボルト又はナットの取外工程を実行することができる。
本発明方法の別の局面において、好ましくは、前記タンクTの外から操作され前記弁蓋54のフランジ54Fを上方から押える弁蓋押えShで前記弁蓋54を押える工程と、
前記弁蓋20を押えた状態で、前記弁箱53の前記フランジ53Fと前記弁蓋54のフランジ54Fとを締結するボルト2Bを取り外す工程とを更に備え、
前記露出させる工程の際に前記押え具SFにより前記弁蓋54を押えた状態を解除することを特徴とする。
この場合、弁蓋押さえにより弁蓋をおさえることで作業中に弁蓋と弁箱との間から水(流体)が噴出するのを阻止できる。そのため、タンクに作業弁を付けることなく、前記ボルト2Bを取り外す工程を実行することができる。
同様に好ましくは、前記バルブ1に接続された既設管または前記バルブ1に連結具を介して前記タンクTを連結する連結工程を更に備える。
この場合、連結具がタンクと既設管との間を連結し、そのため、水圧(流体圧)によりタンクが上方に浮き上がるのを阻止することができる。
同様に好ましくは、前記タンクTは前記作業弁Vよりも下方の下部タンクTDと、前記下部タンクTDに取り付けられた前記清掃具Swとを備え、前記清掃具Swにより前記清掃する工程を実行する。
この場合、作業弁Vよりも下方の下部タンクTDに取り付けられた清掃具Swにより前記清掃を行う。そのため、前記清掃具Swが弁箱53のフランジ53Fの上面に近づき易く、前記清掃を確実に行うことができる。したがって、弁箱53と弁蓋54との間の水密性能が向上する。
本発明の再生装置において、好ましくは、前記タンクTは、上方の上部タンクTUと、 下方の下部タンクTDと、
前記上方のタンクTU内の上部空間AUと下方の下部タンクTD内の下部空間ADとを仕切る作業弁Vとを更に備える。
前記下部タンクTDに前記清掃具Swが取り付けられている
同様にこの場合も、作業弁Vよりも下方の下部タンクTDに取り付けられた清掃具Swにより前記清掃を行う事ができる。
同様に好ましくは、前記清掃具Swを前記下部タンクTDに対し、前記清掃具Swの軸線Sl方向に摺動自在に支持し、かつ、前記清掃具Swを前記下部タンクTDに対し前記軸線Slのまわりに回転自在に支持する軸受部Sbを更に備える。
かかる軸受部Sbで支持された清掃具Swを用いることで、前記弁箱53のフランジ53Fの上面を隈無く清掃することができるだろう。
同様に好ましくは、前記弁箱53のフランジ53Fよりも下方において、かつ、前記バルブ1に接続された既設管の上端よりも上方において、前記バルブ1の弁箱53の外表面に水密状態で接するアダプタTAを前記タンクTが更に備え、
前記アダプタTAは、前記弁体3の前記移動方向D2に直交する平面に沿って延び、かつ、前記弁箱53の周囲を囲う環状である。
この場合、既設のバルブの弁箱については、そのまま残し、前記弁箱よりも上の弁蓋などの上部構造や弁体を取り換える。そのため、バルブ全体をタンクで囲繞する必要がなく、施工のための掘削や装置の小型化を図り得る。
また、アダプタTAを有しており、バルブのメーカーごとの種類に対応することができる。なお、本「アダプタ」は金属製でもよいが、前述のようなコンクリート製であってもよい。
1つの前記各実施態様または下記の実施例に関連して説明および/または図示した特徴は、1つまたはそれ以上の他の実施態様または他の実施例において同一または類似な形で、および/または他の実施態様または実施例の特徴と組み合わせて、または、その代わりに利用することができる。
本発明は、添付の図面を参考にした以下の好適な実施例の説明からより明瞭に理解されるであろう。しかし、実施例および図面は単なる図示および説明のためのものであり、本発明の範囲を定めるために利用されるべきものではない。本発明の範囲は請求の範囲によってのみ定まる。添付図面において、複数の図面における同一の部品番号は、同一または相当部分を示す。
以下、本発明の実施例1を図面にしたがって説明する。
まず、本実施例の説明に先立って、たとえば水道のような既設の管路に設置されている図1Aのバルブ50の構造について説明する。
図1Aにおいて、古いバルブ50は管路の既設管51に接続される一対のフランジ52を有する。前記一対のフランジ52は弁箱53に一体に形成されている。
前記弁箱53にはフランジ53Fおよびフランジ54Fを介して弁蓋54が古い組立用のボルト55及びナット56により組み付けられている。前記弁箱53の一部および弁蓋54には、図示しない古い弁体(仕切弁体)が収容されている。前記弁体は必要に応じて操作部57を回転させることで閉弁ないし開弁される。
つぎに、本発明方法の説明に先立って、図8および図9に示す再生バルブ1の構造の一例について説明する。
図8の前記再生バルブ1は、前記弁箱53、弁蓋20を含む上部構造2および弁体3を備える。前記弁箱53は前記既設管51に接続された古い弁箱53である。前記弁箱53には、たとえば銅合金やステンレスなどの金属で円環状に形成された弁座58が装着されている。
前記弁蓋20を含む上部構造2はフランジ20F,53Fを介して前記弁箱53に組み付けられている。図9の開弁状態において、前記弁蓋20および弁箱53は弁体3を収容する。
前記弁体3は、いわゆるソフトシール弁であり、弁体3の表面3Fはシール用のゴムで覆われている。図8の閉弁状態において、前記弁体3の表面3Fは弁座58に接して管路の流体(例えば、水道水)の流れを止める。
つぎに、図1Aの古いバルブ50から図8および図9の再生バルブ1を得る工法の一例について説明する。
まず、図1Aの前記古いバルブ50の弁箱53に弁蓋54を組み付けている古いボルト55及びナット56を、図1Bの新しいボルト2B及びナット5Nに交換する。この交換工程は前記古いバルブ50の弁箱53に弁蓋54を組み付けている古いボルト55及びナット56を、前記弁箱53のフランジ53Fに固定された新しいナット5Nと前記弁蓋54のフランジ54Fを貫通し前記新しいナット5Nに螺合する新しいボルト2Bに交換することにより実行される。
なお、前記ボルト・ナットの交換は1組みずつ順次繰り返し行われる。前記新しいナット5Nとしては例えば袋ナットを用いるのが好ましい。
次に、図2Aの木枠4を形成した後、速乾性のコンクリートを打設して、前記弁箱53の一部または全部をコンクリートブロック40で覆う。この際、前記新しいナット5Nがコンクリートブロック40内に埋設される。同時に、複数本のアンカーボルト4Bが前記コンクリートブロック40に植設される。
この後、図2Bの前記コンクリートブロック40の表面4FとタンクTの一部である合フランジTFとの間にシール部材Sを介挿して、前記コンクリートブロック40に前記合フランジTFを組み付ける。なお、合フランジTFには、後の作業を容易にするための観察窓Wが設けられていてもよい。
次に、図3の前記バルブ50の弁箱53よりも上の前記弁蓋54を含む上部構造59を、作業弁V付のタンクTで囲繞する。この囲繞後に、前記タンクTの外からシャフトSFを操作して前記新しいボルト2Bを緩める。
前記シャフトSFはボルト2Bの数および配置に応じて設けるのが好ましい。また、タンクTとしては前記シャフトSFを挿通させるため専用蓋TCを設けるのが好ましい。
図3の全てのボルト2Bを緩めた後、シャフトSFを専用蓋TC内に収まるように上方にスライドさせ、その後、作業弁Vの弁体V1を図4のように閉弁する。この閉弁後、専用蓋TC(図3)に代えて上部タンクTUを作業弁Vに接続する。この接続後、再び弁体V1を開弁し、上部構造59を引き上げるための交換具Chを用いて上部構造59を上部タンクTUに収容し、再び、弁体V1を閉弁する。こうして、前記作業弁Vの弁体V1を開閉して前記上部構造59および前記弁蓋54内の弁体5Vを取り出す。
つぎに、前記上部構造59に代えて図5のブラシのような清掃具Swを挿入して、図6のように、弁座58や古いフランジ53Fの表面を清掃してもよい。なお、清掃具Swは水圧モータを含む種々のモータで回転駆動するのが好ましい。
その後、前記古い上部構造59(図4)等に代えて、図9の新しい上部構造2および弁体3を前述とは逆の手順で、図7Bのように、弁箱53に組み付ける。
なお、アンカーボルト4Bは切断してもよいし、再びバルブの再生を行うことができるように、残しておいてもよい。
メーカーにより弁箱と弁蓋のフランジ形状や組立ボルトのピッチが異なるような場合、図7Aの適合フランジFをあらかじめ数種類用意しておき、先ず、適合フランジFを弁箱と一体にする(埋め込みボルト使用)。
その後、上記の工法で弁蓋20を組み立ててもよい。
前記実施例においては、図1Bのナット5Nを用いたが、当該ナット5Nは長いナットの一端が閉塞されたナットであってもよい。ナット5Nはコンクリートではなく樹脂や樹脂塗料や接着剤でフランジ53Fに固定されてもよい。
また、前記弁箱53のフランジ53Fに固定されるのはナット5Nではなくボルト2Bであってもよい。この場合、図3のタンクTの外から操作して取り外すのは、ボルト2Bではなくナット5Nになる。
図10および図11は実施例2の工程を示す。
本実施例においては、以下に説明する連結工程および押え工程を更に備える。
前記各アンカーボルト4Bは第1又は第2連結具6A,6Bを構成する。
図10の第1連結具6Aは、前記アンカーボルト4Bの下端に貫通孔6hを定義する。前記貫通孔6hは既設管51のフランジ51Fと古いバルブ50のフランジ52とを締結するボルトBの頭部Bh又はナットNに係合する。この係合により、タンクTは既設管51にアンカリングされる。
なお、フランジボルトBは前記アンカーボルト4Bの貫通孔6hに係合し易いように、長尺のボルトに交換してもよい。
図11のアンカーボルト4Bは、前記アンカーボルト4Bの下端に連結補助金具6c、連結ボルト6dおよび前記長いナット5Nを介して、弁箱53および弁蓋54のフランジ53F,54Fに連結される。
本実施例においては、タンクTの一部、たとえば、合フランジ(下部タンクの一例)TFに弁蓋押さえShが複数本設けられている。各弁蓋押さえShは、タンクTに設けた中空筒Ss内をネジにより実線で示す位置から二点鎖線で示すように進退して、弁蓋54のフランジ54Fを斜め上方から押さえる。
つぎに、本実施例の方法について説明する。
本実施例においては、下記の連結工程および押え工程を更に備える。
前記連結工程においては、前記古いバルブ50に接続された既設管51または前記古いバルブ50に連結具6A,6Bを介して前記タンクTを連結する。
前記押え工程においては、前記取外工程に先立って、前記弁蓋54が前記弁箱53から離れるのを阻止する弁蓋押えShにより前記弁蓋54を押さえる。
本実施例の場合、前記押え工程の実行後に、かつ、作業弁V(図3)を設置しない状態で、フランジ53F,54Fを締結しているボルト2Bを作業者が取り外す。そのため、図3のシャフトSFを用いてボルト2Bを取り外す作業に比べ、著しく作業性が向上する。なお、図10の上部構造2の撤去時には弁蓋押えShを実線で示す位置まで退避させる。
また、図4の弁体5Vおよび弁蓋54の挿入時には、ボルト2Bを挿入せずに、バルブ挿入後に図10の前記弁蓋押えShで再び弁蓋54のフランジ54Fを押さえ、弁箱53と弁蓋54との間の水密を図る。この状態で、図4の作業弁Vよりも上方の部分を撤去する。この撤去後、前記作業弁Vを撤去した状態で、弁箱53のフランジ53Fと弁蓋54のフランジフランジ54Fとをボルト2Bで締結する。
また、前記各実施例においては、図2Bのコンクリートブロック40を形成したが、本発明ではコンクリートブロック40を形成する必要はない。たとえば、既設管51および弁箱53を囲繞するように上下に2分割された下部タンクを設け、これに合フランジTFを接続してもよい。また、タンクTの合フランジTFが弁箱53のフランジ53Fの下の面や側面と接してシールできるようにすればコンクリートブロック40を形成する必要はなく、この場合、当該タンクTをフランジ52の上部で支える。
前記各実施例では図8の上部構造2および弁体3を新しいものに取り換えたが、上部構造2は古い既設のものを用い、弁体3のみを新品としてもよい。
また、弁体3はソフトシール弁ではなく、金属製の接触面(シール面)を持つ仕切弁体であってもよい。また、再生される仕切弁はソフトシール弁であってもよい。
図12A〜図21は実施例3を示す。本実施例の再生方法の説明に先立って再生装置の構造が説明される。
図17において、本再生装置は、管路の流体の流れ方向D1(図12A)に直交する移動方向D2に移動する仕切弁体3を有し図12Aの既設の管路に設置されたバルブ50を再生するための再生装置である。前記バルブ50は例えば樹脂の粉体塗装が施され、仕切弁3の表面がゴムで覆われたソフトシール弁であってもよい。
図16Aのように、本実施例の場合、金属製のアダプタTAが用いられる。また、既設の古いバルブ50の弁箱53の一部をタンクTが囲繞する。
図12Aにおいて、前記アダプタTAは、前記弁体3の前記移動方向D2に直交する平面に沿って延び、かつ、前記弁箱53の周囲を囲う環状で、かつ、周方向に複数に分割されている。なお、前記アダプタTAの分割面には水密用のゴムパッキンが設けられてもよい。更に、アダプタTAは図13Bの組立ボルトB3により環状に形成されてもよい。
図12Aの前記アダプタTAの内周面は、環状のシールリングSRを介して弁箱53の胴部53Tに接する。前記シールリングSRは1本のパッキンの両端を接着剤で接合して環状に形成されてもよい。
すなわち、アダプタTAは前記弁箱53のフランジ53Fよりも下方において、かつ、前記バルブ50に接続された既設管51の管壁の上端51Tよりも上方において、より好ましくは既設管51のフランジ51Fよりも上方において、前記弁箱53の胴部53Tの外表面に水密状態で接する。なお、一般に、前記胴部53Tには1mm〜1.5mm程度の高さを持つ鋳出しマークが形成されている。
前記アダプタTAの内周は、前記胴部53Tの外周に近似した形状および大きさで、たとえば長円形ないし楕円形状である。一方、前記アダプタTAの外周は例えば円形で、前記アダプタTAには図14Aの下部タンクTDのフランジDfに適合するボルトB1の挿通孔が形成されている。
図12Aの前記シールリングSRは押輪PRによりアダプタTAと前記胴部53Tとの間に押し込まれてもよい。なお、図12Bに示すように押輪PRは周方向に複数に分割され図示しない組立ボルトB3により環状に形成されている。
図13A〜図14Bに示すように、前記アダプタTAはアンカーボルト4Bを介して例えば既設管51のフランジ51Fにアンカリングされる。このアンカリングの構造は前記図10の実施例の構造が採用されてもよい。図13Aのアンカーボルト4Bの下端はロックナットNrで固定されてもよい。また、図示しないU字型のアンカーボルトを既設管51の外周に巻き付けU字の両端の雄ネジをアダプタTAに締結してもよい。
前記下部タンクTDの環状フランジDfは前記弁蓋54の前記フランジ54Fの大きさよりも大きい内周縁を有する。前記環状のフランジDfと前記アダプタTAとは両者の間にシール用のパッキンが介挿された状態でボルトB1により互いに締結される。
図14Bにおいて、前記下部タンクTDには、複数本の弁蓋押さえShが設けられている。この弁蓋押さえShの構造としては前記図10および図11に示した構造が採用されてもよい。
図16Bに示すように、前記下部タンクTDには複数の清掃具Swが取り付けられている。前記清掃具Swは図15の弁蓋54のフランジ54Fに接合された前記弁箱53のフランジ53Fの上面を清掃するために、図16Bの前記タンクTの外から操作される。
前記清掃具Swは軸受部Sbにより支持されている。図20に示すように前記軸受部Sbは前記清掃具Swを前記下部タンクTD(図16B)に対し、前記清掃具Swの軸線Sl方向に摺動自在に支持し、かつ、前記清掃具Swを前記下部タンクTD(図16B)に対し前記軸線Slのまわりに回転自在に支持する。前記軸受け部Sbは例えば、清掃具Swのロッドを摺動自在に支持し水密性を保つOリングS2を有している。また、前記軸受部Sbは複数の玉軸受やシールリングS3を有していてもよい。
図19に示すように、前記清掃具Swおよび弁蓋押さえShは、それぞれ、2本および4本が下部タンクTDに対し、放射状に配置されてもよい。
図17に示すように、下部タンクTDの上には作業弁Vが結合される。作業弁Vは前記上部タンクTU内の上部空間AUと下方の下部タンクTD内の下部空間ADとを仕切る。
図15に示すように、前記上部タンクTUには交換具Chが挿通される。前記交換具Chは古いバルブ50の操作部57に装着されるキャップCPと、図21の内軸Csの先端に形成された雄ネジC1を有していてもよい。前記雄ネジC1はキャップCPの上端のナットC2に螺合する。
つぎに、既設の管路に設置された図12Aのバルブ50を不断流下において再生する方法が説明される。
まず、既設管51および古いバルブ50の中心よりも上方の部分が露出するように掘削する。掘削後、古いバルブ50全体を清掃する。胴部53Tの鋳出しマークの部位は速硬性のレジンで滑らかな表面にしてもよい。
その後、前記シールリングSR、アダプタTAおよび押輪PRを前記胴部53Tの周囲に装着する。前記アダプタTAの装着時または装着後に、図13Aおよび図13Bのアンカーボルト(連結具)4Bを既設管51のフランジ51Fのボルト・ナットBNに係合させると共に、アダプタTAに挿通させる。
その後、図14Aの下部タンクTDを前記アダプタTAの上に組み付ける。この際、ボルトB1だけでなく、アンカーボルト4Bを用いて、両者を組み付けるのが好ましい。
前記下部タンクTDの組み付け後、図14Aの前記下部タンクTDの外から弁蓋押さえShを回転操作して、斜め下方に向かわせ弁蓋押さえShで前記弁蓋54のフランジ54Fを斜め上方から押さえる。その後、図14Bのように、前記弁蓋20を押さえた状態で、前記弁箱53の前記フランジ53Fと前記弁蓋54のフランジ54Fとを締結するボルト2B(図14A)を取り外す。
その後、図15のキャップCPを古いバルブ50の操作部57に固定する。この固定後、作業弁Vを下部タンクTDに組み付ける。この組み付け後、作業弁Vの上に上部タンクTUを組み付ける。こうして、前記バルブ50の弁箱54を含む少なくとも上部構造59を作業弁V付のタンクTで囲繞する。
前記組み付け後、交換具Chの下端をキャップCPに接近させ、交換具Chを回転操作して交換具Chの下端にキャップCPを結合させる。この結合後、前記4本の弁蓋押えShを同期操作して前記フランジ54Fから遠ざけながら、つまり、前記押え具Shにより前記弁蓋54を押えた状態を解除しながら、前記交換具Chで弁蓋54を含む上部構造59を上方に引き上げ上部タンクTU内に収容する。この収容後、前記作業弁Vを閉弁し、上部構造59を上部タンクTUと共に図16Aのように撤去する。
前記上部構造59を上方に引き上げる際に、図15の前記弁蓋54のフランジ54Fが前記弁箱53のフランジ53Fから離間して、図16Aのように、前記弁箱53の前記フランジ53Fの上面が露出する。
前記露出後、図16Bのように、前記下部タンクTDの外から操作される清掃具Swで、前記弁箱53の前記フランジ53Fの前記上面を清掃する。前記フランジ53Fの上面にゴムパッキンが部分的に付着していたり、この上面の塗装が傷んでいる場合、これらを前記清掃により取り除く。
その後、前記古い上部構造59(図12B)等に代えて、図17の新しい上部構造2および新しい弁体3を前述とは逆の手順で、図17のように、弁箱53に組み付ける。すなわち、交換具Chと共に上部構造2をタンクT内を下降させ、弁蓋54がフランジ53Fに近づいた後に、前記4本の交換具Shを同期操作してフランジ54Fを押圧する。この同期操作により、前記フランジ53Fにフランジ54Fが接触して、2つのフランジ53F、54Fの間から水が漏れないようにする。
前記組み付けられる弁箱53のフランジ53Fの下面には新しいシートパッキンが予め接着ないし焼付けで付着されている。前記シートパッキンがフランジ53Fの外方に向かって逃げないように係合段部を設けるのが好ましい。かかる観点から弁体3だけでなく弁蓋53も新しい構造の弁蓋53に交換するのが好ましい。
その後、上部タンクTUおよび作業弁Vを撤去し、この撤去した状態で、図18Aのように、フランジ53F、54Fをボルト55およびナット56で締結する。前記締結後、交換具Shを斜め上方に後退させ、下部タンクTD、アダプタTAおよび押輪PRを撤去する。これにより、図18Bのように、前記古い仕切弁体3とは別の新しい仕切弁体3を含む上部構造59が前記弁箱53に組み付けられた再生バルブが得られる。
本発明は既設の仕切弁を再生するのに用いることができる。
1:再生バルブ
2:上部構造 20:弁蓋 20F:フランジ 2B:ボルト
3:弁体 3F:表面
4:木枠 40:コンクリートブロック 4B:アンカーボルト 4F:表面
5N:ナット 5V:弁体
50:古いバルブ 51:既設管 51F:フランジ 52:フランジ 53:弁箱 53T:胴部
54:弁蓋 53F:フランジ 54F:フランジ
57:操作部 58:弁座 55:古いボルト 56:古いナット 59:上部構造
6A,6B:連結具
AD:下部空間 AU:上部空間
B1〜B3:ボルト
Ch:交換具 CP:キャップ C1:雄ネジ C2:ナット
B:ボルト Bh:頭部 N:ナット Nr:ロックナット
D1:流れ方向 D2:移動方向
PR:押輪
T:タンク TA:アダプタ TF:合フランジ TC:専用蓋
TD:下部タンク TU:上部タンク
S:シール部材 SR:シールリング
SF:シャフト(押え具) Sh:弁蓋押え Ss:中空筒
Sw:清掃具 Sl:軸線 Sb:軸受け部
V:作業弁 V1:弁体 W:観察窓

Claims (15)

  1. 既設の管路に設置されたバルブを再生する方法であって、
    前記バルブの弁箱に弁蓋を組み付けている古いボルト及びナットを、新しいボルト及びナットに交換する交換工程と、
    前記交換後に、前記バルブの前記弁箱よりも上の前記弁蓋を含む少なくとも上部構造を、作業弁付のタンクで囲繞する囲繞工程と、
    前記新しいボルト又はナットを取り外す取外工程と、
    前記作業弁を開閉して前記上部構造および前記弁蓋内の弁体を取り出す取出工程と、
    前記上部構造または新しい弁蓋と新しい弁体とを前記弁箱に組み付ける組付工程とを備える再生方法。
  2. 請求項1の方法において、前記交換する工程は前記バルブの弁箱に前記弁蓋を組み付けている古いボルト及びナットを、前記弁箱のフランジに固定された新しいナットと前記弁蓋のフランジを貫通し前記新しいナットに螺合する新しいボルトに交換することにより実行される再生方法。
  3. 請求項2の方法において、コンクリートを打設して前記弁箱の一部または全部をコンクリートブロックで覆う工程と、
    前記コンクリートブロックの表面と前記タンクのフランジとの間にシール部材を介挿して、前記コンクリートブロックに前記タンクを組み付ける工程とを更に備える再生方法。
  4. 請求項3の方法において、前記交換する工程において前記新しいナットとして袋ナットが用いられ、前記コンクリートブロックで覆う工程において前記袋ナットが前記コンクリートブロック内に埋設される再生方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項の方法において、前記バルブに接続された既設管または前記バルブに連結具を介して前記タンクを連結する連結工程を更に備える再生方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項の方法において、前記取外工程に先立って、前記弁蓋が前記弁箱から離れるのを阻止する弁蓋押えにより前記弁蓋を押さえる押え工程を更に備える再生方法。
  7. 管路の流体の流れ方向に直交する方向に移動する仕切弁体3を有し、既設の管路に設置されたバルブ1を不断流下において再生する方法であって、
    前記バルブ1の弁箱53よりも上の弁蓋54を含む少なくとも上部構造59を作業弁V付のタンクTで囲繞する工程と、
    前記弁蓋54のフランジ54Fを前記弁箱53のフランジ53Fから離間させて、前記弁箱53の前記フランジ53Fの上面を露出させる工程と、
    前記タンクTの外から操作される清掃具Swで、前記弁箱53の前記フランジ53Fの前記上面を清掃する工程と、
    前記仕切弁体3とは別の新しい仕切弁体を含む上部構造を前記弁箱53に組み付ける組付工程とを備えた、再生方法。
  8. 請求項7の再生方法において、
    前記タンクTの外から操作され前記弁蓋54のフランジ54Fを上方から押える弁蓋押えShで前記弁蓋54を押える工程と、
    前記弁蓋20を押えた状態で、前記弁箱53の前記フランジ53Fと前記弁蓋54のフランジ54Fとを締結するボルト2Bを取り外す工程とを更に備え、
    前記露出させる工程の際に前記押え具SFにより前記弁蓋54を押えた状態を解除することを特徴とする、再生方法。
  9. 請求項7もしくは8の再生方法において、前記バルブ1に接続された既設管または前記バルブ1に連結具を介して前記タンクTを連結する連結工程を更に備える再生方法。
  10. 請求項7,8もしくは9の再生方法において、
    前記タンクTは前記作業弁Vよりも下方の下部タンクTDと、前記下部タンクTDに取り付けられた前記清掃具Swとを備え、
    前記清掃具Swにより前記清掃する工程を実行する再生方法。
  11. 管路の流体の流れ方向D1に直交する移動方向D2に移動する仕切弁体3を有し既設の管路に設置されたバルブ1を再生するための再生装置であって、
    前記バルブ1の弁箱53よりも上の弁蓋54を含む、少なくとも上部構造59を囲繞する作業弁V付のタンクTと、
    前記弁蓋54のフランジ54Fに接合された前記弁箱53のフランジ53Fの上面を清掃するために、前記タンクTの外から操作される清掃具Swとを備えた、再生装置。
  12. 請求項11の再生装置において、前記タンクTは、
    上方の上部タンクTUと、
    下方の下部タンクTDと、
    前記上方のタンクTU内の上部空間AUと下方の下部タンクTD内の下部空間ADとを仕切る作業弁Vとを更に備え、
    前記下部タンクTDに前記清掃具Swが取り付けられている、再生装置。
  13. 請求項11もしくは12の再生装置において、
    前記清掃具Swを前記下部タンクTDに対し、前記清掃具Swの軸線Sl方向に摺動自在に支持し、かつ、前記清掃具Swを前記下部タンクTDに対し前記軸線Slのまわりに回転自在に支持する軸受部Sbを更に備える再生装置。
  14. 請求項11,12もしくは13の再生装置において、
    前記弁箱53のフランジ53Fよりも下方において、かつ、前記バルブ1に接続された既設管の管壁の上端よりも上方において、前記バルブ1の弁箱53の外表面に水密状態で接するアダプタTAを前記タンクTが更に備え、
    前記アダプタTAは、前記弁体3の前記移動方向D2に直交する平面に沿って延び、かつ、前記弁箱53の周囲を囲う環状である、再生装置。
  15. 請求項14の再生装置において、
    前記下部タンクTDは前記弁蓋54の前記フランジ54Fの大きさよりも大きい内周縁を有する環状のフランジDfを有し、
    前記環状のフランジDfと前記アダプタTAとが互いに締結されている、再生装置。
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