JPWO2015194040A1 - 樹脂製キャップ - Google Patents

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Abstract

先端部を薄くした容器口部に装着される場合であっても、容器口部の内倒れが生じにくい樹脂製キャップを提供する。樹脂製キャップ(10)は、容器口部(20)に装着され、天板部(11)と、天板部(11)の周縁から垂下する筒部(12)と、天板部(11)の内面に形成され、容器口部(20)の外周面と接触するアウターリング(13)と、天板部(11)の内面に形成され、容器口部(20)の内周面と接触するインナーリング(14a)とを備えており、インナーリング(14a)は容器口部(20)の先端部に形成された薄肉部(20a)に接触する。

Description

本発明は、ペットボトル等の容器の口部に使用される着脱自在な樹脂製キャップに関する。
このような樹脂製キャップとしては、天板部と、天板部の周縁から垂下する筒部と、天板部の内面に形成され、容器口部の外周面と接触するアウターリングと、天板部の内面に形成され、容器口部の内周面と接触するインナーリングと、を備え、アウターリング及びアウターリングよりも長さ(天板部からの垂直距離)が長いインナーリングで容器口部を挟持することによって容器を密封するものが広く使用されている。
また、近年では、環境問題の意識の高まりから容器の軽量化が求められている。軽量化の対象として容器口部に着目した場合、特許文献1に開示されているように、上端面の厚みを螺条が形成されている部分の厚みの50%以下にする手法がある。
特開2014−37257号公報
しかし、特許文献1に開示されているように容器口部の先端部を薄くすると、容器口部の剛性が低下してしまうため、樹脂製キャップを容器口部に装着した際、アウターリングからの圧力によって容器口部の内倒れ(内部への倒れ込み)が生じる場合がある。
本発明は、このような状況を鑑みてなされたものであり、先端部を薄くした容器口部に装着される場合であっても、容器口部の内倒れが生じにくい樹脂製キャップを提供することを目的とする。
本発明に係る樹脂製キャップの特徴構成は、容器口部に装着され、天板部と、前記天板部の周縁から垂下する筒部と、前記天板部の内面に形成され、前記容器口部の外周面と接触するアウターリングと、前記天板部の内面に形成され、前記容器口部の内周面と接触するインナーリングと、を備える樹脂製キャップであって、前記容器口部の少なくとも先端部に、内周面側から切り欠かれることで薄肉化された薄肉部が形成されており、前記インナーリングは前記薄肉部に接触する点にある。
この構成によれば、薄肉化によって剛性が低下した薄肉部に対してインナーリングを接触させることで、アウターリングから薄肉部に加わる圧力と対向する方向から薄肉部を支持(補強)することができるため、容器口部の内倒れを効果的に抑制することができる。
本発明の更なる特徴構成は、前記薄肉部が、先端に向かって厚みが漸減するように形成されている点にある。
この構成によれば、樹脂製キャップの開栓時において、インナーリングと薄肉部との接触時間を長くして、容器の密閉が早期に解除されることを防止することができる。
本発明の更なる特徴構成は、前記インナーリングが複数形成されており、そのうちの少なくとも一つは前記薄肉部と接触する点にある。
この構成によれば、インナーリングによる支持力を大きくして、容器口部の内倒れを抑制する効果を高めることができる。また、容器の密閉性を向上する効果もある。
本発明の更なる特徴構成は、前記容器口部が、前記薄肉部と、前記薄肉化がされていない本体部とを先端からこの順に有し、複数の前記インナーリングのうち、少なくとも一つは前記薄肉部と接触し、少なくとも一つは前記本体部と接触する点にある。
この構成によれば、容器口部の内倒れを抑制する効果を高めながら、容器の密閉性やタンパーエビデント性を向上させることができる。また、従来の構成では、インナーリングが容器の内容物にさらされることで容器の密閉性が低下する場合があったが、この構成によれば、本体部に接触するインナーリングが容器の内容物にさらされたとしても、薄肉部に接触するインナーリングが容器の内容物にさらされることはないため、容器の密閉性を良好に維持することができる。
本発明の更なる特徴構成は、前記容器口部が、第1薄肉部と、前記第1薄肉部とは形状が異なり、かつ前記第1薄肉部よりも最大厚みが大きい第2薄肉部とを先端からこの順に有し、複数の前記インナーリングのうち、少なくとも一つは前記第1薄肉部と接触し、少なくとも一つは前記第2薄肉部と接触する点にある。
この構成によれば、前記と同様、容器口部の内倒れを抑制する効果を高めながら、容器の密閉性やタンパーエビデント性を向上させることができる。また、従来の構成では、インナーリングが容器の内容物にさらされることで容器の密閉性が低下する場合があったが、この構成によれば、第2薄肉部に接触するインナーリングが容器の内容物にさらされたとしても、第1薄肉部に接触するインナーリングが容器の内容物にさらされることはないため、容器の密閉性を良好に維持することができる。
本発明の更なる特徴構成は、前記インナーリングの少なくとも先端部に、前記インナーリングの径方向外側に向かって曲面状に突出した凸曲面部が形成されており、前記凸曲面部が前記薄肉部に接触する点にある。
通常、インナーシールから容器口部に加わる圧力の向きは横方向であるが、この構成によれば、インナーリングの凸曲面部により、横方向からだけでなく、縦方向からも容器口部に対して圧力を加えることができ、これにより、容器の密閉性を向上させることができる。また、凸曲面部を利用することで、容器口部に樹脂製キャップを装着する際の抵抗(キャッピング抵抗)を低下させる効果もある。
本発明の更なる特徴構成は、前記インナーリングの外周面に、前記インナーリングの径方向外側に向かって突出するとともに、前記容器口部の内周面と接触する突出部が複数形成されており、そのうちの少なくとも一つは前記薄肉部と接触する点にある。
この構成によれば、インナーリングによる支持力を大きくして、容器口部の内倒れを抑制する効果を高めることができる。また、容器の密閉性を向上する効果もある。
本発明の更なる特徴構成は、前記容器口部が、前記薄肉部と、前記薄肉化がされていない本体部とを先端からこの順に有し、複数の前記突出部のうち、少なくとも一つは前記薄肉部と接触し、少なくとも一つは前記本体部と接触する点にある。
この構成によれば、容器口部の内倒れを抑制する効果を高めながら、容器の密閉性やタンパーエビデント性を向上させることができる。また、従来の構成では、インナーリングが容器の内容物にさらされることで容器の密閉性が低下する場合があったが、この構成によれば、本体部に接触する突出部が容器の内容物にさらされたとしても、薄肉部に接触する突出部が容器の内容物にさらされることはないため、容器の密閉性を良好に維持することができる。
本発明の更なる特徴構成は、前記薄肉部が、第1薄肉部と、前記第1薄肉部とは形状が異なり、かつ前記第1薄肉部よりも最大厚みが大きい第2薄肉部とを先端からこの順に有し、複数の前記突出部のうち、少なくとも一つは前記第1薄肉部と接触し、少なくとも一つは前記第2薄肉部と接触する点にある。
この構成によれば、前記と同様、容器口部の内倒れを抑制する効果を高めながら、容器の密閉性やタンパーエビデント性を向上させることができる。また、従来の構成では、インナーリングが容器の内容物にさらされることで容器の密閉性が低下する場合があったが、この構成によれば、第2薄肉部に接触する突出部が容器の内容物にさらされたとしても、第1薄肉部に接触する突出部が容器の内容物にさらされることはないため、容器の密閉性を良好に維持することができる。
本発明の更なる特徴構成は、前記アウターリングが、先端に向かって厚みが漸減するように内周面側から斜めに切り欠かれており、平面視において、前記アウターリングの基部の径方向内側の端部は、前記容器口部の先端部の径方向外側の端部よりも内側となるように構成されている点にある。
この構成によれば、容器口部に対してアウターリングが食い込むように接触することになるため、アウターリングから容器口部に加わる圧力を大きくして、容器の密閉性を向上させることができる。また、従来の樹脂製キャップでは、容器口部に加わるアウターリングからの圧力を大きくした場合、容器口部の内倒れが生じやすくなるが、本発明では、内倒れが生じやすい容器口部の薄肉部をインナーリングで支持しているため、容器口部に加わるアウターリングからの圧力を大きくしても、容器口部の内倒れは生じにくい。
本発明の樹脂製キャップを容器口部に装着した状態を示す断面図である。 本発明の樹脂製キャップの要部拡大図である。 図1中のIII−III線の断面図である。 本発明の樹脂製キャップの変形例を示す要部拡大図である。 本発明の樹脂製キャップの変形例を示す要部拡大図である。 本発明の樹脂製キャップの変形例を示す要部拡大図である。 本発明の樹脂製キャップの変形例を示す要部拡大図である。 本発明の樹脂製キャップの変形例を示す要部拡大図である。
以下、図面を参照して本発明の樹脂製キャップについて説明する。
[実施形態1]
本実施形態に係る樹脂製キャップ10は、図1に示すように、樹脂製の容器口部20に使用される。容器口部20は、内周面側から切り欠かれることで薄肉化された薄肉部20aと、薄肉化がされていない本体部20bとを先端からこの順に有する。薄肉部20aは、先端に向かって厚みが漸減するように形成されている。
本実施形態に係る樹脂製キャップ10は、図1〜3に示すように、天板部11と、天板部11の周縁から垂下する筒部12と、天板部11の内面に形成され、容器口部20の外周面と接触するアウターリング13と、天板部11の内面に形成され、容器口部20の内周面と接触するインナーリング14a,14bとを備えている。
樹脂製キャップ10は、材質、製法等が特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレン、ポリスチレン等の樹脂を用い、天板部11、筒部12、アウターリング13、インナーリング14a,14bを一体に射出成型することにより製造することができる。
樹脂製キャップ10の天板部11は、容器口部20の形状に合わせて円板状に形成してあり、筒部12の内周面にねじ山12aを設けて、容器口部20の外周面に形成されたねじ山20aと螺合することにより、樹脂製キャップ10が容器口部20に装着されるようにしてある。
アウターリング13及びインナーリング14a,14bは、天板部11の内面から突出した形状を有する。アウターリング13の内周面が容器口部20の外周面に、インナーリング14a,14bの外周面が容器口部20の内周面にそれぞれ接触することで、容器が密封される。
インナーリング14aは薄肉部20aと接触するように、インナーリング14bは本体部20bと接触するようにそれぞれ構成されている。インナーリング14aが薄肉部20aと接触することにより、剛性が低下した薄肉部20aがインナーリング14aによって支持されるため、容器口部20の内倒れを抑制することができる。また、インナーリング14a,14bによって容器内が二重に封止されることになるため、容器の密閉性を向上させることができる。
インナーリング14a,14bの長さ(天板部11からの垂直距離)は容器口部20の形状に合わせて適宜設定すればよいが、薄肉部20aに接触するインナーリング14aの長さを、薄肉部20a以外の部分に接触するインナーリング14bよりも短くすることが好ましい。
アウターリング13の形状は、本実施形態では、その外周面の一部が容器口部20の内周面と接触する場合を例示しているが、容器口部20と接触できる形状であれば特に限定されず、図1〜3に示した形状以外にも種々の形状を採用できる。インナーリング14a,14bについても同様である。
容器口部20を有する容器としては、特に限定されないが、例えば、ポリエチレンフタレート等の合成樹脂から製造された飲料用等の樹脂製容器に適用することができる。特に、果汁飲料、スポーツドリンク、お茶等に使用される、内容物を高温状態で充填する樹脂製容器に好適である。
[その他の実施形態]
アウターリング13は、図4に示すように、先端に向かって厚みが漸減するように内周面側から斜めに切り欠かれており、平面視において、アウターリング13の基部の径方向内側の端部は、容器口部20の先端部の径方向外側の端部よりも内側となるように構成されていてもよい。これにより、容器口部20に対してアウターリング13が食い込むように接触させて、容器の密閉性を向上させることができる。
上記の実施形態では、容器口部20が薄肉部20aと本体部20bとで構成された場合を例示したが、容器口部20の構成はこれに限定されず、容器口部20全体を薄肉化して、容器口部20を薄肉部20aのみで構成してもよい。
上記の実施形態においては、薄肉部20aが、容器口部20の内周面を縦断面が直線状になるように切り欠いた形状である場合を例示したが、薄肉部20aの形状はこれに限定されない。例えば、容器口部20の内周面を縦断面が内側に凸となる曲線状になるように切り欠いた形状であってもよいし、縦断面が直線状になるように切り欠いた形状の部分と縦断面が内側に凸となる曲線状になるように切り欠いた形状の部分とを組み合わせたものであってもよい。
また、薄肉部20aは、図5に示すように、第1薄肉部20a−1と、第1薄肉部20a−1とは形状が異なり、かつ第1薄肉部20a−1よりも最大厚みが大きい第2薄肉部20a−2とを先端からこの順に有するように形成してもよい。この場合、第1薄肉部20a−1にはインナーリング14aが、第2薄肉部20a−2にはインナーリング14bが接触するように構成することが好ましい。
なお、図5に示すように、容器口部20が、第1薄肉部20a−1及び第2薄肉部20a−2で構成された薄肉部20aと、本体部20bとで構成されている場合、第1薄肉部20a−1にインナーリング14aを接触させ、本体部20bにインナーリング14bを接触させてもよい。
また、インナーリングを三つ形成し、第1薄肉部20a−1、第2薄肉部20a−2、本体部20bのそれぞれにインナーリングを一つずつ接触させてもよい。
上記の実施形態では、インナーリングを二つ形成した場合や三つ形成した場合について例示したが、インナーリングの数はこれに限定されず、一つであってもよいし、四つ以上であってもよい。インナーリングの数を一つにする場合、インナーリングは、インナーリングの径方向外側に向かって曲面状に突出した凸曲面部が先端部に形成された形状や、複数のインナーリングが一体となった形状とすることが好適である。
図6は、インナーリングを、インナーリングの径方向外側に向かって曲面状に突出した凸曲面部が先端部に形成された形状とした場合を示す要部拡大図である。図6において、インナーリング14cは、凸曲面部14c−1が先端部に形成されており、凸曲面部14c−1が薄肉部20aと接触する。これにより、容器口部20に対して、横方向からだけでなく、縦方向からも圧力をかけることができる。
なお、凸曲面部14c−1は、インナーリング14cの少なくとも先端部に形成されていればよく、インナーリング14cの外周面全体に亘って凸曲面部14c−1が形成されていてもよい。
図7は、複数のインナーリングが一体となった形状のインナーリング(一体型のインナーリング)の例として、インナーリングを、インナーリングの径方向外側に向かって突出するとともに、容器口部の内周面と接触する突出部が外周面に複数形成された形状とした場合を示す要部拡大図である。図7において、インナーリング14dの外周面には、インナーリングの径方向外側に向かって突出する二つの突出部14d−1,14d−2が形成されており、突出部14d−1が薄肉部20aと接触し、突出部14d−2が本体部20bと接触する。これにより、一つのインナーリング14dで薄肉部20a及び本体部20bの両方に接触して、容器口部20の支持及び容器内部の封止を行うことができる。
突出部14d−1,14d−2の長さ(基部からの水平距離)は容器口部20の形状に合わせて適宜設定すればよいが、薄肉部20aに接触する突出部14d−1の長さを、薄肉部20a以外の部分に接触する突出部14d−2よりも長くすることが好ましい。
インナーリング14dを、前述の図5に示したような、第1薄肉部20a−1及び第2薄肉部20a−2で構成された薄肉部20aを有する容器口部20に使用する場合、第1薄肉部20a−1には突出部14d−1が、第2薄肉部20a−2には突出部14d−2が接触するように構成することが好ましい。
また、インナーリング14dを、前述の図5に示したような、第1薄肉部20a−1及び第2薄肉部20a−2で構成された薄肉部20aと、本体部20bとで構成された容器口部20に使用する場合、第1薄肉部20a−1にインナーリング14aを接触させ、本体部20bにインナーリング14bを接触させてもよい。
また、インナーリングに突出部を三つ形成し、第1薄肉部20a−1、第2薄肉部20a−2、本体部20bのそれぞれに突出部を一つずつ接触させてもよい。
なお、これまで説明してきた一体型のインナーリングの形状は、あくまで好適な例示として挙げたものであり、一体型のインナーリングの形状はこれに限定されない。例えば、図8に示すインナーリング14eのように、外周面を先端部側から切り欠いた形状とし、切り欠いた部分が薄肉部20aと本体部20bとの境界に面するように配置することで、インナーリング14eの外周面を薄肉部20a及び本体部20bの両方に接触させてもよい。
また、図示しないが、インナーリングの外周面に、インナーリングの径方向外側に向かって突出する突出部を一つ形成し、この突出部を薄肉部(又は第1薄肉部)に接触させるとともに、インナーリングの突出部以外の外周面を本体部(又は第2薄肉部)に接触させてもよい。
10 :樹脂製キャップ
11 :天板部
12 :筒部
12a :ねじ山
13 :アウターリング
14a :インナーリング
14b :インナーリング
14c :インナーリング
14c−1:凸曲面部
14d :インナーリング
14d−1:突出部
14d−2:突出部
14e :インナーリング
20 :容器口部
20a :薄肉部
20a−1:第1薄肉部
20a−2:第2薄肉部
20b :本体部
20c :ねじ山

Claims (10)

  1. 容器口部に装着され、
    天板部と、
    前記天板部の周縁から垂下する筒部と、
    前記天板部の内面に形成され、前記容器口部の外周面と接触するアウターリングと、
    前記天板部の内面に形成され、前記容器口部の内周面と接触するインナーリングと、を備える樹脂製キャップであって、
    前記容器口部の少なくとも先端部に、内周面側から切り欠かれることで薄肉化された薄肉部が形成されており、
    前記インナーリングは前記薄肉部に接触する樹脂製キャップ。
  2. 前記薄肉部は、先端に向かって厚みが漸減するように形成されている請求項1記載の樹脂製キャップ。
  3. 前記インナーリングが複数形成されており、そのうちの少なくとも一つは前記薄肉部と接触する請求項1又は2記載の樹脂製キャップ。
  4. 前記容器口部は、前記薄肉部と、前記薄肉化がされていない本体部とを先端からこの順に有し、
    複数の前記インナーリングのうち、少なくとも一つは前記薄肉部と接触し、少なくとも一つは前記本体部と接触する請求項3記載の樹脂製キャップ。
  5. 前記薄肉部は、第1薄肉部と、前記第1薄肉部とは形状が異なり、かつ前記第1薄肉部よりも最大厚みが大きい第2薄肉部とを先端からこの順に有し、
    複数の前記インナーリングのうち、少なくとも一つは前記第1薄肉部と接触し、少なくとも一つは前記第2薄肉部と接触する請求項3記載の樹脂製キャップ。
  6. 前記インナーリングの少なくとも先端部に、前記インナーリングの径方向外側に向かって曲面状に突出した凸曲面部が形成されており、
    前記凸曲面部が前記薄肉部に接触する請求項1又は2記載の樹脂製キャップ。
  7. 前記インナーリングの外周面に、前記インナーリングの径方向外側に向かって突出するとともに、前記容器口部の内周面と接触する突出部が複数形成されており、そのうちの少なくとも一つは前記薄肉部と接触する請求項1又は2記載の樹脂製キャップ。
  8. 前記容器口部は、前記薄肉部と、前記薄肉化がされていない本体部とを先端からこの順に有し、
    複数の前記突出部のうち、少なくとも一つは前記薄肉部と接触し、少なくとも一つは前記本体部と接触する請求項7記載の樹脂製キャップ。
  9. 前記薄肉部は、第1薄肉部と、前記第1薄肉部とは形状が異なり、かつ前記第1薄肉部よりも最大厚みが大きい第2薄肉部とを先端からこの順に有し、
    複数の前記突出部のうち、少なくとも一つは前記第1薄肉部と接触し、少なくとも一つは前記第2薄肉部と接触する請求項7記載の樹脂製キャップ。
  10. 前記アウターリングは、先端に向かって厚みが漸減するように内周面側から斜めに切り欠かれており、
    平面視において、前記アウターリングの基部の径方向内側の端部は、前記容器口部の先端の径方向外側の端部よりも内側となるように構成されている請求項1〜9のいずれか一項に記載の樹脂製キャップ。
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