JPWO2015159578A1 - 衛生管理方法 - Google Patents

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Abstract

衛生管理がされる所定の空間に対して、二酸化塩素ガスを、空間における濃度が20ppm以上となるように使用する衛生管理方法。

Description

本発明は、衛生管理方法に関する。より詳細には、本発明は、所定濃度の二酸化塩素ガスを使用して所定の空間の衛生管理を行う衛生管理方法に関する。
従来、多くの施設において、種々のガスや微細な液滴(以下、ガス等という)を使用した衛生管理方法が知られている。このような施設としては、オフィス、病院、製薬工場、食品工場、研究所、図書館、美術館、博物館が例示される。衛生管理の目的としては、殺菌、消臭が例示される。ガス等としては、二酸化塩素、ホルマリン、過酸化水素、オゾンが例示される。特許文献1には、殺菌、消臭のために二酸化塩素ガスを発生させるガス供給装置が開示されている。特許文献1によれば、二酸化塩素ガスは、殺菌、消臭の目的において1ppmで充分である。
ところで、上記施設では、昆虫等の害虫やその死骸が混入するといった問題もある。害虫に対する衛生管理方法として、特許文献2には、二酸化塩素を有効成分とするゴキブリ忌避剤が開示されている。特許文献2によれば、1日間で62.5%のゴキブリが忌避され、5日間で100%のゴキブリが忌避されることが開示されている。他にも、害虫を防除する方法として、殺虫剤(たとえば、ピレスロイド系)、ナフタリン、防カビ剤(たとえば、次亜塩素酸塩)、乾燥剤(たとえば、シリカゲル乾燥剤)を使用する方法がある。
特開平10−24095号公報 特開平4−193809号公報
特許文献1に記載の発明は、二酸化塩素ガスを使用することにより害虫を防除することを目的とする衛生管理が行われることを想定していない。そして、特許文献1において充分とされる1ppmの二酸化塩素ガスでは、害虫は、防除されない。さらに、特許文献2では、ゴキブリを忌避するために長時間(1日〜5日)を要する。また、特許文献2に記載の発明は、単にゴキブリを忌避するに過ぎず、害虫を防除(駆除)するには不充分である。そのため、これらの従来技術によれば、殺菌、消臭および害虫の防除を含む充分な衛生管理は行われない。
また、殺虫剤等を使用して害虫を防除する方法として、たとえば粉剤やスプレー剤を害虫に直接噴霧するか、生息場所に噴霧する方法がある。しかしながら、粉剤は、持続性がない、水に弱い、舞い散りやすい、速効性がない等の問題がある。また、くん煙殺虫剤は、薬剤が残留した場合、製品を汚染する。そのため、処理後は、中性洗剤で殺虫剤を洗い落とす必要があり、手間と労力がかかる。特に、製薬工場、食品工場等では、製品に薬剤が残留することを避けるため、殺虫剤は、製造現場において使用することができない。その結果、殺虫剤は、施設の天井裏や床下など限られた場所にしか使用することができない。さらに、このような限られた場所に使用する場合であっても、殺虫剤が製造現場内に入らないように、処理前にわずかな隅間にもテープ止めを行なう必要がある。また、処理後には、現場内に殺虫剤の残留がないかを確認する必要がある。さらに、薬剤処理作業には数日間を要する。そのため、粉剤やスプレー剤を噴霧する方法は、数日間、製造ラインを停止する必要があり、生産効率が低下する。ほかにも、噴霧された殺虫剤は、比較的粒子径の大きな液滴(ミスト状)である。また、殺虫剤は、仮にガス化して粒子径を小さくできたとしても、沸点が高いため容易に凝縮して再びミスト状となる。その結果、殺虫剤は狭隘な空間に進入しにくく、施設の隅々まで充分に衛生管理を行うことができない。また、オゾン等のガスを使用する場合には、狭隘な空間に進入させることができたとしても、分解されるまでに長時間を要する。そのため、衛生管理時に休止されていたラインを復旧するために長時間を要する。
本発明は、このような従来の事情に鑑みてなされたものであり、過度の手間や労力を要することなく、短時間のうちに、狭隘な空間にまで殺菌、消臭および害虫の防除を含む充分な衛生管理を行うことのできる衛生管理方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意検討の末、所定の濃度以上の二酸化塩素ガスを用いる簡便な方法により、狭隘な空間を含む施設の隅々において充分な衛生管理を短時間で行い得ることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明の一局面による衛生管理方法は、衛生管理がされる所定の空間に対して、二酸化塩素ガスを、前記空間における濃度が20ppm以上となるように使用することを特徴とする。
図1は、本発明の一実施形態における二酸化塩素ガス濃度の経時変化を表す概略的なグラフである。 図2は、本発明の実施例において使用される衛生管理装置の模式図である。 図3は、本発明の実施例において測定された二酸化塩素ガス濃度の経時変化を示すグラフである。 図4は、本発明の実施例において測定された二酸化塩素ガス濃度の経時変化を示すグラフである。 図5は、本発明の比較例において使用される衛生管理装置の模式図である。
以下、本発明の一実施形態の衛生管理方法が、詳細に説明される。本実施形態の衛生管理方法は、衛生管理がされる所定の空間に対して、二酸化塩素ガスを、空間における濃度が所定の濃度以上となるように使用することを特徴とする。また、本実施形態の衛生管理方法は、二酸化塩素ガスが所定の濃度以上となるように使用されることに加え、所定の濃度積算値以上となるように使用されることが好ましい。
なお、本実施形態において、「衛生管理」とは、殺菌、消臭のほか、害虫の防除を目的とする衛生管理を含む。また、「害虫の防除」とは、害虫を予防、忌避することや、害虫を駆除することを含む。本実施形態において、「所定の空間」とは、衛生管理を行うべき種々の空間をいう。具体的には、所定の空間は、オフィス、病院、製薬工場、食品工場、研究所等の施設や、図書館、美術館、博物館等の施設内の空間を含む。より具体的には、「所定の空間」は、オフィスや病院における個室、共用スペース、作業スペース内や、美術館の展示スペース内等の空間を含む。また、これらの空間の場所は特に限定されず、たとえば床下、床上、天井裏であってもよい。他にも、「所定の空間」は、上記施設内に設置される機器等の付帯設備、書籍、美術品等に形成される細部の部品間の狭隘な空間や、各種資材(たとえば段ボール)に形成される内部空間等を含む。また、これらの空間は、害虫の生息している空間であってもよく、過去に害虫の被害が発生した空間であってもよく、害虫が将来的に生息すると予測される空間であってもよい。害虫としては、ヒト、家畜、ペット、医薬品、農産物、書籍等の財産などにとって有害な作用をもたらす虫が挙げられる。本実施形態において好適に防除される害虫は後述される。
上記所定の空間における所定の濃度(所定の空間における雰囲気の濃度)としては、20ppm以上が挙げられる。二酸化塩素ガスの濃度は、害虫を防除する効果を高める観点から、30ppm以上となるように使用されることが好ましく、35ppm以上となるように使用されることがより好ましく、50ppm以上となるように使用されることがさらに好ましい。二酸化塩素ガスの濃度が所定の濃度未満である場合、害虫の防除効果は減弱される。
なお、二酸化塩素ガス濃度の上限は、害虫の防除効果を高める観点からは特に限定されない。図1は、二酸化塩素ガス濃度の経時変化を表す概略的なグラフである。縦軸は二酸化塩素ガス濃度(ppm)を示し、横軸は時間(分)を示している。すなわち、たとえば二酸化塩素ガスを発生する発生源から放出される場合には、図1に示されるように、時間の経過とともに徐々に空間内の濃度が高められる。その後、二酸化塩素ガスの濃度は、発生量よりも分解量が上回ることにより、最大濃度を示した後に減少する。本実施形態では、二酸化塩素ガスは、衛生管理の過程において、最大濃度が所定の濃度(たとえば20ppm)以上となるように使用されることにより、害虫を防除する効果を好適に発揮する。その際、二酸化塩素ガスは、所定の濃度を超えるように使用されることにより、二酸化塩素ガス濃度が所定の濃度以上となっている期間が生じる(t1〜t2、図1参照)。このような期間は、二酸化塩素ガスの最大濃度が所定の濃度よりも大きくなればなるほど長くなる傾向がある。したがって、二酸化塩素ガスは、防除効果を高める観点からは、最大濃度が大きいほど好ましい。
しかしながら、二酸化塩素ガスの濃度が高くなりすぎる場合、衛生管理の所要時間にもよるが、空間内の各種機器に腐食や変色などの悪影響を及ぼす可能性がある。このような観点によれば、二酸化塩素ガスの濃度の上限は、500ppm以下であることが好ましく、350ppm以下であることがより好ましい。
本実施形態において、好ましくは採用される「所定の濃度積算値」としては、4300(ppm・分)以上が挙げられる。なお、本実施形態において、「濃度積算値」とは、「二酸化塩素ガスの濃度(ppm)」と「時間(分)」との積分値である。図1において、濃度積算値は、横軸とグラフとにより画定される領域の面積(参照符号Iの付された領域の面積)として表される。濃度積算値は、4500(ppm・分)以上であることがより好ましく、5000(ppm・分)以上であることがさらに好ましく、8000(ppm・分)以上であることが特に好ましい。濃度積算値が大きいほど、害虫の防除効果が発揮されやすい。
なお、濃度積算値の上限は、害虫の防除効果の観点からは特に限定されない。しかしながら、濃度積算値が大きくなりすぎる場合、二酸化塩素ガスの濃度にもよるが、空間内の各種機器に腐食や変色などの悪影響を及ぼす可能性がある。このような観点によれば、濃度積算値の上限は、50000(ppm・分)以下であることが好ましい。
本実施形態では、所定の濃度積算値は、二酸化塩素ガスの使用開始時から二酸化塩素ガスが分解されるまでの時間において達成されればよい。中でも、所定の濃度積算値は、二酸化塩素ガスの使用開始時から600分以内に達成されることが好ましく、360分以内に達成されることがより好ましく、240分以内に達成されることがさらに好ましく、180分以内に達成されることが特に好ましい。所定の濃度積算値が短時間で達成されることにより、衛生管理の所要時間が短縮される。そのため、種々の施設(たとえば製薬工場)において、衛生管理時に休止されていたライン(たとえば医薬品の生産ライン)を早期に再開することができ、業務効率の低下が抑えられる。
二酸化塩素ガスを発生させる発生源としては、特に限定されない。発生源としては、たとえば、二酸化塩素が溶存された二酸化塩素水が挙げられる。このような二酸化塩素水からは、溶存された二酸化塩素ガスが遊離される。二酸化塩素水に溶存される二酸化塩素の濃度としては特に限定されず、衛生管理すべき空間の容積や、目的とする二酸化塩素ガス濃度に応じて適宜調整される。二酸化塩素は、たとえば0.01〜0.8質量%となるように溶存されていればよい。本実施形態では、二酸化塩素水に対して、溶液中に空気を送り込む方法(エアレーション)、減圧する方法、送風する方法等を採用して、二酸化塩素ガスの遊離が促されてもよい。これらの中でも、二酸化塩素水に対してエアレーションを行うことにより、二酸化塩素ガスの遊離が促されやすく、衛生管理される空間の二酸化塩素ガス濃度は高められやすい。その結果、衛生管理の所要時間は短縮化されやすい。
ほかにも、二酸化塩素ガスを発生させる発生源としては、たとえば、亜塩素酸ナトリウム水溶液と、塩素、無機酸または有機酸とを製剤化した製剤が挙げられる。無機酸としては、塩酸、硫酸等が例示される。有機酸としては、クエン酸、乳酸、ピルビン酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、グルコン酸、グリコール酸、フマル酸、マロン酸、マレイン酸、シュウ酸、コハク酸、アクリル酸等が例示される。亜塩素酸ナトリウム水溶液と、これら塩酸、無機酸または有機酸との反応により、二酸化塩素ガスが簡便に生成される。また、これら簡便な反応系は、わずか2種類の原料を適切に混合するだけであるため、製剤化されやすく、かつ、利用者が利用しやすい。製剤としては、亜塩素酸ナトリウムと、塩素、無機酸または有機酸とが適宜反応し得るように調整されたスプレー剤、くん煙剤、ゲル剤、シート剤、スティック剤等が例示される。
亜塩素酸ナトリウム水溶液と、塩素、無機酸または有機酸とを反応させる際の配合割合としては特に限定されず、使用する原料の種類により適宜選択される。たとえば、亜塩素酸ナトリウム水溶液と塩酸とが選択される場合には、亜塩素酸ナトリウム1〜25質量%に対して、塩酸が0.3〜15質量%配合されればよい。この場合において、亜塩素酸ナトリウム5〜25質量%に対して塩酸が1.5〜12質量%配合されることが好ましく、亜塩素酸ナトリウム10〜25質量%に対して塩酸が3〜12質量%配合されることがより好ましい。亜塩素酸ナトリウムの配合量が1質量%未満の場合、必要とされる亜塩素酸ナトリウム水溶液の量が増え、利便性が低下する傾向がある。一方、亜塩素酸ナトリウムの配合量が25質量%を超える場合、毒物劇物取締法に規定される劇物に該当し、取扱いが制限され、製剤化が困難となる傾向がある。
また、本実施形態において、所定の空間における二酸化塩素ガスの最大濃度は、二酸化塩素ガスの使用開始時から90分以内に達成されることが好ましく、60分以内に達成されることがより好ましく、40分以内に達成されることがさらに好ましい。二酸化塩素ガスの最大濃度が90分以内に達成される場合、早い段階から害虫の防除効果が発揮される。また、空間内の二酸化塩素ガスの濃度は、最大濃度を示した後に低下する(図1参照)。そのため、90分という早い段階で最大濃度を示すことにより、たとえばヒトが立ち入ることができる程度である0.05ppm未満までの所要時間は、短縮化される。その結果、種々の施設(たとえば製薬工場)において、衛生管理時に休止されていたライン(たとえば医薬品の生産ライン)が早期に再開され、業務効率の低下が抑えられる。
本実施形態では、衛生管理される空間は、室温および湿度が適切に調整されていることが好ましい。具体的には、室温は、たとえば20〜28℃に調整されることが好ましい。湿度は、たとえば60〜75%RHに調整されることが好ましい。室温および湿度が適切に調整されることにより、二酸化塩素ガスが凝縮してミスト状となることが防がれる。その結果、二酸化塩素ガスは、ガスの状態で空間中に存在しやすく、狭隘な空間にも進入しやすい。
以上、本実施形態の衛生管理方法によれば、二酸化塩素ガスが所定の濃度以上となるよう使用されることにより、衛生管理がされる空間は、殺菌、消臭に加え、害虫の防除を目的とした衛生管理が一回的に行われる。また、このような衛生管理方法は、上記濃度となるよう二酸化塩素ガスの生成が適宜調整されればよく、簡便である。さらに、二酸化塩素ガスは、比較的短時間で分解される。そのため、衛生管理の所要時間が短く、かつ、処理後の後処理の手間や労力が省かれる。
ここで、衛生管理の対象となる害虫の中には、体長が2mm以下の微小昆虫が含まれる。微小昆虫は、微小であるため、たとえば工場等の各種機器の細部や、段ボール等の資材のわずかな隙間に潜むことができる。微小昆虫としては、無翅のチャタテムシ、トビムシ、ハネカクシ、塵性ダニなどが例示される。これらの中でも、無翅のチャタテムシ(以下、単にチャタテムシともいう)は、書籍、乾燥食品、皮革製品、衣類などを食害するものとして知られ、高湿度の薄暗い環境を好んで生息する。チャタテムシは、生息するための環境条件が整えば、施設内で大発生して、甚大な被害をもたらす。また、チャタテムシは、風通しを良くして、低温、低湿、清潔を保ったとしても、増殖を完全に防ぐことが困難である。さらに、チャタテムシは、たとえば段ボール等の梱包資材に形成された狭隘な内部空間に潜むことがあり、梱包資材の移動に合わせて容易に施設間を往き来することができる。
本実施形態の衛生管理方法は、このような微小昆虫に対しても防除効果を充分に発揮することができる。すなわち、本実施形態において使用される二酸化塩素ガスは、ガスであるため、このような微小昆虫(特にチャタテムシ)の生息する狭隘な空間にも進入しやすい。そのため、二酸化塩素ガスは、狭隘な空間に潜む微小昆虫に対しても充分に防除効果を発揮することができる。また、二酸化塩素ガスは、たとえば資材(段ボール等)の狭隘な内部空間にも進入して微小昆虫の防除効果を発揮することができるため、施設内の衛生管理だけでなく、施設間の微小昆虫の移動も予防することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明した。本発明は、上記実施形態に格別限定されない。なお、上記した実施形態は、以下の構成を有する発明を主に説明するものである。
(1)衛生管理がされる所定の空間に対して、二酸化塩素ガスを、前記空間における濃度が20ppm以上となるように使用する、衛生管理方法。
このような構成によれば、二酸化塩素ガスは、衛生管理がされる所定の空間に対して、濃度が20ppm以上となるように使用される。二酸化塩素ガスが20ppm以上となるよう使用される場合、殺菌、消臭効果に加え、害虫の防除効果が発揮される。その結果、本発明によれば、殺菌、消臭、害虫の防除等の種々の目的に応じた衛生管理が一回的に行われ、手間や労力が低減される。また、このような衛生管理方法は、上記濃度となるよう二酸化塩素ガスの使用量が適宜調整されればよく、簡便である。また、二酸化塩素ガスは、比較的短時間で分解される。そのため、衛生管理の所要時間が短く、かつ、処理後の後処理の手間や労力が低減される。さらに、二酸化塩素ガスは、ミスト状(一般的に粒子径が5〜30μm)ではなく低分子ガス(粒子径が1.5×10-4μm)であるため、狭隘な空間にも進入しやすい。そのため、衛生管理がされる所定の空間が、たとえば工場等の各種機器が設置された空間であっても、それら機器の細部の狭隘な空間を含めて充分に殺菌、消毒および害虫の防除等の衛生管理を行うことができる。
(2)前記二酸化塩素ガスは、濃度積算値が4300(ppm・分)以上となるように使用される、(1)記載の衛生管理方法。
このような構成によれば、衛生管理される所定の空間は、充分な量の二酸化塩素ガスに曝される。その結果、充分な衛生管理が行われる。
(3)前記濃度積算値は、前記二酸化塩素ガスの使用開始時から600分以内に達成される、(2)記載の衛生管理方法。
このような構成によれば、比較的短時間である600分以内に充分な衛生管理が行われる。そのため、種々の施設(たとえば製薬工場)において、衛生管理時に休止されていたライン(たとえば医薬品の生産ライン)を早期に再開することができ、業務効率の低下が抑えられる。
(4)前記二酸化塩素ガスは、二酸化塩素が溶存された二酸化塩素水をエアレーションすることにより遊離され、遊離された前記二酸化塩素ガスが使用される、(1)〜(3)のいずれかに記載の衛生管理方法。
このような構成によれば、二酸化塩素ガスは、エアレーションという簡便な方法により二酸化塩素水から効率よく遊離される。そのため、衛生管理がされる所定の空間において、二酸化塩素ガスの濃度は高まりやすい。その結果、衛生管理の所要時間が短縮化されやすい。
(5)前記二酸化塩素ガスは、亜塩素酸ナトリウム水溶液と、塩酸、無機酸または有機酸との反応により生成され、生成された前記二酸化塩素ガスが使用される、(1)〜(3)のいずれかに記載の衛生管理方法。
このような構成によれば、二酸化塩素ガスは、亜塩素酸ナトリウム水溶液と、塩酸、無機酸または有機酸との反応により比較的簡便に生成される。また、このような反応系によれば、二酸化塩素ガスは、わずか2種類の原料を適切に混合するだけで発生する。そのため、このような反応系は、製剤化しやすく、利用者が利用しやすい。その結果、衛生管理は、より簡便な操作により行われやすい。
(6)前記衛生管理は、害虫の防除を目的とする衛生管理であり、前記空間は、害虫が発生する空間である、(1)〜(5)のいずれかに記載の衛生管理方法。
害虫が発生する空間としては、たとえば製薬工場や食品工場といった施設のほか、図書館や博物館などの施設が挙げられる。上記構成によれば、これら種々の施設においても充分な衛生管理を短時間のうちに行うことができる。
(7)前記害虫は、体長2mm以下の微小昆虫である、(6)記載の衛生管理方法。
体長2mm以下の微小昆虫は、たとえば工場等の各種機器の細部や、段ボール等の資材のわずかな隙間などの狭隘な空間に潜むことができる。上記構成によれば、二酸化塩素ガスを使用するため、このような空間に潜む微小昆虫に対しても充分に防除することができる。
(8)前記微小昆虫は、無翅のチャタテムシである、(7)記載の衛生管理方法。
無翅のチャタテムシは、各種施設において大量発生し、食品や書籍などに食害を及ぼす。また、無翅のチャタテムシは、たとえば段ボール等の梱包資材に形成された狭隘な内部空間に潜むことができ、梱包資材の移動に合わせて容易に施設間を往き来することができる。上記構成によれば、このような狭隘な空間に無翅のチャタテムシが潜んでいる場合であっても、これら無翅のチャタテムシを充分に防除することができる。そのため、施設内の衛生管理だけでなく、施設間の無翅のチャタテムシの移動も予防することができる。
以下、実施例により本発明をより具体的に説明する。本発明は、これら実施例に何ら限定されるものではない。
<防除効果の確認>
(実施例1)
図2に示される衛生管理装置1を用いて、害虫(ヒラタチャタテ成虫)に対する防除効果を確認した。図2は、本実施例において使用される衛生管理装置1の模式図である。衛生管理装置1は、上部が開口した略直方体状のポリエチレン製容器2(内容積26L)と、二酸化塩素が溶存された二酸化塩素水を貯留するビーカー3と、ビーカー3に貯留された二酸化塩素水をエアレーションするためのエアレーションポンプ4と、ポリエチレン製容器2内の気相部分を拡散するための気相拡散ファン5と、二酸化塩素ガスの濃度を測定するための二酸化塩素ガスセンサー6(ATi社製ガス検知器)とを含む。ポリエチレン製容器2の開口は、天蓋2aにより閉止され、ポリエチレン製容器2の内部空間(処理空間)は密閉される。二酸化塩素ガスセンサー6は、ポリエチレン製容器2の密閉性が損なわれないように、ポリエチレン製容器2の外部に設けられた二酸化塩素ガス濃度モニター7に接続される。測定された二酸化塩素ガス濃度は、パーソナルコンピュータ8のディスプレイに表示される。衛生管理装置1の内部空間は、図示しない温度制御装置および湿度調整装置により、温度が20〜22℃に調整され、湿度が65〜70%RHに調整される。
ポリエチレン製容器2内には、ヒラタチャタテ成虫を13匹入れた供試虫容器9aおよび、26匹入れた供試虫容器9bをスチール板9p上に載置した。供試虫容器9aは、上部が開口した扁平なポリエチレン製の有底円筒状シャーレであり、開口部には、ナイロン製ゴースを被せた。供試虫容器9aによれば、通気性の良い空間(開放条件)を想定することができる。一方、供試虫容器9bは、上部が蓋材により閉止された扁平なポリエチレン製の有底円筒状シャーレであり、蓋材には、直径2mmの孔が10個形成されている。供試虫容器9bによれば、通気性の悪い狭隘な空間(準閉鎖条件)を想定することができる。なお、無翅のチャタテムシであるヒラタチャタテ成虫は、体長が1〜2mm程度であり、種々の施設内の空間(段ボール等の資材の隙間を含む)に生息し得る。供試虫容器9bによれば、たとえば施設内の種々の機器における細部や、内部に約2mm幅の空隙が形成された段ボール(規格:Eフルート)等の資材に潜むヒラタチャタテ成虫に対する防除効果を確認することができる。
本実施例では、0.2質量%の二酸化塩素が溶存された二酸化塩素水を、エアレーションポンプ4により適宜エアレーションした。これにより、二酸化塩素ガスは、衛生管理装置1内の空間における最大濃度が52ppmとなるように遊離された。二酸化塩素ガスの使用開始時(0分)から360分間、二酸化塩素ガス濃度を経時的に測定し、濃度積算値を算出した。濃度積算値は、8482.0(ppm・分)であった。その後、供試虫容器9aおよび供試虫容器9bにおける害虫の死亡率を算出し、防除効果を確認した。また、スチール板9pの腐食または変色の有無を目視で確認した。
(実施例2〜実施例7、比較例1〜2)
害虫の数、二酸化塩素ガス濃度および濃度の計測時間を表1に示される条件に変更した以外は、実施例1と同様の方法により、防除効果等を確認した。
実施例1〜7および比較例1〜2において確認された防除効果等の結果を表1に示す。
Figure 2015159578
表1に示されるように、最大濃度が20ppmを超えるように二酸化塩素ガスを使用した実施例1〜7では、開放条件および準閉鎖条件のいずれにおいても供試虫の防除効果を示すことが確認できた。中でも、最大濃度が30ppm以上である実施例2〜7では、半数以上の供試虫が防除された。特に、最大濃度が35ppm以上である実施例3〜7では、約90〜100%の供試虫が防除された。また、それぞれの実施例において、開放条件における供試虫の死亡率と準閉鎖条件における供試虫の死亡率に大きな差は見られなかった。そのため、これらの実施例によれば、二酸化塩素ガスは、狭隘な空間に対しても充分に進入することができ、防除効果を発揮できることが分かった。一方、最大濃度が20ppm未満である比較例1および比較例2では、濃度積算値に関係なく供試虫は防除されなかった。なお、実施例7において、スチール板9pの腐食または変色が僅かに有ったが、実施例1〜6、比較例1〜2では、そのような腐食または変色は見られなかった。
<二酸化塩素ガスの分解性(残留性)>
(実施例8)
図2に示される衛生管理装置1を用いて、二酸化塩素ガスの使用開始時(0分)から720分間、二酸化塩素ガス濃度を経時的に測定し、二酸化塩素ガスの分解性(残留性)について評価した。本実施例では、エアレーションポンプ4を用いて適宜二酸化塩素水をエアレーションすることにより二酸化塩素ガスを遊離させた。二酸化塩素ガスは、衛生管理装置1内の空間における最大濃度が41ppmであった。また、この最大濃度は使用開始時から43分後に達成された。
(実施例9)
二酸化塩素ガスの最大濃度が64ppmとなるように二酸化塩素水に溶存する二酸化塩素ガスの量や、エアレーションの条件を変更した以外は、実施例8と同様の方法により、二酸化塩素ガスの分解性(残留性)を確認した。なお、二酸化塩素ガスの最大濃度は使用開始時から35分後に達成された。
実施例8および実施例9において測定された二酸化塩素ガス濃度のグラフを図3および図4にそれぞれ示す。
図3および図4に示されるように、二酸化塩素ガスは、使用開始時から徐々に濃度が上昇し、35分後(実施例9、図4参照)または43分後(実施例8、図3参照)に最大濃度を示した。その後、二酸化塩素ガスの濃度は低下し、使用開始時から620分後(実施例8、図3参照)および660分後(実施例9、図4参照)に0ppmとなった。その結果、二酸化塩素ガスは、狭隘な空間(準閉鎖条件)に潜む害虫に対しても充分な防除効果を示すだけでなく、その後、短時間のうちに完全に分解されることが分かった。
<従来の殺虫剤の防除効果>
(比較例3)
図5に示される衛生管理装置10を用いて、害虫(ヒラタチャタテ成虫)に対する防除効果を確認した。図5は、本比較例において使用される衛生管理装置10の模式図である。なお、図5において、図1の衛生管理装置1と同様の構成については同じ参照符号が付され、説明が適宜省略される。衛生管理装置10は、上部が開口した略直方体状のポリエチレン製容器2(内容積26L)と、常温揮散性の殺虫剤(ピレスロイド系殺虫剤、トランスフルトリン)を初期含浸量が200mgとなるよう含浸させた担体(図示せず)と、この担体を内部に備え、担体から揮散する殺虫剤をポリエチレン製容器2内の気相部分を拡散するための気相拡散ファン11とを含む。ポリエチレン製容器2の開口は、天蓋2aにより閉止され、ポリエチレン製容器2の内部空間(処理空間)は密閉される。衛生管理装置10の内部空間は、温度が20〜22℃に調整され、湿度が65〜70%RHに調整される。殺虫剤の初期揮散量は0.008mg/分であった。
ポリエチレン製容器2内には、ヒラタチャタテ成虫を22匹入れた供試虫容器9aおよび、20匹入れた供試虫容器9bを載置した。
本比較例では、360分間で累積揮散量が0.17mgとなるよう殺虫剤を揮散させた。その後、供試虫容器9aおよび供試虫容器9bにおける害虫の死亡率を算出し、防除効果を確認した。
(比較例4〜5)
害虫の数、殺虫剤の初期含浸量、初期揮散量および累積揮散量を表2に示される条件に変更した以外は、比較例3と同様の方法により、防除効果を確認した。
Figure 2015159578
表2に示されるように、比較例3〜5において使用された従来のピレスロイド系殺虫剤によれば、初期含浸量、初期揮散量、累積揮散量を増大させるに従って供試虫の死亡率を高めることができた。しかしながら、同一条件下では、開放条件に比べて準閉鎖条件では防除効果が著しく損なわれることが分かった。すなわち、従来の殺虫剤によれば、通気性の悪い狭隘な空間に潜む害虫を充分に防除できないことが分かった。
<従来の殺虫剤の分解性(残留性)>
(比較例6)
100ppmの殺虫剤(ピレスロイド系殺虫剤、トランスフルトリン)を含むエタノール溶液を、対象物(ポリプロピレン(PP)板(直径100mm)、ポリ袋(10cm角)、コピー紙(10cm角)および米粉1g)に均等に塗布し、風乾させた。その後、対象物を室温22〜25℃、湿度50%RH、約540ルクスの室内に24時間載置し、24時間経過後の殺虫剤の残留量をガスクロマトグラフィーを用いて計測した。得られた残留量からそれぞれの対象物における殺虫剤の残留率を算出した。結果を表3に示す。
Figure 2015159578
表3に示されるように、いずれの対象物においても、24時間経過後に殺虫剤の残留が確認された。特に、ポリ袋や米粉では、多くの殺虫剤が残留することが分かった。そのため、従来の殺虫剤では、害虫を防除できたとしても、その後に殺虫剤が残留しやすく、たとえば衛生管理時に休止されていたラインを早期に再開することができず、業務効率が低下しやすいことが分かった。また、従来の殺虫剤では、薬剤の残留が問題となる製薬工場、食品工場等では使用できないことが確認された。
1、10 衛生管理装置
2 ポリエチレン製容器
2a 天蓋
3 ビーカー
4 エアレーションポンプ
5、11 気相拡散ファン
6 二酸化塩素ガスセンサー
7 二酸化塩素ガス濃度モニター
8 パーソナルコンピュータ
9a、9b 供試虫容器
9p スチール板

Claims (8)

  1. 衛生管理がされる所定の空間に対して、二酸化塩素ガスを、前記空間における濃度が20ppm以上となるように使用する、衛生管理方法。
  2. 前記二酸化塩素ガスは、濃度積算値が4300(ppm・分)以上となるように使用される、請求項1記載の衛生管理方法。
  3. 前記濃度積算値は、前記二酸化塩素ガスの使用開始時から600分以内に達成される、請求項2記載の衛生管理方法。
  4. 前記二酸化塩素ガスは、二酸化塩素が溶存された二酸化塩素水をエアレーションすることにより遊離され、遊離された前記二酸化塩素ガスが使用される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の衛生管理方法。
  5. 前記二酸化塩素ガスは、亜塩素酸ナトリウム水溶液と、塩酸、無機酸または有機酸との反応により生成され、生成された前記二酸化塩素ガスが使用される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の衛生管理方法。
  6. 前記衛生管理は、害虫の防除を目的とする衛生管理であり、
    前記空間は、害虫が発生する空間である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の衛生管理方法。
  7. 前記害虫は、体長2mm以下の微小昆虫である、請求項6記載の衛生管理方法。
  8. 前記微小昆虫は、無翅のチャタテムシである、請求項7記載の衛生管理方法。
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