JPWO2015159540A1 - テラヘルツ波検出器 - Google Patents

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Abstract

基板2に形成された読出回路2aに接続される電極配線9を含む支持部13により、電極配線9に接続されるボロメータ薄膜7を含む温度検出部14が基板2から浮いた状態で支持される熱分離構造を有するテラヘルツ波検出器であって、基板2上に形成されるテラヘルツ波を反射する反射膜3と、温度検出部14に形成されるテラヘルツ波を吸収する吸収膜11とを備え、反射膜3は隣り合うテラヘルツ波検出器の反射膜と一体に形成される。

Description

本発明は、テラヘルツ周波数帯の電磁波(テラヘルツ波)を検出する検出器に関し、特に、ボロメータ型のテラヘルツ波検出器に関する。
近年、光と電波の狭間にあるテラヘルツ(THz)周波数帯の電磁波(すなわち、周波数が1012Hz、波長が約30μm〜1mmの電磁波。以下、THz波と呼ぶ。)が、物質の情報を直接反映する電磁波として注目されている。THz波を検出するための技術として、熱分離構造を有するボロメータ型赤外線検出器の技術を応用した技術がある。その1つとして、ボロメータ型THz波検出器(以下、単にTHz波検出器とも呼ぶ。)がある(例えば、特許文献1〜4、非特許文献1参照。)。
図14は、特許文献3に記載された2次元ボロメータ型THz波検出器の画素構造を模式的に示す説明図である。図14には、2次元ボロメータ型THz波検出器の断面図が示されている。
図15、図16および図17は、特許文献4に記載された2次元ボロメータ型THz波検出器の画素構造を模式的に示す説明図である。
特開2008−241438号公報 特開2011−106825号公報 特開2012−002603号公報 特開2012−194080号公報
小田等、Proceedings of SPIE,Vol.6940,2008年,頁69402Y-1〜69402Y-12
THz波検出器においては、より高感度なTHz波検出ができることが望ましい。例えば、特許文献3に記載されたTHz波検出器は、図14に示すように反射膜103と吸収膜111との干渉を用いて、高感度なTHz波検出を実現する。
しかし、図14に示すようなTHz波検出器では、直線偏光されたTHz波を検出器に入射した場合に、検出器からの出力、つまりTHzセンサ感度(以下、単にセンサ感度と呼ぶ。)が、偏光方向と検出器との角度(偏光角度)により変化する現象が認められる。つまり、図14に示すようなTHz波検出器では、センサ感度の偏光角度依存性が認められる。図18は、図14に示すTHz波検出器のセンサ感度の偏光角度依存性を示すグラフである。
より高感度なTHz波検出器を実現するには、センサ感度の偏光角度依存性を小さくする必要がある。
図19は、配列された画素(図14に示すTHz波検出器)の反射膜103の上面図である。図19には、配列された複数画素の反射膜103を俯瞰した上面図が示されている。図19に示すように、図14に示す反射膜103の構造では、画素と画素の間において反射膜103に隙間が空く。画素と画素の間における反射膜103の隙間をTHz波が通り抜け、基板102(具体的には、基板102の読出回路102aの金属配線)においてTHz波が反射・吸収される。従って、THz波検出器のTHz反射特性を調べるには、読出回路102aの金属配線における反射・吸収を推測する必要がある。しかし、読出回路102aの金属配線は通常複数層あるため、読出回路102aの金属配線における反射・吸収を推測するのは困難である。
図20に、反射膜103より上側の構造が形成されていないTHz波検出器のTHz反射特性を示す。図20は、図14に示すTHz波検出器の、反射膜103より上側の構造が形成されていない場合の反射率偏光角度依存性を示すグラフである。
図20に示すグラフから、偏光角度によってTHz反射率が大きく変動していることが分かる。反射膜103の隙間形状がTHz反射特性に反映されると仮定すると、その場合、THz反射特性は、90度毎に繰り返される4回対称になると予想される。しかし、図20に示すTHz反射特性が2回対称であることから、反射膜103より下部にある読出回路102aの金属配線からの反射・吸収が生じていると推測できる。つまり、図20に示すグラフから読出回路102aの金属配線における反射・吸収を推測できる。
そして、図18および図20に示されるグラフから、センサ感度の偏光角度依存性と、基板102のTHz反射率の偏光角度依存性との間に相関があることを見出した。具体的には、基板102でのTHz反射率が低い偏光角度において、THz波検出器のセンサ感度が低いことを見出した。
そこで、本発明は、センサ感度の偏光角度依存性を小さくすることができ、より高感度なボロメータ型のテラヘルツ波検出器を提供することを目的とする。
本発明によるテラヘルツ波検出器は、基板に形成された読出回路に接続される電極配線を含む支持部により、電極配線に接続されるボロメータ薄膜を含む温度検出部が基板から浮いた状態で支持される熱分離構造を有するテラヘルツ波検出器であって、基板上に形成されるテラヘルツ波を反射する反射膜と、温度検出部に形成されるテラヘルツ波を吸収する吸収膜とを備え、反射膜は隣り合うテラヘルツ波検出器の反射膜と一体に形成されることを特徴とする。
本発明によるテラヘルツ波検出器は、基板に形成された読出回路に接続される電極配線を含む支持部により、電極配線に接続されるボロメータ薄膜を含む温度検出部が基板から浮いた状態で支持される熱分離構造を有するテラヘルツ波検出器であって、基板上に形成されるテラヘルツ波を反射する反射膜の上側に当該反射膜を覆うように形成される第2反射膜と、温度検出部に形成されるテラヘルツ波を吸収する吸収膜とを備え、第2反射膜は隣り合うテラヘルツ波検出器の第2反射膜と一体に形成されることを特徴とする。
本発明によるテラヘルツ波検出器は、基板に形成された読出回路に接続される電極配線を含む支持部により、電極配線に接続されるボロメータ薄膜を含む温度検出部が基板から浮いた状態で支持される熱分離構造を有するテラヘルツ波検出器であって、基板上に形成されるテラヘルツ波を反射する反射膜と、温度検出部に形成されるテラヘルツ波を吸収する吸収膜とを備え、反射膜は隣り合うテラヘルツ波検出器の反射膜と隙間なく形成されることを特徴とする。
本発明によるテラヘルツ波検出器は、基板に形成された読出回路に接続される電極配線を含む支持部により、電極配線に接続されるボロメータ薄膜を含む温度検出部が基板から浮いた状態で支持される熱分離構造を有するテラヘルツ波検出器であって、基板上に形成されるテラヘルツ波を反射する反射膜と、温度検出部に形成されるテラヘルツ波を吸収する吸収膜とを備え、反射膜は偏光角度依存性が所定値より小さくなるように形成されることを特徴とする。
本発明によれば、ボロメータ型のTHz波検出器のセンサ感度の偏光角度依存性を小さくすることができ、より高感度なTHz波検出を実現することができる。
本発明によるTHz波検出器の第1の実施形態の画素構造を模式的に示す説明図である。 図1に示す反射膜の上面図である。 図1に示すTHz波検出器の、反射膜より上側の構造が形成されていない場合の反射率偏光角度依存性を示すグラフである。 図1に示すTHz波検出器の、反射膜より上側の構造が形成されていない場合の反射率周波数依存性を示すグラフである。 図1に示すTHz波検出器のセンサ感度の偏光角度依存性を示すグラフである。 コンタクトと他のコンタクトとの間に反射膜を配置した場合の、反射膜全体の上面図である。 コンタクトを他の画素のコンタクトと電気的に接続した場合の反射膜の上面図である。 本発明によるTHz波検出器の第2の実施形態の画素構造を模式的に示す説明図である。 図8に示す第2反射膜の上面図である。 本発明によるTHz波検出器の第3の実施形態の画素構造を模式的に示す説明図である。 本発明によるTHz波検出器の第4の実施形態の画素構造を模式的に示す説明図である。 本発明によるTHz波検出器の第5の実施形態の画素構造を模式的に示す説明図である。 本発明によるテラヘルツ波検出器の最小構成を示す説明図である。 特許文献3に記載された2次元ボロメータ型THz波検出器の画素構造を模式的に示す説明図である。 特許文献4に記載された2次元ボロメータ型THz波検出器の画素構造を模式的に示す説明図である。 特許文献4に記載された2次元ボロメータ型THz波検出器の画素構造を模式的に示す説明図である。 特許文献4に記載された2次元ボロメータ型THz波検出器の画素構造を模式的に示す説明図である。 図14に示すTHz波検出器のセンサ感度の偏光角度依存性を示すグラフである。 配列された画素(図14に示すTHz波検出器)の反射膜の上面図である。 図14に示すTHz波検出器の、反射膜より上側の構造が形成されていない場合の反射率偏光角度依存性を示すグラフである。 図14に示すTHz波検出器の、反射膜より上側の構造が形成されていない場合の反射率周波数依存性を示すグラフである。
実施形態1.
以下、本発明の第1の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明によるTHz波検出器の第1の実施形態の画素構造を模式的に示す説明図である。図1には、THz波検出器の断面図が示されている。
図1に示すように、THz波検出器は、読出回路2aと、基板2と、反射膜3と、コンタクト4と、第1保護膜5と、電極配線9と、庇12と、支持部13と、温度検出部(ダイアフラム)14とを備える。
なお、基板2、読出回路2a、反射膜3、コンタクト4、第1保護膜5、電極配線9、庇12、支持部13および温度検出部14は、図14に示す基板102、読出回路102a、反射膜103、コンタクト104、第1保護膜105、電極配線109、庇112、支持部113および温度検出部114と同様であるため説明を省略する。
また、支持部13が含む、第2保護膜6、第3保護膜8、第4保護膜10は、図14に示す支持部113が含む、第2保護膜106、第3保護膜108、第4保護膜110と同様であるため説明を省略する。また、温度検出部14が含む、ボロメータ薄膜7および吸収膜11は、図14に示す温度検出部114が含む、ボロメータ薄膜107および吸収膜111と同様であるため説明を省略する。
本実施形態では、図1に示すように、隣接する画素との間において反射膜3に隙間が空かないように、隣接する反射膜と一体となった反射膜3を形成する。図2は、図1に示す反射膜3の上面図である。図2には、配列された複数画素の反射膜3を俯瞰した上面図が示されている。このように、本実施形態では、反射膜3の隙間が空かないようにして、THz波が通り抜けることを防止し、読出回路2aの金属配線からの反射・吸収を生じさせないようにする。それにより、基板2のTHz反射率の偏光角度依存性を小さくすることができる。本実施形態では、反射膜が一体として形成されているが、一体として形成されている必要はなく、隙間が空かないようになっていれば、反射膜3は別体として形成されていても良い。
次に、本発明によるTHz波検出器のTHz反射特性を説明する。
ここで、本発明の効果を説明しやすくするために、反射膜3を図1に示すように形成し、かつ反射膜3より上側の構造が形成されていないTHz波検出器のTHz反射特性を図3および図4に示す。図3は、図1に示すTHz波検出器の、反射膜3より上側の構造が形成されていない場合の反射率偏光角度依存性を示すグラフである。
図3に示すグラフには、図20に示すグラフにおいて見られたTHz反射率の偏光角度に対する依存性が見られない。
さらに、本実施形態のTHz波検出器のセンサ感度の偏光角度依存性を図5に示す。図5に示すグラフには、図18に示すようなセンサ感度の偏光角度依存性が見られず、本発明による効果が顕著に表れている。
図4は、図1に示すTHz波検出器の、反射膜3より上側の構造が形成されていない場合の反射率周波数依存性を示すグラフである。図4には、偏光角度が0度、120度、240度であるときのTHz反射率の周波数依存性が示されている。図21は、図14に示すTHz波検出器の、反射膜3より上側の構造が形成されていない場合の反射率周波数依存性を示すグラフである。図4に示すグラフには、図21に示すような周波数および偏光角度によるTHz反射率の大きな変動は見られない。つまり、本実施形態のTHz波検出器は、周波数によるTHz反射率の偏光角度依存性のばらつきを抑えることができ、周波数が変化した場合でもセンサ感度の偏光角度依存性を小さく保つことができる。
なお、発明者の検討により、反射膜3のシート抵抗が100Ω/□以下である場合に、本発明の効果がより顕著に表れることが分かった。
以上に説明したように、本実施形態では、画素と画素の間において反射膜3に隙間が空かないように、反射膜3を形成する。それにより、反射膜3の隙間をTHz波が通り抜けることを防止することができ、基板2のTHz反射率の偏光角度依存性を小さくすることができる。従って、THz波検出器からの出力(センサ感度)が偏光角度により変化する現象が発生しづらくなる。つまり、本発明によれば、図14に示すような、反射膜と吸収膜との干渉を用いてTHz波を検出するTHz波検出器における、センサ感度の偏光角度依存性を小さくすることができる。
なお、図2に示すコンタクト4の面積が大きくない場合は、コンタクト4と他の画素のコンタクトとの間に反射膜3が配置されても構わない。その場合、反射膜3は図6に示すように形成される。図6は、コンタクト4と他の画素のコンタクトとの間に反射膜3を配置した場合の、反射膜3全体の上面図である。図6には、配列された複数画素の反射膜3を俯瞰した上面図が示されている。反射膜3を図6に示すように形成することにより、反射膜3の面積を可能な限り大きくすることができ、THz波検出器のセンサ感度の偏光角度依存性をより小さくすることができる。
また、THz波検出器のコンタクト4の一方が、他のTHz波検出器のコンタクト4と電気的に接続されてもよい。その場合、図7に示すように、反射膜3に設けられる、反射膜3とコンタクト4との隙間(反射膜3に形成されたコンタクト4用の穴)を削減することができる。それにより、反射膜3の面積を可能な限り大きくすることができ、THz波検出器のセンサ感度の偏光角度依存性をより小さくすることができる。図7は、コンタクト4を他の画素のコンタクトと電気的に接続した場合の反射膜3の上面図である。図7には、配列された複数画素の反射膜3を俯瞰した上面図が示されている。
実施形態2.
以下、本発明の第2の実施形態を図面を参照して説明する。
図8は、本発明によるTHz波検出器の第2の実施形態の画素構造を模式的に示す説明図である。図8には、THz波検出器の断面図が示されている。
第2の実施形態の画素構造は、第1の実施形態の画素構造と同様である。ただし、図8に示すように、本実施形態では、THz波検出器は、図1に示す構成要素に加えて、第2反射膜3aを備える。図9は、図8に示す第2反射膜3aの上面図である。図9には、配列された複数画素の第2反射膜3aを俯瞰した上面図が示されている。
本実施形態では、図8および図9に示すように、反射膜3を覆うように第2反射膜3aを形成する。なお、反射膜3と第2反射膜3aとは物理的に分離している。また、第2反射膜3aと吸収膜11とで光学的共振構造が形成される。
本実施形態は、THzセンサ製造上の都合により、反射膜3を隣接する画素の反射膜とつなげることができない場合に有効である。例えば、反射膜3に電圧をかけるような場合には、反射膜3を隣接する画素の反射膜と接続してしまうとショートする可能性がある。その場合に、反射膜3と物理的に分離した第2反射膜3aを、反射膜3を覆うように形成することにより、第1の実施形態と同等の効果を得ることができる。
また、発明者の検討により、第1の実施形態と同様に、第2反射膜3aのシート抵抗が100Ω/□以下である場合に、本発明の効果がより顕著に表れることが分かった。
実施形態3.
以下、本発明の第3の実施形態を図面を参照して説明する。
図10は、本発明によるTHz波検出器の第3の実施形態の画素構造を模式的に示す説明図である。図10には、THz波検出器の断面図が示されている。
第3の実施形態の画素構造は、第1の実施形態の画素構造と同様である。
ただし、本実施形態では、THz波検出器は、庇12を備えない。また、本実施形態では、反射膜3と吸収膜11の間隔(ギャップ15)を変えずに、第1保護膜5の上面と温度検出部14の下面との間隔(エアギャップ16)が8μm未満となるように、第1保護膜5の膜厚が設定される。
つまり、本実施形態は、図15に示すTHz波検出器に、第1の実施形態の反射膜3を適用した実施形態である。このように、図15に示すTHz波検出器に、本発明を適用してもよい。それにより、図15に示すようなTHz波検出器においても、第1の実施形態と同等の効果を得ることができる。
なお、図15に示すTHz波検出器に、第2の実施形態の第2反射膜3aを適用してもよい。それにより、図15に示すようなTHz波検出器において、THzセンサ製造上の都合により、反射膜3を隣接する画素の反射膜とつなげることができない場合であっても、第1の実施形態と同等の効果を得ることができる。
実施形態4.
以下、本発明の第4の実施形態を図面を参照して説明する。
図11は、本発明によるTHz波検出器の第4の実施形態の画素構造を模式的に示す説明図である。図11には、THz波検出器の断面図が示されている。
第4の実施形態の画素構造は、第3の実施形態の画素構造と同様である。ただし、本実施形態では、温度検出部14上に庇12が形成される。
つまり、本実施形態は、図16に示すTHz波検出器に、第1の実施形態の反射膜3を適用した実施形態である。このように、図16に示すTHz波検出器に、本発明を適用してもよい。それにより、図16に示すようなTHz波検出器においても、第1の実施形態と同等の効果を得ることができる。
なお、図16に示すTHz波検出器に、第2の実施形態の第2反射膜3aを適用してもよい。それにより、図16に示すようなTHz波検出器において、THzセンサ製造上の都合により、反射膜3を隣接する画素の反射膜とつなげることができない場合であっても、第1の実施形態と同等の効果を得ることができる。
実施形態5.
以下、本発明の第5の実施形態を図面を参照して説明する。
図12は、本発明によるTHz波検出器の第5の実施形態の画素構造を模式的に示す説明図である。図12には、THz波検出器の断面図が示されている。
第5の実施形態の画素構造は、第2の実施形態の画素構造と同様である。
ただし、本実施形態では、半導体製造工程における配線形成手法を利用して、反射膜3として利用する配線の上に、ビアと配線層を順次積層し、電極配線9を読出回路2aに接続するための多層配線構造を形成する。これにより、電極配線9の断線を抑制することが可能となる。層間絶縁膜21は、積層された配線層間の絶縁膜である。
つまり、本実施形態は、図17に示すTHz波検出器に、第2の実施形態の第2反射膜3aを適用した実施形態である。このように、図17に示すTHz波検出器に、本発明を適用してもよい。それにより、図17に示すようなTHz波検出器において、THzセンサ製造上の都合により、反射膜3を隣接する画素の反射膜とつなげることができない場合であっても、第1の実施形態と同等の効果を得ることができる。
なお、図17に示すTHz波検出器に、第1の実施形態の反射膜3を適用してもよい。つまり、図17に示すTHz波検出器が、反射膜103の代わりに、反射膜3を備えていてもよい。そのような形態においても、第1の実施形態と同等の効果を得ることができる。
次に、本発明の概要を説明する。図13は、本発明によるテラヘルツ波検出器の最小構成を示す説明図である。本発明によるテラヘルツ波検出器は、基板2に形成された読出回路2aに接続される電極配線9を含む支持部13により、電極配線9に接続されるボロメータ薄膜7を含む温度検出部14が基板2から浮いた状態で支持される熱分離構造を有するテラヘルツ波検出器であって、基板2上に形成されるテラヘルツ波を反射する反射膜3と、温度検出部14に形成されるテラヘルツ波を吸収する吸収膜11とを備え、反射膜3は隣り合うテラヘルツ波検出器の反射膜と一体に形成される。
そのような構成によれば、反射膜3の隙間をTHz波が通り抜けることを防止することができ、基板2のTHz反射率の偏光角度依存性を小さくすることができる。従って、検出器からの出力(センサ感度)が偏光角度により変化する現象が発生しづらくなる。つまり、図14に示すような、反射膜と吸収膜との干渉を用いてTHz波を検出するTHz波検出器における、センサ感度の偏光角度依存性を小さくすることができる。
また、反射膜3のシート抵抗が、100Ω/□以下であってもよい。そのような構成によれば、THz波検出器のセンサ感度の偏光角度依存性をより小さくすることができる。
また、基板2に形成された読出回路2aと支持部13が含む電極配線9とを電気的に接続するコンタクト4の面積に合わせて、反射膜3にコンタクト4用の穴が形成されてもよい。そのような構成によれば、反射膜3の面積を可能な限り大きくすることができ、THz波検出器のセンサ感度の偏光角度依存性をより小さくすることができる。
また、本発明によるテラヘルツ波検出器は、基板2に形成された読出回路2aに接続される電極配線9を含む支持部13により、電極配線9に接続されるボロメータ薄膜7を含む温度検出部14が基板2から浮いた状態で支持される熱分離構造を有するテラヘルツ波検出器であって、基板2上に形成されるテラヘルツ波を反射する反射膜3の上側に当該反射膜3を覆うように形成される第2反射膜3aと、温度検出部14に形成されるテラヘルツ波を吸収する吸収膜11とを備え、第2反射膜3aは隣り合うテラヘルツ波検出器の第2反射膜と一体に形成される。
このように、反射膜3を隣接する画素の反射膜と一体に形成する代わりに、反射膜3を覆う第2反射膜3aを隣接する画素の第2反射膜と一体に形成すれば、THzセンサ製造上の都合により、反射膜3を隣接する画素の反射膜とつなげることができない場合にも、THz波検出器におけるセンサ感度の偏光角度依存性を小さくすることができる。
また、反射膜3と第2反射膜3aとが分離していてもよい。そのような構成によれば、例えば、反射膜3に電圧をかけるような場合には、反射膜3を隣接する画素の反射膜と接続してしまうとショートする可能性がある。その場合に、反射膜3と第2反射膜3aとを物理的に分離させることにより、THz波検出器におけるセンサ感度の偏光角度依存性を小さくすることができる。
また、第2反射膜3aのシート抵抗が、100Ω/□以下であってもよい。そのような構成によれば、THz波検出器のセンサ感度の偏光角度依存性をより小さくすることができる。
また、本発明によるテラヘルツ波検出器は、基板2に形成された読出回路2aに接続される電極配線9を含む支持部13により、電極配線9に接続されるボロメータ薄膜7を含む温度検出部14が基板2から浮いた状態で支持される熱分離構造を有するテラヘルツ波検出器であって、基板2上に形成されるテラヘルツ波を反射する反射膜3と、温度検出部14に形成されるテラヘルツ波を吸収する吸収膜11とを備え、反射膜3は隣り合うテラヘルツ波検出器の反射膜と隙間なく形成される。
そのような構成によれば、反射膜が隣り合うテラヘルツ波検出器の反射膜と別体となっていて、一体として形成されていない場合であっても、反射膜3の隙間をTHz波が通り抜けることを防止することができる。それにより、基板2のTHz反射率の偏光角度依存性を小さくすることができる。
また、本発明によるテラヘルツ波検出器は、基板2に形成された読出回路2aに接続される電極配線9を含む支持部13により、電極配線9に接続されるボロメータ薄膜7を含む温度検出部14が基板2から浮いた状態で支持される熱分離構造を有するテラヘルツ波検出器であって、基板2上に形成されるテラヘルツ波を反射する反射膜3と、温度検出部14に形成されるテラヘルツ波を吸収する吸収膜11とを備え、反射膜3はテラヘルツ波反射率の偏光角度依存性が所定値より小さくなるように形成される。
そのような構成によれば、THz波検出器からの出力(センサ感度)が偏光角度により変化する現象が発生しづらくなる。
以上、実施形態および実施例を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態および実施例に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2014年4月18日に出願された日本特許出願2014−086412を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
2、102 基板
2a、102a 読出回路
3、103 反射膜
3a 第2反射膜
4、104 コンタクト
5、105 第1保護膜
6、106 第2保護膜
7、107 ボロメータ薄膜
8、108 第3保護膜
9、109 電極配線
10、110 第4保護膜
11、111 吸収膜
12、112 庇
13、113 支持部
14、114 温度検出部(ダイアフラム)
15、115 ギャップ
16、116 エアギャップ

Claims (8)

  1. 基板に形成された読出回路に接続される電極配線を含む支持部により、前記電極配線に接続されるボロメータ薄膜を含む温度検出部が前記基板から浮いた状態で支持される熱分離構造を有するテラヘルツ波検出器であって、
    前記基板上に形成されるテラヘルツ波を反射する反射膜と、
    前記温度検出部に形成されるテラヘルツ波を吸収する吸収膜とを備え、
    前記反射膜は隣り合うテラヘルツ波検出器の反射膜と一体に形成される
    ことを特徴とするテラヘルツ波検出器。
  2. 反射膜のシート抵抗が、100Ω/□以下である
    請求項1に記載のテラヘルツ波検出器。
  3. 基板に形成された読出回路と支持部が含む電極配線とを電気的に接続するコンタクトの面積に合わせて、反射膜に前記コンタクト用の穴が形成される
    請求項1または請求項2に記載のテラヘルツ波検出器。
  4. 基板に形成された読出回路に接続される電極配線を含む支持部により、前記電極配線に接続されるボロメータ薄膜を含む温度検出部が前記基板から浮いた状態で支持される熱分離構造を有するテラヘルツ波検出器であって、
    前記基板上に形成されるテラヘルツ波を反射する反射膜の上側に当該反射膜を覆うように形成される第2反射膜と、
    前記温度検出部に形成されるテラヘルツ波を吸収する吸収膜とを備え、
    前記第2反射膜は隣り合うテラヘルツ波検出器の第2反射膜と一体に形成される
    ことを特徴とするテラヘルツ波検出器。
  5. 反射膜と第2反射膜とが分離している
    請求項4に記載のテラヘルツ波検出器。
  6. 第2反射膜のシート抵抗が、100Ω/□以下である
    請求項4または請求項5に記載のテラヘルツ波検出器。
  7. 基板に形成された読出回路に接続される電極配線を含む支持部により、前記電極配線に接続されるボロメータ薄膜を含む温度検出部が前記基板から浮いた状態で支持される熱分離構造を有するテラヘルツ波検出器であって、
    前記基板上に形成されるテラヘルツ波を反射する反射膜と、
    前記温度検出部に形成されるテラヘルツ波を吸収する吸収膜とを備え、
    前記反射膜は隣り合うテラヘルツ波検出器の反射膜と隙間なく形成される
    ことを特徴とするテラヘルツ波検出器。
  8. 基板に形成された読出回路に接続される電極配線を含む支持部により、前記電極配線に接続されるボロメータ薄膜を含む温度検出部が前記基板から浮いた状態で支持される熱分離構造を有するテラヘルツ波検出器であって、
    前記基板上に形成されるテラヘルツ波を反射する反射膜と、
    前記温度検出部に形成されるテラヘルツ波を吸収する吸収膜とを備え、
    前記反射膜はテラヘルツ波反射率の偏光角度依存性が所定値より小さくなるように形成される
    ことを特徴とするテラヘルツ波検出器。
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