JPWO2015152303A1 - 管カバー - Google Patents
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Abstract
管カバーは、筒状に形成され、軸方向に沿って割れた割目を有する本体と、本体の軸方向の一端側に位置し、配管に取り付けられるとき、本体の割目の両側が付き合わされる突合部と、本体の軸方向の他端側に位置し、配管に取り付けられるとき、本体の割目の両側のうち一方の側が他方の側に重ね合わされる重合部とを有する。
Description
本国際出願は、2014年3月31日に日本国特許庁に出願された日本国特許出願第2014−72442号に基づく優先権を主張するものであり、日本国特許出願第2014−72442号の全内容を参照により本国際出願に援用する。
本発明は、排気管及びその他の管の管カバーに関する。
車両の内燃機関としては、V型エンジンを始めとする高性能な内燃機関が用いられる場合がある。
高性能な内燃機関は、クランクシャフト軸が車両の進行方向に対して横方向(いわゆる横置き)となるように車両に搭載される場合が多く、この場合、ピストンがクランクシャフト軸の前後に並べられる。
高性能な内燃機関は、クランクシャフト軸が車両の進行方向に対して横方向(いわゆる横置き)となるように車両に搭載される場合が多く、この場合、ピストンがクランクシャフト軸の前後に並べられる。
そのため、排気装置1は、図1に示すように、内燃機関の前後から排気ガスを取り込む形状に形成される。この排気装置1では、第一触媒10,11を備えるエキゾーストマニホールドが内燃機関の前後に取り付けられる。
また、後方の第一触媒11の後方には、各第一触媒10,11から送られてきた排気ガスを合流させるY字形状の排気合流管3が取り付けられ、排気合流管3のさらに後方には、第二触媒13が設置される。
この排気合流管3は、後方側の第一触媒11の後方に取り付けられるが、前方側の第一触媒10とは離れているので、排気合流管3と第一触媒11とは、排気合流管3から延設された長尺な排気管12を介して接続される。
このように、横置きした内燃機関に連結される排気装置1では、各第一触媒10,11から第二触媒13までの排気経路の長さが異なる。このような長さの異なる排気経路を有する排気管3,12を不等長の排気管と呼ぶ。
排気合流管3は、上流側の二股に分岐した部分と、下流側の部分とが、それぞれ枝部と呼ばれる。上流側の枝部のうち、第一触媒11に接続される枝部を第1枝部31、排気管12に接続される枝部を第2枝部32、下流側の枝部を第3枝部33とよぶ。
次に、第1枝部31及び第3枝部33に取り付けられる第1保温具4、第2保温具5について、図2を用いて説明する。
第1保温具4は、排気合流管3を構成する第1枝部31、第2枝部32及び第3枝部33のうち、第一触媒11に接続される第1枝部31に取り付けられ、第2保温具5は、第二触媒13に接続される第3枝部33に取り付けられている。
第1保温具4は、排気合流管3を構成する第1枝部31、第2枝部32及び第3枝部33のうち、第一触媒11に接続される第1枝部31に取り付けられ、第2保温具5は、第二触媒13に接続される第3枝部33に取り付けられている。
第1保温具4は、略円筒形状に形成された管カバー6と、管カバー6の内壁面と第1枝部31の外壁面との間に詰められた断熱材41とを備えている。
第2保温具5は、略円筒形状に形成された管カバー50と、管カバー50の内壁面と第3枝部33の外壁面との間に詰められた断熱材51とを備えている。
第2保温具5は、略円筒形状に形成された管カバー50と、管カバー50の内壁面と第3枝部33の外壁面との間に詰められた断熱材51とを備えている。
この管カバー6,50は、ステンレス製の遮熱板で構成されており、断熱材41,51は、グラスウールで構成されている。(特許文献1)
上述した排気合流管3のうち、第1枝部31は、直線状の管を鈍角状に折ったような形状に形成されている。
そして、この第1枝部31は、屈曲点31cから第2枝部32及び第3枝部33との合流点までの部分が(以下、第1部分31aと呼ぶ)、合流点から前方側に向かって直線状に延び、屈曲点31cよりも前方側の部分(以下、第2部分31bと呼ぶ)が、屈曲点31cから前方斜め上方に向かって傾斜して延びるように配置される。
そして、この第1枝部31は、屈曲点31cから第2枝部32及び第3枝部33との合流点までの部分が(以下、第1部分31aと呼ぶ)、合流点から前方側に向かって直線状に延び、屈曲点31cよりも前方側の部分(以下、第2部分31bと呼ぶ)が、屈曲点31cから前方斜め上方に向かって傾斜して延びるように配置される。
しかし、第1枝部31は、鈍角状に曲がられているため、第1保温具4を構成する管カバー6が取り付けられる部分のうち、下流側(第2枝部32との合流側)は、その断面形状が、パイプ曲げ加工を行う際、材料のロット違いで曲げ部付近の形状がばらつく(例えば、楕円形状となる)ことがある。
そのため、管カバー6を略円筒形状に形成しても、管カバー6の下流側に位置する筒口の縁部と、第1枝部31の外周面との間に隙間が出来てしまい、その隙間の部分が溶接時に未溶接となってしまって、管カバー6が第1枝部31からの放熱を十分に抑制できなくなる可能性があった。
また、管カバー6の筒口と第1枝部31の外周面との間に隙間ができてしまうと、管カバー6を第1枝部31に溶接によって固定することが困難になる可能性があった。
本発明の1局面では、配管の形状がばらついても、管カバーを配管に取り付けたとき、管カバーの筒口の縁部と配管との間に隙間が生じにくい管カバーを提供することが望ましい。
本発明の1局面では、配管の形状がばらついても、管カバーを配管に取り付けたとき、管カバーの筒口の縁部と配管との間に隙間が生じにくい管カバーを提供することが望ましい。
本発明の1局面の管カバーは、
筒状に形成され、軸方向に沿って割れた割目を有する本体と、
前記軸方向の一端側に位置し、配管に取り付けられるとき、前記割目の両側が付き合わされる突合部と、
前記軸方向の他端側に位置し、配管に取り付けられるとき、前記割目の両側のうち一方の側が他方の側に重ね合わされる重合部と
を有する。
筒状に形成され、軸方向に沿って割れた割目を有する本体と、
前記軸方向の一端側に位置し、配管に取り付けられるとき、前記割目の両側が付き合わされる突合部と、
前記軸方向の他端側に位置し、配管に取り付けられるとき、前記割目の両側のうち一方の側が他方の側に重ね合わされる重合部と
を有する。
この管カバーは、軸方向の他端側に位置する筒口が、配管が曲がっている側に向けて取り付けられる。すると、曲げにより配管の断面形状がばらついても、この管カバーは、軸方向の他端側が重合部によって絞ることができるので、軸方向の他端側に位置する筒口の縁部と配管の外周面との間に隙間を生じさせることなく、配管に取り付けることができる。したがって、この管カバーを用いると、溶接によって管カバーを配管にしっかり固定することができる。
上記において、重合部は、割目の両側のうち一方の側を他方の側に重ね合わせたとき、割目の両側のうち一方の側の下に、本体を縮径する方向に他方の側が移動させる移動空間が形成される形状に形成してもよい。
管カバーの本体は、硬質な材料で形成されるため、このような移動空間を形成しておけば、スムーズに縮径することができる。
尚、移動空間は、その大きさが大きすぎると溶接欠陥が発生しやすくなるため、適切な空間がよい。
尚、移動空間は、その大きさが大きすぎると溶接欠陥が発生しやすくなるため、適切な空間がよい。
上記において、軸方向の他端から延設された孔覆部であって、重ねあわせによって軸方向の他端側に形成される孔部を覆う孔覆部を有してもよい。
このようにすると、孔覆部が、重ねあわせによって軸方向の他端側に形成される孔部を閉じるので、本体内から孔部を解して熱が放熱されることを抑制できる。
このようにすると、孔覆部が、重ねあわせによって軸方向の他端側に形成される孔部を閉じるので、本体内から孔部を解して熱が放熱されることを抑制できる。
尚、重合部が、割目の両側のうち一方の側を他方の側に重ね合わせたとき、割目の両側のうち一方の側の下に、本体を縮径する方向に他方の側が移動させる移動空間が形成される形状に形成されている場合、この孔部は、移動空間によって形成される。
1… 排気装置 3… 排気合流管 6… 管カバー 6a… 割目 8… 移動空間
8a… 孔部 9… 配管 50… 管カバー 60… 本体 60c… 縁部
60u… 下側部 60t… 上側部 61… 突合部 62… 重合部
62a… 段差部 62b… 段差維持部 63… 孔覆部
8a… 孔部 9… 配管 50… 管カバー 60… 本体 60c… 縁部
60u… 下側部 60t… 上側部 61… 突合部 62… 重合部
62a… 段差部 62b… 段差維持部 63… 孔覆部
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
本実施形態の管カバー6について説明する。
尚、この管カバー6が取り付けられる排気合流管3、及び、この排気合流管3が取り付けられる排気装置1については、背景技術の欄ですでに説明したので、以下では、その説明は省略する。
本実施形態の管カバー6について説明する。
尚、この管カバー6が取り付けられる排気合流管3、及び、この排気合流管3が取り付けられる排気装置1については、背景技術の欄ですでに説明したので、以下では、その説明は省略する。
また、管カバー6以外の構成の符号については、必要な場合、背景技術の欄で説明した符号を用いる。
また、本実施形態では、管カバーを示す符号として「6」を用いているが、背景技術で記載した管カバーと同じ構成であることを示すものではない。背景技術のどの部分に生じた問題をヒントとして、本発明がなされたのか明確にするためである。しかしこれは、本実施形態の管カバー6を、背景技術に記載した管カバー50など、他の部分のカバーとして用いることを妨げるものではない。
また、本実施形態では、管カバーを示す符号として「6」を用いているが、背景技術で記載した管カバーと同じ構成であることを示すものではない。背景技術のどの部分に生じた問題をヒントとして、本発明がなされたのか明確にするためである。しかしこれは、本実施形態の管カバー6を、背景技術に記載した管カバー50など、他の部分のカバーとして用いることを妨げるものではない。
本実施形態の管カバー6は、図3に示すように、筒状に形成され、軸方向に沿って割れた割目6aを有する本体60を備えている。
また、この本体60は、その軸方向の両端部分(本体60の軸方向の両端部から所定の幅を有する部分)60a,60bが、各端部に向かって暫時縮径する形状に形成されている。
また、この本体60は、その軸方向の両端部分(本体60の軸方向の両端部から所定の幅を有する部分)60a,60bが、各端部に向かって暫時縮径する形状に形成されている。
この本体60の軸方向の一端側αは、配管9に取り付けられるとき、割目6aの両側が付き合わされる。この付きあわされる部分を、以下、突合部61と呼ぶ。
一方、この本体の軸方向の他端側βは、配管9に取り付けられるとき、割目6aの両側のうち一方の側が他方の側に重ね合わされる。この重ね合わされる部分を、以下、重合部62と呼ぶ。
一方、この本体の軸方向の他端側βは、配管9に取り付けられるとき、割目6aの両側のうち一方の側が他方の側に重ね合わされる。この重ね合わされる部分を、以下、重合部62と呼ぶ。
また、この本体60は、重合部62を軸方向に延設した形状に形成され、本体60の他端側βの縁部60cよりも外側に向かって延設された孔覆部63を有している。
次に、突合部61及び重合部62の形状等の詳細について説明する。
次に、突合部61及び重合部62の形状等の詳細について説明する。
ここで、これら突合部61及び重合部62を説明するにあたり、図4Aに示すように、本体60の割目6aを挟んだ両側部を、上側部60t及び下側部60uと呼ぶ。
上側部60tのうち突合部61に対応する部分の形状であって、下側部60uに対向する部分の形状について、図5Aを用いて説明する。
上側部60tのうち突合部61に対応する部分の形状であって、下側部60uに対向する部分の形状について、図5Aを用いて説明する。
上側部60tのうち突合部61に対応する部分には、重合部62の近傍で、本体60の軸方向の一端側αから他端側βに向かうにつれて上方に向かって暫時膨らむ部分61aがあり、この暫時膨らむ部分61aよりも重合部62側の部分61bは、その膨らみを維持した厚みで形成されている。この突合部61のその他の部分61cは、膨らみを維持した部分61bの半分の厚みで形成されている。
そして、この本体60が配管9に取り付けられるとき、上側部60tのうち突合部61に対応する部分は、下側部60uのうち突合部61に対応する部分と突き合わされるが、下側部60uのうち突合部61に対応する部分は、全体に渡り、上側部60tのその他の部分61cと同じ厚みを形成している。
そのため、上側部60tのその他の部分61c以外の部分61a、61bでは、図5A中に斜線で示したように、それらの部分61a、61bのうち下方部分に突き合わされる。
次に、上側部60tのうち突合部61と重合部62とに対応する部分であって、突合部61と重合部62との境界部分を切断した、それぞれの厚みを形成する部分の形状について、図5B及び図5Cを用いて説明する。
上側部60tのうち重合部62に対応する部分は、図5Bに示すように矢印E1(図4B参照)の方向でみると、全体に同じ厚みで形成されている。重合部62に対応する部分のうち割目6aの近傍には、上方に向かって暫時盛り上がり、その他の部分62cに対し一段上がる段差部62aが形成されている。重合部62に対応する部分のうち、段差部62aよりも割目6a側の部分(段差維持部62b)は、段差部62aにおいて他の部分に対し一段上がった状態を維持している。
一方、上側部60tのうち突合部61に対応する部分は、図5Cに示すように矢印E2(図4B参照)の方向でみると、割目6aの近傍で、割目6aに近づくにつれて上方に向かって暫時膨らむ部分61dがある。この暫時膨らむ部分61dよりも割目6a側の部分61eは、その膨らみを維持した厚みで形成されている。その他の部分61fは、膨らみを維持した部分61eの半分の厚みで形成されている。
この管カバー6は、本体60が配管9に取り付けられると、突合部61については、下側部60uと上側部60tの厚みを形成する部分が突き合わされるが、重合部62については、段差部62aを設けることによって、段差維持部62bのうち、段差部62aから割目6aまでの間の部分の下方には、移動空間8が形成される、また、段差維持部62bの先端部分は、下側部60u上に重ねられる。
この移動空間8は、図6A、図6B及び図6Cに示すように、突合部61と重合部62との境界部分から本体60の他端側βの縁部60cまで形成される。
このように、移動空間8が形成されると、図7Aに示すように、本体60の軸方向の他端側βには、重ねあわせによって孔部8aが形成される。
このように、移動空間8が形成されると、図7Aに示すように、本体60の軸方向の他端側βには、重ねあわせによって孔部8aが形成される。
そのため、前述した孔覆部63(図1参照)は、この孔部8aを外側から覆って隠している。
また、この管カバー6は、この移動空間8が形成されるため、本体60を円周方向に絞ると、図7Bに示すように、下側部60uが移動空間8を移動可能な分だけ、絞ることができる。
また、この管カバー6は、この移動空間8が形成されるため、本体60を円周方向に絞ると、図7Bに示すように、下側部60uが移動空間8を移動可能な分だけ、絞ることができる。
以上説明した管カバーは次のような特徴的な作用効果を有する。
この管カバー6は、軸方向の他端側βが重合部62によって絞ることができるので、配管9に対し管カバー6が取り付けられる部分のうち、配管9のいずれかの端部側の断面形状がばらついても、その端部側の本体60の縁部60cと管9との間に隙間ができないように取り付けることができる。また、このとき、ばらつきの度合い(非円形の度合い、扁平の度合いなど)によって移動空間8も閉じられる。
この管カバー6は、軸方向の他端側βが重合部62によって絞ることができるので、配管9に対し管カバー6が取り付けられる部分のうち、配管9のいずれかの端部側の断面形状がばらついても、その端部側の本体60の縁部60cと管9との間に隙間ができないように取り付けることができる。また、このとき、ばらつきの度合い(非円形の度合い、扁平の度合いなど)によって移動空間8も閉じられる。
また、管カバー6の本体60は、硬質な材料で形成されるため、移動空間8を形成することによってスムーズに縮径することができる。
また、管カバー6は、管カバー6を絞っても孔部8aが塞がらず孔部8aが残ってしまっても、孔覆部63が、移動空間8を形成することによって生ずる孔部8aを閉じるので、本体60内から孔部8aを解して熱が放熱されることを抑止することができる。
[他の実施形態]
上記実施形態で説明した管カバー6はあくまでも一例であり、これに限定されるものではない。
また、管カバー6は、管カバー6を絞っても孔部8aが塞がらず孔部8aが残ってしまっても、孔覆部63が、移動空間8を形成することによって生ずる孔部8aを閉じるので、本体60内から孔部8aを解して熱が放熱されることを抑止することができる。
[他の実施形態]
上記実施形態で説明した管カバー6はあくまでも一例であり、これに限定されるものではない。
Claims (3)
- 筒状に形成され、軸方向に沿って割れた割目を有する本体と、
前記軸方向の一端側に位置し、配管に取り付けられるとき、前記割目の両側が付き合わされる突合部と、
前記軸方向の他端側に位置し、配管に取り付けられるとき、前記割目の両側のうち一方の側が他方の側に重ね合わされる重合部と
を有する管カバー。 - 請求項1に記載の管カバーにおいて、
前記重合部は、前記割目の両側のうち一方の側を他方の側に重ね合わせたとき、前記割目の両側のうち一方の側の下に、前記本体を縮径する方向に前記他方の側が移動させる移動空間を形成する形状に形成されている管カバー。 - 請求項1,2いずれか1項に記載の管カバーにおいて、
前記軸方向の他端から延設された孔覆部であって、前記重ねあわせによって前記軸方向の他端側に形成される孔部を覆う孔覆部を有する管カバー。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014072442 | 2014-03-31 | ||
JP2014072442 | 2014-03-31 | ||
PCT/JP2015/060271 WO2015152303A1 (ja) | 2014-03-31 | 2015-03-31 | 管カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
JP2016511967A Pending JPWO2015152303A1 (ja) | 2014-03-31 | 2015-03-31 | 管カバー |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170613 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20171219 |