JPWO2015151181A1 - チャイルドシート - Google Patents

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Abstract

簡単な操作で確実に車両用シートのアンカー部材に連結させることができるISOFIXタイプのチャイルドシートを提供する。チャイルドシート1が、係止部材74と、被係止部材57を備え且つ前後方向に移動可能に配置されたアーム部材50と、アーム部材50に配置され且つ車両のアンカー部材103に連結可能な連結部材60と、を具備し、アーム部材50の前後方向の移動が、係止部材74と被係止部材57との係止によって規制され、上記係止が、連結部材60を車両のアンカー部材103に連結させると解除される。

Description

本発明は、車両用シートに取り付けるチャイルドシートに関する。
乗用車等に乳幼児を乗せる際に用いられるチャイルドシートであって、ISOFIX又はISO−FIX(アイソフィックス)の規格に準拠して製造されたISOFIXタイプのチャイルドシートが公知である(特許文献1)。
特許文献1に記載のチャイルドシートは、ベースと、ベースの左右に配置された一対のアーム部材とを有している。アーム部材の各々は、車両用シートに設けられたアンカー部材に連結する連結部材(例えば特許文献2)を有している。ベースの左右には、横方向に突出するストッパピンが配置され、対応するアーム部材には、前後方向に整列して配置された複数の凹所が形成されている。ベースのストッパピンは、アーム部材の凹所の各々と係合可能であり、ストッパピンと係合するアーム部材の凹所を選択することによって、ベースに対するアーム部材の前後方向の位置が調節される。すなわち、チャイルドシートに対するアーム部材の前後方向の突出量を調節する際に、ストッパピン及び凹所の係合を解除するために、ベースに対してアーム部材を横方向へ離間させなければならない。したがって、アンカー部材に連結後に、アーム部材の突出量を調整することができない。
特開2007−168581号公報 特開2001−26231号公報
ところで、チャイルドシートに対するアーム部材の突出量を調節するために、アーム部材が前後方向に移動可能に配置されたチャイルドシートも公知である。アーム部材は、チャイルドシートの後方に向かって突出しており、チャイルドシートの中に引っ込めることが可能となっている。チャイルドシートは、アーム部材を任意の長さ突出させて固定できるように、アーム部材を係止又は係止解除する係止機構を有している。係止機構の係止解除は、例えば、左右のアーム部材に対応するように、チャイルドシートの左右の側面に配置されたボタンによって行われる。
係止機構の一例は、ボタンを押下している間だけアーム部材の係止を解除するタイプである。このタイプの係止機構によれば、アーム部材を前後に移動させる際には、ボタンを押下し続ける必要がある。
こうした係止機構を有するチャイルドシートを車両用シートに固定する際には、まず、係止機構のボタンを押下しながら、チャイルドシートの中からアーム部材を最大限引き出す(段階1)。次いで、アーム部材の先端の連結部材を、車両用シートのアンカー部材に対して連結させる(段階2)。次いで、左右の係止機構のボタンを同時に押下しながら、チャイルドシートを後方へ押圧し、アーム部材をチャイルドシートの中に引っ込めることによって、チャイルドシートの取り付けが完了する(段階3)。
段階3において、左右の係止機構のボタンを横方向内側に同時に押下するのに両手を使用する必要があるにもかかわらず、さらに、ボタンの押下方向と直交する後方へ、チャイルドシートを押圧することは非常に困難である。
係止機構の別の例は、アーム部材をチャイルドシートから引き出す方向の動きを規制し、アーム部材をチャイルドシートの中に引っ込める方向の動きは規制しないラッチ機構を有するタイプである。このタイプの係止機構によれば、チャイルドシートの中からアーム部材を引き出す際には、ボタンを押下し続ける必要がある一方で、係止機構のボタンを押下することなくアーム部材を引っ込めることができる。
こうした係止機構を有するチャイルドシートを車両用シートに固定する際には、まず、係止機構のボタンを押下しながら、チャイルドシートの中からアーム部材を最大限引き出す(段階1)。次いで、アーム部材の先端の連結部材を、車両用シートのアンカー部材に対して連結させる(段階2)。次いで、チャイルドシートを後方へ押圧し、アーム部材をチャイルドシートの中に引っ込めることによって、チャイルドシートの取り付けが完了する(段階3)。
段階3において、両手でチャイルドシートを押圧することができることから、車両用シートに対する取り付けは、最初の例と比較して容易である。
しかしながら、段階2において、車両用シートのアンカー部材に対するアーム部材の連結部材の連結動作を適切に行わないと、両者が連結していないにもかかわらず、段階3において、アーム部材がチャイルドシートの中に引っ込んでしまい、取り付けが完了したと誤認してしまう虞がある。
本発明は、簡単な操作で確実に車両用シートのアンカー部材に連結させることができるISOFIXタイプのチャイルドシートを提供する。
本発明の一態様によれば、係止部材と、被係止部材を備え且つ前後方向に移動可能に配置されたアーム部材と、該アーム部材に配置され且つ車両のアンカー部材に連結可能な連結部材と、を具備し、前記アーム部材の前後方向の移動が、前記係止部材と前記被係止部材との係止によって規制され、前記係止が、前記連結部材を車両のアンカー部材に連結させると解除されることを特徴とするチャイルドシートが提供される。
また、本発明の別の態様によれば、前記連結部材が、車両のアンカー部材との連結によって前方又は後方へ移動する解除部材を有し、該解除部材の前記移動によって、前記被係止部材が前記係止部材との係止が解除される方向に移動することを特徴とするチャイルドシートが提供される。
また、本発明の別の態様によれば、カム部材をさらに具備し、前記解除部材が前記カム部材と協働して、前記被係止部材を前記係止部材との係止が解除される方向に移動させることを特徴とするチャイルドシートが提供される。
また、本発明の別の態様によれば、第2係止部材をさらに具備し、該第2係止部材は、前記アーム部材が後方へ移動するときは、前記アーム部材と係止し、前記アーム部材が前方へ移動するときは、前記アーム部材と係止しないことを特徴とするチャイルドシートが提供される。
また、本発明の別の態様によれば、前記第2係止部材と前記アーム部材との係止を解除する係止解除部材をさらに具備することを特徴とするチャイルドシートが提供される。
また、本発明の別の態様によれば、前記係止部材と前記被係止部材との係止を解除する係止解除部材をさらに具備することを特徴とするチャイルドシートが提供される。
また、本発明の別の態様によれば、前記第2係止部材と前記アーム部材との係止を解除し、次いで、前記係止部材と前記被係止部材との係止を解除する係止解除部材をさらに具備することを特徴とするチャイルドシートが提供される。
また、本発明の別の態様によれば、前記係止部材が長孔を有し、前記係止解除部材が前記長孔と協働し、前記係止部材と前記被係止部材との係止解除を、前記第2係止部材と前記アーム部材との係止解除に較べて遅延させることを特徴とするチャイルドシートが提供される。
また、本発明の別の態様によれば、前記係止解除部材が、前後方向に垂直な横方向の軸線周りに回転可能であり、前記係止解除部材を回転させることによって、前記係止が解除されることを特徴とするチャイルドシートが提供される。
各請求項に記載の発明によれば、簡単な操作で確実に車両用シートのアンカー部材に連結させることができるという共通の効果を奏する。
以下、添付図面と本発明の好適な実施形態の記載から本発明を一層十分に理解できるであろう。
チャイルドシートを概略的に示す斜視図である。 チャイルドシートの受台の下半体の斜視図である。 チャイルドシートの受台の前方上方からの部分拡大斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るアーム部材及び係止機構の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るアーム部材及び係止機構の縦断面斜視図である。 接続プレート、カム及び被係止シャフトの斜視図である。 ラッチプレート及び係止フックの斜視図である。 係止機構の動作を示す部分縦断面図である。 係止機構の動作を示す別の部分縦断面図である。 係止機構の動作を示すさらに別の部分縦断面図である。 係止機構の動作を示すさらに別の部分縦断面図である。 係止機構の動作を示すさらに別の部分縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係るアーム部材及び係止機構の斜視図である。 図13のアーム部材及び係止機構の縦断面斜視図である。 係止機構の動作を示す部分縦断面図である。 係止機構の動作を示す別の部分縦断面図である。 係止機構の動作を示すさらに別の部分縦断面図である。 係止機構の動作を示すさらに別の部分縦断面図である。 係止機構の動作を示すさらに別の部分縦断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。全図面に渡り、対応する構成要素には共通の参照符号を付す。
図1は、チャイルドシート1を概略的に示す斜視図である。本明細書中では、各構成部材の説明において、チャイルドシート1を車両用シートに設置した状態で、車両の進行方向前方を「前」とし、その反対側を「後」と規定する。また、前後方向に垂直な左右方向を、横方向と規定する。
チャイルドシート1は、チャイルドシート本体10と、チャイルドシート本体10に対して着脱可能に取り付けられるサポートレッグ20とを有している。チャイルドシート本体10は、例えば自動車である車両用シート100に取り付けられる受台30と、受台30上に摺動可能に支持されたシート本体40とを有している。着座面等を含むシート本体40は、クッション性のあるカバーによって覆われているが、省略して描かれている。
サポートレッグ20は、チャイルドシート本体10が取り付けられる車両のシートを支持する車両の床面まで延び、チャイルドシート本体10、すなわち受台30の前方部分を下方から支持している。サポートレッグ20は、長さ方向に伸縮自在の脚部21と、脚部21に取り付けられ、脚部21の長さを決定する位置決め機構22とを有している。
受台30は、それぞれ別体に形成された下半体31と上半体32とを嵌合させることによって形成される。また、受台30は、その下部において、後方へ突出するように左右に配置された一対の棒状のアーム部材50を有している。アーム部材50は、長さ方向、すなわち前後方向に移動可能であり、後述する係止機構によって、所定の長さに調節可能である。
シート本体40は、乳幼児の着座面の前部に、操作機構41を有している。操作機構41を操作することによって、シート本体40が受台30に対して回転又はリクライニングするように、シート本体40を受台30上に摺動させることができる。シート本体40は、着座した乳幼児の頭を後方から支持するために、左右が前方に向かって湾曲してヘッドレストの機能を果たすヘッドプレート42を有している。ヘッドプレート42は、シート本体40に対して上下方向に摺動可能に取り付けられていてもよい。
アーム部材50の各々は、連結部材60を有し、連結部材60は、後方に突出するアーム部材50の先端、すなわち後端に配置されている。連結部材60は、ISOFIXの規格に準拠して製造されており、例えば、特許文献2に一例が開示されている。チャイルドシート1を固定する車両用シート100の背部101の下部には、アーム部材50の連結部材60の各々に対応する位置に開口102が形成され、各々の開口102内には、アンカー部材103が配置されている。アンカー部材103は、開口102内を左右に横断するように配置された棒状の部材である。アーム部材50の連結部材60は、車両用シート100の棒状のアンカー部材103に対して連結される。
図2は、チャイルドシート1の受台30の下半体31の斜視図である。説明の簡略化のために、受台30の内部に配置されている部材、例えばシート本体40を受台30に対して回転又はリクライニングさせる機構等は、省略して描かれている。
受台30の下半体31の底面の内側の前部には、サポートレッグ20の脚部21の一端が挿入されるT字形状の支持部材23が配置され、受台30の下半体31の底面の内側の左右には、アーム部材50と係止機構70とがそれぞれ配置されている。係止機構70は、ハンドル部材71とレール部材72とを有している。レール部材72は、アーム部材50の軸線方向、すなわち長さ方向とチャイルドシート1の前後方向とが略平行となるように、アーム部材50を保持している。したがって、アーム部材50は、レール部材72によってガイドされながら、前後方向に移動可能である。
受台30の下半体31の前部及び後部の壁面には、それぞれ2つの開口33が形成されている。したがって、左右のアーム部材50の各々は、これら開口33を介して、受台30を前後方向に貫通している。したがって、アーム部材50の前端及び連結部材60の配置された後端は、常に受台30の外部に露出している。また、係止機構70によってアーム部材50を係止することによって、アーム部材50を任意の移動位置に固定すること、すなわち受台30から任意の長さ後方へ突出させて固定することができる。したがって、アーム部材50は、チャイルドシート1の中、すなわち受台30の中に引っ込めたり、受台30の外に引き出したりすることができる。また、アーム部材50の各々は、その受台30からの突出量を別々に調節することが可能となっている。
図3は、チャイルドシート1の受台30の前方上方からの部分拡大斜視図である。図4は、本発明の第1実施形態に係るアーム部材50及び係止機構70の斜視図であり、図5は、本発明の第1実施形態に係るアーム部材50及び係止機構70の縦断面斜視図である。図3から図5のアーム部材50及び係止機構70は、チャイルドシート1の左側に配置されており、チャイルドシート1の右側に配置されたアーム部材50及び係止機構70は、これらと左右対称に構成されている。また、図4及び図5は、チャイルドシート1の左側から見た図であり、したがって、図において、左側がチャイルドシート1の前側であり、右側がチャイルドシートの後側である。なお、図4の斜視図と図5の縦断面斜視図とは、アーム部材50及び係止機構70の異なる状態を示している。
アーム部材50は、アーム前半体51と、アーム後半体52と、操作部材53と、接続プレート54と、スプリング55と、カム56と、被係止部材である被係止シャフト57と、を有している。アーム前半体51及びアーム後半体52は、長さ方向に垂直な横断面が四角形で中空の棒状部材である。アーム前半体51は、アーム部材50全体に対して前側に配置され、アーム後半体52は、アーム前半体51の後端に接続されている。アーム後半体52の後端には、連結部材60が取り付けられている。アーム後半体52の上面には、複数の貫通孔である係止孔52aが、長さ方向に沿って等間隔に形成されている。
アーム前半体51は、後部の上面から垂直上方へ延びる支持壁51aを有する。支持壁51aは、上方から見てアーム部材50の長さ方向に長辺を有する略矩形の開口51bを画成し、開口51bは、アーム前半体51の内部へ連通する。チャイルドシート1の内側に位置する支持壁51aの開口51b内に面した内壁には、上下方向に延びる円筒状のガイド筒51cが形成されている。アーム前半体51の外側の側面の前部には、矩形の開口51dが形成されている。上述したように、アーム部材50の前端は、常に受台30の外部に露出していることから、矩形の開口51dは、常に受台30の外部に露出している。
アーム前半体51内には、略直方体の操作部材53が、アーム部材50の長さ方向に移動可能に配置されている。操作部材53の前部の外側の側面には、突起状の操作部53aと、操作部53aの後方には、凹部53bが形成されている。操作部53a及び凹部53bは、アーム前半体51の矩形の開口51dを介して、アーム部材50の外部へ露出しており、受台30の外から操作が可能となっている。操作部材53の後部の上面には、接続プレート54の前端部が取り付けられている。操作部材53には、横方向に延びる矩形の貫通孔53cが形成されている。操作部材53において、貫通孔53c内に面した後部の壁面には、前方に向かって突出するスプリング保持部53dが形成されている。スプリング保持部53dの周囲には、スプリング55が配置されている。スプリング55は、一端がアーム前半体51に形成されたスプリング支持部51eに当接しながら、アーム前半体51に対して操作部材53を後方へ付勢している。
図6は、接続プレート54、カム56及び被係止シャフト57の斜視図である。図5と共に図6を参照すると、カム56は、略楕円形状又は角丸長方形の外形を有する平板状の部材である。カム56は、その長手方向とアーム部材50の長さ方向とが略平行となるように且つその平板状の平面の垂線とアーム部材50の横方向とが略平行となるように、言い換えると、アーム部材50の側面と平行に、アーム前半体51内に配置されている。また、カム56は、アーム前半体51内において、開口51bに面し、且つ、操作部材53の後方に配置されている。カム56の前部には、上方へ延びる突起状のカム角部56aが形成されている。また、カム56には、長手方向において、前部には貫通孔56bが形成され、後部には長孔56cが形成されている。カム56の貫通孔56bには、アーム前半体51に形成された横方向に延びる揺動軸51fが挿入され、カム56は、アーム前半体51の揺動軸51fを中心として揺動可能になっている。
被係止シャフト57は、アーム前半体51内に前方又は後方から見てL字形の棒状の部材である。被係止シャフト57において、L字形の上下方向に延びる部分は、アーム前半体51のガイド筒51c内に挿入されており、L字形の横方向に延びる部分は、横方向の外側へ向かって延び、カム56の長孔56c内へ挿入される。
接続プレート54は、アーム後半体52の内部を通ってアーム部材50の上面及び下面と平行に配置された平板状の部材である。接続プレート54は、カム56の上方を通るように配置されている。また、接続プレート54には、カム56のカム角部56aよりも僅かばかり大きいカム開口54aが形成されている。カム開口54aには、カム角部56aが下方から上方へ貫通して挿入される。さらに、接続プレート54には、被係止シャフト57の動作を妨げないように、所定の長さ方向に亘って切り欠き部54bが形成されている。すなわち、被係止シャフト57は、接続プレート54の切り欠き部54b内に配置されている。
連結部材60は、例えば特許文献2に記載されているように、公知の機構を有している。すなわち、アーム部材50の後端に配置された連結部材60の先端、すなわち後端には、後方に向かって開口するように縦断面がU字形の受容部61が形成されている。したがって、受容部61は、横方向に延びる車両用シート100の棒状のアンカー部材103(図1参照)を、その開口内に受容するように構成されている。受容部61の開口内には、図示しない連結部が配置されている。また、連結部材60は、解除部材として、アーム後半体52内に前方へ向かって突出する平板状の解除プレート62を有している。解除プレート62は、アーム後半体52の上面及び下面と水平に配置されている。
チャイルドシート1を車両用シート100に取り付けの際には、アーム部材50の連結部材60の受容部61内に、車両用シート100のアンカー部材103を押し込むことによって、連結部材60の連結部が、アンカー部材103を包囲するように連結される。連結部材60の連結部がアンカー部材103に連結されると、解除プレート62は、公知の機構によって連結部材60内に引っ込む、すなわち後方へ移動する。このときの解除プレート62の位置を、連結位置と称する。連結部材60の連結部とアンカー部材103との連結は、解除プレート62を連結部材60から引き出す、すなわち前方へ移動させることによって解除される。このときの解除プレート62の位置を、解除位置と称する。解除プレート62の前端部には、接続プレート54の後端部が取り付けられている。したがって、接続プレート54は、操作部材53の後部及び連結部材60の解除プレート62間を接続している。
接続プレート54が操作部材53の後部及び連結部材60の解除プレート62間を接続していることから、連結部材60の連結部をアンカー部材103に連結させると、解除プレート62が後方の連結位置に移動すると共に、接続プレート54を介して操作部材53も後方へ移動する。また、操作部材53を前方へ移動させると、接続プレート54を介して解除プレート62も前方の解除位置に移動し、連結部材60の連結部のアンカー部材103に対する連結が解除される。すなわち、連結部材60のアンカー部材103に対する連結及び連結解除に応じて、接続プレート54が、アーム部材50内において前後に移動する。接続プレート54の前後の移動に応じて、カム開口54aに挿入されたカム56のカム角部56aが前後に移動し、それによって、カム56が、アーム前半体51の揺動軸51fを中心として揺動する。
詳細には、連結部材60の解除プレート62が解除位置にある場合には、図5並びに後述する図8及び図9に示されるように、カム56は上限位置にまで揺動し、長孔56cに挿入された被係止シャフト57を上方へ持ち上げている。このとき、被係止シャフト57の先端、すなわち上端は、アーム前半体51の支持壁51aの上端面を越えて上方へ延びている。また、連結部材60の解除プレート62が連結位置にある場合には、後述する図10及び図11に示されるように、カム56は下限位置にまで揺動し、長孔56cに挿入された被係止シャフト57を下方へ引き下げている。このとき、被係止シャフト57の先端、すなわち上端は、アーム前半体51の支持壁51aの上端面よりも下方に位置しているが、ガイド筒51c内から外れることはない。
なお、被係止シャフト57が挿入された貫通孔が長孔56cであることから、アーム前半体51の揺動軸51f周りのカム56の揺動運動にもかかわらず、被係止シャフト57は、アーム前半体51のガイド筒51cに沿って上下に移動することができる。
図7は、ラッチプレート73及び係止フック74の斜視図である。係止機構70は、ハンドル部材71及びレール部材72に加え、ラッチプレート73と、係止部材である係止フック74とを有している。ハンドル部材71は、図4及び図7に示されるように、受台30の側面においてアーム部材50の側面と平行に配置された円板状のハンドル部71aと、ハンドル部71aの外側表面から外側へ突出する2つの支持突起71bと、ハンドル部71aの中心から横方向内側に延びる回転軸71cと、ハンドル部71aの中心から離間した位置から横方向内側に延びる棒状の作動杆71dと、を有している。ハンドル部材71は、係止解除部材として機能する。
ハンドル部材71の回転軸71cの先端は、レール部材72に対して回転可能に取り付けられている。したがって、支持突起71bに指を引っ掛けながら回転軸71c周りにハンドル部材71を回転させることが可能となっている。ハンドル部材71の回転軸71cは、アーム後半体52の上方を通るように配置されている。レール部材72には、アーム部材50が意図せず外れてしまうことを防止するガイド部材72aが取り付けられている。アーム部材50の前後方向の移動は、アーム前半体51の内側表面から内側へ突出する規制部51g(図3)が、レール部材72に当接することによって規制される。
ラッチプレート73は、アーム後半体52の上方において、アーム部材50の側面と平行に配置された平板状の部材である。ラッチプレート73は、第2係止部材として機能する。ラッチプレート73の下部には、前方へ向かって斜め下方に延びる突起状の2つのラッチ角部73a及びラッチ角部73bが、前後に並んで形成されている。前方に配置されたラッチ角部73aの方が、後方に配置されたラッチ角部73bよりも大きく形成されている。2つのラッチ角部73a及びラッチ角部73bは、アーム後半体52の隣接する係止孔52aの間隔と等しく離間しており、係止孔52a内に同時に挿入可能となっている。また、ラッチプレート73の後方の周縁部近傍には、貫通孔73cが形成され、その前方には、貫通孔73dが形成されている。
なお、強度上の観点から、2つのラッチ角部73a及びラッチ角部73bが形成されているが、いずれか一方、例えば、前方に配置されたラッチ角部73aのみを有するようにしてもよい。
係止フック74は、ラッチプレート73を挟むようにして平行に配置された2つの平板状の部材からなるフック本体74aを有する。フック本体74aの後方の周縁部近傍には、フック本体74aの表面に対して垂直に外方へ突出し、横方向の貫通孔を形成する円筒状のボス部74bが形成されている。フック本体74aの2つの平板状の部材それぞれには、円筒状のボス部74bの中心軸線を中心とする円弧に沿った長孔74cが形成されている。フック本体74aの前部には、前方へ向かって突出するフックアーム74dが形成され、その先端、すなわち前端には、上下方向に延びる筒状のフック部74eが形成されている。
係止フック74の貫通孔であるボス部74bと、ラッチプレート73の後方の貫通孔73cには、係止フック74の外側からハンドル部材71の回転軸71cが挿入されている。また、フック本体74aの長孔74cと、ラッチプレート73の前方の貫通孔73dには、係止フック74の外側からハンドル部材71の作動杆71dが挿入されている。その結果、ハンドル部材71とラッチプレート73と係止フック74とが連結され、ラッチプレート73及び係止フック74は、それぞれハンドル部材71の回転軸71c周りに回転可能になっている。また、ラッチプレート73は、ハンドル部材71の回転軸71c周りに配置された図示しないトーションスプリングによって、アーム後半体52に向かう方向に付勢されている。ラッチプレート73が付勢されていることによって、作動杆71dによって連結されたハンドル部材71及び係止フック74も、同じ方向、すなわち、図4においてハンドル部材71の回転軸71c周りに反時計回りの方向に付勢されている。
係止フック74は、長孔74cを貫通することによってハンドル部材71の作動杆71dに連結していることから、ラッチプレート73を付勢するトーションスプリングの付勢力に抗してハンドル部材71を回転させたとしても、係止フック74はすぐには回転しない。すなわち、ハンドル部材71の回転が所定の回転角を越えるまでは、ハンドル部材71の作動杆71dは、係止フック74の長孔74c内の範囲で移動する。ハンドル部材71の作動杆71dが係止フック74の長孔74cの他端に達すると、すなわちハンドル部材71の回転が所定の回転角を越えると、係止フック74もその回転に応じて回転する。なお、ラッチプレート73は、常にハンドル部材71の回転に応じて回転する。
アーム前半体51と、操作部材53と、ハンドル部材71と、係止フック74とは、硬質のプラスチック、例えばポリプロピレンを一体成型することにより形成されるが、これに限定されない。また、アーム後半体52と、接続プレート54と、スプリング55と、カム56と、被係止シャフト57と、連結部材60と、レール部材72と、ラッチプレート73とは、炭素鋼等の金属から形成されるが、これに限定されない。
図8は係止機構70の動作を示す部分縦断面図であり、図9は係止機構70の動作を示す別の部分縦断面図であり、図10は係止機構70の動作を示すさらに別の部分縦断面図であり、図11は係止機構70の動作を示すさらに別の部分縦断面図であり、図12は係止機構70の動作を示すさらに別の部分縦断面図である。
図8から図12を参照しながら、本実施形態において、チャイルドシート1を車両用シート100に固定する方法について説明する。まず、図5に示されるようにアーム部材50が受台30の中に引っ込んでいる場合には、図8に示されるように、ラッチプレート73がアーム部材50と係止しないように、ラッチプレート73がアーム後半体52から離間する方向にハンドル部材71を回転させながら、アーム部材50を受台30から最大限引き出す。このとき、係止フック74も同様に回転するように、トーションスプリングの付勢力に抗して、上述した所定の回転角を越えるようにハンドル部材71を回転させる。アーム部材50を受台30から最大限引き出した後に、ハンドル部材71の回転を元に戻すと、図9に示されるように、係止フック74の筒状のフック部74eは、被係止シャフト57を包囲し、アーム前半体51の支持壁51aの上端面に載置される。
このとき、ラッチプレート73のラッチ角部73a及びラッチ角部73bは、アーム後半体52の隣接する係止孔52aにそれぞれ挿入されている。したがって、アーム部材50を受台30から引き出す方向の動き、すなわちアーム部材50の後方への移動は、規制される。詳細には、アーム部材50を後方へ移動させると、ラッチ角部73a及びラッチ角部73bの上方を向いて傾斜した前方側の面と対応する係止孔52aの前方側の端縁とは、より深く係止する。したがって、アーム部材50を受台30から引き出そうとしても、ラッチ角部73a及びラッチ角部73bと、アーム後半体52の係止孔52aとが係止し、アーム部材50の後方へ移動が規制される。
他方、ラッチプレート73のラッチ角部73a及びラッチ角部73bが前方へ向かって斜め下方に延びることから、アーム部材50を受台30の中に引っ込める方向の動き、すなわちアーム部材50の前方へ移動がラッチプレート73によって規制されることはない。すなわち、2つのラッチ角部73a及びラッチ角部73bの各々がアーム後半体52の係止孔52a内に挿入されていたとしても、アーム部材50の前方への移動によって、ラッチプレート73がアーム後半体52から離間する方向に僅かばかり回転する。それによって、ラッチ角部73a及びラッチ角部73bの各々は、アーム後半体52の係止孔52aの外へ押し出される。
詳細には、ラッチ角部73a及びラッチ角部73bの下方を向いて傾斜した後方側の面と、対応する係止孔52aの後方側の端縁とを当接させながらアーム部材50を前方へ移動させる。その移動によって、トーションスプリングの付勢力に抗してラッチプレート73をアーム後半体52から離間する方向に回転させるような、ハンドル部材71の回転軸71c周りのトルクが発生する。したがって、アーム部材50を受台30の中に引っ込める場合に、ラッチ角部73a及びラッチ角部73bと、アーム後半体52の係止孔52aとが係止することはなく、ラッチプレート73によってアーム部材50の前方へ移動が規制されることはない。なお、アーム部材50を前方へ移動させると、ラッチプレート73はアーム後半体52から離間する方向に僅かばかり回転するが、係止フック74の長孔74cのため、係止フック74は回転しない。
図9に示された状態で、アーム部材50の先端の連結部材60を、車両用シート100のアンカー部材103に連結するために、チャイルドシート1をアンカー部材103に向かって押圧する。このとき、アーム部材50には、アンカー部材103からの反力によって、受台30の中に引っ込められる方向、すなわち前方に向かう方向に力が作用する。上述したように、アーム部材50を受台30の中に引っ込める方向の動きに対しては、ラッチプレート73とアーム部材50とは係止しない。しかしながら、図9に示されたような状態では、被係止シャフト57が、係止フック74の筒状のフック部74e内に当接することによって、すなわち被係止シャフト57が係止フック74に係止することによって、アーム部材50を受台30の中に引っ込める方向の動きが規制されている。
アーム部材50の先端の連結部材60が、車両用シート100のアンカー部材103に完全に連結すると、上述したように、解除プレート62が後方の連結位置に移動する。解除プレート62の後方への移動によって、解除プレート62に接続された接続プレート54及びカム56を介して被係止シャフト57が下方へ引き下げられ、図10に示されるように、被係止シャフト57と係止フック74との係止が解除される。言い換えると、解除プレート62がカム56と協働して、被係止シャフト57を係止フック74との係止が解除する方向に移動させる。上述したように、ラッチプレート73はアーム部材50の前方への移動を規制しないことから、アーム部材50を受台30の中に引っ込めることができるようになる(図11)。最終的に、アーム部材50の受台30からの突出量が適切に調整され(図12)、車両用シート100に対するチャイルドシート1の取り付けが完了する。
チャイルドシート1を車両用シート100から取り外すためには、アーム前半体51の矩形の開口51dを介して操作部材53の凹部53bに指を入れ、操作部53aを前方へ移動させる。操作部材53に前方への移動によって、操作部材53に接続された接続プレート54を介して解除プレート62も前方の解除位置に移動し、連結部材60の連結部のアンカー部材103に対する連結が解除される。
なお、仮に図9に示されるように、被係止シャフト57が係止フック74に係止するようにした後に、連結部材60をアンカー部材103に連結することなく、アーム部材50を受台30の中に引っ込める場合には、ハンドル部材71を所定の回転角を越えて回転させればよい。すなわち、ハンドル部材71を所定の回転角を越えて回転させることによって、係止フック74を回転させることができ、被係止シャフト57との係止を解除することができる。したがって、ハンドル部材71を回転させると、まず、ラッチプレート73とアーム後半体52との係止が解除され、さらに回転させると、係止フック74と被係止シャフト57との係止が解除される。すなわち、ハンドル部材71と係止フック74の長孔74cとが協働し、係止フック74と被係止シャフト57との係止解除が、ラッチプレート73とアーム後半体52との係止解除に較べて遅延する。
本実施形態によれば、アーム部材50の先端の連結部材60が、車両用シート100のアンカー部材103に完全に連結するまで、アーム部材50が受台30の中に引っ込むことがないため、チャイルドシート1を確実に取り付けることができる。言い換えると、連結部材60とアンカー部材103との連結が完了する前に、アーム部材50が受台30の中に引っ込むことがないため、取り付け完了を誤認し、誤使用してしまう危険性がない。また、ハンドル部材71を回転させてアーム部材50の各々を受台30から最大限引き出した後は、連結部材60の連結部の各々をアンカー部材103に合わせ、チャイルドシート1を押圧するだけなので、チャイルドシート1を非常に簡単に取り付けることができる。さらに、係止フック74と被係止シャフト57との係止解除や、ラッチプレート73とアーム後半体52の係止孔52aとの係止解除は、いずれもハンドル部材71を回転させるだけなので、直感的な操作が可能である。さらに、アーム部材50を係止する係止機構70は、アーム部材50周囲の近傍に集約されていることから、全体として非常にコンパクトである。
図13は、本発明の第2実施形態に係るアーム部材150及び係止機構170の斜視図であり、図14は、図13のアーム部材150及び係止機構170の縦断面斜視図である。図13及び図14のアーム部材150及び係止機構170は、チャイルドシート1の左側に配置されており、チャイルドシート1の右側に配置されたアーム部材150及び係止機構170は、これらと左右対称に構成されている。また、図13及び図14は、チャイルドシート1の左側から見た図であり、したがって、左側がチャイルドシート1の前側であり、右側がチャイルドシートの後側である。なお、図13に示された縦断面斜視図は、図14に示された縦断面斜視図と見ている断面が異なるが、同じ状態を示している。
本発明の第2実施形態に係るアーム部材150及び係止機構170は、上述した本発明の第1実施形態に係るアーム部材50及び係止機構70と置き換えて、受台30に搭載することが可能である。
アーム部材150は、アーム前半体151と、アーム後半体152と、操作部材153と、接続プレート154と、スプリング155と、被係止部材であるカム156と、を有している。アーム前半体151及びアーム後半体152は、長さ方向に垂直な横断面が四角形で中空の棒状部材である。アーム前半体151は、アーム部材150全体に対して前側に配置され、アーム後半体152は、アーム前半体151の後端に接続されている。アーム後半体152の後端には、上述した連結部材60が取り付けられている。
アーム前半体151は、後部の上面から垂直上方へ延びる支持壁151aを有する。支持壁151aは、アーム前半体151の側面と直交するように配置されている。アーム前半体151の外側の側面の前部には、矩形の開口151dが形成されている。アーム部材150の前端は、常に受台30の外部に露出していることから、矩形の開口151dは、常に受台30の外部に露出している。
アーム前半体151内には、略直方体の操作部材153が、アーム部材150の長さ方向に移動可能に配置されている。操作部材153の前部の外側の側面には、突起状の操作部153aと、操作部153aの後方には、凹部153bが形成されている。操作部153a及び凹部153bは、アーム前半体151の矩形の開口151dを介して、アーム部材150の外部へ露出しており、受台30の外から操作が可能となっている。操作部材153の後部の上面には、接続プレート154の前端部が取り付けられている。操作部材153には、横方向に延びる矩形の貫通孔153cが形成されている。操作部材153において、貫通孔153c内に面した後部の壁面には、前方に向かって突出するスプリング保持部153dが形成されている。スプリング保持部153dの周囲には、スプリング155が配置されている。スプリング155は、一端がアーム前半体151に形成されたスプリング支持部151eに当接しながら、アーム前半体151に対して操作部材153を後方へ付勢している。
カム156は、略楕円形状又は角丸長方形の外形を有する平板状の部材である。カム156は、アーム部材150の側面と平行に、操作部材153の後部に形成された空間内に配置されている。カム156の前部には、前方へ向かって斜め上方へ延びる突起状のカム角部156aが形成されている。また、カム156には、長手方向において、後部に貫通孔156bが形成されている。カム156の貫通孔156bには、操作部材153内を横方向に延びる揺動軸151fが挿入され、カム156は、揺動軸151fを中心として揺動可能になっている。カム156は、揺動軸151f周りに配置された図示しないトーションスプリングによって、上方に向かって付勢されている。
アーム後半体152の上面には、複数の貫通孔である係止孔152aが、長さ方向に沿って等間隔に形成されている。また、係止孔152aよりも前方のアーム後半体152の上面であってカム156のカム角部156aに対応する位置に、長さ方向に延びるカム開口152bが形成されている。カム開口152bを介して、カム156のカム角部156aが突出している。突出したカム156のカム角部156aは、その先端、すなわち前端において、後述するように係止フック174と係止する被係止面156cを有している。
接続プレート154は、アーム後半体152の内部を通ってアーム部材150の上面及び下面と平行に配置された平板状の部材である。接続プレート154は、操作部材153の後部及び連結部材60の解除プレート62間を接続している。接続プレート154は、上述したように、連結部材60のアンカー部材103に対する連結及び連結解除に応じて、アーム部材150内において前後に移動する。接続プレート154の前後の移動に応じて、操作部材153に取り付けられたカム156のカム角部156aが、カム開口152b内で上下に移動する。それによって、カム156が、揺動軸151fを中心として揺動する。
詳細には、連結部材60の解除プレート62が解除位置にある場合には、図14並びに後述する図15及び図16に示されるように、カム156はトーションスプリングによって上限位置にまで揺動し、カム角部156aがアーム後半体152のカム開口152bから外方へ突出している。連結部材60のアンカー部材103に対する連結によって、連結部材60の解除プレート62が後方の連結位置に移動すると、カム156のカム角部156aの上方を向いて傾斜した後方側の面とアーム後半体152のカム開口152bの後方側の端縁とが当接して、トーションスプリングの付勢力に抗してカム156を下方へ揺動させる方向に、揺動軸151f周りのトルクが発生する。したがって、連結部材60の解除プレート62が連結位置にある場合には、後述する図17及び図18に示されるように、カム156は下限位置にまで揺動し、カム角部156aがアーム後半体152のカム開口152b内に配置される。
係止機構170は、ハンドル部材171及びレール部材172に加え、ラッチプレート173と、係止部材である係止フック174と、作動杆175とを有している。ハンドル部材171は、受台30の側面においてアーム部材150の側面と平行に配置された円板状のハンドル部171aと、ハンドル部171aの外側表面から外側へ突出する支持突起171bと、ハンドル部171aの中心から横方向内側に延びる回転軸171cとを有している。ハンドル部材171は、係止解除部材として機能する。
ハンドル部材171の回転軸171cの先端は、レール部材172に対して回転可能に取り付けられている。したがって、支持突起171bに指を引っ掛けながら回転軸171c周りにハンドル部材171を回転させることが可能となっている。ハンドル部材171の回転軸171cは、アーム後半体152の上方を通るように配置されている。レール部材172には、アーム部材150が意図せず外れてしまうことを防止するガイド部材172aが取り付けられている。アーム部材150の前後方向の移動は、上述したように、アーム前半体151の内側表面から内側へ突出する規制部(図示せず)が、レール部材172に当接することによって規制される。
ラッチプレート173は、アーム後半体152の上方において、アーム部材150の側面と平行に配置され、上方に開くように鈍角に屈曲してブーメラン状に形成された平板状の部材である。ラッチプレート173は、第2係止部材として機能する。ラッチプレート173は、屈曲部がハンドル部材171の回転軸171cに貫通されることで、回転軸171c周りに回転可能に取り付けられている。また、ラッチプレート173は、ハンドル部材171に連結されており、ハンドル部材171を回転軸171cに回転させると、ラッチプレート173も同様に回転する。ラッチプレート173は、図示しないトーションスプリングによって、アーム後半体152に向かう方向に付勢されている。
ラッチプレート173の屈曲部に対して前方に配置された一方の端部には、前方へ向かって斜め下方に延びる突起状のラッチ角部173aが形成されている。ラッチ角部173aは、係止孔152a内に挿入可能となっている。ラッチプレート173の屈曲部に対して上部後方に配置された他方の端部には、作動杆175の一端が回転可能に連結されている。作動杆175の他端は、係止フック174に連結されている。
本実施形態におけるラッチプレート173のラッチ角部173aとアーム後半体152の係止孔152aとの関係は、上述した第1実施形態におけるラッチプレート73のラッチ角部73a及びラッチ角部73bとアーム後半体52の係止孔52aとの関係と同一である。したがって、本実施形態においても、アーム部材150を受台30の中に引っ込める方向の動きは規制されないが、アーム部材150を受台30から引き出す方向の動きは、ラッチプレート173のラッチ角部173aとアーム後半体152の係止孔152aとの係止によって、規制される。
作動杆175は、両端部が同一方向に直角に屈曲した棒状の部材である。上述したように、作動杆175の一方の端部は、ラッチプレート173の端部に連結され、作動杆175の他方の端部は、係止フック174に連結されている。
係止フック174は、略楕円形状又は角丸長方形の縦断面形状を有する厚い平板状の部材である。係止フック174は、アーム部材150の上方に配置され、外側の側面の前部が、横方向に延びるピン部材176に貫通されることで、レール部材172に取り付けられている。したがって、係止フック174は、ピン部材176を中心として揺動可能である。また、係止フック174の上部には、横方向に延びる規制部174aが形成されている。さらに、係止フック174は、その先端、すなわち後端において、後述するようにカム156と係止する係止面174bを有している。さらに係止フック174には、横方向に貫通し且つ長手方向に延びる長孔174cが形成されている。長孔174c内には、作動杆175の端部が挿入されている。
係止フック174は、図示しないトーションスプリングによって、下方向、すなわちアーム部材150に向かう方向に付勢されている。ピン部材176が取り付けられた部分近傍のレール部材172には、上方へ突出する一対の規制突起172bが形成されている。係止フック174の規制部174aが、レール部材172の規制突起172bと係止することによって、係止フック174のピン部材176周りの下方向の揺動が規制される。このため、係止フック174が揺動の下限位置にあるときであっても、係止フック174がアーム部材150と当接することはない。
係止フック174は、長孔174cに挿入された作動杆175を介し、ラッチプレート173及びハンドル部材171と連結していることから、ラッチプレート173を付勢するトーションスプリングの付勢力に抗してハンドル部材171を回転させたとしても、係止フック174は僅かしか上方へ揺動しない。すなわち、ハンドル部材171を回転させるとラッチプレート173が回転し、ラッチプレート173に連結した作動杆175が水平方向又は上方向の後方へ移動する。作動杆175の後方への移動によって、作動杆175の他端が、係止フック174の長孔174c内を移動する。作動杆175の長孔174c内の移動によって、ピン部材176周りのトルクが発生し、トーションスプリングの付勢力に抗して係止フック174は上方へ揺動する。なお、ラッチプレート173は、常にハンドル部材171の回転に応じて回転する。したがって、アーム部材150を前方へ移動させると、ラッチプレート173はアーム後半体152から離間する方向に僅かばかり回転するが、係止フック174はほとんど回転しない。
なお、ハンドル部材171を回転させることによってトーションスプリングの付勢力に抗してラッチプレート173を回転させると、ラッチ角部173aとアーム後半体152の係止孔152aとの係止を解除し、アーム部材150を受台30から引き出すことができる。
アーム前半体151と、操作部材153と、ハンドル部材171と、係止フック174とは、硬質のプラスチック、例えばポリプロピレンを一体成型することにより形成されるが、これに限定されない。また、アーム後半体152と、接続プレート154と、スプリング155と、カム156と、レール部材172と、ラッチプレート173と、作動杆175とは、炭素鋼等の金属から形成されるが、これに限定されない。
図15は係止機構170の動作を示す部分縦断面図であり、図16は係止機構170の動作を示す別の部分縦断面図であり、図17は係止機構170の動作を示すさらに別の部分縦断面図であり、図18は係止機構170の動作を示すさらに別の部分縦断面図であり、図19は係止機構170の動作を示すさらに別の部分縦断面図である。
図15から図19を参照しながら、本実施形態において、チャイルドシート1を車両用シート100に固定する方法について説明する。まず、アーム部材150が受台30の中に引っ込んでいる場合には、図15に示されるように、ラッチプレート173がアーム部材150と係止しないように、ラッチプレート173がアーム後半体152から離間する方向にハンドル部材171を回転させながら、アーム部材150を受台30から最大限引き出す。アーム部材150を受台30から最大限引き出した後に、ハンドル部材171の回転を元に戻すと、図16に示されるように、カム156のカム角部156aがアーム後半体152のカム開口152bから突出する。その結果、カム156の被係止面156cと、係止フック174の係止面174bとが、対向して配置される。
図16に示された状態で、アーム部材150の先端の連結部材60を、車両用シート100のアンカー部材103に連結するために、チャイルドシート1をアンカー部材103に向かって押圧する。このとき、アーム部材150には、アンカー部材103からの反力によって、受台30の中に引っ込められる方向、すなわち前方に向かう方向に力が作用する。上述したように、アーム部材150を受台30の中に引っ込める方向の動きに対しては、ラッチプレート173とアーム部材150とは係止しない。しかしながら、図16に示されたような状態では、カム156の被係止面156cが、係止フック174の係止面174bに当接することによって、すなわちカム156が係止フック174に係止することによって、アーム部材150を受台30の中に引っ込める方向の動きが規制されている。
アーム部材150の先端の連結部材60が、車両用シート100のアンカー部材103に完全に連結すると、上述したように、解除プレート62が後方の連結位置に移動する。解除プレート62の後方への移動によって、カム156が揺動軸151f周りに下方へ揺動し、図17に示されるように、カム156と係止フック174との係止が解除される。言い換えると、解除プレート62がカム156と協働して、カム156を係止フック174との係止が解除する方向に移動させる。上述したように、ラッチプレート173はアーム部材150の前方への移動を規制しないことから、アーム部材150を受台30の中に引っ込めることができるようになる(図18)。最終的に、アーム部材150の受台30からの突出量が適切に調整され(図19)、車両用シート100に対するチャイルドシート1の取り付けが完了する。
チャイルドシート1を車両用シート100から取り外すためには、アーム前半体151の矩形の開口151dを介して操作部材153の凹部153bに指を入れ、操作部153aを前方へ移動させる。操作部材153に前方への移動によって、操作部材153に接続された接続プレート154を介して解除プレート62も前方の解除位置に移動し、連結部材60の連結部のアンカー部材103に対する連結が解除される。
なお、仮に図16に示されるように、カム156が係止フック74に係止するようにした後に、連結部材60をアンカー部材103に連結することなく、アーム部材150を受台30の中に引っ込める場合には、ハンドル部材171を回転させればよい。すなわち、ハンドル部材171を回転させることによって、係止フック174を回転させることができ、カム156との係止を解除することができる。したがって、ハンドル部材171を回転させると、まず、ラッチプレート173とアーム後半体152との係止が解除され、さらに回転させると、係止フック174とカム156との係止が解除される。すなわち、ハンドル部材171と係止フック174の長孔174cとが協働し、係止フック174とカム156との係止解除が、ラッチプレート173とアーム後半体152との係止解除に較べて遅延する。
本実施形態によれば、アーム部材150の先端の連結部材60が、車両用シート100のアンカー部材103に完全に連結するまで、アーム部材150が受台30の中に引っ込むことがないため、チャイルドシート1を確実に取り付けることができる。言い換えると、連結部材60とアンカー部材103との連結が完了する前に、アーム部材150が受台30の中に引っ込むことがないため、取り付け完了を誤認し、誤使用してしまう危険性がない。また、ハンドル部材171を回転させてアーム部材150の各々を受台30から最大限引き出した後は、連結部材60の連結部の各々をアンカー部材103に合わせ、チャイルドシート1を押圧するだけなので、チャイルドシート1を非常に簡単に取り付けることができる。さらに、係止フック174とカム156との係止解除や、ラッチプレート173とアーム後半体152の係止孔152aとの係止解除は、いずれもハンドル部材171を回転させるだけなので、直感的な操作が可能である。さらに、アーム部材150を係止する係止機構170は、アーム部材150周囲の近傍に集約されていることから、全体として非常にコンパクトである。
なお、上述した2つの実施形態に係るチャイルドシートでは、シート本体40が受台30上で摺動可能であるが、シート本体40が受台30上で摺動可能でなくてもよく、また、受台30とシート本体40とが、一体的に形成されていてもよい。さらに、シート本体と受台とが、着脱可能であってもよい。
本発明によれば、係止部材と、被係止部材を備え且つ前後方向に移動可能に配置されたアーム部材と、アーム部材に配置され且つ車両のアンカー部材に連結可能な連結部材とを具備し、アーム部材の前後方向の移動が、係止部材と被係止部材との係止によって規制され、上記係止が、連結部材を車両のアンカー部材に連結させると解除されるような、任意の構成であってもよい。
また、本発明によれば、連結部材と車両のアンカー部材との連結によって後方へ移動する解除部材を有し、解除部材の後方への移動によって、被係止部材が係止部材との係止が解除される方向に移動する。なお、解除部材が、車両のアンカー部材との連結によって前方へ移動するような構成であってもよい。
本発明について特定の実施形態に基づいて詳述しているが、当業者であれば本発明の請求の範囲及び思想から逸脱することなく、様々な変更、修正等が可能である。
1 チャイルドシート
10 チャイルドシート本体
20 サポートレッグ
30 受台
40 シート本体
50 アーム部材
57 被係止シャフト
60 連結部材
70 係止機構
74 係止フック
103 アンカー部材

Claims (9)

  1. 係止部材と、
    被係止部材を備え且つ前後方向に移動可能に配置されたアーム部材と、
    該アーム部材に配置され且つ車両のアンカー部材に連結可能な連結部材と、を具備し、
    前記アーム部材の前後方向の移動が、前記係止部材と前記被係止部材との係止によって規制され、
    前記係止が、前記連結部材を車両のアンカー部材に連結させると解除されることを特徴とするチャイルドシート。
  2. 前記連結部材が、車両のアンカー部材との連結によって前方又は後方へ移動する解除部材を有し、該解除部材の前記移動によって、前記被係止部材が前記係止部材との係止が解除される方向に移動することを特徴とする請求項1に記載のチャイルドシート。
  3. カム部材をさらに具備し、前記解除部材が前記カム部材と協働して、前記被係止部材を前記係止部材との係止が解除される方向に移動させることを特徴とする請求項2に記載のチャイルドシート。
  4. 第2係止部材をさらに具備し、該第2係止部材は、前記アーム部材が後方へ移動するときは、前記アーム部材と係止し、前記アーム部材が前方へ移動するときは、前記アーム部材と係止しないことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のチャイルドシート。
  5. 前記第2係止部材と前記アーム部材との係止を解除する係止解除部材をさらに具備することを特徴とする請求項4に記載のチャイルドシート。
  6. 前記係止部材と前記被係止部材との係止を解除する係止解除部材をさらに具備することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のチャイルドシート。
  7. 前記第2係止部材と前記アーム部材との係止を解除し、次いで、前記係止部材と前記被係止部材との係止を解除する係止解除部材をさらに具備することを特徴とする請求項4に記載のチャイルドシート。
  8. 前記係止部材が長孔を有し、前記係止解除部材が前記長孔と協働し、前記係止部材と前記被係止部材との係止解除を、前記第2係止部材と前記アーム部材との係止解除に較べて遅延させることを特徴とする請求項7に記載のチャイルドシート。
  9. 前記係止解除部材が、前後方向に垂直な横方向の軸線周りに回転可能であり、前記係止解除部材を回転させることによって、前記係止が解除されることを特徴とする請求項5から8のいずれか一項に記載のチャイルドシート。
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