JPWO2015133167A1 - 電動式パワーステアリング装置及びその組立方法 - Google Patents

電動式パワーステアリング装置及びその組立方法 Download PDF

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Abstract

トーションバー14aのばね軸部36の軸方向中間部に大径部37を設け、この大径部37の外周面を、中空状の出力軸13aの内周面に近接若しくは接触させる。これにより、電動パワーステアリング装置において、トーションバーの軸方向両端部である1対の連結軸部のうち、相手側シャフトに対して後から連結する側の連結軸部を、この相手側シャフトの連結孔部に対して圧入する際に、前記トーションバーのばね軸部の座屈を防止することができる。

Description

この発明は、電動モータを補助動力の発生源として、運転者がステアリングホイールを操作する為に要する力を軽減できる様に構成した、電動式パワーステアリング装置及びその組立方法に関する。
自動車の操舵輪に舵角を付与する為のステアリング装置として、図21に示す様な構造が、広く知られている。ステアリング装置では、車体1に支持された円筒状のステアリングコラム2の内径側にステアリングシャフト3が、回転可能に支持される。そして、ステアリングコラム2の後端開口から突出した、ステアリングシャフト3の後端部に、ステアリングホイール4が固定される。ステアリングホイール4を回転させると、この回転が、ステアリングシャフト3、自在継手5a、中間シャフト6、自在継手5bを介して、ステアリングギヤユニット7の入力軸8に伝達される。入力軸8が回転すると、ステアリングギヤユニット7の両側に配置された1対のタイロッド9、9が押し引きされて左右1対の操舵輪に、ステアリングホイール4の操作量に応じた舵角が付与される。
尚、本明細書で、前後方向は、特に断らない限り、車両の前後方向を言う。
又、図21に示した例は、電動モータ10を補助動力源として利用する事により、ステアリングホイール4の操作力を軽減できる様に構成した電動式パワーステアリング装置としている。この為、ステアリングコラム2の前端部にハウジング11が固定され、ハウジング11に電動モータ10を支持すると共に、ハウジング11の内側に複数の構成部品を設けている。
各構成部品には、例えば図22に示す様な、ステアリングホイール4(図21)からの操舵力が付与される入力軸12と、電動モータ10(図21)を発生源とする補助動力が付与される中空状の出力軸13と、出力軸13の内径側に配置されると共に、その両端部を、出力軸13と入力軸12とに対してトルク伝達可能に連結したトーションバー14と、トーションバー14の弾性的な捩れ変形に基づいて操舵力を検出するトルク検出器等が含まれる(例えば特許文献1参照)。入力軸12と出力軸13とは、互いの軸方向端部に設けられた雄、及び雌ストッパ部15、16同士を円周方向の隙間を介在させた状態で係合させる事により、互いの相対回転を所定角度範囲内に規制した状態で連結されている。
図22に示した様な、入力軸12と、出力軸13と、トーションバー14とを組み立てる場合には、先ず、トーションバー14の後端部(図22の右端部)を、入力軸12の内径側に設けられた連結孔部17に圧入する事により、トーションバー14の後端部を入力軸12にトルク伝達可能に連結する。次いで、トーションバー14を出力軸13の中心孔18に挿入して、トーションバー14の前端部(図22の左端部)を、中心孔18の前端部に設けられた連結孔部19に締め代を持たせる事なく内嵌する。これと共に、雄、及び雌ストッパ部15、16同士を円周方向の隙間を介在させた状態で係合させる。そして、入力軸12と出力軸13との回転方向に関する互いの位置関係を、所定角度範囲の中央位置に合わせた状態で、出力軸13の前端部とトーションバー14の前端部との互いに整合する位置に、ドリル加工で径方向の貫通孔20を形成する。そして、貫通孔20にピン21を圧入する事により、トーションバー14の前端部が出力軸13に対してトルク伝達可能に連結される。
上述の様な従来構造及びその組立方法の場合には、入力軸12と出力軸13との回転方向に関する互いの位置関係を規制し、更にこの規制した位置関係を保持しながら、貫通孔20を形成する必要がある。この為、貫通孔20を形成する際に専用の治具や設備が必要になり、その分、コストが嵩むと言った問題がある。
これに対し、上述の様な従来構造を組み立てる場合、先にトーションバー14の前端部と出力軸13とをピン21により連結してから、トーションバー14の後端部を入力軸12の連結孔部17に圧入する様にすれば、貫通孔20を形成する際に、上述の様な治具や設備が不要になる為、その分、コストを抑えられる。
但し、この場合には、トーションバー14の後端部を入力軸12の連結孔部17に圧入する際に、トーションバー14の軸方向中間部であるばね軸部に、大きな軸方向圧縮力が加わる。この為、この大きな軸方向圧縮力によってばね軸部が座屈するのを防止すべく、ばね軸部の剛性を高くしておく必要がある。ところが、ばね軸部の剛性を高くすると、その分、ばね軸部を通じて、操舵輪側からステアリングホイール4側へ振動が伝わり易くなると共に、操舵トルクの検出感度が低くなると言った不都合を生じる。
一方、上述の様な従来構造に関して、トーションバー14の前端部と出力軸13との連結構造を、圧入による連結構造に変更すれば、貫通孔20及びピン21が不要になる為、上述の様な治具や設備が不要になるだけでなく、貫通孔20の形成によって発生する切粉(鉄粉)の除去作業(洗浄作業)が不要になると共に、部品点数を減らせる為、その分、コストを抑えられる。
但し、この場合には、トーションバー14の両端部を2つの連結孔部17、19に対して順番に圧入する事になる為、後から行う圧入の際に、先に圧入した側の端部を後から圧入する側の端部に向けて軸方向に押圧する様な態様で圧入を行うと、トーションバー14のばね軸部に大きな軸方向圧縮力が加わる。この為、上述した場合と同様の不都合を生じる。
尚、本発明に関連する他の先行技術文献として、特許文献2がある。この特許文献2には、本発明を適用可能な構成を備えた電動式パワーステアリング装置が記載されている。
日本国特開2010−89709号公報 国際公開第2003/104065号
本発明は、上述の様な事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、トーションバーの軸方向両端部のうち少なくとも一方を、入力軸又は出力軸の連結孔部に対して圧入する際に、トーションバーの軸方向中間部の座屈を防止することができる電動式パワーステアリング装置及びその組立方法を提供することにある。
本発明の電動式パワーステアリング装置は、
中空状の第一シャフトと、
前記第一シャフトと同軸に配置された第二シャフトと、
軸方向両端部に設けられた1対の連結軸部と、該1対の連結軸部間に設けられたばね軸部と、を有し、且つ、前記第一シャフトの内径側に配置されると共に、一方の前記連結軸部を前記第一シャフトに、他方の前記連結軸部を前記第二シャフトに、それぞれトルク伝達可能に連結されたトーションバーと、
を備え、
少なくとも一方の前記連結軸部は、前記第一、及び前記第二シャフトのうち、自身が連結される相手側シャフトに設けられた連結孔部に圧入され、
前記第一、及び前記第二シャフトの何れか一方のシャフトにステアリングホイールからの操舵力が付与される。
特に、本発明の電動式パワーステアリング装置の場合、前記ばね軸部の軸方向中間部における外周面と前記第一シャフトの軸方向中間部における内周面の何れか一方には、前記ばね軸部、前記第一シャフト、又は前記ばね軸部若しくは前記第一シャフトに設けられたブッシュの何れかによって構成され、軸方向両側に隣接する部分に比べて径方向に延出する径方向延出部が設けられ、
該径方向延出部は、前記ばね軸部の軸方向中間部における外周面と前記第一シャフトの軸方向中間部における内周面の何れか他方の対向面に対し、前記径方向延出部の軸方向両側に隣接する部分よりも近づいている、又は、接触している。
なお、後述の実施形態では、前記第二シャフトは、前記第一シャフトとの相対回転を所定角度範囲内に規制された状態で、第一シャフトと同軸に配置される。
又、ステアリングホイールの動きを操舵輪に伝達する操舵力伝達機構の途中に設けられる他の部材(例えば、前記第一、及び第二シャフトのうちの他方のシャフトや、ステアリングギヤユニットを構成するラック軸)には、電動モータを発生源とする補助動力が付与される。
本発明の電動式パワーステアリング装置を実施する場合に、好ましくは、前記径方向延出部は、前記ばね軸部の軸方向中間部によって構成され、軸方向両側に隣接する部分に比べて外径寸法が大きくなった大径部であり、該大径部の外周面が前記第一シャフトの内周面に対し、前記大径部の軸方向両側に隣接する部分の外周面よりも近づいているか、又は、接触している。
又は、前記径方向延出部は、前記第一シャフトの軸方向中間部によって構成され、軸方向両側に隣接する部分に比べて外径寸法が小さくなった小径部であり、該小径部の内周面が前記ばね軸部の外周面に対し、前記小径部の軸方向両側に隣接する部分の内周面よりも近づいているか、又は、接触している。
若しくは、前記径方向延出部は、前記ばね軸部の軸方向中間部に設けられたブッシュであり、該ブッシュの外周面が前記第一シャフトの内周面に対し、前記ブッシュの軸方向両側に隣接する部分の外周面よりも近づいているか、又は、接触している。
或いは、前記径方向延出部は、前記第一シャフトの内径部の軸方向中間部に設けられたブッシュであり、該ブッシュの内周面が前記ばね軸部の外周面に対し、前記ブッシュの軸方向両側に隣接する部分の内周面よりも近づいているか、又は、接触している。
より好ましくは、前記大径部又は前記小径部を、前記ばね軸部の軸方向中央部を含む部分に設ける。
さらに、本発明を実施する場合、前記大径部又は前記小径部は、前記ばね軸部の軸方向1箇所にのみ設ける事もできるし、或いは、前記ばね軸部の軸方向複数箇所に設ける事もできる。
又、本発明の電動式パワーステアリング装置を実施する場合に、好ましくは、前記第一シャフトの軸方向一部分(軸方向端部又は軸方向中間部)に設けられた第一ストッパ部と、前記第二シャフトの軸方向一部分(軸方向端部又は軸方向中間部)に設けられた第二ストッパ部とを円周方向の隙間を介在させた状態で係合させる事により、前記第一、及び第二シャフト同士の相対回転を所定角度範囲内に規制する。
又、前記一方の連結軸部を、前記第一シャフトに対し、トルク伝達可能に且つ軸方向の相対変位を阻止された状態で連結する。尚、この様な連結を実現する為に、例えば、前記一方の連結軸部を、前記第一シャフトに設けられた連結孔部に内嵌した状態で、一方の連結軸部と第一シャフトとの互いに整合する位置に設けられた径方向の貫通孔にピンを圧入したり、又は、一方の連結軸部と第一シャフトとを溶接若しくは接着したり、又は、一方の連結軸部と第一シャフトとの係合部を塑性変形させる(かしめる)。
又、前記他方の連結軸部を、前記第二シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入する。
更に、組立時に、前記トーションバーを前記第一シャフトの内径側に配置すると共に、前記一方の連結軸部を前記第一シャフトに対してトルク伝達可能に且つ軸方向の相対変位を阻止した状態で連結した後、前記他方の連結軸部を前記第二シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入する前に、前記第一、及び第二ストッパ部の少なくとも一部分同士を円周方向の隙間を介在させた状態で係合させる事を可能とする寸法関係を持たせる。
又、本発明の電動式パワーステアリング装置を実施する場合に、好ましくは、前記第一シャフトの軸方向一部分(軸方向端部又は軸方向中間部)に設けられた第一ストッパ部と、前記第二シャフトの軸方向一部分(軸方向端部又は軸方向中間部)に設けられた第二ストッパ部とを円周方向の隙間を介在させた状態で係合させる事により、前記第一、及び第二シャフト同士の相対回転を所定角度範囲内に規制する。
又、前記一方の連結軸部を、前記第一シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入する。
又、前記他方の連結軸部を、前記第二シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入すると共に、前記連結孔部の奥端部に突き当てる。
更に、組立時に、前記他方の連結軸部を前記第二シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入すると共に前記連結孔部の奥端部に突き当てた状態で、前記トーションバーを前記第一シャフトの内径側に挿入した後、前記一方の連結軸部を前記第一シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入する前に、前記第一、及び第二ストッパ部の少なくとも一部分同士を円周方向の隙間を介在させた状態で係合させる事を可能とする寸法関係を持たせる。
又、本発明の電動式パワーステアリング装置を実施する場合に、好ましくは、前記第一シャフトの軸方向一部分(軸方向端部又は軸方向中間部)に設けられた第一ストッパ部と、前記第二シャフトの軸方向一部分(軸方向端部又は軸方向中間部)に設けられた第二ストッパ部とを円周方向の隙間を介在させた状態で係合させる事により、前記第一、及び第二シャフト同士の相対回転を所定角度範囲内に規制する。
又、前記一方の連結軸部を、前記第一シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入する。
又、前記他方の連結軸部を、前記第二シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入すると共に、前記連結孔部の奥端部に突き当てる。
組立時に、前記トーションバーを前記第一シャフトの内径側に挿入した後、前記他方の連結軸部を前記第二シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入しつつ、前記連結孔部の奥端部に突き当てた状態にすると共に、前記一方の連結軸部を前記第一シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入する、前記両方の連結軸部の圧入前に、前記第一、及び第二ストッパ部の少なくとも一部分同士を円周方向の隙間を介在させた状態で係合させる事を可能とする寸法関係を持たせる。
又、本発明の電動式パワーステアリング装置を実施する場合に、好ましくは、前記第一シャフトは中心孔を有し、該中心孔の前記第二シャフト側先端部に滑りブッシュ挿入穴を設け、該滑りブッシュ挿入穴に滑りブッシュを挿入する。
より好ましくは、前記第二シャフトに設けられた前記連結孔部と連結する前記他方の連結軸部は、前記滑りブッシュと接触するように軸方向に長く形成される。
又、本発明のうち、電動式パワーステアリング装置の組立方法は、上述の電動式パワーステアリング装置の組立方法であって、前記トーションバーを前記第一シャフトの内径側に配置すると共に、前記一方の連結軸部を前記第一シャフトに対してトルク伝達可能に且つ軸方向の相対変位を阻止した状態で連結する。その後、前記第一、及び第二ストッパ部の少なくとも一部分同士を円周方向の隙間を介在させた状態で係合させると共に、前記第一、及び第二シャフト同士の回転方向に関する互いの位置関係を前記所定角度範囲の中央位置に合わせた状態で、前記他方の連結軸部を前記第二シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入する。
又、本発明のうち、電動式パワーステアリング装置の組立方法は、上述の電動式パワーステアリング装置の組立方法であって、前記他方の連結軸部を、前記第二シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入すると共にこの連結孔部の奥端部に突き当てた状態で、前記トーションバーを前記第一シャフトの内径側に挿入する。更に、前記第一、第二両ストッパ部の少なくとも一部分同士を円周方向の隙間を介在させた状態で係合させると共に、前記第一、及び第二シャフト同士の回転方向に関する互いの位置関係を前記所定角度範囲の中央位置に合わせた状態で、前記一方の連結軸部を前記第一シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入する。
又、本発明のうち、電動式パワーステアリング装置の組立方法は、上述の電動式パワーステアリング装置の組立方法であって、前記第一、及び第二ストッパ部の少なくとも一部分同士を円周方向の隙間を介在させた状態で係合させると共に、前記第一、及び第二シャフト同士の回転方向に関する互いの位置関係を前記所定角度範囲の中央位置に合わせた状態で、前記トーションバーを前記第一シャフトの内径側に挿入し、前記他方の連結軸部を、前記第二シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入しつつ、前記連結孔部の奥端部に突き当てた状態にすると共に、前記一方の連結軸部を前記第一シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入する。
上述の様に構成する本発明の電動式パワーステアリング装置及びその組立方法によれば、トーションバーの軸方向両端部である1対の連結軸部のうち、相手側シャフトに対して後から連結する側の連結軸部を、相手側シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入する際、又は、1対の連結軸部を第一、及び第二シャフトの連結孔部に対して圧入する際に、前記トーションバーの軸方向中間部であるばね軸部が座屈変形する事を防止できる。
即ち、本発明の場合、トーションバーの連結軸部を、相手側シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入する際には、ばね軸部に大きな軸方向圧縮力が加わる場合がある。但し、この大きな軸方向圧縮力によって、ばね軸部が座屈変形しようとしても、ばね軸部の軸方向中間部の外周面と第一シャフトの軸方向中間部の内周面の何れか一方に設けられた径方向延出部が何れか他方の対向面に接触している又は接触する事により、当該座屈変形が防止される。
又、本発明の場合には、この様にして、ばね軸部の座屈変形を防止できる為、操舵輪からステアリングホイールへ伝達される振動を低減する事や、操舵トルクの検出感度を向上させる事を目的として、トーションバーの低剛性化を図り易い。
本発明の第1実施形態を示す部分切断側面図。 図1の左端部拡大図。 入力軸、出力軸、トーションバー等の一部の部品のみを取り出して、これら各部品同士の組み立ての途中段階を示す断面図。 組み立ての図3に続く段階を示す断面図。 組み立て完了後の状態を示す断面図。 本発明の第2実施形態の構造のうち、入力軸、出力軸、トーションバー等の一部の部品のみを取り出して、これら各部品同士の組み立ての途中段階を示す断面図。 組み立ての図6に続く段階を示す断面図。 組み立て完了後の状態を示す断面図。 本発明の第3実施形態を示す、図8と同様の図。 トーションバーのばね軸部に設ける大径部の形状の変形例を示す部分断面図。 連結孔部に対して連結軸部を圧入する作業の容易化を図れる構造の第1例を示す要部断面図。 連結孔部に対して連結軸部を圧入する作業の容易化を図れる構造の第2例を示す要部断面図。 連結孔部に対して連結軸部を圧入する作業の容易化を図れる構造の第3例を示す要部断面図。 連結孔部に対して連結軸部を圧入する作業の容易化を図れる構造の第4例を示す要部断面図。 本発明の第4実施形態を示す、図8と同様の図。 本発明の第5実施形態を示す、図8と同様の図。 本発明の第6実施形態を示す、図8と同様の図。 本発明の第7実施形態の構造のうち、入力軸、出力軸等の一部の部品のみを取り出して、これら各部品同士の組み立ての途中段階を示す断面図。 組み立ての図18に続く段階を示す断面図。 組み立て完了後の状態を示す断面図。 従来から知られている電動式パワーステアリング装置の1例を示す部分切断側面図。 従来から知られている電動式パワーステアリング装置のハウジング内から、入力軸、出力軸、トーションバー等の一部の部品のみを取り出して示す断面図。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に就いて、図1〜5を参照しつつ説明する。尚、図1〜5では、左側が前側となり、右側が後側となる。本実施形態の電動式パワーステアリング装置は、ステアリングコラム2aと、ステアリングシャフト3aと、ハウジング11aと、出力軸13aと、トーションバー14aと、トルク検出用スリーブ22と、トルク検出用コイルユニット23と、電動モータ10(図21参照)と、ウォーム式減速機24とを備える。
ステアリングコラム2aは、前側に配置された円筒状のインナコラム25と、後側に配置された円筒状のアウタコラム26とを、伸縮可能に組み合わせて成るもので、支持ブラケット27により車体に支持される。インナコラム25及びアウタコラム26は、鋼製又はアルミニウム合金等の軽合金製である。
ステアリングシャフト3aは、前側に配置されたロアシャフト28に、後側に配置された中空軸状のアッパシャフト29を、トルク伝達を可能に、且つ、軸方向の相対変位を可能にスプライン嵌合させて成るもので、ステアリングコラム2aの内側に回転自在に支持されている。ロアシャフト28及びアッパシャフト29は、鋼製である。又、アウタコラム26の後端開口から突出したアッパシャフト29の後端部には、ステアリングホイール1(図21参照)が固定される。
ハウジング11aは、それぞれがアルミニウム合金等の軽合金製又は合成樹脂製である、前側の蓋体30と後側の本体31とを、複数本のボルト32により互いに結合して成るもので、インナコラム25の前端部に結合固定されている。ロアシャフト28の前端部は、ハウジング11aの内側に挿入されている。
出力軸13aは、磁性金属である鋼により中空状に造られたもので、ハウジング11a内のロアシャフト28の前側に、1対の玉軸受33、34により回転自在に支持されている。ハウジング11aの前端開口から突出した、出力軸13aの前端部には、自在継手5a(図21参照)が結合される。
トーションバー14aは、ばね鋼等の鋼製で、軸方向両端部を1対の連結軸部35a、35bとし、連結軸部35a、35b同士の間部分である軸方向中間部を、ばね軸部36としている。又、ばね軸部36の軸方向中央部に、軸方向両側に隣接する部分に比べて外径寸法が大きくなった、径方向延出部としての大径部37を設けている。この様なばね軸部36の外径寸法は、少なくとも大径部37以外の部分で、連結軸部35a、35bの外径寸法よりも小さくなっている。この様なトーションバー14aは、出力軸13aの内径側に配置された状態で、大径部37の円筒状の外周面を、出力軸13aの円筒状の内周面に対し、近接させている(大径部37の軸方向両側に隣接する部分の外周面よりも近づけている)か、又は、締め代を持たせる事なく接触させている。これと共に、前側の連結軸部35aを第一シャフトである出力軸13aに、後側の連結軸部35bを第二シャフトであって入力軸であるロアシャフト28に、それぞれトルク伝達可能に連結している。
本実施形態の場合には、前側の連結軸部35aを出力軸13aに対してトルク伝達可能に連結する為に、前側の連結軸部35aを、この出力軸13aの中心孔18aの前端部に設けられた連結孔部19aに内嵌している。そして、この状態で、前側の連結軸部35aと出力軸13aの前端部との互いに整合する位置に形成された、径方向の貫通孔20aに、ピン21aを圧入している。又、後側の連結軸部35bをロアシャフト28に対してトルク伝達可能に連結する為に、後側の連結軸部35bを、ロアシャフト28の前端寄り部分の内径側に設けられた有底の連結孔部17aに圧入している。これにより、後側の連結軸部35bの外周面に設けられた、焼き入れ等の硬化処理を施された雄セレーションを、硬化処理が施されていない、連結孔部17aの円筒状の内周面に機械的に食い込ませている。
ロアシャフト28の前端部には、円筒状の筒状部38が設けられている。この筒状部38の内周面には、第二ストッパ部である、円周方向に関する凹凸形状(歯車状)の雌ストッパ部15aが設けられている。雌ストッパ部15aは、筒状部38の内周面に、それぞれが軸方向に長い複数ずつの雌側歯部と雌側溝部とを、円周方向に関して交互に且つ等ピッチで配置して成る。
一方、出力軸13aの後端部外周面には、第一ストッパ部である、円周方向に関する凹凸形状(歯車状)の雄ストッパ部16aが設けられている。雄ストッパ部16aは、出力軸13aの後端部外周面に、それぞれが軸方向に長い複数ずつの雄側歯部と雄側溝部とを、円周方向に関して交互に且つ等ピッチで配置して成る。各雄側歯部(各雄側溝部)の個数と各雌側溝部(各雌側歯部)の個数とは、互いに等しくなっている。
上述の様な雌ストッパ部15aと雄ストッパ部16aとは、所定角度範囲(トーションバー14aのばね軸部36が捩れていない中立状態を基準として、例えば±5度の範囲)内での相対回転を可能に(緩いスプライン係合の如く)凹凸係合している。即ち、各雌側歯部(各雄側歯部)が各雄側溝部(各雌側溝部)に、それぞれ円周方向両側に隙間を介在させた状態で緩く係合する事により、ロアシャフト28と出力軸13aとの相対回転が、所定角度範囲内に規制されている。これにより、トーションバー14aのばね軸部36の過大な捩れ防止が図られている。
又、出力軸13aの外周面のうち、軸方向に関して雄ストッパ部16aの前側に隣接する部分である、後端寄り部分には、その外接円の直径が雄ストッパ部16aよりも大きくなった、円周方向に関する凹凸形状(歯車状)のトルク検出用凹凸部39が設けられている。この様なトルク検出用凹凸部39は、出力軸13aの外周面の後端寄り部分に、それぞれが軸方向に長い複数の検出用溝部を、円周方向に関して等間隔に設けて成る。本実施形態の場合には、各検出用溝部の個数と、雄ストッパ部16aを構成する各雄側溝部の個数とが、互いに等しくなっている。これと共に、各検出用溝部と各雄側溝部とが、軸方向に連続して設けられている。
トルク検出用スリーブ22は、アルミニウム合金等の導電性を有する非磁性金属により円筒状に造られたもので、トルク検出用凹凸部39の外径側に同心に配置されている。トルク検出用スリーブ22の基端部である後端部は、筒状部38に外嵌固定されている。トルク検出用スリーブ22のうち、トルク検出用凹凸部39の外径側に配置された部分である、前端部乃至中間部には、複数の略矩形の窓孔40、40が、軸方向に複列に、且つ、円周方向に関して等間隔に設けられている。両列の窓孔40、40の周方向位相は、互いに半ピッチずれている。
又、トルク検出用コイルユニット23は、円筒状に構成されたもので、トルク検出用凹凸部39及びトルク検出用スリーブ22の外径側に同心に配置されている。このトルク検出用コイルユニット23は、ハウジング11aに内嵌固定されており、1対のコイル41、41を備えている。両コイル41、41は、トルク検出用スリーブ22のうち、両列の窓孔40、40を設けた部分に対し、径方向に重畳して配置されている。
又、ウォーム式減速機24は、ウォームホイール42と、図示しないウォームとを組み合わせて成る。ウォームホイール42は、出力軸13aのうち、玉軸受33、34同士の間部分である、軸方向略中央部に外嵌固定されている。又、図示しないウォームは、ウォームホイール42に噛合した状態で、ハウジング11a内に回転自在に支持されている。
又、電動モータ10(図21参照)は、ハウジング11aに支持固定されている。電動モータ10の出力軸は、図示しないウォームの基端部に対し、トルクの伝達を可能に結合されている。
上述した様な本実施形態の電動式パワーステアリング装置のうち、ロアシャフト28と、出力軸13aと、トーションバー14aとを組み立てる場合には、先ず、図3の上半部に示す様に、トーションバー14aを、出力軸13aの内径側に配置する。そして、トーションバー14aの前側の連結軸部35aを、出力軸13aの連結孔部19aに内嵌した状態で、連結軸部35aと出力軸13aとの互いに整合する部分に形成された径方向の貫通孔20aに、ピン21aを圧入する。これにより、連結軸部35aを出力軸13aに対して、トルク伝達可能に、且つ、軸方向の相対変位を阻止した状態で連結する。尚、貫通孔20aのうち、連結軸部35aに対応する部分と、出力軸13aに対応する部分とは、連結軸部35aを連結孔部19aに内嵌した状態で、ドリル加工によって同時に形成しても良いし、或いは、組立作業を行う前に別々に形成しておいても良い。又、図3の下半部に示す様に、ロアシャフト28の筒状部38に、トルク検出用スリーブ22の基端部を外嵌固定する。
次に、図3→図4の順に示す様に、出力軸13aの後端部外周面に設けられた雄ストッパ部16aの後端部と、ロアシャフト28の筒状部38の内周面に設けられた雌ストッパ部15aの前端部とを、円周方向の隙間を介在させた状態で係合させると共に、トーションバー14aの後側の連結軸部35bの後端縁部分を、ロアシャフト28の連結孔部17aの開口部に係合させる。尚、この様に、連結軸部35bを連結孔部17aに圧入するのに先立って、雄ストッパ部16aの後端部と雌ストッパ部15aの前端部とを円周方向の隙間を介在させた状態で係合させる事を可能とする為に、本実施形態の場合には、図3〜4に示した状態で、連結孔部17aの開口部から雌ストッパ部15aの前端縁までの軸方向寸法A1を、雄ストッパ部16aの後端縁から連結軸部35bの後端縁部分までの軸方向寸法(連結軸部35bの、出力軸13aの中心孔18aの後端開口部からの突出量)B1よりも少しだけ大きく(A1>B1)している。
そして、図4に示した状態で、雄、雌両ストッパ部16a、15a同士の係合状態を、円周方向に関する中立状態とする事により、ロアシャフト28と出力軸13aとの回転方向に関する互いの位置関係を、所定角度範囲の中央位置に合わせる。そして、この状態で、図4→図5の順に示す様に、連結軸部35bを連結孔部17aに圧入する。これにより、連結軸部35bをロアシャフト28に対して、トルク伝達可能に連結する。尚、本実施形態の場合、連結軸部35bを連結孔部17aに圧入する際に、トーションバー14aに加わる軸方向反力は、ピン21aにより十分に支承できる。
尚、本実施形態の構造を実施する場合、図3〜5に示した各構成部材に対する、残りの各構成部材の組み立ては、適宜の順序で行えば良く、具体的な組立順序は特に問わない。
上述の様に構成する電動式パワーステアリング装置の場合、運転者がステアリングホイール1を操作する事によって、ステアリングシャフト3aに操舵力であるトルクが付与されると、このトルクの方向及び大きさに応じた分だけ、トーションバー14aが(所定角度範囲で)弾性的に捩れる。これに伴い、トルク検出用凹凸部39とトルク検出用スリーブ22との円周方向の位置関係が変化する事により、トルク検出用コイルユニット23を構成するコイル41、41にインピーダンス変化が生じる。この為、このインピーダンス変化に基づいて、トルクの方向及び大きさを検出できる。電動モータ10は、このトルクの方向及び大きさに応じた補助動力を発生させる。この補助動力は、ウォーム式減速機24により増大された後、出力軸13aに付与される。この結果、運転者がステアリングホイール1を操作する為に要する力が軽減される。
一方、ステアリングホイール1からステアリングシャフト3aに大きなトルクが入力される事により、トーションバー14aのばね軸部36の捩れ量が、所定角度範囲の片側又は他側の上限値に達すると、雌ストッパ部15aと雄ストッパ部16aとが円周方向に噛み合う。そして、この噛み合いに基づき、ロアシャフト28から出力軸13aに直接、トルクの一部が伝達される様になる。つまり、ステアリングホイール1からステアリングシャフト3aに大きなトルクが入力された場合でも、ばね軸部36に過大な捩れが生じる事を防止される。
上述の様に構成する本実施形態の電動式パワーステアリング装置及びその組立方法の場合には、図4→図5の順に示す様に、トーションバー14aの軸方向両端部である1対の連結軸部35a、35bのうち、相手側シャフト(ロアシャフト28、出力軸13a)に対して後から連結する側の連結軸部35bを、この相手側シャフト(ロアシャフト28)の連結孔部17aに対して圧入する際に、トーションバー14aのばね軸部36が座屈する事を防止できる。即ち、本実施形態の場合、連結軸部35bを連結孔部17aに対して圧入する際には、ばね軸部36に大きな軸方向圧縮力が加わる。但し、この大きな軸方向圧縮力によって、ばね軸部36が座屈変形しようとしても、ばね軸部36の軸方向中央部に設けられた大径部37の外周面が出力軸13aの内周面に接触している又は接触する事により、当該座屈変形が防止される。
尚、ばね軸部36の座屈変形は、このばね軸部36が弓形に曲がる態様の変形である。これに対して、本実施形態の場合には、ばね軸部36の軸方向中央部(このばね軸部36が座屈変形する際に、径方向への変位量が最大となる部分)に大径部37を設けている。この為、大径部37の外周面と出力軸13aの内周面との接触に基づいて、ばね軸部36の座屈変形を効率良く防止できる。
又、本実施形態の場合には、上述の様にして、ばね軸部36の座屈変形を防止できる為、操舵輪からステアリングホイールへ伝達される振動を低減する事や、操舵トルクの検出感度を向上させる事を目的として、トーションバー14aの低剛性化を図り易い。
又、本実施形態の場合、組立時には、図4に示す様に、連結軸部35bを連結孔部17aに圧入するのに先立って、雄、雌両ストッパ部16a、15aの軸方向端部同士を係合させる事ができる為、ロアシャフト28と出力軸13aとの回転方向に関する互いの位置関係を、所定角度範囲の中央位置に合わせる事が容易となる。従って、正規の組立状態を容易に実現する事ができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に就いて、図6〜8を参照しつつ説明する。尚、図6〜8では、左側が前側となり、右側が後側となる。
本実施形態の場合には、図8に示す様に、トーションバー14bの前側の連結軸部35cを出力軸13bに対してトルク伝達可能に連結する為の構造が、上述した第1実施形態の場合と異なる。即ち、本実施形態の場合には、連結軸部35cを出力軸13bに対してトルク伝達可能に連結する為に、連結軸部35cを、出力軸13bの中心孔18bの前端部に設けられた連結孔部19bに圧入している。これにより、連結軸部35cの外周面に設けられた、焼き入れ等の硬化処理を施された雄セレーションを、硬化処理が施されていない、連結孔部19bの円筒状の内周面に機械的に食い込ませている。
又、本実施形態の場合、ロアシャフト28と、出力軸13bと、トーションバー14bとを組み立てる場合には、先ず、図6の下半部に示す様に、このトーションバー14bの後側の連結軸部35bを、ロアシャフト28の有底の連結孔部17aに圧入すると共に、この連結孔部17aの奥端部に突き当てる。これにより、上述した第1実施形態の場合と同様の態様で、連結軸部35bをロアシャフト28に対して、トルク伝達可能に連結する。又、ロアシャフト28の筒状部38に、トルク検出用スリーブ22の基端部を外嵌固定する。
次に、図6→図7の順に示す様に、トーションバー14bを出力軸13bの内径側に挿入して、トーションバー14bの前側の連結軸部35cの前端縁部分を、出力軸13bの連結孔部19bの後端開口部に係合させる。これと共に、出力軸13bの後端部外周面に設けられた雄ストッパ部16aの後端部と、ロアシャフト28の筒状部38の内周面に設けられた雌ストッパ部15aの前端部とを、円周方向の隙間を介在させた状態で係合させる。尚、この様に、連結軸部35cを連結孔部19bに圧入するのに先立って、雄ストッパ部16aの後端部と雌ストッパ部15aの前端部とを円周方向の隙間を介在させた状態で係合させる事を可能とする為に、本実施形態の場合には、図6〜7に示した状態で、連結孔部19bの後端開口部から雄ストッパ部16aの後端縁までの軸方向寸法A2を、雌ストッパ部15aの前端縁から連結軸部35cの前端縁部分までの軸方向寸法B2よりも少しだけ大きく(A2>B2)している。
そして、図7に示した状態で、雄、及び雌ストッパ部16a、15a同士の係合状態を、円周方向に関する中立状態とする事により、ロアシャフト28と出力軸13bとの回転方向に関する互いの位置関係を、ロアシャフト28と出力軸13bとの相対回転が可能となる所定角度範囲の中央位置に合わせる。そして、この状態で、図7→図8の順に示す様に、連結軸部35cを連結孔部19bに圧入する。これにより、連結軸部35cを出力軸13bに対して、トルク伝達可能に連結する。尚、本実施形態の場合、連結軸部35cを連結孔部19bに圧入する際に、トーションバー14bに加わる軸方向反力は、出力軸13bの連結孔部17aの奥端部により十分に支承できる。
上述の様に構成する本実施形態の電動式パワーステアリング装置及びその組立方法の場合には、図7→図8の順に示す様に、トーションバー14bの軸方向両端部である1対の連結軸部35c、35bのうち、相手側シャフト(ロアシャフト28、出力軸13b)に対して後から連結する側の連結軸部35cを、相手側シャフト(出力軸13b)の連結孔部19bに対して圧入する際に、トーションバー14bのばね軸部36が座屈する事を防止できる。即ち、本実施形態の場合、連結軸部35cを連結孔部19bに対して圧入する際には、ばね軸部36に大きな軸方向圧縮力が加わる。但し、この大きな軸方向圧縮力によって、ばね軸部36が座屈変形しようとしても、このばね軸部36の軸方向中央部に設けられた大径部37の外周面が出力軸13bの内周面に接触している又は接触する事により、当該座屈変形が防止される。
又、本実施形態の場合、組立時には、図7に示す様に、連結軸部35cを連結孔部19bに圧入するのに先立って、雄、雌ストッパ部16a、15aの軸方向端部同士を係合させる事ができる為、ロアシャフト28と出力軸13bとの回転方向に関する互いの位置関係を、所定角度範囲の中央位置に合わせる事が容易となる。従って、正規の組立状態を容易に実現する事ができる。
尚、本実施形態の構造を実施する場合には、前側の連結軸部35cを出力軸13bの連結孔部19bに圧入した後、連結軸部35cと出力軸13bとを溶接により結合固定する事もできる。
その他の構成及び作用は、上述した第1実施形態の場合と同様であるから、重複する図示並びに説明は省略する。
[第3実施形態]
図9は、本発明の第3実施形態を示している。本実施形態の場合には、トーションバー14cを構成するばね軸部36aの軸方向中間部に設ける大径部の個数及び軸方向位置が、上述した第2実施形態の場合と異なる。即ち、本実施形態の場合には、ばね軸部36aの軸方向中間部の両端寄り部分に、1対の大径部37、37を設けている。そして、大径部37、37の円筒状の外周面を、出力軸13bの円筒状の内周面に対し、近接又は締め代を持たせる事なく接触させている。この様に、本実施形態の場合には、ばね軸部36aの軸方向中間部の両端寄り部分に1対の大径部37、37を設けている為、大径部37、37の外周面と出力軸13bの内周面との接触に基づいて、組立作業を行う際のばね軸部36aの座屈変形を効率良く防止できる。
その他の構成及び作用は、上述した第2実施形態の場合と同様であるから、重複する図示並びに説明は省略する。
尚、上述した第3実施形態の構造の様に、ばね軸部の軸方向複数箇所に大径部を設ける構成は、前述した第1及び第2実施形態及び後述の第4及び第7実施形態の構造に対して適用する事もできる。
又、上述した第1〜第3実施形態では、ばね軸部に設ける大径部の外周面を円筒面としたが、本発明を実施する場合、この大径部の外周面の形状は、円筒面以外の形状とする事もできる。例えば図10に示す様に、ばね軸部36bに設ける大径部37aの外周面の形状を、ビヤ樽の外周面の如き形状とする事もできる。
又、本発明を実施する場合には、ばね軸部に設ける大径部の外周面に合成樹脂等の低摩擦材をコーティングする事もできる。この様な構成を採用すれば、大径部の外周面が第一シャフトの内周面と接触した場合でも、ばね軸部のばね定数が変化しにくくなる。
又、本発明を実施する場合には、トーションバーの連結軸部を、相手側シャフトの連結孔部に対して圧入する際に、この圧入の容易化を図れる構造を採用する事が好ましい。図11〜14は、この様な圧入の容易化を図れる構造の4つの例を示している。
図11に示した例では、連結軸部35dの先端側(図11の左側)に隣接する部分に、連結軸部35dと同心で、且つ、連結軸部35dよりも小径の案内軸部43が設けられている。案内軸部43の外周面は、先端部の面取り部を除き、円筒状である。そして、案内軸部43を連結孔部19cに対し、締め代を持たせる事なく挿入する事により、連結孔部19cに対する連結軸部35dの芯合せを行う事で、連結孔部19cに対する連結軸部35dの圧入を案内できる様にしている。
尚、図11に示した例に関して、案内軸部43の外周面は、その全体を、図11の左側に向かう程径寸法が小さくなる(先細りの)テーパ状とする事もできる。
又、図12に示した例では、連結孔部19cの入口側(図12の右側)に隣接する部分に、連結孔部19cと同心で、且つ、連結孔部19cよりも大径の案内孔部44が設けられている。案内孔部44の内周面は、連結孔部19cとの連続部を除き、円筒状である。そして、案内孔部44に連結軸部35dの先端部を、締め代を持たせる事なく挿入する事により、連結孔部19cに対する連結軸部35dの芯合せを行う事で、連結孔部19cに対する連結軸部35dの圧入を案内できる様にしている。
又、図13に示した例は、連結孔部19cの入口側(図13の右側)に隣接する部分に設けた案内孔部44aの内周面を、図13の左側に向かう程径寸法が小さくなる(軸方向に関して連結孔部19cから離れる方向に向かう程径寸法が大きくなる)テーパ状とした例である。
又、図14に示した例は、図11で説明した案内軸部43と、図12で説明した案内孔部44との、双方を備えた例である。
尚、図14に示した例に関して、案内軸部43の外周面と、案内孔部44の内周面とのうちの少なくとも一方は、その全体を、図14の左側に向かう程径寸法が小さくなるテーパ状とする事もできる。
尚、図11〜14に示した例の様に、案内軸部や案内孔部を有していれば、これらを相手部位に係合させた状態で、前述した様な雄、雌ストッパ部16a、15a同士の係合状態を円周方向に関する中立状態とする作業を容易に行える。
[第4実施形態]
図15は、本発明の第4実施形態を示している。本実施形態の場合には、出力軸13bの中心孔18bのロアシャフト28側先端部に滑りブッシュ挿入穴51を設け、そこに滑りブッシュ52を挿入(圧入)している点が、上述した第2実施形態の場合と異なる。滑りブッシュ52を出力軸13bのロアシャフト28側先端部に設けることによって、以下の効果が得られる。即ち、滑りブッシュ52を出力軸13bのロアシャフト28側先端部に設けない場合には、ステアリングホイール4の回転に伴なうロアシャフト28の回転によって、ロアシャフト28の雌ストッパ部15aが出力軸13bの雄ストッパ部16aに対して径方向に振れる現象が生じる可能性がある。その結果、トルクセンサーの検出精度に悪影響を及ぼす恐れがある。
本実施形態の様に出力軸13bのロアシャフト28側先端部に滑りブッシュ52を挿入し、滑りブッシュ52でトーションバー14bの連結軸部35bを支持することによって、ロアシャフト28の雌ストッパ部15aが出力軸13bの雄ストッパ部16aに対して、径方向に振れる現象が生じる恐れをなくすことができる。その結果、トルクセンサーの検出精度に悪影響を及ぼす恐れがなくなる。
なお、本実施形態に使用されるトーションバー14bでは、ロアシャフト28の連結孔部17aと連結する、ばね軸部36よりも大径の連結軸部35bが、滑りブッシュ52と接触するように軸方向に長く形成される。
その他の構成及び作用は、上述した第2実施形態の場合と同様であるから、重複する図示並びに説明は省略する。
[第5実施形態]
図16は、本発明の第5実施形態を示している。本実施形態の場合には、ばね軸部36の軸方向中央部に大径部37を設ける代わりに、出力軸13bの中心孔18bの軸方向中央部を含む部分に径方向延出部として小径部55を設け、小径部55の内面がばね軸部36の外周面に接触している又は接触する状態にした点が、上述した第2実施形態の場合と異なる。
即ち、トーションバー14bは、出力軸13bの内径側に配置された状態で、小径部55の円筒状の内周面を、ばね軸部36の円筒状の外周面に対し、近接させている(この小径部55の軸方向両側に隣接する部分の内周面よりも近づけている)か、又は、締め代を持たせる事なく接触させている。
出力軸13bの中心孔18bに小径部55を設ける構成によって、トーションバー14bのばね軸部36が座屈する事を防止できる点は第2実施形態の場合と同様である。
本実施形態の場合、連結軸部35cを連結孔部19bに対して圧入する際には、ばね軸部36に大きな軸方向圧縮力が加わる。但し、この大きな軸方向圧縮力によって、ばね軸部36が座屈変形しようとしても、出力軸13bの中心孔18bに設けられた小径部55の内面がばね軸部36外周面に接触している又は接触する事により、当該座屈変形が防止される。
その他の構成及び作用は、上述した第2実施形態の場合と同様であるから、重複する図示並びに説明は省略する。
[第6実施形態]
図17は、本発明の第6実施形態を示している。本実施形態の場合には、ばね軸部36の軸方向中央部に大径部37を設ける代わりに、径方向延出部としてブッシュ56を設ける、又は、出力軸13bの中心孔18bの軸方向中央部に小径部55を設ける代わりに、径方向延出部としてブッシュ56を設ける点が上記第2又は第5実施形態の場合と異なる。
ばね軸部36の軸方向中央部にブッシュ56を設け、ブッシュ56を大径部として機能させる場合にはブッシュ56をトーションバー14bの連結軸部35cの側から圧入することによって、ばね軸部36の軸方向中央部に固定する。
ブッシュ56は金属製又は樹脂製であって、内径寸法はばね軸部36の外径寸法よりも僅かに小さい寸法となっている。この場合、ブッシュ56に軸方向全長に亘ってスリットを設けることによって、圧入作業をし易くすることができる。
出力軸13bの中心孔18bの軸方向中央部にブッシュ56を設け、ブッシュ56を小径部として機能させる場合にはブッシュ56を出力軸13bの中心孔18bの連結孔部19bが設けてない側から圧入することによって、中心孔18bの軸方向中央部に固定する。
ブッシュ56の外周面が出力軸13bの中心孔18bの内周面に接触している又は接触する状態にした点、及びブッシュ56の内周面がばね軸部36外周面に接触している又は接触する状態にした点は、上述した第2実施形態の大径部37及び第5実施形態の場合の小径部55の場合と同じである。
ばね軸部36の軸方向中央部にブッシュ56を設ける、又は出力軸13bの中心孔18bの軸方向中央部にブッシュ56を設ける構成によって、トーションバー14bのばね軸部36が座屈する事を防止できる点は第2又は第5実施形態の場合と同様である。
その他の構成及び作用は、上述した第2又は第5実施形態の場合と同様であるから、重複する図示並びに説明は省略する。
なお、本実施の形態においてはブッシュ56を1個のみを設けた例を示したが、2個又は3個以上であっても良い。
[第7実施形態]
本発明の第7実施形態に就いて、図18〜20を参照しつつ説明する。尚、図18〜20では、左側が前側となり、右側が後側となる。
本実施形態の場合には、図18〜20に示す様に、ロアシャフト28と、出力軸13bと、トーションバー14bとを組み立てる順序が、上述した第2実施形態の場合と異なる。
即ち、本実施形態の場合には、先ず、図18に示す様に、ロアシャフト28の筒状部38に、トルク検出用スリーブ22の基端部を外嵌固定する。次に、出力軸13bの後端部外周面に設けられた雄ストッパ部16aの後端部と、ロアシャフト28の筒状部38の内周面に設けられた雌ストッパ部15aの前端部とを、円周方向の隙間を介在させた状態で係合させる。雄ストッパ部16aと雌ストッパ部15aとの係合の際には、図示しない治具によってロアシャフト28と出力軸13bとをそれぞれ固定して行う。
そして、雄、雌両ストッパ部16a、15a同士の係合状態を、円周方向に関する中立状態とする事により、ロアシャフト28と出力軸13bとの回転方向に関する互いの位置関係を、所定角度範囲の中央位置に合わせる。
この場合、出力軸13bの後端部から連結孔部17aの開口部までの距離を、図20に示す様に、トーションバー14bをロアシャフト28と出力軸13bとに圧入した時に生じる、出力軸13bの後端部と連結孔部17aの開口部間の距離Cと同じ距離に維持する。
次に、図19に示す様に、ロアシャフト28と出力軸13bとを係合しながら治具(不図示)に固定した状態で、トーションバー14bを出力軸13bの前端側からトーションバー14bの中心孔18bに挿入し、トーションバー14bの連結軸部35bをロアシャフト28の連結孔部17aの開口部に係合させる。
そして、この状態で、図19→図20の順に示す様に、連結軸部35bを連結孔部17aに、連結軸部35cを連結孔部19bに圧入する。これにより、連結軸部35bをロアシャフト28に対して、連結軸部35cを出力軸13bに対してトルク伝達可能に連結する。
上述の様に構成する本実施形態の場合には、図19→図20の順に示す様に、トーションバー14bの軸端部である連結軸部35bを連結孔部17aに対して圧入する際に、トーションバー14bのばね軸部36が座屈する事を防止できる。即ち、本実施形態の場合、連結軸部35bを連結孔部17aに対して圧入する際には、ばね軸部36に大きな軸方向圧縮力が加わる。但し、この大きな軸方向圧縮力によって、ばね軸部36が座屈変形しようとしても、ばね軸部36の軸方向中央部に設けられた大径部37の外周面が出力軸13bの内周面に接触している又は接触する事により、当該座屈変形が防止される。
又、本実施形態の場合、組立時には、図18に示す様に、連結軸部35cを連結孔部19bに圧入するのに先立って、雄、及び雌ストッパ部16a、15aの軸方向端部同士を係合させる事ができる為、ロアシャフト28と出力軸13bとの回転方向に関する互いの位置関係を、所定角度範囲の中央位置に合わせる事が容易となる。従って、正規の組立状態を容易に実現する事ができる。
その他の構成及び作用は、上述した第2実施形態の場合と同様であるから、重複する図示並びに説明は省略する。
本発明は、例えば特許文献2に記載されている構造の様に、第一シャフトを、ステアリングホイールからの操舵力が付与される入力軸とする構造に適用する事もできる。
又、本発明は、第一、第二シャフトとトーションバーとを含んで構成されるアシスト機構を、ステアリングギヤユニット部分に設置する構造に対して適用する事もできる。
又、本発明を実施する場合には、第一シャフトの内周面のうち軸方向に関して第二シャフト側の端部に、合成樹脂等の低摩擦材製で筒状のブッシュを内嵌固定すると共に、このブッシュの内周面によりトーションバーのばね軸部の外周面を摺動可能に支持する構成を採用する事もできる。この様な構成を採用すれば、第一シャフトとトーションバーとの傾斜防止を図り易くできる。
本出願は、2014年3月5日出願の日本特許出願2014−043250号、2014年7月18日出願の日本特許出願2014−148079号、2014年8月6日出願の日本特許出願2014−160002号、及び2014年10月6日出願の日本特許出願2014−205407号に基づき、その内容は参照としてここに取り込まれる。
1 車体
2、2a ステアリングコラム
3、3a ステアリングシャフト
4 ステアリングホイール
5a、5b 自在継手
6 中間シャフト
7 ステアリングギヤユニット
8 入力軸
9 タイロッド
10 電動モータ
11、11a ハウジング
12 入力軸
13、13a、13b 出力軸
14、14a、14b、14c トーションバー
15、15a 雌ストッパ部
16、16a 雄ストッパ部
17、17a 連結孔部
18、18a、18b 中心孔
19、19a、19b、19c 連結孔部
20、20a 貫通孔
21、21a ピン
22 トルク検出用スリーブ
23 トルク検出用コイルユニット
24 ウォーム式減速機
25 インナコラム
26 アウタコラム
27 支持ブラケット
28 ロアシャフト
29 アッパシャフト
30 蓋体
31 本体
32 ボルト
33 玉軸受
34 玉軸受
35a、35b、35c、35d 連結軸部
36、36a、36b ばね軸部
37、37a 大径部(径方向延出部)
38 筒状部
39 トルク検出用凹凸部
40 窓孔
41 コイル
42 ウォームホイール
43 案内軸部
44、44a 案内孔部
55 小径部(径方向延出部)
56 ブッシュ(径方向延出部)

Claims (17)

  1. 中空状の第一シャフトと、
    該第一シャフトと同軸に配置された第二シャフトと、
    軸方向両端部に設けられた1対の連結軸部と、該1対の連結軸部間に設けられたばね軸部と、を有し、且つ、前記第一シャフトの内径側に配置されると共に、一方の前記連結軸部を前記第一シャフトに、他方の前記連結軸部を前記第二シャフトに、それぞれトルク伝達可能に連結されたトーションバーと、
    を備え、
    少なくとも一方の前記連結軸部は、前記第一、及び前記第二シャフトのうち、自身が連結される相手側シャフトに設けられた連結孔部に圧入され、
    前記第一、及び前記第二シャフトの何れか一方のシャフトにステアリングホイールからの操舵力が付与される電動式パワーステアリング装置であって、
    前記ばね軸部の軸方向中間部における外周面と前記第一シャフトの軸方向中間部における内周面の何れか一方には、前記ばね軸部、前記第一シャフト、又は前記ばね軸部若しくは前記第一シャフトに設けられたブッシュの何れかによって構成され、軸方向両側に隣接する部分に比べて径方向に延出する径方向延出部が設けられ、
    該径方向延出部は、前記ばね軸部の軸方向中間部における外周面と前記第一シャフトの軸方向中間部における内周面の何れか他方の対向面に対し、前記径方向延出部の軸方向両側に隣接する部分よりも近づいている、又は、接触している電動式パワーステアリング装置。
  2. 前記径方向延出部は、前記ばね軸部の軸方向中間部によって構成され、軸方向両側に隣接する部分に比べて外径寸法が大きくなった大径部であり、該大径部の外周面が前記第一シャフトの内周面に対し、前記大径部の軸方向両側に隣接する部分の外周面よりも近づいているか、又は、接触している、請求項1に記載した電動式パワーステアリング装置。
  3. 前記大径部が、前記ばね軸部の軸方向中央部を含む部分に設けられている、請求項2に記載した電動式パワーステアリング装置。
  4. 前記大径部が、前記ばね軸部の軸方向複数箇所に設けられている、請求項2に記載した電動式パワーステアリング装置。
  5. 前記径方向延出部は、前記第一シャフトの軸方向中間部によって構成され、軸方向両側に隣接する部分に比べて外径寸法が小さくなった小径部であり、該小径部の内周面が前記ばね軸部の外周面に対し、前記小径部の軸方向両側に隣接する部分の内周面よりも近づいているか、又は、接触している、請求項1に記載した電動式パワーステアリング装置。
  6. 前記小径部が、前記第一シャフトの軸方向中央部を含む部分に設けられている、請求項5に記載した電動式パワーステアリング装置。
  7. 前記小径部が、前記第一シャフトの軸方向複数箇所に設けられている、請求項5に記載した電動式パワーステアリング装置。
  8. 前記径方向延出部は、前記ばね軸部の軸方向中間部に設けられたブッシュであり、該ブッシュの外周面が前記第一シャフトの内周面に対し、前記ブッシュの軸方向両側に隣接する部分の外周面よりも近づいているか、又は、接触している、請求項1に記載した電動式パワーステアリング装置。
  9. 前記径方向延出部は、前記第一シャフトの内径部の軸方向中間部に設けられたブッシュであり、該ブッシュの内周面が前記ばね軸部の外周面に対し、前記ブッシュの軸方向両側に隣接する部分の内周面よりも近づいているか、又は、接触している、請求項1に記載した電動式パワーステアリング装置。
  10. 前記第一シャフトの軸方向一部分に設けられた第一ストッパ部と、前記第二シャフトの軸方向一部分に設けられた第二ストッパ部とが円周方向の隙間を介在させた状態で係合する事により、前記第一、及び第二シャフト同士の相対回転が所定角度範囲内に規制されており、
    前記一方の連結軸部が前記第一シャフトに対してトルク伝達可能に且つ軸方向の相対変位を阻止された状態で連結されており、
    前記他方の連結軸部が前記第二シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入されており、
    組立時に、前記トーションバーを前記第一シャフトの内径側に配置すると共に、前記一方の連結軸部を前記第一シャフトに対してトルク伝達可能に且つ軸方向の相対変位を阻止した状態で連結した後、前記他方の連結軸部を前記第二シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入する前に、前記第一、第二ストッパ部の少なくとも一部分同士を円周方向の隙間を介在させた状態で係合させる事を可能とする寸法関係を有している、
    請求項1に記載した電動式パワーステアリング装置。
  11. 前記第一シャフトの軸方向一部分に設けられた第一ストッパ部と、前記第二シャフトの軸方向一部分に設けられた第二ストッパ部とが円周方向の隙間を介在させた状態で係合する事により、前記第一、及び第二シャフト同士の相対回転が所定角度範囲内に規制されており、
    前記一方の連結軸部が前記第一シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入されており、
    前記他方の連結軸部が、前記第二シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入されると共に、前記連結孔部の奥端部に突き当てられており、
    組立時に、前記他方の連結軸部を前記第二シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入すると共に前記連結孔部の奥端部に突き当てた状態で、前記トーションバーを前記第一シャフトの内径側に挿入した後、前記一方の連結軸部を前記第一シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入する前に、前記第一、及び第二ストッパ部の少なくとも一部分同士を円周方向の隙間を介在させた状態で係合させる事を可能とする寸法関係を有している、
    請求項1に記載した電動式パワーステアリング装置。
  12. 前記第一シャフトの軸方向一部分に設けられた第一ストッパ部と、前記第二シャフトの軸方向一部分に設けられた第二ストッパ部とが円周方向の隙間を介在させた状態で係合する事により、前記第一、及び第二シャフト同士の相対回転が所定角度範囲内に規制されており、
    前記一方の連結軸部が前記第一シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入されており、
    前記他方の連結軸部が、前記第二シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入されると共に、前記連結孔部の奥端部に突き当てられており、
    組立時に、前記トーションバーを前記第一シャフトの内径側に挿入した後、前記他方の連結軸部を前記第二シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入しつつ、前記連結孔部の奥端部に突き当てた状態にすると共に、前記一方の連結軸部を前記第一シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入する、前記両方の連結軸部の圧入前に、前記第一、及び第二ストッパ部の少なくとも一部分同士を円周方向の隙間を介在させた状態で係合させる事を可能とする寸法関係を有している、
    請求項1に記載した電動式パワーステアリング装置。
  13. 前記第一シャフトは中心孔を有し、該中心孔の前記第二シャフト側先端部に滑りブッシュ挿入穴を設け、該滑りブッシュ挿入穴に滑りブッシュを挿入した、
    請求項1に記載した電動式パワーステアリング装置。
  14. 前記第二シャフトに設けられた前記連結孔部と連結する前記他方の連結軸部は、前記滑りブッシュと接触するように軸方向に長く形成される、請求項13に記載した電動式パワーステアリング装置。
  15. 請求項10に記載した電動式パワーステアリング装置の組立方法であって、
    前記トーションバーを前記第一シャフトの内径側に配置すると共に、前記一方の連結軸部を前記第一シャフトに対してトルク伝達可能に且つ軸方向の相対変位を阻止した状態で連結した後、前記第一、及び第二ストッパ部の少なくとも一部分同士を円周方向の隙間を介在させた状態で係合させると共に、前記第一、及び第二シャフト同士の回転方向に関する互いの位置関係を前記所定角度範囲の中央位置に合わせた状態で、前記他方の連結軸部を前記第二シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入する、
    電動式パワーステアリング装置の組立方法。
  16. 請求項11に記載した電動式パワーステアリング装置の組立方法であって、
    前記他方の連結軸部を、前記第二シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入すると共に前記連結孔部の奥端部に突き当てた状態で、前記トーションバーを前記第一シャフトの内径側に挿入し、更に、前記第一、及び第二ストッパ部の少なくとも一部分同士を円周方向の隙間を介在させた状態で係合させると共に、前記第一、及び第二シャフト同士の回転方向に関する互いの位置関係を前記所定角度範囲の中央位置に合わせた状態で、前記一方の連結軸部を前記第一シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入する、
    電動式パワーステアリング装置の組立方法。
  17. 請求項12に記載した電動式パワーステアリング装置の組立方法であって、
    前記第一、及び第二ストッパ部の少なくとも一部分同士を円周方向の隙間を介在させた状態で係合させると共に、前記第一、及び第二シャフト同士の回転方向に関する互いの位置関係を前記所定角度範囲の中央位置に合わせた状態で、前記トーションバーを前記第一シャフトの内径側に挿入し、前記他方の連結軸部を、前記第二シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入しつつ、前記連結孔部の奥端部に突き当てた状態にすると共に、前記一方の連結軸部を前記第一シャフトに設けられた連結孔部に対して圧入する、
    電動式パワーステアリング装置の組立方法。
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