JPWO2015097939A1 - 電子機器の筐体、電子機器 - Google Patents

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Abstract

ホルダ71は、操作部材72を所定方向に移動させる際に操作部材72の三角突起72eと当接することにより、操作部材72の所定方向への所定量以上の移動を制限するストッパ71eを、備える。操作部材72は、ロック位置とロック解除位置とのいずれか一方の位置にあるときに、操作用凸部72aに所定方向に対して直交する方向に力を加えると、平面部72cが直交する方向に撓み、三角突起72eがストッパ71eを超えて、ロック位置とロック解除位置との間で移動可能となるように、弾性体により形成されている。

Description

本開示は、バッテリを着脱可能な電子機器の筐体、及びそれを備えた電子機器に関する。
電子機器においては、当該電子機器に電力を供給するバッテリを、当該電子機器の筐体に対して着脱可能に構成する場合がある。
特許文献1には、バッテリを外装部材に対して着脱可能とする構造が開示されている。本構造では、ロック釦を所定方向にスライド操作することにより、バッテリが筐体に対してロックされ、所定方向とは反対方向にスライド操作することにより、バッテリの筐体に対するロックが解除される。
特開平11−274751号公報
特許文献1に記載のバッテリの着脱構造では、ロック釦に意図せず前記所定方向とは反対方向の力が加わった場合でも、ロックが解除される虞がある。
本開示は、ロック釦等の操作部材に一定方向の力が加わった場合でも、バッテリのロックが解除されるのを抑制可能な電子機器の筐体、及びそれを備えた電子機器を提供する。
本開示の電子機器の筐体は、バッテリを着脱可能である。電子機器の筐体は、操作部材と、操作部材を第1の位置と第2の位置との間で所定方向に移動可能に収容するホルダとを備える。操作部材は、板状の本体部と、本体部の長手方向中間位置に形成された操作用突部と、本体部の長手方向中間位置に形成された突起部と、本体部の長手方向両端側に形成され、バッテリの側部に形成された凹部に係合可能な凸部と、を備え、操作部材が第1の位置にあるときに、操作部材の凸部とバッテリの凹部とが係合し、操作部材が第2の位置にあるときに、操作部材の凸部とバッテリの凹部との係合が解除されように構成されている。ホルダは、操作部材を所定方向に移動させる際に操作部材の突起部と当接することにより、操作部材の所定方向への所定量以上の移動を制限するストッパを、備える。操作部材は、第1の位置と第2の位置とのいずれか一方の位置にあるときに、操作用突部に所定方向に対して直交する方向に力を加えると、本体部が前記直交する方向に撓み、突起部がストッパを超えて、第1の位置と第2の位置との間で移動可能となるように、弾性体により形成されている。
また、本開示において、上記筐体を備えた電子機器が提供される。
本開示によれば、操作部材は、弾性体により形成されているので、第1の位置と第2の位置とのいずれか一方の位置にあるときに、操作用突部に所定方向(移動方向)に対して直交する方向に力が加えられると、本体部が前記直交する方向に撓み、突起部がストッパを越えて、第1の位置と第2の位置との間で所定方向に移動可能となる。すなわち、移動方向とは異なる方向に力を加えて初めて、操作部材を移動させることが可能となる。そのため、操作部材に対して単に移動方向に力が加わっただけでは、操作部材が移動せず、ロックが解除されるのが抑制される。
本開示の実施の形態に係るタブレット端末装置の上面(表示面)側を示す斜視図 本開示の実施の形態に係るタブレット端末装置の下面(背面)側を示す斜視図 本開示の実施の形態に係るタブレット端末装置における、電池パックの一側部側の面の構造を示す図 本開示の実施の形態に係るタブレット端末装置の下面部の電池パックロック部周辺の構造を拡大して示した斜視図 図4のA−A線に沿う断面図 本開示の実施の形態に係るタブレット端末装置において、電池パックロック部を、電池パック収容凹部側からホルダの縦面部を透視した状態で示した図 本開示の実施の形態に係るタブレット端末装置において、電池パックが電池パック収容凹部に収容される過程を示す図である。具体的に、電池パックロック部の操作部材がロック解除位置にある場合に、電池パックが電池パック収容凹部に収容される過程を示す図である。 本開示の実施の形態に係るタブレット端末装置において、電池パックが電池パック収容凹部に収容される過程を示す図である。具体的に、電池パックロック部の操作部材がロック位置にある場合に、電池パックが電池パック収容凹部に収容される過程を示す図である。
(実施形態1)
以下、適宜、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
また、以下の説明では、特定の方向を意味する用語(例えば、「上」、「下」、「左」、「右」、およびそれらを含む他の用語)を使用する場合があるが、それらの使用は図面を参照した開示の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本開示は限定的に解釈されるべきものではない。
以下に説明する本開示の実施の形態は、所謂タブレット型の持ち運び可能な情報端末装置(以下、適宜、「タブレット端末装置」、若しくは単に「装置」と略称する)に適用した場合を例にとったものである。タブレット端末装置は、CPU、RAM、ROM、SSD等の記憶装置、入力部、種々の外部インタフェース等を備え、記憶装置に記憶されているプログラムをCPUで演算処理することにより、所定の機能を実現する。
1.構成
1−1.タブレット端末装置の構成
図1は、本実施の形態に係る電子機器としてのタブレット端末装置の上面(表示面)側を示す斜視図、また、図2は、タブレット端末装置の下面(背面)側を示す斜視図である。
これらの図に示すように、本実施の形態に係るタブレット端末装置Wは、平面視で略四角形状に形成され所定の厚さ(高さ)を有する。タブレット端末装置Wの上面部2には、ガラス板21が配置されている。ガラス板21の下面側には、表示部材11が配置されている。表示部材11は、例えば液晶表示装置である。表示部材11は、ユーザがタッチ入力可能なタッチパネル式の表示装置であってもよい。タブレット端末装置Wの下面部4(背面側)には、電池パック10が装着されている。電池パック10は、電池パックロック部70を操作することにより、着脱可能である。タブレット端末装置Wの側面部6には、種々の操作スイッチや種々のコネクタが配置されている。
タブレット端末装置Wは、筐体1として、ガラス板21で構成される上面部以外の外表面を構成する外側ケース30を有する。外側ケース30は、側面部6を構成する側面部材31、及び下面部4を構成する下面部材32を有する。側面部材31は、平面視で額縁状の形状を有している。外側ケース30を構成する各部材は、例えばエラストマ等の樹脂で形成されている。
外側ケース30及びガラス板21で囲まれた内部空間には、内側ケース40が収容されている(図5参照)。内側ケース40は、種々の電子部品類を収容可能なように箱状に構成されている。内側ケース40は、タブレット端末装置Wのフレーム(骨格材)を構成し、機械的剛性等の確保のために、例えばマグネシウム(Mg)等の金属材料を用いて形成されている。
1−2.電池パックのロック構造
本実施形態のタブレット端末装置Wでは、電池パック10が着脱可能に構成されている。以下、電池パック10を着脱可能とするための電池パックロック部70の構成について説明する。
図2に示すように、電池パック10は矩形で、所定の厚みを有する平板状の形状をしており、電池パックロック部70は、タブレット端末装置Wの下面部4に収容された電池パック10の一側部(図2において右下側の側部)に隣接する位置に設けられている。
図3は、電池パック10の前記一側部側の面(以下、「被ロック面」という)の構造を示す図である。電池パック10の被ロック面には、電池パックロック部70の後述する係合凸部72bと係合可能な一対の係合凹部10aと、筐体1側の位置決め凸部41mと係合可能な位置決め凹部10fが形成されている。
図4は、タブレット端末装置Wの下面部4の電池パックロック部70周辺の構造を拡大して示した斜視図である。本図では、電池パック10が取り外された状態を示している。
タブレット端末装置Wの下面部4には、電池パック10を収容するための電池パック収容凹部4aが設けられている。電池パック収容凹部4aは、内側ケース40の下壁部41dに形成した凹部により構成される。電池パック収容凹部4aは、矩形平板状の電池パック10をがたつき無く収容し得る形状及び寸法に形成されている。
図5は、図4のA−A線に沿う断面図である。電池パックロック部70は、内側ケース40の電池パック収容凹部4aに隣接して形成されたロック部収容凹部41kに収容される。ロック部収容凹部41kは、タブレット端末装置Wの下面に平行な底面部41sを有する。
電池パックロック部70は、タブレット端末装置Wの下面の外装部材の一部を構成し、図4、図5に示すように、内側ケース40及び外側ケース30に固定されるホルダ71と、ホルダ71内に収容され、ホルダ71の長手方向(図4、図5、図6に矢印Mで示す方向)に移動可能な操作部材72とを有する。なお、本実施形態では、ホルダ71の長手方向は、操作部材72の長手方向でもあり、操作部材72の移動方向でもある。以下、これらの方向を適宜「所定方向M」という。
図4、図5に示すように、ホルダ71は、タブレット端末装置Wの下面にほぼ平行な横面部71aと、横面部71aの一端から横面部71aに対して垂直に延びる縦面部71bとを備える。横面部71aの長手方向の中間位置には略長方形の孔部71cが設けられている。また、縦面部71bの端部側には、一対の切欠部71dが設けられている。
操作部材72は、ホルダ71の横面部71aに平行な平面部72cと、平面部72cの長手方向の中間位置に設けられ、ホルダ71の孔部71cから外方に突出するように形成された操作用凸部72aと、平面部72cの長手方向両端側に設けられた支持部72dとを備える。操作用凸部72aは、ユーザが電池パック10の着脱操作を行う際に操作される部位である。支持部72dの電池パック収容凹部4a側には、電池パック10の係合凹部10aに係合可能な係合凸部72bが設けられている。平面部72cには、操作用凸部72aの側方において三角形状の突起72e(以下、「三角突起72e」という)が形成されている。
操作部材72の支持部72dは、電池パックロック部70がロック部収容凹部41kに収容された状態において、内側ケース40のロック部収容凹部41kの底面部41s側の端部が、当該底面部41sに当接する。
操作部材72は、弾力性を有する樹脂により形成され、平面部72cが変形可能に構成されている。具体的には、操作用凸部72aに対してタブレット端末装置Wの厚み方向(装置厚み方向)における装置内方側へ押し込む方向(操作部材72の長手方向に直交する方向。図6(b)に矢印Pで示す方向)の力が加えられた場合に、平面部72cの両端の支持部72dがロック部収容凹部41kの底面に当接していることにより、操作部材72は、装置厚み方向(操作部材72の長手方向に直交する方向)において装置内方へたわむようになっている(図6(b)参照)。
ホルダ71の孔部71cは、操作部材72の操作用凸部72aが孔部71cから外方に突出し、操作用凸部72aが操作部材72の長手方向において所定範囲移動可能なように形成されている。孔部71cの縁には、操作部材72の後述する三角突起72eと当接して、操作部材72の所定量以上の移動を制限(規制)する突起状のストッパ71eが設けられている。また、ホルダ71の切欠部71dは、操作部材72の係合凸部72bがホルダ71の切欠部71dから電池パック収容凹部4a側に突出し、係合凸部72bが操作部材72の長手方向において所定範囲移動可能なように形成されている。
図6は、電池パックロック部70を、電池パック収容凹部4a側からホルダ71の縦面部71bを透視した状態で示した図である。図6(a)においては、操作部材72の三角突起72eが操作部材72の長手方向においてホルダ71のストッパ71eの一方側に位置している。このとき、操作部材72の係合凸部72bはホルダ71の切欠部71dにおける前記一方側に位置する。この位置は、操作部材72の係合凸部72bが電池パック10の係合凹部10aに係合することとなる位置である。つまり、電池パック10が電池パック収容凹部4a内に収容された状態においてロックされることとなる位置である。図6(b)は、操作用凸部72aに対して、装置内方側へ押し込む方向の力を加えつつ、操作部材72の長手方向に平行な方向の力を加えたときの状態を示している。このとき、操作部材72の平面部72cが装置内方側へ撓みつつ、操作部材72が、操作部材72の長手方向へ移動し、操作部材72の三角突起72eがストッパ71eの装置内方側に潜り込む。この状態で、さらに、操作用凸部72aに対して装置内方側へ押し込む方向の力が加えられつつ、操作部材72の長手方向に平行な方向の力が加えられると、操作部材72がストッパ71eを越えて他方側に移動し、図6(c)に示すように、操作部材72の三角突起72eがストッパ71eの他方側に位置することとなる。この位置は、操作部材72の係合凸部72bと電池パック10の係合凹部10aとの係合が解除されることとなる位置である。つまり、電池パック10が電池パック収容凹部4a内に収容された状態においてロックされておらず、ユーザが電池パック10を取り出すことが可能となる位置である。
これに対し、図6(c)に示す状態、つまり電池パック10が電池パック収容凹部4aでロックされた状態から、電池パック10を取り外す場合には、ユーザは、操作用凸部72aに対して装置内方側へ押し込む方向(操作用部材72aの移動方向に直交する方向)の力を加えながら、ロック解除位置側(図6において右側)へ操作用凸部72a(操作部材72)を移動させることにより、図6(b)に示す状態を経て、図6(a)に示すロック解除状態とすることができる。
ここで前述の図3を参照して電池パック10の係合凹部10aの構造についてより詳しく説明する。係合凹部10aは、電池パック10が電池パック収容凹部4aに収容される際に、操作部材72の係合凸部72bと当接して操作部材72をロック位置側に誘導する第1誘導部10bを有する。第1誘導部10bは、電池パック10の挿入方向(タブレット端末装置Wの下面(上面)に対して垂直な方向)に対して所定角度傾斜する直線状の傾斜面により構成される。また、係合凹部10aは、電池パック10が電池パック収容凹部4aに収容される際に、操作部材72の係合凸部72bと当接して操作部材72をロック解除位置側に誘導する第2誘導部10dを有する。また、係合凹部10aは、操作部材72の係合凸部72bの角部に形成された切欠の係止面72f(図4参照)に係合可能な係止面10cを有する。第2誘導部10dは、電池パック10の挿入方向に対して、第1誘導部10bの場合とは反対側へ所定角度傾斜する直線状の傾斜面により構成される。
図7、図8は、電池パック10が電池パック収容凹部4aに収容される過程を示す図である。具体的に、図7は、電池パックロック部70の操作部材72がロック解除位置にある場合において、電池パック10が電池パック収容凹部4aに収容される過程を示す図である。図8は、電池パックロック部70の操作部材72がロック位置にある場合において、電池パック10が電池パック収容凹部4aに収容される過程を示す図である。
図7(a)に示すように、電池パックロック部70の操作部材72がロック解除位置にある場合において、電池パック10が電池パック収容凹部4aに収容され始めると、まず、操作部材72の係合凸部72bが電池パック10の第1誘導部10bに当接する。そして、この状態からさらに、図7(b)に示すように、電池パック10を電池パック収容凹部4a側へ移動させると、係合凸部72bが第1誘導部10bに導かれ、操作部材72がロック位置側(図7において左側)に移動する。そして、図7(c)に示すように、電池パック10を電池パック収容凹部4a内に収容すると、操作部材72がロック位置まで移動し、操作部材72の係合凸部72bの係止面72fと、電池パック10の係合凹部10aの係止面10cとが当接し、電池パック10の電池パック収容凹部4aに対する反収容方向への移動が規制される。つまり、電池パック10の取り出しが不可能となる。なお、電池パック10が電池パック収容凹部4a内に収容される際、電池パック10の位置決め凹部10fと内側ケース40の位置決め凸部41mとが嵌合することにより、電池パック10の電池パック収容凹部4aに対する位置決めがなされる。
図8(a)に示すように、電池パックロック部70の操作部材72がロック位置にある場合において、電池パック10が電池パック収容凹部4aに収容され始めると、まず、操作部材72の係合凸部72bが電池パック10の第2誘導部10dに当接する。そして、この状態からさらに、図8(b)に示すように、電池パック10を電池パック収容凹部4a側へ移動させると、係合凸部72bが第2誘導部10dに導かれ、操作部材72がロック解除位置側(図8において右側)に移動する。そして、さらに、図8(c)に示すように、電池パック10を電池パック収容凹部4a側へ移動させると、第2誘導部10dが存在しなくなり、係合凸部72bは第1誘導部10bに当接する。そのため、電池パック10を電池パック収容凹部4a内にさらに接近させると、以後、係合凸部72bが第1誘導部10bに導かれ、操作部材72がロック位置側(図8において左側)へ移動することとなる。そして、図8(d)に示すように、電池パック10を電池パック収容凹部4a内に収容すると、操作部材72がロック位置まで移動し、操作部材72の係合凸部72bの係止面72fと、電池パック10の係合凹部10aの係止面10cとが係合し、電池パック10の反収容方向への移動が規制される。つまり、電池パック10の取り出しが不可能となる。
このように、本実施形態においては、電池パックロック部70の操作部材72がロック解除位置にあるときに電池パック10が電池パック収容凹部4aに収容されようとした場合だけでなく、例えばユーザの過誤等により、電池パックロック部70の操作部材72がロック位置にあるときに電池パック10が電池パック収容凹部4aに収容されようとした場合でも、電池パック10を電池パック収容凹部4aに収容することができる。
2.まとめ
本実施形態のタブレット端末装置Wの筐体1は、バッテリを着脱可能である。タブレット端末装置Wの筐体1は、操作部材72と、操作部材72をロック位置(第1の位置)とロック解除位置(第2の位置)との間で所定方向Mに移動可能に収容するホルダ71とを備える。操作部材72は、板状の平面部72c(本体部)と、平面部72cの長手方向中間位置に形成された操作用凸部72aと、平面部72cの長手方向中間位置に形成された三角突起72e(突起部)と、平面部72cの長手方向両端側に形成され、電池パック10(バッテリ)の側部に形成された係合凹部10a(凹部)に係合可能な係合凸部72b(凸部)と、を備える。操作部材72がロック位置にあるときに、操作部材72の係合凸部72bと電池パック10の係合凹部10aとが係合し、操作部材72がロック解除位置にあるときに、操作部材72の係合凸部72bと電池パック10の係合凹部10aとの係合が解除されるように構成されている。ホルダ71は、操作部材72を所定方向Mに移動させる際に操作部材72の三角突起72eと当接することにより、操作部材72の所定方向Mへの所定量以上の移動を制限するストッパ71eを、備える。操作部材72は、ロック位置とロック解除位置とのいずれか一方の位置にあるときに、操作用凸部72aに所定方向Mに対して直交する方向に力を加えると、平面部72cが装置厚み方向(前記直交する方向)に撓み、三角突起72eがストッパ71eを超えて、ロック位置とロック解除位置との間で移動可能となるように、弾性体により形成されている。
本実施形態のタブレット端末装置Wの筐体1によれば、操作部材72が弾性体により形成されているので、操作部材72がロック位置とロック解除位置とのいずれか一方の位置にあるときに、操作用凸部72aに所定方向M(移動方向)に対して直交する方向に力が加えられると、平面部72cが装置厚み方向(前記直交する方向)に撓み、三角突起72eがストッパ71eを越えて、ロック位置とロック解除位置との間で所定方向Mに移動可能となる。すなわち、移動方向とは異なる方向に力を加えて初めて、操作部材72を移動させることが可能となる。そのため、操作部材72に対して単に移動方向に力が加わっただけでは、操作部材72が移動せず、ロックが解除されるのが抑制される。
本実施形態において、電池パック10の係合凹部10aに、操作部材72がロック位置にある状態において電池パック10が電池パック収容凹部4aに嵌められた場合に、係合凸部72bに当接して操作部材72をロック解除位置側に移動させる第2誘導部10d(誘導部)が設けられている。
これにより、例えばユーザの過誤により、電池パックロック部70の操作部材72がロック位置にあるときに電池パック10が電池パック収容凹部4aに収容されようとした場合でも、電池パック10を電池パック収容凹部4aに収容することができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。
本実施形態では、電子機器がタブレット端末装置である場合について説明した。しかし、これに限らない。本開示は、ノート型コンピュータ、電子手帳、電子ゲーム装置等の電子機器に広く適用可能である。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面及び詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面及び詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、ノート型コンピュータ、タブレット型コンピュータ、電子手帳、電子ゲーム装置等の持ち運び可能な電子機器に広く適用可能である。
W タブレット端末装置
1 筐体
2 上面部
4 下面部
4a 電池パック収容凹部
6 側面部
10 電池パック
10a 係合凹部
10f 位置決め凹部
10b 第1誘導部
10c 係止面
10d 第2誘導部
11 表示部材
21 ガラス板
30 外側ケース
31 側面部材
32 下面部材
40 内側ケース
41k ロック部収容凹部
41s 底面部
70 電池パックロック部
71 ホルダ
71a 横面部
71b 縦面部
71c 孔部
71d 切欠部
71e ストッパ
72 操作部材
72a 操作用突部
72b 係合凸部
72c 平面部
72d 支持部
72e 三角突起
72f 係止面
本開示は、バッテリを着脱可能な電子機器の筐体、及びそれを備えた電子機器に関する。
電子機器においては、当該電子機器に電力を供給するバッテリを、当該電子機器の筐体に対して着脱可能に構成する場合がある。
特許文献1には、バッテリを外装部材に対して着脱可能とする構造が開示されている。本構造では、ロック釦を所定方向にスライド操作することにより、バッテリが筐体に対してロックされ、所定方向とは反対方向にスライド操作することにより、バッテリの筐体に対するロックが解除される。
特開平11−274751号公報
特許文献1に記載のバッテリの着脱構造では、ロック釦に意図せず前記所定方向とは反対方向の力が加わった場合でも、ロックが解除される虞がある。
本開示は、ロック釦等の操作部材に一定方向の力が加わった場合でも、バッテリのロックが解除されるのを抑制可能な電子機器の筐体、及びそれを備えた電子機器を提供する。
本開示の電子機器の筐体は、バッテリを着脱可能である。電子機器の筐体は、操作部材と、操作部材を第1の位置と第2の位置との間で所定方向に移動可能に収容するホルダとを備える。操作部材は、板状の本体部と、本体部の長手方向中間位置に形成された操作用突部と、本体部の長手方向中間位置に形成された突起部と、本体部の長手方向両端側に形成され、バッテリの側部に形成された凹部に係合可能な凸部と、を備え、操作部材が第1の位置にあるときに、操作部材の凸部とバッテリの凹部とが係合し、操作部材が第2の位置にあるときに、操作部材の凸部とバッテリの凹部との係合が解除されように構成されている。ホルダは、操作部材を所定方向に移動させる際に操作部材の突起部と当接することにより、操作部材の所定方向への所定量以上の移動を制限するストッパを、備える。操作部材は、第1の位置と第2の位置とのいずれか一方の位置にあるときに、操作用突部に所定方向に対して直交する方向に力を加えると、本体部が前記直交する方向に撓み、突起部がストッパを超えて、第1の位置と第2の位置との間で移動可能となるように、弾性体により形成されている。
また、本開示において、上記筐体を備えた電子機器が提供される。
本開示によれば、操作部材は、弾性体により形成されているので、第1の位置と第2の位置とのいずれか一方の位置にあるときに、操作用突部に所定方向(移動方向)に対して直交する方向に力が加えられると、本体部が前記直交する方向に撓み、突起部がストッパを越えて、第1の位置と第2の位置との間で所定方向に移動可能となる。すなわち、移動方向とは異なる方向に力を加えて初めて、操作部材を移動させることが可能となる。そのため、操作部材に対して単に移動方向に力が加わっただけでは、操作部材が移動せず、ロックが解除されるのが抑制される。
本開示の実施の形態に係るタブレット端末装置の上面(表示面)側を示す斜視図 本開示の実施の形態に係るタブレット端末装置の下面(背面)側を示す斜視図 本開示の実施の形態に係るタブレット端末装置における、電池パックの一側部側の面の構造を示す図 本開示の実施の形態に係るタブレット端末装置の下面部の電池パックロック部周辺の構造を拡大して示した斜視図 図4のA−A線に沿う断面図 本開示の実施の形態に係るタブレット端末装置において、電池パックロック部を、電池パック収容凹部側からホルダの縦面部を透視した状態で示した図 本開示の実施の形態に係るタブレット端末装置において、電池パックが電池パック収容凹部に収容される過程を示す図である。具体的に、電池パックロック部の操作部材がロック解除位置にある場合に、電池パックが電池パック収容凹部に収容される過程を示す図である。 本開示の実施の形態に係るタブレット端末装置において、電池パックが電池パック収容凹部に収容される過程を示す図である。具体的に、電池パックロック部の操作部材がロック位置にある場合に、電池パックが電池パック収容凹部に収容される過程を示す図である。
(実施形態1)
以下、適宜、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
また、以下の説明では、特定の方向を意味する用語(例えば、「上」、「下」、「左」、「右」、およびそれらを含む他の用語)を使用する場合があるが、それらの使用は図面を参照した開示の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本開示は限定的に解釈されるべきものではない。
以下に説明する本開示の実施の形態は、所謂タブレット型の持ち運び可能な情報端末装置(以下、適宜、「タブレット端末装置」、若しくは単に「装置」と略称する)に適用した場合を例にとったものである。タブレット端末装置は、CPU、RAM、ROM、SSD等の記憶装置、入力部、種々の外部インタフェース等を備え、記憶装置に記憶されているプログラムをCPUで演算処理することにより、所定の機能を実現する。
1.構成
1−1.タブレット端末装置の構成
図1は、本実施の形態に係る電子機器としてのタブレット端末装置の上面(表示面)側を示す斜視図、また、図2は、タブレット端末装置の下面(背面)側を示す斜視図である。
これらの図に示すように、本実施の形態に係るタブレット端末装置Wは、平面視で略四角形状に形成され所定の厚さ(高さ)を有する。タブレット端末装置Wの上面部2には、ガラス板21が配置されている。ガラス板21の下面側には、表示部材11が配置されている。表示部材11は、例えば液晶表示装置である。表示部材11は、ユーザがタッチ入力可能なタッチパネル式の表示装置であってもよい。タブレット端末装置Wの下面部4(背面側)には、電池パック10が装着されている。電池パック10は、電池パックロック部70を操作することにより、着脱可能である。タブレット端末装置Wの側面部6には、種々の操作スイッチや種々のコネクタが配置されている。
タブレット端末装置Wは、筐体1として、ガラス板21で構成される上面部以外の外表面を構成する外側ケース30を有する。外側ケース30は、側面部6を構成する側面部材31、及び下面部4を構成する下面部材32を有する。側面部材31は、平面視で額縁状の形状を有している。外側ケース30を構成する各部材は、例えばエラストマ等の樹脂で形成されている。
外側ケース30及びガラス板21で囲まれた内部空間には、内側ケース40が収容されている(図5参照)。内側ケース40は、種々の電子部品類を収容可能なように箱状に構成されている。内側ケース40は、タブレット端末装置Wのフレーム(骨格材)を構成し、機械的剛性等の確保のために、例えばマグネシウム(Mg)等の金属材料を用いて形成されている。
1−2.電池パックのロック構造
本実施形態のタブレット端末装置Wでは、電池パック10が着脱可能に構成されている。以下、電池パック10を着脱可能とするための電池パックロック部70の構成について説明する。
図2に示すように、電池パック10は矩形で、所定の厚みを有する平板状の形状をしており、電池パックロック部70は、タブレット端末装置Wの下面部4に収容された電池パック10の一側部(図2において右下側の側部)に隣接する位置に設けられている。
図3は、電池パック10の前記一側部側の面(以下、「被ロック面」という)の構造を示す図である。電池パック10の被ロック面には、電池パックロック部70の後述する係合凸部72bと係合可能な一対の係合凹部10aと、筐体1側の位置決め凸部41mと係合可能な位置決め凹部10fが形成されている。
図4は、タブレット端末装置Wの下面部4の電池パックロック部70周辺の構造を拡大して示した斜視図である。本図では、電池パック10が取り外された状態を示している。
タブレット端末装置Wの下面部4には、電池パック10を収容するための電池パック収容凹部4aが設けられている。電池パック収容凹部4aは、内側ケース40の下壁部41dに形成した凹部により構成される。電池パック収容凹部4aは、矩形平板状の電池パック10をがたつき無く収容し得る形状及び寸法に形成されている。
図5は、図4のA−A線に沿う断面図である。電池パックロック部70は、内側ケース40の電池パック収容凹部4aに隣接して形成されたロック部収容凹部41kに収容される。ロック部収容凹部41kは、タブレット端末装置Wの下面に平行な底面部41sを有する。
電池パックロック部70は、タブレット端末装置Wの下面の外装部材の一部を構成し、図4、図5に示すように、内側ケース40及び外側ケース30に固定されるホルダ71と、ホルダ71内に収容され、ホルダ71の長手方向(図4、図5、図6に矢印Mで示す方向)に移動可能な操作部材72とを有する。なお、本実施形態では、ホルダ71の長手方向は、操作部材72の長手方向でもあり、操作部材72の移動方向でもある。以下、これらの方向を適宜「所定方向M」という。
図4、図5に示すように、ホルダ71は、タブレット端末装置Wの下面にほぼ平行な横面部71aと、横面部71aの一端から横面部71aに対して垂直に延びる縦面部71bとを備える。横面部71aの長手方向の中間位置には略長方形の孔部71cが設けられている。また、縦面部71bの端部側には、一対の切欠部71dが設けられている。
操作部材72は、ホルダ71の横面部71aに平行な平面部72cと、平面部72cの長手方向の中間位置に設けられ、ホルダ71の孔部71cから外方に突出するように形成された操作用凸部72aと、平面部72cの長手方向両端側に設けられた支持部72dとを備える。操作用凸部72aは、ユーザが電池パック10の着脱操作を行う際に操作される部位である。支持部72dの電池パック収容凹部4a側には、電池パック10の係合凹部10aに係合可能な係合凸部72bが設けられている。平面部72cには、操作用凸部72aの側方において三角形状の突起72e(以下、「三角突起72e」という)が形成されている。
操作部材72の支持部72dは、電池パックロック部70がロック部収容凹部41kに収容された状態において、内側ケース40のロック部収容凹部41kの底面部41s側の端部が、当該底面部41sに当接する。
操作部材72は、弾力性を有する樹脂により形成され、平面部72cが変形可能に構成されている。具体的には、操作用凸部72aに対してタブレット端末装置Wの厚み方向(装置厚み方向)における装置内方側へ押し込む方向(操作部材72の長手方向に直交する方向。図6(b)に矢印Pで示す方向)の力が加えられた場合に、平面部72cの両端の支持部72dがロック部収容凹部41kの底面に当接していることにより、操作部材72は、装置厚み方向(操作部材72の長手方向に直交する方向)において装置内方へたわむようになっている(図6(b)参照)。
ホルダ71の孔部71cは、操作部材72の操作用凸部72aが孔部71cから外方に突出し、操作用凸部72aが操作部材72の長手方向において所定範囲移動可能なように形成されている。孔部71cの縁には、操作部材72の後述する三角突起72eと当接して、操作部材72の所定量以上の移動を制限(規制)する突起状のストッパ71eが設けられている。また、ホルダ71の切欠部71dは、操作部材72の係合凸部72bがホルダ71の切欠部71dから電池パック収容凹部4a側に突出し、係合凸部72bが操作部材72の長手方向において所定範囲移動可能なように形成されている。
図6は、電池パックロック部70を、電池パック収容凹部4a側からホルダ71の縦面部71bを透視した状態で示した図である。図6(a)においては、操作部材72の三角突起72eが操作部材72の長手方向においてホルダ71のストッパ71eの一方側に位置している。このとき、操作部材72の係合凸部72bはホルダ71の切欠部71dにおける前記一方側に位置する。この位置は、操作部材72の係合凸部72bが電池パック10の係合凹部10aに係合することとなる位置である。つまり、電池パック10が電池パック収容凹部4a内に収容された状態においてロックされることとなる位置である。図6(b)は、操作用凸部72aに対して、装置内方側へ押し込む方向の力を加えつつ、操作部材72の長手方向に平行な方向の力を加えたときの状態を示している。このとき、操作部材72の平面部72cが装置内方側へ撓みつつ、操作部材72が、操作部材72の長手方向へ移動し、操作部材72の三角突起72eがストッパ71eの装置内方側に潜り込む。この状態で、さらに、操作用凸部72aに対して装置内方側へ押し込む方向の力が加えられつつ、操作部材72の長手方向に平行な方向の力が加えられると、操作部材72がストッパ71eを越えて他方側に移動し、図6(c)に示すように、操作部材72の三角突起72eがストッパ71eの他方側に位置することとなる。この位置は、操作部材72の係合凸部72bと電池パック10の係合凹部10aとの係合が解除されることとなる位置である。つまり、電池パック10が電池パック収容凹部4a内に収容された状態においてロックされておらず、ユーザが電池パック10を取り出すことが可能となる位置である。
これに対し、図6(c)に示す状態、つまり電池パック10が電池パック収容凹部4aでロックされた状態から、電池パック10を取り外す場合には、ユーザは、操作用凸部72aに対して装置内方側へ押し込む方向(操作用凸部72aの移動方向に直交する方向)の力を加えながら、ロック解除位置側(図6において右側)へ操作用凸部72a(操作部材72)を移動させることにより、図6(b)に示す状態を経て、図6(a)に示すロック解除状態とすることができる。
ここで前述の図3を参照して電池パック10の係合凹部10aの構造についてより詳しく説明する。係合凹部10aは、電池パック10が電池パック収容凹部4aに収容される際に、操作部材72の係合凸部72bと当接して操作部材72をロック位置側に誘導する第1誘導部10bを有する。第1誘導部10bは、電池パック10の挿入方向(タブレット端末装置Wの下面(上面)に対して垂直な方向)に対して所定角度傾斜する直線状の傾斜面により構成される。また、係合凹部10aは、電池パック10が電池パック収容凹部4aに収容される際に、操作部材72の係合凸部72bと当接して操作部材72をロック解除位置側に誘導する第2誘導部10dを有する。また、係合凹部10aは、操作部材72の係合凸部72bの角部に形成された切欠の係止面72f(図4参照)に係合可能な係止面10cを有する。第2誘導部10dは、電池パック10の挿入方向に対して、第1誘導部10bの場合とは反対側へ所定角度傾斜する直線状の傾斜面により構成される。
図7、図8は、電池パック10が電池パック収容凹部4aに収容される過程を示す図である。具体的に、図7は、電池パックロック部70の操作部材72がロック解除位置にある場合において、電池パック10が電池パック収容凹部4aに収容される過程を示す図である。図8は、電池パックロック部70の操作部材72がロック位置にある場合において、電池パック10が電池パック収容凹部4aに収容される過程を示す図である。
図7(a)に示すように、電池パックロック部70の操作部材72がロック解除位置にある場合において、電池パック10が電池パック収容凹部4aに収容され始めると、まず、操作部材72の係合凸部72bが電池パック10の第1誘導部10bに当接する。そして、この状態からさらに、図7(b)に示すように、電池パック10を電池パック収容凹部4a側へ移動させると、係合凸部72bが第1誘導部10bに導かれ、操作部材72がロック位置側(図7において左側)に移動する。そして、図7(c)に示すように、電池パック10を電池パック収容凹部4a内に収容すると、操作部材72がロック位置まで移動し、操作部材72の係合凸部72bの係止面72fと、電池パック10の係合凹部10aの係止面10cとが当接し、電池パック10の電池パック収容凹部4aに対する反収容方向への移動が規制される。つまり、電池パック10の取り出しが不可能となる。なお、電池パック10が電池パック収容凹部4a内に収容される際、電池パック10の位置決め凹部10fと内側ケース40の位置決め凸部41mとが嵌合することにより、電池パック10の電池パック収容凹部4aに対する位置決めがなされる。
図8(a)に示すように、電池パックロック部70の操作部材72がロック位置にある場合において、電池パック10が電池パック収容凹部4aに収容され始めると、まず、操作部材72の係合凸部72bが電池パック10の第2誘導部10dに当接する。そして、この状態からさらに、図8(b)に示すように、電池パック10を電池パック収容凹部4a側へ移動させると、係合凸部72bが第2誘導部10dに導かれ、操作部材72がロック解除位置側(図8において右側)に移動する。そして、さらに、図8(c)に示すように、電池パック10を電池パック収容凹部4a側へ移動させると、第2誘導部10dが存在しなくなり、係合凸部72bは第1誘導部10bに当接する。そのため、電池パック10を電池パック収容凹部4a内にさらに接近させると、以後、係合凸部72bが第1誘導部10bに導かれ、操作部材72がロック位置側(図8において左側)へ移動することとなる。そして、図8(d)に示すように、電池パック10を電池パック収容凹部4a内に収容すると、操作部材72がロック位置まで移動し、操作部材72の係合凸部72bの係止面72fと、電池パック10の係合凹部10aの係止面10cとが係合し、電池パック10の反収容方向への移動が規制される。つまり、電池パック10の取り出しが不可能となる。
このように、本実施形態においては、電池パックロック部70の操作部材72がロック解除位置にあるときに電池パック10が電池パック収容凹部4aに収容されようとした場合だけでなく、例えばユーザの過誤等により、電池パックロック部70の操作部材72がロック位置にあるときに電池パック10が電池パック収容凹部4aに収容されようとした場合でも、電池パック10を電池パック収容凹部4aに収容することができる。
2.まとめ
本実施形態のタブレット端末装置Wの筐体1は、バッテリを着脱可能である。タブレット端末装置Wの筐体1は、操作部材72と、操作部材72をロック位置(第1の位置)とロック解除位置(第2の位置)との間で所定方向Mに移動可能に収容するホルダ71とを備える。操作部材72は、板状の平面部72c(本体部)と、平面部72cの長手方向中間位置に形成された操作用凸部72aと、平面部72cの長手方向中間位置に形成された三角突起72e(突起部)と、平面部72cの長手方向両端側に形成され、電池パック10(バッテリ)の側部に形成された係合凹部10a(凹部)に係合可能な係合凸部72b(凸部)と、を備える。操作部材72がロック位置にあるときに、操作部材72の係合凸部72bと電池パック10の係合凹部10aとが係合し、操作部材72がロック解除位置にあるときに、操作部材72の係合凸部72bと電池パック10の係合凹部10aとの係合が解除されるように構成されている。ホルダ71は、操作部材72を所定方向Mに移動させる際に操作部材72の三角突起72eと当接することにより、操作部材72の所定方向Mへの所定量以上の移動を制限するストッパ71eを、備える。操作部材72は、ロック位置とロック解除位置とのいずれか一方の位置にあるときに、操作用凸部72aに所定方向Mに対して直交する方向に力を加えると、平面部72cが装置厚み方向(前記直交する方向)に撓み、三角突起72eがストッパ71eを超えて、ロック位置とロック解除位置との間で移動可能となるように、弾性体により形成されている。
本実施形態のタブレット端末装置Wの筐体1によれば、操作部材72が弾性体により形成されているので、操作部材72がロック位置とロック解除位置とのいずれか一方の位置にあるときに、操作用凸部72aに所定方向M(移動方向)に対して直交する方向に力が加えられると、平面部72cが装置厚み方向(前記直交する方向)に撓み、三角突起72eがストッパ71eを越えて、ロック位置とロック解除位置との間で所定方向Mに移動可能となる。すなわち、移動方向とは異なる方向に力を加えて初めて、操作部材72を移動させることが可能となる。そのため、操作部材72に対して単に移動方向に力が加わっただけでは、操作部材72が移動せず、ロックが解除されるのが抑制される。
本実施形態において、電池パック10の係合凹部10aに、操作部材72がロック位置にある状態において電池パック10が電池パック収容凹部4aに嵌められた場合に、係合凸部72bに当接して操作部材72をロック解除位置側に移動させる第2誘導部10d(誘導部)が設けられている。
これにより、例えばユーザの過誤により、電池パックロック部70の操作部材72がロック位置にあるときに電池パック10が電池パック収容凹部4aに収容されようとした場合でも、電池パック10を電池パック収容凹部4aに収容することができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。
本実施形態では、電子機器がタブレット端末装置である場合について説明した。しかし、これに限らない。本開示は、ノート型コンピュータ、電子手帳、電子ゲーム装置等の電子機器に広く適用可能である。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面及び詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面及び詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、ノート型コンピュータ、タブレット型コンピュータ、電子手帳、電子ゲーム装置等の持ち運び可能な電子機器に広く適用可能である。
W タブレット端末装置
1 筐体
2 上面部
4 下面部
4a 電池パック収容凹部
6 側面部
10 電池パック
10a 係合凹部
10f 位置決め凹部
10b 第1誘導部
10c 係止面
10d 第2誘導部
11 表示部材
21 ガラス板
30 外側ケース
31 側面部材
32 下面部材
40 内側ケース
41k ロック部収容凹部
41s 底面部
70 電池パックロック部
71 ホルダ
71a 横面部
71b 縦面部
71c 孔部
71d 切欠部
71e ストッパ
72 操作部材
72a 操作用突部
72b 係合凸部
72c 平面部
72d 支持部
72e 三角突起
72f 係止面

Claims (3)

  1. バッテリを着脱可能な電子機器の筐体であって、
    操作部材と、
    前記操作部材を第1の位置と第2の位置との間で所定方向に移動可能に収容するホルダとを備え、
    前記操作部材は、
    板状の本体部と、
    前記本体部の長手方向中間位置に形成された操作用突部と、
    前記本体部の長手方向中間位置に形成された突起部と、
    前記本体部の長手方向両端側に形成され、前記バッテリの側部に形成された凹部に係合可能な凸部と、を備え、
    前記操作部材が前記第1の位置にあるときに、前記操作部材の前記凸部と前記バッテリの前記凹部とが係合し、前記操作部材が前記第2の位置にあるときに、前記操作部材の前記凸部と前記バッテリの前記凹部との係合が解除されように構成されており、
    前記ホルダは、前記操作部材を前記所定方向に移動させる際に前記操作部材の突起部と当接することにより、前記操作部材の前記所定方向への所定量以上の移動を制限するストッパを、備え、
    前記操作部材は、前記第1の位置と前記第2の位置とのいずれか一方の位置にあるときに、前記操作用突部に前記所定方向に対して直交する方向に力を加えると、前記本体部が前記直交する方向に撓み、前記突起部が前記ストッパを超えて、前記第1の位置と前記第2の位置との間で移動可能となるように、弾性体により形成されている、
    電子機器の筐体。
  2. 請求項1に記載の電子機器の筐体を備えた電子機器。
  3. 前記バッテリの前記凹部に、前記操作部材が前記第1の位置にある状態において前記バッテリが前記収容空間に嵌められた場合に、前記凸部に当接して前記操作部材を前記第2の位置側に移動させる誘導部が設けられている、請求項2に記載の電子機器。
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