JPWO2015092998A1 - 電子銃装置及び真空蒸着装置 - Google Patents
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Abstract
Description
上記第1のフィラメントは、第1の電子ビームを発生することが可能である。
上記第2のフィラメントは、第2の電子ビームを発生することが可能である。
上記電源ユニットは、上記第1のフィラメント及び上記第2のフィラメントのうちのいずれか一方に電子ビームを発生させるための加熱電流を供給する加熱電流供給部と、上記加熱電流にバイアス電圧を印加するバイアス供給部とを有する。
上記切替ユニットは、上記加熱電流に上記バイアス電圧が印加された駆動電流を上記第1のフィラメントに供給する第1の状態と、上記駆動電流を上記第2のフィラメントに供給する第2の状態とを選択的に切り替えることが可能に構成される。
上記制御部は、上記第1の状態と上記第2の状態との切り替えを制御する。
上記第1のフィラメントは、第1の電子ビームを発生することが可能である。
上記第2のフィラメントは、第2の電子ビームを発生することが可能である。
上記電源ユニットは、上記第1のフィラメント及び上記第2のフィラメントのうちのいずれか一方に電子ビームを発生させるための加熱電流を供給する加熱電流供給部と、上記加熱電流にバイアス電圧を印加するバイアス供給部とを有する。
上記切替ユニットは、上記加熱電流に上記バイアス電圧が印加された駆動電流を上記第1のフィラメントに供給する第1の状態と、上記駆動電流を上記第2のフィラメントに供給する第2の状態とを選択的に切り替えることが可能に構成される。
上記制御部は、上記第1の状態と上記第2の状態との切り替えを制御する。
加熱電流用電源と、
上記第1のフィラメントに接続された第1の加熱電流回路を有し、
上記切替ユニットは、
上記第2のフィラメントに接続された第2の加熱電流回路と、
上記第1の状態で上記加熱電流用電源と第1の加熱電流回路とを接続し、上記第2の状態で上記加熱電流用電源と第2の加熱電流回路とを接続する加熱電流切替部とを有していてもよい。
上記第1の状態で上記バイアス供給部と上記第1の加熱電流回路とを接続し、上記第2の状態で上記バイアス供給部と上記第2の加熱電流回路とを接続するバイアス切替部をさらに有してもよい。
上記加熱電流の電圧値を変換することが可能な第1の変圧部を含み、
上記第2の加熱電流回路は、
上記加熱電流の電圧値を変換することが可能な第2の変圧部を含んでもよい。
上記第1の加熱電流回路及び上記第2の加熱電流回路のうちのいずれか一方に上記駆動電流が供給されているか否か判定し、
いずれにも上記駆動電流が供給されていない場合に、上記加熱電流用電源に対し上記加熱電流の供給を停止させてもよい。
上記バイアス供給部により上記加熱電流に上記バイアス電圧が印加されているか否かを判定し、上記バイアス電圧が印加されていない場合に、上記第1の状態と上記第2の状態とを切り替えてもよい。
上記第1の電子ビームを偏向させることが可能な第1の偏向器と、
上記第1の電子ビームを偏向させることが可能な第2の偏向器と
をさらに具備し、
上記電源ユニットは、
上記第1の偏向器及び上記第2の偏向器のうちのいずれか一方に電流を供給する偏向電流供給部をさらに有し、
上記切替ユニットは、
上記第1の状態で上記偏向電流供給部と第1の偏向器とを接続し、上記第2の状態で上記偏向電流供給部と第2の偏向器とを接続する偏向電流切替部を有してもよい。
上記偏向用電源供給部により上記第1の偏向器及び上記第2の偏向器のうちのいずれか一方に電流が供給されているか否かを判定し、
いずれにも上記電流が供給されていない場合に、上記第1の状態と上記第2の状態とを切り替えてもよい。
上記電源ユニットと上記切替ユニットとを着脱自在に接続する接続部をさらに具備してもよい。
上記接続部により、切替ユニットを後づけで接続することが可能となり、保管時や輸送時に電源ユニットと切替ユニットとを別個に取り扱うことが可能となる。したがって、保管や輸送を容易にし、取り扱い性を高めることができる。
上記支持部は、上記チャンバに配置され、基板を支持する。
上記第1の蒸発材料保持部は、上記チャンバに配置され、グランド電位に維持されて第1の蒸発材料を保持する。
上記第2の蒸発材料保持部は、上記チャンバに配置され、グランド電位に維持されて第2の蒸発材料を保持する。
上記電子銃装置は、第1のフィラメントと、第2のフィラメントと、電源ユニットと、切替ユニットと、制御部とを具備する。
上記第1のフィラメントは、上記第1の蒸発材料に対して第1の電子ビームを出射することが可能である。
上記第2のフィラメントは、上記第2の蒸発材料に対して第2の電子ビームを出射することが可能である。
上記電源ユニットは、上記第1のフィラメント及び上記第2のフィラメントのうちのいずれか一方に電子ビームを発生させるための加熱電流を供給する加熱電流供給部と、上記加熱電流にバイアス電圧を印加するバイアス供給部とを有する。
上記切替ユニットは、上記加熱電流に上記バイアス電圧が印加された駆動電流を上記第1のフィラメントに供給する第1の状態と、上記駆動電流を上記第2のフィラメントに供給する第2の状態とを選択的に切り替えることが可能に構成される。
上記制御部は、上記第1の状態と上記第2の状態との切り替えを制御する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る真空蒸着装置を示す概略図である。真空蒸着装置1は、チャンバ2、第1の蒸発材料保持部3a、第2の蒸発材料保持部3b、支持部4、メインコントローラ5及び電子銃装置100を備える。真空蒸着装置1は、第1の蒸発材料保持部3a、第2の蒸発材料保持部3bに保持された第1の蒸発材料31a及び第2の蒸発材料31bを、電子銃装置100を用いて加熱することで、第1の蒸発材料31a及び第2の蒸発材料31bを真空中で蒸発させ、基板W上に成膜するものである。
第1の蒸発材料保持部3a及び第2の蒸発材料保持部3b各々は、グランド電位に維持される。これにより、後述する第1のフィラメント110a及び第2のフィラメント110bに対して正の電位を維持することができる。
電子銃装置100は、第1のフィラメント110a、第2のフィラメント110b、第1の偏向コイル120a、第2の偏向コイル120b、電源ユニット130、切替ユニット140、制御部150及び検出部160を有する。電子銃装置100は、本実施形態において、第1の電子ビームB1及び第2の第2の電子ビームB2を交互に出射することで、基板W上に、蒸発材料31aを含む膜と、蒸発材料31bを含む膜とを交互に積層させることが可能に構成される。あるいは、電子銃装置100は、第1の電子ビームB1及び第2の第2の電子ビームB2のいずれか一方のみを連続的に出射する構成であってもよい。
第1の電子ビームB1の出射方法は特に限定されない。例えば、第1の電子ビームB1は、例えば、アノード中央に形成された孔等を介してチャンバ2内へ出射されてもよいし、第1のフィラメント110aに平行に設けられた上記アノードによって電気的に引き出され、第1のフィラメント110aと同電位であるウェネルト(図示せず)を介してチャンバ2内へ出射されてもよい。あるいは、第1のフィラメント110aから出射された熱電子を他のカソードに衝突させることで当該カソードから熱電子を放出させ、第1の電子ビームB1を発生させてもよい。また、このカソードとアノードとの間に、第1の電子ビームB1を集束させるためのウェネルト(図示せず)を設けてもよい。
第1のフィラメント110aは、本実施形態において、第1の蒸発材料31aに対して第1の電子ビームB1を出射する。
第2のフィラメント110bは、本実施形態において、第2の蒸発材料31bに対して第2の電子ビームB2を出射する。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る電子銃装置の回路図である。電子銃装置200は、第1の実施形態と同様に、第1のフィラメント210a、第2のフィラメント210b、第1の偏向コイル220a、第2の偏向コイル220b、電源ユニット230、切替ユニット240、制御部250、及び接続部260を有する。電子銃装置200が第1の実施形態に係る電子銃装置100と異なる点は、切替ユニット240が、接続部260を介して電源ユニット230から着脱自在に構成される点である。以下、第1の実施形態と同様の点については、その説明を省略又は簡略化する。
図8は、本実施形態の参考例に係る電子銃装置300の回路図である。電子銃装置300は、第1の電源ユニット230と、第2の電源ユニット280とを有する。なお、第1の電源ユニット230は、電子銃装置200の電源ユニット230と同様の構成を有するため、電源ユニット230と同様の符号を用いて説明する。
図9は、本発明の第3の実施形態に係る電子銃装置の回路図である。
上述の加熱電流切替部141及び偏向電流切替部143は、比較的低電圧の電流を切り替えることから、安価なリレーや電磁接触器等を用いることができた。一方、バイアス電圧を切り替える場合には、高電圧に対応する真空リレー等を用いることから高価になる傾向があった。
そこで、本発明者らは、加熱電流にバイアス電圧が重畳されてはじめて電子ビームが発生されることに着目し、バイアス電圧は常時双方の加熱電流回路に接続され、バイアス電圧を切り替えずに加熱電流の切り替えによって電子ビームが出射されるフィラメントを切り替える電子銃装置500に想到した。
また、電子銃装置500は、本実施形態においても、図1に示すように1つのチャンバ内に第1及び第2の電子ビームのいずれか一方を出射する構成とすることができる。
抵抗不良を検知することができる。偏向コイルは、一般に、長期の使用によってコイル巻線の劣化が進み、巻線間の層間ショート等が発生し、規定の磁場に達しないコイル不良が発生するおそれがある。抵抗値インターロックは、異常な抵抗値を検出することでこのようなコイル不良を検出することができる。
このように、本動作例における偏向電流の切替は、偏向電流が供給されていない状態で行うため、偏向電流切替部143の接点溶着等の不具合を防止することができる。また、上記偏向電流の切替は、駆動電流が供給されていない状態で行い、かつ、駆動電流切替後に、第1の偏向電流検出部163a及び第2の偏向電流検出部163bにより、所望の偏向コイルに電流が供給されているか判定することができる。これにより、意図しない方向へ電子ビームが出射されることを防止し、より安全に電子銃装置500を運転することができる。
このように、本動作例における加熱電流の切替は、加熱電流が供給されていない状態で行うことができるため、加熱電流切替部141の接点溶着等の不具合を防止することができる。また、上記切替は、偏向電流が所望の偏向コイルに切り替えられた後に行うことができるため、加熱電流の供給後、意図しない方向へ電子ビームが出射されることを防止し、より安全に電子銃装置500を運転することができる。
さらに、バイアス切替部を有さないことから、バイアス切替部におけるアーク放電や、それに伴う接点の溶着等のリスクを排除することができる。
110a,210a…第1のフィラメント
110b,210b…第2のフィラメント
120a,220a…第1の偏向コイル(第1の偏向器)
120b,220b…第2の偏向コイル(第2の偏向器)
130,230,530…電源ユニット
131,231…加熱電流供給部
132,232…バイアス供給部
133,233…偏向電流供給部
134,234…加熱電流用電源
136,236…第1の加熱電流回路
137,237…第1の変圧部
140,240,540…切替ユニット
141,241…加熱電流切替部
142,242…バイアス切替部
143,243…偏向電流切替部
144,244…第2の加熱電流回路
145,245…第2の変圧部
150,250,550…制御部
260…接続部
Claims (11)
- 第1の電子ビームを発生することが可能な第1のフィラメントと、
第2の電子ビームを発生することが可能な第2のフィラメントと、
前記第1のフィラメント及び前記第2のフィラメントのうちのいずれか一方に電子ビームを発生させるための加熱電流を供給する加熱電流供給部と、前記加熱電流にバイアス電圧を印加するバイアス供給部とを有する電源ユニットと、
前記加熱電流に前記バイアス電圧が印加された駆動電流を前記第1のフィラメントに供給する第1の状態と、前記駆動電流を前記第2のフィラメントに供給する第2の状態とを選択的に切り替えることが可能に構成された切替ユニットと、
前記第1の状態と前記第2の状態との切り替えを制御する制御部と
を具備する電子銃装置。 - 請求項1に記載の電子銃装置であって、
前記加熱電流供給部は、
加熱電流用電源と、
前記第1のフィラメントに接続された第1の加熱電流回路とを有し、
前記切替ユニットは、
前記第2のフィラメントに接続された第2の加熱電流回路と、
前記第1の状態で前記加熱電流用電源と第1の加熱電流回路とを接続し、前記第2の状態で前記加熱電流用電源と第2の加熱電流回路とを接続する加熱電流切替部とを有する
電子銃装置。 - 請求項2に記載の電子銃装置であって、
前記切替ユニットは、
前記第1の状態で前記バイアス供給部と前記第1の加熱電流回路とを接続し、前記第2の状態で前記バイアス供給部と前記第2の加熱電流回路とを接続するバイアス切替部をさらに有する
電子銃装置。 - 請求項2又は3に記載の電子銃装置であって、
前記第1の加熱電流回路は、
前記加熱電流の電圧値を変換することが可能な第1の変圧部を含み、
前記第2の加熱電流回路は、
前記加熱電流の電圧値を変換することが可能な第2の変圧部を含む
電子銃装置。 - 請求項2に記載の電子銃装置であって、
前記バイアス供給部は、前記第1の加熱電流回路及び前記第2の加熱電流回路の双方に接続される
電子銃装置。 - 請求項2から5のいずれか一項に記載の電子銃装置であって、
前記制御部は、
前記第1の加熱電流回路及び前記第2の加熱電流回路のうちのいずれか一方に前記駆動電流が供給されているか否か判定し、
いずれにも前記駆動電流が供給されていない場合に、前記加熱電流用電源に対し前記加熱電流の供給を停止させる
電子銃装置。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載の電子銃装置であって、
前記制御部は、
前記バイアス供給部により前記加熱電流に前記バイアス電圧が印加されているか否かを判定し、前記バイアス電圧が印加されていない場合に、前記第1の状態と前記第2の状態とを切り替える
電子銃装置。 - 請求項1から7のいずれか一項に記載の電子銃装置であって、
前記第1の電子ビームを偏向させることが可能な第1の偏向器と、
前記第1の電子ビームを偏向させることが可能な第2の偏向器と
をさらに具備し、
前記電源ユニットは、
前記第1の偏向器及び前記第2の偏向器のうちのいずれか一方に電流を供給する偏向電流供給部をさらに有し、
前記切替ユニットは、
前記第1の状態で前記偏向電流供給部と第1の偏向器とを接続し、前記第2の状態で前記偏向電流供給部と第2の偏向器とを接続する偏向電流切替部を有する
電子銃装置。 - 請求項8に記載の電子銃装置であって、
前記制御部は、
前記偏向用電源供給部により前記第1の偏向器及び前記第2の偏向器のうちのいずれか一方に電流が供給されているか否かを判定し、
いずれにも前記電流が供給されていない場合に、前記第1の状態と前記第2の状態とを切り替える
電子銃装置。 - 請求項1から9のいずれか一項に記載の電子銃装置であって、
前記電源ユニットと前記切替ユニットとを着脱自在に接続する接続部をさらに具備する
電子銃装置。 - 真空に維持されることが可能なチャンバと、
前記チャンバに配置され、基板を支持する支持部と、
前記支持部に対向して前記チャンバに配置され、グランド電位に維持されて第1の蒸発材料を保持する第1の蒸発材料保持部と、
前記支持部に対向して前記チャンバに配置され、グランド電位に維持されて第2の蒸発材料を保持する第2の蒸発材料保持部と、
電子銃装置と
を具備し、
前記電子銃装置は、
前記第1の蒸発材料に対して第1の電子ビームを出射することが可能な第1のフィラメントと、
前記第2の蒸発材料に対して第2の電子ビームを出射することが可能な第2のフィラメントと、
前記第1のフィラメント及び前記第2のフィラメントのうちのいずれか一方に電子ビームを発生させるための加熱電流を供給する加熱電流供給部と、前記加熱電流にバイアス電圧を印加するバイアス供給部とを有する電源ユニットと、
前記加熱電流に前記バイアス電圧が印加された駆動電流を前記第1のフィラメントに供給する第1の状態と、前記駆動電流を前記第2のフィラメントに供給する第2の状態とを選択的に切り替えることが可能に構成された切替ユニットと、
前記第1の状態と前記第2の状態との切り替えを制御する制御部とを有する
真空蒸着装置。
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