JPWO2015076320A1 - 表示装置及びプログラム - Google Patents

表示装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JPWO2015076320A1
JPWO2015076320A1 JP2015549182A JP2015549182A JPWO2015076320A1 JP WO2015076320 A1 JPWO2015076320 A1 JP WO2015076320A1 JP 2015549182 A JP2015549182 A JP 2015549182A JP 2015549182 A JP2015549182 A JP 2015549182A JP WO2015076320 A1 JPWO2015076320 A1 JP WO2015076320A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
pressing
floor
unit
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015549182A
Other languages
English (en)
Inventor
森 健一
健一 森
宏明 北田
宏明 北田
貴文 井上
貴文 井上
英和 加納
英和 加納
斉藤 誠人
誠人 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Publication of JPWO2015076320A1 publication Critical patent/JPWO2015076320A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0487Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser
    • G06F3/0488Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/044Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/044Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means
    • G06F3/0446Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means using a grid-like structure of electrodes in at least two directions, e.g. using row and column electrodes

Abstract

押圧量そのものは、ユーザが意図しなくても、徐々に押圧力が弱まったり、強まったりするため、変化してしまうことがある。しかし、押圧量の変化速度は、ユーザが意図して短時間(例えば100ミリ秒)で押圧力を強めたり、弱めたりしない限り、大きくならない。すなわち、押圧量の変化速度は、押圧量そのものに比べて、ユーザの操作の意図をより明確に反映している。そこで、本発明の表示装置は、ユーザの操作の意図をより明確に反映する押圧量の変化速度が所定の閾値以上の場合、レイヤ画像を切り替え、該変化速度が所定の閾値未満の場合、レイヤ画像を切り替えない。従って、ユーザは、緻密に押圧力を調整しなくても、レイヤ画像を切り替えずに見続けることができる。

Description

本発明は、表示部と、表示部に対するタッチ操作を検出するセンサと枠体とからなるタッチパネルと、表示部に対する押圧操作を検出する押圧検出部と、検出したユーザのタッチ操作及び押圧操作に応じて処理を行う制御部とを備える表示装置、並びにプログラムに関するものである。
従来、表示部に対するタッチ操作を検出するタッチパネルと、表示部に対する押圧操作を検出する押圧検出部と、検出したタッチ操作及び押圧操作に応じて表示部の表示内容を変更する制御部と、を備える表示装置が知られている。
例えば、特許文献1に示す情報処理装置は、表示部と、表示部に対するタッチ操作を検出する静電式タッチパネルと、表示部に対する押圧操作の押圧量を検出する感圧センサと、各操作の検出結果に応じて表示内容を変更するCPU(制御部)と、を備えている。
特許文献1に示す情報処理装置は、地図画像に含まれる複数階層を示す階層表示(レイヤ画像)を、感圧センサが検出した押圧量に応じて表示する。例えば、特許文献1に示す情報処理装置は、感圧センサが検出する押圧量が一定以上変化すると、上位階を示すレイヤ画像に切り替えて表示する。
ユーザは、特定のレイヤ画像を見続けたい場合、表示部に対する押圧力(押圧量に対応する。)を一定の強さで維持する必要がある。
特開2011−53831号公報
しかしながら、押圧力は、ユーザが一定の強さで維持しようと意図しても、強まったり、弱まったりしてしまうことがある。押圧力は、特に特許文献1に示すようなユーザが手で持って使用する装置に対しては、強まったり、弱まったりしやすい。特許文献1に示す情報処理装置は、ユーザの意図に反して押圧力が強まったり弱まったりしてしまうと、検出する押圧量が増減してしまうため、ユーザの意図に反してレイヤ画像を切り替えてしまう。
そこで、本発明は、レイヤ画像の切り替えをユーザの意図通りに行う表示装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の表示装置は、表示部と、前記表示部に対するタッチ操作を検出するタッチ操作検出部と、前記表示部に対する押圧操作、及び該押圧操作の押圧量を検出する押圧検出部と、前記タッチ操作検出部が検出したタッチ操作に応じて複数のレイヤ画像のうち、いずれか1つのレイヤ画像を前記表示部に表示させる制御部、を備える。
そして、制御部は、前記押圧検出部が検出した押圧操作の押圧量の変化速度を算出し、算出した前記変化速度が所定の閾値未満の場合、前記レイヤ画像を切り替えず、該変化速度が該所定の閾値以上の場合、前記レイヤ画像を切り替えて前記表示部に表示させる。
レイヤとは、複数の画像が重なってなる層である。レイヤ画像は、レイヤを形成する画像である。ただし、レイヤは、表示処理における概念であり、層として表示部に表示されない。実際には表示部は、タッチ操作がされると、複数のレイヤ画像のうち1つのレイヤ画像を表示する。
押圧量(例えばセンサの電圧値)は、表示部に対するユーザの押圧力に対応する。本発明の表示装置は、押圧量そのものではなく、押圧量の変化速度を用いてレイヤ画像を切り替える。押圧量の変化速度とは、単位時間あたりに変化する押圧量である。
押圧量は、ユーザが意図的に素早く押し込む押圧操作又は押圧力を素早く弱める操作を行うと、急激に変化する。したがって、押圧量の変化速度は、ユーザが意図的に素早く押し込む押圧操作又は押圧力を素早く弱める操作を行うと大きくなる。
一方、押圧量は、ユーザが押圧力を一定の強さで維持しようとする最中には、急激に変化しない。したがって、押圧量の変化速度は、ユーザが押圧力を一定の強さで維持しようとする最中には小さくなる。
押圧量そのものは、ユーザが意図しなくても、徐々に押圧力が弱まったり、強まったりするため、変化してしまうことがある。しかし、押圧量の変化速度は、ユーザが意図して短時間(例えば100ミリ秒)で押圧力を強めたり、弱めたりしない限り、大きくならない。すなわち、押圧量の変化速度は、押圧量そのものに比べて、ユーザの操作の意図をより明確に反映している。
そこで、本発明の表示装置は、ユーザの操作の意図をより明確に反映する押圧量の変化速度が所定の閾値以上の場合、レイヤ画像を切り替え、該変化速度が所定の閾値未満の場合、レイヤ画像を切り替えない。その結果、制御部は、ユーザが押圧力を一定の強さで維持しようとする最中に押圧量が多少増減して揺らいでも、当該押圧量の変化速度が小さいため、レイヤ画像を切り替えない。従って、ユーザは、緻密に押圧力を調整しなくても、レイヤ画像を切り替えずに見続けることができる。
また、前記制御部は、算出した前記変化速度が前記押圧量の増加に対応する閾値以上になった場合、前記レイヤ画像を切り替えて前記表示部に表示させてもよい。
押圧量は、ユーザが表示部を押し込むと、増加する。従って、この態様では、制御部は、ユーザが表示部を押し込んだ場合、レイヤ画像を切り替える。換言すれば、制御部は、ユーザが表示部に対する押圧力を素早く弱めた場合、レイヤ画像を切り替えない。従って、ユーザは、表示部を押し込むという自然な押圧操作だけで、レイヤ画像を切り替えて表示させることができる。
また、前記制御部は、前記タッチ操作検出部がタッチ操作を検出した場合、又は前記押圧検出部が押圧操作を検出した場合、前記複数のレイヤ画像のリストを表示させて、前記レイヤ画像を切り替え表示させる画像切替モードで動作し、前記画像切替モードの動作中に、前記タッチ操作検出部がタッチ操作を検出しなくなった場合、又は前記押圧検出部が押圧操作を検出しなくなった場合、現在表示しているレイヤ画像のまま前記画像切替モードを終えてもよい。
これにより、画像切替モードを終える際に表示されていたレイヤ画像は、ユーザがタッチ操作又は押圧操作を止めても、確定されて表示され続ける。
また、本発明は、表示装置に限らない。本発明は、表示部と、前記表示部に対するタッチ操作を検出するタッチ操作検出部と、前記表示部に対する押圧操作、及び該押圧操作の押圧量を検出する押圧検出部と、を備えたコンピュータに実行させるプログラムであってもよい。
また、前記押圧検出部は、キラル高分子によって形成された圧電フィルムを有してもよい。
キラル高分子は、主鎖が螺旋構造を有する。キラル高分子は、圧電フィルムが押圧されると電荷を発生する。キラル高分子の圧電特性は、分子の構造に起因するため、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)等の強誘電体のポリマーに比べて、ポーリングを不要とする。
前記キラル高分子は、L型ポリ乳酸であってもよい。
ポリ乳酸(PLA)は、キラル高分子の中でも圧電出力定数が高い。特に一軸方向に延伸されたL型ポリ乳酸(PLLA)は、ポリ乳酸の中でも圧電出力定数が高い。圧電出力定数が高い材料を用いることにより、押圧検出部は、感度よく押圧操作を受け付けることができる。また、ポリ乳酸は、PVDFとは異なり、焦電性が極小さい。したがって、ポリ乳酸によって形成された圧電フィルムは、指の温度が伝わってしまう押圧検出部の構成として好適である。
また、本発明は、表示装置に限らず、プログラムであってもよい。
この発明によれば、表示装置及びプログラムは、ユーザの意図に反して変化してしまう押圧量ではなく、ユーザの意図をより明確に反映する押圧量の変化速度を用いて、ユーザの意図通りにレイヤ画像を切り替えることができる。
実施形態1に係る携帯端末1の外観斜視図である。 実施形態1に係る携帯端末1のA−A断面図である。 静電センサ12の平面図である。 実施形態1に係る携帯端末1の構成の一部を示すブロック図である。 押圧量の変化速度を説明するための図である。 フロア選択リストを表示する例を示す図である。 建物のフロア画像が切り替わって表示される例を示す図である。 制御部14の動作を示すフローチャートである。 制御部14の動作を示すフローチャートである。 制御部14の変形例1に係る制御部14Aの動作を示すフローチャートである。 制御部14の変形例2に係る制御部14Bの動作を示すフローチャートである。
本発明の実施形態1に係る携帯端末1について、図1乃至図4を用いて説明する。図1は、携帯端末1の外観斜視図である。図2は、携帯端末1のA−A断面図である。図3は、静電センサ12の平面図である。図4は、携帯端末1の構成の一部を示すブロック図である。
携帯端末1は、図1に示すように、略直方体形状の筐体30を備える。筐体30の表面は開口している。なお、以下では、図1に示すX方向を筐体30の幅方向とし、Y方向を高さ方向とし、Z方向を厚み方向として説明する。また、本実施形態では、筐体30の幅が、筐体30の高さよりも短い場合を示している。しかしながら、筐体30は、幅と高さが同じ長さであっても、幅が高さより長くてもよい。
表示入力部10は、筐体30の開口部分を介して外部に露出している。これにより、筐体30のZ側の面は操作面となる。
筐体30は、図2に示すように、内部に表示入力部10及び演算回路モジュール40を配置する。演算回路モジュール40と表示入力部10とは、厚み方向に順に配置される。
表示入力部10は、図2に示すように、表示部11、静電センサ12、圧電センサ20及び絶縁フィルム124を備える。表示部11、静電センサ12、及び圧電センサ20は、筐体30の表面側から視て、それぞれ略同じ形状である。なお、携帯端末1は、支持基板(例えばガラス板)を備え、表示入力部10が支持基板に固定される態様であっても構わない。
表示部11は、図2に示すように、液晶パネル111、表面偏光板112、背面偏光板113、及びバックライト114を備える。
バックライト114、背面偏光板113、液晶パネル111、圧電センサ20、絶縁フィルム124、静電センサ12、及び表面偏光板112は、厚み方向に順に配置される。ただし、圧電センサ20と静電センサ12とは逆の配置であっても構わない。また、圧電センサ20、絶縁フィルム124、及び静電センサ12が透明に実現されるので、表面偏光板112は、液晶パネル111より操作面側(+Z側)であればどこに配置されてもよい。
静電センサ12は、図2及び図3に示すように、ベースフィルム121、複数の静電容量検出電極122、及び複数の静電容量検出電極123を備える。
ベースフィルム121は、透光性及び所定の誘電率を有する材質からなる。複数の静電容量検出電極122、及び複数の静電容量検出電極123は、それぞれ長尺状であり、透光性を有する導電性材料からなる。複数の静電容量検出電極122は、ベースフィルム121の第1主面(+Z側の面)に、所定の間隔で配列形成されている。複数の静電容量検出電極123は、ベースフィルム121の第2主面(−Z側の面)に、所定の間隔で配列形成されている。複数の静電容量検出電極122の配列方向と、複数の静電容量検出電極123の配列方向とは、ベースフィルム121の第1主面又は第2主面の法線方向から視ると、略直交するように設定される。
静電センサ12に指が近づくと、静電容量は変化する。そこで、位置検出部13は、静電容量が変化した静電容量検出電極122と静電容量検出電極123との組を特定することにより、タッチ位置を検出する。ただし、静電容量の変化は、指が表面偏光板112に実際に接触していなくても、検出可能である。また、タッチ位置の検出は、静電センサ12の代わりに、指の表面偏光板112への接近を検出する光センサを用いても可能である。
位置検出部13は、タッチ位置を検出すると、該タッチ位置の情報を制御部14に出力する。
圧電センサ20は、図2に示すように、圧電フィルム201、圧電検出電極202、及び圧電検出電極203を備える。
圧電フィルム201、圧電検出電極202、及び圧電検出電極203は、それぞれ平膜形状である。
圧電検出電極202は、圧電フィルム201の第1主面(+Z側の面)に、形成されている。圧電検出電極203は、圧電フィルム201の第2主面(−Z側の面)に、形成されている。圧電検出電極202及び圧電検出電極203は、それぞれITO、ZnO、ポリチオフェンを主成分とする有機電極、ポリアニリンを主成分とする有機電極、銀ナノワイヤ電極、カーボンナノチューブ電極のいずれかで形成されているため、透光性を有する。
圧電フィルム201は、例えば一軸延伸されたポリ乳酸からなり、透光性を有する。また、圧電フィルム201は、−Z方向に押圧されると、第1主面及び第2主面に電荷を発生させる。圧電検出電極202と圧電検出電極203との間の電位差は、圧電フィルム201の第1主面及び第2主面に電荷が発生することにより、生じる。また、この電位差のレベル(例えばmV)は、圧電フィルム201の押圧量(又は押込量。例えば数十μm)に対応する。したがって、圧電検出電極202と圧電検出電極203との間の電位差のレベル(mV)を求めることにより、圧電センサ20に対する押圧操作の有無及び押圧量(μm)を求めることが可能となる。
圧電フィルム201は、キラル高分子から形成されるフィルムである。キラル高分子として、本実施形態では、ポリ乳酸(PLA)、特にL型ポリ乳酸(PLLA)を用いている。PLLAは、一軸延伸されている。
PLLAは、圧電定数が高分子の中で非常に高い部類に属するため、圧電センサ20に適している。
また、PLLAは、他の強誘電性の圧電体(PVDF等)と異なり、焦電性が極小さい。したがって、PLLAは、表示入力部10の圧電センサ20のように、タッチ操作により指の温度が伝わってしまう構成に適している。
また、PLLAは、焦電性が極小さいので、発熱する発熱部が圧電センサ20の近傍に配置される構成に適している。例えば、PLLAを備えた圧電センサ20は、携帯端末1のバッテリーが発熱しても焦電性が極小さいので、圧電特性が変化しにくい。
また、
また、PLLAは、キラル高分子からなるため、PVDF等より高い透光性を有する。したがって、PLLAは、表示入力部10の圧電センサ20のように、バックライト114より+Z側に配置される構成に適している。
ただし、本実施形態において圧電フィルム201としてPLLAを用いることは必須ではない。圧電センサ20は、例えばPVDFからなる圧電フィルム201を用いてもよい。
圧電センサ20は、圧電検出電極202と圧電検出電極203との間の電位差をセンサ信号として出力する。圧電センサ20から出力されたセンサ信号は、図4に示すように、圧電センサ結果検出部21に入力される。圧電センサ結果検出部21は、入力されたセンサ信号のレベルLSS(mV)を求める。圧電センサ結果検出部21は、求めたレベルLSSに応じて圧電センサ20に対する押圧操作の有無を判断する。例えば、圧電センサ結果検出部21は、レベルLSSが20mV未満であれば、表示入力部10の圧電センサ20に対して押圧操作がされていないと判断する。圧電センサ結果検出部21は、レベルLSSが20mV以上であれば、表示入力部10の圧電センサ20に対して押圧操作がされていると判断する。圧電センサ結果検出部21が閾値により押圧操作の有無を判断するため、表示入力部10に対するタッチ操作と押圧操作とを区別しやすくなる。圧電センサ結果検出部21は、押圧操作の有無の情報を制御部14に出力する。
表示部11の説明に戻り、バックライト114から出力された光は、背面偏光板113、液晶パネル111、圧電センサ20、絶縁フィルム124、静電センサ12、及び表面偏光板112を順に通過する。液晶パネル111は、表示制御部15の制御により、背面偏向板113を通過した光をそのまま、又は、振動方向を変えて(偏光させて)透過させる。このように、表示部11の表示内容は、バックライト114及び液晶パネル111を制御することにより、変更される。
圧電センサ20は、透光性を有するため、バックライト114より+Z側に配置されても、バックライト114からの光の透過を阻害しない。
以上のように、制御部14は、表示入力部10に対するタッチ位置の情報、及び押圧操作の有無の情報が入力される。制御部14は、これら入力された情報に基づいて様々な処理を行う。例えば、表示制御部15は、制御部14から出力された表示に関する処理の情報に基づいて、表示部11の表示内容を変更する。すなわち、携帯端末1は、所謂、GUI(;Graphical User Interface)を実現する。
ただし、携帯端末1は、静電センサ12を備えずに、タッチ位置の検出と、押圧操作の検出とを実現してもよい。例えば、表示入力部10は、平面視における矩形形状の各角部に圧電センサを備える。各圧電センサは、押圧位置から、各圧電センサの位置までの距離に応じた押圧量を検出する。従って、携帯端末1は、各押圧量の比率に応じて押圧位置(タッチ位置に相当)を求める。
本実施形態に係る携帯端末1は、押圧量の変化速度に応じて、レイヤ画像を切り替えて表示するものである。レイヤとは、複数の画像が重なってなる層である。レイヤ画像とは、当該層を形成する画像である。ただし、レイヤは、表示処理における概念であり、実際に層として表示入力部10に表示されない。表示入力部10は、ユーザからタッチされると、レイヤ画像のうち1枚のレイヤ画像を表示する。
本実施形態では、レイヤ画像を地図画像のうち建物の階層に応じたフロア画像として説明する。すなわち、フロア画像は、建物の階層に対応付けられている。なお、フロア画像は、携帯端末1に記憶されていてもよいし、インターネット上の情報処理装置に記憶されていてもよい。携帯端末1は、フロア画像がインターネット上の情報処理装置に記憶されている場合、通信機能により、フロア画像を取得する。
まず、押圧量の変化速度について図5を用いて説明する。図5は、押圧量の変化速度を説明するための図である。図5は、押圧量の時間変化を示す模式図と、該押圧量の変化速度の時間変化を示す模式図とを示している。
ここで押圧量の変化速度(μm/秒)とは、単位時間(秒)あたりに変化した押圧量(μm)である。
図5に示す例では、押圧量は、時間の区間TZ1では、時間に略比例して増加している。したがって、押圧量の変化速度は、時間の区間TZ1では、略一定のプラスの値となる。押圧量は、時間の区間TZ7では、時間に略比例して減少している。したがって、押圧量の変化速度は、時間の区間TZ7では、略一定のマイナスの値となる。
時間の区間TZ3における押圧量は、時間の区間TZ1における押圧量に比べて急激に増加している。したがって、時間の区間TZ3における押圧量の変化速度は、時間の区間TZ1における押圧量の変化速度に比べて大きく、所定の閾値Th以上となっている。時間の区間TZ5における押圧量は、時間の区間TZ7の押圧量に比べて急激に増加している。したがって、時間の区間TZ5における押圧量の変化速度は、時間の区間TZ7における押圧量の変化速度に比べて小さく、所定の閾値−Th未満となっている。
次に、制御部14が押圧量の変化速度を用いて建物のフロア画像を切り替える動作について、図6(A)、図6(B)、図7(A)、図7(B)、図7(C)、図8、及び図9を用いて説明する。図6(A)及び図6(B)は、それぞれフロア選択リストを表示する例を示す図である。図7(A)、図7(B)及び図7(C)は、それぞれ建物のフロア画像が切り替わって表示される例を示す図である。図8及び図9は、それぞれ制御部14の動作を示すフローチャートである。
制御部14は、図8に示すフローチャートの処理を常に実行する。
図8に示すフローチャートは、フロア選択リストFLの表示に関する制御部14の動作を示す。フロア選択リストFLは、レイヤ画像であるフロア画像の一覧を示し、かつ現在表示されているフロア画像を示すものである。また、制御部14は、フロア画像を切り替える画像切替モードで動作していると、フロア画像選択リストFLを表示する。
まず、制御部14は、タッチ操作がなされたか否かを判断する(S11)。すなわち、制御部14は、位置検出部13からタッチ位置の情報を取得できるか否かによって、タッチ操作がなされたか否かを判断する。制御部14は、タッチ操作がなされたと判断した場合(S11:YES)、ステップS12に進む。制御部14は、タッチ操作がなされなかったと判断した場合(S11:NO)、タッチ操作がなされるまで待機する。
制御部14は、タッチ操作がなされたと判断した場合(S11:YES)、タッチ位置に応じた初期フロア画像を表示させる(S12)。具体的には、制御部14は、表示入力部10に表示されている地図画像において、タッチされた建物を特定し、特定した建物に応じた初期フロア画像を表示する処理の情報を表示制御部15に出力する。制御部14は、画像切替モードに遷移してから、初期フロア画像を表示させる。ただし、初期フロア画像とは、フロア画像が表示されていない状態において、最初に表示されるべきフロア画像である。
そして、制御部14は、タッチ位置に応じたフロア選択リストFLを表示させる(S13)。具体的には、制御部14は、ステップS12において特定した建物に応じた複数のフロア画像の一覧を示すフロア選択リストFLを表示する処理の情報を表示制御部15に出力する。
ステップS11乃至ステップS13の処理の例について、図6(A)及び図6(B)を用いて説明する。
表示入力部10は、図6(A)に示すように、タッチ操作がなされるまで、複数の建物が存在することを示す地図画像を表示している。ただし、図6において薄墨に示す範囲は、建物の存在範囲を示す。
制御部14は、ユーザが建物Bの存在範囲内をタッチすると、タッチ操作がなされたと判断し(S11:YES)、タッチされた建物が建物Bであると特定し、図6(B)に示すように、建物Bに応じた初期フロア画像を表示させる(S12)。表示制御部15は、例えば建物Bの1階(フロアF1)を示すフロア画像を初期フロア画像として表示する。初期フロア画像は、店R11、店R12、店R13、及び店R14のそれぞれを示す画像を有する。
そして、制御部14は、図6(B)に示すように、建物Bに応じた複数のフロア画像の一覧を示すフロア選択リストFLを表示させる(S13)。表示制御部15は、例えば、フロア選択リストFLを、表示入力部10の隅(+X側かつ+Y側の領域)に表示する。これにより、制御部14は、画像切替モードで動作する。
フロア選択リストFLは、図6(B)では、建物BにフロアF1(1階)、フロアF2(2階)、及びフロアF3(3階)の3つのフロアが存在することを示している。具体的には、表示制御部15は、フロア選択リストFLとして、文字F1、文字F2、及び文字F3をリスト形式で表示している。文字F1は、フロアF1を示し、文字F2は、フロアF2を示し、文字F3は、フロアF3を示す。また、フロア選択リストFLは、フロアF1を示すフロア画像が現在表示されていることを示している。具体的には、表示制御部15は、フロア選択リストFLの文字F1の背景を、文字F2及び文字F3のそれぞれの背景と異ならせて表示している。
なお、タッチ位置を検出することは、本実施形態において必須の構成ではない。例えば、制御部14は、表示入力部10に対してタッチ操作があると、現在表示されている地図画像のうち、表示の中心位置に存在する建物に対応する初期フロア画像を表示させる態様であっても構わない。
図8に示すフローチャートの説明に戻り、制御部14は、ステップS13の処理の後、ステップS14に進み、タッチアップがあったか否かを判断する。タッチアップとは、タッチしている指を表示入力部10から離すユーザの動作である。位置検出部13は、表示入力部10から指が離れると、位置情報を検出できなくなる。そこで、制御部14は、位置検出部13がタッチ位置の情報を取得できないと、タッチアップがあったと判断し(S14:YES)、ステップS15に進む。制御部14は、位置検出部13がタッチ位置の情報を取得できると、タッチアップがなかったと判断し(S14:NO)、タッチアップがあるまで待機する。
制御部14は、タッチアップがあったと判断した場合(S14:YES)、フロア選択リストFLの表示を消去する処理の情報を表示制御部15に出力する(S15)。制御部14は、フロア選択リストFLの表示が消去され、現在のフロア画像が表示されたまま、フロア画像を切り替える画像切替モードを終了する。
次に、図9に示すフローチャートは、フロア画像の切り替え処理に関する制御部14の動作を示す。制御部14は、フロア選択リストFLを表示している間、図9に示すフローチャートの処理を実行する。すなわち、制御部14は、画像切替モードにおいて、図9に示すフローチャートの処理を実行する。
まず、制御部14は、押圧量の変化速度(以下、押圧量の変化速度を単に変化速度と称す。)を求める(S21)。具体的には、制御部14はレベルLSSを圧電センサ結果検出部21から取得する。制御部14はレベルLSSに応じて、所定時間(例えば100ミリ秒)経過毎に、押圧量(μm)を算出する。そして、制御部14は、今回取得した押圧量から前回取得した押圧量を減算し、減算した値を所定時間(100ミリ秒)で除算することにより、変化速度(μm/秒)を求める。
そして、制御部14は、求めた変化速度の絶対値が所定の閾値Th(μm/秒)以上か否かを判断する(S22)。制御部14は、変化速度の絶対値が閾値Th以上の場合(S22:YES)、ステップS23に進む。制御部14は、変化速度の絶対値が閾値Th未満の場合(S22:NO)、ステップS21に戻り、変化速度を再度求める。
制御部14は、変化速度の絶対値が閾値Th以上の場合(S22:YES)、フロア画像を切り替える(S23)。具体的には、制御部14は、現在表示されているフロア画像に対応するフロアの1つ階上のフロアを示すフロア画像を表示させる処理の情報を表示制御部15に出力する。
そして、制御部14は、フロア選択リストFLの表示を更新させる(S24)。具体的には、制御部14は、ステップS23で表示させたフロア画像が現在表示されていることを示すように、フロア選択リストFLを表示させる。
図9に示すフローチャートの処理例について、図7を用いて説明する。
表示入力部10は、図7(A)に示す例において、押圧操作がなされる前、建物BのフロアF1を示すフロア画像を表示しているものとする。すなわち、フロア選択リストFLの文字F1の背景は、文字F2及び文字F3のそれぞれの背景と異なって表示されている。
図7(A)の状態において、ユーザが表示入力部10に対して素早く押し込む押圧操作を行ったとする。すると、押圧量は、図5の模式図の時間の区間TZ3に示すように、急激に増加する。その結果、変化速度の絶対値は、閾値Th以上となる(S22:YES)。従って、表示入力部10は、図7(B)に示すように、フロアF1の1つ階上のフロアF2を示すフロア画像を表示する(S23)。フロアF2を示すフロア画像は、店R21、店R22、店R23、及び店R24をそれぞれ示す画像を有する。また、フロア選択リストFLの文字F2の背景は、文字F1及び文字F3のそれぞれの背景と異なって表示される。
図7(B)に示すように、フロアF2を示すフロア画像が表示入力部10に表示されているときに、ユーザが表示入力部10に対して押圧力を素早く弱める操作を行ったとする。すると、押圧量は、図5の模式図の時間の区間TZ5に示すように、急激に減少する。その結果、変化速度の絶対値は、閾値Th以上となる(S22:YES)。従って、表示入力部10は、図7(C)に示すように、フロアF2の1つ階上のフロアF3を示すフロア画像を表示する(S23)。また、フロア選択リストFLの文字F3の背景は、文字F1及び文字F2のそれぞれの背景と異なって表示される。
以上のように、ユーザは、表示入力部10に対して素早く押し込む又は押圧力を素早く弱めることにより、フロア画像を切り替えて携帯端末1に表示させることができる。換言すれば、ユーザは、表示入力部10に対して、押圧力を急激に変化させない限り、フロア画像を携帯端末1に切り替えさせない。
ここで、ユーザは、押圧力を一定の強さで維持することが難しい場合がある。特に、ユーザの押圧力は、携帯端末1のように手で持ちながら使用する装置に対しては、ユーザの意図に反して強まったり弱まったりしやすくなる。押圧量は、押圧力が強まったり弱まったりすると、例えば図5の模式図の時間の区間TZ4及び時間の区間TZ6に示すように、増加したり減少したりする。
しかしながら、時間の区間TZ4及び時間の区間TZ6において揺らいでいる押圧量は、時間の区間TZ3及び時間の区間TZ5における押圧量に比べて、急激に変化していない。従って、時間の区間TZ4及び時間の区間TZ6における変化速度は、それぞれ絶対値が閾値Th未満である。制御部14は、図5の模式図の時間の区間TZ4及び時間の区間TZ6に示すように、押圧量が増減して揺らいでしまっても、フロア画像を切り替えず、ユーザが意図的に押圧力を素早く変化させた時にのみフロア画像を切り替える。
このように、携帯端末1は、押圧量そのものではなく、変化速度の絶対値を用いるため、ユーザの意図と反して押圧力が強まったり弱まったりしても、フロア画像を切り替えず、ユーザが意図的に押圧力を素早く変化させた時にのみフロア画像を切り替える。その結果、携帯端末1は、ユーザが意図しないフロア画像の切り替えを防止できる。
なお、制御部14は、図8に示すフローチャートのステップS11及びステップS14のそれぞれの処理において、タッチ操作の有無ではなく、押圧操作の有無によって判断してもよい。具体的には、制御部14は、圧電センサ結果検出部21から押圧操作の有無の情報を取得して表示入力部10に対する押圧操作があったか否かを判断する。これにより、表示入力部10は、ユーザの意図に反してタッチされても、フロア選択リストFLを表示せず、かつ初期フロア画像も表示せず、ユーザが押圧した時にのみ初期フロア画像及びフロア画像選択リストFLを表示する。
また、制御部14は、図8に示すフローチャートのステップS15の処理の後、現在表示されているフロア画像の表示を消す処理の情報を表示制御部15に出力してもよい。この場合、表示入力部10は、制御部14の画像切替モードの動作が終了すると、現在表示されているフロア画像の表示を消して、複数の建物を示す地図画像を表示する。
上述の例は、変化速度の絶対値が所定の閾値Th以上の場合、現在表示されているフロアの1つ階上のフロアを示すフロア画像に切り替わったが、変化速度の絶対値が所定の閾値Th以上の場合、現在表示されているフロアの1つ階下のフロアを示すフロア画像に切り替わってもよい。
次に、制御部14の変形例1に係る制御部14Aの動作について説明する。制御部14Aは、変化速度がプラスかマイナスかによって、異なるフロア画像に切り替える点において制御部14と動作が相違する。すなわち、制御部14Aは、表示入力部10に対するユーザの押し込む操作か、離す操作かによって、異なるフロア画像に切り替える。制御部14Aは、動作が異なる点において、制御部14と相違する。従って、制御部14と重複する構成及び動作の説明は省略する。
図10は、制御部14Aの動作を示すフローチャートである。制御部14Aは、図9に示すフローチャートのステップS23に示す処理に代えて、図10に示すフローチャートの処理を実行する点において、制御部14と動作が相違する。
制御部14は、図10に示すように、変化速度の絶対値が所定の閾値以上の場合(S22:YES)、変化速度がプラスか否かを判断する(S231)。制御部14は、変化速度がプラスの場合(S231:YES)、現在表示されているフロアの1つ階上のフロアを示すフロア画像に切り替え(S232)、変化速度がマイナスの場合(S231:NO)、現在表示されているフロアの1つ階下のフロアを示すフロア画像に切り替える(S233)。これにより、ユーザは、素早く押圧力を強くするか弱くするかによって、階上のフロア又は階下のフロアを示すフロア画像に切り替えて表示させることができる。
また、制御部14は、変化速度がマイナスの場合(S231:NO)、フロア画像を切り替えず、変化速度がプラスの場合(S231:YES)だけ、フロア画像を切り替えてもよい。この場合、ユーザは、押圧力を弱めるという操作に比べて、より自然な押し込むという押圧操作だけで、フロア画像を切り替えて携帯端末1に表示させることができる。
次に、制御部14の変形例2に係る制御部14Bの動作について説明する。制御部14Bは、いったんフロア選択リストFLを表示させると、タッチアップがあっても常にフロア選択リストFLを表示させ、画像切替モードで動作し続ける点において、制御部14と動作が相違する。制御部14と重複する構成及び動作の説明は省略する。
図11は、制御部14Bの動作を示すフローチャートである。図11に示すフローチャートは、ステップS11の処理とステップS12の処理との間にステップS17の処理を実施する点、及びステップS14乃至ステップS16の処理を実施しない点において、図8に示すフローチャートと相違する。
ステップS17では、制御部14Bは、フロア選択リストFLが既に表示されているか否かを判断する。フロア選択リストFLの表示の有無は、表示制御部15に問い合わせることにより求められる。制御部14Bは、フロア選択リストFLが表示されていると判断した場合(S17:YES)、処理を終了する(エンド)。制御部14Bは、フロア選択リストFLが表示されていないと判断した場合(S17:NO)、ステップS12に進む。
以上のように、制御部14Bは、ユーザが表示入力部10に対してタッチしている間も、タッチアップした後も、フロア選択リストFLを表示させる。すなわち、制御部14Bは、ユーザが表示入力部10に対してタッチアップした後も、画像切替モードで動作し続ける。
これにより、制御部14Bは、ユーザが表示入力部10に対してタッチアップを行って、再度タッチ操作を行っても、初期フロア画像ではなく、現在表示しているフロア画像を基準として、フロア画像を切り替える。
例えば、制御部14Bは、ユーザが表示入力部10に対してタッチアップした時にフロアF2を示すフロア画像が表示されている場合、ユーザが再度表示入力部10をタッチし、かつ素早く押し込む押圧操作を行うと、フロアF2を示すフロア画像からフロアF3を示すフロア画像に切り替える。
上述の例は、地図画像のフロア画像をレイヤ画像として説明しているが、他の画像をレイヤ画像としてもよい。例えば、レイヤ画像は、電子文書のページの画像であってもよいし、重なって層の概念を形成する画像であれば何でもよい。
また、上述の例では、演算回路モジュール40(制御部14、表示制御部15、位置検出部13、及び圧電センサ結果検出部21)はハードウェアで実現されているが、演算回路モジュール40の機能は、ソフトウェアによって実現されてもよい。すなわち、演算回路モジュール40の各処理をプログラム化して記憶媒体に記憶しておき、演算器(CPU等)で当該プログラムを読み出して実行することで上述の処理を実現することが可能である。
1…携帯端末
10…表示入力部
11…表示部
12…静電センサ
13…位置検出部
14,14A,14B…制御部
15…表示制御部
20…圧電センサ
21…圧電センサ結果検出部
30…筐体
40…演算回路モジュール
50…ボタン
111…液晶パネル
112…表面偏光板
113…背面偏光板
114…バックライト
121…ベースフィルム
122,123…静電容量検出電極
124…絶縁フィルム
201…圧電フィルム
202,203…圧電検出電極

Claims (6)

  1. 表示部と、
    前記表示部に対するタッチ操作を検出するタッチ操作検出部と、
    前記表示部に対する押圧操作、及び該押圧操作の押圧量を検出する押圧検出部と、
    前記タッチ操作検出部が検出したタッチ操作に応じて複数のレイヤ画像のうち、いずれか1つのレイヤ画像を前記表示部に表示させる制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記押圧検出部が検出した押圧操作の押圧量の変化速度を算出し、
    算出した前記変化速度が所定の閾値未満の場合、前記レイヤ画像を切り替えず、
    該変化速度が該所定の閾値以上の場合、前記レイヤ画像を切り替えて前記表示部に表示させる、
    表示装置。
  2. 前記制御部は、算出した前記変化速度が前記押圧量の増加に対応する閾値以上になった場合、前記レイヤ画像を切り替えて前記表示部に表示させる、
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記制御部は、
    前記タッチ操作検出部がタッチ操作を検出した場合、又は前記押圧検出部が押圧操作を検出した場合、前記複数のレイヤ画像のリストを表示させて、前記レイヤ画像を切り替え表示させる画像切替モードで動作し、
    前記画像切替モードの動作中に、前記タッチ操作検出部がタッチ操作を検出しなくなった場合、又は前記押圧検出部が押圧操作を検出しなくなった場合、現在表示しているレイヤ画像のまま前記画像切替モードを終える、
    請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記押圧検出部は、キラル高分子によって形成された圧電フィルムを有する、
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 前記キラル高分子は、L型ポリ乳酸である、
    請求項4に記載の表示装置。
  6. 表示部と、前記表示部に対するタッチ操作を検出するタッチ操作検出部と、前記表示部に対する押圧操作、及び該押圧操作の押圧量を検出する押圧検出部と、を備えたコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    前記コンピュータを、
    前記タッチ操作検出部が検出したタッチ操作に応じて複数のレイヤ画像のうち、いずれか1つのレイヤ画像を前記表示部に表示させるレイヤ画像表示手段、
    前記押圧検出部が検出した押圧操作の押圧量の変化速度を算出する算出手段、及び、
    算出した前記変化速度が所定の閾値未満の場合、前記レイヤ画像を切り替えず、該変化速度が該所定の閾値以上の場合、前記レイヤ画像を切り替えて前記表示部に表示させる表示切替手段、
    として機能させるプログラム。
JP2015549182A 2013-11-22 2014-11-20 表示装置及びプログラム Pending JPWO2015076320A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013241805 2013-11-22
JP2013241805 2013-11-22
PCT/JP2014/080719 WO2015076320A1 (ja) 2013-11-22 2014-11-20 表示装置及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2015076320A1 true JPWO2015076320A1 (ja) 2017-03-16

Family

ID=53179580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015549182A Pending JPWO2015076320A1 (ja) 2013-11-22 2014-11-20 表示装置及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPWO2015076320A1 (ja)
WO (1) WO2015076320A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6120898B2 (ja) * 2015-03-27 2017-04-26 京セラ株式会社 電子機器および電子機器の制御方法
JP6399553B2 (ja) * 2015-05-15 2018-10-03 株式会社東海理化電機製作所 検出装置
JP2016218543A (ja) * 2015-05-15 2016-12-22 株式会社東海理化電機製作所 検出装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005039486A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 Olympus Corp 画像分類プログラム、画像分類装置、画像分類方法
JP2006293961A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Norio Goto コンテンツ閲覧システム、コンテンツ閲覧コンピュータプログラム
JP2011107823A (ja) * 2009-11-13 2011-06-02 Canon Inc 表示制御装置及び表示制御方法
JP2012206692A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Honda Motor Co Ltd 車両用操作装置
WO2013084560A1 (ja) * 2011-12-07 2013-06-13 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 電子文書の表示を行う方法、並びにその装置及びコンピュータ・プログラム
WO2013161784A1 (ja) * 2012-04-27 2013-10-31 株式会社村田製作所 操作入力装置および情報表示装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005039486A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 Olympus Corp 画像分類プログラム、画像分類装置、画像分類方法
JP2006293961A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Norio Goto コンテンツ閲覧システム、コンテンツ閲覧コンピュータプログラム
JP2011107823A (ja) * 2009-11-13 2011-06-02 Canon Inc 表示制御装置及び表示制御方法
JP2012206692A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Honda Motor Co Ltd 車両用操作装置
WO2013084560A1 (ja) * 2011-12-07 2013-06-13 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 電子文書の表示を行う方法、並びにその装置及びコンピュータ・プログラム
WO2013161784A1 (ja) * 2012-04-27 2013-10-31 株式会社村田製作所 操作入力装置および情報表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2015076320A1 (ja) 2015-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9798408B2 (en) Electronic device
JP5884948B2 (ja) タッチ式入力装置およびタッチ式入力検出方法
US10007386B2 (en) Input device and program
WO2015068709A1 (ja) 表示装置及びプログラム
JP5792558B2 (ja) 電子機器および制御方法
JP5444478B2 (ja) 電子機器
WO2016152388A1 (ja) タッチ式入力装置
JP5796695B2 (ja) タッチ式入力装置
US10649573B2 (en) Display device and program
WO2015076320A1 (ja) 表示装置及びプログラム
JP6037046B2 (ja) タッチ式入力装置及び携帯型表示装置
JP6015866B2 (ja) 携帯端末用表示装置
JP2015172976A (ja) 電子機器
JP5792553B2 (ja) 電子機器および制御方法
JP2015095696A (ja) 表示装置
JP5975183B2 (ja) 表示装置
WO2015064488A1 (ja) タッチ式入力装置
JP5954502B2 (ja) 入力装置及びプログラム
JP6079895B2 (ja) タッチ式入力装置
JP5983892B2 (ja) 表示装置
WO2015068619A1 (ja) 表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161104

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170306

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20170314

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20170502