JPWO2015059762A1 - 基板作業機 - Google Patents

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Abstract

基板作業機は、回路基板を搬送するコンベアと、作業ツールを着脱可能に保持する作業ヘッドと、コンベアに対して作業ヘッドを移動させるヘッド移動装置と、少なくとも一つの作業ツールを収容可能であり、作業ヘッドとの間で作業ツールの受け渡しを行うツールステーションと、ツールステーションが作業ヘッドの可動範囲外に位置する退避位置と、ツールステーションが作業ヘッドの可動範囲内に位置する使用位置との間で、ツールステーションを移動させるステーション移動装置とを備える。コンベアは、第1位置と第2位置との間を移動可能な可動部を有する。可動部が第1位置にあるとき、当該可動部の少なくとも一部は、ツールステーションの退避位置と使用位置との間の移動範囲内に位置する。可動部が第2位置にあるとき、当該可動部の全体は、ツールステーションの退避位置と使用位置との間の移動範囲外に位置する。

Description

ここで開示する技術は、例えば電子部品装着機といった、回路基板に所定の作業を実施する基板作業機に関する。
特開2011−108794号公報に、電子部品装着機が記載されている。この電子部品装着機は、回路基板を搬送するコンベアと、コンベア上の回路基板に電子部品を装着する作業ヘッドと、コンベアに対して作業ヘッドを移動させるヘッド移動装置と、ノズルステーションを備えている。作業ヘッドは、ノズルを着脱可能に保持し、当該ノズルによって電子部品を吸着する。ノズルステーションは、少なくとも一つのノズルを収容可能であり、作業ヘッドとの間でノズルの受け渡しを行う。作業ヘッドは、ノズルステーションにおいてノズルを交換することで、電子部品に応じたノズルを選択的に使用する。
電子部品装着機はさらに、ステーション移動装置を備えている。ステーション移動装置は、作業ヘッドの可動範囲外にある退避位置と、作業ヘッドの可動範囲内にある使用位置との間で、ノズルステーションを移動させる。このような構成によると、作業ヘッドがノズルの交換を必要とするときだけ、ノズルステーションを作業ヘッドの可動範囲内に配置することができる。作業ヘッドの可動範囲を拡大することなく、ノズルステーションを設けることができるので、ヘッド移動装置の大型化を避けることができる。
上記した電子部品装着機は、有用な構成及び機能を有するものであるが、さらなる改善の余地はある。本明細書は、上記した電子部品装着機に関連して、新規で有用な基板作業機を提供する。
本明細書は、回路基板に所定の作業を実施する基板作業機を開示する。この基板作業機は、回路基板を搬送するコンベアと、作業ツールを着脱可能に保持し、当該作業ツールを用いてコンベア上の回路基板に所定の作業を実施する作業ヘッドと、コンベアに対して作業ヘッドを移動させるヘッド移動装置と、少なくとも一つの作業ツールを収容可能であり、作業ヘッドとの間で作業ツールの受け渡しを行うツールステーションと、ツールステーションが作業ヘッドの可動範囲外に位置する退避位置と、ツールステーションが作業ヘッドの可動範囲内に位置する使用位置との間で、ツールステーションを移動させるステーション移動装置とを備える。
コンベアは、第1位置と第2位置との間を移動可能な可動部を有する。可動部が第1位置にあるとき、当該可動部の少なくとも一部は、ツールステーションの退避位置と使用位置との間の移動範囲内に位置する。可動部が第2位置にあるとき、当該可動部の全体は、ツールステーションの退避位置と使用位置との間の移動範囲外に位置する。作業ヘッドがツールステーションに収容された作業ツールを必要とするときは、コンベアの可動部を第2位置へ移動させることによって、ツールステーションを使用位置(即ち、作業ヘッドの可動範囲内)に配置することができる。このような構成によると、ツールステーションの移動する範囲と、コンベアの可動部の移動する範囲とが部分的に重複することから、基板作業機の小型化を図ることができる。ここで、コンベアの可動部は、コンベアの一部であってもよいし、コンベアの全体であってもよい。
本技術の一実施形態において、ステーション移動装置は、コンベアの可動部の位置に応じて、ツールステーションを移動させることが好ましい。このような構成によると、ツールステーションがコンベアの可動部と接触することを回避することができる。
上記した実施形態において、ステーション移動装置は、コンベアの可動部が第2位置にあるときに、ツールステーションを使用位置へ移動させることが好ましい。このような構成によると、ツールステーションとコンベアの可動部との接触をより確実に防止することができる。
上記に加え、又は代えて、ステーション移動装置は、コンベアの可動部が第1位置にあるときに、ツールステーションの移動を禁止することが好ましい。このような構成によっても、ツールステーションとコンベアの可動部との接触をより確実に防止することができる。
本技術の一実施形態において、コンベアは、回路基板のサイズに応じて、可動部を第1位置と第2位置との間で移動させることが好ましい。即ち、コンベアは、回路基板が第1のサイズを有するときは、可動部を第1位置に配置して回路基板の搬送を行い、回路基板が第2のサイズを有するときは、可動部を第2位置に配置して回路基板の搬送を行うことが好ましい。このような構成によると、回路基板が第2のサイズを有するときは、コンベアの機能を損なうことなく、ツールステーションを使用位置に配置することができる。従って、コンベアが回路基板を搬送する間や、コンベア上の回路基板に対する作業の途中でも、基板作業機は、作業ヘッドをツールステーションへ移動して、作業ツールの交換を行うことができる。
電子部品装着機の構成を示す側面図である。 電子部品装着機の構成を示す平面図である。但し、作業ヘッド及びヘッド移動装置の図示は省略されている。 可動ユニットが第1位置にあるコンベアを示す。 可動ユニットが第2位置にあるコンベアを示す。 退避位置にある第2ノズルステーションを示す。 使用位置にある第2ノズルステーションを示す。 電子部品装着機の電気的な構成を示すブロック図。
本技術の一実施形態において、前記したコンベアの可動部は、コンベアの搬送方向に平行な回路基板の一辺に沿って配置されるユニットであることが好ましい。このような構成によると、コンベアが可動部を移動させたときに、コンベア上の回路基板の近傍に、ツールステーションを配置することができる。それにより、作業ヘッドは、例えばコンベア上の回路基板に対する作業の途中でも、作業ツールの交換を短時間で行うことができる。
本技術の一実施形態において、ステーション移動装置によるツールステーションの移動方向は、コンベアの可動部の移動方向と平行であることが好ましい。このような構成によると、ツールステーションの移動とコンベアの可動部の移動とを連動させやすく、両者が接触するような事態を回避しやすい。但し、両者の移動方向は、必ずしも平行でなくてもよく、垂直又はその他の角度を成してもよい。
本技術の一実施形態において、ステーション移動装置によるツールステーションの移動方向は、コンベアの搬送方向に対して垂直であることが好ましい。このような構成によると、コンベアが回路基板を搬送する経路に対して、ツールステーションが障害となることを避けることができる。
本技術の一実施形態において、ステーション移動装置は、コンベアの可動部の位置に応じて、ツールステーションの使用位置を変更することが好ましい。例えば、コンベアの可動部が第1位置と第2位置の間の第3位置に配置されるときは、ツールステーションが第3位置に配置された可動部に接触しないように、ツールステーションの使用位置(即ち、ツールステーションの移動量)を変更することが好ましい。この場合、ツールステーションの全体が作業ヘッドの可動範囲内に位置する必要はない。
本技術の一実施形態において、基板作業機は、回路部品に電子部品を装着する電子部品装着機であることが好ましい。この場合、前記した作業ツールは、電子部品を解放可能に保持する部品保持具であることが好ましい。但し、本明細書で開示する技術は、部品保持具に限られず、その他の作業ツールを用いる各種の基板作業機において、好適に適用することができる。
上記した実施形態において、部品保持具は、電子部品を吸着するためのノズルであることが好ましい。但し、部品保持具は、ノズルに限定されず、例えば機械的なチャックであってもよい。
図面を参照して、実施例の電子部品装着機10について説明する。電子部品装着機10は、基板作業機の一例であり、回路基板2に電子部品4を装着する装置である。電子部品装着機10は、表面実装機やチップマウンタとも称される。電子部品装着機10は、はんだ印刷機、他の電子部品装着機及び基板検査機といった他の基板作業機とともに併設され、一連の装着ラインを構成する。
図1、図2に示すように、電子部品装着機10は、コンベア20を備える。コンベア20は、回路基板2を搬送する装置である。本実施例のコンベア20は、ベルトコンベアであるが、コンベア20の構成は特に限定されない。本明細書では便宜上、コンベア20の搬送方向をX方向とし、当該搬送方向に垂直な方向をY方向とし、X方向及びY方向に垂直な方向をZ方向とする。X方向とY方向は水平方向であり、Z方向は鉛直方向である。
図3、図4に示すように、コンベア20は、固定ユニット22と、可動ユニット24と、コンベア移動装置26とを備える。コンベア移動装置26は、回路基板2のサイズ(特に、幅W1、W2)に応じて、可動ユニット24をY方向に移動させる。それにより、コンベア20は、回路基板2のサイズW1、W2にかかわらず、回路基板2の搬送方向に平行な一辺に沿って固定ユニット22を配置し、回路基板2の搬送方向に平行な他の一辺に沿って可動ユニット24を配置する。コンベア移動装置26の構成は特に限定されない。便宜上、図3に示す可動ユニット24の位置を第1位置とし、図3に示す可動ユニット24の位置を第2位置とする。
図1、図2に戻り、電子部品装着機10はさらに、基板支持装置30を備える。基板支持装置30は、コンベア20上の回路基板2を下方から支持する装置である。基板支持装置30は、バックアッププレート32上に設けられた複数の支持ピン34を備え、複数の支持ピン34によって回路基板2を下方から支持する。なお、基板支持装置30の構成は特に限定されない。
電子部品装着機10はさらに、作業ヘッド40を備える。作業ヘッド40は、回路基板2へ電子部品4を装着する装置である。作業ヘッド40は、一又は複数のノズル6を着脱可能に保持し、ノズル6を用いて電子部品4の装着を行う。作業ヘッド40は、ノズル6をZ方向に移動可能であり、ノズル6を用いて電子部品4を吸着する。なお、作業ヘッド40の構成は特に限定されない。また、ノズル6は、部品保持具の一例であり、機械的なチャック又はその他の部品保持具であってもよい。
電子部品装着機10はさらに、ヘッド移動装置50を備える。ヘッド移動装置50は、二軸のロボットであり、コンベア20及びその他の構成装置に対して、作業ヘッド40をX方向及びY方向に移動させる。ヘッド移動装置50の構成は特に限定されない。
電子部品装着機10はさらに、複数の部品フィーダ60を備える。各々の部品フィーダ60は、複数の電子部品4を収容しており、作業ヘッド40へ電子部品4を順次供給する。なお、部品フィーダ60の構成は特に限定されない。例えば、部品フィーダ60は、巻テープに複数の電子部品4を収容するテープ式フィーダであってもよいし、トレイ上に複数の電子部品4を収容するトレイ式フィーダであってもよい。
電子部品装着機10による電子部品4の装着手順を簡単に説明する。先ず、コンベア20が回路基板2を機内へ搬入すると、基板支持装置30が回路基板2を下方から支持する。作業ヘッド40は、ヘッド移動装置50によって部品フィーダ60の上方へ移動し、ノズル6によって部品フィーダ60から電子部品4を取り上げる。次いで、作業ヘッド40は、回路基板2の上方へ移動し、回路基板2に向けてノズル6を下降させる。そして、作業ヘッド40は、回路基板2上で電子部品4の吸着を解除する。それにより、回路基板2に電子部品4が装着される。作業ヘッド40は、上記の動作を繰り返すことによって、回路基板2へ複数の電子部品4を装着していく。回路基板2に全ての電子部品4が装着されると、回路基板2はコンベア20によって機外へ搬出される。
図1、図2に示すように、本実施例の電子部品装着機10はさらに、第1ノズル交換装置70と第2ノズル交換装置80とを備え、作業ヘッド40のノズル6を自動で交換することができる。Y方向に関して、第1ノズル交換装置70はコンベア20の一方側に配置されており、第2ノズル交換装置80はコンベア20の他方側に配置されている。第1ノズル交換装置70は、一又は複数のノズル6を収容する第1ノズルステーション72を備えており、作業ヘッド40との間でノズル6の受け渡しを行うことができる。同様に、第2ノズル交換装置80は、一又は複数のノズル6を収容する第2ノズルステーション82を備えており、作業ヘッド40との間でノズル6の受け渡しを行うことができる。
第2ノズル交換装置80は、ステーション移動装置84をさらに備えている。ステーション移動装置84は、退避位置と使用位置との間で、第2ノズルステーション82を移動させる。ステーション移動装置84による第2ノズルステーション82の移動方向は、Y方向であり、コンベア20の可動ユニット24の移動方向と平行であり、かつ、コンベア20の搬送方向に対して垂直である。図5は、退避位置に配置された第2ノズルステーション82を示す。図6は、使用位置に配置された第2ノズルステーション82を示す。図5に示すように、第2ノズルステーション82が退避位置にあるとき、第2ノズルステーション82は作業ヘッド40の可動範囲(図中の範囲A)外に位置する。一方、図6に示すように、第2ノズルステーション82が使用位置にあるとき、第2ノズルステーション82は作業ヘッド40の可動範囲(図中の範囲A)内に位置する。なお、基板支持装置30のバックアッププレート32には、第2ノズルステーション82との接触を避けるために、切り欠き部33が設けられている。なお、第1ノズルステーション72については、常に、作業ヘッド40の可動範囲A内に位置することができる。
図3〜図6から理解されるように、コンベア20の可動ユニット24が第1位置(図3参照)にあるとき、可動ユニット24の少なくとも一部は、第2ノズルステーション82が退避位置と使用位置との間で移動する範囲の中に存在する。従って、第2ノズルステーション82は、退避位置から使用位置へ移動することはできない。一方、コンベア20の可動ユニット24が第2位置(図4参照)にあるときは、可動ユニット24の全体が、第2ノズルステーション82が退避位置と使用位置との間で移動する範囲の外に存在する。この場合、第2ノズルステーション82は、退避位置と使用位置との間で移動することができる。従って、作業ヘッド40は、使用位置に配置された第2ノズルステーション82との間で、ノズル6の受け渡しを行うことができる。
ここで、図3に示す可動ユニット24の第1位置、及び、図4に示す可動ユニット24の第2位置は、一例であり、可動ユニット24の第1位置及び第2位置を特に限定するものでない。本明細書において、可動ユニット24の第1位置とは、可動ユニット24の少なくとも一部が、第2ノズルステーション82の退避位置と使用位置との間の移動範囲内に存在する位置を広く意味する。また、可動ユニット24の第2位置とは、可動ユニット24の全体が、第2ノズルステーション82の退避位置と使用位置との間の移動範囲外に存在する位置を広く意味する。
図7は、電子部品装着機10の電気的な構成を示すブロック図である。図7に示すように、電子部品装着機10は、制御装置90を備えている。制御装置90は、コンベア20、基板支持装置30、作業ヘッド40、ヘッド移動装置50、複数の部品フィーダ60、第1ノズル交換装置70及び第2ノズル交換装置80とそれぞれ接続されており、それらの動作を制御する。なお、制御装置90は、単一の制御装置に限られず、複数の制御装置の集合であってもよい。
例えば、制御装置90は、コンベア20の可動ユニット24の位置を把握しており、可動ユニット24の位置に応じて、第2ノズル交換装置80へ制御信号を与える。それにより、第2ステーション移動装置84は、コンベア20の可動ユニット24の位置に応じて、第2ノズルステーション82の移動を行う。例えば、第2ステーション移動装置84は、コンベア20の可動ユニット24が第2位置にあるときは、第2ノズルステーション82を使用位置へ移動させる。一方、第2ステーション移動装置84は、コンベア20の可動ユニット24が第1位置にあるときは、第2ノズルステーション82の移動を禁止する。このような連動制御により、第2ノズルステーション82とコンベア20の可動ユニット24との接触が防止される。
本実施例の電子部品装着機10は、第2ノズルステーション82が移動する範囲と、コンベア20の可動ユニット24が移動する範囲とが、部分的に重複しるように設計されている。このような構成によると、第2ノズルステーション82が移動する範囲と、コンベア20の可動ユニット24が移動する範囲とを独立して確保する設計と比較して、電子部品装着機10の小型化を図ることができる。
以上の構成により、本実施例の電子部品装着機10は、回路基板2にサイズに応じて、コンベア20の可動ユニット24の位置を変更する(図3、図4参照)。回路基板2のサイズが比較的に大きい場合、コンベア20の可動ユニット24は第1位置に配置される(図3参照)。ここでいう第1位置とは、可動ユニット24の少なくとも一部が、第2ノズルステーション82の移動範囲内に存在するような位置の総称である。この場合、電子部品装着機10は、第2ノズルステーション82を退避位置へ配置する(図5参照)。なお、作業ヘッド40が第2ノズルステーション82に収容されたノズル6を必要とするときは、コンベア20が回路基板2を機内へ搬入する前、あるいは、コンベア20が回路基板2を機外へ搬入した後に、可動ユニット24を第1位置へ移動させることによって、第2ノズルステーション82を使用位置へ配置することができる。
一方、回路基板2のサイズが比較的に小さい場合、コンベア20の可動ユニット24は、第2位置に配置される(図4参照)。ここでいう第2位置とは、可動ユニット24の全体が、第2ノズルステーション82の移動範囲外に存在するような位置の総称である。この場合、電子部品装着機10は、コンベア20の機能を損なうことなく、第2ノズルステーション82を使用位置へ配置することができる(図6参照)。従って、コンベア20が回路基板2を搬送する間や、コンベア20上の回路基板2に対する作業の途中でも、電子部品装着機10は、第2ノズルステーション82において、作業ヘッド40のノズル6を交換することができる。
本実施例の電子部品装着機10は、作業ヘッド40を用いて、第1ノズルステーション72に収容されたノズル6と、第2ノズルステーション82に収容されたノズル6とを、入れ替えることができる。それにより、電子部品装着機10は、次のような運転を行うことができる。例えば、電子部品装着機10が、第1の生産品目を生産する第1生産運転と、第2の生産品目を生産する第2生産運転とを、連続して行うことを想定する。この場合、電子部品装着機10は、第1生産運転に用いる少なくとも一つのノズル6を、第1ノズルステーション72に収容しておき、第2生産運転に用いる少なくとも一つのノズル6を、第2ノズルステーション82に収容しておく。第1生産運転では、第1ノズルステーション72に収容されたノズル6が使用され、第2ノズルステーション72に収容されたノズル6は必要とされない。
第1生産運転が終了し、コンベア24が回路基板2を機外へ搬出すると、コンベア20の可動ユニット24は第2位置へ移動し、第2ノズルステーション82は使用位置へ移動する。そして、作業ヘッド40は、第1ノズルステーション72と第2ノズルステーション82との間で、ノズル6の入れ替えを行う。その後、第2ノズルステーション82は退避位置へ移動し、コンベア20の可動ユニット24は、第2の生産運転の回路基板2のサイズに応じた位置へ移動する。第2生産運転では、第1ノズルステーション72に収容されたノズル6が使用され、第2ノズルステーション72に収容されたノズル6は必要とされない。このような運転方式によると、第1生産運転と第2生産運転との間で、オペレータによる第1ノズルステーション72の交換作業が必要とされない。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、請求の範囲を限定するものではない。請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、ステーション移動装置84は、コンベア20の可動ユニット24の位置に応じて、第2ノズルステーション82の使用位置を変更してもよい。例えば、コンベア20の可動ユニット24が第1位置(図3)と第2位置(図4)の間の第3位置に配置されるときは、第2ノズルステーション82が可動ユニット24に接触しないように、第2ノズルステーション82の使用位置(即ち、第2ノズルステーション82の移動量)を変更するとよい。この場合、第2ノズルステーション82の全体が、作業ヘッド40の可動範A囲内に位置する必要はない。
また、本実施例において、コンベア20の可動ユニット24は、コンベア20の搬送方向に平行な回路基板2の一辺に沿って配置されるユニットである。しかしながら、コンベア20の可動ユニット24は、そのようなユニットに限定されず、コンベア20のいかなる部分であってもよい。
本実施例で説明した構成、特に、第2ノズル交換装置80に係る構成は、電子部品装着機10に限られず、ノズル6以外の作業ツールを利用する各種の基板作業機にも、有効に適用することができる。例えば、回路基板に接着剤やはんだを塗布する基板作業機であって、作業ツールとして各種の塗布ツールを利用する基板作業機にも好適に適用することができる。あるいは、回路基板をカメラによって検査する基板作業機であって、作業ツールとして各種のカメラツールを利用する基板作業機にも好適に適用することができる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:回路基板
4:電子部品
6:ノズル
10:電子部品装着機
20:コンベア
24:コンベアの可動ユニット
26:コンベア移動装置
30:基板支持装置
40:作業ヘッド
50:ヘッド移動装置
60:部品フィーダ
70:第1ノズル交換装置
72:第1ノズルステーション
80:第2ノズル交換装置
82:第2ノズルステーション
33:切り欠き部
84:ステーション移動装置
90:制御装置

Claims (11)

  1. 回路基板に所定の作業を実施する基板作業機であって、
    前記回路基板を搬送するコンベアと、
    作業ツールを着脱可能に保持し、当該作業ツールを用いて前記コンベア上の回路基板に前記所定の作業を実施する作業ヘッドと、
    前記コンベアに対して前記作業ヘッドを移動させるヘッド移動装置と、
    少なくとも一つの作業ツールを収容可能であり、前記作業ヘッドとの間で作業ツールの受け渡しを行うツールステーションと、
    前記ツールステーションが前記作業ヘッドの可動範囲外に位置する退避位置と、前記ツールステーションが前記作業ヘッドの可動範囲内に位置する使用位置との間で、前記ツールステーションを移動させるステーション移動装置と、
    を備え、
    前記コンベアは、第1位置と第2位置との間を移動可能な可動部を有し、
    前記可動部が前記第1位置にあるとき、当該可動部の少なくとも一部は、前記ツールステーションの前記退避位置と前記使用位置との間の移動範囲内に位置し、
    前記可動部が前記第2位置にあるとき、当該可動部の全体は、前記ツールステーションの前記退避位置と前記使用位置との間の移動範囲外に位置する、
    基板作業機。
  2. 前記ステーション移動装置は、前記コンベアの可動部の位置に応じて、前記ツールステーションを移動させる、請求項1に記載の基板作業機。
  3. 前記ステーション移動装置は、前記コンベアの可動部が第2位置にあるときに、前記ツールステーションを前記使用位置へ移動させる、請求項1又は2に記載の基板作業機。
  4. 前記ステーション移動装置は、前記コンベアの可動部が第1位置にあるときに、前記ツールステーションの移動を禁止する、請求項1から3のいずれか一項に記載の基板作業機。
  5. 前記コンベアは、前記回路基板のサイズに応じて、前記可動部を第1位置と前記第2位置との間で移動させる、請求項1から4のいずれか一項に記載の基板作業機。
  6. 前記コンベアの可動部は、前記コンベアの搬送方向に平行な前記回路基板の一辺に沿って配置されるユニットである、請求項5に記載の基板作業機。
  7. 前記ステーション移動装置による前記ツールステーションの移動方向は、前記コンベアの可動部の移動方向と平行である、請求項1から6のいずれか一項に記載の基板作業機。
  8. 前記ステーション移動装置による前記ツールステーションの移動方向は、前記コンベアの搬送方向に対して垂直である、請求項1から7のいずれか一項に記載の基板作業機。
  9. 前記ステーション移動装置は、前記コンベアの可動部の位置に応じて、前記ツールステーションの使用位置を変更する、請求項1から8のいずれか一項に記載の基板作業機。
  10. 前記基板作業機は、回路部品に電子部品を装着する電子部品装着機であって、
    前記作業ツールは、電子部品を解放可能に保持する部品保持具である、請求項1から9のいずれか一項に記載の基板作業機。
  11. 前記部品保持具は、電子部品を吸着するノズルである、請求項10に記載の基板作業機。
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