JP7075186B2 - 実装機 - Google Patents

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Description

本明細書に開示する技術は、回路基板に電子部品を実装する実装機に関する。
回路基板に電子部品を実装する実装機は、電子部品を吸着するノズルといった作業ツールと、その作業ツールを移動させるヘッド部を備えており、ヘッド部によって回路基板上の特定の位置に電子部品を移送し、作業ツールが保持していた電子部品を回路基板に実装する。実装機には、複数種類の電子部品に対応可能なことが求められている。電子部品の外形形状等は種類によって相違しており、共通の作業ツールでは複数種類の電子部品に対応できないことが多い。そこで、複数種類の作業ツールを使い分ける技術が必要とされている。
実装機の内部にツールステーションを用意し、そのツールステーションに複数種類の作業ツールを収容しておく技術が開発されている。ヘッド部は、実装する電子部品の種類に適合した作業ツールをツールステーションから取り出して利用する。
ツールステーションに用意されていない作業ツールが必要となることがある。この場合は、作業者がツールステーションにアクセスし、新たに必要となる作業ツールに交換ないし追加する作業が必要となる。ツールステーションは実装機の内部に配置されていることが多く、作業者による上記作業は容易でない。
通常の実装機は、フィーダ支持部を備えており、電子部品群を保持しているカセット式フィーダをフィーダ支持部にセットして運転する。カセット式フィーダは、フィーダ支持部によって、実装機の外部に引き出された位置と、実装機の内部に引き込まれた位置の間でスライド可能となっている。
特許文献1に、複数個のカセット式フィーダをセット可能なフィーダ支持部を備えた実装機が開示されており、カセット式フィーダの一つにツールステーションを配置する技術が開示されている。この技術によると、ツールステーションを備えているカセット式フィーダを実装機の外部に引き出した位置で、作業ツールの交換ないし追加作業をすることができ、前記作業がやりやすくなる。
国際公開第2014/188520号公報
前記したように、ツールステーションを実装機の内部に配置しておく技術では、新たな作業ツールをツールステーションに交換ないし追加する作業がやりにくい。ツールステーションをカセット式フィーダに配置しておく技術によると、その作業がやりやすくなる。しかしながら、カセット式フィーダが取り得る体格には制限があり、カセット式フィーダに配置されるツールステーションの大きさも制限される。このため、ツールステーションに収容可能な作業ツールの数が制限され、回路基板に電子部品を実装するのに必要な種類の作業ツールを準備できない場合がある。
本明細書では、ヘッド部が選択可能な作業ツールの種類数が多く、しかも作業ツールの交換ないし追加作業がやりやすい実装機を開示する。
本明細書に開示する実装機は、電子部品群を保持可能なカセット式フィーダの複数個を個々にスライド可能に支持するフィーダ支持部と、実装機の内部に配置されているとともに複数種類の作業ツールを収容可能な実装機内ツールステーションと、追加の作業ツールを収容可能であるとともにフィーダ支持部に支持されるカセット内ツールステーションと、実装機内ツールステーションとカセット内ツールステーションに収容されている作業ツールのうちの任意の作業ツールを保持して回路基板に電子部品を実装するヘッド部と、を備えている。
上記の構成では、実装機内ツールステーションに、複数種類の作業ツールを収容しておくことができる。このために、カセット内ツールステーションに収容可能な作業ツールの種類数は少なくて済む。カセット内ツールステーションは、1または2といった少数個の作業ツールを収容できればよい。実装機内ツールステーションとカセット内ツールステーションの両方を利用するため、回路基板に電子部品を実装するのに必要な種類の作業ツールを準備することができる。
第1実施例に係る実装機の概略構成を示す図。 図1のII-IIにおける断面図。 実装機の制御装置の構成を示す図。 第2実施例に係る実装機の断面図。
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記する。
(特徴1)カセット内ツールステーションがフィーダ支持部に対して着脱可能である。すなわち、実装機から取り外すことができる。
(特徴2)ヘッド部が、実装機内ツールステーションとカセット内ツールステーションの双方にアクセス可能である。ヘッド部は、カセット内ツールステーションの作業ツールに直接にアクセスする。
(特徴3)実装機内ツールステーションとカセット内ツールステーションの間で作業ツールを移動させる手段を備えている。カセット内ツールステーションに収容した追加の作業ツールは、実装機内ツールステーションに移動し、ヘッド部がアクセス可能となる。
(特徴4)特徴3の移動手段が、カセット式フィーダに配置されている。実装機に特徴3の移動手段を追加する必要がない。
(第1実施例)
図1~図3を参照して、第1実施例に係る実装機10について説明する。実装機10は、フィーダ支持部12と、下面撮像カメラ20と、実装機内ツールステーション22(図2参照)と、基板コンベア24と、ヘッド移動装置26と、ヘッド部28と、上面撮像カメラ30と、タッチパネル32と、制御装置40等を備える。
フィーダ支持部12は、実装機10に固定されており、複数個のカセット式フィーダ14a~14jを支持することができる。複数個のカセット式フィーダ14a~14jの各々は、他から独立して、フィーダ支持部12に対して着脱可能であり、実装機10に対してスライド可能である。図1と図2は、カセット式フィーダ14a~14jが実装機10の内部に引き込まれた位置を示し、図示の位置から引き出すことができる。複数個のカセット式フィーダ14a~14jが装着される位置は、図2に示す位置に限定されない。例えば、カセット式フィーダ14aを、カセット式フィーダ14dが装着されている位置に装着することもできる。各カセット式フィーダ14の上面には、開口部15が設けられている。なお、複数個の部材に共通する事象については、アルファベットの添え字を省略して説明する。
複数個のカセット式フィーダ14a~14iの各々に、複数個の電子部品4(以下では「電子部品群4」と呼ぶ)が保持されている。カセット式フィーダ14a~14iには、それぞれ、サイズの異なる電子部品群4が保持されている。カセット式フィーダ14a~14iは、フィーダ支持部12に装着され、ヘッド部28へ複数種類の電子部品4を供給する。カセット式フィーダ14の開口部15から一個の電子部品4が露出している。本実施例では、電子部品群4は、カセット式フィーダ14a~14i内の巻テープ(図示省略)上に保持されている。
カセット式フィーダ14jには、追加の作業ツール6aを収容可能なカセット内ツールステーション16が配置されている。即ち、カセット内ツールステーション16は、カセット式フィーダ14jを介して、フィーダ支持部12に支持されている。カセット内ツールステーション16は、開口部15から露出している。
下面撮像カメラ20は、フィーダ支持部12と基板コンベア24の間に設けられている。下面撮像カメラ20は、撮影光軸が上方に向かうように設置されており、電子部品4を保持している状態のヘッド部28を下方から撮像する。下面撮像カメラ20には、例えば、CCDカメラが用いられる。
実装機内ツールステーション22は、フィーダ支持部12と基板コンベア24の間であり、かつ、下面撮像カメラ20よりもX方向の負方向側に設けられている。即ち、実装機内ツールステーション22は、フィーダ支持部12よりも、実装機10の内側に設けられている。実装機内ツールステーション22には、複数種類の作業ツール6b(以下では、「作業ツール群6b」と呼ぶ)が収容されている。本実施例では、実装機内ツールステーション22は、9種類の作業ツール6を収容可能である。作業ツール群6bは、それぞれ、異なるサイズの電子部品4を吸着するのに適合したノズルである。ヘッド部28は、回路基板2に実装する電子部品4のサイズに応じて、作業ツール群6bの中から適切な作業ツール6を選択し、保持するように構成されている。
基板コンベア24は、回路基板2をX方向へ搬送する。基板コンベア24は、Y方向に間隔を空けて配置され、X方向に平行に伸びる一対のコンベアと、回路基板2を下方から支持する支持装置(図示省略)と、で構成される。基板コンベア24は、一方側に隣接する実装機(又は、はんだ印刷機等の他の基板作業機)から回路基板2を受け取り、予め設定された基板搬入位置まで搬送する。回路基板2に対する電子部品4の実装が完了すると、基板コンベア24は、他方側に隣接する実装機(又は、基板検査機等の他の基板作業機)へ回路基板2を送り出す。本実施例の基板コンベア24は、コンベアベルトをモータによって駆動するベルトコンベア(図示省略)であるが、基板コンベア24の具体的な構成については、特に限定されない。例えば、基板コンベア24はローラコンベアであってもよい。また、一対の基板コンベア24は、アクチュエータ(図示省略)の駆動によって近接離間が可能となっている。
ヘッド移動装置26は、フィーダ支持部12と基板コンベア24との間で、ヘッド部28及び上面撮像カメラ30を移動させる。一例ではあるが、本実施例のヘッド移動装置26は、移動ベース26aをX方向及びY方向に移動させるXYロボットであり、移動ベース26aに対してヘッド部28が固定されている。また、移動ベース26aには、上面撮像カメラ30が固定されており、ヘッド部28及び上面撮像カメラ30は移動ベース26aの移動と共に一体的に移動する。なお、ヘッド部28は、移動ベース26aに固定されるものに限られず、移動ベース26aに着脱可能に取り付けられるものであってもよい。
ヘッド部28は、電子部品4を吸着する作業ツール6を有する。作業ツール6は、ヘッド部28に着脱可能に保持されている。ヘッド部28は、作業ツール6をZ方向(図1の上下方向)に移動可能であり、フィーダ支持部12に装着されているカセット式フィーダ14a~14i等に対して、作業ツール6を接近及び離反させる。本実施例において、作業ツール6は、電子部品4を吸着可能なノズルであるが、機械的なチャック又はその他の部品保持具であってもよい。ヘッド部28は、カセット式フィーダ14a-14iから電子部品4を作業ツール6によって吸着すると共に、作業ツール6に吸着された電子部品4を回路基板2に実装する。
上面撮像カメラ30は、カセット式フィーダ14a~14i上の電子部品4、カセット式フィーダ14j上の追加の作業ツール6a、実装機内ツールステーション22上の作業ツール6b、及び、基板コンベア24上の回路基板2を上方から撮像する。上面撮像カメラ30には、例えば、CCDカメラが用いられる。
タッチパネル32は、作業者に実装機10の各種の情報を提供する表示装置であると共に、作業者からの指示や情報を受け付けるユーザインターフェースである。作業者からの指示とは、例えば、作業ツール6の追加・交換・除去の指示などである。また、タッチパネル32は、下面撮像カメラ20によって撮像された画像を、作業者に対して表示することができる。
図3に示すように、制御装置40は、CPU、ROM、RAMを備えるコンピュータを備えている。制御装置40には、カセット式フィーダ14a~14iと、下面撮像カメラ20と、基板コンベア24と、ヘッド移動装置26と、ヘッド部28と、上面撮像カメラ30と、タッチパネル32と、が通信可能に接続されている。制御装置40は、ROM等に格納されているプログラムに従って、実装機10の各構成要素(14a~14i、20、24、26、28、30)の動作を制御することで、回路基板2に電子部品4を実装する。また、制御装置40は、実装機10の各構成要素(14a~14i、20、24、26、28、30)の動作を制御することで、作業ツール6の追加・交換・除去を実行することができる。
(作業ツールの追加)
続いて、本実施例において、実装機10に追加の作業ツール6aを追加する場合に、作業者によって実行される作業、及び、制御装置40によって実行される処理について説明する。
まず、作業者によって実行される作業について説明する。カセット式フィーダ14jがフィーダ支持部12に装着されており、カセット式フィーダ14jに追加の作業ツール6aが収容されておらず、ヘッド部28が作業ツール6を保持していない状況から説明を開始する。まず、作業者は、カセット式フィーダ14jを実装機10の外部に引き出し、カセット内ツールステーション16に追加の作業ツール6aを収容させる。そして、作業者は、カセット式フィーダ14jを、実装機10の内部に引き込まれた位置に移動させ、タッチパネル32を操作して、カセット式フィーダ14jの装着位置を示す位置情報と、追加の作業ツール6aを追加したことを示す情報(以下では、「追加情報」と呼ぶ)と、を入力する。
続いて、作業者によって追加情報が入力された後に、制御装置40によって実行される処理について説明する。
制御装置40は、追加の作業ツール6aをヘッド部28に保持させる場合に、作業者によって入力された位置情報を利用して、ヘッド移動装置26を駆動することでヘッド部28を追加の作業ツール6aの上方に移動させる。そして、制御装置40は、ヘッド部28を駆動させることで、ヘッド部28に追加の作業ツール6aを保持させる。制御装置40は、追加の作業ツール6aを利用した電子部品4の回路基板2への実装が完了すると、ヘッド移動装置26及びヘッド部28を駆動することで、カセット内ツールステーション16に追加の作業ツール6aを収容させる。
(作業ツールの交換)
続いて、実装機内ツールステーション22に収容されている1個の作業ツール6bと、追加の作業ツール6aを交換する場合に、作業者によって、実行される作業、及び、制御装置40によって実行される処理について説明する。制御装置40が電子部品4を回路基板2に実装する運転(以下では、「実装運転」と呼ぶ)を実行しておらず、ヘッド部28が作業ツール6を保持していない状況から説明を開始する。
作業者によって実行される作業は、タッチパネル32への入力内容が上述の作業ツール6を追加する際の作業と異なる。作業者は、タッチパネル32を操作して、実装機内ツールステーション22に収容されている1個の作業ツール6b(以下では、「交換作業ツール」と呼ぶ)と追加の作業ツール6aを、交換するための指示(以下では、「交換指示」)を入力する。
続いて、作業者によって交換指示が入力された後に、制御装置40によって実行される処理について説明する。
制御装置40は、実装運転中でないと判断し、実装機内ツールステーション22内に1個以上の空き領域が存在するのか否かを判断する。制御装置40は、空き領域が1個以上であると判断する場合に、追加の作業ツール6aと交換作業ツールの交換を実行する。具体的には、制御装置40は、ヘッド移動装置26及びヘッド部28を駆動して、ヘッド部28に追加の作業ツール6aを保持させる。そして、制御装置40は、ヘッド移動装置26及びヘッド部28を駆動して、ヘッド部28に保持されている追加の作業ツール6aを、実装機内ツールステーション22の空き領域に載置する。そして、制御装置40は、ヘッド部28を駆動して、ヘッド部28に交換作業ツールを保持させる。そして、制御装置40は、ヘッド移動装置26及びヘッド部28を駆動して、交換作業ツールをカセット内ツールステーション16に収容する。これにより、作業者は、カセット式フィーダ14jを引き出し、交換作業ツールを回収することができる。また、制御装置40は、空き領域が0個であると判断する場合は、タッチパネル32に、実装機内ツールステーション22の空き領域が不足していることを示す信号(以下では、「空き領域不足信号」と呼ぶ)を送信する。タッチパネル32には、空き領域が不足していることを示す情報が表示される。これにより、ユーザは、追加の作業ツール6aを追加する前に、実装機内ツールステーション22に収容されている作業ツール6bのうちの1個の作業ツールを除去しなければならないことを知ることができる。なお、実装運転中(即ちヘッド部28が作業ツール6を保持している状況)において、作業者によって交換指示が入力される場合に、制御装置40は、実装運転中であると判断し、実装機内ツールステーション22内に2個以上の空き領域が存在するのか否かを判断する。この場合、制御装置40は、空き領域が2個以上であると判断する場合に、追加の作業ツール6aと交換作業ツールの交換を実行し、空き領域が1個以下であると判断する場合に、空き領域不足信号をタッチパネル32に送信する。
上述のように、実装機内ツールステーション22は、複数種類の作業ツール6bを収容可能である。この場合、カセット内ツールステーション16に収容可能な作業ツール6の種類数は少なくて済む。本実施例において、カセット内ツールステーション16は、1個の追加の作業ツール6aを収容する。実装機内ツールステーション22とカセット内ツールステーション16の両方を利用することができるため、ヘッド部28が保持可能な作業ツール6の種類数は多い。
また、作業者は、フィーダ支持部12にスライド可能に支持されているカセット内ツールステーション16を利用して追加の作業ツール6aを実装機10に送り込むことができる。作業者は、カセット内ツールステーション16を実装機10から引きだした位置(あるいは取り出した位置)で追加の作業ツール6aの追加・交換・除去作業を実施することができ、その作業が容易化される。
また、カセット内ツールステーション16が配置されているカセット式フィーダ14jは、フィーダ支持部12に対して着脱可能である。即ち、カセット内ツールステーション16は、フィーダ支持部12に対して着脱可能である。従って、作業者は、追加の作業ツール6aが必要でない場合は、フィーダ支持部12にカセット式フィーダ14jとは異なるカセット式フィーダ(例えば、カセット式フィーダ14a~14iのうちの1個)を装着させることを選択することができる。
(第2実施例)
続いて、図4を参照して、第2実施例に係る実装機110について説明する。なお、実施例間で共通する構成については、同じ符号を付して説明を省略する。第2実施例の実装機110は、移動部支持部112、移動装置114、及び、ツール移動部116を備えている点が、第1実施例の実装機10と異なる。移動装置114及びツール移動部116は、制御装置40と通信可能に接続されている。
移動部支持部112は、実装機110に固定されている。移動部支持部112には、移動装置114がXY方向に移動可能に支持されている。移動装置114には、ツール移動部116がZ軸の周りに回転可能に支持されている。移動装置114は、カセット内ツールステーション16と実装機内ツールステーション22との間で、ツール移動部116を移動させる。また、移動装置114は、ツール移動部116をZ方向に移動可能である。
ツール移動部116は、一対のツール保持部116a、116bを有する。ツール保持部116a、116bは、複数種類の作業ツール6を保持可能である。
(作業ツールの追加)
続いて、本実施例において、実装機10に追加の作業ツール6aを追加する場合に、作業者によって実行される作業、及び、制御装置40によって実行される処理について説明する。
作業者によって実行される作業は、タッチパネル32への入力内容が第1実施例の追加の際の作業と異なるのみである。作業者は、タッチパネル32を操作して、カセット式フィーダ14jの装着位置を示す情報を入力するとともに、追加の作業ツール6aを実装機内ツールステーション22に追加するための指示(以下では、「追加指示」)を入力する。
続いて、作業者によって追加指示が入力された後に、制御装置40によって実行される処理について説明する。
制御装置40は、電子部品4を回路基板2に実装する運転(実装運転)を実行中か否かを判断する。
制御装置40は、実装運転を実行中であると判断する場合に、実装機内ツールステーション22に2個以上の空き領域が存在するのか否かを判断する。実装運転が実行されている場合、1個の作業ツール6がヘッド部28に保持されている。従って、実装機内ツールステーション22に空き領域が1個しか存在しない場合において、実装機内ツールステーション22の空き領域に追加の作業ツール6aを収容させると、ヘッド部28に保持されている作業ツール6を収容する領域が存在しなくなる。従って、実装運転を実行中である場合は、作業ツール6を追加するために、2個以上の空き領域が必要である。
制御装置40は、空き領域が2個以上存在すると判断する場合に、実装機内ツールステーション22への追加の作業ツール6aの追加を実行する。具体的には、まず、制御装置40は、移動装置114及びツール移動部116を駆動して、ツール移動部116(例えばツール保持部116a)に追加の作業ツール6aを保持させる。そして、制御装置40は、移動装置114及びツール移動部116を駆動して、ツール移動部116に保持されている追加の作業ツール6aを、実装機内ツールステーション22の空き領域に載置する。これにより、実装機内ツールステーション22への追加の作業ツール6aの追加が完了する。この場合、ヘッド部28をカセット式フィーダ14jの上方に移動させなくても、ヘッド部28に追加の作業ツール6aを保持させることができる。また、制御装置40は、空き領域が1個以下であると判断する場合に、タッチパネル32に空き領域不足信号を送信する。
一方、制御装置40は、実装運転を実行中でないと判断する場合は、実装機内ツールステーション22に1個以上の空き領域が存在するのか否かを判断する。制御装置40は、空き領域が1個以上存在すると判断する場合に、実装運転中の場合と同様に、移動装置114及びツール移動部116を駆動して、追加の作業ツール6aを実装機内ツールステーション22の空き領域に載置する。また、制御装置40は、空き領域が1個以下である判断する場合に、タッチパネル32に、空き領域不足信号を送信する。
(作業ツールの交換)
続いて、実装機内ツールステーション22に収容されている1個の作業ツール6bと、追加の作業ツール6aを交換する場合に、作業者によって、実行される作業、及び、制御装置40によって実行される処理について説明する。
作業者によって実行される作業は、第1実施例と同様である。
制御装置40は、移動装置114及びツール移動部116を駆動して、ツール移動部116の一方のツール保持部116aに追加の作業ツール6aを保持させる。そして、制御装置40は、移動装置114及びツール移動部116を駆動して、ツール移動部116の他方のツール保持部116bに交換作業ツールを保持させる。制御装置40は、移動装置114及びツール移動部116を駆動して、一方のツール保持部116aに保持されている追加の作業ツール6aを実装機内ツールステーション22の空き領域に移動する。また、制御装置40は、移動装置114及びツール移動部116を駆動して、他方のツール保持部116bに保持されている交換作業ツールをカセット内ツールステーション16の空き領域に移動する。その後、作業者は、カセット式フィーダ14jを引き出すことで、交換作業ツールを回収することができる。本実施例の構成によっても、第1実施例と同様の効果を奏することができる。
以上、本明細書に開示の技術の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :回路基板
4 :電子部品
6 :作業ツール
10 :実装機
12 :フィーダ支持部
14 :カセット式フィーダ
15 :開口部
16 :カセット内ツールステーション
20 :下面撮像カメラ
22 :実装機内ツールステーション
24 :基板コンベア
26 :ヘッド移動装置
26a :移動ベース
28 :ヘッド部
30 :上面撮像カメラ
32 :タッチパネル
40 :制御装置
110 :実装機
112 :移動部支持部
114 :移動装置
116 :ツール移動部

Claims (3)

  1. 回路基板に電子部品を実装する実装機であり、
    前記電子部品群を保持可能なカセット式フィーダの複数個を個々にスライド可能に支持するフィーダ支持部と、
    前記実装機の内部に配置されているとともに複数種類の作業ツールを収容可能な実装機内ツールステーションと、
    追加の作業ツールを収容可能であるとともに前記フィーダ支持部に支持されるカセット内ツールステーションと、
    前記実装機内ツールステーションと前記カセット内ツールステーションに収容されている作業ツールのうちの任意の作業ツールを保持して前記回路基板に前記電子部品を実装するヘッド部と、
    前記実装機内ツールステーションと前記カセット内ツールステーションの間で前記作業ツールを移動させる手段と、
    を備え、
    前記作業ツールを移動させる手段は、一対のツール保持部を備え、
    前記一対のツール保持部のうちの一方のツール保持部が、前記カセット内ツールステーションから前記実装機内ツールステーションに移動すべき追加の作業ツールを保持している状態において、前記一対のツール保持部のうちの他方のツール保持部が、前記実装機内ツールステーションから前記カセット内ツールステーションに移動すべき交換用の作業ツールを保持可能に構成されている、実装機。
  2. 前記カセット内ツールステーションが、前記フィーダ支持部に対して着脱可能である請求項1の実装機。
  3. 前記ヘッド部が、前記実装機内ツールステーションと前記カセット内ツールステーションの双方にアクセス可能な請求項1または2の実装機。
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