JP6522449B2 - 部品実装機 - Google Patents

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本明細書に開示する技術は、電子部品を回路基板に実装する部品実装機に関する。
特許文献1には、部品を基板に実装する部品実装機が開示されている。この部品実装機は、ノズルホルダと、ノズルホルダに支持されている複数の吸着ノズルと、吸着ノズルの側面を撮像するCCDカメラを備えている。吸着ノズルとCCDカメラの間にはプリズムが配置されている。吸着ノズルの側面からの光の光路はプリズムによって変更され、吸着ノズルの側面からの光がCCDカメラに導かれる。これにより、CCDカメラは吸着ノズルの側面を撮像することができる。
特開平2009−130014号公報
部品実装機では、一般的にサイズが異なる複数種類の電子部品を回路基板に実装する。このために、異なるパターンでノズル(吸着ノズル)が配置された複数種類のヘッド(ノズルホルダ)を交換可能に装備している。そして、回路基板に実装する電子部品の種類に応じて複数種類のヘッドから1つが選択され、そのヘッドを用いて電子部品を実装する。特許文献1の部品実装機においては、CCDカメラとプリズムの位置関係が固定であるため、撮像対象となるノズルの位置が大きく異なる場合、ノズルの側面画像を撮像することができない場合がある。
本明細書に開示する部品実装機は、電子部品を吸着するノズルを有する複数種類のヘッドを交換可能に装備し、複数種類のヘッドを用いて回路基板に電子部品を実装する。部品実装機は、ホルダと、第1の配置パターンで配置された第1ノズルを有する第1ヘッドと、第2の配置パターンで配置された第2ノズルを有する第2ヘッドと、ホルダに第1ヘッドを装備する第1の状態と、ホルダに第2ヘッドを装備する第2の状態とに切替える切替え装置と、ノズルの側面を撮像する撮像装置と、撮像装置によってノズルの側面を撮像するときに、ノズルの側面からの光の光路を撮像装置に向けて変更する光路変更手段と、切替え装置と光路変更手段を制御する制御装置と、を備えている。制御装置は、第1の配置パターン及び第2の配置パターンに関する情報を記憶する記憶部を備えており、制御装置は、切替え装置によって第1の状態としているときは、光路変更手段を第1の配置パターンに応じて第1の光路変更状態として、第1ノズルの側面を撮像装置により撮像可能な状態とする一方で、切替え装置によって第2の状態としたときは、光路変更手段を第2の配置パターンに応じて第2の光路変更状態として、第2ノズルの側面を撮像装置により撮像可能な状態とするように構成されている。
上記の部品実装機では、制御装置は、ホルダに第1ヘッドを装備する場合は光路変更手段を第1の光路変更状態とし、ホルダに第2ヘッドを装備する場合は光路変更手段を第2の光路変更状態とする。すなわち、ホルダに装備されるヘッドのノズル配置パターンに応じて、光路変更手段による光路変更状態が変化する。このため、第1ヘッドに配置されたノズルの側面と、第2ヘッドに配置されたノズルの側面を撮像することができる。
実施例1の部品実装機の構成を模式的に表す側面図である。 図1のII―IIにおける断面図であって、実施例1の部品実装機の構成を模式的に表す平面図である。 実施例1における側面撮像ユニットの構成を模式的に表す平面図であり、ホルダ18にヘッド20aが装備された状態(第1の状態)を示す。 実施例1における側面撮像ユニットの構成を模式的に表す平面図であり、ホルダ18にヘッド20bが装備された状態(第2の状態)を示す。 実施例1の部品実装機の制御系の構成を表すブロック図である。 実施例1のヘッド交換処理のフローチャートを示す図である。 実施例2の部品実装機の構成を模式的に表す平面図(図1のII−II断面に相当)である。 実施例2における側面撮像ユニットの構成を模式的に表す平面図であり、ホルダ18にヘッド20aが装備された状態(第1の状態)を示す。 実施例2における側面撮像ユニットの構成を模式的に表す平面図であり、ホルダ18にヘッド20bが装備された状態(第2の状態)を示す。 実施例2のヘッド交換処理のフローチャートを示す図である。
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記しておく。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。
(特徴1)光路変更手段は、ノズルの側面からの光の光路を撮像装置に向けて変更する光学部材を備えていてもよい。制御装置は、切替え装置によって第1の状態としているときは、撮像装置に対する光学部材の位置及び角度の少なくとも一方を第1の配置パターンに応じて変更することで、第1ノズルの側面を撮像装置により撮像可能な状態とする一方で、切替え装置によって第2の状態としたときは、撮像装置に対する光学部材の位置及び角度の少なくとも一方を第2の配置パターンに応じて変更することで、前記第2ノズルの側面を前記撮像装置により撮像可能な状態としてもよい。このような構成によると、第1の配置パターン及び第2の配置パターンのそれぞれに合わせて、光路部材の位置及び角度の少なくとも一方が調整される。これにより、撮像装置は、第1ノズル及び第2ノズルの側面を撮像することができる。
(特徴2)制御装置は、さらに、前記撮像装置の視野角(画角)を調整可能に構成されていてもよい。制御装置は、切替え装置によって第1の状態としたときは、第1の配置パターンに応じて撮像装置の視野角を調整して、第1ノズルの側面を撮像装置により撮像可能な状態とする一方で、切替え装置によって第2の状態としたときは、第2の配置パターンに応じて撮像装置の視野角を調整して、第2ノズルの側面を撮像装置により撮像可能な状態とするように構成されていてもよい。このような構成によると、撮像装置の視野角を調整することで、撮像装置が取得する側面画像のサイズを調整することができる。このため、制御装置は、ノズルの種類に応じて視野角を調整することで、側面画像内のノズルのサイズを適切なサイズに調整することができる。
(特徴3)光路変更手段は、第1の配置パターンに対応する第1の光路変更部材と、第2の配置パターンに対応する第2の光路変更部材を有していてもよい。制御装置は、切替え装置によって第1の状態としているときは、第1の光路変更部材を用いることで、第1ノズルの側面を撮像装置により撮像可能な状態とする一方で、切替え装置によって第2の状態としたときは、第2の光路変更部材を用いることで、第2ノズルの側面を撮像装置により撮像可能な状態としていてもよい。このような構成によると、光路変更手段は、第1の配置パターン及び第2の配置パターンのそれぞれに対応する光路変更部材を備えている。各配置パターンに応じた光路変更部材を用いることで、撮像装置の撮像領域を大きく変更することができ、ノズル配置パターンの大きな変更に対応することができる。
(特徴4)ヘッドは、軸線の周りに回動可能なロータリヘッドであってもよい。第1ヘッドには、複数の第1ノズルが、第1ヘッドの円周方向の第1〜第n番目の位置に位置決めされており、第2ヘッドには、複数の第2ノズルが、第2ヘッドの円周方向の第1〜第m番目の位置に位置決めされていてもよい。制御装置は、第1の状態のときは、第i番目の位置に位置決めされた第1ノズルを動作させて電子部品を吸着し、電子部品の吸着が完了したら、複数の第1ノズルの位置を順送りし、第2の状態のときは、第2ヘッドのj番目の位置に位置決めされた第2ノズルを動作させて電子部品を吸着し、電子部品の吸着が完了したら、前記複数の第2ノズルの位置を順送りするように構成されていてもよい。撮像装置は、第1の状態のときは、第i―1番目の位置、及び/又は、第i+1番目の位置に位置決めされた前記第1ノズルを撮像可能であり、第2の状態のときは、第j-1番目の位置、及び/又は、第j+1番目の位置に位置決めされた第2ノズルを撮像可能であってもよい。このような構成によると、撮像装置は、電子部品を吸着する第1ノズル又は第2ノズルのそれぞれに隣接する第1ノズルの側面又は第2ノズルの側面を撮像することができる。すなわち、電子部品を吸着する直前のノズルの側面画像と、電子部品を吸着した直後のノズルの側面画像を撮像することができる。
(特徴5)制御装置は、第1の状態のときは、第i番目の位置に位置決めされた第1ノズルに吸着された電子部品を回路基板に装着すると、複数の第1ノズルの位置を順送りし、第2の状態のときは、第2ヘッドのj番目の位置に位置決めされた第2ノズルに吸着された電子部品を回路基板に装着すると、複数の第2ノズルの位置を順送りするように構成されていてもよい。撮像装置は、第1の状態のときは、第i―1番目の位置、及び/又は、第i+1番目の位置に位置決めされた第1ノズルを撮像可能であり、第2の状態のときは、第j-1番目の位置、及び/又は、第j+1番目の位置に位置決めされた第2ノズルを撮像可能であってもよい。このような構成によると、撮像装置は、電子部品を装着する第1ノズル又は第2ノズルのそれぞれに隣接する第1ノズルの側面又は第2ノズルの側面を撮像することができる。すなわち、電子部品を装着する直前のノズルの側面画像と、電子部品を装着した直後のノズルの側面画像を撮像することができる。
以下、図1〜図5を用いて、実施例1に係る部品実装機10について説明する。部品実装機10は、回路基板2に電子部品4を実装する装置である。部品実装機10は、表面実装機やチップマウンタとも称される。通常、部品実装機10は、はんだ印刷機、他の部品実装機及び基板検査機と共に併設され、一連の実装ラインを構成する。
部品実装機10は、複数の部品フィーダ12と、フィーダ保持部14と、ヘッドユニット16と、側面撮像ユニット24と、ヘッドユニット16を移動させる移動装置30と、基板コンベア32と、操作パネル34と、ヘッド交換装置40と、ノズル交換装置50(図2に図示)と、制御装置70を備える。
各々の部品フィーダ12は、複数の電子部品4を収容している。部品フィーダ12は、フィーダ保持部14に着脱可能に取り付けられ、ヘッドユニット16へ電子部品4を供給する。部品フィーダ12の具体的な構成は特に限定されない。各々の部品フィーダ12は、例えば、巻テープ上に複数の電子部品4を収容するテープ式フィーダ、トレイ上に複数の電子部品4を収容するトレイ式フィーダ、又は、容器内に複数の電子部品4をランダムに収容するバルク式フィーダのいずれであってもよい。
移動装置30は、部品フィーダ12の上方と回路基板2の上方との間でヘッドユニット16を移動させる。本実施例の移動装置30は、移動ベース30aをX方向及びY方向に移動させるXYロボットである。移動装置30は、移動ベース30aを案内するガイドレールや、移動ベース30aをガイドレールに沿って移動させる移動機構や、その移動機構を駆動するモータ等によって構成されている。移動装置30は、部品フィーダ12及び回路基板2の上方に配置されている。移動ベース30aにヘッドユニット16が取付けられている。ヘッドユニット16は、移動装置30によって部品フィーダ12の上方から回路基板2の上方までの間を移動する。
ヘッドユニット16は、ホルダ18とヘッド20を備えている。ホルダ18は、移動ベース30aに取り付けられている。ホルダ18には、ヘッド20が着脱可能に取り付けられている。ヘッド20は、軸線CLの周りに回転可能なロータリヘッドであり、ホルダ18に収容されたモータ(図示省略)を駆動させることで、円周方向に回転する。ヘッド20には、複数のノズル22が着脱可能に取り付けられている。複数のノズル22は、ヘッド20の周方向に等間隔に配置されている。後述するように、ノズル22が配置される間隔は、ヘッド20の種類によって相違する。すなわち、ヘッド20の種類毎に、ノズル22の配置パターンが相違する。したがって、ヘッド20に取り付けられる複数のノズル22の配置パターンは、ヘッド20に取り付けられる複数のノズル22の位置情報によって規定される。複数のノズル22は、ヘッド20に収容されたアクチュエータ(図示省略)によって上下方向に昇降されると共に、また、電子部品4を吸着可能に構成されている。
側面撮像ユニット24は、ホルダ18に取り付けられている。側面撮像ユニット24は、光路変更手段26と側面撮像装置28を備えている。光路変更手段26は、ホルダ18に取り付けられている。光路変更手段26は、ノズル22の側面からの光を側面撮像装置28に導くように構成されている。側面撮像装置28は、光路変更手段26に取り付けられている。側面撮像装置28は、光路変更手段26によって導かれるノズル22の側面からの光を受光することで、ノズル22の側面画像を取得する。側面撮像装置28は、視野角を調整することができる。部品実装機10では、サイズの異なる複数のノズル22が使用される。側面撮像装置28の視野角を調整することで、側面画像内のノズル22のサイズを適切なサイズに調整することができる。
基板コンベア32は、回路基板2の部品実装機10への搬入、部品実装機10への位置決め、及び部品実装機10からの搬出を行う装置である。本実施例の基板コンベア32は、例えば、一対のベルトコンベアと、ベルトコンベアに取り付けられると共に回路基板2を下方から支持する支持装置(図示省略)と、ベルトコンベアを駆動する駆動装置により構成することができる。操作パネル34は、作業者の指示を受け付ける入力装置であると共に、作業者に対して各種の情報を表示する表示装置でもある。
ヘッド交換装置40は、フィーダ保持部14に支持され、ホルダ18に取付けられる複数のヘッド20を収容する。ヘッド交換装置40は、ヘッドホルダ42を備えている。ヘッドホルダ42には、種類の異なる複数のヘッド20が収容されている。複数のヘッド20は、種類毎に、当該ヘッド20に取り付けることのできるノズル22の本数及びノズル22のサイズが異なっている。実施例1では、12本のノズル22を取付けることのできるヘッド20を「第1ヘッド20a」とし、4本のノズル22を取付けることのできるヘッド20を「第2ヘッド20b」とする。また、ホルダ18に第1ヘッド20aが取付けられている状態を「第1の状態」とし、ホルダ18に第2ヘッド20bが取付けられている状態を「第2の状態」とする。
ノズル交換装置50は、フィーダ保持部14に支持され、ヘッド20a、20bに取付けられるノズル22を収容する。ノズル交換装置50は、ヘッド交換装置40に対して、X方向に間隔を空けて並んで配置されている。ノズル交換装置50は、ノズルホルダ52を備えている。ノズルホルダ52には、種類の異なる複数のノズル22が収容されている。複数のノズル22は、種類毎に、吸着可能な電子部品4のサイズが異なる。実施例1では、第1ヘッド20aに取付けることができるノズル22を「第1ノズル22a」とし、第2ヘッド20bに取付けることができるノズル22を「第2ノズル22b」とする。
図3を用いて、側面撮像ユニット24及びヘッド20の詳細について説明する。なお、図3は、ホルダ18に、第1ヘッド20aが取付けられている状態(第1の状態)を示している。第1の状態においては、複数の第1ノズル22aは、第1ヘッド20aの円周方向に等間隔で、第1番目〜第12番目の位置(位置A〜位置Lとする)に配置されている(第1の配置パターン)。本明細書では、第1ヘッド20aの円周方向の第1番目の位置を、第1ヘッド20aに設定された第1番目〜第12番目の位置の中で、X方向の最も負方向側に位置する位置Aとする。位置Aを基準にして、反時計回りに順に、第2番目〜第12番目の位置(位置B〜L)が設定される。第1ヘッド20aでは、第4番目の位置(図中の位置D)に位置決めされる第1ノズル22aを動作させて、後述する実装処理を実行する。
光路変更手段26は、第1ヘッド20aの円周方向の一部を除いて、その周囲を取り囲むように配置されている。光路変更手段26は、フレーム27、複数の光学部材60、62a〜62dを備えている。フレーム27は、第1フレーム27a、第2フレーム27b、第3フレーム27cで構成されている。第1フレーム27a、第2フレーム27b、第3フレーム27c、それぞれの上部及び下部で接続されている。フレーム27は、複数の開口部29a〜29cを有している。開口部29aは、第1フレーム27aと第2フレーム27bの間の開口部であり、開口部29bは、第2フレーム27bと第3フレーム27cの間の開口部であり、開口部29cは、第1フレーム27aと第3フレーム27cの間の開口部である。開口部29aには、側面撮像装置28の撮像部28aの一部が挿し込まれている。開口部29b、29cは解放されており、ノズル22の側面からの光が、開口部29b、29cを介してフレーム27の内部にアクセスが可能となっている。フレーム27の内部には、第1ミラー60と複数の第2ミラー62a、62b、62c、62dが設けられている。第1ミラー60は、撮像部28aと第1ヘッド20aの間に配置されている。第1ミラー60は、側面撮像装置28の光軸上に配置され、撮像部28aからの光をX方向(正側)とX方向(負側)に分岐させる。したがって、撮像部28aには、第1ミラー60を介して、X方向(正側)からの光とX方向(負側)からの光が導かれる。4つの第2ミラー62a、62b、62c、62dは、フレーム27の各コーナー部に配置されている。複数の第2ミラー62a、62b、62c、62dは、同じ構造を有している。このため、複数の第2ミラー62a、62b、62c、62dのいずれか1つを区別なく表す場合は、「第2ミラー62」と表記する。第2ミラー62には、モータ64(図5に図示)が取付けられている。モータ64を駆動することで、第2ミラー62の位置及び角度を調整することができる。複数の第2ミラー62a、62b、62c、62dは、それぞれ独立して動作することができる。
側面撮像装置28は、第1の状態において、第4番目(位置D)に位置する第1ノズル22aに隣接する第1ノズル22aを撮像する。具体的には、側面撮像装置28は、第3番目の位置(位置C)及び第5番目の位置(位置E)に位置決めされている第1ノズル22aを撮像する。第2ミラー62の位置及び角度は、位置C及び位置Eに位置する第1ノズル22aの側面からの光を、側面撮像装置28に導くように調整される。すなわち、第2ミラー62cの位置及び角度は、位置Cに位置する第1ノズル22aの側面からの光を、側面撮像装置28に導くように調整される。これにより、位置Cに位置する第1ノズル22aの側面からの光は、開口部29c、第2ミラー62c、第1ミラー60、開口部29aを通って、側面撮像装置28に導かれる(例えば、図3の光路L1)。また、第2ミラー62bの位置及び角度は、位置Eに位置する第1ノズル22aの側面からの光を、側面撮像装置28に導くように調整される。具体的には、位置Eに位置する第1ノズル22aの側面からの光は、開口部29b、第2ミラー62b、第1ミラー60及び開口部29aを通って、側面撮像装置28に導かれる(例えば、図3の光路L2)。第1の配置パターンに対応する光路変更手段26(第1ミラー60、第2ミラー62a、62b、62c、62d)の状態を、「第1の光路変更状態」とする。
図4を用いて、ホルダ18に、第2ヘッド20bが取付けられている状態(第2の状態)について説明する。第2の状態においては、複数の第2ノズル22bは、第2ヘッド20bの円周方向に等間隔で、第1番目〜第4番目の位置(位置a〜位置dとする)に配置されている(第2の配置パターン)。本明細書では、第2ヘッド20bの円周方向の第1番目の位置を、複数の第2ノズル22bの位置の中で、X方向の最も負方向側の位置aとする。位置aを基準にして、反時計回りに順に、第2番目〜第4番目の位置(位置b〜d)が設定される。第2ヘッド20bでは、第2番目の位置(位置b)に位置決めされる第2ノズル22bを動作させ、後述する実装処理を実行する。
側面撮像装置28は、第2の状態において、第2番目の位置(位置b)に位置決めされる第2ノズル22bに隣接する第2ノズル22bを撮像する。具体的には、側面撮像装置28は、第1番目の位置(位置a)及び第3番目の位置(位置c)に位置決めされている第2ノズル22bの側面を撮像する。第2ミラー62の位置及び角度は、位置a及び位置cに位置する第2ノズル22bの側面からの光を、側面撮像装置28に導くように調整される。すなわち、第2ミラー62c、62dの位置及び角度は、位置aに位置する第2ノズル22bの側面からの光を、側面撮像装置28に導くように調整される。具体的には、位置aに位置する第2ノズル22bの側面からの光は、開口部29c、第2ミラー62d、第2ミラー62c、第1ミラー60、開口部29aを通って、側面撮像装置28に導かれる(例えば、図4の光路L3)。また、第2ミラー62a、62dの位置及び角度は、位置cに位置する第2ノズル22bの側面からの光を、側面撮像装置28に導くように調整される。具体的には、位置cに位置する第2ノズル22bの側面からの光は、開口部29b、第2ミラー62a、第2ミラー62b、第1ミラー60、開口部29aを通って、側面撮像装置28に導かれる(例えば、図4の光路L4)。第2の配置パターンに対応する光路変更手段26(第1ミラー60、第2ミラー62a、62b、62c、62d)の状態を、「第2の光路変更状態」とする。
制御装置70は、CPU、ROM、RAMを備えたコンピュータを備えている。図5に示すように、制御装置70には、部品フィーダ12と、ヘッドユニット16と、光路変更手段26に搭載されているモータ64と、側面撮像装置28と、移動装置30と、操作パネル34と、切替え装置36が通信可能に接続されている。切替え装置36は、後述するヘッド交換処理中に、ヘッド20及びノズル22を自動交換する。制御装置70は、各部(12、16、28、30、32、34、36)を制御することで、電子部品4を回路基板2に実装する(実装処理)。また、制御装置70は、各部(16、28、30、32、36、64)を制御することで、ヘッド20を自動交換する(ヘッド交換処理)。
制御装置70には、記憶装置80が通信可能に接続されている。記憶装置80には、部品実装機10の動作を制御するための実装プログラムと、ヘッド20を自動交換するための交換プログラムと、複数のヘッド20に関する情報が記憶されている。複数のヘッド20に関する情報には、複数のヘッド20のそれぞれのノズル配置パターンが記憶されている。後述のヘッド交換処理においては、制御装置70は、記憶装置80に記憶されているノズル22の配置パターンに基づいて、光路変更手段26のモータ64を制御する。
部品実装機10の実装処理について説明する。ホルダ18に第1ヘッド20aが支持されている場合について説明する(図3の状態)。まず、制御装置70は、移動装置30を駆動して、ヘッドユニット16を部品フィーダ12の上方に移動させる。次いで、制御装置70は、第1ヘッド20aを駆動して、位置Dに位置する第1ノズル22aに部品を吸着させる(部品吸着処理)。次いで、制御装置70は、ホルダ18を動作させて、第1ヘッド20aを、反時計回りに回転させる(回転処理)。具体的には、制御装置70は、回転前に位置Cに位置していた第1ノズル22aが、位置Dに位置するように第1ヘッド20aを反時計回りに回転させる。部品吸着処理及び回転処理の間、制御装置70は、位置C及び位置Eに位置決めされている第1ノズル22aの側面撮像画像を取得する。制御装置70は、位置Eに位置する第1ノズル22aの側面画像により、第1ノズル22aが、電子部品4を正常に吸着することができたか否かを判断することができる。制御装置70は、全ての第1ノズル22aへの電子部品4の吸着が完了するまで、部品吸着処理及び回転処理を繰り返し実行する。
次いで、制御装置70は、移動装置30を駆動して、ヘッドユニット16を回路基板2の上方に移動させる。次いで、制御装置70は、第1ヘッド20aを駆動して、第1ノズル22aが吸着している電子部品4を回路基板2に実装する(部品実装処理)。次いで、制御装置70は、ホルダ18を動作させて、第1ヘッド20aを、反時計回りに回転させる(回転処理)。部品実装処理及び回転処理の間、制御装置70は、位置C及び位置Eに位置決めされている第1ノズル22aの側面撮像画像を取得する。制御装置70は、位置Cに位置する第1ノズル22aの側面画像により、第1ノズル22aへの電子部品4の吸着状態が正常か否か判断する。また、制御装置70は、位置Eに位置する第1ノズル22aの側面画像により、回路基板2への電子部品4の実装が正常に完了したか否かを判断できる。制御装置70は、全ての第1ノズル22aの電子部品4の回路基板2への実装が完了するまで、部品実装処理及び回転処理を繰り返し実行する。
次に、図6を用いて、ヘッド交換処理について説明する。ヘッド交換処理は、回路基板2に実装する電子部品4のサイズを変更したい場合などに実行される処理である。なお、実施例1においては、切替え装置36により第1ヘッド20aを第2ヘッド20bに変更する場合について説明する。この場合、ヘッド交換処理開始時の光路変更手段26の構成は、第1の光路変更状態である(図3参照)。
まず、ステップS12において、制御装置70は、移動装置30を駆動して、ヘッドユニット16を、ヘッドホルダ42の上方に移動させる。次いで、ステップS14において、制御装置70は、切替え装置36を駆動して、ホルダ18に取り付けられているヘッド20を交換する。具体的には、制御装置70は、ホルダ18に取り付けられている第1ヘッド20aを、ヘッドホルダ42に収容されている第2ヘッド20bに交換する。このとき、光路変更手段26は、第1の光路変更状態である。すなわち、光路変更手段26の光路変更状態は、第2ヘッド20bの第2の配置パターンには対応していない。このため、側面撮像装置28は、第2ヘッド20bの位置a及び位置cに位置する第2ノズル22bの側面を撮像することができない。
次いで、ステップS16において、制御装置70は、第2ミラー62のそれぞれに取り付けられているモータ64を駆動して、第2ミラー62の位置及び角度の少なくとも一方を調整する。すなわち、記憶装置80には、第2ヘッド20bの第2の配置パターンに基づいて設定されたモータ64の第2駆動データ(第2の配置パターンに関する情報の一例)が記憶されている。制御装置70は、記憶装置80に記憶されている第2駆動データに基づいて、第2ミラー62の位置及び角度の少なくとも一方を調整する。具体的には、制御装置70は、第2ミラー62cの位置及び角度と第2ミラー62dの角度を、位置aに位置する第2ノズル22bの側面からの光が、開口部29c、第2ミラー62d、第2ミラー62c、第1ミラー60、開口部29aを通って、側面撮像装置28に導かれるように調整する(図4に示す状態)。また、制御装置70は、第2ミラー62aの角度と第2ミラー62bの位置及び角度を、位置cに位置する第2ノズル22bの側面からの光が、開口部29b、第2ミラー62a、第2ミラー62b、第1ミラー60、開口部29aを通って、側面撮像装置28に導かれるように調整する(図4に示す状態)。これにより、光路変更手段26は、第2の光路変更状態となる。この結果、側面撮像装置28は、位置a及び位置cに位置する第2ノズル22bの側面を、同時に撮像することができる。
次いで、ステップS18において、制御装置70は、側面撮像装置28の視野角を調整する。交換処理開始時、側面撮像装置28の視野角は、第1ノズル22aに対応している。第2ノズル22bのサイズは、第1ノズル22aのサイズと異なる。このため、制御装置70は、側面撮像装置28の視野角を調整することで、撮像される側面撮像画像内の第2ノズル22bのサイズが適切な大きさとなるように調整する。なお、ステップS16、S18の処理は並行して実行されてもよい。なお、第2ヘッド20bを第1ヘッド20aに変更する場合は、上述した手順と同様に行われる。この際、記憶装置80には、第1ヘッド20aの第1の配置パターンに基づいて設定されたモータ64の第1駆動データ(第1の配置パターンに関する情報の一例)が記憶されている。このため、制御装置70は、記憶装置80に記憶されている第1駆動データに基づいて第2ミラー62の位置及び角度を調整することで、位置C及び位置Eに位置する第1ノズル22aの側面を、同時に撮像することができる。
上記の説明から明らかなように、本実施例の部品実装機10では、制御装置70は、ホルダ18に装備されるヘッド20a又は20bの種類に応じて、第2ミラー62の位置及び角度の少なくとも一方を調整する。すなわち、切替え装置36によりヘッド20が自動交換されたときは、交換後のヘッド20のノズル22の配置パターンに対応する光路変更状態に、光路変更手段26(詳細には、第2ミラー62の位置及び角度)が変更される。これにより、側面撮像装置28は、ヘッド交換前後のいずれにおいても、実装ノズルに隣接するノズル22の側面画像を撮像することができる。実装ノズルに隣接するノズル22の側面画像を撮像することで、制御装置70は、実装処理を適切に実行することができる。
図7〜図9を用いて、実施例2について説明する。なお、実施例間で共通する構成については、同じ符号を付して説明を省略する。実施例2では、光路変更手段126がホルダ18に対して着脱可能に取り付けられている。実施例2の部品実装機10では、ヘッド交換装置40とノズル交換装置50の間に、光路変更手段交換装置130が設けられている。光路変更手段交換装置130は、光路変更手段ホルダ132を備えている。光路変更手段ホルダ132には、第1ヘッド20aに対する第1光路変更手段126aと、第2ヘッド20bに対応する第2光路変更手段126bが載置されている。
図8を用いて、ホルダ18に、第1ヘッド20aが取付けられている状態(第1の状態)について説明する。第1の状態においては、第1ヘッド20aには、第1光路変更手段126aが取付けられる。第1光路変更手段126aは、フレーム127、複数の光学部材60、162a、162bを備えている。フレーム127は、第1フレーム127a、第2フレーム127b、第3フレーム127cで構成されている。第1フレーム127a、第2フレーム127b、第3フレーム127cは、それぞれの上部及び下部で接続されている。フレーム127は、複数の開口部129a〜129cを有している。開口部129aは、第1フレーム127aと第2フレーム127bの間の開口部であり、開口部129bは、第2フレーム127bと第3フレーム127cの間の開口部であり、開口部129cは、第1フレーム27aと第3フレーム127cの間の開口部である。開口部129aには、側面撮像装置28の撮像部28aの一部が挿し込まれている。開口部129b、129cは解放されており、ノズル22の側面からの光が、開口部129b、129cを介してフレーム127の内部にアクセスが可能となっている。フレーム127の内部には、第1ミラー60と、複数の第2ミラー162a、162bが設けられている。第2ミラー162aの位置及び角度は、位置Eに位置する第1ノズル22aの側面からの光が、開口部129b、第2ミラー162a、第1ミラー60、開口部129aを通って、側面撮像装置28に導かれるように設定されている(例えば、図8の光路L6)。また、第2ミラー162bの位置及び角度は、位置Cに位置する第1ノズル22aの側面からの光が、開口部129c、第2ミラー162b、第1ミラー60、開口部129aを通って、側面撮像装置28に導かれるように設定されている(例えば、図8の光路L5)。なお、第1ミラー60と、複数の第2ミラー162a、162bを総称して、第1の光路変更部材140aとする。
図9は、ホルダ18に、第2ヘッド20bが取付けられている状態(第2の状態)について説明する。第2の状態においては、第2ヘッド20bには、第2光路変更手段126bが取付けられる。第2光路変更手段126bは、フレーム127、複数の光学部材60、162c〜162fを備えている。フレーム127の内部には、第1ミラー60と、複数の第2ミラー162c〜162fが設けられている。第2ミラー162c、162dの位置及び角度は、位置cに位置する第2ノズル22bの側面からの光が、開口部129b、第2ミラー162c、162d、第1ミラー160、開口部129aを通って、側面撮像装置28に導かれるように設定されている(例えば、図9の光路L8)。また、第2ミラー162e、162fの位置及び角度は、位置aに位置する第2ノズル22bの側面からの光が、開口部129c、第2ミラー162f、第2ミラー162e、第1ミラー160、開口部129aを通って、側面撮像装置28に導かれるように設定されている(例えば、図9の光路L7)。なお、第1ミラー60と、複数の第2ミラー162c〜162fを総称して、第2の光路変更部材140bとする。
図10を用いて、実施例2のヘッド交換処理について説明する。なお、実施例2においては、切替え装置36により第1ヘッド20aを第2ヘッド20bに変更する場合について説明する。この場合、ヘッド交換処理開始時は、第1光路変更手段126aが取付けられている(図9)。
まず、ステップS112において、制御装置70は、移動装置30を駆動して、ヘッドユニット16を、ヘッドホルダ42の上方に移動させる。次いで、ステップS114において、制御装置70は、切替え装置36を駆動して、ホルダ18に取り付けられている第1ヘッド20aを、ヘッドホルダ42に収容されている第2ヘッド20bに交換する。
次いで、ステップS116において、制御装置70は、移動装置30を駆動して、ヘッドユニット16を、光路変更手段ホルダ132の上方に移動させる。次いで、ステップS118において、制御装置70は、切替え装置36を駆動して、ホルダ18に取り付けられている光路変更手段126を交換する。具体的には、制御装置70は、第1光路変更手段126aを、第2の配置パターンに対応する第2光路変更手段126bに変更する(図10)。すなわち、記憶装置80には、第2ヘッド20bに対応する光路変更手段が、第2光路変更手段126bであることが記憶されている。これにより、第2ヘッド20bの位置a及び位置cに位置する第2ノズル22bの側面からの光が、側面撮像装置28に導かれる。すなわち、側面撮像装置28は、第2ヘッド20bの位置a及び位置cに位置する第2ノズル22bの側面画像を取得することができる。次いで、ステップS120において、制御装置70は、側面撮像装置28の視野角を調整する。これにより、側面画像を適切な大きさに調整することができる。
上述の説明から明らかなように、実施例2の部品実装機110では、制御装置70は、ホルダ18に装備されるヘッド20a又は20bの種類に応じて、光路変更手段126の種類を変更することができる。すなわち、切替え装置36によりヘッド20が自動交換されたときは、交換後のヘッド20のノズル22の配置パターンに対応する種類の光路変更手段126に変更される。これにより、側面撮像装置28は、ヘッド交換前後のいずれにおいても、実装ノズルに隣接するノズル22の側面画像を撮像することができる。実装ノズルに隣接するノズル22の側面画像を撮像することで、制御装置70は、実装処理を適切に実行することができる。
以上、本明細書に開示の技術に係る実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
上記の各実施例では、光路変更手段26は、ホルダ18に取り付けられている。しかしながら、光路変更手段26は、ホルダ18以外、例えば、移動ベース30aに取り付けられていてもよい。
上記の各実施例では、複数のノズル22は、円周上に配置されている。しかしながら、複数のノズル22は、1つの直線上に配置されていてもよいし、複数の直線上に配置されていてもよい。また、複数のノズル22が配置される複数の直線は、互いに平行であってもよい。
上記の各実施例では、ヘッドホルダ42に収容されるヘッド20の種類は2種類である。しかしながら、ヘッドホルダ42に収容されるヘッド20の種類は、3種類以上であってもよい。
2:回路基板
4:電子部品
10、110:部品実装機
12:部品フィーダ
14:フィーダ保持部
16:ヘッドユニット
18:ホルダ
20:ヘッド
22:ノズル
24:側面撮像ユニット
26、126:光路変更手段
29a、29b、29c、129a、129b、129c:開口部
27、127:フレーム
28:側面撮像装置
28a:撮像部
30:移動装置
30a:移動ベース
32:基板コンベア
34:操作パネル
36:切替え装置
40:ヘッド交換装置
42:ヘッドホルダ
50:ノズル交換装置
52:ノズルホルダ
60、160:第1ミラー
62、162:第2ミラー
64:モータ
70:制御装置
80:記憶装置
110:部品実装機
130:光路変更手段交換装置
132:光路変更手段ホルダ
140:光路変更部材
L1〜L8:光路

Claims (6)

  1. 電子部品を吸着するノズルを有する複数種類のヘッドを交換可能に装備し、複数種類のヘッドを用いて回路基板に電子部品を実装する部品実装機であって、
    ホルダと、
    第1の配置パターンで配置された第1ノズルを有する第1ヘッドと、
    第2の配置パターンで配置された第2ノズルを有する第2ヘッドと、
    前記ホルダに前記第1ヘッドを装備する第1の状態と、前記ホルダに前記第2ヘッドを装備する第2の状態とに切替える切替え装置と、
    前記ノズルの側面を撮像する撮像装置と、
    前記撮像装置によって前記ノズルの側面を撮像するときに、前記ノズルの側面からの光の光路を前記撮像装置に向けて変更する光路変更手段と、
    前記切替え装置と前記光路変更手段を制御する制御装置と、を備えており、
    前記制御装置は、前記第1の配置パターン及び前記第2の配置パターンに関する情報を記憶する記憶部を備えており、
    前記制御装置は、前記切替え装置によって前記第1の状態としているときは、前記光路変更手段を前記第1の配置パターンに応じて第1の光路変更状態として、前記第1ノズルの側面を前記撮像装置により撮像可能な状態とする一方で、前記切替え装置によって前記第2の状態としたときは、前記光路変更手段を前記第2の配置パターンに応じて第2の光路変更状態として、前記第2ノズルの側面を前記撮像装置により撮像可能な状態とするように構成されている部品実装機。
  2. 前記光路変更手段は、前記ノズルの側面からの光の光路を前記撮像装置に向けて変更する光学部材を備えており、
    前記制御装置は、前記切替え装置によって前記第1の状態としているときは、前記撮像装置に対する前記光学部材の位置及び角度の少なくとも一方を前記第1の配置パターンに応じて変更することで、前記第1ノズルの側面を前記撮像装置により撮像可能な状態とする一方で、前記切替え装置によって前記第2の状態としたときは、前記撮像装置に対する前記光学部材の位置及び角度の少なくとも一方を前記第2の配置パターンに応じて変更することで、前記第2ノズルの側面を前記撮像装置により撮像可能な状態とする請求項1に記載の部品実装機。
  3. 前記制御装置は、さらに、前記撮像装置の視野角を調整可能に構成されており、
    前記制御装置は、前記切替え装置によって前記第1の状態としたときは、前記第1の配置パターンに応じて前記撮像装置の視野角を調整して、前記第1ノズルの側面を前記撮像装置により撮像可能な状態とする一方で、前記切替え装置によって前記第2の状態としたときは、前記第2の配置パターンに応じて前記撮像装置の視野角を調整して、前記第2ノズルの側面を前記撮像装置により撮像可能な状態とするように構成されている請求項1又は2に記載の部品実装機。
  4. 前記光路変更手段は、前記第1の配置パターンに対応する第1の光路変更部材と、前記第2の配置パターンに対応する第2の光路変更部材を有しており、
    前記制御装置は、前記切替え装置によって前記第1の状態としているときは、前記第1の光路変更部材を用いることで、前記第1ノズルの側面を前記撮像装置により撮像可能な状態とする一方で、前記切替え装置によって前記第2の状態としたときは、前記第2の光路変更部材を用いることで、前記第2ノズルの側面を前記撮像装置により撮像可能な状態とするように構成されている、請求項1に記載の部品実装機。
  5. 前記ヘッドは、軸線の周りに回動可能なロータリヘッドであり、
    前記第1ヘッドには、複数の前記第1ノズルが、前記第1ヘッドの円周方向の第1〜第n番目の位置に位置決めされており、
    前記第2ヘッドには、複数の前記第2ノズルが、前記第2ヘッドの円周方向の第1〜第m番目の位置に位置決めされており、
    前記制御装置は、前記第1の状態のときは、第i番目の位置に位置決めされた前記第1ノズルを動作させて前記電子部品を吸着し、前記電子部品の吸着が完了したら、前記複数の第1ノズルの位置を順送りし、前記第2の状態のときは、前記第2ヘッドのj番目の位置に位置決めされた前記第2ノズルを動作させて前記電子部品を吸着し、前記電子部品の吸着が完了したら、前記複数の第2ノズルの位置を順送りするように構成されており、
    前記撮像装置は、前記第1の状態のときは、第i―1番目の位置、及び/又は、第i+1番目の位置に位置決めされた前記第1ノズルを撮像可能であり、前記第2の状態のときは、第j-1番目の位置、及び/又は、第j+1番目の位置に位置決めされた前記第2ノズルを撮像可能である、請求項1から4のいずれか一項に記載の部品実装機。
  6. 前記制御装置は、前記第1の状態のときは、第i番目の位置に位置決めされた前記第1ノズルに吸着された前記電子部品を前記回路基板に装着すると、前記複数の第1ノズルの位置を順送りし、前記第2の状態のときは、前記第2ヘッドのj番目の位置に位置決めされた前記第2ノズルに吸着された前記電子部品を前記回路基板に装着すると、前記複数の第2ノズルの位置を順送りするように構成されており、
    前記撮像装置は、前記第1の状態のときは、第i―1番目の位置、及び/又は、第i+1番目の位置に位置決めされた前記第1ノズルを撮像可能であり、前記第2の状態のときは、第j-1番目の位置、及び/又は、第j+1番目の位置に位置決めされた前記第2ノズルを撮像可能である、請求項5に記載の部品実装機。
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