JPWO2015011903A1 - ラウドスピーカ用振動板と、その振動板を用いたラウドスピーカ、および電子機器と、移動体装置 - Google Patents

ラウドスピーカ用振動板と、その振動板を用いたラウドスピーカ、および電子機器と、移動体装置 Download PDF

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Abstract

ラウドスピーカ用振動板は天然繊維を含む基材層と、セルロースナノファイバによって構成されたコーティング層とを含んでいる。コーティング層は、基材層の少なくとも片面上に形成される。セルロースナノファイバの弾性率は、基材層の弾性率より大きく、かつセルロースナノファイバの内部損失は、基材層の内部損失より小さい。

Description

本発明は、ナノファイバを含むコーティング層を有するラウドスピーカ用振動板と、その振動板を用いたラウドスピーカ、および電子機器と移動体装置に関する。
従来のラウドスピーカ用振動板は、基材層と、コーティング層とを含んでいる。なお、基材層は、たとえば天然繊維を抄紙することによって製作される。たとえば、天然繊維としては、木材系のパルプを用いることができる。
コーティング層は、基材層の一方の面に形成されている。なお、コーティング層は、バクテリアセルロースを含んでいる。バクテリアセルロースは、バクテリアを用いた発酵法によって生産されている。なお、セルロースを生成するバクテリアとしては、たとえば、ディプロディア・ナタレンシスや、アクチノムコール・エレガンス、リゾプス・オリゴスポラスなどが挙げられる。
そして、コーティング層は、バクテリアセルロースを含む分散液を基材層に塗布し、乾燥することによって形成されている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開平5−7393号公報
本発明のラウドスピーカ用振動板は、天然繊維を含む基材層と、セルロースナノファイバによって構成されたコーティング層とを有する。コーティング層は、基材層の少なくとも片面上に形成される。セルロースナノファイバの弾性率は、基材層の弾性率より大きく、かつセルロースナノファイバの内部損失は、基材層の内部損失より小さい。
以上のように本発明のラウドスピーカ用振動板は、弾性を高く、かつ内部損失が小さくなることを抑制できる。さらに、本発明のラウドスピーカ用振動板は、基材層とコーティング層との密着力を大きくできる。その結果、振動板に結合されたボイスコイルの振動は、振動板へ良好に伝達される。
図1Aは本発明の実施の形態によるラウドスピーカ用振動板の断面を走査型電子顕微鏡(SEM)により観察した画像を示す図である。 図1Bは図1Aの一部を示す模式図である。 図2は本発明の実施の形態によるラウドスピーカ用振動板の音速特性を表す図である。 図3は本発明の実施の形態によるラウドスピーカ用振動板の内部損失を表す図である。 図4は本発明の実施の形態による他のラウドスピーカ用振動板の断面図である。 図5は本発明の実施の形態によるラウドスピーカの断面図である。 図6は本発明の実施の形態による電子機器の概念図である。 図7は本発明の実施の形態による移動体装置の概念図である。
本発明の実施の形態の説明に先立ち、従来のラウドスピーカ用振動板における課題を説明する。
ラウドスピーカ用振動板に使用する材料は、弾性率と、内部損失が大きいことが好ましい。したがって、従来の振動板に使用したバクテリアセルロースは、弾性率と内部損失がともに基材層の材料よりも大きい。
しかしながら、弾性率と内部損失がともに基材層の材料よりも大きいバクテリアセルロースは、流通量も少ない。したがって、従来のバクテリアセルロースは、安定的な供給に不安が伴う。また、従来のバクテリアセルロースは、価格も高い。その結果、従来のバクテリアセルロースは、振動板としての特性は良いが、商業的に使用できる材料ではない。
そこで本発明は、この問題を解決したもので、弾性を高めつつ、内部損失の低下を抑制した低価格なラウドスピーカ用振動板を提供する。
以下、本実施の形態によるラウドスピーカ用振動板について図面を用いて説明する。図1A,図1Bは、それぞれ本実施の形態によるラウドスピーカ用振動板11(以下、振動板11)の断面を拡大したSEM観察画像と、その一部を示す模式図である。なお、SEM観察画像によって、振動板11の厚さ方向の全体を観察する場合には、SEM観察画像の倍率は、100倍程度であることが好ましい。また、SEM画像によって、コーティング層13を観察する場合には、SEM観察画像の倍率は、300倍程度であることが好ましい。
振動板11は、基材層12とコーティング層13とを有している。基材層12は、天然繊維22を含んでいる。なお、基材層12を構成する物質の中で占める割合が最も高い主成分は、天然繊維22である。基材層12に使用された天然繊維22は、セルロースを含む。天然繊維22としては、たとえば、木材パルプや非木材パルプなどを用いることができる。あるいは、木材パルプと非木材パルプを組合せて使用してもかまわない。なお、基材層12に非木材パルプを使用する場合、竹繊維を用いることが好ましい。竹は、育成期間が短いので、森林資源の枯渇を抑制できる。したがって、振動板11は、地球環境の破壊の抑制に貢献できる。
コーティング層13は、基材層12の少なくとも片面上に形成されている。コーティング層13を構成する物質の中で占める割合が最も高い主成分は、セルロースナノファイバ23である。セルロースナノファイバ23は、セルロースを含んだナノレベルの繊維である。このように基材層12とコーティング層13はともにセルロースを含んでいるので、セルロース同士の水素結合と、絡み合いによるアンカー効果によって、基材層12とコーティング層13は強固に密着する。なお、セルロースナノファイバ23の繊維径は、約5nm以上、かつ約200nm以下の範囲であることが好ましい。なお、上記繊維径は、SEMによって観察した値である。
ただし、セルロースナノファイバ23は、天然繊維22の弾性率、すなわち基材層12の弾性率よりも大きな弾性率を有する。さらに、セルロースナノファイバ23は、天然繊維22の内部損失、すなわち基材層12の内部損失よりも小さな内部損失を有する。すなわち、コーティング層13の弾性率は、基材層12の弾性率よりも大きい。また、コーティング層13の内部損失は、基材層12の内部損失よりも小さい。
セルロースナノファイバの弾性率は高いので、コーティング層13の厚みが薄くとも、コーティング層13の剛性は高くできる。したがって、コーティング層13の厚みを薄くできる。その結果、コーティング層13によって、振動板11の内部損失が低下することを抑制できる。
また、振動板11は、比較的安いセルロースナノファイバを使用して提供される。したがって、振動板11は、弾性が高く、かつ内部損失が大きく、低価格である。
なお、コーティング層13は、振動板11をラウドスピーカに組み込んだ場合にラウドスピーカの磁気回路が配置される反対面となる、基材層12の前面側に形成することが好ましい。この構成により、基材層12の前面側にコーティング層13が形成されているので、振動板11の前面は、光沢がある。したがって、振動板11の前面に、たとえばラミネートフィルムなどの貼り付けを行なわずとも、振動板11の前面は、非常に美しい。その結果、振動板11は、ラミネートフィルムを貼り付けた場合に比べて、軽く、かつ音速が大きい。
さらに、コーティング層13中のセルロースナノファイバ23の密度は非常に高い。すなわち、コーティング層13において、セルロースナノファイバ23同士の間の隙間は非常に小さい。この構成により、コーティング層13は、水滴などが基材層12へしみ込むことを抑制する。したがって、振動板11に防水処理を施すことは不要になる。もちろん、振動板11に防水処理を施してもかまわない。この場合、振動板11の防水膜の厚みを抑制できる。その結果、振動板11は、一般的に防水処理を施した場合に比べて、軽く、かつ音速が大きい。
コーティング層13を形成する位置は、基材層12の前面側に限られない。たとえば、コーティング層13は、基材層12の後面側に形成してもかまわない。さらに、コーティング層13は、基材層12の前面側と後面側の双方に形成してもかまわない。しかしながら、少なくとも基材層12の前面側に配置することで上述の防水効果を奏する。
以下、振動板11についてさらに詳しく説明する。図2は振動板11の音速特性を表す図である。図3は、振動板11の内部損失を表す図である。図2、図3の横軸は、振動板11の総厚みに対する、コーティング層13の厚みの比率である。一方、図2の縦軸は、振動板11の音速の値である。また、図3の縦軸は、振動板11の内部損失の値である。なお、振動板11の総厚みや、コーティング層13の厚みは、SEM像を観察することによって測定している。なお、振動板11の総厚みは、SEMの倍率を100倍にして測定している。一方、コーティング層13の厚みは、SEMの倍率を300倍にして測定している。
図2に示すように、コーティング層13の厚みが、振動板11の総厚さに対して2%以上で、振動板11の音速の増加は、急激に小さくなる。さらに、コーティング層13の厚みが、振動板11の総厚さに対し3.5%以上で、振動板11の音速の増加は、ほぼ飽和し、安定する。なお、前述の数値3.5%に相当する振動板11の総厚さに対するコーティング層13の厚みの実測データはないが、前述の数値3.5%は図2に示す他の実測データから導き出されるものである。
一方、図3に示すように、コーティング層13の厚みが、振動板11の総厚さに対して8%以下で、振動板11の内部損失の低下は小さい。特に、コーティング層13の厚みが、振動板11の総厚さに対して6%以下で、振動板11の内部損失の変化は非常に小さい。したがって、コーティング層13の厚みは、振動板11の厚さに対して2%以上、かつ8%以下であることが好ましい。この構成により、振動板11の弾性率と音速を大きくでき、かつ振動板11の内部損失の低下を抑制できる。なお、本実施の形態では、コーティング層13は、厚みの比によって規定したが、これに限られない。たとえば、振動板11の総重量に対するコーティング層13の重量比で規定することもできる。この場合、コーティング層13の重量は、振動板11の総重量に対して4重量%以上、かつ8重量%以下とすることが好ましい。あるいはコーティング層13は、それ以外に比重値や、面密度などによって規定しても良い。これらは、いずれも、上記厚み比や重量比の値から、比重や面密度などの範囲を算出できる。
なお、コーティング層13の厚みは、振動板11の厚さに対して3.5%以上、かつ6%以下であることがさらに好ましい。この構成により、振動板11の弾性率と音速をさらに大きくでき、かつ振動板11の内部損失の低下をさらに抑制できる。
この場合、セルロースナノファイバ23の内部損失は、天然繊維22の内部損失の70%以上であることが好ましい。この構成により、セルロースナノファイバ23の内部損失が、天然繊維22の内部損失よりも小さくても、振動板11の内部損失が小さくなることを抑制できる。
たとえばナタデココ粉や、ナノレベルまで微細化された竹のナノ繊維などがセルロースナノファイバ23として用いられることが好ましい。以下の表1はナタデココ粉と、竹のナノ繊維、および一般的な木材系天然パルプの弾性率と内部損失の値を示している。
ナタデココ粉は、バイオセルロースによるナノファイバである。ナタデココ粉は、たとえばゲル状のナタデココを乾燥、粉砕することによって容易に得ることができる。ナタデココは、食用としても使用されており、入手が容易である。したがって、ナタデココ粉は、たとえば1円/g程度で入手できる。それに対し、内部損失が高いバクテリアセルロースの価格は、ナタデココ粉のセルロースナノファイバに比べて、約5倍から10倍の価格である。このように、ナタデココ粉のセルロースナノファイバは、他のバクテリアセルロースに比べて、価格が非常に安い。
また、ナノレベルまで微細化された竹繊維の原料である竹は、世界的に生息しており、また成長が非常に早い。したがって、竹繊維もまた、入手が容易である。さらに、竹繊維をナノレベルまで微細化する工程は、既存の竹繊維をミクロフィブリル化する工程のほとんどを転用できる。したがって、新たな設備の導入は抑制される。また、セルロースナノファイバ23は、バクテリアセルロースと異なり、菌などの培養が不要である。したがって、セルロースナノファイバ23は、バクテリアセルロースに比べて、ナノレベルまで微細化された竹繊維の生産性は非常に高い。その結果、ナノレベルまで微細化された竹繊維は、バクテリアセルロースに比べて、非常に安価である。
次に振動板11を製造する方法について説明する。基材層12は、抄紙によって成形されている。基材層12は、叩解された天然繊維22と水との混合物を網上に堆積させて作製する。その後、セルロースナノファイバ23が基材層12を構成する堆積物に塗布される。なお、セルロースナノファイバ23は、あらかじめ水と混合されている。その後、堆積物とセルロースナノファイバ23は、吸引などによって脱水される。その後、脱水した天然繊維とセルロースナノファイバ23の積層体は、加熱・プレスすることによって乾燥・成形される。そして、以上の工程により、基材層12の上にコーティング層13が形成された振動板11が完成する。
この場合、セルロースナノファイバ23は、堆積物がウエットな状態で塗布される。したがって、セルロースナノファイバ23のセルロースと天然繊維22のセルロースとの水素結合を大きくできる。したがって、振動板11の弾性率を大きくできる。
なお、コーティング層13は、脱水していない堆積物へセルロースナノファイバ23を塗布することによって形成しているが、これに限られない。たとえば、コーティング層13は、脱水した堆積物へセルロースナノファイバ23を分散した液を塗布してもかまわない。この場合、堆積物は、脱水されただけであるので、水分を含んでいる。したがって、この場合も、セルロースナノファイバのセルロースと天然繊維のセルロースとの水素結合を大きくできる。
あるいは、基材層12は、堆積物のみを脱水し、この脱水した堆積物のみをあらかじめ加熱・プレスして成形してもかまわない。この場合、セルロースナノファイバ23は、乾燥・成形が完了した基材層12へ塗布される。そしてその後で、塗布されたセルロースナノファイバ23は乾燥される。この場合、基材層12は、乾燥しているので、基材層12の破損などが生じにくく、生産性は良い。
図4は、本発明の実施の形態における他の振動板11Aの断面図である。コーティング層13は、第1コーティング部13Aと第2コーティング部13Bとを含んでいる。第2コーティング部13Bは、第1コーティング部13Aよりも厚い。そして、第2コーティング部13Bは、振動板11Aで分割共振が生じる箇所に形成することが好ましい。その結果、第2コーティング部13Bでは、振動板11Aの強度が大きくなるので、分割共振の発生を抑制できる。したがって、振動板11Aの音圧周波数特性に、ピークやディップが発生することを抑制できる。
図5は、本実施の形態におけるラウドスピーカ51の断面図である。ラウドスピーカ51は、フレーム52、磁気ギャップ53Aを含む磁気回路53、ボイスコイル54、および振動板11を含んでいる。磁気回路53は、フレーム52の中央部の背面側に結合されてフレーム52に固定されている。振動板11の外周部は、フレーム52の外周部に連結されている。なお、振動板11の外周部とフレームの外周部とは、エッジを介して連結してもかまわない。ボイスコイル54は、ボビンを含んでおり、振動板11の中央部に結合された第1端と、磁気ギャップ53Aへ挿入された第2端とを有している。
上述のように、振動板11の弾性や音速が大きいので、ラウドスピーカ51が、再生できる周波数範囲は広く、音圧レベルも大きい。また、振動板11の内部損失の低下が抑制されているので、ラウドスピーカ51は、ピークやディップの発生が抑制された音圧周波数特性になる。さらに、振動板11の価格は安いので、ラウドスピーカ51も安い。
なお、ボイスコイル54の第1端が結合される振動板11の中央部を含む内周部に、コーティング層13が形成されることが好ましい。この構成により、セルロース同士の水素結合と、絡み合いによるアンカー効果によって、ボイスコイル54を結合する箇所で、基材層12とコーティング層13との密着性は大きい。したがって、ボイスコイル54の振動は、振動板11へ良好に伝達される。その結果、ラウドスピーカ51から出力される音圧は大きくなる。
また、振動板11に第2コーティング部13Bを形成した場合、ボイスコイル54の第1端は、第2コーティング部13Bに結合されることが好ましい。なお、ボイスコイル54の第1端は、第2コーティング部13Bに結合する構成に限られず、第2コーティング部13Bを形成した範囲において、第2コーティング部13Bを形成した面と反対面(基材層12)に結合しても良い。振動板11に第2コーティング部13Bが形成されることでボイスコイル54の第1端が結合される振動板11の厚みが厚くなることにより、振動板11とボイスコイル54との結合部分の強度が大きくなる。したがって、ボイスコイル54の振動は、振動板11へ良好に伝達される。その結果、ラウドスピーカ51から出力される音圧は大きくなる。さらに、コーティング層13は、振動板11の前面側に形成することが好ましい。この構成により、ラウドスピーカ51の外観は美しい。
なお、振動板11に代えて振動板11Aを用いることでさらにピークやディップを抑制できる。
図6は、本実施の形態による電子機器101の概念図である。電子機器101は、筐体102、信号処理部103、ラウドスピーカ51を含んでいる。電子機器101は、たとえば、コンポーネントステレオである。
信号処理部103は、筐体102内に収納されている。信号処理部103は、音声信号を処理している。なお、信号処理部103は、増幅部を含んでいる。さらに、信号処理部103は、音源部を含んでもかまわない。この場合、音源部は、たとえば、CDプレーヤ、あるいはMP3プレーヤ、ラジオ受信機などのうちの1つ、あるいは2つ以上を含んでもかまわない。
なお、電子機器101は、コンポーネントステレオに限らない。電子機器101は、たとえば、テレビなどの映像装置や、携帯電話やスマートホン、さらにパーソナルコンピュータやタブレット端末であってもかまわない。これらの場合、電子機器101は、さらに表示部(図示せず)を含む。そしてこの場合、信号処理部103は、音声信号の処理に加え、映像信号の処理も行なっている。
ラウドスピーカ51は、筐体102へ固定されている。たとえば、接着剤やネジなどによって、図5に示すフレーム52が筐体102へ固定される。この構成によって、ラウドスピーカ51は筐体102に固定される。筐体102は、信号処理部103を収納する部分と、ラウドスピーカ51を固定するラウドスピーカボックスとに分離されていてもかまわない。なお、筐体102は、一体であり、信号処理部103を収納し、かつラウドスピーカ51を固定する構造でもかまわない。
そして、信号処理部103の出力側が、ラウドスピーカ51へ電気的に接続されている。この場合、信号処理部103の出力側は、図5に示すボイスコイル54へと電気的に接続されている。したがって、信号処理部103はボイスコイル54へ音声信号を供給する。
そして特に電子機器101では、図1に示すようにコーティング層13が振動板11の前面に形成されていることが好ましい。この構成により、振動板11が筐体102から露出している場合でも、振動板11によって電子機器101の美観が損なわれることを抑制できる。
図7は、本実施の形態における移動体装置111の概念図である。移動体装置111は、本体部112、駆動部113、信号処理部114、ラウドスピーカ51を含んでいる。なお移動体装置111は、自動車に限られない。移動体装置111は、たとえば、列車、バイク、船舶、各種作業用の車両などでもかまわない。
駆動部113は、本体部112に搭載されている。駆動部113は、たとえば、エンジン、モータ、タイヤなどを含んでもかまわない。そして、本体部112は、駆動部113によって移動が可能となる。
信号処理部114は、本体部112内に収納されている。また、ラウドスピーカ51は、本体部112に固定されている。この場合、たとえば接着剤やネジなどによって、図5に示すフレーム52が本体部112へ固定される。そのため、ラウドスピーカ51は本体部112に固定される。なお、移動体装置111は、たとえば自動車である。そして、本体部112は、ドア112A、モータルーム(あるいはエンジンルーム)112B、サイドミラー部112Cを含んでも良い。そして、ラウドスピーカ51は、ドア112A、モータルーム112B、サイドミラー部112Cのいずれに収納してもかまわない。
そして、信号処理部114の出力側は、ラウドスピーカ51へ電気的に接続されている。この場合、信号処理部114の出力側は、図5に示すボイスコイルへと電気的に接続されている。なお、信号処理部114が、カーナビゲーションシステムあるいは、カーオーディオの一部を構成してもかまわない。また、ラウドスピーカ51が、カーナビゲーションシステムあるいは、カーオーディオの一部を構成してもかまわない。
そして特に移動体装置111において、図1に示すようにコーティング層13が振動板11の表側に形成されていることが好ましい。この構成により、振動板11が露出している場合でも、振動板11によって移動体装置111内部の美観が損なわれることを抑制できる。
ラウドスピーカ51が、ドア112A、モータルーム112B、あるいはサイドミラー部112Cなどに収納された場合、ラウドスピーカ51は雨水と接触する可能性が高い。そこで、図1に示すように、コーティング層13は、振動板11の前面側に形成しておくことが好ましい。この構成により、コーティング層13がラウドスピーカ51の内部への雨水の浸入を抑制する。
本発明にかかるラウドスピーカ用振動板は、弾性が高く、かつ内部損失も大きいという効果を有し、電子機器や移動体装置などに搭載するラウドスピーカ等に用いると有用である。
11 振動板
11A 振動板
12 基材層
13 コーティング層
13A 第1コーティング部
13B 第2コーティング部
22 天然繊維
23 セルロースナノファイバ
51 ラウドスピーカ
52 フレーム
53 磁気回路
53A 磁気ギャップ
54 ボイスコイル
101 電子機器
102 筐体
103 信号処理部
111 移動体装置
112 本体部
112A ドア
112B モータルーム
112C サイドミラー部
113 駆動部
114 信号処理部
また、ナノレベルまで微細化された竹繊維の原料である竹は、世界的に生息しており、また成長が非常に早い。したがって、竹繊維もまた、入手が容易である。さらに、竹繊維をナノレベルまで微細化する工程は、既存の竹繊維をミクロフィブリル化する工程のほとんどを転用できる。したがって、新たな設備の導入は抑制される。また、竹のセルロースナノファイバ23は、バクテリアセルロースと異なり、菌などの培養が不要である。したがって、ナノレベルまで微細化された竹繊維のセルロースナノファイバ23の生産性は、バクテリアセルロースに比べて非常に高い。その結果、ナノレベルまで微細化された竹繊維は、バクテリアセルロースに比べて、非常に安価である。
なお上述の説明では、コーティング層13は、脱水していない堆積物へセルロースナノファイバ23を塗布することによって形成しているが、これに限られない。たとえば、コーティング層13は、脱水した堆積物へセルロースナノファイバ23を分散した液を塗布してもかまわない。この場合、堆積物は、脱水されただけであるので、水分を含んでいる。したがって、この場合も、セルロースナノファイバのセルロースと天然繊維のセルロースとの水素結合を大きくできる。
図5は、本実施の形態におけるラウドスピーカ51の断面図である。ラウドスピーカ51は、フレーム52、磁気ギャップ53Aを含む磁気回路53、ボイスコイル54、および振動板11を含んでいる。磁気回路53は、フレーム52の中央部の背面側に結合されてフレーム52に固定されている。振動板11の外周部は、フレーム52の外周部に連結されている。なお、振動板11の外周部とフレーム52の外周部とは、エッジを介して連結してもかまわない。ボイスコイル54は、ボビンを含んでおり、振動板11の中央部に結合された第1端と、磁気ギャップ53Aへ挿入された第2端とを有している。
そして特に電子機器101では、図1Aに示すようにコーティング層13が振動板11の前面に形成されていることが好ましい。この構成により、振動板11が筐体102から露出している場合でも、振動板11によって電子機器101の美観が損なわれることを抑制できる。
駆動部113は、本体部112に搭載されている。駆動部113は、たとえば、エンジン、モータ、タイヤなどを含んでもかまわない。そして、本体部112は、駆動部113によって移動可能である
そして特に移動体装置111において、図1Aに示すようにコーティング層13が振動板11の表側に形成されていることが好ましい。この構成により、振動板11が露出している場合でも、振動板11によって移動体装置111内部の美観が損なわれることを抑制できる。

Claims (16)

  1. 天然繊維を含む基材層と、
    前記基材層の弾性率より大きい弾性率を有すると共に、前記基材層の内部損失より小さい内部損失を有するセルロースナノファイバによって構成され、前記基材層の少なくとも片面上に形成されたコーティング層と、を備えた、
    ラウドスピーカ用振動板。
  2. 前記コーティング層の厚みは、前記振動板の厚さに対して2%以上、かつ8%以下である、
    請求項1に記載のラウドスピーカ用振動板。
  3. 前記コーティング層の厚みは、前記振動板の厚さに対して3.5%以上であり、かつ6%以下である、
    請求項1に記載のラウドスピーカ用振動板。
  4. 前記セルロースナノファイバの内部損失は、前記天然繊維の内部損失の70%以上であり、かつ100%未満である、
    請求項1に記載のラウドスピーカ用振動板。
  5. 前記セルロースナノファイバはナタデココ粉である、
    請求項1に記載のラウドスピーカ用振動板。
  6. 前記セルロースナノファイバは竹繊維である、
    請求項1に記載のラウドスピーカ用振動板。
  7. 前記コーティング層は、前記振動板の内周部に形成された、
    請求項1に記載のラウドスピーカ用振動板。
  8. 前記コーティング層は、
    第1コーティング部と、
    前記第1コーティング部よりも厚い第2コーティング部と、を有する、
    請求項1に記載のラウドスピーカ用振動板。
  9. 前記第2コーティング部は、前記振動板の内周部に形成された、
    請求項8に記載のラウドスピーカ用振動板。
  10. 前記コーティング層の重量は、前記振動板の総重量に対して4重量%以上、かつ8重量%以下である、
    請求項1に記載のラウドスピーカ用振動板。
  11. フレームと、
    前記フレームに外周部が連結された請求項1に記載のラウドスピーカ用振動板と、前記振動板の中央部に結合されたボイスコイルと、
    前記ボイスコイルが挿入される磁気ギャップが形成され、前記フレームに固定された磁気回路と、を備えた、
    ラウドスピーカ。
  12. 前記コーティング層は、前記ボイスコイルが結合される前記振動板の中央部を含む内周部に形成された、
    請求項11に記載のラウドスピーカ。
  13. 前記コーティング層は、前記磁気回路が配置される側の反対面に形成された、
    請求項11に記載のラウドスピーカ。
  14. 前記コーティング層は、
    第1コーティング部と、
    前記第1コーティング部の厚さよりも厚い第2コーティング部と、を含み、
    前記ボイスコイルは前記第2コーティング部に結合された、
    請求項11に記載のラウドスピーカ。
  15. フレームと、
    前記フレームに外周部が連結された請求項1に記載のラウドスピーカ用振動板と、
    前記振動板の中央部に結合されたボイスコイルと、
    前記ボイスコイルが挿入される磁気ギャップが形成され、前記フレームに固定された磁気回路と、を有するラウドスピーカと、
    前記ボイスコイルに電気的に接続され、音声信号を供給する信号処理部と、
    を備えた、
    電子機器。
  16. 移動可能な本体部と、
    前記本体部に搭載され、前記本体部を移動させる駆動部と、
    前記本体部に搭載された信号処理部と、
    前記本体部に固定されたフレームと、
    前記フレームに外周部が連結された請求項1に記載のラウドスピーカ用振動板と、
    前記振動板の中央部に結合されたボイスコイルと、
    前記ボイスコイルが挿入される磁気ギャップが形成され、前記フレームに固定された磁気回路と、を有するラウドスピーカと、を備えた、
    移動体装置。
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