JP2008124962A - スピーカ用抄紙振動板およびこれを用いたスピーカならびにこのスピーカを用いた電子機器および装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カナダ標準濾水度における叩解度が50ml以上でかつ200ml以下のミクロフィブリル化繊維を含有する抄紙振動板において、振動板の密度dとミクロフィブリル化繊維の含有量X(wt%)の関係において、10d≦X≦40dが成り立つスピーカ用振動板とするものである。
【選択図】図1
Description
10d≦X≦40d
を満たすように設定してスピーカ用抄紙振動板を構成したものである。
10d≦X≦40d
を満たすように設定してスピーカ用抄紙振動板を構成したものである。
以下、実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1から請求項7に記載の発明について説明する。
10d≦X≦40d
が効果的である。
ビータで6時間叩解後、石臼で1週間処理し、カナダ標準濾水度における叩解度が195mlのミクロフィブリル化木材パルプを得た。
ビータで6時間叩解後、石臼で10時間処理し、カナダ標準濾水度における叩解度で53mlのミクロフィブリル化竹繊維を得た。
実施例2の重量比を5/95に変更し、密度が0.33g/cm3の16cm径の振動板を作製した。
実施例2の重量比を15/85に変更し、密度が0.33g/cm3の16cm径の振動板を得た。
実施例2のミクロフィブリル化竹繊維を用いて20/80で密度が0.6g/cm3の16cm径の振動板を得た。
実施例1の重量比を5/95にして、密度が0.6g/cm3の16cm径の振動板を得た。
実施例1の重量比を15/85にして、密度が0.3g/cm3の16cm径の振動板を得た。
実施例1と同混合比で密度が0.35g/cm3の16cm径の振動板を得た。
比較例1と同混合比で密度が0.2g/cm3の16cm径の振動板を得た。
実施例1〜5および比較例1〜4の9種類の振動板をスピーカに組み立て、10名の試聴者で音質評価を実施した。
(実施例2)3人
(実施例3)6人
(実施例4)9人
(実施例5)8人
(比較例1)0人
(比較例2)1人
(比較例3)1人
(比較例4)0人
(実施例からの発明の効果)
振動板の密度d(g/cm3)とミクロフィブリル化繊維混合重量X(%)の関係が10d≦X≦40dに入るものはミクロフィブリル化繊維は補強に効果的に作用し良好な音質であった。
以下、実施の形態2を用いて、本発明の特に請求項8に記載の発明について説明する。
以下、実施の形態3を用いて、本発明の特に請求項9に記載の発明について説明する。
22 上部プレート
23 ヨーク
24 磁気回路
25 磁気ギャップ
26 フレーム
27 振動板
28 ボイスコイル
29 エッジ
30 スピーカ
41 エンクロジャー
42 アンプ
43 プレーヤ
44 ミニコンポシステム
50 自動車
Claims (9)
- スピーカ用抄紙振動板であって、前記振動板は、その材料が竹繊維を含み、その材料のカナダ標準濾水度における叩解度が、50ml以上でかつ200ml以下の繊維を含むとともに、前記50ml以上でかつ200ml以下の繊維の密度dと振動板に含有される全繊維中の前記50ml以上でかつ200ml以下の繊維の量X(%)との関係が
10d≦X≦40d
を満たすスピーカ用抄紙振動板。 - カナダ標準濾水度における叩解度が、50ml以上でかつ200ml以下の繊維が竹繊維である請求項1記載のスピーカ用抄紙振動板。
- カナダ標準濾水度における叩解度が、50ml以上でかつ200ml以下の竹繊維以外の成分が、竹繊維である請求項2記載のスピーカ用抄紙振動板。
- 密度が0.25〜0.45g/cm3である請求項1記載のスピーカ用抄紙振動板。
- ポリ乳酸を含有する請求項1記載のスピーカ用抄紙振動板。
- 生ゴムを含有する請求項1記載のスピーカ用抄紙振動板。
- 磁気回路に結合されたフレームと、このフレームの外周部に結合された請求項1記載の抄紙振動板と、この抄紙振動板に結合されるとともにその一部が前記磁気回路の磁気ギャップに配置されたボイスコイルとからなるスピーカ。
- 磁気回路に結合されたフレームと、このフレームの外周部に結合された請求項1記載の抄紙振動板と、この抄紙振動板に結合されるとともにその一部が前記磁気回路の磁気ギャップに配置されたボイスコイルとからなるスピーカと、少なくともこのスピーカへの入力信号の増幅回路とを備えた電子機器。
- 磁気回路に結合されたフレームと、このフレームの外周部に結合された請求項1記載の抄紙振動板と、この抄紙振動板に結合されるとともにその一部が前記磁気回路の磁気ギャップに配置されたボイスコイルとからなるスピーカを移動手段に備えた装置。
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