JPWO2014203424A1 - 二次電池と電極の製造方法 - Google Patents

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Abstract

正極1と負極6とがセパレータ20を介して交互に積層された電池素子を含む二次電池において、正極と負極はそれぞれ、集電体3,8と集電体に塗布されている活物質2,7とを含む。集電体の各面には、活物質が塗布されている塗布部と、活物質が塗布されていない未塗布部とが設けられている。正極と負極のいずれか一方または両方において、集電体の表面における塗布部と未塗布部の境界部分4aが、集電体の裏面における塗布部と未塗布部の境界部分4bから平面的に離れて位置している。

Description

本発明は、正極電極と負極電極とがセパレータを介して重なり合っている二次電池と、電極の製造方法に関する。
二次電池は、携帯電話、デジタルカメラ、ラップトップコンピュータなどのポータブル機器の電源としてはもちろん、車両や家庭用の電源としてとしても広く普及してきており、なかでも、高エネルギー密度で軽量なリチウムイオン二次電池は、生活に欠かせないエネルギー蓄積デバイスになっている。
二次電池は大別して捲回型と積層型に分類できる。捲回型二次電池の電池素子は、長尺の正極シートと負極シートとがセパレータによって隔離されつつ重ね合わされた状態で複数回巻き回された構造を有する。積層型二次電池の電池素子は、正極シートと負極シートとがセパレータによって隔離されながら交互に繰り返し積層された構造を有する。正極シートおよび負極シートは、集電体に、活物質(結着剤や導電材などを含む合剤である場合も含む)が塗布された塗布部と、電極端子を接続するために活物質が塗布されていない未塗布部とを備えている。
捲回型二次電池と積層型二次電池のいずれにおいても、正極端子の一端が正極シートの未塗布部に電気的に接続されて他端が外装容器(外装ケース)の外部に引き出され、負極端子の一端が負極シートの未塗布部に電気的に接続されて他端が外装容器の外部に引き出されるように、電池素子が外装容器内に封入されている。外装容器内には電池素子とともに電解液も封入されている。二次電池は年々大容量化する傾向にあり、これに伴って、仮に短絡が発生した場合の発熱がより大きくなり危険が増すため、電池の安全対策がますます重要になっている。
安全対策の例として、正極と負極との間の短絡を防止するために、塗布部と未塗布部の境界部分に絶縁部材を形成する技術が知られている(特許文献1)。
特開2012−164470号公報
発明が解決すべき課題
特許文献1に開示された技術では、図11に示すように、正極1と負極6とがセパレータ20を介して交互に積層されており、正極1の集電体3上に、活物質2が塗布された塗布部と活物質2が塗布されていない未塗布部との境界部分4を覆う絶縁部材40が形成されている。積層型二次電池においては、平面的に見て同じ位置で絶縁部材40が繰り返し積層される。このため、絶縁部材40の配置される位置において電池素子の厚さが部分的に大きくなり、体積あたりのエネルギー密度が低下する。
また、二次電池は、電気的な特性や信頼性を安定させるために、電池素子をテープ等で固定して電池素子を均一な圧力で押さえることが好ましい。しかし、積層型二次電池に特許文献1のような絶縁部材を用いると、絶縁部材40が存在する部分と存在しない部分との厚みの差により電池素子を均等に押さえることが出来なくなり、電気特性のばらつきやサイクル特性の低下など、電池の品質の低下を招くおそれがある。
そこで本発明の目的は、前記した問題点を解決して、絶縁部材によって正極と負極との間の短絡を防止するとともに、電池素子の体積の増大や変形を抑制して、電気特性および信頼性の高い高品質の二次電池と、電極の製造方法を提供することにある。
本発明は、正極と負極とがセパレータを介して交互に積層された電池素子を含む二次電池において、正極と負極はそれぞれ、集電体と該集電体に塗布されている活物質とを含む。集電体の各面には、活物質が塗布されている塗布部と、活物質が塗布されていない未塗布部とが設けられている。正極と負極のいずれか一方または両方において、集電体の表面における塗布部と未塗布部の境界部分が、集電体の裏面における塗布部と未塗布部の境界部分から平面的に離れて位置している。
本発明によると、絶縁部材による電池素子の体積の増加や電池素子の歪みを抑制することが可能であるため、エネルギー密度に優れた高品質の二次電池を提供することができる。
本発明の積層型二次電池の基本構造を表す概略断面図である。 本発明の二次電池の一実施例の要部を示す拡大断面図である。 本発明の二次電池の製造方法の一工程を示す拡大平面図である。 本発明の二次電池の製造方法の図3に続く工程を示す拡大平面図である。 本発明の二次電池の製造方法の図4に続く工程を示す拡大平面図である。 図5aに示す工程で切断されて形成された正極を示す拡大平面図である。 本発明の積層型二次電池の変形例の要部を示す拡大断面図である。 本発明の積層型二次電池のもう1つの変形例の要部を示す拡大断面図である。 活物質の間欠塗布に用いられる装置の一例を模式的に示すブロック図である。 活物質の連続塗布に用いられる装置の一例を模式的に示す断面図である。 図9aのA−A線に沿う拡大断面図である。 本発明の二次電池の製造方法の途中で作製される電極ロールを示す斜視図である。 関連技術の積層型二次電池を示す拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明を採用した積層型のリチウムイオン二次電池の構成の一例を模式的に示している。本発明のリチウムイオン二次電池100は、正極(正極シート)1と負極(負極シート)6とが、セパレータ20を介して交互に複数層積層された電極積層体(電池素子)を備えている。この電極積層体は電解液と共に、可撓性フィルム30からなる外装容器に収納されている。電極積層体の正極1には正極端子11の一端が、負極6には負極端子16の一端がそれぞれ接続されており、正極端子11の他端側および負極端子16の他端側は、それぞれ可撓性フィルム30の外部に引き出されている。図1では、電極積層体を構成する各層の一部(厚さ方向の中間部に位置する層)を図示省略して、電解液を示している。
正極1は、正極集電体3とその正極集電体3に塗布された正極活物質2とを含み、正極集電体3の表面と裏面には、正極活物質2が塗布された塗布部と正極活物質2が塗布されていない未塗布部とが、長手方向に沿って並んで位置する。同様に、負極6は、負極集電体8とその負極集電体8に塗布された負極活物質7とを含み、負極集電体8の表面と裏面には塗布部と未塗布部とが、長手方向に沿って並んで位置する。
正極1と負極6のそれぞれの未塗布部は、電極端子(正極端子11または負極端子16)と接続するためのタブとして用いられる。正極1に接続される正極タブ同士は正極端子11上にまとめられ、正極端子11とともに超音波溶接等で互いに接続される。負極6に接続される負極タブ同士は負極端子16上にまとめられ、負極端子16とともに超音波溶接等で互いに接続される。そのうえで、正極端子11の他端部および負極端子16の他端部は外装容器の外部にそれぞれ引き出されている。
図2に示すように、正極1の塗布部と未塗布部の間の境界部分4を覆うように、負極端子16との短絡を防止するための絶縁部材40が形成されている。この絶縁部材40は境界部分4を覆うように、正極タブ(正極集電体3の正極活物質2が塗布されていない部分)と正極活物質2の双方にまたがって形成されることが好ましい。絶縁部材40の形成については後述する。
負極6の塗布部(負極活物質7)の外形寸法は正極1の塗布部(正極活物質2)の外形寸法よりも大きく、セパレータ20の外形寸法よりも小さいか等しい。
図1に示す電池において、正極活物質2としては、例えばLiCoO2、LiNiO2、LiNi(1-x)CoO2、LiNix(CoAl)(1-x)2、Li2MO3−LiMO2、LiNi1/3Co1/3Mn1/32などの層状酸化物系材料や、LiMn24、LiMn1.5Ni0.54、LiMn(2-x)x4などのスピネル系材料、LiMPO4などのオリビン系材料、Li2MPO4F、Li2MSiO4Fなどのフッ化オリビン系材料、V25などの酸化バナジウム系材料などが挙げられ、これらのうちの1種、または2種以上の混合物を使用することができる。
負極活物質としては、黒鉛、非晶質炭素、ダイヤモンド状炭素、フラーレン、カーボンナノチューブ、カーボンナノホーンなどの炭素材料や、リチウム金属材料、シリコンやスズなどの合金系材料、Nb25やTiO2などの酸化物系材料、あるいはこれらの複合物を用いることができる。
正極活物質2および負極活物質7には結着剤や導電助剤等を適宜加えることができ、導電助剤としては、カーボンブラック、炭素繊維、または黒鉛などのうちの1種、または2種以上の組み合せを用いることができる。また、結着剤としては、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン、カルボキシメチルセルロース、変性アクリロニトリルゴム粒子などを用いることができる。
正極集電体3としては、アルミニウム、ステンレス鋼、ニッケル、チタン、またはこれらの合金等を用いることができ、特にアルミニウムが好ましい。負極集電体8としては、銅、ステンレス鋼、ニッケル、チタン、またはこれらの合金を用いることができる。
また、電解液としては、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ビニレンカーボネート、ブチレンカーボネート等の環状カーボネート類や、エチルメチルカーボネート(EMC)、ジエチルカーボネート(DEC)、ジメチルカーボネート(DMC)、ジプロピルカーボネート(DPC)等の鎖状カーボネート類や、脂肪族カルボン酸エステル類や、γ−ブチロラクトン等のγ−ラクトン類や、鎖状エーテル類、環状エーテル類、などの有機溶媒のうちの1種、または2種以上の混合物を使用することができる。さらに、これらの有機溶媒にリチウム塩を溶解させることができる。
セパレータ20は主に樹脂製の多孔膜、織布、不織布等からなり、その樹脂成分として、例えばポリプロピレンやポリエチレン等のポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、スチレン樹脂、またはナイロン樹脂等を用いることができる。特にポリオレフィン系の微多孔膜は、イオン透過性と、正極と負極とを物理的に隔離する性能に優れているため好ましい。また、必要に応じて、セパレータ20には無機物粒子を含む層を形成してもよく、無機物粒子としては、絶縁性の酸化物、窒化物、硫化物、炭化物などを挙げることができ、なかでもTiO2やAl23を含むことが好ましい。
外装容器には可撓性フィルム30からなるケースや缶ケース等を用いることができ、電池の軽量化の観点からは可撓性フィルム30を用いることが好ましい。可撓性フィルム30には、基材となる金属層の表裏面に樹脂層が設けられたものを用いることができる。金属層には、電解液の漏出や外部からの水分の浸入を防止する等のバリア性を有するものを選択することができ、アルミニウム、ステンレス鋼などを用いることができる。金属層の少なくとも一方の面には、変性ポリオレフィンなどの熱融着性樹脂層が設けられる。可撓性フィルム30の熱融着性樹脂層同士を対向させ、電極積層体を収納する部分の周囲を熱融着することで外装容器が形成される。熱融着性の樹脂層が形成された面と反対側の面となる外装体表面にはナイロンフィルムやポリエステルフィルムなどの樹脂層を設けることができる。
正極端子11には、アルミニウムやアルミニウム合金で構成されたもの、負極端子16には銅や銅合金あるいはそれらにニッケルメッキを施したものなどを用いることができる。それぞれの端子11,16の他端部側は外装容器の外部に引き出される。それぞれの端子11,16の、外装容器の外周部分の熱溶着される部分に対応する箇所には、熱融着性の樹脂をあらかじめ設けることができる。
正極活物質2の塗布部と未塗布部の境界部分4を覆うように形成される絶縁部材40には、ポリイミド、ガラス繊維、ポリエステル、ポリプロピレン、あるいはこれらを含む材料を用いることができる。テープ状の樹脂部材に熱を加えて境界部分4に溶着させたり、ゲル状の樹脂を境界部分4に塗布してから乾燥させたりすることで絶縁部材40を形成することができる。
図2は、本発明におけるリチウムイオン二次電池100の一実施形態を説明するための概略断面図であり、電極積層体の一部分のみを拡大して模式的に記載している。
図2に示すように、本実施形態においては、少なくとも正極1の活物質2の塗布部の一部が、正極活物質2を片面(図2の下面)だけに塗布した片面塗布部となっている。換言すると、正極活物質2の塗布部と未塗布部の境界部分4a,4bが、正極集電体3の表裏で異なる平面位置になるように形成されて、電極積層体の中央部分(図2の左側)から外周部に向かって、両面塗布部、片面塗布部、両面未塗布部の順に並んでいる。
図3および図4は、図1および図2に示した積層型電池(ラミネート電池)の正極1および絶縁部材40の位置関係を分かりやすく説明するための、電極作製途中の状態を示す概略図である。
図3には、複数の正極(正極シート)1を製造するための大面積の正極集電体3の表面に正極活物質2が塗布された状態を示している。そして、図4に示すように、正極集電体3の表面に、塗布部と未塗布部との境界部分4aを覆うように絶縁部材40が形成される。同様にして、正極集電体3の裏面にも正極活物質2が塗布される。そして、図2に示すように、正極活物質2の裏面に、塗布部と未塗布部との境界部分4bを覆うように絶縁部材40が形成される。このように、絶縁部材40は、正極集電体3の両面において正極活物質2の塗布部の端部にそれぞれ形成される。すなわち、絶縁部材40は、正極活物質2の塗布部と未塗布部とにまたがってその境界部分4を覆うように形成されている。図2に示すように、正極集電体3の一方の面では、平面的に見て絶縁部材40は両面塗布部と片面塗布部の境界部分4aに位置している。具体的には、正極活物質2上に絶縁部材40の一端40aが位置し、境界部分4aおよび境界部分4a近傍の正極活物質2と正極集電体3とを覆って、正極集電体3の表面に絶縁部材40の他端が位置するように形成される。正極集電体3の他方の面では、平面的に見て絶縁部材(もう1つの絶縁部材)40は片面塗布部と両面未塗布部の境界部分4bを覆うように位置している。具体的には、正極活物質2上に絶縁部材の一端40bが位置し、境界部分4bおよび当該境界部分4b近傍の正極活物質2と正極集電体3とを覆って、正極集電体3の裏面に絶縁部材40の他端が位置するように形成される。そして、図2に示すように、正極集電体3の表面における塗布部と未塗布部との境界部分4aと、正極集電体3の裏面における塗布部と未塗布部との境界部分4bとは、平面的に見て異なる位置にある。すなわち、塗布部と未塗布部との境界部分4a,4bは、正極活物質2の表面と裏面とで位置がずれている。従って、正極集電体3を介して正極活物質2が対向する位置(両面塗布部)では、絶縁部材40が正極集電体3を介して対向しないように、絶縁部材40の端部40a,40bは平面的に互いに離れて位置している。これにより、1つの正極を含む積層部分において、おおよそ絶縁部材1つ分の厚さを低減することが可能となる。
絶縁部材40の厚さが小さいと、絶縁性を十分に確保できないおそれがあるので、厚さは10μm以上であることが好ましい。また、絶縁部材40の厚さが大きすぎると、本発明による電極積層体の厚さの増大を抑制する効果が十分に発揮されないため、絶縁部材40は正極活物質2の層厚よりも薄い方が良い。好ましくは、絶縁部材40の厚さは正極活物質2の層厚の90%以下、より好ましくは正極活物質2の層厚の60%以下である。
図2に示すように、片面塗布部の正極活物質2が緩やかに湾曲することで、絶縁部材40による厚さの増加を抑制してなだらかにするため、境界部分4bは、境界部分4aよりも片面塗布部側にずれて位置することが好ましく、より好ましくは絶縁部材40の厚さよりも5倍以上片面塗布部側にずらすことが好ましく、さらに好ましくは絶縁部材40の厚さよりも10倍以上ずらすことが好ましい。
その後、個々の積層型電池に使用する正極1を得るために、図5aに破線で示す切断線90に沿って正極集電体3を裁断して分割し、図5bに示す所望の大きさの正極1を得る。切断線90は仮想的な線であって実際には形成されない。
一方、図示しないが、正極1と同様に複数の負極(負極シート)6を製造するために、大面積の負極集電体8の両面に負極活物質7を塗布する。そして、個々の積層型電池に使用する負極6を得るために、負極集電体8を裁断して分割し、所望の大きさの負極6を得る。
このようにして形成された、図5bに示す正極1と負極6とを、セパレータ20を介して交互に積層し、正極端子11および負極端子16を接続することにより、図2に示す電極積層体が形成される。この電極積層体を電解液とともに、可撓性フィルム30からなる外装容器に収容し、封止することによって、図1に示す二次電池100が形成される。
この二次電池100によると、正極集電体3の片方の面(本実施形態では裏面(図2の下面))に形成された絶縁部材40は、両面塗布部には位置せず、片面塗布部および両面未塗布部にのみ位置する。従って、正極1において、2層の正極活物質2と2層の絶縁部材40の全てが重なり合うことはないので、各正極1の薄型化が可能であり、ひいては電極積層体全体の薄型化が図れる。このように電極積層体を部分的に厚くすることがないため、電極積層体を均等に押さえて保持することができ、電気特性のばらつきやサイクル特性の低下などの品質低下を抑えることができる。
なお、未塗布部との境界部分4における塗布部(正極活物質2)の端部は、図2に示すように僅かに傾斜していてもよいが、正極集電体3に対して実質的に垂直に切り立っていてもよい。負極6においても同様に、塗布部(負極活物質8)の端部は、僅かに傾斜していても、負極集電体7に対して実質的に垂直に切り立っていてもよい。
図2に示すように、本実施形態の負極6では、負極集電体7の表裏で塗布部と未塗布部の境界部分の平面的な位置はずらしておらず、絶縁部材40を設けていない。ただし、必要に応じて、正極1と同様に、負極集電体7の表裏で境界部分の平面的な位置をずらし、絶縁部材40を設けてもよいことは言うまでもない。前記したように、塗布部と未塗布部の境界部分4およびそれを覆う絶縁部材40の位置を集電体の表面と裏面で平面的に離れさせること、言い換えると、両面塗布部と片面塗布部と両面未塗布部とを、長手方向に並べて配置させる構成は、正極1のみに採用しても、負極6のみに採用しても、正極1と負極6の両方に採用してもよい。
本実施形態の変形例を図6,7に示している。図6に示す変形例では、正極活物質2の塗布部の端部が、なだらかに連続的に厚さが減少する傾斜部になっている。図7に示す変形例では、正極活物質2の塗布部の端部が、段階的に厚さが減少する段部になっている。これらの傾斜部や段部は、絶縁部材40が形成された個所の正極1の薄型化に寄与する。図6に示されている傾斜部および図7に示されている段部は、他の部分に比べて低密度である。
なお、本発明での各部材の厚さや距離などは、特に断りが無い限りは、任意の場所で測定した場合の3点以上の平均値を意味する。
(実施例1)
<正極>
図3〜図5bは、本発明におけるリチウムイオン二次電池の製造過程を示す図である。
正極活物質としてLiMn24とLiNi0.8Co0.1Al0.12との混合活物質を用い、導電剤としてカーボンブラック、バインダーとしてPVdFを用い、これらの合剤を有機溶媒中に分散したスラリーを準備した。このスラリーを、図3に示すように厚さ20μmのアルミニウムを主成分とする正極集電体3の一方の面に連続的に塗布して乾燥し、厚さ80μmの正極活物質2を形成した。正極集電体3の幅方向の両端には正極活物質2の未塗布部が設けられており、すなわち、正極活物質2の塗布部と未塗布部の境界4aが両端に設けられた状態になっている。次いで、正極集電体3の他方の面では、正極活物質2の塗布部と未塗布部の境界部分4bが、一方の面の境界部分4aから2mm内側にずれるように、厚さ80μmの正極活物質2を形成した。
集電体上への活物質の塗布方法について説明する。活物質を塗布する装置としては、ドクターブレードや、ダイコータや、グラビアコータや、転写方式や蒸着方式などの様々な塗布方法を実施する装置を用いることが可能である。本発明において活物質の塗布端部の位置を制御するためには、ダイコータを用いることが特に好ましい。ダイコータによる活物質の塗布方式としては、大別して、長尺の集電体の長手方向に沿って連続的に活物質を形成する連続塗布方式と、集電体の長手方向に沿って活物質の塗布部と未塗布部が交互に繰り返して形成される間欠塗布方式の2種類がある。
図8は、間欠塗布を行うダイコータの構成の一例を示す図である。図8に示すように、間欠塗布を行うダイコータのスラリー流路には、ダイヘッド12と、ダイヘッド12に連結された塗布弁13と、ポンプ14と、スラリー10を溜めるタンク15を有している。また、タンク15と塗布弁13との間にはリターン弁17を有している。この構成において、少なくとも塗布弁13にはモーター弁を使用するのが好ましい。モーター弁は、スラリーの塗布中でも弁の開閉状態を精度良く変化させることができる。従って、モーター弁からなる塗布弁13をリターン弁17の動作と組み合わせてスラリーの流路等を制御することで、活物質の塗布部と未塗布部の境界部分を所望の形状に形成することが可能である。
また、図9a,9bに模式的に示すダイコータを用いて、連続塗布を行って活物質を形成することもできる。このダイコータのダイヘッド18の吐出口18aの両端部には、吐出口18aの中央部に向かって厚さが減少するテーパー部または段差部18cを有するシム18bが設けられている。このシム18bにより、塗布部の端部に段部または傾斜部が生じるように活物質を形成することができる。
このようにして正極集電体3上に正極活物質2を塗布した後に、図4に示すように境界部分4a、4bを覆うように厚さ30μmのポリプロピレン製の絶縁テープ(絶縁部材)40を貼り付けた。このとき、正極活物質2の片面塗布部と正極活物質2が塗布されていない両面未塗布部との境界部分4bを覆うように設けられる絶縁テープ40は、一端部40bが、正極集電体3を介して反対側の面に位置する正極活物質2の端部(境界部分4a)から1mmずらした片面塗布部の範囲内に位置するように、境界部分4bと、正極集電体3の一部を覆うように貼り付けた。そして、図10に示す正極ロールを作製した。
<負極>
負極活物質7として表面を非晶質で被覆した黒鉛を用い、バインダーとしてPVdFを用い、これらの合剤を有機溶媒中に分散したスラリーを準備した。このスラリーを、負極集電体8である厚さ15μmの銅箔に連続的に塗布して乾燥し、正極と同様に負極活物質7の塗布部と未塗布部とを備える負極ロールを作製した。なお、負極活物質7の厚さは片側55μmで、本実施例では負極6側に絶縁部材40は設けなかった。
<積層型二次電池の作製>
得られた正極1と負極6とを、厚さ25μmのポリプロピレンからなるセパレータ20を介して交互に積層し、これに負極端子16と正極端子11とを取り付け、可撓性フィルム30からなる外装容器に収容することで、厚さ8mmの積層型の二次電池を得た。
(実施例2)
活物質であるLiMn24と、導電剤であるカーボンブラックと、バインダーであるPVdFとを含む合剤を用いて、正極集電体3の片側ごとに厚さ35μmの正極活物質2を形成した。また、負極集電体8の片側ごとに、難黒鉛化炭素からなる厚さ35μmの負極活物質7を形成した。活物質2,7や絶縁部材40の形成位置など、その他の条件は実施例1と同様にし、厚さ3mmの積層型電池を得た。
(実施例3)
正極集電体3の正極活物質2上の絶縁部材40の端部40bを、正極集電体3を介して反対側の面に位置する正極活物質2の端部4aから0.3mmずらして配置し、それ以外は実施例1と同様にして積層型電池を得た。得られた積層型電池の厚さは8.1mmであった。
(実施例4)
正極集電体3の他方の面の正極活物質2の塗布部と未塗布部の境界部分4bが、一方の面の境界部分4aから1mm内側にずれるように配置し、それ以外は実施例3と同様にして積層型電池を得た。得られた積層型電池の厚さは8.1mmであった。
(実施例5)
正極1および負極6の形成時に、正極集電体3および負極集電体8の上に、正極活物質2および負極活物質7を間欠塗布によって塗布した。それ以外は実施例1と同様にして積層型電池を得た。得られた積層型電池の厚さは8mmであった。
(比較例1)
正極活物質2の塗布部の端部4a,4bと絶縁部材40の端部40a,40bを、正極集電体3の表裏でずらさずに配置した。それ以外は実施例1と同様にして積層型電池を得た。この積層型電池の厚さは8.5mmであった。
(比較例2)
正極活物質2の塗布部の端部4a,4bと絶縁部材40の端部40a,40bを、正極集電体3の表裏でずらさずに配置した。それ以外は実施例2と同様にして積層型電池を得た。この積層型電池の厚さは3.4mmであった。
<評価>
このようにして得た積層型電池の放電容量やサイクル特性を、各水準ともに10pずつ評価したところ、実施例1〜5の積層型電池は非常に安定した放電容量とサイクル特性を得られることが確認され、比較例1〜2の電池は実施例1〜5の電池に比べて放電容量やサイクル特性が不安定であった。
また、正極1および負極6の製造時に活物質を連続塗布する場合には、図10に示すような電極ロールの歪みを抑制することが出来ることが確認された。すなわち、積層型電池を作製するための電極作製方法としては、前記したように、長尺の集電体に対して連続的に活物質を塗布する連続塗布と、間欠的に活物質を塗布する間欠塗布とがある。連続塗布する際に、本発明によると絶縁部材40が同じ位置に存在しなくなるので、電極を巻き取ったロール体に生じる歪みを抑制し、活物質や集電体が損傷する可能性が低くなる効果を得ることができる。
本発明はリチウムイオン二次電池の電極の製造および当該電極を用いたリチウムイオン二次電池の製造に有用であるが、リチウムイオン電池以外の二次電池に適用しても有効である。
本出願は、2013年6月21日に出願された日本特許出願2013−131006号を基礎とする優先権を主張し、日本特許出願2013−131006号の開示の全てをここに取り込む。
1 正極
2 正極活物質
3 正極集電体
4,4a,4b 境界部分
6 負極
7 負極活物質
8 負極集電体
11 正極端子
16 負極端子
20 セパレータ
40 絶縁部材

Claims (12)

  1. 正極と負極とがセパレータを介して交互に積層された電池素子を含み、
    前記正極と前記負極はそれぞれ、集電体と該集電体に塗布されている活物質とを含み、
    前記集電体の各面には、前記活物質が塗布されている塗布部と、前記活物質が塗布されていない未塗布部とが設けられており、
    前記正極と前記負極のいずれか一方または両方において、前記集電体の表面における前記塗布部と前記未塗布部の境界部分が、前記集電体の裏面における前記塗布部と前記未塗布部の境界部分から平面的に離れて位置している
    二次電池。
  2. 前記塗布部と前記未塗布部の境界部分を覆う絶縁部材を含む、請求項1に記載の二次電池。
  3. 平面的に見て、前記集電体の表面と裏面のいずれか一方に位置する前記絶縁部材の、前記塗布部側の端部と、前記集電体の表面と裏面の他方における前記塗布部と前記未塗布部の境界部分との間の間隔が、該絶縁部材の平均厚さの5倍以上である、請求項2に記載の二次電池。
  4. 前記絶縁部材の厚さは、該絶縁部材が部分的に覆っている前記活物質の層厚の60%以下である、請求項2または3に記載の二次電池。
  5. 前記集電体に塗布された前記活物質の層厚は25μm以上100μm以下であり、前記集電体の表面における前記塗布部と前記未塗布部の境界部分と、前記集電体の裏面における前記塗布部と前記未塗布部の境界部分とは、平面的に1.5mm以上離れて位置している、請求項1から4のいずれか1項に記載の二次電池。
  6. 正極と負極とがセパレータを介して交互に積層された電池素子を含み、
    前記正極と前記負極はそれぞれ、集電体と該集電体に塗布されている活物質とを含み、
    前記正極と前記負極のいずれか一方または両方において、前記集電体の両面に前記活物質が塗布されている両面塗布部と、前記集電体の表面と裏面のいずれか一方に前記活物質が塗布され他方に前記活物質が塗布されていない片面塗布部と、前記集電体の両面に前記活物質が塗布されていない両面未塗布部とが設けられており、
    前記両面塗布部と前記片面塗布部の境界部分に位置し、前記活物質と前記集電体の前記活物質が塗布されていない部分とにまたがって覆うように形成されている絶縁部材と、前記片面塗布部と前記両面未塗布部の境界部分に位置し、前記活物質と前記集電体の前記活物質が塗布されていない部分とにまたがって覆うように形成されているもう1つの絶縁部材とを含む、二次電池。
  7. 前記集電体に塗布された前記活物質の層厚は25μm以上100μm以下であり、前記電池素子の長手方向における前記片面塗布部の長さは1.5mm以上である、請求項6に記載の二次電池。
  8. 平面的に見て、前記集電体の前記他方の面の前記絶縁部材の、前記片面塗布部内に位置する端部と、前記集電体の前記一方の面における前記活物質が塗布されている部分と前記活物質が塗布されていない部分の境界部分との間の間隔が、該絶縁部材の平均厚さの5倍以上である、請求項6または7に記載の二次電池。
  9. 前記絶縁部材の厚さは、該絶縁部材が部分的に覆っている前記活物質の層厚の60%以下である、請求項6から8のいずれか1項に記載の二次電池。
  10. 前記電池素子を収容する外装容器と、前記電池素子とともに前記外装容器内に収容される電解液と、一端が前記正極の前記集電体の前記活物質が塗布されていない部分に接続されて他端が前記外装容器の外部に延出している正極端子と、一端が前記負極の前記集電体の前記活物質が塗布されていない部分に接続されて他端が前記外装容器の外部に延出している負極端子とを含む、請求項1から9のいずれか1項に記載の二次電池。
  11. セパレータを介して交互に積層される二次電池用の電極の製造方法であって、
    長尺の集電体に活物質を連続的に形成することにより、前記活物質が形成された塗布部と活物質が塗布されていない未塗布部とを長手方向に沿って互いに隣接して設け、
    前記集電体の表面と裏面のいずれか一方における前記塗布部と前記未塗布部の境界部分を、他方における前記塗布部と前記未塗布部の境界部分と対向しない位置に配置する、電極の製造方法。
  12. 前記集電体の両面に前記活物質が塗布されている両面塗布部と、前記集電体の表面と裏面のいずれか一方に前記活物質が塗布され他方に前記活物質が塗布されていない片面塗布部と、前記集電体の両面に前記活物質が塗布されていない両面未塗布部とを、前記電極の長手方向に沿って並べて配置する、請求項11に記載の電極の製造方法。
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