JPWO2014192569A1 - 通信装置、通信システム、および通信方法 - Google Patents

通信装置、通信システム、および通信方法 Download PDF

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Abstract

他の通信装置から送信された変調信号に基づいて振幅変化復調および位相変化復調を行い、それらのいずれか一方により復調された復調信号を選択する復調部と、他の通信装置が生成した磁界を変調する変調部とを備える。

Description

本開示は、近距離無線通信を行う通信装置、通信システム、および通信方法に関する。
近年、電車やバスなどの交通機関における乗車券や、電子マネーなどにICカードが利用されている。このようなICカードは、リーダライタとの間で近距離無線通信(いわゆる非接触通信)により情報のやりとりを行う。この通信は、例えば、国際規格ISO/IEC14443−2(タイプA、タイプB)や、国際規格ISO/IEC18092により規格化されている。これらの規格では、リーダライタ(イニシエータ)とICカード(ターゲット)は、ASK(Amplitude Shift Keying)変調により通信を行うように規定されている。
このような近距離無線通信に用いられる復調回路について、様々な技術が開示されている。例えば、特許文献1には、リーダライタに適用された場合には直交検波(位相変化復調モード)で復調し、ICカードに適用された場合には、アナログ包絡線検波もしくは直交検波(振幅変化復調モード)で復調する復調回路が開示されている。また、特許文献2には、ASK検波回路および位相検波回路を備え、ASK検波回路の出力信号および位相検波回路の出力信号のうちの平均振幅レベルが大きい方を利用する、リーダライタ用の復調回路が開示されている。
特開2011−87212号公報 特開2009−118070号公報
ところで、通信は一般に、誤りなく行われることが望ましく、近距離無線通信においても、通信品質が高いことが望まれている。
したがって、通信品質を高めることができる通信装置、通信システム、および通信方法を提供することが望ましい。
本開示の一実施形態における通信装置は、復調部と、変調部とを備えている。復調部は、他の通信装置から送信された変調信号に基づいて振幅変化復調および位相変化復調を行い、それらのいずれか一方により復調された復調信号を選択するものである。変調部は、他の通信装置が生成した磁界を変調するものである。
本開示の一実施形態における通信システムは、第1の通信装置と、第2の通信装置とを備えている。第1の通信装置は、第2の通信装置から送信された変調信号に基づいて振幅変化復調および位相変化復調を行い、それらのいずれか一方により復調された復調信号を選択する復調部と、第2の通信装置が生成した磁界を変調する変調部とを有するものである。
本開示の一実施形態における通信方法は、他の通信装置から送信された変調信号に基づいて振幅変化復調および位相変化復調を行い、それらのいずれか一方により復調された復調信号を選択することにより信号を受信し、他の通信装置が生成した磁界を変調することにより、信号を送信するものである。
本開示の一実施形態における通信装置、通信システム、および通信方法では、他の通信装置から送信された変調信号に基づいて振幅変化復調および位相変化復調が行われ、それらのいずれか一方により復調された復調信号が選択されることにより、信号の受信が行われる。他の通信装置が生成した磁界を変調することにより、信号の送信が行われる。
本開示の一実施形態における通信装置、通信システム、および通信方法によれば、他の通信装置から送信された変調信号に基づいて振幅変化復調および位相変化復調を行い、それらのいずれか一方により復調された復調信号を選択することにより信号を受信するとともに、他の通信装置が生成した磁界を変調することにより信号を送信するようにしたので、通信品質を高めることができる。
本開示の実施の形態に係る通信システムの一構成例を表すブロック図である。 図1に示した通信システムの適用例を表す説明図である。 図1に示した変調部に入力される信号の一例を表す波形図である。 図1に示した復調部の一構成例を表すブロック図である。 図1に示した通信システムにおける信号状態を表す説明図である。 図1に示した通信システムにおける他の信号状態を表す説明図である。 図1に示した通信システムにおける他の信号状態を表す説明図である。 変形例に係る変調部に入力される信号の一例を表す波形図である。 変形例に係る復調部の一構成例を表すブロック図である。 通信システムの他の適用例を表す説明図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[構成例]
図1は、実施の形態に係る通信システム1の一構成例を表すものである。通信システム1は、近距離無線通信(いわゆる非接触通信)により情報のやりとりを行う通信システムである。なお、本開示の実施の形態に係る通信装置および通信方法は、本実施の形態により具現化されるので、併せて説明する。通信システム1は、リーダライタ10と、ICカード20とを備えている。
リーダライタ10およびICカード20は、国際規格ISO/IEC18092により規格化された近距離無線通信により情報のやりとりを行うものである。この規格は、例えばFeliCa(登録商標)などに使用されているものである。リーダライタ10は、ICカード20に対して情報を書き込み、あるいはICカード20から情報を読み出すものである。リーダライタ10とICカード20との間の通信において、リーダライタ10はいわゆるイニシエータとして機能するものであり、ICカード20はいわゆるターゲットとして機能する。すなわち、リーダライタ10とICカード20との間の通信は、最初にリーダライタ10がICカード20に対して通信を行い、ICカード20がそれに対して応答することにより、リンクが形成されるようになっている。
図2は、リーダライタ10の適用例を表すものである。リーダライタ10は、この例では、携帯電話9に内蔵されている。このような携帯電話9などの携帯型情報端末は、一般にバッテリ駆動されるため、消費電力の低減が強く望まれる。リーダライタ10は、後述するように、通信を行う際の消費電力を低減することにより、このような携帯情報端末に搭載できるように構成されている。
(リーダライタ10)
リーダライタ10は、処理部13と、変調部11と、復調部12と、空芯コイル15と、コンデンサ16,17とを有している。
処理部13は、ICカード20に対して信号を送信する際には、信号Sig1を生成して変調部11に供給し、ICカード20から信号を受信する際には、復調部12から供給された信号に基づいて所定の処理を行うものである。
図3は、送信時における信号Sig1の波形例を表すものである。信号Sig1は、プリアンブルPAと、データパケットDPとから構成されている。プリアンブルPAは、データパケットDPの前に配置されるものであり、通信の同期をとるために設けられたものである。このプリアンブルPAは、交番する所定の信号パターンを有している。具体的には、プリアンブルPAは、国際規格ISO/IEC18092において、48ビット以上の交番パターンであることが定められている。データパケットDPは、送信すべきデータの本体に対応するものである。
変調部11は、ICカード20に信号を送信する際、信号Sig1に基づいてASK変調処理を行い、送信信号Smod1を生成するものである。変調部11は、制御回路51と、発振回路52と、N個のバッファ53(1)〜53(N)を有している。以下、N個のバッファ53(1)〜53(N)のうちの任意の1つを表すものとしてバッファ53を適宜用いる。
制御回路51は、信号Sig1に基づいて、N個のバッファ53(1)〜53(N)のうちの使用するバッファ53の数を決定し、バッファ53(1)〜53(N)の出力イネーブル端子OEに、そのバッファ53を使用するかどうかを示す制御信号を供給するものである。変調部11は、後述するように、使用するバッファ53の数を変化させることにより、駆動能力を動的に変化させ、ASK変調を行うようになっている。
発振回路52は、搬送波信号Scを生成するものである。この搬送波信号Scは、例えば正弦波や方形波であり、その周波数は、この例では13.56MHzである。
バッファ53(1)〜53(N)のそれぞれは、出力イネーブル端子OEに供給された制御信号に基づいて、入力端子に供給された搬送波信号Scを出力端子から出力し、負荷を駆動するものである。バッファ53(1)〜53(N)のそれぞれの入力端子は、互いに接続されるとともに発振回路52に接続され、搬送波信号Scが供給される。バッファ53(1)〜53(N)のそれぞれの出力端子は、互いに接続され、コンデンサ13の一端等に接続されている。また、バッファ53(1)〜53(N)のそれぞれの出力イネーブル端子OEは、制御回路51に接続され、制御信号がそれぞれ供給されている。
この構成により、変調部11は、信号Sig1に基づいて、搬送波信号Scの振幅を変調(ASK変調)することにより、送信信号Smod1を生成する。その際、変調部11は、送信信号Smod1の振幅を、使用するバッファ53の数により変化させる。具体的には、変調部11は、使用するバッファ53の数を多くすることにより、送信信号Smod1の振幅を大きくし、また、使用するバッファ53の数を少なくすることにより、送信信号Smod1の振幅を小さくする。すなわち、変調部11は、駆動能力を動的に変化させることにより、ASK変調を行っている。これにより、変調部11は、例えば、搬送波信号Scを入力とし、信号Sig1に基づいてゲインが変化する線形アンプを用いて変調部を構成した場合に比べ、消費電力を抑えることができる。その結果、リーダライタ10は、消費電力についての制約が強い携帯型情報端末に搭載することが可能となる。
復調部12は、ICカード20から受信した信号に基づいて復調処理を行うものである。
空芯コイル15は、リーダライタ10とICカード20との間で通信する際のアンテナとして機能するものである。空芯コイル15の一端は、コンデンサ16の一端に接続されるとともにコンデンサ17の他端に接続され、他端は接地されている。コンデンサ16の一端は、空芯コイル15の一端に接続されるとともにコンデンサ17の他端に接続され、他端は接地されている。コンデンサ17の一端は、バッファ53(1)〜53(N)の出力端子に接続されるとともに、復調部12の入力端子に接続され、他端は、コンデンサ16の一端および空芯コイル15の一端に接続される。すなわち、空芯コイル15およびコンデンサ16は、並列共振回路を構成し、コンデンサ17は、この並列共振回路と、変調部11および復調部12とをAC結合するものである。この並列共振回路の共振周波数は、搬送波信号Scの周波数(この例では13.56MHz)に設定されている。
(ICカード20)
ICカード20は、処理部27と、空芯コイル21と、コンデンサ22と、抵抗素子23と、スイッチ24と、復調部25とを有している。
処理部27は、リーダライタ10に対して信号を送信する際には、信号Sig2を生成してスイッチ24に供給し、リーダライタ10から信号を受信する際には、復調部25から供給された信号に基づいて所定の処理を行うものである。送信時において、信号Sig2は、信号Sig1(図3)と同様に、プリアンブルPAと、データパケットDPとから構成されるものである。
空芯コイル21は、リーダライタ10とICカード20との間で通信する際のアンテナとして機能するものである。空芯コイル21の一端は、コンデンサ22の一端に接続されるとともに抵抗素子23の一端および復調部25の入力端子に接続され、他端は接地されている。コンデンサ22の一端は、空芯コイル21の一端に接続されるとともに抵抗素子23の一端および復調部25の入力端子に接続され、他端は接地されている。すなわち、コンデンサ21および空芯コイル22は、並列共振回路を構成している。この並列共振回路の共振周波数は、搬送波信号Scの周波数(この例では13.56MHz)に設定されている。
抵抗素子23の一端は、空芯コイル21の一端、コンデンサ22の一端、および復調部25の入力端子に接続され、他端はスイッチ24の一端に接続されている。スイッチ24は、処理部27から供給される信号Sig2に基づいてオンオフするスイッチであり、一端が抵抗素子23の他端に接続され、他端は接地されている。
この構成により、ICカード20は、リーダライタ10に対して信号を送信する際、自ら能動的に磁界を発生させることなく信号を送信することができる。すなわち、ICカード20からリーダライタ10に対してデータを送信するときは、まず、リーダライタ10の空芯コイル15は、定常的な交番磁界を発生させる。そして、ICカード20のスイッチ24が、信号Ssig2に応じてオンオフする。これにより、リーダライタ10の空芯コイル15の両端に、ICカード20のスイッチ24のオンオフに応じた信号が生ずる。リーダライタ10の復調部12は、この信号に基づいて復調処理を行うようになっている。
一方、リーダライタ10から信号を受け取る際、リーダライタ10の空芯コイル15は、信号Sig1に基づく交番磁界を発生させる。これにより、ICカード20の空芯コイル21には、その交番磁界に応じた起電力が生じるようになっている。
復調部25は、空芯コイル21に発生した起電力に応じた受信信号Smod2に基づいて復調処理を行うものである。以下に、復調部25の構成を詳細に説明する。
図4は、復調部25の一構成例を表すものである。復調部25は、振幅変化復調部31と、位相変化復調部32と、A/D(Analog/Digital)変換部33,34と、プリアンブル検出部35と、選択部36と、デジタル復調部37とを有している。
振幅変化復調部31は、受信信号Smod2のうちの振幅成分の変化に基づいて復調処理を行うものである。位相変化復調部32は、受信信号Smod2のうちの位相成分の変化に基づいて復調処理を行うものである。
A/D変換部33は、振幅変化復調部31から供給された復調信号をA/D変換して信号SAを生成するものであり、A/D変換部34は、位相変化復調部32から供給された復調信号をA/D変換して信号SPを生成するものである。
プリアンブル検出部35は、信号SAに基づいてプリアンブルPAを検出するとともに、信号SBに基づいてプリアンブルPAを検出し、信号SA,SBのうちの先にプリアンブルPAを検出した信号を示す制御信号SELを生成するものである。選択部36は、制御信号SELに基づいて、信号SA,SBのうち先にプリアンブルPAが検出された信号を選択して出力するものである。
デジタル復調部37は、選択部36から供給された信号に基づいて、デジタル信号処理により復調処理を行うものである。
この構成により、通信システム1では、後述するように、リーダライタ10からICカード20へ信号を送信する際、受信信号Smod2がASK変調というよりむしろPSK変調に近いような信号になった場合でも、通信の誤り率を低減することができるようになっている。
ここで、ICカード20は、本開示における「通信装置」の一具体例に対応する。リーダライタ10は、本開示における「他の通信装置」の一具体例に対応する。プリアンブルPAは、本開示における「ヘッダ部分」の一具体例に対応し、データパケットDPは、本開示における「データ部分」の一具体例に対応する。信号SAは、本開示における「第1の復調信号」の一具体例に対応し、信号SPは、本開示における「第2の復調信号」の一具体例に対応する。
[動作および作用]
続いて、本実施の形態の通信システム1の動作および作用について説明する。
(全体動作概要)
まず、図1,4を参照して、通信システム1の全体動作概要を説明する。リーダライタ10からICカード20に信号を送信する際、リーダライタ10の変調部11は、信号Sig1に基づいて、駆動能力を動的に変化させることによりASK変調処理を行い、送信信号Smod1を生成する。そして、空芯コイル15は、この送信信号Smod1に応じた交番磁界を発生させる。ICカード20の空芯コイル26は、この交番磁界に応じた起電力を発生させる。復調部25は、空芯コイル26に発生した起電力に応じた受信信号Smod2に基づいて復調処理を行う。具体的には、振幅変化復調部31は、受信信号Smod2のうちの振幅成分の変化に基づいて復調処理を行い、A/D変換部33は、その出力信号をA/D変換して信号SAを生成する。位相変化復調部32は、受信信号Smod2のうちの位相成分の変化に基づいて復調処理を行い、A/D変換部34は、その出力信号をA/D変換して信号SPを生成する。プリアンブル検出部35は、信号SAに基づいてプリアンブルPAを検出するとともに、信号SBに基づいてプリアンブルPAを検出し、信号SA,SBのうちの先にプリアンブルPAを検出した信号を示す制御信号SELを生成する。選択部36は、制御信号SELに基づいて、信号SA,SBのうちの先にプリアンブルPAを検出した信号を選択して出力する。デジタル復調部37は、選択部36において選択された信号に基づいてデジタル信号処理により復調処理を行う。
ICカード20からリーダライタ10に信号を送信する際、まず、リーダライタ10の空芯コイル15は、定常的な交番磁界を発生させる。そしてICカード20のスイッチ24が、信号Sig2に基づいてオンオフする。これにより、リーダライタ10の空芯コイル15の両端に、ICカード20のスイッチ24のオンオフに応じた信号が生ずる。リーダライタ10の復調部12は、この信号に基づいて復調処理を行う。
(ICカード20における復調処理について)
リーダライタ10からICカード20に信号を送信する際、リーダライタ10の変調部11は、信号Sig1に基づいて、使用するバッファ53の数を変化させることにより、駆動能力を動的に変化させ、ASK変調処理を行う。これにより、ICカード20が信号を受信する際、その受信信号Smod2は、リーダライタ10とICカード20との間の距離dにより、一般的なASK変調波とは異なる信号になる場合がある。
図5A〜5Cは、コンステレーションプロットを表すものであり、図5Aは、距離dが大きい場合を示し、図5Bは、距離dが中程度の場合を示し、図5Cは距離dが短い場合を示す。図5A〜図5Cにおいて、横軸は同相成分Iを示し、縦軸は直交成分Qを示す。これらの図において、信号状態Aは、使用するバッファ53の数を多くした場合を示し、信号状態Bは、使用するバッファ53の数を少なくした場合を示す。
距離dが大きい場合には、図5Aに示したように、この例では、信号状態A,Bは、同相成分Iの軸上にあり、信号状態Aは、信号状態Bに比べ、振幅が大きい状態である。すなわち、信号状態A,B間の遷移では、位相はほとんど変化せず、振幅のみが変化する。
距離dが少し短くなると、図5Bに示したように、この例では、信号状態Bが、同相成分Iの軸からやや離れる。これは、以下の理由による。すなわち、第1に、リーダライタ10とICカード20との間の距離が近いため、リーダライタ10の空芯コイル15とICカード20の空芯コイル21との結合係数が高くなり、リーダライタ10の変調部11から見た負荷が重くなる。そして、第2に、特に信号状態Bでは、使用するバッファ53の数が少なく駆動能力が低い。これにより、信号状態Bでは、同相成分Iの軸からやや離れ、位相がずれる。この場合、信号状態A,B間の遷移では、振幅だけでなく位相も変化する。
距離dがさらに短くなると、図5Cに示したように、この例では、信号状態Bが、同相成分Iの軸からさらに離れる。これにより、信号状態A,B間の遷移では、振幅変化に比べて位相変化の方が支配的になる。
このように、例えば、リーダライタ10とICカード20との間の距離dが短いほど、リーダライタ10の変調部11から見た負荷が重くなるため、リーダライタ10の変調部11が、ASK変調を行うために駆動能力を動的に変化させると、位相が変化してしまう。これにより、受信信号Smod2は、ASK変調波というよりむしろPSK変調波に近いような信号になることがある。
よって、受信側であるICカードにおいて、例えば、振幅変化復調部31のみを用いて復調部を構成した場合には、距離dが大きい場合(例えば図5A)には、信号状態A,Bを識別することができるが、距離dが小さい場合(例えば図5C)には、信号状態A,Bを識別しにくくなり、通信の誤り率が低下してしまうおそれがある。
一方、ICカード20では、振幅変化復調部31と位相変化復調部32の両方を用いて復調部25を構成し、その通信状態により、振幅変化復調部31から出力される信号SAと位相変化復調部32から出力される信号SBのうちの適切な信号を選択するようにしたので、距離dが変化しても、通信の品質を高めることができる。
具体的には、例えば、距離dが大きい場合(図5A)には、振幅変化が支配的であるため、振幅変化復調部31から出力される信号SAにおいてプリアンブルPAを検出しやすいが、位相変化復調部32から出力される信号SPにおいてプリアンブルPAを検出しにくい。よって、プリアンブル検出部35は、信号SPよりも先に信号SAにおいてプリアンブルPAを検出し、選択部36は信号SAを選択する。そして、デジタル復調部37は、その信号SAに基づいて復調処理を行う。
また、例えば、距離dが小さい場合(図5C)には、位相変化が支配的であるため、位相変化復調部32から出力される信号SPにおいてプリアンブルPAを検出しやすいが、振幅変化復調部31から出力される信号SAにおいてプリアンブルPAを検出しにくい。よって、プリアンブル検出部35は、信号SAよりも先に信号SPにおいてプリアンブルPAを検出し、選択部36は信号SPを選択する。そして、デジタル復調部37は、その信号SPに基づいて復調処理を行う。
このように、リーダライタ10の変調部11は、駆動能力を動的に変化させてASK変調処理を行い、ICカード20の復調部25では、振幅変化復調部31から出力される信号SAと位相変化復調部32から出力される信号SBのうちの、先にプリアンブルPAが検出された信号に基づいて復調処理を行うようにしている。これにより、特にリーダライタ10からICカード20に信号を送信する場合において、リーダライタ10の消費電力を低減することができるとともに、距離dにかかわらず、通信の誤り率が低下するおそれを低減することができる。
[効果]
以上のように本実施の形態では、ICカードの復調部に振幅変化復調部と位相変化復調部とを設け、振幅変化復調部の出力信号と位相変化復調部の出力信号のうちの、先にプリアンブルが検出された信号に基づいて復調処理を行うようにしたので、リーダライタとICカードとの間の距離にかかわらず、通信の誤り率が低下するおそれを低減することができ、通信の品質を高めることができる。
また、本実施の形態では、リーダライタの変調部は、使用するバッファの数を変化させることにより、駆動能力を動的に変化させ、ASK変調処理を行うように構成したので、消費電力を低減することができ、消費電力の低減が強く望まれる携帯型情報端末などに搭載することができる。
[変形例1]
上記実施の形態では、リーダライタ10およびICカード20は、国際規格ISO/IEC18092により規格化された近距離無線通信に用いるものとしたが、これに限定されるものではなく、これに代えて、例えば、国際規格ISO/IEC14443−2(例えばタイプB)により規格化された近距離無線通信に用いてもよい。以下に、本変形例に係る通信システム1Aついて詳細に説明する。通信システム1Aは、図1に示したように、リーダライタ10Aと、ICカード20Aとを備えている。
リーダライタ10Aは、処理部13Aと、復調部12Aとを有している。処理部13Aは、上記国際規格による通信に関する処理を行うものであり、上記実施の形態に係る処理部13と同様の機能を有するものである。処理部13Aは、ICカード20Aに対して信号を送信する際には、信号Sig1Aを生成して変調部11に供給するようになっている。復調部12Aは、ICカード20Aから受信した信号に基づいて復調処理を行うものである。
図6はリーダライタ10Aにおける信号Sig1Aの波形例を表すものである。信号Sig1Aは、SOF(Start Of Frame)部分D1と、データ部分D2と、EOF(End Of Frame)部分D3とから構成されている。SOF部分D1は、送信すべきデータの本体であるデータ部分D2の前に配置され、EOF部分D3は、このデータ部分D2の後ろに配置されている。SOF部分D1は、所定の信号波形を有している。具体的には、SOF部分D1は、国際規格ISO/IEC14443−2において、10[etu]以上11[etu]以下の期間P1だけ低レベルを維持した後に、2[etu]以上3[etu]以下の期間P2だけ高レベルを維持した波形であることが定められている。ここで、etu(element time unit)は、図6に示したように、データ部分D2における信号幅である。
ICカード20Aは、処理部27Aと、復調部25Aとを有している。処理部27Aは、上記国際規格による通信に関する処理を行うものであり、上記実施の形態に係る処理部27と同様の機能を有するものである。処理部27Aは、リーダライタ10Aに対して信号を送信する際には、信号Sig2Aを生成してスイッチ24に供給するようになっている。この信号Sig2Aは、搬送波信号Scの1/16の周波数を有する副搬送波を、信号Sig1A(図6)と同様な信号によりBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調したものである。
図7は、復調部25Aの一構成例を表すものである。復調部25Aは、SOF検出部35Aを有している。SOF検出部35Aは、信号SAに基づいてSOF部分D1を検出するとともに、信号SBに基づいてSOF部分D1を検出し、信号SA,SBのうちの先にSOF部分D1を検出した信号を示す制御信号SELを生成する。そして、選択部36は、制御信号SELに基づいて、信号SA,SBのうち先にSOF部分D1が検出された信号を選択して出力する。
ここで、SOF部分D1は、本開示における「ヘッダ部分」の一具体例に対応し、データ部分D2は、本開示における「データ部分」の一具体例に対応する。
この場合でも、リーダライタ10AとICカード20Aとの間の距離にかかわらず、通信の誤り率が低下するおそれを低減することができ、通信の品質を高めることができる。
以上、実施の形態および変形例を挙げて本技術を説明したが、本技術はこれらの実施の形態等には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記の実施の形態等では、復調部25をICカード20に適用したが、これに限定されるものではなく、これに代えて、例えば、図8に示したように、携帯電話30に適用してもよいし、その他の携帯型情報端末などに適用してもよい。すなわち、イニシエータが通信をする相手であるターゲットは、ICカード20に限定されるものではない。
また、例えば、復調部25をICカード20側に適用したが、これに限定されるものではなく、これに代えて、例えば、リーダライタ10側にも適用し、復調部12を復調部25と同様の構成にしてもよい。
また、例えば、上記の実施の形態等では、デジタル信号に係るASK変調により通信を行うシステムに適用したが、これに限定されるものではなく、振幅変調により通信を行うシステムであればどのようなものであってもよい。具体的には、例えば、アナログ信号に係るAM変調により通信を行うシステムに適用することができる。
なお、本技術は以下のような構成とすることができる。
(1)他の通信装置から送信された変調信号に基づいて振幅変化復調および位相変化復調を行い、それらのいずれか一方により復調された復調信号を選択する復調部と、
前記他の通信装置が生成した磁界を変調する変調部と
を備えた通信装置。
(2)前記変調信号は、データ部分と、そのデータ部分に先立つヘッダ部分とを有し、
前記復調部は、前記振幅変化復調により復調された第1の復調信号、および前記位相変化復調により復調された第2の復調信号における前記ヘッダ部分に対応する部分に基づいて、前記第1の復調信号および前記第2の復調信号のうちの一方を選択する
前記(1)に記載の通信装置。
(3)前記復調部は、前記第1の復調信号および前記第2の復調信号のうちの、先に前記ヘッダ部分が検出された復調信号を選択して出力する
前記(2)に記載の通信装置。
(4)前記通信装置は、前記他の通信装置との間で近距離無線通信により通信を行う
前記(2)または(3)に記載の通信装置。
(5)前記近距離無線通信は、ISO/IEC18092において規格化されたものであり、
前記ヘッダ部分はプリアンブルである
前記(4)に記載の通信装置。
(6)前記近距離無線通信は、ISO/IEC14443−2において規格化されたものであり、
前記ヘッダ部分はスタートオブフレームである
前記(4)に記載の通信装置。
(7)前記変調信号は、ASK変調信号である
前記(1)から(6)のいずれかに記載の通信装置。
(8)前記変調部は、
コイルと、
抵抗素子と、
前記コイルの両端を、前記抵抗素子を介してオンオフするスイッチと
を有する
前記(1)から(7)のいずれかに記載の通信装置。
(9)前記通信装置はICカードである
前記(1)から(8)のいずれかに記載の通信装置。
(10)前記通信装置は携帯型情報端末である
前記(1)から(8)のいずれかに記載の通信装置。
(11)第1の通信装置と、
第2の通信装置と
を備え、
前記第1の通信装置は、
前記第2の通信装置から送信された変調信号に基づいて振幅変化復調および位相変化復調を行い、それらのいずれか一方により復調された復調信号を選択する復調部と、
前記第2の通信装置が生成した磁界を変調する変調部と
を有する
通信システム。
(12)他の通信装置から送信された変調信号に基づいて振幅変化復調および位相変化復調を行い、それらのいずれか一方により復調された復調信号を選択することにより信号を受信し、
前記他の通信装置が生成した磁界を変調することにより、信号を送信する
通信方法。
本出願は、日本国特許庁において2013年5月28日に出願された日本特許出願番号2013−112237号を基礎として優先権を主張するものであり、この出願のすべての内容を参照によって本出願に援用する。
当業者であれば、設計上の要件や他の要因に応じて、種々の修正、コンビネーション、サブコンビネーション、および変更を想到し得るが、それらは添付の請求の範囲やその均等物の範囲に含まれるものであることが理解される。

Claims (12)

  1. 他の通信装置から送信された変調信号に基づいて振幅変化復調および位相変化復調を行い、それらのいずれか一方により復調された復調信号を選択する復調部と、
    前記他の通信装置が生成した磁界を変調する変調部と
    を備えた通信装置。
  2. 前記変調信号は、データ部分と、そのデータ部分に先立つヘッダ部分とを有し、
    前記復調部は、前記振幅変化復調により復調された第1の復調信号、および前記位相変化復調により復調された第2の復調信号における前記ヘッダ部分に対応する部分に基づいて、前記第1の復調信号および前記第2の復調信号のうちの一方を選択する
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記復調部は、前記第1の復調信号および前記第2の復調信号のうちの、先に前記ヘッダ部分が検出された復調信号を選択して出力する
    請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記通信装置は、前記他の通信装置との間で近距離無線通信により通信を行う
    請求項2に記載の通信装置。
  5. 前記近距離無線通信は、ISO/IEC18092において規格化されたものであり、
    前記ヘッダ部分はプリアンブルである
    請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記近距離無線通信は、ISO/IEC14443−2において規格化されたものであり、
    前記ヘッダ部分はスタートオブフレームである
    請求項4に記載の通信装置。
  7. 前記変調信号は、ASK変調信号である
    請求項1に記載の通信装置。
  8. 前記変調部は、
    コイルと、
    抵抗素子と、
    前記コイルの両端を、前記抵抗素子を介してオンオフするスイッチと
    を有する
    請求項1に記載の通信装置。
  9. 前記通信装置はICカードである
    請求項1に記載の通信装置。
  10. 前記通信装置は携帯型情報端末である
    請求項1に記載の通信装置。
  11. 第1の通信装置と、
    第2の通信装置と
    を備え、
    前記第1の通信装置は、
    前記第2の通信装置から送信された変調信号に基づいて振幅変化復調および位相変化復調を行い、それらのいずれか一方により復調された復調信号を選択する復調部と、
    前記第2の通信装置が生成した磁界を変調する変調部と
    を有する
    通信システム。
  12. 他の通信装置から送信された変調信号に基づいて振幅変化復調および位相変化復調を行い、それらのいずれか一方により復調された復調信号を選択することにより信号を受信し、
    前記他の通信装置が生成した磁界を変調することにより、信号を送信する
    通信方法。
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