JPWO2014189074A1 - エレベータのピット足場装置 - Google Patents

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Abstract

この発明によるエレベータのピット足場装置は、昇降路ピット内のかごガイドレールよりも乗場側の昇降路の壁に設けられている壁側支え部材を含む複数のプレート支持部、及び昇降路ピット内で上記プレート支持部により支持されており、かつ最下階乗場の床面よりも下方でピット底面よりも上方に位置し保守員が乗る作業面を有しているピットプレートを備えている。

Description

この発明は、ピット底面よりも上方に配置された機器類を保守点検するためにピット内に設置されているエレベータのピット足場装置に関するものである。
従来のエレベータのピット入出装置では、ピットの深さに関わらず一定の大きさのピットタラップを用いるために、ピット内の壁に支持台が設けられている。保守員は、保守点検時に、乗場からピットタラップの下端部を支持台に支持させ、支持台を経由してピット底面に降りて保守点検を行う。エレベータの通常運転時には、ピットタラップが、乗場床と支持台との間の乗場側の壁に設けられた保持具に折り畳まれた状態で掛けられている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の他のエレベータのピット内保守装置では、ピットの深さに関わらず、ピット内に設置された緩衝器に、一定の大きさの作業台が設けられている。保守員は、保守点検時に、ピット底面に降りた後、ピットタラップを作業台に立て掛けて作業台に上がり、保守点検を行う。エレベータの通常運転時には、ピットタラップが、ピット底面の隅に倒されているか、または、別の場所に保管されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−82935号公報 特開2004−35146号公報
しかし、特許文献1に示された従来のエレベータのピット入出装置では、保守員が、ピットの底面から機器類の点検を行う必要がある。ピットに設置された機器類がピット底面よりも上に設置され、機器類に保守員の手が届かないとき、ピット内に降りるためのピットタラップとは別に作業用タラップを用いる必要がある。作業用タラップは、ピットの深さが深くなると、ピットの深さに合わせてサイズを大きくする必要がある。作業用タラップのサイズが大きくなると、収納場所も大きくなってしまう。
また、特許文献2に示された従来のエレベータのピット内保守装置では、ピットの深さが深くなると、保守員が作業台へ上がるときに用いる作業用タラップのサイズが大きくなる問題がある。また、保守員がピット底面に降りるときに用いるピットタラップのサイズも合わせて大きくなる問題がある。これにより、ピットタラップ及び作業用タラップの収納場所も大きくなってしまう。
これらにより、特許文献1及び2に示された従来のエレベータのピット入出装置及びエレベータのピット内保守装置では、利便性が悪くなってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ピットの深さに関わらず、同一のピットタラップ及び作業タラップを用いて保守点検を行うことができるエレベータのピット足場装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータのピット足場装置は、昇降路ピット内のかごガイドレールよりも乗場側の昇降路の壁に設けられている壁側支え部材を含む複数のプレート支持部、及び昇降路ピット内で上記プレート支持部により支持されており、かつ最下階乗場の床面よりも下方でピット底面よりも上方に位置し保守員が乗る作業面を有しているピットプレートを備えている。
この発明によるエレベータのピット足場装置によれば、昇降路ピット内のかごガイドレールよりも乗場側の昇降路の壁に設けられている壁側支え部材を含む複数のプレート支持部によりピットプレートが支持されているので、ピットの深さに関わらず、同一のピットタラップ及び作業タラップを用いて保守点検を行うことができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータの昇降路ピットを示す平面図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 図1のIII−III線に沿った断面図である。 図2の緩衝器にかごが突き下げたときの側面図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータの昇降路ピットを示す平面図である。また、図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。さらに、図3は、図1のIII−III線に沿った断面図である。
図1〜図3に示すように、昇降路1内には、一対のかごガイドレール2a,2b、及び一対の釣合おもりガイドレール3a,3bが設置されている。かご4は、かごガイドレール2a,2bに沿って昇降路1内を昇降される。また、釣合おもり5は、釣合おもりガイドレール3a,3bに沿って昇降路1内をかご4と反対方向に昇降される。この例では、乗場6から昇降路1内を見た奥行方向(図1の上下方向)について釣合おもり5が、かご4よりも乗場6から離れた位置に設けられている。
かごガイドレール2a,2bは、昇降路1の奥行方向(図1の上下方向)の中央付近に配置され、かつ、乗場6の出入口の幅方向(図1の左右方向)についてかご4の両側に配置されている。また、釣合おもりガイドレール3a,3bは、昇降路1の奥行方向について乗場6からかご4よりも離れた位置に配置され、かつ、乗場6の出入口の幅方向について釣合おもり5の両側に配置されている。
また、昇降路1内の最下階の高さ位置には、巻上機7及び制御盤8が設置されている。図2に示すように、巻上機7及び制御盤8の下端面の位置は、冠水対策のために最下階乗場6aの床面9よりも上方に位置している。この例では、巻上機7及び制御盤8は、かご4が最下階乗場6aに停止したとき、かご4の一方の側面に対向するように昇降路1の壁面に固定されている。また、巻上機7及び制御盤8は、薄型のものを用いている。
巻上機7は、巻上機本体10と駆動シーブ11とを有している。巻上機本体10は、駆動シーブ11を回転させるモータ(図示せず)と、駆動シーブ11の回転を制動するブレーキ(図示せず)とを有している。
駆動シーブ11には、かご4と釣合おもり5とを吊り下げる懸架体12が巻き掛けられている。懸架体12としては、複数のロープ、または複数のベルト等が用いられている。かご4と釣合おもり5とは、懸架体12により昇降路1内に吊り下げられており、巻上機7により昇降路1内を昇降される。
昇降路ピット21には、かご緩衝器23と、釣合おもり緩衝器24とが設けられている。また、ピット底面21aには、かごガイドレール2a,2bの下端部、及び釣合おもりガイドレール3a,3bの下端部が固定されている。
また、昇降路ピット21には、巻上機7及び制御盤8等の機器類を点検するためのピット足場装置22が設けられている。ピット足場装置22は、ピットプレート25と、保守員が最下階乗場6aからピットプレート25へ降りる際に用いるピットタラップ26と、保守員がピットプレート25で作業する際に用いる作業タラップ27とを有している。
ピットプレート25は、保守員が乗る作業面25aを含む作業板部25bと、作業板部25bの周囲を囲むプレート枠25cとを有している。ピットプレート25は、作業板部25bの作業面25aが昇降路ピット21内に水平になるように設けられている。プレート枠25cは、作業板部25bの作業面25aから上方に立ち上がっている。ピットプレート25は、ピット底面21aから最下階乗場6aの床面9までの間に設けられている。また、ピットプレート25は、昇降路ピット21の深さに関わらず、最下階乗場6aの床面9から設定された一定距離L下方に作業板部25bの作業面25aがくるように設けられている。
また、ピットプレート25は、乗場6からかごガイドレール2a,2bまでの範囲の昇降路1の壁面に設けられている複数(この例では、2つ)の壁側支え部材30と、かごガイドレール2a,2bのそれぞれに設けられた複数(この例では、2つ)のかごレール側支え部材31と、釣合おもりガイドレール3a,3bのそれぞれに設けられた複数(この例では、2つ)のおもりレール側支え部材32とにより支持されている。即ち、実施の形態1のピット支持部は、壁側支え部材30とかごレール側支え部材31とおもりレール側支え部材32とを有している。
壁側支え部材30は、昇降路ピット21の乗場側壁面21bに設けられている。また、壁側支え部材30は、乗場6の出入口の幅方向について互いに距離を置いて設けられている。この例では、壁側支え部材30が、ピットプレート25を乗場側壁面21bに接触させた状態で支持している。また、この例では、壁側支え部材30として、断面略L字型のアングル材が用いられている。
かごレール側支え部材31及びおもりレール側支え部材32は、昇降路1の高さ方向について最下階乗場6aの床面9から壁側支え部材30が設けられている同じ高さにそれぞれ設けられている。この例では、かごレール側支え部材31及びおもりレール側支え部材32として、壁側支え部材30同様、断面略L字型のアングル材が用いられている。
かごレール側支え部材31は、各かごガイドレール2a,2bのかご4が係合する側とは反対側に固定されている。これにより、昇降路1の上方から下方に鉛直に投影したとき、かごレール側支え部材31は、かごガイドレール2a,2bからかご4と反対側に突出している。
おもりレール側支え部材32も、かごレール側支え部材31と同様に、各釣合おもりガイドレール3a,3bの釣合おもり5が係合する側とは反対側に固定されている。これにより、昇降路1の上方から下方に鉛直に投影したとき、おもりレール側支え部材32も、釣合おもりガイドレール3a,3bから釣合おもり5と反対側に突出している。また、おもりレール側支え部材32は、かご4と対向する釣合おもり5の面よりもかご4に向かって延びている。さらに、昇降路1の奥行方向についておもりレール側支え部材32のかご4側端部は、かご4の真下にまで達している。また、おもりレール側支え部材32は、壁側支え部材30に対向する位置に設けられている。
作業板部25bの作業面25aの大きさは、かご4を昇降路1の上方から下方に鉛直に投影したとき、かご4の投影範囲の少なくとも一部を含み、巻上機7及び制御盤8等の機器類の点検範囲を確保した大きさに設定されている。
この例では、作業面25aの形状が、乗場6の出入口の幅方向のピットプレート25の幅寸法W2を一辺とし、昇降路1の奥行方向のピットプレート25の奥行寸法D2を他辺とした矩形の形状から、巻上機7を昇降路1の上方から下方に鉛直に投影した投影範囲を外した形状とされている。
また、この例では、乗場6の出入口の幅方向についてピットプレート25の幅寸法W2は、乗場6側のかご4の幅寸法W1よりも長い。また、昇降路1の奥行方向についてピットプレート25の奥行寸法D2は、かご4の奥行寸法D1よりも長い。さらに、かご4とピットプレート25とを昇降路1の上方から下方に鉛直に投影したとき、かご4の乗場6側の端部よりもピットプレート25の乗場6側の端部が乗場6側に近い位置に位置している。これにより、ピットプレート25の大きさは、かご4とピットプレート25とを昇降路1の上方から下方に鉛直に投影したとき、かご4の投影範囲の大半を含む大きさとなっている。
図1及び図3に示すように、作業板部25bの作業面25aには、かごガイドレール2a,2bのレールをピット底面21aまで通すための貫通孔40が複数(この例では、2つ)設けられている。この例では、貫通孔40の形状が、かごガイドレール2a,2bそれぞれのレールを通すことができる矩形の孔とされている。
ピットタラップ26としては、通常の梯子が用いられている。この例では、ピットタラップ26は、巻上機7及び制御盤8等が設けられている同じ昇降路1の壁面に固定されている。ピットタラップ26の下端部は、ピットプレート25に接している。また、ピットタラップ26の上部は、最下階乗場6aの床面9よりも上方に位置している。
作業タラップ27としては、保守員が巻上機7及び制御盤8等の機器に手が届かないとき等に使用される折りたたみ式の梯子(脚立)が用いられている。作業タラップ27は、梯子が直線上に開かないものを用いている。作業タラップ27は、固定されず、保守員が作業する場所に持ち運び可能である。
かご緩衝器23は、かご4の真下に配置されている。かご緩衝器23は、昇降路ピット21内にかご4が落下した際の衝撃を吸収する。かご緩衝器23のピット底面21aからの高さは、支柱部材28により調整されている。支柱部材28は、下部支柱部28aと上部支柱部28bとを有している。
下部支柱部28aは、かご4の真下で、ピット底面21aに固定されている。また、下部支柱部28aの上端部は、ピットプレート25と接している。下部支柱部28aの長さは、ピット底面21aからピットプレート25までの高さに合わせて設定されている。下部支柱部28aの上部には、ピットプレート25を介して上部支柱部28bが設けられている。下部支柱部28aと上部支柱部28bとが互いに対向する面には、それぞれの固定用プレートが設けられている。この例では、下部支柱部28aと上部支柱部28bとのそれぞれの固定用プレートが、ピットプレート25を上下方向から挟んだ状態で、ボルトとナットとで固定されている。
上部支柱部28bの上端部には、かご緩衝器23が設けられている。上部支柱部28bは、ピットプレート25からかご緩衝器23までの高さを調整している。上部支柱部28bとかご緩衝器23とは、互いに対向する面に固定用プレートが設けられている。この例では、上部支柱部28bとかご緩衝器23とは、固定用プレートを介してボルトとナットとで固定されている。
これにより、ピットプレート25は、下部支柱部28aにも支持されている。従って、ピットプレート25は、壁側支え部材30、かごレール側支え部材31、おもりレール側支え部材32、及び下部支柱部28aの計7ヵ所で支持されていることになる。
釣合おもり緩衝器24は、釣合おもり5の真下に配置されている。また、釣合おもり緩衝器24は、ピット底面21aに固定されている。
図4は、図2の緩衝器にかごが突き下げたときの側面図である。ピットプレート25が最下階乗場6aの床面9から設定された一定距離Lは、図4に示すように、昇降路ピット21内に配置されたかご緩衝器23にかご4が突き下げたとき、かご4の下部に搭載されているかご機器類(この例では、前垂れ)4aと作業板部25bの作業面25aとが干渉しない距離に設定してある。
次に、保守点検時の手順を説明する。先ず、保守員は、最下階乗場6aからピットタラップ26を使用してピットプレート25に降りる。次に、作業タラップ27を使用して、最下階乗場6aの床面9よりも上方に設置されている巻上機7及び制御盤8等の機器類を点検する。点検作業が終了した保守員が、昇降路ピット21から出るとき、作業タラップ27は、エレベータの通常運行の妨げにならないように、折り畳んでピットプレート25上に倒して置いてもよいし、保守員が昇降路ピット21から持ち出して、別の保管場所に収納するようにしてもよい。
このようなピット足場装置22では、ピットプレート25は、昇降路ピット21の深さに関わらず、最下階乗場6aの床面9から設定された一定距離L下方の乗場側壁面21bに設けられているので、ピットプレート25から巻上機7及び制御盤8等の機器類までの距離を一定に保つことができる。これにより、昇降路ピット21の深さが深くなったときでも、ピットタラップ26及び作業タラップ27は同一のものを用いることができる。
また、ピットプレート25が最下階乗場6aの床面9から設定された一定距離Lは、昇降路ピット21内に配置されたかご緩衝器23にかご4が突き下げたときに、かご4の下部に搭載されているかご機器類4aと作業板部25bの作業面25aとが干渉しない距離と設定されているので、昇降路ピット21の深さが最小のときにも、ピットタラップ26及び作業タラップ27は同一のものを用いることができる。
さらに、ピットタラップ26及び作業タラップ27は同一のものを用いることができるので、収納場所も一定の大きさにすることができる。これにより、収納場所の大きさが大きくなることを防ぐことができる。
また、ピットプレート25は、乗場6からかごガイドレール2a,2bまでの範囲の昇降路1の壁面に設けられている壁側支え部材30に支持されているので、乗場側壁面21b側に近い位置に作業面25aが存在している。これにより、保守員は、最下階乗場6aから容易にピットプレート25に降りることができる。
さらに、作業板部25bの作業面25aの大きさは、巻上機7及び制御盤8等の機器類の点検範囲を確保した大きさに設定されているので、保守員は、ピットプレート25上で全ての点検を行うことができる。
また、かごガイドレール2a,2bのそれぞれに設けられたかごレール側支え部材31にもピットプレート25を設けているので、乗場側壁面21bに設けられている壁側支え部材30のみで支えるときよりもピットプレート25を支える強度を上げることができる。
さらに、釣合おもりガイドレール3a,3bのそれぞれに設けられたおもりレール側支え部材32にもピットプレート25を設けているので、作業板部25bの作業面25aの面積を大きく取ったピットプレート25を用いるとき、ピットプレート25を支える強度を上げることができる。さらに、おもりレール側支え部材32は、壁側支え部材30に対向する位置に設けられているので、昇降路1の奥行方向についてピットプレート25の両端部を支えることができる。これにより、ピットプレート25を支える安定性の向上を図ることができる。
また、ピット底面21aに固定された下部支柱部28aと、ピットプレート25に置かれた上部支柱部28bとが、ピットプレート25を介して固定されているので、作業板部25bの作業面25aの面積を大きく取ったピットプレート25を用いるとき、ピットプレート25の中央部を支えることができる。これにより、ピットプレート25を支える強度を得るとともに、さらにピットプレート25の安定性の向上を図ることができる。
ピットプレート25に、かごガイドレール2a,2bを固定すると、ピットプレート25に、かごガイドレール2a,2b及びかご4等の重量がかかるので、ピットプレート25は、強度が必要になるうえに、製造コストの増加に繋がるおそれがある。しかし、ピットプレート25には、かごガイドレール2a,2bのレールをピット底面21aまで通すための貫通孔40が設けられているので、かごガイドレール2a,2bは、貫通孔40を通過し、ピット底面21aに固定することができる。このため、ピットプレート25は、保守作業時における強度を有していればよいので、製造コストの増加を抑制することができる。
なお、上記の例では、ピットプレート25を支持するために、壁側支え部材30、かごレール側支え部材31、おもりレール側支え部材32、及び下部支柱部28aの計7ヵ所を設けているが、必ずしも全てを設けなくてもよく、一部を省略してもよい。即ち、プレート支持部の位置及び数は、ピットプレート25の強度及び安定性を考慮し、設計に合わせて選択が可能である。
また、上記の例では、壁側支え部材30、かごレール側支え部材31、及びおもりレール側支え部材32を断面略L字型のアングル材としているが、これに限るものではない。例えば、断面略矩形のブロックを用いてもよい。
さらに、上記の例では、ピットタラップ26が、昇降路1の壁面に固定されているが、ピットタラップ26を固定せずに、昇降路1の壁面に立て掛けていてもよい。
また、上記の例では、壁側支え部材30を2つ設けているが、壁側支え部材30は、1つ、または3つ以上設けてもよい。
さらに、上記の例では、壁側支え部材30が、乗場側壁面21bに設けられているが、かご4の左右の側面に対向する昇降路1の壁のかごガイドレール2a,2bよりも乗場6側に設けられていてもよい。
また、ピットプレート25には、昇降路ピット21のピットプレート25よりも下方の部分に降りるための降り口を設けていてもよい。

Claims (7)

  1. 昇降路ピット内のかごガイドレールよりも乗場側の昇降路の壁に設けられている壁側支え部材を含む複数のプレート支持部、及び
    上記昇降路ピット内で上記プレート支持部により支持されており、かつ最下階乗場の床面よりも下方でピット底面よりも上方に位置し保守員が乗る作業面を有しているピットプレート
    を備えているエレベータのピット足場装置。
  2. 上記プレート支持部は、上記かごガイドレールに設けられたかごレール側支え部材を有している請求項1に記載のエレベータのピット足場装置。
  3. 上記プレート支持部は、釣合おもりガイドレールに設けられたおもりレール側支え部材を有している請求項1または請求項2に記載のエレベータのピット足場装置。
  4. かご緩衝器が上部に設けられている支柱部材は、上記ピット底面に設けられている下部支柱部と、上記下部支柱部の上部に設けられている上部支柱部とを有し、
    上記ピットプレートは、上記下部支柱部と上記上部支柱部とに挟まれている請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のエレベータのピット足場装置。
  5. 上記ピットプレートには、上記かごガイドレールを通す貫通孔が設けられており、
    上記貫通孔に通された上記かごガイドレールは、上記ピット底面に固定されている請求項2に記載のエレベータのピット足場装置。
  6. 上記作業面は、上記昇降路ピット内に設けられている上記かご緩衝器をかごが突き下げても上記かごの下部に搭載されているかご機器類が上記作業面に干渉しない距離だけ、上記最下階乗場の床面よりも下方に位置している請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のエレベータのピット足場装置。
  7. 上記作業面の大きさは、上記かごと上記ピットプレートとを上記昇降路の上方から下方に鉛直に投影したとき、上記かごの投影範囲の少なくとも一部を含み、上記昇降路内に設けられた機器類の点検範囲を確保した大きさに設定されている請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のエレベータのピット足場装置。
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